JP2009266089A - 自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機 - Google Patents

自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機 Download PDF

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重之 村井
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Abstract

【課題】
自動販売機が設置された設置場所の気象条件に基づく最適な商品の提供できるようにした自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機を提供する。
【解決手段】
商品の販売により電子決済制御部10が温度湿度センサ105から温度湿度情報を取得し、販売した商品の商品情報にその温度湿度情報を対応付けてセンタ装置120に送信する。このときセンタ装置120では、販売時の気象データを販売した商品に対する商品情報に付与して、その気象データおよび温度湿度情報が対応付けられた商品情報から集計処理を行う。集計処理の結果を自度販売機110に応答し、自動販売機110では管理者のみがその集計結果を参照可能な状態に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機に関する。
自動販売機は屋内外を問わずさまざまな場所に設置できることから、設置された場所の外部要因によって販売している商品の売り上げが変化することがある。このため、商品を補充する補充者はその分、多くの在庫を保持しておく必要があり、ときには保持する在庫不足により好調な売り上げのある商品の在庫を補充することができない状態若しくは補充が完全ではない状態となってしまうことがある。
特許文献1に開示された従来技術では、自動販売機から商品の販売予測を行う情報をダウンロードして、センターコンピュータでその情報を加工することにより販売予測を行っている。この特許文献1では、販売予測に、過去の売上データのほか、気象予報情報、設置場所に関する情報を用いることで予測の精度を向上させている。
さらに、特許文献2に開示された従来技術では、自動販売機での商品の販売実績情報をつねに把握しておくことで、自販機オペレータの巡回作業員による巡回効率を高め、販売機会損失を予防し、自販機オペレータが管理している商品全体の在庫管理の精度を向上させている。
WO97/24701 特開2002−0422217
本発明は、自動販売機が設置された設置場所の気象条件に基づく最適な商品の提供できるようにした自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、商品を販売する自動販売機と、前記自動販売機で販売する商品の商品情報を管理する管理装置とを具備し、前記自動販売機は、前記商品を販売する販売手段と、設置場所の温度および湿度を検出する検出手段と、前記販売手段で販売される商品を指定する指定手段のうち最も操作頻度の高い指定手段を判別する判別手段と、前記販売手段によって販売した商品の商品情報および該商品の販売時に前記検出手段によって検出した温度と湿度を示す温度湿度情報および前記判別手段によって判別された前記指定手段の判別情報および前記自動販売機が設置された場所の情報を前記管理装置に送信する送信手段とを具備し、前記管理装置は、前記送信手段により前記自動販売機から送信された前記商品情報および前記温度湿度情報および前記指定手段の判別情報および前記自動販売機が設置された場所の情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記商品情報および前記温度湿度情報および前記指定手段の判別情報および前記自動販売機が設置された場所の情報に前記自動販売機における前記商品の販売時の気象情報を関連付けて管理する管理手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記管理装置は、前記自動販売機が設置された場所の気象情報を取得する取得手段を具備し、前記管理手段は、前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報に前記取得手段によって取得した前記商品の販売時の気象情報を関連付けて管理する。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記自動販売機は、前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報に、前記商品を販売した時間情報を対応付けて記憶する記憶手段を具備し、前記送信手段は、前記記憶手段により記憶した前記時間情報が対応付けられた前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報を前記管理装置に送信する。