JP2011013471A - 検査回路構造及びディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイパネルの表示領域の外側に検査回路構造を有する構成において、当該表示領域の外側の面積を小さくする。
【解決手段】表示領域12の外側に形成された検査回路構造が、隣接する2本の信号線5に接続された電流路を有するスイッチ素子33,34と、隣接する2本の走査線4に接続された電流路を有するスイッチ素子36,37と、スイッチ素子33とスイッチ素子34の接続点に接続された配線31と、素子36と素子37の接続点に接続された配線39と、素子33,34,36,37の制御端子に接続された配線32と、を有する。配線32を介して信号電圧を印加してこれら素子33,34,36,37の電流路を導通状態にし、配線31及び配線39からこれら素子33,34,36,37を介して各信号線5及び各走査線4に検査用信号を供給し、表示領域12の複数の画素の検査を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、検査回路構造及びディスプレイパネルに関する。
液晶ディスプレイパネルや有機ELディスプレイパネルには、表示領域内に走査線、信号線及びTFT等が形成されたアクティブマトリクス駆動型のものがある。アクティブマトリクス駆動型ディスプレイパネルにICチップや可撓性回路シート等を取り付けて、それを出荷する。
ところで、ディスプレイパネルの製造工程における様々な要因によって、不良品が発生することがあるので、ICチップや可撓性回路シート等を無駄に使用しないために、ICチップや可撓性回路シート等をディスプレイパネルに取り付ける前に、ディスプレイパネルの表示検査を行うための検査回路構造をディスプレイパネルの表示領域の外側に形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
ディスプレイパネルの検査を行うために、ディスプレイパネルの製造時において走査線、信号線及びTFT等のパターニングと同時に、表示領域の外側に検査回路構造もパターニングする。検査回路構造は、各走査線や各信号線に接続された複数のスイッチ素子(TFT)等からなる。そして、検査時に各スイッチ素子をオン状態にし、走査線や信号線に信号を入力して、表示領域の表示状態が良好であるか不良であるかを検査する。
特開2006−276368号公報
ところで、検査用のスイッチ素子は走査線、信号線ごとに設けられている。そのため、検査用のスイッチ素子が形成されている領域が大きくなる。つまり、ディスプレイパネルの全体の面積に対して、表示領域の外側の面積の割合が増えてしまうとともに表示領域の面積の割合が減ってしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ディスプレイパネルの表示領域の外側に検査回路構造を有する構成において、ディスプレイパネルの表示領域の外側の面積を小さくできるようにすることである。
以上の課題を解決するために、本発明によれば、
検査回路構造が、
複数の信号線と、前記複数の信号線に交差して配列された複数の走査線と、前記各信号線と前記各走査線の交点近傍に配設された複数の画素とを有する表示領域を備えるディスプレイパネルに形成される、前記各画素の検査を行うための検査回路構造であって、
前記表示領域の外側に形成され、隣接する2本の前記信号線又は隣接する2本の前記走査線に電流路の一端が接続され、前記電流路が接続された2つのスイッチ素子と、
前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子を介して前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線に検査用信号を供給する第1の検査用配線と、
前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子に、該各スイッチ素子の導通状態を制御する制御信号を供給する第2の検査用配線と、
を備えることとした。
好ましくは、前記2つのスイッチ素子は第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを有し、前記第1のスイッチ素子の電流路の一端と前記第2のスイッチ素子の電流路の一端が前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線にそれぞれ接続され、
前記第1の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の電流路の接続点に接続され、前記第2の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の制御端子に共通に接続されていることとした。
好ましくは、前記第2の検査用配線は前記制御信号が印加される制御信号入力端子を有し、該入力端子に、前記制御信号として、前記各画素の検査を実行するときに前記各スイッチ素子の電流路を導通状態とする第1の信号電圧が印加され、前記各画素の検査を実行しないときに前記各スイッチ素子の電流路を非導通状態とする第2の信号電圧が印加されることとした。
好ましくは、前記第1の検査用配線は、前記隣接する2本の信号線に前記検査用信号を供給する信号線検査用配線と、前記隣接する2本の走査線に前記検査用信号を供給する走査線検査用配線と、を有し、前記信号線検査用配線は前記検査用信号が印加される第1の検査用信号入力端子を有し、前記走査線検査用配線は前記検査用信号が印加される第2の検査用信号入力端子を有することとした。
