JP2011033774A - 画像形成装置及び画像不良検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置が、表面にトナー画像を担持する像担持体と、前記像担持体からトナー画像が転写される転写体とを具備する画像形成装置であって、前記像担持体上にパターン画像を形成し、当該パターン画像を転写した後に、前記像担持体の前記パターン画像の形成箇所に単色画像を形成し、前記転写体に転写された前記単色画像の色抜けの度合が所定のしきい値を超えると、イレースメモリなどの画像不良が発生したと判断する画像不良検出手段を具備する。
【選択図】図4
Description
このイレースメモリによる画像不良を防止するには、感光ドラムから転写紙や中間転写ベルトへの転写性能を上げる必要がある。その為、転写ローラに流す転写電流を増大する、または感光ドラムと転写紙や中間転写ベルトとの線速度差を設けることで感光ドラムと転写紙や中間転写ベルトを微小にスリップさせて感光ドラムとトナーの付着力を弱める等の対応が行われている。
これにより、画像形成装置では、単色画像の色抜けの度合を指標に、極力弊害の発生する状況にならないように、感光ドラムと中間転写ベルトとの線速差、または転写電流を調整することが出来る為、極力弊害を抑えながら、イレースメモリなどの画像不良の発生を防止することができる。
まず、本実施形態に係る複写機Aの構成について、図1及び図2を参照して、説明する。図1は、本実施形態に係る複写機Aの機能ブロック図であり、図2は、本実施形態に係る複写機Aの概略構成を示す断面図である。
画像読取部1は、ADF(自動原稿送り装置)とCCD(Charge Coupled Device)センサ等を備え、制御部6の制御の下、ADFによって順次給紙される原稿の画像をCCDセンサに読み取らせ、原稿画像に基づく原稿画像データを出力する。なお、画像読取部1は、原稿画像データを制御部6へ出力し、一方、制御部6は、原稿画像データを画像データ記憶部2に記憶させる。この画像読取部1は、図2に示すように、複写機Aの上部を構成するものである。
レーザスキャニングユニット42は、各画像形成ユニット41K、41Y、41C、41Mの下方に配置されており、レーザ光を帯電状態の各感光ドラム41aK、41aY、41aC、41aMの周面において走査することで各色に対応する静電潜像を形成するものである。
なお、現像ユニット41cK,41cY,41cC,41cM、レーザスキャニングユニット42、IDセンサ43g及び制御部6が、本実施形態に係る画像不良検出手段を構成する。
まず、制御部6は、画像不良検出動作を開始すると、感光ドラム41aK上にパターン画像EPを形成させ、当該パターン画像EPを感光ドラム41aKから中間転写ベルト43aに転写させる。その後、制御部6は、感光ドラム41aKのパターン画像EPの形成箇所にハーフ画像HP(単色画像)を形成させ、当該ハーフ画像HPを感光ドラム41aKから中間転写ベルト43aに転写させる。そして、制御部6は、IDセンサ43gから入力される検出信号に基づいて中間転写ベルト43a上のパターン画像EP及びハーフ画像HPのトナー濃度を判断し、当該トナー濃度から転写性能やイレースメモリなどの発生を判断する。
図4は、本実施形態に係る複写機Aの中間転写ベルト43a上のパターン画像EP及びハーフ画像HPを示す模式図であり、図5は、本実施形態に係る複写機Aのイレースメモリ発生時のハーフ画像HPを示す模式図であり、図6は、本実施形態に係る複写機AのIDセンサ43gが出力する検出信号の波形図である。なお、図5では、ハーフ画像HPの密度の高いドット模様がトナーの濃度が高いことを示し、密度の低いドット模様がトナーの濃度が低いことを示す。また、図6では、縦軸が電圧を示し、横軸が時間を示す。
複写機Aでは、イレースメモリが発生すると、感光ドラム41aKのパターン画像EPのブラックトナー部分の表面電位が高くなりトナーが付着力しにくくなる為、図5に示すように、ハーフ画像HPにおいてパターン画像EPのブラックトナー部分の濃度が下がる。
これにより、複写機Aでは、ハーフ画像HPの色抜けの度合を指標に、極力弊害の発生する状況にならないように、感光ドラム41aKと中間転写ベルト43aとの線速差を調整することが出来る為、極力弊害を抑えながら、イレースメモリなどによる画像不良の発生を防止することができる。
