JP2011018413A - 磁気ヘッドスライダ係止部材 - Google Patents

磁気ヘッドスライダ係止部材 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気ヘッドスライダをサスペンションに着脱可能に装着させる磁気ヘッドスライダ係止部材のコスト低廉化及び耐久性向上を図る。
【解決手段】磁気ヘッドスライダの先端側と係合する先端側係合部を有し、フレクシャ部に固定される固定部と、平面視において固定部を囲繞する無端状バネ部と、固定部をバネ部に連結する連結部と、磁気ヘッドスライダの基端側と係合するようにバネ部に設けられた基端側係合部とを備える。前記バネ部は、操作力解除状態においては基端側係合部が磁気ヘッドスライダの基端側より長手方向先端側に位置する初期姿勢をとり且つ操作力付加状態においては基端側係合部が磁気ヘッドスライダの基端側より長手方向基端側に位置する弾性変形姿勢をとる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードディスク等の記憶媒体に対してデータをリード及び/又はライトする磁気ヘッドスライダを磁気ヘッドサスペンションに着脱可能に係止させる為の磁気ヘッドスライダ係止部材に関する。
データをリード及び/又はライトする磁気ヘッドスライダに対して行われる読み取り特性及び/又は書き込み特性や浮上特性に関する性能試験は 前記磁気ヘッドスライダの使用状態に即して、つまり、装着されるべき磁気ヘッドサスペンションと同一構成の磁気ヘッドサスペンションに装着された状態で、行われるのが好ましい。
詳しくは、一般的な磁気ヘッドサスペンションは、ボイスコイルモータ等のアクチュエータに直接又は間接的に連結された支持部と、前記支持部に連結され且つ磁気ヘッドスライダをディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部と、前記荷重を磁気ヘッドスライダに伝達するように前記荷重曲げ部に連結されたロードビーム部と、前記磁気ヘッドスライダが装着されるヘッド装着領域を有し且つ前記ロードビーム部及び前記支持部に支持されるフレクシャ部とを備えている。
従って、使用状態に即した状態で前記磁気ヘッドスライダの試験を行う為には、前記磁気ヘッドスライダを前記ヘッド搭載領域に溶接等によって固着させた状態で前記性能試験を行う必要がある。
しかしながら、前記磁気ヘッドスライダを前記ヘッド搭載領域に固着させた状態で前記性能試験を行うと、前記磁気ヘッドスライダの試験結果が不良である場合に、前記磁気ヘッドスライダのみならず当該磁気ヘッドスライダが固着されている前記磁気ヘッドサスペンションも廃棄しなければならず、結果としてコスト上昇を招く。
斯かる点を考慮して、前記磁気ヘッドスライダを使用状態に即した状態で且つ着脱可能に保持し得る性能試験用のスライダ支持装置が提案されている(下記特許文献1参照)。
前記スライダ支持装置は、前記一般的な磁気ヘッドサスペンションに比して、前記フレクシャ部の代わりに、前記磁気ヘッドスライダが着脱可能に装着されるフレクシャ部を有している。
詳しくは、前記フレクシャ部は、前記ロードビーム部に重合された状態で連結されるロードビーム部重合領域と、前記ロードビーム部重合領域のサスペンション幅方向両側から先端側へ延びる一対のアウトリガー(アーム領域)と、前記一対のアウトリガーの先端部同士を連結するようにサスペンション幅方向に延びる先端側連結領域と、前記先端側連結領域のサスペンション幅方向中央からサスペンション長手方向基端側へ延びるヘッド搭載領域と、前記ヘッド搭載領域のサスペンション幅方向両側において前記先端側連結領域からサスペンション長手方向基端側へ延びる左右一対のバネ部と、前記一対のバネ部の基端側同士を連結するようにサスペンション幅方向に延びる基端側連結領域とを備えている。
前記先端側連結領域には、前記ヘッド搭載領域に載置された磁気ヘッドスライダがサスペンション長手方向先端側へ移動することを防止する第1の支持部が設けられている。
前記一対のバネ部は互いに対して独立して伸縮するように構成されている。
即ち、前記一対のバネ部の一方は、前記ヘッド搭載領域よりサスペンション幅方向一方側において前記先端側連結領域及び前記基端側連結領域の間に配置されている。そして、前記一対のバネ部の他方は、前記ヘッド搭載領域よりサスペンション幅方向他方側において前記先端側連結領域及び前記基端側連結領域の間に配置されている。
前記基端側連結領域は、先端側の端面のうちサスペンション幅方向中央に位置する部分が前記ヘッド搭載領域に載置された前記磁気ヘッドスライダの基端側の端面に係合可能な第2の支持部として作用する状態で、前記先端側連結領域に対してサスペンション長手方向に相対移動し得るように前記一対のバネ部を介して前記先端側連結領域に連結されている。
