JP2011038296A - 避難装置 - Google Patents

避難装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011038296A
JP2011038296A JP2009186024A JP2009186024A JP2011038296A JP 2011038296 A JP2011038296 A JP 2011038296A JP 2009186024 A JP2009186024 A JP 2009186024A JP 2009186024 A JP2009186024 A JP 2009186024A JP 2011038296 A JP2011038296 A JP 2011038296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladder
vertical
evacuation
section
ladder unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009186024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5322835B2 (ja
Inventor
Tatsuo Shoji
辰夫 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Corp
Original Assignee
Naka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naka Corp filed Critical Naka Corp
Priority to JP2009186024A priority Critical patent/JP5322835B2/ja
Publication of JP2011038296A publication Critical patent/JP2011038296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5322835B2 publication Critical patent/JP5322835B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】梯子の軽量化を図ると共に、梯子の揺れを防止して、安全に避難することができる避難装置を提供すること。
【解決手段】ベランダ等の床面に設けられた収納枠2内に収納され、緊急時には下階まで伸長する梯子6を有する避難装置において、梯子は、角断面部を有する一対の縦部材20と、両縦部材の下部同士を連結する横部材21とからなる複数の梯子ユニット60を伸縮可能に連結してなると共に、伸長状態において、梯子の最下端部は下階の床面Fに到達しない程度に形成され、最上段の梯子ユニットの上端側部を、収納枠に突設されたブラケット30に回動可能に取り付け、最下段の梯子ユニットの縦部材に、一端が縦部材に枢着されると共に、ばね部材の弾発力によって他端が縦部材の下方及び手前側に向かって突出状態となる補助脚10を設ける。梯子の伸長状態において、梯子を支持すべく補助脚を下階の床面に接地可能に形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は避難装置に関するもので、更に詳細には、ベランダ等に設けられた収納枠内に収納され、緊急時には下方に伸長することによって避難可能とする避難梯子を具備する避難装置に関するものである。
一般に、この種の避難装置として、ベランダ等のスラブに設けられた開口部に固定される収納枠と、この収納枠の床面側及び天井面側にそれぞれ枢着される上蓋及び下蓋と、収納枠内に折り畳まれて収納されると共に上蓋及び下蓋が開放されたとき、階下の床若しくはその付近まで伸長する例えばパンタグラフ式やテレスコープ式等の避難梯子を具備するものが知られている。
上記のように構成される避難装置においては、避難梯子は片持ち支持であるため、梯子の構成部材を軽量化する必要があり、かつ、避難梯子の伸長状態でも最下端部が下階の床面付近に浮いた状態であるため、避難者が降下する際にはどうしても梯子の揺れ、つまり避難者の重量により梯子の下方(足側)が避難者から遠ざかる方向に移動する現象が生じ、円滑な避難を妨げる要因となっている。
そこで、従来では上記揺れを防止するために、梯子に剛性を持たせるべく梯子ユニットは、側面が開放された角断面部を有する一対の縦部材と、この縦部材を連結する横部材と、この横部材に対向すると共に、横部材よりも伸長方向下方において一対の縦部材を連結する補強部材とを備え、補強部材は、伸長方向に幅を有すると共に、梯子が伸長したとき、互いに隣接する梯子ユニットのうち、伸長方向前方に位置する梯子ユニットの横部材が、後方に位置する梯子ユニットの補強部材に掛け止められる構成にしたテレスコープ式のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、側面が開放された角断面部を有する複数の縦部材をパンタグラフ状に連結してなる上下方向に伸縮可能な一対の伸縮体と、これら伸縮体の縦部材間に架設される横部材とを具備するパンタグラフ式のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−101340号公報(特許請求の範囲、図1,図2,図8) 特許第4297420号公報(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、特許文献1記載の構造のものにおいては、梯子を構成する複数の梯子ユニットが、それぞれ一対の縦部材と、縦部材間に架設される横部材との他に補強部材を備える構造であるため、構成部材が多くなると共に、組立が面倒となり、重量が嵩む上、コストアップ等が懸念される。
