JP2005042482A - 避難梯子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 梯子体の展開時の先端部分の迫り出しを少なくし、梯子体の取付部の強度の向上を図れるようにすること。
【解決手段】 床、ベランダ等のスラブに設置される収納枠内に収納されるパンタグラフ式の梯子体10と、収納枠3内に固定され、梯子体10の最上部の縦桟11と、縦桟11と協働して4節平行リンク機構30を構成する平行リンク20とを回動可能に取り付ける梯子受け4とを具備する避難梯子装置において、梯子受け4に、梯子体10の展開時に平行リンク20を支持する平行リンク用ガイド片50と、平行リンク20の回動支軸21を、縦桟11の回転自由端側に移動可能に支承する軸受け45とを設ける。ガイド片50の上端部に、ガイド面51に連なって内方側に向かって屈曲する円弧状ガイド部52を形成する。軸受け45に、平行リンク20が円弧状ガイド部52に接触して回動する動作に追従して回動支軸21を案内するガイド孔部47を形成する。
【選択図】 図6

Description

この発明は避難梯子装置に関するもので、特に、集合住宅や事務所ビル等のベランダに設置される収納枠に取り付けて使用する折畳み式の避難梯子装置に関するものである。
従来、この種の避難梯子装置としては、床、ベランダ等のスラブに設けられた開口内に設置される収納枠と、この収納枠内に折り畳まれて収納されると共に、複数の縦桟をパンタグラフ状に連結してなる上下方向に伸縮可能な一対の伸縮体間に適宜間隔をおいて足掛け用横桟を架設してなる梯子体と、上記収納枠内に固定され、上記梯子体の最上部の縦桟と、この縦桟と協働して4節平行リンク機構を構成する平行リンクとを回動可能に取り付ける梯子受けとを具備する構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、梯子体を所定の傾斜角度に規制するために、4節平行リンク機構を構成する縦桟と連接リンクとの連結部に梯子受けの垂直面に沿ってガイドするガイド部材を設けた構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
登録実用新案第3008266号公報(実用新案登録請求の範囲、図1) 実公平6−31120号公報(実用新案登録請求の範囲、第6図)
しかしながら、従来の避難梯子装置はいずれも平行リンクが、梯子受けに回転のみ可能な状態で取り付けられているため、梯子体の展開時に梯子体の先端部分(回転自由端部分)が円弧状の軌跡を描き、一度前方に迫り出してしまう。したがって、前方に壁等の障害物がある場合には設置できないという問題があった。また、展開後の梯子体下部に加わる水平力は平行リンクへの圧縮荷重に変換され、平行リンクの回動支軸へ剪断荷重として伝わるため、梯子体の破壊強度は平行リンク回動支軸の剪断力に大きく依存する構造であった。
また、ガイド部材を設けた構造においては、段数が増加するごとに梯子受けの厚み(ガイド位置)を変更する必要があるため、部品点数の増加が余儀なくされている。また、梯子体の下部へ加わる水平力は、ガイド部材を介して梯子受けへ伝えられるため、梯子受けの最終強度をガイド部材自体の剛性に依存する構造であった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、梯子体の展開時の先端部分の軌跡の迫り出しを少なくし、平行リンク自体を強度部材として使用可能にすると共に、梯子体に不用意に加わる水平力や、梯子体の変形等により梯子体の展開角度が狭くなった際に、縦桟と分担して強度の向上を図れるようにした避難梯子装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、この発明の避難梯子装置は、床、ベランダ等のスラブに設けられた開口内に設置される収納枠と、この収納枠内に折り畳まれて収納されると共に、複数の縦桟をパンタグラフ状に連結してなる上下方向に伸縮可能な一対の伸縮体間に適宜間隔をおいて足掛け用横桟を架設してなる梯子体と、上記収納枠内に固定され、上記梯子体の最上部の縦桟と、この縦桟と協働して4節平行リンク機構を構成する平行リンクとを回動可能に取り付ける梯子受けとを具備する避難梯子装置を前提とし、 