JP6142291B2 - 部品実装装置および部品実装方法 - Google Patents

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本発明は、テープフィーダによって供給された部品を実装ヘッドによって吸着して基板に実装する部品実装装置および部品実装方法に関するものである。
部品実装装置における部品の供給装置としてテープフィーダが知られている。このテープフィーダは電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、実装ヘッドによる部品吸着位置に電子部品を供給するものである。テープフィーダにおいて実装動作を停止することなく連続して部品供給を継続する方法として、従来より先行する既装着のキャリアテープ(先行テープ)の末尾部に後続の新たなキャリアテープ(後続テープ)を接続するテープスプライシングが用いられている。このテープスプライシング方式では、作業者はテープ補充毎に煩雑なテープスプライシング作業を実行する必要があり、これらの作業負荷を低減することが望まれていた。このため、新たなテープ補充方式としてテープスプライシング作業を行うことなく、後続テープをテープフィーダにセットするスプライシングレス方式のテープフィーダが用いられるようになっている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に示す先行技術においては、テープフィーダの後端部に設けられたテープ挿入部およびキャリアテープを部品ピックアップ位置送るピックアップ部に、それぞれスプロケットを駆動モータによって駆動する構成の部品送り駆動部を配置し、先行テープおよび後続テープを個別に移動させる構成を用いている。この構成により、先行テープおよび後続テープをつなぎ合わせることなく、テープ供給が行われる。
特開2011−211169号公報
しかしながら上述の特許文献例を含め従来技術においては、スプライシングレス方式でキャリアテープを連続的にテープフィーダに供給するに際し、以下のような不都合が生じるという難点がある。すなわちスプライシングレス方式では、先行テープと後続テープとは一体的に接続されないことから、後続テープがタイムリーに補給されない場合や、一旦装着された後に何らかの原因によって装着状態にあった後続テープがスプロケットから脱落したような場合には、先行テープからの部品取り出しが終了した時点で部品切れが発生し、部品吸着エラーとなって装置停止する。
部品実装装置において部品吸着エラーによる装置停止に至る事態は、上述のような部品切れ以外の原因によっても発生する。例えば実装ヘッドの吸着ノズルによって部品を吸着して取り出す部品吸着位置に異物が存在する吸着異常が発生したような場合にも、正常な部品吸着動作ができずに部品吸着エラーに至る。このような部品吸着エラーが発生した場合において、一般にはその原因が正しく判明しているとは限らず、作業者は自ら装置状況を確認して異常原因を判断した上で対処することが求められる。
すなわち装置ユーザによってはテープフィーダにおける残部品数管理を行っていないケースがあり、このような場合には部品切れかまたはその他の動作異常に起因する部品吸着エラーかが判明しないまま対処作業を行う必要があった。このため、従来技術では部品切れに対応する補充リールの準備などの作業準備を欠いたままエラー対処作業を行うことを余儀なくされており、作業性の改善が望まれていた。
そこで本発明は、部品吸着エラー発生時のエラー対処作業を作業性よく行うことができる部品実装装置および部品実装方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装装置は、部品が収納されたキャリアテープをテープフィーダによりピッチ送りして前記部品を部品吸着位置に供給し、前記供給された部品を実装ヘッドによって吸着保持して基板に実装する部品実装装置であって、前記テープフィーダは、前記ピッチ送りにおけるテープ送り方向の上流端部に開口したテープ導入口から前記部品吸着位置まで連通して設けられ、前記キャリアテープを案内するテープ走行路と、前記テープ走行路における下流側に設けられ、前記キャリアテープを前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り機構と、前記テープ走行路における上流側に設けられ、前記テープ導入口から導入された前記キャリアテープを前記テープ導入口側から前記第1のテープ送り機構側に送る第2のテープ送り機構と、前記テープ走行路上において前記第1のテープ送り機構と前記第2のテープ送り機構との間に配置され、前記キャリアテープの有無を検出するテープ検出センサとを有し、前記実装ヘッドによる部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を、前記テープ検出センサの検出結果に応じて選択する選択手段と、前記選択された指示内容を報知する報知手段とを備えた。
