JP4606344B2 - 電圧検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電圧検出装置に係り、特に、互いに直列接続された二次電池から成る複数の単位セルの各々が順次接続されて当該接続された単位セルの両端電圧に充電される検出用コンデンサと、前記複数の単位セル−前記検出用コンデンサ間の接続を接離する第1のスイッチ手段と、前記単位セルの両端電圧を測定する電圧測定手段と、前記検出用コンデンサ−前記電圧測定手段間の接続を接離する第2のスイッチ手段とを備えた電圧検出装置に関するものである。
近年、エンジンと電動モータとを併用して走行するハイブリッド自動車(以下HEV)が普及してきている。このHEVは、上記エンジン始動用の12V程度の低圧バッテリと、上記電動モータ駆動用の高圧バッテリとの2種類のバッテリを備えている。上述した高圧バッテリは、ニッケル−水素電池やリチウム電池といった二次電池を単位セルとして、この単位セルを複数直列接続して高電圧を得ている。
上述した高圧バッテリは充放電を繰り返すうちに各単位セルの両端電圧、即ち充電状態(SOC)にばらつきが生じる。バッテリの充放電にあたっては、各単位セルの耐久性や安全確保の観点より、SOC(又は両端電圧)の最も高い単位セルが設定上限SOC(又は上限両端電圧値)に到達した時点で充電を禁止し、SOC(又は両端電圧)の最も低い単位セルが設定下限SOC(又は下限両端電圧値)に到達した時点で放電を禁止する必要がある。
従って、各単位セルにSOCのバラツキが生じると、実質上、バッテリの使用可能容量が減少することになる。このため、HEVにおいては、登坂時にガソリンに対してバッテリエネルギーを補充したり、降坂時にバッテリにエネルギーを回生したりする、いわゆるアシスト・回生が不十分となり、実車動力性能や燃料を低下させることになる。そこで、各単位セルのSOCを均等化するために、各単位セルの両端電圧を検出する必要がある。
従来、上述した高圧バッテリを構成する各単位セルの両端電圧を検出する電圧検出装置として図5に示すような装置が考えられている(例えば特許文献1)。図中引用符号BHは、高圧バッテリである。上記高圧バッテリBHは、エンジンと電動モータMを走行駆動源として併用するHEVにおいて前記電動モータMの電源として用いられ、その両端には電動モータMが必要に応じて負荷として接続されると共にオルタネータ等(図示せず)が必要に応じて充電器として接続される。また、高圧バッテリBHは、二次電池から成る例えば5個の単位セルC1〜C5から構成されている。
上記電圧検出装置10は、単位セルC1〜C5の各々に順次接続される検出用コンデンサCdと、上記単位セルC1〜C5−検出用コンデンサCd間に設けられて各単位セルC1〜C5−検出用コンデンサCd間の接続を接離する第1のスイッチ手段としての切替スイッチS11〜S16とを備えている。
また、電圧検出装置10は、検出用コンデンサCdを介して単位セルC1〜C5の両端電圧を測定する電圧測定手段としての電圧測定回路11と、検出用コンデンサCd−電圧測定回路11間に設けられ検出用コンデンサCd−電圧測定回路11間の接続を接離する第2のスイッチ手段としての一対の測定用スイッチS21及びS22とを備えている。上述した電圧測定回路11は、高圧バッテリBHとは電気的に絶縁する必要がある低圧バッテリ(図示せず)から電源供給を受けて動作し、入力端子T1、T2に入力された電圧の差分を出力する差動増幅器11aとこの差動増幅器11aの出力をアナログ/ディジタル変換するA/D変換器11bとから構成されている。
上述した構成の電圧検出装置10の動作について以下説明する。各切替スイッチS11〜S16、測定用S21及びS22はオフした状態を基準とする。この状態で切替スイッチS11及びS12をオンすると単位セルC1の両端電圧が検出用コンデンサCdに充電される。次に、切替スイッチS11及びS12をオフした後に測定用スイッチS21及びS22をオンすると電圧測定回路11に検出用コンデンサCdの両端が入力端子T1、T2に接続される。
これにより電圧測定回路11内の差動増幅器11aが検出用コンデンサCdの両端電圧をA/D変換器11bに供給する。A/D変換器11bは上記供給された検出用コンデンサCdの両端電圧をA/D変換して単位セルC1の両端電圧として測定する。同様に、切替スイッチS12及びS13をオンしてという具合に順次単位セルC1〜C5の両端電圧を測定していく。切替スイッチS11〜S16と、測定用スイッチS21及びS22とは同時にオンされないため高圧バッテリBHと電圧測定回路11との電気的絶縁を保ちつつ検出することができる。
