JP2011038846A - 干渉膜厚計 - Google Patents

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Abstract

【課題】干渉膜厚計100において、検査ワークの光反射率測定時に都度必要であった付随計測(特に校正サンプルの計測)を省略可能にして、測定時間の短縮や装置構成の簡単化を促進する。
【解決手段】ヘッド4の内部に光反射率一定の内部反射機構8を配置するとともに、該内部反射機構8で反射した光が、光検出器2で受光されるように構成しておき、光が実質的に導入されていない状態での光検出器2の出力値と、光を実質的に反射しないダークサンプルを用いたときの前記光検出器2の出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを用いたときの光検出器2の出力値と、測定対象である検査ワークを用いたときの光検出器2の出力値とに基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出するようにした。
【選択図】 図3

Description

この発明は、干渉膜厚計等に関し、特に測定の対象となる検査ワークの光反射率を測定する反射率測定機構に関するものである。
干渉膜厚計とは、特許文献1に示すように、測定対象となる膜体等の検査ワークに対して測定光を照射し、その表面で反射する反射光と、検査ワークの内部を透過して反対側の境界面で反射して表面から出てくる透過反射光とによる干渉光のスペクトルを取得し、その測定スペクトルに基づいて検査ワークの膜厚を求めるものである。
かかる干渉膜厚計においては、検査ワークの光学的反射率を測定する必要がある。そのため、従来は、図1に示すように、反射率が既知で一定の校正サンプルSP及び光を全く反射しないダークサンプルSPに光源1’からそれぞれ光を照射し、各場合における光検出器2’の出力値を計測する。そして、以下の式(数1)から検査ワークSPの光学的反射率Rを求めるようにしている。なお、ダークサンプルSPを計測するのは、反射光が無い状態での光検出器2’の出力値がオフセット量を示すことから、このオフセット量をキャンセルするためである。
ここで、Iは検査ワークSPについての光検出器2’の出力値、Iは校正サンプルSPについての光検出器2’の出力値、IはダークサンプルSPについての光検出器2’の出力値、Rは校正サンプルSPの光学的反射率(既知)である。
特開2005−3401号公報
ところで、実際には、IやIの値にかなりの時間変動が認められることから、従来は、検査ワークSPを計測する都度、校正サンプルSP及びダークサンプルSPについての光検出器2’の出力値を求めている。
しかしながら、そのために、都度、各サンプルを入れ替えるなどしなければならず、測定に手間と時間がかかるという不具合が生じている。特に校正サンプルSPは、ヘッド4’からの距離などを検査ワークSPとほぼ同条件にしなければならず、その計測にかかる手間や時間はかなりのものとなっている。
そこで、例えば図2に示すように、ヘッド4’を可動式にしておき、検査ワークSPとは異なる場所に載置した校正サンプルSPやダークサンプルSPを、前記ヘッド4’を移動させて計測するようにした装置も開発されている。しかしながら、この場合は、装置構成が複雑になり、高価格化を招き得る。
本発明は、かかる不具合を鑑みてなされたものであって、その主たる所期課題は、検査ワークの光反射率測定時に都度必要であった付帯計測(特に校正サンプルの計測)を省略可能にして、測定時間の短縮や装置構成の簡単化を促進することにある。
すなわち、本発明に係る干渉膜厚計は、下記(1)〜(4)に示すヘッド、光検出器、内部反射機構、及び反射率算出部を具備したことを特徴とするものである。
(1)前記ヘッドは、測定光を対象物に向かって射出するとともに該測定光を照射された前記対象物からの反射光を導入するためのものである。
(2)前記光検出器は、受光した光の強度を検出するものであり、その受光部は前記ヘッド内に導入された前記反射光が到達する位置に配置されている。
(3)前記内部反射機構は、前記ヘッド内における前記測定光の一部が到達する位置であって当該内部反射機構で反射した光が前記光検出器の受光部に到達する位置に配置された、光反射率が一定のものである。
(4)前記反射率算出部は、光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である従計測期間内において、光が実質的に導入されていない状態での光検出器の出力値である第1出力値と、光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第2出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第3出力値と、を計測するとともに、前記従計測期間以外の期間であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である主計測期間内において、光が実質的に導入されていない状態での光検出器の出力値である第4出力値と、前記ダークサンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第5出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第6出力値とを計測し、これら第1〜第6出力値に基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出するものである。
このようなものであれば、従来検査ワークの測定の都度必要であった校正サンプルの測定を省略でき、測定の時間短縮を図れる。また、従来のように校正サンプルを計測するためにヘッドを可動式にしたり、あるいは各サンプルを入れ替えたりするといったことが不要になり、機器構成の簡略化や低価格化の促進が可能になる。
