JP2011014740A - 半導体装置、半導体装置の制御方法、半導体モジュール - Google Patents

半導体装置、半導体装置の制御方法、半導体モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】MOSFETと、MOSFETと逆並列となるSBDとが同一半導体基板に形成された半導体装置において、還流ダイオードのリカバリ特性の改善と、MOSFETのアバランシェ耐量の確保との両立が可能な技術を提供する。
【解決手段】MOSFETのソース領域に接するソース電極と、ベース領域に制御電極と、SBDに接するSBD電極とを備える。MOSFETのオン時には、アバランシェ破壊の発生を抑制するように、制御電極とSBD電極の電位を制御する。還流時には、MOSFETの寄生ダイオードに電流が流れないように制御電極とSBD電極の電位を制御して、SBDに電流が流れるようにし、リカバリ特性を向上させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置、半導体装置の制御方法、半導体モジュールに関する。
MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)は、第1導電型のドリフト領域と、これに接する第2導電型のベース領域とによって構成されるPNダイオードである寄生ダイオードを内蔵している。この寄生ダイオードは、MOSFETと逆並列に接続することができるため、還流ダイオードとして利用できる。しかしながら、還流ダイオードとしてPNダイオードを用いると、リカバリ特性が悪く、スイッチング損失が大きくなるという問題がある。
そこで、PNダイオードに代えて、ショットキーバリアダイオード(以下、SBDと略する場合がある)を用いることによって、ダイオードのリカバリ特性を改善することが提案されている。例えば、特許文献1や特許文献2に開示された半導体装置では、MOSFETと、還流ダイオードとしてのショットキーバリアダイオード(SBD)が同一半導体基板内に形成されている。MOSFETのドリフト領域にショットキー接合するSBD電極を形成し、MOSFETのソース電極とSBD電極とを同電位にすることによって、MOSFETと逆並列に接続されたSBDを得ることができる。MOSFETの寄生ダイオード(PNダイオード)に代えて、MOSFETと同一基板内に設置したSBDを還流ダイオードとして利用することによって、還流ダイオードのリカバリ特性を改善し、スイッチング特性に優れたMOSFETを得ることができる。
特開2002−299625号公報 特開2006−66770号公報
しかしながら、特許文献1では、還流時に、MOSFETのドレイン電極とソース電極間に印加する電圧が、MOSFETのベース領域とドレイン領域とのPN接合の拡散電位よりも大きくなると、MOSFETの寄生ダイオード(PNダイオード)に還流電流が流れてしまう。このため、還流ダイオードとして専らSBDを利用する場合と比較して、十分にリカバリ特性を改善することができない。
これに対して、特許文献2では、ソース電極とベース領域との接合部をショットキー接合させている。これによって、MOSFETの寄生ダイオードに還流電流が流れることを抑制している。
しかしながら、MOSFETは、ソース領域をエミッタ領域とし、ベース領域をベース領域とし、ドレイン領域をコレクタ領域とする寄生バイポーラトランジスタを必然的に有している。この寄生バイポーラトランジスタが動作すると、MOSFETに大電流が流れて、アバランシェ破壊が発生する。特許文献2のように、ソース電極とベース領域との接合部をショットキー接合させると、ソース電極とベース領域とのコンタクト抵抗が高くなる。その結果、MOSFETがオン状態からオフ状態へと切り替わる過渡状態において、MOSFETに寄生するバイポーラトランジスタが動作し易くなる。すなわち、特許文献2によれば、MOSFETのアバランシェ耐量を確保することが困難となってしまう。
本願は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、MOSFETと、MOSFETと逆並列となるSBDとが同一半導体基板に形成された半導体装置において、還流ダイオードのリカバリ特性の改善と、MOSFETのアバランシェ耐量の確保との両立が可能な技術を提供することにある。
