JP2011016188A - スラブ穿孔装置 - Google Patents

スラブ穿孔装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011016188A
JP2011016188A JP2009161861A JP2009161861A JP2011016188A JP 2011016188 A JP2011016188 A JP 2011016188A JP 2009161861 A JP2009161861 A JP 2009161861A JP 2009161861 A JP2009161861 A JP 2009161861A JP 2011016188 A JP2011016188 A JP 2011016188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
slab
drilling
base
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009161861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5554945B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Kameoka
芳明 亀岡
Koichi Hirakuri
幸一 平栗
Yukihiro Karino
幸広 狩野
Kohei Goto
耕平 後藤
Yoshinori Hatake
良記 畠
Sadao Abe
貞雄 阿部
Seiji Kosaka
正治 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consec Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Consec Corp
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consec Corp, East Japan Railway Co filed Critical Consec Corp
Priority to JP2009161861A priority Critical patent/JP5554945B2/ja
Publication of JP2011016188A publication Critical patent/JP2011016188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5554945B2 publication Critical patent/JP5554945B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

【課題】周囲への環境負荷の軽減および廃棄処理のコストと手数の軽減が可能なスラブ穿孔装置を提供する。
【解決手段】基台11が、2本のレール1a,1bに架け渡され、一方のレール1a上を走行するための主車輪25と、他方のレール1b上を走行するための副車輪26とを有する。主車輪25と副車輪26との間に軌道スラブ2の上をレールと平行に走行するための高さ調節可能な補助輪27を有する。基台11は副車輪26をレールから離すよう副車輪26と補助車輪27との間の位置で副車輪側を補助輪側に対し上側に折曲げ可能である。支柱12は基台11に対し上方に伸びる。穿孔手段13は支柱12に沿って上下動可能に設けられ、下端に動力により回転して軌道スラブ2を穿孔可能な円筒状のビット38を有する。吸引手段15が、ビット38で軌道スラブ2を穿孔したときに発生する切り屑を吸引可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、軌道スラブに孔をあけるためのスラブ穿孔装置に関する。
近年、既設の鉄道軌道の耐震補強工事のため、既設の軌道スラブに補強工事用の孔をあける作業が行われている。この作業に使用可能なものとして、従来、水を供給しながら、ドリル先端のビットで穿孔するコンクリート用の穿孔装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−121328号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような湿式の穿孔装置では、穿孔したときに発生するコンクリートの切り屑が水とともに流出してしまう。このコンクリートの切り屑を含む水は、pHが12〜14にもなるため、周辺の田圃などに流入して作物を枯らす危険性があるという課題があった。また、コンクリートの切り屑を含む水は、廃棄するのに中和処理が必要となるため、廃棄処理にコストと手数がかかるという課題があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、周囲への環境負荷の軽減および廃棄処理のコストと手数の軽減が可能なスラブ穿孔装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るスラブ穿孔装置は、鉄道用の2本のレールが平行に敷設された軌道スラブに孔をあけるためのスラブ穿孔装置であって、基台と支柱と穿孔手段と吸引手段とを有し、前記基台は前記2本のレールに架け渡されて走行可能に、一方のレール上を走行するための主車輪と、他方のレール上を走行するための副車輪とを有し、前記主車輪と前記副車輪との間に前記軌道スラブの上を前記レールと平行に走行するための高さ調節可能な補助輪を有し、前記基台は前記副車輪を前記レールから離すよう前記副車輪と前記補助車輪との間の位置で副車輪側を補助輪側に対し上側に折曲げ可能であり、前記支柱は前記基台に対し上方に伸びるよう設けられ、前記穿孔手段は前記支柱に沿って上下動可能に設けられ、下端に動力により回転して前記軌道スラブを穿孔可能な円筒状のビットを有し、前記吸引手段は前記ビットで前記軌道スラブを穿孔したときに発生する切り屑を前記ビットの内部から吸引可能に前記ビットに接続されていることを、特徴とする。
