JP2004178220A - 改装支援システム、改装支援サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】照明器具の置換による改装の提案を短時間かつ専門家を介在させることなく行う。
【解決手段】照明器具を製造する製造者が管理する改装支援サーバ1が、インタネットのようなネットワークNTを介して顧客の管理する顧客端末2と、工事店の管理する工事店端末3とに接続される。改装支援サーバ1は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースDB2を備える。ウェブページ呈示手段11の呈示するウェブページに既設の照明器具を特定する製品情報を顧客が入力すると、改装提案手段10は既設の照明器具に対応する代替の照明器具が提案データベースDB1から抽出し、ウェブページ呈示手段11を介してウェブページに呈示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具の置換を伴う改装を支援する改装支援システム、改装支援サーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、天井や壁に設置される照明器具は建物の一部として扱われており、とくにオフィスや店舗における照明器具は、建物の建て替えや室内全体の改装を伴うとき以外には変更していないのが現状である。一方、近年提供されている照明器具には、既存の照明器具よりも低消費電力ながら既存の照明器具と同等の照度が得られるものがあり、既存の照明器具を最近の照明器具に交換することによって、エネルギ消費量を低減して環境負荷の低減に資することになる。あるいはまた、既存の照明器具を外観が異なる最近の照明器具に置換すれば、室内全体の改装を行う場合に比較すれば少ない費用で室内の雰囲気を変えることが可能である。さらに、環境負荷を低減することは近年のすべての電気製品に対する課題であり、とくにオフィスや店舗のように多数台の照明器具を用いる場所では低消費電力の照明器具に置換することが要望されている。
【0003】
ところで、省エネルギを目標として建物内の設備機器の改善案を専門家に提案してもらい、受発注、施工、保守の業務を通信ネットワークを介して行うようにしたシステムは従来から提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−92079号公報(第7−9頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1に記載の技術は、設備機器の改善案を専門家が提案するものであるから、総合的な判断による改善案を得ることができるという利点があるものの、専門家への費用が発生するとともに改善案の提案までに時間がかかるという問題点がある。
【0006】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、照明器具の置換による改装の提案を短時間かつ専門家を介在させることなく行うようにした改装支援システム、改装支援サーバを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1ないし請求項10の発明は改装支援システムに関するものである。
【0008】
請求項1の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報を含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と入力手段から入力された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示することを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3の発明において、前記入力手段は、入力項目をウェブページに呈示するウェブページ呈示手段と、顧客が管理するとともに通信媒体を介してウェブページに接続される顧客端末とにより構成されることを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報に対応付けて格納した顧客データベースと、既設の照明器具の動作を監視するとともに部品交換または製品交換が必要になると通信媒体を通して外部に異常通知を送出する監視手段と、監視手段から通信媒体を通して異常通知を受け取ると顧客データベースに格納した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
請求項6の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報に対応付けて格納した顧客データベースと、既設の照明器具の動作を監視するとともに部品交換または製品交換が必要になると通信媒体を通して外部に異常通知を送出する監視手段と、監視手段から通信媒体を通して異常通知を受け取ると顧客データベースに格納した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と顧客データベースに格納された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示することを特徴とする。
【0014】
請求項7の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具に設定されたリース契約の満了期限が既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報と建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報とに対応付けて格納された顧客データベースと、顧客データベースからリース契約の満了期限の所定期日前である既設の照明器具を抽出するとともに既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
請求項8の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具に設定されたリース契約の満了期限が既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報と建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報とに対応付けて格納された顧客データベースと、顧客データベースからリース契約の満了期限の所定期日前である既設の照明器具を抽出するとともに既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と顧客データベースに格納された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示することを特徴とする。
【0016】
請求項9の発明では、請求項2または請求項3または請求項6または請求項8の発明において、前記改装提案手段が抽出した代替の照明器具について前記商品データベースに照合して得られる仕様と前記現場情報とを用いて代替の照明器具に置換する際の工事費用を概算する工事費見積手段を備え、改装提案手段が代替の照明器具を呈示する際に工事費見積手段により求めた概算の工事費用を併せて呈示することを特徴とする。
【0017】
請求項10の発明では、請求項9の発明において、前記商品データベースは前記製品情報に照明器具の価格が対応付けて格納してあり、前記改装提案手段は前記工事費見積手段により得られる概算の工事費用と代替の照明器具について商品データベースから得られる価格とを用いて改装に要する費用の総額を概算する機能を有し、代替の照明器具を用いた改装についてリース契約を選択したときのリース料を概算するリース料概算手段が付加され、改装提案手段が代替の照明器具を呈示する際にリース料概算手段により求めた概算のリース料を併せて呈示することを特徴とすることを特徴とする。
【0018】
請求項11ないし請求項16の発明は改装支援サーバに関するものである。
【0019】
請求項11の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報を含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力させるウェブページを呈示するウェブページ呈示手段とを備え、顧客が管理する顧客端末を通してウェブページに入力した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出してウェブページに呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
請求項12の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を入力させるウェブページを呈示するウェブページ呈示手段と、顧客が管理する顧客端末を通してウェブページに入力した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と入力手段から入力された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せてウェブページに呈示することを特徴とする。
【0021】
請求項13の発明では、請求項11または請求項12の発明において、前記改装提案手段が抽出した代替の照明器具について前記商品データベースに照合して得られる仕様と前記現場情報とを用いて代替の照明器具に置換する際の工事費用を概算する工事費見積手段を備え、改装提案手段が代替の照明器具をウェブページに呈示する際に工事費見積手段により求めた概算の工事費用を併せてウェブページに呈示することを特徴とする。
【0022】
請求項14の発明では、請求項13の発明において、前記商品データベースは前記製品情報に照明器具の価格が対応付けて格納してあり、前記改装提案手段は前記工事費見積手段により得られる概算の工事費用と代替の照明器具について商品データベースから得られる価格とを用いて改装に要する費用の総額を概算する機能を有し、代替の照明器具を用いた改装についてリース契約を選択したときのリース料を概算するリース料概算手段が付加され、改装提案手段が代替の照明器具をウェブページに呈示する際にリース料概算手段により求めた概算のリース料を併せてウェブページに呈示することを特徴とすることを特徴とする。
【0023】
