JP6654122B2 - 施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法 - Google Patents

施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6654122B2
JP6654122B2 JP2016187919A JP2016187919A JP6654122B2 JP 6654122 B2 JP6654122 B2 JP 6654122B2 JP 2016187919 A JP2016187919 A JP 2016187919A JP 2016187919 A JP2016187919 A JP 2016187919A JP 6654122 B2 JP6654122 B2 JP 6654122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cash
atm
amount
information
store
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016187919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018055220A (ja
Inventor
英一 羽田野
英一 羽田野
淳 細矢
淳 細矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2016187919A priority Critical patent/JP6654122B2/ja
Publication of JP2018055220A publication Critical patent/JP2018055220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6654122B2 publication Critical patent/JP6654122B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明は、施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法に関するものであり、具体的には、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの効率的な低減を可能とする技術に関する。
大型商業施設では、数多くの人々が訪れて商品やサービスを購入、利用する。そのため、そうした人々の資金需要に応えるべく、施設内にATMが設置されているケースが多い。そこで、ATMの機能を用いて、店舗レジの現金保有額を調整する技術が提案されている。
すなわち、ある店舗内に設置され、釣銭および売上金を収納するPOSレジスタと、該店舗内に設置され、前記POSレジスタと通信回線で接続され、前記POSレジスタ内へ硬貨を補充するために用いられる補充用包装硬貨を投出する包装硬貨処理装置と、該店舗内に設置され、前記POSレジスタ内へ紙幣を補充するために用いられる補充用紙幣を払い出す現金自動預払機と、前記現金自動預払機と通信回線で接続され該現金自動預払機を管理する金融機関側コンピュータと、前記POSレジスタと通信回線で接続され該POSレジスタを管理し、前記金融機関側コンピュータから得られた前記補充用紙幣の金額の情報が入力されるホスト・コンピュータとを備えた釣銭補充システム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2003−263682号公報
一方、店舗等での決済手段には、従来からの現金と共に、電子マネー対応のプリペイドカードも広く使われるようになった。釣り銭不要でスマートな決済が出来るため、こうしたプリペイドカードの利用は増加傾向にある。
但し、当該プリペイドカードを利用する場合、予め現金で電子マネーをチャージする手続は必要となる。そのため、ユーザらは、施設内のATMで自身の口座から現金を出金し、店舗レジにてプリペイドカードへのチャージを行った上で、そのまま代金の支払を行うケースが多い。つまり当該施設内においては、ATMから店舗レジに向けて現金が流れている状況にある。また、このATMでは、上述のチャージとは無関係の通常の出金も行われる。
そのため、一般的なATMと同様、施設内のATMにおいても現金装填作業が必要となっている。この現金装填作業は、当該ATMの運営企業にとって無視できないコスト要因であるが、施設の利便性や顧客満足度を考えると、安易な削減は難しい。
そこで本発明の目的は、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの効率的な低減を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の施設内現金管理システムは、所定店舗のレジおよび当該店
舗に備わるATMと、ネットワークを介して通信する通信装置と、前記店舗の顧客による前記ATMでの現金の出金履歴を、当該ATMから取得する処理と、当該顧客による前記店舗のレジでのプリペイドカードへの現金チャージ履歴を、当該レジから取得する処理と、前記ATMから取得した出金履歴および前記レジから取得した現金チャージ履歴に基づき、顧客のうち前記ATMで出金を行って所定時間以内に前記レジにて現金チャージを行った者を特定し、当該特定した顧客に対して所定のインセンティブを付与する処理と、を実行する演算装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明の施設内現金管理方法は、所定店舗のレジおよび当該店舗に備わるATMと、ネットワークを介して通信する通信装置を備えた情報処理システムが、前記店舗の顧客による前記ATMでの現金の出金履歴を、当該ATMから取得する処理と、当該顧客による前記店舗のレジでのプリペイドカードへの現金チャージ履歴を、当該レジから取得する処理と、前記ATMから取得した出金履歴および前記レジから取得した現金チャージ履歴に基づき、顧客のうち前記ATMで出金を行って所定時間以内に前記レジにて現金チャージを行った者を特定し、当該特定した顧客に対して所定のインセンティブを付与する処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの効率的な低減が可能となる。
