JP2011017229A - パネル固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネル上端部における固定構造を小さくし、パネル上端部及び固定構造を覆う笠木の薄型化を図ることができるパネル固定構造を提供する。
【解決手段】パネル2の厚さ方向の一方の表面2aに横架材6の第一当接片13を当接させ、パネル2の厚さ方向の他方の表面2bに固定部材7の第二当接片21を当接させ、連結機構8で横架材6と固定部材7とを連結することによって、横架材6と固定部材7とでパネル2を挟持することによって、パネル2を固定する。更に、連結機構8は、厚さ方向と直交する鉛直方向で横架材6と固定部材7とを連結する。従って、パネル2の上端部の上方に、横架材6と固定部材7とを連結するボルトを貫通させるためのスペースを、パネル2の厚さ方向にわたって確保することを不要とする。従って、隙間A1の大きさを小さくすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、梁に沿って設置されるパネルを固定するパネル固定構造に関するものである。
従来、パネル固定構造として、梁に沿って設置されるパネルの上端において、梁と平行に延びると共にパネルの厚さ方向の一方の表面と当接する当接片を有する断面L字状の横架材と、パネルの厚さ方向の他方の表面と当接する当接片を有する固定部材とを備えており、横架材の当接片と固定部材の当接片とを厚さ方向に貫通してパネルの上端の上方を通過するボルトによって、横架材と固定部材とを固定して、パネルの上端部を横架材と固定部材とで挟持するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平1−284645号公報
しかしながら、上述のパネル固定構造では、横架材の上部片とパネルの上端の小口面との間に、ボルトを通過させるためのスペースを形成する必要があった。これによって、横架材と固定部材の寸法が大きくなり、その結果大きな笠木が必要となり、外観意匠を損なうと共に、コストが高くなる場合があった。従って、従来よりパネル上端部における固定構造を小さくし、パネル上端部及び固定構造を覆う笠木の薄型化を図ることが求められていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、パネル上端部における固定構造を小さくし、パネル上端部及び固定構造を覆う笠木の薄型化を図ることができるパネル固定構造を提供することを目的とする。
本発明に係るパネル固定構造は、梁に沿って設置されるパネルと、梁と平行に延びた状態で支持され、パネルの厚さ方向の一方の表面に当接する横架材と、横架材に固定されると共に、厚さ方向の他方の表面に当接する固定部材と、横架材及び固定部材でパネルを挟持するように、厚さ方向と直交する方向で横架材と固定部材とを連結する連結機構と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るパネル固定構造によれば、パネルの厚さ方向の一方の表面に横架材が当接し、パネルの厚さ方向の他方の表面に固定部材が当接し、連結機構で横架材と固定部材とを連結して、横架材と固定部材とでパネルを挟持することによって、パネルを固定することができる。更に、連結機構は、厚さ方向と直交する方向で横架材と固定部材とを連結することができる。従って、パネルの上端部の上方に、横架材と固定部材とを連結するボルトを貫通させるためのスペースを、パネルの厚さ方向にわたって確保することが不要とされる。これによって、パネル上端部における固定構造を小さくすることができ、パネル上端部及び固定構造を覆う笠木の薄型化を図ることができる。
本発明に係るパネル固定構造において、横架材は、パネルの一方の表面に当接する第一当接片と、第一当接片から突出してパネルの上端側の小口面を覆う第一上部片と、を備え、固定部材は、パネルの他方の表面に当接する第二当接片と、第二当接片から突出して第一上部片と小口面との間に配置される第二上部片と、を備え、連結機構は、第一当接片に形成される貫通孔と、貫通孔に軸部を挿通して第一上部片と第二上部片とを締結する締結手段と、を備え、貫通孔は、第一当接片に対する第二当接片の間隔を変更可能に形成されていることが好ましい。貫通孔が、第一当接片に対する第二当接片の間隔を変更可能に形成されているため、パネルの厚さに応じて第一当接片と第二当接片との間隔を変更することによって、パネルの厚さによらず当該各パネルを横架材に固定することができる。従って、固定構造を標準化することが可能となる。