前記スライダ支持装置においては、前記基端側連結領域を前記先端側連結領域から離間する方向へ移動させて前記一対のバネ部を伸長方向へ弾性変形させた状態で前記磁気ヘッドスライダを前記ヘッド搭載領域上に載置させ、前記基端側連結領域への力を解除すると、前記一対のバネ部が圧縮し、これにより、前記磁気ヘッドスライダが前記第1及び第2の支持部によって挟持される。
つまり、前記スライダ支持装置は、溶接や接着等の実質的に分離不可能な固着手段を用いることなく、前記一対のバネ部の弾性力によって前記磁気ヘッドスライダを前記ヘッド搭載領域に保持するように構成されている。
前記スライダ支持装置は、使用状態に即した状態での前記磁気ヘッドスライダの性能試験を可能としつつ、前記磁気ヘッドスライダの不良時には当該磁気ヘッドスライダのみを廃棄することができる点で有用であるが、その一方で下記不都合を有している。
前述の通り、前記スライダ支持装置においては、前記一対のバネ部は前記ヘッド搭載領域を挟んで一方側及び他方側に配置されており、互いに対して独立して伸縮するようになっている。
つまり、前記一対のバネ部の各々は、固定端として作用する先端部が前記先端側連結領域に連結された状態で、可動端として作用する基端部が前記基端側連結領域に連結されており、片持ち支持されている。
このような片持ち支持された前記一対のバネ部が前記基端側連結領域の前記先端側連結領域からの離間操作に応じて十分な大きさの伸縮ストローク(弾性変形範囲)を確保しながら十分な大きさの弾性力を発生する為には、前記一対のバネ部に可及的に多くの弾性変形領域を設ける必要がある。
この点を考慮して、前記特許文献1に記載の前記スライダ支持装置においては、前記一対のバネ部のそれぞれを前記フレクシャ部が位置する平面内において山部及び谷部が交互に配置された平面視蛇腹形状としている。
前記一対のバネ部を平面視蛇腹形状とすることによって、前記一対のバネ部の伸縮ストロークを十分な大きさとしつつ前記一対のバネ部によって発生され得る弾性力を大きくすることができるが、その一方で、前記一対のバネ部のそれぞれを平面視蛇腹形状に形成するには高い加工精度を要し、結果として、コストの高騰化を招く。
又、平面視蛇腹状のバネ部は、前記基端側連結領域の前記先端側連結領域に対する接離に応じて伸縮動作する際に、前記山部及び前記谷部が局所的に弾性変形することになり、従って、耐久性の観点においても問題が生じ得る。
特開2007−305209号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、バネ部の弾性変形に伴う弾性力によって磁気ヘッドスライダを磁気ヘッドサスペンションに着脱可能に係止させる磁気ヘッドスライダ係止部材であって、高い加工精度を要することなく、前記バネ部が十分な大きさの伸縮ストロークを有しつつ十分な大きさの弾性力を発生することができ、且つ、前記バネ部の耐久性を向上し得る磁気ヘッドスライダ係止部材の提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成する為に、アクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部と、磁気ヘッドスライダをディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部と、前記荷重曲げ部を介して前記支持部に支持され且つ前記荷重を磁気ヘッドスライダに伝達するロードビーム部と、前記ロードビーム部に支持されるフレクシャ部とを備え、前記フレクシャ部はフレクシャ基板を有し、前記フレクシャ基板は、前記ロードビーム部に重合された状態で固着されるロードビーム部重合領域と、前記ロードビーム部重合領域のサスペンション幅方向両側からサスペンション長手方向先端側へ延びる一対のアーム領域と、前記一対のアーム領域の先端部同士を連結するようにサスペンション幅方向に延びる連結領域と、前記一対のアーム領域の間に位置するように前記連結領域からサスペンション長手方向基端側へ延び且つ前記磁気ヘッドスライダが載置されるヘッド搭載領域とを一体的に含んでいる磁気ヘッドサスペンションに前記磁気ヘッドスライダを着脱可能に装着する為の磁気ヘッドスライダ係止部材であって、前記連結領域に固定される固定部であって、前記ヘッド搭載領域に載置された状態の前記磁気ヘッドスライダの先端側と係合する先端側係合部を有する固定部と、前記ディスク面と直交する平面視において前記固定部を囲繞するに配置された無端状のバネ部と、前記固定部を前記バネ部に連結する連結部と、前記ヘッド搭載領域に載置された状態の前記磁気ヘッドスライダの基端側と係合するように前記バネ部に設けられた基端側係合部とを備え、前記バネ部は、外部操作力が付加されない操作力解除状態においては前記先端側係合部に係合された状態で前記ヘッド搭載領域に載置される前記磁気ヘッドスライダの基端側より前記基端側係合部がサスペンション長手方向先端側に位置する初期姿勢をとり、且つ、外部操作力が付加された操作力付加状態においては前記磁気ヘッドスライダの基端側より前記基端側係合部がサスペンション長手方向基端側に位置する弾性変形姿勢をとり得る磁気ヘッドスライダ係止部材を提供する。