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記管理装置は、前記管理手段によって管理される前記気象情報に関連付けられた前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報から、前記自動販売機によって販売する商品を決定する決定手段を具備する。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記自動販売機は、前記決定手段によって決定した前記商品を前記判別手段によって判別した指定手段を操作することにより販売する。
また、請求項6の発明は、前記商品を販売する販売手段と、設置場所の温度および湿度を検出する検出手段と、前記販売手段で販売される商品を指定する指定手段のうち最も操作頻度の高い指定手段を判別する判別手段と、前記自動販売機が設置された場所の気象情報を取得する取得手段と、前記販売手段によって販売した商品の商品情報と該商品の販売時に前記検出手段によって検出した温度および湿度を示す温度湿度情報と前記判別手段によって判別した前記指定手段の情報と前記自動販売機が設置された場所の情報に、前記取得手段によって取得した気象情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶する前記気象情報に関連付けられた前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報と前記自動販売機が設置された場所の情報から、前記自動販売機によって販売する商品を決定する決定手段を具備する。
本発明によれば、自動販売機が設置された設置場所の温度湿度情報および商品販売時の気象条件に基づいて最適な商品の提供を可能にするという効果を奏する。
以下、本発明に係わる自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機を適用して構成した商品推奨システムの構成を示す図の一例である。
図1において、自動販売機の商品推奨システムは、商品を金銭の対価として販売する自動販売機110、この自動販売機と通信網を介して接続された管理センターのセンタ装置120を具備して構成される。
自動販売機110では、硬貨および紙幣の貨幣による金銭の支払いのほか、電子マネーが記録された携帯端末やICカードなどの記録媒体による支払いが可能である。もちろん、電子マネーが記録された記録媒体でなくとも、カードIDやユーザ情報が記録された会員証カードなど他のものでも良い。以下では、ICカードに価値付けされた電子マネーを例に説明する。
この自動販売機110は、電子決済部100、紙幣処理部101、硬貨処理部102、制御部103、商品払出部104、温度湿度センサ105を具備して構成される。
温度湿度センサ105は、自動販売機110の外気温を計測する「温度センサ」および湿度を計測する「湿度センサ」を総称したセンサであって、販売している商品が利用者により購入された場合、すなわち電子マネーおよび貨幣による決済が完了した場合に、温度および湿度の情報(以下、総称して「温度湿度情報」という)を検出する処理を行う。この温度湿度情報は、自動販売機が設置された環境により得ることが可能な環境情報の一例を示す情報である。
紙幣処理部101および硬貨処理部102は、投入された紙幣および硬貨を認識して貨幣による決済を行う。紙幣処理部101、硬貨処理部102では、処理した貨幣の金額を制御部103へと通知し、制御部103では、紙幣処理部101、硬貨処理部102に投入された紙幣および硬貨の金額が販売する商品の金額以上であると判断される場合にその商品の払い出しを商品払出部104へと指示し、差額が生じる場合にはその差額を返金する。
商品払出部104では、制御部103からの商品の払い出し指示に基づき、指定された商品を搬出することによる払い出しを行う。
このときの制御部103は、自動販売機における主制御であって、商品の販売における全処理の制御を行う。
また、電子決済部100は、制御部103から商品が購入されたことを示す購入完了通知を受信することで、紙幣処理部101や硬貨処理部102での貨幣による決済に代えて、記録媒体であるICカードに価値付けされた電子マネーによる電子決済の処理を行う。
この電子決済部100は、電子決済制御部10、情報処理部11、入出力部12、表示部13、通信部14、情報記憶部15、タイマー部16を具備して構成される。
電子決済制御部10では、電子決済を行う旨の表示を表示部13に表示させ、商品を購入する購入者が入出力部12にICカードをかざす若しくは接触させるように指示を行う。入出力部12にICカードがかざされ若しくは接触され、ICカードに価値付けされた電子マネーが入力(読み取り)されると、情報処理部11は、入出力部12を介して、電子決済制御部10から指定された金額を差し引いた金額を出力(書き込む)処理を行う。