本発明に係るパネル固定構造において、貫通孔は、厚さ方向に延伸成分を有し、挿通された軸部を移動させることで当該軸部の厚さ方向における位置を変更可能に形成された長孔であり、締結手段は、軸部及び頭部を有するボルトと、第二上部片に形成されて、軸部と螺合する雌螺子部と、を備えていることが好ましい。貫通孔が、挿通された軸部の厚さ方向における位置を変更することができるように形成された長孔であるため、パネルの厚みのばらつきに対応するように、軸部を介した第二当接片の調節代を確保することができる。これによって、パネル固定構造は、より一層多種にわたる厚さを有するパネルに対応可能となる。更に、軸部を介して固定部材を厚さ方向に相対的に移動させると共に、締結手段で締結することができるため、パネルの厚みばらつきが生じても追随することができる。従って、パネルに適度な挟持力を付与した状態で当該パネルを保持することができ、板パネルの割れ、欠け、あるいはがたつきなどを防止することができる。更に、ボルトの軸部と螺合する雌螺子部が第二上部片に形成されているため、上部側からボルトの頭部をねじ込むのみの作業で螺合することができる。従って、下部側のナットを不要とすることができ、ナットを支持するために指を差し込むための隙間を不要とすることができる。これによって、横架材とパネル上部との隙間を小さくすることが可能となり、笠木の薄型化を図ることができる。
本発明に係るパネル固定構造において、ボルトの頭部は、平板状に構成されていることが好ましい。ボルトの頭部が平板状に構成されることによって、横架材の上面からのボルトの頭部の突出量を抑制することができる。また、横架材の上面を略平坦にすることができる。これによって、笠木の薄型化を図ることが可能になると共に、取付面に平坦度が要求されるような手摺受けブラケットなどの取付位置の制限が不要となり、横架材の平坦度調整などの手間を省くことができる。
本発明に係るパネル固定構造において、貫通孔は、厚さ方向に対して傾斜する長円状の長孔であることが好ましい。貫通孔が厚さ方向に対して傾斜していることにより、パネルに厚さ方向の外力が作用しても、ボルトの軸部を貫通孔の側縁部が支持することができる。これによって、ボルトによる締結の緩みや外れを生じにくくすることが可能となる。また、締め付けに伴う挟持力の一部を厚さ方向とは垂直となる方向に逃がすことができ、これによって、横架材と固定部材との間での過度な挟持力の発生に伴うパネルの損傷等も防止することができる。
本発明に係るパネル固定構造において、貫通孔は、第二当接片側の端部から第一当接片側の端部へ向かう軸線方向に沿った一対の側縁部を有しており、一対の側縁部は、ボルトの締結時に頭部の下面と当接してそれぞれ摩擦力を発生し、ボルトを締め付け方向に回転させた場合に、頭部の下面に対して、軸線方向に向かう摩擦力を発生する一方の側縁部は、ボルトを締め付け方向に回転させた場合に、頭部の下面に対して、軸線方向の反対方向に向かう摩擦力を発生する他方の側縁部に比して、大きい摩擦力を発生するように構成されていることが好ましい。貫通孔の一方の側縁部は、ボルトの頭部の下面に対して、軸線方向に向かう大きい摩擦力を発生させ、他方の側縁部は、軸線方向の反対方向に向かう小さい摩擦力を発生させる。第一当接片と第二当接片とでパネルを挟み込み、貫通孔にボルトを挿通させ、締め付け方向に回転させると、ボルトの頭部の下面が貫通孔の各側縁部に当接しながら回転し、第二当接片とボルトの頭部との間で第一当接片を挟み込んで固定する。このとき、ボルトの頭部は、摩擦力の小さい他方の側縁部においてスリップする。一方、ボルトの頭部は、摩擦力の大きい一方の側縁部において、軸線方向に向かって大きな摩擦力を受けることによって、スリップが抑制される。これによって、ボルトは締め付けと同時に、一方の側縁部に沿って転がるようにして、軸線方向へ向かって移動する。従って、ボルトの締め付けに従って、固定部材によるパネルの挟持力を増加させることができるため、パネルを手やジグなどで押さえることを不要とし、パネルの面精度調整作業を簡略化することができる。
本発明に係るパネル固定構造によれば、パネル上端部における固定構造を小さくし、パネル上端部及び固定構造を覆う笠木の薄型化を図ることができる。