本実施形態の施設内現金管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の売上管理システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における店舗レジのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態におけるATMのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における入出金カードの構成例を示す図である。 本実施形態におけるプリペイドカードの構成例を示す図である。 本実施形態の入出金カードにおけるユーザ情報の構成例を示す図である。 本実施形態の入出金カードにおける入出金履歴の構成例を示す図である。 本実施形態のプリペイドカードにおけるユーザ情報の構成例を示す図である。 本実施形態のプリペイドカードにおけるチャージ履歴の構成例を示す図である。 本実施形態の店舗レジにおける売上情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態の店舗レジにおける出金情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態のATMにおける取引情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態の売上情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の保有現金テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の取引情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における施設内現金管理方法のフロー例1を示す図である。 本実施形態における施設内現金管理方法のフロー例2を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の施設内現金管理システムたる売上管理システム100を含むネットワーク構成図である。
図1に示す売上管理システム100は、所定施設のATM300に対する現金装填作業
に伴うコストの効率的な低減を可能とするコンピュータシステムである。なお、本実施形態では、施設内現金管理システムとして売上管理システム100を想定するが、その他のシステムを施設内現金管理システムとしてもよい。
本実施形態の売上管理システム100は、例えば、複合業態(例:小売業と金融業)の事業者が運営する店舗施設での売上を管理するシステムである。当該売上管理システム100の基本的な構成、機能自体は、既存のものと同様であるが、本実施形態の施設内現金管理システムとしての構成、機能を新たに備えている。
こうした売上管理システム100は、管理対象の店舗に備わる店舗レジ200、当該店舗を利用する顧客の顧客端末500、および、当該店舗に備わるATM300での取引を管理する勘定系システム400と、セキュアなネットワーク10を介して通信可能に結ばれている。
なお、図1のネットワーク構成では、説明の簡便化のため、売上管理システム100が店舗レジ200と直接結ばれた構成を示したが、売上管理システム100が、店舗管理システムを介して店舗レジ200と結ばれる構成を想定してもよい。この店舗管理システムは、店舗レジ200での売上を管理するシステムである。
また、上述の店舗の責任者など適宜なスタッフは、通常の販売・接客業務の他、店舗レジ200に収容されている現金を出金し、これをATM300に入金する業務も担うものとする。当該スタッフは、こうした出金および入金の業務のため、入出金カード50を所持する。当該入出金カード50の詳細については後述する。
また、上述の顧客は、当該店舗での代金決済に利用可能なプリペイドカード60と、ATM300で利用可能なキャッシュカード(図示しない)を保持する顧客を想定する。勿論、キャッシュカードとプリペイドカード60とが一体になった、金融機関発行のデビットカードを保持する顧客も含まれる。
−−−ハードウェア構成−−−
また、売上管理システム100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2に本実施形態の売上管理システム100のハードウェア構成例を示す。
当該売上管理システム100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置105、を備える。
なお、記憶装置101内には、本実施形態の売上管理システム100として必要な機能を実装する為のプログラム102の他、売上情報テーブル125、および、保有現金テーブル126が少なくとも記憶されている。これらのテーブルの具体的なデータ構成等については後述する。
また、図3に本実施形態における店舗レジ200のハードウェア構成例を示す。当該店舗レジ200は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ203、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び
制御処理を行なうCPUなどの演算装置204、ユーザたる店舗スタッフからのキー入力やPOSリーダによる読み取り値の入力を受け付ける入力装置205、処理データの表示や印字等を行う出力装置206、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置207、を備える。
なお、記憶装置201内には、本実施形態の店舗レジ200として必要な機能を実装する為のプログラム202の他、当該店舗レジ200のドロワー内における現金保有額のデータ210、売上情報225、および出金情報226、が記憶されている。これらの具体的なデータ構成等については後述する。
なお、上述の現金保有額のデータ210、売上情報225、および出金情報226は、一定時間ごとに、或いは売上管理システム100からのリクエストに応じて、店舗レジ200からネットワーク10を介して売上管理システム100に配信される。
売上管理システム100は、こうして得た現金保有額のデータ210を、当該店舗レジ200と対応付けて保有現金テーブル126に格納することとなる。また、売上管理システム100は、この現金保有額のデータ210を記憶装置101に蓄積し、所定期間毎に集計し、これを、売上情報テーブル125の現金金額の値とする。また、売上管理システム100は、売上情報225および出金情報226に基づき、後述する売上情報テーブル125のレコードを構成する。
また、図4に本実施形態におけるATM300のハードウェア構成例を示す。当該ATM300は、図4にて示すように、現金格納庫330、現金搬送機構331、および現金投入口332といったATMとして一般的な装置構成と、こうした装置の制御を実行するコンピュータ350とを備えている。
