JP2011022791A - 自動販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客に対する特典やサービスの提供が様々なタイミングで変化し、顧客の購買意欲を促進できる自動販売システムを提供する。
【解決手段】複数の自動販売機11をネットワーク14で管理センタ13に接続して自動販売機群12を形成し、自動販売機群12に属する自動販売機11を管理する自動販売システムである。顧客が自動販売機群12のうちの1つの自動販売機11で商品を購入したとき、該自動販売機11での顧客の個別購入履歴を参照し、個別購入履歴が所定回数であれば特典やサービスを提供する。顧客に対する特典やサービスの提供が自動販売機11毎に様々なタイミングで変化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機を通信手段によって複数台接続し、自動販売機群を形成する自動販売システムに関する。
従来、顧客を個人識別して商品を販売する自動販売機をネットワークによって管理センタに複数台接続し、複数台の自動販売機を管理センタで集中管理する自動販売システムがある。
管理センタはデータベースを有し、顧客が自動販売機で商品を購入する際に識別された顧客の識別情報を管理センタのデータベースに予め登録されている顧客の識別情報と参照し、個人識別が完了すれば、その顧客に対し商品を販売するように構成されている。また、顧客が管理センタに接続されたどの自動販売機で商品を購入した場合でも、顧客の全体購入履歴を管理センタのデータベースで一元管理し、顧客の全体購入履歴が所定回数に応じて、おまけ商品の提供などの特典や割引などのサービスを提供している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−312835号公報(第4−5頁、図1−2)
しかしながら、従来の自動販売システムでは、単純に、顧客の全体購入履歴の購入回数に応じて特典やサービスを提供しているため、顧客が管理センタに接続されたどの自動販売機で購入しても特典やサービスの提供のタイミングが同じで変化が無く、顧客にとって面白味に欠け、顧客の購買意欲を促進する効果が薄かった。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、顧客に対する特典やサービスの提供が様々なタイミングで変化し、顧客の購買意欲を促進できる自動販売システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の自動販売システムは、顧客を識別する個人識別手段を有し、該個人識別手段によって識別された顧客に対し商品を販売する自動販売機を通信手段によって複数台接続し、自動販売機群を形成する自動販売システムであって、前記自動販売機群に属する自動販売機個々に対する顧客の個別購入履歴を記憶する個別購入履歴記憶手段と、顧客が前記自動販売機群のうちの1つの自動販売機で商品を購入したとき、該自動販売機についての顧客の個別購入履歴を参照する個別購入履歴参照手段とを備え、前記個別購入履歴参照手段によって参照された個別購入履歴が所定値となることにより、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供するものである。
請求項2記載の自動販売システムは、請求項1記載の自動販売システムにおいて、前記個別購入履歴参照手段によって参照された個別購入履歴が所定値となることにより、個別購入履歴が所定値となった前記自動販売機から、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供するものである。
請求項3記載の自動販売システムは、請求項1または2記載の自動販売システムにおいて、前記個別購入履歴記憶手段は、前記自動販売機群に属する自動販売機のそれぞれに設けられるものである。
請求項4記載の自動販売システムは、請求項1ないし3いずれか一記載の自動販売システムにおいて、前記個別購入履歴参照手段によって参照された個別購入履歴が初回利用のとき、初回利用となった自動販売機から、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供するものである。
請求項5記載の自動販売システムは、請求項1ないし4いずれか一記載の自動販売システムにおいて、前記自動販売機群全体に対する顧客の全体購入履歴を記憶する全体購入履歴記憶手段と、顧客が前記自動販売機群のうちの1つの自動販売機で商品を購入したとき、全体購入履歴を参照する全体購入履歴参照手段とを備え、前記全体購入履歴参照手段によって参照された全体購入履歴が所定値となることにより、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供するものである。
