JPH0413211A - 薄膜磁気ヘッド及び磁気ヘッド装置 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及び磁気ヘッド装置

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JPH0413211A
JPH0413211A JP11427390A JP11427390A JPH0413211A JP H0413211 A JPH0413211 A JP H0413211A JP 11427390 A JP11427390 A JP 11427390A JP 11427390 A JP11427390 A JP 11427390A JP H0413211 A JPH0413211 A JP H0413211A
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JP
Japan
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thin film
film magnetic
magnetic head
solder
extraction electrode
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JP11427390A
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Mikio Matsuzaki
幹男 松崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、スライダの端面に薄膜磁気変換素子を備える
浮上型の薄膜磁気ヘッド及び磁気ヘッド装置に関し、薄
膜磁気変換素子の取出電極を、薄膜磁気変換素子を備え
る端面とは異なる側端面に導出すると共に、その表面を
半田によって形成することにより、取出電極面積による
制限をあまり受けることなく小型化でき、小型化した場
合でも、リード導体接続作業を簡単、かつ、確実に行な
い得る薄膜磁気ヘッド及び磁気ヘッド装置を提供できる
ようにしたものである。
〈従来の技術〉 従来より、磁気ディスク装置には、磁気記録媒体の走行
によって生じる動圧を利用して、磁気記録媒体との間に
微小な空気ベアリングによる間隙を保って浮上する薄膜
磁気ヘッドが用いられている。その基本的な構成は、磁
気記録媒体と対向する面側に浮上面を有するスライダの
空気流出端部側に薄膜磁気変換素子を備える構造となっ
ている。第17図は従来のこの種の薄膜磁気ヘッドの斜
視図を示し、1は例えばセラミック構造体でなるスライ
ダ、2は薄膜磁気変換素子である。スライダ1は磁気記
録媒体と対向する面に、間隔をおいて2つのレール部1
01.102を形成すると共に、レール部101.10
2の表面を平面度の高い浮上面103.104としであ
る。
薄膜磁気変換素子2はIC製造テクノロジと同様のプロ
セスにしたがって形成された薄膜磁気ヘッド素子であり
、矢印aで示す空気の流れ方向に対して空気流出端部側
に付着されている。
3.4は薄膜磁気変換素子2の取出電極である。取出電
極3.4は薄膜磁気変換素子2を設けた端面と同一の端
面105に導出されている。これらの取出電極は薄膜磁
気変換素子2のコイルに導通接続されていて、図示しな
い磁気ディスク装置のリード導体が接続固定される。
この種の薄膜磁気ヘッドは、磁気記録の高密度化及び高
速化に対応するため、ますます、小型化される傾向にあ
る。小型化は、高密度記録を達成するのに必要な浮上量
減少及びスペーシングロス低下に有効であること、ジン
バルとの組合せにおいて、共振周波数を高め、クラッシ
ュ防止及び耐久性向上に効果があること、動圧と支持バ
ネ圧との間の適正なバランスを保ち、フライト姿勢を良
好に保ち、安定な浮上特性が得られること、更に、小型
化によるヘッドの質量減少はアームのアクセス運動の高
速化をもたらすこと等の種々のメリットが得られること
による。
小型化に有効な従来技術としては、特開昭64−217
13号、特開昭64−55702号、特開昭64−55
703号、特開昭64−55704号、特開昭64−8
4486号等の各公報に記載された発明がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来の薄膜磁気ヘッドは、薄膜磁気変換素子2
を有する端面105上に取出電極3.4を形成してあっ
たので、取出電極3.4の面積による制限を受け、小型
化に限界を生じていた。
更に、小型化を図った場合、取出電極3.4の面積も小
さくなるのは当然である。このため、ヘッド支持装置と
組合せて磁気ヘッド装置を構成する場合、磁気ディスク
装置に導かれるリード導体を接続するための面積が小さ
くなり、リード導体接続作業がしにくくなると共に、取
出電極間の距離が短くなり、半田ブリッジ等を生じ易く
なる。従って、薄膜磁気ヘッドの小型化を図る場合は、
リード導体接続時の上記問題点が生じないような考慮が
