JP5138999B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置等のアクティブマトリックス型の表示装置に関する。
複数のソース線と複数のゲート線が格子状に配置され、ソース線とゲート線とで囲まれた画素領域内にスイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)が形成されたアクティブマトリックス型の表示装置が開発されている。このアクティブマトリックス型の表示装置は、パッシブマトリックス型の表示装置より画質が優れており、有機EL表示装置や液晶表示装置の主流となっている。
アクティブマトリックス型の液晶表示装置の製造には、アレイ基板内にスイッチング素子であるTFTを形成する半導体プロセス、対向基板とアレイ基板を組み合わせて液晶を注入するパネル組み立てプロセス、パネル駆動用のドライバIC,制御回路等をパネルと組み合わせる実装プロセス等の複数の製造技術を必要とする。また、その製造に必要となる部品、材料も多岐にわたる。よって、製造コストの削減には、各工程での不良検出を行う検査工程が重要となる。検査工程で不良と判断された場合、何らかの処理を施したり、その後の工程へは進めない等の処置を行ったり、部品、材料利用の効率化を図ったりすることで製造コストの低減が可能となる。
その検査工程の一つに、パネル組み立て工程後に実際にパネルを駆動して、その表示状態を検査し、良否判断を行うパネル表示検査(以降、「表示検査」とも云う)がある。液晶表示パネルのパネル表示検査の一般的方法として、すべての端子にプローブ針を接触させて電圧を印加し、ゲート線やソース線を介して薄膜トランジスタを駆動させる全端子プローブ法がある。全端子プローブ法は、オープン/ショートといった様々な検査が可能となる。
しかしながら、液晶表示装置の高精細化、狭額縁化がますます進む傾向にあり、それに伴ってゲート線やソース線の端子電極ピッチが狭くなってきている。このような狭ピッチの端子に圧接可能なプローブはそれ自体が非常に高価である。また、製品ごとに端子位置、端子ピッチが必ずしも同一ではなく、製品ごとにプローブを用意する必要がある。従って、検査工程に要するコストの増加が問題となっていた。そこで、簡易に表示検査を行うための簡易検査用電極をアレイ基板上に設けて表示検査を行う簡易表示検査法が提案されている(特許文献1〜4等)。
簡易表示検査法として、アレイ基板上に、表示検査用の回路や検査配線を外部端子の形成領域の反対側の位置に引き回す構成が提案されている。また、アレイ基板の額縁領域に実装される半導体チップの下にスイッチ回路や表示検査配線を引き回す構成が提案されている。
特開2004−226931号公報 特開2003−322874号公報 特開2006−285105号公報 特開平11−149092号公報
しかしならが、簡易表示検査法においては、簡易表示検査時に表示ムラが発生してしまう場合があった。特に、半導体チップを複数実装する場合や、大きい半導体チップを搭載する場合において深刻であった。
また、表示検査用のスイッチ回路や表示検査配線を外部端子の形成領域の反対側の位置に引き回す構成は、狭額縁化が要求される表示パネルに採用することは難しい。近時においては、表示領域を確保しつつ、液晶表示装置全体を小型化する要望が高まっている。そのため、表示領域の外側に区画される額縁領域を縮小することが重要な課題となっている。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易表示検査法による表示検査時に発生する表示ムラを低減しつつ、狭額縁化を実現できる表示装置を提供することである。
本発明に係る表示装置は、基板上に形成された複数のゲート線と複数のソース線との交点にマトリックス状に配置され、前記基板上に実装された半導体チップから前記ゲート線及び前記ソース線を介して駆動信号が供給される画素を有する表示領域と、前記表示領域の外側に区画される額縁領域とを備えている。そして、前記半導体チップに外部から信号を供給する外部端子エリアが、前記額縁領域の外周端部にある。前記外部端子エリアは、2以上のブロックに分割し、前記ブロック間に前記画素の表示を検査するための検査端子が形成された検査端子エリアが配設されている。この検査端子に接続される検査配線は、前記半導体チップの下に少なくともその一部が配設されている。
本発明に係る他の態様の表示装置は、基板上に形成された複数のゲート線と複数のソース線との交点にマトリックス状に配置され、前記基板上に実装された複数の半導体チップから前記ゲート線及び前記ソース線を介して駆動信号が供給される画素を有する表示領域と、前記表示領域の外側に区画される額縁領域とを備えている。そして、前記額縁領域には、前記画素の表示を検査するための検査端子が形成された検査端子エリアが配設されている。この検査端子エリアは、検査配線と接続されている。この検査配線は、上流側に位置する共通線と、前記共通線から分岐する長さの異なる複数の分岐線からなる。そして、この複数の分岐線は、伝送する信号の時定数が略一致するように調整されている。この検査配線は、前記半導体チップの下に少なくともその一部が配設されている。
本発明によれば、簡易表示検査法による表示検査時に発生する表示ムラを低減しつつ、狭額縁化を実現できる表示装置を提供することができるという優れた効果を有する。