上記梯子受けは、上記梯子体の展開時に上記平行リンクを所定の傾斜角度に支持する平行リンク用ガイド片と、上記平行リンクの回動支軸を、上記縦桟の回転自由端側に移動可能に支承する軸受けとを具備し、 上記ガイド片の上端部に、このガイド片のガイド面に連なって内方側に向かって屈曲する円弧状ガイド部を形成し、 上記軸受けに、上記平行リンクが上記円弧状ガイド部に接触して回動する動作に追従して上記回動支軸を案内するガイド孔部を形成してなる、ことを特徴とする(請求項1)。
この発明において、上記軸受けに、ガイド孔部の先端に連なって下方側に延在する非常位置用ガイド孔部を更に設ける方が好ましい(請求項2)。
また、上記梯子受けに、梯子体の展開時に最上部の縦桟を傾斜状に支持する縦桟用ガイド片を更に設けると共に、この縦桟用ガイド片の下端部に、ガイド片のガイド面に連なって内方側に屈曲する収納ガイド部を形成する方が好ましい(請求項3)。
また、上記梯子受けは、上記平行リンクの回動支軸を縦桟の回転自由端側に移動可能に支承する軸受けと、上記梯子体の展開時に最上部の縦桟を所定の傾斜角度に支持するガイド片とを具備するか、あるいは、上記軸受けと、上記ガイド片と、梯子体の展開時に平行リンクを傾斜状に支持する平行リンク支持用ガイド片とを具備するものであれば、その形態は任意でよいが、好ましくは、梯子受けに、収納枠に固定される固定片と、この固定片の両端に互いに平行に突設されて縦桟と平行リンクを取り付ける一対の取付片と、両取付片の先端部を連結する足掛け兼用の補強枠とを設ける方がよい(請求項4)。
この発明の避難梯子装置は、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、床、ベランダ等のスラブに設けられた開口内に設置される収納枠内に固定される梯子受けに、梯子体の展開時に上記平行リンクを所定の傾斜角度に支持する平行リンク用ガイド片と、平行リンクの回動支軸を、縦桟の回転自由端側に移動可能に支承する軸受けとを設け、ガイド片の上端部に、このガイド片のガイド面に連なって内方側に向かって屈曲する円弧状ガイド部を形成する一方、軸受けに、平行リンクが円弧状ガイド部に接触して回動する動作に追従して回動支軸を案内するガイド孔部を形成することにより、梯子体を展開する際に、平行リンクがガイド片の円弧状ガイド部に沿って回動する動作に追従して平行リンクの回転半径を小さくすることができるので、梯子体の先端部が前方へ迫り出すのを防止することができる。したがって、前方に壁等の障害物がある場合の設置を可能にすることができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、軸受けに、ガイド孔部の先端に連なって下方側に延在する非常位置用ガイド孔部を更に設けることにより、梯子体が展開した状態で、梯子体に水平力が作用した場合には、平行リンクが圧縮荷重を受けるが、平行リンクの回動支軸が非常位置用ガイド孔部内を移動可能になっているため、圧縮荷重を縦桟と分担して受けることができ、平行リンクの回動支軸への負荷を少なくすることができる。また、梯子体の変形等により梯子体の展開角度が狭くなった際の状態では、平行リンクは平行リンク用ガイド片にて保持されているため梯子体の傾斜角は変化しないので、平行リンクは下方に引張力を受け、回動支軸が非常位置ガイド孔部に移動して、引張荷重を縦桟と分担して受けることができ、平行リンクの回動支軸への負荷を少なくすることができる。したがって、梯子体の取付強度を向上させることができ、避難梯子装置の安全性と信頼性の向上を図ることができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、梯子受けに、梯子体の展開時に最上部の縦桟を傾斜状に支持する縦桟用ガイド片を更に設けると共に、この縦桟用ガイド片の下端部に、ガイド片のガイド面に連なって内方側に屈曲する収納ガイド部を形成することにより、梯子体の展開時に最上部の縦桟と平行リンクの双方をガイド片で支持することができるので、上記(1)に加えて更に強度の向上を図ることができる。