請求項6記載の自動販売システムは、請求項1ないし5いずれか一記載の自動販売システムにおいて、前記自動販売機は、個人識別する顧客の識別情報を登録する個人識別登録手段を有し、前記個人識別登録手段によって識別情報が登録されたとき、登録が行われた自動販売機から、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供するものである。
請求項1記載の自動販売システムによれば、顧客が自動販売機群のうちの1つの自動販売機で商品を購入したとき、この自動販売機についての顧客の個別購入履歴を参照し、個別購入履歴が所定値となったことにより、特典やサービスを提供するので、複数の自動販売機を管理する自動販売システムであっても、顧客が個別の自動販売機毎に特典やサービスを得られるので、顧客に対する特典やサービスの提供が様々なタイミングで変化し、顧客の購買意欲を促進できる。
請求項2記載の自動販売システムによれば、請求項1記載の自動販売システムの効果に加えて、個別購入履歴が所定値となった自動販売機から、特典やサービスを提供するので、顧客が商品購入直後に特典やサービスを得られ、顧客の購買意欲をより促進できる。
請求項3記載の自動販売システムによれば、請求項1または2記載の自動販売システムの効果に加えて、個別購入履歴記憶手段が、自動販売機群に属する自動販売機のそれぞれに設けられるので、自動販売機群を管理する例えば管理センタ側での管理とは別に個別の自動販売機で購入履歴が管理できるほか、通信不良等でその管理センタ側と通信ができなくても、顧客が特典やサービスを得られ、顧客の購買意欲をより促進できる。
請求項4記載の自動販売システムによれば、請求項1ないし3いずれか一記載の自動販売システムの効果に加えて、個別購入履歴が初回利用の自動販売機から特典やサービスを提供するので、顧客に自動販売機を利用しようという気持ちにさせ、顧客の購買意欲をより促進できる。
請求項5記載の自動販売システムによれば、請求項1ないし4いずれか一記載の自動販売システムの効果に加えて、個別購入履歴とは別に、自動販売機群に対する顧客の全体購入履歴が所定値となったときにも、特典やサービスを提供するので、顧客が特典やサービスを得る機会が増え、顧客の購買意欲をより促進できる。
請求項6記載の自動販売システムによれば、請求項1ないし5いずれか一記載の自動販売システムの効果に加えて、顧客の識別情報が登録されたとき、登録が行われた自動販売機から、特典やサービスを提供するので、例えば電子マネーや会員登録を促すとともに顧客の購買意欲をより促進できる。
本発明の一実施の形態を示す自動販売システムの構成図である。 同上自動販売システムの自動販売機のブロック図である。 同上自動販売システムの管理センタのブロック図である。 同上自動販売システムの定期交信動作を説明するフローチャートである。 同上自動販売システムの販売動作を説明するフローチャートである。 同上自動販売システムの他の販売動作を説明するフローチャートである。 同上自動販売システムのさらに他の販売動作を説明するフローチャートである。 同上自動販売システムのまたさらに他の販売動作を説明するフローチャートである。 同上自動販売システムの識別情報登録動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、自動販売システムは、複数台の自動販売機11と、複数の自動販売機11を1つの自動販売機群12として管理する管理センタ13とで構成され、複数の自動販売機11と管理センタ13とはそれぞれ個々に通信手段としてのネットワーク14によって接続されている。
自動販売機11の前面には、商品見本を展示する商品見本展示部21、顧客の所持している顧客個人を識別するための識別情報が記憶されたICカードが翳されたときにICカードから識別情報を読み出して顧客個人を識別する個人識別手段としての個人識別ユニット22のカード読取装置、現金が投入される現金投入部23、商品選択釦等の販売動作に使用する操作部24、および商品を払い出す払出口25等が配設されている。
自動販売機11の内部には、販売する商品と、顧客が1つの自動販売機11で商品を購入した回数が所定回数に達したときに特典として払い出される個別購入履歴用特典である景品と、顧客が自動販売機11を使って識別情報を登録したときに払い出される識別情報登録用特典である景品とをそれぞれ収納する商品コラム、およびこの商品コラムに収納されている商品や景品を払出口25に払い出す払出機構等が配設されている。これら商品コラムおよび払出機構が、特典として景品を提供する提供手段としての特典提供手段26(図2参照)として構成されている。
また、図2に示すように、自動販売機11は、自動販売機11を制御する制御部31、管理センタ13と情報の送受信を行う通信ユニット32、ICカードの識別情報から顧客個人を識別する個人識別ユニット22、個人識別する顧客の識別情報を登録する個人識別登録手段33、特典を提供する特典提供手段26、および各種情報を記憶するメモリ34を備えている。