本発明の部品実装方法は、部品が収納されたキャリアテープをテープフィーダによりピッチ送りして部品吸着位置に供給し、実装ヘッドによって前記供給された部品を吸着して基板に実装する部品実装方法であって、前記キャリアテープを第1のテープ送り機構により前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り工程と、テープ導入口から導入された前記キャリアテープを第2のテープ送り機構により前記テープ導入口側から前記第1のテープ送り機構側へ送る第2のテープ送り工程と、前記テープフィーダにおける所定位置にて前記キャリアテープの有無を検出するテープ検出工程と、前記実装ヘッドによる部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を、前記テープ検出工程における検出結果に応じて選択して報知する報知工程を含む。
本発明によれば、スプライシングレス方式のテープフィーダによって供給された部品を実装ヘッドによって吸着して基板に実装する部品実装装置において、部品吸着エラー発生時のエラー対処作業を作業性よく行うことができる。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の部分断面図 本発明の一実施の形態のテープフィーダの構成説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおいてテープ送り機構に用いられるスプロケットの機能説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープストッパ機構の構成説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープストッパ機構の機能説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープ送り方法の工程説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープ送り方法の工程説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置による部品実装方法を示す動作フロー図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1、図2を参照して、基板に電子部品を実装する部品実装装置1の構成を説明する。部品実装装置1は、基板に半導体チップなどの電子部品を実装する機能を有するものであり、図2は、図1におけるA−A断面を部分的に示している。
図1において基台1aの中央にはX方向(基板搬送方向)に基板搬送機構2が配設されている。基板搬送機構2は上流側から搬入された基板3を搬送し、部品実装作業を実行するために設定された実装ステージに位置決めして保持する。基板搬送機構2の両側方には、部品供給部4が配置されており、それぞれの部品供給部4には複数のテープフィーダ5が並列に装着されている。テープフィーダ5は、電子部品を収納したキャリアテープをテープ送り方向、すなわち部品供給部4の外側から基板搬送機構2に向かう方向にピッチ送りすることにより、以下に説明する部品実装機構の実装ヘッドによる部品吸着位置に電子部品を供給する。
基台1a上面においてX方向の一方側の端部には、リニア駆動機構を備えたY軸移動テーブル7が配設されており、Y軸移動テーブル7には、同様にリニア駆動機構を備えた2基のX軸移動テーブル8が、Y方向に移動自在に結合されている。2基のX軸移動テーブル8には、それぞれ実装ヘッド9がX方向に移動自在に装着されている。実装ヘッド9は複数の保持ヘッドを備えた多連型ヘッドであり、それぞれの保持ヘッドの下端部には、図2に示すように、電子部品を吸着して保持し個別に昇降可能な吸着ノズル9aが装着されている。実装ヘッド9は吸着ノズル9aから真空吸引する真空吸引回路を内蔵している。真空吸引回路の真空圧を監視することにより、実装ヘッド9による部品吸着動作において電子部品が正常に吸着保持されない部品吸着エラーの発生の有無を、エラー検出部46(図7参照)により検出できるようになっている。