その理由は、要すれば、ダークサンプルの計測値を、従来のようにオフセット量として一括に取り扱うのではなく、光源に起因する要因と光源に起因しない要因とに厳密に分けたことにある。すなわち、光が実質的に導入されていない状態での光検出器の出力値、すなわち第1出力値を求めるようにしたことに本発明の大きな特徴があり、このことから、初期調整時等に1回だけ校正サンプルを計測するだけで、あとはダークサンプルの計測のみを検査ワークの測定時に付帯させれば、検査ワークの光反射率を測定することができるようになったものである。なお、この算出法の一例を、後記実施形態において式を用いて詳述する。
より具体的には、前記反射率算出部が、前記第4出力値の計測時の前又は後であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である主計測期間内に前記第1出力値及び第2出力値を計測する一方、前記主計測期間以外の期間に前記第3出力値を計測するとともに、その前又は後であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である従計測期間内に、前記主計測期間における計測とは別に前記第1出力値及び第2出力値をそれぞれ計測し、前記主計測期間に計測した第4出力値、第1出力値及び第2出力値と、前記従計測期間に計測した第3出力値、第1出力値及び第2出力値とに基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出するものであることが望ましい。なおここで、「光検出器の出力値変動」とは、光検出器の出力値変動とは、光源の光量変動及び検出器そのもののドリフトやオフセットによる変動の総和による変動のことである。
また、本願他の発明に係る干渉膜厚計は、下記(1)〜(4)に示すヘッド、光検出器、内部反射機構、及び反射率算出部を具備したことを特徴とするものである。
(1)前記ヘッドは、測定光を対象物に向かって射出するとともに該測定光を照射された前記対象物からの反射光を導入するためのものである。
(2)前記光検出器は、受光した光の強度を検出するものであり、その受光部は前記ヘッド内に導入された前記反射光が到達する位置に配置されている。
(3)前記内部反射機構は、前記ヘッド内における前記測定光の一部が到達する位置であって当該内部反射機構で反射した光が前記光検出器の受光部に到達する位置に配置された、光反射率を2値に変更可能なものである。
(4)前記反射率算出部は、光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である従計測期間内において、以下に示すa又はbいずれか一方の動作を行って後述する第1〜第3出力値を計測するとともに、前記従計測期間以外の期間であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である主計測期間内において、以下に示すc又はdいずれか一方の動作を行って後述する第4〜第6出力値を計測し、これら第1〜第6出力値に基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出するものである。
a.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第1出力値及び第2出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第3出力値とを計測する。
b.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第1出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第2出力値及び第3出力値とを計測する。
c.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第4出力値及び第5出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第6出力値とを計測する。
d.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第4出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第5出力値及び第6出力値とを計測する。
このようなものでも、前述同様の作用効果を得られる。特にこのものであれば、光検出器そのもののオフセットを測定するための特段の構成が必要ないという効果をも奏し得る。
より簡単な構成で各出力値を得るための光路を形成するには、前記ヘッド本体内にビームスプリッタを配置し、このビームスプリッタによって、測定光の一部を反射して対象物に照射するとともに測定光の一部を透過させて内部反射機構に照射する一方、対象物で反射した反射光を透過させて光検出器に導くとともに内部反射機構で反射した光を反射して光検出器に導くように構成することが望ましい。
前記ダークサンプルが、測定光が照射される照射位置と照射されない退避位置との間で移動可能に又は着脱可能にヘッドに付帯させてあるものであれば、ダークサンプルの計測時にヘッドを動かす必要がないので、固定式のヘッドを実現できる。
なお、前記内部反射機構は、特に専用に設けたものに限られず、例えばヘッドの内壁を利用したものでも構わない。
以上に述べた本発明によれば、従来検査ワークの測定の都度必要であった校正サンプルの計測を省略でき、測定の時間短縮を図れる。また、従来のように校正サンプルを計測するためにヘッドを可動式にしたり、あるいは各サンプルを入れ替えたりするといったことを不要にでき、機器構成の簡略化や低価格化の促進を図れる。