例えば、制御部6が、1次転写ローラ43eKの転写電流を大きくすることで、中間転写ベルト43aにトナーを付着し易くして、イレースメモリなどによる画像不良を防止するようにしてもよい。また、制御部6が、除電部、41eK,41eY,41eC,41eMの除電光を増大することで、感光ドラム41aK,41aY,41aC,41aMの表面電位を十分に下げて、イレースメモリなどによる画像不良を防止するようにしてもよい。
例えば、本発明を、感光ドラムから記録用紙にトナーを転写する画像形成装置に適用するようにしてもよい。
また、中間転写ベルトに転写したパターン画像EP及びハーフ画像HPの濃度を検知するのではなく、感光ドラム上にてそれらの画像の濃度を検知するように濃度センサを設ける構成とすることも可能である。
Claims (9)
- 所定の方向に移動しながら表面に帯電・露光手段により静電潜像を形成したのち現像手段によりトナー画像を形成して担持する環状の像担持体と、前記像担持体上のトナー画像を転写体に転写する転写手段とを具備する画像形成装置であって、
前記像担持体上に所定のパターン画像を形成し、当該パターン画像を転写体に転写した後に、前記像担持体の前記パターン画像の形成箇所に単色画像を形成し、前記像担持体上または前記転写体に転写された前記単色画像の濃度を濃度検出手段で検知して、検知した前記単色画像の濃度に基づいて画像不良の発生を判断する画像不良検出手段を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記パターン画像は前記像担持体表面に移動方向にベタ画像が間隔を置いて複数形成されるものであり、前記単色画像はベタ画像よりも濃度が低い中間色画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ベタ画像は所定の幅と長さを有し、前記像担持体の軸方向に対して所定の角度傾いた線画像であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記画像不良検知手段は、前記単色画像の前記濃度検出手段により検知される濃度の変化が所定の範囲を超えた場合に、画像不良の発生と判断する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記転写手段において前記像担持体の表面と前記転写体とが接触しながら同方向に移動しながら前記像担持体から前記転写体にトナー画像を転写する画像形成装置であって、
前記画像不良検出手段において、画像不良の発生を検知すると、前記像担持体と前記転写体との線速差を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記転写体に転写電流を流すことで前記像担持体から前記転写体にトナー画像を転写する画像形成装置であって、
前記画像不良検出手段は、画像不良の発生を検知すると、前記転写電流を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記前記像担持体のトナー画像を前記転写体に転写した後に、前記像担持体に除電光を照射することで前記像担持体の表面電位を落とす除電手段を有する画像形成装置であって、
前記画像不良検出手段は、画像不良の発生を検知すると、前記除電手段の除電光量を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像不良検知手段により画像不良の発生を確認した場合に、前記担持体と前記転写体との前記線速差又は前記転写電流又は前記除電光量の各パラメータの少なくとも1つの設定値を所定量変更した状態で再び前記画像不良検知手段により画像不良の発生を確認し、画像不良の発生が確認された場合には、先に変更した前記パラメータの設定値を更に変更することを特徴とする請求項5から7に記載の画像形成装置。
- 像担持体上に所定のパターン画像を形成し、当該パターン画像を転写材に転写した後に、前記像担持体の前記パターン画像の形成箇所に単色画像を形成し、前記像担持体上または前記転写体に転写された前記単色画像の濃度を濃度検出手段で検知して、検知した前記単色画像の濃度に基づいて画像不良が発生したと判断する画像不良検出方法。
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