本発明に係る半導体装置は、第1導電型のドレイン領域と、ドレイン領域と接している第1導電型のドリフト領域と、ドリフト領域と接しておりドリフト領域によってドレイン領域から隔離された第2導電型のベース領域と、ベース領域と接しておりベース領域によってドリフト領域から隔離された第1導電型のソース領域と、ソース領域とドリフト領域との間に位置するベース領域に接するように形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜と接しておりゲート絶縁膜を介してソース領域とドリフト領域との間に位置するベース領域に対向するゲート電極と、ドレイン領域にのみ接合されたドレイン電極と、ソース領域にのみ接合されたソース電極と、ドリフト領域にのみショットキー接合されたSBD電極と、ベース領域にのみオーミック接合された制御電極とを備えている。
上記の半導体装置では、ベース領域に接合される制御電極がベース領域とオーミック接合するため、MOSFETに寄生するバイポーラトランジスタがオンすることを抑制でき、アバランシェ耐量を確保することができる。また、上記の半導体装置では、ソース領域にのみ接合されたソース電極と、ベース領域にのみ接合された制御電極と、ドリフト領域にのみ接合されたSBD電極とが、別々に設けられている。このため、ドレイン電極に対して、ソース電極、制御電極、SBD電極の電位をそれぞれ異なる電位とすることができる。従って、制御電極とベース領域との接合がオーミック接合であっても、還流時に制御電極の電位を制御することによって、MOSFETに寄生するPNダイオードに電流が流れることを抑制することができる。これによって、還流ダイオードのリカバリ特性を改善することができる。上記の半導体装置では、還流ダイオードのリカバリ特性の改善と、MOSFETのアバランシェ耐量の確保との両立が可能となる。
本発明は、上記の半導体装置と、半導体装置の制御電極に印加する電圧を制御する制御手段とを備えた半導体モジュールを提供することもできる。この半導体モジュールでは、半導体装置のSBD電極は、ソース電極の電位と同じ電位であり、制御手段は、ゲート電極にゲート電圧が印加される場合には、制御電極の電位をソース電極の電位と同じ電位とし、ゲート電極にゲート電圧が印加されない場合には、制御電極の電位をベース領域とドリフト領域とのPN接合に電流が流れない電位とする。この半導体モジュールによれば、ゲート電極にゲート電圧が印加されるMOSFETのオン時には、ソース電極、制御電極、SBD電極が同電位になり、MOSFETの寄生バイポーラが動作することを抑制でき、アバランシェ耐量を確保することができる。また、還流時、すなわち、ゲート電極にゲート電圧が印加されない場合には、制御電極の電位が、MOSFETの寄生ダイオードであるPNダイオードに電流が流れない電位とされる。このため、還流ダイオードとしてリカバリ特性に優れたSBDを専ら利用することができるため、還流ダイオードのリカバリ特性を向上させることが可能となる。
上記の半導体モジュールでは、制御手段は、ゲート電極にゲート電圧が印加される場合には、制御電極の電位をソース電極の電位と同じ電位とし、ゲート電極にゲート電圧が印加されない場合には、制御電極の電位をドレイン電極の電位と同じ電位とするものであってもよい。簡単な制御で、確実に、還流時にMOSFETの寄生ダイオードに電流が流れることを防止できる。
本発明によれば、MOSFET領域と、SBD領域(ショットキーバリアダイオード領域)とが同一の半導体基板に形成されている半導体装置の制御方法を提供することもできる。この半導体装置では、SBD領域は、MOSFET領域に対して逆並列となっている。MOSFET領域の一部には、寄生ダイオード領域が形成されている。そして、MOSFET領域とSBD領域と寄生ダイオード領域に接合されたドレイン電極と、MOSFET領域にのみ接合されたソース電極と、SBD領域にのみショットキー接合されたSBD電極と、寄生ダイオード領域にのみオーミック接合された制御電極とを有している。この制御方法では、ドレイン電極とソース電極間に順方向電圧を印加し、MOSFET領域をオン状態とする場合には、SBD電極の電位および制御電極の電位を、ソース電極の電位と同じ電位に制御する。ドレイン電極とソース電極間に逆方向電圧を印加する場合には、SBD電極の電位を、ソース電極の電位と同じ電位に制御し、制御電極の電位を、寄生ダイオード領域に電流が流れない電位に制御する。
本発明によれば、MOSFETと、MOSFETと逆並列となるSBDとが同一半導体基板に形成された半導体装置において、還流ダイオードのリカバリ特性の改善と、MOSFETのアバランシェ耐量の確保との両立が可能な技術を提供できる。
実施例1の半導体モジュール。 図1の半導体装置の等価回路図。 図1の半導体装置に係る寄生バイポーラトランジスタについて説明する図。 図1の半導体装置に係る寄生バイポーラトランジスタに関する回路図。 図1の半導体装置の制御方法を説明する図。 図1の半導体装置の制御方法を説明する図。 図1の半導体装置の制御方法を説明する図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を以下に列記する。
(特徴1)SBD電極とソース電極は同電位である。
(特徴2)半導体基板は、炭化ケイ素(SiC)を材料とする。
以下、本発明の実施例1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る半導体モジュール4を示している。半導体モジュール4は、半導体装置1と、制御手段50とを備えている。図1においては、半導体装置1の断面が示されている。半導体装置1は、炭化ケイ素(SiC)を材料とする半導体基板10と、半導体基板10の裏面に形成されたドレイン電極11と、半導体基板10の表面に形成されたゲート12と、ソース電極13と、制御電極14と、SBD電極15とを備えている。半導体基板10は、N層であるドレイン領域101と、ドレイン領域101の表面に接するN層であるドリフト領域102とを備えている。半導体基板10は、N型のSiC製のウェハの表面にN型のSiCからなるエピタキシャル層を積層したものを材料としており、SiC製のウェハがN層であるドレイン領域101となっており、エピタキシャル層がN層であるドリフト領域102となっている。ドリフト領域102の表面に接するようにP層であるベース領域103が形成されており、ベース領域103の表面に接するようにN層であるソース領域104が形成されている。ソース領域104は、ベース領域103によってドリフト領域102と隔離されている。ベース領域103は、ドリフト領域102の表面側の一部に形成されており、ドリフト領域102は、半導体基板10の表面まで延びている。ソース領域104は、ベース領域103の表面側の一部に形成されており、ベース領域103は、半導体基板10の表面まで延びている。
ゲート12は、プレーナゲートであり、隣接する2つのソース領域104に亘って形成されている。ゲート12は、半導体基板10の表面に形成されたゲート絶縁膜121と、ゲート絶縁膜121の表面に形成されたゲート電極122とを備えている。ソース領域104とドリフト領域102との間に位置するベース領域103は、ゲート絶縁膜121を介して、ゲート電極122に対向している。ゲート電極122は、制御手段50のゲート端子(G端子)に接続されている。ドレイン電極11は、制御手段50のドレイン端子(D端子)に接続されている。
ソース電極13は、半導体基板10の表面側のソース領域104の表面に接合されている。ソース電極13は、ソース領域104内にのみ配置されている。SBD電極15は、半導体基板10の表面側のドリフト領域102の表面に接合されている。SBD電極15は、ドリフト領域102内にのみ配置されており、ドリフト領域102にショットキー接合している。例えば、SBD電極15として、Ti、Ni、Mo、W等を材料とする電極を形成することによって、SBD電極15とドリフト領域102との接合をショットキー接合とすることができる。本実施例では、ソース電極13と、SBD電極15とは、共に制御手段50のソース端子(S端子)に接続されており、同電位となっている。
制御電極14は、半導体基板10の表面側のベース領域103の表面に接合されている。制御電極14は、ベース領域103内にのみ配置されており、ベース領域103にオーミック結合している。制御電極14として利用する材料や、ベース領域103のイオン注入条件を適宜設計することによって、制御電極14とベース領域103との接合をオーミック接合とすることができる。本実施例では、制御電極14として、半導体基板10に接する第1層(Ni層もしくはTi層)を形成し、その第1層(Ni層もしくはTi層)の表面にAl層を形成した電極を用いている。制御電極14は、制御手段50の制御端子(S1端子)に接続されている。S1端子は、S端子、D端子と別に設けられているため、S1端子の電位を、S端子、D端子の電位と異なる電位に制御することが可能である。制御手段50は、G端子、D端子、S端子、S1端子の電位を制御することが可能である。
半導体装置1は、Nチャネル型のMOSFET20と、ショットキーバリアダイオード(SBD)30とを含んでいる。MOSFET20は、図1に示すドレイン電極11と、ゲート12と、ソース電極13と、制御電極14と、ドレイン領域101と、ドリフト領域102と、ベース領域103と、ソース領域104とを備えている。SBD30は、ドレイン電極11と、SBD電極15と、ドリフト領域102と、ドレイン領域101とを備えている。MOSFET20は、寄生ダイオード21を内蔵している。寄生ダイオード21は、ベース領域103と、ドリフト領域102とのPN接合によって、PNダイオードとして機能する。寄生ダイオード21は、ドレイン電極11と、制御電極14と、ドリフト領域102と、ベース領域103と、ドレイン領域101とを備えている。
図2は、図1に示す半導体装置1の等価回路を示している。半導体装置1は、G端子、D端子、S端子を備えた、Nチャネル型のMOSFET20と、D端子とS端子との間に接続されたSBD30とを備えている。SBD30は、MOSFET20と逆並列となっている。MOSFET20に内蔵された寄生ダイオード21は、ドレイン電極11と、制御電極14に接続されているため、D端子とS1端子との間に設置された状態となる。
本実施例では、S1端子は、S端子、D端子と別に設けられているため、S1端子の電位を、S端子、D端子と異なる電位に制御することが可能である。例えば、S1端子の電位とS端子の電位を同一とした場合には、還流時に、D端子とS端子との間の電圧VSDが、寄生ダイオード21に電流が流れ始める電圧VPNに対して、VSD>VPNとなると、寄生ダイオード21に電流が流れる。本実施例によれば、S1端子の電位をS端子の電位と異なる電位に制御できる。このため、D端子とS端子との間の電圧VSDに関係なく、D端子とS1端子との間の電圧VS1Dを制御でき、VS1D≦VPNとなるようにS1端子の電位を制御することが可能である。すなわち、S1端子の電位を制御することによって、寄生ダイオード21に電流が流れないようにすることができる。半導体モジュール4においては、制御手段50は、還流時に寄生ダイオード21に電流が流れないように、S1端子の電位を制御する。
具体的には、還流時に、S1端子の電位を、下記の式(1)を満たすように制御することによって、寄生ダイオード21に電流が流れることを防ぐことができる。尚、式(1)中の記号は、k:ボルツマン定数、T:絶対温度、q:電荷素量、N:ドリフト領域の不純物濃度、d:ドリフト領域の層厚さ、L:ホール拡散長、τ:ホールのライフタイム、D:ホール拡散係数、P:熱平衡状態におけるホール濃度、である。
S1D≦VPN=(kT/q)ln{(N/τD)+1} …… (1)
すなわち、本実施例によれば、還流時に、電位差VSDに関わらず電位差VS1Dを設定できるため、寄生ダイオード21が動作することを防ぐことができる。その結果、還流時には、リカバリ特性に優れたSBD30が専ら動作することになり、半導体装置1のスイッチング特性が向上する。
次に、MOSFET20の寄生バイポーラトランジスタ23について説明する。図3に示すように、MOSFET20は、ソース領域104をエミッタ領域とし、ベース領域103をベース領域とし、ドレイン領域101をコレクタ領域とする寄生バイポーラトランジスタ23を有している。この寄生バイポーラトランジスタ23が動作すると、MOSFET20に大電流が流れて、アバランシェ破壊が発生する。尚、図3においては、制御電極14は、ソース端子(S端子)に接続されている。
寄生バイポーラトランジスタ23の動作条件について、図4に示す半導体装置1の等価回路を用いて説明する。図4においては、制御電極14とベース領域103とのコンタクト抵抗をR、ベース領域103の抵抗(ベース抵抗)をR、ソース領域104の抵抗(ソース抵抗)をRと表している。
図4に示すように、寄生バイポーラトランジスタ23のエミッタ(E)とソース端子(S端子)との間には、ソース抵抗Rが介在し、ベース(B)とソース端子(S端子)との間には、コンタクト抵抗R、ベース抵抗Rが介在する。ベース−エミッタ間の電圧が、エミッタ−ソース間の電圧降下である(R+R)×Iと、ボディ−ソース間の電圧降下R×Iとの差よりも大きくなると、寄生バイポーラトランジスタ23が動作する。すなわち、寄生バイポーラトランジスタ23を動作させないようにするためには、下記の式(2)を満たすように、R、R、Rを設計する必要がある。
BE>(R+R)×I−R×I …… (2)
コンタクト抵抗Rを小さくすれば、式(2)の右辺が小さくなるため、寄生バイポーラトランジスタ23が動作しないVBEの範囲を大きくすることができる。本実施例では、制御電極14は、ベース領域103とオーミック接合している。このため、コンタクト抵抗Rcを小さくすることができる。これによって、MOSFET20がオン状態からオフ状態へと切り替わる過渡状態において、MOSFET20の寄生バイポーラトランジスタ23が動作(オン)することを抑制できる。その結果、MOSFET20のアバランシェ耐量を確保することができる。また、制御電極14は、ソース電極13やSBD電極15とは別に設けられているので、制御電極14の材料として、よりコンタクト抵抗Rcが小さくなるものを用いることもできる。制御電極14として、コンタクト抵抗Rcが小さくなる材料を用い、寄生ダイオードが動作し易くなっても、既に述べたように、制御電極14の電位を制御することによって、寄生ダイオード21が動作することを防ぐことができる。
次に、図1の半導体装置1の制御方法の一例について、図1および図5〜図7を用いて説明する。図5〜図7に示す制御方法の一例では、半導体モジュール4の制御手段50によって、S1端子の電位が、S端子と同電位であるか、D端子と同電位であるかの、いずれかの状態に制御される。
<制御条件(a)MOSFET:オン時、還流ダイオード:オフ時>
MOSFET20のオン時には、制御手段50は、S1端子とS端子とを同電位に制御する。この場合の半導体装置1の等価回路は、図5に示すようにS1端子をS端子に接続した状態となる。
図5に示すように、MOSFET20のD端子をS端子よりも高電位とし、G端子をオン状態として、ゲート電圧(正電圧)を印加する。図1を参照して説明すると、MOSFET20において、ゲート電極122にゲート電圧が印加され、ゲート絶縁膜121を介してゲート電極122と接するベース領域103にキャリア(本実施例では電子)が引き寄せられて、ベース領域103にN型のチャネルが形成される。このチャネルを通って、ソース領域104からドリフト領域102へとキャリアが供給される。これによって、MOSFET20において、ドレイン領域101からソース領域104へと電流が流れる。
一方、還流ダイオードであるSBD30および寄生ダイオード21に対しては、D端子がS端子よりも高電位となるように制御される。このため、還流ダイオードであるSBD30及び寄生ダイオード21には逆方向バイアス電圧が印加された状態となり、電流が流れない。
<制御条件(b)MOSFET:オフ時、還流ダイオード:オフ時>
MOSFET20のオフ時には、制御手段50は、S1端子とS端子とを同電位に制御する。この場合の半導体装置1の等価回路は、図6に示すようにS1端子をS端子に接続した状態となる。
制御条件(a)から制御条件(b)に切り替えると、MOSFET20がオン状態からオフ状態へと切り替わる過渡状態となり、図3に示すMOSFET20の寄生バイポーラトランジスタ23が動作し易い状態となる。本実施例では、既に説明したとおり、制御電極14とベース領域103との接合部分がオーミック接合であり、この接合部分のコンタクト抵抗が低くなっている。このため、この過渡状態において、寄生バイポーラトランジスタ23が動作することが抑制され、半導体装置1のアバランシェ耐量が確保される。
<制御条件(c)MOSFET:オフ時、還流ダイオード:オン時>
還流ダイオードのオン時には、MOSFET20はオフ状態となっている。制御手段50は、S1端子とD端子とを同電位に制御する。この場合の半導体装置1の等価回路は、図7に示すようにS1端子をD端子に接続した状態となる。
図7に示すように、MOSFET20のD端子をS端子よりも低電位とし、ゲート端子に印加するゲート電圧をオフ状態にすると、MOSFET20が停止し、還流ダイオードに電流が流れる。図7では、S1端子はD端子に接続されるため、その電圧VS1Dは、VS1D=0となり、式(1)の条件を満たす。その結果、還流時のD端子とS端子との電圧VSDに関わらず、MOSFET20の寄生ダイオード21に電流が流れることが防止され、専らSBD30が還流ダイオードとして利用される。S1端子をD端子と同電位とするという簡単な切り替え制御によって、確実に式(1)の条件を充足させ、寄生ダイオード21が動作することを防止することができる。
尚、「MOSFET:オフ時、還流ダイオード:オン時」となる還流時には、S1端子の電位を、式(1)を満たすように制御することによって、寄生ダイオード21に電流が流れることを防ぎ、SBD30に電流が流れるように制御することができることは、既に述べたとおりである。
SBDでは、PNダイオードと比較して、リカバリ特性に優れ、ターンオフ時の逆回復電流が小さくなる。上記のとおり、制御条件(c)において、寄生ダイオード21に電流が流れず、SBD30に電流が流れるようにすることができるため、制御条件(c)から、制御条件(a)もしくは制御条件(b)に切り替えた場合に、逆回復電流を小さくすることができ、半導体装置1のスイッチング特性を向上させることができる。
半導体装置1をインバータ回路やコンバータ回路のスイッチング素子として用いる場合には、これらの回路を構成する複数のスイッチング素子のオン/オフ(即ち、ゲート端子(G)に印加するゲート電圧のオン状態/オフ状態)の切り替えに同調させて、S1端子の電位を制御することが好ましい。この場合、還流時には、S1端子とD端子とを同電位にする必要はなく、式(1)を満たす状態となるように、S1端子の電位を制御すれば十分である。
上記のとおり、本実施例に係る半導体装置によれば、ソース電極と、制御電極と、SBD電極とが、別々に設置されている。制御電極は、ベース領域とオーミック接合するように設計されているため、MOSFETのアバランシェ耐量を確保することができる。また、上記の半導体装置では、ドレイン電極に対して、ソース電極、制御電極、SBD電極の電位をそれぞれ異なる電位に制御することが可能である。すなわち、MOSFET領域に印加する電圧と、SBD領域に印加する電圧と、寄生ダイオード領域に印加する電圧とを相違させることが可能である。
例えば、ゲート電極にゲート電圧が印加される場合には、SBD電極の電位および制御電極の電位を、ソース電極の電位と同電位にする。すなわち、ドレイン電極とソース電極間に順方向電圧を印加し、MOSFET領域をオン状態とする場合には、SBD電極の電位および制御電極の電位を、ソース電極の電位と同じ電位に制御する。これによって、ゲート電極にゲート電圧が印加されるMOSFETのオン時には、MOSFETの寄生バイポーラトランジスタが動作することを抑制でき、半導体装置のアバランシェ耐量を確保することができる。
また、還流時には、制御電極の電位が、MOSFETの寄生ダイオードに電流が流れない電位となるように制御する。すなわち、ドレイン電極とソース電極間に逆方向電圧を印加する場合には、SBD電極の電位を、ソース電極の電位と同じ電位に制御し、制御電極の電位を、寄生ダイオード領域に電流が流れない電位に制御する。これによって、還流時に寄生ダイオードに電流が流れないようにし、リカバリ特性に優れたSBDを専ら還流ダイオードとして利用することができるため、半導体装置のスイッチング特性を向上させることが可能となる。
本実施例に係る半導体装置をインバータ回路やコンバータ回路のスイッチング素子として用いれば、従来と比較して、より一層の高速スイッチングが可能となる。また、本実施例に係る半導体装置は、炭化ケイ素(SiC)を材料としているため、耐圧性に優れている。本実施例によれば、高耐圧かつ低損失な半導体装置を提供することができる。
上記の実施例では、プレーナゲート型のMOSFETを備えた半導体装置を例示して説明したが、トレンチゲート型のMOSFETを備えていてもよい。また、第1導電型をN型とし、第2導電型をP型とする半導体装置を例示して説明したが、各導電型を反転させた構造としてもよい。また、本発明の技術は、横型の半導体装置に適用することもできる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 半導体装置
4 半導体モジュール
10 半導体基板
11 ドレイン電極
12 ゲート
13 ソース電極
14 制御電極
15 SBD電極
20 MOSFET
21 PNダイオード
23 寄生バイポーラトランジスタ
30 SBD
50 制御手段
101 ドレイン領域
102 ドリフト領域
103 ベース領域
104 ソース領域
121 ゲート絶縁膜
122 ゲート電極

Claims (4)

  1. 第1導電型のドレイン領域と、
    ドレイン領域と接している第1導電型のドリフト領域と、
    ドリフト領域と接しており、ドリフト領域によってドレイン領域から隔離された第2導電型のベース領域と、
    ベース領域と接しており、ベース領域によってドリフト領域から隔離された第1導電型のソース領域と、
    ソース領域とドリフト領域との間に位置するベース領域に接するように形成されたゲート絶縁膜と、
    ゲート絶縁膜と接しており、ゲート絶縁膜を介してソース領域とドリフト領域との間に位置するベース領域に対向するゲート電極と、
    ドレイン領域にのみ接合されたドレイン電極と、
    ソース領域にのみ接合されたソース電極と、
    ドリフト領域にのみショットキー接合されたSBD電極と、
    ベース領域にのみオーミック接合された制御電極とを備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置と、前記半導体装置の制御電極に印加する電圧を制御する制御手段とを備えた半導体モジュールであって、
    半導体装置のSBD電極は、ソース電極の電位と同じ電位であり、
    制御手段は、ゲート電極にゲート電圧が印加される場合には、制御電極の電位をソース電極の電位と同じ電位とし、ゲート電極にゲート電圧が印加されない場合には、制御電極の電位をベース領域とドリフト領域とのPN接合に電流が流れない電位とすることを特徴とする半導体モジュール。
  3. 制御手段は、ゲート電極にゲート電圧が印加される場合には、制御電極の電位をソース電極の電位と同じ電位とし、ゲート電極にゲート電圧が印加されない場合には、制御電極の電位をドレイン電極の電位と同じ電位とすることを特徴とする請求項2に記載の半導体モジュール。
  4. MOSFET領域と、SBD領域とが同一の半導体基板に形成されており、
    SBD領域は、MOSFET領域に対して逆並列となっており、
    MOSFET領域の一部に、寄生ダイオード領域が形成されており、
    MOSFET領域とSBD領域と寄生ダイオード領域に接合されたドレイン電極と、MOSFET領域にのみ接合されたソース電極と、SBD領域にのみショットキー接合されたSBD電極と、寄生ダイオード領域にのみオーミック接合された制御電極とを有する半導体装置の制御方法であって、
    ドレイン電極とソース電極間に順方向電圧を印加し、MOSFET領域をオン状態とする場合には、SBD電極の電位および制御電極の電位を、ソース電極の電位と同じ電位に制御し、
    ドレイン電極とソース電極間に逆方向電圧を印加する場合には、SBD電極の電位を、ソース電極の電位と同じ電位に制御し、制御電極の電位を、寄生ダイオード領域に電流が流れない電位に制御することを特徴とする半導体装置の制御方法。
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