JP2005096520A - ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポンプによって生じた作動液の脈圧を効果的に低減することのできるブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 ホイールシリンダ10からリザーバ11に排出された作動液を汲み上げるポンプ2を有し、ポンプ2が作動液をポンプ2のアウト弁21を介してマスターシリンダ13側に吐出するブレーキ装置1であって、ポンプ2のアウト弁21の下流側には、アウト弁21の開閉速度を調整することで、ポンプ2が吐出する作動液の脈圧を低減する脈圧低減手段12が設けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ホイールシリンダからリザーバに排出された作動液を汲み上げるポンプを有し、ポンプが作動液をポンプのアウト弁を介してマスターシリンダ側に吐出するブレーキ装置に関する。
ブレーキ装置は、一般にマスターシリンダとホイールシリンダを有する。マスターシリンダは、ブレーキペダルに連動して作動液を加圧してホイールシリンダ側に供給する。そしてホイールシリンダは、作動液の液圧によりパッドをディスクに押圧する。
またブレーキ装置は、車輪がロックすることを防止するためにアンチロック機構を備えるものもある。その種のブレーキ装置は、アクチュエータを有し、アクチュエータは、リザーバとポンプを備える。リザーバは、ホイールシリンダを減圧する際にホイールシリンダから排出された作動液を貯留する。そしてポンプは、リザーバ内の作動液を汲み上げ、マスターシリンダ側に吐出する。
そしてポンプは、従来、往復式のポンプ(プランジャポンプ)が一般に利用されていた(特許文献1,2参照)。
特開平8−230642号公報 米国特許第6000764号明細書
しかし往復式のポンプは、吐出する作動液に脈圧を生じさせてしまう。そのため作動液の脈圧によってブレーキ装置の配管やマスターシリンダ等が振動し、振動音が発生したり、車体に振動が伝わって乗員に不快感を与える場合がある。
そしてポンプによる作動液の脈圧を低減するために、従来、アクチュエータ内には、ポンプの下流側においてダンパ室が形成される場合があった。しかしダンパ室だけでは、十分に作動液の脈圧を抑えることが困難な場合が多い。
そこで本発明は、ポンプによって生じた作動液の脈圧を効果的に低減することのできるブレーキ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備えるブレーキ装置であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、ポンプのアウト弁の下流側には、アウト弁の開閉速度を調整することで、ポンプが吐出する作動液の脈圧を低減する脈圧低減手段が設けられている。
したがってアウト弁から吐出される作動液の脈圧は、脈圧低減手段によって低減され得る。
例えば、請求項2に記載の発明によると、脈圧低減手段は、アウト弁の開く方向のみに対してアウト弁の移動を抑制する構成になっている。
したがってアウト弁は、脈圧低減手段によって速く開くことができない。そのためアウト弁から吐出される作動液の液圧の上昇率は、アウト弁が速く開くことができないために小さくなる。かくして吐出される作動液の脈圧のピーク値が低くなり、脈圧の圧力幅が平滑化される(脈圧が低減される)。
一方アウト弁が閉じる場合は、脈圧低減手段によってアウト弁の移動が抑制されない。そのためアウト弁は、速く閉じることができ、アウト弁から作動液がポンプ本体に向けて逆流することが抑制され得る。
また請求項3に記載の発明によると、脈圧低減手段は、アウト弁の開く方向と閉じる方向の両方向に対してアウト弁の移動を抑制し、かつ、アウト弁が閉じる際の抑制力が、アウト弁が開く際の抑制力に比べて小さい構成になっている。
したがってアウト弁は、脈圧低減手段によって速く開くことができない。そのためアウト弁から吐出される作動液の液圧の上昇率は、アウト弁が速く開くことができないために小さくなる。かくして吐出される作動液の脈圧のピーク値が低くなり、脈圧の圧力幅が平滑化される(脈圧が低減される)。
一方アウト弁が閉じる場合は、脈圧低減手段による抑制力が小さいために、アウト弁は、速く閉じることができる。そのためアウト弁から作動液がポンプ本体に向けて逆流することが抑制され得る。