本発明に係るスラブ穿孔装置は、鉄道用の2本のレールが平行に敷設された軌道スラブに孔をあけるため、以下のようにして使用される。まず、2本のレール上を移動する場合、主車輪を一方のレール上に載せ、副車輪を他方のレール上に載せて、基台を2本のレールに架け渡す。補助輪は、高さを調節して軌道スラブから離しておく。主車輪および副車輪で2本のレール上を走行させて穿孔位置まで移動する。穿孔手段を支柱に沿って下げ、下端に設けられた円筒状のビットを軌道スラブの穿孔位置に位置付ける。ビットを回転駆動させながら穿孔手段を下げ、軌道スラブに穿孔する。同時に、穿孔により発生する切り屑を、吸引手段でビットの内部を通して吸引する。穿孔後、穿孔手段を上げて軌道スラブから離し、レール上を走行させて次の穿孔位置まで移動する。こうして、レール上を移動しながら、次々と軌道スラブに孔をあけていくことができる。
また、2本のレールのうち一方のレールのみを使用する場合、主車輪を一方のレール上に載せておき、基台の副車輪と補助車輪との間の位置で副車輪側を補助輪側に対し上側に折り曲げ、副車輪を他方のレールから離す。補助輪の高さを調節し、軌道スラブ上に載せる。こうして、軌道スラブ上を移動しながら、次々と軌道スラブに孔をあけていくことができる。例えば、レールに沿って軌道スラブ区間とバラスト区間とがある場合、軌道スラブ区間では主車輪と補助輪とを使用し、バラスト区間では主車輪と副車輪とを使用するなど、状況に応じて補助輪と副車輪とを選択して走行させることができる。
本発明に係るスラブ穿孔装置は水を使用せずに穿孔する乾式の穿孔方法であるため、軌道スラブを穿孔するときに発生する切り屑が、周囲に流出したりしみ込んだりすることがない。このため、周囲への環境負荷を軽減することができる。また、穿孔により発生した切り屑は吸引手段で集めることにより、産業廃棄物として処理することができる。このため、湿式の穿孔装置に比べて廃棄処理のコストと手数を軽減することができる。
なお、ビットは、ダイヤモンドビットから成ることが好ましい。ビットは、重量等が嵩む発電機を使用せずに済むよう、鉄道軌道に供給されている電力を利用して回転駆動可能に構成されていることが好ましい。主車輪および副車輪は、レールから容易に外れないようレールの側面に接するフランジを有することが好ましい。基礎台と支柱と穿孔手段と吸引手段とは、人力で運搬できるようそれぞれ分解・組立可能であることが好ましい。支柱は高さ方向に沿って設けられたラックを有し、穿孔手段は、ラックと噛合するピニオンを有し、ピニオンの回転により支柱に沿って上下動可能となっていてもよい。
本発明に係るスラブ穿孔装置は、1対のロック部材を有し、各ロック部材は前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを互いに両側から挟むよう前記基台に取り付けられ、操作により前記一方のレールの側面に対して進退し、前記側面を押さえる固定位置と前記側面から離れる開放位置とに位置付け可能に構成されていることが好ましい。
この1対のロック部材を有する場合、各ロック部材を固定位置に位置付けることにより、基台を一方のレールに固定することができ、穿孔による振動でビットが穿孔位置からずれるのを防ぐことができる。1対のロック部材が一方のレールを両側から挟むようになっているため、各ロック部材を開放位置に位置付けることによりレールへの固定を確実に解除することができ、安全性が高められている。
本発明に係るスラブ穿孔装置で、前記支柱は、前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを挟む両側に前記ビットを選択的に位置付けるようレール間方向に移動可能に前記基台に取り付けられていることが好ましい。
この場合、支柱とともに穿孔手段をレール間方向に移動させ、一方のレールを挟む両側で軌道スラブに穿孔することができる。
本発明に係るスラブ穿孔装置で、前記支柱は、前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを挟む両側に前記ビットを選択的に位置付けるよう前記基台の上面に沿って回転可能に設けられていてもよい。
この場合、支柱とともに穿孔手段を基台の上面に沿って回転させることにより、一方のレールを挟む両側で軌道スラブに穿孔することができる。
本発明に係るスラブ穿孔装置で、前記軌道スラブは前記レールが延びる方向に延びて両側に側面を有し、穿孔位置決め部材を有し、前記穿孔位置決め部材は本体と押え部材と係合ロッドと締付部材とを有し、前記本体は前記レールと前記軌道スラブとの間に挿入可能であって前記レールに対し所定位置のとき前記レールを挟む両側に穿孔位置を示す指示部を有し、前記押え部材は前記本体が前記所定位置のとき前記軌道スラブの一方の側面に当接可能に前記本体に設けられ、前記係合ロッドは前記本体とともに前記レールと前記軌道スラブとの間に挿入可能であって前記本体に対し中心軸線を中心として回転可能でかつ前記本体が前記所定位置のとき前記レールに対し交差して軸線方向に進退可能に前記本体に取り付けられ、前記押え部材から離れた側の端部が前記レールと係合可能にフック状に折れ曲がっており、前記締付部材は前記係合ロッドを前記レールと係合するよう前記押え部材の方向に締付け可能に前記本体に取り付けられていることが好ましい。