このうちコンピュータ350は、SSDやハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置301、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ303、記憶装置301に保持されるプログラム302をメモリ303に読み出すなどして実行し上述の各装置の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置304、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネルやキーボードといった入力装置305、処理結果を出力するディスプレイやスピーカー等の出力装置306、および、ネットワーク10と接続して外部装置との通信処理を担う通信装置307を備える。
なお、上述の記憶装置301内には、ATM300として必要な機能を実装する為のプログラム302の他、当該ATM300の上述の現金格納庫330における現金保有額のデータ310および取引情報325が記憶されている。これらの具体的なデータ構成等については後述する。
なお、上述の現金保有額のデータ310は、一定時間ごとに、或いは売上管理システム100からのリクエストに応じて、ATM300から勘定系システム400を介して売上管理システム100に配信される。売上管理システム100は、こうして得た現金保有額のデータを、当該ATM300と対応付けて保有現金テーブル126に格納することとなる。
また、売上管理システム100は、この現金保有額のデータ310を記憶装置101に蓄積し、所定期間毎に集計し、これを、売上情報テーブル125のATM金額の値とする。
また、図5に本実施形態における入出金カード50の構成例を示す図である。当該入出金カード50は、上述したとおり特定の店舗スタッフのみが所持するカードであって、一般的なICカードと同様の構成を備えている。
当該入出金カード50は、ROM51、RAM53、ROM51に保持されるプログラム52をRAM53に読み出すなどして実行し各種演算を行なうCPU54、処理データを格納するEEPROM55、および、店舗レジ200やATM300のカードリーダーから電波を受信するアンテナ56、を少なくとも備える。
なお、上述の構成のうち、例えばEEPROM55には、ユーザ情報551および入出金履歴552のデータが格納されている。当該データの詳細については後述する。
また、図6に本実施形態におけるプリペイドカード60の構成例を示す図である。当該プリペイドカード60は、一般的なICカードと同様の構成を備えており、ROM61、RAM63、ROM61に保持されるプログラム62をRAM63に読み出すなどして実行し各種演算を行なうCPU64、処理データを格納するEEPROM65、および、店舗レジ200やATM300のカードリーダーから電波を受信するアンテナ66、を少なくとも備える。
上述の構成のうち、例えばEEPROM65には、ユーザ情報651およびチャージ情報652の値が格納されている。当該データの詳細については後述する。
−−−データ構造例−−−
続いて、本実施形態の施設内現金管理システム100や、上述のネットワーク10に含まれる各装置らが保持、利用するデータ類について説明する。
図7に、本実施形態の入出金カード50におけるユーザ情報551の一例を示す。本実施形態におけるユーザ情報551は、当該入出金カード50の所持者である特定の店舗スタッフに関する情報である。ここでは当該店舗スタッフを店長であるとする。
そのデータ構造は、入出金カード50の所持者たる店長を一意に特定する店長IDをキーとして、当該店舗に備わる店舗レジ200のID、および、ATMIDといったデータを対応付けた情報である。
また図8に、本実施形態の入出金カード50における入出金履歴552の構成例を示す。本実施形態における入出金履歴552は、当該入出金カード50による上述の店長に関する認証処理を経て店舗レジ200での現金の出金がなされた事象、および、当該入出金カード50による上述の店長に関する認証処理を経てATM300での現金の入金がなされた事象、に関する情報である。
そのデータ構造は、当該店舗を一意に特定する店舗IDをキーとして、入出金を行った店長の店長ID、出金が行われた店舗レジ200のID、出金日時、出金金額、入金が行われたATM300のIDたるATMID、入金日時、および入金金額、といったデータを対応付けたレコードの集合体である。入出金カード50において当該入出金履歴552を格納するEEPROM55の記憶容量にもよるが、上述の店長が当該入出金カード50を使用して入出金を行うごとに、入出金履歴552のレコードが追加されることになる。
また図9に、本実施形態のプリペイドカード60におけるユーザ情報651の構成例を示す。本実施形態におけるユーザ情報651は、当該プリペイドカード60の所持者である顧客に関する情報である。
そのデータ構造は、プリペイドカード60の所持者たる顧客を一意に特定する顧客IDをキーとして、当該顧客の氏名、性別、プリペイドカード有効期限といったデータを対応付けた情報である。
また図10に、本実施形態のプリペイドカード60におけるチャージ履歴652の構成例を示す。当該チャージ履歴652は、プリペイドカード60に対するチャージの履歴情報である。そのデータ構造は、チャージの行われた日時をキーとして、チャージ金額、チャージ処理を行った店舗レジ200のID、といったデータを対応付けたレコードの集合体である。
また図11に、本実施形態の店舗レジ200における売上情報225のデータ構成例を示す。当該売上情報225は、店舗レジ200での決済処理の情報である。
また、そのデータ構造は、当該店舗レジ200のIDをキーとして、当該店舗レジ200の設置店舗を示す店舗ID、決済日時、売上金額、および、顧客ID、といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち集計日時は、決済機会ごとの売上金の値を集計した日時の値である。また、売上金額は、上述の集計日時までに当該店舗レジ200で発生した決済の処理金額総計を示す値である。この売上金額は、通常の物品やサービスの売買代金のみならず、顧客のプリペイドカード60に対するチャージ処理で入金された金額も含まれる。また、顧客IDは、当該店舗レジでの決済に際して顧客から提示されたプリペイドカード60から読み取ったものである。よって、上述のチャージ処理がどの顧客によってなされたものか、この顧客IDの値で特定出来ることとなる。
また図12に、本実施形態の店舗レジ200における出金情報226のデータ構成例を示す。この出金情報226は、上述の店長が当該店舗レジ200にて現金を出金した事象の情報を格納したテーブルである。
また、そのデータ構造は、当該店舗レジ200のIDをキーとして、当該店舗レジ200の設置店舗を示す店舗ID、出金を行った店長の店長ID、出金日時、および、出金金額、といったデータから成るレコードの集合体である。このうち、店長IDについては、店舗レジ200が、当該店長の入出金カード50から取得した値となる。
また図13に、本実施形態のATM300における取引情報325のデータ構成例を示す。