また、特許文献2記載の構造のものにおいては、複数の縦部材をパンタグラフ状に連結してなる上下方向に伸縮可能な一対の伸縮体と、これら伸縮体の縦部材間に架設される横部材とを具備するため、テレスコープ式より構成部材が多くなり、梯子の強度を高くすると重量が嵩む上、コストアップ等が懸念される。
しかも、特許文献1及び特許文献2記載のものは、いずれも避難梯子は片持ち支持であり、梯子の伸長状態において、最下端部が下階の床面付近に浮いた状態であるため、避難時に降下する避難者の重量により梯子の下方(足側)が避難者から遠ざかる方向に移動する揺れを防止することができず、避難者に不安感を与える懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、梯子の軽量化を図ると共に、梯子の揺れを防止して、安全に避難することができる避難装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この発明は、ベランダ等の床面に設けられた開口部に嵌装・固定される収納枠内に収納され、緊急時には下階まで伸長することによって避難可能とする避難梯子を有する避難装置において、 上記避難梯子は、角断面部を有する一対の縦部材と、両縦部材の下部同士を横方向に連結する横部材とからなる複数の梯子ユニットを伸縮可能に連結してなると共に、伸長状態において、該避難梯子の最下端部は下階の床面に到達しない程度に形成され、 最上段の上記梯子ユニットの縦部材の上端側部を、上記収納枠の一側に突設されたブラケットに回動可能に取り付け、 最下段の上記梯子ユニットの縦部材に、一端が該縦部材に枢着されると共に、ばね部材の弾発力によって他端が縦部材の下方及び手前側に向かって突出状態となる補助脚を設け、 上記避難梯子の伸長状態において、該避難梯子を支持すべく上記補助脚を下階の床面に接地可能に形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、避難梯子の伸長状態において、最下段に設けられた補助脚が下階の床面に接地することにより、避難時に降下する避難者の重量により梯子の下方(足側)が避難者から遠ざかる方向の移動に対して、補助脚が接地面からその動きを抑制する反力を受けるため、避難梯子に加わる避難者の重量(荷重)を、避難梯子の上部(枢着部)と下部の補助脚の両方で分担(分散)することができる。また、避難梯子を構成する各梯子ユニットを、側面が開放された角断面部を有する一対の縦部材と、両縦部材の下部同士を横方向に連結する横部材とで構成することができると共に、縦部材の剛性を低減させることができる。
この発明において、伸長時の避難梯子を傾斜状態に保持する角度規制手段を具備する方が好ましい(請求項2)。
このように構成することにより、角度規制手段によって伸長時の避難梯子を傾斜状態に保持することによって、補助脚が接地面からその動きを抑制する反力を増大させることができる。
また、この発明において、上記最下段の梯子ユニットを構成する一対の縦部材にそれぞれ補助脚を設ける構成としてもよいが、好ましくは両補助脚の下端部同士を、下階の床面に接地可能な連結脚にて連結する方がよい(請求項3)。
このように構成することにより、避難梯子の伸長状態において、補助脚と連結脚が下階の床面に接地するので、接地面積を増大することができる。
また、請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の避難装置において、 上記各梯子ユニットを構成する上記縦部材は、角断面部を背中合わせに有する断面略S字状に形成され、 上段の上記梯子ユニットの縦部材の手前側の角断面部と下段の上記梯子ユニットの縦部材の奥側の角断面部とが摺動可能に重合され、かつ、最上段及び最下段を除く下段の梯子ユニットの縦部材の奥側の角断面部の上端側の内部に、断面矩形状の合成樹脂製の第1のスライド部材を固設し、避難梯子の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニットの手前側の角断面部の内面が上記第1のスライド部材に摺動可能に接触するように形成し、 上記最下段の梯子ユニットの縦部材の奥側の角断面部の上端側の内部に、断面矩形状の合成ゴム製の第2のスライド部材を固設し、避難梯子の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニットの手前側の角断面部の内面が上記第2のスライド部材に摺動可能に接触するように形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、合成樹脂製の第1のスライド部材によって上下に隣接する梯子ユニットの縦部材同士が円滑に摺動することができる。また、合成ゴム製の第2のスライド部材によって、最下段の梯子ユニットが下降時等に隣接する梯子ユニットに対して摺動してしまうのを摩擦力により抑制することができる。