本実施形態に係るパネル固定構造の全体構成を示す展開斜視図である。 本実施形態に係るパネル固定構造の要部拡大断面図であり、固定部材の幅方向における中央位置で切断した断面図である。 本実施形態に係るパネル構造を上方から見た要部拡大図である。 従来のパネル固定構造の要部拡大断面図であって、図2に対応する図である。 変形例に係るパネル固定構造の貫通孔を示す斜視図である。 変形例に係るパネル固定構造の貫通孔の形状を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るパネル固定構造の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るパネル固定構造1の全体構成を示す展開斜視図である。図2は、本実施形態に係るパネル固定構造1の要部拡大断面図であり、固定部材7の幅方向における中央位置でパネル2の厚さ方向に切断した断面図である。図1に示すように、パネル固定構造1は、構造物の梁100に沿って設置されるパネル2と、梁100の上面に立設される支柱3,4と、支柱3,4によって梁100と平行に延びた状態で支持される横架材6と、横架材6と固定されることによって、横架材6との間でパネル2を固定する固定部材7と、横架材6と固定部材7とを連結する連結機構8とを備えて構成されている。更に、図2に示すように、パネル固定構造1の上端側の固定構造は、笠木200によって覆われている。なお、笠木200は図1では省略されている。
図1及び図2に示すように、パネル2は、梁100の上面において鉛直方向に立設されると共に、梁100の延在方向に沿って広がる平板状のパネルである。パネル2の上端部は、横架材6と固定部材7との間で挟み込まれて固定されるように、断面凸状に形成されており、厚さ方向の一方の表面2aが横架材6と当接し、厚さ方向の他方の表面2bが固定部材7と当接する。
支柱3,4は、パネル2の幅方向の両端側にそれぞれ配置される金属製の棒状部材である。支柱3,4の下端部には、梁100の上面に対して螺子止めするためのフランジ部3a,4aがそれぞれ設けられている。また、支柱3,4の上端部には、上方から螺子止め可能なナット11,12が取り付けられている。ナット11,12の上面の高さは、パネル2の上端側の小口面2cよりも高い位置に配置されている。
横架材6は、パネル2の上端部において、パネル2の幅方向に沿って延在する断面L字状の金属製の長尺部材である。横架材6は、パネル2の表面2aと平行に広がると共に当該表面2aと当接する第一当接片13と、第一当接片13の上端部から水平方向に突出する第一上部片14とを備えて構成されている。横架材6の第一上部片14の延在方向の一端部は、支柱3のナット11の上面に載置されると共に貫通孔を介してボルト16がナット11に螺子止めされることによって固定され、第一上部片14の延在方向の他端部は、支柱4のナット12の上面に載置されると共に貫通孔を介してボルト17がナット12に螺子止めされることによって固定される。これによって、横架材6は、梁100と平行に延びた状態で、支柱3,4に支持される。横架材6の第一当接片13は、パネル2の表面2aと、パネル2の幅方向の全面に亘って当接している。
横架材6が支柱3,4に固定されたときの第一上部片14は、パネル2の小口面2cよりも高い位置に配置され、第一上部片14とパネル2の小口面2cとの間には隙間SP1が形成される。この隙間SP1の大きさは、図2においてA1で示されており、固定部材7の板厚よりも大きくされている。第一上部片14は、パネル2の厚さ方向における大きさが小口面2cよりも大きくされており、第一当接片13がパネル2の表面2aと当接したときに、小口面2cを覆うことができる。第一上部片14には、上方からボルトを挿通できるように板厚方向に貫通する長円状の貫通孔18が形成されている。この貫通孔18は、連結機構8を構成しており、詳細な構成については後述する。
固定部材7は、パネル2の表面2bと平行をなして当接する第二当接片21と、第二当接片21の上端部から水平方向に突出する第二上部片22とを備えて、断面L字状に構成されている。固定部材7の第二当接片21は、パネル2の幅方向に延びるように長方形状をなしており、横架材6の貫通孔18が形成されている位置付近における表面2bの一部と当接している。第二上部片22は、横架材6の第一上部片14とパネル2の小口面2cとの間に配置されており、上面が第一上部片14の下面と接触している。第二上部片22のパネル2の厚さ方向における大きさは、第一上部片14よりも小さくされ、パネル2の厚さ方向における小口面2cの半分の大きさよりも大きくされている。第二上部片22の略中央位置には、上方からボルトを締めることができるように板厚方向に貫通する雌螺子部19が形成されている。この雌螺子部19は、連結機構8を構成しており、詳細な構成については後述する。
横架材6と固定部材7とを連結する連結機構8は、横架材6と固定部材7とでパネル2の上端部を挟持するように、パネル2の厚さ方向と直交する方向である鉛直方向で、横架材6と固定部材7とを連結する機能を有している。連結機構8は、横架材6の第一上部片14に形成された貫通孔18と、固定部材7の第二上部片22に形成された雌螺子部19と、横架材6の上方から貫通孔18を挿通して雌螺子部19にねじ込まれるボルト24とを備えて構成されている。