従来の干渉膜厚計における光反射率の測定原理を示す模式図。 従来の干渉膜厚計の概要を示す模式的全体斜視図。 本発明の第1実施形態における干渉膜厚計の模式的機能図。 同実施形態における干渉膜厚計の模式的全体斜視図。 同実施形態における光検出器の模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 本発明の第2実施形態に係る干渉膜厚計の測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 本発明の他の実施形態に係る干渉膜厚計の測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計の測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 同実施形態の干渉膜厚計における測定原理を示す模式図。 本発明のさらに他の実施形態における干渉膜厚計の模式的機能図。 本発明のさらに他の実施形態における干渉膜厚計の部分断面図。 本発明のさらに他の実施形態における干渉膜厚計の模式的全体斜視図。 本発明のさらに他の実施形態における干渉膜厚計の模式的全体斜視図。 本発明のさらに他の実施形態における干渉膜厚計の模式的全体斜視図。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<第1実施形態:暗電流測定方式>
本実施形態に係る干渉膜厚計100は、太陽電池やフラットパネル用の膜の厚み測定に好適に利用されるものであり、図3に示すように、測定光を前記検査ワークSP等の対象物に向かって射出するとともに該測定光を照射された前記対象物からの反射光を導入するヘッド4と、ヘッド4に導入された反射光を受光してその強度を検出する光検出器2と、前記光検出器2の出力値に基づいて前記対象物の光反射率を算出する反射率算出部5とを具備している。
測定光は、この実施形態では、ヘッド4内に搭載された白色光源1から射出されるが、光源1をヘッド4とは別に配置して、光ファイバ等でヘッド4に導くようにしてもよい。
ヘッド4は、図3、図4に示すように、例えば検査ワークSPに対向する面を開口させて測定光及び反射光の光導出入口4aとした中空の筐体であり、例えば支持ビーム6によって固定支持されている。
光検出器2は、分光機能を有したもので、例えば図5に示すように、受光した光を一定波長毎に分光する分光手段21と、この分光手段21で波長毎に分離された光をそれぞれ受光し、各光の光量に応じた値の電気信号を出力する、アレイ状で複数のチャンネルをもつCCDやCMOS、フォトマル等のセンサ素子22を具備している。また、この光検出器2にはオフセット量検出機構7が付帯させてあって、この光検出器2に実質的に光が入っていない状態での出力値、すなわち各センサ素子22のオフセット出力値を検出できるようにしてある。具体的に、このオフセット量検出機構7は、図5に示すように、一部のセンサ素子22’と、その一部のセンサ素子22’への光を物理的に遮断するマスク部材71とから構成されるものである。そして、このマスクされたセンサ素子22’(以下、マスクセンサ素子22’とも言う)の出力から、他のセンサ素子22のオフセット出力値を推定算出できるようにしてある。その推定算出方法としては、センサ素子22のオフセット出力値を、マスクセンサ素子22’と同じオフセット出力値とする方法や、センサ素子22のマスクセンサ素子22’に対するばらつきを予め測定しておいてマスクセンサ素子22’の出力値から前記ばらつきに基づいて他の各センサ素子22のオフセット出力値を算出する方法等を挙げることができる。その他に、光検出器2の受光部分にシャッタを設けておき、そのシャッタによって受光部分を完全に光が入らないように覆ったときの各センサ素子22の出力値をオフセット出力値とするような構成も考えられる。
ヘッド4の内部には、図3に示すように、前記光源1及び光検出器2に加えて、ビームスプリッタ3及び内部反射機構8が配置してある。ビームスプリッタ3は、光の一部を透過し一部を反射する特性を有した等厚平板状をなす透明部材である。この実施形態では、光源1から射出された測定光の光軸に対しビームスプリッタ3の表面が斜め45°をなすように該ビームスプリッタ3を配置し、このビームスプリッタ3で反射された一部の測定光が前記光導出入口4aを通って検査ワークSP等の対象物の表面に向かって垂直に照射されるようにしてある。また、ビームスプリッタ3を挟んで光源1と対向する位置に、前記内部反射機構8が配置してある。この内部反射機構8は、光反射率が既知かつ一定の等厚板状部材であり、ここではその表面が光源1から出てビームスプリッタ3を透過した測定光の光軸と垂直になるように配置してある。
したがって、光源1から射出された測定光は、ビームスプリッタ3で一部が反射されて検査ワークSP等の対象物に向かい、そこで反射されて再度ビームスプリッタ3に向かい、さらにその一部が当該ビームスプリッタ3を透過して光検出器2に照射されることとなる。また、光源1から射出され、ビームスプリッタ3を透過した他の一部の測定光は、内部反射機構8で反射されて再度ビームスプリッタ3に向かい、さらにその一部が当該ビームスプリッタ3で反射されて光検出器2に照射されることとなる。つまり、光検出器2には、主として、検査ワークSP等の対象物からの反射光の一部と、内部反射機構8からの反射光の一部が導入されることになるが、その他にヘッド4内部で散乱した光源1による迷光等もわずかに導入される。
反射率算出部5は、図3に示すように、コンピュータ等の情報処理装置がその役割を担うものである。すなわち、情報処理装置を構成するメモリに記憶させたプログラムにしたがってCPUやその周辺機器が協働することによって、この情報処理装置が前記反射率算出部5としての機能を発揮する。しかして、この反射率算出部5の機能詳細を測定手順の説明を兼ねて以下に詳述する。
まず、検査ワークSPの計測に先立って又は後に行われる従計測について説明する。この従計測は、例えば工場出荷時などの初期設定時に行えばよい。この従計測が行われる期間、すなわち従計測期間の長さは、光検出器2の出力値変動が実質的に無視できる時間内に設定されている。
この従計測では、測定光が照射される所定のサンプル載置位置にオペレータがダークサンプルSPを置く。ダークサンプルSPとは、図4に示すように、測定に用いる波長領域の光を実質的に反射しない部材で作られた板状のものである。
その後、反射率算出部5が作動して、光検出器2の出力値、つまり各センサ素子22の出力値を取得する。そしてそれら各出力値を第2出力値Iとしてメモリに記憶する。
