JP2011027772A - タックラベルとその製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラベル貼付装置側の構成如何に関係なく、例えば手貼りする場合でも、製品表面とラベルシートの間に空気溜まりを生じさせることなく貼付できるタックラベルを提供すること。
【解決手段】ラベルシート10,10Aの裏面側に形成された粘着剤層11を剥離自在な剥離シート12で被覆して成るタックラベルであって、ラベルシート10,10Aには、当該ラベルシート10,10A及び粘着剤層11は貫通するが剥離シート12は貫通しない微細孔17が、少なくともタックラベルとして貼付される領域全体に適当密度で形成された構成。
【選択図】図7

Description

本発明は、剥離シートを剥がして各種製品の表面に貼付するタックラベルとその製造装置に関するものである。
タックラベルは、アート紙などの各種紙素材やポリエチレンテレフタレート(PET)などの各種合成素材から成るラベルシートと、このラベルシートの裏面側に形成された粘着剤層と、各種紙素材や各種合成素材から成り且つ前記粘着剤層に貼付される貼付面にシリコン加工を施した剥離シートから構成される。このようなタックラベルは、ラベルシート表面に印刷が施された状態で製品表面に、剥離シートを剥がして露出させた粘着剤層により貼付するものであるが、このように製品にタックラベルを貼付する際、製品表面とラベルシートの間に生じる空気溜まりにより、ラベルシートの表面に皺や膨らみが発生しないようにしなければならない。特許文献を表示することはできないが、従来は、剥離シートを剥がしたラベルシートを製品表面に貼付するラベル貼付装置側に、製品表面とラベルシートの間に残留しようとする空気を押し出しながら当該ラベルシートを貼付するローラーを併用するなどの各種改良を加えていたに過ぎない。従って、例えば、剥離シートを剥がしたラベルシートを、ラベル吸着盤の平坦な吸着面に負圧により吸着させ、このラベル吸着盤を製品の平坦な表面に押し付けて、ラベルシートを粘着剤層で貼付させるようなラベル貼付装置では、平坦な製品表面に対して平面状のラベルシートを平行に接近移動させて、当該ラベルシートの全面を製品表面に同時に面接触させて貼付するものであるから、前記のような空気押し出し用のローラーを併用することができず、製品表面とラベルシートの間に空気を挟み込んでしまい、ラベルシートの表面に皺や膨らみが発生し易い。
即ち、剥離シートを剥がして露出させた粘着剤層によりラベルシートを各種ラベル貼付装置により製品表面に貼付するタイプのタックラベルにおいて、ラベル貼付装置側の構成如何に関係なく、例えば手貼りする場合でも、製品表面とラベルシートの間に空気溜まりを生じさせることなく貼付できるような効果的な改善策は考えられていなかった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできるタックラベルを提案するものであって、請求項1に記載の本発明に係るタックラベルは、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、ラベルシート10,10Aの裏面側に形成された粘着剤層11を剥離自在な剥離シート12で被覆して成るタックラベルであって、ラベルシート10,10Aには、当該ラベルシート10,10A及び粘着剤層11は貫通するが剥離シート12は貫通しない微細孔17が、少なくともタックラベルとして貼付される領域全体に適当密度で形成された構成になっている。尚、本発明において言うところのタックラベルとは、実際に製品に貼付される形状及びサイズに加工されたタックラベルは勿論のこと、前記加工前の幅広長尺の所謂タックラベル原紙、或いは幅広長尺の剥離シート上に製品に貼付される形状及びサイズに加工されたラベルシートが粘着剤層で貼付されている状態のものなどを包含する。