Y軸移動テーブル7、X軸移動テーブル8を駆動することにより、実装ヘッド9はX方向、Y方向に移動する。これにより2つの実装ヘッド9は、それぞれ対応した部品供給部4のテープフィーダ5の部品吸着位置から電子部品を吸着ノズル9aによって吸着保持して取り出して、基板搬送機構2に位置決めされた基板3の実装点に移送搭載する。Y軸移動テーブル7、X軸移動テーブル8および実装ヘッド9は、電子部品を保持した実装ヘッド9を移動させることにより、電子部品を基板3に移送搭載する部品実装機構10を構成する。
部品供給部4と基板搬送機構2との間には、部品認識カメラ6が配設されている。部品供給部4から電子部品を取り出した実装ヘッド9が部品認識カメラ6の上方を移動する際に、部品認識カメラ6は実装ヘッド9に保持された状態の電子部品を撮像して認識する。実装ヘッド9にはX軸移動テーブル8の下面側に位置して、それぞれ実装ヘッド9と一体的に移動する基板認識カメラ11が装着されている。実装ヘッド9が移動することにより、基板認識カメラ11は基板搬送機構2に位置決めされた基板3の上方に移動し、基板3を撮像して認識する。実装ヘッド9による基板3への部品実装動作においては、部品認識カメラ6による電子部品の認識結果と、基板認識カメラ11による基板認識結果とを加味して搭載位置補正が行われる。
図2に示すように、部品供給部4にはフィーダベース12aに予め複数のテープフィーダ5が装着された状態の台車12がセットされる。基台1aに設けられた固定ベース1bに対して、フィーダベース12aをクランプ機構12bによってクランプすることにより、部品供給部4において台車12の位置が固定される。台車12には、電子部品を保持したキャリアテープ14を巻回状態で収納する供給リール13が保持されている。供給リール13から引き出されたキャリアテープ14は、テープフィーダ5によって吸着ノズル9aによる部品吸着位置までピッチ送りされる。
次に、図3を参照してテープフィーダ5の構成および機能を説明する。図3に示すように、テープフィーダ5は、本体部5aおよび本体部5aの下面から下方に凸設された装着部5bを備えた構成となっている。本体部5aの下面をフィーダベース12aに沿わせてテープフィーダ5を装着した状態では、テープフィーダ5は部品供給部4に固定装着されるとともに、テープフィーダ5におけるテープ送りを制御するために内蔵されたフィーダコントローラ28は、部品実装装置1の装置制御部29と電気的に接続される。
本体部5aの内部には、供給リール13から引き出されて本体部5a内に取り込まれたキャリアテープ14を案内するテープ走行路5cが設けられている。テープ走行路5cは、本体部5aにおいてピッチ送りにおけるテープ送り方向の上流端部に開口したテープ導入口5dから、実装ヘッド9によって電子部品を取り出す部品吸着位置まで連通して設けられている。部品実装作業を継続して実行する過程においては、1つの供給リール13への収納分を単位ロットとする複数のキャリアテープ14が、テープ導入口5dから順次挿入されてテープフィーダ5に供給される。
本実施の形態に示す部品実装装置1においては、テープ導入口5dから導入されて相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち、テープフィーダ5に既装着で実装ヘッド9による部品取り出しの対象となるキャリアテープ14(1)(以下、先行テープ14(1)と略記する)の末尾端部と、部品切れに際して新たに追加して装着されるキャリアテープ14(2)(以下、後続テープ14(2)と略記する)の先頭端部とを接合テープによって継ぎ合わせるテープスプライシングを行うことなく、それぞれが分離された状態のままテープ導入口5dに順次挿入して供給するスプライシングレス方式を採用している。
テープ導入口5dの上側には、追加して装着される後続テープ14(2)が係合するスプロケット21Cが配設されている。スプロケット21Cは後続テープ14(2)のテープ送り方向を規制することにより、後続テープ14(2)の脱落を防止する機能を有する。テープ走行路5cにおける下流側、上流側には、先行テープ14(1)、後続テープ14(2)をテープ送りするための第1のテープ送り機構20A、第2のテープ送り機構20Bが配設されている。