また、梯子体の収納時に縦桟が収納ガイド部によって案内されて収納枠内に収納されるので、万一、平行リンクに変形が生じても、最下段及びその近傍の縦桟の端部を収納ガイド部にて案内することができると共に、梯子体の収納姿勢を揃えることができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、梯子受けに、収納枠に固定される固定片と、この固定片の両端に互いに平行に突設されて縦桟と平行リンクを取り付ける一対の取付片と、両取付片の先端部を連結する足掛け兼用の補強枠とを設けることにより、梯子受け自体に剛性をもたせることができると共に、補強枠を足掛けに使用することができる。したがって、上記(1)、(3)に加えて更に強度の向上が図れると共に、避難者を安全に非難させることができる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明に係る避難梯子装置の使用状態(展開状態)を示す斜視図、図2は、避難梯子装置の平面図、図3は、避難梯子装置の折畳み状態(収納状態)を示す側面図、図4は、避難梯子装置の使用(展開)の動作を示す側面図、図5は、避難梯子装置の要部を示す斜視図、図6は、避難梯子装置の展開状態を示す要部側面図である。
上記避難梯子装置は、複数の外側縦桟11と内側縦桟12をパンタグラフ状に連結してなる上下方向に伸縮可能な左右一対の伸縮体13と、これら伸縮体13間の外側縦桟の下端部に連結された複数の足掛け用横桟14とからなる梯子体10を具備している。なお、外側縦桟11の上端部と内側縦桟12の下端部とは図示しないピンによって回動自在に枢着(連結)され、外側縦桟11の下端部近傍位置と内側縦桟12上端部とは図示しないピンによって回動自在に枢着(連結)されている。
上記梯子体10の最上部の外側縦桟11は、床、ベランダ等のスラブ1に設けられたスラブ開口2にシール部材(図示せず)を介して嵌挿固定された収納枠3の内側面に固着された梯子受け4に枢支ピン11aを介して回動自在に枢着されている。
また、最上部の外側縦桟11は、梯子受け4に一端が回動及び移動可能に取り付けられる平行リンク20と共働して4節平行リンク機構30を構成している。 この場合、最上部の外側縦桟11と、平行リンク20と、一端が最上部の外側縦桟11にピン15aを介して枢着され、他端が2段目の外側縦桟12の上端部にピン15bを介して枢着され、かつ上端部側にピン15cを介して平行リンク20の先端部を枢着する連接リンク16とで4節平行リンク機構30が構成されている。
上記梯子受け4は、例えばスチール等の金属板を折曲してなり、収納枠3に固定ボルト(図示せず)をもって固定される固定片40と、この固定片40の両端に互いに平行に突設されて最上部の外側縦桟11と平行リンク20を取り付ける一対の取付片41と、両取付片41の先端部を溶接等の固定手段によって連結する足掛け兼用の補強枠42とを具備している(図8〜図10参照)。このように構成することにより、梯子受け4の強度を高めることができ、また、収納枠3に別途足掛け部を設ける必要がないので、構成部材の削減が図れる上、後述する緩降装置8の取付等の設置作業を容易にすることができる。
梯子受け4の取付片41には、梯子体10の展開時に平行リンク20を所定の傾斜角度に支持する平行リンク用ガイド片50が内方側に突設されており、また、取付片41の外方側には梯子体10の展開時に最上部の外側縦桟11を傾斜状に支持する縦桟用ガイド片60が突設されている。
この場合、平行リンク用ガイド片50の上端部には、この平行リンク用ガイド片50の傾斜状のガイド面51の上端に連なって内方側に向かって屈曲する円弧状ガイド部52が形成されている。また、縦桟用ガイド片60は、上端から下方に向かって傾斜する傾斜ガイド面61と、この傾斜ガイド面61の下端から略垂直方向に折曲される垂直ガイド面62と、この垂直ガイド面62の下端部に、垂直ガイド面62に連なって内方側に屈曲する円弧状の収納ガイド面63が形成されている。