必要である。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、取出電極による制限をあまり受けることなく小型化
でき、しかも、小型化した場合でも、リード導体接続作
業を簡単、かつ、確実に行ない得る薄膜磁気ヘッド及び
磁気ヘッド装置を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 上述する課題を解決するため、本発明に係る薄膜磁気ヘ
ッドは、スライダの端面に薄膜磁気変換素子を備える薄
膜磁気ヘッドであって、前記薄膜磁気変換素子は、その
コイルに導通接続された取出電極を有しており、 前記取出電極は、前記薄膜磁気変換素子を設けた前記端
面とは異なる端面に導出されていて、少なくとも表面が
半田で構成されていることを特徴とする。
〈作用〉 薄膜磁気変換素子の取出電極を、薄膜磁気変換素子を有
する端面とは異なるスライダの側端面に導出したので、
薄膜磁気変換素子を有する端面の面積を、取出電極面積
による制限を、あまり受けることなく縮小し、薄膜磁気
ヘッド全体を小型化できる。
取出電極は、少なくとも表面が半田で構成されているの
で、リード導体を接続する場合、表面の半田を利用して
半田付けできる。例えば、リード導体な取出電極の表面
に添わせ、加熱することにより半田付けできる。このた
め、小型化により縮小した取出電極に対して、リード導
体を、簡単、かつ、確実に半田付けできるようになる。
しかも、取出電極の表面が半田によって構成されている
ので、半田が保護膜として機能し、取出電極の酸化によ
る劣化、損傷等が防止され、信頼性が向上する。
更に、小型化した場合でも、取出電極間に半田ブリッジ
等を生じる余地がなく、信頼性の高い半田付処理を行な
うことが可能になる。
取出電極の表面の半田は、取出電極の全体を半田で構成
するか、または、取出電極は銅等によって構成し、その
表面に半田メツキ等の半田層を設けることによって形成
できる。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの斜視図、第2図
は薄膜磁気変換素子を中心とした拡大斜視図、第3図は
同じくその拡大断面図である。
スライダ1の媒体対向面111は、レール部及びテーパ
面を持たない平面状となっている。空気流出方向aで見
た媒体対向面111の端縁(イ)、(ロ)は、コンタク
ト、スタート時における磁気ディスクの表面との引掛り
をなくすため、弧状に形成するのが望ましい。他の端縁
(ハ)、(ニ)も弧状に形成できる。
薄膜磁気変換素子2の取出電極3.4は、スライダ1の
媒体対向面111とは反対側の面112に導出されてい
る。
取出電極3.4の少なくとも表面は半田30.40によ
って構成されている。取出電極3.4の表面の半田30
.40は、取出電極3.4の全体を半田で構成するか、
または取出電極3.4は銅等によって構成し、その表面
に半田メツキ等の手段によって半田層を設けることによ
って形成できる。
薄S磁気変換素子2は、磁気記録媒体との組合せにおい
て、矢印a方向に流れる空気流に対して流出端部側とな
る端面113に付着させである。
実施例において、薄膜磁気変換素子2は1個であり、幅
方向の略中間部に配置されているが、何れか一方に寄せ
て配置してもよい。
薄膜磁気変換素子2の取出電極3.4を、媒体対向面1
11とは反対側の面112に導出した場合、取出電極3
.4を薄膜磁気変換素子2の付着されている端面113
に設ける従来技術と異なって、薄膜磁気変換素子2を付
着させる端面113の面積を小さくし、薄膜磁気ヘッド
全体を小型化できる。具体的には、スライダ1の大きさ
を、媒体対向面111から反対側の面112までの厚み
Hlが0.65m+n以下、空気流出方向の長さLlが
0.5mm〜2mm、空気流出方向と直交する方向(7
)111! W 1が0.51〜2mm程度となるよう
に小型化することは容易である。
また、取出電極3.4の表面が半田30.40で構成さ
れているので、半田30.40が保護膜として機能し、
取出電極3.4の酸化による劣化、損傷等が防止され、
信頼性が向上する。
本実施例においては、取出電極3.4を導出した面11
2は、通常、ヘッド支持装置の取付面と一致するので、
取出電極3.4に対するリード導体のポンデイグ作業が
容易になる。また、取出電極3.4へのリード導体の半
田付けに当って、リード導体の曲げなど不要になるので
、リード導体から薄膜磁気ヘッドに対して加わる外力が
小さくなる。
薄膜磁気変換素子2は、IC製造テクノロジと同様のプ
ロセスにしたがって形成された薄膜素子であり、その構
造は第2図及び第3図に示されている。図において、2
1は下部磁性膜、22はアルミナ等でなるギャップ膜、
23は上部磁性膜、24はコイル膜、25はノボラック
樹脂等の有機樹脂で構成された絶縁膜、26.27はリ
ード電極、28は保護膜である。
下部磁性膜21及び上部磁性膜23の先端部は、微小厚
みのギャップ膜22を隔てて対向するポール部211.
