JP2011022155A - 電圧検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧測定手段にマイナス電圧が供給されないようにコンデンサ−電圧測定手段間に設けたスイッチ手段として高耐圧のものも使用することなく、コストダウンを図った電圧検出装置を提供する。
【解決手段】コンデンサCの両端−A/D変換器11cのA/D入力T1間に設けられた一対の測定用スイッチS21及びS22が、コンデンサCの両端−グランド間に設けられた一対の測定用スイッチS23及びS24よりもA/D変換器11c側に設けられている。そして、一対の測定用スイッチS21及びS22のA/D変換器11c側が、互いに接続されていて、共通のA/D変換器11cのAD入力T1に接続されている。CPU12aが、コンデンサCの一端a又は他端bがプラスであるとき、コンデンサCの両端a、bうち他端b又は一端aのみがグランドに接続された状態でコンデンサCの両端a、bの各々がAD入力T1に順次接続されるように測定用スイッチS21〜S24のオンオフを制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電圧検出装置に係り、特に、組電池を構成して互いに直列接続された複数の単位セルの各々の両端電圧を検出する電圧検出装置に関するものである。
近年、エンジンと電動モータとを併用して走行するハイブリッド自動車(以下HEV)が普及してきている。このHEVは、上記エンジン始動用の12V程度の低圧バッテリと、上記電動モータ駆動用の高圧バッテリとの2種類のバッテリを備えている。上述した高圧バッテリは、ニッケル−水素電池やリチウム電池といった二次電池を単位セルとして、この単位セルを複数直列接続して高電圧を得ている。
上述した高圧バッテリは充放電を繰り返すうちに各単位セルの両端電圧、即ち充電状態(SOC)にばらつきが生じる。バッテリの充放電にあたっては、各単位セルの耐久性や安全確保の観点より、SOC(又は両端電圧)の最も高い単位セルが設定上限SOC(又は上限両端電圧値)に到達した時点で充電を禁止し、SOC(又は両端電圧)の最も低い単位セルが設定下限SOC(又は下限両端電圧値)に到達した時点で放電を禁止する必要がある。
従って、各単位セルにSOCのバラツキが生じると、実質上、バッテリの使用可能容量が減少することになる。このため、HEVにおいては、登坂時にガソリンに対してバッテリエネルギーを補充したり、降坂時にバッテリにエネルギーを回生したりする、いわゆるアシスト・回生が不十分となり、実車動力性能や燃料を低下させることになる。そこで、各単位セルのSOCを均等化するために、各単位セルの両端電圧を検出する必要がある。
従来、上述した高圧バッテリを構成する各単位セルの両端電圧を検出する電圧検出装置として図10に示すような装置が考えられている(例えば特許文献1)。図中引用符号BHは、高圧バッテリである。上記高圧バッテリBHは、エンジンと電動モータMを走行駆動源として併用するHEVにおいて前記電動モータMの電源として用いられ、その両端には電動モータMが必要に応じて負荷として接続されると共にオルタネータ等(図示せず)が必要に応じて充電器として接続される。また、高圧バッテリBHは、二次電池から成る例えば5個の単位セルC1〜C5から構成されている。
上記電圧検出装置10は、単位セルC1〜C5の各々に順次接続されるコンデンサCと、上記単位セルC1〜C5の各両端を上記コンデンサCの両端に順次接続するための複数の切替スイッチS11〜S16とを備えている。
切替スイッチS11〜S16は、5個の単位セルC1〜C5に対して6個設けられている。つまり、例えば、単位セルC1のプラス側と、この単位セルC1のプラス側に接続されている単位セルC2のマイナス側とは、共通の切替スイッチS12を介してコンデンサCに接続されるようになっている。図10に示すように切替スイッチS11〜S16を設けることにより切替スイッチの数を減らすことができる。
また、電圧検出装置10は、コンデンサCの両端電圧を測定する電圧測定回路11と、コンデンサCの一端−電圧測定回路11の入力端子T1間及びコンデンサCの他端−電圧測定回路11の入力端子T2間にそれぞれ設けられた一対の測定用スイッチS21及びS22とを備えている。上述した電圧測定回路11は、高圧バッテリBHとは電気的に絶縁する必要がある低圧バッテリ(図示せず)から電源供給を受けて動作し、入力端子T1、T2に入力された電圧の差分を出力する差動増幅器11aとこの差動増幅器11aの出力をアナログ/ディジタル変換するA/D変換器11bとから構成されている。
上述した構成の電圧検出装置10の動作について以下説明する。各切替スイッチS11〜S16、測定用スイッチS21及びS22はオフした状態を基準とする。この状態で切替スイッチS11及びS22をオンすると単位セルC1の両端電圧がコンデンサCに充電される。次に、切替スイッチS11及びS12をオフした後に測定用スイッチS21及びS22をオンすると電圧測定回路11にコンデンサCの両端が入力端子T1、T2に接続される。
これにより電圧測定回路11内の差動増幅器11aがコンデンサCの両端電圧をA/D変換器11bに供給する。A/D変換器11bは上記供給されたコンデンサCの両端電圧をA/D変換して単位セルC1の両端電圧として測定する。同様に、切替スイッチS12及びS13をオンしてという具合に順次単位セルC1〜C5の両端電圧を測定していく。切替スイッチS11〜S16と、測定用スイッチS21及びS22とは同時にオンされないため高圧バッテリBHと電圧測定回路11との電気的絶縁を保ちつつ検出することができる。
ところで、図10に示す電圧検出装置10では、奇数番目の単位セルC1、C3、C5をコンデンサCに接続するとコンデンサCの一端aがプラスに、他端bがマイナスに充電される。一方、偶数番目の単位セルC2、C4のコンデンサCを接続するとコンデンサCの他端bがプラスに、一端aがマイナスに充電される。つまり、コンデンサCは、接続された単位セルC1〜C5に対応して極性の異なる充電が行われる。
そこで、コンデンサCの極性が反転してもコンデンサCの両端電圧を測定可能にするために、従来では例えば両極変換可能なA/D変換器11bを用いて、A/D変換器11bの極性出力ビットを無視するようにすることが考えられている。また、差動増幅器11aとA/D変換器11bとの間に絶対値回路を設けることも考えられている。しかしながら、上述した電圧検出装置10では、両極入力可能なA/D変換器や絶対値回路といった複雑で高価な部品が必要となりコスト的に問題があった。