この場合、穿孔位置決め部材の本体と係合ロッドとをレールと軌道スラブとの間に挿入し、押え部材を軌道スラブの一方の側面に当接させ、本体をレールに対し所定位置に位置付ける。係合ロッドのフック状の端部をレールと係合させ、締付部材により押え部材の方向に締め付ける。これにより穿孔位置決め部材をレールに固定し、指示部でレールを挟む両側に穿孔位置を示すことができる。穿孔位置に合わせて穿孔することにより、一方のレールから常に同じ距離の位置に穿孔することができ、穿孔位置の位置出しを容易に行うことができる。
本発明に係るスラブ穿孔装置で、前記支柱は1対から成り、前記穿孔手段は1対から成り、それぞれ各支柱に沿って上下動可能であり、前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを挟む両側で前記軌道スラブを穿孔可能に設けられていてもよい。
この場合、一方のレールを挟む両側で、一度に軌道スラブに穿孔することができる。
本発明に係るスラブ穿孔装置は、鉄道用の2本のレールが平行に敷設された軌道スラブに孔をあけるためのスラブ穿孔装置であって、基台と支柱と穿孔手段と吸引手段とを有し、前記基台は前記2本のレールに架け渡されて走行可能に、各レール上を走行するための1対の主車輪を有し、前記支柱は2対から成り、前記基台に対し上方に伸びるよう各レールに対応して1対ずつ設けられ、前記穿孔手段は4つから成り、それぞれ各支柱に沿って上下動可能であり、下端に動力により回転して前記軌道スラブを穿孔可能な円筒状のビットを有し、各主車輪が各レール上にあるとき各レールを挟む両側で前記軌道スラブを穿孔可能に設けられ、前記吸引手段は前記ビットで前記軌道スラブを穿孔したときに発生する切り屑を前記ビットの内部から吸引可能に前記ビットに接続されていてもよい。
この場合、2本のレールを挟む両側の全4箇所で、一度に軌道スラブに穿孔することができる。
本発明によれば、周囲への環境負荷の軽減および廃棄処理のコストと手数の軽減が可能なスラブ穿孔装置を提供することができる。
本発明の実施の形態のスラブ穿孔装置を示す正面図である。 図1に示すスラブ穿孔装置の平面図である。 図1に示すスラブ穿孔装置の穿孔位置決め部材の使用状態を示す(a)平面図、(b)正面図である。 本発明の実施の形態のスラブ穿孔装置の支柱および穿孔手段が回転する変形例を示す正面図である。 図4に示すスラブ穿孔装置の平面図である。 図4に示すスラブ穿孔装置の側面図である。 本発明の実施の形態のスラブ穿孔装置の支柱および穿孔手段が2つの変形例を示す正面図である。 本発明の実施の形態のスラブ穿孔装置の支柱および穿孔手段が4つの変形例を示す正面図である。 本発明の実施の形態のスラブ穿孔装置の自動送り装置を有する変形例を示す、支柱および穿孔手段の(a)平面図、(b)正面図である。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図9は、本発明の実施の形態のスラブ穿孔装置を示している。
図1乃至図3に示すように、スラブ穿孔装置10は、基台11と支柱12と穿孔手段13と変圧器14と吸引手段15と穿孔位置決め部材16とを有している。スラブ穿孔装置10は、鉄道用の2本のレール1a,1bが平行に敷設された軌道スラブ2に孔3をあけるために使用される。
図1および図2に示すように、基台11は、細長く、2本のレール1a,1bの間隔よりやや長く形成されている。基台11は、一端から中央にかけて設けられた基台本体21と、基台本体21の他端側に設けられた延長部22とを有している。基台本体21は、一端に、幅広に形成された平板部23を有している。延長部22は、基台本体21に対して蝶番により接続され、基台11の幅方向に沿った回転軸24を中心として回転し折曲げ可能になっている。
基台11は、2本のレール1a,1bに架け渡されて走行可能に、平板部23に一方のレール1a上を走行するための1対の主車輪25を有し、延長部22の先端に他方のレール1b上を走行するための副車輪26を有している。基台11は、2本のレール1a,1bに架け渡したとき、長さ方向が各レール1a,1bに対して垂直を成し、幅方向が各レール1a,1bの伸長方向に沿って配置される。各主車輪25は、基台11の幅方向に沿って並んで配置されている。各主車輪25は、レール1a上から外れないよう、レール1aの2つの側面にそれぞれ接する1対のフランジ25aを有している。副車輪26は、レール1b上から外れないよう、他方のレール1bの内側の側面に接するフランジ26aを有している。
図1および図2に示すように、基台11は、回転軸24と主車輪25との間の基台本体21に、各レール1a,1b間の軌道スラブ2上をレールと平行に走行するための補助輪27を有している。補助輪27は、基台本体21の中央付近から下方に伸びるよう設けられている。補助輪27は、基台本体21の上に設けられたハンドル27aを回転させることにより、高さを調節可能になっている。
図1に示すように、基台11は、2本のレール1a,1bに架け渡して設置したとき、副車輪26が他方のレール1bに接する走行位置Aと、他方のレール1bから離れる引上げ位置Bとに選択的に延長部22を位置付けることができる。延長部22は、走行位置Aの時、基台本体21に固定可能である。
