JPH10267561A - 被加熱物の収納容器 - Google Patents

被加熱物の収納容器

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JPH10267561A
JPH10267561A JP9069475A JP6947597A JPH10267561A JP H10267561 A JPH10267561 A JP H10267561A JP 9069475 A JP9069475 A JP 9069475A JP 6947597 A JP6947597 A JP 6947597A JP H10267561 A JPH10267561 A JP H10267561A
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JP
Japan
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box
work
shielding plate
concentration
storage
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Application number
JP9069475A
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English (en)
Inventor
Hideo Ito
英雄 伊藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 匣内の雰囲気ガスの濃度の調整が容易にで
き、かつ、常に安定した雰囲気のもとで加熱処理が行う
ことができるとともに、被加熱物の成分揮発を調整する
ことができる被加熱物の収納容器を提供する。 【解決手段】 被加熱物11を収納する第1収納部4a
と雰囲気形成剤7を収納する第2収納部4bとを有する
収納容器本体3と、第1収納部4aと第2収納部4bと
を仕切る仕切部材13と、収納容器本体3に形成され、
該収納容器本体内の雰囲気ガスの濃度を調整する複数の
通気孔5と、通気孔5を閉塞する遮蔽板9とからなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、被加熱物の収納容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミック電子部品の製造プ
ロセスにおいて、セラミック成形体である被加熱物を雰
囲気焼成炉で加熱処理するという工程において、被加熱
物を載置する容器としては被加熱物の収納容器(以下、
匣とする)が用いられている。
【0003】このような匣としては、図10のように、
上面に開口部を有するとともにセラミック材料や耐熱金
属からなる匣本体23と、その開口部を閉塞する蓋25
とからなる匣20を用いていた。
【0004】被加熱物であるセラミック成形体(以下、
ワークとする)の加熱処理工程においては、ワーク21
は匣本体23内に載置された後、熱処理炉(図示しな
い)内に挿入され、熱処理炉内に充填されている雰囲気
ガス中で加熱処理を行っていた。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の匣20には以下のような問題点があった。 1.匣20内の雰囲気ガスの濃度を所望の濃度に調整す
ることが困難である。
【0006】2.匣20内の雰囲気ガスの濃度が変動
し、ワーク21の成分からの揮発も進むため、常に安定
した雰囲気のもとでのワーク21の加熱処理が困難であ
る。
【0007】3.ワーク21の成分揮発を経験的に見込
んで材料組成を調合する必要があるため、時間とコスト
がかかる。
【0008】本発明の目的は、匣内の雰囲気ガスの濃度
の調整が容易にでき、かつ、常に安定した雰囲気のもと
でワークの加熱処理を行うことができるとともに、ワー
クの成分揮発を調整することができる被加熱物の収納容
器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的に鑑みてなされたものである。本発明の被加熱物の収
納容器は、被加熱物を収納する第1収納部と雰囲気形成