そこで、図11に示すように、測定用スイッチS21及びS22に加え、反転スイッチS23及びS24を設けて、コンデンサCのプラス側の端子が常に入力端子T1に接続され、マイナス側の端子が常に入力端子T2に接続されるように測定用スイッチS21及びS22、反転スイッチS23及びS24をオンオフ制御することが考えられている。
ところで、上述した電圧検出装置10では、上位の単位セルに充電されるほどその両端電位が高くなる。例えば1個の単位セルC1〜C5の両端電圧が12V程度である場合について考えてみる。上位の単位セルC1のプラス側は60(=12×5)V、マイナス側は48Vとなる。このため、単位セルC1によってコンデンサCが充電されると、コンデンサCの一端aの電位が60V、コンデンサCの他端bの電位が48Vとなり、差動増幅器11aの入力端子T1、T2には60V、48Vの電圧が印加されることになる。従って、測定用スイッチS21及びS22、反転スイッチS23及びS24としては高圧バッテリBHの総電圧に耐えられる程度の高耐圧スイッチ素子を用いる必要があり、コスト的に問題があった。
また、単位セルC1〜C5とコンデンサCとの間の断線を検出することができないという問題があった。例えば図10中、T3で断線が発生したとする。まず、単位セルC1によりコンデンサCが充電され、次に単位セルC2によりコンデンサCが充電される。しかしながら、このときT3が断線しているので単位セルC2によってコンデンサCは充電されずコンデンサCの両端電圧は単位セルC1の残留充電電圧となる。
この問題を解決する方法として、例えば特許文献2にてコンデンサCと並列に放電抵抗及びリセットスイッチから成る直列回路を設け、コンデンサCの両端電圧の測定が終了する毎にリセットスイッチをオンしてコンデンサCを放電することが提案されている。コンデンサCを放電することによりもし断線が生じていれば、単位セルC2により充電する際にはコンデンサCの両端電圧が0もしくはかなり小さい値となり、断線を検出することができる。
しかしながら、この特許文献2の方法では、コンデンサCの両端と電圧測定回路11とを接続するためのスイッチとは別にリセットスイッチを設ける必要がありコスト的に問題があった。
特開平11−248755号公報 特開2003−84015号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、接続された単位セルに対応した異なる極性で充電されるコンデンサを電圧測定手段に接続する際にマイナス電圧が電圧測定手段に供給されることなく、しかも、コンデンサ−電圧測定手段間に設けたスイッチ手段として高耐圧のものも使用することなく、コストダウンを図った電圧検出装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、互いに直列接続された複数の単位セルの各々に順次接続されて、当該接続された前記単位セルに対応して極性の異なる充電が行われるコンデンサと、入力端子に供給された電圧をアナログ/デジタル変換するアナログ/デジタル変換器を有し、前記コンデンサの両端電圧を測定する電圧測定手段と、前記コンデンサの両端の各々−前記アナログ/デジタル変換器の入力端子間に設けられた一対の第1のスイッチ手段と、を備えた電圧検出装置において、前記コンデンサの両端の各々−グランド間に設けられた一対の第2のスイッチ手段と、前記コンデンサの一端がプラスであるとき、前記コンデンサの両端のうち他端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち少なくとも一端を前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフを制御する第1スイッチ制御手段と、前記コンデンサの他端がプラスであるとき、前記コンデンサの両端のうち一端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち少なくとも他端を前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフを制御する第2スイッチ制御手段と、を備え、前記一対の第1のスイッチ手段が、前記一対の第2のスイッチ手段よりも前記アナログ/デジタル変換器側に設けられていて、前記一対の第1のスイッチ手段の前記アナログ/デジタル変換器側が、互いに接続されていて、共通の前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されていることを特徴とする電圧検出装置に存する。
請求項1記載の発明によれば、一対の第2のスイッチ手段がコンデンサの両端の各々−グランド間に設けられていて、そして、第1スイッチ制御手段がコンデンサの一端がプラスであるとき、コンデンサの両端のうち他端のみをグランドに接続した状態でコンデンサの両端のうち少なくとも一端をアナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフを制御し、第2スイッチ制御手段がコンデンサの他端がプラスであるとき、コンデンサの両端のうち一端のみをグランドに接続した状態でコンデンサの両端のうち少なくとも他端をアナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフを制御するので、コンデンサのマイナス側の端子の電位をグランドに落とした状態でコンデンサをプラス側を入力端子に接続することができる。
また、請求項1記載の発明によれば、一対の第1のスイッチ手段が一対の第2のスイッチ手段よりもアナログ/デジタル変換器側に設けられ、かつ一対の第1のスイッチ手段のアナログ/デジタル変換器側が、互いに接続されていて、共通のアナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されているので、アナログ/デジタル変換器の入力端子が一つしかなくても、一対の第1のスイッチ手段によってコンデンサの両端のうちプラス側を入力端子に接続することができる。または、コンデンサの両端を交互に入力端子に接続することができる。