231となっており、ポール部211.231に形成さ
れた変換ギャップおいて読み書きを行なう。212.2
32はヨーク部であり、ポール部211.231とは反
対側にあるバックギャップで互いに結合されて、磁気回
路を完成している。
絶縁膜25は複数層の絶縁[251〜253から構成さ
れていて、絶縁膜251.252の上に、ヨーク1il
p212.232の結合部のまわりを渦巻状にまわるよ
うに、コイル膜24を形成しである。
リード電極26.27は、一端側がコイル膜24の両端
にそれぞれ導通接続されており、他端側に取出電極3.
4が形成されている。
第4図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの別の実施例を示
す図である。薄膜磁気変換素子2の取出電極3.4は、
第1図〜第3図の実施例と同様に、スライダ1の媒体対
向面111とは反対側の面112に導出されている。取
出電8i3.4の表面は半田30.40によって構成さ
れている。
スライダ1は、媒体対向面111とは反対側の面112
に、幅方向の中間部において長さ方向に沿う条状の凹溝
51を有している。凹溝51は、円弧状溝または角状溝
として、スライダ1の全長にわた)て形成する。
このような凹溝5!があると、スライダ1の媒体対向面
111が、薄膜磁気変換素子2の位置する幅方向の中間
部で最も高く、幅方向の両端縁に向かって次第に下降傾
斜する凸状の曲面となる。
このため、加工歪等に起因するスライダ1の媒体対向面
111の凹面が補正され、ヘッドタッチが良好で、スペ
ーシングロスが小さ(、ヘッドクラッシュ等を生じにく
い耐久性の高い薄膜磁気ヘッドが得られる。
また、凹溝51を利用してヘッド支持装置を位置決めで
きる。このため、小形化した場合でもヘッド支持装置の
取付けが容易になる。
第5図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの別の実施例を示
している。スライダ1の媒体対向面111とは反対側の
面112に、取出電極3.4の位置において、長さ方向
に沿う条状の凹溝51.52が設けられている。取出電
極3.4は、凹溝51.52内にあって、その表面は半
田30.40によって構成されている。
第6図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
における斜視図を示している。取出電極3.4は、導出
方向を互いに逆向きにし、スライダ1の相対向する両側
端面114.115にそれぞれ導出しである。取出電極
3.4の表面は半田30.40によって覆われている。
スライダ1の両側端面114.115には取出電極3.
4の位置において、長さ方向に沿う条状の凹溝54.5
5が設けられている。また、媒体対向面111と対向す
る面112にはその幅方向の中間部に凹溝53が設けら
れている。凹溝53は第4図の凹溝51と実質的に同様
の働きを有する。凹溝54.55は後で説明するように
、リード導体を装着する際に利用される。
第7図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
を示している。取出電極3.4はスライダ1の片方の側
端面115に並列的に導出されていて、その表面は半田
30.40で構成されている。
第8図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
における斜視図を示している。この実施例では、取出電
極3.4はスライダ1の片方の側端面115に並列的に
導出されている。取出電極3.4の位置において、長さ
方向に沿う条状の凹溝56.57が設けられている。取
出電極3.4は、凹溝51.52内に導出されていて、
その表面は半田30,40で構成されている。
第6図〜第8図の実施例の場合も、取出電極面積による
制限をあまり受けることなく小型化てき、しかも、小型
化した場合ても、リード導体接続作業を簡単、かつ、確
実に行ない得る薄膜磁気ヘッドが得られる。
次に、上記薄膜磁気ヘッドとヘッド支持装置とを組合せ
た磁気ヘッド装置の具体例について、第9図〜第16図
