JP2011030497A - 釣用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 釣り場で水汲みできるのはもちろん、釣り上げた魚を掴むなどして魚のヌメリが手に付着した場合や、手に付いた釣餌の汚れや匂いを簡単に落とすことができる釣用容器を提供する。
【解決手段】 合成樹脂により成形された水汲み可能なバケツ本体12を有する釣用バケツ10にあっては、バケツ本体の内側領域内に、手を洗浄する洗浄用部材42を着脱可能に配設した。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば釣りの際に手を洗浄する等、水を張ることが可能な釣用容器に関する。
例えば特許文献1には、把手に紐が付き、水汲みの際にバランス良く引き上げることができる水汲み用バケツが開示されている。水汲み用バケツは、手洗い用、練り餌用等、種々の用途に用いられる。
特開平11−56191号公報
釣り上げた魚を掴むなどして付着した魚のヌメリや手に付いた釣餌の汚れや匂いを落とすため、特許文献1に開示された水汲み用バケツで手洗いをする場合、バケツ内の水中で両手を擦り合わせて洗浄するのみである。しかし、水汲み用バケツの水中で両手を擦り合わせても魚の強いヌメリや匂いがある場合、取り去ることが出来ない。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、釣り場で水汲みできるのはもちろん、釣り上げた魚を掴むなどして魚のヌメリが手に付着した場合や、手に付いた釣餌の汚れや匂いを簡単に落とすことができる釣用容器を提供することを目的とする。
合成樹脂により成形された水汲み可能な容器本体を有する釣用容器にあっては、前記容器本体の内側領域内に、手を洗浄する洗浄用部材を着脱可能に配設したことを特徴とする。
前記洗浄用部材は、合成樹脂製の固定板の表面に取り付けられ、前記固定板の裏面には前記容器本体の内側領域に取り付けられる取付部を有することが好適である。
合成樹脂により成形された水汲み可能な容器本体を有する釣用容器にあっては、前記容器本体の上部側に、前記容器本体の内側と外側との間を回動自在に取り付けられた取付板に、手を洗浄する洗浄用部材を配設したことを特徴とする。
前記洗浄用部材の表面は、凹凸状もしくは波型に形成されていることが好適である。
容器本体の内側領域内に洗浄用部材を着脱可能に配設したことにより、容器本体に水を汲んだ状態の水中で洗浄用部材に手を擦り付けて、簡単に魚のヌメリや釣餌を落とすことができる。しかも、ヌメリや釣餌が付着した方の手(片手)だけを容器本体内に入れ、その手を洗浄用部材に擦り付けることによって、容易にヌメリ等を落とすことができる。
容器本体が合成樹脂のような柔軟な素材で形成されている場合であっても、洗浄用部材が固定板を介して取り付けられることにより、洗浄用部材に手を押し付けても固定板が変形し難くなっているので、洗浄用部材の形状を維持することができ、手の洗浄を容易に行うことができる。
容器本体の内側と外側との間を容器本体の上部側を通して回動自在に取り付けられた取付板に手を洗浄する洗浄用部材を配設したことにより、洗浄用部材を容器の内側と外側とに切り替え配置することができる。このため、釣用容器を手の洗浄等に用いる場合と水汲みに用いる場合とを切り替えて使用することができる。そして、洗浄用部材を容器の内側に配置したときには、容器本体に水を汲んだ状態の水中で洗浄用部材に手を擦り付けて、簡単に魚のヌメリや釣餌を落とすことができる。しかも、ヌメリや釣餌が付着した方の手(片手)だけを容器本体内に入れ、その手を洗浄用部材に擦り付けることによって、容易にヌメリ等を落とすことができる。洗浄用部材を容器の外側に配置したときには、洗浄用部材の水洗い後の乾燥など、用途に応じて配置することができる。
洗浄用部材の表面が凹凸状もしくは波型に形成されていることにより指の間等、片手で洗浄することが難しい箇所も洗浄用部材に擦り付けることにより容易に洗浄することができる。すなわち、洗浄用部材の表面を凹凸状もしくは波型にすることにより手の指先や指の間の洗浄効果を向上することができる。