次に、オペレータがダークサンプルSPに代えて、校正サンプルSPを前記サンプル載置位置に置く。すると、反射率算出部5は、指令信号を出力して校正サンプルSP上にヘッド4を移動させ、図7に示すように、光検出器2の出力値、つまり各センサ素子22の出力値をそれぞれ取得する。そしてそれら各出力値を第3出力値Iとしてメモリに記憶する。校正サンプルSPとは、光反射率が既知の板状のサンプルのことである。
一方で当該反射率算出部5は、光が実質的に導入されていない状態での光検出器2の出力値である第1出力値Iを取得する。具体的には、前述したようにマスクセンサ素子22’の出力値に基づいて各センサ素子22のオフセット出力値を取得し、各オフセット出力値をそれぞれ第1出力値Iとしてメモリに記憶する。
以上が従計測である。なお、前述した一連の各出力値I、I、Iの取得順序は問わない。また、従計測前に光源1を予め点灯させて、その光量が十分に安定した状態にしておく必要がある。
次に、検査ワークSPを計測する主計測について説明する。この主計測が行われる期間、すなわち主計測期間の長さは、従計測期間同様、光検出器2の出力値変動が実質的に無視できる時間内に設定されている。
この主計測では、前記サンプル載置位置にオペレータが検査ワークSPを置く。その後、反射率算出部5が動作して、図8に示すように、光検出器2の出力値、つまり各センサ素子22の出力値をそれぞれ取得する。そしてそれら各出力値を第6出力値I’としてメモリに記憶する。
次に、オペレータが検査ワークSPに代えて、ダークサンプルSPを前記サンプル載置位置に置く。すると、反射率算出部5は、図9に示すように、各センサ素子22の出力値を取得し、それら各出力値を第2出力値I’としてメモリに記憶する。
さらに反射率算出部5は、従計測時と同様、マスクセンサ素子22’の出力値に基づいて各センサ素子22のオフセット出力値を取得し、これらを第4出力値I’としてメモリに記憶する。
このようにして主計測が終了する。なお、前述した一連の出力値I’、
’、 I’の取得順序は問わない。また、光源1を予め点灯させて、主計測の期間中、その光量が十分に安定した状態にする必要がある。
次に反射率算出部5は、前記主計測及び従計測で計測した各出力値I’、I、I、I、I’、I’に基づいて検査ワークSPの光反射率を波長毎に求める。
その算出式は以下の通りである。
この算出式(数2)が導き出される理由を説明する。
従計測におけるダークサンプルSPからの出力値である第2出力値Iは、ビームスプリッタ3や内部反射機構8、あるいはヘッド4の内壁等で透過乃至反射し、光検出器2(ここでは、ある1波長について説明しているので、具体的には1つのセンサ素子22)に導かれた測定光の光量と、前記センサ素子22の従計測時におけるオフセット出力値である第1出力値Iとを足しあわせた値である。したがって、前記第2出力値Iは式(数3)で表される(図6参照)。
ここでαは、ビームスプリッタ3や内部反射機構8、ヘッド4内壁等での透過乃至反射による測定光の減衰率を表すもので、時間変動しないこのヘッド4固有の一定値である。Iは、従計測時における測定光の光量である。
一方、従計測における校正サンプルSPからの出力値、つまり第3出力値Iは、前記ダークサンプルSPの計測値Iと、校正サンプルSPで反射しさらにビームスプリッタ3を透過してセンサ素子22に導かれた反射光の光量とを足しあわせた値であることから、式(数4)で表される(図7参照)。
ここでβは、ビームスプリッタ3や校正サンプルSP、ヘッド4内壁等での透過乃至反射による測定光の減衰率を表すもので、時間変動しないこのヘッド4固有の一定値である。Rは、校正サンプルSPの当該波長の光に対する反射率、Iは従計測時の測定光の光量である。
これら式(数3、数4)からIを消去すれば、下記式(数5)が導き出される。
他方、主計測におけるダークサンプルSPからの出力値、つまり第5出力値I’は、式(数6)で表される(図8参照)。
ここで、I’は主計測時の測定光の光量、I’は前記センサ素子22の主計測時のオフセット出力値である。
また、検査ワークSPを対象としたときのセンサ素子22の出力値である第6出力値I’は、前記ダークサンプルSPの計測値I’と、検査ワークSPで反射しさらにビームスプリッタ3を透過してセンサ素子22に導かれた反射光の光量とを足しあわせた値であることから、式(数7)で表される。
この式(数6、数7)からIを消去すれば、下記式(数8)が導き出される。
しかして、α、βはヘッド固有の一定値と考えられることから、式(数5)と式(数8)の値は等しく、これら式(数5)及び式(数8)から前記式(数2)が導き出される。
したがって、本実施形態によれば、従計測時にのみ、校正サンプルSPを少なくとも1回だけ計測しておけばよいので、主計測時での校正サンプルSPの計測が不要となる。そして、この校正サンプルSPの計測は、ダークサンプルSPの計測に比して検査ワークとの計測条件を等しくしなければならないなど、制約が多く手間のかかるものであることから、検査ワークSPの計測時、つまり主計測時に校正サンプルSPの計測を都度行っていた従来品と比べ、大幅に測定の手間と時間を軽減することが可能になる。
なお、このように、主計測時における校正サンプルSPの計測を省略できるのは、上述したように、第1出力値、すなわち光源1に起因しないオフセット量を計測し、光源1に起因するオフセット量と分けて考慮するようにしたことに起因する。すなわち、光反射率の算出式(数2)に表面上は現れないが、αとβとの比いうヘッド4固有でなおかつ時間変動しない係数を求めることによって初めて可能になったものである。
また、光源1に起因するオフセット量を、従来のようにできるだけ減少させるのではなく、内部反射機構8によって積極的にその値を増加させたことにも本実施形態の特徴があり、このことによって前記αとβとの比を正確に求めることが可能となる。なお、理論的には、専用の内部反射機構8を積極的に設けず、ヘッド4の内壁での反射光などのような迷光を利用してα、βの比を求めてもよいが、そうすると測定精度上、若干の本実施形態より劣ることとなる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態を説明する。