ボルト24及び雌螺子部19は、横架材6の第一上部片14と固定部材7の第二上部片22とを締結する締結手段として機能する。ボルト24は、平板状に構成される頭部26と、頭部26の下面の中央から下方へ向かって延びる軸部27とを備えている。軸部27の外周は雌螺子部19と螺合できるように雄螺子が切られている。平板状の頭部26は、少なくとも支柱3,12を固定するボルト16,17の頭部よりも薄く形成されており、例えば、直径がφ12mmであり、厚さが1.5mmである。また、軸部27は、直径がφ6mmであり、長さが10mmである。ボルト24と雌螺子部19とは、横架材6の貫通孔18を介して螺合されることによって、固定部材7の第二上部片22と頭部26との間で横架材6の第一上部片14を挟み込んで固定することによって、横架材6と固定部材7とを固定することができる。また、ボルト24と雌螺子部19とは、横架材6の第一当接片13と固定部材7の第二当接片21との間でパネル2を挟持するための挟持力を保持することができる。
第一上部片14の貫通孔18は、パネル2の厚さ方向に延伸成分を有し、挿通されるボルト24の軸部27を移動させることによって当該軸部27のパネル2の厚さ方向における位置を変更可能に形成された長孔である。これによって、貫通孔18は、横架材6の第一当接片13に対する固定部材7の第二当接片21の間隔を変更可能に形成される。具体的には、貫通孔18は、図3に示すように、パネル2の厚さ方向に対して傾斜する長円状の長孔であり、上方から見て第二当接片21から第一当接片13へ向かって右側に約30°(より正確には26.5°)傾斜している。
貫通孔18は、第二当接片21側の半円状の端部31と、第一当接片13側の半円状の端部32と、端部31から端部32へ向かう軸線方向AD1に沿った側縁部33,34(図中二点鎖線で示される領域)とを有している。軸線方向AD1は、上方から見て第二当接片21から第一当接片13へ向かって右側に約30°(より正確には26.5°)傾斜する方向である。貫通孔18の端部31と端部32との間の長さは20.5mmである。また、貫通孔18の幅はボルト24の軸部27の直径より大きく、ボルト24の頭部26の直径よりも小さくされており、例えば、7mmである。これによって、ボルト24は、貫通孔18の軸線に沿って移動することができると共に、頭部26と固定部材7の第二上部片22との間で横架材6の第一上部片14を挟み込むことが可能となる。
図3(a)に示すように、第二当接片21に近い一方の側縁部33は、締め付け方向である右回りにボルト24を回転させた場合に、頭部26の下面に対して軸線方向AD1に向かって摩擦力F1を発生させる。第一当接片13に近い他方の側縁部34は、締め付ける方向である右回りにボルト24を回転させた場合に、頭部26の下面に対して軸線方向AD1の反対方向に向かって摩擦力F2を発生させる。また、図3(b)に示すように、第二当接片21に近い一方の側縁部33は、緩め方向である左回りにボルト24を回転させた場合に、頭部26の下面に対して軸線方向AD1の反対方向に向かって摩擦力F3を発生させる。第一当接片13に近い他方の側縁部34は、緩め方向である左回りにボルト24を回転させた場合に、頭部26の下面に対して軸線方向AD1に向かって摩擦力F4を発生させる。なお、図3においては、軸線方向AD1と平行をなす方向における摩擦力F1〜F4のみが示されているが、下面の位置によっては、軸線方向AD1と平行でない方向にも摩擦力が発生している。具体的には、頭部26の下面の所定位置には、回転中心であるボルト24の中心軸線周りの接線方向に摩擦力が作用する。
一方の側縁部33は、他方の側縁部34よりも摩擦係数が大きくされており、これによって、一方の側縁部33は、ボルト24の頭部26の下面に対して、他方の側縁部34よりも大きな摩擦力を発生することができる。従って、ボルト24の締め付け時において、一方の側縁部33が発生する摩擦力F1は、他方の側縁部34が発生する摩擦力F2よりも大きくなる。また、ボルト24の緩め時において、一方の側縁部33が発生する摩擦力F3は、他方の側縁部34が発生する摩擦力F4よりも大きくなる。