しかしながら、上述した電圧検出装置10は検出用コンデンサCdの接続先を切り替えるために単位セルC1〜C5−検出用コンデンサCd間に切替スイッチS11〜S16が設けられている。この切替スイッチS11〜S16には、図5に示すように、寄生容量Cpが不可避的に付随する。これにより、切替スイッチS11〜S16をオフして検出用コンデンサCdと単位セルC1〜C5との接続を切り離すと、検出用コンデンサCdがこの寄生容量Cpを通じて放電されてしまう。このため、検出用コンデンサCdの両端電圧が単位セルC1〜C5の両端電圧を保つことができず、正確に単位セルC1〜C5の両端電圧を検出することができないという問題があった。
そこで、この問題を回避するために例えば、検出用コンデンサCdの容量を大きくすることが考えられる。検出用コンデンサCdの容量を大きくすれば寄生容量Cpを介して放電が生じても、放電による検出用コンデンサCdの両端電圧の減少スピードを遅くすることができ、検出用コンデンサCdの両端電圧が単位セルC1〜C5の両端電圧を保っている間に、検出用コンデンサCdの両端電圧を電圧計測回路11にて測定することができる。
しかしながら、検出用コンデンサCdの容量を大きくすると、その分、単位セルC1〜C5による検出用コンデンサCdの充電に時間がかかり、単位セルC1〜C5の検出時間が長くなってしまうという問題点があった。
また、検出時間短縮を図るために、検出用コンデンサCdを複数設けて、そして複数の単位セルC1〜C5によって複数の検出用コンデンサCdを同時に充電するものも提案されている(例えば特許文献2)。しかしながら、コンデンサCやスイッチの数が増加するためコスト的に問題がある。
特開2001−201522号公報 特開2001−289147号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、寄生容量の影響を受けずに正確に各単位セルの両端電圧の検出を行うことができる電圧検出装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、互いに直列接続された二次電池から成る複数の単位セルの各々が順次接続されて当該接続された単位セルの両端電圧に充電される検出用コンデンサと、前記複数の単位セル−前記検出用コンデンサ間の接続を接離する第1のスイッチ手段と、前記単位セルの両端電圧を測定する電圧測定手段と、前記検出用コンデンサ−前記電圧測定手段間の接続を接離する第2のスイッチ手段とを備えた電圧検出装置において、前記検出用コンデンサと前記電圧測定手段との間に設けられて前記検出用コンデンサと並列接続されるホールドコンデンサと、前記検出用コンデンサと前記ホールドコンデンサとの間に設けられたダイオードとから構成されたピークホールド回路が備えられ、前記ダイオードのアノードが前記第2のスイッチ手段を介して前記検出用コンデンサのプラス側に接続され、前記ダイオードのカソードが前記ホールドコンデンサのプラス側に接続されていることを特徴とする電圧検出装置に存する。
請求項1記載の発明によれば、ホールドコンデンサが、検出用コンデンサと電圧測定手段との間に設けられて検出用コンデンサと並列接続される。ダイオードが、検出用コンデンサとホールドコンデンサとの間に設けられている。上記ダイオードのアノードが、第2のスイッチ手段を介して検出用コンデンサのプラス側に接続され、ダイオードのカソードがホールドコンデンサのプラス側に接続されている。従って、検出用コンデンサとホールドコンデンサとを並列接続することにより、ダイオードを通じてホールドコンデンサが充電されて、ホールドコンデンサの両端電圧が検出用コンデンサの両端電圧と等しくなる。また、第1のスイッチ手段に付随する寄生容量を通じて検出用コンデンサが放電して検出用コンデンサの両端電圧が低下しても、ダイオードの働きによりホールドコンデンサの放電電流は阻止されるためホールドコンデンサの両端電圧は検出用コンデンサの両端電圧のピークを保持する。
請求項2記載の発明は、前記ピークホールド回路に演算増幅器が備えられ、前記演算増幅器の入力が、前記第2のスイッチ手段を介して前記検出用コンデンサのプラス側に接続され、その出力が、前記ダイオードのアノードに接続され、前記ダイオードのアノードが前記演算増幅器及び前記第2のスイッチ手段を介して前記検出用コンデンサのプラス側に接続されていることを特徴とする請求項1記載の電圧検出装置に存する。