好ましくは、前記磁気ヘッドスライダ係止部材は、前記先端側係合部に係合された状態で前記ヘッド搭載領域に載置される前記磁気ヘッドスライダのサスペンション幅方向両側を挟持するように前記固定部に設けられた一対の挟持片をさらに備え得る。
好ましくは、前記連結部はサスペンション幅方向中央において前記固定部の先端側を前記バネ部の内周面に連結し、且つ、前記基端側係合部はサスペンション幅方向中央に配置される。
より好ましくは、前記基端側係合部における前記磁気ヘッドスライダと係合する係合面は平面視において先端側に凸状の湾曲形状とされる。
好ましくは、前記バネ部は、初期姿勢においてはサスペンション幅方向に沿った幅方向長さがサスペンション長手方向に沿った長手方向長さよりも長い略楕円形状を有し、前記初期姿勢から前記弾性変形姿勢に変形するに従って幅方向長さが減少し且つ長手方向長さが増加するように構成される。
より好ましくは、前記略楕円形状は、前記連結部が連結される部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる先端側直線辺と、前記基端側係合部が設けられる部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる基端側直線辺と、前記先端側直線辺及び前記基端側直線辺の一端部同士を連結する第1湾曲片であって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第1湾曲片と、前記先端側直線辺及び前記基端側直線辺の他端部同士を連結する第2湾曲片であって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第2湾曲片とによって形成される。
本発明に係る磁気ヘッドスライダ係止部材によれば、フレクシャ部に固定される固定部であって、該フレクシャ部のヘッド搭載領域に載置された状態の磁気ヘッドスライダの先端側と係合する先端側係合部を有する固定部と、ディスク面と直交する平面視において前記固定部を囲繞するに配置された無端状のバネ部と、前記固定部を前記バネ部に連結する連結部と、前記ヘッド搭載領域に載置された状態の前記磁気ヘッドスライダの基端側と係合するように前記バネ部に設けられた基端側係合部とを備え、前記バネ部は、外部操作力が付加されない操作力解除状態においては前記先端側係合部に係合された状態で前記ヘッド搭載領域に載置される前記磁気ヘッドスライダの基端側より前記基端側係合部がサスペンション長手方向先端側に位置する初期姿勢をとり、且つ、外部操作力が付加された操作力付加状態においては前記磁気ヘッドスライダの基端側より前記基端側係合部がサスペンション長手方向基端側に位置する弾性変形姿勢をとり得るように構成されているので、前記バネ部を複雑な形状に形成することなく、前記バネ部が弾性変形する際の伸縮ストロークを十分な大きさとしつつ前記バネ部の弾性変形に伴う弾性力を上昇させることができ、これにより、コストの低廉化を図ることができる。さらに、本発明に係る前記磁気ヘッドスライダ係止部材においては、無端状の前記バネ部が全体的に弾性変形することによって前記弾性力を得ている為、局所的な弾性変形動作によって弾性力を得ている蛇腹状のバネ部を備えた従来構成に比して、耐久性を向上させることができる。
前記先端側係合部に係合された状態で前記ヘッド搭載領域に載置される前記磁気ヘッドスライダのサスペンション幅方向両側を挟持するように前記固定部に設けられた一対の挟持片をさらに備えれば、前記磁気ヘッドスライダの支持安定化を図ることができる。
サスペンション幅方向中央において前記固定部の先端側を前記バネ部の内周面に連結するように前記連結部を構成し、且つ、前記基端側係合部をサスペンション幅方向中央に配置させれば、前記バネ部が弾性変形する範囲の長さを可及的に広げることができ、これにより、前記バネ部の弾性変形時に前記バネ部の特定箇所に応力が集中することを有効に防止できる。
前記基端側係合部における前記磁気ヘッドスライダと係合する係合面を平面視において先端側に凸状の湾曲形状とすれば、前記磁気ヘッドスライダが前記基端側係合部に対して位置ズレしたとしても、前記基端側係合部及び前記磁気ヘッドスライダの係合関係を良好に維持することができる。