更に、避難梯子の伸長状態において、第1及び第2のスライド部材によって隣接する梯子ユニットの縦部材の重合部に係る避難者の重量に伴う荷重を分散することができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の避難装置において、 上記梯子ユニットを構成する一対の縦部材の奥側の角断面部の対向する面部に、奥側に突出するストッパ片を有するストッパ部材を固定し、 上記ストッパ部材の固定部に、上記縦部材の長手方向と直交する軸を中心に回動可能であって、先端に係止爪部を有するロック部材を枢着すると共に、該ロック部材の枢着部にロック部材の先端部を常時奥側に弾発力を付勢するばね部材を装着し、 避難梯子の伸長状態において、上記ストッパ部材のストッパ片を隣接する上段の梯子ユニットの横部材の上面に当接すると共に、上記ロック部材の係止爪部を隣接する上段の梯子ユニットの横部材の下面に係止してなり、 かつ、上記ストッパ部材に、伸長状態から収縮状態に変位する際に、上段のロック部材に当接して上記ばね部材の弾発力の付勢を解除するロック解除部を形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、避難梯子の伸長状態において、下段の梯子ユニットに設けられたストッパ部材のストッパ片とロック部材の係止爪とで上段の梯子ユニットの横部材を挟持固定することができる。また、避難梯子を伸長状態から収縮状態に変位する際には、下段の梯子ユニットのストッパ部材に設けられたロック解除部が上段のロック部材に当接して該ロック部材に装着されたばね部材の弾発力の付勢を解除することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、避難梯子に加わる避難者の重量(荷重)を、避難梯子の上部(枢着部)と下部の補助脚の両方で分担(分散)することができるので、避難梯子の揺れを防止することができ、安全に避難することができる。また、避難梯子を構成する各梯子ユニットを、側面が開放された角断面部を有する一対の縦部材と、両縦部材の下部同士を連結する横部材とで構成することができると共に、縦部材の剛性を低減させることができるので、避難梯子の軽量化が図れると共に、コストの低廉化が図れる。
(2)請求項2記載の発明によれば、吊持用ワイヤによって伸長時の避難梯子を傾斜状態に保持することによって、補助脚が接地面からその動きを抑制する反力を増大させることができるので、上記(1)に加えて、更に避難梯子の揺れを防止することができ、安全に避難することができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、避難梯子の伸長状態において、補助脚と連結脚が下階の床面に接地することにより、接地面積を増大することができるので、上記(1),(2)に加えて、更に避難梯子の揺れを防止することができ、安全に避難することができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、梯子ユニット同士の摺動を円滑にすることができるので、避難梯子の伸縮を円滑にすることができる。更に、避難梯子の伸長状態において、第1及び第2のスライド部材によって隣接する梯子ユニットの縦部材の重合部に係る避難者の重量に伴う荷重を分散することができるので、上記(1)〜(3)に加えて、更に避難梯子に加わる荷重に対する変形を防止することができる。
(5)請求項5記載の発明によれば、避難梯子の伸長状態において、下段の梯子ユニットに設けられたストッパ部材のストッパ片とロック部材の係止爪とで上段の梯子ユニットの横部材を挟持固定することができるので、避難時の避難梯子のずれを防止することができる。したがって、上記(1)〜(4)に加えて、更に避難梯子に剛性を持たせることができると共に、避難梯子の揺れを確実に防止することができる。また、避難梯子を伸長状態から収縮状態に変位する際には、下段の梯子ユニットのストッパ部材に設けられたロック解除部が上段のロック部材に係合して該ロック部材に装着されたばね部材の弾発力の付勢を解除することで、避難梯子の収縮(収納)を容易にすることができる。
この発明における避難梯子の使用状態(伸長状態)を示す斜視図である。 上記避難梯子の使用状態(伸長状態)を示す側面図である。 上記避難梯子の使用状態(伸長状態)を示す正面図である。 この発明における最下段の梯子ユニットと補助脚を示す斜視図である。 この発明におけるストッパ部材とロック部材を示す斜視図(a)及び(a)のI部拡大斜視図(b)である。 この発明における縦部材とスライド部材を示す平面図(a)及び(a)のII−II線に沿う断面図(b)である。 上記避難梯子の収縮状態(折り畳み状態)を示す斜視図である。 この発明における縦部材と横部材の連結部を示す分解斜視図(a)及び連結部の拡大断面図(b)である。 上記避難梯子の収納状態を示す断面図である。 図9のIII−III線に沿う断面図である。 上記避難梯子の使用(伸長)手順を示す概略斜視図である。 上記補助脚と連結脚を示す要部斜視図である。 この発明に係る避難装置の別の実施形態を示す斜視図(a)及び(a)のIV部拡大図(b)である。
以下に、この発明に係る避難装置の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
この発明の避難装置は、床、ベランダ等のスラブ1に設けられた開口部1aに嵌装・固定される方形状の収納枠2と、この収納枠2の1辺の床面側及び天井面側にそれぞれ枢着される上蓋3及び下蓋4と、収納枠2内に折り畳まれて収納されると共に階下の床若しくはその付近まで伸長する避難梯子6(以下に梯子6という)と、この梯子6の伸長降下速度を制御すると共に梯子6を引上げ収納する緩降器7と、上蓋3と下蓋4とを互いに連動して開閉動作させる開閉連動機構8と、伸長状態の梯子6を傾斜状態に保持する吊持用ワイヤ9と、梯子6の下端部に設けられて梯子6の揺れを防止する補助脚10と、で主要部が構成されている。