好ましくは、前記検査回路構造が、前記第1の検査用配線からその第1の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列された複数の共通入力電極と、前記第2の検査用配線は前記第1の検査用配線に沿って形成され、該第2の検査用配線からその第2の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列され、前記各共通入力電極の両側に配置された複数の制御電極と、前記各制御電極の両側のうち前記共通入力電極の反対側に配置され、櫛歯状に配列され、前記複数の走査線又は前記複数の信号線にそれぞれ接続された複数の出力電極と、を備え、前記第1のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極の一方の片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成され、前記第2のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極の他方の片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成されていることとした。
好ましくは、前記複数の共通入力電極は前記第2の検査用配線を跨るようにして設けられていることとした。
好ましくは、前記ディスプレイパネルは、前記表示領域の外側に形成され、複数の接続パッドを有するドライバ搭載領域と、前記表示領域の外側に形成され、前記複数の信号線及び前記複数の走査線と前記複数の接続パッドとを接続する引き回し配線群と、を有し、前記各スイッチ素子は、前記表示領域の外側における前記引き回し配線群が設けられていない側に設けられていることとした。
好ましくは、前記ディスプレイパネルは、前記表示領域の外側に形成され、複数の接続パッドを有するドライバ搭載領域と、前記表示領域の外側に形成され、前記複数の信号線の端部及び前記複数の走査線の端部と前記複数の接続パッドとを接続する引き回し配線群と、を有し、前記各スイッチ素子は、前記表示領域の外側における前記複数の信号線の端部及び前記複数の走査線の端部の近傍に設けられていることとした。
好ましくは、前記ディスプレイパネルは、前記表示領域の外側に形成された、前記複数の信号線及び前記複数の走査線に接続される複数の接続パッドを有するドライバ搭載領域を有し、前記各スイッチ素子は、前記複数の接続パッドに接続されて、前記ドライバ搭載領域に設けられていることとした。
本発明によれば、ディスプレイパネルが、複数の信号線と、前記複数の信号線に交差して配列された複数の走査線と、前記各信号線と前記各走査線の交点近傍に配設された複数の画素と、が形成された表示領域と、前記表示領域の外側に形成され、隣接する2本の前記信号線又は隣接する2本の前記走査線に電流路の一端が接続され、前記電流路が接続された2つのスイッチ素子と、前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子を介して前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線に検査用信号を供給する第1の検査用配線と、前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子に、該各スイッチ素子の導通状態を制御する制御信号を供給する第2の検査用配線と、を備えることとした。
好ましくは、前記2つのスイッチ素子は第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを有し、前記第1のスイッチ素子の電流路の一端と前記第2のスイッチ素子の電流路の一端が前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線にそれぞれ接続され、前記第1の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の電流路の接続点に接続され、前記第2の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の制御端子に共通に接続されていることとした。
好ましくは、前記第2の検査用配線は前記制御信号が印加される制御信号入力端子を有し、該入力端子に、前記制御信号として、前記各画素の検査を実行するときに前記各スイッチ素子の電流路を導通状態とする第1の信号電圧が印加され、前記各画素の検査を実行しないときに前記各スイッチ素子の電流路を非導通状態とする第2の信号電圧が印加されることとした。
好ましくは、前記第1の検査用配線は、前記隣接する2本の信号線に前記検査用信号を供給する信号線検査用配線と、前記隣接する2本の走査線に前記検査用信号を供給する走査線検査用配線と、を有し、前記信号線検査用配線は前記検査用信号が印加される第1の検査用信号入力端子を有し、前記走査線検査用配線は前記検査用信号が印加される第2の検査用信号入力端子を有することとした。
好ましくは、前記ディスプレイパネルは、前記第1の検査用配線からその第1の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列された複数の共通入力電極と、前記第2の検査用配線は前記第1の検査用配線に沿って形成され、該第2の検査用配線からその第2の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列され、前記各共通入力電極の両側に配置された複数の制御電極と、前記各制御電極の両側のうち前記共通入力電極の反対側に配置され、櫛歯状に配列され、前記複数の走査線又は前記複数の信号線にそれぞれ接続された複数の出力電極と、を備え、前記第1のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極の片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成され、前記第2のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極のもう片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成されていることとした。
