JP2011019753A - 患者用椅子及び該患者用椅子を備える歯科ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上下動可能に設けられた着座部(12)と、着座部に対して回動して傾倒起立可能である背もたれ(13)と、着座部に対して回動可能であるレッグレスト(15)と、レッグレストを延長する方向及びその逆方向に移動可能とされるフットレスト(30)と、を備え、フットレストの移動方向のうち、いずれか一方向にフットレストを付勢して該フットレストを一方向に移動可能とする付勢手段(55)と、レッグレストの回動に連動し、付勢手段の付勢力によるフットレストの移動を規制する移動規制機構(60)と、を備えるものとする。
【選択図】図3
Description
歯科ユニット1は、患者用椅子10を有し、その上方には、歯科用照明2が設けられている。さらに、患者用椅子10の脇には、スピットン4、ドクターユニット6、及びアシスタントユニット9がそれぞれ配置されている。
ガイド装置51は、取り付け部材52と、軸状部材53と、軸受54と、を備えている。取り付け部材52はレッグレスト15の面に取り付けられ、該取り付け部材52からフットレストの移動方向に棒軸状の軸状部材53が延在している。軸受54はフットレスト30の面に固定され、軸状部材53が貫通できる孔が設けられている。これによりフットレスト30の移動に伴い、軸状部材53に沿って軸受54が移動し、フットレスト30の移動をガイドし、より安定性の高い移動が可能となる。
ここでは、付勢装置としてガススプリングを例に挙げたがこれに限定されるものではなく、付勢力を与えることができる部材であればよい。これには例えばバネ等の弾性部材を挙げることができる。
ここで軸62の軸線方向は、レッグレスト15の軸16a、16aと同じである。
図6、図7は、患者用椅子10が図2(a)の姿勢であるときのレッグレスト15、フットレスト30、及び移動機構50の姿勢を表した図である。図6は、移動機構50を正面に見た図で、紙面下方が図2(a)の床面方向である。図7は、移動機構50を図6の紙面右側から見た側面図である。ここで、図7(a)は全体図、図7(b)はアーム70の周辺を拡大して示した図である。図7では紙面下が床面方向である。
図8、図9は、患者用椅子10が図2(b)の姿勢であるとき、すなわち、フットレスト30の伸長が完了した時点における、レッグレスト15、フットレスト30、及び移動機構50の姿勢を表した図である。図8は、移動機構50を正面に見た図である。図9は、移動機構50を図8の紙面右側から見た側面図である。ここで、図9(a)は全体図、図9(b)はアーム70の周辺を拡大して示した図である。図9では紙面下が床面方向である。
図10、図11は、患者用椅子10が図2(c)の姿勢であるとき、すなわち、レッグレスト15、及び背もたれ13もその回動が完了した時点における、レッグレスト15、フットレスト30、及び移動機構50の姿勢を表した図である。図10は、移動機構50を正面に見た図である。図11は、移動機構50を図10の紙面右側から見た側面図である。ここで、図11(a)は全体図、図11(b)はアーム70の周辺を拡大して示した図である。図11では紙面下が床面方向である。
以下、患者用椅子10を図2(a)に示した着座姿勢から、図2(c)の仰向け姿勢に変形させる場合の一例について説明する。
この姿勢では、図7(a)、図7(b)からよくわかるように、アーム70もその長手方向が略鉛直の姿勢をとっており、アーム70のローラ71がレール73の端部のうち第一滑車63から遠い側の端部に位置している。すなわち、動滑車61と第一滑車63との距離が大きくなっているため、第一ワイヤW1の全長のうち、ここに渡されるワイヤW1が長くなる。そしてその分、図6にVIで示した部分、すなわち第三滑車67と第四滑車69との間に配置される第一ワイヤW1が短くなり、その結果、フットレスト30が第三滑車67の方に引き寄せられている。
ここで、ガススプリング56は、その軸56bがシリンダ56a内に押し込まれているので、フットレスト30をレッグレスト15から突出させようとする方向(図6の紙面下方)に付勢している。また、スライド部材75は、レール80の端部のうち付勢滑車85とは反対側に位置される。従って付勢滑車85はスライド部材75を引き寄せようとする方向(図6の左方向)に付勢している。
このような姿勢から背もたれ13の傾倒を続け、レッグレスト15をさらに水平に近づけるように回動させると、レッグレスト15、フットレスト30、及びアーム70は、図9に矢印Fで示した方向に回動する。ここで、レッグレスト15及びフットレスト30は軸16aを中心に、アーム70は軸70aを中心に回動する。すると、この回動に伴ってアーム70の先端(ロール71)は、レール73上をさらに図8、図9に矢印Gで示した方向に移動する。アームの先端70がこのように移動すると、動滑車61と第一滑車63との距離がさらに近づく。これによりさらに第一ワイヤW1が巻き戻される。ところが、この場合、フットレスト30の移動は既に完了し、これ以上の移動が禁止されているので、フットレスト30は移動しない。従って、このままでは第一ワイヤW1に緩みが生じてしまう。しかしながら、第一ワイヤW1は第四滑車69に掛けられるとともに、該第四滑車69は、付勢滑車85により付勢されているので、当該第一ワイヤW1の緩みに応答するように第四滑車69はスライド部材75とともに、レール80に沿って図8に矢印Hに示した方向に移動する。これにより、当該移動により必要となった長さとして、巻き戻された第一ワイヤW1の分が割り当てられ、第一ワイヤW1の緩みが適切に防止される。
また、当該第四滑車69をフットレスト30に設けたが、これに限定されるものではなく、スペースが許容する限りレッグレストに設けてもよい。