を参照して説明する。
N9図は第1図〜第3に示した薄膜磁気ヘッドを用いた
磁気ヘッド装置の斜視図、第10図はその正面図である
。6はヘッド支持装置、7は薄膜磁気ヘッドである。ヘ
ッド支持装置6は、可撓体61、ヘッド支持腕62.6
3、ヘッド押え腕64及び取付片65等を含んでいる。
可撓体61は、絶縁材料である高分子樹脂によって板状
に形成してあり、その内部には外部の読み書き回路に導
かれるリード導体66及び67が埋設されている。可撓
体61を構成する高分子樹脂としては、繰返し曲げ性に
耐え得る機械的強度を有し、適度のバネ性、ひねり及び
伸びを示す高分子材料、例えばポリイミド樹脂等が適し
ている。
可撓体61は、ポリイミド樹脂等の高分子樹脂で構成さ
れているので、従来のステンレス等の弾性金属板に比較
して、バネ性が弱く、ひねり、伸びの自由度の高い可撓
体61が得られる。従って、薄膜磁気ヘッド7を小型化
して浮上量を低減させ、磁気記録の高密度化を図った場
合にも、スライダ1に発生する揚力動圧と可撓体61の
バネ性とのバランスをとり、安定した姿勢制御作用が得
られるようになる。また、可撓体61を高分子樹脂で構
成したので、加工が容易になる。
ヘッド支持腕62.63は、可撓体61から連続して形
成されている。ヘッド支持腕62.63には、リード導
体66.67が埋設されていて、リード導体66.67
の端部はヘッド支持腕62.63の先端から外部に導出
されている。
取付片65は、金属等の剛性部材でなり、可撓体61の
他端部側に接着等の手段によって一体的に取付けられて
いる。ヘッド押え腕64は、この取付片65から可撓体
61の上を通って磁気ヘッド5の面112上まで延びて
いる。
薄膜磁気ヘッド7とヘッド支持装置6との組合せに当っ
ては、スライダ1の面112にヘッド支持腕62.63
を接着等の手段によって取付けると共に、ヘッド支持腕
62.63の先端部から突出するリード導体66.67
を取出電極3.4に半田付けし、スライダ1の面112
にヘッド押え腕64の先端部641を配置する。ヘッド
押え腕64の先端部641はスライダ1にバネ接触し、
薄膜磁気ヘッド7はヘッド押え腕64から下向ぎの荷重
を受けている。
ここで、取出電極3.4に対するリード導体66.67
のポンデイグを、ヘッド支持装置6の取付は面となる面
112上で行なうことができるので、その作業が容易に
なる。しかも、取出電極3.4へのリード導体66.6
7のポンデイグに当って、リード導体66.67の曲げ
など不要になるので、リード導体66.67から薄膜磁
気ヘッド7に対して加わる外力が小さくなる。
また、取出電極3.4の表面は半田30.4゜で構成さ
れているから、リード導体66.67の接続に当フて、
半田クリームを塗布する等の従来必須であった作業を必
要とすることなく、半田30.40を利用して、リート
導体66.67を取出電極3.4に直接に接続できる。
このため、スライダ1の形状が小さくなった場合でも、
リード導体接続作業を能率よく、簡単、かつ、確実に行
なうことができる。
しかも、取出電極3.4の表面が半田30.40で構成
されているので、半田30.40が保護膜として機能し
、取出電極3.4の酸化による劣化、損傷等が防止され
、信頼性が向上する。
更に、リード導体66.67が半田30.40に対して
面接触的に接続される。このため、電極3−4間に半田
ブリッジ等を生じる余地がなく、信頼性の高い半田付処
理を行なうことが可能になる。
第11図は第4図に示した薄膜磁気ヘッド7を用いた磁
気ヘッド装置の斜視図、第12図は同じくその正面図で
ある。ヘッド押え片64の先端部641は、面112に
形成された凹溝51内に位置決めされている。この実施
例の場合は、第6図及び第17図に示す実施例と同様の
効果が得られることは勿論であるが、凹溝51を利用し
てヘッド支持装置6を位置決めできるので、小形化した
場合でも、ヘッド支持装置6の取付は接続が容易になる
という利点が得られる。
第13図は第5図に示した薄膜磁気ヘッドを用いた磁気
ヘッド装置の斜視図、第14図は同じくその正面図であ
る。可撓体61から平行に引出されたリード導体66.