請求項2記載の発明は、前記第1スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち他端のみを前記グランドに接続した状態で前記コンデンサの一端及び他端を交互に前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、前記第2スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち一端のみを前記グランドに接続した状態で前記コンデンサの一端及び他端を交互に前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、前記電圧測定手段が、前記第1スイッチ制御手段により前記コンデンサの一端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されている間に当該入力端子に供給された電圧から前記コンデンサの他端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続している間に当該入力端子に供給された電圧を差し引いた値を前記コンデンサの両端電圧として測定し、前記第2スイッチ制御手段により前記コンデンサの他端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されている間に当該入力端子に供給された電圧から前記コンデンサの一端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されている間に当該入力端子に供給された電圧を差し引いた値を前記コンデンサの両端電圧として測定することを特徴とする請求項1記載の電圧電圧検出装置に存する。
請求項2記載の発明によれば、電圧測定手段が、第1スイッチ制御手段によりコンデンサの一端が入力端子に接続されている間にその入力端子に供給された電圧からコンデンサの他端が入力端子に接続されている間にその入力端子に供給された電圧を差し引いた値をコンデンサの両端電圧として測定し、第2スイッチ制御手段によりコンデンサの他端が入力端子に接続されている間にその入力端子に供給された電圧からコンデンサの一端が入力端子に接続されている間にその入力端子に供給された電圧を差し引いた値をコンデンサの両端電圧として測定するので、コンデンサの両端電圧を正確に検出することができる。
請求項3記載の発明は、前記第1スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち他端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち一端のみを前記入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、前記第2スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち一端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち他端のみを前記入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、前記電圧測定手段が、前記第1及び第2スイッチ制御手段による制御中に前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に供給された電圧を前記コンデンサの両端電圧として測定することを特徴とする請求項1記載の電圧検出装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、電圧測定手段が、第1及び第2スイッチ制御手段による制御中に入力端子に供給された電圧をコンデンサの両端電圧として測定するので、コンデンサの両端を交互に入力端子に入力する必要がない。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、コンデンサのマイナス側の端子の電位をグランドに落とした状態でコンデンサのプラス側を入力端子に接続することができるので、接続された単位セルに対応した異なる極性で充電されるコンデンサを電圧測定手段に接続する際にマイナス電圧が電圧測定手段に供給されることなく、しかも、コンデンサ−電圧測定手段間に設けたスイッチ手段として高耐圧のものも使用することなく、コストダウンを図ることができる。
また、請求項1記載の発明によれば、アナログ/デジタル変換器の入力端子が一つしかなくても、一対の第1のスイッチ手段によってコンデンサの両端のうちプラス側を入力端子に接続することができる。または、コンデンサの両端を交互に入力端子に接続することができるので、アナログ/デジタル変換器の入力端子が一つで済み、コストダウンを図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、コンデンサの両端電圧を正確に検出することができるので、高精度化を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、コンデンサの両端を交互に入力端子に入力する必要がなく、測定時間の短縮を図ることができる。
参考例における電圧検出装置を示す回路図である。 図1に示す電圧検出装置を構成するCPUの参考例における処理手順を示すフローチャートである。 図1に示す電圧検出装置を構成する切替スイッチ及び測定用スイッチのオンオフ状態を示すタイムチャートである。 他の参考例における電圧検出装置を示す部分回路図である。 本発明の電圧検出装置の第1実施形態を示す回路図である。 図5に示す電圧検出装置を構成するCPUの第1実施形態における処理手順を示すフローチャートである。 図5に示す電圧検出装置を構成する切替スイッチ及び測定用スイッチの第1実施形態におけるオンオフ状態を示すタイムチャートである。 図5に示す電圧検出装置を構成するCPUの第2実施形態における処理手順を示すフローチャートである。 図5に示す電圧検出装置を構成する切替スイッチ及び測定用スイッチの第2実施形態におけるオンオフ状態を示すタイムチャートである。 従来の電圧検出装置の一例を示す回路図である。 極性補正の一例を示す回路図である。
参考例
以下、参考例を図面に基づいて説明する。図1は、電圧検出装置の参考例を示す回路図である。図中引用符号BHは、高圧バッテリである。上記高圧バッテリBHは、エンジンと電動モータMを走行駆動源として併用するHEVにおいて前記電動モータMの電源として用いられ、その両端には電動モータMが必要に応じて負荷として接続されると共にオルタネータ等(図示せず)が必要に応じて充電器として接続される。また、高圧バッテリBHは、一つの二次電池から成る例えば5個の単位セルC1〜C5から構成されている。
なお、本参考例では、単位セルC1〜C5として、一つの二次電池から構成される例について説明するが、単位セルC1〜C5を構成する二次電池の数は一つでも複数でもよい。また、高圧バッテリBHとして、5個の単位セルC1〜C5から構成される例について説明するが、高圧バッテリBHを構成する単位セルC1〜C5の数は複数であればいくつでもよい。
上記電圧検出装置10は、単位セルC1〜C5の各々によって順次充電されるコンデンサCと、上記単位セルC1〜C5の各両端を上記コンデンサCの両端に順次接続するための複数の切替スイッチS11〜S16とを備えている。