剤を収納する第2収納部とを有する収納容器本体と、前
記第1収納部と前記第2収納部とを仕切る仕切部材と、
前記収納容器本体に形成され、該収納容器本体内の雰囲
気ガスの濃度を調整する複数の通気孔と、前記通気孔を
閉塞する遮蔽板とからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明のワークの匣は、被加熱物を収納す
る第1収納部と雰囲気形成剤を収納する第2収納部とを
有する匣本体と、第1収納部と第2収納部とを仕切る仕
切部材と、匣本体に形成され、匣本体内の雰囲気ガスの
濃度を調整する複数の通気孔と、通気孔を閉塞する遮蔽
板とからなるという構成になっている。
【0011】このような構成を有することによって、匣
内の雰囲気ガスの濃度の調整が容易にでき、かつ、常に
安定した雰囲気中でワークの加熱処理が行うことができ
るとともに、ワークの成分揮発を調整することができ
る。
【0012】すなわち、上記雰囲気形成剤により、匣内
で雰囲気ガスを生成し、熱処理炉内における雰囲気ガス
の濃度の微調整を行うことができる。また、上記通気孔
の数を調節することにより、雰囲気ガスの匣内の蒸気圧
を調整し、その結果、所望の雰囲気濃度に保つことがで
きる。よって、常に安定した雰囲気のもとでのワークの
熱処理が可能となる。また、雰囲気濃度を一定にするこ
とにより、匣内の揮発成分の蒸気圧を平衡状態に保つこ
とができる。よって、ワークからの成分揮発を抑制する
ことができる。
【0013】また、遮蔽板によって通気孔の数を調節す
ることができる。すなわち、多数の通気孔と遮蔽板とを
備えた匣を用いることにより、1つの匣でワークの種類
や性質に合わせた雰囲気ガス濃度の調整が可能となる。
【0014】また、遮蔽板の材質は、通気孔を遮蔽する
ことのできる(雰囲気ガスを通さない)ものであれば特
に限定しないが、匣本体に使用されている材質のように
熱処理の際に溶着しないものであることがより好まし
い。また、遮蔽板の形状も特に限定するものではない。
【0015】また、上記匣本体は、ワークを収納する第
1収納部と、雰囲気形成剤を収納する第2収納部とから
なり、第1収納部と第2収納部とは仕切部材によって互
いに独立して設けられている。
【0016】この構成によれば、ワークが雰囲気形成剤
に対して反応性を有する場合でも、同一の匣内に収納す
ることができる。また、第1収納部と第2収納部との位
置関係は特に限定するものではない。例えば、雰囲気形
成剤の上方に仕切部材を設けてワークを載置してもよい
し、雰囲気形成剤の側方に仕切部材を介してワークを載
置してもよい。また、中央に雰囲気形成剤を置いてその
周囲にワークを載置してもよい。
【0017】また、匣本体の形状は、内部にワークおよ
び雰囲気形成剤が収納できるものであれば特に限定する
ものではない。例えば、開口部を有する箱形状のものと
その開口部を閉塞する蓋とから構成してもよいし、箱形
状のものを組み合わせたものでもよい。
【0018】また、匣本体や遮蔽板の材質としては、熱
処理温度が1000℃を越える場合には、匣本体の変形
などを防止するという理由からアルミナ、ジルコニア、
シリカ、ムライト等の緻密質(気孔率1%以下)のセラ
ミックが好ましい。また、熱処理温度が1000℃以下
の場合には、耐久性がよく、加工が容易という理由から
ステンレス、インコネル等の金属が挙げられる。
【0019】また、仕切部材の材質は、雰囲気形成剤か
ら生成された雰囲気ガスがワークに届くのであれば、匣
本体や遮蔽板と同様でよいが、特に緻密質である必要は
なく、セラミックであれば、多孔体やハニカム等のポー
ラスなものやメッシュタイプのものでもよいし、金属で
あれば網状のものでもよい。
【0020】次に、本発明を実施例に基づき、さらに具
体的に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定さ
れるものではない。
【0021】
【実施例】本発明を実施例にもとづいて説明する。な
お、ここに引用する図は、略図であって通気孔の数やワ
ークの個数などはこの限りではない。
【0022】(実施例1)図1は実施例1の匣の概略断
面図、図2から図4は実施例1の匣の通気孔と遮蔽板と