メモリ34には、自動販売機11毎の売上情報、顧客毎に対応して顧客個人を識別するための識別情報、各顧客が自動販売機11毎に商品を購入した購入履歴である個別購入履歴データ等を記憶する。したがって、メモリ34が、個別購入履歴データを記憶する個別購入履歴記憶手段の機能を有している。
制御部31は、自動販売機11で顧客が商品を購入したとき、該自動販売機11での顧客の個別購入履歴を参照する個別購入履歴参照手段35の機能を有しているとともに、この個別購入履歴参照手段35によって参照された個別購入履歴が所定回数となるとき、個別購入履歴が初回利用のとき、および顧客の識別情報の登録のときに、特典提供手段26によって特典を提供させる特典付与手段36の機能を有している。
個人識別登録手段33は、自動販売機11に設けられている識別情報登録用の釦等が押下されることで識別情報登録モードへと切り換え、自動販売機11に設けられる識別情報入力手段にて入力される顧客の識別情報を登録する。なお、識別情報入力手段は、自動販売機11に設けられている商品選択釦等の販売動作に使用する操作部24を兼用するようにしても良い。
また、図3に示すように、管理センタ13は、管理センタ13を制御する制御部41、自動販売機11と情報の送受信を行う通信ユニット42、および各種情報を記憶する記録装置43を備えている。
記録装置43には、顧客毎に対応して顧客個人を識別するための識別情報や、ネットワーク14で接続される各自動販売機11をそれぞれの自動販売機群12へと分類した自動販売機群情報等が記録されているとともに、各自動販売機11から送られてきた自動販売機11毎の個別売上データ、自動販売機群12毎の全体売上データ、各顧客の自動販売機11毎の個別購入履歴データ、各顧客の自動販売機群12毎での購入履歴である全体購入履歴データが記録されている。したがって、記録装置43が、個別購入履歴データを記憶する個別購入履歴記憶手段の機能と、全体購入履歴データを記憶する全体購入履歴記憶手段の機能との両方を有している。
制御部41は、顧客が自動販売機群12のうちの1つの自動販売機11で商品を購入したとき、全体購入履歴を参照する全体購入履歴参照手段44の機能を有するとともに、記録装置43に記録される各顧客が自動販売機群12全体で購入した全体購入履歴データが所定回数に達したときに特典としてポイントを付与する提供手段としての特典付与手段45の機能を有している。
そして、自動販売機11は、商品の販売動作に伴って、管理センタ13の記録装置43と販売動作に必要となる諸情報を送受信するだけでなく、定期的に管理センタ13と通信を行い、管理センタ13の記録装置43に記憶されている最新の識別情報等を取得し、個別購入履歴等の情報を送信するようになっている。また、管理センタ13は、自動販売機11からの個別購入履歴データ等の情報を受信すると、受信した個別購入履歴データに基づき、記録装置43内の全体購入履歴データと個別購入履歴データの更新を行うようになっている。
なお、本実施の形態では、各自動販売機11側と管理センタ13側との両方で各顧客の個別購入履歴データを管理し、管理センタ13側のみで各顧客の自動販売機群12全体の全体購入履歴が記憶管理されているが、管理センタ13側のみで個別購入履歴と全体購入履歴を記憶管理し、自動販売機11側に各購入履歴を記憶管理しないようにしても良いし、各自動販売機11と管理センタ13の両方で個別購入履歴と全体購入履歴とを記憶管理するようにしても良い。
次に、本実施の形態の自動販売システムの動作を説明する。
まず、図4のフローチャートを参照して、自動販売システムの定期交信動作を説明する。
所定の時間になると、管理センタ13から自動販売機群12の各自動販売機11に対し、売上データおよび個別購入履歴データ等の各種データの収集のためのデータ収集指示信号を送信するとともに、各自動販売機11からの売上データの受信後に記録装置43に記録されている最新の顧客の識別情報を送信する(ステップS11〜S13)。
自動販売機群12に属する各自動販売機11は、管理センタ13からのデータ収集指示信号および識別情報を受信し、メモリ34に記憶されている売上データや個別購入履歴データ等の各種データを収集して管理センタ13へ送信するとともに、メモリ34に識別情報を記憶して最新の状態に更新する(ステップS101〜S105)。
そして、管理センタ13は、各自動販売機11から送信されてきた売上データ等の各種データに基づいて、記録装置43に記録されている各種データを更新するとともに、各自動販売機11から送信されてきた顧客の個別購入履歴データを基に、自動販売機群12全体における顧客の全体購入履歴データを更新する(ステップS14、S15)。
全体購入履歴データを更新すると、各顧客の自動販売機群12全体での全体購入履歴が所定回数に達しているか確認し、所定回数に達している顧客に対し、全体購入履歴用の特典として景品交換が可能なポイントを付与し、全体購入履歴用のポイント情報として記録装置43に記録して終了する(ステップS16〜S18)。
なお、特典は、ポイントではなく、景品等を郵送するようにしても良いし、次回、自動販売機群12のいずれかの自動販売機11で商品を購入する際にポイントに応じて割引を行う等のサービスを提供してもよい。