請求項2記載の発明によれば、演算増幅器を設けることにより、この演算増幅器の入力よりも単位セル側を高インピーダンスに、出力よりも電圧測定手段側を低インピーダンスにすることができる。従って、より確実にホールドコンデンサの放電を防止することができる。また、検出用コンデンサからの電荷が直接移動してホールドコンデンサを充電することがなくなるため、検出用コンデンサの両端電圧が低下することもない。
請求項3記載の発明は、前記ホールドコンデンサの容量が、前記検出用コンデンサの容量よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の電圧検出装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、ホールドコンデンサの容量を、検出用コンデンサの容量よりも小さくすることにより、ホールドコンデンサの充電時間が短くて済む。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、検出用コンデンサとホールドコンデンサとを並列接続することにより、ダイオードを通じてホールドコンデンサが充電されて、ホールドコンデンサの両端電圧が検出用コンデンサの両端電圧と等しくなる。また、第1のスイッチ手段に付随する寄生容量を通じて検出用コンデンサが放電して検出用コンデンサの両端電圧が低下しても、ダイオードの働きによりホールドコンデンサの放電電流は阻止されるためホールドコンデンサの両端電圧は検出用コンデンサの両端電圧のピークを保持するので、寄生容量の影響を受けずに正確に各単位セルの両端電圧の検出を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、より確実にホールドコンデンサの放電を防止することができる。また、検出用コンデンサからの電荷が直接移動してホールドコンデンサを充電することがなくなるため、検出用コンデンサの両端電圧が低下することもないので、より一層寄生容量の影響を受けずに正確に各単位セルの両端電圧の検出を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、ホールドコンデンサの充電時間が短くて済むので、複数の単位セルの両端電圧の検出時間を短縮することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の電圧検出装置の一実施の形態を示す回路図である。図中引用符号BHは、高圧バッテリである。上記高圧バッテリBHは、エンジンと電動モータMを走行駆動源として併用するHEVにおいて前記電動モータMの電源として用いられ、その両端には電動モータMが必要に応じて負荷として接続されると共にオルタネータ等(図示せず)が必要に応じて充電器として接続される。また、高圧バッテリBHは、一つの二次電池から成る例えば5個の単位セルC1〜C5から構成されている。
なお、本実施形態では、単位セルC1〜C5として、一つの二次電池から構成される例について説明するが、単位セルC1〜C5を構成する二次電池の数は一つでも複数でもよい。また、高圧バッテリBHとして、5個の単位セルC1〜C5から構成される例について説明するが、高圧バッテリBHを構成する単位セルC1〜C5の数は複数であればいくつでもよい。
上記電圧検出装置10は、単位セルC1〜C5の各々が順次接続されてその接続された単位セルC1〜C5の両端電圧に充電される検出用コンデンサCdと、上記単位セルC1〜C5−検出用コンデンサCd間の接続を接離する複数の切替スイッチS11〜S16(=第1のスイッチ手段)とを備えている。
切替スイッチS11〜S16は、5個の単位セルC1〜C5に対して6個設けられている。つまり、例えば、単位セルC1のマイナス側と、この単位セルC1のマイナス側に接続されている単位セルC2のプラス側とは、共通の切替スイッチS12を介して検出用コンデンサCdに接続されるようになっている。
従って、電圧検出装置10においては、奇数番目の単位セルC1、C3、C5を検出用コンデンサCdに接続すると検出用コンデンサCdの一端aがプラスに、他端bがマイナスに充電される。一方、偶数番目の単位セルC2、C4を検出用コンデンサCdに接続すると検出用コンデンサCdの他端bがプラスに、一端aがマイナスに充電される。つまり、検出用コンデンサCdは接続された単位セルC1〜C5に対応して極性の異なる充電が行われる。
また、電圧検出装置10は、検出用コンデンサCdを介して単位セルC1〜C5の両端電圧を測定する電圧測定回路11(=電圧測定手段)と、検出用コンデンサCdの両端a、bの各々−電圧測定回路11のAD入力T1間に設けた二対の測定用スイッチS21、S22、S25及びS26(=第2のスイッチ手段)とを備えている。上述した測定用スイッチS21、S25が検出用コンデンサCdの一端a−AD入力T1間に設けられ、測定用スイッチS22、S26が検出用コンデンサCdの他端b−AD入力T2間に設けられている。
