JP2011013806A - 情報共有システム及び情報共有方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金融会社と商品販売会社とで情報を共有することにより商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援する。
【解決手段】契約締結時に、商品販売会社用サーバ1の記憶手段及び金融会社用サーバ2に、契約時顧客情報と顧客の照明システムを特定する契約時機器構成情報とを共有して記憶しておく。顧客端末3は、定期的に、顧客情報と所定期間分のサービス料金情報と現状機器構成情報とを金融会社用サーバ2に送信し、金融会社用サーバ2は、顧客端末3から送信された顧客情報とサービス料金情報と現状機器構成情報とを受信した時に、受信した現状機器構成情報と記憶しておいた機器構成情報とが異なる場合に、当該現状機器構成情報及び顧客情報を、商品販売会社用サーバ1に送信し、商品販売会社用サーバ1は、現状機器構成情報及び顧客情報を記憶する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信回線を介してデータを授受する通信システムにおける情報共有システム及び情報共有方法に関する。
従来より、商品を販売する場合には、下記の特許文献1に記載されているようなカスタム販売を実現するカスタム販売システムが提案され、商品のリースを行うためには、下記の特許文献1に記載されたシース業務支援システムなどが提案されている。
特許文献1に記載されたカスタム販売システムは、通信ネットワークに接続できる通信端末があればどこからでも、完成状態の照明器具の点灯時と消灯時の様子を確認しながら、照明器具の仕様をカスタマイズできることとしている。具体的には、顧客端末から、照明器具を構成する部材の仕様を変更する情報がサーバへ送信されると、サーバは、顧客端末により、仕様を変更した照明器具の点灯状態および消灯状態における外観イメージを表示させている。
また、特許文献2には、Webページを通じてリース希望者に対するリース対象商品の情報提示から、リース料金の概算見積、詳細見積の演算提示等を経てリース契約を結ぶまでの業務を支援している。
特開2004−86514号公報 特開2003−76767号公報
しかしながら、上述した技術において、商品の販売又はリース契約をした後に、顧客が変わった情報を商品販売会社では知ることができない。
また、商品販売会社が代理店に販売した商品を顧客に納入するなどの流通経路となっていると、商品販売会社から間接的に商品が顧客に納品されている。このために、商品販売会社では、顧客に最終的に納めた機器の品番や、現在の顧客情報、品番情報を入手できない問題があった。商品販売会社により顧客が使用している商品の品番などを知るためには、実際には、現地調査を高い頻度で行う必要があり、非常に手間のかかるものであった。
更に、照明器具は建物付属設備であるので、コンピュータや周辺機器、一般事務機、コンピュータソフトのようにリース対象物件ではない。そのために、商品販売会社としては、照明器具をリース契約ではなく買い取り契約として販売する必要がある。このために、大規模な照明器具の改装をしようとすると一度に多額の資金を必要とする。したがって、省エネ対策としての機器入れ替え提案をしても、照明器具を大幅に入れ替えるための支障となっていた。
そこで、本発明は、商品販売会社、金融会社、顧客で結んだサービス契約の契約情報を金融会社と商品販売会社とで共有することにより、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる情報共有システム及び情報共有方法を提供することを目的とする。
本発明は、顧客端末と、金融会社用サーバと、商品販売会社用サーバとが相互に通信データを通信可能な情報共有システムである。この情報共有システムは、前記商品販売会社用サーバの記憶手段及び前記金融会社用サーバの記憶手段に、前記顧客を特定する契約時顧客情報と当該顧客が導入している現商品群を特定する契約時機器構成情報とを共有して記憶しておき、前記顧客端末は、定期的に、前記顧客情報と、所定期間分のサービス料金情報と、現在に利用している現商品群を特定する現状機器構成情報とを、通信データとして前記金融会社用サーバに送信し、前記金融会社用サーバは、前記顧客端末から送信された前記顧客情報と、サービス料金情報と、現状機器構成情報とを受信した時に、受信した現状機器構成情報と前記記憶手段に記憶しておいた機器構成情報とが異なる場合に、当該現状機器構成情報及び顧客情報を、通信データとして前記商品販売会社用サーバに送信し、前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバから送信された現状機器構成情報及び顧客情報を受信し、当該現状機器構成情報を記憶手段に記憶する。
この情報共有システムにおいて、前記顧客端末は、前記契約時顧客情報が変更された場合に、当該変更された現状顧客情報を、前記サービス料金情報及び現状機器構成情報と共に、通信データとして前記金融会社用サーバに送信する。これに応じて、前記金融会社用サーバは、前記現状顧客情報を前記契約時顧客情報に上書きして当該現状顧客情報を前記商品販売会社用サーバへ送信し、前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバから送信された現状顧客情報を受信し、前記現状顧客情報を前記契約時顧客情報に上書きする。
この情報共有システムにおいて、前記商品販売会社用サーバは、前記顧客情報ごとの契約満了時期である契約期間情報と、商品ごとの特徴を示す特徴情報とを前記記憶手段に記憶しておく。商品販売会社用サーバは、前記契約期間情報に基づいて契約満了時から所定期間だけ遡った時であると判定した場合に、前記記憶手段に記憶された特徴情報に基づいて、前記現状機器構成情報に含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出して、複数の現商品と複数の新商品を含む代替新商品群データを作成する。
この情報共有システムにおいて、前記商品販売会社用サーバは、前記特徴情報として商品の寿命、商品使用時の消費電力、商品使用時の二酸化炭素排出量を含む省エネ情報を前記記憶手段に記憶しておく。商品販売会社用サーバは、当該省エネ情報に基づいて前記現状機器構成情報に含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出し、当該複数の新商品に代替した時の省エネ情報を含む代替新商品群データを作成する。
この情報共有システムにおいて、前記商品販売会社用サーバは、前記特徴情報として前記商品ごとのリサイクル費用に影響するパラメータである廃棄処理情報を記憶手段に記憶しておく。商品販売会社用サーバは、当該廃棄処理情報に基づいて、前記代替新商品群データに含まれる現商品を廃棄した時のリサイクル費用を算出し、当該リサイクル費用を前記代替新商品群データに含める。
この情報共有システムにおいて、前記商品販売会社用サーバは、前記廃棄処理情報として商品ごとの二酸化炭素排出量を含める。商品販売会社用サーバは、前記代替新商品群データに含まれる現商品を廃棄した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を前記代替新商品群データに含める。
この情報共有システムにおいて、前記商品販売会社用サーバは、前記廃棄処理情報として商品ごとの運搬に要する二酸化炭素排出量を含める。商品販売会社用サーバは、前記代替新商品群データに含まれる全新商品又は現商品を運搬した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を前記代替新商品群データに含める。
この情報共有システムにおいて、前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバに、商品を特定する品番情報を送信する。これに応じ、前記金融会社用サーバは、前記商品販売会社用サーバから送信された品番情報を受信して、当該品番情報を用いてサービス料金を計算する。
この情報共有システムにおいて、前記商品販売会社用サーバは、前記現状機器構成情報に含まれる商品の寿命情報を前記記憶手段に記憶しておく。そして、商品販売会社用サーバは、タイマ回路により前記現商品の寿命が切れる所定期間前となったことを判定した時に、当該現商品の交換時期を報知する。
本発明は、顧客端末と、金融会社用サーバと、商品販売会社用サーバとが相互に通信データを通信する通信システムの情報共有方法である。この情報共有方法は、前記商品販売会社用サーバの記憶手段及び前記金融会社用サーバの記憶手段に、前記顧客を特定する契約時顧客情報と当該顧客が利用している現商品群を特定する契約時機器構成情報とを共有して記憶しておく。前記顧客端末は、定期的に、前記顧客情報と所定期間分のサービス料金情報と現在に利用している現商品群を特定する現状機器構成情報とを、通信データとして前記金融会社用サーバに送信する。これに応じ、前記金融会社用サーバは、前記顧客端末から送信された前記顧客情報とサービス料金情報と現状機器構成情報とを受信した時に、予め前記記憶手段に記憶しておいた契約時機器構成情報と前記現状機器構成情報とが異なる場合に、当該現状機器構成情報を、通信データとして前記商品販売会社用サーバに送信し、前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバから送信された現状機器構成情報を、履歴情報として記憶手段に記憶する。
本発明によれば、金融会社用サーバが、顧客端末から送信された現状機器構成情報を受信した時に、受信した現状機器構成情報と記憶しておいた機器構成情報とが異なる場合に、当該現状機器構成情報を商品販売会社用サーバに送信するので、商品販売会社用サーバにより、当該現状機器構成情報を記憶手段に記憶できる。したがって、本発明によれば、商品販売会社、金融会社、顧客で商品の契約を結んで、金融会社と商品販売会社とで情報を共有することにより、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。
また、本発明によれば、顧客端末により契約時顧客情報が変更された場合に、現状顧客情報を金融会社用サーバ及び商品販売会社用サーバで共有することができ、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。
更に、本発明によれば、商品販売会社用サーバが、契約期間情報に基づいて契約満了時から所定期間だけ遡った時に、現状機器構成情報に含まれる現商品ごとに当該商品に代替できる新商品を抽出して、複数の現商品及び複数の新商品を含む代替新商品群データを作成して、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。
更に、本発明によれば、商品販売会社用サーバが、当該省エネ情報に基づいて現状機器構成情報に含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出して、当該複数の新商品に代替した時の省エネ情報を含む代替新商品群データを作成して、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。
更に、本発明によれば、商品販売会社用サーバが、廃棄処理情報に基づいて代替新商品群データに含まれる現商品を廃棄した時のリサイクル費用を算出し、当該リサイクル費用を前記代替新商品群データに含め、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。これにより、新たな商品導入時に発生するリサイクル費用を提示できる。
更に、本発明によれば、商品販売会社用サーバが、現商品を廃棄した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を代替新商品群データに含めて、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。
更に、本発明によれば、商品販売会社用サーバが、全新商品又は現商品を運搬した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を代替新商品群データに含めて、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。
更に、本発明によれば、商品販売会社用サーバが金融会社用サーバに品番情報を送信することにより、金融会社用サーバにより品番情報を受信して最新商品についてサービス料金を計算できる。
更に、本発明によれば、商品販売会社用サーバにより商品の寿命が切れる所定期間前となったことを判定した時に、当該現商品の交換時期を報知して、商品販売会社から顧客への新たな商品導入の提案を支援できる。
本発明の実施形態としての情報共有システムにおける機器サービスのスキームを示す概略図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおける機器サービスのスキームの期間経過に伴う契約を説明する図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムの概略動作を説明する図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおける顧客情報を示す図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおける機器構成情報を示す図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおいて、商品販売会社用サーバ、金融会社用サーバに記憶される構成機器情報の更新処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおける顧客が支払うサービス料金の更新処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおける商品販売会社用サーバが機器構成情報を更新する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおける金融会社用サーバがサービス料を算出する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態としての情報共有システムにおける省エネ提案リストの作成処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[機器サービスのスキーム]
本発明を適用した情報共有システムは、例えば図1に示すような機器サービスのスキームに適用される。先ず、このスキームについて説明する。なお、以下の説明では、商品として「照明器具」を顧客に販売する場合について説明する。
機器サービスのスキームとしては、金融会社B及び設備工事会社Eが顧客Cに照明システムを導入する機器提供サービス、金融会社Bが顧客Cからサービス料金を収集する料金収集サービス、保守サービス会社Fが顧客Cの照明システムの修理、メンテナンスをする修理・メンテナンスサービス、リサイクル管理会社Gが照明システムの収集・運搬・廃棄処理を行うリサイクルサービス、商品販売会社Aが新たな商品を提案する省エネ提案サービスを含む。
この情報共有システムでは、商品販売会社Aと金融会社Bと顧客Cとが3者契約を結ぶ。この3者契約は、商品販売会社Aが販売した多数の照明器具等からなる照明システムを顧客Cが導入し、顧客Cが照明器具のサービス代金を定期的に金融会社Bに支払う。また、この3者契約は、商品販売会社Aから顧客Cに対して省エネ・修理・リサイクルといった提案を行うために商品販売会社Aと金融会社Bとの間で顧客Cの情報を共有する事項も含む。
このような機器サービスのスキームにおいて、照明システムは、商品販売会社Aから販売代理店Dに販売され、販売代理店Dから設備工事会社Eに販売される。設備工事会社Eは、顧客Cに対して照明システムを工事により取り付け、金融会社Bに対して売上げを計上する。金融会社Bは、設備工事会社Eが照明システムを施工したことに対して、設備工事会社Eに一括して物上代金を渡す。その後は、金融会社Bが、顧客Cから定期的にサービス料金を受け取る料金集金サービスを行う。これにより、商品販売会社Aで販売した照明システムは、顧客Cのビル等に取り付けられ、顧客Cは、多額の照明システムを一括購入することなく定期的にサービス料金を支払うだけで、省エネ度合いが高い新商品を導入できる。このように、機器提供サービスを実現する。
また、この機器サービスのスキームにおいて、顧客Cに導入した照明システムの構成情報(機器構成情報)は、金融会社Bと商品販売会社Aとの間で共有される。これにより、商品販売会社Aは、現状の顧客Cが導入している照明システムに対し、より省エネ、高機能の照明システムの導入を提案する省エネ提案サービスを提供できる。商品販売会社Aは、この省エネ提案サービスにより、顧客Cに対して新たなシステム導入を促すことができる。この省エネ提案サービスは、顧客Cが導入している照明システムに対して、より省エネとなる照明器具群、高機能な照明器具群を顧客Cに紹介して、照明器具の導入を促す営業活動を指す。
金融会社Bは、顧客Cが導入している照明システムの保守のため、保守サービス会社Fに対して保守料を支払う。保守サービス会社Fは、顧客Cからの修理依頼に応じて、顧客Cに導入された照明システムに対して修理・メンテナンスサービスを行う。なお、商品販売会社Aと保守サービス会社Fとは同じ会社であっても良い。
商品販売会社Aは、省エネ提案サービスを行うに際し、旧照明システムのリサイクルの仲介を行う。リサイクル管理会社Gは、商品販売会社Aに対して営業手数料を支払い、新商品導入提案サービスと共に、旧照明システム及び新照明システムのリサイクル工事をリサイクル管理会社Gに紹介する。そして、リサイクル管理会社Gは、顧客Cから新商品導入提案サービスに対して旧照明システムのリサイクルの依頼があった場合には、照明器具の収集、運搬、処理などのリサイクルサービスを行う。
また、この機器サービスのスキームにおいては、図2に示すような期間経過に伴う契約が含まれている。この機器サービスのスキームは、商品販売会社Aの照明システムの導入時から所定の期間満了までを第1サービス契約とし、当該第1サービス契約が満了した次の契約を第2サービス契約とする。第1サービス契約、第2サービス契約は、例えば、代表的な照明器具の寿命時間としての使用時間が4万時間となると推定される14年程度が設定される。このサービス契約の満了ごとに、顧客Cは、新たな契約に向けての照明システムの照明器具交換を再考することとなる。
また、サービス契約内における修理、故障、メンテナンスは、随時行われる。この修理や故障に伴って発生する照明システムの機器構成情報の変更は、顧客Cから金融会社Bに通知され、金融会社Bから商品販売会社Aに通知される。更に、サービス契約の満了の所定期間前には、商品販売会社Aが、新たなサービス契約のための照明器具交換のために、省エネ提案サービスを実施する。このとき、商品販売会社Aは、サービス契約内に発生した顧客Cにおける機器構成情報の変更後の状態に基づいて、省エネ提案サービスを行うことができる。
これにより、顧客Cは、新商品導入提案サービスに対して、新たな照明器具群を選択し、設備工事会社Eによって新たな照明器具群が施工される。この新たな照明器具群の施工により、金融会社Bは、施工後の新たなサービス料金を顧客Cに請求する。
以上のように、この機器サービスのスキームは、照明器具群といったリース対象外の物品であっても、顧客Cが定期的なサービス料金を金融会社Bに支払う契約を結ぶことにより、多額の初期費用を支払うことなく商品販売会社Aの商品を大規模に導入できる。
[情報共有システム]
つぎに、上述した機器サービスのスキームにおいて用いられる情報共有システムについて、図3以降を参照して説明する。
上述した機器サービスのスキームにおいて、顧客C、商品販売会社A、金融会社Bとの間での3者契約が成立した場合、顧客C、商品販売会社A、金融会社Bは、相互に顧客Cの顧客情報、顧客Cが導入している照明システムの機器構成情報を共有する。
情報共有システムは、商品販売会社Aが保有する商品販売会社用サーバ1と、金融会社Bが保有する金融会社用サーバ2と、当該顧客Cの担当者により操作される顧客端末3とが、通信ネットワークを介して接続されている。この情報共有システムは、通信ネットワークを介して、顧客端末3と、金融会社用サーバ2と、顧客端末3とが相互に通信データを通信可能となっている。
図3に示すように、先ず、顧客Cが利用している現商品についてのサービス料金を定期的に前記金融会社に支払うという契約が成立される(1)。次に、情報共有システムは、この3者契約の締結時に、顧客端末3は、当該顧客端末3と商品販売会社用サーバ1と金融会社用サーバ2との間で共有する契約情報を商品販売会社用サーバ1及び金融会社用サーバ2に送信する。これにより、顧客端末3、商品販売会社用サーバ1、金融会社用サーバ2の間で契約情報を共有する(2)。
この契約情報の共有処理は、商品販売会社用サーバ1の記憶手段及び金融会社用サーバ2の記憶手段に、顧客Cを特定する契約時顧客情報と当該顧客が利用している現商品群を特定する契約時機器構成情報とを共有して記憶する。
その後、顧客端末3は、定期的に、顧客情報と、所定期間分のサービス料金情報と、現在に利用している現商品群を特定する現状機器構成情報とを、通信データとして金融会社用サーバ2に送信する(3)。すなわち、顧客端末3は、所定期間分のサービス料金情報を申告すべく、通信データを金融会社用サーバ2に送信する。
これに対し、金融会社用サーバ2は、顧客端末3から送信された顧客情報と、サービス料金情報と、現状機器構成情報とを受信する。この受信時に、金融会社用サーバ2は、予め記憶手段に記憶しておいた契約時機器構成情報と現状機器構成情報とが異なるかを判断する。異なる場合、金融会社用サーバ2は、当該現状機器構成情報及び顧客情報を、通信データとして商品販売会社用サーバ1に送信する(4)。
これに対し、商品販売会社用サーバ1は、金融会社用サーバ2から送信された現状機器構成情報及び顧客情報を受信する。商品販売会社用サーバ1は、当該受信した現状機器構成情報を、当該顧客Cごとの履歴情報として記憶手段に記憶することができる(4)。
このような一連の動作により、情報共有システムは、顧客端末3、金融会社用サーバ2、商品販売会社用サーバ1で、顧客情報、構成機器情報を共有できる。この共有している顧客情報、機器構成情報は、商品販売会社用サーバ1により、商品販売会社Aの担当者が操作する販売会社端末により表示又は印刷により出力処理が可能となる。
これにより、商品販売会社Aは、当該共有している顧客情報、構成機器情報を利用して、顧客Cが導入している照明システムの機能を維持する提案サービスを実施できる(5)。また、商品販売会社Aは、共有している顧客情報、構成機器情報を利用して、契約満了時に、現状の照明システムよりも省エネとある新たな照明システムを導入することを薦める省エネ提案サービスを実施できる(5)。
なお、顧客端末3は、パーソナルコンピュータ等に限らず、現金自動預け払い機(ATM(Automated Teller Machine))等の料金払い込みデータを送信できるものも含む。例えば、顧客Cの担当者がサービス料金の支払いをATMに対してしたことにより、金融会社用サーバ2に対して所定期間分のサービス料金情報が送信される。また、ATMの操作時に、サービス料金の備考等により契約情報の変更情報を入力して、サービス料金情報に付加できる。
このような情報共有システムは、例えば、図4に示すように、商品販売会社用サーバ1、金融会社用サーバ2、顧客端末3が、ソフトウェアやハードディスク等により実現される機能的な各部を備える。
「商品販売会社用サーバ1の構成」
商品販売会社用サーバ1は、通信部11、契約情報データベース12、処理部13、商品情報データベース14を有する。通信部11、処理部13は、通信回路、CPU等からなる。また、契約情報データベース12、商品情報データベース14は、ハードディスク装置等からなる。
通信部11は、通信ネットワークを介して、金融会社用サーバ2、顧客端末3との間で通信データの送受信を行うことができる。なお、通信部11が実行する通信プロトコルとしては、メールデータを送受信できるPOP3やSMTP等、Webデータを送受信できるHTML、TCP/IP等、ファイルを交換できるFTP等が挙げられる。このような既存の通信技術を用いて、通信部11は、通信データを送受信する。
契約情報データベース12は、顧客情報12a、機器構成情報12b、サービス履歴情報12cを記憶している。この契約情報データベース12に記憶される顧客情報12a、機器構成情報12b、サービス履歴情報12cは、契約締結時に、顧客端末3、金融会社用サーバ2と同じ情報として共有して記憶される。その後、顧客情報12a、機器構成情報12b、サービス履歴情報12cが変更されると、適宜更新される。この顧客情報12a、機器構成情報12b、サービス履歴情報12cの更新内容も、金融会社用サーバ2、顧客端末3と同じとなるように行われる。
顧客情報12aは、図5に示すように、顧客ID、口座情報、契約期間情報、メールアドレス、IPアドレス等を含む。口座情報はサービス料金の回収のために必要な情報である。契約期間は、商品販売会社Aが販売した多数の照明器具等からなる照明システムを顧客Cが導入し、顧客Cが照明器具のサービス代金を定期的に金融会社Bに支払う期間である。この契約期間や、商品販売会社が省エネ提案サービスを行うために必要な情報である。メールアドレス、IPアドレスは、商品販売会社用サーバ1が顧客端末3と通信データを授受するために必要な情報である。
機器構成情報12bは、図6に示すように、品番情報、数量情報、設置位置情報を含む。この機器構成情報12bは、顧客情報12aとして記憶された顧客IDごとに作成されて記憶されている。すなわち、顧客Cごとに機器構成情報12bが記憶されている。機器構成情報12bは、顧客Cにおける照明システムの機器構成情報が変化した場合に、新たな機器構成情報12bに更新される。なお、この機器構成情報12bを更新する処理については、後述する。
サービス履歴情報12cは、顧客ID、サービス実施日情報、サービス内容情報、品番情報、数量情報、実施位置情報を含む。サービス履歴情報12cは、商品販売会社A又は保守サービス会社Fが顧客Cにおける照明システムの修理、交換をした時に、顧客ID、サービス実施日、サービス内容、品番情報、数量情報、実施位置情報が追加される。このサービス履歴情報12cは、例えば、商品販売会社Aのオペレータの操作に応じて生成されて追加される。又は、サービス履歴情報12cは、保守サービス会社Fのオペレータの操作に応じて生成されたサービス履歴情報12cを通信部11により受信して、追加される。
商品情報データベース14は、品番情報14a、省エネ性能情報14b、廃棄処理情報14cを含む。例えば図6に示すように、品番情報14aとしての品番及び品種、省エネ性能情報14bとしての寿命情報、廃棄処理情報14cとしての重量、材質、材質比率が、対応付けられている。商品情報データベース14は、商品販売会社Aのオペレータの操作に従って、追加又は削除、修正がされる。例えば、新たな商品が発売されるごとに品番情報14a、省エネ性能情報14b及び廃棄処理情報14cが追加される。逆に、販売中止となった商品があるごとに削除される。
処理部13は、契約処理部13a、省エネ提案作成処理部13bを含む。
契約処理部13aは、顧客Cが利用している現商品についてのサービス料金を定期的に金融会社Bに支払うという契約の締結時に、商品販売会社用サーバ1の記憶手段である契約情報データベース12、商品情報データベース14に、顧客Cを特定する契約時顧客情報12aと当該顧客Cが導入している現商品群を特定する契約時機器構成情報12bとを記憶する。この契約時顧客情報12a及び契約時機器構成情報12bとは、顧客端末3により生成されて、通信ネットワークを介して通信部11が受信した通信データである。契約処理部13aは、通信部11により契約時顧客情報12a及び契約時機器構成情報12bを受信した場合に、当該契約時顧客情報12a及び契約時機器構成情報12bを契約情報データベース12に記憶させる。
また、処理部13は、契約時顧客情報12a、契約時機器構成情報12bに変更が発生した場合には、当該契約時顧客情報12aを現状顧客情報12aに変更し、契約時機器構成情報12bを現状機器構成情報12bに変更する。なお、この情報の変更処理については、後述する。
省エネ提案作成処理部13bは、商品販売会社Aが省エネ提案サービスを行うためのデータを作成する。
商品販売会社用サーバ1は、顧客情報12aごとの契約満了時期である契約期間情報と、商品ごとの特徴を示す特徴情報とを記憶手段(契約情報データベース12、商品情報データベース14)に記憶している。この特徴情報としては、商品情報データベース14に含まれる品番情報14a、省エネ性能情報14b、廃棄処理情報14cである。省エネ提案作成処理部13bは、契約期間情報に基づいて契約満了時から所定期間だけ遡った時であると判定した場合に、商品情報データベース14に記憶された商品の特徴情報(機能、重量、寿命、材質、材質比率)に基づいて、現状機器構成情報12bに含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出する。このとき、省エネ提案作成処理部13bは、現商品に対して新商品が重量、寿命、材質、材質比率で優れている場合に、現商品を新商品に代替できると判定する。また、省エネ提案作成処理部13bは、特徴情報としての商品の機能に応じて代替できる新商品を抽出できる。例えば新商品として多機能商品が存在する場合、複数の旧商品を一つの多機能商品として抽出する。また、この抽出処理は、商品情報データベース14のデータベース検索機能で行うことができる。
そして、省エネ提案作成処理部13bは、複数の現商品及び複数の新商品を含む代替新商品群データを作成する。これにより、商品販売会社用サーバ1は、代替新商品群データを印刷処理などさせて、商品販売会社Aの担当者が省エネ提案サービスを実施できる。
商品の寿命情報は、商品を構成する部材ごとの寿命であっても良い。例えば照明器具の場合、部材としてバッテリ、ランプ、安定器、給電部品等が存在する。よって、照明器具の寿命情報として、各部材の寿命情報が含まれる。そして、商品販売会社用サーバ1は、ある部材の寿命が到来した場合に、当該商品の寿命が到来したことを判定する。例えば、ランプ寿命がバッテリの寿命より短い場合には、先ずランプ寿命が到来した時に照明器具の寿命を判定し、ランプ交換の後に、バッテリの寿命が到来したときに再度商品寿命の到来と判定する。このように、商品の寿命情報は、商品自体を交換する寿命情報と、各部材の寿命情報とが含まれる。
また、商品販売会社用サーバ1は、特徴情報として商品の寿命に加えて、商品使用時の消費電力、商品使用時の二酸化炭素排出量を含む省エネ情報を記憶手段に記憶していても良い。そして、省エネ提案作成処理部13bは、当該省エネ情報に基づいて現状機器構成情報12bに含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出し、当該複数の新商品に代替した時の省エネ情報を含む代替新商品群データを作成することができる。
更に、商品販売会社用サーバ1は、特徴情報として商品ごとのリサイクル費用に影響するパラメータである廃棄処理情報を記憶手段に記憶しておく。そして、契約処理部13aは、当該廃棄処理情報に基づいて、代替新商品群データに含まれる現商品を廃棄した時のリサイクル費用を算出し、当該リサイクル費用を代替新商品群データに含めることができる。
更にまた、商品販売会社用サーバ1は、廃棄処理情報として商品ごとの二酸化炭素排出量を含めて、商品情報データベース14に記憶していても良い。これにより、省エネ提案作成処理部13bは、代替新商品群データに含まれる現商品を廃棄した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を代替新商品群データに含めることができる。
更にまた、商品販売会社用サーバ1は、廃棄処理情報として商品ごとの運搬に要する二酸化炭素排出量を含めて、商品情報データベース14に記憶していても良い。これにより、省エネ提案作成処理部13bは、代替新商品群データに含まれる全新商品又は現商品を運搬した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を代替新商品群データに含めることができる。
このように、商品販売会社用サーバ1は、省エネ提案作成処理部13bにより、契約満了前に代替新商品群データを作成することができる。
更に、商品販売会社用サーバ1は、現状機器構成情報12bに含まれる商品の寿命情報を記憶手段に記憶している。そして、処理部13は、タイマ回路により現商品又は当該現商品に含まれる部材の寿命が切れる所定期間前となったことを判定した時に、当該商品又は部材の交換時期を報知しても良い。この報知方法は、図示しない表示画面やスピーカにより報知しても良く、所定のメールアドレスを宛先情報とし、本文に「商品(部材)の寿命が切れる所定期間前となった」ことを含むメールデータを送信しても良い。
更に、商品販売会社用サーバ1は、商品情報データベース14の変更が発生した場合に、現商品を特定する品番情報を金融会社用サーバ2に送信する。
「金融会社用サーバ2の構成」
つぎに、金融会社用サーバ2について説明する。
金融会社用サーバ2は、通信部21、契約情報データベース22、与信管理データベース23、処理部24を有する。通信部21、処理部24は、通信回路、CPU等からなる。また、契約情報データベース22、与信管理データベース23は、ハードディスク装置等からなる。
通信部21及び契約情報データベース22は、上述した商品販売会社用サーバ1と同様のものである。
通信部21は、通信ネットワークを介して、商品販売会社用サーバ1、顧客端末3との間で通信データの送受信を行うことができる。なお、通信部21が実行する通信プロトコルとしては、メールデータを送受信できるPOP3やSMTP等、Webデータを送受信できるHTML、TCP/IP等、ファイルを交換できるFTP等が挙げられる。このような既存の通信技術を用いて、通信部21は、通信データを送受信する。
契約情報データベース22は、顧客情報22a、機器構成情報22b、サービス履歴情報22cを記憶している。この契約情報データベース22に記憶される顧客情報22a、機器構成情報22b、サービス履歴情報22cは、契約締結時に、商品販売会社用サーバ1、顧客端末3と同じ情報として共有して記憶される。その後、顧客情報22a、機器構成情報22b、サービス履歴情報22cが変更されると、適宜更新される。この顧客情報22a、機器構成情報22b、サービス履歴情報22cの更新内容も、商品販売会社用サーバ1、顧客端末3と同じとなるように行われる。
与信管理データベース23は、金融会社Bが顧客Cからサービス料を徴収するために必要な与信管理に関する情報がデータベース化されて記憶されている。この与信管理データベース23に記憶された与信管理情報は、金融会社用サーバ2のオペレータの操作に従って更新される。
処理部24は、契約処理部24a、サービス料集金処理部24b、与信管理処理部24c、税務処理部24dを含む。
契約処理部24aは、顧客Cが利用している現商品についてのサービス料金を定期的に金融会社Bに支払うという契約の締結時に、金融会社用サーバ2の記憶手段である契約情報データベース22に、顧客Cを特定する契約時顧客情報22aと当該顧客Cが導入している現商品群を特定する契約時機器構成情報22bとを記憶する。この契約時顧客情報22a及び契約時機器構成情報22bは、顧客端末3により生成されて、通信ネットワークを介して通信部11が受信した通信データである。契約処理部24aは、通信部11により契約時顧客情報22a及び契約時機器構成情報22bを受信した場合に、当該契約時顧客情報22a及び契約時機器構成情報22bを契約情報データベース22に記憶させる。
また、処理部24は、契約時顧客情報22a、契約時機器構成情報22bに変更が発生した場合には、当該契約時顧客情報22aを現状顧客情報22aに変更し、契約時機器構成情報22bを現状機器構成情報22bに変更する。
サービス料集金処理部24bは、顧客Cから照明システムを使用することに対するサービス料を、定期的に集金するための処理を行う。具体的には、商品販売会社用サーバ1は、定期的に、顧客端末3から送信された顧客情報、サービス料を示す入金データ及び機器構成情報を受信する。サービス料集金処理部24bは、顧客端末3から送信された顧客情報22aと、入金データと、現状機器構成情報22bとを受信した時に、受信した現状機器構成情報22bと、記憶手段に記憶しておいた現状機器構成情報22aと異なるか否かを判定する。サービス料集金処理部24bは、双方の現状機器構成情報22bが異なる場合には、当該現状機器構成情報22b及び顧客情報を、通信データとして商品販売会社用サーバ1に送信する。このとき、サービス料集金処理部24bは、通信部21を制御して、メールアドレスを商品販売会社用サーバ1と接続されたメールサーバのメールアドレスとし、現状機器構成情報22bを含むメールデータを作成して、通信データとして送信させる。
これに対し、商品販売会社用サーバ1は、金融会社用サーバ2から送信された現状機器構成情報22b及び顧客情報を受信し、当該現状機器構成情報22bを機器構成情報12bとして記憶する。また、商品販売会社用サーバ1は、当該顧客ごとのサービス履歴情報12cとして履歴情報として記憶手段に記憶する。
与信管理処理部24cは、定期的に顧客端末3から送信された入金データを用いて、与信管理データベース23に記憶された顧客Cごとに与信管理に関する処理を行う。また、税務処理部24dは、定期的に顧客端末3から送信された入金データを用いて、顧客Cごとに税務管理に関する処理を行う。
また、金融会社用サーバ2は、商品販売会社用サーバ1か送信された現商品を特定する品番情報を受信する。金融会社用サーバ2は、商品販売会社用サーバ1から送信された品番情報を受信して、当該品番情報を用いてサービス料金を計算する。
これにより、商品販売会社Aが新たな品番の商品が発売されるごとに、商品販売会社用サーバ1の商品情報データベース14に品番情報14aが追加して記憶される。これに応じ、商品販売会社用サーバ1は、処理部13の制御に従って、新たに追加された品番情報14aを通信部11から金融会社用サーバ2に、通信データとして送信する。そして、金融会社用サーバ2は、品番情報を受信した場合に、当該品番の商品のサービス料金を計算する。このとき、処理部24は、商品の原価に基づいてサービス料金を計算する。
商品販売会社用サーバ1は、品番情報14aに原価を含めて金融会社用サーバ2に送信した場合には、処理部24は、当該商品の原価に基づいてサービス料金を計算する。また、処理部24は、金融会社用サーバ2のオペレータの操作より商品の原価が入力された場合に、サービス料金を計算する。このサービス料金は、契約情報データベース22に記憶される。
これにより、金融会社用サーバ2は、顧客情報22aと、現状機器構成情報22bと、現商品ごとのサービス料金を契約情報データベース22に記憶することができる。また、金融会社用サーバ2は、顧客Cごとの照明システムを構成する現状機器構成情報22bと、現商品ごとのサービス料金とを用いて、顧客Cごとに、定期的に収集するサービス料金を計算することができる。この顧客Cごとのサービス料金は、サービス料集金処理部24bにより計算される。金融会社用サーバ2が、定期的に顧客端末3から送信されるサービス料金と、サービス料集金処理部24bにより計算したサービス料金とが異なる場合には、サービス料集金処理部24bは、顧客Cごとの照明システムの構成機器情報が変化したことを検出することができる。また、サービス料集金処理部24bは、上述したように、顧客端末3から送信された構成機器情報と、現状機器構成情報22bとが異なる場合にも、顧客Cごとの照明システムの構成機器情報が変化したことを検出することができる。
「顧客端末3の構成」
つぎに、顧客端末3について説明する。顧客端末3は、顧客Cの担当者により操作されるパーソナルコンピュータ等である。また、顧客端末3としては、商品販売会社A又は金融会社Bが設けたサービス契約窓口に置かれたパーソナルコンピュータ等であっても良い。例えば、図1のような機器サービスのスキームの導入を営業する店舗窓口を商品販売会社A又は金融会社Bに設けて、契約時顧客情報、契約時機器構成情報を入力できる。また、この顧客情報、機器構成情報が変更した場合でも、顧客Cが店舗窓口に訪れて、顧客端末3に変更後の顧客情報、機器構成情報を入力できるようにしても良い。これにより、商品販売会社用サーバ1、金融会社用サーバ2、顧客端末3は、契約時顧客情報及び契約時機器構成情報を通信データとして共有し、変更があった場合でも、変更後の現状顧客情報、現状機器構成情報を通信データとして共有できる。
顧客端末3は、通信部31、入力部32、表示部33、処理部34を有する。通信部31、処理部34は、通信回路、CPU等からなる。入力部32はキーボード等、表示部33は液晶ディスプレイ等からなる。
通信部31は、通信ネットワークを介して、商品販売会社用サーバ1、金融会社用サーバ2との間で通信データの送受信を行うことができる。なお、通信部31が実行する通信プロトコルとしては、メールデータを送受信できるPOP3やSMTP等、Webデータを送受信できるHTML、TCP/IP等、ファイルを交換できるFTP等が挙げられる。このような既存の通信技術を用いて、通信部31は、通信データを送受信する。
処理部34は、契約処理部34aを備える。処理部34は、商品販売会社A、金融会社B、顧客Cとの三者契約締結時に、商品販売会社用サーバ1の契約情報データベース12、金融会社用サーバ2の契約情報データベース22に契約時顧客情報、契約時機器構成情報を記憶するために、当該顧客情報、機器構成情報を作成する。この契約時顧客情報、契約時機器構成情報は、顧客端末3のオペレータによる入力部32の操作により、電子データとして生成される。
また、契約処理部34aは、例えば毎月などの定期的なタイミングにて、顧客情報、サービス料金、機器構成情報を含む通信データを金融会社用サーバ2に送信する。顧客情報、サービス料金、機器構成情報は、入力部32の操作に応じて生成される。ここで、契約処理部34aは、顧客Cの照明システムの一部商品を交換した場合には、当該交換した品番情報を含む機器構成情報を生成し、当該照明システムのサービス料金を生成する。例えば、品番の商品ごとにサービス料金を電子データとして記憶しておく。そして、入力部32の操作に応じて機器構成情報が変更された場合には、機器構成情報により特定される商品とサービス料金とを用いて、新たなサービス料金を計算する。
これにより、顧客端末3は、定期的に、顧客情報、所定期間分のサービス料金、現在に利用している現商品群を特定する現状機器構成情報を、通信データとして金融会社用サーバ2に送信できる。また、顧客端末3は、契約時顧客情報が変更された場合に、当該変更された現状顧客情報を、サービス料金及び現状機器構成情報と共に、通信データとして金融会社用サーバ2に送信できる。これにより、金融会社用サーバ2は、契約情報データベース22に記憶された現状顧客情報を、契約時顧客情報に上書きすることができる。また、金融会社用サーバ2は、変更された現状顧客情報を、商品販売会社用サーバ1に通信データとして送信できる。これにより、商品販売会社用サーバ1は、契約情報データベース12に記憶された契約時顧客情報を、現状顧客情報に上書きすることができる。
「リサイクル業者用端末4の構成」
つぎに、リサイクル業者用端末4について説明する。
リサイクル業者用端末4は、通信部41、入力部42、表示部43、リサイクル費用データベース44、処理部45を有する。通信部41、処理部45は、通信回路、CPU等からなる。リサイクル費用データベース44は、ハードディスク装置等からなる。入力部42はキーボード等、表示部43は液晶ディスプレイ等からなる。
通信部41は、通信ネットワークを介して、商品販売会社用サーバ1との間で通信データの送受信を行うことができる。なお、通信部41が実行する通信プロトコルとしては、メールデータを送受信できるPOP3やSMTP等、Webデータを送受信できるHTML、TCP/IP等、ファイルを交換できるFTP等が挙げられる。このような既存の通信技術を用いて、通信部41は、通信データを送受信する。
リサイクル費用データベース44には、現商品ごとのリサイクル費用が記憶されている。このリサイクル費用は、商品の重量、材質、材質比率により増減する。これら商品の重量、材質、材質比率は、商品販売会社用サーバ1に記憶された廃棄処理情報14cである。
処理部45は、リサイクル費用見積処理部45aを備える。リサイクル費用見積処理部45aは、商品販売会社用サーバ1から送信されて通信部41により受信した廃棄処理情報14cと、リサイクル費用データベース44に記憶されたリサイクル費用とを用いて、現商品のリサイクル費用を計算する。リサイクル業者用端末4は、リサイクル費用見積処理部45aが計算したリサイクル費用を、メールデータ等に含めて通信部41から商品販売会社用サーバ1に送信する。
また、リサイクル業者用端末4は、商品販売会社用サーバ1から後述の省エネ提案リストが送信されて、通信部41により受信した時に、リサイクル費用の計算を行っても良い。この省エネ提案リストには、複数の品番情報が含まれている。そして、リサイクル業者用端末4は、当該品番情報ごとにリサイクル費用の計算結果を得て、商品販売会社用サーバ1に送信できる。
[情報共有システムの具体的な動作手順]
つぎに、上述したように構成された情報共有システムによる動作について図7乃至図11を参照して説明する。なお、以下の説明において、商品販売会社用サーバ1、金融会社用サーバ2、顧客端末3にて授受される情報は、通信データとして授受される情報である。したがって、商品販売会社用サーバ1,金融会社用サーバ2,顧客端末3間で送受信される情報は、各部に備えられたソフトウェアにより生成された通信データを通信I/F回路等のハードウェア資源を用いて送信及び受信されるものである。よって、特に示した場合を除いて、人による電話の音声、Fax、その他の手段により授受されるとは解釈されるものではない。
「構成機器情報の更新処理」
先ず、情報共有システムにおける商品販売会社用サーバ1、金融会社用サーバ2に記憶される構成機器情報の更新処理について、図7を参照して説明する。この構成機器情報の更新処理は、定期的に、顧客端末3が商品販売会社用サーバ1に対してサービス料金を送信する時に行われる。
先ず、商品販売会社用サーバ1は、処理部24に内蔵されたタイマ回路により、定期的に顧客端末3からサービス料金が送信されるタイマトリガが発生した場合に、構成機器情報の更新処理を開始する(ST1)。処理部24のタイマ回路は、例えば毎月の末日にサービス料金を受信する契約になっている場合には、当該末日となったことを検出することによりタイマトリガを発生させることができる。
商品販売会社用サーバ1は、サービス料集金処理部24bにより、通信部21から入金依頼データS1を、通信データとして顧客端末3に送信する。
次に顧客端末3は、商品販売会社用サーバ1から送信された入金依頼データS1を受信する。顧客端末3は、契約処理部34aにより、自己の顧客情報、機器構成情報、サービス料金を取得して、入金・構成情報データS2を作成する(ST2)。この入金・構成情報データS2は、顧客Cの照明システムの一部商品に変更があった場合には、変更後の機器構成情報、サービス料金となっている。また、顧客情報の住所、連絡先等に変更があった場合には、変更後の顧客情報となっている。この入金・構成情報データS2は、通信データとして、通信部31から金融会社用サーバ2に送信される。
次に金融会社用サーバ2は、顧客端末3から送信された入金・構成情報データS2を、通信部21により受信する。サービス料集金処理部24bは、受信した入金・構成情報データS2に含まれる機器構成情報と、契約情報データベース22に記憶している契約時機器構成情報22bとの間の変化を検出したか否かを判定する(ST3)。一方、金融会社用サーバ2は、双方の機器構成情報が異なる場合に、当該現状機器構成情報S3及び顧客情報を、通信データとして商品販売会社用サーバ1に送信する。
また、金融会社用サーバ2は、サービス料集金処理部24bにより、顧客端末3から送信されたサービス料金を確認して、処理を終了する(ST4)。
商品販売会社用サーバ1は、機器構成情報S3を受信した場合、現状機器構成情報12bとして契約情報データベース12に記憶する。これにより、商品販売会社用サーバ1は、契約情報データベース12の機器構成情報12bを最新なものに更新する。この状態では、顧客Cの照明システムと合致した機器構成情報12bとなっていることとなる。
次に商品販売会社用サーバ1は、金融会社用サーバ2から送信された現状機器構成情報12bの更新が完了したか否かを判定する。例えば現状機器構成情報12bに、品番情報14aに含まれない現商品が含まれている場合には、現状機器構成情報12bの更新が完了しないとする。この場合、商品販売会社用サーバ1は、現状機器構成情報の確認を依頼する問い合わせS4を顧客端末3に送信する。これに対し、顧客端末3は、商品販売会社用サーバ1に応答S5によって構成機器情報を再度送信する。そして、商品販売会社用サーバ1は、応答S5を受信しても現状機器構成情報12bに含まれる現商品が品番情報14aに含まれない場合には、エラー処理をする(ST7)。
以上のように、情報共有システムは、定期的に、顧客端末3から金融会社用サーバ2に対して構成機器情報を送信し、金融会社用サーバ2の構成機器情報と受信した構成機器情報とが異なる場合には、金融会社用サーバ2の構成機器情報を更新できる。また、金融会社用サーバ2は、双方の構成機器情報が異なる場合には、最新の機器構成情報を商品販売会社用サーバ1に送信できる。これにより、商品販売会社用サーバ1は、顧客Cの最新の構成機器情報を取得することができる。したがって、商品販売会社用サーバ1は、省エネ提案サービスにおいて、顧客Cごとの最新の構成機器情報を知ることができる。
また、情報共有システムは、定期的に、顧客端末3から金融会社用サーバ2に対して顧客情報を送信し、金融会社用サーバ2の顧客情報と受信した顧客情報とが異なる場合には、金融会社用サーバ2の顧客情報を更新できる。また、金融会社用サーバ2は、双方の顧客情報が異なる場合には、最新の顧客情報を商品販売会社用サーバ1に送信できる。これにより、商品販売会社用サーバ1は、顧客Cの最新の顧客情報を取得することができる。したがって、商品販売会社用サーバ1は、省エネ提案サービスにおいて、顧客Cに対して確実に連絡を取ることができる。
「サービス料金の更新処理」
つぎに、顧客Cが支払うサービス料金の更新処理について、図8を参照して説明する。
先ず、顧客Cは、金融会社Bに対して、照明システムの修理依頼S11をする。ここで、この修理依頼S11は、電話連絡などであっても良い。
次に金融会社Bは、修理依頼S11に応じて、商品販売会社Aに対して修理依頼S12を行う。なお、この修理依頼S12は、保守サービス会社Fに対して直接に行っても良い。商品販売会社Aを経由して保守サービス会社Fに伝達しても良い。
商品販売会社A又は保守サービス会社Fにより、顧客Cにおける照明システムの修理が実施される(ST11)。その後、この修理により、照明システムの現商品が交換されて、機器構成情報が変化したとする。
このとき、商品販売会社用サーバ1は、定期的に顧客端末3から金融会社用サーバ2に機器構成情報が送信される前に、契約情報データベース12の機器構成情報12bを更新する。この更新処理は、商品販売会社用サーバ1のオペレータにより、顧客C、照明システムの変更商品が入力されることにより、機器構成情報12bが更新される。また、商品販売会社用サーバ1は、サービス履歴情報12cに対して、顧客ID、サービス実施日情報、修理を表すサービス内容情報、追加又は交換された現商品の品番情報及び数量情報、実施位置情報を記憶する。
次に商品販売会社用サーバ1は、機器構成情報12bが更新されることを処理部13により検出すると、機器構成情報S13を金融会社用サーバ2に送信する。このとき、処理部13は、最新の機器構成情報12bを通信データとして通信部11から金融会社用サーバ2に送信させる。
金融会社用サーバ2は、商品販売会社用サーバ1から送信された機器構成情報S13を受信する。金融会社用サーバ2は、重心した機器構成情報S13を、契約時機器構成情報22bに上書きする。これにより、金融会社用サーバ2は、顧客Cの最新の機器構成情報を記憶することができ、最新のサービス料金を計算できる。
このように商品販売会社用サーバ1が機器構成情報S13を更新する処理は、例えば図9に示すようになる。先ずステップST21において、処理部13は、オペレータの操作により修理内容が入力されたか否かを判定する。処理部13は、修正内容としての顧客ID、サービス実施日情報、修理を表すサービス内容情報、追加又は交換された現商品の品番情報及び数量情報、実施位置情報が入力された場合、当該入力された情報をサービス履歴情報12cとして記憶する。
次のステップST22において、商品販売会社用サーバ1は、ステップST21にて入力した機器構成情報と機器構成情報12bとを比較して、機器構成情報12bの変更部分を抽出する。
次のステップST23において、商品販売会社用サーバ1は、ステップST22にて抽出された機器構成情報の変更部分を機器構成情報12bに上書き保存する。
次のステップST24において、商品販売会社用サーバ1は、サービス履歴情報12cを更新する。このとき、処理部24は、サービス履歴情報12cに対して、新たに、顧客ID、サービス実施日情報、修理を表すサービス内容情報、追加又は交換された現商品の品番情報及び数量情報、実施位置情報を記憶する。
次のステップST25において、商品販売会社用サーバ1は、金融会社用サーバ2の構成機器情報を変更するために、追加又は交換された現商品の品番情報及び数量情報を抽出し、構成機器情報を更新するメッセージを作成する。
次にステップST26において、商品販売会社用サーバ1は、作成したメッセージを機器構成情報S13として、金融会社用サーバ2に送信する。ここで、商品販売会社用サーバ1が機器構成情報S13を送信すると共に、サービス履歴情報12cと同じ内容のデータを送信することが望ましい。
これに対し、金融会社用サーバ2は、図10に示すように、ステップST31において、商品販売会社用サーバ1から機器構成情報S13としてのメッセージを受信したか否かを判定する。
メッセージを受信した場合、金融会社用サーバ2は、ステップST32において、当該メッセージに含まれる機器構成情報S13としての品番情報を抽出する。
次のステップST33において、金融会社用サーバ2は、ステップST32にて抽出した品番情報を機器構成情報22bに上書き保存することにより、機器構成情報22bを更新する。また、ステップST34において、金融会社用サーバ2は、サービス履歴情報22cを更新する。このとき、金融会社用サーバ2は、新たに、顧客ID、サービス実施日情報、修理を表すサービス内容情報、追加又は交換された現商品の品番情報及び数量情報、実施位置情報を記憶する。このサービス履歴情報22cの修正は、商品販売会社用サーバ1が機器構成情報S13を送信すると共に、サービス履歴情報12cと同じ内容のデータを受信することが望ましい。
次のステップST35において、金融会社用サーバ2は、機器構成情報22bが変更された後のサービス料金を演算する。このとき、金融会社用サーバ2は、予め記憶しておいた品番の現商品ごとのサービス料金と、変更後の機器構成情報22bとを用いて、サービス料金を計算する。
以上のように、情報共有システムによれば、顧客Cの照明システムにおける修理、機器メンテナンスにより照明システムの構成が変化した場合、商品販売会社用サーバ1の機器構成情報12bを更新できる。その後、商品販売会社用サーバ1は、商品販売会社用サーバ1で更新された機器構成情報12bを、金融会社用サーバ2に送信して、金融会社用サーバ2の機器構成情報22bを更新できる。これにより、情報共有システムによれば、商品販売会社用サーバ1と金融会社用サーバ2とで顧客Cの機器構成情報を共有できる。勿論であるが、顧客Cは、照明システムの修理、機器メンテナンスにより、商品販売会社用サーバ1及び金融会社用サーバ2と同じ機器構成情報を記憶することとなる。
これにより、情報共有システムによれば、商品販売会社用サーバ1が最新の機器構成情報を見て、省エネ提案サービスを行うことができる。また、情報共有システムによれば、金融会社用サーバ2が最新の機器構成情報を用いて最新のサービス料金を記憶することができ、確実にサービス料金を収集できる。
また、この情報共有システムによれば、顧客Cの照明システムにおける修理、機器メンテナンスにより照明システムの構成が変化した場合に、商品販売会社用サーバ1のサービス履歴情報12cを更新できる。よって、この情報共有システムによれば、省エネ提案サービスを行うときに、修理、機器メンテナンスの履歴を見て、省エネ提案サービスを実施できる。これにより、商品販売会社Aは、顧客Cの照明システムの変化に応じた最適な商品提案を行うことができる。
「省エネ提案の自動作成処理」
つぎに、上述した情報共有システムにおいて、省エネ提案サービスにおいて商品販売会社Aの担当者が見ることができる省エネ提案リストの作成処理について、図11を参照して説明する。なお、この処理は、予め記憶しておいた省エネ提案リスト作成プログラムに従ってCPU等により構成される処理部13が動作することにより実現されるものである。したがって、人間が手作業などで省エネ提案リストを作成するものではなく、そのような解釈は排除する。
省エネ提案作成処理部13bは、先ず、ステップST41において、省エネ提案リストを作成するタイマトリガが発生したか否かを判定する。処理部13が備えるタイマ回路が、顧客情報12aの契約期間情報に基づいて契約満了時から所定期間だけ遡った時にタイマトリガを発生した場合には、ステップST42に処理を進める。
ステップST42において、省エネ提案作成処理部13bは、現状機器構成情報12bを読み出す。
次のステップST43において、ステップST42にて読み出された現状機器構成情報12bと、商品情報データベース14に記憶された最新商品を含む品番情報14aとを比較する。この比較処理は、同じ機能、スペック、用途などを有する旧商品と新商品とを比較して、旧商品が新商品に代替できるか否かを抽出する処理である。すなわち、商品の特徴情報としての機能、スペック、用途に基づいて、現状機器構成情報12bに含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出する。
次のステップST44において、省エネ提案作成処理部13bは、ステップST43にて行った比較処理により、代替品である新商品が抽出できたか否かを判定する。代替品が抽出できた場合にはステップST45に処理を進め、代替品が抽出できなかった場合にはステップST48に処理を進める。
ステップST45において、省エネ提案作成処理部13bは、現商品と新商品との省エネ機能を比較する。
具体的には、商品販売会社用サーバ1は、商品の特徴情報として商品の寿命、商品使用時の消費電力、商品使用時の二酸化炭素排出量を含む省エネ情報を品番情報14aとして記憶しておく。そして、省エネ提案作成処理部13bは、当該省エネ情報に基づいて現状機器構成情報12bに含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出する。なお、商品の特徴としては、商品の寿命(部材の寿命を含む)、商品使用時の消費電力、商品使用時の二酸化炭素排出量等は、商品販売会社Aの担当者によるキーボード操作によって優先度を設定できるようにしても良い。これにより、商品販売会社Aの担当者により省エネ提案サービスで提案する新商品をカスタマイズできる。
次のステップST46において、省エネ提案作成処理部13bは、ステップST45にて行った省エネ機能の比較結果に応じて、省エネ提案サービス時に顧客Cに提案可能か否かを判定する。新商品が提案可能である場合には、当該新商品を省エネ提案リストに追加する。この省エネ提案リストは、現商品と新商品との代替新商品群データとなる。一方、新商品が提案可能ではない場合には、ステップST48に処理を戻す。
次のステップST48において、省エネ提案作成処理部13bは、現状機器構成情報12bに含まれる全現商品の品番について、ステップST43〜ステップST47の処理を行ったか否かを判定する。この判定が肯定判定である場合には、ステップST49に処理を進める。なお、ステップST48の処理は、現状機器構成情報12bのうち、商品販売会社用サーバ1の操作者が予めキーボード操作により予め設定された一部の現商品について行っても良い。
次のステップST49において、省エネ提案作成処理部13bは、省エネ提案リストを出力する。このとき、省エネ提案作成処理部13bは、省エネ提案リストに、リサイクル費用、照明システム使用時の二酸化炭素排出量、運搬時二酸化炭素排出量を含めても良い。
このとき、商品販売会社用サーバは、商品の特徴情報として商品ごとのリサイクル費用に影響するパラメータである廃棄処理情報を品番情報14aとして記憶しておく。そして、省エネ提案作成処理部13bは、当該廃棄処理情報に基づいて、省エネ提案リストに含まれる現商品を廃棄した時のリサイクル費用を算出し、当該リサイクル費用を省エネ提案リストに含める。また、商品販売会社用サーバ1は、リサイクル費用の計算を、リサイクル業者用端末4に行わせても良い。この場合、商品販売会社用サーバ1は、省エネ提案リストをリサイクル業者用端末4に送信し、リサイクル業者用端末4によりリサイクル費用の計算結果を受信することとなる。
また、商品販売会社用サーバ1は、廃棄処理情報として商品ごとの二酸化炭素排出量を含み、省エネ提案リストに含まれる現商品を廃棄した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を省エネ提案リストに含めても良い。
更に、商品販売会社用サーバ1は、廃棄処理情報として商品ごとの運搬に要する二酸化炭素排出量を含み、省エネ提案リストに含まれる全新商品又は現商品を運搬した時の二酸化炭素排出量、当該二酸化炭素排出量を省エネ提案リストに含めても良い。
以上のように、情報共有システムによれば、省エネ提案リストに、省エネ提案リストに含まれる現商品を廃棄した時のリサイクル費用、現商品を廃棄した時の二酸化炭素排出量、全新商品を運搬した時の二酸化炭素排出量を算出して、省エネ提案リストに含めることができる。これにより、情報共有システムによれば、当該省エネ提案リストを見て省エネ提案サービスを実現できる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
A 商品販売会社
B 金融会社
C 顧客
D 販売代理店
E 設備工事会社
F 保守サービス会社
G リサイクル管理会社
1 商品販売会社用サーバ
2 金融会社用サーバ
3 顧客端末
4 リサイクル業者用端末
11 通信部
12 契約情報データベース
12a 顧客情報
12b 機器構成情報
12c サービス履歴情報
13 処理部
13a 契約処理部
13b 省エネ提案作成処理部
14 商品情報データベース
14a 品番情報
14b 省エネ性能情報
14c 廃棄処理情報
21 通信部
22 契約情報データベース
22a 顧客情報
22b 機器構成情報
22c サービス履歴情報
23 与信管理データベース
24 処理部
24a 契約処理部
24b サービス料集金処理部
24c 与信管理処理部
24d 税務処理部
31 通信部
32 入力部
33 表示部
34 処理部
34a 契約処理部
41 通信部
42 入力部
43 表示部
44 リサイクル費用データベース
45 処理部
45a リサイクル費用見積処理部

Claims (10)

  1. 顧客端末と、金融会社用サーバと、商品販売会社用サーバとが相互に通信データを通信可能な情報共有システムであって、
    前記商品販売会社用サーバの記憶手段及び前記金融会社用サーバの記憶手段に、前記顧客を特定する契約時顧客情報と当該顧客が導入している現商品群を特定する契約時機器構成情報とを共有して記憶しておき、
    前記顧客端末は、定期的に、前記顧客情報と、所定期間分のサービス料金情報と、現在に利用している現商品群を特定する現状機器構成情報とを、通信データとして前記金融会社用サーバに送信し、
    前記金融会社用サーバは、前記顧客端末から送信された前記顧客情報と、サービス料金情報と、現状機器構成情報とを受信した時に、受信した現状機器構成情報と前記記憶手段に記憶しておいた機器構成情報とが異なる場合に、当該現状機器構成情報及び顧客情報を、通信データとして前記商品販売会社用サーバに送信し、
    前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバから送信された現状機器構成情報及び顧客情報を受信し、当該現状機器構成情報を記憶手段に記憶すること
    を特徴とする情報共有システム。
  2. 前記顧客端末は、前記契約時顧客情報が変更された場合に、当該変更された現状顧客情報を、前記サービス料金情報及び現状機器構成情報と共に、通信データとして前記金融会社用サーバに送信し、
    前記金融会社用サーバは、前記現状顧客情報を、前記契約時顧客情報に上書きして当該現状顧客情報を前記商品販売会社用サーバへ送信し、
    前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバから送信された現状顧客情報を受信し、前記現状顧客情報を前記契約時顧客情報に上書きすること
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
  3. 前記商品販売会社用サーバは、前記顧客情報ごとの契約満了時期である契約期間情報と、商品ごとの特徴を示す特徴情報とを前記記憶手段に記憶しておき、前記契約期間情報に基づいて契約満了時から所定期間だけ遡った時であると判定した場合に、前記記憶手段に記憶された特徴情報に基づいて、前記現状機器構成情報に含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出して、複数の現商品と複数の新商品を含む代替新商品群データを作成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報共有システム。
  4. 前記商品販売会社用サーバは、前記特徴情報として商品の寿命、商品使用時の消費電力、商品使用時の二酸化炭素排出量を含む省エネ情報を前記記憶手段に記憶しておき、当該省エネ情報に基づいて前記現状機器構成情報に含まれる現商品ごとに当該現商品に代替できる新商品を抽出し、当該複数の新商品に代替した時の省エネ情報を含む代替新商品群データを作成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報共有システム。
  5. 前記商品販売会社用サーバは、前記特徴情報として前記商品ごとのリサイクル費用に影響するパラメータである廃棄処理情報を記憶手段に記憶しておき、当該廃棄処理情報に基づいて、前記代替新商品群データに含まれる現商品を廃棄した時のリサイクル費用を算出し、当該リサイクル費用を前記代替新商品群データに含めることを特徴とする請求項3に記載の情報共有システム。
  6. 前記商品販売会社用サーバは、前記廃棄処理情報として商品ごとの二酸化炭素排出量を含み、前記代替新商品群データに含まれる現商品を廃棄した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を前記代替新商品群データに含めることを特徴とする請求項3に記載の情報共有システム。
  7. 前記商品販売会社用サーバは、前記廃棄処理情報として商品ごとの運搬に要する二酸化炭素排出量を含み、前記代替新商品群データに含まれる全新商品又は現商品を運搬した時の二酸化炭素排出量を算出し、当該二酸化炭素排出量を前記代替新商品群データに含めることを特徴とする請求項3に記載の情報共有システム。
  8. 前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバに、商品を特定する品番情報を送信し、
    前記金融会社用サーバは、前記商品販売会社用サーバから送信された品番情報を受信して、当該品番情報を用いてサービス料金を計算することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の情報共有システム。
  9. 前記商品販売会社用サーバは、前記現状機器構成情報に含まれる商品の寿命情報を前記記憶手段に記憶し、タイマ回路により前記現商品の寿命が切れる所定期間前となったことを判定した時に、当該現商品の交換時期を報知することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の情報共有システム。
  10. 顧客端末と、金融会社用サーバと、商品販売会社用サーバとが相互に通信データを通信する通信システムの情報共有方法であって、
    前記商品販売会社用サーバの記憶手段及び前記金融会社用サーバの記憶手段に、前記顧客を特定する契約時顧客情報と当該顧客が利用している現商品群を特定する契約時機器構成情報とを共有して記憶しておき、
    前記顧客端末は、定期的に、前記顧客情報と所定期間分のサービス料金情報と現在に利用している現商品群を特定する現状機器構成情報とを、通信データとして前記金融会社用サーバに送信し、
    前記金融会社用サーバは、前記顧客端末から送信された前記顧客情報とサービス料金情報と現状機器構成情報とを受信した時に、予め前記記憶手段に記憶しておいた契約時機器構成情報と前記現状機器構成情報とが異なる場合に、当該現状機器構成情報を、通信データとして前記商品販売会社用サーバに送信し、
    前記商品販売会社用サーバは、前記金融会社用サーバから送信された現状機器構成情報を、履歴情報として記憶手段に記憶すること
    を特徴とする情報共有方法。
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