続いて、図5ないし図8のフローチャートを参照して、自動販売システムの販売動作を説明する。
まず、図5のフローチャートに従って説明する。顧客が自動販売機11で商品を購入するときには、まず、顧客は、個人情報が記録されているICカードを個人識別ユニット22のカード読取装置へ翳す。すると、自動販売機11の個人識別ユニット22がICカードから顧客の識別識報を読み出し、読み出した顧客の識別情報と自動販売機11のメモリ34に記憶されている識別情報とを照合して顧客の個人識別を行う(ステップS201)。ICカードから読み出された顧客の識別情報とメモリ34内の識別情報とが一致し、顧客の個人識別が完了すると、自動販売機11の制御部31は、その顧客に対し、販売を許可する(ステップS202)。
一方、自動販売機11のメモリ34内に顧客の識別情報が無い場合には、自動販売機11の制御部31は、管理センタ13へICカードから読み出した顧客の識別情報を送信する。そして、管理センタ13では、自動販売機11からの顧客の識別情報と記録装置43に記録されている識別情報とを照合し、顧客の個人識別を行う(ステップS21)。管理センタ13側で顧客の識別情報が一致し、顧客の個人識別が完了すると、管理センタ13から自動販売機11へ照合信号を送信する。そして、自動販売機11の制御部31は、その照合信号を受けて販売を許可する。
また、管理センタ13側でも顧客の識別情報が無い場合には、管理センタ13から自動販売機11へ照合エラー信号を送信する。そして、自動販売機11の制御部31は、その照合エラー信号を受け、顧客に対し個人識別ができなかったとして販売不可状態を持続する。
そして、ICカードの識別情報と自動販売機11または管理センタ13の識別情報とが一致して顧客が特定され、販売が許可されると、自動販売機11の制御部31は、メモリ34からその自動販売機11での顧客の個別購入履歴データを読み出す(ステップS203)。なお、メモリ34にその顧客の個別購入履歴データが無い場合、自動販売機11の制御部31は、その顧客が自動販売機群12内の他の自動販売機11での利用はあるがその自動販売機11に対しては初めての利用であると判断し、メモリ34内にその顧客の個別購入履歴データを作成する。
そして、顧客が現金を投入して商品を選択することにより(ステップS204)、自動販売機11から商品を払い出す(ステップS205)。自動販売機11の制御部31は、今回の商品購入記録を個別購入履歴データに追加し、個別購入履歴データを更新するとともに管理センタ13に送信する(ステップS206)。さらに、自動販売機11の制御部31は、更新した個別購入履歴データが予め設定されている所定回数に達しているか、または初回利用時かを確認し(ステップS207)、所定回数となっているかまたは初回利用時であれば、自動販売機11内に収納されている個別購入履歴用の特典または初回利用の特典を払い出して終了する(ステップS208、S209)。
管理センタ13は、自動販売機11からの最新の個別購入履歴データを受信すると、個別購入履歴データを更新するとともに、個別購入履歴データに基づいて全体購入履歴データを更新する(ステップS22、S23)。さらに、更新した全体購入履歴データが予め設定されている所定回数に達しているか確認し(ステップS24)、所定回数となっていれば、全体購入履歴用の特典として景品交換が可能なポイントを付与し、全体購入履歴用のポイント情報として記録装置43に記録して終了する(ステップS25、S26)。
なお、個別購入履歴用の特典を提供した特典提供回数や全体購入履歴用の特典を提供した特典提供回数を確認し、この特典提供回数によって、提供される特典が異なるようにしても良い。本実施の形態では、自動販売機11の初回利用時も特典を提供するが、特典提供回数に初回利用時を含まないようにしても良いし、初回利用時のみ特別な特典を提供するようにしても良い。
また、特典についても、おまけ商品、ポイントの付与、後日景品を郵送するといったものや、その他、次回購入時等に割引をするなどのサービスを提供するようにしても良いし、特典とサービスの両方を提供しても良い。
割引等のサービスを提供する場合には、自動販売機11での個人識別の際に管理センタ13から顧客の全体購入履歴に関するポイント情報を読み出すか、ポイントの付与時に個人識別ユニット22のカード読取装置に翳されたICカード内にポイント情報を記録するようにして、個人識別動作時にICカードからポイント情報を読み出し、商品の販売動作時にICカードのポイント情報を更新するようにすればよい。この場合、自動販売機11では、ポイント情報読み出し時に、予め設定されている所定ポイント数に従って割引情報を読み出し、商品の販売時に販売価格の割引を行う割引制御を行うようにすればよい。
また、全体購入履歴用のおまけ商品を自動販売機11側に収納しておき、管理センタ13で全体購入履歴データが所定回数に達したと判断したときに、自動販売機11に全体購入履歴用の特典を払い出すための信号を送信して、自動販売機11から全体購入履歴用の特典を払い出させるようにしても良い。