前記バネ部は、初期姿勢においてはサスペンション幅方向に沿った幅方向長さがサスペンション長手方向に沿った長手方向長さよりも長い略楕円形状を有し、前記初期姿勢から前記弾性変形姿勢に変形するに従って幅方向長さが減少し且つ長手方向長さが増加するように構成すれば、前記初期姿勢及び前記弾性変形姿勢間の弾性変形動作に際し前記バネ部の全体が無理なく弾性変形することになり、前記バネ部の弾性変形時に前記バネ部の特定部分に応力集中が生じることを有効に防止して前記バネ部の耐久性をより向上させることができる。
前記略楕円形状が、前記連結部が連結される部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる先端側直線辺と、前記基端側係合部が設けられる部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる基端側直線辺と、前記先端側直線辺及び前記基端側直線辺の一端部同士を連結する第1湾曲片であって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第1湾曲片と、前記先端側直線辺及び前記基端側直線辺の他端部同士を連結する第2湾曲片であって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第2湾曲片とによって形成されるように構成すれば、前記バネ部を大型化させることなく、前記バネ部の弾性変形動作時に前記バネ部が前記固定部に抵触することを有効に防止できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る磁気ヘッドスライダ係止部材を用いて磁気ヘッドスライダが装着された状態の磁気ヘッドサスペンションの下面図である。 図2は、図1に示された前記磁気ヘッドサスペンションの分解部分斜視図である。 図3は、図1におけるIII部拡大図である。 図4は、前記磁気ヘッドスライダ係止部材の斜視図である。 図5は、前記磁気ヘッドスライダ係止部材の平面図であり、図5(a)〜(c)は、それぞれ、前記磁気ヘッドスライダ係止部材におけるバネ部の初期姿勢、弾性変形姿勢、及び、磁気ヘッドスライダ保持姿勢を示している。 図6は、図3におけるVI-VI線に沿った断面図である。 図7は、前記磁気ヘッドスライダ係止部材を弾性変形させている状態を示す斜視図である。 図8(a)〜(c)は、本発明の変形形態に係る磁気ヘッドスライダ係止部材の平面図である。
以下、本発明に係る磁気ヘッドスライダ係止部材の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施の形態に係る磁気ヘッドスライダ係止部材100が装着された状態の磁気ヘッドサスペンション1の下面図(ディスク面側から見た底面図)を示す。なお、図1における○印は溶接点を示している。
又、図2に、磁気ヘッドスライダ90,前記磁気ヘッドスライダ係止部材100及び前記磁気ヘッドサスペンション1の分解斜視図を示す。
前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、前記磁気ヘッドスライダ90を前記磁気ヘッドサスペンション1に着脱可能に装着させる為の部材である。
即ち、前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、前記磁気ヘッドスライダ90の読み取り特性及び/又は書き込み特性や浮上特性に関する性能試験を当該磁気ヘッドスライダ90が前記磁気ヘッドサスペンション1に装着された使用状態で行えるように前記磁気ヘッドスライダ90を前記磁気ヘッドサスペンション1に保持しつつ、前記磁気ヘッドスライダ90の不良時には前記磁気ヘッドスライダ90を前記磁気ヘッドサスペンション1から容易に取り外し得るように構成されている。
まず、前記磁気ヘッドスライダ係止部材100が適用される前記磁気ヘッドサスペンション1について説明する。
図1及び図2に示すように、前記磁気ヘッドサスペンション1は、ボイスコイルモータ等のアクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部10と、前記磁気ヘッドスライダ90をディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部20と、前記荷重曲げ部20を介して前記支持部10に支持され且つ前記荷重を前記磁気ヘッドスライダ90に伝達するロードビーム部30と、前記ロードビーム部30に支持されるフレクシャ部40とを備えている。
なお、図示の形態においては、前記支持部10は、前記アクチュエータに連結されるキャリッジアーム(図示せず)の先端にかしめ加工によって接合されるボス部を備えたベースプレートの形態をなしているが、当然ながら、前記支持部10を前記アクチュエータの揺動中心に直接的に連結されるアームとすることも可能である。
