JP2011038979A - イオンセンサ、イオン分析装置、及びイオン分析方法 - Google Patents

イオンセンサ、イオン分析装置、及びイオン分析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】イオナイザと除電対象との間の空間におけるイオン分布を測定するために用いられるイオンセンサユニット、イオン分析装置、及びイオン分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
センサ3の第1の周波数の時間変化を測定し、センサ3にバイアス電圧を印加することにより、センサ3を包囲するように配置された対向電極4に備えられた開口9を通過するイオンをセンサ3に吸着させるとともに、センサ3の第2の周波数の時間変化を測定し、第1の発振周波数の時間変化と第2の発振周波数の時間変化との差から、センサ3へのイオンの吸着を検出する。これにより、イオナイザから除電対象に至る空間でのイオン分布を簡便に測定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、イオンセンサ、イオン分析装置、及びイオン分析方法に関する。
近年の半導体装置を始めとする精密電子デバイスを製造する際に、精密電子デバイスや製造装置に発生する静電気がデバイス性能や製造歩留りに影響を与えることがある。このため、精密電子デバイスの製造現場では、静電気を取り除くためにイオナイザが広く用いられている。
イオナイザは針状の電極を備えており、電極に例えば数kVの高電圧が印加されると、電極の先端ではコロナ放電が起こり、電極の先端で空気イオンが発生する。発生した空気イオンは、例えば送風ファンによって帯電した除電対象に吹き付けられ、除電対象の電荷が中和される。このようにして、除電対象の静電気を取り除くことができる。
特開昭60−221776号公報 特開平5−36490号公報 特開2007−147495号公報 特開2009−98084号公報 特開2009−150747号公報
しかし、イオナイザからのイオンが除電対象に十分に到達できない場合は、静電気を効果的に取り除くことが困難となる。
本発明は、イオナイザと除電対象との間の空間におけるイオン分布を測定するために用いられるイオンセンサユニット、イオン分析装置、及びイオン分析方法を提供することを目的とする。
発明の一観点によれば、センサと、センサを包囲するように配置され、開口を備えた対向電極とを有するイオンセンサユニットが提供される。
発明の別の一観点によれば、センサと、センサを包囲するように配置され、開口を備えた対向電極と、センサに接続されたバイアス発生回路とを有し、センサは、水晶と、水晶の表面に備えられた一対の電極とを備え、一対の電極のいずれか一方がバイアス発生回路に接続しているイオン分析装置が提供される。
発明の別の一観点によれば、センサの第1の周波数の時間変化を測定する工程と、センサにバイアス電圧を印加することにより、センサを包囲するように配置された対向電極に備えられた開口を通過するイオンをセンサに吸着させるとともに、センサの第2の周波数の時間変化を測定する工程と、第1の発振周波数の時間変化と第2の発振周波数の時間変化との差から、センサへのイオンの吸着を検出する工程とを有するイオン分析方法が提供される。
上述の観点によれば、イオナイザから除電対象に至る空間でのイオン分布を簡便に測定することができる。
図1は、実施例1におけるイオン分析装置の構成図である。 図2は、実施例1における対向電極の例を示す平面図である。 図3は、実施例1におけるイオン分析装置を用いた分析方法の一例の説明図である。 図4は、実施例1におけるイオン分析装置を用いた分析方法の変形例の説明図である。 図5は、実施例2におけるイオン分析装置の構成図である。 図6は、実施例2におけるイオン分析装置を用いた分析方法の一例を示す説明図である。 図7は、実施例2におけるイオン分析装置の変形例を示す構成図である。 図8は、実施例2におけるイオン分析装置の別の変形例を示す構成図である。 図9は、実施例2におけるイオン分析装置の別の変形例を示す構成図(その2)である。 図10は、実施例3におけるイオン分析装置の構成図である。 図11は、実施例3におけるイオン分析装置の、センサユニットの配置例を示す構成図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
