JP2011012823A - プッシャー式連続焼成炉 - Google Patents

プッシャー式連続焼成炉 Download PDF

Info

Publication number
JP2011012823A
JP2011012823A JP2009154620A JP2009154620A JP2011012823A JP 2011012823 A JP2011012823 A JP 2011012823A JP 2009154620 A JP2009154620 A JP 2009154620A JP 2009154620 A JP2009154620 A JP 2009154620A JP 2011012823 A JP2011012823 A JP 2011012823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
gas
base plate
pusher
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009154620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5429534B2 (ja
Inventor
Atsukimi Nakadate
敦仁 中立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd filed Critical Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP2009154620A priority Critical patent/JP5429534B2/ja
Publication of JP2011012823A publication Critical patent/JP2011012823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5429534B2 publication Critical patent/JP5429534B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

【目的】焼成中に焼成雰囲気を短時間で切り替えることができ、高精度のガス雰囲気制御が可能で、処理品の搬送を連続的に行うことができるプッシャー式連続焼成炉を提供する。
【構成】処理品を焼成するための炉本体内に、処理品を載せた台板がプッシャーにより搬送されるよう構成されたプッシャー炉において、炉本体には台板が滑動できる床面が設けられ、各台板はさやで覆われてそれぞれ独立した焼成さやを構成し、炉本体内の各焼成さやの位置には、その位置にある焼成さや内の雰囲気を調整するためのガスを導入するガス導入管とガスを排出するガス排出管がそれぞれ配置されるとともに、前記炉本体内の各焼成さやの位置の床面にはそれぞれ貫通穴が設けられ、該貫通穴に前記ガス導入管とガス排出管が接続され、各台板にも貫通穴が設けられてなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、プッシャー式連続焼成炉、詳しくは、焼成中に焼成雰囲気を短時間で切り替えることができて、高精度のガス雰囲気制御が可能となり、ガスの消費量も低減されるプッシャー式連続焼成炉に関する。
プッシャー炉は、セラミック電子部品などの処理品(被焼成品)を連続して焼成するための炉であり、図1に示すように、台板に載せた処理品を加熱するための炭化珪素質発熱体などの発熱体7を配設した炉本体1からなり、台板に載せた処理品を処理品入口3からプッシャー2により炉本体1の右方向へ搬送し、処理品出口4から取り出すよう構成されている。5は炉内雰囲気ガスの投入口、6は炉内雰囲気ガスの排出口である。
一般のプッシャー炉においては、所定の炉内雰囲気を形成するためのガスを炉内に導入して処理品の焼成を行っているが、近年、一部のセラミック部品において、所望の特性を実現するために、焼成の過程で焼成雰囲気を各温度段階において変えて焼成することが必要となっている。
このような要求に対して、例えば、処理品の搬送方向に沿って炉本体を複数のゾーンの分け、各ゾーンの間にガスカーテン構造を有する隔壁を設け、ガスカーテンで隔壁の前後に存在する雰囲気を分離するようにした連続式雰囲気炉が提案されているが、この提案のものにおいては、ガスカーテン用ガス、炉内へ供給される雰囲気ガスの供給と、排気されるガスの排出のバランスが要求され、必ずしも良好な結果が得られず、他のゾーンへのガス拡散やガス導入を完全に防止することもできず、高精度のガス雰囲気調整を行うことができない。