前記フレクシャ部40は、図1及び図2に示すように、前記ロードビーム部30及び前記支持部10に固着されるフレクシャ基板400と、前記フレクシャ基板400に積層される配線体450とを備えている。
前記フレクシャ基板400は、前記ロードビーム部30に重合された状態で溶接等によって前記ロードビーム部30に固着されるロードビーム部重合領域410と、前記ロードビーム部重合領域410のサスペンション幅方向両側からサスペンション長手方向先端側へ延びる一対のアーム領域411と、前記一対のアーム領域411の先端部同士を連結するようにサスペンション幅方向に延びる連結領域412と、前記一対のアーム領域411の間に位置するように前記連結領域412からサスペンション長手方向基端側へ延び且つ前記磁気ヘッドスライダ90が載置されるヘッド搭載領域413とを有している。
前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、前記磁気ヘッドスライダ90を前記ヘッド搭載領域413上で着脱可能に保持し得るように構成されている。
図3に、図1におけるIII部拡大図を示す。
又、図4に、前記磁気ヘッドスライダ係止部材100の斜視図を示す。
図3及び図4等に示すように、前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、前記連結領域412に接着剤及び/又は溶接によって固定される固定部110であって、前記ヘッド搭載領域413に載置された状態の前記磁気ヘッドスライダ90の先端側と係合する先端側係合部120が設けられた固定部110と、前記ディスク面と直交する平面視において前記固定部110を囲繞するように配置された無端状のバネ部130と、前記固定部110を前記バネ部130に連結する連結部140と、前記ヘッド搭載領域413に載置された状態の前記磁気ヘッドスライダ90の基端側と係合するように前記バネ部130に設けられた基端側係合部150とを備えている。
図5(a)〜(c)に、それぞれ、前記バネ部130に対して外部操作力を付加しない前記バネ部130の初期姿勢、前記基端側係合部150が前記先端側係合部120から離間するように前記バネ部130に対して外部操作力を付加して前記バネ部130を弾性変形させた弾性変形姿勢、並びに、前記バネ部130を弾性変形姿勢とさせた状態で前記先端側係合部120及び前記基端側係合部150の間に前記磁気ヘッドスライダ90を位置させてから外部操作力を解除させた前記バネ部130の磁気ヘッドスライダ保持姿勢を示す。
前記バネ部130は、前記初期姿勢においては前記先端側係合部120に係合された状態で前記ヘッド搭載領域413に載置される前記磁気ヘッドスライダ90の基端側より前記基端側係合部150がサスペンション長手方向先端側に位置するように構成され(図5(a)参照)、且つ、前記弾性変形姿勢においては前記磁気ヘッドスライダ90の基端側より前記基端側係合部150がサスペンション長手方向基端側に位置するように構成されており(図5(b)参照)、従って、前記バネ部130を弾性変形姿勢とさせた状態で前記先端側係合部120及び前記基端側係合部150の間に前記磁気ヘッドスライダ90を位置させてから外部操作力を解除させると前記バネ部130の弾性力によって前記磁気ヘッドスライダ90が前記先端側係合部120及び前記基端側係合部150によって保持される(図5(c)参照)。
斯かる構成の前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、以下に示す効果を奏する。
即ち、背景技術の項に記載した通り、磁気ヘッドスライダを着脱可能に支持する為の部材として、前記磁気ヘッドスライダのサスペンション幅方向両側に配設され且つ互いに独立して伸縮する一対のバネ部を備えたスライダ支持装置が提案されている。
前記従来のスライダ支持装置においては、前記一対のバネ部の各々は、固定端として作用する先端部が前記磁気ヘッドスライダの先端側と係合する先端側連結領域に連結された状態で、可動端として作用する基端部が前記磁気ヘッドスライダの基端側と係合する基端側連結領域に連結されており、片持ち支持された状態で長手方向に伸縮する。
このような片持ち支持された前記一対のバネ部の伸縮ストロークを確保しつつ、該一対のバネ部の弾性変形によって前記磁気ヘッドスライダを保持する為に十分な大きさの弾性力を確保することは困難である。
従って、前記従来のスライダ支持装置においては、前記一対のバネ部のそれぞれを、前記フレクシャ部が位置する平面内においてサスペンション長手方向に交互に配置された山部及び谷部を有する平面視蛇腹形状としており、これにより、前記磁気ヘッドスライダを保持する為の弾性力を確保しているが、前記蛇腹形状の形成には高い加工精度を要し、結果として、コストの高騰化を招くという問題がある。