実施例1について、図1乃至図4を参照して説明する。
図1は、実施例1におけるイオン分析装置の構成図である。図1に示すように、イオン分析装置は、センサユニット1と、制御ユニット2とを有している。
以下、イオン分析装置の各部について、より詳細に説明する。
センサユニット1は、センサ3と、対向電極4と、発振回路5とを有している。
センサ3は、例えば水晶6の表面に一対の電極7,8を設けた水晶振動子を備えており、電極7,8には、電極7,8に電圧を印加するための発振回路5が接続されている。
上述のセンサ3は、水晶マイクロバランスセンサ、またはQCM(Quartz Crystal Microbalance)センサと呼ばれている。QCMセンサは、水晶振動子の発振周波数が水晶振動子の重量によって変化する現象を利用するものであり、水晶振動子の表面に雰囲気中の物質が吸着した場合に、水晶振動子の発振周波数の変化によって物質の存在を検出するものである。
例えば、発振周波数の変化ΔF〔Hz〕は、F0 〔MHz〕を吸着がない時の基本周波数、N〔Hz・cm〕を使用する水晶の周波数定数、A〔cm2 〕を電極の面積、ρ〔g・cm-3〕を使用する水晶の密度、Δm〔g〕を吸着した物質の質量とすると、
ΔF=−F0 2 ・Δm/(N・ρ・A)
で表すことができる。すなわち、吸着した物質の質量Δmによって発振周波数がΔFだけ変化するため、このΔFを測定することによって、物質の吸着量を測定することができる。
0 が25MHzの水晶振動子を用いる場合、ΔFの1Hzは、約1ng・cm-2の吸着量に相当する。QCMセンサを用いることにより、1cm2あたりサブナノグラムの吸着を検出することができる。
対向電極4は、センサ3を包囲するように配置されており、複数の開口9を有している。対向電極4の材料としては、導電性および酸化耐性を有する材料が好ましく、例えばステンレスやNiなどの金属を用いることができる。センサ3と対向電極4との間隙の間隔は、例えば3〜10mm程度である。
センサ3を包囲するように対向電極4を配置すると、センサ3と対向電極4との間に発生する電界を対向電極4で遮蔽することができる。このため、電界が対向電極4の外側に漏れ出してイオンの分布が変化するのを防ぐことができる。
また、開口9を有する対向電極4を用いると、後述するように、対向電極4の外側のイオンが、開口9を通過してセンサ3に吸着できるようになる。イオンの通過性を上げるためにはメッシュの開口率はより高い方が好ましいが、開口率が大きくなるにつれて遮蔽効果が弱まるため、電界が漏洩しやすくなる。このため、対向電極4としてはメッシュ状の形状が好ましく、例えば、開口率は90%程度、メッシュの目の粗さは60mesh程度が好ましい。
図2は、対向電極4の例を示す平面図である。対向電極4としては、例えば、図2(a)に示すように、複数の開口9が設けられた材料を用いることができる。また、図2(b)に示すように、布状に織られた網状(またはリボン状)の材料を、開口9を有する対向電極4として用いることもできる。対向電極4の厚さは、例えば厚さ400μm程度である。
このように、メッシュ状の対向電極4を用いることにより、所望の開口率の対向電極4を容易に製造することができ、対向電極4の薄型化を図ることもできる。
図1に戻り、発振回路5は、センサ3の一対の電極7,8に接続されており、発振回路5から電極7,8に電圧を印加することができる。電圧の大きさの絶対値は、例えば5V程度である。
制御ユニット2は、正バイアス発生回路10と、負バイアス発生回路11と、切替回路12と、周波数計測回路13と、記憶制御部14とを有している。
正バイアス発生回路10および負バイアス発生回路11は、共通の切替回路12を介してセンサ3の電極7に接続されており、電極7に正または負のバイアスを印加することができる。このとき印加する正バイアスまたは負バイアスの絶対値は、例えば100V程度である。発振回路5は周波数計測回路13に接続されており、周波数計測回路13で発振回路5における周波数の変化(減少)ΔFを測定する。