この第2実施形態では、図10等に示すように、内部反射機構8’が第1実施形態のものとは異なる。すなわち、本実施形態での内部反射機構8’は、例えば、光を実質的に反射しない無反射部材8b’と、光反射率が既知の所定値を有する反射部材8a’とを具備したものであり、前記無反射部材8b’が、反射部材8a’の表面を覆う位置と反射部材8a’の表面を露出させる位置との間でスライド可能に設けられてその光反射率を第1の値(0値)と第2の値(0以外の所定値)との互いに異なる2値に切り替えうるように構成してある。なお、第1の値は0でなくともよい。
しかして、前述した従計測において、オペレータがダークサンプルSPをヘッド4の直下のサンプル載置位置にセットすると、図10に示すように、前記反射率算出部5は、無反射部材8b’が反射部材8a’を覆い、内部反射機構8’の反射率が第1の値となるように駆動したうえで、光検出器2の出力値(各センサ素子22の出力値)を取得する。そして、それら各出力値を第1出力値Ibbとしてそれぞれメモリに記憶する。次に、反射率算出部5は、図11に示すように、無反射部材8b’を移動させて反射部材8a’の表面を露出させ、内部反射機構8’の反射率が第2の値となるようにしたうえで、光検出器2の出力値(各センサ素子22の出力値)を取得する。そしてそれら各出力値を第2出力値Iとしてそれぞれメモリに記憶する。
次に、反射率算出部5は、図12に示すように、オペレータが校正サンプルSPを前記サンプル載置位置にセットすると、内部反射機構8’の反射率を第2の値とした状態で、光検出器2の出力値(各センサ素子22の出力値)をそれぞれ取得する。そしてそれら各出力値を第3出力値Iとしてメモリに記憶する。
以上が従計測である。なお、前述した一連の各出力値Ibb、I、Iの取得順序は問わない。また、従計測前に光源1を予め点灯させて、その光量が十分に安定した状態にしておく必要がある。
次に、検査ワークSPを計測する主計測を行う。この主計測では、前記従計測における校正サンプルSPに代えて検査ワークSPがサンプル載置位置にセットされる以外の手順はほぼ同じである。
すなわち、オペレータがダークサンプルSPをサンプル載置位置にセットすると、図13に示すように、前記反射率算出部5は、内部反射機構8’の反射率を第1の値に設定し、光検出器2の出力値(各センサ素子22の出力値)を取得する。そしてそれら各出力値を第4出力値Ibb’としてそれぞれメモリに記憶する。次に、内部反射機構8’の反射率を第2の値に設定し、光検出器2の出力値(各センサ素子22の出力値)を取得する。そしてそれら各出力値を第5出力値I’としてそれぞれメモリに記憶する。
次に、オペレータが検査ワークSPをヘッド4の直下にセットすると、反射率算出部5は、内部反射機構8’の反射率を第2の値とした状態で、光検出器2の出力値(各センサ素子22の出力値)をそれぞれ取得する。そしてそれら各出力値を第6出力値I’としてメモリに記憶する。
このようにして主計測が終了する。なお、前述した一連の出力値I’、I’、Ibb’の取得順序は問わない。また、光源1を予め点灯させて、主計測の期間中、その光量が十分に安定した状態にする必要がある。
次に反射率算出部5は、前記主計測及び従計測で計測した各出力値I、I、Ibb、I’、I’、Ibb’に基づいて検査ワークSPの光反射率を波長毎に求める。
その算出式は以下の通りである。
この算出式(数9)が導き出される理由を説明する。
従計測において、内部反射機構8’の反射率を第1の値及び第2の値にそれぞれ設定したときのダークサンプルSPからの出力値である第1出力値Ibb及び第2出力値Iは、ビームスプリッタ3や内部反射機構8、あるいはヘッド4の内壁等で透過乃至反射し、光検出器2(ここでは、ある1波長について説明しているので、具体的には1つのセンサ素子22)に導かれた測定光の光量と、前記センサ素子22の従計測時におけるオフセット出力値Iとを足しあわせた値である。したがって、前記第1出力値Ibb及び第2出力値Iは、式(数10、数11)で表される(図10、11参照)。
ここでKは、内部反射機構8’の反射率が第1の値(0)のときの測定光の減衰率を表し、内部反射機構8を除くビームスプリッタ3やヘッド4の内壁等での透過乃至反射による測定光の減衰率を表すものである。Kは、内部反射機構8’の反射率を第2の値に設定したときの該内部反射機構8’での同測定光の減衰率を表すものである。これらK、Kは、時間変動しないこのヘッド4固有の一定値である。
また、従計測における校正サンプルSPからの出力値、つまり第3出力値Iは、内部反射機構8’の反射率が第2の値に設定されていることから、前記ダークサンプルSPの計測値Iと、校正サンプルSPで反射しさらにビームスプリッタ3を透過してセンサ素子22に導かれた反射光の光量とを足しあわせた値となる(式(数12)、図12参照)。
これら数10〜数12からI及びKを消去すると、式(数13)が導き出される。
一方、主計測におけるダークサンプルSPからの出力値である第4出力値Ibb’、第5出力値I’、及び検査ワークSPからの第6出力値I’は、それぞれ以下の式(数14〜数16)で表される(図13〜図15参照)。
そして、これらから、式(数17)が導き出される。
しかして、前記β、Kは不変であることから、式(数13)及び式(数17)よりRを求めると、
となり、前記式(数9)が導き出される。
この第2実施形態での反射率測定方法の概要をまとめると以下の通りである。
[従計測]
ダークサンプル計測1(図10参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第1出力値Ibbを取得
ダークサンプル計測2(図11参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第2出力値Iを取得
校正サンプル計測(図12参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第3出力値Iを取得
[主計測]
