JP2006194868A - 成分測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランジュバン型の水晶振動子を備えた複数個の水晶センサを用いて測定対象の有無や濃度を検出する場合に、測定作業を容易に行うこと。
【解決手段】一面側に測定対象成分を吸着するための吸着層が形成されると共に、他面側が気密空間に接する水晶振動子30を備えた水晶センサ3を、ベース体5を介してプリント基板4に装着する。複数の水晶センサ3は、プリント基板4の一端側に形成された接続端子部41を介して、前記測定器本体2の側面部21に横方向に配列して設けられた複数の接続端子部に、前記吸着層が上を向いた状態で夫々着脱自在に装着される。測定器本体2は、水晶センサ3に電気的に接続される発振回路71を含み、試料溶液を前記吸着層に接触させることによる水晶振動子の固有振動数の変化を検出し、その検出結果に基づいて試料溶液中の測定対象成分の有無及び測定対象成分の濃度の少なくとも一方を測定するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、水晶振動子の一方の面が試料溶液に接触し、他方の面が気密空間に臨むように構成され、周波数の変化を検出して測定対象成分を感知する水晶センサを用いて、試料溶液中の測定対象成分を測定する成分測定装置に関する。
背景技術
微量物質、例えば環境汚染物質や疾病マーカーなどを感知するために水晶振動子を利用した水晶センサが一般的に知られており、このような水晶センサを用いた疾病マーカー測定器としては、例えば特許文献1の技術が提案されている。 この疾病マーカー測定器は、例えば図14に示すように、疾病マーカー物質をラテックス凝集反応により捕捉する手段(ラテックス凝集反応容器)11と、捕捉された疾病マーカー物質を水晶振動子に付着させる手段(水晶振動子)12と、疾病マーカー物質が付着された水晶振動子を発振し、その発振周波数変化を測定し、表示する手段(検出器本体)13とを備えている。
前記検出器本体13の内部には、疾病マーカー物質が付着された水晶振動子を発振させる手段(発振回路)14と、水晶振動子の発振によって発生する周波数変化を測定する手段(周波数計)15と、測定周波数を表示する手段(発振周波数表示用ディスプレイ)16とが組み込まれて一体化されている。また前記水晶振動子12は、検出器本体13内の発振回路14と電池と一体化され、金属製筐体に封入されている。
このような装置では、免疫ラテックス溶液をラテックス凝集反応容器11(反応セル)に満たし、次いで水晶振動子12の片面を反応セルに浸漬してその発振周波数を安定させる。次いで測定対象の抗原の入った溶液を前記反応容器11に添加して、疾病マーカー物質をラテックス凝集反応により捕捉し、免疫ラテックスの凝集が完了する60分後に、抗原添加前後の周波数差を算出することにより、測定対象の濃度の測定が行われる。
ところで水晶センサを利用した測定器では、製造上のバラツキのため、水晶センサの周波数が僅かながらずれることがある。このため高精度の測定を行うためには、複数個例えば8個の同じ構成の水晶センサを用意する一方、測定対象となる検体の希釈率の異なる8種類の試料溶液を用意し、8個の水晶センサの夫々で希釈率の異なる8種類の試料溶液中の検体の濃度を測定し、得られた夫々の濃度から検量線を作成して濃度を決定することが好ましい。
しかしながらこの手法を特許文献1の疾病マーカー測定器で行おうとすると、
1つの試料溶液の濃度を測定するために、8個の水晶振動子12(水晶センサ)を検出器本体13に接続しなければならない。上述の特許文献1の装置では、検出器本体13には1つの水晶振動子12しか接続できず、水晶振動子12と検出器本体13との電気的な接続図は記載されているものの、具体的な接続の方法は記載されていない。このため、どの程度水晶振動子の着脱に手間や時間がかかるのかは不明であるが、8回の測定作業を行うとすると、1回の測定の度毎に着脱するので測定作業が煩わしいという問題がある。またまた1つの測定に60分程度の時間がかかるので、測定に長い時間がかかるという問題がある。