また、それぞれ独立して内部雰囲気調整可能な焼成さや内に処理品を収容し、焼成さやをベルト上に載置し、ベルトを移動させて焼成さやを所定の加熱手段に対応する位置まで搬送し、該所定の位置で、雰囲気ガス供給ノズル、雰囲気ガス排出ノズルを焼成さやに接続し、焼成さや内の雰囲気を所定の雰囲気に制御して前記加熱手段により所定の温度に加熱して処理品の焼成を行い、次いで、雰囲気ガス供給ノズル、雰囲気ガス排出ノズルを焼成さやから外し、ベルトを移動させて、焼成さやを次の加熱手段に対応する位置まで搬送し、その位置で、次の雰囲気ガス供給ノズル、雰囲気ガス排出ノズルを焼成さやに接続し、焼成さや内の雰囲気を所定の雰囲気に制御して加熱手段により所定の温度に加熱して処理品の焼成を行うという操作を繰り返し、温度条件および雰囲気条件を段階的に変えてセラミック部品の焼成を行うようにした焼成装置も提案されている。
しかしながら、この焼成装置においては、炉内での焼成さやの搬送が、所定位置まで順々に送るタクト送り方式であり、次の位置まで完全に送られるまでは雰囲気ガスの供給が行われず、ガス供給ノズル、ガス排出ノズルの焼成さやへの取り付け、取り外しを伴うため、気密性の維持に難点があり、焼成さやの搬送が断続的になるため、処理効率の点でも問題がある。
特開平11−281259号公報 特開平8−26835号公報
本発明は、プッシャー炉における上記従来の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、処理品の連続焼成中に焼成雰囲気を短時間で切り替えることができ、高精度のガス雰囲気制御が可能で、ガスの消費量も低減され、処理効率にも優れたプッシャー式連続焼成炉を提供することにある。
上記の目的を達成するための請求項1によるプッシャー式連続焼成炉は、処理品を焼成するための炉本体内に、処理品を載せた台板がプッシャーにより搬送されるよう構成されたプッシャー炉において、炉本体には台板が滑動できる床面が設けられ、各台板はさやで覆われてそれぞれ独立した焼成さやを構成し、炉本体内の各焼成さやの位置には、その位置にある焼成さや内の雰囲気を調整するためのガスを導入するガス導入管とガスを排出するガス排出管がそれぞれ配置されるとともに、前記炉本体内の各焼成さやの位置の床面にはそれぞれ貫通穴が設けられ、該貫通穴に前記ガス導入管とガス排出管が接続され、各台板にも貫通穴が設けられてなり、プッシャーにより焼成さやを連続的に搬送するプッシャー炉であって、プッシャーにより搬送される焼成さやが焼成雰囲気を変えるべき炉本体内の搬送ゾーンに達し、該搬送ゾーンを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴と床面の貫通穴とが一致したとき、貫通穴を介してガス導入管から焼成さや内に導入されて焼成さや内が該搬送ゾーンでの設定雰囲気に調整され、該焼成さやがさらに焼成雰囲気を変えるべき炉本体内の次の搬送ゾーンに達し、該搬送ゾーンを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴と床面の貫通穴とが一致したとき、貫通穴を介してガス導入管から焼成さや内に導入されて焼成さや内が該搬送ゾーンでの設定雰囲気に調整されるよう構成されていることを特徴とする。
請求項2によるプッシャー式連続焼成炉は、請求項1において、前記台板の貫通穴は、台板の搬送方向に延びる縦長形状で中心線を挟んで略対称に搬送方向に前後にそれぞれ2箇所づつ設けられ、前記床面の貫通穴は、前記各焼成さやの位置において、台板の貫通穴と同じく中心線を挟んで略対称に台板の搬送方向に前後にそれぞれ2箇所づつ、プッシャーにより搬送される焼成さやの台板の貫通穴が搬送中において床面の貫通穴と一致し得る位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、各台板はさやで覆われてそれぞれ独立した焼成さやを構成しており、雰囲気ガスはガス導入管から常時流れているので、プッシャーにより連続的に搬送される焼成さやが焼成雰囲気を変えるべき炉本体内の搬送ゾーンに達し、該搬送ゾーンを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴と床面の貫通穴とが一致したとき、貫通穴を介してガス導入管から焼成さや内に導入されて焼成さや内が該搬送ゾーンでの設定雰囲気に調整され、焼成さやがさらに焼成雰囲気を変えるべき炉本体内の次の搬送ゾーンに達し、該搬送ゾーンを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴と床面の貫通穴とが一致したとき、貫通穴を介してガス導入管から焼成さや内に導入されて焼成さや内が該搬送ゾーンでの設定雰囲気に調整されるよう構成されているから、焼成さや内のガス雰囲気を短時間(数分間)で切り替えることができて、高精度のガス雰囲気制御が可能となり、安定した雰囲気内で処理品を焼成することができる。また、ガスの消費量を低減することもできる。