これに対し、本実施の形態に係る前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、前述の通り、前記磁気ヘッドスライダ90を囲繞するように配置された無端状の前記バネ部130が弾性変形することで前記磁気ヘッドスライダ90を保持する為の弾性力を発生する。
斯かる構成の前記磁気ヘッドスライダ係止部材100によれば、前記バネ部130の形成に際し高い加工精度を要することなく、前記バネ部130の伸縮ストロークを十分に確保しつつ前記バネ部130による大きな弾性力の発生が可能となり、これにより、コスト低廉化を図ることができる。
さらに、前記従来構成においては、前記バネ部の弾性変形動作に際し前記山部及び前記谷部がそれぞれ局所的に弾性変形することになり、耐久性の観点においても問題が生じ得る。
これに対し、本実施の形態においては、無端状の前記バネ部130が全体的に弾性変形することで前記磁気ヘッドスライダ90を係止する為の弾性力を発揮する。従って、蛇腹形状のバネ部を備えた従来構成に比して、耐久性を格段に向上させることができる。
図1〜図5に示すように、本実施の形態に係る前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、さらに、前記先端側係合部120に係合された状態で前記ヘッド搭載領域413に載置される前記磁気ヘッドスライダ90のサスペンション幅方向両側を挟持するように前記固定部110に設けられた一対の挟持片160を備えている。
前記一対の挟持片160を備えることにより、前記磁気ヘッドスライダ90をより安定的に保持することができる。
好ましくは、前記一対の挟持片160の基端部には、図3〜図5に示すように、サスペンション幅方向内方に開く凹部161が形成される。
前記凹部161を形成することにより、前記一対の挟持片160の自由端部が互いに対して接離する方向への前記一対の挟持片160の弾性変形動作の容易化を図ることができる。
前記固定部110は、前記フレクシャ基板400に固着される限り、種々の形態をとることができる。
本実施の形態においては、図1〜図5に示すように、前記固定部110はサスペンション幅方向に沿っており、前記一対の挟持片160は前記固定部110のサスペンション幅方向両側からサスペンション長手方向基端側へ延びている。
斯かる構成においては、前記固定部110の基端側端面のうち前記一対の挟持片160の間に位置する部分が前記先端側係合部120として作用する。
なお、本実施の形態においては、前記固定部110は、図3〜図5に示すように、サスペンション幅方向に沿って延び且つ前記連結部140を介して前記バネ部130に連結される先端側固定片111と、前記先端側固定片111との間にスリット115が存するように前記先端側固定片111よりサスペンション長手方向基端側においてサスペンション幅方向に沿って延び且つ前記一対の挟持片160が連結される基端側固定片112と、前記先端側固定片111及び前記基端側固定片112の対向端部同士を連結する左右一対の連結片113とを有している。
斯かる構成においては、前記基端側固定片112の基端側端面のうち前記一対の挟持片160の間に位置する部分が前記先端側係合部120として作用する。
図3等に示すように、本実施の形態に係る前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、さらに、前記磁気ヘッドスライダ90を着脱可能に前記磁気ヘッドサスペンション1に装着させつつ、前記磁気ヘッドスライダ90が前記磁気ヘッドサスペンション1に装着された状態においては前記磁気ヘッドスライダ90が前記フレクシャ部40の前記配線体450に電気的に接続されるように構成されている。
図6に図3におけるVI-VI線に沿った断面図を示す。
前述の通り、前記フレクシャ部40は、前記フレクシャ基板400及び前記配線体450を備えている。
前記配線体450は、図1及び図6等に示すように、前記フレクシャ基板400に積層される絶縁層451と、前記絶縁層451に積層される導体層452と、前記導体層452を覆う保護層(図示せず)とを有し得る。
一方、前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、前記基端側固定片112に設けられた電気接続構造を備えている。
前記電気接続構造は、図6に示すように、前記基端側固定片112に巻き回された絶縁層171と、前記絶縁層171に巻き回された導体部材172とを含んでおり、前記導体部材172は、はんだ173等を介して前記配線体450の前記導体層452に電気的に接続されている。