請求項15の発明では、請求項11ないし請求項14の発明において、前記改装提案手段は通信媒体を介して工事店に工事の依頼内容を通知する機能を有し、前記ウェブページ呈示手段は工事店が管理する工事店端末を通して工事費用の見積と照明器具の注文とを入力させる工事店専用のウェブページを呈示する機能を有し、工事店専用のウェブページに入力された照明器具の注文を受ける受注手段と、工事店専用のウェブページに入力された工事費用の見積を改装を行う顧客に対応つけて顧客データベースに格納する格納手段とを備えることを特徴とする。
【0024】
請求項16の発明では、請求項15の発明において、前記改装支援装置は、通信媒体を介してリース会社に顧客に関する与信を依頼する機能と、工事費用を含む改装の費用の総額を通知する機能とを有し、前記ウェブページ呈示手段は、リース会社が管理するリース会社端末を通して与信結果とリース料の見積とを入力させるリース会社専用のウェブページを呈示する機能を有し、リース会社専用のウェブページに入力された与信結果が合格であればウェブページに入力されるリース料の見積を顧客端末が閲覧可能なウェブページに呈示することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態は、照明器具をリース品として賃貸することにより、照明器具を旧製品から新製品に変更する際の初期費用を低減して照明器具の変更を促進させるものである。照明器具の変更の動機としては、照明器具の寿命ないしデザインの陳腐化、照明器具のレイアウトの変更、消費電力の低減、照度の向上などがある。
【0026】
このような顧客の要求を実現するには、照明器具を製造する製造者と、工事を請け負う工事店と、リース契約を行うリース会社との三者を顧客と結びつける必要がある。以下に説明する実施形態では、製造者が中心となって顧客と工事店とリース会社との関係を取り持つ形態で説明する。すなわち、図1に示すように、製造者が管理する改装支援サーバ1を用いて照明器具の変更を伴う改装を支援するウェブページを提供し、顧客と工事店とリース会社とはウェブページにアクセスすることによって改装に必要な情報を改装支援サーバ1に与え、改装支援サーバ1ではウェブページを通して取得した情報に基づいて顧客と工事店とリース会社とに所要の情報を提供するようになっている。顧客と工事店とリース会社とは、改装支援サーバ1が提供するウェブページにアクセス可能となるように、それぞれ顧客端末2と工事店端末3とリース会社端末4とを備える。図中には廃材処理業者が管理する処理業者端末5を示しているが、廃材処理業者の役割については後述する。改装支援サーバ1と顧客端末2と工事店端末3とリース会社端末4と処理業者端末5とは通信媒体としてインタネットのようなネットワークNTを介して接続されているものとする。ネットワークNTにはインタネットのような汎用ネットワークだけではなく専用ネットワークを用いてもよい。
【0027】
改装支援サーバ1は上述したウェブページを提供するためのウェブページ呈示手段11を備える。ウェブページでは顧客端末2と工事店端末3とリース会社端末4と処理業者端末5から後述するデータの入力が可能になっている(ウェブページの画面の構成は後述する)。また、本実施形態における改装支援サーバ1は、顧客データベースDB1と提案データベースDB2と商品データベースDB3と工事費見積データベースDB4と故障管理データベースDB5とマニフェストデータベースDB6との6個のデータベースを管理している。ただし、これらのデータベースDB1〜DB6の一部または全部がそれぞれ独立したサーバにより管理され、サーバ同士が連携する構成としてもよい。改装支援サーバ1は、上述した各種データベースDB1〜DB6を管理し、またウェブページ呈示手段11を備えるほか、改装内容を提案するために提案データベースDB2と連携して室内の照度分布などを計算する照明演算手段12と、改装内容に応じたリース料を提案データベースDB2と連携して概算するリース料概算手段13と、ウェブページを通して改装工事を受注するための受注手段14とを備える。さらに、改装支援サーバ1には、上述した各データベースDB1〜DB6および各手段11〜14を統括してデータの受け渡しを管理するためのコンピュータからなる改装提案手段10が設けられる。
【0028】
一方、工事店は改装内容に応じた工事費用を計算するための工事費用計算手段31を保有し、リース会社は改装内容に応じたリース料を計算するためのリース料計算手段41を保有している。工事費用計算手段31とリース料計算手段41とは、製造者から取得した必要事項に基づいて工事費用またはリース料を計算し、計算結果を工事店端末3またはリース会社端末4を通してウェブページを通してウェブページ呈示手段11に通知することで、計算結果をウェブページに書き込むようになっている。なお、工事費用計算手段31やリース料計算手段41は、工事店またはリース会社において用いているコンピュータに適宜のプログラムを組み込むことによって実現される。これらのコンピュータは工事店端末3ないしリース会社端末4と兼用されていてもよい。
【0029】
さらに、リース会社は、リースの契約を締結する前に依頼者(つまり、製造者および工事店にとっての顧客)の支払い能力を審査する与信を行うから、リースの契約を締結するには製造者から顧客の情報および改装内容に関する情報を取得する必要がある。そこで、リース会社は改装支援サーバ1との間で通信可能な与信支援手段42を備え、与信支援手段42では改装支援サーバ1を通して依頼者の情報および改装内容を取得すると、依頼者の支払い能力に関する与信を行う。与信支援手段42は改装支援サーバ1から上述した情報を取得するとともに、リース会社が取得した種々の情報を総合して人による与信を支援する機能を有する。
【0030】
ところで、顧客データベースDB1と提案データベースDB2と商品データベースDB3と工事費見積データベースDB4とは、以下の機能を有している。故障管理データベースDB5およびマニフェストデータベースDB6については後述する。
【0031】
顧客データベースDB1のレコードは、〔件名概要(名称,所在地,所有者,管理者,使用者コード,パスワード,件名コード),件名詳細(対象部位,部位寸法,既設器具),契約内容(納入形式,オプション,契約開始,満了時期,工事店,営業所,廃材処理業者),更新履歴(初回納入,次回納入),リニューアルニーズ〕の項目を備えている。
【0032】
「件名概要」はレコードを特定するために用いられる。「件名概要」のうち「使用者コード」、「件名コード」は自動的に付与され、他の項目は規定のウェブページにおいて顧客端末2から入力される。また、「使用者コード」、「パスワード」は顧客の確認にのみ用いられ、外部からは読み出すことができないように秘匿されている。また、「件名概要」には電子メールアドレスも登録される。
【0033】
「件名詳細」は改装前の照明器具の設置状態に関する情報であって、「対象部位」の内容はウェブページにおいて、(事務所、店舗、工場,……)から選択可能になっている。「部位寸法」は「対象部位」の大きさに関する情報であって、改装を希望する「対象部位」の幅寸法と奥行寸法と高さ寸法とがウェブページから入力可能になっている。「既設器具」は「対象部位」に設置されている照明器具の仕様と台数とに関する情報であって、ウェブページでは、平均照度の入力が可能であるとともに、ランプの種類および形状として(FL、FLR、FHF)の選択が可能であり、さらにワット数と台数との入力が可能になっている。さらに、照明器具の取付形態として(直付、埋込、吊下)が選択可能であり、照明器具の形状としては(露出、ルーバ付、センサ付)が選択可能になっている。なお、照明器具の商品品番がわかるときには、照明器具の商品品番を入力することも可能であって、後述するように顧客データベースDB1には照明器具の商品品番と台数とが登録される。
【0034】
「契約内容」において「納入形態」はウェブページで選択される項目であって、選択肢としては(リース,その他)がある。つまり、改装のための照明器具をリース品とするか否かが選択される。本実施例は照明器具をリース品とすることによって初期費用を低減することで改装を促進することを目的としているから、「その他」については言及せず、「リース」が選択されているものとして説明する。「オプション」もウェブページで選択される項目であり、選択肢には(無料交換,廃材処理,定期点検,器具清掃,電力測定)がある。「契約開始」および「満了時期」はリース契約に関しての開始日と終了日とであって、リース会社が設定する。また、「工事店」はウェブページから入力される情報であるが、顧客が必ずしも工事店を知っているわけではないから、「件名概要」の「所在値」を用いて、「所在値」において施工可能な工事店をウェブページにおいて選択肢として与えるのが望ましい。「営業所」は製造者の営業所であって、「工事店」が決まれば「工事店」と取引のある営業所が自動的に決定される。また、「廃材処理業者」についても「件名概要」の「所在地」に基づいて自動的に設定される。
【0035】
「更新履歴」は改装によって納入した照明器具の台数であって、改装時の照明器具ごとの納入台数を「初回納入」とし、契約やオプションによって納入する予定の照明器具の台数を「次回納入」としている。「次回納入」の理由については(リース契約更新,リース契約追加,無料交換)から選択される。「更新履歴」は工事店が入力する情報であり、納品した照明器具の台数が記録される。
【0036】
「その他」の「リニューアルニーズ」は、顧客がウェブページから入力する改装の理由であって、(省エネルギ,明るさアップ,……)が選択可能になっている。上述の説明から明らかなように、「件名概要」、「件名詳細」の情報は、建物の現場に関する現場情報であって、この現場情報には建物に既設の照明器具を特定する製品情報も含まれている。
【0037】
提案データベースDB2のレコードは、〔旧商品品番,代替商品品番〕の項目を有する。「旧商品品番」は、過去に販売された既存の照明器具の品番を示し、「代替商品品番」は「旧商品品番」の照明器具に置換可能でありしかも製造可能である代替の照明器具の品番を示している。各レコードでは「旧商品品番」と「代替商品品番」とは一対一に対応しているが、1つの「旧商品品番」に対応する「代替商品品番」は複数個存在することがあるから、「旧商品品番」が同じであって「代替商品品番」の異なるレコードが複数存在する場合がある。提案データベースDB2では、「旧商品品番」と「代替商品品番」とが対応付けられているだけであり、各照明器具の具体的仕様については商品データベースDB3に登録される。つまり、提案データベースDB2に設定した「旧商品品番」および「代替商品品番」を後述する商品データベースDB3に設定した「品番」に照合することによって「旧商品品番」および「代替商品品番」に対応する照明器具の仕様を得ることが可能になっている。