好ましくは、前記複数の共通入力電極は前記第2の検査用配線を跨るようにして設けられていることとした。
本発明によれば、第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子を高密度に配置することができる。そのため、第1のスイッチ素子及び第2のスイッチ素子が形成されている領域を小さくすることができ、表示領域の外側の領域の面積を小さくすることができる。
本発明の実施の形態におけるディスプレイパネルの平面図である。 同実施形態におけるディスプレイパネルの概略平面図である。 同実施形態におけるディスプレイパネルの等価回路図である。 図1に示されたA部を拡大して示した平面図である。 図4に示されたV−Vに沿った面の断面図である。 図4に示されたV−Vに沿った面の断面図である。 図1に示されたB部を拡大して示した平面図である。 図7に示されたVIII−VIIIに沿った面の断面図である。 図7に示されたVIII−VIIIに沿った面の断面図である。 検査用配線の端部における検査用パッド部の断面図である。 検査用配線の端部における検査用パッド部の断面図である。 変形例におけるディスプレイパネルの概略平面図である。 変形例におけるディスプレイパネルの概略平面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、検査対象のディスプレイパネル1の概略平面図である。図2は、ディスプレイパネル1の概略平面図である。図3は、ディスプレイパネル1の等価回路図である。
このディスプレイパネル1は、アクティブマトリクス駆動方式のものである。このディスプレイパネル1では、TFT基板2に対向基板3が対向し、対向基板3の縁部分に沿って枠状に設けられたシール材がTFT基板2と対向基板3との間に挟持され、そのシール材によってTFT基板2と対向基板3が接着されている。TFT基板2と対向基板3との間であってシール材の内側には液晶が封入されている。
TFT基板2のサイズは対向基板3のサイズよりも大きく、TFT基板2の一部が対向基板3の縁からはみ出ている。TFT基板2と対向基板3が重なった部分が表示領域12である。TFT基板2の表示領域12内には、複数の走査線4が互いに平行となって水平方向(横方向)に延びるように設けられているとともに、複数の信号線5が互いに平行となって垂直方向(縦方向)に延びるように設けられている。また、TFT基板2には複数の画素スイッチ素子6及び複数の画素電極が形成され、これら画素スイッチ素子6がマトリクス状に配列されているとともに、これら画素電極がTFT基板2の表面においてマトリクス状に配列されている。画素スイッチ素子6が走査線4と信号線5の各交差部に配置されている。画素スイッチ素子6は薄膜トランジスタであり、画素スイッチ素子6のゲート電極が走査線4に接続され、画素スイッチ素子6のソース電極、ドレイン電極の一方が信号線5に接続され、他方が透明な画素電極に接続されている。一方、対向基板3の両面のうちTFT基板2に向き合う面に透明な共通電極が成膜され、画素電極と共通電極との間に液晶が挟まれ、画素電極と共通電極の間に液晶キャパシタ7が構成される。1つの画素スイッチ素子6と1つの液晶キャパシタ7が1画素を構成している。なお、各画素は更に画素電極と保持容量電極により形成され、信号線5より書き込まれた電荷を保持するための保持容量Csを有するが、図3においては便宜上省略した。
図1に示すように、TFT基板2のうち対向基板3の縁からはみ出た部分の表面には複数の接続パッド40と端子32bとが形成されたチップ搭載領域10があり、そのチップ搭載領域10の上には、検査後にICチップが搭載される。チップ搭載領域10上に搭載されるICチップには、ディスプレイパネル1を駆動するドライバが内蔵されている。
また、TFT基板2のうち対向基板3の縁からはみ出た部分には、配線群8及び配線群9が形成されている。配線群8はチップ搭載領域10の各接続パッド40と複数の走査線4とを接続する複数の引き回し配線の集まりであり、引き回し配線は表示領域12から延長された複数の走査線4の端部に接続されて、各走査線4の端部からチップ搭載領域10の各接続パッドにかけて形成されている。配線群9はチップ搭載領域10の各接続パッド40と複数の信号線5とを接続する複数の引き回し配線の集まりであり、引き回し配線は表示領域12から延長された複数の信号線5の端部に接続されて、各信号線5の端部からチップ搭載領域10の各接続パッド40にかけて形成されている。
TFT基板2のうち対向基板3に重なった部分(表示領域12)の外側の領域11には、検査回路構造が形成されている。領域11内に形成された検査回路構造について図2〜図6を用いて説明する。図4は、図1に示されたA領域を拡大して示した平面図である。図5、図6は、図4に示されたV−Vに沿った面の矢視断面図である。なお、図4では、図面を見やすくするために配線及び電極を示す。
図2〜図4に示すように、領域11には、検査用配線31,32,39が形成されている。検査用配線31,32,39は、例えば対向基板3の縁(表示領域12の上の縁)に沿うとともに、互いに平行に設けられている。
一方、信号線5は表示領域12からその表示領域12の上の領域11に延長するように設けられている。これら最も左端にある信号線5を一番目としてその信号線5から数えて奇数番目の信号線5はスイッチ素子33を介して検査用配線31に接続され、偶数番目の信号線5はスイッチ素子34を介して検査用配線31に接続され、検査用配線31の一端は検査用パッドをなす端子31bに接続されている。端子31bは本発明の第1の検査用信号入力端子に相当する。
