JP2011013267A - 天吊り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天吊り装置を目視できなくても確実な設置が行える設置状態の信頼性を向上でき、その際の設置作業の安全性も向上でき、また、設置後の安全性も確保できる天吊り装置を提供すること。
【解決手段】プロジェクター5を吊り下げる天吊り装置1は、天井面800に固定され、一対の案内部104と、案内部104の端部に形成される一対の第1保持部105と、を有する第1基板10と、案内部104に対し、両端近傍を掛着して摺動し、第1保持部105に回動自在に保持される第1保持部材50を有し、プロジェクター5を保持する第2基板20と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクター用の天吊り装置に関する。
従来、プロジェクター用の天吊り装置は、天井などに設置されて、プロジェクターを固定することにより、プロジェクターからの画像光を、壁面に設置されたスクリーンや、起立式のスクリーンなどに投写させている。また、天吊り装置は、市場の要望などから、目立たせないように構成されている。そのため、天吊り装置は、プロジェクターを天井面に極力接近させる(プロジェクターと天井面との隙間を極力狭くする)構造としている。
図11は、従来の天吊り装置の概構成図であり、図11(a)は側面図であり、図11(b)は平面図である。なお、図11(b)に示す平面図は、天吊り装置910が取り付けられる天井面990側から見た図である。図11を参照して、従来の天吊り装置910の構成および動作を説明する。
図11に示すように、天吊り装置910は、大略、ベース基板920と角度調整基板930とプロジェクター固定板940とで構成されている。
天吊り装置910の組み立て方法を簡単に説明する。
最初に、ベース基板920を天井面990にボルトで固定する。このとき、ベース基板920の両側面のネジ孔にボルト920a,920bを仮止めする。プロジェクター固定板940は、プロジェクター900に設置された取り付け用のネジ孔にボルト940a,940b,940cで固定する。次に、角度調整基板930をプロジェクター固定板940に固定する。固定は、ボルト930a,930b,930c,930d,930e,930fで固定する。
次に、角度調整基板930の側面に形成されている一対の掛着部931,932を、ベース基板920に仮止めしたボルト920a,920bに掛着する(引っ掛ける)。次に、ボルト930g,930hを、角度調整基板930の両側面に形成されている調整用孔933,934に挿通し、ベース基板920の両側面のネジ孔に固定することにより、角度調整基板930とベース基板920とを固定する。
この取り付け作業により、天吊り装置910は組み立てられて、プロジェクター900を吊り下げることができる。
なお、天吊り装置910は、プロジェクター900の投写レンズ901からスクリーン(図示省略)に投写される投写位置が、上下方向(重力方向が下方向)にズレている場合や、左右の傾きがある場合には、プロジェクター900の取り付け角度を調整することができる。
プロジェクター900の取り付け角度の調整方法を簡単に説明する。
上下方向の角度調整は、ベース基板920と角度調整基板930を固定しているボルト930g,930hを緩め、プロジェクター900の後部(投写レンズ901と反対側)を上下方向に移動させることで、投写位置がスクリーンに合うように調整する。このときプロジェクター900は、ボルト920a,920bを回動軸として回動する。なお、回動可能範囲は、調整用孔933,934の範囲内となる。調整後は、ボルト930g,930hを締め付ける。
左右方向の角度調整は、プロジェクター固定板940と角度調整基板930を固定しているボルト930a,930b,930c,930d,930e,930fを緩め、プロジェクター900の左右を上下方向に移動させることで、投写位置がスクリーンに合うように調整する。このときプロジェクター900は、ボルト930a,930dを回動軸として回動する。なお、回動可能範囲は、ボルト930b,930c,930e,930fで固定しているプロジェクター固定板940に形成される調整用孔(図示省略)の範囲内となる。調整後は、ボルト930a〜930fを締め付ける。
この調整作業により、プロジェクター900の角度調整を行うことができる。
上述した天吊り装置910は、プロジェクター900を天井面990に極力接近させることにより、天吊り装置910を目立たせなくしている。
しかし、上述した天吊り装置910を含め、天吊り装置が薄型化された場合、天吊り装置の取り付け作業(設置作業)において、作業者は、目視して作業ができない状況が生じてしまう。その場合、設置状態の信頼性や、設置作業の安全性が低下してしまうという課題がある。例えば、天吊り装置910の場合、角度調整基板930の側面に形成される一対の掛着部931,932を、ベース基板920に仮止めしたボルト920a,920bに掛着する作業は、取り付け作業の中でも、特に設置状態の信頼性が決まる重要な部分であり、また、特に設置作業の安全性を確保するための重要な部分である。このような掛着作業において、目視して作業ができない状況が生じた場合には、天吊り装置910の設置状態の信頼性や設置作業の安全性が確保し難くなる。また、設置後においては、プロジェクター900の脱落防止などを含む安全性が確保し難くなるという課題がある。なお、このような状況を避けるため、天吊り装置の外形(平面サイズ)をプロジェクターの外形(平面サイズ)に近づけることで、天吊り装置を目視可能とさせ、設置状態の信頼性および設置作業の安全性を向上させることができるが、設置後の天吊り装置の見栄えが悪いなどの課題があった。
従って、天吊り装置を目視できなくても確実な設置が行える設置状態の信頼性を向上でき、その際の設置作業の安全性も向上でき、また、設置後の安全性も確保できる天吊り装置が要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)本適用例に係る天吊り装置は、プロジェクター用の天吊り装置であって、(a)一対の案内部と、案内部の端部に形成される一対の第1保持部と、を有し、取り付け面に固定される第1基板と、(b)案内部に対し、両端近傍を掛着して摺動し、第1保持部に回動自在に保持される第1保持部材を有し、プロジェクターを保持する第2基板と、を備えることを特徴とする。
このような天吊り装置によれば、第2基板がプロジェクターを保持しており、また、第2基板の有する第1保持部材の両端近傍を、第1基板の一対の案内部に掛着して摺動し、案内部の端部に形成される一対の第1保持部に回動自在に保持させる。このように、第1基板に備える一対の案内部に、第2基板に備える第1保持部材の両端近傍を掛着させて摺動することにより、天吊り装置(第1基板の第1保持部や案内部、および第2基板の第1保持部材)が目視できなくても、第2基板の第1保持部材を、第1保持部に保持させることが容易に行える。