上記梯子6は、側面が開放された角断面部6a,6bを有する一対の金属製の縦部材20と、両縦部材20の下部同士を横方向に連結する金属製の横部材21とからなる複数段(図面では8段の場合を示す)の梯子ユニット60a〜60hを伸縮可能に連結してなると共に、伸長状態において、梯子6の最下端部は下階の床面Fに到達しない程度に形成されている。
最上段の梯子ユニット60aの縦部材20の上端側部は、収納枠2の一側2aに突設されたブラケット30に回動可能に取り付けられて、梯子6は片持ち支持されている。
また、収納枠2の対向する側面部2b,2cと、上段側の梯子ユニットすなわち最上段の梯子ユニット60aを構成する両縦部材20は、角度規制手段である可撓性を有する吊持用ワイヤ9にて連結されている。この吊持用ワイヤ9によって伸長時の梯子6が傾斜状態に保持されるように形成されている。
上記縦部材20は、梯子ユニット60a〜60hの手前側(正面から見た手前側)の内方及び奥側の外方が開放する角断面部6a,6bを背中合わせに有する断面略S字状に形成されている。すなわち、縦部材20は、図6に示すように、中央片20aの両端から相対方向に側片20b,20cが屈曲するクランク状基部20dと、クランク状基部20dの各側片20b,20cの先端から直交状に屈曲される互いに平行な手前片20e,奥片20fと、手前片20e,奥片20fの先端から中央部に向かって直交状に屈曲され、中央片20aとの間に開口部20gを形成する折曲片20h,20iとからなる角断面部6a,6bを背中合わせに有する断面略S字状に形成されている。なお、側片20b,20cの外面に対して折曲片20h,20iの外面は縦部材20の板厚分内方側に位置している。
上記一対の縦部材20の奥側の角断面部6bの対向する側片20cに横部材21が連結されている。この場合、横部材21は、図5,図7及び図8に示すように、平坦上面片21aの長手方向の両側に屈曲される一対の垂下片21bと、両垂下片21bの下端から内方に向かって屈曲される一対の下部水平片21cを有しており、長手方向の端部には一方の垂下片21bの端部から直交状に屈曲される第1の端部垂直片21dと、他方の垂下片21bの端部から内方に直交状に屈曲されると共に第1の端部垂直片21dの外側面に重合される第2の端部垂直片21eとを有する。そして、横部材21の長手方向の端部の第1及び第2の端部垂直片21d,21eが縦部材20の奥側の角断面部6bの対向する側片20cにリベット90をもって連結固定されている。この場合、図9に示すように、縦部材20の側片20cには例えば絞り加工によって内方側に向かって突出する略小判形状の突部20lが形成されており、この突部20lに穿設された取付孔20mに挿入されるリベット90が横部材21の第1及び第2の端部垂直片21d,21eに穿設された取付孔21fを貫通して、横部材21の内部でかしめ固定されている。
上記のように形成される上段の梯子ユニット60の縦部材20の手前側の角断面部6aと下段の梯子ユニット60の縦部材20の奥側の角断面部6bとが摺動可能に重合されている。
この場合、最上段及び最下段を除く下段の梯子ユニット60の縦部材20の奥側の角断面部6bの上端側の内部に、断面矩形状の合成樹脂製の第1のスライド部材40が固設されており、梯子6の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニット60の手前側の角断面部6aの内面が第1のスライド部材40に摺動可能に接触するように形成されている(図6参照)。この場合、第1のスライド部材40の一側面の長手方向の両端側の2箇所に突起部41が突設されている。これら突起部41を縦部材20の奥片20fに設けられた取付孔20j内に嵌合することで、第1のスライド部材40が縦部材20の奥側の角断面部6b内の奥片20fと折曲片20iに接触した状態で固設される。この状態では、第1のスライド部材40と中央片20a及び側片20bとの間には、隣接する縦部材20の手前側の角断面部6aを形成する手前片20eと折曲片20iが摺動可能に挿入できる隙間20kが設けられている(図6(a)参照)。
上記のように、梯子ユニット60の縦部材20の奥側の角断面部6bの上端側の内部に、断面矩形状の合成樹脂製の第1のスライド部材40を固設し、梯子6の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニット60の手前側の角断面部6aの内面が第1のスライド部材40に摺動可能に接触するように形成することにより、金属製部材同士の摺動に比べて隣接する梯子6の収縮を円滑にすることができる。つまり、金属製縦部材20の角断面部6a,6b同士の摺動では、角断面部6a,6bの角部の高精度の加工が必要であるが、上述のように、合成樹脂製のスライド部材40と縦部材20の隣接する2片すなわち手前片20eと折曲片20iを摺動可能に接触することにより、左右の縦部材20の摺動部にずれを生じることなく円滑に摺動することができる。更に、梯子6の伸長状態においては、梯子6に加わる避難者の重量による荷重を第1のスライド部材40が圧縮力として分担(分散)するので、梯子6すなわち縦部材20が変形するのを防止することができる。