一方の側縁部33及び他方の側縁部34の摩擦係数の調整は、側縁部33,34の表面を加工することによって行うことができる。例えば、サンドブラスト仕上げやサンダー掛けを施す等、一方の側縁部33の表面が粗面となるように表面加工し、他方の側縁部34の表面が滑面となるように表面加工をすることで摩擦係数の調整を行うことができる。あるいは、側縁部33,34の摩擦係数の調整は、表面に摩擦係数の異なるシートをそれぞれ貼付することによって行うことができる。例えば、一方の側縁部33の表面に摩擦係数の大きいシートを貼付し、他方の側縁部34の表面に摩擦係数の小さいシートを貼付することで摩擦係数の調整を行うことができる。あるいは、側縁部33,34の摩擦係数の調整は、表面に摩擦係数の異なる塗料を塗ることによって行うことができる。例えば、一方の側縁部33の表面に摩擦係数が大きくなる塗料を塗布し、他方の側縁部34の表面に摩擦係数が小さくなる塗料を塗布することで摩擦係数の調整を行うことができる。
次に、本発明の実施形態に係るパネル固定構造1の作用・効果について説明する。
まず、パネル固定構造1と比較するため、従来のパネル固定構造101について説明する。図4は、従来のパネル固定構造101の要部拡大断面図であって、図2に対応する図である。図4に示すように、従来のパネル固定構造101は、梁に沿って設置されるパネル102の上端において、梁と平行に延びると共にパネルの厚さ方向の一方の表面102aと当接する第一当接片113を有する断面L字状の横架材106と、パネル102の厚さ方向の他方の表面102bと当接する第二当接片121を有する平板状の固定部材107とを備えている。このパネル固定構造101においては、横架材106の第一当接片113と固定部材107の第二当接片121とを厚さ方向に貫通してパネル102の上端の上方を通過するボルト124によって、横架材106と固定部材107とを固定することによって、パネル102の上端部を横架材106と固定部材107とで挟持する。従来のパネル固定構造101では、横架材106の上部片114とパネル102の上端の小口面102cとの間に、ボルト124を通過させるための隙間SP2を形成する必要があった。この隙間SP2の大きさは図中B1で示されており、少なくともボルト124の頭部126の直径よりも大きくする必要がある。これによって、横架材106と固定部材107の寸法が大きくなり、その結果大きな笠木300(厚さは図中B2で示される)が必要となり、外観意匠を損なうと共に、コストが高くなる場合があった。
一方、本実施形態に係るパネル固定構造1によれば、パネル2の厚さ方向の一方の表面2aに横架材6の第一当接片13が当接し、パネル2の厚さ方向の他方の表面2bに固定部材7の第二当接片21が当接し、連結機構8で横架材6と固定部材7とを連結し、横架材6と固定部材7とでパネル2を挟持することによって、パネル2を固定することができる。更に、連結機構8は、厚さ方向と直交する鉛直方向で横架材6と固定部材7とを連結することができる。従って、パネル2の上端部の上方に、横架材6と固定部材7とを連結するボルトを貫通させるためのスペースを、パネル2の厚さ方向にわたって確保することが不要とされる。従って、隙間A1の大きさを、従来のパネル固定構造101における隙間B1よりも小さくすることができる。これによって、パネル上端部における固定構造を小さくすることができ、パネル上端部及び固定構造を覆う笠木200の厚さA2を、従来のパネル固定構造101を覆うための笠木300の厚さB2に比して薄くすることができる。これによって、本実施形態に係るパネル固定構造1によれば、笠木の薄型化を図ることができる。
また、本実施形態に係るパネル固定構造1では、貫通孔18が、第一当接片13に対する第二当接片21の間隔を変更可能に形成されているため、パネル2の厚さに応じて第一当接片13と第二当接片21との間隔を変更することによって、パネル2の厚さによらずパネル2を横架材6に固定することができる。従って、固定構造を標準化することが可能となる。
また、本実施形態に係るパネル固定構造1では、貫通孔18が、挿通された軸部27のパネル2の厚さ方向における位置を変更することができるように形成された長孔である。従って、パネル2の厚みのばらつきに対応するように、軸部27を介した第二当接片21の調節代を確保することができる。これによって、パネル固定構造1は、より一層多種にわたる厚さを有するパネル2に対応可能となる。更に、軸部27を介して固定部材7をパネル2の厚さ方向に相対的に移動させると共に、ボルト24及び雌螺子部19で構成される締結手段で締結することができるため、パネル2の厚みばらつきが生じても追随することができる。従って、パネル2に適度な挟持力を付与した状態で当該パネル2を保持することができ、板パネルの割れ、欠け、あるいはがたつきなどを防止することができる。更に、ボルト24の軸部27と螺合する雌螺子部19が第二上部片22に形成されているため、上部側からボルト24の頭部26をねじ込むのみの作業で螺合することができる。従って、下部側のナットを不要とすることができ、ナットを支持するために指を差し込むための隙間を不要とすることができる。これによって、横架材6とパネル2上部との隙間を小さくすることが可能となり、笠木200の薄型化を図ることができる。