2 歯科用照明
6 ドクターユニット
9 アシスタントユニット
10 患者用椅子
11 基台
12 着座部
13 背もたれ
14 ヘッドレスト
15 レッグレスト
16 軸部材
17 カム板(カム部材)
18 ガイド板
19 ガイド板
30 フットレスト
50 移動機構
51 ガイド装置
55 付勢手段
60 滑車機構(移動規制機構)
61 動滑車(ワイヤ巻上げ機構)
63 第一滑車(滑車・ワイヤ巻上げ機構)
65 第二滑車
67 第三滑車
69 第四滑車(他の滑車)
70 アーム(カム部材・ワイヤ巻上げ機構)
75 スライド部材(ワイヤ巻上げ機構)
80 レール(ワイヤ巻上げ機構)
85 付勢滑車
W1 第一ワイヤ
W2 第二ワイヤ
Claims (6)
- 上下動可能に設けられた着座部と、
前記着座部に対して回動して傾倒起立可能である背もたれと、
前記着座部に対して回動可能であるレッグレストと、
前記レッグレストを延長する方向及びその逆方向に移動可能とされるフットレストと、を備え、
前記フットレストの移動方向のうち、いずれか一方向に前記フットレストを付勢して該フットレストを前記一方向に移動可能とする付勢手段と、
前記レッグレストの前記回動に連動し、前記付勢手段の付勢力による前記フットレストの移動を規制する移動規制機構と、を備える患者用椅子。 - 上下動可能に設けられた着座部と、
前記着座部に対して回動して傾倒起立可能である背もたれと、
前記着座部に対して回動可能であるレッグレストと、
前記レッグレストを延長する方向及びその逆方向に移動可能とされるフットレストと、を備え、
前記フットレストの前記移動方向のうち、いずれか一方向に前記フットレストを付勢して該フットレストを前記一方向に移動可能とする付勢手段と、
前記レッグレストの前記回動に連動し、前記付勢手段の付勢力による前記フットレストの移動を規制する移動規制機構と、を具備し、
前記移動規制機構は、
一端側が前記レッグレストに、他端側が前記フットレストに固定されるワイヤと、
前記レッグレストの前記回動に連動して前記ワイヤの巻上げ及び巻き戻しを可能とするワイヤ巻上げ機構と、を有し、
前記ワイヤの巻上げのときには、前記ワイヤ巻上げ機構の巻上げ力により前記フットレストを前記一方向とは反対の方向に移動させ、
前記ワイヤの巻き戻しのときには、前記ワイヤ巻上げ機構が前記フットレストの移動を抑制しつつも該フットレストが前記付勢手段の付勢力により前記一方向に移動する、患者用椅子。 - 前記移動規制機構の前記ワイヤ巻上げ機構が、
前記レッグレストの回動に連動するカム部材と、
前記カム部材に設けられた動滑車と、
前記レッグレストに固定された滑車と、を有し
前記ワイヤの一端側が前記動滑車又は前記滑車に固定されるとともに、該動滑車と前記滑車とに掛け渡され、前記ワイヤの他端側は前記フットレストに固定され、
前記動滑車と前記滑車との距離が離隔することにより前記ワイヤの巻上げがなされ、前記動滑車と前記滑車との距離が近づくことにより前記ワイヤの巻き戻しがなされる、請求項2に記載の患者用椅子。 - 前記フットレストに固定される前記ワイヤの他端側と、前記ワイヤ巻上げ機構との間に、前記ワイヤが掛けられるさらなる他の滑車が設けられ、
前記他の滑車は、前記フットレストの前記移動方向とは異なる方向に移動可能であるとともに、前記異なる方向に前記ワイヤを引っ張ることが可能であるように付勢されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の患者用椅子。 - 前記フットレストは、前記レッグレストの回動の完了より前に、その前記延長する方向への移動を完了し、
当該フットレストの移動の完了後のさらなる前記レッグレストの回動において巻き戻される前記ワイヤは、前記他の滑車の移動により引っ張られることを特徴とする請求項4に記載の患者用椅子。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の患者用椅子と、歯科用照明と、ドクターユニットとを備える歯科ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009167825A JP5349181B2 (ja) | 2009-07-16 | 2009-07-16 | 患者用椅子及び該患者用椅子を備える歯科ユニット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103156750A (zh) * | 2011-12-13 | 2013-06-19 | 咸阳西北医疗器械(集团)有限公司 | 牙科椅座垫折叠与置脚板自动伸缩装置 |
JP2015066081A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 株式会社ジーシー | 歯科ユニット |
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JPH0659294B2 (ja) * | 1986-11-20 | 1994-08-10 | 株式会社モリタ東京製作所 | 歯科治療椅子 |
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JP3730941B2 (ja) * | 2002-06-19 | 2006-01-05 | 田中軽工業株式会社 | 椅子フットレストのセット・収納構造 |
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2009
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