JP6620306B2 - 部品実装方法および部品実装装置 - Google Patents

部品実装方法および部品実装装置 Download PDF

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Description

本発明は、テープフィーダにより送られるキャリアテープに収納された部品を基板に実装する部品実装方法および部品実装装置に関するものである。
部品実装装置における部品の供給装置としてテープフィーダが知られている。テープフィーダは、部品を保持したキャリアテープを巻回収納されたリールから引き出してピッチ送りすることにより、部品実装機構の実装ヘッドによる部品吸着位置に部品を供給するものである。テープフィーダとして、スプライシング作業を必要とせず、先行するキャリアテープ(先行テープ)が装着されている状態で、後続の新たなキャリアテープ(後続テープ)をセットすることにより部品供給を継続することができる、いわゆるスプライシングレス方式のテープフィーダがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に示される先行技術では、部品供給が継続される過程で先行テープの末尾端部がリールから外れ、テープフィーダの内部に設けられたセンサが先行テープの末尾端部を検出すると、セットされている後続テープのテープ送りが開始される。この制御により、2つのキャリアテープをつなぎ合わせることなく、先行テープの後から後続テープを追従させてテープフィーダに供給することができる。
特開2014−027131号公報
しかしながら特許文献1を含む従来技術では、キャリアテープの末尾端部がリールから外れないこと、もしくはリールから外れたキャリアテープの末尾端部付近の強い巻き癖に起因して、以下のような不具合が生じるという問題があった。すなわちキャリアテープの末尾端部がリールから外れない場合、テープ送りに合わせてリールが持ち上がり、リールがリールを格納している台車やテープフィーダに引っかかってキャリアテープが正常に送れない状態となることがある。またキャリアテープの末尾端部がリールから外れた場合でも、隣接するキャリアテープなどに絡んでキャリアテープが正常に送れない状態となることがある。キャリアテープが正常に送れない状態となると、テープ送りモータが過電流によって故障するなどの不具合が発生するおそれがある。
そこで本発明は、キャリアテープが正常に送れない状態となっても、自動的に正常な状態に復旧することができる部品実装方法および部品実装装置を提供することを目的とする。
本発明の部品実装方法は、テープフィーダにより部品を収納したポケットが形成されたキャリアテープを送り方向に送り、吸着ノズルにより部品取り出し位置に送られた部品を吸着保持して基板に実装する部品実装方法であって、前記キャリアテープを送り方向に正常に送れない状態であることを検出する工程と、前記正常に送れない状態であることを検出したならば、前記キャリアテープを前記送り方向とは逆方向に送ることにより、前記キャリアテープを正常に送れない状態からの復旧を試みる工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の部品実装装置は、テープフィーダにより部品を収納したポケットが形成されたキャリアテープを送り方向に送り、吸着ノズルにより部品取り出し位置に送られた部品を吸着保持して基板に実装する部品実装装置であって、前記キャリアテープを送り方向および前記送り方向とは逆方向に送るテープ送り機構と、前記キャリアテープを送り方向に正常に送れない状態であることを検出する異常検出部と、前記異常検出部の検出結果に基づいて、前記テープ送り機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記異常検出部が前記キャリアテープを正常に送れない状態であることを検出したならば、前記キャリアテープを前記逆方向に送るように前記テープ送り機構を制御することにより、前記キャリアテープを正常に送れない状態からの復旧を試みることを特徴とする。
本発明によれば、キャリアテープが正常に送れない状態となっても、自動的に正常な状態に復旧してエラー停止を防止することができる。