また特許文献1の技術では、作業台の上で前記ラテックス凝集反応容器11に浸漬された水晶振動子12と検出器本体13とを接続して測定作業が行われる。水晶振動子12と検出器本体13とをリード線で接続する場合には、作業台で配線が引き回されるので、この配線を引っ掛けて水晶振動子12が浸漬されている反応容器11が倒れたりするおそれもある。
特開2001−83154号公報(段落0007、0012、0017、図1参照)
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、複数個の水晶センサを測定器本体に着脱自在に設けることにより、測定対象成分の有無や測定対象成分の濃度の測定作業を容易に、かつ短時間で行うことができる成分測定装置を提供することにある。
本発明は、試料溶液中の測定対象成分を検知するために用いられる成分測定装置において、
気密空間を形成するための凹部を備えた保持部と、一面側の励振電極に測定対象成分を吸着するための吸着層が形成されると共に、他面側の励振電極が前記凹部に臨むように当該凹部を塞いだ状態で前記保持部に保持された水晶振動子と、を含む水晶センサと、
この水晶センサに電気的に接続される発振回路を含み、試料溶液を前記吸着層に接触させることによる水晶振動子の固有振動数の変化分を検出するための測定器本体と、
この測定器本体に設けられ、前記吸着層が上を向いた状態で複数の水晶センサが夫々着脱自在に装着される複数の接続端子部と、を備え、
前記測定器本体における検出結果に基づいて試料溶液中の測定対象成分の有無及び測定対象成分の濃度の少なくとも一方を測定することを特徴とする。
測定器本体の複数の接続端子部は、例えば水晶センサが横方向に配列されるように設けられる。前記測定器本体に装着された水晶センサの周囲を覆う蓋体を設けるようにしてもよい。この際、蓋体は、前記測定器本体の側面部に沿って水平に伸びる軸の回りに回転自在に設けられ、前記複数の水晶センサを覆う位置と試料溶液を注液できるように水晶センサが露出する位置との間で開閉するように構成されることが好ましい。また前記蓋体は、蓋体で覆われる領域が外部からシールドされるように構成してもよい。さらに前記蓋体の内側は、複数の水晶センサを独立して覆うように複数に区画され、かつ各区画領域が互いにシールドされるように構成してもよい。
前記保持部は、例えばその一端側に前記測定器本体の接続端子部に装着される接続端子部が設けられた配線基板を備えた構成としてもよい。また前記保持部は、前記配線基板に積層される弾性素材からなる水晶保持部材を備え、水晶振動子は、この水晶保持部材に取り付けられている構成としてもよい。前記水晶振動子の励振電極と配線基板の電極とは導電性接着剤により互いに接着されている構成としてもよい。
本発明によれば、ランジュバン型の水晶振動子を備えた複数個の水晶センサを、前記吸着層が上方側を向くように測定器本体に着脱自在に接続する構成である。このため複数個の水晶センサに例えば試料溶液を滴下して測定する作業を容易に行うことができる。また作業台の上に水晶センサと測定器本体とを接続する配線の引き回しがないので、配線を引っ掛けて水晶センサが倒れるといったおそれもなく、この点からも作業性がよい。また複数個の水晶センサを用いて並列に測定作業を行うことができるので、1個の水晶センサを用いて複数回測定作業を行う場合に比べて、格段に測定時間の短縮化を図ることができる。さらに水晶センサを覆う蓋体を設けることにより、測定器本体が置かれる雰囲気から水晶センサにゴミ等が混入するおそれがない。さらにまた蓋体で覆われる領域を外部からシールドされるように構成することにより、水晶センサが電磁波の影響を受けにくくなる。さらに蓋体を複数の水晶センサを独立して覆うように複数に区画し、かつ各区画領域が互いにシールドされるように構成することにより、隣接する水晶センサの周波数からの影響が受けにくくなって、精度の高い測定を行うことができる。