なお、例えば、掛着する作業の前作業として、天井面などに固定されている第1基板に対して、プロジェクターを保持している第2基板を持ち上げて接近させる。この状態では、第1基板の案内部と第2基板の第1保持部材との位置を目視で確認できるため、案内部に掛着することができる位置に第1保持部材の位置を概略合わせることができる。その後、案内部への第1保持部材の掛着を実際に行う作業が目視できなくても、真上に持ち上げることで、掛着させることが可能となる。その後は、摺動させるという容易な動作で、第1保持部に第1保持部材を保持させることができる。従って、第1保持部に第1保持部材を確実に設置できることで、設置状態の信頼性を向上できる。
また、案内部に第1保持部材を掛着した後、案内部に対して第1保持部材を摺動させる際には、プロジェクターから手を離したとしても脱落することがなくなる。そのため、作業者は、プロジェクターおよび第2基板の重量から開放される。そして、作業者は、プロジェクターが回転しないように手を添えながら、案内部に第1保持部材を摺動させることにより、第1保持部に第1保持部材を確実に設置して保持させることができる。これにより、設置作業の安全性を向上させることができる。
また、第1保持部材は、両端近傍を一対(2つ)の案内部に掛着して摺動し、一対の第1保持部に回動自在に保持される。言い換えれば、第1保持部材は、1つの回動軸で、一対(2つ)の第1保持部に保持されて回動を行うため、第1保持部の成形による位置ズレには影響されずに、安定した回動を行うことできる。これにより、第2基板(プロジェクター)は、安定した回動を行うことができる。
(適用例2)上記適用例に係る天吊り装置において、第1保持部材を案内部に掛着および摺動する場合、第1保持部材の動作を補助する補助部を備えていることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、補助部を備えることにより、第1保持部材を確実に案内部に誘導させることができる。また、第1保持部材を案内部に沿わせてスムーズに摺動させることができる。これにより、設置作業の効率化を図ることができ、設置状態の信頼性の更なる向上と、設置作業の安全性の更なる向上を図ることができる。
(適用例3)上記適用例に係る天吊り装置において、第1基板は、第2基板に対し、仮固定および本固定を行う第1固定部を有し、第2基板は、第1基板に対し、第1保持部材を回動軸としてプロジェクターを回動すると共に、回動軸を中心に形成され、第1固定部と協働して回動角度を調整する第1角度調整部を有していることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、第1固定部で第2基板を仮固定し、第1保持部材を回動軸としてプロジェクターを回動させ、第1固定部および第1角度調整部により、プロジェクターの回動角度を調整する。調整後、第1固定部により第2基板を本固定する。また、第2基板(プロジェクター)は、第1保持部材により、第1保持部の成形による位置ズレには影響されずに、安定した回動を行う。従って、角度調整作業を正確で効率的に行うことができる。
(適用例4)上記適用例に係る天吊り装置において、プロジェクターを固定し、第2基板と共にプロジェクターを保持する第3基板と、第1保持部材の軸方向に直交し、第3基板に固定され、第2基板に対して第3基板を回動自在とする第2保持部材と、第2基板に形成され、第2保持部材の両端近傍を回動自在に保持する一対の第2保持部と、を備えていることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、第2保持部材は、両端近傍を一対の第2保持部で保持されて回動するため、1つの回動軸で回動することができる。これにより、第2保持部の成形による位置ズレには影響されずに、安定した回動を行うことができる。これにより、第3基板(プロジェクター)は、安定した回動を行うことができる。また、この回動は、第1保持部材の軸方向に直交した回動軸で回動を行うことができる。
(適用例5)上記適用例に係る天吊り装置において、第2基板は、第3基板に対し、仮固定および本固定を行う第2固定部を有し、第3基板は、第2基板に対し、第2保持部材を回動軸としてプロジェクターを回動すると共に、回動軸を中心に形成され、第2固定部と協働して回動角度を調整する第2角度調整部を有していることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、第2固定部で第3基板を仮固定し、第2保持部材を回動軸としてプロジェクターを回動させ、第2固定部および第2角度調整部により、プロジェクターの回動角度を調整する。調整後、第2固定部により第3基板を本固定する。なお、第2保持部材は両端近傍を一対(2つ)の第2保持部に保持されて回動を行うため、1つの回動軸で、第2保持部の成形による位置ズレには影響されずに、第3基板(プロジェクター)は安定した回動を行うことができる。従って、角度調整作業を正確で効率的に行うことができる。
これにより、第1保持部材を回動軸として回動させて行う角度調整の他、第1保持部材に直交する第2保持部材を回動軸として回動させて行う角度調整も行える。これにより、直交する2方向の角度調整が正確で効率的に行うことができる。
(適用例6)上記適用例に係る天吊り装置において、第1保持部材は、プロジェクターの重心位置に略相対する部位に設置されていることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、第1保持部材が、プロジェクターの重心位置に略相対する部位に設置されていることにより、第1保持部材の軸方向に垂直な方向のバランスが取れる。これにより、案内部に第1保持部材を掛着した後では、プロジェクターを支える力はほとんど必要なくなる。そのため、案内部に第1保持部材を掛着した後、案内部に第1保持部材を摺動させて第1保持部に保持させるまでの作業を安全に行うことができ、確実に保持させることができる。
(適用例7)上記適用例に係る天吊り装置において、第2保持部材は、プロジェクターの重心位置に略相対する部位に設置されていることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、第2保持部材が、プロジェクターの重心位置に略相対する部位に設置されていることにより、第2保持部材の軸方向に垂直な方向のバランスが取れる。これにより、プロジェクターの角度調整作業を安全で効率的に行うことができる。
(適用例8)上記適用例に係る天吊り装置において、第1基板は、第2基板を正規な位置に保持した場合、第2基板の外周から外部に延出する確認用領域を有していることが好ましい。
このような天吊り装置によれば、設置作業が終了した後、第2基板の外周から外部に延出する確認用領域が目視できるか否かで、天吊り装置に保持されたプロジェクターが、正常な位置に保持されているか否かが確認できる。従って、天吊り装置に保持したプロジェクターの安全性の確認が、天吊り装置から離れた場所で、目視で行える。これにより、設置後のメンテナンス性を向上させることができる。
本実施形態に係る天吊り装置を示す図であり、(a)はプロジェクターを取り付けた天吊り装置の側面図であり、(b)はプロジェクターを取り付けた天吊り装置の正面図。 プロジェクターを取り付けた天吊り装置の平面図。 天吊り装置の組立図。 掛着ユニットを示す斜視図。 第1基板に保持ユニットを位置合わせする場合の斜視図。 第1基板に保持ユニットを掛着させる場合の直前の斜視図。 第1基板の案内部に保持ユニットを掛着させた場合の斜視図。 第1基板の第保持部に保持ユニットの第1保持部材が保持された場合の斜視図。 天吊り装置の前後方向の角度調整について説明する側面図であり、(a)は保持ユニットを第1基板に略平行に仮固定した場合の側面図であり、(b)は、保持ユニットを第1基板に対して前側を下げる角度調整を行った場合の側面図であり、(c)は(b)の角度調整においてプロジェクターを追加した場合の側面図。 天吊り装置1の左右方向の角度調整について説明する側面図であり、(a)は保持ユニットを第1基板に略平行に仮固定した場合の側面図であり、(b)は保持ユニットを第1基板に対して左側を下げる(右側を上げる)角度調整を行った場合の側面図。 従来の天吊り装置の概構成図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る天吊り装置を示す図であり、図1(a)は、プロジェクターを取り付けた天吊り装置の側面図であり、図1(b)は、プロジェクターを取り付けた天吊り装置の正面図である。また、図2は、プロジェクターを取り付けた天吊り装置の平面図である。なお、図2は、天吊り装置1を取り付ける天井面800から見た平面図である。図1、図2を参照して、天吊り装置1およびプロジェクター5の外観的な構成および動作を説明する。
本実施形態の天吊り装置1は、プロジェクター5を天井面800に吊り下げる装置である。また、天吊り装置1は、吊り下げたプロジェクター5の取り付け角度を調整してスクリーンSに投写画像の位置を合わせる装置である。
天吊り装置1は、天井面800にボルト(図示省略)により固定される。天吊り装置1は、本実施形態では、後述するが、大略、3つの板部材(第1基板10、第2基板20、第3基板30)で構成されている。天井面800に固定されるのは、第1基板10である。また、プロジェクター5は、第3基板30に固定される。そして、第3基板30は、第2基板20に保持される。また、第3基板30を保持(プロジェクター5を保持)した第2基板20は、第1基板10に掛着して固定される。これにより、天吊り装置1は、プロジェクター5を天井面800に吊り下げる。
プロジェクター5は、光源(図示省略)から射出された光束を、画像信号に基づき、光変調素子(図示省略)で変調して光学像を形成し、その光学像を投写レンズ512で画像光としてスクリーンSなどに投写するものである。
なお、本実施形態を説明する図面(図1、図2、および以降で説明する図)において、天井面800の法線方向を上下方向として、重力方向を下方向(下側)、天井面800方向を上方向(上側)とする。また、法線方向(上下方向)に直交し、プロジェクター5の投写レンズ512が画像光を投写する方向(スクリーンS方向)を前後方向とし、スクリーンSが設置される方向を前方向(前側)、逆側を後方向(後側)とする。また、上下方向と前後方向に直交する方向を左右方向として、図1(b)に示す正面から見た(前方向から後方向を見た)プロジェクター5に向い合い、左手方向を左方向(左側)、右手方向を右方向(右側)とする。
プロジェクター5は、略直方体形状の外装筐体510で覆われている。外装筐体510内部には、上述した光変調素子などを収容する光学ユニット(図示省略)や、プロジェクター5の動作制御を行う制御部を含む、回路構成部(図示省略)などを備えている。
プロジェクター5の上面5aには、プロジェクター5を天吊り装置1に取り付けるためのハンドル511が外装筐体510の左右端部で前後方向に渡ってアーチ状に一対設置されている。プロジェクター5は、このハンドル511を天吊り装置1に挟持されて天吊りされる。本実施形態のプロジェクター5は、家庭などで用いられる一般的なプロジェクターに比べて外形が大きく、それに伴って重量も重いものである。一般的なプロジェクターでは、ナットなどを挿入して加工された脚部を利用して、天吊り装置にネジ止めされる。
プロジェクター5の下面5bには、操作入力を行うスイッチ部(図示省略)などが設置されている。プロジェクター5の前面5cには、中央に投写レンズ512が突出して設置されている。投写レンズ512から射出される画像光は、前方向に設置されたスクリーンSに向かって投写される。また。投写レンズ512の左側には、リモートコントローラー(リモコン)からの操作信号を受信する信号受信窓513が設置されている。
図3は、天吊り装置の組立図である。図4は、掛着ユニットを示す斜視図である。なお、図4は、プロジェクター5の図示を省略している。図3、図4を参照して、天吊り装置1の構成および組み立て方法を説明する。なお、図1、図2を適宜参照する。
天吊り装置1の構成に関して説明する。
本実施形態の天吊り装置1は、大略、第1基板10、第2基板20、および第3基板30で構成されている。また、天吊り装置1は、第1保持部材50および第2保持部材60を備えている。また、天吊り装置1は、プロジェクター5のハンドル511を保持するハンドル保持部材40を備えている。
第1基板10は、天吊り装置1を天井面800に固定する部材である。第1基板10は、略矩形の第1基板本体101を基に形成されている。この第1基板本体101の前方向の左右には、第1基板10を天井面800に固定する際にボルト(図示省略)を下方向から挿通する固定用孔部102が形成されている。また、第1基板本体101の左右方向の両端部には、下方向に対向して起立した起立部103が形成されている。起立部103は、前方向に、第2基板20に固定される第1保持部材50を掛着および摺動して案内する案内部104と、第1保持部材50を回動自在に保持する第1保持部105とが形成されている。
案内部104は、起立部103の略中央から前方向に向かって形成されており、右側面から見た場合、第1保持部105も含み、略L字状に形成されている。また、案内部104の前方向の端部には、第1保持部105が形成されている。第1保持部105は、案内部104の上端面104aから一段下方向に下がって形成されている。なお、上端面104aは、第1基板本体101の面に平行に形成されておらず、前方向(第1保持部105の方向)に向かって下方向に緩やかに傾斜している。
また、案内部104の下側端面は内側に向かって湾曲した湾曲部106が形成されている、この湾曲部106により、プロジェクター5を保持する第2基板20を、案内部104および第1保持部105に掛着した場合の剛性を確保している。また、起立部103の後方向には、第1固定部を構成する固定用孔部107が形成されている。この固定用孔部107は、プロジェクター5の前後方向の取り付け角度調整を行う際に、第2基板20を第1基板10に対して仮固定および本固定を行う。固定用孔部107は、その内側にナットが溶接されている。
案内部104は、起立部103の中央部分を切り欠いて形成されている。その切り欠いた領域を切り欠き部110とする。この切り欠き部110は、幅を広めに取っており、また切り欠き部110の上方向は狭まるように形成している。また、切り欠き部110は、端面110aを有し、第1保持部材50を端面110aに当接させて、案内部104側に摺動させることで、第1保持部材50を案内部104に誘導する。切り欠き部110は、第1保持部材50を案内部104に掛着する際の補助部を構成している。
なお、起立部103を含め、起立部103に形成される案内部104、第1保持部105、湾曲部106、固定用孔部107は、第1基板10を左右方向に2等分する垂直面を中心として、対称に形成されている。すなわち、上記構成部は、対称に一対(2つ)ずつ形成されている。
なお、以降の説明において、左右方向または前後方向に対称に形成される構成部に対して、一方の構成部を呼称する場合には、右側、左側、または前側、後側という違いをつける。
第2基板20は、プロジェクター5を固定した第3基板30を保持して第1基板10に掛着(第1保持部105に保持)する部材である。また、第2基板20は、第1基板10と協働して、プロジェクター5の前後方向の取り付け角度を調整する部材である。
第2基板20は、略矩形の第2基板本体201を基に形成されている。この第2基板本体201の左右方向端部には、対向させて起立させた起立部202が形成されている。起立部202の中央部は、上方向から切り欠かれた切り欠き部203が形成されている。起立部202の前方向には、固定用孔部204が形成されている。この固定用孔部204は、第1保持部材50を固定するためのものである。左側の起立部202に形成される固定用孔部204は、第1保持部材50を挿通させる孔である。右側の固定用孔部204は、外側にナットが溶接されており、挿通した第1保持部材50をナットに螺合させて固定する孔である。
起立部202の後方向には、第1角度調整部を構成する第1角度調整孔部205が形成されている。この第1角度調整孔部205は、プロジェクター5の前後方向の取り付け角度を調整する際に使用されるものである。第1角度調整孔部205は、詳細は後述するが、固定用孔部204の孔中心(言い換えると、第1保持部材50の軸中心)を中心にプロジェクター5が回動するように長孔形状に形成されている。
また、起立部202の前側端部には、起立部202の端部を外側に湾曲させた湾曲部206が形成されている。この湾曲部206は、第1保持部材50を案内部104に掛着する際に、起立部202が案内部104の先端部分や、側面部分に当接した場合にも、噛み付きを防止して、起立部202にスムーズな動作を行わせる。湾曲部206は、第1保持部材50を案内部104に掛着する際の補助部を構成している。
なお、起立部202を含め、起立部202に形成される切り欠き部203、固定用孔部204、第1角度調整孔部205、湾曲部206は、第2基板20を左右方向に2等分する垂直面を中心として、対称に形成されている。すなわち、上記構成部は、対称に一対(2つ)ずつ形成されている(但し、固定用孔部204は、上記の違いを有している)。
第2基板本体201の前後方向端部には、対向させて起立させた起立部211が形成されている。起立部211の中央部には、第2保持部としての保持用孔部212が形成されている。この保持用孔部212は、第2保持部材60を回動自在に保持するためのものであり、前側および後側の起立部211に形成される2つの保持用孔部212は、第2保持部材60を挿通させる。
起立部211の左右方向には、第2固定部を構成する2つの固定用孔部213,214が形成されている。この固定用孔部213,214は、プロジェクター5の左右方向の取り付け角度調整を行う際に、第3基板30を第2基板20に対して仮固定および本固定を行う。固定用孔部213,214は、その内側にナットが溶接されている。
なお、起立部211を含め、起立部211に形成される保持用孔部212、固定用孔部213,214は、第2基板20を前後方向に2等分する垂直面を中心として、対称に形成されている。すなわち、上記構成部は、対称に一対(2つ)ずつ形成されている。
第3基板30は、プロジェクター5を固定する部材である。また、第3基板30は、第2基板20と協働して、プロジェクター5の左右方向の取り付け角度を調整する部材である。
第3基板30は、略矩形の第3基板本体301を基に形成されている。この第3基板本体301の左右方向端部には、対向させて起立させた起立部302が形成されている。起立部302の前後方向には、更に外側に曲折して延出する延出部303,304が形成されている。なお、延出部303,304には、後述するハンドル保持部材40を固定するネジ孔305を有している。
第3基板本体301の前方向端部は、第3基板本体301の剛性を向上させるために折り返して重ねた折り返し部306を有している。また、第3基板本体301の前方向(折り返し部306の後方)と、後方向端部には、対向させて起立させた起立部307が形成されている。前方向の起立部307は、第3基板本体301を切り起して形成されている。
起立部307の中央部には、固定用孔部308が形成されている。この固定用孔部308は、第2保持部材60を固定するためのものである。前側の起立部307に形成される固定用孔部308は、第2保持部材60を挿通させる孔であり、後側の固定用孔部308は、外側にナットが溶接されており、挿通した第2保持部材60をナットに螺合させて固定する孔である。
起立部307に形成される固定用孔部308の左右方向端部には、固定用孔部308を中心に対称となる、第2角度調整部を構成する2つの第2角度調整孔部310,311が形成されている。この第2角度調整孔部310,311は、プロジェクター5の左右方向の取り付け角度を調整する際に使用されるものである。また、詳細は後述するが、第2角度調整孔部310,311は、固定用孔部308の孔中心(言い換えると、第2保持部材60の軸中心)を中心にプロジェクター5が回動するように長孔形状に形成されている。
なお、起立部307を含め、起立部307に形成される固定用孔部308、第2角度調整孔部310,311は、第3基板30を前後方向に略2等分する垂直面を中心として、対称に形成されている。すなわち、上記構成部は、対称に一対(2つ)ずつ形成されている(但し、固定用孔部308は、上記の違いを有している)。
ハンドル保持部材40は、プロジェクター5のハンドル511を保持する部材である。また、ハンドル保持部材40は、第3基板30の延出部303,304に固定する部材である。
ハンドル保持部材40は、略矩形の保持部材本体401を基に形成されている。この保持部材本体401の一方の端部には、下方向に曲折して延出し、更に内側に曲折して延出する、断面略C字状の保持部402が形成されている。なお、保持部材本体401には、延出部303,304に固定する際に使用する固定用孔403が形成されている。
ここで、第1保持部材50と第2保持部材60との構成に関して説明する。
第1保持部材50は、第2基板20に固定され、第1基板10に形成する案内部104の上端面104aに両端近傍を掛着して摺動し、第1保持部105に回動自在に保持される部材である。なお、第1保持部材50は、1つのボルトで構成されている。また、第2保持部材60は、第3基板30に固定され、第2基板20に形成する保持用孔部212に両端近傍を回動自在に保持される部材である。なお、第2保持部材60は、第1保持部材50と同様に、1つのボルトで構成されている。
天吊り装置1の組み立て方法に関して説明する。
最初に、第2基板20に第1保持部材50を固定する。詳細には、第2基板20の、左側の固定用孔部204に第1保持部材50を挿通して、右側の固定用孔部204に螺合させることにより固定する。
次に、第2基板20と第3基板30とを組み付ける。
最初に、第3基板30の2つの起立部307の間に、第2基板20の2つの起立部211が相対して位置するように、上方向から第2基板20を挿入する。
次に、第2保持部材60を、第2基板20と第3基板30とに組み付ける。詳細には、第3基板30の、前側の固定用孔部308に第2保持部材60を挿通し、続いて、第2基板20の、前側の保持用孔部212と後側の保持用孔部212とに挿通する。そして、最後に第3基板30の、後側の固定用孔部308に螺合させることにより固定する。
これにより、第2保持部材60は、第3基板30の固定用孔部308に固定され、第2保持部材60の両端近傍を第2基板20の保持用孔部212に保持される。言い換えると、第2保持部材60は、第3基板30と共に、第2基板20に回動自在に保持される。また、第2保持部材60の軸方向(軸B)は、第1保持部材50の軸方向(軸A)に対して直交する位置関係となる。
次に、ボルト701を第3基板30の、前側の第2角度調整孔部310に挿通し、続いて、第2基板20の、前側の固定用孔部213に螺合して固定する。また、ボルト701を第3基板30の、前側の第2角度調整孔部311に挿通し、続いて、第2基板20の、前側の固定用孔部214に螺合して固定する。この組み立てを、後側の第2角度調整孔部310および固定用孔部213に対しても行う。同様に、後側の第2角度調整孔部311および固定用孔部214に対しても行う。なお、この固定は仮固定である。また、ボルト701は、第2固定部を構成している。
以上により、図4に示すように、第2基板20と第3基板30とが組み付けられる。なお、第2基板20と第3基板30とを組み付けたユニットを、以降、掛着ユニット6と呼称する。
次に、第3基板30の延出部303,304にハンドル保持部材40を組み付ける。詳細には、ハンドル保持部材40の保持部材本体401を延出部303,304の上面に当接させ、固定用孔403にボルト702を挿通させ、対応する延出部303,304のネジ孔305に螺合させる。なお、この固定は仮固定である。
以上により、図4に示すように、第3基板30にハンドル保持部材40が組み付けられる。
次に、プロジェクター5をハンドル保持部材40で固定(保持)する。詳細には、プロジェクター5のハンドル511をハンドル保持部材40で挟持するように固定する。プロジェクター5の右側のハンドル511に対して、第3基板30の右側に仮固定したハンドル保持部材40の保持部402に保持させる。また、同様に、プロジェクター5の左側のハンドル511に対して、第3基板30の左側に仮固定したハンドル保持部材40の保持部402に保持させる。
次に、プロジェクター5のハンドル511を挟持した、左右のハンドル保持部材40に対して、力を加えて中心方向に押圧し、ボルト702を固定(本固定)する。これにより、プロジェクター5は、第3基板30に固定される。なお、掛着ユニット6にハンドル保持部材40を介してプロジェクター5を固定したユニットを、以降、保持ユニット7と呼称する。なお、図4にはプロジェクター5の図示を省略している。
以降では、天吊り装置1において、天井面800に固定した第1基板10に、保持ユニット7を掛着させる方法(作業手順)に関して説明する。
図5は、第1基板に保持ユニットを位置合わせする場合の斜視図である。図6は、第1基板に保持ユニットを掛着させる場合の直前の斜視図である。図7は、第1基板の案内部に保持ユニットを掛着させた場合の斜視図である。図8は、第1基板の第1保持部に保持ユニットの第1保持部材が保持された場合の斜視図である。図5〜図8を参照して、第1基板10に保持ユニット7を掛着させる方法(作業手順)を説明する。
なお、図5〜図8において、プロジェクター5は、保持ユニット7に固定されているが、天吊り装置1の図面の見易さなど考慮して、図示は省略している。また、第1基板10は、天井面800に固定されているが、同様に、天吊り装置1の図面の見易さなど考慮して、図示は省略している。
第1基板10の案内部104に、保持ユニット7の第1保持部材50を掛着する作業に至る前の作業として、図5に示すように、最初に、保持ユニット7を第1基板10の近くまで持ち上げる作業を行う。次に、第1基板10の切り欠き部110の下方向に第1保持部材50が位置するように、また、左右方向においても、切り欠き部110の下方向に第1保持部材50が位置するように、目視しながら位置を合わせる。
次に、図6に示すように、位置合わせを行った状態の保持ユニット7を、真上に持ち上げる。そして、第1保持部材50が切り欠き部110の端面110aに当接した後、第1保持部材50を端面110aに沿って滑らせながら(摺動させながら)、前方向に移動させる。ある程度摺動させた場合、図7に示すように、案内部104の上端面104aにも当接して摺動する状態となる。なお、ここで、保持ユニット7の持ち上げる力を弱めた場合、保持ユニット7が下方向に下がらないことや、左右方向のいずれかの方向に回転しないことなどが確認できた場合には、第1保持部材50は、左右の案内部104に正常に掛着されたことになる。
以上の手順で作業を行うことにより、目視ができなくても、案内部104に第1保持部材50の両端近傍を掛着させることが可能となる。
第1保持部材50が、案内部104に正常に掛着され、案内部104の上端面104aを摺動する状態となった場合、持ち上げていた保持ユニット7の持ち上げ力を緩めることができる。なお、第1保持部材50は、保持ユニット7において、プロジェクター5の重心位置に相対する部位に設置されているため、第1保持部材50の軸方向(軸A)に垂直な方向となる前後方向のバランスが取れている。従って、案内部104に第1保持部材50を掛着した後では、プロジェクター5を支える力はほとんど必要なくなる。保持ユニット7の持ち上げを仮に止めた場合でも、保持ユニット7に軽く手を添えることで、保持ユニット7の回転などは防止できる。
この状態で、保持ユニット7を前方向に押圧し、第1保持部材50を案内部104の上端面104aに摺動させて行くと、案内部104の端部に形成された第1保持部105に第1保持部材50が落ち込む。これにより、図8に示すように、第1保持部材50が第1保持部105に保持された状態となる。言い換えると、保持ユニット7が第1保持部105に保持された状態となる。この状態では、保持ユニット7は、第1保持部105に保持され、第1保持部材50(軸A(図3参照))を中心として回動自在となる。
以上の手順で作業を行うことにより、目視ができなくても、第1保持部材50を第1保持部105に保持させることが可能となる。
なお、第1保持部材50を案内部104の上端面104aに摺動させる場合、上端面104aは、前方向(第1保持部105の方向)に向かって下方向に緩やかに傾斜しているため、弱い力で前方向に保持ユニット7を押すことで、上端面104aを摺動させることができる。
なお、図8は、第1基板10の第1保持部105に保持ユニット7の第1保持部材50が保持された場合を示していると共に、第1角度調整孔部205を介して、第2基板20(保持ユニット7)を第1基板10に仮固定した状態も示している。ここで、第2基板20(保持ユニット7)を第1基板10に仮固定する場合の作業を図3、図8を参照して説明する。
第1保持部材50を第1保持部105に保持させた後、保持ユニット7の後側を持ち上げる。次に、図3に示すように、ボルト703を第2基板20の第1角度調整孔部205に挿通し、続いて、第1基板10の固定用孔部107に螺合して固定する。この作業を左右の第1角度調整孔部205に対して行う。なお、ボルト703は、第1固定部を構成している。以上により、図8に示すように、第2基板20(保持ユニット7)を第1基板10に仮固定できる。なお、図8にプロジェクター5を追加した状態を示す図は、図1(a)となる。
図9は、天吊り装置の前後方向の角度調整について説明する側面図であり、図9(a)は、保持ユニットを第1基板に略平行に仮固定した場合の側面図であり、図9(b)は、保持ユニットを第1基板に対して前側を下げる角度調整を行った場合の側面図であり、図9(c)は、図9(b)の角度調整においてプロジェクターを追加した場合の側面図である。なお、図9(c)は、図9(a)、図9(b)に対して縮尺を変えている。図9を参照して、天吊り装置1の前後方向の角度調整(第1基板10に対する保持ユニット7の前後方向の角度調整)に関して説明する。
本実施形態での前後方向の角度調整は、第1保持部材50(軸A)を中心として保持ユニット7を前後方向に傾けて調整する。詳細には、プロジェクター5の後部を手で保持して上下方向に移動させて行う。
なお、前後方向の角度調整範囲は、第1保持部材50を中心として、第1角度調整孔部205の長手方向外周とボルト703の軸半径とで設定される角度調整範囲Cとなる。本実施形態における前後方向の角度調整範囲Cは、約±5°の範囲となる。
角度調整の手順を説明する。
図9(a)は、詳細には、第1基板10に保持ユニット7を保持させ、ボルト703により、第2基板20の第1角度調整孔部205を挿通させて、第1基板10の固定用孔部107に仮固定した状態を示す図である。角度調整を行う場合、最初に、図9(a)において、仮固定したボルト703を緩める。これにより、保持ユニット7は、第1保持部材50を中心に回動自在となる。
次に、プロジェクター5の後部を手で保持して上下方向に移動する。そして、本実施形態の場合、図9(b)に示すように、プロジェクター5の後部を手で保持して上方向に持ち上げ、プロジェクター5から投写される画像光をスクリーンSの投写位置に合わせる。合わせた後、ボルト703を締め付ける(固定用孔部107に螺合させる)ことにより、第1角度調整孔部205が固定用孔部107とボルト703により挟持されることにより、保持ユニット7を第1基板10に固定(本固定)する。
以上により、図9(c)に示すように、前後方向の角度調整を行うことができる。
なお、第1保持部材50は、保持ユニット7において、プロジェクター5の重心位置に相対する部位に設置されているため、第1保持部材50の軸方向(軸A)に垂直な方向となる前後方向のバランスが取れている。従って、前後方向の角度調整を行う場合、プロジェクター5を支える力はほとんど必要なく、プロジェクター5に軽く手を添えて上下方向に移動(回動)させることで、所望の角度に調整することができる。
図9に示すように、保持ユニット7を正規な位置に保持した場合、第2基板20の起立部202に形成した切り欠き部203(第2基板20の外周)から外部に延出し、第1基板10の案内部104の先端部が目視できるように、案内部104の先端部が形成されている。このように形成される先端部を確認用領域Fとしている。上述したように、第1基板10に保持ユニット7を掛着させた場合、正常に掛着した場合には、天吊り装置1の左右方向から、この確認用領域Fを目視することができる。
すなわち、第1基板10に保持ユニット7を保持させた場合、左右方向から確認用領域Fが目視することができる場合には、第1保持部105に第1保持部材50が正常に保持されていることになる。また、逆に、左右方向から確認用領域Fが目視することができない場合には、正常に保持されていないことになる。なお、正常に掛着されていない場合には、保持ユニット7の掛着をやり直して、左右方向から確認用領域Fが目視できるようにすることになる。
図10は、天吊り装置の左右方向の角度調整について説明する側面図であり、図10(a)は、保持ユニットを第1基板に略平行に仮固定した場合の側面図であり、図10(b)は、保持ユニットを第1基板に対して左側を下げる(右側を上げる)角度調整を行った場合の側面図である。なお、図10(b)においては、プロジェクター5を含めて図示している。また、図10(a)に示す図は、プロジェクター5を図示省略しているが、図1(b)に示す図と同様の図となる。なお、図10(a)と図10(b)とは、縮尺を変えている。図10を参照して、天吊り装置1の左右方向の角度調整(第1基板10に対する保持ユニット7の左右方向の角度調整)に関して説明する。
本実施形態での左右方向の角度調整は、第2保持部材60(軸B)を中心として保持ユニット7を左右方向に傾けて調整する。詳細には、プロジェクター5の左右端部を手で保持して上下方向に移動させて行う。
なお、左右方向の角度調整範囲は、第2保持部材60を中心として、第2角度調整孔部310,311の長手方向外周とボルト701の軸半径とで設定される角度調整範囲Dとなる。本実施形態における左右方向の角度調整範囲Dは、約±5°の範囲となる。
角度調整の手順を説明する。
図10(a)は、詳細には、保持ユニット7において、第2保持部材60を介して、第2基板20に第3基板30を保持させ、ボルト701により、第3基板30の第2角度調整孔部310,311を挿通させて、第2基板20の固定用孔部213,214に仮固定した状態を示す図である。角度調整を行う場合、最初に、図10(a)において、仮固定したボルト701を緩める。これにより、保持ユニット7において、第2基板20に対して第2保持部材60を中心にして、プロジェクター5を保持した第3基板30が回動自在となる。
次に、プロジェクター5の左右端部を手で保持して上下方向に移動する。そして、図10(b)に示すように、プロジェクター5の左右端部を手で保持し、左端部を下方向に下げ(右端部を上方向に持ち上げ)、プロジェクター5から投写される画像光をスクリーンSの投写位置に合わせる。合わせた後、ボルト701を締め付ける(固定用孔部213,214に螺合させる)ことにより、第2角度調整孔部310,311が固定用孔部213,214とボルト701により挟持されることにより、第1基板10にプロジェクター5を保持した第3基板30を固定(本固定)する。
以上により、左右方向の角度調整を行うこができる。
なお、第2保持部材60は、保持ユニット7において、プロジェクター5の重心位置に相対する部位に設置されているため、第2保持部材60の軸方向(軸B)に垂直な方向となる左右方向のバランスが取れている。従って、左右方向の角度調整を行う場合、プロジェクター5を支える力はほとんど必要なく、プロジェクター5の左右端部に軽く手を添えて上下方向に移動(回動)させることで、所望の角度に調整することができる。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第3基板30と共にプロジェクター5を保持した第2基板20の第1保持部材50の両端近傍を、第1基板10の一対の案内部104に掛着して摺動し、一対の第1保持部105に回動自在に保持させる。このように、第1基板10に備える一対の案内部104に、第2基板20に備える第1保持部材50の両端近傍を掛着させて摺動することにより、第1基板10の第1保持部105や案内部104、および第2基板20の第1保持部材50が目視できなくても、第2基板20の第1保持部材50を、第1保持部105に保持させることが容易に行える。
なお、掛着する作業に至る直前の作業として、第1基板10の案内部104と保持ユニット7の第1保持部材50との位置を目視で概略合わせることを行う。その後、案内部104への第1保持部材50の掛着を実際に行う作業が目視できなくても、真上に持ち上げることで、掛着させることが可能となる。その後は、摺動させるという容易な動作で、第1保持部105に第1保持部材50を保持させることができる。
なお、従来の天吊り装置は、案内部を有しておらず、直接、保持部などに掛着していたため、保持部に確実に掛着できるまでプロジェクターを抱えて作業を行う必要があった。これにより、設置作業の安全性が低下していた。これに対し、本実施形態の天吊り装置1は、第1保持部105に直接掛着するのではなく、一旦、案内部104に掛着させる。その後、案内部104を摺動させることにより、第1保持部105に掛着させる。なお、案内部104に第1保持部材50を掛着させる作業は容易に行われる。また、案内部104に対して第1保持部材50を摺動させる際は、プロジェクター5から仮に手を離したとしても脱落することがなくなる。そのため、作業者は、保持ユニット7(プロジェクター5、第3基板30、および第2基板20)の重量から開放される。そして、作業者は、プロジェクター5が回転しないように手を添えながら、案内部104の上端面104aに第1保持部材50を摺動させることにより、第1保持部105に第1保持部材50を確実に設置して保持させることができる。これにより、設置作業の安全性を向上させることができる。
また、第1保持部材50は、1つの回動軸で構成し、一対(2つ)の第1保持部105に保持されて回動を行うため、第1保持部105の成形による位置ズレには影響されずに、安定した回動を行うことできる。これにより、保持ユニット7は安定した回動を行うことができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第1基板10には、補助部として切り欠き部110を備えているため、案内部104に保持ユニット7の第1保持部材50を目視せずに掛着する際、切り欠き部110を利用して容易に案内部104に掛着することができる。なお、切り欠き部110の端面110aに第1保持部材50を当接させて、案内部104側に摺動させることで、案内部104の上端面104aに確実に第1保持部材50を誘導することができる効果は大きい。これにより、設置作業の効率化を図ることができ、設置状態の信頼性の更なる向上と、設置作業の安全性の更なる向上を図ることができる。
また、第2基板20には、補助部として湾曲部206を備えているため、第1保持部材50を案内部104に掛着する際に、第1保持部材50を固定している起立部202が案内部104の先端部分や、側面部分に当接した場合にも、噛み付きを防止して、起立部202にスムーズな動作を行わせる。これにより、第1保持部材50を案内部104に沿わせてスムーズに摺動させることができる。従って、設置作業の効率化を図ることができ、設置状態の信頼性の更なる向上と、設置作業の安全性の更なる向上を図ることができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、2つの固定用孔部107とボルト703により第2基板20を仮固定し、第1保持部材50を回動軸としてプロジェクター5(保持ユニット7)を回動させ、固定用孔部107、第1角度調整孔部205、およびボルト703により、プロジェクター5の前後方向の回動角度を調整する。調整後、固定用孔部107とボルト703により第2基板20を本固定する。また、保持ユニット7は、第1保持部材50により、第1保持部105の成形による位置ズレには影響されずに、安定した回動を行う。従って、角度調整作業を正確で効率的に行うことができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第2保持部材60は、第1保持部材50の軸方向(軸A)に直交し、第3基板30に固定され、第2基板20に有する一対の第2保持部としての保持用孔部212に両端近傍を回動自在に保持される。これにより、保持ユニット7は、1つの回動軸(軸B)で回動できるため、保持用孔部212の成形による位置ズレには影響されずに、安定した回動を行うことができる。また、この回動は、第1保持部材50の軸方向(軸A)に直交した回動軸(軸B)で回動を行うことができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、2つの固定用孔部213,214とボルト701により第3基板30を仮固定し、第2保持部材60を回動軸としてプロジェクター5を回動させ、固定用孔部213,214および第2角度調整孔部310,311により、プロジェクター5の左右方向の回動角度を調整する。調整後、ボルト701と固定用孔部213,214により第3基板30を本固定する。なお、第2保持部材60は1つで構成し、一対(2つ)の保持用孔部212に保持されて回動を行うため、1つの回動軸(軸B)で、保持用孔部212の成形による位置ズレには影響されずに、保持ユニット7は安定した回動を行うことができる。従って、左右方向の角度調整作業を正確で効率的に行うことができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第1保持部材50を回動軸として回動させて行う前後方向の角度調整の他、第1保持部材50に直交する第2保持部材60を回動軸として回動させて行う左右方向の角度調整も行える。これにより、直交する2方向(前後方向と左右方向)の角度調整が正確で効率的に行うことができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第1保持部材50が、プロジェクター5の重心位置に相対する部位に設置されている。これにより、第1保持部材50の軸方向(軸A)に垂直な方向(前後方向)のバランスが取れる。そのため、案内部104に第1保持部材50を掛着した後では、プロジェクター5(保持ユニット7)を支える力はほとんど必要なくなる。そのため、案内部104に第1保持部材50を掛着した後、案内部104に第1保持部材50を摺動させて第1保持部105に保持させるまでの作業を安全に行うことができ、確実に保持させることができる。従来は、回動軸となる部材が、プロジェクターの重心位置に相対する部位に設置されておらず、掛着した後も、プロジェクターを支える大きな力が必要であった。また、プロジェクター5の前後方向の角度調整作業においても、従来に比べて弱い力でプロジェクター5を回動できることで、前後方向の角度調整作業を安全で効率的に行うことができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第2保持部材60が、プロジェクター5の重心位置に相対する部位に設置されている。これにより、第2保持部材60の軸方向(軸B)に垂直な方向のバランスが取れる。従って、プロジェクター5の左右方向の角度調整作業において、従来に比べて弱い力でプロジェクター5を回動でき、左右方向の角度調整作業を安全で効率的に行うことができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第1基板10の案内部104の先端部に、確認用領域Fを有している。そして、第1基板10に対して第2基板20(保持ユニット7)を正規な位置に保持した場合、第2基板20の外周から確認用領域Fが目視できるようにしている。これにより、第1基板10への保持ユニット7の設置作業が終了した後、第2基板20の外周から外部に延出する確認用領域Fが目視できるか否かで、天吊り装置1に保持されたプロジェクター5が、正常な位置に保持されているか否かが確認できる。従って、天吊り装置1に保持したプロジェクター5の安全性の確認が、天吊り装置1から離れた場所で、目視で行える。これにより、設置後のメンテナンス性を向上させることができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、第1基板10から保持ユニット7が脱落する状況に至るには、第1保持部材50が、第1保持部105から外れ、且つ、第1保持部105につながる案内部104を摺動して、案内部104から外れる必要がある。なお、従来は、案内部を有していないため、保持部から外れると脱落する恐れがあった。しかし、本実施形態では、案内部104を有しており、また、案内部104は、第1保持部材50が充分に摺動できる程度に長く形成しているため、第1保持部材50が第1保持部105から外れても脱落を回避することができる。また、第1保持部材50が摺動する案内部104の上端面104aは、前方向(第1保持部105の方向)に向かって下方向に緩やかに傾斜している(言い換えると、前方向から後方向に向かって上方向に上がる傾斜となっている)ため、摺動し難く、案内部104から更に外れ難くなり、脱落を更に回避することができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、天吊り装置1を目視できなくても確実な設置が行える設置状態の信頼性を向上でき、その際の設置作業の安全性も向上でき、また、設置後の安全性も確保できる天吊り装置1が実現する。
本実施形態の天吊り装置1によれば、従来に比べて、目視できなくても確実な設置が行える設置状態の信頼性を向上できるため、プロジェクター5を天井面800に極力接近できる(プロジェクター5と天井面800との隙間を極力狭くできる)薄型構造とすることができる。
本実施形態の天吊り装置1によれば、目視できなくても確実な設置が行える設置状態の信頼性を向上できるため、従来のように、天吊り装置の外形(平面サイズ)をプロジェクターの外形(平面サイズ)に近づけることにより天吊り装置を目視できるようにする必要がない。これにより、天吊り装置1の外形(平面サイズ)をプロジェクター5の外形(平面サイズ)に近づけることなく、コンパクトな平面サイズとすることできる。これにより、天吊り装置1の小型化が図れる。従って、天吊り装置1を更に目立たせないように構成でき、見栄えの課題を解決することができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良などを加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
前記実施形態の天吊り装置1において、第2基板20は、第3基板30を介してプロジェクター5を間接的に保持しているが、第3基板30を介さず、第2基板20にプロジェクター5を直接的に保持させる構成としてもよい。この場合、前記実施形態の天吊り装置1は、第3基板30を有さない構造となり、プロジェクター5の前後方向の角度調整を行うことができる。なお、この場合、プロジェクター5の固定方向を変えることにより、前後方向に変えて左右方向の角度調整を行うこともできる。
前記実施形態の天吊り装置1は、プロジェクター5のハンドル511を保持するハンドル保持部材40を備えている。しかし、プロジェクターがハンドルを備えず、ナットを有した脚部などを備える場合には、ハンドル保持部材は必ずしも必要なく、その脚部を利用して、第3基板30にプロジェクターを固定する構造としてもよい。
確認用領域Fは、案内部104の先端部に有している。しかし、確認用領域は、第2基板20を第1基板10の正規な位置に保持した場合、第2基板20の外周から外部に延出して目視できるのであれば、どこに設けてもよい。
1…天吊り装置、5…プロジェクター、6…掛着ユニット、7…保持ユニット、10…第1基板、20…第2基板、30…第3基板、50…第1保持部材、60…第2保持部材、104…案内部、105…第1保持部、107…固定用孔部、110…切り欠き部、212…保持用孔部、205…第1角度調整孔部、206…湾曲部、213,214…固定用孔部、310,311…第2角度調整孔部、701,703…ボルト、800…天井面、F…確認用領域、S…スクリーン。

Claims (8)

  1. プロジェクター用の天吊り装置であって、
    一対の案内部と、当該案内部の端部に形成される一対の第1保持部と、を有し、取り付け面に固定される第1基板と、
    前記案内部に対し、両端近傍を掛着して摺動し、前記第1保持部に回動自在に保持される第1保持部材を有し、前記プロジェクターを保持する第2基板と、
    を備えることを特徴とする天吊り装置。
  2. 請求項1に記載の天吊り装置であって、
    前記第1保持部材を前記案内部に掛着および摺動する場合、前記第1保持部材の動作を補助する補助部を備えていることを特徴とする天吊り装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の天吊り装置であって、
    前記第1基板は、前記第2基板に対し、仮固定および本固定を行う第1固定部を有し、
    前記第2基板は、前記第1基板に対し、前記第1保持部材を回動軸として前記プロジェクターを回動すると共に、前記回動軸を中心に形成され、前記第1固定部と協働して回動角度を調整する第1角度調整部を有していることを特徴とする天吊り装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の天吊り装置であって、
    前記プロジェクターを固定し、前記第2基板と共に前記プロジェクターを保持する第3基板と、
    前記第1保持部材の軸方向に直交し、前記第3基板に固定され、前記第2基板に対して前記第3基板を回動自在とする第2保持部材と、
    前記第2基板に形成され、前記第2保持部材の両端近傍を回動自在に保持する一対の第2保持部と、を備えていることを特徴とする天吊り装置。
  5. 請求項4に記載の天吊り装置であって、
    前記第2基板は、前記第3基板に対し、仮固定および本固定を行う第2固定部を有し、
    前記第3基板は、前記第2基板に対し、前記第2保持部材を回動軸として前記プロジェクターを回動すると共に、前記回動軸を中心に形成され、前記第2固定部と協働して回動角度を調整する第2角度調整部を有していることを特徴とする天吊り装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の天吊り装置であって、
    前記第1保持部材は、前記プロジェクターの重心位置に略相対する部位に設置されていることを特徴とする天吊り装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の天吊り装置であって、
    前記第2保持部材は、前記プロジェクターの重心位置に略相対する部位に設置されていることを特徴とする天吊り装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の天吊り装置であって、
    前記第1基板は、前記第2基板を正規な位置に保持した場合、前記第2基板の外周から外部に延出する確認用領域を有していることを特徴とする天吊り装置。
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