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の部分断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の部品供給に用いられる(a)リールの構成説明図(b)リールの仮止め用スリット付近の部分拡大図(c)リールからキャリアテープが外れた直後を示す部分拡大図 本発明の一実施の形態のテープフィーダの構成説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態の部品実装装置の部品供給部に用いられるテープフィーダにおけるテープ送り方法の工程説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態の部品実装装置の部品供給部に用いられるテープフィーダにおけるテープ送り方法の工程説明図 本発明の一実施の形態の(a)部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図(b)テープフィーダの制御系の構成を示すブロック図 (a)(b)本発明の一実施の形態の部品実装装置において発生するテープ送り異常の例を示す図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における自動復旧処理のフロー図 (a)(b)本発明の一実施の形態の部品実装装置における自動復旧処理の工程説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態の部品実装装置における自動復旧処理の工程説明図
次に本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1、図2を参照して、基板に部品を実装する部品実装装置1の構成を説明する。部品実装装置1は、テープフィーダにより部品を収納したポケットが形成されたキャリアテープを送り方向に送り、吸着ノズルにより部品取り出し位置に送られた部品を吸着保持して基板に実装する機能を有するものである。図2は、図1におけるA−A断面を部分的に示している。以下、基板搬送方向(図1の紙面の左右方向)をX方向、X方向と水平面内において直交する方向(図1の紙面の上下方向)をY方向、水平面と直交する高さ方向(図2の紙面の上下方向)をZ方向と定義する。
図1において基台1aの中央にはX方向に基板搬送機構2が配設されている。基板搬送機構2は上流側から搬入された基板3を搬送し、部品実装作業を実行するために設定された実装ステージに位置決めして保持する。基板搬送機構2の両側方には、部品供給部4が配置されており、それぞれの部品供給部4には複数のテープフィーダ5が並列に装着されている。テープフィーダ5は、部品を収納したポケットが形成されたキャリアテープを部品供給部4の外側から基板搬送機構2に向かう方向(テープ送り方向)にピッチ送りすることにより、以下に説明する部品実装機構の実装ヘッドによる部品吸着位置に部品を供給する。
基台1a上面においてX方向の一方側の端部には、リニア駆動機構を備えたY軸ビーム6が配設されており、Y軸ビーム6には、同様にリニア駆動機構を備えた2基のX軸ビーム7が、Y方向に移動自在に結合されている。2基のX軸ビーム7には、それぞれ実装ヘッド8がX方向に移動自在に装着されている。実装ヘッド8は複数の保持ヘッドを備えた多連型ヘッドであり、それぞれの保持ヘッドの下端部には、図2に示すように、部品を吸着して保持し個別に昇降可能な吸着ノズル8aが装着されている。
Y軸ビーム6、X軸ビーム7を駆動することにより、実装ヘッド8はX方向、Y方向に移動する。これにより2つの実装ヘッド8は、それぞれ対応した部品供給部4のテープフィーダ5の部品吸着位置から部品を吸着ノズル8aによって取り出して、基板搬送機構2に位置決めされた基板3の実装点に移送搭載する。Y軸ビーム6、X軸ビーム7および実装ヘッド8は、部品を保持した実装ヘッド8を移動させることにより、部品を基板3に移送搭載する部品実装機構9を構成する。
部品供給部4と基板搬送機構2との間には、部品認識カメラ10が配設されている。部品供給部4から部品を取り出した実装ヘッド8が部品認識カメラ10の上方を移動する際に、部品認識カメラ10は実装ヘッド8に保持された状態の部品を撮像して認識する。実装ヘッド8にはX軸ビーム7の下面側に位置して、それぞれ実装ヘッド8と一体的に移動する基板認識カメラ11が装着されている。実装ヘッド8が移動することにより、基板認識カメラ11は基板搬送機構2に位置決めされた基板3の上方に移動し、基板3を撮像して認識する。また基板認識カメラ11は部品供給部4に装着されたテープフィーダ5の上方に移動し、テープフィーダ5の部品吸着位置を撮像して認識する。
テープフィーダ5の部品吸着位置から部品を取り出す部品吸着動作では、基板認識カメラ11による部品吸着位置の認識結果を加味して部品吸着位置補正が行われる。また実装ヘッド8による基板3への部品実装動作においては、部品認識カメラ10による部品の認識結果と、基板認識カメラ11による基板認識結果とを加味して搭載位置補正が行われる。
図2に示すように、部品供給部4にはフィーダベース12aに予め複数のテープフィーダ5が装着された状態の台車12がセットされる。台車12には、部品を保持したキャリアテープ14を巻回状態で収納するリール13が保持されている。リール13から引き出されたキャリアテープ14は、テープフィーダ5によって吸着ノズル8aによる部品吸着位置までピッチ送りされる。