ダークサンプル計測1(図13参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第4出力値Ibb’を取得
ダークサンプル計測2
・内部反射機構を第2の値に設定(図14参照)
・第5出力値I’を取得
検査ワーク計測(図15参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第6出力値I’を取得
[検査ワークの反射率算出]
前記式(数9)による。
<他の実施形態>
次に本発明の他の実施形態について説明する。なお、機器構成については第2実施形態と同様であるので説明を省略する。
第2実施形態では、従計測及び主計測においてそれぞれK/βを求め、それらが等しい関係であることに基づいて検査ワークSPの反射率Rを算出するようにしていた。
しかして、前記K/βの求め方は、第2実施形態での方法も含めて、従計測で4種類、主計測で4種類ずつある。そして、これらをどのように組み合わせても、検査ワークSPの反射率Rを算出することができる。すなわち、検査ワークSPの反射率算出方法としては、第2実施形態での方法も含めて合計16通りあり、どれを用いても構わない。
そこで、第2実施形態での方法を除いた、従計測及び主計測それぞれでのK/βの求め方を以下に説明する。
従計測では以下の3種類である。
[従計測でのK/βの算出方法1]
ダークサンプル計測1(図10参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第1出力値Ibbを取得
ダークサンプル計測2(図11参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第2出力値Iを取得
校正サンプル計測(図16参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第3出力値Iを取得
これら各出力値からK/βを算出する(式(数19))。
[従計測でのK/βの算出方法2]
ダークサンプル計測(図10参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第1出力値Ibbを取得
校正サンプル計測1(図18参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第2出力値Ir1を取得
校正サンプル計測2(図19参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第3出力値Ir2を取得
これら各出力値からK/βを算出する(式(数20))。
[従計測でのK/βの算出方法3]
ダークサンプル計測(図11参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第1出力値Ibbを取得
校正サンプル計測1(図18参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第2出力値Ir1を取得
校正サンプル計測2(図19参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第3出力値Ir2を取得
これら各出力値からK/βを算出する(式(数21))。
主計測では以下の3種類である。
[主計測でのK/βの算出方法1]
ダークサンプル計測1(図13参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第4出力値Ibb’を取得
ダークサンプル計測2
・内部反射機構を第2の値に設定(図14参照)
・第5出力値I’を取得
検査ワーク計測(図17参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第6出力値I’を取得
これら各出力値からK/βを算出する(式(数22))。
[主計測でのK/βの算出方法2]
ダークサンプル計測(図13参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第4出力値Ibb’を取得
検査ワーク計測1(図20参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第5出力値Is1’を取得
検査ワーク計測2(図21参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第6出力値Is2’を取得
これら各出力値からK/βを算出する(式(数23))。
[主計測でのK/βの算出方法3]
ダークサンプル計測(図14参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第4出力値Ibb’を取得
検査ワーク計測1(図20参照)
・内部反射機構を第1の値に設定
・第5出力値Is1’を取得
検査ワーク計測2(図21参照)
・内部反射機構を第2の値に設定
・第6出力値Is2’を取得
これら各出力値からK/βを算出する(式(数24))。
以上に述べたように、K/βの算出方法は、従計測においては、数13、数19、数20、数21の4通りがあり、主計測においては、数17、数22、数23、数24の4通りがある。光反射率Rは、これらの組み合わせによって求まるところ、その全てを数式で表すと以下の式(数25)〜式(数40)のようになる。
数13×数17(第2実施形態と同じ)
数13×数22
数13×数23
数13×数24
数19×数17
数19×数22
数19×数23
数19×数24
数20×数17
数20×数22
数20×数23
数20×数24
数21×数17
数21×数22
数21×数23
数21×数24
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、図22に示すように、前記光導出入口4aを開閉可能にダークサンプルSPをヘッド4に取り付けるようにしてもよい。このようなものであれば、従計測時、主計測時のいずれにおいても、ダークサンプルを計測するためにヘッド4を動かす必要がなくなる。したがって、固定式のヘッド4として構造の単純化や低価格化を促進できる。なお、図10において、(P)は測定光が照射される照射位置を示し、(Q)は、測定光が照射されない退避位置を示している。そしてダークサンプルSPは、前記照射位置(P)と退避位置(Q)との間でスライド移動可能にヘッド4に付帯させてある。