上流側に設けられた第2のテープ送り機構20Bは、新たに装着される後続テープ14(2)をテープ導入口5d側から第1のテープ送り機構20A側に連続的にテープ送りする機能を有しており、スプロケット21Bを第2のモータM2で回転駆動する構成となっている。第2のテープ送り機構20Bの下方側には、テープ押しつけ機構24およびテープストッパ機構25(図5参照)が配設されている。スプロケット21Cを介してテープ導入口5dに導き入れられた後続テープ14(2)は、テープ押しつけ機構24によってスプロケット21Bに対して押しつけられ、これにより後続テープ14(2)はスプロケット21Bと係合して第2のテープ送り機構20Bによるテープ送りが可能な状態となる。テープストッパ機構25は、先行テープ14(1)が装着された状態で新たに挿入された後続テープ14(2)の先頭端部を、ストッパ部材32によって一時的に停止させる機能を有している。
下流側に設けられた第1のテープ送り機構20Aは、先行テープ14(1)を所定の送りピッチで実装ヘッド9による部品吸着位置にピッチ送りする機能を有しており、スプロケット21Aを第1のモータM1で回転駆動する構成となっている。第1のテープ送り機構20Aの上方には、先行テープ14(1)を上方から押さえるとともに先行テープ14(1)に収納された部品を露出させる押さえ部材27が装着されており、部品吸着位置にピッチ送りされた電子部品は、押さえ部材27に形成された部品取り出し開口27aを介して実装ヘッド9の吸着ノズル9aによって真空吸着によりピックアップされる。
ここで図4を参照して、これらのスプロケット21A、21B,21Cの機能を説明する。図4(a)に示すように、スプロケット21A、21B,21Cの外周面には、複数の送りピン21aが設けられている。キャリアテープ14には供給対象の電子部品を収納する部品ポケット14aとともに、送りピン21aが嵌入する送り孔14bが所定ピッチで形成されている。送りピン21aが送り孔14bに係合した状態でスプロケット21A、21Bが回転することにより、キャリアテープ14はテープ送りされる。
図4(b)は、スプロケット21Cの機能を示している。スプロケット21Cには、上流側から下流側へのテープ送り方向(矢印b)に対応する回転方向(矢印a)のみの回転を許容し反対方向への回転を禁止するワンウェイクラッチ機構22が内蔵されている。これにより、後続テープ14(2)がスプロケット21Cと係合した状態において、後続テープ14(2)は正常のテープ送り方向(矢印b)のみへの移動が許容され、反対方向(矢印c)への移動が禁止される。これにより、部品補給のために後続テープ14(2)を新たに装着した状態において、作業者の不適切な取り扱いなどによって後続テープ14(2)に引き抜き方向の外力が作用した場合にあっても、後続テープ14(2)はスプロケット21Cによって係止されて、テープフィーダ5からの脱落が防止される。
図4(c)(イ)は、第2のテープ送り機構20Bにおけるスプロケット21Bの機能を示している。前述のように、スプロケット21Bは第2のモータM2によって回転駆動されることにより、後続テープ14(2)を連続的にテープ送りする。この駆動方式において第2のモータM2が駆動制御されていない無励磁状態では、スプロケット21Bの空転が許容されるようになっており、スプロケット21Bと係合状態にある後続テープ14(2)の移動も許容される。
スプロケット21Bには回転検出手段としてのエンコーダ23が内蔵されており、後続テープ14(2)が下流側方向(矢印f)、上流側方向(矢印g)へ移動すると、スプロケット21Bが正方向(矢印d)、逆方向(矢印e)方向へそれぞれ回転し、この回転状態に応じた回転検出信号がフィーダコントローラ28に伝達される。本実施の形態においては、フィーダコントローラ28に伝達される回転検出信号を監視することにより、第2のテープ送り機構20Bにおける後続テープ14(2)の状態を判断するようにしている。
まずスプロケット21Bの正方向(矢印d方向)の回転が検出されると、新たなキャリアテープ14が挿入されたと判断して、テープ送りのための第2のモータM2の駆動を開始する。これにより、挿入されたキャリアテープ14はテープ走行路5cに沿って下流側へ送られる。また正方向(矢印d方向)の回転が検出された後に、スプロケット21Bの逆方向(矢印e方向)の回転が検出されると、一旦挿入されてスプロケット21Bと係合したキャリアテープ14が何らかの原因によって脱落方向(矢印g方向)へ移動したと判断して、テープ脱落判定がなされる。