切替スイッチS11〜S16は、5個の単位セルC1〜C5に対して6個設けられている。つまり、例えば、単位セルC1のプラス側と、この単位セルC1のプラス側に接続されている単位セルC2のマイナス側とは、共通の切替スイッチS12を介してコンデンサCに接続されるようになっている。
従って、電圧検出装置10においては、奇数番目の単位セルC1、C3、C5をコンデンサCに接続するとコンデンサCの一端aがプラスに、他端bがマイナスに充電される。一方、偶数番目の単位セルC2、C4をコンデンサCに接続するとコンデンサCの他端bがプラスに、一端aがマイナスに充電される。つまり、コンデンサCは接続された単位セルC1〜C5に対応して極性の異なる充電が行われる。
また、電圧検出装置10は、コンデンサCの両端電圧を測定する電圧測定回路11(=電圧測定手段)と、コンデンサCの両端a、bの各々−電圧測定回路11のAD入力T1、T2間に設けた一対の測定用スイッチS21及びS22(=一対の第1のスイッチ手段)とを備えている。上述した測定用スイッチS21がコンデンサCの一端a−AD入力T1間に設けられ、測定用スイッチS22がコンデンサCの他端b−AD入力T2間に設けられている。
電圧検出装置10は、またコンデンサCの両端a、bの各々−グランド間に設けられている一対の測定用スイッチS23及びS24(=一対の第2のスイッチ手段)を備えている。上述した一対の測定用スイッチS21及びS22は、一対の測定用スイッチS23及びS24よりもコンデンサC側に設けられている。上述した測定用スイッチS21及びS22よりも電圧測定回路11側で、かつ測定用スイッチS23及びS24よりもコンデンサC側には、放電抵抗R1及びR2が設けられている。上記グランドは低圧バッテリ側のグランドである。
上述した電圧測定回路11は、2つのAD入力T1、T2と、2つのAD入力T1及びT2の各々に供給された電圧をA/D変換するA/D変換器11c、11dと、このA/D変換器11c、11dが接続されたマイクロコンピュータ(以下μCOM)12とを備えている。
μCOM12は、各種演算処理を実行するCPU12a、該CPU12aの制御プログラムなどを格納した読出専用メモリであるROM12b及びCPU12aでの各種の処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読出書込自在のメモリであるRAM12cなどを内蔵している。
このCPU12aは、図示しないが切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S24の制御端子に接続されていて、これら切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S24のオンオフを制御する。なお、切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S24は例えばフォトMOSが用いられ、CPU12aとは電気的に絶縁された状態でオンオフ制御することができる。
上述した構成の電圧検出装置10の動作について、図2のCPU12aの処理手順を示すフローチャート及び図3に示す切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S24のオンオフ状態を示すタイムチャートを参照して以下説明する。CPU12aは、イグニッションスイッチのオフ後、電圧検出処理を開始する。まず、CPU12aは、イグニッションスイッチオフ後、高圧バッテリBHの両端電圧が安定するまでの一定時間Ti1が経過するのを待つ(ステップS1)。
一定時間Ti1が経過すると(ステップS1でY)、CPU12aはセルカウンタnを1にセットする(ステップS2)。その後、CPU12aはセルカウンタn>5であるか否かを判断する(ステップS3)。セルカウンタn>5であれば(ステップS3でY)、CPU12aは全ての単位セルC1〜C5の両端電圧の検出が終了したと判断して電圧検出処理を終了する。
これに対して、セルカウンタn≦5であれば(ステップS3でN)、CPU12aは、切替スイッチS1n及びS1(n+1)をオンする(ステップS4)。これにより、単位セルCnの両端がコンデンサCの両端に接続され、単位セルCnからコンデンサCに対する充電が開始する。そして、CPU12aは予め定めた充電時間Ti2が経過するのを待って(ステップS5でY)、切替スイッチS1n及びS1(n+1)をオフする(ステップS6)。これにより、単位セルCnとコンデンサCとの接続が切り離される。
なお、上記充電時間Ti2は、両端電圧が満充電電圧である単位セルC1〜C5によってコンデンサCの充電を開始してからコンデンサCと単位セルC1〜C5との両端電圧が等しくなるまでの時間よりも長く設定されている。従って、ステップS6では単位セルCnとコンデンサCとの両端電圧が等しくなっている。上記ステップS1〜S6を繰り返すことにより、図3(a)〜(f)に示すように、単位セルC1〜C5の両端とコンデンサCの両端との間に設けられた切替スイッチS11〜S16が順次オンして、単位セルC1〜C5によってコンデンサCが順次充電される。
次に、CPU12aは、セルカウンタnが奇数であるか否かを判断する(ステップS7)。奇数であれば(ステップS7でY)、CPU12aは奇数番目の単位セルC1、C3、C5の何れかによってコンデンサCが充電され、コンデンサCの一端aがプラスに、他端bがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS21及びS22をオンすると共に測定用スイッチS24をオンする(ステップS8)。
このステップS8でCPU12aは第1スイッチ制御手段として働き、コンデンサCの両端a、bのうち他端bのみがグランドに接続された状態でコンデンサCの両端a、bが2つのAD入力T1、T2の各々に接続される。コンデンサCの一端aがAD入力T1に接続されると、A/D変換器11cがコンデンサCの一端a側の電圧Vaのデジタル値をCPU12aに供給する。一方、コンデンサCの他端bがAD入力T2に接続されると、A/D変換器11dがコンデンサCの他端b側の電圧Vbのデジタル値をCPU12aに供給する。
その後、CPU12aは、AD入力T1に供給されたコンデンサCの一端a側の電圧VaからAD入力T2に供給されたコンデンサCの他端b側の電圧Vbを差し引いた値(Va−Vb)を求め、コンデンサCの両端電圧Vcとする(ステップS9)。このステップS9の動作によりCPU12aは電圧測定手段として働くことが明らかとなる。
次に、CPU12aは、第3スイッチ制御手段として働き、測定用スイッチS21、S22及びS24に加えて、さらに測定用スイッチS23をオンした後(ステップS10)、ステップS14に進む。これによりコンデンサCの両端がグランドに接続されて、充電抵抗R1及びR2を介してコンデンサCに蓄積された電荷が放電される。