これらスイッチ素子33とスイッチ素子34が、水平方向(走査線4に平行な方向)に沿って一列に配列されている。即ち、これらスイッチ素子33とスイッチ素子34は、表示領域12の上の縁に沿って一列に配列されている。また、スイッチ素子33とスイッチ素子34が交互になるように配列されている。
図3、図4に示すように、スイッチ素子33,34は薄膜トランジスタである。本実施形態におけるスイッチ素子33,34をなす薄膜トランジスタはnチャネル型の薄膜トランジスタである。スイッチ素子33は、ソース電極33aと共通ドレイン電極35とゲート電極33bとを有して、ソース電極33aと共通ドレイン電極35との間に電流路を有する。スイッチ素子34は、ソース電極34aと共通ドレイン電極35とゲート電極34bとを有して、ソース電極34aと共通ドレイン電極35との間に電流路を有する。
スイッチ素子33のソース電極33aは、奇数番目の信号線5に接続されて、信号線5と一体成形されている。スイッチ素子34のソース電極34aは、偶数番目の信号線5に接続されて、信号線5と一体成形されている。これらソース電極33aとソース電極34aは、検査用配線31,32に沿って一列に配列されている。また、これらソース電極33aとソース電極34aが交互になるように配列されている。
スイッチ素子33のゲート電極33bは、検査用配線32に接続されて、検査用配線32と一体成形されたものである。スイッチ素子34のゲート電極34bは、検査用配線32に接続されて、検査用配線32と一体成形されたものである。ゲート電極33b,34bは制御電極である。検査用配線32の一端はチップ搭載領域10に形成された端子32bに接続されている。端子32bは本発明における制御信号入力端子に相当する。
これらゲート電極33bとゲート電極34bは、交互になって、検査用配線32に沿って櫛歯状に配列されている。これらゲート電極33b,34bは何れも、検査用配線32から検査用配線32の片側に延び出ており、これらゲート電極33b、34bの延び出る向きは、検査用配線32に対して直交する向きであって、表示領域12に向かう向きである。平面視して、検査用配線32と、複数のゲート電極33bと、複数のゲート電極34bによって櫛形を成しており、ゲート電極33b、ゲート電極34bが歯部となっている。
スイッチ素子33のドレイン電極と、それの一方の隣のスイッチ素子34のドレイン電極が共通しており、スイッチ素子33のドレイン電極とそれの一方の隣のスイッチ素子34のドレイン電極が共通ドレイン電極35となっている。共通ドレイン電極35は、検査用配線31に接続されて、検査用配線31と一体成形されている。
複数の共通ドレイン電極35は、検査用配線31に沿って櫛歯状に配列されている。また、これら共通ドレイン電極35は、検査用配線31から検査用配線31の片側に延び出ており、これら共通ドレイン電極35の延び出る向きは、検査用配線31に対して直交する向きであって、表示領域12に向かう向きである。また、共通ドレイン電極35は、検査用配線31からソース電極33aとソース電極34aの間に延出している。また、共通ドレイン電極35は、検査用配線32を跨るようにして設けられている。平面視して、検査用配線31と、複数の共通ドレイン電極35によって櫛形を成しており、共通ドレイン電極35が歯部となっている。
また、平面視して、共通ドレイン電極35の両側にゲート電極33b、34bがそれぞれ配置され、共通ドレイン電極35の片側がゲート電極33bの片側に重なり、ゲート電極33bのもう片側がソース電極33aに重なっている。共通ドレイン電極35のもう片側がゲート電極34bの片側に重なり、ゲート電極34bのもう片側がソース電極34aに重なっている。
図5に示すように、ゲート電極33b及びゲート電極34bは、TFT基板2のベースとなるガラス基板21の上に形成されている。検査用配線32もガラス基板21の上に形成されている。図3に示された走査線4や画素スイッチ素子6のゲート電極もガラス基板21の上に形成されている。ガラス基板21上にゲート絶縁膜22が成膜され、ゲート電極33b、ゲート電極34b、検査用配線32、走査線4及び画素スイッチ素子6のゲート電極がゲート絶縁膜22によって被覆されている。
ゲート絶縁膜22の上であってゲート電極33b,34bに対応する位置には、スイッチ素子33,34に共通の半導体膜33dが形成されている。半導体膜33dの上であってゲート電極33bに対応する位置には、チャネル保護膜33eが形成され、半導体膜33dの上であってゲート電極34bに対応する位置には、チャネル保護膜34eが形成されている。半導体膜33dの上であってチャネル保護膜33e,34eの間に不純物半導体膜33fが形成され、その不純物半導体膜33fの上に共通ドレイン電極35が形成されている。また、半導体膜33dの上に不純物半導体膜33gが形成され、その不純物半導体膜33gが不純物半導体膜33fに対して離れており、その不純物半導体膜33gの上にソース電極33aが形成されている。半導体膜33dの上に不純物半導体膜34gが形成され、その不純物半導体膜33g,33fから離れており、その不純物半導体膜34gの上にソース電極34aが形成されている。
表示領域12においては、画素スイッチ素子6の半導体膜、2つの不純物半導体膜、チャネル保護膜、ソース電極及びドレイン電極がゲート絶縁膜22の上に形成されている。また、信号線5もゲート絶縁膜22の上に形成されている。
ゲート絶縁膜22上に絶縁性のオーバーコート膜23が成膜されている。スイッチ素子,34の半導体膜33d、チャネル保護膜33e,34e、不純物半導体膜33g,34g、ソース電極33a,34a、不純物半導体膜33f及び共通ドレイン電極35がオーバーコート膜23によって被覆されている。検査用配線31もオーバーコート膜23によって被覆されている。また、画素スイッチ素子6の半導体膜、2つの不純物半導体膜、チャネル保護膜、ソース電極及びドレイン電極もオーバーコート膜23によって被覆されている。信号線5もオーバーコート膜23によって被覆されている。
なお、図5では、半導体膜33dがスイッチ素子33,34に共通したものであるが、図6に示すように、スイッチ素子33の半導体膜33hとスイッチ素子34の半導体膜34hが分かれていてもよい。また、不純物半導体膜33fがスイッチ素子33,34に共通したものであるが、スイッチ素子33とスイッチ素子34ごとに分割されていてもよい。
図7は、図1に示されたB領域を拡大して示した平面図である。なお、図7では、図面を見やすくするために配線及び電極を示す。
図7に示すように、表示領域12の右外側には、検査用配線32に加えて、検査用配線39が形成されている。検査用配線32,39は、表示領域12の右の縁に沿うとともに、互いに平行に設けられている。
一方、走査線4は表示領域12からその表示領域12の右の領域11に延長するように設けられている。これら最も上端にある走査線4を一番目としてその走査線4から数えて奇数番目の走査線4はスイッチ素子36を介して検査用配線39に接続され、偶数番目の走査線4はスイッチ素子37を介して検査用配線39に接続され、検査用配線39の一端は検査用パッドをなす端子39bに接続されている。端子39bは本発明の第2の検査用信号入力端子に相当する。
これらスイッチ素子36とスイッチ素子37が、垂直方向(信号線5に平行な方向)に沿って一列に配列されている。即ち、これらスイッチ素子36とスイッチ素子37は、表示領域12の右の縁に沿って一列に配列されている。また、スイッチ素子36とスイッチ素子37が交互になるように配列されている。
図3、図7スイッチ素子36,37は薄膜トランジスタである。本実施形態におけるスイッチ素子36,37をなす薄膜トランジスタはnチャネル型の薄膜トランジスタである。スイッチ素子36は、ソース電極36aと共通ドレイン電極38とゲート電極36bとを有して、ソース電極36aと共通ドレイン電極38との間に電流路を有する。スイッチ素子37は、ソース電極37aと共通ドレイン電極38とゲート電極37bとを有し、ソース電極37aと共通ドレイン電極38との間に電流路を有する。
スイッチ素子36のソース電極36aは、コンタクトホール4aを介して奇数番目の走査線4に接続されている。スイッチ素子37のソース電極37aは、コンタクトホール4aを介して偶数番目の走査線4に接続されている。これらソース電極36aとソース電極37aは、検査用配線32,39に沿って一列に配列されている。また、これらソース電極36aとソース電極37aが交互になるように配列されている。コンタクトホール4aは、走査線4の端部においてゲート絶縁膜22に形成されている。
スイッチ素子36のゲート電極36bは、検査用配線32に接続されて、検査用配線32と一体成形されたものである。スイッチ素子37のゲート電極37bは、検査用配線32に接続されて、検査用配線32と一体成形されたものである。
これらゲート電極36bとゲート電極37bは、交互になって、検査用配線32に沿って櫛歯状に配列されている。これらゲート電極36b,37bは何れも、検査用配線32から検査用配線32の片側に延び出ており、これらゲート電極36b、37bの延び出る向きは、検査用配線32に対して直交する向きであって、表示領域12に向かう向きである。平面視して、検査用配線32と、複数のゲート電極36bと、複数のゲート電極37bによって櫛形を成しており、ゲート電極36b、ゲート電極37bが歯部となっている。
スイッチ素子36のドレイン電極と、それの一方の隣のスイッチ素子37のドレイン電極が共通しており、スイッチ素子36のドレイン電極とそれの一方の隣のスイッチ素子37のドレイン電極が共通ドレイン電極38となっている。共通ドレイン電極38は、検査用配線39に接続されて、検査用配線39と一体成形されている。
複数の共通ドレイン電極38は、検査用配線39に沿って櫛歯状に配列されている。また、これら共通ドレイン電極38は、検査用配線39から検査用配線39の片側に延び出ており、これら共通ドレイン電極38の延び出る向きは、検査用配線39に対して直交する向きであって、表示領域12に向かう向きである。また、共通ドレイン電極38は、検査用配線39からソース電極36aとソース電極37aの間に延出している。また、共通ドレイン電極38は、検査用配線32を跨るようにして設けられている。平面視して、検査用配線39と、複数の共通ドレイン電極38によって櫛形を成しており、共通ドレイン電極35が歯部となっている。
また、平面視して、共通ドレイン電極38の両側にゲート電極36b、37bがそれぞれ配置され、共通ドレイン電極38の片側がゲート電極36bの片側に重なり、ゲート電極36bのもう片側がソース電極36aに重なっている。共通ドレイン電極38のもう片側がゲート電極37bの片側に重なり、ゲート電極37bのもう片側がソース電極37aに重なっている。
図8,図9は、図7に示されたVIII−VIIIに沿った面の矢視断面図である。スイッチ素子36,37の積層構造は、スイッチ素子33,34の積層構造と同一である。そのため、スイッチ素子36,37の積層構造の詳細な説明を省略する。なお、図8,図9において、36dがスイッチ素子33,34に共通の半導体膜、36eがスイッチ素子36のチャネル保護膜、36fがスイッチ素子33,34に共通のドレイン側不純物半導体膜、36gがスイッチ素子36のソース側不純物半導体膜、37eがスイッチ素子37のチャネル保護膜、37gがスイッチ素子37のドレイン側不純物半導体膜、36hがスイッチ素子36の半導体膜、37hがスイッチ素子37の半導体膜である。
図10は、検査用配線32の端部における検査用パッド部の断面図である。図10に示すように、検査用配線32の端部の検査用パッド部においては、ゲート絶縁膜22及びオーバーコート膜23にコンタクトホール32aが形成され、コンタクトプラグである端子32bがそのコンタクトホール32aに埋設され、端子32bの上面がオーバーコート膜23の表面において露出して、検査用パッドを形成している。端子32bは、チップ搭載領域10(図1に図示)内にある。
図11は、検査用配線31の端部における検査用パッド部の断面図である。図11に示すように、検査用配線31の端部の検査用パッド部においては、オーバーコート膜23にコンタクトホール31aが形成され、コンタクトプラグである端子31bがそのコンタクトホール31aに埋設されている。端子31bは、その上面がオーバーコート膜23の表面において露出して、検査用パッドを構成している。検査用配線39の端部の端子39b(図3に図示)も、検査用配線31の端部の端子31bと同様に構成されている。
次に、ディスプレイパネル1、TFT基板2の検査方法について説明する。
まず、端子31b,32b,39bのそれぞれに図示しない検査装置のプローブを接触させる。プローブを通じて、端子32bに制御信号として第1の電圧を印加するとともに、端子31bに検査用信号として第2の電圧を印加し、端子39bに検査用信号として第3の電圧を印加する。端子32bに印加する第1の電圧の電位を端子31b、39bに印加する第2、第3の電圧の電位より十分高い電位とすることにより、スイッチ素子33,34,36,37がオン状態になる。
プローブを通じて端子32bに第1の電圧を印加した状態で、端子39bに第3の電圧を印加すると、スイッチ素子36,37がオン状態になり、第3の電圧がスイッチ素子36又はスイッチ素子37を介して各走査線4に印加される。つまり、共通ドレイン電極38がスイッチ素子36,37に共通の入力電極であり、ソース電極36a,37aが出力電極であるから、第3の電圧が共通ドレイン電極38に入力され、この第3の電圧がソース電極36a,38aから走査線4にそれぞれ出力される。第3の電圧が走査線4に出力されているので、各画素のスイッチ素子6がオン状態になる。
そして、プローブを通じて端子31bに第2の電圧を印加すると、スイッチ素子33,34がオン状態になり、第2の電圧がスイッチ素子33又はスイッチ素子34を介して各信号線5に印加される。つまり、共通ドレイン電極35がスイッチ素子34,33に共通の入力電極であり、ソース電極33a,34aが出力電極であるから、第2の電圧が共通ドレイン電極35に入力され、この第2の電圧がソース電極33a,34aから信号線5にそれぞれ出力される。そして、各画素のスイッチ素子6がオン状態であるから、第2の電圧が信号線5を介して各画素のキャパシタ7に印加される。そうすると、各画素電極と共通電極に挟まれた液晶の透過率が第2の電圧の電圧レベルに応じて定まり、各画素の階調が定まる。これにより、ディスプレイパネル1の全画素の点灯検査を行うことができる。例えば、端子31bに電圧を印加しても、階調が変化しない画素があれば、その画素に欠陥があることが分かる。また、例えば、何れの画素の液晶キャパシタ7にも等電圧が印加されるから、階調が等しくない画素があれば、その画素に欠陥があることが分かる。
ディスプレイパネル1の全画素が正常であれば、そのディスプレイパネル1を良品とすることができる。検査に合格したディスプレイパネル1のチップ搭載領域10にICチップを搭載するとともに、ディスプレイパネル1に可撓性回路(FPC:Flexible Printed Circuit)シートに接続する。ICチップの複数の出力端子のうち1つが端子32bに接続される。
このディスプレイパネル1に表示データに応じた画像を表示させる通常の表示動作時には、ICチップによってディスプレイパネル1がアクティブマトリクス駆動方式によって駆動される。その際、ICチップによって端子32bに、制御信号として、走査線4、信号線5に印加される電圧より低い電位の電圧が常時印加される。これによってスイッチ素子33,34,36,37の何れもオフ状態となる。そのため、表示動作時において周期的な選択信号が各走査線4に出力されても、スイッチ素子36,37や検査用配線39が選択信号に影響を与えることはない。同様に、表示動作時において表示データに応じた階調信号が各信号線5に出力されても、スイッチ素子33,34や検査用配線31が階調信号に影響を与えることはない。
以上のように本実施の形態では、複数のスイッチ素子33,34が水平方向に一列に配列されている。また、隣り合うスイッチ素子33,34の入力電極が共通ドレイン電極35で共通している。しかも、複数の共通ドレイン電極35が櫛歯状に配列されているうえ、複数のソース電極33a,34aが櫛歯状に配列され、複数のゲート電極33b,34bが櫛歯状に配列されている。そのため、複数のスイッチ素子33,34が高密度に配置されている。同様に、複数のスイッチ素子36,37も高密度に配置されている。従って、これらスイッチ素子33,34,36,37が形成されている領域11を小さくすることができる。そのため、表示領域12の外側の領域の面積を小さくすることができる。
また、入力電極である複数の共通ドレイン電極35が櫛歯状に配列され、平面視してこれら共通ドレイン電極35が検査用配線32と交差するように形成されている。そのため、出力電極である複数のソース電極33a,34aを検査用配線32と交差させずとも済む。そのため、アクティブマトリクス駆動時において、スイッチ素子33,34がオフ状態となるような電圧が検査用配線32に印加されていても、その電圧が信号線5に入力された階調信号に影響を与えることがない。同様に、アクティブマトリクス駆動時において、スイッチ素子36,37がオフ状態となるような電圧が検査用配線32に印加されていても、その電圧が走査線4の選択信号に影響を与えることがない。そのため、表示品質の低下を招かない。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
スイッチ素子33,34,36,37の設置箇所は、表示領域12の外側であれば、適宜変更してもよい。
例えば、図12に示すように、スイッチ素子36,37は、走査線4の中途部であって表示領域12からチップ搭載領域10までの間に設けられている。スイッチ素子33,34は、信号線5の中途部であって表示領域12からチップ搭載領域10までの間に設けられている。
また、図13に示すように、スイッチ素子36,37は、走査線4の端部であってチップ搭載領域10内に設けられている。スイッチ素子33,34は、信号線5の端部であってチップ搭載領域10内に設けられている。
上記実施形態では、TFT基板2を用い、画素に液晶を用いたアクティブマトリクス駆動方式のディスプレイパネル1を例に挙げて説明したが、TFT基板を用いたアクティブマトリクス駆動方式のディスプレイパネルであれば本発明を適用することができる。例えば、アクティブマトリクス駆動方式のEL(Electro-Luminescence:エレクトロルミネッセンス)ディスプレイパネルの場合、表示領域内では、複数の走査線及び複数の信号線が基板の上に形成され、複数の走査線が互いに平行となって水平方向に設けられ、複数の信号線が互いに平行となって垂直方向に設けられ、走査線と信号線の各交差部近傍に複数の薄膜トランジスタからなる画素回路が形成され、更に、各画素回路には画素電極が接続され、各画素電極の上に有機発光層が積層され、有機発光層の上に共通電極が成膜されている。そして、表示領域の外側で、走査線や信号線に接続する検査用のスイッチ素子に上述のスイッチ素子33,34,36,37を適用することができる。
1 ディスプレイパネル
4 走査線
5 信号線
12 表示領域
31 検査用配線(第1の検査用配線)
32、39 検査用配線(第2の検査用配線)
33、36 スイッチ素子(第1のスイッチ素子)
36,37 スイッチ素子(第2のスイッチ素子)
33a、34a、36a、37a ソース電極(出力電極)
33b、34b、36b、37b ゲート電極(制御電極)
35、38 共通ドレイン電極

Claims (15)

  1. 複数の信号線と、前記複数の信号線に交差して配列された複数の走査線と、前記各信号線と前記各走査線の交点近傍に配設された複数の画素とを有する表示領域を備えるディスプレイパネルに形成される、前記各画素の検査を行うための検査回路構造であって、
    前記表示領域の外側に形成され、隣接する2本の前記信号線又は隣接する2本の前記走査線に電流路の一端が接続され、前記電流路が接続された2つのスイッチ素子と、
    前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子を介して前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線に検査用信号を供給する第1の検査用配線と、
    前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子に、該各スイッチ素子の導通状態を制御する制御信号を供給する第2の検査用配線と、
    を備えることを特徴とする検査回路構造。
  2. 前記2つのスイッチ素子は第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを有し、前記第1のスイッチ素子の電流路の一端と前記第2のスイッチ素子の電流路の一端が前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線にそれぞれ接続され、
    前記第1の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の電流路の接続点に接続され、
    前記第2の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の制御端子に共通に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の検査回路構造。
  3. 前記第2の検査用配線は前記制御信号が印加される制御信号入力端子を有し、該入力端子に、前記制御信号として、前記各画素の検査を実行するときに前記各スイッチ素子の電流路を導通状態とする第1の信号電圧が印加され、前記各画素の検査を実行しないときに前記各スイッチ素子の電流路を非導通状態とする第2の信号電圧が印加されることを特徴とする請求項1又は2に記載の検査回路構造。
  4. 前記第1の検査用配線は、前記隣接する2本の信号線に前記検査用信号を供給する信号線検査用配線と、前記隣接する2本の走査線に前記検査用信号を供給する走査線検査用配線と、を有し、
    前記信号線検査用配線は前記検査用信号が印加される第1の検査用信号入力端子を有し、前記走査線検査用配線は前記検査用信号が印加される第2の検査用信号入力端子を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の検査回路構造。
  5. 前記第1の検査用配線からその第1の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列された複数の共通入力電極と、
    前記第2の検査用配線は前記第1の検査用配線に沿って形成され、該第2の検査用配線からその第2の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列され、前記各共通入力電極の両側に配置された複数の制御電極と、
    前記各制御電極の両側のうち前記共通入力電極の反対側に配置され、櫛歯状に配列され、前記複数の走査線又は前記複数の信号線にそれぞれ接続された複数の出力電極と、を備え、
    前記第1のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極の一方の片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成され、
    前記第2のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極の他方の片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の検査回路構造。
  6. 前記複数の共通入力電極は前記第2の検査用配線を跨るようにして設けられていることを特徴とする請求項5に記載の検査回路構造。
  7. 前記ディスプレイパネルは、
    前記表示領域の外側に形成され、複数の接続パッドを有するドライバ搭載領域と、
    前記表示領域の外側に形成され、前記複数の信号線及び前記複数の走査線と前記複数の接続パッドとを接続する引き回し配線群と、を有し、
    前記各スイッチ素子は、前記表示領域の外側における前記引き回し配線群が設けられていない側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の検査回路構造。
  8. 前記ディスプレイパネルは、
    前記表示領域の外側に形成され、複数の接続パッドを有するドライバ搭載領域と、
    前記表示領域の外側に形成され、前記複数の信号線の端部及び前記複数の走査線の端部と前記複数の接続パッドとを接続する引き回し配線群と、を有し、
    前記各スイッチ素子は、前記表示領域の外側における前記複数の信号線の端部及び前記複数の走査線の端部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の検査回路構造。
  9. 前記ディスプレイパネルは、前記表示領域の外側に形成された、前記複数の信号線及び前記複数の走査線に接続される複数の接続パッドを有するドライバ搭載領域を有し、
    前記各スイッチ素子は、前記複数の接続パッドに接続されて、前記ドライバ搭載領域に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の検査回路構造。
  10. 複数の信号線と、前記複数の信号線に交差して配列された複数の走査線と、前記各信号線と前記各走査線の交点近傍に配設された複数の画素と、が形成された表示領域と、
    前記表示領域の外側に形成され、隣接する2本の前記信号線又は隣接する2本の前記走査線に電流路の一端が接続され、前記電流路が接続された2つのスイッチ素子と、
    前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子を介して前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線に検査用信号を供給する第1の検査用配線と、
    前記表示領域の外側に形成され、前記各スイッチ素子に、該各スイッチ素子の導通状態を制御する制御信号を供給する第2の検査用配線と、
    を備えることを特徴とするディスプレイパネル。
  11. 前記2つのスイッチ素子は第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを有し、前記第1のスイッチ素子の電流路の一端と前記第2のスイッチ素子の電流路の一端が前記隣接する2本の信号線又は前記隣接する2本の走査線にそれぞれ接続され、
    前記第1の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の電流路の接続点に接続され、
    前記第2の検査用配線は、前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子の制御端子に共通に接続されていることを特徴とする請求項10に記載のディスプレイパネル。
  12. 前記第2の検査用配線は前記制御信号が印加される制御信号入力端子を有し、該入力端子に、前記制御信号として、前記各画素の検査を実行するときに前記各スイッチ素子の電流路を導通状態とする第1の信号電圧が印加され、前記各画素の検査を実行しないときに前記各スイッチ素子の電流路を非導通状態とする第2の信号電圧が印加されることを特徴とする請求項10又は11に記載のディスプレイパネル。
  13. 前記第1の検査用配線は、前記隣接する2本の信号線に前記検査用信号を供給する信号線検査用配線と、前記隣接する2本の走査線に前記検査用信号を供給する走査線検査用配線と、を有し、
    前記信号線検査用配線は前記検査用信号が印加される第1の検査用信号入力端子を有し、前記走査線検査用配線は前記検査用信号が印加される第2の検査用信号入力端子を有することを特徴とする請求項10乃至12の何れかに記載のディスプレイパネル。
  14. 前記第1の検査用配線からその第1の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列された複数の共通入力電極と、
    前記第2の検査用配線は前記第1の検査用配線に沿って形成され、該第2の検査用配線からその第2の検査用配線の片側に延出し、櫛歯状に配列され、前記各共通入力電極の両側に配置された複数の制御電極と、
    前記各制御電極の両側のうち前記共通入力電極の反対側に配置され、櫛歯状に配列され、前記複数の走査線又は前記複数の信号線にそれぞれ接続された複数の出力電極と、を備え、
    前記第1のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極の片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成され、
    前記第2のスイッチ素子は、前記共通入力電極と、前記共通入力電極のもう片側に配置された前記制御電極及び前記出力電極とを有して構成されていることを特徴とする請求項10乃至13の何れかに記載のディスプレイパネル。
  15. 前記複数の共通入力電極は前記第2の検査用配線を跨るようにして設けられていることを特徴とする請求項14に記載のディスプレイパネル。
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