上記本発明を実施する場合、具体的には請求項2に記載のように、前記微細孔17は、ラベルシート10,10Aの表面側開口から剥離シート12の厚さの範囲内に位置する尖端に至るに従って直径が漸減する円錐形とすることができる。この場合、請求項3に記載のように、前記微細孔17は、その尖端の位置が、粘着剤層11から剥離シート12の厚さの20〜50%の範囲内にあるように形成するのが好ましい。更に、前記微細孔17は、請求項4に記載のように、2〜10mm間隔の密度で形成するのが好ましい。
又、本発明は、上記タックラベルの製造に好適な製造装置も提案している。即ち、請求項5に記載の本発明に係るタックラベル製造装置は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、ラベルシート10の裏面側に形成された粘着剤層11を剥離自在な剥離シート12で被覆して成る帯状のタックラベル原紙1の送り経路中に、少なくともラベルシート10を所定ラベル形状に型抜きする型抜き工程部2が配設されたタックラベル製造ラインにおいて、前記型抜き工程部2に設けられた型抜き装置5の型抜き刃体7には、その型抜き用連続剪断刃8の内側領域に穿孔用刃9が適当密度で突設され、当該穿孔用刃9のタックラベル原紙1に突き刺さる部分(円錐形の刃本体15)は、タックラベル原紙1の剥離シート12側を受ける受け面(受け盤3の受け面)に対して尖端15aが離れている円錐形に形成され、ラベルシート10の型抜きと当該ラベルシート10に対する穿孔とを同時に行う構成となっている。
尚、前記型抜き工程部2が、型抜きされたラベルシート10Aの周囲の残余ラベルシート18を剥離シート12から剥離除去するものである場合、請求項6に記載のように、前記型抜き刃体7の穿孔用刃9は、型抜き用連続剪断刃8の刃高と同一刃高に形成しておくことができる。更に、請求項7に記載のように、前記穿孔用刃9は、ラベルシート10の表面レベルでの横断面直径が、0.05〜0.12mmの範囲内であるように構成することができる。
請求項1に記載の本発明タックラベルによれば、ラベルシート及び粘着剤層を貫通する多数の微細孔を備えているので、剥離シートを剥がして粘着剤層によりラベルシートを製品表面に貼付したとき、仮にそのラベルシートと製品表面との間に空気が挟み込まれてラベルシートに部分的に膨らみが発生する状況であっても、当該膨らみ部分を形成しているラベルシートには元の平らな状態に戻ろうとする張力が多少でも働いているので、このラベルシートに作用している張力で膨らみ部分に閉じ込められている空気が多少なりとも圧縮されることになる。この結果、ラベルシートの膨らみ部分に閉じ込められている空気がラベルシート及び粘着剤層を貫通する多数の微細孔を経由して徐々に排出され、結果として或る時間経過後にはラベルシートの膨らみが解消され、平らに矯正された上で製品表面に粘着剤層を介して確実に粘着されることになる。換言すれば、製品表面に対するラベルシートの貼付方法に関係なく、貼付したときにそのラベルシートと製品表面との間に空気が挟み込まれてラベルシートに部分的に膨らみが発生する状況であれば、経時的に当該膨らみ内の空気が徐々に、しかし確実に排出され、貼り終わったラベルシートに皺や膨らみとしてそのまま残存する恐れが殆ど解消し、高品質の貼付ラベル面が容易に確保できるのである。
