JP2011026075A - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダのインクリメンタル信号の異常出力の故障時においても、ロープスリップ量を加味したエレベータ乗りかごの正確な停止位置を算出すること。
【解決手段】電動機2取付けた第1のロータリーエンコーダ3のパルスカウントによって回転角度や回転方向を検出するインクリメンタル信号3a(φA,φB)が出力異常等の故障となった場合においても、1回転で極対数分をカウントする電動機相励磁切替え用パルス、または、電流検出器71で検出した電動機電流のゼロクロス回数71a、または、第1のロータリーエンコーダ3の正確な位置を検出する原点信号(φZ)をカウントすることで、ロープスリップ量を演算して、非常停止後のエレベータ乗りかご6の正確な位置を算出可能なため、救出運転での階床違い等を防止することが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機に取付けた第1のロータリーエンコーダと、エレベータ乗りかごの異常速度を検出する安全装置に取付けた第2のロータリーエンコーダと、の比較によって、停電等による非常停止時に発生するロープスリップ量を算出し乗りかごの停止位置を検出する制御装置を設けた、主にロープスリップ量が大きい高速エレベータの制御装置に関するものである。
速度の速い高速エレベータ等において、停電等の非常停止時には、エレベータ乗りかごとつりあいおもりをつなぐロープと電動機のシーブが動作状態から静止状態に急激に変化することによって発生する力によって、ロープと電動機がすべる現象であるロープスリップが発生する。
このロープスリップに対して、従来は、電動機へ取付けた第1のロータリーエンコーダと、エレベータ乗りかごを駆動する電動機とは独立し、非常停止時に発生するロープスリップ等の影響を受けないエレベータ乗りかごの異常速度を検出する安全装置に取付けた第2のロータリーエンコーダと、の比較により、ロープスリップ量を演算して、非常停止後のエレベータ乗りかごの正確な位置を算出するといった制御方式が従来から提案されている。
また、電動機に取り付けた第1の速度検出器とシーブにより回転するローラに取り付けた第2の速度検出器とを設け、これらの速度検出器によりエレベータかごの速度制御を行うことが、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1によると、いずれかの速度検出器が故障した場合にもエレベータかごの速度制御を行って最寄階にエレベータかごを移動することが開示されている。具体的には、いずれか一方の速度検出手段が故障したときには、他方の速度検出手段を利用して故障時用演算手段の演算によって速度制御を行うようになっている。
また、電動機に取り付けたロータリーエンコーダから出力される回転パルス信号の異常発生に際して、エンコーダからのZ相信号とインクリメンタル信号との比較で異常を検出し、エレベータの再起動を禁止するような安全装置が従来知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平4−45077号公報 特開2002−145552号公報
しかしながら、上記の特許文献1や特許文献2を含めた前述した従来技術である、電動機へ取付けた第1のロータリーエンコーダとエレベータ乗りかごの異常速度を検出する安全装置に取付けた第2のロータリーエンコーダとの比較にてロープスリップ量を演算して、非常停止後のエレベータ乗りかごの正確な位置を算出する制御方式では、電動機へ取り付けた第1のロータリーエンコーダのインクリメンタル信号(φA,φB)の異常出力等の故障時には、エレベータ乗りかごの正確な停止位置を算出するのは困難である。というのも、第2のロータリーエンコーダとの比較を行うことが出来ないため、非常停止時に発生するロープスリップ量から、エレベータ乗りかごの正確な停止位置を算出することが出来ないという不都合が生じていた。
そこで、本発明では、電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダのインクリメンタル信号の異常出力の故障時においても、そのインクリメント信号の代替信号を採用することで、ロープスリップ量を加味したエレベータ乗りかごの正確な停止位置を算出することのできるエレベータ制御装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