また、本実施形態に係るパネル固定構造1において、ボルト24の頭部26は、平板状に構成されている。ボルト24の頭部26が平板状に構成されることによって、横架材6の上面からのボルト24の頭部26の突出量を抑制することができる。また、横架材6の上面を略平坦にすることができる。これによって、笠木200の薄型化を図ることが可能になると共に、取付面に平坦度が要求されるような手摺受けブラケットなどの取付位置の制限が不要となり、横架材6の平坦度調整などの手間を省くことができる。
また、本実施形態に係るパネル固定構造1において、貫通孔18は、パネル2の厚さ方向に対して傾斜する長円状の長孔である。貫通孔18がパネル2の厚さ方向に対して傾斜していることにより、パネル2に厚さ方向の外力が作用しても、ボルト24の軸部27を貫通孔18の側縁部33,34が支持することができる。これによって、ボルト24による締結の緩みや外れを生じにくくすることが可能となる。また、締め付けに伴う挟持力の一部を厚さ方向とは垂直となる方向に逃がすことができ、これによって、横架材6と固定部材7との間での過度な挟持力の発生に伴うパネル2の損傷等も防止することができる。
また、本実施形態に係るパネル固定構造1では、貫通孔18の一方の側縁部33は、ボルト24の頭部26の下面に対して、軸線方向AD1に向かって大きい摩擦力を発生させ、他方の側縁部34は、軸線方向AD1の反対方向に向かって小さい摩擦力を発生させることができる。図3(a)に示すように、固定部材7の第二上部片22の雌螺子部19を横架材6の貫通孔18の端部31の下方に配置して、上方から貫通孔18にボルト24を挿通させて、ボルト24の軸部27を雌螺子部19に合わせる。このとき、ボルト24の頭部26の下面は貫通孔18の各側縁部33,34と当接しており、第二上部片22の上面は、第一上部片14の下面から離間している。この状態でボルト24を締め付け方向である右回りに回転させると、ボルト24と第二上部片22の雌螺子部19とが締め付けられる。これによって、第二上部片22が上方へ移動し、ボルト24の頭部26との間で第一上部片14を挟み込んで固定することができる。
ボルト24を締め付け方向である右回りに回転させたとき、第二上部片22が上方へ移動すると同時に、ボルト24の頭部26の下面は、貫通孔18の各側縁部33,34から摩擦力を受ける。第一当接片13側の他方の側縁部34は、摩擦係数が小さく設定され、軸線方向AD1とは反対方向へ向かって発生する摩擦力F2が小さくなるため、頭部26は他方の側縁部34においてスリップする。一方、第二当接片21側の一方の側縁部33は、摩擦係数が大きく設定され、軸線方向AD1へ向かって発生する摩擦力F1が大きくなるため、一方の側縁部33において頭部26がスリップすることは抑制される。これによって、ボルト24は、締付と同時に一方の側縁部33に沿って転がるようにして、軸線方向AD1へ向かって移動する。ボルト24の移動に従って、固定部材7も移動し、図3(b)に示すように、固定部材7の第二当接片21がパネル2の表面2bと当接する。そして、ボルト24を締め付け方向へ回転させることによって、第二上部片22と第一上部片14とを固定すると同時に、第二当接片21と第一当接片13とでパネル2を挟持することができる。このように、ボルト24の締め付けに従って、固定部材7によるパネル2の挟持力を増加させることができるため、パネル2を手やジグなどで抑えることを不要とし、パネル2の面精度調整作業を簡略化することができる。
一方、図3(b)に示すようにパネル2が横架材6と固定部材7とで挟持されている状態において、ボルト24を緩め方向である左回りに回転させたとき、第二上部片22が下方へ移動すると同時に、ボルト24の頭部26の下面は、貫通孔18の各側縁部33,34から摩擦力を受ける。第一当接片13側の他方の側縁部34は、摩擦係数が小さく設定され、軸線方向AD1へ向かって発生する摩擦力F4が小さくなるため、頭部26は他方の側縁部34においてスリップする。一方、第二当接片21側の一方の側縁部33は、摩擦係数が大きく設定され、軸線方向AD1とは反対側へ向かって発生する摩擦力F3が大きくなるため、一方の側縁部33において頭部26がスリップすることは抑制される。これによって、ボルト24は、緩めと同時に一方の側縁部33に沿って転がるようにして、軸線方向AD1とは反対側へ向かって移動する。