JP2011038542A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】気泡に起因する自励振動を抑制することができる電磁弁を提供する。
【解決手段】電磁弁100は、作動液が流入する作動液路106aおよび作動液が流出する作動液路108eが形成されているハウジングと、スリーブ108の内部に設けられた弁座106bに接離可能に配置され、弁部を開閉可能なロッド120と、弁室102とばね室118とを連通させる所定の連通路122bが形成されており、弁室102側の端部にロッド120が取り付けられているプランジャ122と、プランジャ122とばね室118を挟んで対向配置されている本体部108aと、プランジャ122をロッド120の閉弁方向に付勢するばね110と、プランジャ122の本体部108aと対向する側の端面に設けられ、プランジャ122が本体部108aに向かって移動した際にばね室118に生じている隙間を埋めるワッシャ124と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁弁に関し、特にブレーキ装置等の液圧回路に用いられる液圧制御弁として好適な電磁弁に関する。
近年、ブレーキペダルの操作力に応じた液圧を液圧回路内に発生させ、ホイールシリンダにその液圧を供給することにより車輪に制動力を付与するブレーキ装置が知られている。このようなブレーキ装置には、そのホイールシリンダの手前に増圧弁や減圧弁等の電磁弁が設けられており、これらの電磁弁を開閉制御することによってホイールシリンダへの作動液の給排量を調整して液圧を制御し、各車輪に適切な制動力を付与している。
このような電磁弁は、弁部を内蔵したボディとソレノイドとを一体に組み付けて構成されている。ボディの内部において作動液が導入・導出される通路には弁座が設けられており、その弁座に着脱して弁部を開閉可能な弁体が配設されている。弁体は、ソレノイドを構成するプランジャに一体動作可能に支持されている。
例えば、常閉型の電磁弁であれば、ソレノイドに通電がされると、ソレノイドの固定鉄心とプランジャとの間に吸引力(以下、「ソレノイド力」ともいう)が発生し、弁体が弁座から離間する開弁方向に動作する。プランジャと固定鉄心との間には、ソレノイド力に抗してプランジャ、ひいては弁体、を固定鉄心から離間させる閉弁方向に付勢するばねが装着されている。このため、ソレノイドへの通電が遮断されると、弁体が弁座に着座して閉弁状態を保持する。ソレノイドに通電がなされた制御中においては、弁体に負荷される前後差圧による力、ソレノイド力、及びばねによる荷重が均衡するように弁開度が調整される。
ところで、このような電磁弁は一般に、ブレーキペダルの操作等に起因する前後差圧の変動による自励振動の問題をかかえている。例えば、ブレーキをかけて車両が停止している状態から発進しようとする場合、ブレーキペダルの操作が緩められると、減圧弁の開弁制御によりブレーキシリンダから作動液がリザーバに流入する。この場合、減圧弁の前後の差圧が大きいと、単位時間あたりに減圧弁を流れる作動液の流量が多くなるため、一定の割合で安定した減圧が行われにくく、減圧弁が自励振動する場合がある。増圧弁等の他の電磁弁においても、その前後差圧が大きく変動することにより、同様に自励振動の問題が発生し得る。この自励振動は、作動液から析出した気泡によって助長される。
すなわち、ソレノイドに通電がされてプランジャの動作とともに弁体が弁座から離間すると、作動液が高圧の一次圧側から弁部を介して低圧の二次圧側へ流れる。このとき弁部から弁室に導入された作動液は、プランジャに形成された連通路などを通ってその弁室と反対側のばね室に回りこみ、やがてはプランジャ前後の圧力を均衡させるように作用する。しかし、このように作動液が弁部を介して高圧側から低圧側へ開放されと、その作動液中に高圧下で溶解していた気体が析出して気泡になることがある。この気泡が作動液とともにばね室に導入すると、そのプランジャのばね室側の油量剛性が低下してプランジャに前後差圧が作用し、自励振動が発生しやすくなる。
そこで、流路に生じた気泡が連通路を通ってばね室に侵入しないように、流路と連通路との間に邪魔板を設けることで、気泡のばね室への侵入を抑制する液圧バルブが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−308156号公報