以下、本発明を適用した実施形態の一例について説明する。なお、本発明の趣旨に合致する限り、他の実施形態も本発明の範疇に属し得ることは言うまでもない。なお、図中の各部材のサイズは、説明の便宜上のものであり実際とは異なる。
[実施形態1]
本実施形態1に係る表示装置は、スイッチング素子として薄膜トランジスタを有するアクティブマトリックス表示装置である。ここでは、表示装置の一例として透過型のアクティブマトリックス液晶表示装置について説明する。図1は、本実施形態1に係る液晶表示装置101の構成を示す断面図であり、図2は、液晶表示装置101の構成を示す模式的平面図である。なお、説明の便宜上、図2においては対向基板等の図示を省略している。
液晶表示装置101は、図1に示すように、液晶表示パネル1とバックライト2を備えている。液晶表示パネル1は、入力される表示信号に基づいて画像表示を行うように構成されている。バックライト2は、液晶表示パネル1の反視認側に配置されており、液晶表示パネル1を介して視認側へ光を照射するように構成されている。
液晶表示パネル1は、図1及び図2に示すように、ゲート線(走査線)3、ソース線(信号線)4、シール材5、液晶6、スペーサ7、アレイ基板8、対向基板9、配向膜10、対向電極11、偏光板12、液晶駆動用の半導体チップであるゲートドライバIC83、同じく液晶駆動用の半導体チップであるソースドライバIC84等を備えている。
アレイ基板8には、図2に示すように、矩形状に形成された表示領域70と、この外側に枠状に形成されている額縁領域71がある。表示領域70には、複数のゲート線3と複数のソース線4が形成されている。ゲート線3は図2中のX方向に延在し、Y方向に複数並設されている。ソース線4は、ゲート線3と絶縁層(不図示)を介して交差するように、図2中のY方向に延在し、X方向に複数並設されている。
ゲート線3とソース線4の交差点付近には薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)77が設けられている。そして、隣接するゲート線3とソース線4とで囲まれた領域には、画素電極(不図示)が形成されている。従って、隣接するゲート線3とソース線4とで囲まれた領域が画素76となる。このようにして、アレイ基板8上に画素76がマトリックス状に配列される。
TFT77を構成するゲートはゲート線3に、ソースはソース線4に、ドレインは画素電極(不図示)に接続されている。画素電極は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電性薄膜から形成されている。この複数の画素76が形成されている領域が、表示領域70として機能する。
液晶表示パネル1は、図1に示すように、互いに対向配置されるアレイ基板8及び対向基板9と、両基板を接着するシール材5との間の空間に液晶6が封入されている。両基板間は、スペーサ7によって所定の間隔を維持している。アレイ基板8及び対向基板9には、光透過性のあるガラス、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の絶縁基板が用いられる。
アレイ基板8において、上述した各電極及び配線等の上には配向膜10が形成されている。一方、対向基板9のアレイ基板8に対向する面には、カラーフィルタ(不図示)、BM(Black Matrix)(不図示)、対向電極11、配向膜10等が形成されている。なお、アレイ基板8及び対向基板9の外側の面にはそれぞれ、偏光板12が貼着されている。
アレイ基板8の額縁領域71には、液晶駆動用の半導体チップである2つのゲートドライバIC83及び4つのソースドライバIC84がCOG(Chip On Glass)方式により実装されている。ここで、アレイ基板8の図2中の左側近傍に形成されている2つのゲートドライバIC83のうち、上側にあるものを第1ゲートドライバIC83a、下側にあるものを第2ゲートドライバIC83bとする。また、アレイ基板8の図2中の上側近傍に一列に形成されている4つのソースドライバIC84は、図中の左側から第1ソースドライバIC84a、第2ソースドライバIC84b、第3ソースドライバIC84c、第4ソースドライバIC84dとする。これらの半導体チップの下には、後述する検査配線や検査回路が形成されている。詳しくは、後述する。
ゲート線3は、表示領域70から額縁領域71まで延設され、その端部がゲートドライバIC83に接続されている。ソース線4も同様に表示領域70から額縁領域71まで延設され、その端部がソースドライバIC84に接続されている。アレイ基板8の図2中の左側端部領域には、ゲート−フレキシブルプリント回路基板(以降、「FPC(Flexible Printed Circuit)」と云う)90が、図2中の上側端部領域にはソース−FPC91が配設されている。ゲート−FPC90は、前記2つのゲートドライバIC83と不図示の端子及び配線を介して接続されている。同様にして、ソース−FPC91は、前記4つのソースドライバIC84と、不図示の端子及び配線を介して接続されている。
ゲート−FPC90は、ゲートドライバIC83に外部からの各種信号を供給し、ソース−FPC91は、ソースドライバIC84に外部からの各種信号を供給する。ゲートドライバIC83は、外部からの制御信号に基づいてゲート信号(走査信号)をゲート線3に供給する。このゲート信号によって、ゲート線3が順次選択されることになる。ソースドライバIC84は、外部からの制御信号や表示データに基づいて、表示信号をソース線4に供給する。これにより、表示データに応じた表示電圧を各画素電極に供給することができる。
なお、ここでは、ゲートドライバIC83とソースドライバIC84は、COG技術を用いて、アレイ基板8上に直接実装したが、この構成に限られるものではない。例えば、TCP(Tape Carrier Package)によりドライバICをアレイ基板8に接続してもよい。
液晶表示パネル1の背面には、図1に示すように、バックライト2が備えられている。バックライト2は、液晶表示パネル1の反視認側から、この液晶表示パネル1に対して光を照射する。バックライト2としては、例えば、光源、導光板、反射シート、拡散シート、プリズムシート、反射偏光シートなどを備えた一般的な構成のものを用いることができる。
上記構成の液晶表示装置101は、以下のようにして駆動される。すなわち、各ゲート線3には、前述したようにゲートドライバIC83から走査信号が供給される。各走査信号によって、1つのゲート線3に接続されているすべてのTFT77が同時にオンとなる。そして、ソースドライバIC84から各ソース線4に表示信号が供給され、画素電極に表示信号に応じた電荷が蓄積される。表示信号が書き込まれた画素電極と対向電極11との電位差に応じて、画素電極と対向電極11間の液晶の配列が変化する。これにより、液晶表示パネル1を透過する光の透過量が変化する。このように、画素76毎に表示電圧を変えることによって、所望の画像を表示することができる。
次に、アレイ基板8の額縁領域71の構成について詳細に説明する。図3は、図2中のアレイ基板の額縁領域71の左側近傍の部分拡大平面図である。同図においては、ゲートドライバIC83の直下に形成されている配線の構造を説明するために、ゲートドライバIC83の図示を省略し、その位置を点線の枠体により示す。また、ゲート−FPC90の図示を省略する。
額縁領域71には、ゲートドライバIC83が2つ設けられている。そして、このゲートドライバIC83の直下には、図3に示すように、検査回路85、TEST−ゲート配線13、検査回路をオンオフするスイッチ信号を伝送する制御配線15、第1COG端子81、第2COG端子82、ゲート線3等が配設されている。
アレイ基板8上のゲート−FPC90が配設される位置の下には、ゲート−FPC90からの信号を入力するための外部端子と、表示パネルの組み立て後の表示検査で使用する検査端子が一列に複数配列されている。外部端子が形成されている領域は、アレイ基板8の左端部の上側に位置する第1ゲート−外部端子エリア17a、アレイ基板8の左端部の下側に位置する第2ゲート−外部端子エリア17bの二つのブロックに分割されている。
第1ゲート−外部端子エリア17aと第2ゲート−外部端子エリア17bのブロック間の間隙に、ゲート−検査端子エリア19Aが形成されている。第1ゲート−外部端子エリア17aには、第1ゲートドライバIC83aが略対向配置され、第2ゲート−外部端子エリア17bには、第2ゲートドライバIC83bが略対向配置されている。
第1ゲート−外部端子エリア17a、及び第2ゲート−外部端子エリア17bには、それぞれ複数の外部端子98が形成されている。そして、各外部端子98が、ゲート−FPC90に形成されている出力端子(不図示)と重なるように異方性導電膜(ACF「Anisotropic Conductive Film」)(不図示)を介してそれぞれ接続されている。
第1ゲート−外部端子エリア17aに形成された外部端子98は、略対向配置される第1ゲートドライバIC83aの直下に形成された第1COG端子81と接続配線86を介して接続されている。また、第2ゲート−外部端子エリア17bに形成された外部端子98は、略対向配置される第2ゲートドライバIC83bの直下に形成された第1COG端子81と接続配線86を介して接続されている。各ゲートドライバIC83は、アレイ基板8上に形成された第2COG端子82を介してゲート線3と接続されている。すなわち、第2COG端子82は、ゲートドライバIC83からのゲート信号をゲート線3に供給するための端子として機能する。
ゲート−検査端子エリア19Aには、スイッチ端子92、TEST−ゲート端子93、及びCOMMON端子97の検査端子が各々2つずつ配置されている。スイッチ端子92には制御配線15が、TEST−ゲート端子93にはTEST−ゲート配線13が、COMMON端子97にはCOMMON信号配線16が接続されている。スイッチ端子92は、制御配線15を介して検査回路85に接続されており、検査回路85をオンオフするスイッチ信号を入力する端子である。COMMON端子97は、表示領域70の共通CS配線や対向基板9の対向電極などCOMMON信号系に接続されている。
TEST−ゲート配線13、制御配線15、及びCOMMON信号配線16は、上記検査端子に対応してそれぞれ2本ずつ設けられている。一組の検査配線(TEST−ゲート配線13、制御配線15、及びCOMMON信号配線16)は、ゲート−検査端子エリア19Aから、第1ゲートドライバIC83aと第2ゲートドライバIC83bの間隙領域に引き回され、第1ゲートドライバIC83aの直下に配線が引き回されている(図3参照)。もう一組の検査配線(TEST−ゲート配線13、制御配線15、及びCOMMON信号配線16)も、同様にして、第2ゲートドライバIC83bの直下に引き回されている。そして、TEST−ゲート配線13と制御配線15は、検査回路85まで延設されている。
検査回路85は、ゲート線3に接続されている。すなわち、ゲート線3は、表示領域70からゲートドライバIC83の直下に設けられている検査回路85まで延設されている。第2COG端子82は、ゲートドライバIC83の直下に配設されているゲート線3の検査回路85に到達する途中に形成されている。
通常の表示モードの際には、前述したとおり、ゲート−FPC90からの各種信号がゲートドライバIC83を介してゲート線3に供給される。より詳しくは、ゲート−FPC90の出力端子(不図示)から、アレイ基板8の外部端子98に信号を送出し、この外部端子98から接続配線86を介してゲートドライバIC83の第1COG端子81に各種信号を供給する。そして、ゲートドライバIC83の第2COG端子82から、ゲート信号がゲート線3に供給される。
一方、表示パネルの組み立て後の簡易表示検査法による表示検査の際には、表示検査信号がゲートドライバIC83の下に形成されたTEST−ゲート配線13、制御配線15、及び検査回路85を介してゲート線3に供給される。制御配線15及びTEST−ゲート配線13に所定の電圧が印加されると、検査回路85がオン状態となる。一方、制御配線15のスイッチ信号が伝送されていないときには、検査回路85がオフ状態となる。
図4は、図2中のアレイ基板8の額縁領域71の上側近傍の部分拡大平面図である。同図においては、ソースドライバIC84の直下に形成されている配線の構造を説明するために、ソースドライバIC84の図示を省略し、その位置を点線の枠体により示す。また、ソース−FPC91の図示を省略する。
額縁領域71には、ソースドライバIC84が4つ設けられている。そして、このソースドライバIC84の直下には、図4に示すように、検査回路85、TEST−ソース配線14、検査回路をオンオフするスイッチ信号を伝送する制御配線15、第1COG端子81、第2COG端子82、ソース線4等が配設されている。
アレイ基板8上のソース−FPC91が配設される位置の下には、ソース−FPC91からの信号を入力するための外部端子と、表示パネルの組み立て後の表示検査で使用する検査端子が一列に複数配列されている。外部端子が形成されている領域としては、アレイ基板8の上端部の図4中の左側に位置する第1ソース−外部端子エリア18a、アレイ基板8の上端部の図4中の右側に位置する第2ソース−外部端子エリア18bの二つのブロックに分割されている。
第1ソース−外部端子エリア18aと第2ソース−外部端子エリア18bの間隙にソース−検査端子エリア19Bが形成されている。第1ソース−外部端子エリア18aには、第1ソースドライバIC84aと第2ソースドライバIC84bが略対向配置され、第2ソース−外部端子エリア18bには、第3ソースドライバIC84cと第4ソースドライバIC84dが略対向配置されている。
第1ソース−外部端子エリア18a、及び第2ソース−外部端子エリア18bには、それぞれ複数の外部端子98が形成されている。そして、各外部端子98が、ソース−FPC91に形成されている出力端子(不図示)と重なるようにACF(不図示)を介してそれぞれ接続されている。
第1ソース−外部端子エリア18aに形成された各外部端子98は、略対向配置される第1ソースドライバIC84a及び第2ソースドライバIC84bの直下に形成された第1COG端子81と、接続配線86を介して接続されている。また、第2ソース−外部端子エリア18bに形成された各外部端子98は、略対向配置される第3ソースドライバIC84c及び第4ソースドライバIC84dの直下に形成された第1COG端子81と、接続配線86を介して接続されている。4つの各ソースドライバIC84は、アレイ基板8上に形成された第2COG端子82を介してソース線4と接続されている。すなわち、第2COG端子82は、ソースドライバIC84からのゲート信号をソース線4に供給するための端子として機能する。
ソース−検査端子エリア19Bには、スイッチ端子92、TEST−ソース端子93等の検査端子が配置されている。スイッチ端子92には制御配線15が、TEST−ソース端子94にはTEST−ソース配線14が接続されている。TEST−ソース端子として、R(赤)のテスト信号を入力するRソース端子、G(緑)のテスト信号を入力するGソース端子、B(青)のテスト信号を入力するBソース端子等を備えていてもよい。これにより、カラーフィルタのムラ等の検査が可能となる。
TEST−ソース配線14及び制御配線15は、上記検査端子に対応してそれぞれ2本ずつ設けられている。一組の検査配線(TEST−ソース配線14及び制御配線15)は、ソース−検査端子エリア19Bから、第2ソースドライバIC84bと第3ソースドライバIC84cの間隙領域に引き回され、第2ソースドライバIC84bの直下に配線が引き回されている(図4参照)。そして、第2ソースドライバIC84bに引き回された各配線は、さらに第1ソースドライバIC84aの直下に引き回されている。もう一組の検査配線(TEST−ソース配線14及び制御配線15)も、同様にして、第3ソースドライバIC84c及び第4ソースドライバIC84dの直下に引き回されている。
検査回路85は、ソース線4に接続されている。すなわち、ソース線4は、表示領域70からソースドライバIC84の直下に設けられている検査回路85まで延設されている。第2COG端子82は、ソースドライバIC84の直下に配設されているソース線4の検査回路85に到達する途中に形成されている。
通常の表示モードの際には、前述したとおり、ソース−FPC91からの各種信号がソースドライバIC84を介してソース線4に供給される。より詳しくは、ソース−FPC91の出力端子(不図示)から、アレイ基板8の外部端子98に信号を送出し、この外部端子98から接続配線86を介してソースドライバIC84の第1COG端子81に各種信号を供給する。そして、ソースドライバIC84の第2COG端子82から、ソース信号がソース線4に供給される。
一方、表示パネルの組み立て後の簡易表示検査法による表示検査の際には、表示検査信号がソースドライバIC84の下に形成されたTEST−ソース配線14、制御配線15、及び検査回路85を介してソース線4に供給される。制御配線15及びTEST−ソース配線14に所定の電圧が印加されると、検査回路85がオン状態となる。一方、制御配線15のスイッチ信号が伝送されていないときには、検査回路85がオフ状態となる。
上記のように構成された液晶表示パネルにおいて、ドライバICを実装する前のパネル表示検査の際には、まず、TEST−ゲート配線13、TEST−ソース配線14に点灯のための所定の電圧を印加し、制御配線15から検査回路85にスイッチ信号を与えて検査回路85をオン状態とする。これにより、各薄膜トランジスタが導通して各画素電極が点灯状態となり、その表示状態により不良品、良品の判断を行う。配線間のショートや画素欠陥等を検出することができる。
本実施形態1に係るTEST−ゲート配線13は、ゲート線3の形成時に合わせてパターニングすることができる。また、TEST−ソース配線14は、ソース線4の形成時に合わせてパターニングすることができる。また、画素電極と同じ工程で制御配線15を形成したり、TFT77と同時に検査回路85を形成したりすればよい。これにより、製造工程の増加を防ぐことができる。
なお、第1ゲートドライバIC83aと第2ゲートドライバIC84bに比較的広い間隙を設け、当該間隙に検査配線を引き回す例について説明したが、これに限定されるものではなく、上記間隙を狭くして、第1ゲートドライバIC83aと第2ゲートドライバIC83bの下に配線を引き回すようにしてもよい。第2ソースドライバIC84bと第3ソースドライバIC84cの間隙についても同様である。
また、第1ゲートドライバIC83aと第2ゲートドライバIC83bの直下の配線構造や検査回路を同様の構成としたが、これに限定されるものではなく、適宜変更することができる。各ソースドライバIC84においても同様である。また、配設されるゲートドライバICやソースドライバICの数は、一例であり、それぞれ一以上備えていればよい。また、外部端子エリアにおいては、外部端子が一列に配列されている例について説明したが、これに限定されるものではない。さらに、検査回路85を各ドライバICに一つずつ設けた例について説明したが、複数のドライバICで共用するように構成してもよい。
本実施形態1に係る液晶表示装置101において、簡易点灯検査法による表示検査を実施したところ、表示ムラが起こらなかった。本実施形態1に係る表示検査用の配線構造によれば、外部端子エリアを2つのブロックに分け、そのブロックの間隙に検査端子エリアを設けている。そして、各外部端子エリアに略対向する半導体チップにそれぞれ別個の検査配線を配設している。その結果、検査配線の引き回し配線距離の差を小さくすることができ、半導体チップ毎の表示ムラを低減することができる。
本実施形態1によれば、検査配線や検査回路を半導体チップの下に配設しているので、額縁領域71にこれらを配設するための特別のスペースを必要とせず、狭額縁化を実現することができる。また、本実施形態1によれば、外部端子エリアと接続配線を介して接続する半導体チップを、略対向配置させているので配線長を短くすることができる。
本実施形態1によれば、簡易表示検査法による表示検査を精度高く行うことができ、表示検査工程での不良検出を確実に行うことができる。その結果、製造コストの削減を達成することができる。
[比較例]
次に、比較例に係る液晶表示装置106について説明する。以降の説明において、上記実施形態と同一の要素部材は同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
図9に、本比較例に係る額縁領域71のソースドライバIC84近傍の部分拡大平面図を示す。本比較例に係る液晶表示装置106は、以下の点を除く基本的な構成及び動作は上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1においては、ソース−外部端子エリア18を2つのブロックに分割していたが、本比較例においては、ソース−外部端子エリア68を分割せずに一の領域により形成している点で相違する。そして、ソース−検査端子エリア69をソース−外部端子エリア68の端部に設けている。
また、上記実施形態1においては、4つのソースドライバIC84を2つのブロックに分割し、それぞれのブロックに対して、別個独立の検査配線を配線していたのに対し、本比較例においては4つのソースドライバIC84に対して、共通の検査配線を配設している点が異なる。具体的には、1つのTEST−ソース端子94からTEST−ソース配線64を、1つのスイッチ端子92から制御配線65を4つのソースドライバICに引き回している。ゲート側においても、図9と同様の構成とした。
本比較例に係る液晶表示装置106において、上記実施形態1と同様の方法にて表示検査をした結果、半導体チップ単位で表示ムラが視認された。本比較例においては、第1ソース−ドライバIC84a〜第4ソース−ドライバIC84dまでTEST−ソース配線64や制御配線65が共通に引き回されている。その結果、半導体チップの実装位置により検査配線の引き回し距離が異なる。よって、配線間抵抗格差が生じて、時定数差が発生する。その結果、信号の遅延が発生し、信号の遅延により半導体チップ単位で配置した回路への入力信号に不連続性が発生してしまう。この不連続性の発生により、半導体チップ単位で表示ムラが視認されてしまう。一方、本実施形態1によれば、外部端子エリアを二つのブロックに分け、そのブロックの間隙エリアに検査端子エリアを設け、そこから検査配線を配設したので、配線負荷を小さくすることができる。その結果、半導体チップ単位で視認される表示検査時の表示ムラを低減することができる。
[実施形態2]
次に、上記実施形態1とは異なる検査配線構造を有する表示装置102の例について説明する。図5に、本実施形態2に係る額縁領域71のソースドライバIC84近傍の部分拡大平面図を示す。
本実施形態2に係る液晶表示装置102は、以下の点を除く基本的な構成及び動作は上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1においては、ソース−外部端子エリア18を2つのブロックに分割していたが、本実施形態2においては、ソース−外部端子エリア28を3つのブロックに分割している点で相違する。具体的には、図5中のアレイ基板8の左側から、第1ソース−外部端子エリア28a、第2ソース−外部端子エリア28b、及び第3ソース−外部端子エリア28cが形成されている。そして、本実施形態2においては、第1ソース−外部端子エリア28aと第2ソース−外部端子エリア28bのブロック間にソース−検査端子エリア29aを、第2ソース−外部端子エリア28bと第3ソース−外部端子エリア28cの間に第2ソース−検査端子エリア29bを設けている。
また、上記実施形態1においては、4つのソースドライバIC84を2つのブロックに分け、当該2つのブロックに対して、別個独立の検査配線を配設していたが、本実施形態2においては検査配線を4つのソースドライバIC84それぞれに対して配設している点が異なる。すなわち、第1ソース−検査端子エリア29aから第1ソース−ドライブIC84a及び第2ソース−ドライブIC84bに別個独立にTEST−ソース配線24及び制御配線25が配設されている。また、第2ソース−検査端子エリア29bから第3ソース−ドライブIC84c及び第4ソース−ドライブIC84dに別個独立にTEST−ソース配線24及び制御配線25が配設されている。ゲート側の表示検査のための配線構造においては、上記実施形態1と同様の構成としたので説明を割愛する。
本実施形態2に係る液晶表示装置において、上記実施形態1と同様の方法にて表示検査を実施した結果、表示ムラが起こらなかった。本実施形態2に係る表示検査のための配線構造は、実装する半導体チップが大きい場合に特に有効である。
[実施形態3]
次に、上記実施形態1とは異なる検査配線構造を有する表示装置103の例について説明する。図6に、本実施形態3に係る額縁領域71のソースドライバIC84近傍の部分拡大平面図を示す。なお、図6において、説明の便宜上、第1COG端子、第2COG端子等の図示を省略した。
本実施形態3に係る液晶表示装置103は、以下の点を除く基本的な構成及び動作は上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1においては、ソース−外部端子エリア18を2つのブロックに分割していたが、本実施形態2においては、ソース−外部端子エリア38を分割せずに一の領域としている点で相違する。そして、ソース−検査端子エリア39をソース−外部端子エリア38の図6中の右端部に設けている。なお、このソース−検査端子エリア39をソース−外部端子エリア38の図6中の左端部に設けてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施形態1においては、検査配線が分岐構造を有していなかったのに対し、本実施形態3においては、検査配線を検査端子と接続している共通線と、この共通線から分岐する長さの異なる分岐線により構成されている点が異なる。具体的には、本実施形態3においては、1つのTEST−ソース端子94から1本の共通TEST−ソース配線34が配設され、そこから、4本の長さの異なる分岐TEST−ソース配線が分岐されている。第1分岐TEST−ソース配線34aは、第1ソースドライバIC84aに、第2分岐TEST−ソース配線34bは、第2ソースドライバIC84bに、第3分岐TEST−ソース配線34cは第3ソースドライバIC84cに、第4分岐TEST−ソース配線34dは第4ソースドライバIC84dに接続されている。
また、1つのスイッチ端子92から1本の共通−制御配線35が配設され、そこから4本の長さの異なる分岐ソース制御配線35が分岐されている。第1分岐−制御配線35aは第1ソースドライバIC84aに、第2分岐−制御配線35bは第2ソースドライバIC84bに、第3分岐−制御配線35cは第3ソースドライバIC84cに、第4分岐−制御配線35dは第4ソースドライバIC84dに接続されている。なお、各種検査配線とソース線等は、必要に応じて絶縁層を介して交差するように構成することができる。また、ゲート側の表示検査のための配線構造は、図6に示す構成と同様とした。
本実施形態3においては、半導体チップの実装位置によって表示ムラが発生しないように、分岐線の配線長さに応じて配線幅を制御することにより、分岐線間で時定数が略一致するように調整している。その結果、信号の遅延が分岐線間で生じず、半導体チップ単位で配置した検査回路への入力信号に不連続性が発生しない。その結果、半導体チップ単位で視認される表示検査時の表示ムラを低減することができる。
本実施形態3に係る液晶表示装置において、上記実施形態1と同様の方法にて表示検査をした結果、表示ムラが起こらなかった。本実施形態3においては、ソースドライブIC毎に分岐線を別個独立に設け、かつ分岐線の配線長に応じて配線幅を制御させることにより配線間の時定数を略一致させているので、配線間抵抗格差を低減することができる。本実施形態3においては、分岐線の長さに応じて配線幅を制御しているが、分岐線を半導体チップの下に設けているので額縁領域71の狭額縁化の妨げにはならない。
なお、本実施形態3においては、配線間の時定数を一致させる方法として、配線幅を制御する例について述べたがこれに限定されるものではなく、時定数を略一致させる方法であれば別の方法を用いてもよい。例えば、配線幅をすべて同じとし、配線長が短い箇所に、抵抗調整部材等を設けてもよい。また、本実施形態3においては、分岐線を半導体チップ毎に別個のものを設けた例について説明したが、半導体チップの実装面積に応じて隣接する半導体チップ間で共通のものを用いたり、一の半導体チップ間で複数の分岐線を配設したりしてもよい。また、ソースドライブICを4つ設けた例について説明したが、これに限定されるものではなく、1以上の半導体チップが搭載される表示パネルにおいて本件発明の適用が可能である。また、検査端子エリアを外部端子エリアの端部に設けた例について説明したが、上記実施形態1のように外部端子エリアを2以上のブロックに分割し、このブロック間に検査端子エリアを設け、共通線と分岐線により表示検査用の配線構造を形成してもよい。
[実施形態4]
次に、上記実施形態3とは異なる検査配線構造を有する表示装置104の例について説明する。図7に、本実施形態4に係る額縁領域71のソースドライバIC84近傍の部分拡大平面図を示す。本実施形態4に係る液晶表示装置104は、以下の点を除く基本的な構成及び動作は上記実施形態3と同様である。すなわち、上記実施形態3においては、ソース−検査端子エリア39をソース−外部端子エリア38の図6中の右端部に設けているのに対し、本実施形態4においては、ソース−検査端子エリア49をソース−外部端子エリアの左右両端部に1つずつの計2つ設けている点が異なる。すなわち、本実施形態4においては、ソース−外部端子エリア48の左端部に第1ソース−検査端子エリア49aを、ソース−外部端子エリア48の右端部に第2ソース−検査端子エリア49bを設けている点が異なる。
また、上記実施形態3においては、1つの検査端子エリアから、4つのソースドライバIC84に信号を供給していたのに対し、本実施形態4においては、2つの検査端子エリアから、4つのソースドライバIC84を2つに分割して別個に信号を供給している点が異なる。具体的には、第1ソース−検査端子エリア49aにあるTEST−ソース端子94から、1本の共通TEST−ソース配線44が配設され、そこから、2本の分岐TEST−ソース配線が分岐されている。第1分岐TEST−ソース配線44aは、第1ソースドライバIC84aに、第2分岐TEST−ソース配線44bは、第2ソースドライバIC84bに接続されている。
また、第1ソース−検査端子エリア49aにある1つのスイッチ端子92から1つの共通−制御配線35が配設され、そこから2本の分岐ソース制御配線が分岐されている。第1分岐−制御配線35aは第1ソースドライバIC84aに、第2分岐−制御配線35bは第2ソースドライバIC84bに接続されている。第2ソース−検査端子エリア49bにあるTEST−ソース端子94及びスイッチ端子92においても同様である。
本実施形態4においては、上記実施形態3と同様に半導体チップの実装位置によって表示ムラが発生しないように、分岐線の長さに応じて配線幅を制御することにより、配線間で時定数が略一致するように調整している。本実施形態4に係る液晶表示装置において、上記実施形態1と同様の方法にて表示検査をした結果、表示ムラが起こらなかった。本実施形態4においては、ソースドライブIC毎に分岐線を別個独立に設け、かつ分岐線の配線長に応じて配線幅を制御させることにより配線間の時定数を略一致させているので、半導体チップ単位で視認される表示ムラを低減することができる。本実施形態4においては、半導体チップの数が多い場合に特に有効である。
[実施形態5]
次に、上記実施形態2とは異なる検査配線構造を有する表示装置の例について説明する。図8に、本実施形態5に係る額縁領域71のソースドライバIC87近傍の部分拡大平面図を示す。本実施形態5に係る液晶表示装置105は、以下の点を除く基本的な構成及び動作は上記実施形態2と同様である。すなわち、上記実施形態2においては、ソースドライバIC84を4つ配設しているのに対し、本実施形態5においては、ソースドライバIC87を2つ配設している点で相違する。具体的には、本実施形態5においては、図8中のアレイ基板8の上部左側に第1ソースドライバIC87aを、同じく上部右側に第2ソースドライバIC87bを配設している。本実施形態5に係るソースドライバIC87は、上記実施形態2に係るソースドライバIC84よりも相対的に実装面積が大きい。
また、上記実施形態2においては、検査配線を半導体チップ毎に別個独立に配設しているのに対し、本実施形態5においては、半導体チップ内において別個独立の検査配線を配設している点が異なる。具体的には、第1ソースドライバIC87aの直下に、TEST−ソース配線54、制御配線55が2本ずつ配設されている。第2ソースドライバIC87bも同様の構成となっている。
本実施形態5に係る液晶表示装置において、上記実施形態1と同様の方法にて表示検査をした結果、表示ムラが起こらなかった。本実施形態5によれば、1つの半導体チップ内において、別個独立のTEST−ソース配線54及び制御配線55を配設しているので、配線間抵抗格差を低減し、表示検査時の表示ムラを大幅に改善することができる。本実施形態5に係る表示検査のための配線構造は、ソースドライブICやゲートドライブIC等の半導体チップの実装面積が大きい場合に特に有効である。なお、本実施形態5においては、ソースドライバICが2つ実装された例について説明したが、これに限定されるものではなく、1以上の半導体チップが実装される表示パネルにおいて本件発明の適用が可能である。
本実施形態1に係る液晶表示装置の断面図。 本実施形態1に係るアレイ基板の平面図。 本実施形態1に係るアレイ基板のゲートドライブIC近傍の部分拡大平面図。 本実施形態1に係るアレイ基板のソースドライブIC近傍の部分拡大平面図。 本実施形態2に係るアレイ基板のソースドライブIC近傍の部分拡大平面図。 本実施形態3に係るアレイ基板のソースドライブIC近傍の部分拡大平面図。 本実施形態4に係るアレイ基板のソースドライブIC近傍の部分拡大平面図。 本実施形態5に係るアレイ基板のソースドライブIC近傍の部分拡大平面図。 比較例に係るアレイ基板のソースドライブIC近傍の部分拡大平面図。
符号の説明
1 液晶表示パネル
2 バックライト
3 ゲート線
4 ソース線
5 シール材
6 液晶
7 スペーサ
8 アレイ基板
9 対向基板
10 配向膜
11 対向電極
12 偏光板
13 TEST−ゲート配線
14,24,34,44、54 TEST−ソース配線
15,25,35,45、55 制御配線
16 COMMON信号配線
17 ゲート−外部端子エリア
18、28、38、48、58 ソース−外部端子エリア
19、29、39、49、59 検査端子エリア
70 表示領域
71 額縁領域
76 画素
77 TFT
81 第1COG端子
82 第2COG端子
83 ゲートドライバIC
84 ソースドライバIC
85 検査回路
86 接続配線
90 ゲート−FPC回路
91 ソース−FPC回路
92 スイッチ端子
93 TEST−ゲート端子
94 TEST−ソース端子
97 COMMON端子
98 外部端子
101、102、103、104 液晶表示装置

Claims (3)

  1. 基板上に形成された複数のゲート線と複数のソース線との交点にマトリックス状に配置され、前記基板上に実装された半導体チップから前記ゲート線及び前記ソース線を介して駆動信号が供給される画素を有する表示領域と、
    前記表示領域の外側に区画される額縁領域とを備え、
    前記半導体チップに外部から信号を供給する外部端子エリアを、前記額縁領域の外周端部に配設し、
    前記基板の同一の辺近傍に形成される前記外部端子エリアを2以上のブロックに分割し、前記ブロック間に前記画素の表示を検査するための検査端子が形成された検査端子エリアを配設し、
    分割された前記外部端子エリア毎に、前記半導体チップを設け、
    前記半導体チップのそれぞれと接続するために、同一の機能を有する前記検査端子を前記検査端子エリアに複数設け、
    前記検査端子を検査配線に接続し、当該検査配線の少なくとも一部が、前記検査端子に対応する前記半導体チップの下に配設され、
    前記半導体チップの下には、さらに、前記検査配線に接続され、かつ、前記ゲート線及び前記ソース線のいずれか一方に接続される検査回路、及び前記検査回路をオンオフするスイッチ信号を伝送する制御配線の少なくとも一部が配設され、
    通常の表示モードの際には、前記ゲート線、及び前記ソース線に、前記半導体チップを介して駆動信号が供給され、
    表示検査の際には、前記ゲート線、及び前記ソース線に、前記検査配線、前記検査回路を介して表示検査信号が供給される表示装置。
  2. 前記基板の同一の辺近傍に形成される前記外部端子エリアは、2つの略同一のブロックに分割されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記検査配線は、前記半導体チップ単位で配設されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の表示装置。
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