基台11は、平板部23の幅方向の両端に、それぞれ1対のロック部材28と1対のレバー29とを有している。各ロック部材28は、ゴム製で、各対ごとに一方のレール1aの両側面を押さえて挟み込むよう互いに対向して設けられている。各ロック部材28は、それぞれ一方のレール1aの各側面に向かって、一方のレール1aを押さえる固定位置と一方のレール1aから離れる開放位置との間で進退可能に構成されている。各レバー29はそれぞれ各ロック部材28に対応して設けられ、対応する各ロック部材28を固定位置と開放位置とに位置付け可能になっている。
基台11は、基台本体21の上面に、一端から基台本体21の中央の補助輪27の手前付近まで伸びるよう設けられた1対のスライドレール30を有している。各スライドレール30は、2つの主車輪25の間を通るよう設けられている。
図1および図2に示すように、支柱12は、台座31と柱本体32とラック33とを有している。台座31は、各スライドレール30に沿ってスライド可能に設けられている。柱本体32は、ほぼ四角柱状を成し、基台11の長さ方向に対して垂直上方に伸びるよう、台座31の上に設けられている。ラック33は、基台11の一端側に向いた柱本体32の側面に、柱本体32の高さ方向に沿って設けられている。こうして、基台11の長さ方向に沿ってスライドするよう、基台11上に設けられている。支柱12は、台座31の上に設けられた固定用レバー34により、スライドレール30上の任意の位置で固定可能になっている。
穿孔手段13は、市販の電動ドリルから成っている。穿孔手段13は、支柱12の柱本体32に沿ってスライド可能に設けられている。穿孔手段13は、ラック33に噛合するピニオン35を有し、ピニオン35がラック33に噛合して回転することにより、柱本体32に沿って上下方向にスライド可能になっている。穿孔手段13は、スライド用レバー36を回転させて、スライド操作可能になっている。穿孔手段13は、スライド方向に沿って下方に伸びる円筒状の回転ロッド37と、回転ロッド37の下端に設けられたビット38とを有している。ビット38は、円筒状のダイヤモンドビットから成っている。
図1に示すように、穿孔手段13は、回転ロッド37およびビット38の内部に連通する排出口39を有している。また、穿孔手段13は、電源プラグ40を有している。穿孔手段13は、ビット38がスライド方向に沿った軸周りに回転駆動して、軌道スラブ2を穿孔可能になっている。また、各スライドレール30に沿って支柱12とともにスライドさせることにより、一方のレール1aの両側で軌道スラブ2を穿孔可能になっている。
図1に示すように、変圧器14は、鉄道軌道に供給されている電力を取り込んで、100Vに変圧するようになっている。変圧器14は、複数のコンセントを有し、コンセントに穿孔手段13の電源プラグ40を差し込むことにより、回転ロッド37およびビット38を回転駆動可能になっている。
図1に示すように、吸引手段15は、吸引装置41と、吸引装置41に連結されたタンク42とを有している。吸引装置41は、電動で、電源プラグを有し、変圧器14のコンセントに差し込んで駆動可能になっている。吸引装置41は、ホース(図示せず)により穿孔手段13の排出口39に接続され、排出口39から回転ロッド37およびビット38の内部を吸引し、タンク42の内部に排出可能になっている。タンク42は、吸引装置41により吸引された空気を外部に排出し、吸引装置41で空気とともに吸引された物体を内部に蓄積可能になっている。これにより、吸引手段15は、ビット38で軌道スラブ2を穿孔したときに発生する切り屑を、ビット38の内部を通して吸引可能になっている。
図3に示すように、穿孔位置決め部材16は、本体43と押え部材44と1対の係合ロッド45とを有している。本体43は、レール1a,1bと軌道スラブ2との間に挿入可能な薄い矩形板状を成し、両端部に厚さ方向に貫通した1対の基準孔46を有している。各基準孔46は、ビット38の外径よりやや大きい径を有し、ビット38を挿入可能になっている。各基準孔46は、レール1aまたはレール1bに対し所定位置のときレール1aまたはレール1bを挟む両側に穿孔位置を示す指示部として機能する。押え部材44は、断面がコの字型を成し、本体43の幅方向に沿った一方の側縁に沿って取り付けられている。押え部材44は、断面の開口側を外側に向けて、本体43の裏面に固定されている。これにより、押え部材44は、本体43が所定位置のとき軌道スラブ2の一方の側面に当接可能となっている。
各係合ロッド45は、本体43とともにレール1a,1bと軌道スラブ2との間に挿入可能な細長い棒状を成し、本体43の表面側で、それぞれ本体43の長さ方向に沿った両側縁に沿って取り付けられている。各係合ロッド45は、押え部材44が設けられた本体43の一方の端部に一端が取り付けられている。各係合ロッド45は、本体43の表面との間に隙間をあけて、本体43の表面に対してほぼ平行になるよう配置されている。また、各係合ロッド45は、他端がレールと係合可能に長さ方向に対して垂直のフック状に折れ曲がっている。各係合ロッド45は、本体43に対して中心軸線を中心として回転可能でかつ中心軸線方向に進退可能に本体43に取り付けられている。各係合ロッド45は、本体43が所定位置のときレール1a,1bに対し交差して軸線方向に進退可能である。各係合ロッド45は、それぞれ一端に設けられた締付部材47により任意の位置に位置付けることができる。締付部材47は、係合ロッド45をレール1aまたはレール1bと係合するよう押え部材44の方向に締付け可能に本体43に取り付けられている。