図2に示す本実施の形態では、部品補給におけるキャリアテープ14の切り替えに際してキャリアテープ14を継ぎ合わせるスプライシングが不要なスプライシングレス方式のテープフィーダ5が使用されている。部品供給部4にセットされる台車12には、リール13を保持する複数の保持機構が設けられている。保持機構は、リール13の外周縁部に当接して支持する支持ピン16a,16bを有する第1のリール保持部15Aと、支持ピン16c,16dを有する第2のリール保持部15Bに、それぞれリール13を保持することができる。
図2では、テープフィーダ5に既装着のキャリアテープ14(1)(以下、先行テープ14(1)と略記する。)を供給する第1リール13(1)および部品切れに際して新たに装着されるキャリアテープ14(2)(以下、後続テープ14(2)と略記する。)を供給する第2リール13(2)が一体的に保持されている。
次に図3を参照して、本実施の形態においてキャリアテープ14が巻回収納された部品実装装置用のリール13の構成について説明する。図3(a)に示すように、1対の円形のリール側板13aを対向させた構成のリール13の中央部には、リール芯部13bが形成されている。リール芯部13bの中心には軸支用の軸支孔13cが設けられており、リール芯部13bの外周部には仮止め用スリット13dが形成されている。仮止め用スリット13dはリール芯部13bを半径方向にスリット状に切り込んで設けられており、キャリアテープ14をリール13に巻回収納する際にキャリアテープ14の終端部14Eが仮止め用スリット13dに仮止めされる。
リール13には、供給対象の部品を保持したキャリアテープ14が所定量巻回収納され、この状態で台車12に保持される。部品実装動作において部品供給が継続される過程では、キャリアテープ14が巻回収納されたリール13から順に引き出されてテープフィーダ5内にテープ送りされる。図3(b)は、キャリアテープ14が終端部14E付近まで引き出された状態を示しており、終端部14Eは仮止め用スリット13dに屈曲挿入されている。この後さらにキャリアテープ14が引き出されると(矢印a)、図3(c)に示すように終端部14Eは仮止め用スリット13dから外れるようになっている。
次に、図4を参照してテープフィーダ5の構成および機能を説明する。図4に示すように、テープフィーダ5は、本体部5aおよび本体部5aの下面から下方に凸設された装着部5bを備えた構成となっている。本体部5aの下面をフィーダベース12aに沿わせてテープフィーダ5を装着した状態では、装着部5bに設けられたコネクタ部(図示省略)がフィーダベース12aに嵌合する。これにより、テープフィーダ5は部品供給部4に固定装着されるとともに、テープフィーダ5におけるテープ送りを制御するために内蔵されたフィーダ制御部21は、部品実装装置1の装置制御部22と電気的に接続される。
本体部5aの内部には、リール13から引き出されて本体部5a内に取り込まれたキャリアテープ14を導くテープ走行路5cが設けられている。テープ走行路5cは、本体部5aの下端部が上流側に延出した延出部5eと本体部5aの上流端部との間に開口したテープ導入口5dから、実装ヘッド8によって部品を取り出す部品吸着位置まで連通して設けられている。
テープ走行路5cにおける下流側、上流側には、それぞれ第1のテープ送り機構23A、第2のテープ送り機構23Bが配設されている。第1のテープ送り機構23A、第2のテープ送り機構23Bは、スプロケット24A、24Bをそれぞれモータ25A、25Bで回転駆動する構成となっている。スプロケット24A、24Bの外周面に設けられた複数の送りピンを、キャリアテープ14の送り孔に嵌入させてキャリアテープ14と係合された状態で回転することにより、このキャリアテープ14がテープ送りされる。
第1のテープ送り機構23A、第2のテープ送り機構23Bには、それぞれエンコーダ26A、26Bと電流検出部27A、27Bが備えられている(図7参照)。エンコーダ26A、26Bは、モータ25A、26Bの回転量すなわちテープ送り量を計測する。電流検出部27A、27Bは、モータ25A、26Bに供給中の駆動電流を計測する。これらの計測結果はフィーダ制御部21に伝達され、計測結果を基にフィーダ制御部21はモータ25A、25Bを制御する。これにより、キャリアテープ14がテープ送り方向に所定間隔でピッチ送りされ、テープ送り方向である正方向、またはテープ送り方向とは逆方向に連続的にテープ送り(以下、「連続送り」と称す。)される。
テープ走行路5cにおける下流側に設けられた第1のテープ送り機構23Aは、キャリアテープ14を実装ヘッド8による部品吸着位置にピッチ送りする。ピッチ送りされたキャリアテープ14は、第1のテープ送り機構23Aの上方に配設されたテープ押さえ部材28によって上側から押さえ込まれてガイドされる。キャリアテープ14に保持された部品は、部品吸着位置に対応してテープ押さえ部材28に形成された取り出し開口部28aを介して、実装ヘッド8の吸着ノズル8aによって取り出される。