一方、最下段の梯子ユニット60hの縦部材20の奥側の角断面部6bの上端側の内部に、断面矩形状の合成ゴム製の第2のスライド部材40Aが固設されており、梯子6の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニット60gの手前側の角断面部6aの内面が第2のスライド部材40Aに摺動可能に接触するように形成されている。なお、第2のスライド部材40Aも第1のスライド部材40と同様に縦部材20の奥側の角断面部6bの上端側の内部に固設されるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように、最下段の梯子ユニット60hの縦部材20の奥側の角断面部6bの上端側の内部に、合成ゴム製の第2のスライド部材40Aを固設し、梯子6の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニット60gの手前側の角断面部6aの内面が第2のスライド部材40Aに摺動可能に接触するように形成することにより、梯子6の伸長時には、縦部材20と第2のスライド部材40Aとの摩擦力によって最下段の梯子ユニット60hが隣接する梯子ユニット60gに対して摺動してしまうのを抑制することができる。更に、梯子6の伸長状態においては、梯子6に加わる避難者の重量による荷重を第2のスライド部材40Aが圧縮力として吸収するので、梯子6すなわち縦部材20が変形するのを防止することができる。
上記補助脚10は、最下段の梯子ユニット60hを構成する両縦部材20の手前側に、それぞれ枢支ボルト11をもって一端が枢着されると共に、図10に示すように、枢支ボルト11に巻装され、一端が縦部材20に係止し、他端が補助脚10に係止するばね部材例えばコイルばね12の弾発力によって他端が縦部材20の下方及び手前側に向かって突出状態となるように設けられている。この場合、補助脚10は、断面略逆U字状に形成され、基端部の平坦状の上部片10aに設けられた切欠部10bを介して上部片10aの両端から直交状に折曲される両側片10cが縦部材20を跨いで取り付けられ、両側片10cと縦部材20に枢支ボルト11が貫通して取り付けられている。また、補助脚10の基端部側の外方の両側部片10cには、枢支ボルト11の枢支点の同心円弧状のガイド溝10dが設けられており、縦部材20の手前側片20bに突設されたガイドピン13がガイド溝10d内に摺動可能に貫通している。
なお、補助脚10の床面Fへの接地部には、補助脚10が床面Fに接地する際の衝撃の緩和と、床面Fとの接地の滑りを防止するために例えば防振ゴム15が取り付けられている。なお、防振ゴムに代えて補助脚10の接地面を粗面状にして床面Fとの接地の滑りを防止するようにしてもよい。
上記のように補助脚10を設けることにより、梯子6の伸長状態において、梯子6の下端部を下階の床面Fから浮かした状態で、補助脚10の下端部が下階の床面Fに接地して梯子6を支持することができる。したがって、伸長時に梯子6に加わる避難者の重量(荷重)を、梯子6の上部の枢着部と下部の補助脚10の両方で分担(分散)することができる。
なお、上記説明では、両縦部材20にそれぞれ補助脚10を取り付けた場合に付いて説明したが、図12に示すように、上記と同様に取り付けられた一対の補助脚10の下端部同士を、下階の床面Fに接地可能な連結脚14にて連結してもよい。なお、連結脚14の少なくとも床面Fへの接地面には上記と同様に例えば防振ゴム15が取り付けられている。
このように、両補助脚10の下端部同士を連結脚14にて連結することにより、床面Fと補助脚10及び連結脚14との接触面積を増大させることができ、梯子6の揺れを更に確実に防止することができる。
また、最上段及び最下段の梯子ユニット60a,60hを除く梯子ユニット60b〜60gを構成する一対の縦部材20の上端側には、梯子6の伸長時に上方に隣接する梯子ユニット60a〜60fの横部材21に係合して梯子のずれを防止するためのストッパ部材50とロック部材70が取り付けられている。
すなわち、最上段及び最下段の梯子ユニット60a,60hを除く梯子ユニット60b〜60gを構成する一対の縦部材20の奥側の角断面部6bの対向する面部に、奥側に突出するストッパ片51を有するクランク状に屈曲された板状のストッパ部材50の固定片50aが固定ボルト52をもって固定されている。また、このストッパ部材50の固定片50aには、縦部材20の長手方向と直交する軸である固定ボルト52を中心に回動可能であって、先端に係止爪部71を有するロック部材70が枢着されると共に、該ロック部材70の枢着部にロック部材70の先端部を常時奥側に弾発力を付勢するばね部材72が装着されている。
上記のように形成されるストッパ部材50とロック部材70を設けることによって、梯子6の伸長状態において、ストッパ部材50のストッパ片51が隣接する上段の梯子ユニット60b〜60f(以下に符号60で代表する)の横部材21の上面に当接すると共に、ロック部材70の係止爪部71を隣接する上段の梯子ユニット60の横部材21の下面に係止して、ストッパ片51と係止爪部71とで横部材21を挟持固定する。したがって、ストッパ片51と係止爪部71とで横部材21を挟持固定することにより、縦部材20の摺動を抑制し、補助脚10の接地面における摩擦力を増大させることができる。
なお、ストッパ部材50には、梯子6が伸長状態から収縮状態に変位する際に、上段のロック部材70に係合してばね部材72の弾発力の付勢を解除するロック解除部53が形成されている。このロック解除部53は、ストッパ部材50の固定片50aとストッパ片51間に形成される段部によって形成されている。このようにストッパ部材50にロック解除部53を設けることにより、梯子6を伸長状態から収縮状態に変位する際に、下段の梯子ユニット60のストッパ部材50に設けられたロック解除部53が上段のロック部材70に係合して該ロック部材70に装着されたばね部材72の弾発力の付勢を解除することで、梯子6の収縮を容易にすることができる。