図4(c)(ロ)は、第1のテープ送り機構20Aにおけるスプロケット21Aの機能を示している。前述のように、スプロケット21Aは第1のモータM1によって間歇駆動されることにより、先行テープ14(1)を所定の送りピッチでピッチ送り(矢印h)する。これにより、キャリアテープ14の部品ポケット14a内に収納された電子部品は、実装ヘッド9による部品吸着位置に供給される。
テープ走行路5cにおける第1のテープ送り機構20Aの上流側には、キャリアテープ14を検出するための第1の検出位置P1が設定されており、第2のテープ送り機構20Bの下流側であって第1の検出位置P1よりも上流側には、同様にキャリアテープ14を検出するための第2の検出位置P2が設定されている。第1の検出位置P1、第2の検出位置P2にそれぞれ配設された第1のセンサS1、第2のセンサS2は、第1の検出位置P1、第2の検出位置P2におけるキャリアテープ14の有無を検出する。さらにテープストッパ機構25にはストッパ部材32に後続テープ14(2)が当接していることを検出する第3のセンサS3(図5参照)が配設されている。
上述のセンサ配置において第2のセンサS2は、テープ走行路5c上に設定された所定位置(ここでは第1のテープ送り機構20Aと第2のテープ送り機構20Bとの間)に配置され、キャリアテープ14の有無を検出するテープ検出センサとなっている。本実施の形態では、このテープ検出センサによるテープ検出結果に基づいて、実装ヘッド9による部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を選択するようにしている。
第1のセンサS1、第2のセンサS2、第3のセンサS3による検出結果はフィーダコントローラ28に伝達され、フィーダコントローラ28はこれらの検出結果およびエンコーダ23による回転検出結果に基づいて、第1のテープ送り機構20A、第2のテープ送り機構20Bを制御する。これにより、テープフィーダ5における先行テープ14(1)、後続テープ14(2)のテープ送り動作が実行される。またフィーダコントローラ28には、テープフィーダ5の上流側の上面に配置された操作・表示パネル26が接続されている。操作・表示パネル26は作業者が所定の操作入力を行う操作ボタンとともに作業者に対して所定内容の報知を行うLEDなどの表示手段が設けられている。作業者は、操作・表示パネル26により、テープフィーダ5の動作状態の確認および所定項目の操作入力を行うことができるようになっている。
次に図5,図6を参照して、テープ押しつけ機構24、テープストッパ機構25の構成および機能を説明する。図5において、スプロケット21Bの下方には、圧縮バネ31によって上方(矢印i方向)に付勢された付勢ブロック30が配設されている。付勢ブロック30の上面のテープ押付面30aに沿ってスプロケット21Bとの間に挿入された後続テープ14(2)は、スプロケット21Bに対して押しつけられ、これにより送りピン21aが送り孔14bに嵌入して後続テープ14(2)はスプロケット21Bと係合する。
テープ押付面30aの下流側の端部には、テープストッパ機構25を構成するストッパ部材32の上流側に下方に屈曲して設けられた当接部32aが、第1軸支部35廻りの回動によって接離自在に配設されている。第1軸支部35はテープフィーダ5の本体部5aにおける位置が固定された固定支点であり、ストッパ部材32とともにリンク部材36を回動自在に同軸保持している。リンク部材36はその上部に設けられた上延出部36bを引張りバネ41によってテープ送り方向(矢印j)に付勢されるとともに、ストッパピン40に上延出部36bが当接することにより上下方向の下限位置が規制されている。
リンク部材36から斜め下方に延出した下延出部36aの下端にはローラ38が装着されており、引張りバネ41の付勢力によりローラ38は、テープストッパ機構25においてキャリアテープ14のテープ送りをガイドするために配設されたテープ送りガイド42のガイド面42aに押しつけられる。ストッパ部材32から下流側に延出して設けられた延出突部32bには、リンク部材36に固定された圧縮バネ37によって上方に付勢されるとともに(矢印k)、リンク部材36に設けられた当接ピン39によってその上限位置が規制されている。この付勢力により、ストッパ部材32は第1軸支部35廻りに回動する方向に変位し、上流側に下方に屈曲して設けられた当接部32aは付勢ブロック30のテープ押付面30aに対して上方から押しつけられる。