また第1のテープ送り機構23Aは、テープ導入口5dの外から部品吸着位置まで引き込まれてテープ送りされているキャリアテープ14を正方向および逆方向に連続送りすることにより、当該キャリアテープ14をテープ導入口5dから内部および外部に送る。このように、第1のテープ送り機構23Aは、キャリアテープ14をテープ送り方向(正方向)および送り方向とは逆方向に送るテープ送り機構となる。
テープ走行路5cにおける上流側に設けられた第2のテープ送り機構23Bは、テープ導入口5dから導入されたキャリアテープ14を下流側に送る機能を有している。第2のテープ送り機構23Bには、キャリアテープ14をスプロケット24Bに対して付勢して係合させる付勢機構29が、延出部5eにおいてスプロケット24Bの下方に位置して設けられている。また付勢機構29は、キャリアテープ14の追加補給時に後続テープ14(2)のテープ送り禁止・許容を切換えるストッパ機能を有している。このストッパ機能により、テープスプライシングを行うことなくテープフィーダ5に送り込まれた後続テープ14(2)を、先行テープ14(1)が通過完了するまで待機・停留させることが可能となっている。
テープ走行路5cにおける第1のテープ送り機構23Aの上流側の部品吸着位置の近傍には、キャリアテープ14を検出するための第1の検出位置P1が設定されており、第2のテープ送り機構23Bの下流側であって第1の検出位置P1よりも上流側には、同様にキャリアテープ14を検出するための第2の検出位置P2が設定されている。第1の検出位置P1、第2の検出位置P2にそれぞれ配設された第1のセンサS1、第2のセンサS2は、第1の検出位置P1、第2の検出位置P2におけるキャリアテープ14の有無を検出する。
第1のセンサS1、第2のセンサS2による検出結果はフィーダ制御部21に伝達され、フィーダ制御部21はこれらの検出結果に基づいて第1のテープ送り機構23A、第2のテープ送り機構23Bを制御する。これによって先行テープ14(1)と後続テープ14(2)は、テープ走行路5cを予め設定されたテープ送り制御パターンでテープ送りされる。
テープフィーダ5の上流側の上面には、操作・表示パネル30が配置されている。操作・表示パネル30は作業者が所定の操作入力を行う操作ボタンと、所定内容を表示するための7セグメントディスプレイなどの表示手段が設けられている。作業者は、操作・表示パネル30により、テープフィーダ5の動作状態の確認および所定項目の操作入力を行うことができるようになっている。
次に図5、図6を参照して、部品供給部4においてリール13からキャリアテープ14をテープフィーダ5によって引き出してピッチ送りして供給し、供給された部品を実装ヘッド8によってピックアップして基板に実装する部品実装装置1における部品供給方法について説明する。図5、図6は、リール13から引き出され、スプライシングを行うことなく相前後して送られる先行テープ14(1)および後続テープ14(2)をテープ走行路5cに沿って順次テープ送りする過程を示している。
まず図5(a)は、先行テープ14(1)をテープ走行路5cに沿ってテープ送りしながら部品実装作業を実行中の状態を示している。すなわち、先行テープ14(1)はテープ導入口5dを介してテープフィーダ5に導入され、第1のテープ送り機構23Aによってテープ送りされて(矢印b)、部品吸着位置にて実装ヘッド8によって部品が先行テープ14(1)から取り出される。
次いで部品実装作業を継続実行する過程において、先行テープ14(1)からの部品供給が終了に近づくと、図5(b)に示すように、後続テープ14(2)が部品補充のために追加してセットされる。すなわち後続テープ14(2)がテープ導入口5dから導入され(矢印c)、第2のテープ送り機構23Bによって付勢機構29までテープ送りされる。このとき、付勢機構29は先行テープ14(1)のみのテープ送りを許容し、後続テープ14(2)のテープ送りは禁止される。
この状態で、第1のテープ送り機構23Aによる先行テープ14(1)のテープ送り(矢印d)および実装ヘッド8による部品の取り出しが継続される。第1リール13(1)における先行テープ14(1)の巻回収納量が終わりになると、終端部14Eが仮止め用スリット13dから外れ(図3(c)参照)、先行テープ14(1)が第1リール13(1)から分離される。
この後、図5(c)に示すように、第2のセンサS2によって先行テープ14(1)の末尾端部Eが検出されたならば、図6(a)に示すように、第2のテープ送り機構23Bが駆動される。これにより、後続テープ14(2)の先頭端部Tは第2の検出位置P2まで移動する(矢印e)。この状態で、第1のテープ送り機構23Aによる先行テープ14(1)のテープ送り(矢印f)および実装ヘッド8による部品の取り出しが継続される。