67を、薄膜磁気ヘッド7の凹溝54.55に接着等の
手段によって接続固定すると共に、リード導体66.6
7の端部を、半田30.40を利用して取出電極3.4
に半田付けしである。
第15図は第6図に示した薄膜磁気ヘッドを用いた磁気
ヘッド装置の斜視図、第16図は第15図A 1A +
線上における断面図である。薄膜磁気ヘッド7は、可撓
体61の先端領域に形成された窓部68内に配置され、
リード導体66.67を支持腕として支持されている。
リード導体66.67は半田30.40により取出電極
3.4に半田付けされている。
上記各実施例に示すように、取出電極3.4の少なくと
も表面は半田30.40で構成されているから、リード
導体66.67の接続に当って、半田クリームを塗布す
る等の従来必須であった作業を必要とすることなく、半
田30.40を利用して、リード導体66.67を取出
電極3.4に直接に接続できる。
上記各実施例では、面内記録再生用の薄膜磁気ヘッドを
示したが、垂直磁気記録再生用の薄膜磁気ヘッドにも、
本発明は適用できる。更に、実施例に示す2端子型の薄
膜磁気ヘッドに限らず、センタータップを有する3端子
型の薄膜磁気ヘッドにも、本発明は適用できる。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明によれば、次のような効果が
得られる。
(a)薄膜磁気変換素子の取出電極は、薄膜磁気変換素
子を設けた端面とは異なるスライダ端面に導出されてい
るので、取出電極面積による制限を、あまり受けること
なく小型化でき、高密度記録、高速追従及び高速アクセ
スに適した小型の薄膜磁気ヘッド及び磁気ヘッド装置を
提供できる。
(b)取出電極は、少なくとも表面が半田で構成されて
いるので、取出電極に対するリード導体の半田付は作業
が容易で、取出電極の酸化による劣化、損傷等を防止し
得る高信頼度の薄膜磁気ヘッド及び磁気ヘッド装置を提
供できる。
(c)小型化した場合でも、電極間に半田ブリッジ等を
生じる余地のない高゛信頼度の薄膜磁気ヘッド及び磁気
ヘッド装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの斜視図、第2図
は薄膜磁気変換素子及び取出電極の構成を示す図、第3
図は薄膜磁気変換素子の拡大断面図、第4図〜第8図は
本発明に係る薄膜磁気ヘッドの別々の実施例における各
斜視図、第9図〜第16図は本発明に係る磁気ヘッド装
置の各実施例を示し、第9図はその斜視図、第10図は
同じくその正面図、第11図は同じく別の実施例におけ
る斜視図、第12図は同じくその正面図、第13図は更
に別の実施例における斜視図、第14図は同じくその正
面図、第15図は更に別の実施例における斜視図、第1
6図は第15図A、−A、線上における拡大断面図、第
17図は従来の薄膜磁気ヘッドの斜視図である。 1・・・スライダ  2・・・薄膜磁気変換素子3.4
・・・電極 30.40・・・半田 第 17図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スライダの端面に薄膜磁気変換素子を備える薄膜
    磁気ヘッドであって、 前記薄膜磁気変換素子は、そのコイルに導通接続された
    取出電極を有しており、 前記取出電極は、前記薄膜磁気変換素子を設けた前記端
    面とは異なる端面に導出されていて、少なくとも表面が
    半田で構成されていること を特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. (2)前記取出電極は、全体が半田で構成されているこ
    と を特徴とする請求項1に記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. (3)前記取出電極は、その表面が半田層によって覆わ
    れていること を特徴とする請求項1に記載の薄膜磁気ヘッド。
  4. (4)前記取出電極は、前記スライダの媒体対向面とは
    反対側の面に導出されていることを特徴とする請求項1
    、2または3に記載の薄膜磁気ヘッド。
  5. (5)前記取出電極は、相対する両側面の少なくとも一
    方に設けたことを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の薄膜磁気ヘッド。
  6. (6)前記スライダは、前記媒体対向面とは反対側の前
    記面に、空気の流れ方向に沿う凹溝を有することを特徴
    とする請求項1、2、3、4または5に記載の薄膜磁気
    ヘッド。
  7. (7)前記スライダは、前記媒体対向面が平面状である
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に
    記載の薄膜磁気ヘッド。
  8. (8)薄膜磁気ヘッドと、前記薄膜磁気ヘッドにロール
    運動及びピッチ運動を許容するように、前記薄膜磁気ヘ
    ッドを支持するヘッド支持装置とを組合せた磁気ヘッド
    装置であって、 前記薄膜磁気ヘッドは、スライダの端面に薄膜磁気変換
    素子を備えており、 前記薄膜磁気変換素子は、そのコイルに導通接続された
    取出電極を有しており、 前記取出電極は、前記薄膜磁気変換素子を設けた前記端
    面とは異なる端面に導出されていて、少なくとも表面が
    半田で構成されていること を特徴とする磁気ヘッド装置。
  9. (9)前記ヘッド支持装置は、可撓体と、支持腕と、荷
    重腕とを含み、 前記支持腕、前記可撓体及び前記荷重腕は一体化されて
    おり、 前記荷重腕は、前記薄膜磁気ヘッドの前記媒体対向面と
    は反対側の前記面に荷重を加えていること を特徴とする請求項8記載の磁気ヘッド装置。
  10. (10)前記可撓体は高分子樹脂でなることを特徴とす
    る請求項9に記載の磁気ヘッド装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08235526A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Nec Corp 磁気ヘッド装置及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08235526A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Nec Corp 磁気ヘッド装置及びその製造方法

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