JP2011030732A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 医療従事者に手間をかけさせることなく、センサを用いたナースコール子機からの呼び出しが誤って報知されることを適切に防止する。
【解決手段】 患者が呼出操作部3を操作して呼び出しを行った場合に、所定の状態を検出するためのセンサ4からの呼び出しの報知を停止するようにしている。そして、所定時間経過後に、センサ4からの呼び出しの報知の停止を解除するようにしている。これにより、患者が呼出操作部3を操作して呼び出しを行った場合には、その呼び出しの報知に対して医療従事者が駆けつけると考えられるため、センサ4からの呼び出しの報知を停止するようにしている。従って、医療従事者がセンサ4からの呼び出しの報知を一時的に停止させる操作を行わなくても、医療従事者が誤ってセンサ4を動作させて報知が行われることを防止することができる。また、所定時間経過後には報知が行われる状態に自動的に戻すことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者から看護師などの医療従事者を呼び出して、看護を要請するためのナースコールシステムに関する。
一般的に、ナースコールシステムは、呼出ボタンなどの呼出操作部を有するナースコール子機を各病室内の各病床の近傍に設置するとともに、看護師などの医療従事者が常駐するナースセンタにナースコール親機を設置している。そして、患者がナースコール子機の呼出ボタンを操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しの発生を報知するように構成されている。ここで、ナースコールシステムは、病院だけではなく、介護施設などでも使用される。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)などのランプと患者の名前などを表示する表示欄とを備えた選局部を患者の数に応じて組み合わせたボード形のものが知られている。ボード形のナースコール親機は、ナースセンタの壁面などに取り付けられ、ナースセンタ内の医療従事者がボード形親機に表示された情報を閲覧することが可能である。ここで、ナースコール子機から出力された呼出信号を入力したナースコール親機では、呼出信号に含まれ、ナースコール子機を識別するための子機識別情報により呼び出しを行った患者(実際にはナースコール子機)を特定する。そして、特定されたナースコール子機を使用している患者の表示欄に対応する選局部のランプを点灯または点滅させることで呼び出しの発生の報知を行っている。また、呼び出しの発生の報知は、選局部のランプの点灯/点滅だけではなく、スピーカから出力される音声によっても行われる。
ここで、ナースコール親機としては、上述したボード形のものだけではなく、卓上に設置される卓上形のものや、報知や各種情報をディスプレイ上に表示するPC(personal computer)形のものも知られている。
このように、ナースコール親機にて呼び出しの発生が報知されると、これに気付いた医療従事者が応答する必要がある。そのため、ナースコール親機には、呼び出しの発生の報知に応答するためのハンドセットが設けられている。呼び出しの発生が報知されている場合に、医療従事者がハンドセットをオフフックすると、呼び出しの発生の報知が停止し、ナースコール親機とナースコール子機(またはナースコール子機が設置された病室)との間で通話路が形成される。ここで、ナースコール子機(または病室)には、通話用のスピーカやマイクが設けられているため、患者と医療従事者との間で通話が可能となる。
ところで、ナースコール子機には、上述した呼出ボタンを備えたものだけではなく、荷重を検出するセンサを備えたマットによって構成されるものも存在する。このマットをベッド下に敷き、患者が乗ったことをセンサが検出することにより、患者の徘徊やベッドからの転落を示す呼出信号をナースコール親機へ出力するようにしたナースコールシステムも知られている(例えば、特許文献1など)。また、荷重を検出するセンサの代わりに赤外線センサを用いて、赤外線が遮断されたときに呼出信号をナースコール親機へ出力するようにしたナースコールシステムも知られている。
しかしながら、上述した各種センサによって構成されるナースコール子機の場合、医療従事者が処置を行う際にマットに乗ったり赤外線を遮断したりしてセンサを動作させてしまった場合でも、患者の徘徊やベッドからの転落としてナースコール親機にて誤った報知が行われてしまう。これを解決するための技術として、ナースコール子機からの呼び出し、または、そのナースコール子機からの呼び出しの報知を一時的に停止する操作部を設け、医療従事者が処置を行う際にこの操作部を操作させるものが知られている(例えば、特許文献2など)。