また、本実施の形態では、顧客の個人識別のための判定を各自動販売機11で行っており、また、顧客の商品購入後の購入履歴の回数判定を、個別購入履歴の回数判定は各自動販売機11で行い、全体購入履歴の回数判定は管理センタ13側で行っている。これは、通信エラー等で、販売動作時にダイレクトに通信が行えない場合であっても、自動販売機11の商品の販売動作を中止せずにスムーズに行うことができ、また、特典の払い出しに対しても、個別購入履歴に対応する特典に対してはスムーズに払い出すことが可能となるからである。
ただし、顧客の商品購入後の購入履歴の回数判定は、個別購入履歴の回数判定および全体購入履歴の回数判定ともに、管理センタ13側で行うようにしても良いし、自動販売機11側で行うようにしても良い。自動販売機11側で個別購入履歴の回数判定および全体購入履歴の回数判定ともに行う場合には、自動販売機11での個人識別の際に、管理センタ13から全体購入履歴データを自動販売機11に一時的に受信しておき、商品購入動作後に個別購入履歴データと全体購入履歴データをそれぞれ更新し、それらの更新データを管理センタ13側へ送信するようにすることで対応できる。
また、図6ないし図8に示すように、全体購入履歴および個別購入履歴のそれぞれが、予め設定されている所定回数以上となったとき、通常の個別購入履歴参照時に提供する特典や全体購入履歴参照時に提供する特典とは異なる特典を提供するようにしても良い。この場合には、図6に示すように、管理センタ13側において、自動販売機11側から送られてきた新しい個別購入履歴データに基づいて、管理センタ13側の個人購入履歴データおよび全体購入履歴データを更新し、全体購入履歴データが所定回数以上で(ステップS31)、かつ個別購入履歴データが所定回数以上であるかを確認し(ステップS32)、共に所定回数以上である場合に、特典を払い出すようにする(ステップS33)。また、図7に示すように、自動販売機11側において、管理センタ13から更新された全体購入履歴データを受信し、受信した全体購入履歴データが所定回数以上で(ステップS301)、かつ個別購入履歴データが所定回数以上であるかを確認し(ステップS302)、共に所定回数以上である場合に、特典を払い出すようにする(ステップS303)。また、図8に示すように、自動販売機11側で顧客を個人識別した場合、自動販売機11側から管理センタ13に対して顧客の全体購入履歴データの送信を要求し(ステップS401)、この自動販売機11側からの顧客の全体購入履歴データの送信を要求により、または管理センタ13側で顧客を個人識別した場合、管理センタ13から自動販売機11に対して顧客の全体購入履歴データを送信する(ステップS41)。自動販売機11側において、顧客の商品購入後に個別購入履歴データおよび全体購入履歴データを更新するとともに(ステップS206、S402)、更新した個別購入履歴データおよび全体購入履歴データを管理センタ13に送信し、更新した全体購入履歴データが所定回数以上で(ステップS301)、かつ個別購入履歴データが所定回数以上であるかを確認し(ステップS302)、共に所定回数以上である場合に、特典を払い出すようにする(ステップS303)。このように、自動販売機11側、管理センタ13側のどちらで個別購入履歴データ、全体購入履歴データを確認するようにしても良い。
続いて、図9のフローチャートを参照して、自動販売システムの個人識別情報登録動作について説明する。
自動販売機11で、個人識別用の識別情報を登録する場合には、自動販売機11に設けられている識別情報登録用の釦等を押下して、識別情報登録モードへと自動販売機11を切り換える。
そして、顧客は、識別情報を自動販売機11に設けられている個人情報入力手段を使用して自動販売機11に入力する(ステップS501)。なお、識別情報入力手段は、自動販売機11に設けられている商品選択釦等の販売動作に使用する操作部24を兼用するようにしても良い。
そして、自動販売機11は、入力された識別情報が既に自動販売機11のメモリ34に記録されているか確認し(ステップS502)、記録されていれば、登録済みとして識別情報登録モードを終了する(ステップS506)。自動販売機11のメモリ34に記録されていなければ、管理センタ13側へ、入力された識別情報を登録希望用の識別情報データとして送信する(ステップS503)。
管理センタ13は、自動販売機11から送信されてきた登録希望用の識別情報データが記録装置43に記録されているか確認し(ステップS51)、記録されていれば、登録済みとして、自動販売機11に登録済みでエラー信号を送信し(ステップS52)、自動販売機11は、登録済みエラー信号を受けて、登録済みと判断し、識別情報登録モードを終了する(ステップS506)。
自動販売機11から送信されてきた登録希望用の識別情報データが記録装置43に記録されていなければ、記録装置43の識別情報データを更新し(ステップS53)、更新した識別情報データを自動販売機11に送信して終了する(ステップS54)。