本発明に係る成分測定装置の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る成分測定装置の全体構成を示す斜視図であり、この測定装置は、測定器本体2の側面部21に複数個例えば8個の水晶センサ3が着脱自在に装着できるように構成されている。
先ず水晶センサ3について図2〜図4を用いて説明する。この水晶センサ3はランジュバン型の水晶センサであり、図2に示すように、配線基板をなすプリント基板4の上に、水晶保持部材をなすベース体5を装着する。このベース体5に形成された収納領域に水晶振動子30を収納して、この上から水晶振動子30、ベース体5を覆うようにケース体6をプリント基板4に取り付ける。この例では、プリント基板4及び水晶保持部材をなすベース体5により保持部が構成される。
各部について具体的に説明すると、図中30は例えば等価厚みが1μm〜300μm、好ましくは185μmの円形板状の水晶振動子であり、31,32は、この水晶振動子30の一面側及び他面側に夫々貼着された、当該水晶振動子30よりも小径の円形状の箔状の励振電極である。またこれら励振電極31,32には、夫々箔状の導出電極33,34が接続され、これら導出電極33,34は、励振電極31,32から帯状に外方側に少し引き出され、更に水晶振動子30の周縁に沿って円弧状に広がった状態で水晶振動子30の端面に沿って屈曲され、水晶振動子30の他面側に回し込まれ、当該他面の周縁に沿って円弧状に広がった形状として形成されている。
前記プリント基板4は、長方形板状に形成され、前記測定器本体2に着脱され、測定器本体2内の回路と電気的に接続される接続端子部41を備えると共に、孔部42を備えている。またプリント基板4の一面側には、前記水晶振動子30の導出電極33,34に一端側が接続され、他端側が接続端子部41に向かって伸びる箔状の電極43,44が貼着されている。前記励振電極31,32及び導出電極33,34、並びに電極43,44の等価厚みは例えば0.2μm程度である。これら電極材料としては、金あるいは銀などが好適であるが、流体中での周波数安定性の高さと使用前の空気中保存下での電極表面の酸化に強いことから、特に金が好ましい。
前記ベース体5は、弾性素材例えばゴムにより形成されていて、一面側に前記水晶振動子30の収容領域を形成すると共に、前記気密空間を形成する円形の凹部51が形成されている。この凹部51は2段に形成されており、1段目の第1の凹部52は前記収容領域を形成するためのものであり、水晶振動子30の裏面側周縁領域が載置される載置部をなすようにリング状に形成されている。こうして水晶振動子30は、第1の凹部52に載置され、第1の凹部52の内壁により位置が規制されるようになっている。
また2段目の第2の凹部53は前記気密空間を形成するためのものであり、第1の凹部42よりも低い位置に円形状に形成されており、この凹部53の外径は、水晶振動子30の他面側の励振電極32の外径よりも大きく、かつ水晶振動子30の外径よりも小さく形成されている。この第2の凹部53の底面側は前記プリント基板5の孔部42に嵌入されていて、これによりベース体5がプリント基板5に取り付けられている。またベース体5における第1の凹部52の外側には、ベース体5に水晶振動子30が収納されたときに導出電極33,34と接触するように孔部54,55が形成されている。
そして水晶振動子30は、前記第2の凹部53を塞ぐように第1の凹部52の上面に載置され、ベース体5の弾性復元力により、第1の凹部52の内壁により位置が規制された状態で位置固定され、これにより水晶振動子30の他面側には第2の凹部53により気密空間が形成されるようになっている。また前記孔部54,55に導電性接着剤56例えばエポキシ系接着剤をベースとして銀ペーストを混ぜた接着剤等を充填することにより、水晶振動子30とベース体5とプリント基板4とを密着固着させる。また第1の凹部52の周縁部と水晶振動子30の裏面側周縁部との間も導電性接着材により密着固着させる。