エレベータ乗りかごと、前記エレベータ乗りかごを駆動する電動機と、前記エレベータ乗りかごとロープでつながっているつり合いおもりと、前記電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダと、前記エレベータ乗りかごの速度異常を検出する安全装置に取り付けた第2のロータリーエンコーダと、前記第1のロータリーエンコーダと前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数の比較結果を基にエレベータ非常停止時に発生する前記電動機と前記ロープのスリップ量を演算し、前記演算結果に基づいてロープスリップによる前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する制御部と、を備えたエレベータ制御装置であって、
前記電動機の相励磁切り替え用のパルスをカウントする第1のカウント手段を設け、前記第1のロータリーエンコーダの回転位置を1回転毎に機械的に検出する原点信号のパルスをカウントする第2のカウント手段を設け、前記電動機の電流を検出する電流検出器で検出した電動機電流のゼロクロス回数をカウントする第3のカウント手段を設け、
前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスが正常でないときに、前記制御部は、前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスに代えて、前記第1のカウント手段、前記第2のカウント手段、前記第3のカウント手段のいずれか1つのカウント手段によるカウントしたカウント数を採用し、前記いずれか1つのカウント手段によるカウント数と前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数とを比較して前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する構成とする。なお、上記のカウント手段は、3つの手段を設けてそのうちのいずれか1つの手段を選んでもよく、また、1つ又は2つの手段を設けていずれか1つの手段を選定するような構成でも構わない。
上記の構成を採用することによって、非常停止時に発生するロープスリップ量を演算するためのエレベータ乗りかごの異常速度を検出するための安全装置に取付けた第2のロータリーエンコーダとの比較対象に、従来の比較対象である電動機へ取付けた第1のロータリーエンコーダのインクリメンタル信号(φA,φB)と同様、ロータリーエンコーダ一定量回転あたりの出力信号である電動機相励磁切替え用パルスまたは、原点信号(φZ)または、電動機電流のゼロクロス回数を用いることで、非常停止時に発生するロープスリップ量を加味したエレベータ乗りかごの正確な位置を算出することで、救出運転での階床違い等を防止することが出来る。
本発明によれば、電動機に取付けた第1のロータリーエンコーダからのインクリメンタル信号(φA,φB)が出力異常等の故障となった場合においても、非常停止時に発生するロープスリップ量を演算して、非常停止後のエレベータ乗りかごの正確な位置を算出することができ、救出運転での階床違い等を防止することができる。
本発明の実施形態に係るエレベータ制御装置及びその関連装置を示す全体構成図である。 本実施形態に関する第1と第2のロータリーエンコーダの出力信号の出力波形及び第1のロータリーエンコーダの代替信号の出力波形を表す図である。 本実施形態に係るエレベータ制御装置における停止指令によるロープスリップ発生時におけるエレベータ乗りかごの正確な停止位置を算出する手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るエレベータ制御装置について、図1、図2及び図3を参照しながら以下詳細に説明する。図面において、1は商用電源、2は電動機、3は第1のロータリーエンコーダ(RE.1)、3aは第1のロータリーエンコーダ(RE.1)の出力信号、4は第2のロータリーエンコーダ(RE.2)、4aは第2のロータリーエンコーダ(RE.2)の出力信号、5はつり合いおもり、6はエレベータ乗りかご、7はエレベータ制御装置、71は電流検出器、71aは電動機駆動電流のゼロクロスカウント数、72はインバータ、73はエレベータ制御部、74はエレベータ乗りかご位置記憶部、75はロータリーエンコーダパルス比較部、76はエレベータ乗りかご位置算出部、77はエレベータ運転制御部、8はエレベータ乗りかご異常速度検出用安全装置、をそれぞれ表す。
図1において、エレベータの全体構成は、エレベータ乗りかご6と、このかご6を駆動する電動機2と、電動機2を介してエレベータ乗りかご6とロープにてつながっているつり合いおもり5と、電動機2に取付けた第1のロータリーエンコーダ3と、電動機2の駆動電流を検出する電流検出器71(電流検出器71の出力はモータ駆動電流のゼロクロスカウント数)と、エレベータ乗りかご6の速度異常を検出する安全装置8と、安全装置8に取り付けた第2のロータリーエンコーダ4と、インバータ72と、エレベータ制御部73と、から構成される。