勿論、前記微細孔は、剥離シートに対しては貫通していないので、仮に小面積のタックラベルとして貼付するときでも確実な皺/膨らみ防止効果を確保できるように、当該微細孔の形成密度を十分に細かくしても、剥離シートの引っ張り強度を大幅に低下させてしまうことがないので、貼付前の剥離シートの剥がし工程で剥離シートが破断してしまうような不都合も生じさせないで済む。又、剥離シートまでも貫通するように微細孔を形成したのでは、当該微細孔の形成時にその微細孔を経由して粘着剤層の粘着剤が、剥離シートのシリコン加工処理層を超えて剥離シートを貫通する恐れがあり、この結果、粘着剤層と剥離シートのシート本体とが粘着され、剥離シートの剥離性能に悪影響を及ぼす恐れも考えられるが、本発明によればこのような不都合も生じない。
尚、請求項2に記載の構成によれば、ラベルシートの素材の種類や厚さに応じて円錐形刃の刃角を、例えば50〜80°の範囲内で、紙素材のときは刃角を大きくし、合成素材のときは刃角を小さくするだけで、ラベルシートに開けられた微細孔が素材の弾性により空気抜きとして全く機能しないほどに閉じてしまうことを未然に防止することができる。又、仮にこの微細孔を形成した後にラベルシートの表面に印刷(印字を含む。以下同じ)を施す場合でも、印刷インクで微細孔の開口端が閉じてしまう不都合も回避し易い。
又、ラベルシートの表面側から円錐形刃の突き刺しで形成される微細孔の尖端の位置が、粘着剤層から剥離シートの厚さの20%以下の範囲内にあるような浅い穿孔では、剥離シートを剥がした後に粘着剤層に開口するはずの前記微細孔の小径側開口が小さくなり過ぎて、空気抜き孔として十分に機能しなくなり、逆に微細孔の尖端の位置が、粘着剤層から剥離シートの厚さの50%を超える範囲内にあるような深過ぎる穿孔では、剥離シートの引っ張り強度の低下が顕著になり、剥離シートの引き剥がしに際して剥離シートが破断してしまう恐れが大きくなって実用に供し得なくなる。然るに、請求項3に記載の構成によれば、このような不都合が回避でき、確実に所期の目的を達成できる。
又、前記微細孔が2mm以下の間隔の密度で形成されるときは、穿孔に要する刃体の製造コストが高くなり過ぎて実用に不適となり、10mmを超える間隔の密度で前記微細孔が形成されるときは、貼付面積の小さなタックラベルや、貼付面積は大きいが貼付時に小さな空気溜まりが分散して発生する状況において、所期の目的が十分に達成できなくなるところであるが、請求項4に記載の構成によれば、このような不都合が回避でき、確実に所期の目的を達成できる。
上記本発明のタックラベルを、ラベルシートの裏面側に形成された粘着剤層を剥離自在な剥離シートで被覆して成る帯状のタックラベル原紙の送り経路中に、少なくともラベルシートを所定ラベル形状に型抜きする型抜き工程部が配設されたタックラベル製造ラインにおいて製造する場合、前記型抜き工程部の型抜き装置の上手側に、ラベルシートのほぼ全域又は型抜きされる領域内に前記微細孔を形成する穿孔工程部を配設するか又は、前記型抜き工程部の型抜き装置の下手側に、ラベルシートの型抜きされた領域内に前記微細孔を形成する穿孔工程部を配設することができるが、請求項5に記載の本発明装置によれば、型抜き装置の型抜き刃体に型抜き用連続剪断刃と共に穿孔用刃を追加形成しておくだけで、型抜き工程部においてラベルシートの型抜きと当該ラベルシートに対する穿孔とを同時に行うことができ、装置全体の小型化、設備コストの低減、サイクルタイムの短縮を図ることができる。
更に、タックラベル製造装置が、剥離シートを切断しないでそのまま残す所謂ハーフカット方式でラベルシートを型抜きする製造装置において、上記請求項5に記載の構成を採用する場合、請求項6に記載の構成によれば、型抜き刃体に型抜き用連続剪断刃と穿孔用刃の両者を形成することが容易になり、安価に本発明装置を実施することができる。又、請求項7に記載の構成によれば、ラベルシートの表面における微細孔を、実際には視覚で殆ど認識できない程度に小さくしながら、空気抜き孔としての機能を十分に発揮させることができる。又、ラベルシートの表面における微細孔が視覚で殆ど認識できない程度に小さいものであるということは、ラベルシートの表面の平滑性に殆ど影響していないということになり、この微細孔の形成の後にラベルシート表面に印刷を行なう場合でも、印刷品質が低下してしまう恐れは殆どない。