自動販売機11は、更新した識別情報データを受信すると(ステップS504)、識別情報が登録完了したと判断し、識別情報登録用の特典として、自動販売機11内に収納されている識別情報登録用の特典を払い出し(ステップS505)、識別情報登録モードを終了する(ステップS506)。
なお、本実施の形態では、購入履歴が所定回数となることにより特典やサービスを提供したが、例えば購入履歴で顧客の購入金額が所定金額となることにより特典やサービスを提供しても良く、購入履歴が所定回数や所定金額などの所定値となることにより特典やサービスを提供すればよい。
また、自動販売機群12に属する自動販売機11のうち、いずれか1つの自動販売機11を管理センタ13の機能を有する親機とし、他の自動販売機11を親機にネットワーク14で接続された子機としてもよい。
11 自動販売機
12 自動販売機群
14 通信手段としてのネットワーク
22 個人識別手段としての個人識別ユニット
33 個人識別登録手段
34 個別購入履歴記憶手段としてのメモリ
35 個別購入履歴参照手段
43 個人購入履歴記憶手段および全体購入履歴記憶手段としての記録装置
44 全体購入履歴参照手段

Claims (6)

  1. 顧客を識別する個人識別手段を有し、該個人識別手段によって識別された顧客に対し商品を販売する自動販売機を通信手段によって複数台接続し、自動販売機群を形成する自動販売システムであって、
    前記自動販売機群に属する自動販売機個々に対する顧客の個別購入履歴を記憶する個別購入履歴記憶手段と、
    前記自動販売機群のうちの1つの自動販売機で顧客が商品を購入したとき、該自動販売機についての顧客の個別購入履歴を参照する個別購入履歴参照手段とを備え、
    前記個別購入履歴参照手段によって参照された個別購入履歴が所定値となることにより、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供する
    ことを特徴とする自動販売システム。
  2. 前記個別購入履歴参照手段によって参照された個別購入履歴が所定値となることにより、個別購入履歴が所定値となった前記自動販売機から、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売システム。
  3. 前記個別購入履歴記憶手段は、前記自動販売機群に属する自動販売機のそれぞれに設けられる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売システム。
  4. 前記個別購入履歴参照手段によって参照された個別購入履歴が初回利用のとき、初回利用となった自動販売機から、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供する
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の自動販売システム。
  5. 前記自動販売機群全体に対する顧客の全体購入履歴を記憶する全体購入履歴記憶手段と、
    顧客が前記自動販売機群のうちの1つの自動販売機で商品を購入したとき、全体購入履歴を参照する全体購入履歴参照手段とを備え、
    前記全体購入履歴参照手段によって参照された全体購入履歴が所定値となることにより、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供する
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の自動販売システム。
  6. 前記自動販売機は、個人識別する顧客の識別情報を登録する個人識別登録手段を有し、
    前記個人識別登録手段によって識別情報が登録されたとき、登録が行われた自動販売機から、特典およびサービスの少なくともいずれか一方を提供する
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の自動販売システム。
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WO2015141590A1 (ja) * 2014-03-19 2015-09-24 日本電気株式会社 決済装置、制御方法、プログラム、及び決済システム
JP2020113005A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 株式会社メルカリ 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2015141590A1 (ja) * 2014-03-19 2017-04-06 日本電気株式会社 決済装置、制御方法、プログラム、及び決済システム
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