また、図23に示すように、ダークサンプルSPを予め架台9上に固定乃至載置しておき、その上に検査ワークSPや校正サンプルSPを載置するようにしておいても構わない。このようにすれば、ダークサンプルを着脱する手間を不要になる。予め固定しておいてもよい。ダークサンプルの上に検査サンプルや校正サンプルが置かれることとなる。その他、ダークサンプルはどこにあってもよい。
また、図24、図25に示すように、ヘッド4は1つである必要はなく、複数でも構わない。複数の場合は、ヘッド4を固定式にすることによって、より大幅なコスト削減と測定時間の短縮を図れる。なお、図24は面状にヘッド4を配してエリアを測定できる例であり、図25は、ライン状にヘッド4を配するとともに、検査ワークSPを前記ライン方向と直角方向に移動させて走査する例を示している。このように、検査ワークが流れていく太陽電池や液晶用のフラットパネルの場合、ヘッドを移動させている時間がないので、固定式のものが特に好ましい。
図26に示すように、ヘッドを水平2軸(X軸、Y軸)方向に移動可能にしてもよいし、さらにZ方向を加えて3軸方向に移動可能に構成してもよい。
さらに、反射率算出部を必ずしも設ける必要はなく、例えば各出力値に基づいてオペレータや計測者が人手による計算によって光反射率を求めるようにしてもよい。
加えて、前記実施形態では、各波長の光について光反射率を測定するために、光検出器2に分光機能を具備させていたが、光源側に分光手段を設けてもよい。また、単一波長の光や、単に光全体についての反射率を測定するのであれば、光検出器に分光手段は不要であるし、センサ素子も1つで構わない。また、干渉膜厚計のみならず、光反射率測定装置に本発明を適用してもよい。
その他、本発明は前記実施形態等に限られることなく、その趣旨を逸脱しない範囲での種々の変形が可能である。
100・・・干渉膜厚計
4・・・ヘッド
2・・・光検出器
5・・・反射率算出部
8・・・内部反射機構
3・・・ビームスプリッタ
SP・・・ダークサンプル
SP・・・校正サンプル
SP・・・検査ワーク

Claims (6)

  1. 下記(1)〜(4)に示すヘッド、光検出器、内部反射機構、及び反射率算出部を具備したことを特徴とする干渉膜厚計。
    (1)前記ヘッドは、測定光を対象物に向かって射出するとともに該測定光を照射された前記対象物からの反射光を導入するためのものである。
    (2)前記光検出器は、受光した光の強度を検出するものであり、その受光部は前記ヘッド内に導入された前記反射光が到達する位置に配置されている。
    (3)前記内部反射機構は、前記ヘッド内における前記測定光の一部が到達する位置であって当該内部反射機構で反射した光が前記光検出器の受光部に到達する位置に配置された、光反射率が一定のものである。
    (4)前記反射率算出部は、
    光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である従計測期間内において、光が実質的に導入されていない状態での光検出器の出力値である第1出力値と、光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第2出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第3出力値と、を計測するとともに、
    前記従計測期間以外の期間であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である主計測期間内において、光が実質的に導入されていない状態での光検出器の出力値である第4出力値と、前記ダークサンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第5出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第6出力値とを計測し、
    これら第1〜第6出力値に基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出するものである。
  2. 下記(1)〜(4)に示すヘッド、光検出器、内部反射機構、及び反射率算出部を具備したことを特徴とする干渉膜厚計。
    (1)前記ヘッドは、測定光を対象物に向かって射出するとともに該測定光を照射された前記対象物からの反射光を導入するためのものである。
    (2)前記光検出器は、受光した光の強度を検出するものであり、その受光部は前記ヘッド内に導入された前記反射光が到達する位置に配置されている。
    (3)前記内部反射機構は、前記ヘッド内における前記測定光の一部が到達する位置であって当該内部反射機構で反射した光が前記光検出器の受光部に到達する位置に配置された、光反射率を2値に変更可能なものである。
    (4)前記反射率算出部は、
    光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である従計測期間内において、以下に示すa又はbいずれか一方の動作を行って後述する第1〜第3出力値を計測するとともに、前記従計測期間以外の期間であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である主計測期間内において、以下に示すc又はdいずれか一方の動作を行って後述する第4〜第6出力値を計測し、これら第1〜第6出力値に基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出するものである。
    a.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第1出力値及び第2出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第3出力値とを計測する。
    b.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第1出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第2出力値及び第3出力値とを計測する。
    c.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第4出力値及び第5出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第6出力値とを計測する。
    d.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第4出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第5出力値及び第6出力値とを計測する。
  3. 前記ヘッド本体内に配置したビームスプリッタをさらに具備し、該ビームスプリッタが、測定光の一部を反射して対象物に照射するとともに測定光の一部を透過させて前記内部反射機構に照射する一方、ヘッド内に導入された前記反射光を透過させて光検出器に導くとともに内部反射機構で反射した光を反射して光検出器に導くように配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の干渉膜厚計。
  4. 前記ダークサンプルが、測定光が照射される照射位置と照射されない退避位置との間で移動可能に又は着脱可能にヘッドに付帯させてある請求項1乃至3いずれか記載の干渉膜厚計。
  5. 測定光を対象物に向かって射出するとともに該測定光を照射された前記対象物からの反射光を導入するヘッドと、前記ヘッド内に導入された前記反射光が到達する位置に配置された光検出器と、前記ヘッド内における前記測定光の一部が到達する位置であって当該内部反射機構で反射した光が前記光検出器の受光部に到達する位置に配置された、光反射率を2値に変更可能な内部反射機構とを設けたうえで、
    光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である従計測期間内において、光が実質的に導入されていない状態での光検出器の出力値である第1出力値と、光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第2出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第3出力値と、を計測するとともに、
    前記従計測期間以外の期間であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である主計測期間内において、光が実質的に導入されていない状態での光検出器の出力値である第4出力値と、前記ダークサンプルを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第5出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用いたときの前記光検出器の出力値である第6出力値とを計測し、
    これら第1〜第6出力値に基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出することを特徴とする反射率測定方法。
  6. 測定光を対象物に向かって射出するとともに該測定光を照射された前記対象物からの反射光を導入するヘッドと、前記ヘッド内に導入された前記反射光が到達する位置に配置された光検出器と、前記ヘッド内における前記測定光の一部が到達する位置であって当該内部反射機構で反射した光が前記光検出器の受光部に到達する位置に配置された、光反射率を2値に変更可能な内部反射機構とを設けたうえで、
    光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である従計測期間内において、以下に示すa又はbいずれか一方の動作を行って後述する第1〜第3出力値を計測するとともに、
    前記従計測期間以外の期間であって光検出器の出力値変動が実質的に無視できる期間である主計測期間内において、以下に示すc又はdいずれか一方の動作を行って後述する第4〜第6出力値を計測し、
    これら第1〜第6出力値に基づいて、前記検査ワークの光反射率を算出することを特徴とする反射率測定方法。
    a.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第1出力値及び第2出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第3出力値とを計測する。
    b.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第1出力値と、光反射率が既知の校正サンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第2出力値及び第3出力値とを計測する。
    c.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第4出力値及び第5出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第6出力値とを計測する。
    d.光を実質的に反射しないダークサンプルを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率をいずれか一方の値に設定したときの前記光検出器の出力値である第4出力値と、測定対象である検査ワークを対象物として用い、かつ前記内部反射機構の光反射率を2値に変化させたときの前記光検出器のそれぞれの出力値である第5出力値及び第6出力値とを計測する。
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