上記のようにして収縮された梯子6は各梯子ユニット60a〜60hの縦部材20が積層された状態で折り畳まれ、上端のブラケット30による枢着部により収納枠2内に回動された後、上蓋3と下蓋4が閉鎖して収納される(図9参照)。この収納状態においては、補助脚10はコイルばね12の弾発力に抗して上蓋3が閉鎖されるので、補助脚10は上蓋3の裏面に当接している。
なお、上蓋3と下蓋4は、それぞれ収納枠2の一側端部にヒンジ3a,4aを介して開閉可能に枢着されており、上蓋3及び下蓋4の両側辺及び収納枠2の対向する側面部2b,2cに取り付けられる一対の開閉連動機構8によって上蓋3と下蓋4が互いに連動して開閉動作し得るように構成されている。なお、上蓋3の略中央内面側には、手掛け部5が固設されている。
また、緊急時に上蓋3を開放するラッチ機構80が設けられている。このラッチ機構80は、図8に示すように、上蓋3の自由端側の辺に設けられる係止部材81と、収納枠2の側面部2dに設けられ、上蓋3及び下蓋4が閉鎖状態において、係止部材81と係合可能な係合部材82とで構成されている。
上記のように構成される避難装置を火災等の緊急時に使用する場合は、まず、ラッチ機構80の係止部材81と係合部材82の係合を解除した後、図11(a)に示すように、上蓋3と下蓋4を開放すると、上蓋3及び下蓋の開放と同時に、図11(b)に示すように、梯子6が下蓋4に載った状態で下方に回動する。すると、図11(c)に示すように、緩降器7により梯子6は制御されながら伸長降下し、下段側の梯子ユニット60に設けられたストッパ部材50が上方に隣接する上段の梯子ユニット60の横部材21の上面に当接すると共に、ロック部材70の係止爪部71が横部材21の下面に当接して、ストッパ部材50とロック部材70とで横部材21を挟持固定する。そして、最下段の梯子ユニット60hに設けられた補助脚10が下階の床面Fに接地して、床面Fに到達しない梯子6を支持する(図1〜図3参照)。この状態で、吊持用ワイヤ9(角度規制手段)によって梯子6は手前側に傾斜した状態で保持される。
上記のように、使用時(避難時)には、梯子6は、補助脚10が下階の床面Fに接地し、吊持用ワイヤ9によって傾斜状に伸長される。この状態で、避難者が降下すると、避難者の重量により梯子6の下方(足側)が避難者から遠ざかる方向の移動に対して、補助脚10が床面Fからその動きを抑制する反力による摩擦力を受けるため、梯子6に加わる避難者の重量(荷重)を、梯子の上部の枢着部と下部の補助脚10の両方で分担(分散)することができる。したがって、梯子6の揺れを防止することができ、安全に避難することができる。
なお、梯子6を使用状態(伸長状態)から収縮して収納する場合は、緩降器7のワイヤを巻き取って、最下段の梯子ユニット60hを隣接する梯子ユニット60gに対して相対的に摺動させて上方へ引上げる。この際、下段の梯子ユニット60の縦部材20に固定されたストッパ部材50に設けられたロック解除部53が上段のロック部材70に係合して該ロック部材70に装着されたばね部材72の弾発力の付勢を解除しながら、各梯子ユニット60は順次上方側へ引上げられて重ね合わされる。そして、収納枠2内に収納された状態で、上蓋3及び下蓋4が閉鎖される。
また、上記実施形態の避難装置によれば、梯子6を構成する各梯子ユニット60a〜60hを、内方,外方側面が開放された角断面部6a,6bを有する一対の縦部材20と、両縦部材20の下部同士を連結する横部材21とで構成することができると共に、従来の上端部のみで吊持する梯子に比べて縦部材20の剛性を低減させることができるので、梯子の軽量化が図れると共に、コストの低廉化が図れる。
なお、上記実施形態では、この発明に係る避難装置がスライド式の梯子6を具備する場合について説明したが、パンタグラフ式の梯子6Aを具備する避難装置においても同様に適用することができる。
すなわち、図13に示すように、側面に開口部を有する複数の一対の縦部材20Aをパンタグラフ状に連結し、対峙する縦部材20Aの下部同士を横方向に連結する横部材21Bとからなる複数の梯子ユニット60Aを上下方向に伸縮可能に形成した梯子6Aの最下段の梯子ユニット60Aに、上記実施の形態と同様に補助脚10を取り付ける。
なお、図13に示す実施形態において、その他の部分は上記第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように構成される第2実施形態の避難装置においても、使用時(避難時)には、梯子6Aは、補助脚10が下階の床面Fに接地し、傾斜状に伸長される。なお、第2実施形態においても、梯子6Aを傾斜状態に保持する角度規制手段を設ける方が好ましい。第2実施形態における角度規制手段は、図13(b)に示すように、最上段の縦部材20Aを回動可能に取り付けるブラケット30の回動軸部の下部側付近に突設され、最上段の縦部材20Aを傾斜状態に当接する傾斜支持部材9Aによって形成されている。この状態で、避難者が降下すると、避難者の重量により梯子6の下方(足側)が避難者から遠ざかる方向の移動に対して、補助脚10が床面Fからその動きを抑制する反力を受けるため、梯子6Aに加わる避難者の重量(荷重)を、梯子の上部の枢着部と下部の補助脚10の両方で分担(分散)することができる。したがって、梯子6Aの揺れを防止することができ、安全に避難することができる。