これによりプリント基板4の一面側に形成された電極43,44と水晶振動子30の導出電極33,34とが導電性接着材56を介して電気的に接続される。
このように水晶振動子30は、第1の凹部52の内壁により位置が規制され、水晶振動子30を第1の凹部52内に位置させると、他面側の励振電極32が第2の凹部53により形成される空間に臨む位置に設けられる。そして水晶振動子30は、既述のように前記第1の凹部52の周縁部に対して接着剤により密着固着されているので、前記第2の凹部53内の空間は気密空間になっており、前記他面側の励振電極32が第2の凹部53内の気密空間に接触するようになっている。またこの水晶振動子30の一面側の励振電極31の表面には測定対象成分を吸着する例えば抗体からなる吸着層が形成される。
水晶振動子30とベース体5とが装着されたプリント基板4は、水晶振動子30の上方側から樹脂製のケース体6により覆われるように構成されている。このケース体6はプリント基板4の水晶振動子30が設けられた領域周辺を覆うように構成されており、プリント基板4の接続端子部41をなす一端側はケース体6の外側に露出し、この接続端子部41が測定器本体2に着脱されるようになっている。
前記ケース体6は、図3に示すように、水晶振動子30の上面側に、水晶振動子30と略同じか、水晶振動子30よりも広い面部61を構成するように設けられ、この面部61に試料溶液を供給するための2つの開口部62,63が形成されている。
続いて測定器本体2について図1、図5〜図8を用いて説明する。この測定器本体2は例えば作業台等の載置面に置かれ、略長方形状に形成された導電性の外装体20を備えており、この外装体20の側面の一つには、複数個例えば8個の水晶センサ3が例えば一列に着脱自在に設けられている。具体的には、測定器本体2の内部には、測定器本体2のある一辺に沿って水晶センサ3に対応する数、この例では8個の発振回路71が横方向に一列に配列されている。この発振回路71は、水晶センサ3の水晶振動子30を発振させる手段である。測定器本体2の前記側面を構成する導電性の側面部21には、前記発振回路71に対応する位置に8個の開口部22が形成され、これら開口部22を介してプリント基板4の接続端子部41が、対応する発振回路71に差し込まれる状態で装着されるようになっている(図5参照)。この例では発振回路71の、プリント基板4の接続端子部41が装着される部位が接続端子部を構成しており、水晶センサ3は、前記載置面から浮いた状態で、発振回路71の接続端子部に、プリント基板4の接続端子部41が装着されるようになっている。
これら発振回路71は、プリント基板4が装着されたときに、プリント基板4の接続端子部41を介して電極42,43と電気的に接続されるようになっていて、図6、図7の測定器の一例を示すブロック図に示すように、夫々信号処理部72に接続されている。この信号処理部72は、前記発振回路71に接続される基準周波数信号を発生する基準クロック発生部73、発振回路71からの周波数信号及び基準クロック発生部73からのクロック信号に基づいて両者の周波数差に対応する周波数信号を取り出すための、例えばヘテロダイン検波器からなる周波数差検出手段74、増幅部75、増幅部75からの出力信号の周波数をカウントするカウンタ76、データ処理部77を備えており、データ処理部77にて求められた測定対象成分の濃度が表示部78に表示されるようになっている。
なお発振回路71と周波数差検出手段74との間には、図示しないチャンネル切り替え部が設けられており、8個の発振回路71からの各出力(8チャンネル)を順次切り替えて周波数差検出手段74に順次接続するようになっている。図1中79は操作部である。また表示部78にダイオキシン濃度を表示しなくても、その周波数の変化分に対する閾値を設定しておいて、ダイオキシンの有無を判断するようにしてもよい。