【0038】
商品データベースDB3のレコードは、〔品番,標準価格,販売価格,外観イメージ,器具サイズ,ランプ本数,消費電力,電源電圧,ランプ仕様(種類および形状),取付形態,照明器具の形状,……〕の項目を有し、改装内容の提案および施工工事に必要な仕様が含まれる。「外観イメージ」は外観を示すイメージデータである。商品データベースDB3のレコードは、「品番」のほかに「ランプ本数」、「消費電力」、「ランプ仕様」、「取付形態」、「照明器具の形状」のように、複数個のデータを組み合わせることによって照明器具を特定できる製品情報を含んでいる。したがって、「品番」ば不明である場合には製品情報に基づいて「品番」を決めることが可能である。たとえば、上述した顧客データベースDB1に登録されている「既設器具」のデータを商品データベースDB3の製品情報に照合すれば、「既設器具」に対応する「品番」を決めることが可能である。つまり、後述するウェブページにおいて「既設器具」として「品番」が入力されない場合には、「既設器具」の情報を商品データベースDB3に照合することにより求めた「品番」を提案データベースDB2の「旧商品品番」に対応付けて検索すれば、「旧商品品番」の照明器具に置換可能な「代替商品品番」を抽出することができる。「既設器具」に対応する「代替商品品番」を抽出することができれば、「既設器具」を「代替商品品番」の照明器具に置換したときの消費電力や照度を求めることが可能になる。なお、ウェブページから「既設器具」として「品番」が入力されたときには、入力された「品番」を提案データベースDB2における「旧商品品番」として用いる。
【0039】
工事費用概算見積データベースDB4のレコードは、〔商品品番,設置部位,概算工事費用〕の項目を有している。したがって、顧客データベースDB1の「対象部位」を「設置部位」に照合し、照明器具の「商品品番」を指定すれば、工事費用の概算値である「概算工事費用」を抽出することができる。
【0040】
上述した構成を用いて顧客が改装に関する工事内容およびリース契約を行うまでの手順を以下に説明する。
【0041】
まず、照明器具の置換を伴う改装を行う意思を持った顧客は、顧客端末2を用いて改装支援サーバ1と接続し、ウェブページ呈示手段11により設定された図3に示すウェブページWP1にアクセスする。図3に示すウェブページWP1はホームページ(スタートページ)であって、顧客端末2と工事店端末3とリース会社端末4と処理業者端末5とのいずれからもアクセス可能になっている。ウェブページWP1には、「新規リニューアル」と「リニューアル推進中」との2個の選択肢が表示される。「新規リニューアル」は、顧客が新規の改装を希望する場合に選択する選択肢であって、顧客ごとではなく改装ごとに「新規リニューアル」を選択することになる。たとえば、改装する「対象部位」は3箇所までは一括できるが、4箇所以上になると「新規リニューアル」を選択して必要項目を入力することになる。また、「リニューアル推進中」は、「新規リニューアル」によって必要事項を登録した後に、改装工事が完了するまでの期間に選択される選択肢である。ウェブページWP1の下部には「使用者コード」と「パスワード」とを入力するためのフィールドF1,F2が設けられており、「使用者コード」と「パスワード」との各フィールドF11,F12の一方でも正規の入力がなされていない状態(何も入力されないか、入力内容が誤っている)で「OK」釦B1を選択操作する(たとえば、マウスを用いてクリックするかキーボードのリターンキーを押下する)と、「使用者コード」と「パスワード」とを再入力するように促される。なお、図示していないが、「使用者コード」と「パスワード」とはウェブページWP1において登録することが可能になっている。
【0042】
まず、「新規リニューアル」を選択した場合について説明する。図3に示すウェブページWP1において、「新規リニューアル」を選択し、「使用者コード」と「パスワード」とを入力して「OK」釦B1を選択操作すると、図4に示す新規入力のためのウェブページWP2に移行する。
【0043】
図4に示すウェブページWP2には、複数個(図示例では5個)のタブT1〜T5が表示され、各タブT1〜T5にはそれぞれ「お客様データ」、「部位1」、「部位2」、「部位3」、「契約内容」がそれぞれ対応付けられており、いずれかのタブT1〜T5を選択することにより、各タブT1〜T5に示された事項を入力することが可能になる。ウェブページWP2において入力可能なデータは、顧客データベースDB1に登録されるデータであって、「お客様データ」を選択すると、上述した「件名概要」に相当するデータの入力画面が表示される。つまり、「名称」、「所在地」、「所有者」、「管理者」の入力が可能になり、これらの入力によって「件名コード」が付与される。
【0044】
「部位1」、「部位2」、「部位3」のタブT2〜T4を選択すると、顧客データベースDB1の「件名詳細および「リニューアルニーズ」に対応する項目の入力を行う画面が表示され、図4に示すように、「対象部位」として「用途」の選択肢が表示されるとともに、「部位寸法」として「部屋サイズ」を入力するためのフィールドF21が表示される。また、「既設器具」のデータを入力するために、「平均照度」のフィールドF22と「既設器具」の仕様を入力する「設置器具」に関する各種選択肢と、「台数」を入力する「設置台数」のフィールドF23とが設けられる。「リニューアルニーズ」に対応する項目としては、「要望事項」として選択肢が設定される。図示例では、明るさと省エネルギとの要望に着目し、「明るさをアップして省エネ」、「明るさは維持して省エネ」、「明るさを押さえて大幅省エネ」の選択肢を設定している。「要望項目」に関して選択された内容は、顧客データベースDB1における「リニューアルニーズ」の項目に登録される。なお、「対象部位」は3箇所まで入力することができ、一時に一括して施工される場合は(つまり、所在地および管理者が同じであって、1つの工事店が工事を請け負う場合は)「対象部位」が複数箇所であっても1個の「件名コード」が付与される。
【0045】
「契約内容」のタブT5を選択すると、顧客データベースDB1の「契約内容」に相当する項目を入力する画面が表示される。
【0046】
ウェブページWP1において「リニューアル推進中」を選択して「OK」釦B1を選択操作した場合には、図5に示すウェブページWP3が示され、最大3個の「対象部位」が表示される。ここで、「対象部位」を選択して「OK」釦B3を選択操作すると、改装支援サーバ1ではウェブページWP1において入力した使用者コードを参照することによって、顧客端末2と工事店端末3とリース会社端末4と処理業者端末5とのうちのどれが接続されているかを判断し、判断結果に応じて図6〜図9に示すいずれかのウェブページWP4〜WP7を表示する。つまり、顧客と工事店とリース会社と廃材処理業者とはそれぞれ専用のウェブページWP4〜WP7に接続されることになる。
【0047】
上述したようにウェブページWP2において必要項目を入力した後に「OK」釦B2を選択操作すれば(図2のS1)、改装支援サーバ1では改装提案手段10の制御下で、ウェブページを通して取得した顧客のデータを顧客データベースDB1に登録する(S2)。顧客データベースDB1に上述した顧客のデータが登録されると、顧客データベースDB1に格納されたデータのうち「件名詳細」を用いて、提案データベースDB2において「既設器具」の「品番」に一致する「旧商品品番」を提案データベースDB2から検索し、「旧商品品番」に対応する「代替商品品番」を抽出させる。ここで、提案データベースDB2では、「旧商品品番」に対応する「代替商品品番」が複数個抽出される場合もある。「代替商品品番」が抽出されると、商品データベースDB3との照合を行うことにより、「旧商品品番」および「代替商品品番」に対応する照明器具の仕様が得られる。
【0048】
改装支援サーバ1では、「旧商品品番」および「代替商品品番」に対応する照明器具の仕様を取得した後、提案データベースDB2との間で通信可能であるリース会社の与信支援手段42に対して与信依頼を送信する(S3)。ここでは、与信依頼の内容を電子メールによって通知することを想定しており、リース会社では与信依頼を受け取ると、与信支援手段42を用いて与信を行うとともに、リースの上限額や実施時期などを決定する。リース会社において決定した与信結果は、図8に示すウェブページWP6において「与信結果入力」釦B61を選択操作することによって表示される図15に示すウェブページWP13において入力される。ウェブページWP13には、「与信結果」、「リース上限額」、「実施時期」を入力するフィールドF131〜F133が設けられ、フィールドF131〜F133への入力終了後に「与信結果送信」釦B13を選択操作すれば(S4)、ウェブページ呈示手段11を通して入力された情報が顧客データベースDB1に登録される(S5)。
【0049】
一方、改装提案手段10はリース会社への与信依頼と同時に、改装支援サーバ1に設けた照明演算手段12に「旧商品品番」を「代替商品品番」に変更したときの消費電力と電気料金と室内照度とを計算させる。照明演算手段12により得られた結果に対して顧客データベースDB1に登録された「リニューアルニーズ」を考慮し、顧客の要求を満たす「代替商品品番」に置換した場合について工事費見積データベースDB4に照合し、工事費用の概算値を求める。つまり、改装提案手段10と工事費見積データベースDB4とにより工事費用の概算値を見積もる工事費見積手段が構成される。
【0050】
その後、リース会社端末4がウェブページを通して入力した与信結果が提案データベースDB2に格納され、かつ提案データベースDB2に格納された与信結果が合格であれば、工事費用の見積に用いた「代替商品品番」に置換した場合のリース料を、改装支援サーバ1に設けたリース料概算手段13で概算する。
【0051】