ボルト24の移動に従って、固定部材7も移動し、図3(a)に示すように、固定部材7の第二当接片21がパネル2の表面2bから離間する。そして、ボルト24を緩め方向へ回転させることによって、第二上部片22と第一上部片14との固定を解除すると同時に、第二当接片21と第一当接片13とのパネル2の挟持を解除することができる。これによって、固定部材7の取り外し作業が容易になる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、図5に示すように、貫通孔18の周縁部を陥没させるように溝部35を形成してもよい。溝部35を形成することによって、ボルト24の頭部26の上面を第一上部片14の上面14aよりも低い位置に配置することが可能となる。これによって、横架材6の上面14aからの頭部26の突出量を一層抑制することができる。このとき、溝部35の底面35aにおいて摩擦係数の調整が行われる。
また、上述の実施形態においては、貫通孔18は、パネル2の厚さ方向に対して傾斜する長円状の長孔であり、上方から見て第二当接片21から第一当接片13へ向かって右側に約30°(より正確には26.5°)傾斜しているものであったが、これに限定されず、パネル2の厚さ方向におけるボルト24の位置を変更することのできる形状であれば、どのような形状であってもよい。
例えば、図6(a)に示すように、パネル2の厚さ方向に対して傾斜する長円状の長孔であり、上方から見て第二当接片21から第一当接片13へ向かって左側に傾斜している貫通孔50であってもよい。貫通孔50は、第二当接片21側の半円状の端部51と、第一当接片13側の半円状の端部52と、端部51から端部52へ向かう軸線方向AD2に沿った側縁部53,54(図中二点鎖線で示される領域)とを有している。軸線方向AD2は、上方から見て第二当接片21から第一当接片13へ向かって左側に傾斜する方向である。第一当接片13側の一方の側縁部53は、他方の側縁部54よりも摩擦係数が大きくされており、これによって、一方の側縁部53は、ボルト24の頭部26の下面に対して、他方の側縁部54よりも大きな摩擦力を発生することができる。従って、ボルト24の締め付け時において、一方の側縁部53が発生する摩擦力F5は、他方の側縁部54が発生する摩擦力F6よりも大きくなる。このような貫通孔50であっても、ボルト24は、締め付け時に一方の側縁部53に沿って転がるように軸線方向AD2へ向かって移動する。
また、例えば、図6(b)に示すように、パネル2の厚さ方向に延びる長円状の長孔である貫通孔60であってもよい。貫通孔60は、第二当接片21側の半円状の端部61と、第一当接片13側の半円状の端部62と、端部61から端部62へ向かう軸線方向AD3に沿った側縁部63,64(図中二点鎖線で示される領域)とを有している。軸線方向AD3は、上方から見て第二当接片21から第一当接片13へ向かう方向である。軸線方向AD3に対して右側の一方の側縁部63は、左側の他方の側縁部64よりも摩擦係数が大きくされており、これによって、一方の側縁部63は、ボルト24の頭部26の下面に対して、他方の側縁部64よりも大きな摩擦力を発生することができる。従って、ボルト24の締め付け時において、一方の側縁部63が発生する摩擦力F7は、他方の側縁部64が発生する摩擦力F8よりも大きくなる。このような貫通孔60であっても、ボルト24は、締め付け時に一方の側縁部63に沿って転がるように軸線方向AD3へ向かって移動する。
また、例えば、図6(c)に示すように、L字状に屈曲する長孔である貫通孔70であってもよい。貫通孔70は、第二当接片21側の半円状の端部71と、第一当接片13側の半円状の端部72と、端部71から端部72へ向かう軸線方向AD4に沿った側縁部73,74(図中二点鎖線で示される領域)とを有している。軸線方向AD4は、上方から見て第二当接片21から第一当接片13へ向かう方向であって、L字状に屈曲している。軸線方向AD4は、一部ではパネル2の厚さ方向に延びており、一部では厚さ方向と直交する方向に延びている。軸線方向AD4に対して右側の一方の側縁部73は、左側の他方の側縁部74よりも摩擦係数が大きくされており、これによって、一方の側縁部73は、ボルト24の頭部26の下面に対して、他方の側縁部74よりも大きな摩擦力を発生することができる。従って、ボルト24の締め付け時において、一方の側縁部73が発生する摩擦力F9は、他方の側縁部74が発生する摩擦力F10よりも大きくなる。このような貫通孔70であっても、ボルト24は、締め付け時に一方の側縁部73に沿って転がるように軸線方向AD4へ向かって移動する。なお、発生する摩擦力F9,10は、軸線方向AD4がパネル2の厚さ方向に延びている部分では厚さ方向に作用し、軸線方向AD4が厚さ方向と直交する方向に延びている部分では厚さ方向と直交する方向に作用する。