各水晶センサ3の周波数としては、例えば9MHzが選ばれ、また基準クロック発生部73の周波数としては例えば10MHzが選ばれる。測定対象成分である例えばダイオキシンが水晶振動子30に吸着していないときには、周波数差検出手段74では、水晶センサ3側からの周波数と基準クロックの周波数との差である1MHzの周波数信号(周波数差信号)が出力されるが、ダイオキシンが水晶振動子30に吸着すると、固有振動数が変化し、このため周波数差信号も変化するので、カウンタ76におけるカウント値が変化する。なお本発明では、測定器本体2にコンピュータが接続されていて、コンピュータにデータ処理部が設けられていてもよい。この場合特許請求の範囲の測定器本体は、測定器本体2とコンピュータとから構成されることになる。また表示部は、測定器本体2とは別個に設けられていてもよい。
このような測定器本体2は、測定器本体2に装着された各水晶センサ3を覆う蓋体8を備えている。この蓋体8は、例えば図1に示すように、細長い長方形の箱状に形成され、閉じられたときに前記側面部21に当接する導電性の壁部81を備えている。またこの壁部81には水晶センサ3が装着されているとき、これら水晶センサ3が互いにシールドされるように、独立する複数個この例では8個の水晶センサ3の収納領域80を形成する、水晶センサ3に対応する数の凹部82が形成されている。
この凹部82は内面に例えば金属箔が貼設されていて、前記内面が導電性材料により形成され、蓋体8で覆われる領域がシールドされるようになっている。そして蓋体8を閉じたときには、前記凹部82の周囲の壁部81が水晶センサ3が装着された開口部22の周囲を覆い、各水晶センサ3が互いに区画された状態で収納されるようになっている。こうして測定器本体2の開口部22の周囲の側面部21と、蓋体8の凹部82と、当該凹部82の周囲の壁部81とにより、密閉され、電気的にシールドされた水晶センサ3の収納領域80が形成される。
また互いに隣接する凹部82同士の間には、蓋体8が閉じたときに測定器本体2の互いに隣接する開口部22同士の間の側面部21に接触する位置に、導電性材料により形成されたばね83が設けられていて、蓋体8が閉じたときに測定器本体2の側面部21にばね83が当接し、これにより蓋体8が閉じたときの衝撃が緩和されるようになっている。また導電性の外装体20と凹部82及び壁部81とを電気的に接触させ、こうしてアースに接続して電磁シールドを形成するようになっている。このばね83は例えば銅チタン合金等の導電性金属ばねであり、導電性に優れた材料により構成されることが好ましい。またこのばね83と導電性の外装体20とを介してアースに接続されるようになっている。さらに蓋体8には例えば最も外側の2つの凹部82の外側に、蓋体8が閉じられたときの衝撃を吸収するための緩衝材84例えばスポンジが取り付けられている。
このような蓋体8は、測定器本体2の側面部に沿って水平に伸びる軸の回りに回転自在に設けられている。測定器本体2の側壁23(24)は、蓋体8の両端の壁部85(86)に回動機構を介して接続されている。この回動機構は前記側壁23(24)にネジ止めされた第1のプレート87aと、前記壁部85(86)にネジ止めされた第2のプレート87bとを備えている。そして第1のプレート87aには、接続軸89が形成されると共に第2のプレート87bには案内溝88が形成され、接続軸89が案内溝88に案内されることで、前記壁部85(86)が水平軸の回りを回動できることとなる。従って蓋体8が開いた状態(図1に示す、水晶センサが露出する位置)と、蓋体8が閉じた状態(図8に示す水晶センサを覆う位置)との間で開閉できる。この例では接続軸9が測定器本体2の側面部に沿って水平に伸びる軸に相当する。