以上の処理によって、「既設器具」に置換する照明器具と、照明器具の置換に必要な工事費用およびリース料の概算値とが得られると、改装提案手段10では提案内容を作成したことを顧客に通知する(S6)。顧客への通知は電子メールによって行い、この通知を受けた顧客は顧客端末2を用いて図10に示すようなウェブページWP8を閲覧することにより(S7)、提案内容を確認することができる。提案内容を確認するには、図3に示すウェブページWP1において「リニューアル推進中」を選択した後に「OK」釦B1を選択操作する。その後、図5に示すウェブページWP3を経て図6に示すウェブページWP4に移行するのであって、このウェブページWP4では、「リニューアル提案内容のご確認」、「作業完了のご確認」、「故障状況のご確認」、「マニフェストのご確認」の選択釦B41〜B44が表示される。「リニューアル提案内容のご確認」を選択すれば、図10のウェブページWP8に移行し、「既設器具」を新たな照明器具に置換した場合について、平均照度、電力料金、リース料などの情報が表示される。また、改装提案手段10が商品データベースDB3から取得した「外観イメージ」を用いて、新たに提案する照明器具の外観もウェブページWP8に表示される。提案には第1候補と第2候補とがあり、各提案ごとに「OK」釦B81と「NG」釦B82とが表示されるから、顧客は提案に満足であれば「OK」釦B81を選択操作することによって次段階に進むことができ、不満足であれば「NG」釦B82を選択操作することによって別の提案がなされることになる。つまり、「OK」釦B81の選択操作時には、図10の左隅に示すように、希望する工事日のフィールドF81、支払い方法の選択肢、オプションの設定の選択肢などを含むウインドウW1が現れ、「NG」釦B6の選択操作時には、図6においてウインドウW1の右に示しているように、不満足の理由を選択する選択肢を含むウインドウW2が現れる。なお、ウェブページWP8には既設の照明器具に関する情報も表示され、照明器具の置換前後の比較が容易になるようにしてある。ここに、照明器具の置換前後の照度と消費電力とを比較するためには照明器具の「設置台数」も用いる必要がある。
【0052】
ウインドウW1,W2に情報を与えると、ウェブページ呈示手段11は顧客データベースDB1を通して改装提案手段10に情報を与える。「NG」釦B82が選択操作されウインドウW2に情報が与えられたときには代替の照明器具の選択段階からウインドウW1,W2に情報を与える処理までを繰り返すことになる。一方、ウェブページWP8において「OK」釦B81を選択操作しウインドウW1に情報を与えたときには、リース契約の締結に向かって進捗させる必要があるから、改装提案手段10は、ウェブページ呈示手段11から情報を受け取り(S8)、工事店に正式な工事費用の見積を電子メールによって依頼する(S9)。工事店では、図7に示すウェブページWP5にアクセスすることができるから、「工事費用入力」、「発注確認」、「作業完了通知発行」、「故障状況入力」の各選択肢のB51〜B54のうち、「工事費用入力」釦B51を選択操作して図12に示すウェブページWP10にアクセスする。このウェブページWP10には「施工費用」、「工事費用総額」、「見積り条件」のフィールドF101〜F103があるから、工事店では工事費用計算手段31を用いて求めた工事費用を各フィールドF101〜F103に入力し、「工事費用送信」釦B10を選択操作することにより、改装支援サーバ1に工事費用の正式な見積額を通知する(S10)。
【0053】
改装提案手段10はウェブページWP10に入力された情報を受け取ると(S11)、工事費用を顧客データベースDB1に蓄積し、さらに、リース会社に対して正式なリース料金の計算を電子メールによって要求する(S12)。リース会社ではリース料計算手段41を用いてリース料の見積を行う。リース会社は図8に示すウェブページWP6において「リース料入力」B62を選択操作することにより、図16に示すウェブページWP14にアクセスし、リース料計算手段41において求めたリース料(月額リース料)を入力して「リース料送信」釦B14を選択操作することにより、改装支援サーバ1にリース料の正式な見積額を通知する(S13)。
【0054】
改装提案手段10はリース会社からの情報を受け取ると(S14)、リース料を顧客データベースDB1に蓄積し、さらに、工事費用およびリース料が決定したことを電子メールによって顧客に通知する(S15)。通知を受けた顧客は図6のウェブページWP4から図10に示すウェブページWP8(改装の提案内容は1種類になる)にアクセスすることによって(S16)、正式な工事費用の総額(トータルコスト)とリース料との見積額を確認することが可能になる。このウェブページWP10においては見積額の諾否を入力することが可能であり、承諾しない場合には顧客が要望する事項を追加し、上述した作業を繰り返すことになる。また、承諾した場合には、承諾された情報が顧客データベースDB1に登録された後に(S17)、見積を行った工事店に対して改装支援サーバ1から発注の承諾が通知される(S18)。
【0055】
工事店では発注の承諾が通知されると、図7に示すウェブページWP5において「発注確認」釦B52を選択操作し、図13に示すウェブページWP11にアクセスする。このウェブページWP11の確認後に「確認(商品発注)」釦B11を選択操作すれば、改装支援サーバ1に設けた受注手段14に対して照明器具を発注することができる(S19〜S21)。つまり、工事店は改装支援サーバ1を管理している製造者に対して改装に必要な照明器具(および付属品)を発注したことになり、この時点でリース契約が成立し、顧客データベースDB1に登録されている「契約内容」が更新される。
【0056】
工事店は照明器具が製造者から入荷すると改装工事を行う。工事店では改装工事の完了後には図7に示すウェブページWP5から「作業完了通知発行」釦B53を選択操作することによって、図14に示すウェブページWP12にアクセスすることができる。このウェブページWP12において完了日時をフィールドF121に入力し、「作業完了」釦B12を選択操作すると、フィールドF121の内容は工事が完了した日時として顧客データベースDB1に格納される(S21,S22)。
【0057】
上述のようにして工事の完了が改装支援サーバ1に通知されると、改装提案手段10は顧客に対して電子メールにより工事の完了を通知し、顧客は図6に示すウェブページWP4において「作業完了のご確認」釦B42を選択操作することで、図11に示すウェブページWP9の閲覧が可能になり、このウェブページWP9において改装工事の諾否を選択する(「OK」釦B91と「NG」釦B92との一方を選択する)。改装工事が承諾されたときには、改装提案手段10は消防法および建築基準法の点検完了報告書を作成し、工事店に対して電子メールに添付して送信する(S24)。このようにして工事店では点検完了報告書を受け取ることができ、顧客データベースDB1には点検完了報告書の受取が登録される。以上のようにして当該工事に関する製造者と工事店との関係が終了する。なお、図11のウェブページWP9において「NG」釦B92が選択操作され顧客が改装工事を承諾しない場合には、顧客の要望を聴取して工事内容を改善する。
【0058】
ところで、上述したように、リース契約のオプションとして、リース期間内に生じた製造者側の責任による故障については、無料で照明器具を交換する契約を設定することができる。ただし、無料で交換すると、製造者にとっては商品に損失が生じ、リース会社にとっては工事店に支払う工事代金による損失が生じるから、製造者およびリース会社にとって損失を低減するには、製造者側の責任による故障であることを確認する必要がある。つまり、顧客側の責任での故障に対して照明器具を無料で交換することになれば、製造者やリース会社にとっては不要な損失が生じることになるから、そのようなことが生じないように、照明器具の故障の責任を管理する必要がある。一方、照明器具が故障すれば顧客にとって不便であるから、迅速に修理する必要がある。
【0059】
そこで、改装支援サーバ1には故障内容を管理する故障管理データベースDB5を設けているのであって、故障管理データベースDB5のレコードは、〔件名コード、器具品番、故障部位、故障個数、チェック項目(安定器、バッテリ、……)、工事日時〕の項目からなる。「件名コード」は顧客データベースDB1の「件名コード」とリレーションが設定され、「器具品番」は顧客データベースDB1の「既設器具」とリレーションが設定されている。チェック項目は、工事店が実際の工事に際して工事店端末3から入力した結果を集積したものであって、照明器具の「故障箇所」について、故障原因が製造者側か顧客側かの工事店による判断と故障内容とを対応付けて登録してある。
【0060】
ここでは、図17に示すように、改装によって設置された照明器具が故障したときに、施工した工事店に顧客が連絡するものとする(S1)。連絡を受けた工事店では現場を訪問して状況を確認する(S2)。工事店では現場確認の後に工事店端末3から改装支援サーバ1にアクセスし、図7に示すウェブページWP5において「故障状況入力」釦B54の選択操作により図19に示すウェブページWP16に接続する。ウェブページWP16では故障管理データベースDB5の各項目に関する入力が可能であって、ウェブページWP16を用いることで故障の報告が可能になる(S3)。
【0061】
改装提案手段10は、ウェブページWP16から故障の情報を受け取ると(S4)、故障管理データベースDB5に故障の情報を蓄積した後、故障内容および工事内容を確認するように電子メールによって顧客に通知する(S5)。顧客は通知を受け取ると、顧客端末2によって図6に示すウェブページWP4にアクセスして「故障状況のご確認」釦B42の選択操作により図18に示すウェブページWP15を閲覧する(S6)。ウェブページWP15に示された内容について顧客が承認する場合には「OK」釦B51を選択操作し、承認しない場合には「NG」釦B52を選択操作することになる。このように工事店の判断結果を仲介者である製造者の管理下にある故障管理データベースDB5に登録し、登録内容を製造者から顧客に確認させるから、工事店と顧客とに第三者の介入を意識付けることで、顧客の責任による故障に対する無料交換を抑制することができる。
【0062】
顧客が承認した場合には、故障管理データベースDB5に登録し、次に、故障した照明器具が無料交換の対象になるか否かを改装提案手段10において判断する。つまり、改装提案手段10は、ウェブページWP15から照明器具の故障に関する情報を受け取ると(S7)、故障管理データベースDB5と顧客データベースDB1とを用いることにより故障した照明器具にリース契約がなされ、リース期間内であるかを判断する。つまり、「件名コード」と「器具品番」とを用いて、顧客データベースDB1に照合することにより「契約内容」を確認する。この確認機能を設けていることによって、故障時の無料交換を含むリース契約が設定されていない照明器具の無料交換を防止することができる。また、照明器具の故障内容が「チェック項目」に照らして製造者の責任になるのか否かを判断する。この種の確認が終了すれば、改装支援サーバ1は顧客データベースDB1の必要事項を更新し、工事店に対して無料交換の依頼を電子メールによって通知する(S8)。
【0063】
工事店では無料交換の依頼を受け取ると、工事店端末3によりウェブページにアクセスし、改装支援サーバ1に対して無料交換用の部材の発注を行う(S9)。改装支援サーバ1における受注手段14では故障修理に必要な照明器具を受注する(S10,S11)。照明器具が工事店に配送され、工事店が現場の工事を行った後には、工事店は工事店端末3によりウェブページにアクセスし、工事完了の通知を行う(S12)。この内容は改装提案手段10によって引き渡され(S13)、顧客データベースDB1に蓄積される。
【0064】
また、顧客データベースDB1に工事完了の登録がなされると、改装支援サーバ1では顧客に対して工事完了の通知を行い(S14)、顧客は顧客端末2によりウェブページにアクセスして顧客データベースDB1に登録された工事内容と実際の工事内容とが一致しているか否かを確認する(S15)。ここで、工事内容が一致していれば顧客は承諾する通知を行うから、承諾後には顧客データベースDB1の内容が更新され(S16)、リース会社に対して工事代金の支払いが要求される(S17)。言い換えると、顧客が承認しなければリース会社への通知がなされず、工事代金が支払われないことになる。顧客が承認しない場合には、工事店および製造者が損失を受けるから、顧客が承認しない理由を確認して解決を図る。
【0065】
上述のようにして、顧客データベースDB1には無料交換の情報が蓄積されるから、顧客および工事店別に無料交換の頻度を定期的に抽出して、無料交換の回数が規定値を超える顧客および工事店については製造者およびリース会社に通知する。このようにして工事が不正に行われる可能性を低減することができる。
【0066】
ところで、上述のように改装に伴って照明器具を交換すると既設器具は不要になるから、既設器具の処分について考慮する必要がある。以下では、不要になった既設器具を廃材と呼ぶことにする。廃材の管理にはマニフェストデータベースDB6を用いる。マニフェストデータベースDB6のレコードは、〔件名コード、廃材(名称、数量、発生時期)、処理委託先、廃材の処理経過〕を含み、「件名コード」は顧客データベースDB1の「件名コード」とリレーションが設定されている。廃材処理はリース契約のオプションとして設定されており、顧客データベースDB1にオプションとして「廃材処理」が設定可能になっている。「処理委託先」は顧客データベースDB1の「廃材処理業者」とリレーションが設定されている。
【0067】
上述のように、改装や無料交換があるときには、顧客データベースDB1の内容が更新されるから、顧客データベースDB1の内容が更新されたときには、改装支援サーバ1の管理下において、顧客データベースDB1に「廃材処理」が設定されているか否かを確認し、「廃材処理」が設定されているときには、マニフェストデータベースDB6と協働することにより、顧客データベースDB1に設定されている「廃材処理業者」に廃材の内容を電子メールによって通知する(図20のS1)。
【0068】
廃材処理業者は処理業者端末6を備えており、通知を受けた廃材処理業者は処理業者端末6を用いて図9に示すウェブページWP7において「処理状況入力」釦B7を選択操作し、図21に示すウェブページWP18を閲覧する。ウェブページを閲覧すれば、廃材処理が必要な現場および廃材を扱っている工事店の情報を得ることができるから、廃材処理業者は工事店と連絡することにより工事店から廃材から受け取る。ここに、工事店が廃材を廃材処理業者まで運搬するか、廃材処理業者が工事店ないし現場に出向いて廃材を引き取るかは工事店と廃材処理業者との間の取り決めによる。工事店と廃材処理業者との間で廃材の受け渡しが終了すると、工事店は工事店端末3からウェブページにアクセスし(S2)、また廃材処理業者は処理業者端末6からウェブページにアクセスすることによって(S3)、廃材の受け渡しが完了したことを両者がウェブページに書き込む(図21に示すウェブページWP18の「廃棄もの処理完了」釦B18を選択操作する)。工事店と廃材処理業者とがともに廃材の受け渡しの完了をウェブページに書き込むと、顧客データベースDB1に廃材の受け渡しの終了が記録される(S4)。顧客データベースDB1に廃材の受け渡しの完了が記録されると、改装支援サーバ1の管理下においてリース会社に対して廃材の処理費用の支払いが電子メールにより要求される(S5)。
【0069】
以後は、廃材処理業者がウェブページに廃材の処理状況を随時書き込むことによって(S6)、この情報が顧客データベースDB1およびマニフェストデータベースDB6に格納される(S7)。この情報は顧客端末2からウェブページにアクセスすることによって顧客端末2で閲覧することができ(S8)、廃材の処分状況を顧客が監視することが可能になる。
【0070】
リース契約のオプションとしては照明器具の定期点検および器具清掃との選択も可能であって、定期点検および器具清掃の期限も改装支援サーバ1において管理可能になっている。オプションとして定期点検と器具清掃との少なくとも一方が設定されているときには、以下の処理を行う。
【0071】
顧客データベースDB1に格納されたオプションの情報は改装支援サーバ1が管理しており、定期点検や器具清掃が顧客データベースDB1に設定されているときには、リース契約の契約開始の時点を起点として定期点検ないし器具清掃の時期を改装支援サーバ1において求める。定期点検ないし器具清掃の時期を求める処理は照明器具を施工した工事店別に行い、一定期間分(たとえば、1ヶ月分など)ごとに定期点検ないし器具清掃を行う顧客と照明器具の種類との一覧を求め、この一覧を対象である工事店に通知する。工事店に通知する際には、電子メールに添付して一覧を通知してもよいが、工事店に対してウェブページの閲覧を促す通知を行って、ウェブページにより工事店に一覧を提供してもよい。
【0072】
一覧の通知を受けた工事店では、一覧に従って定期点検や器具清掃を行い、定期点検や器具清掃の終了後に、工事店端末3を用いてウェブページに作業終了を通知する。作業が終了したことは、顧客データベースDB1に登録される。ここで、改装支援サーバ1では顧客データベースDB1に作業終了が登録された時期を管理しており、工事店に一覧として通知した時期を過ぎても作業終了の通知が顧客データベースDB1に登録されていないときには、当該顧客について定期点検ないし器具清掃がなされていない旨が、製造者の改装支援サーバ1およびリース会社に通知される。製造者およびリース会社は、契約に従った定期点検や器具清掃がなされていないことを知ることになるから、以後の対処に役立てることができる。
【0073】
なお、定期点検や器具清掃の際に照明器具の故障や異常が発見されたときには、工事店が工事店端末3を用いてウェブページに照明器具の不具合を登録することによって、実施形態3のような照明器具の無料交換を行ったり、また場合によっては有償での修理や交換を行うことになる
リース契約のオプションとしては「電力測定」も設定することができる。「電力測定」が設定されているか否かは、照明器具の置換を伴う改装の際に、見積を行った工事店に対して改装支援サーバ1が発注の承認を通知したときに、発注の承諾と同時に工事店に通知される。「電力測定」のオプションが設定されている場合には、工事店は工事の前後における電力量を測定する。電力量の比較には、たとえば対象となる照明器具をすべて点灯させた状態で一定時間に消費した電力の積算値を測定する。
【0074】
測定結果は工事店が工事店端末3からウェブページに書き込むことによって、顧客データベースDB1に登録される。上述したように、顧客データベースDB1に登録された電力量は改装提案手段10において読み出され、改装提案手段10では工事前後の電力量の差を、年間電気料金の差額に換算するなどして、工事の前後での省エネルギの程度が顧客に直感的にわかるような数値を求める。このようにして求めた数値は、工事完了の通知に伴って顧客に知らせることができる。ここに、工事完了の通知を郵送や手渡しによる書面で顧客に通知する際には、電力量の差や省エネルギの程度を記載した書面も同封するのが望ましい。
【0075】
「電力測定」のオプションが実行された場合には、顧客は工事完了の承認の通知をウェブページによって行う際に、オプションの完了も同時に通知する。ウェブページからの入力情報は、顧客データベースDB1に登録され、改装支援サーバ1ではオプションの完了を確認することができる。ここに、オプションの完了が顧客から通知されない場合には(つまり、工事完了の承認に伴ってオプション完了が顧客データベースDB1に格納されない場合には)、製造者およびリース会社にオプション完了の通知がなされていない旨の通知がなされ、以後の対処に役立てられる。
【0076】
(実施形態2)
上述した実施形態は、顧客からの要求によって既設の照明器具に置換する代替の照明器具を提案するものであるが、本実施形態は、既設の照明器具にリース契約が設定されている場合であって、リース期間の満了時に顧客に対して改装を提案するものである。すなわち、顧客データベースDB1には各顧客のリース期間の満了時期が登録されているから、改装支援サーバ1ではリース期間の満了時期が近付いた顧客を日毎ないし月毎に抽出し、リース契約の満了が近付いている顧客については、実施形態1のように既設器具に置換可能な照明器具を選択するとともに、工事費用やリース料の概算値を求める。ここに、実施形態1では顧客のリニューアルニーズが入力されていたのに対して、本実施形態では顧客に改装の意思があるか否かが不明であるから、改装提案手段10に設けた改装提案手段10から既設器具に置換する照明器具を広範囲に選択するとともに、改装提案手段10では新旧の照明器具について消費電力と照度との比較値を求めて照明器具を置換した場合の利点も求める。このような提案内容はリース契約の更新ないし新規の手続きの情報とともにウェブページ呈示手段11において顧客端末2によって閲覧可能なウェブページに呈示する。
【0077】
次に、リース契約の満了が近付いたことを通知するとともにウェブページへのアクセスを電子メールによって要求する。要求を受けた顧客は顧客端末2を用いてウェブページを閲覧することにより、リース契約の更新あるいは新規のリース契約をウェブページにおいて行うことができ、またこのとき同時に照明器具の置換を伴う改装についての提案内容を確認することができる。提案内容を受けて顧客が照明器具を置換する改装を行う意思を持ったときには実施形態1と同様の処理を行うことになる。また、照明器具を置換せずにリース契約の更新のみを行う場合には、リース契約の更新作業を行うことになる。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0078】