上述したステップS8及びS9の動作により、奇数番目の単位セルC1、C3、C5によるコンデンサCの充電が終了する毎に、切替スイッチS11〜S16がオフすると共に測定用スイッチS21及びS22がオンして、コンデンサCの両端a、bがAD入力T1及びT2に接続される(図3(g))。また、測定用スイッチS24がオンして(図3(i))、マイナスとなっているコンデンサCの他端bがグランドに接地される。
一方、セルカウンタnが偶数であれば(ステップS7でN)、CPU12aは、偶数番目の単位セルC2及びC4によってコンデンサCが充電され、コンデンサCの他端bがプラスに、一端aがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS21及びS22をオンすると共に測定用スイッチS23をオンする(ステップS11)。
このステップS11でCPU12aは第2スイッチ制御手段として働き、コンデンサCの両端a、bのうち一端aがグランドに接続された状態でコンデンサCの両端a、bが2つのAD入力T1、T2の各々に接続される。コンデンサCの一端aがAD入力T1に接続されると、A/D変換器11cがコンデンサCの一端a側の電圧Vaのデジタル値をCPU12aに供給する。一方、コンデンサCの他端bがAD入力T2に接続されると、A/D変換器11dがコンデンサCの他端b側の電圧Vbのデジタル値をCPU12aに供給する。
その後、CPU12aは、AD入力T2に供給されたコンデンサCの他端b側の電圧VbからAD入力T1に供給されたコンデンサCの一端a側の電圧Vaを差し引いた値(Vb−Va)を求め、コンデンサCの両端電圧Vcとする(ステップS12)。このステップS12の動作によりCPU12aは電圧測定手段として働くことが明らかとなる。
上述したステップS11及びS12の動作により、偶数番目の単位セルC2、C4の両端がコンデンサCの充電が終了する毎に、切替スイッチS11〜S16がオフすると共に測定用スイッチS21及びS22がオンして、コンデンサCの両端a、bがAD入力T1及びT2に接続される(図3(g))。また、測定用スイッチS23がオンして(図3(h))、マイナスとなっているコンデンサCの一端aがグランドに接地される。
次に、CPU12aは、第3スイッチ制御手段として働き、測定用スイッチS21、S22及びS23に加えて、さらに測定用スイッチS24をオンした後(ステップS13)、ステップS14に進む。これによりコンデンサCの両端がグランドに接続されて、充電抵抗R1及びR2を介してコンデンサCに蓄積された電荷が放電する。上述したステップS10及びステップS13により、コンデンサCの両端電圧の測定が終了する毎に、コンデンサCの両端がグランドに接続されて、放電する(図3(h)、(i))。
ステップS14において、CPU12aは予め定めた放電時間Ti3が経過するのを待って、次のステップS15に進む。なお、上記放電時間Ti3は単位セルC1〜C5の満充電電圧に充電されたコンデンサCの放電開始からコンデンサCの両端電圧Vcが単位セルC1〜C5の放電終止電圧よりも下回るまでの時間に設定されている。CPU12aは、故障検出手段として働き、ステップS9、S12で求めたコンデンサCの両端電圧が単位セルC1〜C5の放電終止電圧を下回っていると判断すると(ステップS15でY)、単位セルCnの両端とコンデンサCの両端との間で断線が生じたり、スイッチS1n及びS1(n+1)がオンしなかったなどの故障が生じて、単位セルCnによるコンデンサCの充電ができなかったと判断して断線警報を発生した後(ステップS16)、ステップS18に進む。
一方、CPU12aは、ステップS9、S12で求めたコンデンサCの両端電圧が単位セルC1〜C5の放電終止電圧以上であると判断すると(ステップS15でY)、そのコンデンサCの両端電圧を単位セルCnの両端電圧としてRAM内に格納した後(ステップS17)、ステップS18に進む。ステップS18において、CPU12aはスイッチS21〜S24をオフしてコンデンサCと電圧検出回路11との接続を切り離した後、セルカウンタnをインクリメントして(ステップS19)、ステップS3に戻る。
上述した電圧検出装置10によれば、一対の測定用スイッチS23及びS24がコンデンサCの両端の各々−グランド間に設けられていて、コンデンサCの一端aがプラスであるときコンデンサCの両端a、bのうち他端bのみをグランドに接続した状態でコンデンサCの両端a、bが入力端子T1、T2に接続され、コンデンサCの他端bがプラスであるときコンデンサCの両端a、bのうち一端aのみをグランドに接続した状態でコンデンサCの両端a、bが入力端子T1、T2に接続されている。これにより、コンデンサCのマイナス側の端子の電位をグランドに落とした状態でコンデンサCのプラス側の端子をAD入力T1及びT2に接続することができる。従って、接続された単位セルC1〜C5に対応した異なる極性で充電されるコンデンサCを電圧測定回路11に接続する際にマイナス電圧が電圧測定回路11に供給されることなく、しかも、コンデンサC−電圧測定回路11間に設けた測定用スイッチS21〜S24として高耐圧のものも使用することなく、コストダウンを図ることができる。
また、上述した電圧検出装置10によれば、電圧測定回路11が2つのAD入力T1及びT2と、2つのAD入力T1及びT2の各々に供給された電圧をA/D変換するA/D変換器11c及び11dとを有することにより、AD入力T1及びT2に対してコンデンサCの極性を反転させて接続する必要がなく、極性を補正するためのスイッチが不要となるり、コストダウンを図ることができる。つまり、従来のように差動増幅器を用いる場合、差動増幅器の一方の入力端子に常にコンデンサCのプラス側が接続され、他方の入力端子にコンデンサCのマイナス側を接続するように極性を補正する必要があり、測定用スイッチS21〜S24に加えて、極性を補正するためのスイッチが必要となるが参考例では必要ない。
さらに、上述した電圧検出装置10によれば、CPU12aが、測定用スイッチS21、S22及びS24をオン制御している間にAD入力T1に供給された電圧VaからAD入力T2の他方に供給された電圧Vbを差し引いた値(Va−Vb)をコンデンサCの両端電圧として測定し、測定用スイッチS21、S22及びS23をオン制御している間にAD入力T2の他方に供給された電圧VbからAD入力T1の一方に供給された電圧Vaを差し引いた値(Vb−Va)をコンデンサCの両端電圧として測定するので、コンデンサCの両端電圧を正確に検出することができる。
