JP2011009473A - 電子部品装着装置 - Google Patents

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昭二 笹
Makio Kameda
真希夫 亀田
Jun Asai
順 浅井
Masaharu Yoshida
正晴 吉田
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Abstract

【課題】電源が供給されているフィーダベースに部品供給ユニットを取り付けても、部品供給ユニットに内蔵されるプリント基板などが焼損することを防止すること。
【解決手段】作業者がタッチパネルスイッチ26のフィーダ準備完了スイッチ部を押圧操作して、CPU21は電子部品装着装置1が運転中であると判定すると、運転中であってもロック機構によるロック状態を解除するように制御する。従って、作業者はタイマー30が計時する5秒間の間に同種の電子部品が収納された収納テープが装填された新たな部品供給ユニット3Bを前記フィーダベース3Aに取り付けることができる。そして、電源がフィーダベース3Aに供給されている状態で、このフィーダベース3Aに部品供給ユニット3Bを取り付けたときに、突入電流制限回路41が突入電流を小さくして駆動回路16に流れるように制限する。
【選択図】図2

Description

本発明は、フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置に関する。
この種の電子部品装着装置は、例えば特許文献1などに開示されているが、フィーダベース上に並設される部品供給ユニット群に電源が供給されている状態で、例えば電子部品切れにより該当する部品供給ユニットをフィーダベースから抜いて、新たな収納テープが装填された部品供給ユニットを取り付けると、部品供給ユニットに突入電流が流れる。
特開2003−283194号公報
部品供給ユニット群に電源が供給されている状態で、部品供給ユニットを取り付けたとき、部品供給ユニットに突入電流が流れると、ときに部品供給ユニットに内蔵されるプリント基板などが焼損することが起こる。
また、電子部品装着装置の生産運転中には、前記フィーダベースに取付られた部品供給ユニットが抜けないようにロック機構によりロック状態としているので、この生産運転中は部品供給ユニットをフィーダベースを抜くことができなかった。このため、生産運転中に部品切れが発生すると、この部品切れに係る部品供給ユニットからの電子部品の取出しは後回しにして、このプリント基板上に装着できる電子部品を装着し終えてから、電子部品装着装置の運転を停止させ、電子部品切れに係る部品供給ユニットをフィーダベースから抜いて、新たな収納テープが装填された部品供給ユニットを取り付け、再運転を開始して、装着できなかった残りの電子部品を装着していたので、生産効率が良くなかった。
そこで本発明は、プリント基板の生産運転中でも部品供給ユニットをフィーダベースから外すこと及び取り付けられるようにすると共に、フィーダベースに部品供給ユニットを取り付けても、部品供給ユニットに内蔵されるプリント基板などが焼損することを防止することを目的とする。
このため第1の発明は、フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、ロック解除スイッチと、このロック解除スイッチが操作されると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第2の発明は、フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、フィーダ準備完了スイッチと、このフィーダ準備完了スイッチが操作された際に運転中か否かを判定する判定装置と、この判定装置が運転中と判定すると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
第3の発明は、フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、フィーダ準備完了スイッチと、このフィーダ準備完了スイッチが操作されると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する第1制御装置と、前記フィーダ準備完了スイッチが操作されると計時を開始するタイマーと、このタイマーが所定時間を計時すると前記ロック機構によりロックするように制御する第2制御装置とを設けたことを特徴とする。
第4の発明は、フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、フィーダ準備完了スイッチと、このフィーダ準備完了スイッチが操作されると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する制御装置と、この制御装置により前記ロック機構によるロック状態が解除されることにより前記フィーダベース上に前記部品供給ユニットを取り付ける際に発生する突入電流が小さくなるように制限する突入電流制限回路とを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、プリント基板の生産運転中でも部品供給ユニットをフィーダベースから外すこと及び取り付けられるようにすると共に、電源が供給されている状態のフィーダベースに部品供給ユニットを取り付けても、部品供給ユニットに内蔵されるプリント基板などが焼損することを防止することができる。
電子部品装着装置の平面図を示す。 部制御ブロック図である。品供給ユニットが並設された状態において検出装置の検出動作を示すための平面図である。 プリント基板の生産運転に係るフローチャートを示す図である。 切り出された装着データを示す図である。 部品供給ユニットのロックに係るフローチャートを示す図である。 電子部品装着装置の運転中にフィーダベース上に新たな部品供給ユニットを取り付ける場合のフローチャートを示す図である。 電子部品装着装置の運転中にフィーダベース上に新たな部品供給ユニットを取り付ける場合に発生する突入電流を制限するための回路図である。 タッチパネルスイッチのフィーダ準備完了スイッチ部が押圧操作された際のカッタの制御に係るフローチャートを示す図である。
以下図1に基づき、回路が基板に設けられた回路基板であるプリント基板P上に電子部品を装着する電子部品装着装置1についての実施の形態を説明する。電子部品装着装置1には、プリント基板Pを搬送する搬送装置2と、この搬送装置2を挟んで手前側と奥側に配設される電子部品を供給するための部品供給装置3と、駆動源により一方向(Y方向)に移動可能な一対のビーム4A、4Bと、それぞれ複数(例えば、12本)の保持手段である吸着ノズル5を備えて前記各ビーム4A、4Bに沿った方向に各駆動源により移動可能な装着ヘッド6とが設けられている。
前記搬送装置2は電子部品装着装置1の中間部に配設され、上流側装置からプリント基板Pを受け継ぐ基板供給部と、前記各装着ヘッド6の吸着ノズル5に吸着保持された電子部品を装着するために基板供給部から供給されたプリント基板Pを位置決め固定する基板位置決め部と、この位置決め部で電子部品が装着されたプリント基板Pを受け継いで下流側装置に搬送する基板排出部とから構成される。
前記部品供給装置3は、取付台であるカート台3Cのフィーダベース3A上に部品供給ユニット3Bを多数並設したものであり、カート台3Cは部品供給側の先端部がプリント基板Pの搬送路に臨むように装置本体に連結具(図示せず)を介して着脱可能に配設され、この連結具を解除して把手を引くと下面に設けられたキャスタにより移動できる構成であり、このカート台3Cに前記フィーダベース3Aが昇降可能に取り付けられている。
この部品供給ユニット3Bには多数の電子部品をキャリアテープの凹部から成る各収納部に一定の間隔で収容したカバーテープで覆う収納テープが搭載されており、各部品供給ユニット3Bは部品供給側の先端部が装着ヘッド6のピックアップ領域に臨むように配設されており、各部品供給ユニット3Bは前記カート台3Cに回転自在に載置した供給リールに巻回した状態で順次繰り出された収納テープに所定間隔で開設した送り孔にその歯が嵌合した送りスプロケットを所定角度回転させて収納テープを電子部品の部品吸着取出位置まで駆動回路16を介して駆動する送りモータ17により間欠送りするテープ送り機構と、駆動回路16を介して剥離モータ18の駆動により吸着取出位置の手前でキャリアテープからカバーテープを引き剥がすためのカバーテープ剥離機構とを備え、カバーテープ剥離機構によりカバーテープを剥離してキャリアテープの収納部に装填された電子部品を順次部品吸着取出位置へ供給して先端部から吸着ノズル5により取出し可能である。
X方向に長い前後一対の前記ビーム4A、4Bは、Y方向リニアモータ7の駆動により左右一対の前後に延びたガイドに沿って前記各ビーム4A、4Bに固定されたスライダが摺動して個別にY方向に移動する。前記Y方向リニアモータ7は左右一対の基体1A、1Bに沿って固定された上下一対の固定子と、前記ビーム4A、4Bの両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子7Aとから構成される。
また、前記ビーム4A、4Bにはその長手方向(X方向)にX方向リニアモータ9によりガイドに沿って移動する前記装着ヘッド6が夫々内側に設けられており、前記X方向リニアモータ9は各ビーム4A、4Bに固定された前後一対の固定子と、各固定子の間に位置して前記装着ヘッド6に設けられた可動子とから構成される。
従って、各装着ヘッド6は向き合うように各ビーム4A、4Bの内側に設けられ、前記搬送装置2の位置決め部上のプリント基板Pや部品供給ユニット3Bの部品取出し位置上方を移動する。
そして、各装着ヘッド6には各バネにより下方へ付勢されている12本の吸着ノズル5が円周に沿って所定間隔を存して配設されており、各装着ヘッド6の3時と9時の位置に位置する吸着ノズル5により並設された複数の部品供給ユニット3Bから電子部品を同時に取出しすることも可能である。この吸着ノズル5は上下軸モータ10により昇降可能であり、またθ軸モータ11により装着ヘッド6を鉛直軸周りに回転させることにより、結果として各装着ヘッド6の各吸着ノズル5はX方向及びY方向に移動可能であり、垂直線回りに回転可能で、且つ上下動可能となっている。
8は前記吸着ノズル5に吸着保持された電子部品を撮像する部品認識カメラで、12はプリント基板Pの位置確認用の認識マークM1、M2を撮像するための基板認識カメラ12で、各装着ヘッド6に搭載されている。
次に、電子部品装着に係る制御のための制御ブロック図である図2に基づいて、以下説明する。電子部品装着装置1の各要素はCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)21が統括制御しており、この制御に係るプログラムを格納するROM(リ−ド・オンリー・メモリ)22及び各種データを格納するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)23がバスライン24を介して接続されている。また、CPU21には操作画面等を表示するモニタ25及び該モニタ25の表示画面に形成された入力手段としてのタッチパネルスイッチ26がインターフェース27を介して接続されている。また、前記Y方向リニアモータ9等が駆動回路28、インターフェース27を介して前記CPU21に接続されている。
前記RAM23には、プリント基板Pの種類毎に装着データが格納され、この装着データはその装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板P内での各電子部品の装着座標のX方向、Y方向及び装着角度情報、各部品供給ユニット3Bの配置番号(フィーダNo.)情報等から構成される。
なお、前記RAMには23には、前記各部品供給ユニット3Bの部品供給ユニット配置番号に対応した各電子部品の種類(部品ID)の情報、即ち部品配置データが格納され、また各電子部品の特徴を表す部品ライブラリデータ等も格納されている。
29はインターフェース27を介して前記CPU21に接続される認識処理装置で、前記基板認識カメラ8や部品認識カメラ12により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理装置29にて行われ、CPU21に処理結果が送出される。即ち、CPU21は基板認識カメラ8や部品認識カメラ12により撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置29に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置29から受取るものである。
以上の構成により、図3に示すフローチャートに従い、プリント基板Pの生産運転について説明する。初めに、電子部品装着装置1の自動運転が行なわれると、最初のプリント基板Pが上流装置より搬送装置2により基板位置決め部に搬送され、位置決め機構により位置決め固定される。
次いで、RAM23に格納された装着データに従って、CPU21は図4に示すような1回目の連鎖吸着(1つの装着ヘッド16当り最高12個吸着可能)の装着データを切り出す。次に、部品供給ユニット3Bから電子部品を取出すべき装着データが有るか否かがCPU21により判定され、有ると判定されるとステップ番号0001の電子部品の吸着取出動作が実行される。即ち、奥側のビーム4A(ビーム番号「1」)の装着ヘッド6のノズル番号「1」の吸着ノズル5が配置番号「101」(フィーダNo.「101)の部品供給ユニット3Bから取出す動作が実行される。
しかし、部品切れが発生した場合には、CPU21が異常があるかの判定をした際に、異常ありと判定するので、次に後回しリカバリが設定されていなければ、異常停止するように制御するが、後回しリカバリが設定されている(予めRAM23に設定データが格納)ので、後回しリカバリ要求をする。具体的には、リカバリをするために、切り出された装着データのステップ番号0013にステップ番号0001のデータを書き込む(図4参照)。
次に、部品供給ユニット3Bから電子部品を取出すべき装着データが有るか否かがCPU21により判定され、有ると判定されるのでステップ番号0002の電子部品の吸着取出動作が実行される。即ち、奥側のビーム4A(ビーム番号「1」)の装着ヘッド6のノズル番号「2」の吸着ノズル5が配置番号「123」の部品供給ユニット3Bから取出す動作が実行され、このとき部品切れが発生していなければ、電子部品の取出し動作が実行され、取出されることとなる。
以下同様に、ステップ番号0003、0004の電子部品が吸着ノズル5により取出されるが、ステップ番号0005の電子部品については、前述したように、配置番号「101」は、部品切れであるため、CPU21は後回しリカバリ要求をし、ステップ番号0014にステップ番号0005のデータを書き込む(図4参照)。
以下同様に、ステップ番号0006、0007、0008の電子部品が吸着ノズル5により取出されるが、次のステップ番号0009の電子部品についてはステップ番号0001、0005の電子部品を供給する部品供給ユニット3Bの配置番号「101」と同じであるが、ステップ番号0006がスタートしてからステップ番号0009がスタートするまでの間に部品切れに係る部品供給ユニット3Bがフィーダベース3Aから抜かれて、代わりに新たな収納テープが装填された部品供給ユニット3Bが取付けられると(この場合の制御については、後述する。)、CPU21は後回しリカバリ要求をしないので、このステップ番号0009の電子部品が吸着ノズル5により取出されることとなる。
以下同様に、ステップ番号0010、0011、0012の電子部品が吸着ノズル5により取出されるが、CPU21は次の電子部品の取出しに際して切り出された装着データはないと判定するので、次に後回しリカバリの要求があるか否かを判定する。この場合、ステップ番号0013、0014の電子部品については後回しリカバリ要求があるので、CPU21は次に異常発生後に復帰されたか否かを判定する。即ち、部品切れに係る配置番号「101」の部品供給ユニット3Bを抜いて、同種の電子部品が収納された収納テープが装填された新たな部品供給ユニット3Bを取り付けられて、復帰されたか否かを判定する。
そして、CPU21は復帰されていないと判定すると、電子部品装着装置1は生産運転を停止(異常停止)するように制御し、復帰したものと判定すると、取り付けられた新たな部品供給ユニット3Bからステップ番号0013、0014の電子部品を取出して(リカバリ取出し)、プリント基板P上へ電子部品を装着する。
この装着に際しては、各装着ヘッド6の移動途中において、移動しながら部品認識カメラ8の上方位置を通過する際に各吸着ノズル5に吸着保持された電子部品が部品認識カメラ10により撮像される(フライ認識)。そして、この撮像結果に基づいて電子部品が当該吸着ノズル5に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき認識処理装置29により認識処理されて、Y方向リニアモータ7及びX方向リニアモータ9を駆動させて電子部品を保持した吸着ノズル5はプリント基板Pまで移動する。そして、プリント基板P上へ電子部品を装着する前に、奥側のビーム4Aに取付けられた装着ヘッド6に設けられた基板認識カメラ12でプリント基板Pに付された認識マークM1、M2を撮像して、この基板認識カメラ12により撮像された画像を認識処理装置29で認識処理して、その認識処理結果と各電子部品の認識処理結果を加味して、CPU21によりY方向リニアモータ7、X方向リニアモータ9及びθ軸モータ11が補正制御され、奥側の装着ヘッド6の吸着ノズル5が位置ずれを補正しつつ、それぞれ電子部品がプリント基板P上の所定位置に装着される。
以上は1回目の連鎖吸着の装着データを切り出して、吸着取出し及び装着をする動作の説明であるが、同様にその次の2回目の連鎖吸着の装着データを切り出し、前述したように吸着取出し及び装着をするが、プリント基板Pへの装着すべき全ての電子部品の吸着取出し及び装着が繰り返されることとなる。そして、そして、全ての電子部品が装着されたプリント基板Pは下流装置に受け渡されることとなり、以下同様に次のプリント基板P上に電子部品の装着をすることとなる。
ここで、図5のフローチャートに基づいて、以下説明する。先ず、作業管理者がプリント基板Pの生産運転を開始するために、モニタ25に表示されたタッチパネルスイッチ26の運転開始スイッチ部を押圧操作すると、図3のフローチャートに沿って説明したように、プリント基板Pへの電子部品の装着動作が行われることとなるが、この生産開始する前に、先ずCPU21はロック機構(図示せず)を制御し、前記フィーダベース3Aに並設された全ての部品供給ユニット3Bが抜けないようにロック機構によりロックさせる。
このロック後に、生産を開始し、部品供給ユニット3Bから電子部品を取出して、プリント基板P上へ電子部品を装着する運転が行われることとなる。そして、CPU21はこの運転中は絶えず電子部品装着装置1が運転停止したか否かを監視し、停止しないなら全ての部品供給ユニット3Bが抜けないようにロック機構によるロック状態を維持し、停止するならロック状態を解除して電子部品装着装置1を停止するように制御する。
従って、このロック状態が解除されて、電子部品装着装置1が停止すると、その停止させる原因を取り除くことができるが、その原因は、例えば作業管理者がモニタ25に表示されたタッチパネルスイッチ26の停止スイッチ部を押圧操作したとか、装置の本体側や部品供給ユニット3Bに異常が発生した場合が考えられる。
これは、図3のフローチャートに沿って説明したように、部品切れが発生した場合にはCPU21が異常ありと判定するので、次に後回しリカバリが設定されていなければ異常停止するように制御したり、或いは後回しリカバリが設定されていて後回しリカバリ要求があって異常復帰されていなければ異常停止するように制御するので、これらも停止させる原因のひとつである。
この場合、電子部品装着装置1の停止の前に、全ての部品供給ユニット3Bが抜けるように、前記ロック機構によるロック状態が解除され、その後停止することとなる。従って、このロック解除後に、前記フィーダベース3Aから部品切れに係る配置番号「101」(フィーダNo.「101)の部品供給ユニット3Bを抜いて、同種の電子部品が収納された収納テープが装填された新たな部品供給ユニット3Bを取り付けることができる。
また、電子部品装着装置1の運転中にも、新たな部品供給ユニット3Bを取り付けることができる場合の動作について、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、作業者が運転中にモニタ25に表示されたタッチパネルスイッチ26のロック解除スイッチを兼ねるフィーダ準備完了スイッチ部を押圧操作すると、CPU21は電子部品装着装置1が運転中か否かを判定し、運転中であると判定すると、この運転中であっても前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する。
このとき、CPU21はタイマー30を計時を開始させ、作業者が部品供給装置3Bを抜いて、新たな部品供給装置3Bを取り付ける作業に要する時間より僅かに長い、例えば5秒経過したことを計時すると、前記ロック機構を作動させてロック状態となるように制御する。従って、作業者は前記5秒間の間に対象の部品供給ユニット3Bを抜くと共に同種の電子部品が収納された収納テープが装填された新たな部品供給ユニット3Bを前記フィーダベース3Aに取り付けることができる。
仮に、新たな部品供給ユニット3Bのフィーダベース3Aの取り付け前に、5秒経過すると、ロック機構を作動させてロック状態となるので、作業者は再度この取り付けのためにフィーダ準備完了スイッチ部を押圧操作すれば、前記ロック機構によるロック状態が解除され、新たな部品供給ユニット3Bを前記フィーダベース3Aに取り付けることができる。
このように、5秒経過すると自動的にロックされるので、ロック忘れを防止することができ、また作業者の作業を簡略化することもできる。
次に、作業管理者が新たな部品供給ユニット3Bをフィーダベース3Aに取り付ける場合の部品供給ユニット3Bに流れる突入電流を制限する回路構成について、以下説明する。電子部品装着装置1側には、DC電源回路40に接続される突入電流制限回路41を設け、部品供給ユニット3Bには送りモータ17及び剥離モータ18を駆動制御するための駆動回路16が設けられる。
そして、この駆動回路16と突入電流制限回路41とはコネクタ42A、42Bを介して接続される。電源がフィーダベース3Aに供給されている状態で、このフィーダベース3Aに部品供給ユニット3Bを取り付けたときに、突入電流が駆動回路16に流れることにより、コネクタ42A、42B、駆動回路16等や駆動回路16等が搭載されたプリント基板が焼損する虞がある。そこで、前記突入電流制限回路41が、この突入電流を小さくして駆動回路16に流れるように制限するものである。
突入電流制限回路41は、DC電源回路40と駆動回路16との間に設けられる抵抗43と、同じくDC電源回路40と駆動回路16との間に設けられと共にそのスイッチ44Aが前記抵抗43と並列接続されるリレー44とから構成される。
従って、部品供給ユニット3Bを電源が供給されているフィーダベース3Aに取り付けたときに、突入電流が駆動回路16に流れるが、この突入電流は抵抗43により小さくなって制限される。そして、この駆動回路16には小さくなった電流が流れるので(これにより、新たな部品供給ユニット3Bがフィーダベース3Aに取り付けられたことを確認できる。)、この駆動回路16は接続確認信号をDC電源回路40に送る。従って、突入電流が駆動回路16に流れ始めたときより、僅か遅れてリレー44が励磁し、そのスイッチ44Aを閉じる。
このため、DC電源回路40からの通常の値の電流がスイッチ44Aを介して駆動回路16に流れても、コネクタ42A、42B、駆動回路16等やこの駆動回路16等が搭載されたプリント基板が焼損することを防止することができる。
次に、作業者が前記フィーダ準備完了スイッチ部を押圧操作した際の動作について、図8のフローチャートに基づいて説明する。初めに、前記フィーダ準備完了スイッチ部を押圧操作されると、カート台3Cに昇降可能に取り付けられた前記フィーダベース3Aが上昇位置にあるか下降位置にあるかが判定される。この場合、フィーダベース3Aは装置本体に取り付けられた昇降シリンダ(図示せず)により昇降可能に設けられており、前記昇降シリンダ9のロッドが伸びた上限を昇降検出センサが検出すると、フィーダベース3Aが上昇していることを検出するので、フィーダベース3Aが上昇位置にあるか下降位置にあるかを判定することができる。
そして、CPU21が下降位置にあると判定すると、前記昇降シリンダ9のロッドを伸張させて、フィーダベース3Aを上昇させると共に上昇後にこのフィーダベース3Aに電源を供給する(フィーダベース3A上に搭載された部品供給ユニット3Bに電源が供給される)。更に、CPU21は、電子部品を取出した後のキャリアテープを切断するカッタを原点復帰させるように制御する。
一方、CPU21が上昇位置にあると判定すると、カッタをフィーダベース3Aに沿って往復移動させて、電子部品を取出した後のキャリアテープを切断する。そっして、フィーダベース3Aへの電源供給を止めるように制御し、フィーダベース3Aを下降させる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 電子部品装着装置
3 部品供給装置
3A フィーダベース
3B 部品供給ユニット
3C カート台
21 CPU
25 モニタ
26 タッチパネルスイッチ
41 突入電流制限回路

Claims (4)

  1. フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、ロック解除スイッチと、このロック解除スイッチが操作されると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する制御装置とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  2. フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、フィーダ準備完了スイッチと、このフィーダ準備完了スイッチが操作された際に運転中か否かを判定する判定装置と、この判定装置が運転中と判定すると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する制御装置とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  3. フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、フィーダ準備完了スイッチと、このフィーダ準備完了スイッチが操作されると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する第1制御装置と、前記フィーダ準備完了スイッチが操作されると計時を開始するタイマーと、このタイマーが所定時間を計時すると前記ロック機構によりロックするように制御する第2制御装置とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
  4. フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットから供給される電子部品を保持手段が吸着して取出し、プリント基板上にこの電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダベース上に複数並設された部品供給ユニットが外れないようにするためのロック機構と、フィーダ準備完了スイッチと、このフィーダ準備完了スイッチが操作されると前記ロック機構によるロック状態を解除するように制御する制御装置と、この制御装置により前記ロック機構によるロック状態が解除されることにより前記フィーダベース上に前記部品供給ユニットを取り付ける際に発生する突入電流が小さくなるように制限する突入電流制限回路とを設けたことを特徴とする電子部品装着装置。
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