さらに第1のテープ送り機構23Aによって先行テープ14(1)がテープ送り(矢印g)される過程で、図6(b)に示すように、第1のセンサS1によって先行テープ14(1)の末尾端部Eが検出されたならば、図6(c)に示すように、第2のテープ送り機構23Bが駆動されて後続テープ14(2)の先頭端部Tが第1の検出位置P1まで移動する(矢印h)。その後、先行テープ14(1)からの部品供給が終了すると、後続テープ14(2)が部品供給位置までテープ送りされて後続テープ14(2)からの部品供給に切り替わる。
次に図7を参照して、部品実装装置1の制御系の構成を説明する。図7(a)は部品実装装置1の全体構成を、図7(b)は部品実装装置1の部品供給部4に複数装着されるテープフィーダ5の構成をそれぞれ示している。図7(a)において、装置制御部22は、装置記憶部31に記憶された処理プログラムを実行して部品実装装置1の部品実装機構9、部品供給部4、表示部36の各部を制御することにより、部品供給部4から取り出した部品を基板3に移送搭載する部品搭載作業を実行させる。表示部36は、操作画面やテープ送り異常によるエラー停止などの各種の報知画面などの画面を表示する液晶ディスプレーなどである。
装置記憶部31には、実装データ32、ティーチデータ33などの部品実装作業に使用される各種データが記憶されている。実装データ32は、実装される部品の部品種や実装位置などのデータであり、生産対象の基板種ごとに記憶される。ティーチデータ33は、後述する吸着位置ティーチ処理によって得られる各テープフィーダ5における部品吸着位置と部品位置のずれに関するデータである。
装置制御部22は、内部制御機能として認識処理部34、位置ティーチ処理部35を備えている。認識処理部34は、部品認識カメラ10、基板認識カメラ11による撮像結果を認識処理する。部品実装動作では、部品の認識結果と、基板の認識結果とを加味して搭載位置補正が行われる。
位置ティーチ処理部35は、認識処理部34によって認識されたテープフィーダ5における部品吸着位置の認識結果より、部品吸着位置にピッチ送りされた部品の位置ずれ量をティーチする吸着位置ティーチ処理を実行する。得られた部品吸着位置と部品位置のずれに関するデータは、ティーチデータ33として記憶される。吸着位置ティーチ処理は、部品吸着動作において吸着ノズル8aが部品を吸着できない吸着ミスが発生した際、キャリアテープ14がテープフィーダ5に挿入されて部品吸着位置までテープ送りされた際などに行われる。部品吸着動作では、ティーチデータ33を加味して部品吸着位置の補正が行われる。
次に、テープフィーダ5の制御系の構成について説明する。図7(b)において、テープフィーダ5が備えるフィーダ制御部21は、フィーダ記憶部41に記憶された制御プログラムを実行して第1のテープ送り機構23A、第2のテープ送り機構23Bを制御する。この制御は、装置制御部22からの制御信号、操作・表示パネル30からの操作入力、第1のセンサS1、第2のセンサS2からの信号に基づいて行われる。
第1のテープ送り機構23A、第2のテープ送り機構23Bは、それぞれモータ25A,25B、エンコーダ26A,26B、電流検出部27A,27Bを備えている。フィーダ制御部21は、エンコーダ26A,26Bによる回転量、電流検出部27A,27Bによる駆動電流の計測結果を基にモータ25A,25Bを制御する。またフィーダ制御部21は、通信部43を介して装置制御部22と接続される。
フィーダ制御部21による制御処理に際しては、フィーダ記憶部41に記憶された復旧処理データ42などの各種データが参照される。復旧処理データ42には、後述する復旧処理において参照されるキャリアテープ14を送り方向とは逆方向に送る動作と、再度、キャリアテープ14を送り方向(正方向)に送る動作からなる一連の動作を繰り返す試行回数42a、復旧処理においてキャリアテープ14を逆方向または正方向に送る動作におけるキャリアテープ14のテープ送り長さ42bが含まれる。
図7(b)において、フィーダ制御部21は、内部処理機能として異常検出部21a、復旧処理部21bを備えている。異常検出部21aは、部品実装作業の際にテープフィーダ5の第1のテープ送り機構23Aがキャリアテープ14を送り方向に正常に送れない状態(以下、「テープ送り異常」と称す。)であることを検出する。異常検出部21aは、第1のテープ送り機構23Aのエンコーダ26Aと電流検出部27Aの計測結果を基に、モータ25Aに駆動電流が供給されてもモータ25Aが回転しない状態や、モータ25Aへの過負荷により供給される駆動電流が所定値を超過する過電流状態をテープ送り異常として検出する。
なお、テープ送り異常の検出方法はこの形態に限定されることなく、フィーダ制御部21から第1のテープ送り機構23Aに対してキャリアテープ14をピッチ送りする制御信号が送られた際に、テープ送り異常の発生を検出できればよい。例えば、第1のセンサS1、第2のセンサS2によって検出されたキャリアテープ14の送り孔による周期的な信号を処理することによりテープ送り異常を検出してもよい。