とくに台板の貫通穴を台板の搬送方向に延びる縦長形状とすることにより、プッシャーにより焼成さやを連続的に搬送しても、床面の貫通穴と一致する時間が長くなり、焼成さや内の雰囲気は十分切り替えることができるから、処理効率も優れたものとなる。
焼成後、処理品を冷却する場合、前後の雰囲気や温度に影響を与えることなく、焼成さや内にガス導入管から大量の冷却用ガス(安価な空気や窒素ガス)を投入できるので、冷却速度や冷却時間を短くすることができる。
本発明のプッシャー式連続焼成炉の構成を示す概略図である。 同じく概略横断面図である。 台板の平面と側面を示す図である。 さやの側断面図である。 焼成炉内における焼成さや、ガス導入管、ガス排出管を示す概略横断面図である。 台板の貫通穴と床面の貫通孔の位置関係を示す説明図である。
以下、本発明のプッシャー式連続焼成炉の具体的な実施形態を図面により説明する。
本発明によるプッシャー式連続焼成炉は、従来のプッシャー炉と同様、図1に示すように、台板に載せた処理品を加熱するための、炭化珪素質発熱体などの発熱体7を配設した炉本体1からなり、台板に載せた処理品を処理品入口3からプッシャー2により炉本体1の右方向へ搬送し、処理品出口4から取り出すよう構成されており、炉内雰囲気ガスの投入口5、炉内雰囲気ガスの排出口6が設けられている。
本発明は、従来のプッシャー炉において、より詳しくは図3〜5に示すように、各台板13は、さや14で覆われてそれぞれ独立した焼成さや12を構成し、炉本体内の各焼成さや12の位置には、その位置にある焼成さや内の雰囲気を調整するためのガスを導入するガス導入管10とガスを排出するガス排出管11がそれぞれ配置されている。従って、図1〜2に示すように、炉本体1には、各焼成さやの位置毎に多数のガス導入管10、ガス排出管11がそれぞれ独立して配設される。なお、炉本体1の炉床は、焼成さや12の台板13が滑動し易い床面15とするのが好ましく、台板13が滑って搬送され易いように耐火材からなるレールを敷設するのがより好ましい。
炉本体内の各焼成さやの位置の床面15にはそれぞれ貫通穴19、20が設けられ、貫通穴19、20にそれぞれガス導入管10とガス排出管11が接続され、貫通穴19にガス導入管10が接続され、貫通穴20にガス排出管11が接続されている。各台板13にも貫通穴17、18が設けられており、図5に示すように、ガス導入口8から導入されたガスは、ガス導入管10内を流れ、床面15の貫通穴19、焼成さや12の台板13の貫通穴17を通して、焼成さや12内に導入されて、焼成さや12内の雰囲気を調整し、焼成さや12の台板13の貫通穴18、床面15の貫通穴20を通して、ガス排出管11に流入し、ガス排出口9から排出される。
ガス導入管10を通して焼成さや内に導入されるガスは、その位置での雰囲気形成用に調整されており、各セラミック電子部品などの処理品16は焼成さや12内において、調整された雰囲気で当該位置での設定温度に加熱される。ガス導入管10内には、常時、ガスが流れる構造となっており、貫通穴17と貫通穴19が一致した時点で直ちに焼成さや12内にガスが導入されるよう構成されている。
図5において、21はガスが導入される貫通穴側に置かれた整流板で、処理品16の位置だけにガスが流れるようにスリットを切り込んだセラミック製のものが好ましい。整流板21を配設することにより、処理品16に直接ガスが流れ込むから、処理品16から発生する揮発ガスが迅速に除去されて、均一な雰囲気下で処理品の焼成を行うことが可能となる。
台板13、さや14としては、見掛け気孔率20%以下のアルミナ、炭化珪素などのセラミック材料を使用するのが好ましく、この材質選択により、焼成さや12内のガス雰囲気を設定された雰囲気に維持することができる。見掛け気孔率が20%を超えると、周囲の雰囲気ガスが焼成さや内に流れ込み易く、設定されたガス雰囲気の維持に問題が生じることがある。焼成さやは、さや14の重力で台板13とさや14との隙間を閉じる構造であり、このために、台板13とさや14との接触面を研磨し、隙間が生じないようにすることが望ましい。台板13が滑って移動する床面(またはレール)15と台板13との接触面も研磨することが望ましい。
上記の構成からなる本発明のプッシャー式連続焼成炉によるセラミック電子部品など処理品の焼成について説明すると、例えば、図1に示すように、炉本体1内において、3つの搬送ゾーンa、b、cで焼成雰囲気を変える場合、プッシャーにより搬送される焼成さやが搬送ゾーンaから焼成雰囲気を変えるべき搬送ゾーンbに達し、搬送ゾーンbを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴17と床面15の貫通穴19とが一致したとき、貫通穴17、19を介してガス導入管10から焼成さや12内に導入され、搬送ゾーンbで設定されている雰囲気に調整され、処理品16は調整された雰囲気中で、搬送ゾーンbで設定されている温度に加熱され、焼成される。