このようにして決済が完了すると、電子決済制御部10は、温度湿度センサで検出した温度および湿度の温度湿度情報を取得し、決済が完了して販売した商品の商品情報に対応付けて情報記憶部15に記憶する。
このときの商品情報は、販売した商品の商品名称、数量、その商品の商品属性、販売日時によって構成され、情報記憶部15で記憶する温度湿度情報が対応付けられた商品情報の例を図5に示す。
タイマー部16は、ある処理が開始指定から経過した時間の計時を行う。この時間の計時により一定時間が経過すると、これを電子決済制御部10へと通知する。このとき、電子決済制御部10は、情報記憶部15で記憶する図5に示すような情報を取得して、この情報に「本自動販売機が設置された場所に関する情報」および「当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」を付与する。
そして、図5に示すような情報に「本自動販売機が設置された場所に関する情報」および「当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」が付与された図6に示す情報を通信部14を介して管理センターのセンタ装置120に送信する。
このときの「自動販売機が設置された場所に関する情報」とは、自動販売機が設置された場所(位置)がどのような場所であるかを示す情報であり、例えばその自動販売機が、通学路に設けられていることや大通りに面した場所に設けられていること等である。
また、「当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」とは、自動販売機の内部に設けられた商品の収納庫であるコラムに収納されている商品を購入するためにユーザが押下することで当該商品が選択可能なコラムスイッチのうち、最も高い頻度で押下されるコラムスイッチを判別する情報である。
これらのコラムスイッチは、通常、自動販売機の前面の所定の位置にレイアウトされたボタンや販売画面上のソフトボタン等の指定手段によって構成され、そのレイアウトされた場所によって押下される頻度が異なることがある。例えば、背の低い子供が売り切れ表示を確認できずに手が届く範囲で押下するスイッチであったり、利用者の多くが持つ癖や特性によって押下されるスイッチであったりする。
ちなみに、この「当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」は、自動販売機に設けられたコラムスイッチの押下回数をカウントすることによって判別して該当するコラムスイッチを特定する。
また、このコラムスイッチを押下することによって販売する商品は、自動販売機が販売する全商品のうち最も販売個数が多い商品である可能性が高いが、必ずしも最も販売個数が多い商品とは限らない。さらに、このスイッチを押下することによって販売する商品が必ずしも売上金額が最も大きい商品であるとも限らない。
なお、このコラムスイッチを押下することによって販売する商品は、売れ筋商品のほか、販売促進対象の商品とすることが可能である。特に、後者の場合、例えば売り上げの向上に寄与する商品(利益率が高い商品)とすることが可能である。
このような「自動販売機が設置された場所に関する情報」や「当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」が付与された商品情報を受信した管理センターのセンタ装置120では、以下のような処理を行う。
このセンタ装置120は、通信部20、管理制御部21、気象データ取得部22、気象データ記憶部23、集計処理部24、記憶部25を具備して構成する。
管理制御部21では、通信部20を介して自動販売機110から受信した商品情報を記憶部25に記憶するとともに、気象データ取得部22に当該商品情報に含まれる販売日時が示す日付、時間における気象データを要求する。
気象データ取得部22では、気象庁等の気象観測機関から気象データを定期的に若しくはその気象データが更新されるたびに、気象データを取得して気象データ記憶部23に記憶する処理を行っている。このような状態にある気象データ取得部22が、管理制御部21から気象データの要求を受け付けると、気象データ記憶部23に記憶されている要求された日付、時間の気象データを要求元の管理制御部21に応答する。
これによって管理制御部21では、記憶部25に記憶する商品情報に、気象データ取得部22から取得した商品の販売日時が示す日付、時間の気象データを付与して登録する。
このようにして記憶部25に気象データが付与された商品情報が登録されると若しくはこのようにして登録された商品情報数が一定数となると、管理制御部21は、集計処理部24に対して当該商品情報に基づく集計処理を要求する。