特開2005−34226号公報 特開2007−282878号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、医療従事者が処置を行う際に、ナースコール子機からの呼び出し、または、そのナースコール子機からの呼び出しの報知を一時的に停止するための操作部を医療従事者が操作しなければならないため、医療従事者に手間をかけさせてしまうという問題があった。また、医療従事者が操作部の操作を忘れてセンサを動作させると、ナースコール子機からの呼び出しが誤って報知されてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療従事者に手間をかけさせることなく、センサを用いたナースコール子機からの呼び出しが誤って報知されることを適切に防止することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、患者が自分の意思によりナースコール子機を操作して呼び出しを行った場合に、患者がベッドから降りたり転落したりすることを検出するためのセンサからの呼び出しの報知を停止するようにしている。そして、所定時間経過後に、センサからの呼び出しの報知の停止を解除するようにしている。
また、本発明の他の態様によれば、医療従事者が実施する看護行為の予定を表す看護予定情報に含まれる予定項目に対して、その実施中に患者がベッドから降りたり転落したりすることを検出するためのセンサからの呼び出しの報知を停止するか否かを設定しておく。そして、報知の停止を設定された予定項目を実施する看護時間帯において、センサからの呼び出しの報知を停止するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、患者がナースコール子機を操作して呼び出しを行った場合には、その呼び出しの報知に対して医療従事者が駆けつけると考えられるため、センサからの呼び出しの報知を停止するようにしている。これにより、医療従事者がセンサからの呼び出しの報知を一時的に停止させる操作を行わなくても、医療従事者が誤ってセンサを動作させて報知が行われることを防止することができる。また、所定時間経過後には報知が行われる状態に自動的に戻るので、医療従事者が面倒な操作を行うことなく、元の状態に戻すことができる。
また、本発明の他の態様によれば、看護行為の予定に従って医療従事者が看護行為を行っていると考えられる時間帯を特定し、その時間帯には、センサからの呼び出しの報知を停止するようにしている。これにより、医療従事者がセンサからの呼び出しの報知を一時的に停止させる操作を行わなくても、医療従事者が誤ってセンサに検出されて報知が行われることを防止することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの概略構成図である。 本実施形態によるナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるナースコールシステムの変形例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの変形例で用いられる看護予定の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。また、図2は、本実施形態によるナースコールシステム全体の構成例を示す図である。図1および図2において、1はナースコール子機であり、患者のベッドBの近傍に設置される。ここで、ナースコール子機1は、制御部2、呼出操作部3、センサ4、子機インターフェース5を備えて構成されている。また、呼出操作部3は、ベッドB上に居る患者によって使用されるため、ハンド形子機Hの筐体に設けられる。また、センサ4は、患者のベッドBの下に設置され、所定の状態(患者や医療従事者によって踏まれた際の荷重や患者がベッドBから転落した際の荷重)を検出するためにマットMの内部に設けられる。
10はナースコール親機であり、医療従事者が常駐するナースセンタなどに設置され、医療従事者によって使用される。ここで、ナースコール親機10は、親機制御部11、親機インターフェース12、報知部13、タイマー部14を備えて構成されている。そして、病室内の各ナースコール子機1とナースコール親機10との間には、廊下灯が接続されている。廊下灯は、病室内の患者の氏名を表示するとともに、病室内の患者が呼び出しを行った場合に呼び出しが行われたことを表示する。
次に、ナースコール子機1の各構成要素について説明する。制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。患者は、医療従事者を呼び出したい場合に、ハンド形子機Hの呼出操作部3を操作する。すると、制御部2は、呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、ナースコール子機1を他のナースコール子機1と区別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。