エレベータ制御部73では、図1に図示するすように、まず、第1のロータリーエンコーダ3からの出力信号3aであるパルスカウント数と第2のロータリーエンコーダ4からの出力信号4aであるパルスカウント数とをロータリーエンコーダパルス比較部75にて比較する。また、電流検出器71からのゼロクロスカウント数71aをロータリーエンコーダパルス比較部75に入力する。このゼロクロスカウント数71aは第1のロータリーエンコーダ3からの出力信号3aに異常が発生したときにこの出力信号3aの代替信号として用いる。
ロータリーエンコーダパルス比較部75における、第1のロータリーエンコーダ(RE.1)の出力信号3aのパルスカウント数と第2のロータリーエンコーダ(RE.2)の出力信号4aのパルスカウント数との比較によって、この比較したカウント数により、非常停止時等に発生する電動機2とロープのスリップ量から乗りかごの移動距離を演算する。このロープスリップ量とエレベータ位置記憶部74にあるエレベータ位置データにより、エレベータ位置算出部76にて、ロープスリップ量を加味したエレベータの停止位置を算出する。このエレベータ停止位置を基にして指令を受けて、エレベータ運転制御部77から制御指令を出力し、インバータ72を駆動してエレベータを運転する。
図2に示すように、異常発生した際の非常停止時に停止指令を受けたエレベータは、シーブ停止までは第1のロータリーエンコーダ3も第2のロータリーエンコーダ4も共に図示のようにインクリメント信号を出力し(図2の1段目と2段目の図示参照)、シーブ停止時以降においてはロープスリップ(ロープすべり)によって第2のロータリーエンコーダ4のみがインクリメント信号を出力し、両方のインクリメント信号のパルスカウント数の比較結果としての第2のロータリーエンコーダのインクリメント信号に相当する距離がすべり量(ロープスリップ量)に対応するのである(後述する図3の説明で詳記する)。
図3に示すフローチャートにより、停止指令出力(非常停止等)によるロープスリップ発生時の救出運転制御について説明する。はじめに、停電等によりエレベータへ停止指令を出力し、エレベータが非常停止(ステップ1)する。エレベータ乗りかご6とつり合いおもり5をつなぐロープと電動機2のシーブが動作状態から静止状態に急激に変化することによってロープと電動機がすべるロープスリップが発生(ステップ2)する。このとき、電動機2に取り付けた第1のロータリーエンコーダ3と、エレベータ乗りかごの異常速度を検出する安全装置6に取付け、エレベータ乗りかご6を駆動する電動機2とは独立し、非常停止時に発生するロープスリップ等の影響を受けない第2のロータリーエンコーダ4と、の間には、ロータリーエンコーダ3,4からのパルスカウント数に差が生じる。このパルスカウント数の差を利用してロープスリップ量を算出する(図2の波形を参照)。
第1のロータリーエンコーダ3と第2のロータリーエンコーダ4のパルスのカウント数であるインクリメンタル信号(φA,φB)が正常値であるかを判断(ステップ3)する。ここで、インクリメンタル信号が正常値であるか否かはエレベータの停止指令の以前において随時に検知しており(そのデータを記憶しておいてもよい)、その判断をステップ3で実施する。なお、検出されたインクリメンタル信号が正常であるか否かは、正常な場合のデータは予め分かっているので、これとは異なるデータが検出されていた場合、例えばインクリメンタル信号の周期性が正常の場合と異なるかどうかを判断する。
正常な場合(ステップ3のYes)、第1のロータリーエンコーダ(RE.1)3と第2のロータリーエンコーダ(RE.2)4のインクリメンタル信号(φA,φB)を比較(ステップ4)する。比較した値から、非常停止により発生したロープスリップによる乗りかごの移動距離を演算(ステップ5)して、エレベータ乗りかごの停止位置を算出・認識(ステップ6)する。これによりロープスリップ量を加味した非常停止後のエレベータ乗りかご位置を把握することができる。
ステップ3において、第1のロータリーエンコーダ3のインクリメンタル信号(φA,φB)が異常出力した場合(正常でないと判断した場合:ステップ3でNo)、このインクリメンタル信号に代えて、その他の信号を用いてロープスリップ量を演算(ステップ8)することができる(本発明の特徴を表す制御態様である)。図2に示しているように、第2のロータリーエンコーダ4のインクリメンタル信号(φA,φB)と比較する対象は、電動機相励磁切替え用パルスφU(1回転で固定子の極対数分をカウントするもの)、または、電流検出器で検出した電動機電流のゼロクロス回数71a、または、第1のロータリーエンコーダの正確な位置を検出する原点信号(φZ)(1回転で1個の機械的検出による信号)の3つの信号の内でいずれか1つの信号を用いても、第1のロータリーエンコーダ3のインクリメンタル信号(φA,φB)を用いた場合と同様に、ロープのすべり量を演算することが出来る(図2に示す第3段目と第4段目の信号波形を参照)。