集計処理部24は、商品情報を集計して分析することにより、売れ筋商品や人気急上昇商品さらには最も高い頻度で押下されたコラムスイッチ等を特定可能とする。この集計処理部24により行われる集計処理によって、各自動販売機ごとに若しくは同一地域にある複数の自動販売機のグループごとに、売れ筋商品や販売急上昇商品、最も高い頻度で押下されるコラムスイッチが特定されると、これらの情報を含む販売推奨商品情報を作成する。
この販売推奨商品情報は、集計処理部24によって集計され、自動販売機の売り上げを向上させるために販売する商品に関する情報であって、つまりこの販売推奨商品情報に含まれる売れ筋商品や販売急上昇商品、最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報を元に、販売する商品を決定することによって売り上げの向上を目指すものである。
なお、自動販売機ごとに最も高い頻度で押下されるコラムスイッチを特定することによって、このコラムスイッチにより販売する商品を販売時期や季節に見合った商品とすることができ、利用者が販売時期や季節に見合った推奨商品を意識せずに購入することができるようになる。
このようにして作成した販売推奨商品情報を管理制御部10から通信部20を介して自動販売機110に通知する。
そして、センタ装置120から販売推奨商品情報が通知されると、自動販売機110では、通信部14を介してこの販売推奨商品情報を受信し、電子決済制御部10が自動販売機の管理者権限を有する者に対して参照可能な状態に設定する。
この参照可能な状態とは、商品を補充する補充者等の管理権限を持つ者が商品の補充時にまたは自動販売機の保守点検作業(メンテナンス)時に参照できる状態である。
図2は、図1に示す管理センターのセンタ装置120で行われる処理を自動販売機110が行う場合の構成であって、上記で説明した図1の説明と類似するため、異なる点を中心に説明する。
図2に示す自動販売機110は、電子決済部100、紙幣処理部101、硬貨処理部102、制御部103、商品払出部104、温度湿度センサ105を具備して構成される。また、電子決済部100は、電子決済制御部10、情報処理部11、入出力部12、表示部13、通信部14、情報記憶部15、タイマー部16、気象データ取得部17、気象データ記憶部18、集計処理部19を具備して構成される。
制御部103から商品が購入されたことを示す購入完了通知を受信した電子決済部100では、電子決済制御部10が電子決済を行う旨の表示を表示部13に表示させ、商品を購入する購入者に対して入出力部12にICカードをかざす若しくは接触させることを指示する。入出力部12にICカードがかざされ若しくは接触され、ICカードに価値付けされた電子マネーが入力(読み取り)されると、情報処理部11は、入出力部12を介して、電子決済制御部10から指定された金額を差し引いた金額を出力(書き込む)処理を行う。
このようにして決済が完了すると、電子決済制御部10は、温度湿度センサ105で検出した温度および湿度の温度湿度情報を取得し、決済が完了して販売した商品の商品情報に対応付けて情報記憶部15へと記憶する。
タイマー部16は、ある処理が開始してから経過した時間の計時を行う。この時間の計時により一定時間が経過すると、これを電子決済制御部10へと通知する。このとき、電子決済制御部10は、情報記憶部15で記憶する図5に示すような情報に「本自動販売機が設置された場所に関する情報」および「当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」を付与して記憶する。
そして、電子決済制御部10では、「自動販売機が設置された場所に関する情報」および「当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」が付与された情報記憶部15に記憶する商品情報に含まれる販売日時の情報が示す日時、時間の気象データを気象データ取得部17に要求する。
気象データ取得部17は、通信部14を介して通信網に接続された気象庁等の気象観測機関(図示せず)から気象データを定期的に若しくはその気象データが更新されるたびに取得して気象データ記憶部18に記憶する処理を行う。
電子決済制御部10から気象データの要求を受け付けることにより、気象データ取得部17では、気象データ記憶部18に記憶されている気象データを応答して、電子決済制御部10では、情報記憶部15に記憶する各商品の商品情報に気象情報を付与して登録する。
そして、この電子決済制御部10は、一定時間を経過することにより、集計処理部19に集計要求を行う。この集計処理部19では、情報記憶部15に記憶する商品情報に基づいて、当自動販売機で販売する商品以外の商品を含めた売れ筋商品を決定する処理を行い、さらに最も高い頻度で押下されるコラムスイッチにより販売する商品を決定する。
さらに、この電子決済制御部10では、売れ筋商品の売れ行き状況を判断して、その売れ行き状況に応じた商品の収納量を決定する。この処理により決定される収納量とは、例えば商品を収納するコラムの数を示し、通常1つのコラムによって販売する商品を複数のコラムに収納して販売することを決定する。