このような成分測定装置では、先ず複数個例えば8個の水晶センサ3を用意して、水晶振動子30の一面側の例えば励振電極31の上に、測定対象成分例えばダイオキシンを選択的に吸着する吸着層である抗体を付着させる。そしてこれら8個の水晶センサ3を、プリント基板4の接続端子部41を測定器本体2の発振回路71の接続端子部に挿入することにより、測定器本体2に装着する。
次いで各水晶センサ3に、既述のようにブランク用溶液として、先ず純水を開口部62,63から滴下(注液)して、このときのカウンタ76にてカウントした周波数をデータ処理部57の記憶部に記憶しておく。もう少し詳しく述べると、例えば各水晶センサ3に試料として純水を入れ、このときカウンタ76にてカウントした周波数をデータ処理部77の記憶部にブランクとして記憶しておく。
そして測定対象成分の希釈率が異なる8種類の試料溶液を用意し、各水晶センサ3にてこれら試料溶液の濃度を測定する。つまり試料溶液を開口部62,63から注液して、このときの周波数をカウンタ76にてカウントし、データ処理部77にて、各水晶センサ3に投入された純水の周波数とダイオキシンの周波数との変化分(水晶振動子の固有振動数の変化分)を取り出し、予め作成された第1の検量線から夫々の試料溶液のダイオキシンの濃度を算出する。こうして例えばこのときの純水の周波数とダイオキシンの周波数との変化分である周波数差と、各試料溶液のダイオキシンの濃度とを表示部78に表示する。
続いて例えば作業者が、前記周波数差と、各試料溶液のダイオキシンの濃度(C1〜C8)とをプロットして、各試料溶液のダイオキシン濃度のバラツキが最も少なくなるように、図9に示すような第2の検量線を引き、この第2の検量線に基づいて試料溶液のダイオキシンの濃度を決定する。そしてこの濃度が決定すれば、その濃度に対応する水晶センサ3内の試料溶液の希釈倍率から、希釈前の液中の濃度が分かる。
このように測定対象成分の希釈率の異なる複数種類の試料溶液を作製して、複数個の水晶センサ3を用いて各試料溶液の濃度を測定し、これに基づいて試料溶液の濃度を決定するのは、次の理由による。即ち、水晶センサ3の周波数が製造上のバラツキのため、僅かながらずれることがあり、1つの水晶センサのみを用いて測定を行う場合には、水晶センサの周波数のバラツキが濃度測定に反映され、誤差が大きくなってしまうので、これを抑えるためである。
このような水晶センサ3を用いた測定器では、複数個のランジュバン型の水晶センサ3を、吸着層が上方側を向くように、測定器本体2の側面に着脱自在に設けているこのため水晶センサ3を測定器本体2内部に設けられた発振回路71に装着し、試料溶液を開口部62,63から水晶振動子30の一面側に滴下することにより、前記試料溶液の濃度測定を容易に行うことができる。
従って複数個例えば8個の水晶センサ3を用いて試料の濃度測定を行う場合に、例えばチャンネルを順次切り替えることにより、一括して測定作業を行うことができる。従って1個の水晶センサを用いて、何回も測定する場合比べて測定作業を容易に行うことができ、測定作業に要する時間を大幅に短縮することができる。
また従来のように作業台上で試料溶液に水晶センサを浸漬して測定を行う場合に比べて、他の場所で水晶センサ3に試料を添加しておき、これを測定器まで運ぶといった煩わしい手間を要する作業を行わなくて済む。更に試料溶液が入った容器を倒してしまうといったおそれもなく、測定作業を容易に、かつ迅速に行うことができる。
さらに水晶センサは、測定器本体2が置かれた載置面から浮いた状態で装着されているので、作業台の上に水晶センサと測定器本体とを接続する配線の引き回しがないので、配線を引っ掛けて水晶センサが倒れるといったおそれがない。また複数個の水晶センサ3を用いて並列に複数の試料の濃度の測定作業を行うことができるので、1個の水晶センサを用いて、何回も測定する場合比べて、測定作業に要する時間を大幅に短縮することができる。
この際、上述の例ではプリント基板4にベース体5を介して水晶振動子30が設けられており、測定器本体2との接続は、前記プリント基板4の接続端子部41を測定器本体2内の発振回路71の接続端子部に挿入したり、抜出することに行うことができるので、着脱及び電気的接続が容易である。