タックラベル原紙からタックラベルが型抜きされ、このタックラベルが製品に貼付されるまでの工程を示す概略図である。 型抜き工程部において使用されるマグネットシリンダーとこれに装着される型抜き刃体を示す斜視図である。 型抜き工程部を示す側面図である。 A図はタックラベル原紙の側面図、B図は型抜き刃体の穿孔用刃を示す要部拡大縦断側面図、C図は同要部平面図である。 型抜き刃体の要部の拡大平面図である。 型抜き装置の動作状態を示す要部の縦断側面図である。 A図はタックラベルの要部拡大縦断面図、B図は同タックラベルから剥離シートを剥がした状態での要部拡大縦断面図である。 タックラベル製造装置の別実施例を示す側面図である。 図8のタックラベル製造装置における製造過程を示す平面図である。 別の実施例における製造過程を示す平面図である。
本発明のタックラベルの製造方法の概略を図1に基づいて説明すると、1は帯状のタックラベル原紙であって、このタックラベル原紙1に対し、型抜き工程部2において型抜きと穿孔加工が行なわれる。型抜き工程部2は、図2に示すように、水平に固定された受け盤3とこの受け盤3上で回転駆動されるマグネットシリンダー4から構成された従来周知の型抜き装置5と、残余ラベルシート巻き取り装置6を備えている。マグネットシリンダー4は、図3に示すように、軸方向両端に形成されて受け盤3の上面に摺接する大径のベアラー4a,4b間の小径のシリンダー本体4cの周面にマグネットを埋設して成るもので、このシリンダー本体4cに型抜き刃体7が巻き付けられ、シリンダー本体4cの埋設マグネットにより吸着固定される。
この実施例に使用された型抜き刃体7は、幅がマグネットシリンダー4におけるシリンダー本体4cの軸方向長さより少し短く、長さはシリンダー本体4cの周長より少し短い矩形状のもので、薄くて可撓性のある磁性板で構成されており、この型抜き刃体7の周辺に沿って矩形状に連続する型抜き用連続剪断刃8と、その内側領域に適当密度で配置された多数の穿孔用刃9とを備えている。
タックラベル原紙1は、前記マグネットシリンダー4におけるシリンダー本体4cの軸方向長さより少し短い幅のもので、図4Aに示すように、ラベルシート10、このラベルシート10の裏面側に形成された粘着剤層11、及びこの粘着剤層11にシリコン処理面側が剥離自在に貼付された剥離シート12から成るものである。この実施例に使用されたタックラベル原紙1では、ラベルシート10として、アート73と呼称される四六版で一連73Kg、厚さE≒0.07mmのアート紙が使用され、粘着剤層11は、水溶性強粘着剤から形成された厚さF≒0.02mmのものである。又、剥離シート12としては、PET38と呼称される厚さG≒0.038mmのポリエチレンテレフタレート(PET)のフィルムが使用されている。
型抜き刃体7に形成された穿孔用刃9は、図4B及び図4Cに示すように、前記マグネットシリンダー4におけるシリンダー本体4cに巻き付けられて吸着固定されるベース13上の円盤状台座部14と、この円盤状台座部14から同心状に突設され且つ尖端15aを有する円錐形の刃本体15から構成されており、この実施例のものは、ベース13を含む全体の刃高A≒0.45mm、刃本体15の高さB≒0.2mm、ベース13から刃本体15の尖端15aまでの高さC≒0.32mm、ベース13の厚さD≒0.13mm、円錐形の刃本体15の刃角θ=50°である。又、この穿孔用刃9は、型抜き用連続剪断刃8の内側全域に、図5に示すように、ベース13の幅方向の間隔I≒5mm、ベース13の長さ方向の間隔J≒5mmで配列されている。尚、型抜き用連続剪断刃8は、その長さ方向に対して直角横断方向の縦断面の形状及びサイズが、図4Bに示す穿孔用刃9の縦断面の形状及びサイズと同一である。従って、図4Bは、型抜き用連続剪断刃8の長さ方向に対して直角横断方向の縦断面図と見ることができ、型抜き用連続剪断刃8は、穿孔用刃9の刃高Aと同一刃高のものであり、その長さ方向に連続する三角形断面の刃本体を有する。