本実施形態の取引情報325は、当該ATM300での入出金処理に関する情報ある。また、そのデータ構造は、当該ATM300のIDたるATMIDをキーとして、当該ATM300の設置店舗の店舗ID、入出金を行った者の識別情報、取引種別、取引日時、および、取引金額といったデータから成るレコードの集合体である。
なお、上述の識別情報は、キャッシュカードから読み取った顧客IDと、入出金カード50から読み取った店長IDのいずれかの値となる。
また図14に、本実施形態の売上情報テーブル125のデータ構成例を示す。当該売上情報テーブル125は、売上管理システム100が店舗レジ200から得た情報、および勘定系システム400を通じてATM300から得た情報を、必要に応じて適宜に集計し格納したテーブルである。
また、そのデータ構造は、売上管理対象である店舗の店舗IDをキーとして、集計日時、売上金額、現金金額、ATM入金額、およびATMID、といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち集計日時は、所定期間に関して店舗レジ200から得た、売上情報225および出金情報226と、同期間に関して店舗レジ200のカードリーダ等を通じて入出金カード50から得た入出金履歴552、の各値を集計した日時の値である。
また、売上金額は、売上情報225が示す売上金額の値を集計した値であって、上述の所定期間に店舗レジ200で発生した決済の処理金額総計を示す値である。
また、現金金額は、上述の集計日時の直近で得た現金保有額のデータ210が示す値であって、該当タイミングに店舗レジ200がドロワー内に収容していた現金の保有額の値である。
また、ATM入金額は、入出金履歴552における入金金額の値を集計した値であって、上述の所定期間に、上述の店長によって店舗レジ200のドロワーから出金され、当該店舗のATM300に入金された金額の集計値である。なお、当該売上情報テーブル125におけるATMIDは、上述の入出金履歴552が示すATM300のIDである。
また図15に、本実施形態の保有現金テーブル126のデータ構成例を示す。当該保有現金テーブル126は、店舗レジ200から直近で得た現金保有額のデータ210、および、勘定系システム400を通じてATM300から直近で得た現金保有額のデータ310、の値を格納したテーブルである。
また、そのデータ構造は、店舗IDをキーとして、店舗レジ200またはATM300のIDである端末ID、データ取得タイミングである日時、各紙幣の保有枚数、といったデータから成るレコードの集合体である。こうした保有現金テーブル126の各レコードは、現金保有額のデータ210や現金保有額のデータ310が得られるごとに更新されていくものとする。
また図16に、本実施形態の取引情報テーブル425のデータ構成例を示す。当該取引情報テーブル425は、勘定系システム400がネットワーク10を通じてATM300から得た取引情報325を格納したテーブルである。
また、そのデータ構造は、ATM300のIDたるATMIDをキーとして、当該ATM300の設置店舗の店舗ID、入出金を行った者の識別情報、取引種別、取引日時、および、取引金額といったデータから成るレコードの集合体である。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態における施設内現金管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する施設内現金管理方法に対応する各種動作は、施設内現金管理システム100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図17は、本実施形態における施設内現金管理方法のフロー例1を示す図である。ここで、或る店舗の顧客が、当該店舗に設置されているATM300を訪れ、自身のプリペイドカード60へのチャージ用現金を引き出したとする。この時、当該顧客は、キャッシュカードをATM300にセットし、必要な認証手続を経て所定額の現金を出金する。
こうしたATM300での顧客による出金の内容は、ATM300によって、取引情報325として記憶装置301に格納される。また、取引によって変動した当該ATM300における現金保有額に関しても、ATM300が現金保有額のデータ310を更新して現時点の現金保有状況に応じたものとしている。
ATM300は、上述のようにして記憶装置301に格納した取引情報325と現金保有額のデータ310を、例えば所定時間ごと或いは即時に、勘定系システム400に送信する(s100)。
勘定系システム400は、上述の取引情報325および現金保有額のデータ310をATM300から受信する(s101)。また、勘定系システム400は、ATM300から得た取引情報325を、取引情報テーブル425に格納する(s102)。当該取引情報テーブル425は、例えば所定期間ごとに或いは要求に応じて、勘定系システム400から売上管理システム100に送信されるものとする。
また、勘定系システム400は、上述の所定期間中に最後にATM300から受信した現金保有額のデータ310を、売上管理システム100に送信する(s103)。
売上管理システム100は、上述の取引情報テーブル425および現金保有額のデータ310を、勘定系システム400から受信し、記憶装置101に格納する(s104)。
なお、s104において、売上管理システム100は、上述の勘定系システム400から得た現金保有額のデータ310により、保有現金テーブル126における該当ATM300のレコードの、日時、各紙幣の保有枚数、といったデータを更新するものとする。
また、s104における売上管理システム100は、勘定系システム400から得た取引情報テーブル425を集計し、この集計値を、売上情報テーブル125における該当店舗のレコードのATM入金額欄に格納する。なお、売上管理システム100は、この格納を行うごとに、当該レコードのATMID欄に、各取引情報325が保持するATMIDを追記していくものとする。
上述のs100〜s104の一連の処理は、上述の所定期間ごとに繰り返し実行されるものとする。
一方、ATM300から現金を出金した上述の顧客は、当該店舗の店舗レジ200を訪れ、そのレジスタッフに対し、上述のチャージ用現金によるプリペイドカード60へのチャージを要求する。
他方、レジスタッフは、顧客からチャージ用現金を受領し、これを店舗レジ200のドロワーに収容(勿論、レジスタッフが紙幣・硬貨の投入口に投入するだけで、紙幣や硬貨の種別が自動判別され、ドロワーへの収容、釣り銭等の排出まで自動で行われる構成を踏まえた動作も含まれる)すると共に、プリペイドカード60に対するチャージ手続を実行する。
この場合、チャージ手続の操作を受けた店舗レジ200は、収容したチャージ用現金の金額である売上金額、上述のプリペイドカード60のユーザ情報651から読み取った顧客ID、および、チャージ手続に応じた処理を実行した日時である決済日時、といったデータにより、売上情報225を生成し、記憶装置201に保持する(s105)。このs105において、店舗レジ200は、上述のチャージ用現金の収容によって増えた現金保