ここで、上述した電動機相励磁切替え用パルスφU、電動機電流のゼロクロス回数71a、第1のロータリーエンコーダの原点信号(φZ)のカウント数、をそれぞれカウントするカウント手段は、それぞれの3つの手段を設置してそのうちのいずれか1つのカウント手段を選んでもよく、また、1つ又は2つの手段を設置していずれか1つのカウント手段を選定するような構成でも構わない。なお、上述した3つの信号においても異常出力と判断(ステップ7)した場合は、パルスカウントによるロープスリップ量の演算が出来ないため、ロープスリップ量による電動機の回転距離を加味せずに、エレベータ乗りかごの停止位置として認識(ステップ6)することとなる。
以上説明したように、本発明の実施形態は次のような構成を備えて作用を奏させることを特徴とする。すなわち、非常停止時に発生するロープスリップ量を演算するために、エレベータ乗りかごの異常速度を検出する安全装置に取付けた第2のロータリーエンコーダとの比較対象に、電動機相励磁切替え用パルス(φU)のカウント、第1のロータリーエンコーダ3の原点信号(φZ)パルスのカウント、または電動機電流のゼロクロス回数の3つの内のいずれか1つを用いる構成とする。第1のロータリーエンコーダの代わりに、これらの3つのいずれか1つの代替信号を用いることにより、電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダのパルスカウントによって回転角度や回転方向を検出するインクリメンタル信号(φA,φB)が出力異常等の故障となった場合においても、非常停止時に発生するロープスリップ量を演算して、非常停止後のエレベータ乗りかごの正確な位置を算出できるため、救出運転での階床違い等を防止することができる。
1 商用電源
2 電動機
3 第1のロータリーエンコーダ(RE.1)
3a 第1のロータリーエンコーダ(RE.1)の出力信号
4 第2のロータリーエンコーダ(RE.2)
4a 第2のロータリーエンコーダ(RE.2)の出力信号
5 つり合いおもり
6 エレベータ乗りかご
7 エレベータ制御装置
71 電流検出器
71a 電動機駆動電流のゼロクロスカウント数
72 インバータ
73 エレベータ制御部
74 エレベータ乗りかご位置記憶部
75 ロータリーエンコーダパルス比較部
76 エレベータ乗りかご位置算出部
77 エレベータ運転制御部
8 エレベータ乗りかご異常速度検出用安全装置

Claims (4)

  1. エレベータ乗りかごと、前記エレベータ乗りかごを駆動する電動機と、前記エレベータ乗りかごとロープでつながっているつり合いおもりと、前記電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダと、前記エレベータ乗りかごの速度異常を検出する安全装置に取り付けた第2のロータリーエンコーダと、前記第1のロータリーエンコーダと前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数の比較結果を基にエレベータ非常停止時に発生する前記電動機と前記ロープのスリップ量を演算し、前記演算結果に基づいてロープスリップによる前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する制御部と、を備えたエレベータ制御装置であって、
    前記電動機の相励磁切り替え用のパルスをカウントするカウント手段を設け、
    前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスが正常でないときに、前記制御部は、前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスに代えて前記カウント手段による前記相励磁切り替え用パルスを採用し、前記切り替え用パルスのカウント数と前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数とを比較して前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. エレベータ乗りかごと、前記エレベータ乗りかごを駆動する電動機と、前記エレベータ乗りかごとロープでつながっているつり合いおもりと、前記電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダと、前記エレベータ乗りかごの速度異常を検出する安全装置に取り付けた第2のロータリーエンコーダと、前記第1のロータリーエンコーダと前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスであるインクリメンタル信号のカウント数の比較結果を基にエレベータ非常停止時に発生する前記電動機と前記ロープのスリップ量を演算し、前記演算結果に基づいてロープスリップによる前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する制御部と、を備えたエレベータ制御装置であって、