第1から第5実施形態に係る釣用バケツを示す概略的な斜視図。 第1実施形態に係る釣用バケツのバケツ本体に対して洗浄用部材を着脱可能であり、洗浄用部材を固定板を介してバケツ本体に装着した状態と取り外した状態とに切り替えて使用可能であることを示す概略的な斜視図。 第1から第5実施形態に係る釣用バケツに用いられる洗浄用部材の外観を示し、(A)は洗浄用部材に波型のスポンジが用いられることを示し、(B)は複数の突起を有するスポンジが用いられることを示す概略的な斜視図。 第2実施形態に係る釣用バケツのバケツ本体に対して洗浄用部材を着脱可能であり、洗浄用部材を固定板を介してバケツ本体に装着した状態と取り外した状態とに切り替えて使用可能であることを示す概略的な斜視図。 第3実施形態に係る釣用バケツのバケツ本体に対して、固定板に固定された洗浄用部材を内側に配置した状態と外側に配置した状態とを回動させて切り替えて使用可能であることを示す概略的な斜視図。 第4実施形態に係る釣用バケツのバケツ本体に固定されバケツ本体の内側および外側に回動可能なシートに対して着脱可能な固定板に固定された洗浄用部材を、バケツ本体の内側に配置した状態と外側に配置した状態とを切り替えて使用可能であり、内側に配置した状態を示す概略的な斜視図。 第4実施形態に係る釣用バケツのバケツ本体に固定されバケツ本体の内側および外側に回動可能なシートに対して着脱可能な固定板に固定された洗浄用部材を、バケツ本体の内側に配置した状態と外側に配置した状態とを切り替えて使用可能であり、シートを外側に配置し、固定板に固定された洗浄用部材が着脱可能である状態を示す概略的な斜視図。 第5実施形態に係る釣用バケツのバケツ本体に対して洗浄用部材を着脱可能であり、洗浄用部材をバケツ本体に装着した状態と取り外した状態とに切り替えて使用可能であることを示す概略的な斜視図。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための形態について説明する。
第1実施形態について図1および図2を用いて説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による釣用バケツ(釣用容器)10を示す。
本実施形態の釣用バケツ10は、バケツ本体(容器本体)12と、把手14とを有する。なお、把手14には水汲みの際に例えば数メートル先にある水中に投げたバケツ本体12を引き上げるための図示しない紐が取り付けられたり、結び付けられたりして用いられることも好ましい。
バケツ本体12は、折り畳んだりすることが可能であるなど、柔軟性を有するように、合成樹脂製のシートを一体もしくは複数のシートを溶着等により接合(積層)して形成されていることが好ましい。合成樹脂製のシートには、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、熱可塑性ポリウレタン(TPC)等が用いられる。
バケツ本体12は、開口部22を有する有底筒状に形成されている。ここでは、底壁部24と4つの側壁部26a,26b,26c,26dとを有する四角形の箱状に形成されている。バケツ本体12の対向する側壁部26b,26dの上側縁部には、例えばU字状等の把手14が取り付けられている。なお、バケツ本体12の上側縁部は補強のために厚く形成されていたり、複数のシートの端面の境界が認識できないように滑らかに表面処理されていることが好ましい。
把手14が取り付けられた側壁部26b,26dとは異なる側壁部26aの内壁面には、固定板40および洗浄用部材42に対する取付部として装着プレート32が固定されている。この装着プレート32は例えば金属材製であっても良いが、合成樹脂製であることが好ましい。装着プレート32は、側壁部26aに対して例えば超音波溶着、高周波溶着、接着等により固定されている。この装着プレート32は、例えば矩形状の平面部34と、この平面部34と一体的に成形された1対のスライドレール36とを有する。スライドレール36はそれぞれの横断面が略L字状で、平面部34の縁部から平面部34が固定された側壁部26aに対向する側壁部26cに向かって突出し、かつ、互いに向かって延出されている。
装着プレート32には、固定板40が着脱可能に嵌合されている。固定板40には、洗浄用部材42が取り付けられている。固定板40は洗浄用部材42の形が変形するのを抑制するため、固定板40の方が洗浄用部材42よりも剛性が高く形成されている。固定板40には例えばポリウレタン系の合成樹脂等の板材が用いられる。固定板40は、水中に入れたときに装着プレート32に対する固定板40の嵌合を解除しない程度に、水(例えば海水等)に対する浮力が小さくなるような素材が用いられることが好ましい。例えば固定板40に水が浸み込むことによって浮力が小さくなるような素材が用いられることも好適である。