そして、集計処理部19では、このようにして決定した売れ筋商品やもっとも高い頻度で押下されるコラムスイッチで販売する商品の商品情報を情報記憶部15へと記憶し、集計処理の完了を電子決済制御部10へと通知する。
これにより、電子決済制御部10では、この商品情報を自動販売機の管理者権限を有する者に対して参照可能な状態に設定する。その後、商品を補充する補充者等の管理権限を持つ者によってこの商品情報が参照され、売れ筋商品の収納量を多くすることや複数のコラムにその商品を収納することが可能となる。
図3は、本発明の実施の形態における自動販売機の商品推奨システムで行われる処理の遷移を示すシーケンス図である。
まず、自動販売機において、商品を販売すると(301)、販売した商品の商品名称、数量、商品属性等の商品情報を販売時刻の情報とともに記憶する(302)。次に、この商品の販売時における温度湿度情報を含む環境情報を、自動販売機に搭載された温度湿度センサから取得して(303)、記憶している商品情報に対応付けて記憶する(304)。
このときの記憶する情報は、図5に示すような情報を記憶する。
図5は、テーブル構成で示しており、[販売日時]項目501、[販売商品情報]項目502、[環境情報]項目503によって構成されている。
[販売日時]項目501は、商品を購入者に販売した日時を示し、[販売商品情報]項目502は、販売した商品の商品情報を示し、販売した商品の名称を示す[商品名称]項目504、販売した数量を示す[販売数量]項目505、販売した商品の属性を示す[商品属性]項目506によって構成される。また、[環境情報]項目503は、商品の販売時の環境情報を示し、販売時の湿度を示す[湿度]項目507、販売時の温度を示す[温度]項目508によって構成される。
例えば、図5に示す第1のレコード情報として、[販売日時]項目501が「2008/04/01 09:05:53」であり、[販売商品情報]項目502の[商品名称]項目504が「○○コーヒー」であり、[販売数量]項目505が「1」であり、[商品属性]項目506が「ホットコーヒー」であり、[環境情報]項目503の[湿度]項目507が「15度」であり、[温度]項目508が「55%」であることが示されている。
これは、「2008年04月01日」の「09時05分53秒」に「○○コーヒー」という名称の商品が「1」個、購入されたことを示し、この商品「○○コーヒー」の属性が「ホットコーヒー」であることを示す。さらに販売時の温度が「15度」であり湿度が「55%」であることを示す。
この図5に示すような情報が記憶された状態で、自動販売機では、続いて、一定時間を経過することによって図6に示すような情報を管理センターのセンタ装置に送信する(305)。
このときの一定時間とは、例えば直前の商品情報の送信から経過した時間であって、この一定時間を経過することによりその間に販売した商品全ての商品情報を一括してセンタ装置に送信する。もちろん、商品を販売するたびにその商品の商品情報をセンタ装置に送信するような構成であってもよい。
図6には、自動販売機がセンタ装置に送信する情報の一覧を示しており、「(1)販売商品情報」、「(2)販売日時」、「(3)温度湿度情報」、「(4)自動販売機が設置された場所情報」、「(5)当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」を送信する。
「(1)販売商品情報」は、図5の[販売商品情報]項目502であって、この販売商品情報として「(1)−1販売商品名」、「(1)−2販売数量」、「(1)−3販売商品属性」を含む構成である。ちなみに、「(1)−1販売商品名」は、図5の[商品名称]項目504に対応し、「(1)−2販売数量」は、図5の[販売数量]項目505に対応し、「(1)−3販売商品属性」は、図5の[商品属性]項目506に対応する。
また、「(2)販売日時」は、図5の[販売日時]項目501に対応し、「(3)温度湿度情報」は、[環境情報]項目503の「温度」と「湿度」の情報に対応する。
また、「(4)自動販売機が設置された場所に関する情報」は、自動販売機が設置された場所に関する情報であって、例えば通学路上に設けられていること、大通り沿いに設けられていること、さらには設置された場所を特定する情報等からなる。さらに、「(5)当自動販売機が最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの情報」は、商品ごとの収納庫であるコラムに収納されている商品を購入するためにユーザが押下するコラムスイッチのうち、最も高い頻度で押下されるコラムスイッチの種別を示す情報である。