請求項4に記載の発明によると、脈圧低減手段は、アウト弁の下流側においてアウト弁とともに移動するプランジャと、そのプランジャが移動可能に差し込まれる支持孔を備える支持体とを有する。そして支持孔内には、プランジャの差込先方において調整液室が形成され、調整液室と支持体の外部との間を流れる作動液の単位時間当りの液量が液量調整手段によって調整されることでプランジャの移動速度が調整される構成になっている。
すなわちプランジャが支持孔内に差し込まれ、支持孔内には、調整液室が形成されている。そして調整液室と支持体の外部との間を流れる作動液の流量は、液量調整手段によって調整される。例えば、調整液室から流出する作動液の流量を少なくすると、プランジャが調整液室側へ移動しにくくなる。したがってプランジャの移動速度が流量調整手段によって調整され、アウト弁の開閉速度がプランジャを介して調整される。
請求項5に記載の発明によれば、液量調整手段は、調整液室と支持体の外部とを連通する複数の流通路を有し、これら複数の流通路の内の少なくとも一つの流通路がプランジャの移動方向によって開閉される構成になっている。
すなわち調整液室は、複数の流通路によって支持体の外部と連通されている。そして少なくとも一つの流通路は、プランジャの移動方向によって開閉される。例えば、プランジャが調整液室側に移動する際に一つの流通路が閉められる。これにより調整液室から流出する作動液の単位時間当たりの液量が少なくなる。かくしてプランジャが調整液室側へ移動しにくくなり、アウト弁の開き速度がプランジャを介して遅くなる。
(実施の形態1)
実施の形態1を図1〜6にしたがって説明する。
実施の形態1に係るブレーキ装置1は、図1に示すようにブレーキペダル14とマスターシリンダ13とホイールシリンダ10を有する。またブレーキ装置1は、アンチロック機構を構成するためにアクチュエータを有し、アクチュエータは、電磁弁15,16、リザーバ11、ポンプ2及びダンパ室30を有する。
マスターシリンダ13は、ブレーキペダル14の踏み力によって作動液(ブレーキ液)を加圧し、加圧した作動液を配管P1、電磁弁15、配管P2を介してホイールシリンダ10に供給する。
ホイールシリンダ10は、液圧を利用して摩擦材をブレーキディスクに押圧する装置であって、摩擦材がブレーキディスクに押圧されることで車輪の回転が抑えられる。
なお図1には、ホイールシリンダ10が一つしか記載されていないが、ブレーキ装置1は、複数(例えば二つ、四つ)のホイールシリンダを備え、これらが並列された状態でマスターシリンダ13に接続される。
ホイールシリンダ10は、電磁弁16と配管P3を介してリザーバ11に接続されている。そして車輪がロックした際には、制御手段からの信号によって電磁弁15が閉じられ、電磁弁16が開けられる。これにより作動液がホイールシリンダ10から排出され、ホイールシリンダ10内の液圧が減圧される。かくして車輪がロックすることが防止される。そしてホイールシリンダ10から排出された作動液は、配管P3を介してリザーバ11に送られ、リザーバ11に貯留される。
またリザーバ11は、液路P4を介してポンプ2に接続されている。
ポンプ2は、図1に示すように往復式のポンプ(プランジャポンプ)であって、ポンプ本体20と液路P5とアウト弁21を有する。
ポンプ2は、リザーバ11から作動液を汲み上げ、その作動液を液路P5とアウト弁21を介してダンパ室30へ吐出する。
なおポンプ2とダンパ室30は、図1に示すようにハウジング3内に設けられており、リザーバ11もハウジング3内に設けられている。
アウト弁21は、球体であって、液路P5の先端部に形成された弁座22の下流側に設置されている。そしてアウト弁21は、弁座22に着座することで液路P5を閉じ、弁座22から離間することで液路P5を開ける。
またアウト弁21は、ダンパ室30内に設けられており、アウト弁21の下流側には、同じくダンパ室30内に設けられた脈圧低減手段12が設けられている。
脈圧低減手段12は、ポンプ2から吐出される作動液の脈動を低減するためにアウト弁21の開閉速度を調整する手段であって、図1に示すようにプランジャ4と支持体5を有する。
プランジャ4は、図2に示すように略円柱状に形成されている。そして外周面には、凹溝42が形成され、凹溝42にリング部材7が嵌め込まれている。そしてプランジャ4は、支持体5の支持孔50に差込まれ、支持孔50によって移動可能に支持されている。
またプランジャ4は、下側先端部に弁支持部41を有する。弁支持部41は、略半球状に刳り貫いた構造であって、弁支持部41にアウト弁21が設置され、アウト弁21を安定よく保持する。
したがってプランジャ4は、アウト弁21が開く方向に移動した場合に、アウト弁21によって上方に押上げられ、アウト弁21とともに上方に移動する。
支持体5は、図1に示すように略円柱状に形成され、ダンパ室30の内径とほぼ同じ大きさの外径を有する。そして支持体5は、ダンパ室30の室内に差込まれ、ダンパ室30を第一の分室30aと第二の分室30bに区画する。
また支持体5は、プランジャ4が差込まれる支持孔50と、第一の分室30aと第二の分室30bとを連通する連通路51を有する。
支持孔50は、図2に示すように有底孔状に形成されており、第一の分室30a側に開口部50aを有し、第二の分室30b側に底面50bを有する。そして開口部50a側からプランジャ4が差し込まれ、プランジャ4の差込先方に調整液室63が形成されている。すなわちプランジャ4の差込先端面と支持孔50の底面50bと内壁面とを構成壁面とする調整液室63が支持孔50内に形成されている。
調整液室63内には、付勢部材6が設置されており、付勢部材6は、例えばコイルバネによって構成されている。そして付勢部材6は、プランジャ4をアウト弁21側に付勢している。
また脈圧低減手段12は、図2に示すように複数(例えば二つ)の流通路60,61を有する液量調整手段を備えている。流通路60,61は、調整液室63と支持体5の外部(第一の分室30a)を連通する液路である。そして後述するように流通路60は、プランジャ4の移動方向によって開閉される。具体的には、プランジャ4が上方に移動する際に閉じられ、下方に移動する際に開けられる。
したがって液量調整手段は、調整液室63と支持体5の外部との間を流れる作動液の単位時間当りの液量を調整する構成になっている。以下、液量調整手段の構成を詳述する。
流通路60,61は、図2に示すようにプランジャ4の外周面と支持孔50の孔壁面との間に形成されている。そして流通路60がリング部材7の内周面側を通る構成になっており、流通路61がリング部材7の外周面側を通る構成になっている。すなわち流通路60が液路60a〜60eを有し、流通路61が液路61aと液路60d,60eを有して構成されている。
液路60d,60eは、流通路60,61の共通の液路であり、プランジャ4の外周径と支持孔50の内周径の差により形成されている。
液路60a〜60cは、図2に示すようにプランジャ4の凹溝42とリング部材7の間に形成されている。
すなわちリング部材7の高さ(厚み)が凹溝42の開口幅よりも低いために、リング部材7の下側面と凹溝42の下側構成壁面42bとの間には、液路60a(第一液路)が形成されている。
また図4に示すようにリング部材7の内周縁には、内周縁側から外周縁側に向けて切込まれた複数の溝70が形成されており、溝70は、厚み方向に延出している。そのため図2に示すように溝70と凹溝42の底側構成壁面42aとの間には、液路60b(第二液路)が形成されている。
また図3に示すように凹溝42の上側構成壁面42cには、径方向に延出する複数(例えば四つ)の溝42dが形成されている。したがって図2に示すように溝42dによって液路60c(第三液路)が形成されている。
またリング部材7は、図4に示すように外周側から内周側に切り込んだ切欠き部7aを有し、切欠き部7aが厚み方向に延出している。したがって図2に示すように切欠き部7aと支持孔50の孔壁面の間には、液路61aが形成されている。
次に、脈圧低減手段12の作用を図5,6にしたがって説明する。
図5に示すようにポンプ本体(20)から作動液が吐出されると、アウト弁21が弁座22から離間する方向に移動する。これによりアウト弁21がプランジャ4を上方に押し上げ、プランジャ4の凹溝42の下側構成壁面42bがリング部材7の下側面71に密接する。これにより液路60a(流通路60)が閉じられる。
そしてアウト弁21がさらに上方に移動する際には、プランジャ4がリング部材7とともに調整液室63側に移動する。そして調整液室63内の作動液が、流通路61のみを通って徐々に支持体5の外方に流出する。
すなわち調整液室63内の作動液は、流通路60が閉じられているために、流通路61のみを通って流出する。したがって調整液室63と支持体5の外部との間を流れる作動液の単位時間当りの液量は、流通路60が閉じられることで少なくなり、プランジャ4ャの上方への移動速度が遅くなる。
一方、ポンプ(2)から吐出される作動液の液圧が小さくなった場合は、図6に示すように付勢部材6によってプランジャ4が下方へ押し下げられる。これにより調整液室63内には、流通路61を通って作動液が流入する。そしてさらにプランジャ4が下方へ移動すると、図6に示すように下側構成壁面42bが下側面71から離れ、液路60a(流通路60)が開く。したがって作動液は、流通路60または流通路61を通って調整液室63に流入することができる。
かくして調整液室63に流入する作動液の単位時間当りの液量は、流通路60が開けられることで多くなる。そしてこれによってプランジャ4の下方への移動速度が速くなる。ただしその速度は、調整液室63への作動液の流入速度によって調整される。
そしてさらにプランジャ4が下方に移動した場合は、プランジャ4の凹溝42の上側構成壁面42cがリング部材7の上側面72に当接し、プランジャ4がリング部材7とともに下方に移動する。
そしてアウト弁21は、この時、図6に示すようにプランジャ4によって押し下げられてプランジャ4とともに移動する場合と、プランジャ4から離れてプランジャ4よりも先行して移動する場合とがある。
プランジャ4によって押し下げられて移動する場合は、アウト弁21の移動速度がプランジャ4の移動速度によって決定される。したがってアウト弁21の移動速度もプランジャ4の移動速度と同様に、調整液室63に流入する作動液の速度によって調整される。そして下方(閉まる方向)への移動速度は、上方(開く方向)への移動速度よりも速い。したがってアウト弁21は、速く閉じることができる。
一方、アウト弁21がプランジャ4よりも先行して移動する場合は、アウト弁21が作動液の液圧によって移動する。そのためアウト弁21は、脈圧低減手段12によって移動が抑制されず、速く閉まることができる。
ポンプ2から吐出された作動液は、図1に示すように第一の分室30aに流入し、第一の分室30a内の液圧を上昇させる。そして第一の分室30a内の液圧は、連通路51を介して第二の分室30bに伝わり、液路P6と配管P6を介してマスターシリンダ13側に伝わる。
以上のようにしてブレーキ装置1が形成される。
すなわちポンプ2のアウト弁21の下流側には、図1に示すようにアウト弁21の開閉速度を調整することで、ポンプ2が吐出する作動液の脈圧を低減する脈圧低減手段12が設けられている。
したがってアウト弁21から吐出される作動液の脈圧は、脈圧低減手段12によって低減され得る。
例えば、脈圧低減手段12は、図5に示すようにアウト弁21の開く方向に対してアウト弁21の移動を抑制する構成になっている。
したがってアウト弁21は、脈圧低減手段12によって速く開くことができない。そのためアウト弁21から吐出される作動液の液圧の上昇率は、アウト弁21が速く開くことができないために小さくなる。かくして吐出される作動液の脈圧のピーク値が低くなり、脈圧の圧力幅が平滑化される(脈圧が低減される)。
一方アウト弁21が閉じる場合は、アウト弁21がプランジャ4から離れてプランジャ4よりも先行して移動する場合と、図6に示すようにプランジャ4によって押し下げられてプランジャ4とともに移動する場合とがある。
アウト弁21がプランジャ4から離れてプランジャ4よりも先行して移動する場合は、アウト弁21の移動が脈圧低減手段12によって抑制されない。そのためアウト弁21は、速く閉じることができる。
そしてアウト弁21がプランジャ4によって押し下げられてプランジャ4とともに移動する場合は、脈圧低減手段12による抑制力が小さいためにアウト弁21が速く閉じる。
かくしていずれの場合においてもアウト弁21が速く閉じることができる。そのためアウト弁21から作動液がポンプ本体20に向けて逆流することが抑制され得る。
また脈圧低減手段12は、図2に示すように調整液室63を有する。そして調整液室63と支持体5の外部との間を流れる作動液の流量は、液量調整手段によって調整される。したがって調整液室63から流出する作動液の流量を少なくすると、プランジャ4が調整液室63側へ移動しにくくなる。したがってプランジャ4の移動速度が流量調整手段によって調整され、アウト弁21の開閉速度がプランジャ4を介して調整される。
また調整液室63は、図2に示すように複数の流通路60,61によって支持体5の外部と連通されている。そして一つの流通路60は、プランジャ4の移動方向によって開閉される。すなわちプランジャ4が調整液室63側に移動する際に流通路60が閉められる。これにより調整液室63から流出する作動液の単位時間当たりの液量が少なくなる。かくしてプランジャ4が調整液室63側へ移動しにくくなり、アウト弁21の開き速度がプランジャ4を介して遅くなる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るブレーキ装置は、実施の形態1に係るブレーキ装置とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態2に係るブレーキ装置は、図2に示す脈圧低減手段12に代えて図7に示す脈圧低減手段17を備えている点が実施の形態1と異なっている。以下、実施の形態1と異なる部分を中心に実施の形態2について説明する。
脈圧低減手段17は、図7に示すようにプランジャ4と支持体5を有し、支持体5は支持孔52を有する。
支持孔52は、支持体5を厚み方向に貫通しており、上側の開口部52b側において径が除々に細くなる傾斜部52cを有する。そのため上側の開口部52bが下側の開口部52aよりも径が細くなっている。
そして支持孔52内には、下側の開口部52aから順に弁53と付勢部材6とプランジャ4が差込まれている。
これによりプランジャ4と弁53の間には、図7に示すように調整液室80が形成される。そして調整液室80の上方には、調整液室80と第二の分室30bとを連通する流通路81が形成され、調整液室80内に弁53が設けられている。
弁53は、球状の弁体54と、弁体54が調整液室80側へ移動することを防止する抜止部材55とを有する。弁体54は、開口部52bよりも径が大きく、上方へ移動することで開口部52bを閉じ、これによって流通路81を閉じる。
抜止部材55は、図8に示すように略O環状に形成されており、内周縁55bは、弁体54の径よりも小さい。そして内周縁55b側には、内周縁55bから外周縁55aに向けて延出する複数の切込み部55cが形成されている。したがって図7に示すように弁体54が開口部52a側へ移動した場合には、作動液が切込み部55cを通って抜止部材55を厚み方向に流れ得る。
かくして弁53は、弁体54が上方に移動することで流通路81を閉じ、弁体54が下方に移動することで流通路81を開く。
付勢部材6は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。
またプランジャ4は、外周面に凹溝42を有しており、凹溝42にリング部材8が嵌め込まれている。
リング部材8は、図11に示すようにリング状に形成されており、外周側には、外周縁から内周縁に向けて切込まれた切欠き部8aを有する。切込み部8aは、図7に示すように軸方向に延出しており、リング部材8と支持孔52の孔壁面との間に液路82bを形成する。
またプランジャ4の外周面と支持孔52の孔壁面との間には、これらの隙間によって液路82a,82cが形成されている。したがって液路82a〜82cによって流通路82が形成され、流通路82は、調整液室80と第一の分室30a側とを連通する。したがって調整液室80は、複数の流通路81,82によって支持体5の外部と連通されている。
次に、脈圧低減手段17の動作を図9,10にしたがって説明する。
図9に示すようにポンプから作動液が吐出された場合は、アウト弁21が上方に移動し、アウト弁21がプランジャ4を上方に押し上げる。これにより調整液室80内の液圧が上昇し、弁体54が上方に移動する。かくして流通路81が閉じられる。したがって調整液室80内の作動液は、流通路82のみを通って第一の分室30a側へ流出する。そのためアウト弁21は、脈圧低減手段17によって開く方向への移動速度が抑制される。
一方、ポンプ本体から吐出される作動液の液圧が小さくなった場合は、プランジャ4が付勢部材6の付勢力によって下方へ押し下げられる。これにより調整液室80の液圧が下がり、弁体54が下降し、流通路81が開けられる。そのため複数の流通路81,82を通って作動液が調整液室80内に流入する。かくしてプランジャ4は、脈圧低減手段17によって速度が調整された状態で下方へ移動する。
なおアウト弁21は、実施の形態1と同様、プランジャ4によって押し下げられてプランジャ4とともに移動する場合と、プランジャ4から離れてプランジャ4よりも先行して閉じる方向へ移動する場合とがある。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1,2に限定されず以下の形態であってもよい。
(1)すなわち実施の形態1,2は、プランジャが支持体の支持孔に差込まれる形態であった。しかし支持体側がプランジャ側に差込まれる形態であってもよい。例えば支持体がプランジャに向けて突出する突部を有し、その突部がプランジャの上端側に形成された支持孔に差込まれる形態であってもよい。そして突部と支持孔の間に実施の形態1または2と同様に形成された調整液室と液量調整手段が設けられる形態であってもよい。
(2)また実施の形態1,2に係る流量調整手段は、調整液室と支持体の外部とを連通する二つの流通路を有し、その内の一つの流通路が開閉される構成であった。しかし流通路が三つ以上設けられ、その内の一つ以上の流通路が開閉される構成であってもよい。
(3)また実施の形態1,2は、プランジャとアウト弁が別体に形成されていた。しかしこれらが一体に成形される形態であってもよい。
(4)また実施の形態1に係る液路60b(第二液路)は、図4に示すようにリング部材7に設けられた溝70によって形成されていた。しかし第二液路がプランジャの凹溝の底側構成壁面に形成された溝によって構成される形態であってもよい。
(5)また実施の形態1に係る液路60c(第三液路)は、図3に示すようにプランジャ4の凹溝の上側構成壁面42cに設けられた溝42dによって形成されていた。しかし第三液路がリング部材の上側面に設けられた溝によって形成される形態であってもよい。
実施の形態1に係るブレーキ装置の概略図と、脈圧低減手段及びポンプの断面図である。 実施の形態1に係る脈圧低減手段の拡大断面図である。 図2の矢印A―A線方向のプランジャの断面図である。 図2の矢印B―B線方向のリング部材の底面図とプランジャの断面図である。 実施の形態1に係る脈圧低減手段の拡大断面図であって、アウト弁が開く方向に移動する際の状態を示す図である。 実施の形態1に係る脈圧低減手段の拡大断面図であって、アウト弁が閉じる方向に移動する際の状態を示す図である。 実施の形態2に係る脈圧低減手段の拡大断面図である。 実施の形態2に係る抜止部材の上面図である。 実施の形態2に係る脈圧低減手段の拡大断面図であって、アウト弁が開く方向に移動する際の状態を示す図である。 実施の形態2に係る脈圧低減手段の拡大断面図であって、アウト弁が閉じる方向に移動する際の状態を示す図である。 図7の矢印C―C線方向のリング部材とプランジャの断面図である。
符号の説明
1…ブレーキ装置
2…ポンプ
3…ハウジング
4…プランジャ
5…支持体
6…付勢部材
7,8…リング部材
10…ホイールシリンダ
11…リザーバ
12,17…脈圧低減手段
13…マスターシリンダ
14…ブレーキペダル
15,16…電磁弁
20…ポンプ本体
21…アウト弁
22…弁座
30…ダンパ室
42…凹溝
50,52…支持孔
53…弁
60,61,81,82…流通路(液量調整手段)
60a〜60e,61a,82a〜82c…液路
63,80…調整液室
71…下側面
72…上側面

Claims (5)

  1. ホイールシリンダからリザーバに排出された作動液を汲み上げるポンプを有し、該ポンプが作動液を該ポンプのアウト弁を介してマスターシリンダ側に吐出するブレーキ装置であって、
    前記ポンプのアウト弁の下流側には、前記アウト弁の開閉速度を調整することで、前記ポンプが吐出する作動液の脈圧を低減する脈圧低減手段が設けられていることを特徴とするブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載のブレーキ装置であって、
    脈圧低減手段は、アウト弁の開く方向のみに対して前記アウト弁の移動を抑制する構成になっていることを特徴とするブレーキ装置。
  3. 請求項1に記載のブレーキ装置であって、
    脈圧低減手段は、アウト弁の開く方向と閉じる方向の両方向に対して前記アウト弁の移動を抑制し、かつ、前記アウト弁が閉じる際の抑制力が、前記アウト弁が開く際の抑制力に比べて小さい構成になっていることを特徴とするブレーキ装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のブレーキ装置であって、
    脈圧低減手段は、アウト弁の下流側において前記アウト弁とともに移動するプランジャと、そのプランジャが移動可能に差し込まれる支持孔を備える支持体とを有し、前記支持孔内には、前記プランジャの差込先方において調整液室が形成され、前記調整液室と前記支持体の外部との間を流れる作動液の単位時間当りの液量が液量調整手段によって調整されることで前記プランジャの移動速度が調整される構成になっていることを特徴とするブレーキ装置。
  5. 請求項4に記載のブレーキ装置であって、
    液量調整手段は、調整液室と支持体の外部とを連通する複数の流通路を有し、これら複数の流通路の内の少なくとも一つの流通路がプランジャの移動方向によって開閉される構成になっていることを特徴とするブレーキ装置。

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