の関係を示す説明図、図5は実施例1の匣の通気孔と遮
蔽板との変形例を示す概略斜視図を示す。実施例1の匣
1は、図1に示すような構成になっている。すなわち、
第1収納部4aと第2収納部4bとを有する匣本体3
と、第1収納部4aと第2収納部4bとを仕切る仕切部
材13と、匣本体3内の雰囲気ガスの濃度を調整する複
数の通気孔5と、通気孔5を閉塞する遮蔽板9とを備え
ている。
【0023】さらに詳しく説明すると、匣本体3は、ア
ルミナを材質とし、開口部を有する直方体形状である。
また、匣本体3の側面内部には、匣本体3内を2つの収
納部に分ける仕切部材13を掛止するための棚部15が
匣底部3cと略平行に設けられている。
【0024】また、第1収納部4aは匣本体3内の上部
にあり、ワーク11が収納されている。第2収納部4b
は匣本体3内の下部にあり、粉体状の雰囲気形成剤7が
収納されている。ワーク11としては酸化鉛、酸化ビス
マス等を含むものであり、この場合には、雰囲気形成剤
7には酸化鉛、酸化ビスマスを用いる。
【0025】また、第1収納部4aと第2収納部4bと
の間には、アルミナ、ジルコニア等のセラミックあるい
は耐熱金属からなるメッシュタイプの板状の仕切部材1
3が匣本体3内に設けられた棚部15によって掛止され
ており、ワーク11はこの仕切部材13上に載置されて
いる。
【0026】また、蓋3aは、匣側面3bと当接する当
接部3a1を有するもので、匣本体3の開口部全体を閉
塞するように匣本体3の上面に設けられている。なお、
蓋3aの材質は、匣本体3と同様のものである。
【0027】また、通気孔5は、蓋3aに矩形状に配列
されて100箇所設けられている。また、通気孔5の直
径は1mmである。
【0028】また、蓋3a上には、遮蔽板9が設けられ
ている。遮蔽板9は、匣本体3と同様の材質からなり、
全ての通気孔5を遮蔽できる大きさを有している。ま
た、全体の形状は長方形の板状のものであり、図2から
図4に示すように、大きさの異なる長方形の開放窓9a
を有している。これは、遮蔽板9をスライドさせて遮蔽
板9の設置位置を変えることにより、遮蔽する通気孔5
の数を調節するためのものである。
【0029】上記の遮蔽方法を具体的に説明すると、図
2のように、遮蔽板9の開放窓9aの中に通気孔5全て
が入るように遮蔽板9を設置すると通気孔5全てが開放
されている状態となる。それを図3に示すようにスライ
ドさせると、開放窓9aの大きさの違いにより1/4の
通気孔5を遮蔽することになる。さらに、図4に示すよ
うにスライドさせると同様に3/4の通気孔5を遮蔽す
ることになる。このように、熱処理するワークによって
最適な通気孔5の個数に調節することができる。
【0030】なお、遮蔽板9の形状は、上記のようなも
のでなくとも、図5に示すような開放窓9aを有さない
ものであってもよい。
【0031】(実施例2)図6は実施例2の概略断面図
を示す。実施例2の匣1は、図6に示すような構成を有
している。すなわち、第1収納部4aと第2収納部4b
とを有する匣本体3と、第1収納部4aと第2収納部4
bとを仕切る仕切部材13と、匣本体3内の雰囲気ガス
の濃度を調整する複数の通気孔5と、通気孔5を閉塞す
る遮蔽板9とを備えている。
【0032】さらに詳しく説明すると、第1収納部4a
と第2収納部4bとの間には、アルミナやジルコニア等
のセラミックを材質とするメッシュタイプであり、断面
形状がコの字型の仕切部材13が設けられており、ワー
ク11はこの仕切部材13上に載置されている。
【0033】その他の構成は、実施例1と同様であり、
詳細な説明は省略する。
【0034】(実施例3)図7は実施例3の概略断面図
を示す。実施例3の匣1は、図7に示すような構成を有
している。すなわち、第1収納部4aと第2収納部4b
とを有する匣本体3と、第1収納部4aと第2収納部4
bとを仕切る仕切部材13と、匣本体3内の雰囲気ガス
の濃度を調整する複数の通気孔5と、通気孔5を閉塞す
る遮蔽板9とを備えている。
【0035】さらに詳しく説明すると、第1収納部4a
と第2収納部4bとの間には、ポーラスな板状セラミッ
クの仕切部材13が支柱17によって保持されており、
ワークは仕切部材13上に載置されている。