電圧検出装置10は、検出用コンデンサCdの両端a、bの各々−グランド間に設けられている一対の測定用スイッチS23及びS24を備えている。上述した一対の測定用スイッチS23及びS24は、一対の測定用スイッチS21及びS22よりも検出用コンデンサCd側に設けられている。上述した一対の測定用スイッチS23及びS24は、一対の測定用スイッチS25及びS26よりも電圧測定回路11側に設けられている。上述した測定用スイッチS25及びS26よりも電圧測定回路11側で、かつ測定スイッチS23及びS24よりもコンデンサC側には、放電抵抗R1及びR2が設けられている。上記グランドは低圧バッテリ側のグランドである。
上述した電圧測定回路11は、AD入力T1と、AD入力T1に供給された電圧をA/D変換するA/D変換器11cと、このA/D変換器11cが接続されたマイクロコンピュータ(以下μCOM)12とを備えている。
μCOM12は、各種演算処理を実行するCPU12a、該CPU12aの制御プログラムなどを格納した読出専用メモリであるROM12b及びCPU12aでの各種の処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読出書込自在のメモリであるRAM12cなどを内蔵している。
このCPU12aは、図示しないが切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S26の制御端子に接続されていて、これら切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S26のオンオフを制御する。なお、切替スイッチS11〜S16及び測定用スイッチS21〜S26は例えばフォトMOSが用いられ、CPU12aとは電気的に絶縁された状態でオンオフ制御することができる。
上述した電圧検出装置10はさらに測定用スイッチS21及びS22−電圧測定回路11間に設けられたピークホールド回路13をさらに備えている。ピークホールド回路13は、ホールドコンデンサChと、ダイオードDと、演算増幅器OPとを備えている。演算増幅器OPは、そのプラス入力が測定用スイッチS21、S22、S25及びS26を介して検出用コンデンサCdのプラス側に接続されて、そのマイナス入力がホールドコンデンサChのプラス側に接続されて、その出力が抵抗R3を介してダイオードDのアノードに接続されている。
上述した測定用スイッチS21〜S26のうち測定用スイッチS21、S24、S25及びS26をオンすると、検出用コンデンサCdの一端aが演算増幅器OP及びダイオードDを介してホールドコンデンサChのプラス側に接続され、検出用コンデンサCdの他端bがグランドに接続される。一方、測定用スイッチS21〜S26のうち測定用スイッチS22、S23、S25及びS26をオンすると、検出用コンデンサCdの他端bが演算増幅器OP及びダイオードDを介してホールドコンデンサChのプラス側に接続され、検出用コンデンサCdの一端aがグランドに接続される。つまり、上述したホールドコンデンサChは、測定用スイッチS21〜S26のオンオフによって検出用コンデンサCdと並列接続される。
また、ダイオードDの順方向が、検出用コンデンサCdからホールドコンデンサChに向かって流れる充電電流Icの方向に向いて、その逆方向が、ホールドコンデンサChから検出用コンデンサCd及び測定用スイッチS21、S22の浮遊容量Cpを通じて流れる放電電流Idの方向に向いている。また、ホールドコンデンサChには、互いに直列接続された放電抵抗R4及びリセットスイッチS3から成るリセット回路14が並列に接続されている。このリセット回路14は、ダイオードDによってリセット回路14による放電電流が阻止されないように、ホールドコンデンサChと電圧測定回路11との間に設けられている。
次に、上述した検出用コンデンサCd及びホールドコンデンサChの容量について説明する。検出用コンデンサCdの容量は小さければ小さいほど、単位セルC1〜C5による検出用コンデンサCdの充電時間を短くすることができる。ただし、小さすぎると切替スイッチS11〜S16の浮遊容量Cpの影響を受けて、検出用コンデンサCdの両端電圧を単位セルC1〜C5の両端電圧と等しい値に充電することができない。そこで、本実施形態では、切替スイッチS11〜S16の浮遊容量Cpの影響を受けない程度に大きい容量(例えば0.01μF〜0.01μF)に設定する。