また、梯子受け4の取付片41には、平行リンク20の回動支軸21を、最上部の外側縦桟11の回転自由端側に移動可能に支承する軸受け45が設けられている。この軸受け45は、梯子体10の折畳み状態(収納状態)のときに平行リンク20の回動支軸21が位置する基孔部46と、平行リンク20が円弧状ガイド部52に接触して回動する動作に追従して回動支軸21を案内するガイド孔部47と、ガイド孔部47の先端に連なって下方側に延在する非常位置用ガイド孔部48とを具備する略へ字状に形成されている。
上記収納枠3には、スラブ開口2の床面側の上方蓋5と、スラブ1の真下の階における天井面側の下方蓋6とが開閉可能に枢着されている。これら上方蓋5及び下方蓋6は、リンク機構7を介して相互に連結されており、上方蓋5が上方に開放されると、この上方蓋5が直立姿勢を固定保持すると共に、下方蓋6が連動して自動的に下方に開放されるように構成されている。また、梯子受け4の固定片40には、緩降装置8が設けられている。この緩降装置8は、図示していない巻取ドラムを内蔵したラチェット機構を具備しており、巻取ドラムに巻回されるワイヤロープ8aが梯子体10の下端側の内側縦桟12間に架設されるワイヤ受け9にフック9aを介して連結されている。この緩降装置8により、上方及び下方蓋5,6が開放されたとき、梯子体10は制御されながら伸長下降し、またワイヤロープ8aの巻取によって梯子体10が引上げられて収納枠3内へ収納されるようになっている。 なお、上方蓋5の内側面には手掛け棒5aが取り付けられている。
なお、外側縦桟11と内側縦桟12とは、スチール等の金属板を曲げ加工することによって例えば断面略クランク状に形成されている。 また、横桟14は、スチール等の金属板を曲げ加工することによって例えば断面略コ字状に形成されており、開口部と対向する水平片14aには複数の滑止め用突起14bが突設されている(図2参照)。
上記のように構成されるこの発明の避難梯子装置は、不使用時には、梯子体10が、図3に示すように折り畳まれて収納枠3内に収納されている。このとき、平行リンク20の回動支軸21は、軸受け45の基孔部46に位置している。避難時には、上方蓋5が開放されると共に下方蓋6が開放した状態で、緩降装置8のレバー8bを操作して梯子体10が展開される。このとき、最上部の外側縦桟11は枢支ピン11aを支点として回動する一方、平行リンク20は、図7に示すように、平行リンク用ガイド片50の円弧状ガイド部52に接触しつつ回動するので、この動作に追従して回動支軸21がガイド孔部47に移動する。したがって、図4に示すように、梯子体10の展開時の梯子体10の先端部の移動軌跡の前方への迫り出しを少なくすることができるので、前方に壁Wがある場合においても避難梯子装置の設置が可能となる。
梯子体10が展開された状態では、最上部の外側縦桟11は、縦桟用ガイド片60の傾斜ガイド面61にて所定の傾斜角度に保持されている。また、平行リンク20は、平行リンク用ガイド片50のガイド面51にて保持され、回動支軸21は、軸受け45の非常位置用ガイド孔部48に位置している(図6参照)。梯子体10が展開された状態で、何らかの原因で梯子体10に水平力Fが作用すると、平行リンク20には圧縮荷重Lが作用するが、圧縮荷重Lによって回動支軸21が非常位置用ガイド孔部48から上方に移動することにより、水平力F(水平荷重)を平行リンク20と外側縦桟11とで分担する。したがって、水平力F(水平荷重)による平行リンク20の回動支軸21が受ける負荷を少なくすることができるので、梯子体10の強度を向上させることができる。
また、梯子体10が展開された状態において、梯子体10に逆方向の水平力FAが作用して、梯子体10の変形等により梯子体10の展開角度θ{通常30度}が狭くなった際の状態では、平行リンク20は平行リンク用ガイド片50のガイド面51にて保持されているため梯子体10の傾斜角は変化しないので、平行リンク20は下方に引張力LAを受け、回動支軸21が非常位置ガイド孔部48に移動して、引張力LA(引張荷重)を平行リンク20と外側縦桟11と分担して受けることができ、平行リンク20の回動支軸21への負荷を少なくすることができる。