しかしながら、上述の液圧バルブは、ばね室内の気泡を積極的に外部へ排出する構造ではないため、仮にばね室に気泡が侵入した場合、気泡がそのまま滞留してしまうおそれがあった。そのため、自励振動の抑制という観点からは、更なる改善が求められていた。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、気泡に起因する自励振動を抑制することができる電磁弁を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電磁弁は、ソレノイドにより開閉制御される弁部を備えた電磁弁であって、内部に前記弁部が設けられるとともに、外部から前記弁部へ作動液が流入する流入ポートおよび前記弁部を通過した作動液が外部へ流出する流出ポートが形成されているハウジングと、前記ハウジングの内部に設けられた弁座に接離可能に配置され、前記弁部を開閉可能な弁体と、前記ハウジングの内部に配置されて前記ハウジングの内部を前記弁部側の弁室と前記弁部と反対側の背圧室とに区画するとともに、前記弁室と前記背圧室とを連通させる所定の連通路が形成されており、前記弁室側の端部に前記弁体が取り付けられている可動子と、前記可動子と前記背圧室を挟んで対向配置され、通電されたソレノイドの働きにより前記可動子を前記弁体の開弁方向に吸引する固定子と、前記可動子を前記弁体の閉弁方向に付勢する付勢部材と、前記可動子の前記固定子と対向する側の端面に設けられ、前記可動子が前記固定子に向かって移動する際に前記背圧室に生じていた隙間を埋める隙間埋め部材と、を備える。
この態様によると、仮に背圧室に気泡が溜まっている場合であっても、隙間埋め部材により背圧室の隙間が埋められるため、背圧室から気泡が排出されやすくなる。その結果、気泡に起因する自励振動が抑制される。
前記隙間埋め部材は、ワッシャであってもよい。これにより、簡易な形状の隙間埋め部材を実現することができる。
前記ワッシャは、非磁性であり、前記弁部が開弁されている状態で前記固定子と当接することで弁体のストローク量を規定してもよい。これにより、ワッシャが固定子と当接した場合であっても、固定子と可動子との間にワッシャが挟持されるため、磁性体である固定子と可動子とが必要以上に密着することが防止される。また、ワッシャ自体が弁体のストローク量を規定するため、可動子の他の部分にストッパ部材を設ける必要がなくなる。
前記ワッシャの前記固定子と当接する側の面は、少なくとも前記連通路より外側の領域において、前記固定子の前記ワッシャが当接する側の面と合わさる形状であってもよい。これにより、ワッシャと固定子との間のスペースがほぼなくなるため、気泡が固定子の表面に留まる可能性がより低減される。特に、連通路の外側の領域の隙間をなくすことで、隙間から押し出された気泡が連通路に向かいやすくなる。
前記連通路は、第1の連通路と第2の連通路とを有してもよい。前記第1の連通路は、前記弁室から前記背圧室に向かうにしたがって断面積が大きくなるよう形成されており、前記第2の連通路は、前記弁室から前記背圧室に向かうにしたがって断面積が小さくなるように形成されていてもよい。これにより、弁室と背圧室との間を循環する作動液の流れが発生するため、背圧室の気泡は連通路を介して弁室側へ排出されやすくなる。
前記固定子は、その表面の段差の谷部がR形状を有していてもよい。これにより、背圧室に存在する気泡が、例えば段差の谷部が直角な場合と比較して、谷部に引っかかりにくくなり、背圧室内の作動液の流れによって移動しやすくなる。その結果、連通部の近傍に達する頻度も高くなり、背圧室から弁室へ向かって排出されやすくなる。
本発明に係る電磁弁によれば、気泡に起因する自励振動を抑制することができる。
第1の実施の形態に係るブレーキ制御装置の系統図である。 第1の実施の形態に係るブレーキ制御装置に搭載される電磁弁の構成を詳細に示す断面図である。 図2のA領域を含む拡大図である。 図3に示す電磁弁に通電を行った状態におけるばね室近傍を示す要部断面図である。 第2の実施の形態に係る電磁弁の構成を詳細に示す断面図である。 第2の実施の形態に係るプランジャの斜視図である。 比較例としての電磁弁のばね室近傍を拡大した断面図である。 段差の谷部に気泡が存在する場合に作動液の流れによって受ける力を模式的に示した図である。 第3の実施の形態に係る電磁弁において谷部をR形状に加工したばね室近傍を拡大した断面図である。 