斯かる構成により、前記磁気ヘッドスライダ90を前記磁気ヘッドスライダ係止部材100を介して前記磁気ヘッドサスペンション1に係止させると、前記磁気ヘッドスライダ90の端子91が前記導体部材172及び前記はんだ173を介して前記導体層452に電気的に接続される。
なお、図6における符号105は接着剤である。
前記スリット115は、前記基端側係合部150が前記先端側係合部120から離間するように前記バネ部130を弾性変形させる際に任意的に用いられる固定側ジグ210の挿入孔として作用する。
即ち、図7に示すように、前記スリット115に前記固定側ジグ210を挿入した状態で前記バネ部130を弾性変形させることにより、前記バネ部130の弾性変形操作時に前記磁気ヘッドサスペンション1に不要な応力がかかることを有効に防止できる。
好ましくは、前記磁気ヘッドスライダ係止部材100には、前記基端側係合部150が前記先端側係合部120から離間するように前記バネ部130を弾性変形させる際に、任意的に用いられる可動側ジグ220が挿入される可動側ジグ挿入孔171を形成することができる。
本実施の形態においては、図1〜図7に示すように、前記磁気ヘッドスライダ係止部材100は、前記バネ部130からサスペンション長手方向基端側へ延びる延在片170であって、前記可動側ジグ挿入孔171が形成された延在片170を有している。
本実施の形態においては、図1〜図5に示すように、前記連結部140は、サスペンション幅方向中央において前記固定部110の先端側を前記バネ部130の内周面に連結し、且つ、前記基端側係合部150はサスペンション幅方向中央に配置されている。
斯かる構成によれば、前記バネ部130が初期姿勢から弾性変形姿勢に弾性変形される際に前記バネ部130が弾性変形する領域の長さを可及的に広げることができ、これにより、弾性変形に際し前記バネ部130の特定部分に応力が集中することを有効に防止できる。
さらに、本実施の形態においては、図1〜図3に示すように、前記基端側係合部150における前記磁気ヘッドスライダ90と係合する係合面151は平面視において先端側に凸状の湾曲形状とされている。
斯かる構成によれば、前記磁気ヘッドスライダ90が前記基端側係合部150に対して位置ズレしたとしても、前記基端側係合部150及び前記磁気ヘッドスライダ90の係合関係を良好に維持することができる。
前記無端状のバネ部130は、前記初期姿勢及び前記弾性変形姿勢の間で弾性変形可能である限り、種々の形態をとることができる。
本実施の形態においては、図1〜図5に示すように、前記バネ部130は、前記初期姿勢においてはサスペンション幅方向に沿った幅方向長さがサスペンション長手方向に沿った長手方向長さよりも長い略楕円形状を有し、前記初期姿勢から前記弾性変形姿勢に変形するに従って幅方向長さが減少し且つ長手方向長さが増加するように構成されている。
斯かる構成によれば、前記初期姿勢及び前記弾性変形姿勢間の弾性変形動作に際し前記バネ部130の全体が無理なく弾性変形することになり、前記バネ部130の弾性変形時に前記バネ部130の特定部分に応力集中が生じることを有効に防止して前記バネ部130の耐久性を向上させることができる。
好ましくは、前記略楕円形状は、図3〜図5に示すように、前記連結部140が連結される部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる先端側直線辺131と、前記基端側係合部150が設けられる部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる基端側直線辺133と、前記先端側直線辺131及び前記基端側直線辺133の一端部同士を連結する第1湾曲片132aであって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第1湾曲片132aと、前記先端側直線辺131及び前記基端側直線辺133の他端部同士を連結する第2湾曲片132bであって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第2湾曲片132bとによって形成される。
斯かる構成によれば、前記バネ部130を大型化させることなく、前記バネ部130の弾性変形動作時に前記バネ部130が前記固定部110に抵触することを有効に防止できる。
図8(a)〜(c)に、本発明の変形形態に係る磁気ヘッドスライダ係止部材の下面図(前記ディスク面に近接する側から視た底面図)を示す。
なお、図中、前記実施の形態1に係る前記磁気ヘッドスライダ係止部材100と同一部分には同一符号を付している。
図8(a)及び(b)に示すように前記バネ部130を多角形状とすることも可能であるし、図8(c)に示すように多角形状とされた前記バネ部130の角部を湾曲させたり又は面取りすることも可能である。