    前記第1のロータリーエンコーダの回転位置を1回転毎に機械的に検出する原点信号のパルスをカウントするカウント手段を設け、
    前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスであるインクリメンタル信号が正常でないときに、前記制御部は、前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスであるインクリメンタル信号に代えて前記カウント手段による前記原点信号のパルスを採用し、前記原点信号のパルスのカウント数と前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスであるインクリメンタル信号のカウント数とを比較して前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. エレベータ乗りかごと、前記エレベータ乗りかごを駆動する電動機と、前記エレベータ乗りかごとロープでつながっているつり合いおもりと、前記電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダと、前記エレベータ乗りかごの速度異常を検出する安全装置に取り付けた第2のロータリーエンコーダと、前記第1のロータリーエンコーダと前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数の比較結果を基にエレベータ非常停止時に発生する前記電動機と前記ロープのスリップ量を演算し、前記演算結果に基づいてロープスリップによる前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する制御部と、を備えたエレベータ制御装置であって、
    前記電動機の電流を検出する電流検出器で検出した電動機電流のゼロクロス回数をカウントするカウント手段を設け、
    前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスが正常でないときに、前記制御部は、前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスに代えて前記カウント手段による前記電動機電流のゼロクロス回数を採用し、前記ゼロクロス回数のカウント数と前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数とを比較して前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. エレベータ乗りかごと、前記エレベータ乗りかごを駆動する電動機と、前記エレベータ乗りかごとロープでつながっているつり合いおもりと、前記電動機に取り付けた第1のロータリーエンコーダと、前記エレベータ乗りかごの速度異常を検出する安全装置に取り付けた第2のロータリーエンコーダと、前記第1のロータリーエンコーダと前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数の比較結果を基にエレベータ非常停止時に発生する前記電動機と前記ロープのスリップ量を演算し、前記演算結果に基づいてロープスリップによる前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する制御部と、を備えたエレベータ制御装置であって、
    前記電動機の相励磁切り替え用のパルスをカウントする第1のカウント手段を設け、
    前記第1のロータリーエンコーダの回転位置を1回転毎に機械的に検出する原点信号のパルスをカウントする第2のカウント手段を設け、
    前記電動機の電流を検出する電流検出器で検出した電動機電流のゼロクロス回数をカウントする第3のカウント手段を設け、
    前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスが正常でないときに、前記制御部は、前記第1のロータリーエンコーダの出力パルスに代えて、前記第1のカウント手段、前記第2のカウント手段、前記第3のカウント手段のいずれか1つのカウント手段によるカウントしたカウント数を採用し、前記いずれか1つのカウント手段によるカウント数と前記第2のロータリーエンコーダの出力パルスのカウント数とを比較して前記乗りかご移動距離を算出して前記乗りかごの停止位置を認識する
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
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