JP2011011748A - テーピング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品収納用テープの送り方向への位置決め作業を短時間でかつ位置決め精度が高くなるように実施する。
【解決手段】キャリアテープ6を送るテープ送り装置11と、キャリアテープ6の凹部7を上方から撮像する撮像装置21とを備える。キャリアテープ6を送る位置の基準になるように撮像装置の撮像範囲A内に設けられた基準位置マーク31と、撮像装置の画像データを用いて基準位置マーク31に対する凹部7の送り方向の位置ずれ量を測る画像処理装置とを備える。テープ送り装置11は、前記位置ずれ量が0になるようにキャリアテープ6の送り量を制御する送り量制御部を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子部品を電子部品収納用のテープに収納するテーピング装置に関するものである。
電子部品を収納するためのテープとしては、電子部品を保持する多数の凹部が形成されたキャリアテープと、前記凹部の開口部分を閉塞するためのカバーテープとによって構成されたものがある。前記凹部は、キャリアテープの長手方向に等間隔おいて並ぶようにキャリアテープの幅方向の略中央部に形成されている。また、この種のキャリアテープには、テーピング装置のテープ送り装置が係合する多数のピン孔が前記凹部と同様に等間隔おいて形成されている。
従来の一般的なテーピング装置は、例えば特許文献1に記載されているように、前記キャリアテープを長手方向に移動可能に保持するテープ保持部と、このキャリアテープの前記凹部内に電子部品が挿入された後にキャリアテープを凹部1個分だけ送るテープ送り装置とを備えている。
特許文献1に開示されているテープ送り装置は、前記ピン孔に嵌合する多数のピンを有するスプロケットをテープ送り時に所定角度だけ回転させる構造のものである。
特開2004−14731号公報
テープ送り用のスプロケットを備えたテーピング装置は、キャリアテープを新たに装填した後のテープの位置決め作業に多大な時間が費やされるという問題があった。前記位置決め作業とは、キャリアテープの凹部の送り方向の位置と、電子部品用搬送装置が電子部品を下降させる位置(以下、この位置を単に部品受け渡し位置という)とを一致させる作業である。
この位置決め作業は、作業者が凹部の実際の位置と部品受け渡し位置やその代わりとなる基準位置とを見比べながらテープ送り装置を手動で操作することにより行われている。このため、この位置決め作業は、テープ送り装置のテープ送り速度を著しく遅らせた状態で行わなければならないため、上述したように作業時間が長くなってしまう。なお、この位置決め作業を短時間で終わらせると、凹部の送り方向の位置精度が低下することが多く、このような場合には、電子部品を正しく凹部に収納することができなくなるおそれがある。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、電子部品収納用テープの送り方向への位置決め作業を短時間でかつ高い位置決め精度が得られるように実施することが可能なテーピング装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係るテーピング装置は、電子部品収納用のテープを送るテープ送り装置と、前記テープに形成された電子部品収納用凹部を上方から撮像する撮像装置と、前記テープを送る位置の基準になるように前記撮像装置の撮像範囲内に設けられた基準位置マークと、前記撮像装置によって撮像された画像データを用いて前記基準位置マークに対する前記凹部の送り方向の位置ずれ量を測る画像処理装置とを備え、前記テープ送り装置は、前記位置ずれ量が0になるように前記テープの送り量を制御する送り量制御部を備えているものである。
本発明は、前記発明において、前記基準位置マークは、前記テープ送り装置の上面であって、電子部品を前記凹部内に収納するときに通す部品挿入穴の近傍に設けられ、前記テープ送り装置は、電子部品を前記凹部に収納するときの前進位置と、この前進位置に対して水平方向に移動した後退位置との間で移動可能であり、前記撮像装置は、前記後退位置に位置しているテープ送り装置の前記部品挿入穴の上方に位置付けられているものである。