また、ホールドコンデンサChは検出用コンデンサCdよりも小さい容量(例えば数ピコF〜数100F)に設定する。これによりホールドコンデンサChの充電時間が短くて済み測定が単位セルC1〜C5の検出時間を短縮することができる。
上述した構成の電圧検出装置10の動作について、図2及び図3を参照して以下説明する。図2は、図1に示す電圧検出装置10を構成するCPU12aの電圧検出処理の手順を示すフローチャートである。図3は、図1に示す電圧検出装置10を構成するCPU12aのリセット処理の手順を示すフローチャートである。CPU12aは、イグニッションスイッチのオフ後、図2に示す電圧検出処理を開始する。まず、CPU12aは、イグニッションスイッチオフ後、高圧バッテリBHの両端電圧が安定するまでの一定時間Ti1が経過するのを待つ(ステップSp1)。
一定時間Ti1が経過すると(ステップSp1でY)、CPU12aはセルカウンタnを1にセットする(ステップSp2)。その後、CPU12aはセルカウンタn>5であるか否かを判断する(ステップSp3)。セルカウンタn>5であれば(ステップSp3でY)、CPU12aは全ての単位セルC1〜C5の両端電圧の検出が終了したと判断して電圧検出処理を終了する。
これに対して、セルカウンタn≦5であれば(ステップSp3でN)、CPU12aは、切替スイッチS1n及びS1(n+1)をオンする(ステップSp4)。これにより、単位セルCnの両端が検出用コンデンサCdの両端に接続され、単位セルCnから検出用コンデンサCdに対する充電が開始する。そして、CPU12aは予め定めた充電時間Ti2が経過するのを待って(ステップSp5でY)、切替スイッチS1n及びS1(n+1)をオフする(ステップSp6)。これにより、単位セルCnと検出用コンデンサCdとの接続が切り離される。
なお、上記充電時間Ti2は、両端電圧が満充電電圧である単位セルC1〜C5によって検出用コンデンサCdの充電を開始してから検出用コンデンサCdと単位セルC1〜C5との両端電圧が等しくなるまでの時間よりも長く設定されている。従って、ステップSp6では単位セルCnと検出用コンデンサCdとの両端電圧が等しくなっている。上記ステップSp1〜S6を繰り返すことにより、単位セルC1〜C5の両端と検出用コンデンサCdの両端との間に設けられた切替スイッチS11〜S16が順次オンして、単位セルC1〜C5によって検出用コンデンサCdが順次充電される。
次に、CPU12aは、セルカウンタnが奇数であるか否かを判断する(ステップSp7)。奇数であれば(ステップSp7でY)、CPU12aは奇数番目の単位セルC1、C3、C5の何れかによって検出用コンデンサCdが充電され、検出用コンデンサCdの一端aがプラスに、他端bがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS21、S24、S25及びS26をオンして(ステップSp8)、次のステップ10に進む。上記ステップSp8でCPU12aは、検出用コンデンサCdの両端a、bのうち他端bのみをグランドに接続した状態で一端aをホールドコンデンサChのプラス側に接続して、検出用コンデンサCdとホールドコンデンサChとを並列接続する。
一方、セルカウンタnが偶数であれば(ステップSp7でN)、CPU12aは、偶数番目の単位セルC2及びC4によって検出用コンデンサCdが充電され、検出用コンデンサCdの他端bがプラスに、一端aがマイナスに充電されたと判断し、測定用スイッチS22、S23、S25及びS26をオンして(ステップSp9)、次のステップSp10に進む。上記ステップSp9でCPU12aは、検出用コンデンサCdの両端a、bのうち一端aのみをグランドに接続した状態で他端bをホールドコンデンサChのプラス側に接続して、検出用コンデンサCdとホールドコンデンサChとを並列接続する。
つまり、ステップSp7〜S9によってCPU12aは、検出用コンデンサCdの両端のうちプラス側が常にホールドコンデンサChのプラス側に接続され、マイナス側が常にグランドに接続されるように測定用スイッチS21〜S26のオンオフを制御している。
また、検出用コンデンサCdとホールドコンデンサChとが並列接続されると、検出用コンデンサCdとホールドコンデンサChとの間に設けた演算増幅器OPが、ホールドコンデンサChの両端電圧と検出用コンデンサCdの両端電圧と等しくなるまで充電電流Icを出力する。この充電電流Icの方向は、検出用コンデンサCdからホールドコンデンサChに向かう方向であり、ダイオードDの順方向である。従って、演算増幅器OPから出力される充電電流IcはダイオードDを通過してホールドコンデンサChに流れる。そして、この放電電流IcによりホールドコンデンサChが充電された結果、ホールドコンデンサChの両端電圧と検出用コンデンサCdの両端電圧とが等しくなる。