図9に示す谷部近傍を拡大した模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下の形態で説明する電磁弁は、液圧を制御する液圧回路などに適用することが可能であり、例えば、車両用の電子制御式ブレーキシステムの液圧回路に用いると好適である。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るブレーキ制御装置10の系統図である。ブレーキ制御装置10には電子制御式ブレーキシステム(ECB)が採用されており、運転者によるブレーキ操作部材としてのブレーキペダル12の操作に応じて車両の4輪のブレーキを独立かつ最適に設定する。
ブレーキペダル12は、運転者による踏み込み操作に応じて作動液としてのブレーキオイルを送り出すマスタシリンダ14に接続されている。また、ブレーキペダル12には、その踏込ストロークを検出するストロークセンサ46が設けられている。更に、マスタシリンダ14にはリザーバタンク26が接続されており、マスタシリンダ14の一方の出力ポートには、電磁弁23を介して運転者によるブレーキペダル12の操作力に応じた反力を創出するストロークシミュレータ24が接続されている。電磁弁23は、いわゆる常閉型のリニアバルブであり、電流が供給されていない状態では閉弁し、運転者によるブレーキペダル12の踏み込み操作が検出された場合に電流が供給され開弁する。
マスタシリンダ14の一方の出力ポートには、右前輪用のブレーキ油圧制御管16が接続されている。ブレーキ油圧制御管16は、右前輪に制動力を付与する右前輪用ホイールシリンダ20FRに接続されている。また、マスタシリンダ14の他方の出力ポートには、左前輪用のブレーキ油圧制御管18が接続されている。ブレーキ油圧制御管18は左前輪に制動力を付与する左前輪用ホイールシリンダ20FLに接続されている。
ブレーキ油圧制御管16の途中には右マスタ弁22FRが設けられており、ブレーキ油圧制御管18の途中には左マスタ弁22FLが設けられている。右マスタ弁22FRおよび左マスタ弁22FLは、いずれもいわゆる常開型のリニアバルブであり、電流が供給されている状態では閉弁してマスタシリンダ14と右前輪用ホイールシリンダ20FRまたは左前輪用ホイールシリンダ20FLとの連通を阻止する。また、右マスタ弁22FRおよび左マスタ弁22FLは、電流の供給が減少または停止されることにより開弁してマスタシリンダ14と右前輪用ホイールシリンダ20FRまたは左前輪用ホイールシリンダ20FLとを連通させる。以下、必要に応じて右マスタ弁22FRおよび左マスタ弁22FLをマスタ弁22と総称する。
また、ブレーキ油圧制御管16の中途には、右前輪側のマスタシリンダ圧を検出する右マスタ圧センサ48FRが設けられている。左前輪用のブレーキ油圧制御管18の途中には、左前輪側のマスタシリンダ圧を検出する左マスタ圧センサ48FLが設けられている。ブレーキ制御装置10では、運転者によってブレーキペダル12が踏み込まれた際、ストロークセンサ46によりその踏み込み操作量が検出される。また、ブレーキ制御装置10は、右マスタ圧センサ48FRおよび左マスタ圧センサ48FLによって検出されるマスタシリンダ圧からもブレーキペダル12の踏み込み操作力(踏力)を求めることができる。電子制御ユニット(以下、「ECU」という)90は、ストロークセンサ46の故障などを考慮して、フェイルセーフの観点から右マスタ圧センサ48FRおよび左マスタ圧センサ48FLの検出結果からマスタシリンダ圧を監視する。
リザーバタンク26には油圧給排管28の一端が接続されている。この油圧給排管28の他端には、モータ32により駆動されるポンプ34の吸込口が接続されている。ポンプ34の吐出口は高圧管30に接続されており、この高圧管30には、アキュムレータ50とリリーフバルブ53とが接続されている。本実施の形態では、モータ32によってそれぞれ往復移動させられる2体以上のピストン(図示せず)を備えた往復動ポンプがポンプ34として採用されている。また、アキュムレータ50として、ブレーキオイルの圧力エネルギを窒素等の封入ガスの圧力エネルギに変換して蓄えるアキュムレータが採用されている。
アキュムレータ50は、ポンプ34によって例えば14〜22MPa程度にまで昇圧されたブレーキオイルを蓄える。また、リリーフバルブ53の弁出口は、油圧給排管28に接続されており、アキュムレータ50におけるブレーキオイルの圧力が異常に高まって例えば25MPa程度になると、リリーフバルブ53が開弁し、高圧のブレーキオイルは油圧給排管28へと戻される。更に、高圧管30には、アキュムレータ50の出口圧力、すなわち、アキュムレータ50におけるブレーキオイルの圧力を検出するアキュムレータ圧センサ51が設けられている。