このような情報を自動販売機がセンタ装置に送信すると、管理センターのセンタ装置では、この図6に示すような情報を含む商品情報を受信する(306)。そして、受信した商品情報ごとに、その商品情報に含まれる販売日時の情報が示す日時、時間の気象データを付与する(307)。
この気象データは、気象庁等の気象観測機関により発表される気象データであって、一定時間ごとに取得するほか、その気象データが更新されるたびに取得しておき、時系列にその気象データを記録した状態とする。もちろん、自動販売機より商品情報を受信することによりその商品情報に含まれる販売日時の情報が示す日時、時間の気象データを都度、気象観測機関より取得するような構成であってもよい。
このようにして商品情報に気象情報が付与されて管理された状態となると、この商品情報および気象情報を元に、自動販売機ごと若しくは同一地域にある自動販売機のグループごとに売れ筋商品を特定するほか、各自動販売機で最も高い頻度で押下されるコラムスイッチを特定する集計処理を行う(308)。
このセンタ装置で行われる集計処理は、当該センタ装置と直接的および間接的に接続されたさまざまな自動販売機から受信した商品情報を元に行う。
このような集計処理が行われて自動販売機に収納されている商品以外の商品を含めた売れ筋商品および最も高い頻度で押下されたコラムスイッチで販売する商品を決定すると(309)、その決定された販売商品の商品情報を接続された自動販売機に送信する(310)。このときの商品情報には、売れ筋商品として販売する商品の名称や販売開始時期のほか、最も高い頻度で押下されるコラムスイッチによって販売する商品の情報等が含まれる。
そして、自動販売機がセンタ装置からこれらの商品情報を受信すると(311)、自動販売機では、その商品情報を自動販売機の管理者権限を有する者に対して参照可能な状態に設定する(312)。
この参照可能な状態とは、商品を補充する補充者等が自動販売機の保守点検作業(メンテナンス)を行う際に参照できる状態であって、補充者がこの商品情報を参照することで商品の販売を把握することが可能となる。これによって、管理者権限を有する補充者等がこの情報に基づいて商品を補充することができるようになる。
図4は、本発明の実施の形態における自動販売機で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すフローチャートは、図3に示すシーケンス図と類似し、図3で示したセンタ装置での処理を全て自動販売機で行う場合の処理の流れを示す。
まず、商品を販売したかを判断して(401)商品を販売した場合(401でYES)には、販売した商品の商品情報(商品名称、数量、商品属性等)を販売時刻の情報とともに記憶する(402)。
次に、この商品の販売時における温度湿度情報を含む環境情報を、自動販売機に搭載された温度湿度センサから取得して(403)、記憶している商品情報に対応付けて記憶する(404)。
このときの記憶する情報は、上記と同様に、図5に示すような各レコードの情報を記憶する。
自動販売機では、図5に示すような各レコードの情報が記憶されると、その情報における商品を販売した販売日時に応じた気象データを付与して(405)管理する(406)。
このようにして商品情報に気象情報が付与されて管理された状態となると、この情報が対応付けられた商品情報および気象情報を元に、気象情報に基づく売れ筋商品や最高頻度で押下されるコラムスイッチの情報から販売する商品の商品情報を作成する集計処理を行う(407)。この集計処理の結果に基づいて、売れ筋商品や最も高い頻度で押下されるコラムスイッチを特定し、売れ筋商品やこの売れ筋商品の収納量、さらには最も高い頻度で押下されるコラムスイッチによって販売する商品を決定する(408)。
そして、その商品情報を自動販売機の管理者権限を有する者に対して参照可能な状態に設定する(409)。
この参照可能な状態とは、商品を補充する補充者等が自動販売機の保守点検作業(メンテナンス)を行う際に参照できる状態であって、補充者がこの商品情報を参照することで商品の販売を把握することが可能となる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明の実施の形態における自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機を適用して構成した商品推奨システムの構成を示す図の一例。 本発明の実施の形態における自動販売機の商品推奨システムおよび商品推奨機能付き自動販売機を適用して構成した自動販売機の構成を示す図の一例。 本発明の実施の形態における自動販売機の商品推奨システムで行われる処理の遷移を示すシーケンス図。 本発明の実施の形態における自動販売機で行われる処理の流れを示すフローチャート。 本発明における商品推奨システムの自動販売機で記憶する情報を示す図。 本発明における商品推奨システムの自動販売機からセンタ装置に送信する情報の一覧を示す図。
符号の説明
10 電子決済制御部
11 情報処理部
12 入出力部
13 表示部
14 通信部