搬送ゾーンbを通過した焼成さや12がプッシャーにより搬送されて次の搬送ゾーンcに達し、搬送ゾーンcを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴17と床面15の貫通穴19とが一致したとき、貫通穴17、19を介してガス導入管10から焼成さや12内に導入され、搬送ゾーンcで設定されている雰囲気に調整され、処理品16は調整された雰囲気中で、搬送ゾーンcで設定されている温度に加熱され、焼成される。
炉本体内にさらに多くの搬送ゾーンが設定されている場合には、上記の工程が繰り返され、各搬送ゾーンにおいて設定されたガス雰囲気と温度条件で処理され、焼成される。炉本体1内において、プッシャーにより焼成さや12を連続的に搬送しても、焼成さや内の雰囲気が切り替えられるようにするために、図3に示すように、台板13の貫通穴17、18は、台板の搬送方向に延びる縦長形状とするのが望ましく、この構成により、プッシャーに押されて焼成さやが前記搬送ゾーンを通過する間において、台板の貫通穴17と床面15の貫通穴19とが一致する時間が長くなり、通過中、焼成さや内にガスが導入されて雰囲気調整される時間をより長くすることができるため、通過中に雰囲気の切り換えを十分に行うことができる。
図3に示す台板13の縦長形状の貫通穴17は、台板の搬送方向に任意に配置しても、台板の貫通穴17と床面15の貫通穴19とが一致する時間を長くすることができる。また、図3において、縦長形状の貫通穴17に代えて多数の貫通穴を台板の搬送方向に列設してもよいが、好ましい形態は、図3に示すように、台板の貫通穴17、18を、台板13の搬送方向に延びる縦長形状とし、中心線X−Yを挟んで略対称に搬送方向に前後にそれぞれ2箇所づつ、合計4箇所(17a、17b、18a、18b)設け、台板の長さをL、貫通穴17、18の長さを1/4L、貫通穴17aと17b、18aと18bの間隔を1/4Lとし、台板の長さ方向の端縁部から貫通穴17までの間隔1/8Lとする形態である。
対応する床面15の貫通穴19、20は、各焼成さやの位置において、台板13の貫通穴17、18と同じく中心線X−Yを挟んで略対称に台板の搬送方向に前後にそれぞれ2箇所づつ、合計4箇所(19a、19b、20a、20b)設け、台板の貫通穴17a、17b、18a、18bとの位置関係を図6のようにするものである。図6において、Aは焼成さやの台板13の搬送方向である。
上記の形態によれば、プッシャーにより連続的に搬送される焼成さやが所定の搬送ゾーン(図6に示す位置n、n+1、それ以降n+nまでのゾーン)に達してから、この搬送ゾーンを出るまでの間、床面に設けられた貫通穴のうちのガス導入穴とガス排出穴のセット、すなわち貫通穴の19aと20aのセット、19bと20bのセット、のいずれかと、台板に設けられた貫通穴のうちのガス導入穴とガス排出穴のセット、すなわち貫通穴の17aと18aのセット、17bと18bのセット、のいずれかとが常に一致するようになるから、焼成さやの搬送中、常時、貫通穴を介して焼成さや内にガスの導入、排出が行われて、焼成さや内の雰囲気が短時間で調整される。
本発明のプッシャー式連続焼成炉において、前記のように、炉本体内の3つの搬送ゾーンa、b、cの雰囲気を、それぞれ設定1(酸素3%+窒素97%)、設定2(酸素0.5%+窒素99.5%)、設定3(酸素0.15%+窒素99.85%)の雰囲気として焼成する場合、所定のゾーンのみ雰囲気を変え、他のゾーンへのガス拡散やガス導入を防止するために、隔壁やカーテンを用いる方式では、例えば10分経過しても設定された雰囲気を達成することができないのに対して、本発明においては、さや14で覆われてそれぞれ独立した焼成さや12内の処理品に直接ガスを導入でき、焼成さや内の雰囲気だけを置換すればよいから、例えば2分程度の短時間で確実に雰囲気を切り替えることができ、ガスの消費量も低減することができる。
1 プッシャー式連続焼成炉の炉本体
2 プッシャー
3 処理品入口
4 処理品出口
5 雰囲気ガスの投入口
6 雰囲気ガスの排出口
7 発熱体
8 ガス導入口
9 ガス排出口
10 ガス導入管
11 ガス排出管
12 焼成さや
13 台板
14 さや
15 床面
16 処理品
17 台板のガス導入側貫通穴
18 台板のガス排出側貫通穴
19 床面のガス導入側貫通穴
20 床面のガス導入側貫通穴
21 整流板

Claims (2)