(実施形態3)
実施形態1では顧客の意思により製造者が提供するウェブページにアクセスしたときに改装内容を提案するものであったが、本実施形態では、既設の照明器具の動作を監視するとともに異常の予兆を検出したときに通信媒体によって外部に通知する監視手段21(図1参照)を設けた例を示す。監視手段21は照明器具に組み込んだものであってもよい。また、監視手段21において異常の予兆を検出する機能と、外部に通知する機能とを分離し、外部に通知する機能は複数台の照明器具を一括して管理するサーバに設けるようにしてもよい。また、このサーバが顧客端末2に兼用されていてもよい。
【0079】
図1では監視手段21のうち異常の予兆を検出する機能を分離し、監視手段21において検出した異常の予兆を通信媒体としてのネットワークNTを介して外部の改装支援サーバ1に通知する機能を顧客端末2に持たせている例を示す。監視手段21は、一般の照明器具であれば安定器の出力電圧ないし出力電流の変化により安定器の異常の予兆を検出することができ、非常灯のような照明器具であれば2次電池を内蔵しているから、安定器だけではなく2次電池の劣化などを異常の予兆として検出することができる。この種の異常検出の手段は周知のものである。
【0080】
製造者では顧客端末2から補修の要求がなされるとこれをトリガとして実施形態1と同様に改装の提案を行う。つまり、実施形態1では顧客がウェブページにアクセスすることによって、製造者からウェブページを通して改装の提案がなされていたのに対して、本実施形態では顧客がウェブページにアクセスすることなく、顧客端末2が補修を要求したときに当該照明器具に置換可能な照明器具に取り換えることを提案するのである。言い換えると、実施形態1では顧客端末2からウェブページにアクセスすることによってウェブページを通して顧客情報を入力し、ウェブページから入力された顧客情報が顧客データベースDB1に登録されるものであったのに対して、本実施形態では顧客端末2が顧客データベースDB1に対して自動的にアクセスする構成を採用している。この場合、基本的な顧客情報については顧客データベースDB1にあらかじめ登録しておくことが必要である。つまり、顧客データベースDB1に登録される内容のうち、「件名概要」、「件名詳細」については照明器具の設置時に顧客データベースDB1にあらかじめ登録される。
【0081】
顧客データベースDB1では、照明器具の補修の要求が顧客端末2からなされると、実施形態1において顧客端末2からウェブページに「件名概要」、「件名詳細」が入力された場合と同様に扱い、補修が要求された既設の照明器具に置換可能な別の照明器具があれば、ウェブページにおいて代替商品品番の照明器具を提案し、以後、実施形態と同様にして必要ならばリース契約も行うことが可能になる。
【0082】
上述のように本実施形態では、実施形態1の構成に加えて照明器具の補修の際に代替商品の提案を行うことができ、結果的に実施形態1のように顧客端末2からのウェブページへのアクセスを待つことなく商品提案が可能になるから、製造者にとっては商品販売の機会が増加することになる。他の構成および機能は実施形態1と同様である。
【0083】
なお、上述した各実施形態において、改装支援サーバ1から顧客端末2、工事店端末3,リース会社端末4、処理業者端末5への通知を電子メールで行っているが、通知内容によってはファクシミリ、電話、郵便などを用いることも可能である。
【0084】
【発明の効果】
請求項1の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段とを備えるものであり、建物の改装を計画する顧客にとっては、既設の照明器具に置換できる照明器具が呈示されるから、多数の照明器具の中から改装の目的に適合した照明器具を容易に選択することができ、商品選択の負担が軽減されるという利点がある。しかも、代替の照明器具は既設の照明器具に置換可能な範囲から選択されるから、照明器具回りの配線系を大幅に変更することなく改装することができ、費用負担を軽減できることになる。また、照明器具の製造者ないし販売者にとっては、建物の改装に際して照明器具の置換を顧客に提案することによって新製品の販売機会を増やすことになるから、収益の増加につながるという利点がある。
【0085】
請求項2の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報を含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段とを備えるものであり、請求項1の発明と同様の効果に加えて、既設の照明器具の商品品番が分からなくても、現場情報を商品データベースに照合することによって既設の照明器具を特定することができ、代替の照明器具を提案することが可能になるという利点がある。
【0086】
請求項3の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と入力手段から入力された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示するものであり、請求項2と同様の効果に加えて、照明器具の置換前後における照度と消費電力とを呈示することによって、顧客は照度の向上あるいは消費電力の低減などの改装の目的の優先度に応じて照明器具を選択することができ、商品選択の負担が軽減されるという利点がある。
【0087】
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3の発明において、入力手段は、入力項目をウェブページに呈示するウェブページ呈示手段と、顧客が管理するとともに通信媒体を介してウェブページに接続される顧客端末とにより構成されるものであり、改装を考慮している顧客はウェブページにアクセスすることによって代替の照明器具に関する情報を入手することができる。
【0088】
請求項5の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報に対応付けて格納した顧客データベースと、既設の照明器具の動作を監視するとともに部品交換または製品交換が必要になると通信媒体を通して外部に異常通知を送出する監視手段と、監視手段から通信媒体を通して異常通知を受け取ると顧客データベースに格納した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段とを備えるものであり、建物に既設の照明器具についてランプや電池のような部品の交換あるいは照明器具自体の製品の交換が必要になったときに監視手段によって外部に異常通知が送出され、改装提案手段では異常通知を受け取ったときに既設の照明器具に置換可能な代替の照明器具を顧客に呈示することができるから、照明器具の製造者ないし販売者にとっては、新製品の販売機会を増やすことになって収益の増加につながる。また、顧客にとっては、部品交換や製品交換の必要が生じたときに既設の照明器具に置換できる照明器具が呈示されるから、改装に対する意識付けがなされることになり、改装時においては多数の照明器具の中から改装の目的に適合した照明器具を容易に選択することができ、商品選択の負担が軽減される。しかも、代替の照明器具は既設の照明器具に置換可能な範囲から選択されるから、照明器具回りの配線系を大幅に変更することなく改装することができ、費用負担を軽減できるという利点がある。
【0089】
請求項6の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報に対応付けて格納した顧客データベースと、既設の照明器具の動作を監視するとともに部品交換または製品交換が必要になると通信媒体を通して外部に異常通知を送出する監視手段と、監視手段から通信媒体を通して異常通知を受け取ると顧客データベースに格納した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と顧客データベースに格納された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示するものであり、請求項5と同様の効果に加えて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを呈示することによって、顧客は照度の向上あるいは消費電力の低減などの改装の目的の優先度に応じて照明器具を選択することができ、商品選択の負担が軽減されるという利点がある。
【0090】
請求項7の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具に設定されたリース契約の満了期限が既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報と建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報とに対応付けて格納された顧客データベースと、顧客データベースからリース契約の満了期限の所定期日前である既設の照明器具を抽出するとともに既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段とを備えるものであり、建物に既設の照明器具についてリース契約が設定されているときに、リース契約の満了期限から所定期日前になると、既設の照明器具に置換可能な代替の照明器具を顧客に呈示することができるから、照明器具の製造者ないし販売者にとっては、新製品の販売機会を増やすことになって収益の増加につながる。また、顧客にとっては、リース契約の満了前に既設の照明器具に置換できる照明器具が呈示されるから、改装に対する意識付けがなされることになり、改装時においては多数の照明器具の中から改装の目的に適合した照明器具を容易に選択することができ、商品選択の負担が軽減される。しかも、代替の照明器具は既設の照明器具に置換可能な範囲から選択されるから、照明器具回りの配線系を大幅に変更することなく改装することができ、費用負担を軽減できるという利点がある。
【0091】
請求項8の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具に設定されたリース契約の満了期限が既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報と建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報とに対応付けて格納された顧客データベースと、顧客データベースからリース契約の満了期限の所定期日前である既設の照明器具を抽出するとともに既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と顧客データベースに格納された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示するものであり、請求項7と同様の効果に加えて、照明器具の置換前後における照度と消費電力とを呈示することによって、顧客は照度の向上あるいは消費電力の低減などの改装の目的の優先度に応じて照明器具を選択することができ、商品選択の負担が軽減されるという利点がある。
【0092】
請求項9の発明では、請求項2または請求項3または請求項6または請求項8の発明において、改装提案手段が抽出した代替の照明器具について商品データベースに照合して得られる仕様と現場情報とを用いて代替の照明器具に置換する際の工事費用を概算する工事費見積手段を備え、改装提案手段が代替の照明器具を呈示する際に工事費見積手段により求めた概算の工事費用を併せて呈示するものであり、改装提案手段が代替の照明器具を呈示するにあたって概算の工事費用を併せて呈示できるから、正確な工事費用ではないものの工事費用の目安が得られることになり、改装を考慮している顧客に安心感を与えることができる。しかも、概算の工事費用は人手を介さずに自動的に求めることができ、代替の照明器具を抽出すると同時に呈示することが可能になるという利点がある。
【0093】
請求項10の発明では、請求項9の発明において、商品データベースは製品情報に照明器具の価格が対応付けて格納してあり、改装提案手段は工事費見積手段により得られる概算の工事費用と代替の照明器具について商品データベースから得られる価格とを用いて改装に要する費用の総額を概算する機能を有し、代替の照明器具を用いた改装についてリース契約を選択したときのリース料を概算するリース料概算手段が付加され、改装提案手段が代替の照明器具を呈示する際にリース料概算手段により求めた概算のリース料を併せて呈示するものであり、改装に際してリース契約を選択すれば顧客にとっては一度に多額の出費を必要としないから、費用への負担感が軽減されることになって改装の意思決定がしやすくなる。また、リース料概算手段を備えることによって正確なリース料ではないもののリース料の目安が得られることになり、改装を考慮している顧客に安心感を与えることができる。しかも、概算のリース料は人手を介さずに自動的に求めることができ、代替の照明器具を抽出すると同時に呈示することが可能になるという利点がある。
【0094】
請求項11の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報を含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力させるウェブページを呈示するウェブページ呈示手段とを備え、顧客が管理する顧客端末を通してウェブページに入力した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出してウェブページに呈示する改装提案手段とを備えるものであり、建物の改装を計画する顧客にとっては、既設の照明器具に置換できる照明器具が呈示されるから、多数の照明器具の中から改装の目的に適合した照明器具を容易に選択することができ、商品選択の負担が軽減されるという利点がある。しかも、代替の照明器具は既設の照明器具に置換可能な範囲から選択されるから、照明器具回りの配線系を大幅に変更することなく改装することができ、費用負担を軽減できることになる。また、照明器具の製造者ないし販売者にとっては、建物の改装に際して照明器具の置換を顧客に提案することによって新製品の販売機会を増やすことになるから、収益の増加につながる。さらに、改装を考慮している顧客はウェブページにアクセスすることによって代替の照明器具に関する情報を入手することができる。既設の照明器具の商品品番が分からなくても、現場情報を商品データベースに照合することによって既設の照明器具を特定することができ、代替の照明器具を提案することが可能になるという利点がある。
【0095】
請求項12の発明は、過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を入力させるウェブページを呈示するウェブページ呈示手段と、顧客が管理する顧客端末を通してウェブページに入力した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と入力手段から入力された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せてウェブページに呈示するものであり、請求項11の発明と同様の効果に加えて、照明器具の置換前後における照度と消費電力とを呈示することによって、顧客は照度の向上あるいは消費電力の低減などの改装の目的の優先度に応じて照明器具を選択することができ、商品選択の負担が軽減されるという利点がある。
【0096】
請求項13の発明では、請求項11または請求項12の発明において、改装提案手段が抽出した代替の照明器具について商品データベースに照合して得られる仕様と現場情報とを用いて代替の照明器具に置換する際の工事費用を概算する工事費見積手段を備え、改装提案手段が代替の照明器具をウェブページに呈示する際に工事費見積手段により求めた概算の工事費用を併せてウェブページに呈示するものであり、改装提案手段が代替の照明器具を呈示するにあたって概算の工事費用を併せて呈示できるから、正確な工事費用ではないものの工事費用の目安が得られることになり、改装を考慮している顧客に安心感を与えることができる。しかも、概算の工事費用は人手を介さずに自動的に求めることができ、代替の照明器具を抽出すると同時に呈示することが可能になるという利点がある。
【0097】
請求項14の発明では、請求項13の発明において、商品データベースは製品情報に照明器具の価格が対応付けて格納してあり、改装提案手段は工事費見積手段により得られる概算の工事費用と代替の照明器具について商品データベースから得られる価格とを用いて改装に要する費用の総額を概算する機能を有し、代替の照明器具を用いた改装についてリース契約を選択したときのリース料を概算するリース料概算手段が付加され、改装提案手段が代替の照明器具をウェブページに呈示する際にリース料概算手段により求めた概算のリース料を併せてウェブページに呈示するものであり、改装に際してリース契約を選択すれば顧客にとっては一度に多額の出費を必要としないから、費用への負担感が軽減されることになって改装の意思決定がしやすくなる。また、リース料概算手段を備えることによって正確なリース料ではないもののリース料の目安が得られることになり、改装を考慮している顧客に安心感を与えることができる。しかも、概算のリース料は人手を介さずに自動的に求めることができ、代替の照明器具を抽出すると同時に呈示することが可能になる。
【0098】
請求項15の発明では、請求項11ないし請求項14の発明において、改装提案手段は通信媒体を介して工事店に工事の依頼内容を通知する機能を有し、ウェブページ呈示手段は工事店が管理する工事店端末を通して工事費用の見積と照明器具の注文とを入力させる工事店専用のウェブページを呈示する機能を有し、工事店専用のウェブページに入力された照明器具の注文を受ける受注手段と、工事店専用のウェブページに入力された工事費用の見積を改装を行う顧客に対応つけて顧客データベースに格納する格納手段とを備えるものであり、工事店は照明器具の発注業務と工事費用の見積の通知作業とをウェブページへの書込によって行うことができるから、工事店における手間を省くことができる。
【0099】
請求項16の発明では、請求項15の発明において、改装支援装置は、通信媒体を介してリース会社に顧客に関する与信を依頼する機能と、工事費用を含む改装の費用の総額を通知する機能とを有し、ウェブページ呈示手段は、リース会社が管理するリース会社端末を通して与信結果とリース料の見積とを入力させるリース会社専用のウェブページを呈示する機能を有し、リース会社専用のウェブページに入力された与信結果が合格であればウェブページに入力されるリース料の見積を顧客端末が閲覧可能なウェブページに呈示するものであり、リース会社による顧客の与信が自動的に行われ、与信結果が合格であるときに顧客端末による閲覧が可能なウェブページにリース会社による正式のリース料が呈示されるから、顧客はあらかじめリース料を知ることでリース契約に安心感が得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1を示す動作説明図である。
【図3】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図4】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図5】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図6】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図7】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図8】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図9】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図10】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図11】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図12】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図13】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図14】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図15】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図16】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図17】同上における要部の動作説明図である。