さらに、周波数計測回路13は記憶制御部14に接続されており、周波数計測回路13で測定した周波数の変化ΔFの値を記憶制御部14に記憶することができる。
記憶制御部14では、切替回路12を駆動させることにより、センサ3の電極7と、正バイアス発生回路10または負バイアス発生回路11との接続を切り替えるための制御も行っている。記憶制御部14としては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)を用いることができる。
図3は、実施例1におけるイオン分析装置を用いた分析方法を示す説明図である。
まず、記憶制御部14から切替回路12に制御信号A1を送信する。切替回路12で制御信号A1を受信した後、経過時間がAからBの間、例えば10分間、センサ3に電圧を印加しない状態で発振周波数の変化(減少)ΔFを測定する。
大気中に存在する物質は拡散によって移動するため、センサ3に電圧を印加しなくてもセンサ3に到達して吸着する。この吸着により、センサ3の質量がΔm増加し、発振周波数はΔFだけ減少する。したがって、図3における勾配は、単位時間当たりの吸着量を反映した値となる。
続いて、記憶制御部14から切替回路12に制御信号A2を送信する。切替回路12で制御信号A2を受信した後、経過時間がBからCの間、例えば10分間、センサ3に正バイアスを印加した状態で周波数の変化(減少)ΔF’を測定する。センサ3に正バイアスが印加されると、センサ3は正に帯電するため、負イオンがセンサ3に吸着する。
対向電極4は開口9を有しているため、対向電極4の外側の負イオンは、開口9を通過して対向電極4の内側にあるセンサ3に到達することができる。ここで、イオンの対向電極4への吸着を防止する観点から、対向電極4は接地されていることが好ましい。
正バイアスの印加によってセンサ3に吸着した物質には、電荷を持つ物質と電荷を持たない物質とが含まれている。そこで、正バイアスを印加した時のΔF’から、電圧を印加しない時のΔFを差し引くことによって、電荷を持たない物質の影響を排除することができる。すなわち、電圧を印加しない時のΔFと正バイアスを印加した時のΔF’との差分の勾配は、負イオンの濃度を反映した値となる。
続いて、記憶制御部14から切替回路12に制御信号A3を送信する。切替回路12で制御信号A3を受信した後、経過時間がCからDの間、例えば10分間、センサ3に負バイアスを印加した状態で周波数の変化(減少)ΔFを測定する。センサ3に負バイアスが印加されると、センサ3は負に帯電するため、正イオンがセンサ3に吸着する。
この時、対向電極4の外側の正イオンも、開口9を通過して対向電極4の内側にあるセンサ3に到達することができる。
負バイアスの印加によってセンサ3に吸着した物質には、電荷を持つ物質と電荷を持たない物質とが含まれている。そこで、負バイアスを印加した時のΔF”から、電圧を印加しない時のΔFを差し引くことによって、電荷を持たない物質の影響を排除することができる。すなわち、電圧を印加しない時のΔFと負バイアスを印加した時のΔF”との差分の勾配は、正イオンの濃度を反映した値となる。
また、上述の方法により測定した、正バイアスを印加した時のΔF’と、負バイアスを印加した時のΔF”とを比較することによって、測定した空間におけるイオンの正負バランスを把握することができ、イオナイザによる除電対象の除電効果を把握することができる。なお、上述の手順を繰り返し行うことにより、イオン濃度の時間変化を常時測定(モニタリング)することもできる。
図4は、実施例1におけるイオン分析装置を用いた分析方法の変形例の説明図である。
まず、実施例1の図3に示すように、記憶制御部14から切替回路12に制御信号A1を送信し、経過時間がAからBの間、例えば10分間、センサ3に電圧を印加しない状態で発振周波数の変化(減少)ΔFを測定する。