図7(b)において、復旧処理部21bは、異常検出部21aがキャリアテープ14を正常に送れない状態であることを検出したならば、キャリアテープ14を逆方向に送った後、再度、キャリアテープ14を送り方向(正方向)に送るように第1のテープ送り機構23Aを制御する。そしてキャリアテープ14を送り方向に送った際に、異常検出部21aがキャリアテープ14を正常に送れない状態であることを検出したならば、再度、キャリアテープ14を逆方向に送るように第1のテープ送り機構23Aを制御する。これにより、キャリアテープ14を正常に送れない状態からの復旧を試みる。すなわち、復旧処理部21bは、異常検出部21aの検出結果に基づいて、第1のテープ送り機構23Aを制御する制御部となる。
ここで図8を参照して、テープフィーダ5がテープ送り異常となる例を説明する。図8(a)の例は、先行テープ14(1)の終端部14Eが第1リール13(1)の仮止め用スリット13dから外れないことが原因である。これにより、部品供給が進むにつれて第1リール13(1)が第1のリール保持部15Aから浮き上がり(矢印j)、テープ導入口5dに引っかかっている。図8(b)の例は、第1リール13(1)から外れた先行テープ14(1)の終端部14E付近の強い巻き癖が原因である。この場合、先行テープ14(1)が後続テープ13(2)に絡んでテープ導入口5dで止まっている。
図8(a)、(b)の状態になると、テープフィーダ5の第1のテープ送り機構23Aに対してピッチ送りするように制御信号が送信されたとしても、先行テープ14(1)はテープ導入口5dの手前で引っかかってテープフィーダ5内に送ることができずにテープ送り異常となる。また第1リール13(1)から外れたキャリアテープ14の終端部14E付近が近接するテープフィーダ5により送られるキャリアテープ14に絡まることが原因で(図示省略)、絡まれたキャリアテープ14のピッチ送りが阻害されて当該テープフィーダ5がテープ送り異常となる場合もある。
次に図9のフローに則して図10、図11を参照しながら、部品実装装置1における部品実装作業においてテープフィーダ5でテープ送り異常が発生した場合に自動で正常状態に復旧する自動復旧処理(自動復旧方法)について説明する。なお、便宜上、図10、図11はテープフィーダ5に先行テープ14(1)のみ挿入されている例を示しているが、以下に説明する自動復旧処理は先行テープ14(1)に加えて後続テープ14(2)がテープフィーダ5に挿入されている状況でも同様である。
部品実装作業中に各テープフィーダ5の復旧処理部21bは、異常検出部21aの検出結果に基づいて各テープフィーダ5においてテープ送り異常が発生していないかを監視している。すなわち、キャリアテープ14をテープ送り方向に正常に送れない状態であることを検出する工程(ST1:テープ送り異常検出工程)が継続して実行されている。
図10(a)は、先行テープ14(1)の終端部14Eが仮止め用スリット13dから外れずに第1リール13(1)が第1のリール保持部15Aから浮き上がってはいるが、第1リール13(1)はテープ導入口5dには到達していない状態を示している。この状態では先行テープ14(1)はテープ送りを阻害されることなく第1のテープ送り機構23Aによってピッチ送り(矢印k)されるため、テープ送り異常検出工程(ST1)においてテープ送り異常として検出されない(No)。
図10(b)は、図10(a)から部品供給が進行して第1リール13(1)がテープ導入口5dに引っかかった状態を示している。この状態では第1のテープ送り機構23Aを駆動しても先行テープ14(1)はピッチ送り(矢印m)されないため、テープ送り異常検出工程(ST1)においてテープ送り異常が検出される(Yes)。
テープ送り異常が検出されると(ST1においてYes)、次いで復旧処理部21bは第1のテープ送り機構23Aを制御して、先行テープ14(1)をテープ送り長さ42bだけ逆方向に連続送りする(ST2:テープ逆送り工程)。すなわちテープ逆送り工程(ST2)は、キャリアテープ14が正常に送れない状態であることを検出したならば、キャリアテープ14をテープ送り方向とは逆方向に送ることにより、キャリアテープ14を正常に送れない状態からの復旧を試みる工程となる。
図11(a)は、図10(b)の状態からテープ逆送り工程(ST2)によって先行テープ14(1)がテープ送り長さ42bだけ逆方向に連続送り(矢印n)された状態を示している。図11(a)の例では、テープ送り長さ42bは、第1リール13(1)が第1のリール保持部15Aの支持ピン16a,16bに当接した後、さらに逆方向に連続送りされるように設定されている。そのため、第1リール13(1)は第1のリール保持部15Aに再収納されて、第1リール13(1)とテープ導入口5dの間の先行テープ14(1)には弛みが生じている。