穿孔位置決め部材16は、本体43の表面を上にし、裏面を軌道スラブ2の側にして、各係合ロッド45の他端を水平より下に向けた状態で、本体43の他方の端部から、一方のレール1aと軌道スラブ2との隙間に挿入可能になっている。穿孔位置決め部材16は、一方のレール1aの外側から挿入され、押え部材44を軌道スラブ2の側面に当接させ、締付部材47により、各係合ロッド45の他端を上に向けて一方のレール1aの基部の内側縁に当接させ、この状態で各係合ロッド45を固定することにより、一方のレール1aに対して固定可能である。穿孔位置決め部材16は、一方のレール1aに対して固定されたとき、各基準孔46が一方のレール1aの両側で、一方のレール1aからそれぞれ所定の距離の位置に配置されるようになっている。
次に、作用について説明する。
スラブ穿孔装置10は、鉄道用の2本のレール1a,1bが平行に敷設された軌道スラブ2に孔3をあけるために、以下のようにして使用される。まず、2本のレール1a,1bの上を移動する場合、主車輪25を一方のレール1a上に載せ、副車輪26を他方のレール1b上に載せて、基台11を2本のレール1a,1bに架け渡す。補助輪27は、ハンドル27aを回転させて高さを調節し、軌道スラブ2から離しておく。主車輪25および副車輪26で2本のレール1a,1b上を走行させて穿孔位置まで移動する。
穿孔位置決め部材16を一方のレール1aに対して固定する。穿孔位置決め部材16の本体43と係合ロッド45とをレール1aと軌道スラブ2との間に挿入し、押え部材44を軌道スラブ2の一方の側面に当接させ、本体43をレール1aに対し所定位置に位置付ける。係合ロッド45のフック状の端部をレール1aと係合させ、締付部材47により押え部材44の方向に締め付ける。これにより穿孔位置決め部材16をレール1aに固定し、各基準孔46でレール1aを挟む両側の軌道スラブ2に穿孔位置を示すことができる。穿孔位置に合わせて穿孔することにより、一方のレール1aから常に同じ距離の位置に穿孔することができ、穿孔位置の位置出しを容易に行うことができる。
支柱12をスライドレール30に沿ってスライドさせるとともに、穿孔手段13を支柱12に沿って下方向に移動させ、下端に設けられた円筒状のビット38を、一方の基準孔46に位置付ける。各レバー29で各ロック部材28を固定位置に位置付け、各ロック部材28でレール1aを挟み、基台11を一方のレール1aに固定する。ビット38を回転駆動させながら穿孔手段13を下げ、軌道スラブ2に穿孔する。同時に、穿孔により発生する切り屑を、吸引手段15でビット38の内部を通して吸引する。
一つ目の穿孔終了後、穿孔手段13を上方に移動させ、ビット38を軌道スラブ2から離す。支柱12とともに穿孔手段13をスライドレール30に沿って一方のレール1aの反対側にスライドさせる。穿孔手段13を再び支柱12に沿って下方向に移動させ、ビット38を他方の基準孔46に位置付ける。ビット38を回転駆動させ、吸引手段15により吸引しながら軌道スラブ2を穿孔する。このように、支柱12は、レール間方向に移動して一方のレール1aを挟む両側にビット38を選択的に位置付けることができる。
二つ目の穿孔終了後、穿孔手段13を上方に移動させ、ビット38を軌道スラブ2から離す。各レバー29を操作して各ロック部材28を開放位置に位置付け、基台11を一方のレール1aから解放したならば、次の穿孔位置まで移動する。こうして、スラブ穿孔装置10は、レール1a,1b上を移動しながら、一方のレール1aの両側で、次々と軌道スラブ2に孔3をあけていくことができる。
また、2本のレール1a,1bのうち一方のレール1aのみを使用する場合、主車輪25を一方のレール1a上に載せておき、基台11の副車輪26と補助車輪27との間の位置で延長部22を基台本体21に対し上側に折り曲げ、副車輪26を他方のレール1bから離す。補助輪27の高さを調節し、軌道スラブ2上に載せる。こうして、軌道スラブ2上を移動しながら、次々と軌道スラブ2に孔をあけていくことができる。例えば、レール1a,1bに沿って軌道スラブ2区間とバラスト区間とがある場合、軌道スラブ2の区間では主車輪25と補助輪27とを使用し、バラスト区間では主車輪25と副車輪26とを使用するなど、状況に応じて補助輪27と副車輪26とを選択して走行させることができる。
スラブ穿孔装置10は、レール1a,1b上を移動するとき、2つの主車輪25が、一方のレール1a上に、レール1aの長さ方向に沿って並んだ状態で配置されている。このため、レール1aの継ぎ目に隙間や段差があっても、いずれかの主車輪25が必ずレール1aの継ぎ目のない位置に配置されるので、スムーズに走行することができる。また、主車輪25が2つであるため、一方のレール1aから外れにくく、脱線の危険性を小さくすることができる。
スラブ穿孔装置10は、水を使用せずに穿孔する乾式の穿孔方法であるため、軌道スラブ2を穿孔するときに発生する切り屑が、周囲に流出したり、しみ込んだりすることがない。このため、周囲への環境負荷を軽減することができる。また、穿孔により発生した切り屑は吸引手段15で集めることにより、産業廃棄物として処理することができる。このため、湿式の穿孔装置に比べて廃棄処理のコストと手数を軽減することができる。
各レバー29で各ロック部材28を固定位置に位置付けることにより、基台11を一方のレール1aに固定することができ、穿孔による振動でビット38が穿孔位置からずれるのを防ぐことができる。1対のロック部材28が、一方のレール1aを両側から挟むようになっているため、各ロック部材28を開放位置に位置付けることによりレール1aへの固定を確実に解除することができ、安全性が高められている。
スラブ穿孔装置10は、変圧器14により、鉄道軌道に供給されている電力を利用して、ビット38や吸引装置41を駆動させることができるため、重量等が嵩む発電機を使用せずに済み、装置全体の軽量化を図ることができる。