続いて、記憶制御部14から切替回路12に制御信号A3を送信する。切替回路12で制御信号A3を受信した後、経過時間がBからCの間、例えば10分間、センサ3に負バイアスを印加して周波数の変化(減少)ΔF”を測定する。センサ3に負バイアスが印加されると、センサ3は負に帯電するため、正イオンがセンサ3に吸着する。負バイアスを印加した時のΔF”から、電圧を印加しない時のΔFを差し引いた差分の勾配は、測定対象である正イオンの濃度を反映した値となる。
続いて、記憶制御部14から切替回路12に制御信号A2を送信する。切替回路12で制御信号A2を受信した後、経過時間がCからDの間、例えば10分間、センサ3に正バイアスを印加して周波数の変化(減少)ΔF’を測定する。センサ3に正バイアスが印加されると、センサ3は正に帯電するため、負イオンがセンサ3に吸着する。正バイアスを印加した時のΔF’から、電圧を印加しない時のΔFを差し引いた差分の勾配は、測定対象である負イオンの濃度を反映した値となる。
また、上述の分析方法によっても、正バイアスを印加した時のΔF’と、負バイアスを印加した時のΔF”とを比較することによって、測定した空間におけるイオンの正負バランスを把握することができ、イオナイザによる除電対象の除電効果を把握することができる。
実施例2について、図5乃至図9を参照して説明する。
図5は、実施例2におけるイオン分析装置の構成図である。
イオン分析装置は、センサユニット21と、制御ユニット22とを有している。
以下、イオン分析装置の各部について、より詳細に説明する。
センサユニット21は、第1のセンサ23と、第2のセンサ24と、対向電極25と、第1の発振回路26と、第2の発振回路27とを有している。
第1のセンサ23および第2のセンサ24は、開口28を有する共通の対向電極25によって包囲されている。第1のセンサ23と第2のセンサ24との間隙の間隔は、例えば6〜20mm程度である。第1のセンサ23の電極29、30には第1の発振回路26が接続されており、第2のセンサ24の電極31,32には第2の発振回路27が接続されている。
制御ユニット22は、正バイアス発生回路33と、負バイアス発生回路34と、切替回路35と、周波数計測回路36と、記憶制御部37とを有している。
正バイアス発生回路33は、第1のセンサ23の電極29に接続されており、電極29に負のバイアスを印加することができる。また、負バイアス発生回路34は、第2のセンサ24の電極31に接続されており、電極34に正のバイアスを印加することができる。
第1の発振回路26および第2の発振回路27は、共通の切替回路35を介して周波数計測回路36に接続されている。
周波数計測回路36は記憶制御部37に接続されており、周波数計測回路36で測定した、第1の発振回路26および第2の発振回路27における周波数の変化ΔF1,ΔF2の値を記憶制御部37で記憶することができる。記憶制御部37では、さらに、正バイアス発生回路33または負バイアス発生回路34を駆動させることにより、第1のセンサ23または第2のセンサ24に正または負のバイアス電圧を印加するための制御も行っている。
また、記憶制御部37では、切替回路35を駆動させることにより、周波数計測回路36と、周波数変化を測定する対象である第1の発振回路26または第2の発振回路27との接続を切り替えるための制御も行っている。記憶制御部37としては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)を用いることができる。
図6は、実施例2におけるイオン分析装置を用いた分析方法の一例を示す説明図である。
まず、記憶制御部37から切替回路35、正バイアス発生回路33、および負バイアス発生回路34に制御信号B1を送信する。切替回路35、正バイアス発生回路33、および負バイアス発生回路34で制御信号B1を受信した後、経過時間がAからBの間、例えば10分間、第1のセンサ23及び第2のセンサ24に電圧を印加しない状態で、それぞれの発振周波数の変化(減少)ΔF1,ΔF2を測定する。ここでは、切替回路35によって、周波数計測回路36と接続する第1の発振回路26または第2の発振回路27を、一定の時間、例えば1秒おきに切り替え、第1の発振回路26および第2の発振回路27の発振周波数を交互に測定する。測定によって得られたAからBの間の勾配ΔF1,ΔF2は、それぞれ第1のセンサ23および第2のセンサ24の、電圧を印加しない場合の単位時間当たりの吸着量を反映した値となる。