図9において、次いで復旧処理部21bは第1のテープ送り機構23Aを制御して、先行テープ14(1)を復旧処理データ42のテープ送り長さ42bだけ正方向に連続送りする(ST3:テープ正送り工程)。これにより、先行テープ14(1)は、テープ逆送り工程(ST2)によって逆方向に連続送りされる前の位置まで巻き戻った状態となる。このように、テープ逆送り工程(ST2)とテープ正送り工程(ST3)は、キャリアテープ14を逆方向に送った後、再度、キャリアテープ14を送り方向に送る工程となる。これにより、テープ送り異常からの自動復旧が期待できる。
次いで復旧処理部21bは先行テープ14(1)が正方向に所定量ピッチ送りされるように第1のテープ送り機構23Aを制御して、この間の異常検出部21aの検出結果を基にテープ送り異常が解決されたか、すなわち先行テープ14(1)が正常にピッチ送りされたかを判断する(ST4:テープ送り異常解決判断工程)。
図11(b)は、図11(a)の状態からテープ正送り工程(ST3)によって先行テープ14(1)が正方向に連続送りされ、さらにテープ送り異常解決判断工程(ST4)によって正方向にピッチ送り(矢印p)された状態を示している。図11(b)では、先行テープ14(1)の終端部14Eが第1リール13の仮止め用スリット13dから外れて正常にピッチ送りされる。そのため、異常検出部21aはテープ送り異常を検出せず、テープ送り異常は解決した(ST4においてYes)と判断される。
図9において、テープ送り異常は解決したと判断されると(ST4においてYes)、次いで位置ティーチ処理部35による吸着位置ティーチ処理が行われる(ST5)。吸着位置ティーチ処理によって得られた部品吸着位置と部品位置のずれに関するデータは、ティーチデータ33として装置記憶部31に記憶される。その後、通常の部品実装動作が再開される。再開後の部品実装動作では、このティーチデータ33に基づいて部品吸着位置の補正が行われる。
テープ送り異常は解決していない(ST4においてNo)と判断された場合、復旧処理部21bは、ST2〜4の試行(逆正送り)が試行回数42aに達したかを判断する(ST6:試行回数判断工程)。逆正送りが試行回数42aに達していないと判断された場合(ST6においてNo)、テープ逆送り工程(ST2)に戻って再度ST2〜4の試行が行われる。すなわちキャリアテープ14を送り方向(正方向)に再度送った際に、キャリアテープ14を正常に送れない状態であることを検出したならば、再度、キャリアテープ14が逆方向に送られる。これにより、テープ送り異常から自動復旧できる確率を高めることができる。
逆正送りが試行回数42aに達したと判断された場合(ST6においてYes)、復旧処理部21bは、テープフィーダ5において自動で復旧できないテープ送り異常が発生したと判断して部品実装装置1での部品実装動動作をエラー停止させる(ST7)。次いで復旧処理部21bは、テープフィーダ5の操作・表示パネル30、部品実装装置1の表示部36にテープ送り異常が発生したエラー情報を報知させる(ST8)。
すなわち、操作・表示パネル30または表示部36はキャリアテープ14を正常に送れない状態であることを報知する報知部となる。そして復旧処理部21b(制御部)が、キャリアテープ14を逆方向に送る動作と、再度、キャリアテープ14を送り方向(正方向)に送る動作からなる一連の動作を所定回数繰り返すように第1のテープ送り機構23Aを制御した後、異常検出部21aがキャリアテープ14を正常に送れない状態であることを検出したならば報知部がエラーを報知する。
つまり、キャリアテープ14を逆方向に送るテープ逆送り工程(ST2)と、再度、キャリアテープ14を送り方向に送るテープ正送り工程(ST3)からなる一連の工程を所定回数繰り返した後、キャリアテープ14を正常に送れない状態であることが検出されたならば、エラーが報知される。これにより、作業者がテープ送り異常の発生を早期に知ることができる。
なお、自動復旧処理における試行回数42a、テープ送り長さ42bは、経験や実験などによって適宜設定される。また、テープ逆送り工程(ST2)、テープ正送り工程(ST3)におけるキャリアテープ14のテープ送りは連続送りに限定されない。例えば、ピッチ送りで送っても良い。
また、正逆送りが試行回数42aに達した場合にエラー停止(ST7)させることなく、近接するテープフィーダ5において自動復旧処理を実行させてもよい。これにより、近接するテープフィーダ5により送られるキャリアテープ14が当該テープフィーダ5のテープ送り異常の原因となっている場合や、リール13から外れたキャリアテープ14が近接するテープフィーダ5により送られるキャリアテープ14に絡んで当該テープフィーダ5のテープ送り異常が発生している場合であっても、テープ送り異常からの自動復旧が期待できる。
なお、テープフィーダ5はスプライシングレス方式に限定されることなく、スプライシングによってキャリアテープを継ぎ合わせて部品補給するスプライシング方式のテープフィーダ5であってもよい。スプライシング方式のテープフィーダ5であっても、キャリアテープ14が継ぎ合わされずに部品供給が継続されると上記説明したテープ送り異常が発生することがある。その場合も、上記の自動復旧処理によりテープ送り異常から自動で復旧できる。
上記説明したように、本実施の形態の部品実装方法は、テープフィーダ5により部品を収納したポケットが形成されたキャリアテープ14を送り方向に送り、吸着ノズル8aにより部品取り出し位置に送られた部品を吸着保持して基板3に実装する部品実装方法であって、テープ送り異常を検出するテープ送り異常検出工程(ST1)と、テープ送り異常を検出したならば、キャリアテープ14を逆方向に送ることによりテープ送り異常からの復旧を試みるテープ逆送り工程(ST2)とを含んでいる。これにより、キャリアテープ14が正常に送れない状態となっても、自動的に正常な状態に復旧してエラー停止を防止することができる。
本発明の部品実装方法および部品実装装置は、キャリアテープが正常に送れない状態となっても、自動的に正常な状態に復旧してエラー停止を防止することができるという効果を有し、部品を基板に実装する部品実装分野において有用である。
1 部品実装装置
3 基板
5 テープフィーダ
8a 吸着ノズル
14 キャリアテープ
23A 第1のテープ送り機構(テープ送り機構)
30 操作・表示パネル(報知部)

Claims (4)

  1. テープフィーダに設けられたテープ送り機構により部品を収納したポケットが形成されたキャリアテープを送り方向に送り、吸着ノズルにより部品取り出し位置に送られた部品を吸着保持して基板に実装する部品実装方法であって、
    前記テ−プ送り機構の回転量または前記テープ送り機構へ供給される電流に基づいて、前記キャリアテープを送り方向に正常に送れない状態であることを検出する検出工程と、
    前記回転量または前記電流に基づいて、前記キャリアテープを前記送り方向とは逆方向に送ることにより、前記キャリアテープを正常に送れない状態からの復旧を試みる工程と、
    前記キャリアテープを前記逆方向に送った後、再度、前記キャリアテープを送り方向に送る工程と、
    前記キャリアテープを送り方向に再度送った際に、前記キャリアテープを正常に送れない状態であることを検出したならば、再度、前記キャリアテープを逆方向に送ることを特徴とする部品実装方法。
  2. 前記キャリアテープを逆方向に送る工程と、再度、前記キャリアテープを送り方向に送る工程からなる一連の工程を所定回数繰り返した後、
    前記キャリアテープを正常に送れない状態であることを検出したならば、エラーを報知することを特徴とする、請求項1記載の部品実装方法。
  3. テープフィーダにより部品を収納したポケットが形成されたキャリアテープを送り方向に送り、吸着ノズルにより部品取り出し位置に送られた部品を吸着保持して基板に実装する部品実装装置であって、
    前記キャリアテープを送り方向および前記送り方向とは逆方向に送るテープ送り機構と、
    前記テ−プ送り機構の回転量または前記テープ送り機構へ供給される電流に基づいて、前記キャリアテープを送り方向に正常に送れない状態であることを検出する異常検出部と、
    前記異常検出部の検出結果に基づいて、前記テープ送り機構を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記異常検出部が前記キャリアテープを正常に送れない状態であることを検出したならば、前記キャリアテープを前記逆方向に送るように前記テープ送り機構を制御することにより、前記キャリアテープを正常に送れない状態からの復旧を試み、
    前記制御部は、前記キャリアテープを前記逆方向に送った後、再度、前記キャリアテープを送り方向に送り、前記キャリアテープを送り方向に再度送った際に、前記異常検出部が前記キャリアテープを正常に送れない状態であることを検出したならば、再度、前記キャリアテープを逆方向に送るように前記テープ送り機構を制御することを特徴とする部品実装装置。
  4. 前記キャリアテープを正常に送れない状態であることを報知する報知部をさらに備え、
    前記制御部が、前記キャリアテープを逆方向に送る動作と、再度、前記キャリアテープを送り方向に送る動作からなる一連の動作を所定回数繰り返すように前記テープ送り機構を制御した後、前記異常検出部が前記キャリアテープを正常に送れない状態であることを検出したならば前記報知部がエラーを報知することを特徴とする、請求項3記載の部品実装装置。
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