【図18】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図19】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図20】同上における要部の動作説明図である。
【図21】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【図22】同上に用いるウェブページの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 改装支援サーバ
2 顧客端末
3 工事店端末
4 リース会社端末
5 処理業者端末
10 改装提案手段
11 ウェブページ呈示手段
12 照明演算手段
13 リース料概算手段
14 受注手段
21 監視手段
31 工事費計算手段
41 リース料計算手段
42 与信支援手段
DB1 顧客データベース
DB2 提案データベース
DB3 商品データベース
DB4 工事費見積データベース
DB5 故障データベース
DB6 マニフェストデータベース

Claims (16)

  1. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする改装支援システム。
  2. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報を含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする改装支援システム。
  3. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を入力する入力手段と、入力手段から取得した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と入力手段から入力された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示することを特徴とする改装支援システム。
  4. 前記入力手段は、入力項目をウェブページに呈示するウェブページ呈示手段と、顧客が管理するとともに通信媒体を介してウェブページに接続される顧客端末とにより構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の改装支援システム。
  5. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報に対応付けて格納した顧客データベースと、既設の照明器具の動作を監視するとともに部品交換または製品交換が必要になると通信媒体を通して外部に異常通知を送出する監視手段と、監視手段から通信媒体を通して異常通知を受け取ると顧客データベースに格納した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする改装支援システム。
  6. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報に対応付けて格納した顧客データベースと、既設の照明器具の動作を監視するとともに部品交換または製品交換が必要になると通信媒体を通して外部に異常通知を送出する監視手段と、監視手段から通信媒体を通して異常通知を受け取ると顧客データベースに格納した現場情報を用いて特定される既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と顧客データベースに格納された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示することを特徴とする改装支援システム。
  7. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、建物内での既設の照明器具に設定されたリース契約の満了期限が既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報と建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報とに対応付けて格納された顧客データベースと、顧客データベースからリース契約の満了期限の所定期日前である既設の照明器具を抽出するとともに既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする改装支援システム。
  8. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具に設定されたリース契約の満了期限が既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報と建物の改装の権利を持つ顧客の顧客情報とに対応付けて格納された顧客データベースと、顧客データベースからリース契約の満了期限の所定期日前である既設の照明器具を抽出するとともに既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出し顧客データベースに格納した顧客情報に対応した顧客に通信媒体を通して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と顧客データベースに格納された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せて呈示することを特徴とする改装支援システム。
  9. 前記改装提案手段が抽出した代替の照明器具について前記商品データベースに照合して得られる仕様と前記現場情報とを用いて代替の照明器具に置換する際の工事費用を概算する工事費見積手段を備え、改装提案手段が代替の照明器具を呈示する際に工事費見積手段により求めた概算の工事費用を併せて呈示することを特徴とする請求項2または請求項3または請求項6または請求項8記載の改装支援システム。
  10. 前記商品データベースは前記製品情報に照明器具の価格が対応付けて格納してあり、前記改装提案手段は前記工事費見積手段により得られる概算の工事費用と代替の照明器具について商品データベースから得られる価格とを用いて改装に要する費用の総額を概算する機能を有し、代替の照明器具を用いた改装についてリース契約を選択したときのリース料を概算するリース料概算手段が付加され、改装提案手段が代替の照明器具を呈示する際にリース料概算手段により求めた概算のリース料を併せて呈示することを特徴とすることを特徴とする請求項9記載の改装支援システム。
  11. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報を含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報を含む現場情報を入力させるウェブページを呈示するウェブページ呈示手段とを備え、顧客が管理する顧客端末を通してウェブページに入力した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出してウェブページに呈示する改装提案手段とを備えることを特徴とする改装支援サーバ。
  12. 過去に販売された既存の照明器具と既存の照明器具に対して置換可能かつ製造可能である代替の照明器具とを対応付けて格納した提案データベースと、既存の照明器具および代替の照明器具に関して照明器具を特定する製品情報と消費電力とを含む仕様を格納した商品データベースと、建物内での既設の照明器具を特定する製品情報と設置台数とを含む現場情報を入力させるウェブページを呈示するウェブページ呈示手段と、顧客が管理する顧客端末を通してウェブページに入力した現場情報と商品データベースとを用いて既設の照明器具を特定するとともに、特定した既設の照明器具に対応する代替の照明器具を提案データベースから抽出して呈示する改装提案手段と、改装提案手段により抽出された既設の照明器具と代替の照明器具とについて商品データベースに格納された仕様と入力手段から入力された設置台数とを用いて照明器具の置換前後における照度と消費電力とを求める照明演算手段とを備え、改装提案手段では、照明演算手段により求めた照度と消費電力とを代替の照明器具と併せてウェブページに呈示することを特徴とする改装支援サーバ。
  13. 前記改装提案手段が抽出した代替の照明器具について前記商品データベースに照合して得られる仕様と前記現場情報とを用いて代替の照明器具に置換する際の工事費用を概算する工事費見積手段を備え、改装提案手段が代替の照明器具をウェブページに呈示する際に工事費見積手段により求めた概算の工事費用を併せてウェブページに呈示することを特徴とする請求項11または請求項12記載の改装支援サーバ。
  14. 前記商品データベースは前記製品情報に照明器具の価格が対応付けて格納してあり、前記改装提案手段は前記工事費見積手段により得られる概算の工事費用と代替の照明器具について商品データベースから得られる価格とを用いて改装に要する費用の総額を概算する機能を有し、代替の照明器具を用いた改装についてリース契約を選択したときのリース料を概算するリース料概算手段が付加され、改装提案手段が代替の照明器具をウェブページに呈示する際にリース料概算手段により求めた概算のリース料を併せてウェブページに呈示することを特徴とすることを特徴とする請求項13記載の改装支援サーバ。
  15. 前記改装提案手段は通信媒体を介して工事店に工事の依頼内容を通知する機能を有し、前記ウェブページ呈示手段は工事店が管理する工事店端末を通して工事費用の見積と照明器具の注文とを入力させる工事店専用のウェブページを呈示する機能を有し、工事店専用のウェブページに入力された照明器具の注文を受ける受注手段と、工事店専用のウェブページに入力された工事費用の見積を改装を行う顧客に対応つけて顧客データベースに格納する格納手段とを備えることを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれか1項に記載の改装支援サーバ。
  16. 前記改装支援装置は、通信媒体を介してリース会社に顧客に関する与信を依頼する機能と、工事費用を含む改装の費用の総額を通知する機能とを有し、前記ウェブページ呈示手段は、リース会社が管理するリース会社端末を通して与信結果とリース料の見積とを入力させるリース会社専用のウェブページを呈示する機能を有し、リース会社専用のウェブページに入力された与信結果が合格であればウェブページに入力されるリース料の見積を顧客端末が閲覧可能なウェブページに呈示することを特徴とする請求項15記載の改装支援サーバ。
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