1 スラブ
2 収納枠
2a 収納枠の一側
6,6A 避難梯子
6a,6b 角断面部
9 吊持用ワイヤ(角度規制手段)
9A 傾斜支持部材(角度規制手段)
10 補助脚
11 枢支ボルト
12 コイルばね(ばね部材)
14 連結脚
20,20A 縦部材
21,21A 横部材
20g 開口部
20j 取付孔
40 第1のスライド部材
40A 第2のスライド部材
41 突起部
50 ストッパ部材
50a 固定片
51 ストッパ片
53 ロック解除部
60,60a〜60h 梯子ユニット
70 ロック部材
71 係止爪部
72 ばね部材
F 床面

Claims (5)

  1. ベランダ等の床面に設けられた開口部に嵌装・固定される収納枠内に収納され、緊急時には下階まで伸長することによって避難可能とする避難梯子を有する避難装置において、
    上記避難梯子は、角断面部を有する一対の縦部材と、両縦部材の下部同士を横方向に連結する横部材とからなる複数の梯子ユニットを伸縮可能に連結してなると共に、伸長状態において、該避難梯子の最下端部は下階の床面に到達しない程度に形成され、
    最上段の上記梯子ユニットの縦部材の上端側部を、上記収納枠の一側に突設されたブラケットに回動可能に取り付け、
    最下段の上記梯子ユニットの縦部材に、一端が該縦部材に枢着されると共に、ばね部材の弾発力によって他端が縦部材の下方及び手前側に向かって突出状態となる補助脚を設け、
    上記避難梯子の伸長状態において、該避難梯子を支持すべく上記補助脚を下階の床面に接地可能に形成してなる、
    ことを特徴とする避難装置。
  2. 請求項1記載の避難装置において、
    伸長時の避難梯子を傾斜状態に保持する角度規制手段を具備する、
    ことを特徴とする避難装置。
  3. 請求項1又は2記載の避難装置において、
    上記最下段の梯子ユニットを構成する一対の縦部材に上記補助脚を設けると共に、両補助脚の下端部同士を、下階の床面に接地可能な連結脚にて連結してなる、
    ことを特徴とする避難装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の避難装置において、
    上記各梯子ユニットを構成する上記縦部材は、角断面部を背中合わせに有する断面略S字状に形成され、
    上段の上記梯子ユニットの縦部材の手前側の角断面部と下段の上記梯子ユニットの縦部材の奥側の角断面部とが摺動可能に重合され、かつ、最上段及び最下段を除く下段の梯子ユニットの縦部材の奥側の角断面部の上端側の内部に、断面矩形状の合成樹脂製の第1のスライド部材を固設し、避難梯子の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニットの手前側の角断面部の内面が上記第1のスライド部材に摺動可能に接触するように形成し、
    上記最下段の梯子ユニットの縦部材の奥側の角断面部の上端側の内部に、断面矩形状の合成ゴム製の第2のスライド部材を固設し、避難梯子の伸長状態において、上方に隣接する上段の梯子ユニットの手前側の角断面部の内面が上記第2のスライド部材に摺動可能に接触するように形成してなる、
    ことを特徴とする避難装置。
  5. 請求項4記載の避難装置において、
    上記梯子ユニットを構成する一対の縦部材の奥側の角断面部の対向する面部に、奥側に突出するストッパ片を有するストッパ部材を固定し、
    上記ストッパ部材の固定部に、上記縦部材の長手方向と直交する軸を中心に回動可能であって、先端に係止爪部を有するロック部材を枢着すると共に、該ロック部材の枢着部にロック部材の先端部を常時奥側に弾発力を付勢するばね部材を装着し、
    避難梯子の伸長状態において、上記ストッパ部材のストッパ片を隣接する上段の梯子ユニットの横部材の上面に当接すると共に、上記ロック部材の係止爪部を隣接する上段の梯子ユニットの横部材の下面に係止してなり、
    かつ、上記ストッパ部材に、伸長状態から収縮状態に変位する際に、上段のロック部材に当接して上記ばね部材の弾発力の付勢を解除するロック解除部を形成してなる、
    ことを特徴とする避難装置。
JP2009186024A 2009-08-10 2009-08-10 避難装置 Expired - Fee Related JP5322835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009186024A JP5322835B2 (ja) 2009-08-10 2009-08-10 避難装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009186024A JP5322835B2 (ja) 2009-08-10 2009-08-10 避難装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011038296A true JP2011038296A (ja) 2011-02-24