有額に応じて、現金保有額のデータ210を更新する。また、店舗レジ200は、プリペイドカード60のチャージ情報652に、当該チャージの履歴を格納する。
また、店舗レジ200は、所定期間分の売上情報225を、所定期間ごとに或いは要求に応じて売上管理システム100に送信する(s106)。
また、店舗レジ200は、上述の所定期間中の最後の更新結果である、現金保有額のデータ210を、売上管理システム100に送信する(s107)。
売上管理システム100は、店舗レジ200から、上述の所定期間分の売上情報225および現金保有額のデータ210を受信し、記憶装置101に格納する(s108)。
なお、s108において、売上管理システム100は、上述の店舗レジ200から得た現金保有額のデータ210により、保有現金テーブル126における該当店舗レジ200のレコードの、日時、各紙幣の保有枚数、といったデータを更新するものとする。
また、s108における売上管理システム100は、店舗レジ200から得た売上情報225を集計し、この集計値を、売上情報テーブル125における該当店舗のレコードの売上金額欄に格納する。
上述のs105〜s108の一連の処理は、上述の所定期間ごとに繰り返し実行されるものとする。
また、売上管理システム100は、s104で得た取引情報テーブル425と、s108で得た売上情報225とに基づき、顧客のうちATM300で出金を行って所定時間以内に店舗レジ200にて現金チャージを行った者を特定する(s109)。
このs109における売上管理システム100は、具体的には、取引情報テーブル425における各レコードのうち「取引種別」が「出金」のものと、売上情報225とを照合し、「入出金を行った者の識別情報」の値が「顧客ID」に一致し、互いの「店舗ID」も一致する一対のレコードを特定する。
また売上管理システム100は、この一対のレコードの「決済日時」と「取引日時」の間の時間が、所定の基準値以下である場合、当該レコードの「顧客ID」に対応する顧客が、ATM300で出金を行って所定時間以内に店舗レジ200にて現金チャージを行った者、であるとして特定する。
上述のs109で顧客が特定出来なかった場合(s110:n)、売上管理システム100は、処理をs112に遷移させる。
他方、上述のs109で顧客が特定出来た場合(s110:y)、売上管理システム100は、当該特定した顧客に対して所定のインセンティブを付与する(s111)。このインセンティブ付与の処理としては特に限定しないが、例えば、売上管理システム100が、当該顧客の口座(上述のキャッシュカードに紐付く口座)やプリペイドカード60に対する所定額のキャッシュバック処理を、勘定系システム400に指示するといった処理を想定出来る。
続いて、売上管理システム100は、売上情報テーブル125および取引情報テーブル425(s104で取得済)に基づき、店舗レジ200の売上金額、現金金額(いずれも店舗レジ200起源)、および店長による出金額(入出金カード50起源)と、ATM3
00への店長による入金額(ATM300起源)とに関して整合性を判定する(s112)。
このs112における売上管理システム100は、具体的には、店舗レジ200における所定期間中の売上金額から現金金額を差引した金額が、店長による出金額と一致し、なおかつ、当該所定期間中における当該店長によるATM300への入金額総額が、上述の店舗レジ200における店長による出金額と一致する場合、整合性ありと判定することになる。
上述の判定の結果、整合性のあることが判明した場合(s113:y)、売上管理システム100は、処理を終了する。
他方、上述の判定の結果、整合性が無いことが判明した場合(s113:n)、売上管理システム100は、例えば、整合性が無く取引上の問題がある旨を示す所定の警告メッセージを、予め定めた装置に出力し(s114)、処理を終了する。この出力先の装置は、当該売上管理システム100の管理者が使用する端末等を想定出来る。
−−−フロー例2−−−
ここで、例えば店舗レジ200とATM300のいずれか一方が大量の現金を保有し、他方においては少量の現金しか保有していない、といった状況を想定する。
こうした状況は、本実施形態に関して上述した、各顧客によるATM300での現金出金と店舗レジ200でのプリペイドカードへのチャージ依頼の各手続ばかりが所定期間内に頻発した場合や、或いは、店長による店舗レジ200からの現金出金とATM300での入金の各手続ばかりが所定期間内に頻発した場合、など、店舗レジ200とATM300との間での現金移動の流れが一方に傾いた場合に発生しうる。
上述した状況のうち、店舗レジ200にて大量の現金が保有された状況であれば、当該店舗では、顧客から代金決済用の現金を手交されても、その現金を店舗レジ200のドロワーに収容しきれない状態となる恐れが生じる。逆に、店舗レジ200にて少量の現金しか保有されていない状況であれば、当該店舗では、顧客に対して代金決済に伴うお釣りを手交する必要が生じても、その額に応じた現金を店舗レジ200から用意できない状態となる恐れが生じる。
また同様に、ATM300にて大量の現金が保有された状況であれば、当該ATM300では、顧客から入金動作を受けても、その現金を収容しきれない状態となる恐れが生じる。逆に、ATM300にて少量の現金しか保有されていない状況であれば、当該ATM300では、顧客からの出金依頼を受けても、その額に応じた現金を出金できない状態となる恐れが生じる。
そこで、こうした状況を的確に回避すべく、店舗レジ200とATM300の間で現金移動を行うべき状況を特定し、これに応じた現金移動を促す処理について説明する。図18は、本実施形態における施設内現金管理方法のフロー例2を示す図である。なお、当該フロー例2に対応した処理は、上述のフロー例1の処理とは別に実行されるものとするが、フロー例1の開始に先立って実行するとしてもよい。
この場合、売上管理システム100は、例えば一定時間ごとに、保有現金テーブル126の各レコードを参照し、各紙幣の保有枚数が所定の最低基準以下となっているレコードを特定する(s200)。
また、売上管理システム100は、s200で特定したレコードから端末IDを抽出し、これを入金候補端末のIDと特定する(s201)。ここで抽出出来る端末IDは、店舗レジ200またはATM300のIDである。
続いて、売上管理システム100は、各紙幣の保有枚数が所定の最高基準を越えているレコードを特定する(s202)。
また、売上管理システム100は、s202で特定したレコードから端末IDを抽出し、これを出金候補端末のIDと特定する(s203)。ここで抽出出来る端末IDは、店舗レジ200またはATM300のIDである。