また、CPU12aが、ステップS9及びS12にてコンデンサCの両端電圧の測定が終了した後、コンデンサCの両端がグランドに接続されるように測定用スイッチS21〜S24を制御してコンデンサCに蓄積された電荷を放電するので(ステップS10及びS13)、コンデンサCを電圧測定回路11に接続するための測定用スイッチS21〜S24を流用してコンデンサCに蓄積された電荷を放電することができ、コストダウンを図ることができる。
なお、上述した参考例によれば、測定用スイッチS21及びS22は、一対の測定用スイッチS23及びS24よりもコンデンサ側に設けられていたが、この限りではない。例えば、図4に示すように、測定用スイッチS21及びS22を一対の測定用スイッチS23及びS24よりも電圧測定回路11側に設けてもよい。
また、AD入力T1及びT2に供給された電圧からコンデンサCの両端電圧を求める方法も上述した参考例に限られたものではない。例えば、コンデンサCの両端a、bのうち測定用スイッチS23及びS24によってグランドに接続されている側の電圧Va、Vbは0Vとみなせることができる。そこで、例えば、図2のステップS9で差し引いた値(Va−Vb)をコンデンサCの両端電圧Vcとして測定せずに、AD入力T1に供給された電圧VaをそのままコンデンサCの両端電圧Vcとして測定し、ステップS12でも差し引いた値(Vb−Va)をコンデンサCの両端電圧として測定せずに、AD入力T2に供給された電圧VbをそのままコンデンサCの両端電圧Vcとして測定してもよい。また、この場合、コンデンサCの両端のうち測定用スイッチS23及びS24によってグランドに接続されている側とAD入力T1、T2と接続しなくてもよい。
また、上述した参考例では、コンデンサCの両端電圧を放電した後に、放電前に測定したコンデンサCの両端電圧Vcと放電終止電圧とを比較して断線を検出していた(ステップS15)が、これに限ったものではない。断線の検出はコンデンサCの両端Vcを測定した後から次の単位セルによって充電されたコンデンサCの両端電圧を測定するまでの間に行えばいつでもよいし、全ての単位セルC1〜C5の両端電圧を図り終わってから行っても良い。
第1実施形態
次に、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図5は、本発明の電圧検出装置の第1実施形態を示す回路図である。なお、図5において図1について上述した参考例ですでに説明した電圧検出装置10と同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5においてコンデンサCよりも高圧バッテリBH側の電圧検出装置10の構成は、図1に示す電圧検出装置10と同じためここではその詳細な説明は省略する。電圧検出装置10は、コンデンサCの両端a、bの各々−電圧測定回路11のAD入力T1間に設けた一対の測定用スイッチS21及びS22(=一対の第1のスイッチ手段)と、コンデンサCの両端a、bの各々−グランド間に設けられている一対の測定用スイッチS23及びS24(=一対の第2のスイッチ手段)を備えている。上述した一対の測定用スイッチS21及びS22は、一対の測定用スイッチS23及びS24よりも電圧測定回路11側に設けられている。
また、コンデンサCの両端a、bの各々−電圧測定回路11のAD入力T1間であって、測定用スイッチS23及びS24よりもコンデンサC側にも一対の測定用スイッチS25及びS26が設けられている。第1実施形態では、この一対の測定用スイッチS25及びS26が設けられている例について説明するが、この測定用スイッチS25及びS26は必ず設ける必要はない。
一対の測定用スイッチS25及びS26の電圧測定回路11側には共通のAD入力T1が接続されている。A/D変換器11cはAD入力T1に供給された電圧をA/D変換して、CPU12aに出力する。
上述した構成の電圧検出装置10の動作について、図6に示すCPU12aの処理手順のフローチャート及び図7に示す切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S26のオンオフ状態を示すタイムチャートを参照して以下説明する。なお、図6において、図2について上述した参考例で説明したステップと同一のステップには同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。CPU12aは、イグニッションスイッチのオフ後、電圧検出処理を開始する。まず、CPU12aは、ステップS1〜ステップS7に進む。このステップS1〜S7までの動作は、上述した参考例と同等のため詳細な説明は省略する。
ステップS7において奇数であると判断すれば(ステップS7でY)、CPU12aは奇数番目の単位セルC1、C3、C5の何れかによってコンデンサCが充電され、コンデンサCの一端aがプラスに、他端bがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS22、S24、S25、S26をオンする(ステップS19)。
このステップS19により、コンデンサCの両端a、bのうち他端bのみがAD入力T1及びグランドに接続される。コンデンサCの他端bがAD入力T1に接続されると、A/D変換器11cがコンデンサCの他端b側の電圧Vbのデジタル値をCPU12aに供給する。そして、CPU12aは、A/D変換器11cから供給された電圧VbをRAM12c内に格納する(ステップS20)。
次に、CPU12aは、測定用スイッチS22をオフすると共に測定用スイッチS21をオンする(ステップS21)。このとき、測定用スイッチS24、S25、S26はオンのままである。このステップS21により、コンデンサCの両端a、bのうち一端aがAD入力T1に接続される。コンデンサCの他端bはグランドに接続されたままである。コンデンサCの一端aがAD入力T1に接続されると、A/D変換器11cがコンデンサCの一端a側の電圧Vaのデジタル値をCPU12aに供給する。そして、CPU12aは、A/D変換器11cから供給された電圧VaをRAM12c内に格納する(ステップS22)。
上述したステップS19及びS21においてCPU12aは、第1スイッチ制御手段として働き、奇数番目の単位セルC1、C3、C5によるコンデンサCの充電が終了する毎に、コンデンサCの両端a、bのうち他端bのみをグランドに接続した状態で、コンデンサCの一端a及び他端bを交互にAD端子T1に接続するように測定用スイッチS21〜S26のオンオフを制御している(図7参照)。
その後、CPU12aは、電圧測定手段として働き、上記電圧Vaから電圧Vbを差し引いた値(Va−Vb)をコンデンサCの両端電圧Vcとする(ステップS23)。次に、CPU12aは、第3スイッチ制御手段として働き、測定用スイッチS21をオフする共に測定用スイッチS23をオンした後(ステップS24)、ステップS14に進む。これによりコンデンサCの両端がグランドに接続されて、充電抵抗R1及びR2を介してコンデンサCに蓄積された電荷が放電される。