なお、使用時にかかる力については、平行リンク20に対する曲げの力と平行リンク用ガイド片50のガイド面51に対する圧縮力となるので、回動支軸21には大きな力がかからず、回動支軸21が破壊する虞はない。
避難する場合は、避難者は、上方蓋5の内側面に取り付けられた手掛け棒5aを持って梯子受け4の補強枠42に足を掛けてから最上部の横桟14に足を掛けて避難することができるため、避難者に恐怖感を与えることなく安全に避難させることができる。
また、梯子体10を折畳む(収納)する場合には、縦桟11,12の端部が、縦桟用ガイド片60の収納ガイド面63によって案内されて垂直ガイド面62に当接しながら折り畳まれるので、万一、平行リンク20に変形が生じても、最下段及びその近傍の縦桟11,12の端部を収納ガイド部にて案内することができると共に、梯子体10の収納姿勢を揃えることができる。更に、梯子体10の段数が増えた場合においても、1種類の梯子受け4で対応することができるので、段数の異なる毎に梯子受け4を用意する必要がない。
この発明に係る避難梯子装置の使用状態(展開状態)を示す斜視図である。 上記避難梯子装置の一部を拡大断面で示す平面図である。 上記避難梯子装置の折畳み状態(収納状態)を示す側面図である。 上記避難梯子装置の使用状態(展開状態)を示す側面図である。 上記避難梯子装置の要部を示す斜視図である。 上記避難梯子装置の使用状態(展開状態)の要部を示す側面図である。 この発明における平行リンクの動作態様を示す側面図である。 この発明における梯子受けの平面図である。 上記梯子受けの正面図である。 上記梯子受けの側面図である。
符号の説明
3 収納枠
4 梯子受け
10 梯子体
11 外側縦桟
12 内側縦桟
13 伸縮体
14 足掛け用横桟
16 連接リンク
20 平行リンク
21 回動支軸
30 4節平行リンク機構
40 固定片
41 取付片
42 足掛け兼用補強枠
45 軸受け
46 基孔部
47 ガイド孔部
48 非常位置用ガイド孔部
50 平行リンク用ガイド片
51 ガイド面
52 円弧状ガイド部
60 縦桟用ガイド片
61 傾斜ガイド面
62 垂直ガイド面
63 収納ガイド面

Claims (4)

  1. 床、ベランダ等のスラブに設けられた開口内に設置される収納枠と、この収納枠内に折り畳まれて収納されると共に、複数の縦桟をパンタグラフ状に連結してなる上下方向に伸縮可能な一対の伸縮体間に適宜間隔をおいて足掛け用横桟を架設してなる梯子体と、上記収納枠内に固定され、上記梯子体の最上部の縦桟と、この縦桟と協働して4節平行リンク機構を構成する平行リンクとを回動可能に取り付ける梯子受けとを具備する避難梯子装置であって、
    上記梯子受けは、上記梯子体の展開時に上記平行リンクを所定の傾斜角度に支持する平行リンク用ガイド片と、上記平行リンクの回動支軸を、上記縦桟の回転自由端側に移動可能に支承する軸受けとを具備し、
    上記ガイド片の上端部に、このガイド片のガイド面に連なって内方側に向かって屈曲する円弧状ガイド部を形成し、
    上記軸受けに、上記平行リンクが上記円弧状ガイド部に接触して回動する動作に追従して上記回動支軸を案内するガイド孔部を形成してなる、ことを特徴とする避難梯子装置。
  2. 請求項1記載の避難梯子装置において、
    上記軸受けは、ガイド孔部の先端に連なって下方側に延在する非常位置用ガイド孔部を更に具備する、ことを特徴とする避難梯子装置。
  3. 請求項1記載の避難梯子装置において、
    上記梯子受けは、梯子体の展開時に最上部の縦桟を傾斜状に支持する縦桟用ガイド片を更に具備すると共に、この縦桟用ガイド片の下端部に、ガイド片のガイド面に連なって内方側に屈曲する収納ガイド部を形成してなる、ことを特徴とする避難梯子装置。
  4. 請求項1又は3記載の避難梯子装置において、
    上記梯子受けは、収納枠に固定される固定片と、この固定片の両端に互いに平行に突設されて縦桟と平行リンクを取り付ける一対の取付片と、両取付片の先端部を連結する足掛け兼用の補強枠とを具備してなる、ことを特徴とする避難梯子装置。
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