JP2002109018A - サーバーシステム及び管理対象機器システム - Google Patents

サーバーシステム及び管理対象機器システム

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JP2002109018A
JP2002109018A JP2000296653A JP2000296653A JP2002109018A JP 2002109018 A JP2002109018 A JP 2002109018A JP 2000296653 A JP2000296653 A JP 2000296653A JP 2000296653 A JP2000296653 A JP 2000296653A JP 2002109018 A JP2002109018 A JP 2002109018A
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Tatsuhiko Sugimoto
達彦 杉本
Shinji Hattori
真司 服部
Shinji Nakamura
慎二 中村
Yasuo Sato
康夫 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理対象機器システムは、契約情報を基に通
信媒体を介して配信された管理対象機器制御用情報によ
り管理対象機器を制御することができ、契約情報に従っ
た木目細かい制御を行うことができる。 【解決手段】 情報伝達手段1bを介して提供される契
約情報をサーバーシステム2のデータベース部23に記
憶しておき、その契約情報に基づいて管理対象機器31
を制御するための制御情報を、サーバーシステム2のプ
ログラム配信手段21により、情報伝達手段1bを介し
て管理対象機器システム3へ配信するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバーシステム
及び管理対象機器システムに係り、詳しくは、例えば、
運用管理に必要な情報を集中して管理し、及びシステム
構築する機能、管理運用サービスの販売機能、サービス
機能、あるいは、運用の支援となる情報を提供する機能
をそれぞれの機能を得意とする会社(部門)が請負し、
専門外の機能は代行業務に対する対価を支払うことで、
全体として顧客とそれぞれの事業者が恩恵を享受できる
遠隔運用のサーバーシステム及び管理対象機器システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷熱機器の運用においては、その
機器が設置されているビル内に運用のための管理運用装
置が設置され、主に専任に運用するための要員によって
行われていた。また、遠隔による運用も行われている
が、専用の設備を用いたものであり、運用のための専任
要員はやはり必要であった。
【0003】機器の更新や追加にともなう管理運用装置
の更新においても、現地でのROM交換やソフトウェア
のインストールなど手間と時間のかかる作業が必要であ
った。また、運用内容においても、ビルの保守運用会社
に委ねられており、冷熱機器の運用に関するノウハウが
充分ではなく、快適性や省エネ性で充分な運用ができて
いるとは言えなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来で
は、ビルの冷熱機器の運用管理には設備、人と言った面
での費用が高くつき、冷熱機器の管理運用に要するコス
トが高くなりビル全体の運用経費を圧迫する要因となっ
ており、また、最適な運用が実施されていないため、省
エネ性も悪く、エネルギーロスの大きな運用がなされる
といった問題があった。
【0005】そこで、本発明は、例えば、運用管理に必
要な情報を集中して管理し、及びシステム構築する機
能、管理運用サービスの販売機能、サービス機能、ある
いは、運用の支援となる情報を提供する機能をそれぞれ
の機能を得意とする会社(部門)が請負し、専門外の機
能は代行業務に対する対価を支払うことで、全体として
顧客とそれぞれの事業者が恩恵を享受できる遠隔運用の
サーバーシステム及び管理対象機器システムを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信媒体を介
して提供される契約情報を記憶する契約情報記憶手段
と、契約情報に基づいて管理対象機器を制御するための
制御情報を、通信媒体を介して管理対象機器システムへ
配信する制御情報配信手段とを有するものである。
【0007】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して提供されるスケジュール情報に基づいてスケ
ジュール制御情報を作成するスケジュール制御情報作成
手段を有し、制御情報配信手段は、作成されたスケジュ
ール制御情報を管理対象機器システムへ配信するもので
ある。
【0008】また、サーバーシステムにおいて、スケジ
ュール制御情報作成手段は、通信媒体を介してサービス
会社から提供されるスケジュール情報に基づいてスケジ
ュール制御情報を作成するものである。
【0009】また、サーバーシステムにおいて、アプリ
ケーション実行用のインタフェース情報を、通信媒体を
介して管理対象機器システムへ送信するインタフェース
情報送信手段を有するものである。
【0010】また、サーバーシステムにおいて、スケジ
ュール制御情報作成手段は、通信媒体を介して提供され
た将来の予測気象情報に基づいてスケジュール制御情報
を作成するものである。
【0011】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して提供された管理対象機器の運転情報に基づい
て管理対象機器の制御情報を作成する制御情報作成手段
を有するものである。
【0012】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して提供された将来の予測気象情報に基づいて、
作成された管理対象機器の制御情報を変更する制御情報
変更手段を有するものである。
【0013】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して提供された管理対象機器の運転情報と課金条
件情報に基づいて課金結果情報を作成する課金結果情報
作成手段と、作成された課金結果情報を管理対象機器シ
ステムへ送信する課金結果情報送信手段とを有するもの
である。
【0014】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して送信された課金結果了承情報に基づいて決済
承認と判断した場合、通信媒体を介して決済要求情報を
金融機関システムに送信する決済要求情報送信手段を有
するものである。
【0015】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して送信された管理対象機器の運転情報に基づい
て管理対象機器の省エネ情報を作成する省エネ情報作成
手段と、作成された管理対象機器の省エネ情報を、通信
媒体を介して省エネサービス会社端末へ送信する省エネ
情報送信手段とを有するものである。
【0016】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して送信された管理対象機器の運転情報に基づい
て管理対象機器のメンテナンス情報を作成するメンテナ
ンス情報作成手段と、作成された管理対象機器のメンテ
ナンス情報を、通信媒体を介してサービス会社端末へ送
信するメンテナンス情報送信手段とを有するものであ
る。
【0017】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して送信された管理対象機器における新機種対応
プログラムを管理対象機器システムへ送信する新機種対
応プログラム送信手段を有するものである。
【0018】本発明は、管理対象機器と、管理対象機器
を制御する管理対象機器制御手段とを有し、管理対象機
器制御手段は、通信媒体を介して提供される制御情報に
基づいて管理対象機器を制御することを特徴とするもお
である。
【0019】また、管理対象機器システムにおいて、管
理対象機器の運転情報を収集する運転情報収集手段と、
収集された運転情報をサーバーシステムへ通知する運転
情報通知手段とを有するものである。
【0020】また、管理対象機器システムにおいて、管
理対象機器制御手段は、通信媒体を介して提供されるス
ケジュール制御情報に基づいて管理対象機器を制御する
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における実施の形
態を、図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1におけ
る管理対象機器の遠隔運用システムのシステム構成図で
ある。図1において、1a、1bは情報伝達手段であ
り、2は情報センター内に設置されたサーバーシステム
であり、3は情報伝達手段1a、1bを介してサーバー
システム2と接続され、かつサービス対象のビル等の運
用対象物件内に設置された遠隔運用対象の管理対象機器
システムである。
【0022】4は情報伝達手段1bを介して情報センタ
ー側のサーバーシステム2と接続される運用サービス会
社端末であり、5は情報伝達手段1bを介して情報セン
ター側のサーバーシステム2と接続される販売会社端末
であり、6は情報伝達手段1bを介して情報センター側
のサーバーシステム2と接続される冷熱機器製造会社等
のメーカ端末であり、7は情報伝達手段1bを介して情
報センター側のサーバーシステム2と接続される情報提
供会社端末である。
【0023】情報伝達手段1aは、情報センター側のサ
ーバーシステム2と管理対象側の管理対象機器システム
3の間で各種情報を伝達するための一般的な伝送媒体と
なる携帯電話、PHS、アナログ回線等の公衆回線から
構成される。情報伝達手段1bは、情報センター側のサ
ーバーシステム2と事業者側の各事業者端末4〜7間で
各種情報を伝達するための伝送媒体からなり、インター
ネット、イントラネット等により有機的に接続され構成
される。
【0024】図2は図1に示す情報センター側のサーバ
ーシステムのシステム構成図である。情報センター側の
サーバーシステム2は、プログラム配信手段21、WW
Wサーバー22、データベース部23及びアプリケーシ
ョンサーバー24などから構成される。プログラム配信
手段21は、契約内容により必要なアプリケーション及
び制御データを管理対象機器システム3の制御装置に対
して配信する。
【0025】この配信されたプログラム及びデータに基
づき、管理対象機器システム3の制御装置は、各管理対
象機器の制御及びデータの収集を行う。データベース部
23には、現地管理データベース、顧客情報データベー
ス、契約情報データベース、運転情報データベース、課
金情報データベース、課金結果データベース及びスケジ
ュールデータベースなどが含まれ、詳細については後述
する。
【0026】図3は図1に示す運用対象の管理対象機器
システムのシステム構成図である。管理対象機器システ
ム3は、冷熱機器、冷凍器、空調機器等の管理対象機器
31と、電力量、ガス量及び水道量を計測する計測手段
33と、室内外環境を計測する計測手段34と、電流、
電圧、電力及び力率を計測する計測手段35と、管理対
象機器31及び計測手段33〜35を制御する制御装置
32とから構成される。
【0027】管理対象機器31は、制御線を介して制御
装置32と接続される。制御装置32は、運用に必要な
データの収集やスケジュール制御といった管理対象機器
31に対する制御を実施するアプリケーションプログラ
ム部32aと、各制御対象毎にどのようなデータを収集
すればよいか、あるいはどのように制御すればよいかを
データ化したデータベース部32bと、情報センター側
のサーバーシステム2からのアプリケーションやデータ
を受信する遠隔ローディング手段32cと、管理対象機
器31及び各計測手段33〜35と通信を司る通信部3
2dとから構成される。
【0028】管理対象機器システム3の制御装置32
は、アプリケーションプログラム部32aに記載された
プログラム内容とデータベース部32bに記載されたデ
ータ内容から、管理対象機器31及び各計測手段33〜
35を制御、監視する。制御装置32は、管理対象機器
31の運転状態、即ち例えば、空調機であれば、室内機
のサーモ状態、吸い込み温度、設定温度、室外機の圧縮
機吐出温度、圧縮機周波数、凝縮温度等のデータを定期
的に収集して、情報センター側のサーバーシステム2へ
送信する。
【0029】管理対象機器システム3の制御装置32
は、管理対象機器31の異常を検出すると、情報センタ
ー側のサーバーシステム2に対して情報伝達手段1aを
用いて、管理対象機器31が異常である旨を通知する。
そして、管理対象機器システム3の制御装置32は、情
報センター側のサーバーシステム2からの指令あるいは
サーバーシステム2から配信された制御データに基づい
て、管理対象機器31の運転を制御する。
【0030】管理対象機器システム3における制御装置
32のデータベース部32bのデータは、次のように用
いられる。例えば、管理対象機器システム3の制御装置
32は、サーバーシステム2から提供される管理対象機
器31のON/OFF時間などのスケジュールデータを
データベース部32に保持しておき、アプリケーション
プログラム部32aにより、その管理対象機器31のO
N/OFFのスケジュールデータに基づいて、管理対象
機器31を所定の時間にONあるいはOFFする。
【0031】管理対象機器システム3の制御装置32
は、遠隔ローディング部32cにおいて、上記アプリケ
ーションプログラム及び制御データを、情報センター側
のサーバーシステム2から受信し、そのローディングの
内容によって、アプリケーションを書き換えたり、デー
タの書換を実施する。管理対象機器システム3の制御装
置32は、遠隔ローディング部32cにおいて、サーバ
ーシステム2から提供されるアプリケーションプログラ
ムおよび制御データを、必要に応じて随時、受信して、
契約内容の更新などにフレキシブルに対応する。
【0032】図4は図2に示すデータベース部の構成を
示す図、図5〜11は図4に示す各データベースの内容
を示す図である。データベース部23は、現地管理デー
タベース23a、顧客情報データベース23b、契約情
報データベース23c、運転情報データベース23d、
課金情報データベース23e、課金結果データベース2
3f及びスケジュールデータベース23gから構成され
る。
【0033】現地管理データベース23aは、図5に示
すように、顧客を識別するためのID番号とその顧客名
称、住所とその所在地の情報を格納している。顧客情報
データベース23bは、図6に示すように、顧客のID
番号とその顧客名称、その顧客の管理対象機器31のシ
ステム構成や台数、形名の情報を格納している。契約情
報データベース23cは、図7に示すように、顧客のI
D番号とその顧客名称、契約開始日、契約終了日と契約
内容、サービス時のサービス会社及び販売会社の情報を
格納している。
【0034】運転情報データベース23dは、図8に示
すように、顧客のID番号とその顧客名称、顧客ビルの
各管理対象機器31における1日毎の運転状況、使用電
力量の情報を格納している。課金情報データベース23
eは、図9に示すように、顧客のID番号とその顧客名
称、その顧客の課金条件(電力単価)、そのビルに入居
するテナントの名称、そのテナントが使用する管理対象
機器31のアドレス、その管理対象機器31が消費した
1日毎の消費電力量を計算した結果の情報を格納してい
る。
【0035】課金結果データベース23fは、図10に
示すように、顧客のID番号とその顧客名称、そのビル
に入居するテナントの名称、課金情報データベース23
eから各管理対象機器31毎の電気料金を計算した結果
の情報を格納している。スケジュールデータベース23
gは、図11に示すように、顧客のID番号とその顧客
名称、顧客のビル、テナントの運用スケジュールの情報
を格納している。
【0036】図12は図1に示す情報センター側のサー
バーシステムと各事業者端末間の情報伝達手段1bによ
る情報伝達の仕組みを示す図である。例えば、契約の締
結、更新、変更といった契約情報データベース23cの
変更や、運転情報データベース23dからの課金処理
や、氷蓄熱機種の蓄熱における最適制御データを演算す
るアプリケーションは、全て情報センター側のサーバー
システム2におけるアプリケーションサーバ24内のア
プリケーション実行部24aで実行される。各事業者端
末4〜7においては、アプリケーション実行用のインタ
ーフェース情報すなわち、マウスやキーボードでの操作
インターフェースのみ情報伝達手段1bにて渡されるこ
とになる。
【0037】情報センター側のサーバーシステム2と各
事業者端末4〜7を接続することで、このようにアプリ
ケーション実行時には、インターフェース部分25のみ
各事業者端末4〜7側に開示されることになる。これに
より、データの機密保持に多大な威力を発揮するだけで
なく、各事業者は、事業者端末4〜7となるクライアン
トマシンに高性能なマシンを不要とすることができ、初
期投資を抑制することができる。また、アプリケーショ
ンの変更も情報センター側のサーバーシステム2のみで
実施すればよく、各事業者端末4〜7(クライアント)
へのアプリケーションのダウンロード等も不要で、運用
費用を大幅に低減することができる。
【0038】また、情報センターとしても、自社内の設
備のサーバーシステム2のみメンテナンスすればよく、
システム維持・運営費用を大幅に低減することができ
る。以下に、例えば、これまで述べてきた構成要件を用
いて実施されうる、各種遠隔運用サービスの実施の形態
について説明する。
【0039】実施の形態2.図13は販売会社端末と運
用対象物件のビルオーナー側の管理対象機器システム間
で、遠隔スケジュール運用の契約が成立した場合の各事
業者側の動作を示す図である。ここで、販売会社は、例
えば、遠隔スケジュール運用というサービスの販売を行
う。
【0040】販売会社端末5が情報センター側のサーバ
ーシステム2にアクセスしてスケジュール代行契約内容
を送ると、情報センター側のサーバーシステム2は、送
られたスケジュール代行契約内容をデータベース部23
に登録する。情報センター側のサーバーシステム2は、
この契約内容にしたがつて、顧客側の管理対象機器シス
テム3における制御装置32を有するクライアントマシ
ンにスケジュールの登録用アプリケーションI/Fをダ
ウンロードする。
【0041】このダウンロードされたスケジュールの登
録用アプリケーションI/Fにより、顧客は、自ビルの
運用スケジュールを制御装置32に入力することができ
るようになる。ここでは、制御装置32を有するクライ
アントマシンで構成する場合を説明したが、制御装置3
2とクライアントマシンを別々に構成してもよい。
【0042】例えば、ビル全体としての定休日や、設備
における点検のための休館日、あるいは臨時的に休館と
する日などの運用スケジュールを登録する。また、入居
テナントの始業時間、終業時間や休日、あるいは、全館
の休館日に特別に運用する日を登録する。顧客が入力し
たこれらのスケジュールデータは、サーバーシステム2
におけるデータベース部23のスケジュールデータベー
ス23gに保存される。
【0043】情報センター側のサーバーシステム2にお
けるアプリケーションサーバ24は、このスケジュール
データに基づいて、例えば、図14に示すデータ処理フ
ローにしたがって、空調機などの管理対象機器31のス
ケジュール制御データを作成する。ここで、図14の処
理フローを用いて、管理対象機器31のスケジュール制
御データの作成方法を簡単に説明する。
【0044】情報センター側のサーバーシステム2にお
けるアプリケーションサーバー24は、例えば、ビル管
理人により管理対象機器システム3を通してビル運用ス
ケジュールデータが入力されると(ステップS1)、ス
ケジュールデータベース23gにビル運用スケジュール
データを格納する(ステップS2)。情報センター側のサ
ーバーシステム2におけるアプリケーションサーバー2
4は、ビル運用スケジュールデータを基に、例えば、各
テナントの明日のスケジュールを演算して(ステップS
3)、各テナントの空調機などの管理対象機器31毎の
スケジュールに展開する(ステップS4)。
【0045】情報センター側のサーバーシステム2にお
けるプログラム配信手段21は、作成されたスケジュー
ル制御データを、対象ビルの管理対象機器システム3の
制御装置32に配信する(ステップS5)。管理対象機
器システム3の制御装置32は、配信されたスケジュー
ル制御データをデータベース部32bに格納した後(ス
テップS6)、このスケジュール制御データを基に管理
対象機器31の制御を実行する(ステップS7)。
【0046】このように、情報センター側のサーバーシ
ステム2は、作成されたスケジュール制御データを、プ
ログラム配信手段21を使い情報伝達手段1aを介して
顧客ビルにある管理対象機器システム3の制御装置32
にダウンロードした後、制御装置32、このスケジュー
ル制御データに従って、管理対象機器31を例えば所定
の時間に発停制御したりすることができる。ここで、図
15は、制御装置32に配信されるスケジュール制御デ
ータのフォーマットの一例を示すもので、例えば、空調
機のアドレスと起動と停止の時刻データから構成され
る。
【0047】図16は図13における業務に伴う情報、
サービス、対価(金銭)の流れを示す図である。例え
ば、顧客と販売会社が運用代行業務の契約を結び、その
代行料金を販売会社が得る。販売会社は、営業活動に特
化し、スケジュールの運用は、情報センターが代行す
る。販売会社は、情報センター側のサーバーシステム2
が構築したインフラを利用することで、様々な情報を得
ることができる。したがって、販売会社は、このインフ
ラ使用料を情報センターに支払うことになる。このイン
フラ使用料には、代行業務に対する対価を含んでいる。
【0048】図17は顧客が運用スケジュールを入力す
る代わりに入力業務をサービス会社に委託する場合の業
務フローを示す図である。販売会社は、サービス会社に
業務代行を委託し、サービス会社は、この委託内容に従
って顧客のビル運用計画に従って、自社のサービス会社
端末4(クライアントマシン)からスケジュールデータ
を入力することになる。
【0049】この方法は、テナントビルのようにビルの
運用計画がテナント毎に多様化し、スケジュールの登録
が煩雑になる場合などに顧客のビル運用費用の削減を行
うために効果がある。また、顧客は、通常使用している
運用計画書をそのまま代行業者に渡せばよく、改めてデ
ータの加工をする必要がないというメリットもある。
【0050】図18は図17における情報、サービス、
対価(金銭)の流れを示す図である。例えば、顧客と販
売会社が運用代行業務の契約を結び、その代行料金を販
売会社が得る。販売会社は、営業活動に特化し、スケジ
ュールの運用は、情報センターが代行する。販売会社と
運用代行会社のサービス会社は、情報センター側のサー
バーシステム2が構築したインフラを利用することで、
様々な情報を得ることができる。したがって、販売会社
とサービス会社は、このインフラ使用料を情報センター
に支払うことになる。
【0051】図19はスケジュール運用代行を行う場合
の別の業務フローを示す図である。スケジュールデータ
の内容は、前述したような管理対象機器31の発停のみ
だけでなく、例えば、管理対象機器31の温度設定や運
転モードなどのパラメータの設定であってもよい。例え
ば、図20に示すようなスケジュールデータのフォーマ
ットを用いることにより、複数の時刻に対して空調機の
発停、運転モード、設定温度、風量を時刻データととも
に設定することもできる。
【0052】これにより、空調機などの管理対象機器3
を自在な時間に自在な設定でスケジュール制御すること
ができる。例えば、朝の空調機の立ち上げ時は、室内温
度が早く設定温度になるようにするために、風量を強風
にして立ち上げ、その後、所定の時間後に弱風にすると
いったスケジュールを設定することができる。
【0053】また、次のような付加的な機能を実現する
ように構成してもよい。図21は気象データをスケジュ
ールデータの決定に使う場合の処理フローを示すフロー
チャートである。以下に、図19、21を用いて説明す
る。情報センター側のサーバーシステム32は、情報伝
達手段1bを介して情報提供会社端末7から、顧客ビル
周辺の局地的な翌日の例えば天気、予想温度などを含む
気象情報を入手する(ステップS11)。
【0054】情報センター側のサーバーシステム32
は、入手した気象情報を基に、例えば、所定の時間に所
定室内温度になるように、朝のスケジュールでの運転開
始時間を、設定された時間に対して前倒して設定する
(ステップS12)。また、サーバーシステム32は、
例えば、中間期には始業時間の予想温度がある程度低け
れば、空調機の運転モードを送風モードで、さらに低け
れば、暖房モードで立ち上げるようにスケジュールデー
タを設定する(ステップS13)。
【0055】また、予想温度に加え、湿度や天候(晴
れ、曇り、雨、雪)など、時間帯別予報の気象情報も判
断材料にすることで、更にきめ細かなスケジュールを設
定することができる。このように、気象予報データに基
づいて、最適な管理対象機器31の運転スケジュールを
情報センターにて設定することで、管理対象機器31を
快適性よく運転させることができるとともに、効率よく
運転させて無駄な運転をなくすことができる。
【0056】図22は図19における情報、サービス、
対価(金銭)の流れを示す図である。例えば、顧客と販
売会社が運用代行業務の契約を結び、その代行料金を販
売会社が得る。販売会社は、営業活動に特化し、スケジ
ュールの運用は、情報センターが代行する。販売会社
は、情報センター側のサーバーシステム2が構築したイ
ンフラを利用することで、様々な情報を得ることができ
る。販売会社は、このインフラ使用料を情報センターに
支払うことになる。情報提供会社が、情報センターに情
報提供を行うことにより、情報センターは、情報提供会
社に情報料を支払うことになる。
【0057】図23は氷蓄熱制御の最適運用業務フロー
を示すフローチャートである。例えば、顧客が氷蓄熱型
空調機を使用している場合は、夜間、氷により蓄冷熱
し、その熱量を昼間空調に利用する訳であるが、従来
は、夜間の蓄熱量は昼間の空調負荷に関係なく、常に1
00%の蓄熱を行っている。そのため、昼間の空調負荷
によっては、氷が残ってしまい、無駄な蓄熱をしている
場合がある。
【0058】そこで、例えば、情報センター側のサーバ
ーシステム2で顧客の氷蓄熱型空調機から構成される管
理対象機器31の運転状況を収集し、翌日の負荷予測を
実施し、空調負荷の状況に応じて蓄熱量を最適に(次の
日に残氷がないように)するための制御データを顧客の
制御装置32にダウンロードする。制御装置32は、そ
の制御データに従って、管理対象機器31の蓄熱量(製
氷量)の制御を実施する。
【0059】また、翌日の負荷予測に、天気・気象情報
を情報提供会社7から入手することにより、より予測精
度の向上を計ることもできる。中間期に空調負荷が少な
くなってきた場合は、気象データを基に翌日の負荷が蓄
熱を必要としないレベルと判断した場合は、あるいは、
暖房負荷が必要になると判断した場合は、蓄熱を行わな
いあるいは、蓄熱(お湯を作る)するように制御データ
を変更することによって、適切かつ無駄のない蓄冷熱運
転を行うことができる。以下に、氷蓄熱における蓄熱量
の予測処理フローを、図24のフローチャートを用いて
簡単に説明する。
【0060】まず、サーバーシステム2は、運転情報デ
ータベース23dから、過去6週の同じ曜日における氷
の消費量の平均値(V)を算出し(ステップS21)、
気象情報データベースから、過去6週の同じ曜日におけ
る気象データのうち、外気温度の平均値(T)を算出し
た後(ステップS22)、気象情報提供会社7から、顧
客ビル周辺の翌日における外気温度の1日の平均値(T
f)を入手する(ステップS23)。
【0061】次に、サーバーシステム2は、TとTfと
の差異から空調負荷に与える影響(e)を算出し(ステ
ップS24)、氷の消費量(V)を(e)で補正して明
日の予想消費氷量(Va)を決定する(ステップS2
5)。サーバーシステム2は、X<Va<Yである場合
(ステップS26)、翌日の蓄熱を禁止する制御データ
を現地の制御装置32へダウンロードする(ステップS
27)。なお、Xは、予め決められた蓄冷熱不要の下限
値を示し、Yは、予め決められた蓄冷熱不要の上限値を
示す。
【0062】サーバーシステム2は、X<Va<Yでな
く(ステップS26)、Va≦Xである場合(ステップ
S28)、Vaから明日の蓄熱量と蓄熱モード(お湯を
つくる)を決定し、蓄熱制御データを現地の制御装置3
2へダウンロードする(ステップS29)。一方、サーバ
ーシステム2は、X<Va<Yでなく(ステップS2
6)、Va≦Xでもない場合(ステップS28)、Vaか
ら明日の蓄熱量と蓄冷モード(氷をつくる)を決定し、蓄
熱制御データを現地の制御装置32へダウンロードする
(ステップS30)。
【0063】ここで、図23における情報、サービス、
対価(金銭)の流れの関係は、図25に示すようにな
る。制御プログラムの更新は、運用代行会社が行い、情
報提供契約は、運用代行会社と情報提供会社間で結ばれ
る。情報提供は、情報提供会社が情報センターに対して
行い、その情報料金の支払いは、運用代行会社が情報提
供会社に対して行う。
【0064】図26は検針・課金代行業務における業務
フローを示す図である。情報センター側のサーバーシス
テム2は、顧客側の管理対象機器31の運転状態、消費
電力量、ガス量、水道量などを制御装置32から情報伝
達手段1aを介して収集して、データベース部23に蓄
積する。また、顧客は、予め自分の管理対象機器システ
ム3の制御装置32(クライアントマシン)から、課金
条件(単価、精算日など)を情報センター側のサーバー
システム2の課金情報データベース23eに登録してお
く。
【0065】情報センター側のアプリケーションサーバ
ー24は、アプリケーションプログラムによって、管理
対象機器31の運転状態と使用エネルギー(電力量、ガ
ス量、水道料)から、顧客の登録した課金条件(検針条
件)によって演算して課金結果を取得して、その課金結
果を課金結果データベース23fに格納する。情報セン
ター側のサーバーシステム32は、その課金結果を所定
の形式によって、情報伝達手段1bを介して電子メール
などの手段で顧客側の管理対象機器システム3に配信す
る。
【0066】この課金請求内容に対して、顧客は、運転
状況の内容を情報センタ−にアクセスし、課金の元とな
ったデータを確認することができる。例えば、図27、
28は顧客が制御装置32(クライアントマシン)から
情報センター側のサーバーシステム2のWWWサーバー
22にアクセスし、自分のビルの課金結果を閲覧した場
合の画面例を示す図である。この画面の元となるデータ
は、課金情報データベース23eと課金結果データベー
ス23fに格納されたデータから読み出したデータによ
って表示することができる。
【0067】図27では、合計の課金金額に加えて、空
調機1台づつの運転時間とその使用電力量およびその電
力量に対する課金金額を確認することができる。更に、
詳細情報を見たい場合は、詳細情報ボタンをクリックす
るとにより、図28に示す画面を閲覧することができ、
ここでは、各空調機一台毎の1日単位での消費電力量と
課金料金を確認することができる。このように構成する
ことで按分計算により求められる課金料金に対する信頼
性を確保して、顧客に請求金額に対する納得を得易くす
ることができる。
【0068】顧客は、検針、課金処理の業務から開放さ
れるとともに、従来、課金を行うための専用のインフラ
をビル毎に購入する必要があったが、その初期投資やそ
れらのメンテナンスを不要にすることができる。更に、
複数のビルにおける課金結果を、一カ所で処理すること
もでき、各ビル毎に人を配置する必要がなくなり、ビル
運営費用を大幅に削減することができる。
【0069】図29はテナントへの課金を電子決済する
場合の業務フローを示す図である。この図29は図26
の別の実施形態を示すものであり、課金、検針結果を配
信するまでは同じである。但し、情報センター側のサー
バーシステム2から配信する配信先を顧客(ビルオーナ
ー)ではなくテナントとし、このテナントに対して直接
配信する。
【0070】各テナントには、顧客の場合と同様、制御
装置32(クライアントマシン)があることが前提であ
り、後で述べる課金請求内容に対する内容確認を入力す
るためのアプリケーションI/Fがダウンロードされ
る。テナントオーナーは、情報センター側のサーバーシ
ステム2から配信された課金請求内容を、制御装置32
(クライアントマシン)で確認して、了承することを入
力する。
【0071】例えば、図30に示すように、管理対象機
器システム3の制御装置32において、請求内容確認画
面に承認確認用ボタンを設け、各テナントがその請求内
容を了承した場合は、その承認ボタンをクリックする。
情報センター側のサーバーシステム2は、その通知を受
け取ると、予めテナントと決済契約を締結している金融
機関側の金融機関システム51に対し、情報伝達手段1
bを介して、決済要求を送る。
【0072】そして、金融機関システム51は、決済要
求にしたがつて決済を実施し、決済の通知をテナント側
の管理対象機器システム3に対して送る。ここで、図2
6における業務に関する情報、サービス、対価(金銭)
の流れの関係は、図31に示すようになる。また、図2
9における業務に関する情報、サービス、対価(金銭)
の流れの関係は、図32に示すようになる。
【0073】前者の図31では、顧客と販売会社が代行
契約を結んでおり、その代行料金は、顧客から販売会者
へ支払われる。そして、販売会者は、情報センター側の
サーバーシステムのインフラを使用し、そのインフラ使
用料は、販売会社から情報センターへ支払われる。ま
た、後者の図32では、テナントと金融機関が決済契約
を結んでおり、その決済代金は、テナントから金融機関
へ支払われる。
【0074】図33は省エネサービス事業を実施する場
合の業務フローを示す図である。省エネ方法の提案(コ
ンサルティング)を実施して、その省エネによる削減経
費の一部を報酬として受け取る保守サービス事業におい
て、従来は、機器の運転状況やその運転状況に影響を与
える環境条件と消費エネルギーをある一定期間計測し、
省エネの評価のベースとなるエネルギー消費量を算定
し、それを評価ベースとして、提案による施策実施後の
エネルギー消費量削減分を報酬の対象としている。
【0075】この場合は、省エネサービス事業者独自に
計測設備を用意して、エネルギー診断を実施し、その結
果に基づいて省エネ提案を行い、省エネ施策を実施し、
省エネ性能維持のためのメンテナンスを実施し、省エネ
の実績検証を行い、顧客に報告するといった一連の業務
を省エネサービス業者が単独で実施していた。
【0076】ここで、省エネサービス業務のフローにつ
いて、図33に基づいて説明する。顧客の管理対象機器
31の運転状況、電力の一次側情報(電力、電圧、電
流、力率)、エネルギー使用量(電力量、ガス量、水道
量)、環境(室内温湿度、外気温湿度)は、顧客側の制
御装置32から情報センター側のサーバーシステム2の
データベース部23に定期的に収集され、過去のデータ
も含めて蓄積される。
【0077】省エネサービス事業者側の省エネサービス
事業者端末61は、情報センター側のサーバーシステム
2にアクセスし、顧客に関する上記のデータを基にベー
スになる消費エネルギー量を算出するとともに、省エネ
のための施策検討を実施し、省エネ提案として顧客に提
案して、提案内容を顧客が承認した後、省エネサービス
契約を締結する。
【0078】省エネサービス契約締結を受けて、顧客に
対して省エネ施策を実施する。この施策の中には、管理
対象機器31そのもののリニューアルや、管理対象機器
31に省エネのための装置を付加することもあるが、そ
の他に情報センター側のサーバーシステム2を介して、
管理対象機器31の制御装置32に対して最適運用のた
めの制御データをダウンロードするなどの方法も含まれ
ている。これは、例えば、実施の形態2における蓄冷熱
型空調機の最適運用がその一例である。
【0079】図34は図33の保守サービス業務におけ
る提案時の処理フローを示すフローチャートである。図
34に示すように、提案時において、省エネサービス事
業者側の省エネサービス事業者端末61は、情報センタ
ー側のサーバーシステム2の顧客情報データベース23
bや運転情報データベース23dにアクセスし、省エネ
サービス提案を行おうとする顧客とシステム規模や運転
状況が類似の顧客を検索して抽出する(ステップS4
1、42)。
【0080】その顧客が省エネ施策を実施済みであれ
ば、その内容を提案することができ、かつ、その施策に
よる省エネ効果を情報センター側のサーバーシステム2
のデータベース部23から実績としての定量データとし
て取り出すことができ、そのデータを客先に提示するこ
とができる(ステップS43)。これにより、省エネサ
ービス提案の内容がより裏付けのある内容として提案す
ることができるので、顧客への説得性を高めることがで
きる。
【0081】また、省エネ性能を維持するためのメンテ
ナンス業務を、省エネサービス業者は、サービス会社に
委託、代行させることができる。サービス会社側のサー
ビス会社端末4は、情報センター側のサーバーシステム
2からの契約内容にしたがい、顧客側の管理対象機器3
1のメンテナンスを実施する。
【0082】この時、サービス会社端末4は、情報セン
ター側のサーバーシステム2のデータベース部23から
運転状況や故障履歴情報を入手し、メンテナンスの内容
や管理対象機器31を事前に把握したうえで、メンテナ
ンスを実施することができる。このため、よりきめ細か
いメンテナンスを行うことができ、省エネ性能維持によ
り効果のあるメンスナンスを行うことができる。
【0083】省エネサービス事業者側の省エネサービス
事業者端末61は、情報センター側のサーバーシステム
2のデータベース部23に蓄積された顧客側の管理対象
機器31の運転状況、電力の一次側情報(電力、電圧、
電流、力率)、エネルギー使用量(電力量、ガス量、水
道量)、環境(室内温湿度、外気温湿度)に関する情報
から、省エネ実績を把握し、顧客に対して検証報告書を
作成する。その検証実績から省エネ分による削減経費の
一部を契約の内容に従って、報酬として省エネサービス
事業者は受け取ることになる。
【0084】以上によれば、保守サービス業者は、独自
に設備を用意する必要がなく、情報センターのデータを
基に省エネ診断から省エネ提案を実施し、省エネ施策を
実行して、その後の検証を行うことができ、設備投資が
削減できる。このため、報酬に対する利益率が上がるこ
とになる。ここで、図33における省エネサービス事業
に関する情報、サービス、対価(金銭)の流れの関係
は、図35に示すようになる。
【0085】サービス代行契約は、省エネサービス業者
とサービス会社間で結ばれ、そのサービス代行対価は、
省エネサービス業者からサービス会社へ支払われる。サ
ービス会社は、顧客に対してメンテナンスを実施し、そ
のメンテナンス実施報告書は、サービス会社から省エネ
サービス業者へ送られる。省エネ契約は、顧客と省エネ
サービス業者間で結ばれ、その報告書は、省エネサービ
ス会社から顧客へ送られる。そして、その省エネ報酬
は、顧客から省エネサービス会社へ支払われる。
【0086】図36は新機種追加における業務フローを
示す図である。メーカ側のメーカ端末6は、新機種の開
発時にその機種に独自の制御プログラムがあれば、その
制御に対応するための制御装置用のプログラムを情報セ
ンター側のサーバーシステム2に配信する。情報センタ
ー側のサーバーシステム2は、その配信された新しい制
御装置用のプログラムをデータベース部23に保存す
る。また、情報センター側のサーバーシステム2内のア
プリケーションプログラムを新機種対応に更新する必要
ある場合、メーカ側のメーカ端末6は、情報センター側
のサーバーシステム2におけるアプリケーションサーバ
24内のプログラムを更新する。
【0087】例えば、販売会社側の販売会社端末5は、
新機種の冷凍機器を顧客に販売した場合に、情報センタ
ー側のサーバーシステム2から新機種対応の制御装置の
アプリケーションプログラムを現地の制御装置32に対
して、通信手段1aを介して遠隔ローディング部32c
によってダウンロードする。これによって、新機種に対
しても、遠隔運用のシステムの対象機器として取り込む
ことができる。
【0088】このように、メーカ側のメーカ端末6は、
新機種の開発時に各ビルに新機種の管理対象機器31が
導入される毎に、現地の制御装置32の制御プログラム
を変更するたのROM交換などの手間をかけず(物流の
省略)に、情報センター側のサーバーシステム2に対し
てのみ変更を行うことで済ませることができ、大幅な経
費の節減を行うことができる。
【0089】また、メーカ側のメーカ端末6は、情報セ
ンター側のサーバーシステム2と情報伝達手段1bによ
り接続されることにより、各顧客の管理対象機器31の
運転状況や故障の発生状況などを、サーバーシステム2
のデータベース部23にアクセスすることができ、そこ
から得られる情報を次の製品開発に生かすことができ
る。ここで、ここで、図36における新機種追加に関す
る情報、サービス、対価(金銭)の流れの関係は、図3
7に示すようになる。
【0090】管理対象機器の運転状況情報は、情報セン
ター側からメーカ側へ送られ、管理対象機器の新機種対
応プログラムは、メーカから情報センター側へ送られて
更新される。そのプログラム更新対価は、情報センター
からメーカへ支払われる。販売会社が顧客に対して新機
種の販売を行うと、顧客は、その販売代金を販売会社へ
支払う。新機種の追加情報は、販売会社から情報センタ
ーへ送られ、新機種対応プログラムは、情報センターか
ら顧客に送られ、その新機種のプログラムの更新対価
は、顧客から情報センターへ送られる。
【0091】上記した全ての実施の形態において、販売
会社、省エネサービス事業者は、次のような販売の仕組
みによって資金調達を実施し、ビジネスを行うこともで
きる。販売会社またはサービス事業者は、運用対象のビ
ルに設置される制御装置32(クライアントマシン)と
いった機器(ハードウェア)とその設置工事をビルオー
ナーに対して無償で貸与することによって、この事業を
実施することもできる。なお、制御装置32は、クライ
アントマシンで構成する場合を説明したが、クライアン
トマシンと別個に構成してもよい。
【0092】すなわち、販売会社または省エネサービス
事業者は、遠隔運用の契約において、その設備、工事費
用の回収分を含んだ料金設定を行うことにより、貸与に
要する費用を賄うことができる。これによって、ビルオ
ーナーは、遠隔運用を導入するに当たっての多額の初期
投資費用を用意する必要がなく、導入し易くすることが
できる。
【0093】また、販売会社は、貸与のための設備・工
事に必要な資金を金融機関とファイナンス契約を締結す
ることにより、借入金として調達し、その元金、金利を
含めて、ビルオーナーからの遠隔運用の契約代金として
回収することもできる。また、貸与する機器としては、
図3に示す全ての機器31〜35が対象であっても構わ
ない。ここで、この方法による業務フローにおける情
報、サービス、対価(金銭)の流れの関係は、図38に
示すようになる。
【0094】
【発明の効果】本発明は、通信媒体を介して提供される
契約情報を契約情報記憶手段に記憶しておき、その契約
情報に基づいて管理対象機器を制御するための制御情報
を、制御情報配信手段により、通信媒体を介して管理対
象機器システムへ配信するように構成することにより、
管理対象機器システムは、契約情報を基に通信媒体を介
して配信された管理対象機器制御用情報により管理対象
機器を制御することができ、契約情報に従った木目細か
い制御を行うことができる。
【0095】また、サーバーシステムにおいて、スケジ
ュール制御情報作成手段により、通信媒体を介して提供
されるスケジュール情報に基づいてスケジュール制御情
報を作成し、制御情報配信手段により、作成されたスケ
ジュール制御情報を管理対象機器システムへ配信するよ
うに構成することにより、管理対象機器システムは、ス
ケジュール情報に従って管理対象機器を制御することが
できる。
【0096】また、サーバーシステムにおいて、スケジ
ュール制御情報作成手段により、通信媒体を介してサー
ビス会社から提供されるスケジュール情報に基づいてス
ケジュール制御情報を作成するように構成することによ
り、スケジュール情報の提供をサービス会社に管理させ
ることができ、スケジュール情報を効率よく作成するこ
とができる。
【0097】また、サーバーシステムにおいて、アプリ
ケーション実行用のインタフェース情報を、インタフェ
ース情報送信手段により、通信媒体を介して管理対象機
器システムへ送信するように構成することにより、サー
バシステムが提供するアプリケーションの実行を管理対
象機器システム側で効率よく行うことができる。
【0098】また、サーバーシステムにおいて、スケジ
ュール制御情報作成手段により、通信媒体を介して提供
された将来の予測気象情報に基づいてスケジュール制御
情報を作成するように構成することにより、将来の予測
気象情報を加味した管理対象機器のスケジュール制御情
報を作成することができる。
【0099】また、サーバーシステムにおいて、制御情
報作成手段により、通信媒体を介して提供された管理対
象機器の運転情報に基づいて管理対象機器の制御情報を
作成するように構成することにより、管理対象機器の運
転情報を加味した管理対象機器の制御情報を作成するこ
とができる。
【0100】また、サーバーシステムにおいて、制御情
報変更手段により、通信媒体を介して提供された将来の
予測気象情報に基づいて、作成された管理対象機器の制
御情報を変更するように構成することにより、将来の予
測気象情報に従って管理対象機器の制御情報を変更する
ことができ、将来の予測気象情報に応じた木目細かい制
御を行うことができる。
【0101】また、サーバーシステムにおいて、課金結
果情報作成手段により、通信媒体を介して提供された管
理対象機器の運転情報と課金条件情報に基づいて課金結
果情報を作成し、課金結果情報送信手段により、作成さ
れた課金結果情報を管理対象機器システムへ送信するよ
うに構成することにより、管理対象機器システム側で、
管理対象機器の課金内容を把握することができる。
【0102】また、サーバーシステムにおいて、通信媒
体を介して送信された課金結果了承情報に基づいて決済
承認と判断した場合、決済要求情報送信手段により、通
信媒体を介して決済要求情報を金融機関システムに送信
するように構成することにより、課金結果が了承されて
決済が締結されると、金融機関システムに決済を効率よ
く行わせることができる。
【0103】また、サーバーシステムにおいて、省エネ
情報作成手段により、通信媒体を介して送信された管理
対象機器の運転情報に基づいて管理対象機器の省エネ情
報を作成し、作成された管理対象機器の省エネ情報を、
省エネ情報送信手段により、通信媒体を介して省エネサ
ービス会社端末へ送信するように構成することにより、
省エネサービス会社側で管理対象機器の省エネ内容を効
率よく把握させることができる。
【0104】また、サーバーシステムにおいて、メンテ
ナンス情報作成手段により、通信媒体を介して送信され
た管理対象機器の運転情報に基づいて管理対象機器のメ
ンテナンス情報を作成し、作成された管理対象機器のメ
ンテナンス情報を、メンテナンス情報送信手段により、
通信媒体を介してサービス会社端末へ送信するように構
成することにより、サービス会社側で管理対象機器のメ
ンテナンス内容を予め把握することができ、効率よくメ
ンテナンスを実施することができる。
【0105】また、サーバーシステムにおいて、新機種
対応プログラム送信手段により、通信媒体を介して送信
された管理対象機器における新機種対応プログラムを管
理対象機器システムへ送信するように構成することによ
り、管理対象機器システム側で新機種の管理対象機器に
対して効率よく対応することができる。
【0106】本発明は、管理対象機器と、管理対象機器
を制御する管理対象機器制御手段とを有し、管理対象機
器制御手段により、通信媒体を介して提供される制御情
報に基づいて管理対象機器を制御するように構成するこ
とにより、通信媒体を介して提供される制御情報に従っ
て管理対象機器を制御することができる。
【0107】また、管理対象機器システムにおいて、運
転情報収集手段により、管理対象機器の運転情報を収集
し、収集された運転情報に基づいて管理対象機器が異常
であると判断した場合、異常通知手段により、その管理
対象機器の異常をサーバーシステムへ通知するように構
成することにより、管理対象機器に異常があると、サー
バーシステム側でその異常を効率よく認識することがで
きる。
【0108】また、管理対象機器システムにおいて、管
理対象機器制御手段により、通信媒体を介して提供され
るスケジュール制御情報に基づいて管理対象機器を制御
するように構成することにより、スケジュール制御情報
に従った管理対象機器の木目細かい制御を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1における冷熱機器
の遠隔運用システムのシステム構成図である。
【図2】 図1に示すサーバーシステムのシステム構成
図である。
【図3】 図1に示す冷熱機器システムのシステム構成
図である。
【図4】 図2に示すデータベース部の構成を示す図で
ある。
【図5】 図4に示す現地管理データベースの内容を示
す図である。
【図6】 図4に示す顧客情報データベースの内容を示
す図である。
【図7】 図4に示す契約情報データベースの内容を示
す図である。
【図8】 図4に示す運転情報データベースの内容を示
す図である。
【図9】 図4に示す課金情報データベースの内容を示
す図である。
【図10】 図4に示す課金結果データベースの内容を
示す図である。
【図11】 図4に示すスケジュールデータベースの内
容を示す図である。
【図12】 図1に示すサーバーシステムと各事業者端
末間の情報伝達手段による情報伝達の仕組みを示す図で
ある。
【図13】 販売会社端末と管理対象機器システム間
で、遠隔スケジュール運用の契約が成立した場合の各事
業者側の動作を示す図である。
【図14】 図13に示すサーバーシステム、管理対象
機器システムにおけるスケジュールデータの処理フロー
を示すフローチャートである。
【図15】 管理対象機器システムにおける制御装置に
配信されるスケジュール制御データのフォーマットの一
例を示す図である。
【図16】 図13における業務に伴う情報、サービ
ス、対価(金銭)の流れを示す図である。
【図17】 顧客が運用スケジュールを入力する代わり
に入力業務をサービス会社に委託する場合の業務フロー
を示す図である。
【図18】 図17における情報、サービス、対価(金
銭)の流れを示す図である。
【図19】 スケジュール運用代行を行う場合の別の業
務フローを示す図である。
【図20】 図19のスケジュール運用代行を行う場合
におけるスケジュールデータのフォーマットを示す図で
ある。
【図21】 気象データをスケジュールデータの決定に
使う場合の処理フローを示すフローチャートである。
【図22】 図19における情報、サービス、対価(金
銭)の流れを示す図である。
【図23】 氷蓄熱制御の最適運用業務フローを示す図
である。
【図24】 図23における氷蓄熱の蓄熱量の予測処理
フローを示すフローチャートである。
【図25】 図23における情報、サービス、対価(金
銭)の流れを示す図である。
【図26】 検針・課金代行業務における業務フローを
示す図である。
【図27】 顧客が制御装置からサーバーシステムのW
WWサーバーにアクセスして自分のビルの課金結果を閲
覧した場合の画面例を示す図である。
【図28】 顧客が制御装置からサーバーシステムのW
WWサーバーにアクセスして自分のビルの課金結果を閲
覧した場合の画面例を示す図である。
【図29】 テナントへの課金を電子決済する場合の業
務フローを示す図である。
【図30】 承認確認用ボタンを設けた請求内容確認画
面を示す図である。
【図31】 図26における業務に関する情報、サービ
ス、対価(金銭)の流れを示す図である。
【図32】 図29における業務に関する情報、サービ
ス、対価(金銭)の流れを示す図である。
【図33】 省エネサービス事業を実施する場合の業務
フローを示す図である。
【図34】 省エネサービス業務における提案時の処理
フローを示すフローチャートである。
【図35】 省エネサービス事業に関する情報、サービ
ス、対価(金銭)の流れを示す図である。
【図36】 新機種追加における業務フローを示す図で
ある。
【図37】 新機種追加に関する情報、サービス、対価
(金銭)の流れを示す図である。
【図38】 業務フローにおける情報、サービス、対価
(金銭)の流れを示す図である。
【符号の説明】
1a、1b 情報伝達手段、2 サーバシステム、3
冷熱機器システム、4運用サービス会社端末、5 販売会
社端末、6 メーカ端末、7 情報提供会社端末、21
プログラム配信手段、22 WWWサーバー、23
データベース部、23a 現地管理データベース、23
b 顧客情報データベース、23c契約情報データベー
ス、23d 運転情報データベース、23e 課金情報
データベース、23f 課金結果データベース、23g
スケジュールデータベース、24 アプリケーション
サーバー、24a アプリケーション実行部、25イン
タフェース部分、31 管理対象機器、32 制御装
置、32a アプリケーションプログラム部、32b
データベース部、32c 遠隔ローディング部、32d
通信部、33〜35 計測手段、51 金融機関シス
テム、61 保守サービス事業者端末。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 5K101 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B (72)発明者 服部 真司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中村 慎二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 康夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA08 CC19 DD08 EE22 3L061 BA05 BB03 5B049 BB00 BB46 CC21 CC32 CC36 CC45 DD01 DD05 EE01 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B055 BB20 CB09 CC10 CC11 EE02 EE21 EE27 NA01 PA02 PA34 5K048 AA16 BA08 BA51 CA11 DC04 DC07 EB02 EB10 EB11 FC01 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体を介して提供される契約情報を
    記憶する契約情報記憶手段と、契約情報に基づいて管理
    対象機器を制御するための制御情報を、通信媒体を介し
    て管理対象機器システムへ配信する制御情報配信手段と
    を有することを特徴とするサーバーシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサーバーシステムにお
    いて、通信媒体を介して提供されるスケジュール情報に
    基づいてスケジュール制御情報を作成するスケジュール
    制御情報作成手段を有し、制御情報配信手段は、作成さ
    れたスケジュール制御情報を管理対象機器システムへ配
    信することを特徴とするサーバーシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のサーバーシステムにお
    いて、スケジュール制御情報作成手段は、通信媒体を介
    してサービス会社から提供されるスケジュール情報に基
    づいてスケジュール制御情報を作成することを特徴とす
    るサーバーシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載のサーバーシステ
    ムにおいて、アプリケーション実行用のインタフェース
    情報を、通信媒体を介して管理対象機器システムへ送信
    するインタフェース情報送信手段を有することを特徴と
    するサーバーシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のサーバーシステムにお
    いて、スケジュール制御情報作成手段は、通信媒体を介
    して提供された将来の予測気象情報に基づいてスケジュ
    ール制御情報を作成することを特徴とするサーバーシス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のサーバーシステムにお
    いて、通信媒体を介して提供された管理対象機器の運転
    情報に基づいて管理対象機器の制御情報を作成する制御
    情報作成手段を有することを特徴とするサーバーシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のサーバーシステムにお
    いて、通信媒体を介して提供された将来の予測気象情報
    に基づいて、作成された管理対象機器の制御情報を変更
    する制御情報変更手段を有することを特徴とするサーバ
    ーシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のサーバーシステムにお
    いて、通信媒体を介して提供された管理対象機器の運転
    情報と課金条件情報に基づいて課金結果情報を作成する
    課金結果情報作成手段と、作成された課金結果情報を管
    理対象機器システムへ送信する課金結果情報送信手段と
    を有することを特徴とするサーバーシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のサーバーシステムにお
    いて、通信媒体を介して送信された課金結果了承情報に
    基づいて決済承認と判断した場合、通信媒体を介して決
    済要求情報を金融機関システムに送信する決済要求情報
    送信手段を有することを特徴とするサーバーシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のサーバーシステムに
    おいて、通信媒体を介して送信された管理対象機器の運
    転情報に基づいて管理対象機器の省エネ情報を作成する
    省エネ情報作成手段と、作成された管理対象機器の省エ
    ネ情報を、通信媒体を介して省エネサービス会社端末へ
    送信する省エネ情報送信手段とを有することを特徴とす
    るサーバーシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のサーバーシステムに
    おいて、通信媒体を介して送信された管理対象機器の運
    転情報に基づいて管理対象機器のメンテナンス情報を作
    成するメンテナンス情報作成手段と、作成された管理対
    象機器のメンテナンス情報を、通信媒体を介してサービ
    ス会社端末へ送信するメンテナンス情報送信手段とを有
    することを特徴とするサーバーシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のサーバーシステムに
    おいて、通信媒体を介して送信された管理対象機器にお
    ける新機種対応プログラムを管理対象機器システムへ送
    信する新機種対応プログラム送信手段を有することを特
    徴とするサーバーシステム。
  13. 【請求項13】 管理対象機器と、管理対象機器を制御
    する管理対象機器制御手段とを有し、管理対象機器制御
    手段は、通信媒体を介して提供される制御情報に基づい
    て管理対象機器を制御することを特徴とする管理対象機
    器システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の管理対象機器シス
    テムにおいて、管理対象機器の運転情報を収集する運転
    情報収集手段と、収集された運転情報をサーバーシステ
    ムへ通知する運転情報通知手段とを有することを特徴と
    する管理対象機器システム。
  15. 【請求項15】 請求項13乃至14に記載の管理対象
    機器システムにおいて、管理対象機器制御手段は、通信
    媒体を介して提供されるスケジュール制御情報に基づい
    て管理対象機器を制御することを特徴とする管理対象機
    器システム。
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