JP5322835B2 JP5322835B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=43766324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009186024A Expired - Fee Related JP5322835B2 (ja) 2009-08-10 2009-08-10 避難装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5322835B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013094578A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Fuji:Kk 避難用梯子
GB2573508A (en) * 2018-04-23 2019-11-13 Sapphire Balconies Ltd Balcony
KR20210132547A (ko) * 2020-04-27 2021-11-04 (주)수정테크 접이식사다리의 흔들림이 방지되는 하향식 피난사다리
KR102342420B1 (ko) * 2020-06-24 2021-12-24 한국전력공사 추락방지용 작업발판이 구비된 안전사다리

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260430U (ja) * 1975-10-28 1977-05-02
JP2006169727A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Alsus Engineering:Kk 収納タラップ
JP2008101340A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Matsumoto Kiko Kk 伸縮式避難梯子

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260430U (ja) * 1975-10-28 1977-05-02
JP2006169727A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Alsus Engineering:Kk 収納タラップ
JP2008101340A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Matsumoto Kiko Kk 伸縮式避難梯子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013094578A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Fuji:Kk 避難用梯子
GB2573508A (en) * 2018-04-23 2019-11-13 Sapphire Balconies Ltd Balcony
KR20210132547A (ko) * 2020-04-27 2021-11-04 (주)수정테크 접이식사다리의 흔들림이 방지되는 하향식 피난사다리
KR102338446B1 (ko) * 2020-04-27 2021-12-13 (주)수정테크 접이식사다리의 흔들림이 방지되는 하향식 피난사다리
KR102342420B1 (ko) * 2020-06-24 2021-12-24 한국전력공사 추락방지용 작업발판이 구비된 안전사다리

Also Published As

Publication number Publication date
JP5322835B2 (ja) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5322835B2 (ja) 避難装置
US8159745B2 (en) Portable screen assembly and expanding and contracting column and handing tool used therefor
JP4666635B2 (ja) 避難装置
JP5500625B2 (ja) 避難装置
JP2010149967A (ja) エレベーター装置
JP5912545B2 (ja) トラック用可動ステップ及びトラック用可動ステップの可動方法
JP2010275112A (ja) エレベータのピット梯子
KR101989048B1 (ko) 엘리베이터 비상탈출용 비상사다리
KR100866193B1 (ko) 엘리베이터의 칸 상의 핸드레일 장치
JP4939897B2 (ja) 壁面エキスパンションジョイント
JP3981891B1 (ja) 収納式ベッド
KR101616331B1 (ko) 선박 객실 비상탈출장치
JP6731233B2 (ja) 梯子
JP5568107B2 (ja) 避難器具
JP2537247Y2 (ja) 自走式高所作業車の吊り装置
JP3149117U (ja) 伸縮式避難梯子及び伸縮式避難梯子装置
JP6702583B1 (ja) エレベータの梯子装置
KR101420407B1 (ko) 비상탈출장치용 안전사다리
JP3236305U (ja) 作業台および作業台車
JP2019152037A (ja) 駐輪装置
KR101587556B1 (ko) 건설중장비용 풋스텝 장치
JP3689315B2 (ja) 建物における開閉床装置
JP2005042482A (ja) 避難梯子装置
JPH09135912A (ja) 非常脱出装置
JP7280760B2 (ja) 軌道走行式機械の逸走防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees