JP2011013106A - 計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の演出効果に比べてより斬新な演出効果を得ることができる計器を提供する。
【解決手段】紫外線を発する第1の光源3と、第1の光源3が発した紫外線を受けて励起され蛍光発光する蛍光体を、透明なもしくは半透明な材料に練り込み、前記材料を成型して形成された蛍光部材5とを有する計器1である。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のスピードメータ等の計器に係り、たとえば、文字板に蛍光体を用いたものに関する。
図5は、従来の自動車のスピードメータ200を示す正面図であり、図6は、自動車のスピードメータ200の断面図である。
従来のスピードメータ200では、光透過性の塗料を用いて、目盛りや数字等の指標部202を、文字板204に印刷して形成している。また、文字板204における指標部202の周囲に遮光性塗料(たとえば黒色の塗料)206を印刷してある。
そして、LED等の光源208が発する白色光等の視認光(可視光)を文字板204に照射して指標部202等を表示をするようになっている。
なお、従来の技術に関連する特許文献として、たとえば、特許文献1〜特許文献4を掲げることができる。
特開平8−178706号公報 特開2004−347338号公報 特表2008−518238号公報 特開2009−36640号公報
ところで、従来のスピードメータ200では、文字板204や指標部202の意匠(形態)を工夫することで、表示においてある程度の演出効果を得ることができるが、一定の範囲内での演出効果(デザイン性)が発揮されるに留まるという問題がある。
なお、上記問題は、自動車用のメータだけでなく、自動車用のメータ以外の計器においても同様に発生する問題である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、従来の演出効果に比べてより斬新な演出効果を得ることができる計器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、紫外線を発する第1の光源と、前記第1の光源が発した紫外線を受けて励起され蛍光発光する蛍光体を、透明なもしくは半透明な材料に練り込み、前記材料を成型して形成された蛍光部材とを有する計器である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の計器において、前記蛍光部材は、文字板である計器である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の計器において、前記文字板をこの裏側から照明するための可視光を発する第2の光源を有し、前記文字板の裏面には、指標部と、遮光材とが設けられており、前記文字板のおもて面の所定の箇所には、所定の形状の凸部、凹部の少なくともいずれかが設けられており、前記第1の光源は、前記文字板にこのおもて側から紫外線を照射するように設置されている計器である。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の計器において、前記文字板の裏面には、遮光材が設けられており、前記文字板のおもて面には、指標部が設けられており、前記文字板のおもて面の所定の箇所には、所定の形状の凸部、凹部の少なくともいずれかが設けられており、前記第1の光源は、前記文字板にこのおもて側から紫外線を照射するように設置されている計器である。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の計器において、前記蛍光部材は、前記計器の文字板とは別体で構成されている計器である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の計器において、前記蛍光部材は、前記文字板のおもて面側に設置され、この設置がされたときに、前記文字板のおもて面の一部の部位に凸部が形成されるような立体形状に形成されている計器である。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の計器において、前記蛍光部材を、板状に形成し、前記文字板のおもて側で前記文字板とほぼ平行に配置してあると共に、前記蛍光部材の所定の箇所には、所定の形状の凸部、凹部の少なくともいずれかが設けられている計器である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の計器において、前記第1の光源が発した紫外線を受けて励起され蛍光発光する蛍光体を、透明なもしくは半透明な材料に練り込み、前記材料を成型して形成された指針を有する計器である。
本発明によれば、従来の演出効果に比べてより斬新な演出効果を得ることができる計器を提供することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る自動車用スピードメータの概略構成を示す正面図である。 スピードメータの断面図である。 第3の実施形態に係るスピードメータの部分断面図である。 第4の実施形態に係るスピードメータの部分断面図である。 従来の自動車のスピードメータを示す正面図である。 従来の自動車のスピードメータの断面図である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る自動車用スピードメータ1の概略構成を示す正面図であり、図2は、スピードメータ1の断面図である。
スピードメータ1は、たとえば、LEDで構成された第1の光源3と、蛍光部材(ベース部材;立体装飾部材)5とを備えて構成されている。
LED3は、紫外線を発するようになっている。蛍光部材5は、蛍光体(蛍光物質)を、透明なもしくは半透明な材料(紫外線と可視光とが透過可能である材料)に練り込み、この蛍光体が練りこまれた材料を成型して形成されている。すなわち、蛍光部材5は、微細化されている蛍光物質を、ほぼ均一に分散させて透明なもしくは半透明な材料(たとえば樹脂材料)に混入し、この蛍光物質が混入されている材料を成型することにより形成されている。蛍光体は、LED3が発した紫外線の照射を受けて励起され蛍光発光する(可視光を蛍光発光する)ものである。
また、スピードメータ1には、平板状の文字板(蛍光部材5で構成された文字板)7とケース9と裏カバー11と指針13と見返し15と第2の光源19と内機21と第2の光源19用の配線板23と第1の光源3用の配線板25と第1の光源3(配線板25)への配線27等が設けられている。
ケース9には、球面状の凹面で構成された反射面29が設けられている。第2の光源19は、たとえば、白色等の可視光を発光するLEDで構成されている。
文字板7は、反射面29の開口部を塞ぐようにして、ケース9に一体的に設けられている。LED19は、反射面29の中央の底部でケース9に一体的に設けられている。すなわち、LED19は、文字板7の裏面(背面)側で文字板7から離れて設けられている。そして、LED19が、文字板7をこの裏側から直接照明するようになっている。
文字板7の裏面には、たとえば白色の指標部(指針13が指し示す目盛りや数字等の文字等を形成している指標部)31と、LED19が発する光を遮る遮光材(たとえば、黒色の遮光性塗料)33とが、たとえば印刷によって膜状に設けられている。
文字板7のおもて面の所定の箇所(たとえば、指標部31が設けられている部位とは異なる部位)には、所定の形状の凸部、凹部の少なくともいずれかで構成された立体装飾部35が設けられている。また、LED3は、文字板7にこのおもて側から紫外線を照射するように設置されている。
なお、文字板7のおもて面は、板状の文字板7の厚さ方向の一方の面であって、文字板7が使用されているスピードメータ1が搭載された自動車の搭乗者側に位置している面(搭乗者によって視認される面)である。文字板7の裏面は、文字板の厚さ方向の他方の面である。
文字板7の裏面のほぼ全面が、指標部31と遮光材33とによって覆われている。LED19が発した可視光は、指標部31をある程度透過するが、遮光材33を透過することはない。したがって、文字板7のおもて面では、LED19によって、文字板7の指標部31のみが光るようになっている。
ケース9の反射面29の裏側でケース9に一体的に設けられている配線板23には、指針13を回動させるための内機21が設けられている。回動部材37が、内機21から、反射面29の中央を、ケース9(スピードメータ1)の裏側からおもて側に向かって延びている。そして、文字板7の表面から僅かに突出している回動部材37の先端部に、指針13が一体的に設けらており、指針13が自動車の速度に応じて回動(揺動)するようになっている。
立体装飾部35は、たとえば円環状に形成された凸状部で形成されており、文字板7の円板状の本体部と一体になっており、文字板7のおもて面で突出している。また、円板状の文字板7の中心と、環状の立体装飾部35の中心と、指針13の回動中心軸とはお互いに一致している。さらに、文字板7を表側から見た場合、指標部31は、文字板7の外周の近傍に設けられており、環状の立体装飾部35は、指標部31の内側に位置している。
さらに説明すると、立体装飾部35は、たとえば、この周方向と直交する平面による断面が、半円形状に形成されており、断面の直線状の直径部が、文字板7の円板状の本体部(本体部のおもて面)につながって、文字板7の本体部に設けられている。また、立体装飾部35は、たとえば、2重の円環状に形成されており、小径の円環状部の外側に、大径の円環状部(小径の円環状部と同心の大径の円環状部)がつながっている。
なお、立体装飾部35を他の形態に形成してもよい。たとえば、星型に形成したり、小さい突起を、散りばめて配置した構成であってもよい。さらに、凸状部(凸部)で形成することに代えてもしくは加えて、凹状部(凹部)で形成してよい。また、凹部や凸部を、文字板7のおもて面に代えてもしくは加えて、文字板7の背面に設けた構成であってもよい。
LED3は、文字板7のおもて面側で文字板7から離れて設けられている。そして、文字板7に紫外線を直接照射するようになっている。また、LED3は、スピードメータ1(ケース9)に設けられている見返し17の上部に設けらており、LED3が発した紫外線が、文字板7と紫外線を通さない表側カバー15と紫外線を通さない見返し17とで囲まれた空間内を文字板7に向かって進むようになっている。
ところで、指針13を、蛍光部材5と同様の材質で構成してもよい。すなわち、LED3が発した紫外線の照射を受けて励起され蛍光発光する(可視光を蛍光発光する)蛍光体を、透明なもしくは半透明な材料(紫外線と可視光とが透過可能である材料)に練り込み、前記材料を成型して指針13を形成してあってもよい。
指針13は、文字板7の指標部31を指し示すものである。LED3からの紫外線の照射を受けたときに、指針13に練り込まれた蛍光体は、蛍光部材5や指標部31とは異なる色を蛍光発色するようになっているが、同じ色を蛍光発光するようになっていてもよい。
ここで、スピードメータ1の照明に係る作用について説明する。
昼間等において、第1の光源を構成しているLED3が消灯され、第2の光源を構成しているLED19も消灯されている場合にあっては、文字板7の指標部31や文字板7が各光源3,19によって発光することはない。
夜間等において、第1の光源を構成しているLED3が消灯され、第2の光源を構成しているLED19が点灯されている場合にあっては、図2に矢印A1で示すように、LED19が発した可視光が、文字板7の指標部31を透過して、自動車の搭乗者の目に届く。一方、LED3が消灯しているので、文字板7そのものが発光することはなく、文字板7の設けられている立体装飾部35が搭乗者に認識されにくくなっている。
夜間等において、第1の光源を構成しているLED3が点灯され、第2の光源を構成しているLED19も点灯されている場合にあっては、図2に矢印A1で示すように可視光が進むと共に、図2の矢印A2で示すように進んできた紫外線が、文字板7に照射され、文字板7が特に立体装飾部35のところで蛍光発光し、図2に矢印A3で示すように、蛍光発光した光も、自動車の搭乗者の目に届く。
スピードメータ1によれば、蛍光体を練り込んで成形された蛍光部材5(文字板7)を備えているので、紫外線の照射によって蛍光部材5が蛍光発光し、従来には無い立体的な表示をすることができ、従来の演出効果に比べてより斬新な演出効果を得ることができる。
すなわち、紫外線が照射されていないときには、蛍光部材5(文字板7)は発光せず透明体として存在するが、LED3が発した紫外線によって、蛍光部材5があたかも着色されたように、蛍光部材5の表面や内部に存在する蛍光体が発光し、蛍光部材5が立体的な造形物として発光しているように見える。
なお、蛍光体を文字板7等の表面に印刷した構成のものが、従来から知られているが、このような構成では、立体的な演出効果が発揮されることはほとんどない。
また、スピードメータ1によれば、蛍光部材5を文字板7としてあるので、文字板7を別途設ける必要がなく、スピードメータ1の構成を簡素化しつつ立体的な演出効果を得ることができる。
さらに、スピードメータ1によれば、文字板7に指標部31が印刷されており、この指標部31を照明するためのLED19がLED3とは別に設けられており、文字板7のおもて面に立体装飾部35が設けられているので、より一層立体的な演出効果を得ることができる。
すなわち、LED3を点灯せずLED19のみを点灯した場合においては、LED19が発する光によって通常のメータのように指標部31のみが自動車の搭乗者に視認され、蛍光部材5(文字板7そのもの)は、搭乗者にはほとんど認識されない。一方、LED3とLED19とを点灯した場合においては、指標部31が視認されることに加えて、蛍光部材5(文字板7)が全面発光して搭乗者に視認されると共に、立体装飾部35により一層の立体的演出効果を得ることができる。
また、スピードメータ1で、指針13が蛍光部材5と同様に構成されていれば、他の光源を用いることなくLED3で指針13を発光させることができ、スピードメータ1の構成を簡素化することができると共に、指針13の視認性を向上させることができる。
なお、上記説明では、文字板7が、平板状に形成されているが、必ずしも平板状に形成されている必要はなく、皿状や凹面鏡状のような立体形状(たとえば立体的な板状)に形成されていてもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係るスピードメータは、文字板7の裏面が遮光材33で覆われており、第2の光源(LED19)が削除されており、指標部31が文字板7の表面に設けられている点が、第1の実施形態に係るスピードメータ1と異なり、その他の点は、第1の実施形態に係るスピードメータ1とほぼ同様に構成され、ほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、第2の実施形態に係るスピードメータでは、文字板7の裏面のほぼ全面に、可視光を遮る遮光材が、たとえば印刷によって膜状に設けられており、文字板7のおもて面の一部に、指標部31がたとえば印刷によって設けられている。また、文字板7のおもて面の所定の箇所(たとえば指標部が設けられている部位以外の部位)には、立体装飾部35が設けられており、LED3が、文字板7にこのおもて側から紫外線を照射するように設置されている。
なお、指標部31は、たとえば、LED3が発した紫外線を受けて可視光を蛍光発光する蛍光体を含んでいるものとする。また、指標部31が蛍光発光する色は、文字板7(文字板7に練りこまれている蛍光体)が蛍光発光する色とは異なっているが、同じ色を発光するようになっていてもよい。
第2の実施形態に係るスピードメータによれば、文字板7のおもて面に指標部31が印刷されており、文字板7に立体装飾部35が設けられているので、LED19を削除してスピードメータの構成を簡素化することができると共に、より一層立体的な演出効果を得ることができる。
すなわち、LED3が点灯することにより、蛍光部材5(文字板7)が全面発光し、指標部31が浮き上がるようにして搭乗者に視認されると共に、立体装飾部35により、一層の立体的演出効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
図3は、第3の実施形態に係るスピードメータ1aの部分断面図である。
第3の実施形態に係るスピードメータ1aは、蛍光部材5aが、文字板7aとは別体で構成されている点が、第1の実施形態に係るスピードメータ1と異なり、その他の点は、第1の実施形態に係るスピードメータ1とほぼ同様に構成され、ほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、第3の実施形態に係るスピードメータ1aでは、蛍光部材5aが、スピードメータの文字板7aとは別体で構成されており、蛍光部材5aが、文字板7のおもて面側に設置されており、この設置がされたときに、文字板7のおもて面の一部の部位に凸部で構成された装飾部35が形成されるような立体形状に、蛍光部材5aが形成されている。つまり、蛍光部材5aが、文字板7のおもて面側に設置されたことにより、文字板7のおもて面に凸状の装飾部35が形成され、文字板7が立体形状に形成されるようになっている。
文字板7aは、たとえば、透明なもしくは半透明な樹脂を成型して板状に形成されている。そして、第1の実施形態の場合と同様にして、文字板7aの裏面には、指標部31や遮光材33が膜状に形成されており、LED19も設けられている。
なお、第2の実施形態の場合と同様にして、文字板7aの裏面を遮光材33で覆い、文字板7aのおもて面に指標部31を設けた構成にしてもよい。この場合、LED19は削除される。また、蛍光体(蛍光物質)で、指標部31を構成してもよい。
ところで、第3の実施形態に係るスピードメータ1aでは、蛍光部材5aが光カップリング機能を備えた接着剤によって文字板7aに一体的に設けられているが、蛍光部材5aを図示しない支持部材を介して、文字板7aから離して、文字板7a(ケース9)に一体的に設けた構成であってもよい。
スピードメータ1aによれば、蛍光部材5aが文字板7aとは別体で構成されているので、蛍光部材5aの設計の自由度が広がり、蛍光部材5aの形態を一層自由に変更することができ、より斬新な立体的演出効果を得ることができる。
また、スピードメータ1aによれば、文字板7aのおもて面側に設置がされたときに、文字板7aのおもて面の一部の部位に凸部(立体装飾部35)が形成されるような立体形状に、蛍光部材5aが形成されているので、より一層立体的な演出効果を得ることができる。
すなわち、LED3を点灯していない場合おいては、蛍光部材5aは、搭乗者にはほとんど認識されない。一方、LED3を点灯した場合においては、文字板7aに設けられている蛍光部材5aが発光して搭乗者に視認されると共に文字板7aの一部に凸部で形成されている立体装飾部35により、一層の立体的演出効果を得ることができる。また、蛍光部材5aを文字板7aの一部にのみ配置するので、使用する蛍光体の量を少なくすることができる。
さらに、蛍光部材5aと同様にして、指標部31を構成すれば、文字や目盛り等を立体的に表示させることができ、夜間等における指標部31の視認性が高まる。この場合、文字板7aと指標部31とが発する光の色はお互いに異なっているものとする。
[第4の実施形態]
図4は、第4の実施形態に係るスピードメータ1bの部分断面図である。
第4の実施形態に係るスピードメータ1bは、蛍光部材5bが、スピードメータの文字板7bに対して平行に配置されている点が、第3の実施形態に係るスピードメータ1aと異なり、その他の点は、第3の実施形態に係るスピードメータ1aとほぼ同様に構成され、ほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、第4の実施形態に係るスピードメータ1bでは、蛍光部材5bを、文字板7bと同様な板状に形成し、蛍光部材5bを、文字板7bのおもて側で文字板7bとほぼ平行に配置してある。また、スピードメータ1bでは、蛍光部材5bのおもて面の所定の箇所に、立体装飾部35が設けられている。なお、立体装飾部35は、蛍光部材5bのおもて面、裏面の少なくともいずれかに形成されているものとする。
蛍光部材5bは、文字板7bから所定の距離だけ離れて設置されている。また、蛍光部材5bを間にした文字板7bの反対側には、蛍光部材5bから離れて表側カバー15が設けられている。指針13は、蛍光部材5bと文字板7bとの間に設けられている。そして、LED3は、蛍光部材5bのおもて面側で蛍光部材5bから離れて設けられており、蛍光部材5bにこのおもて側から紫外線を直接照射するようになっている。なお、LED3が発した紫外線は、表側カバー15と蛍光部材5bとの間の空間を蛍光部材5bに向かって進むようになっている。
LED3を、蛍光部材5bの裏面側で蛍光部材5bや文字板7bから離して設け、LED3が発した紫外線が、蛍光部材5bにこの裏側から直接照射されるようになっていてもよい。すなわち、LED3が発した紫外線が、蛍光部材5bと文字板7bとの間の空間を蛍光部材5bや指針13に向かって進むようになっていてもよい。
また、指針13が、蛍光部材5bと表側カバー15との間に設けられていてもよい。さらに、文字板7bと蛍光部材5bとがお互いに接触するようにして、蛍光部材5bが設けられていてもよい。
スピードメータ1bによれば、蛍光部材5bを板状に形成し、文字板7bのおもて側で文字板7bとほぼ平行に配置してあると共に、蛍光部材5bの所定の箇所に立体装飾部35が設けられているので、上述した各実施形態の場合と同様にして、立体的装飾効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態において、LED3が発する光(電磁波)が、必ずしも紫外線でなくてもよく、また、蛍光体が、紫外線以外の波長の電磁波を受けて励起するものであってもよい。たとえば、LED3が発する光が青色の光であり、蛍光物質が青色の光によって励起し、青色よりも波長の長い可視光(たとえば、緑色や赤色の光)を蛍光発光するようになっていてもよい。
また、上記各実施形態では、自動車用のスピードメータを例に掲げて説明したが、スピードメータ以外の自動車用の計器、自動車以外の機械や装置の計器にも、上述した自動車用のスピードメータと同様な構成のものを適用することができる。
1、1a、1b スピードメータ
3 LED(第1の光源)
5、5a、5b 蛍光部材
7、7a、7b 文字板
13 指針
31 指標部
33 遮光材

Claims (8)

  1. 紫外線を発する第1の光源と;
    前記第1の光源が発した紫外線を受けて励起され蛍光発光する蛍光体を、透明なもしくは半透明な材料に練り込み、前記材料を成型して形成された蛍光部材と;
    を有することを特徴とする計器。
  2. 請求項1に記載の計器において、
    前記蛍光部材は、文字板であることを特徴とする計器。
  3. 請求項2に記載の計器において、
    前記文字板をこの裏側から照明するための可視光を発する第2の光源を有し、
    前記文字板の裏面には、指標部と、遮光材とが設けられており、
    前記文字板のおもて面の所定の箇所には、所定の形状の凸部、凹部の少なくともいずれかが設けられており、
    前記第1の光源は、前記文字板にこのおもて側から紫外線を照射するように設置されていることを特徴とする計器。
  4. 請求項2に記載の計器において、
    前記文字板の裏面には、遮光材が設けられており、
    前記文字板のおもて面には、指標部が設けられており、
    前記文字板のおもて面の所定の箇所には、所定の形状の凸部、凹部の少なくともいずれかが設けられており、
    前記第1の光源は、前記文字板にこのおもて側から紫外線を照射するように設置されていることを特徴とする計器。
  5. 請求項1に記載の計器において、
    前記蛍光部材は、前記計器の文字板とは別体で構成されていることを特徴とする計器。
  6. 請求項5に記載の計器において、
    前記蛍光部材は、前記文字板のおもて面側に設置され、この設置がされたときに、前記文字板のおもて面の一部の部位に凸部が形成されるような立体形状に形成されていることを特徴とする計器。
  7. 請求項5に記載の計器において、
    前記蛍光部材を、板状に形成し、前記文字板のおもて側で前記文字板とほぼ平行に配置してあると共に、前記蛍光部材の所定の箇所には、所定の形状の凸部、凹部の少なくともいずれかが設けられていることを特徴とする計器。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の計器において、
    前記第1の光源が発した紫外線を受けて励起され蛍光発光する蛍光体を、透明なもしくは半透明な材料に練り込み、前記材料を成型して形成された指針を有することを特徴とする計器。
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