尚、型抜き刃体7の穿孔用刃9は、ベース13と同一サイズで且つ厚さが刃高Aより若干厚い磁性版の表面側に型抜き用連続剪断刃8を加工形成するとき、同一方法で加工形成されるものであって、穿孔用刃9の形成位置ごとに磁性版の表面側に腐食加工により形成した山形突起部(図4Bに仮想線で示す)16の上端部を切削研磨加工することにより、山形突起部の付け根部を円盤状台座部14として残すと共に、山形突起部16の上端部に所定の高さBと刃角θを有する円錐形の刃本体15を現出させることにより形成される。
上記構成の型抜き刃体7は、図3に示すように、その幅方向をマグネットシリンダー4の軸方向と平行にしてシリンダー本体4cの周面に巻き付け、磁気吸着により当該シリンダー本体4cの周面に固定される。このとき、マグネットシリンダー4のシリンダー本体4cの外径とベアラー4a,4bの外径との差、即ち、アンダーカット寸法は、型抜き刃体7の型抜き用連続剪断刃8及び穿孔用刃9の刃高A≒0.45mmより若干大きい。このアンダーカット寸法は、マグネットシリンダー4の両端のベアラー4a,4bを受け盤3の上面に対接させたとき、図6に示すように、マグネットシリンダー4のシリンダー本体4cの周面と受け盤3の上面との間の空隙部の高さHに相当し、この実施例では、型抜き刃体7の刃高A≒0.45mmより0.025mmだけ大きい、高さH≒0.475mmとしている。従って、マグネットシリンダー4のシリンダー本体4cに巻き付けられて吸着固定された型抜き刃体7の型抜き用連続剪断刃8及び穿孔用刃9の尖端15aと受け盤3の上面との間には、ギャップ≒0.025mmが確保される。
上記のように型抜き刃体7をマグネットシリンダー4のシリンダー本体4cに巻き付けて磁気吸着により固定したならば、図2に示すように、タックラベル原紙1を、その剥離シート12が受け盤3の上面で支持される向きで型抜き装置5に送り込み、当該タックラベル原紙1の送り速度とマグネットシリンダー4の周速度が同一になるように、当該マグネットシリンダー4をタックラベル原紙1の送り方向に回転駆動することにより、受け盤3上のタックラベル原紙1に対して、図6に示すように、マグネットシリンダー4と一体に回転する型抜き刃体7の型抜き用連続剪断刃8及び穿孔用刃9を、ラベルシート10の表面側から食い込ませる。このとき穿孔用刃9は、その円錐形の刃本体15が尖端15aよりタックラベル原紙1に突き刺さることになるが、先に説明した寸法関係から明白なように、刃本体15の尖端15aは、ラベルシート10及び粘着剤層11を貫通し、剥離シート12の厚さの中間位置に達する。具体的には、刃本体15の尖端15aは、厚さG≒0.038mmの剥離シート12の粘着剤層11から≒0.013mmの深さまで達する。この剥離シート12に対する刃本体15の尖端15aの穿孔深さ≒0.013mmは、剥離シート12の厚さの粘着剤層11から≒34%の位置になる。
型抜き刃体7の型抜き用連続剪断刃8も穿孔用刃9と同一断面形状及び同一サイズであるから、連続する三角形断面の刃本体が、穿孔用刃9の刃本体15と同一条件でタックラベル原紙1に食い込むことになる。この結果、タックラベル原紙1のラベルシート10と粘着剤層11は、型抜き用連続剪断刃8によって剪断され、その連続剪断線8aで囲まれた型抜き領域8bと、当該連続剪断線8aの外側の残余領域8cとに分割され、同時に、型抜き領域8b内には、穿孔用刃9により、図7Aに示すように、剥離シート12に尖端が食い込んだ円錐形の微細孔17が縦横5mmピッチで形成されることになる。この後、タックラベル原紙1が図2に示す残余ラベルシート巻き取り装置6を通過するとき、図1及び図2に示すように、前記型抜き領域8bの外側の残余領域8cにあるラベルシート10及び粘着剤層11が、残余ラベルシート18としてガイドローラー19により剥離シート12上から引き離され、巻き取りローラー20によって巻き取られる。そして残ったタックラベル原紙、即ち、前記型抜き領域8bとして残った型抜きラベルシート10Aが粘着剤層11を介して剥離シート12上に剥離自在に貼付された型抜き及び穿孔加工済みタックラベル原紙21が型抜き工程部2から送り出される。
型抜き工程部2から送り出された型抜き及び穿孔加工済みタックラベル原紙21は、図1に示すように、剥離シート12の上に型抜きラベルシート10Aが粘着剤層11を介して剥離自在に貼付されたものである。この型抜き及び穿孔加工済みタックラベル原紙21は、型抜きラベルシート10Aの表面に対して必要な印刷が施された後、従来周知の製品22に対するタックラベル貼付装置に供給され、剥離シート12から剥がされた型抜きラベルシート10Aが製品22の表面に粘着剤層11を介して貼付される。タックラベル貼付装置が備える貼付手段は各種のものが知られているが、ここでは、図1に示すように、剥離シート12から剥がされた型抜きラベルシート10Aを、その表面側で負圧により吸着保持する吸着保持面23aを備えた吸着盤23が使用されている。23bは吸着盤23に設けられた吸気口であり、吸気手段に接続されている。
而して、剥離シート12から剥がされた型抜きラベルシート10Aを、その表面側で吸着保持面23aに負圧により吸着保持した吸着盤23は、製品22の平坦な被貼付面22aに対して平行に接近移動し、吸着保持面23aに吸着保持された型抜きラベルシート10Aの粘着剤層11を製品22の平坦な被貼付面22aに押圧して貼付することになるが、剥離シート12から剥がされた型抜きラベルシート10Aは、図7Bに示すように、この型抜きラベルシート10A及び粘着剤層11を貫通する円錐形の微細孔17を縦横5mmピッチで備えている。この両端が開放された円錐形の微細孔17は、この円錐形の微細孔17から穿孔用刃9が脱出する前の状況における当該穿孔用刃9のサイズに置換して表すならば、先に説明した寸法関係から明白なように、型抜きラベルシート10Aの表面での微細孔17の開口直径は≒0.096mmであり、粘着剤層11の表面での微細孔17の開口直径は≒0.012mmとなる。
従って、製品22に貼付された型抜きラベルシート10Aの表面には、理論上、直径≒0.096mmの開口が縦横5mmピッチで存在することになるが、その開口直径が非常に小さいので、視覚では当該開口は容易に判別できない。特にラベルシート10がアート紙のような紙素材からなるときは、合成フィルムの平滑な表面と比較して、表面がミクロ的に見て毛羽立った粗面であるから、型抜きラベルシート10Aの表面の前記開口は、視覚では殆ど認識されないものであるといえる。従って、製品22への貼付前に型抜きラベルシート10Aの表面に印刷する場合においても、前記微細孔17の開口によって印刷品質が低下することは実質的に殆どない。一方、上記のように両端の開口が如何に小さいといえども、型抜きラベルシート10Aの表面から裏面(粘着剤層11の表面)にわたって貫通する微細孔17が縦横5mmピッチで存在することにより、製品22の平坦な被貼付面22aに型抜きラベルシート10Aの粘着剤層11が押圧されるときに、当該被貼付面22aと粘着剤層11との間に空気が取り込まれて空気溜まりが生じても、この空気溜まりが幅5mmより大きい場合、先に説明した理論によって前記空気溜まり内の空気が、当該空気溜まり内に開口する1つ又は複数の微細孔17を経由して徐々に排出され、一定時間経過後には空気溜まりが消滅して、型抜きラベルシート10Aの全面が製品22の被貼付面22aにぴったりと貼付されることになる。
尚、上記のように型抜きラベルシート10Aを吸着保持する吸着盤23を使用するタックラベル貼付装置においては、この吸着盤23で吸着保持した型抜きラベルシート10Aを製品22の被貼付面22aに押圧する全工程において、吸着盤23が備える吸気口23bに発生している吸気力が、この吸着盤23に吸着保持されている型抜きラベルシート10A及び粘着剤層11を貫通している前記微細孔17を経由して当該型抜きラベルシート10Aの粘着剤層11の外側に作用している。従って、型抜きラベルシート10Aの粘着剤層11が製品22の被貼付面22aに押圧されるとき、当該粘着剤層11と被貼付面22aとの間の空気が前記微細孔17を介して吸着盤23の吸気口23bによって吸引されることになるので、型抜きラベルシート10Aが製品22の被貼付面22aに貼付されたときに当該型抜きラベルシート10Aと製品22との間に空気溜まりが発生すること自体、非常に少なくなる。そして仮に空気溜まりが発生しても、上記のように当該空気溜まりは経時的に消滅することになる。
尚、上記実施例では、型抜き用連続剪断刃8を備えた型抜き刃体7に穿孔用刃9を追加形成して、タックラベル原紙1のラベルシート10に対する型抜きと微細孔17の穿孔とを同時に行なうように構成したが、図8及び図9に示すように、型抜き用連続剪断刃8のみを備えた型抜き刃体7を使用する型抜き装置5の上手側に、穿孔用刃9のみを備えた穿孔用刃体26を使用する穿孔装置24を配設し、この穿孔装置24により、タックラベル原紙1のほぼ全域に前記微細孔17を穿孔加工し、この後、型抜き装置5によるタックラベル原紙1のラベルシート10に対する型抜きと残余ラベルシート巻き取り装置6による残余ラベルシート18の除去とを行うように構成することもできる。この場合、穿孔装置24によるタックラベル原紙1に対する前記微細孔17の穿孔加工エリアを、次段の型抜き装置5で行なう型抜きによって形成される型抜き領域8b内に相当するエリアに限定するようにしても良い。更に、上記の穿孔装置24と型抜きのみを行なう型抜き装置5の位置を前後逆にして、図10に示すように、タックラベル原紙1のラベルシート10に対する型抜きを型抜き装置5により行い、その後、穿孔装置24により、ラベルシート10の型抜き領域8b内に対する微細孔17の穿孔加工を行なうようにしても良い。勿論、この場合、穿孔装置24による微細孔17の穿孔加工をラベルシート10の型抜き領域8b内に限定せず、ラベルシート10のほぼ全域に対して穿孔加工を行なっても良い。
又、図8に示す型抜き装置5は、受け盤3に対して平行昇降運動する昇降プレート25の受け盤3に対面する下側面に型抜き用連続剪断刃8を備えた型抜き刃体7が取り付けられるプレートタイプのものである。このように型抜き用連続剪断刃8のみを備えた型抜き刃体7や型抜き用連続剪断刃8と穿孔用刃9とを備えた型抜き刃体7は、先の実施例で示したようなマグネットシリンダー4を使用するシリンダータイプの型抜き装置5に限定されず、上記のようなプレートタイプの型抜き装置5にも適用して実施することができる。同様に、穿孔用刃9のみを備えた穿孔用刃体26を使用する穿孔装置24も、マグネットシリンダー4を備えたシリンダータイプに限らず、昇降プレート25を備えたプレートタイプのものであっても良い。
更に、本発明に係るタックラベルに対する印刷は、型抜き加工や穿孔加工の時期に関係なく、任意のタイミングで1回又は複数回に分けて行なうことができる。勿論、タックラベルを構成するラベルシート10、粘着剤層11、及び剥離シート12の素材や厚さは、任意に変えることができるものであり、上記一例に限定されるものではない。又、型抜き刃体7又は穿孔用刃体26に設けられる穿孔用刃9のサイズや断面形状、及び受け盤3の受け面との間のギャップも、タックラベルを構成するラベルシート10、粘着剤層11、及び剥離シート12の素材や厚さに応じて変えることができる。
本発明のタックラベルとその製造装置は、製品の平坦な被貼付面に対し平行に接近移動する吸着盤が使用されるラベル貼付装置において取り扱うタックラベル、及びその製造装置として、特に好適に活用できる。
1 タックラベル原紙
2 型抜き工程部
3 受け盤
4 マグネットシリンダー
4a,4b ベアラー
4c シリンダー本体
5 型抜き装置
6 残余ラベルシート巻き取り装置
7 型抜き刃体
8 型抜き用連続剪断刃
8a 連続剪断線
8b 型抜き領域
8c 残余領域
9 穿孔用刃
10 ラベルシート
10A 型抜きラベルシート
11 粘着剤層
12 剥離シート
13 ベース
14 円盤状台座部
15 円錐形の刃本体
15a 尖端
16 山形突起部
17 円錐形の微細孔
18 残余ラベルシート
19 ガイドローラー
20 巻き取りローラー
21 型抜き及び穿孔加工済みタックラベル原紙
22 製品
22a 被貼付面
23 吸着盤
23a 吸着保持面
23b 吸気口
24 穿孔装置
25 昇降プレート
26 穿孔用刃体

Claims (7)

  1. ラベルシートの裏面側に形成された粘着剤層を剥離自在な剥離シートで被覆して成るタックラベルであって、ラベルシートには、当該ラベルシート及び粘着剤層は貫通するが剥離シートは貫通しない微細孔が、少なくともタックラベルとして貼付される領域全体に適当密度で形成されている、タックラベル。
  2. 前記微細孔は、針状尖端を有する円錐形刃を、剥離シートの厚さの範囲内に針状尖端が止まる位置までラベルシートの表面側から突き刺して形成されたものである、請求項1に記載のタックラベル。
  3. 前記微細孔は、その尖端の位置が、粘着剤層から剥離シートの厚さの20〜50%の範囲内にある、請求項2に記載のタックラベル。
  4. 前記微細孔は、2〜10mm間隔の密度で形成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載のタックラベル。
  5. ラベルシートの裏面側に形成された粘着剤層を剥離自在な剥離シートで被覆して成る帯状のタックラベル原紙の送り経路中に、少なくともラベルシートを所定ラベル形状に型抜きする型抜き工程部が配設されたタックラベル製造ラインにおいて、前記型抜き工程部に設けられた型抜き装置の型抜き刃体には、その型抜き用連続剪断刃の内側領域に穿孔用刃が適当密度で突設され、当該穿孔用刃のタックラベル原紙に突き刺さる部分は、タックラベル原紙の剥離シート側を受ける受け面に対して尖端が離れている円錐形に形成され、ラベルシートの型抜きと当該ラベルシートに対する穿孔とを同時に行うようにした、タックラベル製造装置。
  6. 前記型抜き工程部は、型抜きされたラベルシートの周囲の残余ラベルシートを剥離シートから剥離除去するものであって、前記型抜き刃体の穿孔用刃は、型抜き用連続剪断刃の刃高と同一刃高に形成されている、請求項5に記載のタックラベル製造装置。
  7. 前記穿孔用刃は、ラベルシートの表面レベルでの横断面直径が、0.05〜0.12mmの範囲内である、請求項6に記載のタックラベル。
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