ストッパ部材32の上流側において当接部32aの上部には、可動支点である第2軸支部33を介して回動自在なセンサードグ34が軸支されている。センサードグ34はその一端部34aが当接部32aから上流側に部分的にはみ出した形態となっており、細長形状の他端部は下流側に延出して下方に屈曲した遮光部34bとなっている。遮光部34bは下限位置を規制するストッパピン43に当接した通常状態において、遮光型のフォトスイッチである第3のセンサS3の検出光軸(矢印l)を遮光した状態にある。
当接部32aの側面に検出対象の後続テープ14(2)が上流側から当接することにより、センサードグ34は第2軸支部33廻りに反時計回りに回動変位し、これにより遮光部34bが上方に変位して第3のセンサS3の遮光状態が解除されて、後続テープ14(2)がストッパ部材32による停止位置に到達したことが検出される。
図6(a)は、第2のテープ送り機構20Bに最初のキャリアテープ14である先行テープ14(1)が装着された状態を示している。ここではまずテープ押しつけ機構24においてスプロケット21Bと付勢ブロック30との間に先行テープ14(1)が挿入されることから、図4(c)(イ)にて説明したように、スプロケット21Bの回転駆動が開始されて先行テープ14(1)は下流側へテープ送りされる。
このとき、テープ押しつけ機構24において付勢ブロック30は、スプロケット21Bと付勢ブロック30との間に挿入されたキャリアテープ14によってキャリアテープ14の厚みtに応じて押し下げられる(矢印m)。またテープストッパ機構25においては、テープ送りガイド42上でテープ送りされるキャリアテープ14によってローラ38が上方に厚みtだけ押し上げられ(矢印n)、これによりリンク部材36は第1軸支部35廻りに回動変位する。そしてこの状態でキャリアテープ14は第2のテープ送り機構20Bによって下流側へピッチ送りされて、第1のテープ送り機構20Aに至る。
図6(b)は、既に先行テープ14(1)が装着された状態で、新たに後続テープ14(2)を装着する際の動作を示している。この場合には、図4に示すスプロケット21Cを経由して後続テープ14(2)をセットし、付勢ブロック30上に既に存在する先行テープ14(1)とスプロケット21Bとの間に後続テープ14(2)の先頭端部を挿入する(矢印o)。このときも同様にスプロケット21Bが正方向に回転したことが検出されて、第2のテープ送り機構20Bにより後続テープ14(2)が下流側へテープ送りされる。
そして先頭端部が当接部32aに当接するとともに一端部34aを押し込むことにより、センサードグ34は第2軸支部33廻りに反時計回りに回動する。これにより遮光部34bが上方に変位して(矢印p)第3のセンサS3の遮光が解除され、後続テープ14(2)が停止位置に到達したことが検出されて第2のテープ送り機構20Bによるテープ送り動作が停止する。
図6(c)は、後続テープ14(2)が一旦停止して待機した状態において先行テープ14(1)が下流側に送られている状態を示している。すなわち先行テープ14(1)が実装ヘッド9による部品取り出しの対象となる度に、先行テープ14(1)は第1のテープ送り機構20Aによって順次ピッチ送りされ(矢印q)、末尾端部Eが付勢ブロック30から外れてテープ送りガイド42上に到達する。そして末尾端部Eがローラ38よりも下流側へ送られたタイミングにおいて、ストッパ部材32による後続テープ14(2)の一時停止が解除される。
すなわち図6(d)に示すように、先行テープ14(1)がさらにピッチ送りされて(矢印r)末尾端部Eがローラ38を通過することにより、ローラ38は引張りバネ41の付勢力によって下方に変位し(矢印s)、リンク部材36が第1軸支部35廻りに時計回り方向に回転する。これにより当接ピン39が延出突部32bを押し下げ、ストッパ部材32は当接部32aが付勢ブロック30に対して離隔する方向(矢印t)に回転変位する。これにより、当接部32aによる後続テープ14(2)の一旦停止状態が解除されるとともに、センサードグ34の遮光部34bが下方に変位して(矢印u)、第3のセンサS3は遮光状態となる。そしてこの第3のセンサS3の信号を承けて、第2のテープ送り機構20Bによる後続テープ14(2)のテープ送り(矢印v)が可能な状態となる。