一方、セルカウンタnが偶数であれば(ステップS7でN)、CPU12aは、偶数番目の単位セルC2及びC4によってコンデンサCが充電され、コンデンサCの他端bがプラスに、一端aがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS21、S23、S25及びS26をオンする(ステップS25)。
このステップS25により、コンデンサCの両端a、bのうち一端aのみがAD入力T1及びグランドに接続される。コンデンサCの一端aがAD入力T1に接続されると、A/D変換器11cがコンデンサCの一端a側の電圧Vaのデジタル値をCPU12aに供給する。そして、CPU12aは、A/D変換器11cから供給された電圧VaをRAM12c内に格納する(ステップS26)。
次に、CPU12aは、測定用スイッチS21をオフすると共に測定用スイッチS22をオンする(ステップS27)。このとき、測定用スイッチS23、S25、S26はオンのままである。このステップS27により、コンデンサCの両端a、bのうち他端bがAD入力T1に接続される。コンデンサCの一端aはグランドに接続されたままである。コンデンサCの他端bがAD入力T1に接続されると、AD変換器11cがコンデンサCの他端b側の電圧Vbのデジタル値をCPU12aに供給する。そして、CPU12aは、A/D変換器11cから供給された電圧VbをRAM12c内に格納する(ステップS28)。
上述したステップS25及びS27においてCPU12aは、第2スイッチ制御手段として働き、偶数番目の単位セルC2、C4によるコンデンサCの充電が終了する毎に、コンデンサCの両端a、bのうち一端aのみをグランドに接続した状態で、コンデンサCの一端a及び他端bを交互にAD端子T1に接続するように測定用スイッチS21〜S26のオンオフを制御している(図7参照)。
その後、CPU12aは、電圧測定手段として働き、上記電圧Vbから電圧Vaを差し引いた値(Vb−Va)をコンデンサCの両端電圧Vcとする(ステップS29)。次に、CPU12aは、第3スイッチ制御手段として働き、測定用スイッチS22をオフする共に測定用スイッチS24をオンした後(ステップS30)、ステップS14に進む。これによりコンデンサCの両端がグランドに接続されて、充電抵抗R1及びR2を介してコンデンサCに蓄積された電荷が放電される。なお、ステップS14以降の動作は上述した図2について参考例と同等のため詳細な説明は省略する。
上述した電圧検出装置10によれば、一対の測定用スイッチS21及びS22が一対の測定用スイッチS23及びS24よりも電圧測定回路11側に設けられ、かつ一対の測定用スイッチS21及びS22の電圧測定回路11側に共通のAD入力T1に接続されている。この構成により、A/D変換器11cのAD入力T1が一つしかなくても、一対の測定用スイッチS21及びS22によってコンデンサCの一端a及び他端bの中からAD入力T1に接続する端子を切り換えることができる。このため、A/D変換器11cのAD入力T1が一つで済み、コストダウンを図ることができる。
また、上述した電圧検出装置10によれば、コンデンサCの一端aがAD入力T1に接続されている間にそのAD入力T1に供給された電圧とコンデンサCの他端bがAD入力T1に接続されている間にそのAD入力T1に供給された電圧とに基づいて両端電圧として測定するので、コンデンサCの両端電圧を正確に検出することができる。
なお、上述した第1実施形態によれば、コンデンサCの両端a、bのうちマイナス側を先に入力端子T1に接続していたが、本発明はこの限りではなく、プラス側を先に入力端子T1に接続してもよい。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。なお、第2実施形態の電圧検出装置10の構成は、図5について上述した第1実施形態ですでに説明した電圧検出装置10と同等であるためその詳細な説明を省略する。
第2実施形態における電圧検出装置10の動作について、図8に示すCPU12aの処理手順を示すフローチャート及び図9に示す切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S26のオンオフ状態を示すタイムチャートを参照して以下説明する。なお、図8において、図2について上述した参考例で説明したステップと同一のステップには同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。CPU12aは、イグニッションスイッチのオフ後、電圧検出処理を開始する。まず、CPU12aは、ステップS1〜ステップS7に進む。このステップS1〜S7までの動作は、上述した参考例と同等のため詳細な説明は省略する。
ステップS7において奇数であると判断すれば(ステップS7でY)、CPU12aは、奇数番目の単位セルC1、C3、C5の何れかによってコンデンサCが充電され、コンデンサCの一端aがプラスに、他端bがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS21、S24、S25及びS26をオンする(ステップS31)。
このステップS31により、コンデンサCの両端a、bのうち他端bのみがグランドに接続され、一端aのみがAD入力T1に接続される。コンデンサCの一端aがAD入力T1に接続されると、A/D変換器11cがコンデンサCの一端a側の電圧Vaのデジタル値をCPU12aに供給する。そして、CPU12aは、コンデンサCの他端b側の電圧Vbは0であるとして、A/D変換器11cから供給された電圧VaをコンデンサCの両端電圧Vcとする(ステップS32)。その後、CPU12aは、測定用スイッチS21をオフすると共に測定用スイッチS23をオンして(ステップS33)、コンデンサCの両端をグランドに接続してコンデンサを放電させた後、ステップS14に進む。
上述したステップS31及びS32により、奇数番目の単位セルC1、C3及びC5でコンデンサCが充電されたときは、マイナス側のコンデンサCの他端bがグランドに接続され、プラス側のコンデンサCの一端aのみがAD入力T1に接続される(図9参照)。
一方、セルカウンタnが偶数であれば(ステップS7でN)、CPU12aは、偶数番目の単位セルC2及びC4によってコンデンサCが充電され、コンデンサCの他端bがプラスに、一端aがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS22、S23、S25及びS26をオンする(ステップS34)。