15 情報記憶部
16 タイマー部
17 気象データ取得部
18 気象データ記憶部
19 集計処理部
20 通信部
21 管理制御部
22 気象データ取得部
23 気象データ記憶部
24 集計処理部
25 記憶部
100 電子決済部
101 紙幣処理部
102 硬貨処理部
103 制御部
104 商品払出部
105 温度湿度センサ
110 自動販売機
120 センタ装置

Claims (6)

  1. 商品を販売する自動販売機と、
    前記自動販売機で販売する商品の商品情報を管理する管理装置と
    を具備し、
    前記自動販売機は、
    前記商品を販売する販売手段と、
    設置場所の温度および湿度を検出する検出手段と、
    前記販売手段で販売される商品を指定する指定手段のうち最も操作頻度の高い指定手段を判別する判別手段と、
    前記販売手段によって販売した商品の商品情報および該商品の販売時に前記検出手段によって検出した温度と湿度を示す温度湿度情報および前記判別手段によって判別された前記指定手段の判別情報および前記自動販売機が設置された場所の情報を前記管理装置に送信する送信手段と
    を具備し、
    前記管理装置は、
    前記送信手段により前記自動販売機から送信された前記商品情報および前記温度湿度情報および前記指定手段の判別情報および前記自動販売機が設置された場所の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記商品情報および前記温度湿度情報および前記指定手段の判別情報および前記自動販売機が設置された場所の情報に前記自動販売機における前記商品の販売時の気象情報を関連付けて管理する管理手段と
    を具備する自動販売機の商品推奨システム。
  2. 前記管理装置は、
    前記自動販売機が設置された場所の気象情報を取得する取得手段
    を具備し、
    前記管理手段は、
    前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報に前記取得手段によって取得した前記商品の販売時の気象情報を関連付けて管理する請求項1記載の自動販売機の商品推奨システム。
  3. 前記自動販売機は、
    前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報に、前記商品を販売した時間情報を対応付けて記憶する記憶手段
    を具備し、
    前記送信手段は、
    前記記憶手段により記憶した前記時間情報が対応付けられた前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報を前記管理装置に送信する請求項1または2記載の自動販売機の商品推奨システム。
  4. 前記管理装置は、
    前記管理手段によって管理される前記気象情報に関連付けられた前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報から、前記自動販売機によって販売する商品を決定する決定手段
    を具備する請求項1乃至3のいずれかに記載の自動販売機の商品推奨システム。
  5. 前記自動販売機は、
    前記決定手段によって決定した前記商品を前記判別手段によって判別した指定手段を操作することにより販売する請求項1乃至4のいずれかに記載の自動販売機の商品推奨システム。
  6. 前記商品を販売する販売手段と、
    設置場所の温度および湿度を検出する検出手段と、
    前記販売手段で販売される商品を指定する指定手段のうち最も操作頻度の高い指定手段を判別する判別手段と、
    前記自動販売機が設置された場所の気象情報を取得する取得手段と、
    前記販売手段によって販売した商品の商品情報と該商品の販売時に前記検出手段によって検出した温度および湿度を示す温度湿度情報と前記判別手段によって判別した前記指定手段の情報と前記自動販売機が設置された場所の情報に、前記取得手段によって取得した気象情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶する前記気象情報に関連付けられた前記商品情報と前記温度湿度情報と前記指定手段の判別情報と前記自動販売機が設置された場所の情報から、前記自動販売機によって販売する商品を決定する決定手段
    を具備する自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2471975A1 (es) * 2012-12-26 2014-06-27 Jos� Mar�a DOMINGOT JIM�NEZ Dispensador de productos fríos para hoteles y similares

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