次に図7を参照して、部品実装装置1および部品実装装置1に装着されるテープフィーダ5の制御系の構成を説明する。部品実装装置1の構成において、装置制御部29は処理演算装置であり記憶部45に記憶された各種の処理プログラムおよびデータに基づいて、部品実装機構10や以下の各部を制御する。記憶部45に記憶されるデータには、実装対象の部品の実装座標などを示す実装データ45aのほか、実装ヘッド9による部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を予めデータ化した指示内容データ45bが含まれる。
エラー検出部46は実装ヘッド9による部品取り出し動作時に真空吸着回路の流量を監視することにより、吸着ノズル9aがキャリアテープ14から電子部品を正常に吸着できない部品吸着エラーの発生を検出する。指示内容選択部47(選択手段)は、部品吸着エラーの発生時に作業者に対して指示すべき指示内容を、記憶部45に記憶された指示内容データ45bから選択する。報知部48(報知手段)は、指示内容選択部47によって選択された指示内容を、操作パネルに設けられた表示画面などを介して作業者に報知する。
本実施の形態では、上述の指示内容の選択は、第1のテープ送り機構20Aと第2のテープ送り機構20Bとの間の第2の検出位置P2に配置されたテープ検出センサである第2のセンサS2の検出結果に応じて行われる。すなわち、指示内容データ45bには、キャリアテープ14が検出された場合には部品吸着位置における異常の有無を確認すべき旨の第1の指示と、キャリアテープ14が検出されない場合には新たなキャリアテープ14を挿入すべき旨の第2の指示とが含まれている。
次に、テープフィーダ5の制御系を説明する。フィーダ制御部50、記憶部51は、図3に示すフィーダコントローラ28の機能を示すものである。フィーダ制御部50はフィーダコントローラ28が備えた処理演算機能であり、内蔵メモリである記憶部51に記憶されたフィーダデータ、すなわちテープ送り速度や送りピッチなどをテープ品種毎に示すデータに基づいて、第1のモータM1、第2のモータM2を制御する。この制御は、操作・表示パネル26からの操作入力や、第1のセンサS1,第2のセンサS2,第3のセンサS3、スプロケット21Bに内蔵されたエンコーダ23からの信号に基づいて行われる。
次に図8,図9を参照して、部品実装装置1における部品供給方法について説明する。この部品供給は、テープフィーダ5において複数のキャリアテープ14を、スプライシングレス方式によって順次テープ送りすることにより行われる。図8,図9は、相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち、先行して送られる先行テープ14(1)および後続して送られる後続テープ14(2)をテープ走行路5cに沿って順次テープ送りする過程を示している。
まず図8(a)は、先行テープ14(1)をテープ走行路5cに沿ってテープ送りしながら部品実装作業を実行中の状態を示している。すなわち、先行テープ14(1)はテープ導入口5dを介してテープフィーダ5に導入され、第1のテープ送り機構20Aにより部品吸着位置にピッチ送り(矢印w)されて(第1のテープ送り工程)、部品吸着位置にて実装ヘッド9によって電子部品が先行テープ14(1)から取り出される。
次いで部品実装作業を継続実行する過程において、先行テープ14(1)からの部品供給が終了に近づくと、図8(b)に示すように、後続テープ14(2)を部品補充のために追加してセットする。すなわち先行テープ14(1)がテープ押しつけ機構24によって第2のテープ送り機構20Bのスプロケット21Bに係合した状態で、後続テープ14(2)の先頭部をテープ導入口5dに配設されたスプロケット21Cを経由して導入して(矢印x)、スプロケット21Bと先行テープ14(1)との間に挿入する。
これにより、後続テープ14(2)はスプロケット21Bに係合して下流側へ送られ、後続テープ14(2)の先頭端部Tがテープストッパ機構25のストッパ部材32に当接して停止する(図6(b)参照)。そしてこの状態で後続テープ14(2)は待機するとともに、第1のテープ送り機構20Aによる先行テープ14(1)のピッチ送りおよび実装ヘッド9による電子部品の取り出しが継続して実行される。
この後、先行テープ14(1)のテープ送りの途中において、図8(c)に示すように、先行テープ14(1)の末尾端部Eが第2のセンサS2によって検出され、検出結果はフィーダ制御部50(図7参照)に伝達される。そしてフィーダ制御部50は、予め設定された制御パターンに基づいて、第1のテープ送り機構20A、第2のテープ送り機構20Bを制御する。