具体的な一例では、スラブ穿孔装置10は、全体の重量が約80kgであり、3人以上であれば、容易に持ち上げて運搬することができる。このため、万が一、脱線しても持ち上げてレール1a,1b上に戻すことができる。また、列車に気付くのが遅れても、持ち上げて線路の外に避難することができる。
なお、図4乃至図6に示すように、スラブ穿孔装置10で、支柱12は、主車輪25が一方のレール1a上にあるとき一方のレール1aを挟む両側にビット38を選択的に位置付けるよう基台11の上面に沿って回転可能に設けられていてもよい。
図4乃至図6に示す例では、基台11の平板部23の中央部に、基台11の長さ方向および幅方向を含む面内で、その面に対して垂直な軸を中心として回転する回転台51を有し、支柱12の台座31が回転台51の上に固定されている。回転台51は、4箇所に設けられた固定具52により、周囲の平板部23に固定可能になっている。この場合、支柱12とともに穿孔手段13を180度回転させることにより、一方のレール1aの両側で軌道スラブ2に孔3をあけることができる。
また、図4乃至図6に示すように、基台11は、基台本体21の一端に、一方のレール1aの外側の軌道スラブ2上を走行するための第2補助輪53を有していてもよい。第2補助輪53は、基台本体21から下方に伸びるよう設けられている。補助輪53は、ハンドル53aを回転させることにより、高さを調節可能となっている。
図7に示すように、スラブ穿孔装置10は、1本のレールを挟む両側で一度に孔をあけるようになっていてもよい。この場合、支柱12は、1対から成り、主車輪25を挟む両側に主車輪25に対して対称な位置に設けられている。穿孔手段13は、1対から成り、それぞれ各支柱12に沿って上下動可能であり、主車輪25が一方のレール1aの上にあるとき、一方のレール1aを挟む両側で軌道スラブ2を穿孔可能に設けられている。この構成により、一方のレール1aを挟む両側の2箇所で、一度に軌道スラブ2に孔3をあけることができる。
図8に示すように、スラブ穿孔装置10は、2本のレールを挟む両側で一度に孔をあけるようになっていてもよい。この場合、基台11は、両端に各レール1a,1b上を走行するための1対の主車輪25を有している。支柱12は、2対から成り、各主車輪25を挟む両側に各主車輪25に対して対称な位置に、各レール1a,1bに対応して1対ずつ設けられている。穿孔手段13は、4つから成り、それぞれ各支柱12に沿って上下動可能であり、各主車輪25が各レール1a,1b上にあるとき各レール1a,1bを挟む両側で軌道スラブ2を穿孔可能に設けられている。この構成により、2本のレール1a,1bを挟む両側の全4箇所で、一度に軌道スラブ2に孔3をあけることができる。
図9に示すように、穿孔手段13は、支柱12の柱本体32に沿って自動で下方向にスライドさせるための自動送り装置61を有していてもよい。自動送り装置61は、電磁クラッチを内蔵しており、スライド用レバー36の反対側に着脱可能に取り付けられる。自動送り装置61は、柱本体32に対して所定の高さまで下方向にスライドさせて停止するよう構成されている。これにより、軌道スラブ2に所定の深さで自動的に孔3をあけることができる。
1a,1b レール
2 軌道スラブ
3 孔
10 スラブ穿孔装置
11 基台
12 支柱
13 穿孔手段
14 変圧器
15 吸引手段
16 穿孔位置決め部材
21 基台本体
22 延長部
23 平板部
24 回転軸
25 主車輪
26 副車輪
27 補助輪
28 ロック部材
29 レバー
30 スライドレール
31 台座
32 柱本体
33 ラック
34 固定用レバー
35 ピニオン
36 スライド用レバー
37 回転ロッド
38 ビット
39 排出口
40 電源プラグ
41 吸引装置
42 タンク
43 本体
44 押え部材
45 係合ロッド
46 基準孔

Claims (7)

  1. 鉄道用の2本のレールが平行に敷設された軌道スラブに孔をあけるためのスラブ穿孔装置であって、
    基台と支柱と穿孔手段と吸引手段とを有し、
    前記基台は前記2本のレールに架け渡されて走行可能に、一方のレール上を走行するための主車輪と、他方のレール上を走行するための副車輪とを有し、前記主車輪と前記副車輪との間に前記軌道スラブの上を前記レールと平行に走行するための高さ調節可能な補助輪を有し、前記基台は前記副車輪を前記レールから離すよう前記副車輪と前記補助車輪との間の位置で副車輪側を補助輪側に対し上側に折曲げ可能であり、
    前記支柱は前記基台に対し上方に伸びるよう設けられ、
    前記穿孔手段は前記支柱に沿って上下動可能に設けられ、下端に動力により回転して前記軌道スラブを穿孔可能な円筒状のビットを有し、
    前記吸引手段は前記ビットで前記軌道スラブを穿孔したときに発生する切り屑を前記ビットの内部から吸引可能に前記ビットに接続されていることを、
    特徴とするスラブ穿孔装置。
  2. 1対のロック部材を有し、各ロック部材は前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを互いに両側から挟むよう前記基台に取り付けられ、操作により前記一方のレールの側面に対して進退し、前記側面を押さえる固定位置と前記側面から離れる開放位置とに位置付け可能に構成されていることを、特徴とする請求項1記載のスラブ穿孔装置。
  3. 前記支柱は、前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを挟む両側に前記ビットを選択的に位置付けるようレール間方向に移動可能に前記基台に取り付けられていることを、特徴とする請求項1または2記載のスラブ穿孔装置。
  4. 前記支柱は、前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを挟む両側に前記ビットを選択的に位置付けるよう前記基台の上面に沿って回転可能に設けられていることを、特徴とする請求項1または2記載のスラブ穿孔装置。
  5. 前記軌道スラブは前記レールが延びる方向に延びて両側に側面を有し、
    穿孔位置決め部材を有し、
    前記穿孔位置決め部材は本体と押え部材と係合ロッドと締付部材とを有し、
    前記本体は前記レールと前記軌道スラブとの間に挿入可能であって前記レールに対し所定位置のとき前記レールを挟む両側に穿孔位置を示す指示部を有し、
    前記押え部材は前記本体が前記所定位置のとき前記軌道スラブの一方の側面に当接可能に前記本体に設けられ、
    前記係合ロッドは前記本体とともに前記レールと前記軌道スラブとの間に挿入可能であって前記本体に対し中心軸線を中心として回転可能でかつ前記本体が前記所定位置のとき前記レールに対し交差して軸線方向に進退可能に前記本体に取り付けられ、前記押え部材から離れた側の端部が前記レールと係合可能にフック状に折れ曲がっており、
    前記締付部材は前記係合ロッドを前記レールと係合するよう前記押え部材の方向に締付け可能に前記本体に取り付けられていることを、
    特徴とする請求項1,2,3または4記載のスラブ穿孔装置。
  6. 前記支柱は1対から成り、
    前記穿孔手段は1対から成り、それぞれ各支柱に沿って上下動可能であり、前記主車輪が前記一方のレール上にあるとき前記一方のレールを挟む両側で前記軌道スラブを穿孔可能に設けられていることを、
    特徴とする請求項1または2記載のスラブ穿孔装置。
  7. 鉄道用の2本のレールが平行に敷設された軌道スラブに孔をあけるためのスラブ穿孔装置であって、
    基台と支柱と穿孔手段と吸引手段とを有し、
    前記基台は前記2本のレールに架け渡されて走行可能に、各レール上を走行するための1対の主車輪を有し、
    前記支柱は2対から成り、前記基台に対し上方に伸びるよう各レールに対応して1対ずつ設けられ、
    前記穿孔手段は4つから成り、それぞれ各支柱に沿って上下動可能であり、下端に動力により回転して前記軌道スラブを穿孔可能な円筒状のビットを有し、各主車輪が各レール上にあるとき各レールを挟む両側で前記軌道スラブを穿孔可能に設けられ、
    前記吸引手段は前記ビットで前記軌道スラブを穿孔したときに発生する切り屑を前記ビットの内部から吸引可能に前記ビットに接続されていることを、
    特徴とするスラブ穿孔装置。

JP2009161861A 2009-07-08 2009-07-08 スラブ穿孔装置 Expired - Fee Related JP5554945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009161861A JP5554945B2 (ja) 2009-07-08 2009-07-08 スラブ穿孔装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009161861A JP5554945B2 (ja) 2009-07-08 2009-07-08 スラブ穿孔装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011016188A true JP2011016188A (ja) 2011-01-27
JP5554945B2 JP5554945B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=43594387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009161861A Expired - Fee Related JP5554945B2 (ja) 2009-07-08 2009-07-08 スラブ穿孔装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5554945B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103317167A (zh) * 2013-06-20 2013-09-25 杭州博锋金刚石工具有限公司 一种可以在竖直面和水平面打孔用定位冷却装置
CN109016178A (zh) * 2018-08-13 2018-12-18 中铁建电气化局集团南方工程有限公司 一种挡砟墙钻孔机
CN110524022A (zh) * 2019-09-26 2019-12-03 安徽江淮专用汽车有限公司 一种用于钻削等距组孔的钻孔装置
CN112893933A (zh) * 2021-01-18 2021-06-04 周西丽 一种板材加工用钻孔装置
CN116079099A (zh) * 2021-11-05 2023-05-09 武汉亚鑫宏运电气有限公司 一种具有调节功能的金属穿线管内壁加工装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948503A (ja) * 1982-09-13 1984-03-19 梶川 幸作 軌条用枕木穿孔装置
JPS61148607U (ja) * 1985-03-04 1986-09-13
JPH0482609A (ja) * 1990-07-20 1992-03-16 Nippon Mente Kaihatsu Kk 超音波コアドリル
JPH10128735A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Consec:Kk コアドリル
JP2007146366A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Toyo Nainenki Kogyosha:Kk Pc枕木用穿孔機
JP2007297886A (ja) * 2006-05-08 2007-11-15 Central Japan Railway Co まくらぎ穿孔装置
JP2008291430A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Soyu Kiko Kk 枕木穿孔機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948503A (ja) * 1982-09-13 1984-03-19 梶川 幸作 軌条用枕木穿孔装置
JPS61148607U (ja) * 1985-03-04 1986-09-13
JPH0482609A (ja) * 1990-07-20 1992-03-16 Nippon Mente Kaihatsu Kk 超音波コアドリル
JPH10128735A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Consec:Kk コアドリル
JP2007146366A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Toyo Nainenki Kogyosha:Kk Pc枕木用穿孔機
JP2007297886A (ja) * 2006-05-08 2007-11-15 Central Japan Railway Co まくらぎ穿孔装置
JP2008291430A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Soyu Kiko Kk 枕木穿孔機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103317167A (zh) * 2013-06-20 2013-09-25 杭州博锋金刚石工具有限公司 一种可以在竖直面和水平面打孔用定位冷却装置
CN109016178A (zh) * 2018-08-13 2018-12-18 中铁建电气化局集团南方工程有限公司 一种挡砟墙钻孔机
CN109016178B (zh) * 2018-08-13 2023-08-22 中铁建电气化局集团南方工程有限公司 一种挡砟墙钻孔机
CN110524022A (zh) * 2019-09-26 2019-12-03 安徽江淮专用汽车有限公司 一种用于钻削等距组孔的钻孔装置
CN110524022B (zh) * 2019-09-26 2024-04-26 安徽江淮专用汽车有限公司 一种用于钻削等距组孔的钻孔装置
CN112893933A (zh) * 2021-01-18 2021-06-04 周西丽 一种板材加工用钻孔装置
CN116079099A (zh) * 2021-11-05 2023-05-09 武汉亚鑫宏运电气有限公司 一种具有调节功能的金属穿线管内壁加工装置
CN116079099B (zh) * 2021-11-05 2023-11-24 国网安徽省电力有限公司利辛县供电公司 一种具有调节功能的金属穿线管内壁加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5554945B2 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5554945B2 (ja) スラブ穿孔装置
JP4665234B2 (ja) 枕木穿孔機
KR100857281B1 (ko) 천장 앵커볼트공 천공장치
KR100965935B1 (ko) 맨홀보수용 노면 절단장치
KR101040205B1 (ko) 파이프 면취장치
JP2012017610A (ja) 枕木交換用軌道作業車
KR100592530B1 (ko) 교량의 연결판 천공용 드릴장치
JP2011196140A (ja) 自走式土壌削孔採取装置
JP2018185197A (ja) 打ち込み機
JP5460317B2 (ja) 作業車
JP4817955B2 (ja) まくらぎ穿孔装置
JP2007002505A (ja) ガラス板の解体用切断装置
CN204777595U (zh) 一种圆饼分张机
JP3167810U (ja) 狭窄部用穿孔装置
JP2007146366A (ja) Pc枕木用穿孔機
CN110315110A (zh) 一种具有废料接料的风机用角钢自动打孔机构
CN204687110U (zh) 一种具有高效节能的打孔机
CN104928903B (zh) 一种布料切割的设备
CN104493865B (zh) 一种自动裁片机的裁切装置
CN104533060B (zh) 一种拆卸车
CN204238028U (zh) 应用于定形机上的切边装置
JP4156553B2 (ja) 交通路線の欄壁用穿孔装置
JP2010228308A (ja) コンクリート製床版の穿孔装置
CN106476322A (zh) 一种包装纸箱定位打孔机构
CN206677010U (zh) 一种钢条打孔旋转支架

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5554945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees