JP2011016138A - プレス機械制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドが下死点に在るときに停止させても、小さいトルクで再始動する。
【解決手段】スライド(38)の位置に応じて減速比が変化する減速機構部(37)を介してスライドを駆動するサーボモータ(41)を備えたプレス機械(30)を制御するプレス機械制御装置(10)は、サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する指令作成部(20)と、プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部(13)と、スライドの位置を検出するスライド位置検出部(12)と、スライドの位置が所定の範囲に在る場合にはサーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して振動指令を追加する振動指令追加部(21、22、23)とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、スライドの位置に応じて減速比が変化する減速機構部を介してスライドを駆動するサーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置に関する。
従来より、プレス機械として、スライドを高速で作動してプレス成形時間の短縮を図ることのできるメカニカルプレスが使用されている。特許文献1には、リンク機構部を備えたメカニカルプレスが開示されている。特許文献1に開示されるプレス機械のスライドはサーボモータの運動がリンク機構部を介して伝達されることにより昇降する。
特開平10−249590号公報
特許文献1に開示されるプレス機械においては、モータに対するリンク機構部の減速比はスライドの位置に応じて変化する。つまり、スライドが下死点に到達するときに、減速比が最も大きくなる。そして、このときには、モータに必要とされるトルクが最も大きくなる。
ところで、スライドが下死点を単に通過して動作し続ける場合には、モータ自体に慣性があると共にリンク機構部などには動摩擦が作用するので、大きなトルクは必要とされない。
しかしながら、プレス機械の動作確認などのために、スライドが下死点に在る状態でプレス機械を停止させた場合には、慣性力は働かず、またリンク機構部などには静止摩擦が作用することになる。従って、プレス機械を再始動させるためには、大きなトルクが必要になる。
通常は必要とされないそのような大きなトルクを生じさせるために、プレス機械のサーボモータは大型であることが要求される。そのような大型のサーボモータは高価であり、プレス機械の製造費用も結果的に増すことになる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、スライドが下死点に在るときに停止させた場合であっても、小さいトルクで再始動することのできるプレス機械の制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、スライドの位置に応じて減速比が変化する減速機構部を介して前記スライドを駆動するサーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する指令作成部と、前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、前記スライドの位置を検出するスライド位置検出部と、該スライド位置検出部により検出された前記スライドの位置が所定の範囲に在る場合には、前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する振動指令追加部と、を具備するプレス機械制御装置が提供される。
すなわち1番目の発明においては、サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のいずれかに振動指令を追加している。このため、スライドが下死点に在るときにプレス機械を停止させた場合であっても、動摩擦が作用する状態でプレス機械を再始動できる。従って、小さいトルクでプレス機械を再始動することができる。それゆえ、小型のサーボモータを採用でき、結果的に、プレス機械の製造費用を抑えることができる。なお、減速機構部は、例えばリンク機構部である。
2番目の発明によれば、スライドの位置に応じて減速比が変化する第一減速機構部および第二減速機構部を介して前記スライドを駆動する第一サーボモータおよび第二サーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第一指令作成部と、前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第二指令作成部と、前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、前記スライドの位置を検出するスライド位置検出部と、該スライド位置検出部により検出された前記スライドの位置が所定の範囲に在る場合には、前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第一振動指令追加部と、前記スライド位置検出部により検出された前記スライドの位置が前記所定の範囲に在る場合には、前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第二振動指令追加部と、を具備し、前記第一振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相と、前記第二振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相とが互いに等しいようにした、プレス機械制御装置が提供される。
すなわち2番目の発明においては、1番目の発明と同様な効果が得られる。さらに、2番目の発明においては、第一サーボモータ側に追加される位相と第二サーボモータ側に追加される位相とが互いに等しいので、プレス機械の再始動時に第一サーボモータおよび第二サーボモータから減速機構部を介してスライドに作用する力のタイミングがずれるのを回避できる。従って、プレス機械を安定して再始動することができる。
3番目の発明によれば、スライドの位置に応じて減速比が変化する減速機構部を介して前記スライドを駆動するサーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する指令作成部と、前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、前記振動指令の加算を許可する振動加算信号の入力を検出する振動加算信号検出部と、前記振動加算信号が入力された場合には、前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する振動指令追加部と、を具備するプレス機械制御装置が提供される。
すなわち、3番目の発明においては、操作者が振動指令加算が必要と考える任意のタイミングで振動を加算することができる。
4番目の発明によれば、スライドの位置に応じて減速比が変化する第一減速機構部および第二減速機構部を介して前記スライドを駆動する第一サーボモータおよび第二サーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第一指令作成部と、前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第二指令作成部と、前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、前記振動指令の加算を許可する振動加算信号の入力を検出する振動加算信号検出部と、前記振動加算信号が入力された場合には、前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第一振動指令追加部と、記振動加算信号が入力された場合には、前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第二振動指令追加部と、を具備し、前記第一振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相と、前記第二振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相とが互いに等しいようにした、プレス機械制御装置が提供される。
すなわち、4番目の発明においては、操作者が振動指令加算が必要と考える任意のタイミングで振動を加算することができる。
5番目の発明においては、1番目から4番目のいずれかの発明において、前記パラメータが前記プレス機械制御装置に接続された外部機器に含まれている。
5番目の発明によれば、或るパラメータを含む外部機器を他のパラメータを含む他の外部機器に容易に交換できる。
本発明に基づくプレス機械制御装置およびプレス機械の略図である。 (a)スライドが上死点に到達したときのスライドおよびリンク機構部の拡大図である。(b)スライドが下死点に到達したときのスライドおよびリンク機構部の他の拡大図である。 本発明の第一の実施形態に基づくプレス機械制御装置のブロック図である。 図3に示されるプレス機械制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に基づくプレス機械制御装置およびプレス機械の略図である。 図5に示されるプレス機械制御装置の動作を示すフローチャートである。 他の構成のスライドおよびリンク機構部の拡大図である。 本発明の第二の実施形態に基づくプレス機械制御装置のブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づくプレス機械制御装置およびプレス機械の略図である。図1に示されるように、プレス機械制御装置10はアンプ19を介してプレス機械30のサーボモータ41に接続されている。プレス機械30は、メカニカルプレスであり、下金型が取付けられるボルスタ39と、上金型が取付けられていてガイド32に沿って昇降可能なスライド38とを含んでいる。
図2(a)および図2(b)は、それぞれスライドが上死点および下死点に到達したときのスライドおよびリンク機構部の拡大図である。これら図面に示されるように、スライド38は二つの部材からなるリンク機構部37によって固定部31に連結されている。リンク機構部37にはロッド36の一端が回転可能に取付けられており、ロッド36の他端は大型プーリ34に偏心して取付けられている。
サーボモータ41の出力軸43には小型プーリ33が取付けられており、小型プーリ33および大型プーリ34には共通のベルト35が巻回されている。従って、サーボモータ41の出力軸43の回転運動は減速されて大型プーリ34に伝達され、ロッド36およびリンク機構部37によってスライド38の直線運動に変換される。これにより、スライド38はボルスタ39に対して昇降する。なお、サーボモータ41には出力軸43の位置を検出する位置検出部42が取付けられている。位置検出部42は、例えばロータリエンコーダである。
再び図1を参照すると、プレス機械制御装置10はデジタルコンピュータであり、振動指令の条件設定部11および固定部31からのスライド38の位置P0(図2(b)を参照されたい)を検出するスライド位置検出部12を含んでいる。条件設定部11はROM、RAM等のメモリである。条件設定部11は各種の所定のパラメータを含んでいる。そのようなパラメータは、例えば微小の振動指令に関する周波数fおよび振幅A、ならびにプレス機械30の固定部31からの所定の位置P1、P2である。
図2(b)から分かるように、位置P1はスライド38が下死点に在るときの、固定部31からの位置であり、位置P2は下死点よりも所定距離だけ上方にある位置である。スライド38の位置P0が位置P1、P2の間にある場合には、スライド38は下死点または下死点近傍に位置している。そのような場合に、プレス機械30の確認などのために、スライド38をその下死点にて停止させ、再び再起動するためには大きなトルクが必要とされる。
なお、条件設定部11は必ずしもプレス機械制御装置10に含まれる必要はなく、図1に破線で示されるように条件設定部11’が外部メモリの形態でプレス機械制御装置10に接続されていてもよい。また、条件設定部11、11’がプレス機械30のための加工プログラムを記憶していて、周波数fなどが加工プログラム内に含まれていてもよい。
図3は本発明の第一の実施形態に基づくプレス機械制御装置のブロック図である。図3に示されるように、加工プログラムの記載から位置指令CPが制御周期毎に読出され、位置検出部42からの位置フィードバックを減じた位置偏差が作成される。次いで、位置偏差に対してポジションゲイン15が乗じられ、それにより、速度指令CVが作成される。
次いで、位置検出部42により検出された位置フィードバックデータの所定時間内の変化に基づいて作成される速度フィードバックを速度指令CVから減じて速度偏差を算出し、速度制御器16に入力する。速度制御器16は速度偏差に基づいてトルク指令CT(電流指令)を出力する。図3においては、位置指令CP、速度指令CVおよびトルク指令CTのうちの少なくとも一つの指令を出力する領域を指令作成部20と表す。そして、トルク指令CTはアンプ19にて増幅されてサーボモータ41に入力され、サーボモータ41が駆動制御される。これら一連の動作は、プレス機械制御装置10の制御周期毎に繰返し行われるものとする。
図4は本発明の第一の実施形態に基づくプレス機械制御装置のフローチャートである。以下、図3および図4を参照しつつ、本発明のプレス機械制御装置10の動作について説明する。
はじめに、図4のステップ101においては、プレス機械制御装置10内部の条件設定部11または外部の条件設定部11’から周波数fおよび振幅Aを読取る。次いで、ステップ102においては、位置P1、P2を同様に読取る。なお、ステップ101、102における周波数f、振幅Aおよび位置P1、P2は、プレス機械30により実施されるプレス加工の内容に応じて自動的に定まるものとする。
次いで、ステップ103に進み、振動指令作成部13(図3を参照されたい)が以下の式に基づいて微小な振動指令Tを作成する。
T=A・sin(2πft)
ただし、この式において文字tは時間を表す。
次いで、ステップ104において、プレス機械制御装置10のスライド位置検出部12が固定部31からのスライド38の現在の位置P0を検出する。具体的には、位置検出部42からの位置フィードバックを使用してスライド38の位置P0を求める。あるいは、スライド38に設けられたリミットスイッチ45またはリニアスケール46(図2(a)および図2(b)を参照されたい)を使用してスライド38の位置を直接的に検出してもよい。
次いで、ステップ105において、スライド38の位置P0が所定位置P1、P2の間に在るか否かを判定する。そして、スライド38の位置P0が所定位置P1、P2の間に在る場合には、ステップ106に進む。
ステップ106においては、速度制御器16が算出したトルク指令CTに微小な振動指令Tを加算する。具体的には、図3に示される振動指令追加部23がトルク指令CTに微小な振動指令Tを加算して、最終トルク指令を作成する。
これに対し、ステップ105において、スライド38の位置P0が所定位置P1、P2の間に無い場合には、ステップ107に進み、トルク指令CTを最終トルク指令としてそのまま採用して処理を終了する。
なお、図4を参照して説明した実施形態においては、振動指令追加部23がトルク指令CTに振動指令Tを加算して最終トルク指令を作成している。しかしながら、最終トルク指令を作成する代わりに、振動指令追加部21が、位置指令CPに振動指令Tを加算して最終位置指令を作成してもよく、あるいは、振動指令追加部22が速度指令CVに振動指令Tを加算して最終速度指令を作成してもよい。
このように本発明においては、停止したスライド38が下死点または下死点近傍にある場合には、サーボモータの位置指令CP、速度指令CVおよびトルク指令CTのいずれかに振動指令Tを追加している。このことによって、スライド38はわずかながら振動する。
このため、プレス機械30の再始動時には、動摩擦が作用する状態になる。言い換えれば、本発明においては、プレス機械30の再始動時にスライド38などに静止摩擦が作用することはない。それゆえ、プレス機械30を小さいトルクで再始動できる。その結果、本発明のプレス機械30では小型のサーボモータを採用でき、結果的に、プレス機械30の製造費用を抑えることが可能となる。
ところで、特定のワーク(図示しない)をプレス機械30によりプレスする場合には、振動指令を加算するタイミング(スライドの位置)をワークに応じて変更することが望まれる場合がある。図5および図6に示される他の実施形態においては、操作者がリミットスイッチ45または他のスイッチ(図示しない)を操作して、振動指令の加算を許可する振動加算信号を入力する。これにより、振動指令が位置指令CP、速度指令CVおよびトルク指令CTのいずれかに加算される。図5および図6は前述した図1および図4とほぼ同様であるので、以下、相違点について主に述べる。
図5に示されるように、他の実施形態における制御装置10は、振動指令の加算を許可する振動加算信号の入力を検出する振動加算信号検出部12’をスライド位置検出部12の代わりに含んでいる。そして、図6においては、図4のステップ102を排除しつつ、を図4のステップ104、105の代わりに、ステップ104’、105’が実施される。
図6から分かるように、ステップ104’において、振動加算信号検出部12’は、操作者により入力される振動加算信号の有無を確認する。そして、ステップ105’において振動加算信号が存在している場合には、ステップ106に進んで、例えばトルク指令CTに振動指令Tを加算して最終トルク指令を作成する。一方、ステップ105’において振動加算信号が存在していない場合には、ステップ107に進んで、トルク指令CTを最終トルク指令としてそのまま採用する。
このような場合には、操作者が振動を開始させる位置を所望の通りに変更できる。従って、特定のワークをプレス機械30でプレスする場合に、そのワークに対して最適なスライド位置において振動指令を追加でき、それにより、最適なプレス加工を行うことが可能となる。
図7は他の構成のスライドおよびリンク機構部の拡大図である。図7に示される他の構成においては、一つのスライド38が第一および第二のリンク機構部37a、37bにより昇降するようになっている。それぞれのリンク機構部37a、37bは、前述したリンク機構部37と同様にサーボモータ41a、41bにそれぞれ接続されている。以下においては、第一のリンク機構部37aおよび関連する部材には文字aが付されており、第二のリンク機構部37bおよび関連する部材には文字bが付されるものとする。これら部材は前述したのと同様であるので、再度の説明を省略する。
図8は本発明の第二の実施形態に基づくプレス機械制御装置のブロック図である。図8に示されるように、第一のサーボモータ41aに関連してポジションゲイン15a、速度制御器16a、アンプ19aおよび第一振動指令追加部21a、22a、23aが備えられており、これらが指令作成部20aを形成している。同様に、第二のサーボモータ41bに関連してポジションゲイン15b、速度制御器16b、アンプ19bおよび第二振動指令追加部21b、22b、23bが備えられており、これらが指令作成部20bを形成している。なお、図8から分かるように、共通の振動指令作成部13が指令作成部20a、20bに対して設けられている。
そして、第二の実施形態においても、図4等を参照して説明したのと同様な処理が行われる。第二の実施形態において振動指令Tをトルク指令CTに加算する場合(図4のステップ106参照)には、振動指令追加部23a、23bは振動指令Tを第一および第二のサーボモータ41a、41bに関するトルク指令CTのそれぞれに加算する。従って、第二の実施形態においても前述したのと同様な効果が得られる。そして、第二の実施形態においては、第一のサーボモータ41aに関するトルク指令CTに加算される振動指令Tの位相と、第二のサーボモータ41bに関するトルク指令CTに加算される振動指令Tの位相とは互いに等しい。
図4には示さないものの、振動指令Tを位置指令CPまたは速度指令CVに加算する場合であっても、振動指令追加部21a、21bまたは振動指令追加部22a、22bは振動指令Tを第一および第二のサーボモータ41a、41bに関する位置指令CPまたは速度指令CVに加算する。そして、第一のサーボモータ41aに関する位置指令CPまたは速度指令CVに加算される振動指令Tの位相と、第二のサーボモータ41bに関する位置指令CPまたは速度指令CVに加算される振動指令Tの位相とは互いに等しい。
このような構成であるので、プレス機械30を再始動するときには、第一のサーボモータ41aおよび第二のサーボモータ41bからリンク機構部37a、37bをそれぞれ介してスライド38に作用する力のタイミングが等しくなる。その結果、第二の実施形態においては、プレス機械30の再始動を安定して行うことができるのが分かるであろう。当然のことながら、前述した実施形態を適宜組み合わせることは、本発明の範囲に含まれる。
10 プレス機械制御装置
11、11’ 条件設定部
12 スライド位置検出部
12’ 振動加算信号検出部
13 振動指令作成部
15、15a、15b ポジションゲイン
16、16a、16b 速度制御器
19、19a、19b アンプ
20、20a、20b 指令作成部
21、22、23、21a、22a、23a、21b、22b、23b 振動指令追加部
30 プレス機械
31 固定部
32 ガイド
33、33a、33b 小型プーリ
34、34a、34b 大型プーリ
35、35a、35b ベルト
36、36a、36b ロッド
37、37a、37b リンク機構部
38 スライド
39 ボルスタ
41、41a、41b サーボモータ
42、42a、42b 位置検出部
43、43a、43b 出力軸
45 リミットスイッチ
46 リニアスケール
CP 位置指令
CT トルク指令
CV 速度指令
T 振動指令

Claims (5)

  1. スライドの位置に応じて減速比が変化する減速機構部を介して前記スライドを駆動するサーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、
    前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する指令作成部と、
    前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、
    前記スライドの位置を検出するスライド位置検出部と、
    該スライド位置検出部により検出された前記スライドの位置が所定の範囲に在る場合には、前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する振動指令追加部と、を具備するプレス機械制御装置。
  2. スライドの位置に応じて減速比が変化する第一減速機構部および第二減速機構部を介して前記スライドを駆動する第一サーボモータおよび第二サーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、
    前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第一指令作成部と、
    前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第二指令作成部と、
    前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、
    前記スライドの位置を検出するスライド位置検出部と、
    該スライド位置検出部により検出された前記スライドの位置が所定の範囲に在る場合には、前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第一振動指令追加部と、
    前記スライド位置検出部により検出された前記スライドの位置が前記所定の範囲に在る場合には、前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第二振動指令追加部と、を具備し、
    前記第一振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相と、前記第二振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相とが互いに等しいようにした、プレス機械制御装置。
  3. スライドの位置に応じて減速比が変化する減速機構部を介して前記スライドを駆動するサーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、
    前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する指令作成部と、
    前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、
    前記振動指令の加算を許可する振動加算信号の入力を検出する振動加算信号検出部と、
    前記振動加算信号が入力された場合には、前記サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する振動指令追加部と、を具備するプレス機械制御装置。
  4. スライドの位置に応じて減速比が変化する第一減速機構部および第二減速機構部を介して前記スライドを駆動する第一サーボモータおよび第二サーボモータを備えたプレス機械を制御するプレス機械制御装置において、
    前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第一指令作成部と、
    前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちの少なくとも一つを作成する第二指令作成部と、
    前記プレス機械制御装置について予め設定されたパラメータに基づいて振動指令を作成する振動指令作成部と、
    前記振動指令の加算を許可する振動加算信号の入力を検出する振動加算信号検出部と、
    前記振動加算信号が入力された場合には、前記第一サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第一振動指令追加部と、
    前記振動加算信号が入力された場合には、前記第二サーボモータの位置指令、速度指令およびトルク指令のうちのいずれか一つに対して前記振動指令を追加する第二振動指令追加部と、を具備し、
    前記第一振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相と、前記第二振動指令追加部により追加される前記振動指令の位相とが互いに等しいようにした、プレス機械制御装置。
  5. 前記パラメータが前記プレス機械制御装置に接続された外部機器に含まれている、請求項1から4のいずれかに記載のプレス機械制御装置。
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