このように、第1の発振回路26および第2の発振回路27の発振周波数を交互に測定することにより、第1のセンサ23及び第2のセンサ24における周波数変化を同時に測定することができる。
続いて、記憶制御部37から切替回路12に制御信号B2を送信する。切替回路12で制御信号B2を受信した後、経過時間がBからCの間、例えば10分間、第1のセンサ23に正バイアス、第2のセンサ24に負バイアスをそれぞれ印加して周波数の変化(減少)ΔF1’,ΔF2’を測定する。このとき印加する正バイアスおよび負バイアスの絶対値は、ともに例えば100V程度である。ここでも、切替回路35によって、周波数計測回路36と接続する第1の発振回路26または第2の発振回路27を、例えば1秒おきに切り替え、第1の発振回路26および第2の発振回路27の発振周波数を交互に測定する。
第1のセンサ23に正バイアスが印加されると、第1のセンサ23は正に帯電するため、負イオンが第1のセンサ23に吸着する。一方、第2のセンサ24に負バイアスが印加されると、第2のセンサ24は負に帯電するため、正イオンが第2のセンサ24に吸着する。
正バイアスの印加によって第1のセンサ23、負バイアスの印加によって第2のセンサ24にそれぞれ吸着した物質には、電荷を持つ物質と電荷を持たない物質とが含まれている。そこで、電圧を印加しない時の発振周波数の変化と、バイアスを印加した時の発振周波数の変化とを比較することによって、電荷を持たない物質の影響を避けることができる。
したがって、電圧を印加しない時のΔF1と正バイアスを印加した時のΔF1’との差分の勾配は、負イオンの濃度を反映した値となる。また、電圧を印加しない時のΔF2と負バイアスを印加した時のΔF2’との差分の勾配は、正イオンの濃度を反映した値となる。
上述のように、第1の発振回路26および第2の発振回路27の発振周波数を交互に測定することにより、負イオンの濃度及び正イオンの濃度を同時に測定することができる。
また、ΔF1とΔF1’との差分の勾配と、ΔF2とΔF2’との差分の勾配とを比較することによって、測定した空間におけるイオンの正負バランスを把握することができ、イオナイザによる除電対象の除電効果を占うことができる。なお、上述の手順を繰り返し行うことにより、イオン濃度の時間変化を常時測定(モニタリング)することもできる。
図7は、実施例2におけるイオン分析装置の変形例を示す構成図である。
図7に示すように、第1のセンサ23a及び第2のセンサ24aとの間に対向電極25bが設けられており、第1のセンサ23a及び第2のセンサ24aが対向電極25aおよび25bによって個別に包囲されている。
このように、第1のセンサ23aおよび第2のセンサ24aを対向電極25aおよび対向電極25bによって個別に包囲することにより、正イオンと負イオンとの化学反応に伴う吸着量の減少を抑えることができる。また、第1のセンサ23aと第2のセンサ24aとの間に発生する電界によって、イオンの吸着が阻害されるのを防止することもできる。
図8は、実施例2におけるイオン分析装置の別の変形例を示す構成図である。
図8に示すように、第1のセンサ23bを包囲するように配置した第1の対向電極38を有するセンサユニット21aと、第2のセンサ24bを包囲するように配置した第2の対向電極39とを有するセンサユニット21bとを接合することもできる。
上述の構成によれば、製造工程および試験工程を経て良品と判定された2個のセンサユニット21a,21b同士を接合させて、イオン分析装置のセンサユニット21が製造されるため、センサユニット21の製造歩留まりの向上を図ることができる。
図9は、実施例2におけるイオン分析装置の別の変形例を示す構成図である。
図9に示すように、第1のセンサ23c及び第2のセンサ24cとの間に設けられている対向電極25cとして、対向電極25aよりも小さい開口率を有する平板が用いられている。
上述の構成によれば、対向電極25cは第1のセンサ23cと第2のセンサ24cとの間のイオンの相互移動が起こりにくいため、第1のセンサ23c及び第2のセンサ24cの周囲におけるイオンの分布の変化を抑制する効果をさらに高めることができる。
実施例3について、図10乃至図11を参照して説明する。
図10は、実施例3におけるイオン分析装置の構成図である。
イオン分析装置は、複数のセンサユニット41a〜41nを含むセンサユニット群41と、制御ユニット42とを有している。
以下、イオン分析装置の各部について、より詳細に説明する。
センサユニット群41の各センサユニットは、水晶振動子を備えたセンサと、センサを包囲するように配置した、開口を備えた対向電極と、発振回路と(いずれも図示しない)を有している。各センサユニットとしては、例えば実施例1におけるセンサユニット1、または実施例2におけるセンサユニット21を用いることができる。
制御ユニット42は、正バイアス発生回路43と、負バイアス発生回路44と、切替回路45と、周波数計測回路46と、記憶制御部47とを有している。
各センサユニットは共通の切替回路45に接続されており、切替回路45には正バイアス発生回路43および負バイアス発生回路44が独立して接続されている。切替回路45は、周波数計測回路46にも接続されており、周波数計測回路46は記憶制御部47に接続されている。記憶制御部47では、周波数計測回路46で測定した、各センサユニットの発振回路における周波数の変化の値を記憶することができる。
記憶制御部47では、さらに、制御信号C1を切替回路45に送信することにより正バイアス発生回路43または負バイアス発生回路44を駆動させ、センサユニット群41に正または負のバイアスを印加するための制御や、切替回路45によって周波数計測回路46と各センサユニットとの接続を切り替えるための制御も行っている。記憶制御部47としては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)を用いることができる。
上述の構成により、複数のセンサユニットを用いたイオン濃度の多点測定を行うことができ、イオナイザから除電対象に至る空間におけるイオン分布を高精度で把握することができる。また、各センサユニットを共通の切替回路45に接続することにより、1つの制御ユニットを用いて多点測定を行うことができるため、イオン分析装置の小型化や低コスト化を図ることができる。
次に、実施例3におけるイオン分析装置を用いた分析方法を、図10を参照して説明する。
まず、記憶制御部47から切替回路45に制御信号C1を送信する。切替回路45で制御信号C1を受信した後、切替回路45と接続するセンサユニットを順次切り替えながら、その都度、センサユニットに電圧を印加しない状態で、各センサユニットの発振周波数の変化(減少)ΔFa〜ΔFn(以下、ΔFとする)を周波数計測回路46で測定する。
続いて、記憶制御部47から切替回路45に制御信号C2を送信する。切替回路45で制御信号C2を受信した後、切替回路45と接続するセンサユニットを1個ずつ切り替えながら、その都度、センサユニットに正バイアスを印加した状態で、各センサユニットにおける発振周波数の変化(減少)ΔFa’ 〜ΔFn’ (以下、ΔF’とする)を周波数計測回路46で順次測定する。
センサユニットに正バイアスが印加されると、センサユニットは正に帯電するため、負イオンがセンサユニットに吸着する。正バイアスを印加した時のΔF’から、電圧を印加しない時のΔFを差し引いた差分の勾配は、負イオンの濃度を反映した値となる。すなわち、各測定点における負イオンの濃度分布の傾向を把握することができる。
続いて、記憶制御部47から切替回路45に制御信号C3を送信する。切替回路45で制御信号C3を受信した後、切替回路45と接続するセンサユニットを1個ずつ切り替えながら、その都度、センサユニットに負バイアスを印加した状態で、各センサユニットにおける周波数の変化(減少)ΔFa” 〜ΔFn” (以下、ΔF”とする)を周波数計測回路46で順次測定する。
センサユニットに負バイアスが印加されると、センサユニットは負に帯電するため、正イオンがセンサユニットに吸着する。例えば、負バイアスを印加した時のΔFa”から、電圧を印加しない時のΔFaを差し引いた差分の勾配は、任意の測定点における正イオンの濃度を反映した値となる。すなわち、上述の方法によって各測定点における差分の勾配を得ることによって、各測定点における正イオンの濃度分布の傾向を把握することができる。
また、上述の方法により測定したΔF’とΔF”とを比較することによって、各測定点におけるイオン濃度の正負バランスを把握することができ、イオナイザによる除電対象の除電効果を把握することができる。なお、上述の手順を繰り返し行うことにより、イオン濃度の時間変化を常時測定(モニタリング)することもできる。
図11は、実施例3におけるイオン分析装置の、センサユニットの配置例を示す構成図である。
図11に示すように、センサユニット群41の複数のセンサユニット41a〜41nが、イオナイザ49から除電対象50に至る空間にマトリックス状に配置されており、隣接するセンサユニット同士は、配線48によって相互に接続されている。センサユニットを三次元的に配置する場合は、例えば上方から吊り下げる方法を用いることができる。
制御ユニット42では、例えばマトリックス座標の指定を行う等の方法により、接続する対象のセンサユニットを一定の時間、例えば1秒おきに順次切り替え、その都度、各センサユニットの発振回路における発振周波数を測定していく。この方法により、各センサユニットにおけるイオン濃度を計測することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は特定の実施例に限定されるものではなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、イオナイザが設置されていない空間における正負のイオン分布を調べる場合にも、本発明のイオン分析装置を用いることができる。
1 センサユニット
2 制御ユニット
3 センサ
4 対向電極
5 発振回路
6 水晶
7 電極
8 電極
9 開口
10 正バイアス発生回路
11 負バイアス発生回路
12 切替回路
13 周波数計測回路
14 記憶制御部
21 センサユニット
22 制御ユニット
23 第1のセンサ
24 第2のセンサ
25,25a〜25c 対向電極
26 第1の発振回路
27 第2の発振回路
28 開口
29,30 電極
31,32 電極
33 正バイアス発生回路
34 負バイアス発生回路
35 切替回路
36 周波数計測回路
37 記憶制御部
38 第1の対向電極
39 第2の対向電極
41 センサユニット群
42 制御ユニット
43 正バイアス発生回路
44 負バイアス発生回路
45 切替回路
46 周波数計測回路
47 記憶制御部
48 配線
49 イオナイザ
50 除電対象

Claims (6)

  1. センサと、
    前記センサを包囲するように配置され、開口を備えた対向電極と
    を有することを特徴とするイオンセンサユニット。
  2. 前記センサは、水晶と、前記水晶の表面に備えられた一対の電極とを有することを特徴とする請求項1記載のイオンセンサユニット。
  3. センサと、
    前記センサを包囲するように配置され、開口を備えた対向電極と、
    前記センサに接続されたバイアス発生回路とを有し、
    前記センサは、水晶と、前記水晶の表面に備えられた一対の電極とを備え、
    前記一対の電極のいずれか一方が前記バイアス発生回路に接続していることを特徴とするイオン分析装置。
  4. 前記バイアス発生回路は、正バイアス発生回路と、負バイアス発生回路とを含むことを特徴とする請求項3記載のイオン分析装置。
  5. センサの第1の周波数の時間変化を測定する工程と、
    前記センサにバイアス電圧を印加することにより、前記センサを包囲するように配置された対向電極に備えられた開口を通過するイオンを前記センサに吸着させるとともに、前記センサの第2の周波数の時間変化を測定する工程と、
    前記第1の発振周波数の時間変化と前記第2の発振周波数の時間変化との差から、前記センサへのイオンの吸着を検出する工程と
    を有することを特徴とするイオン分析方法。
  6. 前記対向電極は、接地されていることを特徴とする請求項5記載のイオン分析方法。


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