高圧管30は、右前輪用増圧弁40FR、左前輪用増圧弁40FL、右後輪用増圧弁40RR、および左後輪用増圧弁40RL(以下、必要に応じてこれらを総称して「増圧弁40」という)を介して、右前輪用ホイールシリンダ20FR、左前輪用ホイールシリンダ20FL、右後輪用ホイールシリンダ20RR、および左後輪用ホイールシリンダ20RL(以下、必要に応じてこれらを総称して「ホイールシリンダ20」という)にそれぞれ接続されている。増圧弁40の各々はいわゆる常閉型のリニアバルブ(電磁弁)であり、電流が供給されていない状態では閉弁してホイールシリンダ圧を増圧させず、電流が供給されることにより開弁してホイールシリンダ圧を増圧させる。
右前輪用ホイールシリンダ20FR〜右後輪用ホイールシリンダ20RRは、それぞれ右前輪用減圧弁42FR、左前輪用減圧弁42FL、右後輪用減圧弁42RR、および左後輪用減圧弁42RL(以下、必要に応じてこれらを総称して「減圧弁42」という)に接続されている。
右前輪用減圧弁42FRおよび左前輪用減圧弁42FLはいわゆる常閉型のリニアバルブ(電磁弁)であり、電流が供給されていない状態では閉弁してホイールシリンダ圧を減圧させず、電流が供給されることにより開弁してホイールシリンダ圧を減圧させる。一方、左後輪用減圧弁42RLおよび右後輪用減圧弁42RRはいわゆる常開型のリニアバルブ(電磁弁)であり、電流が供給されている状態では閉弁してホイールシリンダ圧を減圧させず、電流の供給が減少または停止されることにより開弁してホイールシリンダ圧を減圧させる。
右前輪用ホイールシリンダ20FR、左前輪用ホイールシリンダ20FL、右後輪用ホイールシリンダ20RR、および左後輪用ホイールシリンダ20RL付近の油圧配管には、それぞれ対応するホイールシリンダ20の液圧を検出する右前輪用ホイールシリンダ圧センサ44FR、左前輪用ホイールシリンダ圧センサ44FL、右後輪用ホイールシリンダ圧センサ44RR、および左後輪用ホイールシリンダ圧センサ44RL(以下、必要に応じてこれらを総称して「ホイールシリンダ圧センサ44」という)がそれぞれ設けられている。
上述のマスタ弁22、増圧弁40、減圧弁42、ポンプ34、アキュムレータ50、マスタ圧センサ48、ホイールシリンダ圧センサ44、アキュムレータ圧センサ51などによって油圧アクチュエータ80が構成される。油圧アクチュエータ80はECU90によってその作動が制御される。
図2は、第1の実施の形態に係るブレーキ制御装置10に搭載される電磁弁100の構成を詳細に示す断面図である。電磁弁100は、右前輪用減圧弁42FRおよび左前輪用減圧弁42FLに採用される。なお、電磁弁100が他の常閉電磁弁に採用されてもよい。電磁弁100は、弁体ユニット104、シート106、スリーブ108、ばね110、コイルヨーク112、リングヨーク114、コイル116を備える。
弁体ユニット104は、ロッド120およびプランジャ(可動子)122を有する。ロッド120は、一方の端部から所定長さにわたって他の部分より径の細い挿入部120aが設けられている。ロッド120の他端部には、後述する弁座に着座して作動液の連通を阻止するように半球状に形成された先端部120bが設けられている。
プランジャ122は、円筒状に形成された磁性体であり、ロッド120が嵌め込まれて固定されるシャフト嵌合孔122aが中心軸と同軸に設けられている。プランジャ122は、スリーブ108の内部に配置されており、スリーブ108の内部を、弁室102とばね室118とに区画する。弁室102は、ロッド120およびシート106で構成される弁部を含んでいる。背圧室として機能するばね室118は、プランジャ122を挟んで弁室102と反対側に形成されており、ばね110が配設されれている。プランジャ122は、弁室102とばね室118とを連通させる複数の連通路122bが形成されている。プランジャ122は、ロッド120の挿入部120aがシャフト嵌合孔122aに挿入され嵌合することにより、弁室102側の端部にロッド120が固定される。