  1. 処理品を焼成するための炉本体内に、処理品を載せた台板がプッシャーにより搬送されるよう構成されたプッシャー炉において、炉本体には台板が滑動できる床面が設けられ、各台板はさやで覆われてそれぞれ独立した焼成さやを構成し、炉本体内の各焼成さやの位置には、その位置にある焼成さや内の雰囲気を調整するためのガスを導入するガス導入管とガスを排出するガス排出管がそれぞれ配置されるとともに、前記炉本体内の各焼成さやの位置の床面にはそれぞれ貫通穴が設けられ、該貫通穴に前記ガス導入管とガス排出管が接続され、各台板にも貫通穴が設けられてなり、プッシャーにより焼成さやを連続的に搬送するプッシャー炉であって、プッシャーにより搬送される焼成さやが焼成雰囲気を変えるべき炉本体内の搬送ゾーンに達し、該搬送ゾーンを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴と床面の貫通穴とが一致したとき、貫通穴を介してガス導入管から焼成さや内に導入されて焼成さや内が該搬送ゾーンでの設定雰囲気に調整され、該焼成さやが再度焼成雰囲気を変えるべき炉本体内の次の搬送ゾーンに達し、該搬送ゾーンを出るまでの間、焼成さやの台板の貫通穴と床面の貫通穴とが一致したとき、貫通穴を介してガス導入管から焼成さや内に導入されて焼成さや内が該搬送ゾーンでの設定雰囲気に調整されるよう構成されていることを特徴とするプッシャー式連続焼成炉。
  2. 前記台板の貫通穴は、台板の搬送方向に延びる縦長形状で中心線を挟んで略対称に搬送方向に前後にそれぞれ2箇所づつ設けられ、前記床面の貫通穴は、前記各焼成さやの位置において、台板の貫通穴と同じく中心線を挟んで略対称に台板の搬送方向に前後にそれぞれ2箇所づつ、プッシャーにより搬送される焼成さやの台板の貫通穴が搬送中において床面の貫通穴と一致し得る位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のプッシャー式連続焼成炉。
JP2009154620A 2009-06-30 2009-06-30 プッシャー式連続焼成炉 Active JP5429534B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009154620A JP5429534B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 プッシャー式連続焼成炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009154620A JP5429534B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 プッシャー式連続焼成炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011012823A true JP2011012823A (ja) 2011-01-20
JP5429534B2 JP5429534B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=43591914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009154620A Active JP5429534B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 プッシャー式連続焼成炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5429534B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152059A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd 連続式焼成炉による焼成方法および連続式焼成炉
JP2014122720A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd プッシャー式連続焼成炉の雰囲気調整方法および装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02219984A (ja) * 1989-02-22 1990-09-03 Murata Mfg Co Ltd セラミックスの焼成方法および焼成炉
JPH07309673A (ja) * 1994-05-13 1995-11-28 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の焼成方法及び焼成装置
JPH08226774A (ja) * 1995-02-22 1996-09-03 Murata Mfg Co Ltd 焼成装置
JPH10267561A (ja) * 1997-03-24 1998-10-09 Murata Mfg Co Ltd 被加熱物の収納容器