本発明は、前記発明において、前記画像処理装置は、テープ送り装置がテープを送ることに伴って撮像範囲内に順次入る凹部の位置ずれ量をそれぞれ測定するとともに、この位置ずれ量の平均値を求めるものであり、前記送り量制御部が送り量を制御するために用いる位置ずれ量を、前記複数の凹部の位置ずれ量の平均値としたもである。
本発明によれば、電子部品収納用のテープの送り方向の位置ずれ量を画像処理によって測定しているから、テープの位置の修正を操作者が目視で行う場合に較べて位置決め精度を向上させることができる。また、前記位置ずれ量が0になるようにテープを送るときのテープ送り装置の動作が送り量制御部によって制御されるから、テープ送り装置に設けられている例えばエンコーダ等の位置検出部材を利用して高速かつ高精度でテープの送り方向の位置を修正することができる。
したがって、本発明によれば、電子部品収納用テープの送り方向の位置決め作業を短時間でかつ高い位置決め精度が得られるように実施することが可能なテーピング装置を提供することができる。
本発明に係るテーピング装置の構成を示す側面図で、同図(A)はテープ送り装置を前進位置に移動させた状態を示し、同図(B)はテープ送り装置を後退位置に移動させた状態を示す。 テープ送り装置の要部を拡大して示す平面図である。 画像処理によって位置ずれ量を測る方法を説明するための平面図である。 テーピング装置のブロック図である。 テープの送り方向の位置を修正する動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明に係るテーピング装置の一実施の形態を図1〜図5によって詳細に説明する。
図1に示すテーピング装置1は、電子部品2を電子部品収納用テープ3に収納するためのもので、基台4の上に搭載されている。前記電子部品3は、電子部品用搬送装置5によってテーピング装置1の部品受け渡し位置Pに移載される。
前記テープ3は、従来からよく知られているものと同じものが用いられている。すなわち、このテープ3は、テーピング装置1の前端部(図1においては右側の端部であって、電子部品用搬送装置5の下方に臨む一端部)から後端部に送られるキャリアテープ6と、このキャリアテープ6の部品収納用凹部7(図2参照)を上方から閉塞するカバーテープ8とによって構成されている。
キャリアテープ6には、図2に示すように、電子部品2を収納するための凹部7と、後述するテープ送り装置11のテープ送り用スプロケット12が係合するピン孔13とがそれぞれキャリアテープ6の長手方向に所定の間隔をおいて並ぶように形成されている。前記凹部7は、上方に向けて開放する形状であって、平面視において長方形状に形成されている。前記ピン孔13の開口形状は、平面視において円形である。
このキャリアテープ6は、テープ送り装置11によって前記凹部7が順次部品受け渡し位置Pに位置するように間欠的に送られる。キャリアテープ6は、この送り動作に伴って供給用テープリール(図示せず)から引き出される。前記部品受け渡し位置Pとは、図2に示すように、テープ送り装置11に形成された部品挿入穴14より装置内側(下方)であって、キャリアテープ6の凹部7の上方近傍の位置である。
電子部品2は、前記凹部7が部品受け渡し位置Pの下方近傍に位置している状態において、電子部品用搬送装置5によって部品挿入穴14を通してテープ送り装置11内に下降させられ、部品受け渡し位置Pに位置している状態で前記搬送装置5から開放される。このように電子部品2が搬送装置5から解放されることに伴って、電子部品2は自重により凹部7内に落下し、凹部7内に収納されることになる。
前記部品挿入穴14におけるキャリアテープ6の送り方向の下流側の開口縁は、プレート15によって形成されている。このプレート15は、電子部品2が凹部7から上に突出しているような状態でキャリアテープ6が送られたときに電子部品2を凹部7内に押し下げるためのものである。
このプレート15は、上下方向に延在する支軸16によってテープ送り装置11に回動自在に支持されているとともに、電子部品2を押し下げることができない場合は電子部品2によって押されて後退できるように、引っ張りコイルばね17によって図2において時計方向に付勢されている。
キャリアテープ6は、電子部品2が挿入されてカバーテープ8が溶着された後に図示していない収納用テープリールに巻き取られる。前記カバーテープ8は、テーピング装置1に設けられている溶着装置18(図1参照)によってテープリール8aから所定長さだけ引き出され、キャリアテープ6の上面に溶着される。