シート106は、円筒状に形成された非磁性体である。シート106には、中心軸と同軸に作動液が流入する流入ポートとしての作動液路106aが設けられている。作動液路106aは、深部において細くなっており、細くなった作動液路106aとシート106の端部との境界部に弁座106bが形成されている。弁座106bは、弁体ユニット104が当接することで流路における作動液の流れが遮断される。シート106は、弁座106bが設けられた端部からスリーブ108の後述する開口部に圧入され、スリーブ108から抜けることのないよう堅固に嵌め込まれる。
スリーブ108は、固定子として機能するものであり、円柱状に形成された磁性体である本体部108aに、厚みが薄い円筒部108bが同軸となるよう一体的に結合された形状に形成される。円筒部108bは、開口端部から所定長さにわたって設けられ、プランジャ122の軸方向への移動をガイドする。また、スリーブ108には、端部の開口部108dの内壁から外面へと径方向に貫通し、作動液が流出する流出ポートとしての作動液路108eが設けられている。作動液路108eは、油圧給排管28(図1参照)と連通し、作動液路106aから流入した作動液を油圧給排管28を介してリザーバタンク26へ導出する。
このようなスリーブ108に対して、プランジャ122を先頭に弁体ユニット104が円筒部108b内部に挿入される。その後、シート106がスリーブ108の円筒部108b内部に嵌め込まれて、シート106がスリーブ108に固定される。これにより、弁体ユニット104は、ロッド120の先端部120bが弁座106bに向かう方向および弁座106bから離間する方向に移動可能に設けられる。
ロッド120の先端部120bは、弁座106bに着座することにより作動液路106aと作動液路108eとの連通を阻止し、弁座106bから離間することにより作動液路106aと作動液路108eとを連通させる。以下、ロッド120の先端部120bが弁座106bから離間する方向を「第1方向」、ロッド120の先端部120bが弁座106bに向かう方向を「第2方向」という。
スリーブ108の本体部108aは、有底のばね収容孔108fが設けられている。ばね110は、圧縮された状態で一端がスリーブ108のばね収容孔108fの底部108f1に当接し、他端がプランジャ122の底部に当接することにより、プランジャ122に第2方向(閉弁方向)に向かう付勢力を与える。つまり、ばね110は、弁体ユニット104を弁座106bに向けて付勢する。したがって、通常は、ばね110の付勢力によってロッド120の先端部120bが弁座106bに着座した状態となっている。
コイル116は、プランジャ122の外部を囲うよう、スリーブ108の外部において巻回されたソレノイドである。コイルヨーク112はカップ状に形成された磁性体である。コイルヨーク112は、コイル116の径方向外側に、コイル116を囲うように配置される。リングヨーク114は円板状の磁性体であり、中央の挿通孔がスリーブ108の外周に嵌め込まれることによりスリーブ108に固定される。コイルヨーク112は、スリーブ108の本体部108aおよびリングヨーク114に取り付けられる。こうしてコイル116は、磁性体であるコイルヨーク112およびリングヨーク114によってその外周が覆われる。
図3は、図2のA領域を含む拡大図である。プランジャ122には、第2方向側の端部として、外周近傍に円環状の第1端部122cが形成されている。スリーブ108の底部108gは、コイル116に電流が供給されて発生する磁束により、第1端部122cとの間でプランジャ122に対し第1方向に吸引力を与えるようプランジャ122の第1端部122cと対向する位置に形成されている。以下、プランジャ122の第1端部122cとスリーブ108の底部108gとの間に生じる第1方向への力を「吸引力」という。なお、本実施の形態における「吸引力」とは、電磁力や磁力によって与えられる力をいう。
電磁弁100は、コイル116に開弁電流より大きな電流が供給されると、ロッド120がシート106の弁座106bから離間することで開弁し、シート106の作動液路106aからスリーブ108の作動液路108eに作動液が流出する。このため、開弁直後に作動液路106a内部の液圧が一時的に低下してばね110によって弁体ユニット104が押し返され、ロッド120の先端部120bが再び弁座106bに着座する。これによって作動液路106a内部の液圧が上昇し、再び電磁弁100が開弁する。電磁弁100の開弁直後は、このようにロッド120の先端部120bが弁座106bに繰り返し当接する「自励振動」が発生する可能性があり、これが異音の発生に繋がるおそれがある。
このような自励振動は、ばね室118に気泡が存在することでより助長されることがある。そのため、図3に示すようなばね室118に存在する気泡Xは極力ばね室118から排出されることが望ましい。そこで、本実施の形態に係る電磁弁100は、プランジャ122がスリーブ108に向かって移動する際にばね室118に生じていた隙間を埋める隙間埋め部材としてリング状のワッシャ124を備える。ワッシャ124は、プランジャ122のスリーブ108と対向する側の端面に形成されている円環状の第1端部122cに被さるように設けられている。
図4は、図3に示す電磁弁100に通電を行った状態におけるばね室近傍を示す要部断面図である。電磁弁100は、コイル116に通電されるとプランジャ122の第1端部122cとスリーブ108の底部108gとの間に吸引力が生じ、プランジャ122がばね110の付勢力に抗して上昇する。そして、ワッシャ124は、スリーブ108の底部108gに当接し、スリーブ108とプランジャ122とに挟まれた状態で保持される。
この際、図3に示すようなばね室118の隙間に存在していた気泡Xは、ワッシャ124がばね室118の隙間の一部を埋めることで、例えば連通路122bに向かって強制的に移動させられる。このように、仮にばね室118に気泡が溜まっている場合であっても、ワッシャ124によりばね室118の隙間の少なくとも一部が埋められることで、ばね室118から気泡が排出されやすくなる。その結果、気泡に起因する自励振動が抑制される。
また、本実施の形態に係るワッシャ124は、非磁性であり、コイル116への通電時に弁部が開弁されている状態でスリーブ108と当接する厚みを有している。ワッシャ124の厚みは、弁体ユニット104の規定のストローク量に基づいて設定されている。これにより、ワッシャ124がスリーブ108と当接した場合であっても、スリーブ108とプランジャ122との間にワッシャ124が挟持されるため、磁性体であるスリーブ108と同じく磁性体であるプランジャ122とが必要以上に密着することが防止される。また、ワッシャ124自体が弁体のストローク量を規定するため、プランジャ122の他の部分にストッパ部材を設ける必要がなくなる。
また、ワッシャ124のスリーブ108と当接する側の端面124aは、少なくとも連通路122bより外側の領域において、ワッシャ124が当接するスリーブ108の底部108gと合わさる形状であってもよい。これにより、ワッシャ124とスリーブ108との間のスペースがほぼなくなるため、気泡Xがスリーブ108の表面に留まる可能性がより低減される。特に、連通路122bの外側の領域の隙間をなくすことで、隙間から押し出された気泡Xが連通路122bに向かいやすくなる。なお、「合わさる」形状とは、ワッシャ124がスリーブ108に当接する状態で気泡Xがスリーブ108とワッシャ124との間から押し出される程度に、ワッシャ124とスリーブ108とが互いに似た形状であればよい。
なお、本実施の形態に係る電磁弁100は、主としてシート106、スリーブ108によりハウジングが構成されている。スリーブ108は、プランジャ122とばね室118を挟んで対向配置され、通電されたソレノイドの働きによりプランジャ122をロッド120の開弁方向に吸引する固定子として機能する。そして、スリーブ108とシート106で囲まれた空間には、作動液路106aと作動液路108eとを連通する流路が形成されている。弁体ユニット104は、このようなハウジングの内部の空間に設けられ、通電されたコイル116の働きによりハウジングの内部を軸方向に移動する。このように、電磁弁100の弁部は、ソレノイドにより開閉制御される。
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態に係る電磁弁200の構成を詳細に示す断面図である。図6は、第2の実施の形態に係るプランジャ222の斜視図である。なお、第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付し説明を適宜省略する。
本実施の形態に係る電磁弁200は、複数の連通路を互いに異なる形状とすることで弁部の開閉動作に伴い作動液が循環するようにしたものである。作動液が循環することで、仮にばね室に気泡が存在している場合であっても、気泡が連通路を通ってばね室から排出されやすくなる。
本実施の形態に係る電磁弁200は、プランジャ222に形成された複数の連通路の形状が第1の実施の形態に係るプランジャ122の連通路122bと異なる。具体的には、 プランジャ222は、第1の連通路222aと第2の連通路222bとが形成されている。第1の連通路222aは、弁室102からばね室118に向かうにしたがって断面積が大きくなるよう形成されている。第2の連通路222bは、弁室102からばね室118に向かうにしたがって断面積が小さくなるように形成されている。
したがって、第2の連通路222bの弁室側の穴の径L2は、第1の連通路222aの弁室側の穴の径L1より大きい。そのため、弁室102からばね室118へ作動液が流れる場合、第2の連通路222bを流れる作動液の流量が第1の連通路222aを流れる作動液の流量より多くなる。また、第1の連通路222aのばね室側の穴の径L4は、第2の連通路222bのばね室側の穴の径L3より大きい。そのため、ばね室118から弁室102へ作動液が流れる場合、第1の連通路222aを流れる流量が第2の連通路222bを流れる流量より多くなる。
したがって、図5に示す矢印のように、弁室102の作動液は第2の連通路222bを通過してばね室118に達した後、第1の連通路222aを通過して弁室102に戻り、作動液路108eから外部へ排出される。このように、弁室102とばね室118との間を循環する作動液の流れが発生する。そのため、ばね室118の気泡は連通路を介して弁室102側へ排出されやすくなる。特に、第1の実施の形態で述べたワッシャ124の存在により隙間が埋められ、隙間に存在していた気泡が連通路側へ押し出されることで、気泡がばね室118から弁室102側へより排出されやすくなる。
なお、本実施の形態に係る第1の連通路222aと第2の連通路222bとは、それぞれの軸方向の断面積の変化が逆の形状として形成されているが、作動液が循環するような流れが得られればこれに限るものではない。例えば、複数の連通路のそれぞれの形状が異なっていれば、それぞれの連通路に加わる圧力が異なる可能性が高く、このような形状の連通路が複数設けられていてもよい。また、複数の連通路の形状がそれぞれ同じであっても、その形成位置を工夫することによって作動液を循環させることもできる。例えば、複数の連通路を、プランジャの軸方向を中心として非対称となる位置に形成してもよい。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、ばね室に滞留している気泡が作動液の流れによって移動しやすいように、ばね室内部の形状を工夫した電磁弁について説明する。なお、ばね室以外の構成については上述の各実施の形態と同様なため説明を省略し、ばね室近傍の構成について以下詳述する。
図7は、比較例としての電磁弁のばね室近傍を拡大した断面図である。本願発明者らの検討によれば、図7に示すように、気泡Xは、ばね室500の角部に滞留しやすいことがわかった。具体的には、プランジャ502の第1端部502aや第2端部502bと、スリーブ504の第1底部504aや第2底部504bとの隙間に気泡Xが存在する場合、スリーブ504の内壁に形成される段差の谷部(隅部)504cに気泡Xが留まる傾向がある。
図8は、段差の谷部に気泡が存在する場合に作動液の流れによって受ける力を模式的に示した図である。図8に示すように、谷部504cに留まる気泡Xは矢印で示す作動液の流れFに対して奥まった位置になる。特に、図8に示すように、ばね室500内部の谷部504cが実質的に直角な形状に加工されている場合、より奥側に気泡が位置することとなる。そのため、場合によっては、作動液の流れによって、気泡Xが谷部504cに向かって矢印Yに示す力で押さえつけられることにもなる。
そこで、本実施の形態に係る電磁弁では、谷部をR形状またはテーパ形状に加工してある。図9は、第3の実施の形態に係る電磁弁において谷部をR形状に加工したばね室近傍を拡大した断面図である。図10は、図9に示す谷部近傍を拡大した模式図である。
図9に示すように、電磁弁300は、上述の各実施の形態に係る電磁弁と同様にワッシャ324がプランジャ122のばね室318側の端部に取り付けられている。また、ばね室318の一部を形成するスリーブ308の内面に設けられている複数の谷部308aは、R形状に加工されている。そのため、図8に示すような谷部504cが直角に加工されている場合と比較して、図10に示すR形状に加工された谷部308a近傍に留まる気泡Xは、より連通路122bに近い位置に存在するため、作動液の流れFにより移動されやすくなる。また、谷部308aがR形状に加工されることにより、作動液の流れFによって気泡Xが移動する際の谷部での引っかかりが抑制される。