センサ4は、マットMの内部に設けられており、マットM上で所定の重さ以上の荷重を検出すると、信号を出力する。この信号を入力した制御部は、センサ呼出信号を生成する。ここで、センサ呼出信号にも子機識別情報が含まれる。このように構成されたマットMを徘徊の可能性がある患者のベッドBや転落の危険性がある患者のベッドBなどに設置することで、患者の徘徊やベッドBからの転落を報知することができるようになる。
子機インターフェース5は、ナースコール子機1とナースコール親機10とを接続して通信を行うためのものである。ここで、子機インターフェース5は、制御部2により生成された呼出信号やセンサ呼出信号をナースコール親機10に出力する。
次に、ナースコール親機10の各構成要素について説明する。親機制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース12は、ナースコール親機10とナースコール子機1とを接続して通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース12は、ナースコール子機1から出力された呼出信号やセンサ呼出信号を入力する。
報知部13は、スピーカや表示ディスプレイ、ランプなどにより構成されており、患者からの呼び出しを報知するとともに、センサ4が所定の状態を検出したことを報知する。タイマー部14は、所定時間を計測するためのものである。ここで、所定時間は、患者が医療従事者を呼び出してから医療従事者が患者のもとに駆けつけるまでのおおよその時間であることが好ましく、例えば5分などに設定される。また、報知部13による報知に気付いた医療従事者がナースコール親機10に設けられたハンドセットSを取ったり、ナースコール親機10や廊下灯などに設けられた復旧操作部(図示せず)を押下したりすることで、報知部13による報知の動作を停止することができる。なお、医療従事者が携行可能な携帯端末で呼び出しに応答できるようにしても良い。
このように構成されたナースコールシステムにおいて、呼出操作部3が操作されると、制御部2は呼出信号を生成し、子機インターフェース5は、制御部2にて生成された呼出信号を出力する。そして、親機インターフェース12が呼出信号を入力すると、親機制御部11は、タイマー部14を動作させて時間の計測を開始させる。また、親機制御部11は、呼出信号に含まれる子機識別情報を抽出して呼び出しを行った患者(実際にはナースコール子機1)を特定する。そして、親機制御部11は、報知部13を動作させ、スピーカから報知音を出力したり、表示ディスプレイに呼び出しが行われたことを、呼び出しを行った患者の名前や子機識別情報とともに表示したり、ランプを点滅/点灯させたりする。
この状態で、センサ4が所定の状態を検出すると、制御部2はセンサ呼出信号を生成し、子機インターフェース5は、制御部2にて生成されたセンサ呼出信号を出力する。そして、呼出信号に含まれる子機識別情報と同じ子機識別情報を含むセンサ呼出信号を親機インターフェース12が入力しても、親機制御部11は報知部13を動作させないように制御する。一方、親機制御部11は、タイマー部14が所定時間を計測したか否かを判定し、タイマー部14が所定時間を計測したと親機制御部11にて判断した場合には、報知部13の動作を停止している状態を解除する。すなわち、タイマー部14が所定時間を計測するまで、親機制御部11は、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力しても報知部13を動作させないようにしている。ここで、前述した制御は、各ナースコール子機1毎に行われる。
また、このような制御(報知部13の動作を停止する制御)が行われていない状態で、センサ4が所定の状態を検出すると、制御部2はセンサ呼出信号を生成し、子機インターフェース5は、制御部2にて生成されたセンサ呼出信号を出力する。そして、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力すると、親機制御部11は、センサ呼出信号に含まれる子機識別情報を抽出して呼び出しを行ったナースコール子機1を特定する。続いて、親機制御部11は、報知部13を動作させ、スピーカから報知音を出力したり、表示ディスプレイに呼び出しが行われたことを、徘徊や転落したと思われる患者の名前や子機識別情報とともに表示したり、ランプを点滅/点灯させたりする。
ここで、呼出操作部3の操作による呼び出しを報知する場合とセンサ4が荷重を検出したことによる呼び出しを報知する場合とで、報知部13の動作パターンを異ならせることで両者を区別することができる。具体的には、スピーカから出力される音声のパターンを異ならせたり、表示ディスプレイの表示パターンを異ならせたり、ランプの点滅/点灯パターンを異ならせたりすることで、報知部13の動作パターンを異ならせる。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を説明する。図3は、本実施形態によるナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。まず、ナースコール子機1では、呼出操作部3が操作されたか否かを制御部2にて調べる(ステップS1)。呼出操作部3が操作されていないと制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS3の処理へ移行する。一方、呼出操作部3が操作されたと制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、制御部2は呼出信号を生成して、子機インターフェース5は生成された呼出信号を出力する(ステップS2)。そして、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、センサ4が所定の状態を検出したか否かを制御部2にて調べる。センサ4が所定の状態を検出していないと制御部2にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、ステップS1の処理に戻る。一方、センサ4が所定の状態を検出したと制御部2にえ判断した場合には(ステップS3にてYES)、制御部2はセンサ呼出信号を生成して、子機インターフェース5は生成されたセンサ呼出信号を出力する(ステップS4)。
また、ナースコール親機10では、親機インターフェース12が呼出信号を入力したか否かを親機制御部11にて調べる(ステップS5)。親機インターフェース12が呼出信号を入力していないと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS5にてNO)、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力したか否かを親機制御部11にて調べる(ステップS6)。そして、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力していないと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、ステップS5の処理に戻る。一方、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力したと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、親機制御部11は報知部13を動作させる(ステップS7)。
また、親機インターフェース12が呼出信号を入力したと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS5にてYES)、親機制御部11は報知部13およびタイマー部14を動作させ、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力しても報知部13を動作させないようにする(ステップS8)。
そして、所定時間が経過したか否か(換言すると、タイマー部14が計測した時間が所定時間になったか否か)を親機制御部11にて調べる(ステップS9)。所定時間が経過していないと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS9にてNO)、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力したか否かを親機制御部11にて調べる(ステップS10)。親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力していないと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS10にてNO)、ステップS9の処理に戻る。一方、親機インターフェース12がセンサ呼出信号を入力したと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS10にてYES)、親機制御部11は報知部13を動作させないように制御し、ステップS9の処理に戻る。また、所定時間が経過したと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS9にてYES)、親機制御部11は報知部13の動作の停止を解除する。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、患者が自分の意思によりナースコール子機1の呼出操作部3を操作して呼び出しを行った場合に、患者がベッドBから降りたり転落したりすることを検出するためのセンサ4からの呼び出しの報知を停止するようにしている。そして、所定時間経過後に、センサ4からの呼び出しの報知の停止を解除するようにしている。これにより、患者がナースコール子機1の呼出操作部3を操作して呼び出しを行った場合には、その呼び出しの報知に対して医療従事者が駆けつけると考えられるため、センサ4からの呼び出しの報知を停止するようにしている。従って、医療従事者がセンサ4からの呼び出しの報知を一時的に停止させる操作を行わなくても、医療従事者が誤ってセンサ4を動作させて報知が行われることを防止することができる。また、所定時間経過後には報知が行われる状態に自動的に戻るので、医療従事者が面倒な操作を行うことなく、元の状態に戻すことができる。
なお、前述した実施形態では、ナースコール子機1の呼出操作部3の操作に連動して、センサ4からの呼び出しの報知を一時的に停止するようにしているが、これに限定されない。例えば、医療従事者が実施する看護行為の予定に対して、センサ4からの呼び出しの報知を停止するか否かを設定しておき、報知の停止を設定された予定を実施する看護時間帯において、センサ4からの呼び出しの報知を停止するようにしても良い。
具体的には、以下に示すような構成および動作を行う。図4は、本実施形態によるナースコールシステムの変形例を示すブロック図である。なお、ナースコール子機1については、前述した実施形態と同様の構成であるため、説明を一部省略する。ナースコール親機20は、親機制御部21、親機インターフェース22、看護予定情報記憶部23、呼び出し設定部24、時計部25、報知部26を備えて構成されている。
親機制御部21は、ナースコール親機20の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース22は、ナースコール親機20とナースコール子機1とを接続して通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース22は、ナースコール子機1から出力された呼出信号やセンサ呼出信号を入力する。
看護予定情報記憶部23は、メモリやハードディスクドライブなどの情報記憶装置により構成されており、看護予定情報を記憶するためのものである。ここで、看護予定情報は、医療従事者が実施する1以上の看護行為のそれぞれを予定項目としたタイムスケジュールである。この看護予定情報は、ナースコール親機20の入力部(図示せず)により入力されても良いし、別途設けられたPCなどから取得するようにしても良い。図5は、本実施形態によるナースコールシステムの変形例で用いられる看護予定の例を示す図である。同図において、例えば、患者Aについて、看護時間帯における予定項目が設定されており、看護項目毎にセンサ4による患者の状態の検出を有効とするか無効とするかが設定されている。
呼び出し設定部24は、看護予定情報記憶部23に記憶された看護予定情報に含まれる予定項目を実施する看護時間帯において、センサ4による所定の状態の検出を有効とするか無効とするかを設定するためのものである。時計部25は、現在時刻を計測して現在時刻情報を出力するためのものであり、周知の時計装置により構成されている。報知部26は、スピーカや表示ディスプレイ、ランプなどにより構成されており、患者からの呼び出しを報知するとともに、センサ4が所定の状態を検出したことを報知する。また、報知部26による報知に気付いた医療従事者がナースコール親機20に設けられたハンドセットを取ったり、ナースコール親機20や廊下灯などに設けられた復旧操作部(図示せず)を押下したりすることで、報知部26による報知の動作を停止することができる。なお、前述した実施形態と同様に、医療従事者が携行可能な携帯端末で呼び出しに応答できるようにしても良い。
このように構成されたナースコールシステムにおいて、呼出操作部3が操作されると、制御部2は呼出信号を生成し、子機インターフェース5は、制御部2にて生成された呼出信号を出力する。そして、親機インターフェース22が呼出信号を入力すると、親機制御部21は、呼出信号に含まれる子機識別情報を抽出して呼び出しを行った患者(実際にはナースコール子機1)を特定する。続いて、親機制御部21は、報知部26を動作させ、スピーカから報知音を出力したり、表示ディスプレイに呼び出しが行われたことを、呼び出しを行った患者の名前や子機識別情報とともに表示したり、ランプを点滅/点灯させたりする。
また、センサ4が所定の状態を検出すると、制御部2はセンサ呼出信号を生成し、子機インターフェース5は、制御部2にて生成されたセンサ呼出信号を出力する。そして、親機インターフェース22が呼出信号を入力すると、親機制御部21は、呼出信号に含まれる子機識別情報を抽出して呼び出しを行った患者(実際にはナースコール子機1)を特定する。親機制御部21は、看護予定情報記憶部23を参照して、子機識別情報により特定される患者の看護予定情報を抽出するとともに、時計部25から現在時刻情報を取得する。
親機制御部21は、取得した現在時刻情報によって特定される看護時間帯における予定項目およびその予定項目についてセンサ4の検出を有効とするか無効とするかの設定を調べる。そして、特定された看護時間帯に予定項目が存在し、その予定項目についてセンサ4の検出を無効とする設定が成されている場合には、親機制御部21は報知部26を動作させない。一方、特定された看護時間帯に予定項目が存在しない場合や、予定項目が存在していても、センサ4の検出を有効とする設定が成されている場合には、親機制御部21は報知部26を動作させる。図5に示す例では、看護時間帯が8:30〜9:00の検査の予定項目および看護時間帯が11:00〜11:30の点滴交換の予定項目については、センサ4の検出を無効とする設定が成されている。一方、看護時間帯が10:00〜10:30の予定項目については、センサ4の検出を有効とする設定が成されている。
このように、本変形例によるナースコールシステムでは、看護行為の予定に従って医療従事者が看護行為を行っていると考えられる時間帯を特定し、その時間帯には、センサ4からの呼び出しの報知を停止するようにしているので、医療従事者がセンサ4からの呼び出しの報知を一時的に停止させる操作を行わなくても、医療従事者が誤ってセンサ4に検出されて報知が行われることを防止することができる。
また、前述した本実施形態および変形例では、センサ4は、マットMの内部に設けられ、荷重を検出するものとして説明しているが、これに限定されない。例えば、ベッドBの周囲に赤外線発光部と受光部とを設け、赤外線が遮断されたことを検出するような赤外線センサなどであっても良い。すなわち、本実施形態および変形例によるセンサ4は、患者の徘徊やベッドBからの転落を検出するためのものであり、医療従事者が誤って検出されてしまうようなものであれば、どのような構成であっても構わない。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 制御部
3 呼出操作部
4 センサ
5 子機インターフェース
10、20 ナースコール親機
11、21 親機制御部
12、22 親機インターフェース
13、26 報知部
14 タイマー部
23 看護予定情報記憶部
24 呼び出し設定部
25 時計部

Claims (2)

  1. 患者が医療従事者を呼び出す際に使用され、前記患者による呼び出しを検出する呼出操作部と、所定の状態を検出するセンサと、前記ナースコール親機との間で通信を行う子機インターフェースと、前記呼出操作部が前記呼び出しを検出することにより呼出信号を生成して前記子機インターフェースにより前記ナースコール親機へ出力するとともに前記センサが前記所定の状態を検出することによりセンサ呼出信号を生成して前記子機インターフェースにより前記ナースコール親機へ出力する子機制御部とを備えたナースコール子機と、
    前記ナースコール子機との間で通信を行う親機インターフェースと、前記患者による呼び出しおよび前記所定の状態の発生を報知する報知部と、所定時間を計測するタイマー部と、前記親機インターフェースが前記呼出信号および前記センサ呼出信号の何れか一方を入力した場合に前記報知部を動作させるとともに、前記親機インターフェースが前記子機呼出信号を入力した場合に、前記タイマー部が前記所定時間を計測するまで、前記親機インターフェースが前記センサ呼出信号を入力しても前記報知部を動作させないように制御する親機制御部とを備えたナースコール親機と、
    を有することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 患者が医療従事者を呼び出す際に使用され、前記患者による呼び出しを検出する呼出操作部と、所定の状態を検出するセンサと、前記ナースコール親機との間で通信を行う子機インターフェースと、前記呼出操作部が前記呼び出しを検出することにより呼出信号を生成して前記子機インターフェースにより前記ナースコール親機へ出力するとともに前記センサが前記所定の状態を検出することによりセンサ呼出信号を生成して前記子機インターフェースにより前記ナースコール親機へ出力する子機制御部とを備えたナースコール子機と、
    前記医療従事者が実施する1以上の看護行為のそれぞれを予定項目とした看護予定情報を記憶する看護予定情報記憶部と、前記看護予定情報記憶部に記憶された前記看護予定情報に含まれる前記予定項目について、前記予定項目を実施する看護時間帯において前記センサによる前記所定の状態の検出を有効とするか否かを設定する呼び出し設定部と、前記ナースコール子機との間で通信を行う親機インターフェースと、現在時刻を計測する時計部と、前記患者による呼び出しおよび前記所定の状態の発生を報知する報知部と、前記親機インターフェースが前記呼出信号を入力した場合に前記報知部を動作させるとともに、前記親機インターフェースが前記センサ呼出信号を入力した場合に前記時計部を参照して特定した前記看護時間帯において前記呼び出し設定部により前記センサの検出を有効とすると設定されているときに限り前記報知部を動作させる親機制御部とを備えたナースコール親機と、
    を有することを特徴とするナースコールシステム。
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