次に売上管理システム100は、上述の入金候補端末から出金候補端末に向けた現金の移動方向が、好ましい現金移動方向と特定する(s204)。
また、売上管理システム100は、s204で特定した、好ましい現金移動方向に応じた現金の入金および出金を促す所定情報(図19:画面1900)を、所定装置に出力し(s205)、処理を終了する。
例えば、上述の好ましい現金移動方向が、店舗レジ200からATM300に向けた方向である場合、売上管理システム100は、当該店舗レジ200での出金と当該ATM300での入金を促す情報を、当該店舗レジ200の出力装置206に表示させる。
或いは、上述の好ましい現金移動方向が、ATM300から店舗レジ200に向けた方向である場合、売上管理システム100は、当該ATM300での出金と当該店舗レジ200での入金を促す情報を、当該店舗の顧客が所持する顧客端末500に送信する。この場合、売上管理システム100は、各顧客端末500のネットワークアドレスや、当該顧客のメールアドレスなど、適宜な連絡先情報を予め記憶装置101にて保持し、利用可能であるとする。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの効率的な低減が可能となる。
店舗内のPOS入る現金を還流できれば補充サービスコストを削減できる。
現時点でないが、POSとATM両方機能持つ機器が考えられるが、店舗ではレジ員は適正な人数で行うため、レジに並ぶ事が想定される。しかしレジで現金下ろすお客がいると、買い物客からの不満が発生する事は間違いないため現実的でない。
また、POSとATM両方機能持つ機器は新規に入れ替える必要はあるが、本発明であればソフトウェアへ変更だけで実現でき、大きな投資もかからない。
すなわち、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの効率的な低減が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の施設内現金管理システムにおいて、前記演算装置は、前記店舗のスタッフが前記レジから現金の出金を行った履歴と、当該レジにおける売上額および現金保有額の各情報とを、
当該レジから取得する処理と、前記スタッフが前記レジから出金した現金を前記ATMに入金した履歴を、当該ATMから取得する処理と、前記レジから取得した情報および前記ATMから取得した情報に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定し、当該判定の結果に応じて行う所定処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、店舗スタッフによるレジからATMへの現金の移動動作に関して、その整合性を確実にチェックし、入出金時の作業ミス等を効果的に抑制出来る。店舗スタッフとしても、こうした整合性チェックが行われることで、レジからATMへの現金の移動に際して正確で漏れの無い作業を効率的に行うよう心がけることになる。ひいては、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの効率的な低減が可能となる。
また、本実施形態の施設内現金管理システムにおいて、前記演算装置は、前記レジでの現金の出金および前記ATMでの現金の入金に伴う前記スタッフの認証と当該出金および当該入金の各情報の格納先として用いられる記憶媒体から、前記レジでの当該スタッフによる現金の出金履歴、および、前記ATMでの当該スタッフによる現金の入金履歴を取得する処理を更に実行し、前記整合性の判定に際し、前記レジから取得した情報、前記ATMから取得した情報、および、前記記憶媒体から取得した情報、に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定するものである、としてもよい。
これによれば、店舗スタッフによるレジからATMへの現金の移動動作に関して、その整合性を、店舗スタッフ専用の認証用媒体(上述の記憶媒体)での保持情確に関しても踏まえてチェックし、入出金時の作業ミス等を更に効果的に抑制出来る。店舗スタッフとしても、こうした精度の高い整合性チェックが行われることで、レジからATMへの現金の移動に際して更に正確で漏れの無い作業を効率的に行うよう心がけることになる。ひいては、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの効率的な低減が可能となる。
また、本実施形態の施設内現金管理システムにおいて、前記演算装置は、前記ATMにおける現金保有額の情報を当該ATMから取得し、当該ATMにおける現金保有額の情報と前記レジから得ている現金保有額の情報とに基づき、当該ATMと当該レジとの間での好ましい現金移動方向を所定アルゴリズムで特定し、当該現金移動方向に応じた現金の入金および出金を促す所定情報を所定装置に出力する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、例えば、保有現金が基準を超えた状態のATMから現金を出金し、これを、保有現金が基準を下回った状態のレジに入金する、或いは、保有現金が基準を超えた状態のレジから現金を出金し、これを、保有現金が基準を下回った状態のATMに入金する、といった現金移動の必要性を特定し、この現金移動の方向をレジやATM、或いは顧客の端末等に出力し、該当方向に応じた現金の入出金を促すことが可能となる。ひいては、所定施設のATMに対する現金装填作業に伴うコストの更に効率的な低減が可能となる。
また、本実施形態の施設内現金管理方法において、前記情報処理システムが、前記店舗のスタッフが前記レジから現金の出金を行った履歴と、当該レジにおける売上額および現金保有額の各情報とを、当該レジから取得する処理と、前記スタッフが前記レジから出金した現金を前記ATMに入金した履歴を、当該ATMから取得する処理と、前記レジから取得した情報および前記ATMから取得した情報に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定し、当該判定の結果に応じて行う所定処理とを更に実行するとしても
よい。
また、本実施形態の施設内現金管理方法において、前記情報処理システムが、前記レジでの現金の出金および前記ATMでの現金の入金に伴う前記スタッフの認証と当該出金および当該入金の各情報の格納先として用いられる記憶媒体から、前記レジでの当該スタッフによる現金の出金履歴、および、前記ATMでの当該スタッフによる現金の入金履歴を取得する処理を更に実行し、前記整合性の判定に際し、前記レジから取得した情報、前記ATMから取得した情報、および、前記記憶媒体から取得した情報、に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定する、としてもよい。