この実施の形態によるテーピング装置1は、図1および図4に示すように、前記キャリアテープ6を送るためのテープ送り装置11と、このテープ送り装置11の所定の部分を上方から撮像する撮像装置21と、この撮像装置21によって撮像された画像データを使用してキャリアテープ6の位置ずれ量を測定する画像処理装置22と、上述した溶着装置18と、各種のデータを記憶させるためのメモリ23とを備えている。
前記テープ送り装置11は、図1に示すように、前記キャリアテープ6に下方から噛み合うスプロケット12と、このスプロケット12を回転させるモータ24(図4参照)と、このモータ24の動作を制御するための送り量制御部25などを備えている。
前記スプロケット12は、外周部に多数のピン12aが立設された円板状に形成されており、モータ24の回転軸24aに一体に回転するように固定されている。
前記多数のピン12aは、前記キャリアテープ6のピン孔13に嵌合するようにスプロケット12の周方向にピン孔13と同じ間隔で立設されている。すなわち、このスプロケット12は、前記ピン12aが前記ピン孔13に嵌入している状態で前記モータ24の駆動により回転することによって、キャリアテープ6を長手方向に送る。
前記モータ24は、回転軸24aの回転角度を例えばエンコーダを使用して正確に検出できるものが用いられている。なお、スプロケット12にモータ24の回転を伝達するにあたっては、図示してはいないが、前記回転軸24aとスプロケット12との間にベルトや歯車などの伝動機構を介装してもよい。
前記送り量制御部25は、スプロケット12が所定の角度だけ回転するようにモータ24の動作を制御する。この所定の角度とは、キャリアテープ6が凹部7の形成間隔(1ピッチ)だけ送られる角度である。また、送り量制御部25は、詳細は後述するが、後述する画像処理装置22(図4参照)によって測定された位置ずれ量が0になるようにモータ24の動作を制御する。
この実施例によるテープ送り装置11は、図1に示すように、前記基台4の上に前後方向(図1においては左右方向であって、電子部品用搬送装置5とは接離する方向)に移動可能に支持されている。テープ送り装置11が移動する範囲は、図1(A)に示すように、電子部品用搬送装置5から電子部品2を受け取ることができる位置(以下、この位置を前進位置という)と、図1(B)に示すように、前記前進位置から所定の距離だけ後退した後退位置との間である。
撮像装置21は、撮像素子(図示せず)によって撮像するカメラからなり、所定の位置付けられた状態で基台4に支持用ブラケット26によって固定されている。前記所定の位置とは、上述したように後退位置に移動したテープ送り装置11の部品挿入穴14と、この穴14の内部にあるキャリアテープ6の凹部7とを真上から撮像できる位置である。すなわち、テープ送り装置11は、撮像装置21によって前記凹部7や部品挿入穴14を真上から撮像することができるように、基台4に移動可能に設けられている。
この撮像装置21の撮像範囲A(図2参照)は、部品挿入穴14を通して凹部7を撮像できるとともに、テープ送り装置11の上面に形成された3個の基準位置マーク31を撮像できるように設定されている。これら3個の基準位置マーク31は、この実施の形態においては、それぞれテープ送り装置11の上端部であって部品挿入穴14の側方近傍に穿設された円形の穴によって形成されている。これらの穴は、テープ送り装置11のトッププレート32に貫通することがないように形成されている。この穴の内部は、黒色に着色されている。
これらの基準位置マーク31は、キャリアテープ6を送るときの送り方向の位置の基準になるものである。すなわち、3個の基準位置マーク31のうち、中央の基準位置マーク31は、電子部品用搬送装置5が電子部品2を下降させる部品受け渡し位置Pとキャリアテープ6の送り方向において同一位置に位置するように形成されている。また、3個の基準位置マーク31の穴径および形成間隔は、予め測定されてメモリ23に記憶されている。
前記画像処理装置22は、前記撮像装置21によって撮像された画像データを使用して画像処理により前記基準位置マーク31に対する前記凹部7の送り方向の位置ずれ量を測る。以下においては、この凹部7の送り方向の位置ずれ量を測る動作を単にキャリブレーションという。このキャリブレーションは、キャリブレーションスイッチ33(図4参照)を操作者がON操作することによって開始される。