1 磁気ヘッドサスペンション
10 支持部
20 荷重曲げ部
30 ロードビーム部
40 フレクシャ部
90 磁気ヘッドスライダ
100 磁気ヘッドスライダ係止部材
110 固定部
120 先端側係合部
130 バネ部
131 先端側直線辺
132a 第1湾曲片
132b 第2湾曲片
133 基端側直線辺
140 連結部
150 基端側係合部
160 挟持片
400 フレクシャ基板
410 ロードビーム部重合領域
411 アーム領域
412 連結領域
413 ヘッド搭載領域

Claims (6)

  1. アクチュエータによって直接又は間接的に揺動中心回りに揺動される支持部と、磁気ヘッドスライダをディスク面へ向けて押し付ける為の荷重を発生する荷重曲げ部と、前記荷重曲げ部を介して前記支持部に支持され且つ前記荷重を磁気ヘッドスライダに伝達するロードビーム部と、前記ロードビーム部に支持されるフレクシャ部とを備え、前記フレクシャ部はフレクシャ基板を有し、前記フレクシャ基板は、前記ロードビーム部に重合された状態で固着されるロードビーム部重合領域と、前記ロードビーム部重合領域のサスペンション幅方向両側からサスペンション長手方向先端側へ延びる一対のアーム領域と、前記一対のアーム領域の先端部同士を連結するようにサスペンション幅方向に延びる連結領域と、前記一対のアーム領域の間に位置するように前記連結領域からサスペンション長手方向基端側へ延び且つ前記磁気ヘッドスライダが載置されるヘッド搭載領域とを一体的に含んでいる磁気ヘッドサスペンションに前記磁気ヘッドスライダを着脱可能に装着する為の磁気ヘッドスライダ係止部材であって、
    前記連結領域に固定される固定部であって、前記ヘッド搭載領域に載置された状態の前記磁気ヘッドスライダの先端側と係合する先端側係合部を有する固定部と、前記ディスク面と直交する平面視において前記固定部を囲繞するに配置された無端状のバネ部と、前記固定部を前記バネ部に連結する連結部と、前記ヘッド搭載領域に載置された状態の前記磁気ヘッドスライダの基端側と係合するように前記バネ部に設けられた基端側係合部とを備え、
    前記バネ部は、外部操作力が付加されない操作力解除状態においては前記先端側係合部に係合された状態で前記ヘッド搭載領域に載置される前記磁気ヘッドスライダの基端側より前記基端側係合部がサスペンション長手方向先端側に位置する初期姿勢をとり、且つ、外部操作力が付加された操作力付加状態においては前記磁気ヘッドスライダの基端側より前記基端側係合部がサスペンション長手方向基端側に位置する弾性変形姿勢をとり得ることを特徴とする磁気ヘッドスライダ係止部材。
  2. 前記先端側係合部に係合された状態で前記ヘッド搭載領域に載置される前記磁気ヘッドスライダのサスペンション幅方向両側を挟持するように前記固定部に設けられた一対の挟持片をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッドスライダ係止部材。
  3. 前記連結部はサスペンション幅方向中央において前記固定部の先端側を前記バネ部の内周面に連結し、且つ、前記基端側係合部はサスペンション幅方向中央に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッドスライダ係止部材。
  4. 前記基端側係合部における前記磁気ヘッドスライダと係合する係合面は平面視において先端側に凸状の湾曲形状とされていることを特徴とする請求項3に記載の磁気ヘッドスライダ係止部材。
  5. 前記バネ部は、初期姿勢においてはサスペンション幅方向に沿った幅方向長さがサスペンション長手方向に沿った長手方向長さよりも長い略楕円形状を有し、前記初期姿勢から前記弾性変形姿勢に変形するに従って幅方向長さが減少し且つ長手方向長さが増加することを特徴とする請求項3又は4に記載の磁気ヘッドスライダ係止部材。
  6. 前記略楕円形状は、前記連結部が連結される部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる先端側直線辺と、前記基端側係合部が設けられる部位からサスペンション幅方向に沿って両側へ延びる基端側直線辺と、前記先端側直線辺及び前記基端側直線辺の一端部同士を連結する第1湾曲片であって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第1湾曲片と、前記先端側直線辺及び前記基端側直線辺の他端部同士を連結する第2湾曲片であって、平面視においてサスペンション幅方向外方へ凸状とされた第2湾曲片とによって形成されていることを特徴とする請求項5に記載の磁気ヘッドスライダ係止部材。
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