切替スイッチS11〜S16に付随する寄生容量Cpを通じて検出用コンデンサCdが放電して検出用コンデンサCdの両端電圧が低下しても、ホールドコンデンサChから検出用コンデンサCdに向かって流れる放電電流IdはダイオードDによって阻止される。また、ホールドコンデンサChから測定用スイッチS21、S22、S25、S26、切替スイッチS11〜S16の寄生容量Cpに向かって流れる放電電流IdもダイオードDによって阻止される。このためホールドコンデンサChの両端電圧は検出用コンデンサCdの両端電圧のピークを保持する。従って、AD入力T1には検出用コンデンサCdのピーク電圧が供給され続ける。
その後、CPU12aは、AD入力T1に供給された電圧を単位セルCnの電圧としてRAM12c内に格納した後(ステップSp10)、測定用スイッチS21〜S26をオフして(ステップSp11)、検出用コンデンサCdと電圧測定回路11とを切り離す。そして、CPU12aは、セルカウンタnをインクリメントしてから(ステップSp12)ステップSp3に戻る。
また、CPU12aは、電圧検出処理のステップSp11の動作が終了して、ホールドコンデンサChと検出用コンデンサCdとの接続を切り離す毎に、電圧検出処理に並列して図3に示すリセット処理を行う。リセット処理において、CPU12aは、リセットスイッチS3をオンして(ステップSp13)、ホールドコンデンサChを放電する。その後、CPU12aは、予め定めた放電時間Ti3経過するのを待って(ステップSp14でY)、リセットスイッチS3をオフして(ステップSp15)、リセット処理を終了する。
なお、放電時間Ti3は、単位セルC1〜C5の満充電電圧に充電されたホールドコンデンサChの放電を開始してからホールドコンデンサChの両端電圧が単位セルC1〜C5の放電終止電圧に低下する間での時間より長い時間に設定されている。上述したように、電圧検出処理に並列してリセット処理を行うことにより、ホールドコンデンサChを放電している間に単位セルC1〜C5による検出用コンデンサCdの充電を行うことができ、単位セルC1〜C5の両端電圧の検出時間短縮を図ることができる。
上述した電圧検出装置10によれば、ピークホールド回路13を設けることにより、AD入力T1に検出用コンデンサCdのピーク電圧を保持することができるため、寄生容量Cpの影響を受けずに正確に各単位セルC1〜C5の両端電圧の検出を行うことができる。
また、上述した電圧検出装置10によれば、演算増幅器OPを設けることにより、この演算増幅器OPの入力よりも単位セルC1〜C5側を高インピーダンスに、出力よりも電圧測定回路11側を低インピーダンスにすることができる。従って、より確実にホールドコンデンサChの放電を防止することができる。また、検出用コンデンサCdとホールドコンデンサChとを並列接続しても直接検出用コンデンサCdの電荷がホールドコンデンサChに移動することがないので、検出用コンデンサCdの両端電圧が低下することもない。このため、より正確に各単位セルC1〜C5の両端電圧の検出を行うことができる。
また、上述した電圧検出装置10において、CPU12aが第1スイッチ制御手段として働き、検出用コンデンサCdの一端aがプラスであるとき、検出用コンデンサCdの両端a、bのうち他端bのみをグランドに接続した状態で検出用コンデンサCdの両端a、bのうち一端aのみをAD入力T1に接続するように測定用スイッチS21〜S26のオンオフを制御する。また、CPU12aが第2のスイッチ制御手段として働き、検出用コンデンサCdの他端bがプラスであるとき、検出用コンデンサCdの両端a、bのうち一端aのみをグランドに接続した状態で検出用コンデンサCdの両端a、bの他端bのみをAD入力T1に接続するように測定用スイッチS21〜S26のオンオフを制御する。以上の構成により、検出用コンデンサCdのマイナス側の端子の電位をグランドに落とした状態で検出用コンデンサCdをプラス側をAD入力T1に接続することができる。