なお、より好ましくは、R形状の大きさは気泡の直径より大きいとよい。具体的には、谷部のRは0.5mm以上であるとよい。また、谷部の形状はテーパ形状であってもよく、その場合のCは0.5mm以上であるとよい。
上述のように、ばね室内の段差の谷部がR形状やテーパ形状を有することにより、ばね室に存在する気泡が、段差の谷部が直角な場合と比較して、谷部に引っかかりにくくなり、ばね室内の作動液の流れによって移動しやすくなる。その結果、連通部の近傍に達する頻度も高くなり、ばね室から弁室へ向かって排出されやすくなる。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を各実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
10 ブレーキ制御装置、 100 電磁弁、 102 弁室、 104 弁体ユニット、 106 シート、 106a 作動液路、 106b 弁座、 108 スリーブ、 108a 本体部、 108b 円筒部、 108d 開口部、 108e 作動液路、 108g 底部、 110 ばね、 112 コイルヨーク、 114 リングヨーク、 116 コイル、 118 ばね室、 120 ロッド、 122 プランジャ、 122b 連通路、 122c 第1端部、 124 ワッシャ、 124a 端面、 222a 第1の連通路、 222b 第2の連通路、 308a 谷部、 318 ばね室、 324 ワッシャ。

Claims (6)

  1. ソレノイドにより開閉制御される弁部を備えた電磁弁であって、
    内部に前記弁部が設けられるとともに、外部から前記弁部へ作動液が流入する流入ポートおよび前記弁部を通過した作動液が外部へ流出する流出ポートが形成されているハウジングと、
    前記ハウジングの内部に設けられた弁座に接離可能に配置され、前記弁部を開閉可能な弁体と、
    前記ハウジングの内部に配置されて前記ハウジングの内部を前記弁部側の弁室と前記弁部と反対側の背圧室とに区画するとともに、前記弁室と前記背圧室とを連通させる所定の連通路が形成されており、前記弁室側の端部に前記弁体が取り付けられている可動子と、
    前記可動子と前記背圧室を挟んで対向配置され、通電されたソレノイドの働きにより前記可動子を前記弁体の開弁方向に吸引する固定子と、
    前記可動子を前記弁体の閉弁方向に付勢する付勢部材と、
    前記可動子の前記固定子と対向する側の端面に設けられ、前記可動子が前記固定子に向かって移動する際に前記背圧室に生じていた隙間を埋める隙間埋め部材と、
    を備えることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記隙間埋め部材は、ワッシャであることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記ワッシャは、非磁性であり、前記弁部が開弁されている状態で前記固定子と当接することで弁体のストローク量を規定することを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
  4. 前記ワッシャの前記固定子と当接する側の面は、少なくとも前記連通路より外側の領域において、前記固定子の前記ワッシャが当接する側の面と合わさる形状であることを特徴とする請求項3に記載の電磁弁。
  5. 前記連通路は、第1の連通路と第2の連通路とを有し、
    前記第1の連通路は、前記弁室から前記背圧室に向かうにしたがって断面積が大きくなるよう形成されており、
    前記第2の連通路は、前記弁室から前記背圧室に向かうにしたがって断面積が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電磁弁。
  6. 前記固定子は、その表面の段差の谷部がR形状を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電磁弁。
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