また、本実施形態の施設内現金管理方法において、前記情報処理システムが、前記ATMにおける現金保有額の情報を当該ATMから取得し、当該ATMにおける現金保有額の情報と前記レジから得ている現金保有額の情報とに基づき、当該ATMと当該レジとの間での好ましい現金移動方向を所定アルゴリズムで特定し、当該現金移動方向に応じた現金の入金および出金を促す所定情報を所定装置に出力する処理を更に実行する、としてもよい。
10 ネットワーク
50 入出金カード(記憶媒体)
51 ROM
52 プログラム
53 RAM
54 CPU
55 EEPROM
551 ユーザ情報
552 入出金履歴
56 アンテナ
60 プリペイドカード
61 ROM
62 プログラム
63 RAM
64 CPU
65 EEPROM
651 ユーザ情報
652 チャージ情報
66 アンテナ
100 売上管理システム(施設内現金管理システム)
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 売上情報テーブル
126 保有現金テーブル
200 店舗レジ
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 入力装置
206 出力装置
207 通信装置
210 現金保有額のデータ
225 売上情報
226 出金情報
300 ATM
301 記憶装置
302 プログラム
303 メモリ
304 演算装置
305 入力装置
306 出力装置
307 通信装置
310 現金保有額のデータ
325 取引情報
330 現金格納庫
331 現金搬送機構
332 現金投入口
350 コンピュータ
400 勘定系システム
425 取引情報テーブル
500 顧客端末
1900 画面

Claims (8)

  1. 所定店舗のレジおよび当該店舗に備わるATMと、ネットワークを介して通信する通信装置と、
    前記店舗の顧客による前記ATMでの現金の出金履歴を、当該ATMから取得する処理と、当該顧客による前記店舗のレジでのプリペイドカードへの現金チャージ履歴を、当該レジから取得する処理と、
    前記ATMから取得した出金履歴および前記レジから取得した現金チャージ履歴に基づき、顧客のうち前記ATMで出金を行って所定時間以内に前記レジにて現金チャージを行った者を特定し、当該特定した顧客に対して所定のインセンティブを付与する処理と、
    を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする施設内現金管理システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記店舗のスタッフが前記レジから現金の出金を行った履歴と、当該レジにおける売上額および現金保有額の各情報とを、当該レジから取得する処理と、
    前記スタッフが前記レジから出金した現金を前記ATMに入金した履歴を、当該ATMから取得する処理と、
    前記レジから取得した情報および前記ATMから取得した情報に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定し、当該判定の結果に応じて行う所定処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の施設内現金管理システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記レジでの現金の出金および前記ATMでの現金の入金に伴う前記スタッフの認証と当該出金および当該入金の各情報の格納先として用いられる記憶媒体から、前記レジでの当該スタッフによる現金の出金履歴、および、前記ATMでの当該スタッフによる現金の入金履歴を取得する処理を更に実行し、
    前記整合性の判定に際し、
    前記レジから取得した情報、前記ATMから取得した情報、および、前記記憶媒体から取得した情報、に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定するものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の施設内現金管理システム。
  4. 前記演算装置は、
    前記ATMにおける現金保有額の情報を当該ATMから取得し、当該ATMにおける現金保有額の情報と前記レジから得ている現金保有額の情報とに基づき、当該ATMと当該レジとの間での好ましい現金移動方向を所定アルゴリズムで特定し、当該現金移動方向に応じた現金の入金および出金を促す所定情報を所定装置に出力する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の施設内現金管理システム。
  5. 所定店舗のレジおよび当該店舗に備わるATMと、ネットワークを介して通信する通信装置を備えた情報処理システムが、
    前記店舗の顧客による前記ATMでの現金の出金履歴を、当該ATMから取得する処理と、当該顧客による前記店舗のレジでのプリペイドカードへの現金チャージ履歴を、当該レジから取得する処理と、
    前記ATMから取得した出金履歴および前記レジから取得した現金チャージ履歴に基づ
    き、顧客のうち前記ATMで出金を行って所定時間以内に前記レジにて現金チャージを行った者を特定し、当該特定した顧客に対して所定のインセンティブを付与する処理と、
    を実行することを特徴とする施設内現金管理方法。
  6. 前記情報処理システムが、
    前記店舗のスタッフが前記レジから現金の出金を行った履歴と、当該レジにおける売上額および現金保有額の各情報とを、当該レジから取得する処理と、
    前記スタッフが前記レジから出金した現金を前記ATMに入金した履歴を、当該ATMから取得する処理と、
    前記レジから取得した情報および前記ATMから取得した情報に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定し、当該判定の結果に応じて行う所定処理と、
    を更に実行することを特徴とする請求項5に記載の施設内現金管理方法。
  7. 前記情報処理システムが、
    前記レジでの現金の出金および前記ATMでの現金の入金に伴う前記スタッフの認証と当該出金および当該入金の各情報の格納先として用いられる記憶媒体から、前記レジでの当該スタッフによる現金の出金履歴、および、前記ATMでの当該スタッフによる現金の入金履歴を取得する処理を更に実行し、
    前記整合性の判定に際し、
    前記レジから取得した情報、前記ATMから取得した情報、および、前記記憶媒体から取得した情報、に基づき、当該レジの売上額、現金保有額、および前記スタッフによる出金額と、当該ATMへの前記スタッフによる入金額とに関して整合性を判定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の施設内現金管理方法。