なお、上述した実施形態によれば、検出用コンデンサCdは接続される単位セルC1〜C5に対応して異なる極性で充電される。つまり、単位セルC1、C3、C5が接続されたときは検出用コンデンサCdの一端a側がプラスに充電され、単位セルC2、C4が接続されたときは検出用コンデンサCdの他端b側がプラスに充電される。そして、検出用コンデンサCdのプラス側が常にピークホールド回路13側に入力され、検出用コンデンサCdのマイナス側が常にグランドに接続されるように測定用スイッチS21〜S26のオンオフ制御が行われていたが、本発明はこれに限ったものではない。
例えば、単位セルC1〜C5の両端に一つづつ、計2×5個の切替スイッチを設けて、検出用コンデンサCdの両端a、bの何れか一方が常にプラスとなり、他方が常にマイナスとなるように単位セルC1〜C5によって充電されるようにしてもよい。また、切替スイッチS11〜S16と検出用コンデンサCdとの間に図4に示すような極性反転スイッチS51〜S54を設けて、検出用コンデンサCdの両端a、bの何れか一方が常にプラスとなり、他方が常にマイナスとなるように単位セルC1〜C5によって充電されるようにしてもよい。この場合、測定用スイッチとしては、検出用コンデンサCdのプラス側−演算増幅器OP間と、検出用コンデンサCdのマイナス側−グランド間とに設けるだけでよい。
また、測定用スイッチS21〜S26の代わりに、上述した極性反転スイッチS51〜S54を検出用コンデンサCdとピークホールド回路13との間に設けてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ピークホールド回路13は演算増幅器OPを有しているが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、演算増幅器OPを除いたピークホールド回路13であってもよい。上述した演算増幅器OPを除いたピークホールド回路13であれば、測定用スイッチS21〜S26よりも検出用コンデンサCd側に設けてもよい。ただし、この場合ダイオードDは単位セルC1〜C5と接続されてしまうため、高耐圧のものを使用する必要があるので、上記実施形態が最適である。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の電圧検出装置の一実施形態を示す回路図である。 図1に示す電圧検出装置を構成するCPUの電圧検出処理の手順を示すフローチャートである。 図1に示す電圧検出装置を構成するCPUのリセット処理の手順を示すフローチャートである。 極性反転スイッチの一例を示す回路図である。 従来の電圧検出装置の一例を示す回路図である。
符号の説明
C1〜C5 単位セル
Cd 検出用コンデンサ
Ch ホールドコンデンサ
D ダイオード
OP 演算増幅器
S11〜S16 切替スイッチ(第1のスイッチ手段)
S21、S22 測定用スイッチ(第2のスイッチ手段)
S25、S26 測定用スイッチ(第2のスイッチ手段)
10 電圧検出装置
11 電圧測定回路(電圧測定手段)
13 ピークホールド回路

Claims (3)

  1. 互いに直列接続された二次電池から成る複数の単位セルの各々が順次接続されて当該接続された単位セルの両端電圧に充電される検出用コンデンサと、前記複数の単位セル−前記検出用コンデンサ間の接続を接離する第1のスイッチ手段と、前記単位セルの両端電圧を測定する電圧測定手段と、前記検出用コンデンサ−前記電圧測定手段間の接続を接離する第2のスイッチ手段とを備えた電圧検出装置において、
    前記検出用コンデンサと前記電圧測定手段との間に設けられて前記検出用コンデンサと並列接続されるホールドコンデンサと、前記検出用コンデンサと前記ホールドコンデンサとの間に設けられたダイオードとから構成されたピークホールド回路が備えられ、
    前記ダイオードのアノードが前記第2のスイッチ手段を介して前記検出用コンデンサのプラス側に接続され、前記ダイオードのカソードが前記ホールドコンデンサのプラス側に接続されていることを特徴とする電圧検出装置。
  2. 前記ピークホールド回路に演算増幅器が備えられ、
    前記演算増幅器の入力が、前記第2のスイッチ手段を介して前記検出用コンデンサのプラス側に接続され、その出力が、前記ダイオードのアノードに接続され、
    前記ダイオードのアノードが前記演算増幅器及び前記第2のスイッチ手段を介して前記検出用コンデンサのプラス側に接続されていることを特徴とする請求項1記載の電圧検出装置。
  3. 前記ホールドコンデンサの容量が、前記検出用コンデンサの容量よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の電圧検出装置。
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