固定板40は、平面状の基部44と、この基部44の裏面側に例えば基部44と一体的に形成された略T字状の突起部(バケツ本体12に対する取付部)46とを有する。洗浄用部材42は固定板40の基部44の表面に縫製や接着等により固定されている。
突起部46は、基部44の横方向中央に沿って縦方向(バケツ本体12の底壁部24から開口部22の方向)に延びた縦フレーム52と、縦フレーム52から縦方向に直交する横方向に延びた横フレーム54とを一体的に有する。そして、基部44と横フレーム54との間は少なくともスライドレール36の肉厚分だけ離されている。また、横フレーム54の幅および厚さはスライドレール36に嵌合される大きさに形成されている。
なお、装着プレート32のスライドレール36と平面部34とによって形成される領域は、開口部22側から底壁部24側に向かうにつれて次第に狭くなっていることが好ましい。このような形状を有すると、スライドレール36の開口部22側から底壁部24側に突起部46を嵌合させていく際に、嵌合力を次第に大きくすることができる。
洗浄用部材42は固定板40の基部44の表面に対して例えば縫製や接着剤により固定されている。洗浄用部材42は基部44の表面の全面を覆うように固定されているか、又は、基部44の縁部を残した状態でほぼ基部44のほぼ全面を覆うことが好ましい。
この実施形態では洗浄用部材42は例えば綿状構造を有するたわしが用いられ、綿状構造のたわしには例えばナイロンや不織布が用いられる。洗浄用部材42は綿状構造であることにより目詰まりし難くなっている。なお、不織布の繊維に研磨剤を合成樹脂接着剤等で固定すると、研磨剤の作用により単なる不織布の綿状構造であるよりも洗浄力を向上させることができる。
次に、この実施形態に係る釣用バケツ10の作用について説明する。
洗浄用部材42を取り外しておいた魚釣用バケツ10の把手14に紐等を結びつけて例えば海中等に投入する。バケツ本体12は柔軟な素材で形成され、折り畳まれている場合であっても、バケツ本体12の開口部22から水がバケツ本体12の内部に入れられるにつれて海水の重みでバケツ本体12が広がっていく。そして、紐を引くなどして、バケツ本体12に海水が入って広げられた釣用バケツ10を引き上げ、バケツ本体12を底壁部24を底部として地面に置く。
なお、この実施形態に係る釣用バケツ10を用いる場合、水汲みの前に予め洗浄用部材42が固定された固定板40の突起部46を側壁部26aの装着プレート32に取り付けていても良いし、水汲みの後に取り付けても良い。ここでは、水汲みの後に固定板40を装着プレート32に装着する場合について説明する。
この状態のバケツ本体12の装着プレート32に対して、洗浄用部材42を固定した固定板40を装着する。具体的には、スライドレール36に対して固定板40の突起部46の縦フレーム52から横方向に延出した横フレーム54を嵌合させる。このとき、洗浄用部材42はバケツ本体12の対向する側壁部26c側を向く。
そして、片手だけを洗浄する場合は、洗浄したい方の手をバケツ本体12内の水に浸けて指同士を擦り合わせたり、指を掌に擦り合わせたり、指、掌、手の甲等を洗浄用部材42に擦り付けたりする。
洗浄用部材42は硬質の固定板40に固定され、固定板40は装着プレート32に嵌合されているので、洗浄用部材42に手を擦り付けたときの位置ズレが防止されている。そして、洗浄用部材42は綿状のたわし等で形成されているので、手を洗浄用部材42に擦り付けることにより、魚を掴んだときに付着したヌメリや釣餌を摘んだときの手の汚れや匂いを除去することができる。すなわち、片手だけ水中に浸けた場合であっても魚を掴んだときに付着したヌメリや釣餌を摘んだときの手の汚れや匂いを除去することができる。このように、両手を擦り合わせる必要がないので、右手だけ洗浄したい場合や左手だけ洗浄したい場合などに片手をバケツ本体12の水中に浸けて洗浄用部材42に擦り付けるだけで容易に手の洗浄を行うことができる。
また、両手を洗浄する場合、バケツ本体12内で両手を擦り合わせたり、両手をそれぞれ洗浄用部材42に擦ることによって、魚のヌメリや釣餌の手の汚れや匂いを除去することもできる。
一方、バケツ本体12内から水を捨てて洗浄用部材42自体を洗ったり乾燥等させたり、バケツ本体12内を洗浄する際には、バケツ本体12内の装着プレート32から固定板40を取り外すことができる。このため、固定板40および洗浄用部材42を容易に洗浄し、乾燥等することができる。そして、洗浄用部材42は魚釣りの最中に汚れや匂いが付着して取れ難くなる場合があるので、洗浄用部材42が取り付けられた固定板40を複数枚用意しておくと、魚釣りの最中に新たな洗浄用部材42に交換することができる。
なお、装着プレート32と固定板40との嵌合の機構は図2に示すものに限ることはなく、種々の機構を採用できる。
この実施形態では洗浄用部材42として図1および図2に示す綿状構造のたわしを用いる例について説明したが、洗浄用部材42として図3(A)および図3(B)に示す形状の発泡スポンジを用いることも好ましい。なお、発泡スポンジの材質として、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン等が用いられることが好適で、これらは連続気泡タイプであることが好ましい。
図3(A)に示す洗浄用部材42としての発泡スポンジは略波型に形成され、凸部62aと凹部62bとが滑らかに連続して形成されている。凸部62aと凹部62bとのセット、すなわち、波の1周期に相当する部分は、図3(A)では2周期分であることを示しているが、さらに多数周期分であることも好ましい。また、図3(A)では、凸部62aおよび凹部62bが横方向に長手方向を有するように形成されているが、縦方向に長手方向を有するように形成されていても良い。このように洗浄用部材42が波型形状を有することにより、指の間等の片手では洗浄し難い部分も容易に洗浄することができる。
図3(B)に示す洗浄用部材42としての発泡スポンジは固定板40の基部44に固定されたベース部64aと、ベース部64aから突出した多数(複数)の突部64bとを有する。ベース部64aは略直方体状に形成されている。突部64bは図3(B)中では略直方体状に形成され、かつ、ベース部64a上に整列された状態に形成されている。このような突部64bにより、指の間等の片手では洗浄し難い部分も容易に洗浄することができる。
その他、洗浄用部材42は、単一素材で形成されているのではなく、例えば洗浄用部材42の最下部等の一部がブラシ状に形成されていると、爪の間等の洗浄を行うことができる。
次に、第2実施形態について図4を用いて説明する。この実施形態は第1実施形態の変形例であって、第1実施形態で説明した部材と同一の部材や同一の機能を有する部材には適宜に同じ符号を付し、説明を省略する。以下、第3から第5実施形態も同様である。
この実施形態では、側壁部26aの内壁面から装着プレート32(図2参照)が除去され、固定板40の基部44の裏面から突起部46(図2参照)が除去されている。
図4に示すように、側壁部26aの内壁面には、固定板40および洗浄用部材42に対する取付部として雌型フック(ホック)72が固定されている。なお、雌型フック72は例えば4つなど複数固定されていることが好ましい。一方、固定板40の基部44の裏面には、側壁部26aの内壁面に固定された雌型フック72に係合する複数の雄型フック(バケツ本体12に対する取付部)74が固定されている。
なお、雌型フック72、雄型フック74には例えば衣服等に用いられるのと同様の金属スナップや樹脂スナップが用いられる。これら雌型フック72、雄型フック74は超音波溶着、高周波溶着、接着などにより側壁部26aの内壁面や固定板40の基部44に固定されている。したがって、洗浄用部材42を取り付けた固定板40の基部44の裏面の雌型フック72を、バケツ本体12の側壁部26aの内壁面の雄型フック74に装着することにより洗浄用部材42を側壁部26cに対向した位置に着脱可能に固定することができる。洗浄用部材42は固定板40を介して側壁部26aの内壁面に装着されているので、手の洗浄中に固定板40および洗浄用部材42が位置ズレ等するのを防止することができる。
側壁部26aに対して固定板40を取り外す際には、側壁部26aに対して固定板40を、対向する側壁部26cに向かって引っ張れば良い。
なお、この実施形態に係る釣用バケツ10を用いる場合、水汲みの前に予め固定板40を側壁部26aに装着しても良いし、水汲みの後に固定板40を側壁部26aに装着しても良い。
この実施形態では雌型フック72を側壁部26aの内壁面に、雄型フック74を固定板40の裏面に固定した場合について説明したが、雄雌は逆であっても構わない。
なお、雌型フック72、雄型フック74に用いられる金属スナップや樹脂スナップの代わりに、面ファスナを用いることもできる。また、洗浄用部材42と固定板40の基部44との間の固定に面ファスナを用いることもでき、この場合、洗浄用部材42を容易に着脱することができるので、洗浄用部材42が汚れたり匂いが取れなくなったときなどに容易に洗浄することができる。
次に、第3実施形態について図5を用いて説明する。この実施形態は第2実施形態の変形例である。
図5に示すように、バケツ本体12の側壁部26aには、後述するリング80がそれぞれ配設される例えば2つの貫通孔(図示せず)が形成されている。これら貫通孔はバケツ本体12の側壁部26aの上側縁部に近接する位置に適宜の間隔をもって形成されていることが好ましい。
側壁部26aの貫通孔の下側の内壁面には、2つの雌型フック72が固定され、この実施形態では2つの固定板40の雄型フック74が係合される。
固定板40の基部44の上側部分には、バケツ本体12の側壁部26aの貫通孔と略同じ間隔に透孔78が形成されている。これら透孔78は基部44を貫通している。そして、バケツ本体12の側壁部26aの貫通孔と、固定板40の基部44の透孔78には、リング80が通されて、側壁部26aに固定板40の基部44が連結されている。そして、リング80によって、固定板40が側壁部26aの上側を通して内側と外側との間を略360度近く回動させて移動することができる。
このため、水汲みをする際には、固定板40をバケツ本体12の内側又は外側に配置した状態で行い、手を洗浄する際には固定板40をバケツ本体12の内側に切り替えて配置する。固定板40をバケツ本体12の内側に配置する場合、側壁部26aの雌型フック72に対して固定板40の裏面の雄型フック74が嵌合して、固定板40を側壁部26aに対して簡単に固定することができる。
逆に、固定板40をバケツ本体12の外側に配置する場合、側壁部26aに対して固定板40を引っ張ることによって側壁部26aに対する固定板40の固定を解除することができる。このとき、側壁部26aの外周壁に洗浄用部材42を押し付けることができるので、洗浄用部材42の水分を除去するのを容易に行うことができる。
なお、リング80は必ずしも環状でなくても良く、例えばC字状であっても良い。この場合、リング80の弾性力によって固定板40が着脱可能である。また、リング80に図示しないヒンジ部が設けられ、そのヒンジ部によってリング80が開閉することによってリング80を側壁部26aに対して、更には固定板40をリング80に対して着脱可能としても良い。その他、例えば、リング80の代わりにクリップ(図示せず)により固定板40を挟むように留めても良い。
次に、第4実施形態について図6および図7を用いて説明する。この実施形態は第3実施形態の変形例である。
図6および図7に示すように、バケツ本体12の側壁部26aの外壁面の上側縁部には、可撓性を有する例えば矩形状の柔軟な板状部材(取付板)84が超音波溶着、高周波溶着、接着等により固定されている。なお、この板状部材84はバケツ本体12と同じ素材が用いられることが好ましい。そして、板状部材84はバケツ本体12の側壁部26aの上側縁部に固定され、これが柔軟に形成されているので、図6に示すようにバケツ本体12の内側にある状態から、図7に示すようにバケツ本体12の外側にある状態に側壁部26aの上側を通して略360度回動させて移動させることができる。
そして、図6に示すように、板状部材84がバケツ本体12の内側に配置されたときに側壁部26cに対向する面には、2つの雌型フック86aが固定されている。図7に示すように、板状部材84がバケツ本体12の外側に配置されたとき外側を向く面には、2つの雌型フック86bが固定されている。そして、上述したように、固定板40の裏面には、雄型フック74が固定されている。このため、板状部材84をバケツ本体12の内側に配置した状態では雌型フック86aに固定板40の雄型フック74を装着し、板状部材84をバケツ本体12の外側に配置した状態では雌型フック86bに固定板40の雄型フック74を装着することができる。
また、側壁部26aの内壁面の図5に符号72で示す位置には、板状部材84の雌型フック86bに装着可能な雄型フックが形成されている。さらに、側壁部26aの外壁面には、板状部材84の雌型フック86aに装着可能な雄型フック(図示せず)が形成されている。このため、釣用バケツ10に水汲み等をする際には、板状部材84を側壁部26aの内壁面又は外壁面に装着することによって、板状部材84をバタつかせずに行うことができる。
そして、板状部材84をバケツ本体12の内側に配置した状態では水中に固定板40の洗浄用部材42を浸けることができ、板状部材84をバケツ本体12の外側に配置した状態では洗浄用部材42を装着したまま日に当てて洗浄用部材42を乾燥等することができる。
次に、第5実施形態について図8を用いて説明する。この実施形態は第1から第4実施形態の変形例である。
図8に示すように、側壁部26aの内壁面には、洗浄用部材42が着脱可能な、例えば横方向に配置された2つの固定用ベルト92a,92bの端部が固定されている。これら固定用ベルト92a,92bは、バケツ本体12と同じ素材で形成されていることが好ましく、高周波ウェルダ加工などにより固定されている。
この場合、第1実施形態から第4実施形態とは異なり、洗浄用部材42に固定板40を使用していない。洗浄用部材42は綿状構造やスポンジ状に形成され弾性変形するので、洗浄用部材42を固定用ベルト92a,92bと側壁部26aとの間に狭持する際には手で洗浄用部材42を摘んで縮めた状態で固定用ベルト92a,92bと側壁部26aとの間に入れていく。逆に、取り外す際には、手で洗浄用部材42を摘んで縮めて引っ張り出す。
なお、固定用ベルト92a,92bは例えばゴム材など伸縮性を有することも好ましい。このような伸縮性を有すると、洗浄用部材42を側壁部26aの内壁面に押し付けることができる。
また、この実施形態においても、固定板40に洗浄用部材42を固定した状態で使用することができる。固定板40が洗浄用部材42よりも剛性が大きいので、固定用ベルト92a,92bに固定板40に装着した洗浄用部材42を固定する際に、固定板40および洗浄用部材42の変形を抑制した状態で固定することができる。さらに、固定用ベルト92a,92bと側壁部26aの内壁面との間に固定板40に装着した洗浄用部材42を固定する際には、固定用ベルト92a,92bと第2から第4実施形態で説明したフックの両者を使用することも好ましい。
これまで、いくつかの実施形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
10…釣用バケツ(釣用容器)、12…バケツ本体(容器本体)、14…把手、22…開口部、24…底壁部、26a−26d…側壁部、32…装着プレート、34…平面部、36…スライドレール、40…固定板、42…洗浄用部材、44…基部、46…突起部、52…縦フレーム、54…横フレーム、62a…凸部、62b…凹部、64a…ベース部、64b…突部、72…雌型フック、74…雄型フック、78…透孔、80…リング、84…板状部材(取付板)、86a,86b…雌型フック、92a,92b…固定用ベルト。

Claims (4)

  1. 合成樹脂により成形された水汲み可能な容器本体を有する釣用容器であって、
    前記容器本体の内側領域内に、手を洗浄する洗浄用部材を着脱可能に配設したことを特徴とする釣用容器。
  2. 前記洗浄用部材は、合成樹脂製の固定板の表面に取り付けられ、
    前記固定板の裏面には前記容器本体の内側領域に取り付けられる取付部を有することを特徴とする請求項1に記載の釣用容器。
  3. 合成樹脂により成形された水汲み可能な容器本体を有する釣用容器であって、
    前記容器本体の上部側に、前記容器本体の内側と外側との間を回動自在に取り付けられた取付板に、手を洗浄する洗浄用部材を配設したことを特徴とする釣用容器。
  4. 前記洗浄用部材の表面は、凹凸状もしくは波型に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の釣用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015182748A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 三菱自動車工業株式会社 車両の燃料タンク装置
CN105035511A (zh) * 2013-06-24 2015-11-11 胡小青 具有取物勺和增强板的储物罐

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