【0036】その他の構成は、実施例1と同様であり、
詳細な説明は省略する。
【0037】(実施例4)図8は実施例4の概略断面
図、図9は実施例4の通気孔と遮蔽板との概略斜視図を
示す。
【0038】実施例4の匣1は、図8に示すような構成
を有している。すなわち、第1収納部4aと第2収納部
4bとを有する匣本体3と、第1収納部4aと第2収納
部4bとを仕切る仕切部材13と、匣本体3内の雰囲気
ガスの濃度を調整する複数の通気孔5と、通気孔5を閉
塞する遮蔽板9とを備えている。
【0039】さらに詳しく説明すると、匣底部3cを2
つに分け、一方を第1収納部4a、他方を第2収納部4
bとし、第1収納部4aにはワーク11が載置され、第
2収納部4bには粉体状の雰囲気形成剤7が収納されて
いる。
【0040】また、第1収納部4aと第2収納部4bと
の間には、アルミナ、ジルコニアなどのセラミックを材
質とする緻密な板状の仕切部材13が設けられており、
雰囲気形成剤7がワーク11の載置してある第1収納部
4aへ侵入することを防止している。
【0041】また、蓋3aは、板状のもので、匣本体3
の開口部全体を閉塞するように匣本体3の上面に設けら
れている。なお、蓋3aの材質は、匣本体3と同様のも
のである。
【0042】また、通気孔5は、匣本体3の側面に矩形
状に配列されて100箇所設けられている。また、通気
孔5の直径は1mmである。
【0043】また、匣本体3の側面には、遮蔽板9と、
遮蔽板9を掛止しているスライドガイド19とが設けら
れている。スライドガイド19は、匣本体3の側面の下
部近傍に設けられる断面がL字型の形状のものであり、
遮蔽板9を掛止するとともにスライドの経路を規定して
いる。
【0044】なお、遮蔽板9の形状は、上記のようなも
のでなくとも、図9に示すような開放窓9aを有さない
ものであってもよい。
【0045】その他の構成は、実施例1と同様であり、
詳細な説明は省略する。
【0046】ここで、本発明による匣1を用いてチタン
酸ジルコン酸鉛を焼成した結果を以下に示す。酸化マグ
ネシウムからなる緻密質な匣1の蓋3aに直径1mmの
通気孔5を100箇所設け、雰囲気形成剤7として酸化
鉛を入れて1200℃で焼成した。通気孔5数は、遮蔽
板9により10個、50個、100個がそれぞれ開放さ
れた状態にした3種類に分けて評価した。また、あらか
じめ通気孔5数の各条件において、ワーク11を載置し
ない状態での重量減少速度を測定しておいた。
【0047】この結果、通気孔5数50個のときがワー
ク11の特性が最もよく、通気孔5数が10個の場合に
はワーク11の重量増加が見られ、通気孔5数が100
個の場合にはワーク11の重量減少が見られた。
【0048】このとき、通気孔5を有する匣1内の雰囲
気ガスの蒸気圧Pは Knudsenの式により、 P=dw/dt(2πkT/m)1/21/Ao・W (dw/dt:雰囲気形成剤の重量減少速度, k:ボルツマン定数, T:絶対温度, m:蒸発種の分子量, Ao:通気孔面積, W:Clausingの誤差係数)と表される。
【0049】なお、通気孔5数が50個のチタン酸ジル
コン酸鉛の蒸気圧は、上記の式を用いて計算すると約
3.0・10-5(atm)であり、数回連続して焼成を
行っても安定した特性を得ることができた。これは、通
気孔5数が50個の場合には、匣1内の酸化鉛の蒸気圧
が平衡状態となり、ワーク11からの酸化鉛の揮発が抑
制されたためと考えられる。
【0050】また、上記の3種類の匣1のうち、通気孔
5数が10個のものには酸化鉛を通常より少なく含有し
たチタン酸ジルコン酸鉛からなるワーク11を載置し、
通気孔5数が50個のものには酸化鉛が通常に含有した
チタン酸ジルコン酸鉛からなるワーク11を載置し、通
気孔5数が100個のものには酸化鉛を過剰に含有した
チタン酸ジルコン酸鉛からなるワーク11を載置し、焼
成した。
【0051】この結果、いずれのワーク11も特性のよ
いものが得られた。
【0052】これは、通気孔5の数が10個の匣の場合
には、酸化鉛の蒸気圧が通気孔5の数が50個の匣1の
ものより上がり、ワーク11に酸化鉛が吸収されている
ためである。一方、通気孔5の数が100個の匣1の場
合には、酸化鉛の蒸気圧が通気孔5の数が50個の匣1
のものより下がり、ワーク11から酸化鉛が揮発してい
るためである。
【0053】これらの結果から、匣1に設けられた通気
孔5の数を調節することによって、多様なワーク11に
対応できることがわかる。
【0054】次に、本発明の匣1を用いた熱処理工程に
ついて説明する。 1.匣1の内部に、雰囲気形成剤7とワーク11をそれ
ぞれ載置する。
【0055】2.匣1を熱処理炉の中に挿入し、焼成す
る。
【0056】3.熱処理炉から匣1を取り出す。
【0057】4.匣1の中から焼成されたワーク11を
取り出し、ワーク11を次工程に搬送する。
【0058】
【発明の効果】本発明の匣を用いれば、匣内の雰囲気ガ
スの濃度の調整が容易にでき、かつ、常に安定した雰囲
気中でワークの加熱処理が行うことができるとともに、
ワークの成分揮発を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である匣の概略断面図。
【図2】本発明の第1実施例の匣と通気孔と遮蔽板との
関係を示す説明図。
【図3】本発明の第1実施例の匣と通気孔と遮蔽板との
関係を示す説明図。
【図4】本発明の第1実施例の匣と通気孔と遮蔽板との
関係を示す説明図。
【図5】本発明の第1実施例である匣の通気孔と遮蔽板
との変形例を示す概略斜視図。
【図6】本発明の第2実施例である匣の概略斜視図。
【図7】本発明の第3実施例である匣の概略断面図。
【図8】本発明の第4実施例である匣の概略断面図。
【図9】本発明の第4実施例である匣の通気孔と遮蔽板
との関係を示す説明図。
【図10】従来の匣の概略断面図。
【符号の説明】
1 匣(被加熱物の収納容器) 3 匣本体(収納容器本体) 3a 蓋 4a 第1収納部 4b 第2収納部 5 通気孔 7 雰囲気形成剤 9 遮蔽板 9a 開放窓 11 ワーク(被加熱物) 13 仕切部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を収納する第1収納部と雰囲気
    形成剤を収納する第2収納部とを有する収納容器本体
    と、前記第1収納部と前記第2収納部とを仕切る仕切部
    材と、前記収納容器本体に形成され、該収納容器本体内
    の雰囲気ガスの濃度を調整する複数の通気孔と、前記通
    気孔を閉塞する遮蔽板とからなることを特徴とする被加
    熱物の収納容器。
JP9069475A 1997-03-24 1997-03-24 被加熱物の収納容器 Pending JPH10267561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9069475A JPH10267561A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 被加熱物の収納容器

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JP9069475A JPH10267561A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 被加熱物の収納容器

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JPH10267561A true JPH10267561A (ja) 1998-10-09

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JP (1) JPH10267561A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100903551B1 (ko) 2009-01-05 2009-06-23 세원셀론텍(주) 소둔로 및 그를 사용한 소둔처리시스템
JP2011012823A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Tokai Konetsu Kogyo Co Ltd プッシャー式連続焼成炉

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