このステップS34により、コンデンサCの両端a、bのうち一端aのみがグランドに接続され、他端bのみがAD入力T1に接続される。コンデンサCの他端bがAD入力T1に接続されると、A/D変換器11cがコンデンサCの他端b側の電圧Vbのデジタル値をCPU12aに供給する。そして、CPU12aは、コンデンサCの一端a側の電圧Vaは0であるとして、A/D変換器11cから供給された電圧VbをコンデンサCの両端電圧Vcとする(ステップS35)。その後、CPU12aは、測定用スイッチS22をオフすると共に測定用スイッチS24をオンして(ステップS36)、コンデンサCの両端をグランドに接続してコンデンサを放電させた後、ステップS14に進む。なお、ステップS14以降の動作は上述した図2について参考例と同等のため詳細な説明は省略する。
上述したステップS34及びS35により、偶数番目の単位セルC2及びC4でコンデンサCが充電されたときは、マイナス側のコンデンサCの一端aのみがグランドに接続され、プラス側のコンデンサCの他端bのみがAD入力T1に接続される(図9参照)。
上述した電圧検出装置10によれば、コンデンサCの両端のうちプラス側のみがAD入力T1に供給され、このときAD入力T1に供給された電圧をコンデンサCの両端電圧Vcとして測定するので、第1実施形態のようにコンデンサCの両端を交互にAD入力T1に入力する必要がなく、測定時間の短縮を図ることができる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
11 電圧測定回路(電圧測定手段)
11c A/D変換器
11d A/D変換器
12a CPU(第1スイッチ制御手段、第2スイッチ制御手段、第3スイッチ制御手段、電圧測定手段)
T1 AD入力(入力端子)
T2 AD入力(入力端子)
C コンデンサ
S21、S22 一対の測定用スイッチ(一対の第1のスイッチ手段)
S23、S24 一対の測定用スイッチ(一対の第2のスイッチ手段)

Claims (3)

  1. 互いに直列接続された複数の単位セルの各々に順次接続されて、当該接続された前記単位セルに対応して極性の異なる充電が行われるコンデンサと、入力端子に供給された電圧をアナログ/デジタル変換するアナログ/デジタル変換器を有し、前記コンデンサの両端電圧を測定する電圧測定手段と、前記コンデンサの両端の各々−前記アナログ/デジタル変換器の入力端子間に設けられた一対の第1のスイッチ手段と、を備えた電圧検出装置において、
    前記コンデンサの両端の各々−グランド間に設けられた一対の第2のスイッチ手段と、
    前記コンデンサの一端がプラスであるとき、前記コンデンサの両端のうち他端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち少なくとも一端を前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフを制御する第1スイッチ制御手段と、
    前記コンデンサの他端がプラスであるとき、前記コンデンサの両端のうち一端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち少なくとも他端を前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフを制御する第2スイッチ制御手段と、を備え、
    前記一対の第1のスイッチ手段が、前記一対の第2のスイッチ手段よりも前記アナログ/デジタル変換器側に設けられていて、
    前記一対の第1のスイッチ手段の前記アナログ/デジタル変換器側が、互いに接続されていて、共通の前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されている
    ことを特徴とする電圧検出装置。
  2. 前記第1スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち他端のみを前記グランドに接続した状態で前記コンデンサの一端及び他端を交互に前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、
    前記第2スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち一端のみを前記グランドに接続した状態で前記コンデンサの一端及び他端を交互に前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、
    前記電圧測定手段が、前記第1スイッチ制御手段により前記コンデンサの一端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されている間に当該入力端子に供給された電圧から前記コンデンサの他端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続している間に当該入力端子に供給された電圧を差し引いた値を前記コンデンサの両端電圧として測定し、前記第2スイッチ制御手段により前記コンデンサの他端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されている間に当該入力端子に供給された電圧から前記コンデンサの一端が前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に接続されている間に当該入力端子に供給された電圧を差し引いた値を前記コンデンサの両端電圧として測定する
    ことを特徴とする請求項1記載の電圧電圧検出装置。
  3. 前記第1スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち他端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち一端のみを前記入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、
    前記第2スイッチ制御手段が、前記コンデンサの両端のうち一端のみをグランドに接続した状態で前記コンデンサの両端のうち他端のみを前記入力端子に接続するように前記一対の第1及び第2のスイッチ手段のオンオフ制御を行い、
    前記電圧測定手段が、前記第1及び第2スイッチ制御手段による制御中に前記アナログ/デジタル変換器の入力端子に供給された電圧を前記コンデンサの両端電圧として測定する
    ことを特徴とする請求項1記載の電圧検出装置。
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