JP2006118755A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Tdk Corp 焼成用さや
JP2009227501A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Ngk Insulators Ltd 匣鉢を用いた加熱方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02219984A (ja) * 1989-02-22 1990-09-03 Murata Mfg Co Ltd セラミックスの焼成方法および焼成炉
JPH07309673A (ja) * 1994-05-13 1995-11-28 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の焼成方法及び焼成装置
JPH08226774A (ja) * 1995-02-22 1996-09-03 Murata Mfg Co Ltd 焼成装置
JPH10267561A (ja) * 1997-03-24 1998-10-09 Murata Mfg Co Ltd 被加熱物の収納容器
JP2006118755A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Tdk Corp 焼成用さや
JP2009227501A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Ngk Insulators Ltd 匣鉢を用いた加熱方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152059A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd 連続式焼成炉による焼成方法および連続式焼成炉
JP2014122720A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd プッシャー式連続焼成炉の雰囲気調整方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5429534B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7196297B2 (en) Process and system for thermally uniform materials processing
JP2020535371A (ja) 材料を熱的又は熱化学的に処理する装置及び方法
KR20150024260A (ko) 열처리로 및 열처리 방법
JP5429534B2 (ja) プッシャー式連続焼成炉
JP6731374B2 (ja) 熱処理炉
TW201802990A (zh) 用於晶圓釋氣的電漿增強式退火腔室
JP2014122720A (ja) プッシャー式連続焼成炉の雰囲気調整方法および装置
KR101835922B1 (ko) 열처리로
JP2007271167A (ja) 加熱処理装置及び加熱処理方法
JP5468318B2 (ja) 熱処理炉
JP7110127B2 (ja) 熱処理炉
RU2403519C2 (ru) Система термической обработки со щелевыми аэраторами
KR100415166B1 (ko) 세라믹 전자부품 제조용로
JP2010123702A (ja) 半導体ウエハの熱処理装置
JP5935977B2 (ja) 連続式焼成炉による焼成方法および連続式焼成炉
KR20030039118A (ko) 세라믹 전자부품 제조용로
JPH10267544A (ja) 連続式熱処理炉
KR200264956Y1 (ko) 세라믹 전자부품 제조용로
JP2016153704A (ja) 連続式焼成炉
JP2011064425A (ja) 熱処理装置
CN115702489A (zh) 用于如晶粒附接系统、覆晶接合系统、及片夹附接系统之设备的烤箱及相关方法
JP2001280854A (ja) 高温加熱炉
JP2008037736A (ja) セラミックの焼成装置及びセラミックの製造方法
JPH02167863A (ja) 窒化アルミニウム基板の製造方法及びその連続焼成炉
JP2004286258A (ja) 雰囲気ガス供給装置及びこれを用いた熱処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5429534

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250