上述の実施形態において、摩擦係数の調整が行われる貫通孔の各側縁部として、図3及び図6において二点鎖線で示されるように、ボルト24の頭部26の外周縁部に比して大きな幅の領域が指定されているが、更に狭い範囲が指定されていてもよい。すなわち、摩擦係数の調整が行われる側縁部は、少なくとも、表面加工などによって頭部に大きな摩擦力を付与したり、頭部をスリップさせることができる大きさであればよく、頭部の外周縁部よりも広い幅であってもよく、あるいは、外周縁部と一致する幅であってもよく、外周縁部よりも狭い幅であってもよい。
上述の実施形態では、第一上部片14に形成される貫通孔は長孔であったが、第一当接片13に対する第二当接片21の間隔を変更可能なものであればどのようなものであってもよい。例えば、第一上部片14にパネル2の厚さ方向において異なる位置に形成された複数の貫通孔であってもよい。複数の貫通孔を形成した場合、パネル2の板厚に合わせて、適切な位置の貫通孔にボルトを挿通することで、板厚の変化に対応することができる。
1…パネル固定構造、2…パネル、2a…一方の表面、2b…他方の表面、2c…小口面、6…横架材、7…固定部材、8…連結機構、13…第一当接片、14…第一上部片、18…貫通孔、19…雌螺子部(締結手段)、21…第二当接片、22…第二上部片、24…ボルト(締結手段)、26…頭部、27…軸部、31,51,61,71…端部(第二当接片側の端部)、32,52,62,72…端部(第一当接片側の端部)、33,53,63,73…一方の側縁部、34,54,64,74…他方の側縁部、AD1,AD2,AD3,AD4…軸線方向。

Claims (6)

  1. 梁に沿って設置されるパネルと、
    前記梁と平行に延びた状態で支持され、前記パネルの厚さ方向の一方の表面に当接する横架材と、
    前記横架材に固定されると共に、前記厚さ方向の他方の表面に当接する固定部材と、
    前記横架材及び前記固定部材で前記パネルを挟持するように、前記厚さ方向と直交する方向で前記横架材と前記固定部材とを連結する連結機構と、を備えることを特徴とするパネル固定構造。
  2. 前記横架材は、
    前記パネルの前記一方の表面に当接する第一当接片と、
    前記第一当接片から突出して前記パネルの上端側の小口面を覆う第一上部片と、を備え、
    前記固定部材は、
    前記パネルの前記他方の表面に当接する第二当接片と、
    前記第二当接片から突出して前記第一上部片と前記小口面との間に配置される第二上部片と、を備え、
    前記連結機構は、
    前記第一当接片に形成される貫通孔と、
    前記貫通孔に軸部を挿通して前記第一上部片と前記第二上部片とを締結する締結手段と、を備え、
    前記貫通孔は、前記第一当接片に対する前記第二当接片の間隔を変更可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載のパネル固定構造。
  3. 前記貫通孔は、前記厚さ方向に延伸成分を有し、挿通された前記軸部を移動させることで当該軸部の前記厚さ方向における位置を変更可能に形成された長孔であり、
    前記締結手段は、
    前記軸部及び頭部を有するボルトと、
    前記第二上部片に形成されて、前記軸部と螺合される雌螺子部と、を備えていることを特徴とする請求項2記載のパネル固定構造。
  4. 前記ボルトの前記頭部は、平板状に構成されていることを特徴とする請求項3記載のパネル固定構造。
  5. 前記貫通孔は、前記厚さ方向に対して傾斜する長円状の長孔であることを特徴とする請求項3または4記載のパネル固定構造。
  6. 前記貫通孔は、前記第二当接片側の端部から前記第一当接片側の端部へ向かう軸線方向に沿った一対の側縁部を有しており、
    前記一対の側縁部は、前記ボルトの締結時に前記頭部の下面と当接してそれぞれ摩擦力を発生し、
    前記ボルトを締め付け方向に回転させた場合に、前記頭部の下面に対して、前記軸線方向に向かう摩擦力を発生する一方の前記側縁部は、前記ボルトを締め付け方向に回転させた場合に、前記頭部の下面に対して、前記軸線方向の反対方向に向かう摩擦力を発生する他方の前記側縁部に比して、大きい摩擦力を発生するように構成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項記載のパネル固定構造。
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