キャリブレーションスイッチ33がON操作されると、画像処理装置22は、先ず、撮像装置21によって撮像を行い、この撮像装置21によって撮像された画像データを読み込む。この画像データには、図3に示すように、凹部7と3個の基準位置マーク31とが写っている。なお、図3においては、部品挿入穴14の開口縁やピン孔13、ピン12aなどは省略してある。
次に、画像処理装置22は、前記画像データに対して画像処理を行い、画像データ内に写っている凹部7と3個の基準位置マーク31とについて、それぞれキャリアテープ6の送り方向(図3においては上下方向)の中心位置C1,C2を求める。その後、画像処理装置22は、3個の基準位置マーク31の中心位置C1に対して凹部7の中心位置C2の位置ずれ量D(凹部7の送り方向のずれ量)を測定する。この測定は、例えば中心位置C1,C2間のテープ送り方向の画素数を算出することによって行うことができる。1画素当たりのテープ送り方向の長さは計算で求めることができるから、前記位置ずれ量Dは、例えばミクロン単位で測ることができる。そして、画像処理装置22は、前記位置ずれ量Dをメモリ23に記憶させる。
この実施の形態による画像処理装置22は、複数の凹部7について前記位置ずれ量Dを測り、位置ずれ量Dの平均値を求める構成が採られている。前記複数の凹部7とは、スプロケット12が1回転する間に部品挿入穴14の下方を通過する全ての凹部7である。この実施の形態においては、スプロケット12が1回転する間に25個の凹部7について前記キャリブレーションが行われる。
このようにキャリブレーションを繰り返すにあたって、キャリアテープ6は、操作者がテープ送り装置11を人為的に操作することによって、凹部7の形成間隔(1ピッチ)ずつ間欠的に送られる。すなわち、画像処理装置22は、テープ送り装置11がキャリアテープ6を送ることに伴って撮像範囲A内に順次入る凹部7の位置ずれ量Dをそれぞれ測定することになる。
画像処理装置22は、25個の凹部7の位置ずれ量Dを測定した後、これらの位置ずれ量の平均値Daをオフセット量のデータとして送り量制御部25に送る。オフセット量を示す信号を入力した送り量制御部25は、位置ずれ量Dの平均値Daが0になるようにキャリアテープ6の送り量(スプロケット12の回転角度)を補正する。
3個の基準位置マーク31の送り方向の中心位置C1は、テープ送り方向において部品受け渡し位置Pと同一位置であるから、前記補正により凹部7の送り方向の中心C2がテープ送り方向において部品受け渡し位置Pと一致するようになる。このため、上記キャリブレーションが終了した後にテープ送り装置11を前進位置に移動させ、電子部品用搬送装置5を動作させることによって、電子部品2が部品挿入穴14を通して凹部7内に正確に挿入されるようになる。
次に、この実施の形態によるテーピング装置1において、キャリアテープ6を交換するときの動作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、図5に示すフローチャートのステップS1において、交換するキャリアテープ6の仕様の入力、電子部品2の種類の入力などのロット設定を行ない、キャリアテープ6を交換する(ステップS2)。
次に、ステップS3において、テープ送り装置11を操作者から見て手前側に引き出し、後退位置に移動させ、撮像装置21による撮像を開始する。そして、ステップS4で撮像装置21の撮像範囲A内にキャリアテープ6の凹部7(部品挿入位置)が写されていることを確認し、ステップS5において、キャリブレーションスイッチ33をON操作する。
最初の凹部7についてキャリブレーションが終了した後、操作者がテープ送り装置11を操作してキャリアテープ6を1ピッチ分だけ送り(ステップS6)、再度キャリブレーションを行う。この実施の形態においては、キャリブレーションは25回行われ、25個分の凹部7の位置ずれ量Dが測定される(ステップS7)。
そして、ステップS8において、画像処理装置22が位置ずれ量Dの平均値Da(オフセット量)を求め、ステップS9において、送り量制御部25がキャリアテープ6の送り量からなる設定データを更新する。
この実施の形態によるテーピング装置1においては、キャリアテープ6(凹部7)の送り方向の位置ずれ量を画像処理によって測定しているから、キャリアテープ6の位置の修正を操作者が目視で行う場合に較べて位置決め精度を向上させることができる。また、前記位置ずれ量が0になるようにキャリアテープ6を送るときのテープ送り装置11の動作は、送り量制御部25によって制御されるから、テープ送り装置11に設けられている例えばエンコーダ等の位置検出部材を利用して高速かつ高精度でキャリアテープ6の送り方向の位置を修正することができる。
したがって、この実施の形態によれば、キャリアテープ6の送り方向の位置決め作業を短時間でかつ高い位置決め精度が得られるように実施することが可能なテーピング装置を提供することができる。
この実施の形態によるテーピング装置1の前記基準位置マーク31は、前記テープ送り装置11の上面であって、電子部品2をキャリアテープ6の凹部7内に収納するときに通す部品挿入穴14の側方近傍に設けられている。また、この実施の形態によるテープ送り装置11は、電子部品2を前記凹部7に収納するときの前進位置と、この前進位置に対して水平方向に移動した後退位置との間で移動可能となるように基台4に支持されている。さらに、前記撮像装置21は、前記後退位置に位置しているテープ送り装置11の前記部品挿入穴14の上方に位置付けられている。
このため、この実施の形態においては、部品挿入穴14内に露出するキャリアテープ6の凹部7を撮像装置21によって上方から撮像することができる。すなわち、テーピング装置1内に装填されているキャリアテープ6の凹部7を上方から撮像するに当たって、テーピング装置1に必ず形成される部品挿入穴14を利用して行うことができる。
したがって、この実施の形態によれば、部品挿入穴14より下流側に凹部撮像用の穴を形成する場合に較べて、テープ送り装置11に形成されているテープ通路の構成が変化することはないから、キャリアテープ6を送る際の信頼性、安定性を高く保つことができる。
この実施の形態による前記画像処理装置22は、テープ送り装置11がキャリアテープ6を送ることに伴って撮像範囲A内に順次入る凹部7の位置ずれ量Dをそれぞれ測定するとともに、この位置ずれ量Dの平均値Daを求めるものである。また、前記送り量制御部25がキャリアテープ6の送り量を補正するときの位置ずれ量は、前記複数の凹部7の位置ずれ量Dの平均値Daである。
このため、この実施の形態においては、一つの凹部7のみを撮像して位置ずれ量を測定する場合に較べて、位置ずれ量を高い精度で測定することができる。したがって、この実施の形態によれば、キャリアテープ6の送り方向の位置をより一層正確に修正することができる。
1…テーピング装置、3…電子部品収納用テープ、4…基台、6…キャリアテープ、7…凹部、11…テープ送り装置、12…スプロケット、12a…ピン、13…ピン孔、21…撮像装置、22…画像処理装置、25…送り量制御部。

Claims (3)

  1. 電子部品収納用のテープを送るテープ送り装置と、
    前記テープに形成された電子部品収納用凹部を上方から撮像する撮像装置と、
    前記テープを送る位置の基準になるように前記撮像装置の撮像範囲内に設けられた基準位置マークと、
    前記撮像装置によって撮像された画像データを用いて前記基準位置マークに対する前記凹部の送り方向の位置ずれ量を測る画像処理装置とを備え、
    前記テープ送り装置は、前記位置ずれ量が0になるように前記テープの送り量を制御する送り量制御部を備えているテーピング装置。
  2. 請求項1記載のテーピング装置において、前記基準位置マークは、前記テープ送り装置の上面であって、電子部品を前記凹部内に収納するときに通す部品挿入穴の近傍に設けられ、
    前記テープ送り装置は、電子部品を前記凹部に収納するときの前進位置と、この前進位置に対して水平方向に移動した後退位置との間で移動可能であり、
    前記撮像装置は、前記後退位置に位置しているテープ送り装置の前記部品挿入穴の上方に位置付けられているテーピング装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のテーピング装置において、前記画像処理装置は、テープ送り装置がテープを送ることに伴って撮像範囲内に順次入る凹部の位置ずれ量をそれぞれ測定するとともに、この位置ずれ量の平均値を求めるものであり、
    前記送り量制御部が送り量を制御するために用いる位置ずれ量は、前記複数の凹部の位置ずれ量の平均値であるテーピング装置。
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