  8. 前記情報処理システムが、
    前記ATMにおける現金保有額の情報を当該ATMから取得し、当該ATMにおける現金保有額の情報と前記レジから得ている現金保有額の情報とに基づき、当該ATMと当該レジとの間での好ましい現金移動方向を所定アルゴリズムで特定し、当該現金移動方向に応じた現金の入金および出金を促す所定情報を所定装置に出力する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の施設内現金管理方法。
JP2016187919A 2016-09-27 2016-09-27 施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法 Active JP6654122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016187919A JP6654122B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016187919A JP6654122B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018055220A JP2018055220A (ja) 2018-04-05
JP6654122B2 true JP6654122B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=61836752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016187919A Active JP6654122B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6654122B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0991499A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置監視システム
JP2004220088A (ja) * 2003-01-09 2004-08-05 Oki Electric Ind Co Ltd 現金処理システムおよびそのプログラム
JP2006350626A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 取引回数の制限
JP2010277360A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Hitachi Ltd キャンペーン提供システム、キャンペーン提供方法、およびキャンペーン提供プログラム
JP2015001861A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 両替取引装置および両替取引システム
JP6519994B2 (ja) * 2014-06-30 2019-05-29 株式会社寺岡精工 精算システム、精算装置、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018055220A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11334873B2 (en) Proxy card providing indirect funds access
US6659259B2 (en) Multiple denomination currency receiving and prepaid card dispensing method and apparatus
US11756015B2 (en) Systems and computer-implemented processes for depositing, withdrawing, and reusing currency for purchase transactions using an intelligent teller machine
JP3184196B2 (ja) 電子財布システム
US20130317987A1 (en) Transaction management system
EP1435597A1 (en) Advertisement providing method by automatic transaction apparatus
JP7187058B2 (ja) クーポン出力システム、情報処理装置及びプログラム
JP5166079B2 (ja) マネー管理システムおよびマネー収受装置
WO2020184067A1 (ja) 決済システム、決済装置及び決済処理方法
JP5959842B2 (ja) 決済処理システム及び決済処理方法
JP6440546B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20120239554A1 (en) System And Method To Eliminate Receiving Coins As Cents Due Less Than One Dollar
JP6326848B2 (ja) 通学定期券発行システム、および登録データ管理サーバ
JP6654122B2 (ja) 施設内現金管理システムおよび施設内現金管理方法
JP6681652B2 (ja) クーポン管理システムおよびクーポン管理方法
JP2014089673A (ja) 金銭登録装置、ポイントサーバ及び金銭登録プログラム
JP2004145877A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体
JP6113536B2 (ja) つり銭金管理装置、つり銭金管理方法及びプログラム
KR101646322B1 (ko) 현금결제처리 서비스 방법 및 시스템, 이를 위한 금융 서버
KR101280606B1 (ko) 복권 발급 기능을 가지는 결제 대행 시스템 및 그 동작 방법
JP7287861B2 (ja) 決済管理システムおよび決済管理方法
JP6672100B2 (ja) 手数料無料回数制御方法、装置、およびプログラム
JP2009205514A (ja) 自動化機器、ポイント管理システムおよびそのプログラム
JP6979677B2 (ja) 商品販売データ処理システム及びプログラム
JP2023025416A (ja) 店舗資金管理システム、資金管理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6654122

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150