また上述の例では、水晶センサ3を取り付けた後、水晶センサ3の周囲を導電性の蓋体8により覆っているので、測定器本体2が置かれる雰囲気からのゴミや、携帯電話や電子レンジ等からの電磁波や、空気の気流、人間の体温などの外乱から水晶センサ3が遮断され、これらの悪影響を排除することができ、より精度の高い測定を行うことができる。さらに水晶センサ3は、測定器本体2と蓋体8とに跨って形成された、導電性の収納領域の内部に設けられ、各収納領域80は互いに独立した状態で区画されて、電気的に外部からシールドされているので、携帯電話や電子レンジ等からの外部からの電磁波が遮断され、これらの悪影響が排除される。
また各水晶センサ3は同じ周波数に設定されているが、製造上のばらつきにより、同じ周波数に設定することは極めて困難であり、隣接する水晶センサ3の周波数は、非常に近いが僅かにずれている。このため水晶センサ3の周囲を個別にシールドすることにより、隣接する水晶センサ3の周波数同士の互いに干渉を抑え、水晶センサ3毎に正確な測定を行うことができる。
以上において本発明では、図10に示す構成の水晶センサ9を用いてもよい。この構成の水晶センサ9は、上述の水晶センサと同様に水晶振動子30の一面側及び他面側に励振電極31,32、導出電極33,34を備えており、上述の水晶センサと異なる点は、測定器本体2内の回路との電気的な接続を、プリント基板4の接続端子部41を介して行うのでなく、導出電極33,34に一端側が接続された一対の支持線部材91,92を介して行う点である。この支持線部材91,92は例えばピアノ線により構成されており、支持線部材91,92の他端側が測定器本体2の発振回路71に接続される。
図中93は樹脂からなるベース体であり、三方が枠部により囲まれてその中に水晶振動子30の収容領域が形成されている。また収容領域には円形状の凹部94が形成されており、収容領域に水晶振動子30が収容されたときに、この凹部94により水晶振動子30の他面側の励振電極32が接触する気密空間が形成される。図中95は支持線部材のホルダ、96は前記ホルダの位置規制を行う受け部である。
このような水晶センサ9では、支持線部材91,92の先端を測定器本体2の発振回路71の接続端子部に取り付けたり、取り外したりすることにより、水晶センサ9が測定器本体2に着脱自在に設けられる。この成分測定装置においても、複数の水晶センサ9が着脱自在に設けられるので、上述の実施の形態と同様に、複数の水晶センサ9を用いて測定対象成分の濃度の測定作業を容易に、かつ短時間で行うことができる。
またこの例においても、上述の実施の形態と同様に、測定器本体2に装着された水晶センサ9の周囲を囲むように蓋体を設けるようにしてもよいし、複数の水晶センサ9を夫々異なる収納領域に、互いに電気的に独立した状態で収納するようにしてもよい。
以上において本発明では、測定器本体2に着脱される水晶センサ3は2個以上であればよく、必ずしも8個とは限らない。また複数の水晶センサ3は、測定器本体2の一つの側面に全ての水晶センサ3を設けるのではなく、図11に示すように2つ以上の側面に1つ以上の水晶センサ3を設けるようにしてもよい。さらにまた複数個の水晶センサ3を用意したとしても、測定対象成分の測定の際に、必ずしも全部を使用する必要はない。
さらにまた蓋体8を測定器本体2とは独立して設け、図12に示すように、測定器本体2に複数の水晶センサ3を装着し、試料溶液を注液した後から、取り付けるものであってもよい。さらに蓋体8に複数の凹部82を形成して、各水晶センサ3を独立して覆うのではなく、蓋体8により各水晶センサ3を一つの部屋内で覆うようにしてもよい。さらにまた複数の水晶センサ3は、試料溶液と接触する一面側の励振電極31が上を向く状態で、2つ以上の水晶センサ3を測定器本体2の側面に縦に配列してもよい。
本発明に係る成分測定装置の一例の蓋体を開いた様子を示す斜視図である。 前記測定器に用いられる水晶センサの一例を示す分解斜視図である。 前記水晶センサの一例を示す断面図である。 前記水晶センサの一例を示す断面図である。 前記水晶センサの一例を示す斜視図である。 測定器本体に接続される水晶センサと、測定器本体の内部構成の一例を示すブロック図である。 信号処理部の具体的構成の一例を示すブロック図である。 前記測定器の蓋体が閉じられた様子を示す斜視図である。 複数個の水晶センサを用いて測定対象成分の濃度を測定する場合の、周波数差と、希釈率の異なる試料溶液中の測定対象成分の濃度との関係を示す特性図である。 他の水晶センサの例を示す分解斜視図である。 本発明の他の測定器の構成の一例を示す平面図である。 本発明のさらに他の測定器の構成の一例を示す平面図である。 本発明のさらに他の測定器の構成の一例を示す側面図である。 従来の成分測定装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 測定器本体
3,9 水晶センサ
30 水晶振動子
31,32 励振電極
33,34 導出電極
4 プリント基板
41 接続端子部
42 孔部
43,44 電極
5 ベース体
51 凹部
52 第1の凹部
53 第2の凹部
54,55 孔部
6 ケース体
61 面部
62,63 開口部
71 発振回路
72 信号処理部
8 蓋体
80 収納領域
82 凹部

Claims (8)

  1. 試料溶液中の測定対象成分を検知するために用いられる成分測定装置において、
    気密空間を形成するための凹部を備えた保持部と、一面側の励振電極に測定対象成分を吸着するための吸着層が形成されると共に、他面側の励振電極が前記凹部に臨むように当該凹部を塞いだ状態で前記保持部に保持された水晶振動子と、を含む水晶センサと、
    この水晶センサに電気的に接続される発振回路を含み、試料溶液を前記吸着層に接触させることによる水晶振動子の固有振動数の変化分を検出するための測定器本体と、
    この測定器本体に設けられ、前記吸着層が上を向いた状態で複数の水晶センサが夫々着脱自在に装着される複数の接続端子部と、を備え、
    前記測定器本体における検出結果に基づいて試料溶液中の測定対象成分の有無及び測定対象成分の濃度の少なくとも一方を測定することを特徴とする成分測定装置。
  2. 前記測定器本体に装着された水晶センサの周囲を覆う蓋体を備えたことを特徴とする請求項1記載の成分測定装置。
  3. 前記蓋体は、前記測定器本体の側面部に沿って水平に伸びる軸の回りに回転自在に設けられ、前記複数の水晶センサを覆う位置と試料溶液を注液できるように水晶センサが露出する位置との間で開閉するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の成分測定装置。
  4. 前記蓋体は、蓋体で覆われる領域が外部からシールドされるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の成分測定装置。
  5. 前記蓋体の内側は、複数の水晶センサを独立して覆うように複数に区画され、かつ各区画領域が互いにシールドされるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の成分測定装置。
  6. 前記保持部は、その一端側に前記測定器本体の接続端子部に装着される接続端子部が設けられた配線基板を備えたことを特徴とする請求項1記載の成分測定装置。
  7. 前記保持部は、前記配線基板に積層される弾性素材からなる水晶保持部材を備え、水晶振動子は、この水晶保持部材に取り付けられていることを特徴とする請求項6記載の成分測定装置。
  8. 前記水晶振動子の励振電極と配線基板の電極とは導電性接着剤により互いに接着されていることを特徴とする請求項6記載の成分測定装置。
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