すなわち、第2のセンサS2によって先行テープ14(1)の末尾端部Eを検出したならば、第2のテープ送り機構20Bを駆動して、既にストッパ部材32による一旦停止が解除された状態の後続テープ14(2)を、先頭端部Tが第2の検出位置P2まで到達するべく移動させる。そして図9(a)に示すように、後続テープ14(2)の先頭端部Tが第2のセンサS2によって検出されたならば、第2のテープ送り機構20Bを停止して後続テープ14(2)をこの位置で待機させる。そしてこの状態で、第1のテープ送り機構20Aによる先行テープ14(1)のピッチ送りおよび実装ヘッド9による電子部品の取り出しが継続して実行される。
さらに第1のテープ送り機構20Aによる先行テープ14(1)のピッチ送りを行う過程で、図9(b)に示すように、第1のセンサS1によって先行テープ14(1)の末尾端部Eを検出したならば、図9(c)に示すように、第2のテープ送り機構20Bを駆動して後続テープ14(2)の先頭端部Tを第2の検出位置P2から第1の検出位置P1まで移動させるべく、後続テープ14(2)をテープ送りする。これとともに、部品供給を終えた先行テープ14(1)はテープフィーダ5から排出される。
次に図10のフローおよび各図を参照して、上述のテープ送り動作を伴って実行される部品実装動作について説明する。この部品実装動作は、キャリアテープ14をテープフィーダ5によりピッチ送りして部品吸着位置に供給し、実装ヘッド9によって供給された部品を吸着して基板に実装する部品実装方法を構成する。
まず図8(a)に示すように、先行テープ14(1)を第1のテープ送り機構20Aにより部品吸着位置にピッチ送りする(第1のテープ送り工程)。次いで、図8(b)、(c),図9(a)〜(c)に示すように、後続テープ14(2)を第2のテープ送り機構20Bによりテープ導入口5d側から第1のテープ送り機構20A側へ送る(第2のテープ送り工程)。
そして上述のテープ送り動作を実行する過程において、エラー検出部46により部品吸着エラー発生の有無を監視する(ST3)。ここで部品吸着エラー発生が検出されなければ(ST1)に戻って監視を継続し、部品吸着エラー発生が検出されたならば、キャリアテープ14の検出の有無を確認する(ST4)(テープ検出工程)。ここでは、先行テープ14(1)、後続テープ14(2)のいずれもが検出対象となる。
そして第2のセンサS2によるキャリアテープ14検出有り(ST5)の場合には、指示内容選択部47は部品吸着位置における異常の有無を確認すべき旨の指示を選択する(ST7)。すなわち、テープフィーダ5には電子部品を収納したキャリアテープ14が確実に装着されていることが検出されたことから、部品吸着エラーの原因は部品切れに起因するものではなく、それ以外のエラー要因、例えばノズル動作のジャミングや吸着位置ずれ、部品ポケット14aを覆うカバーテープの剥離不具合などによるものである可能性が高い。したがってこのような場合には、作業者が当該テープフィーダ5にアクセスして部品吸着位置の状態を実際に確認することが求められる。
またキャリアテープ14検出無し(ST6)の場合には、指示内容選択部47は新たなキャリアテープ14を挿入すべき旨の指示を選択する(ST8)。すなわち、テープフィーダ5において第2のセンサS2にはキャリアテープ14が存在しないことが検出されたことから、部品吸着エラーの原因は部品切れに起因するものであることが否定できない。したがってこのような場合には、作業者が当該テープフィーダ5にアクセスしてキャリアテープ14(この場合には後続テープ14(2))の有無を確認し、テープ脱落などによって後続テープ14(2)が存在しない場合には、新たにキャリアテープ14を挿入することが求められる。
次いでこの選択を承けて、選択された指示内容を報知部48によって作業者に対して報知する(ST9)。すなわち、実装ヘッド9による部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を、後続テープ検出工程における検出結果に応じて選択して報知する(報知工程)。この報知を承けた作業者は、追加のキャリアテープ14が巻回された補充リールの手配など、予め必要な準備を行った後に当該テープフィーダ5にアクセスすることができ、部品吸着エラー発生時のエラー対処作業を作業性よく行うことができる。
上記説明したように本実施の形態では、スプライシングレス方式のテープフィーダによって供給された部品を実装ヘッドによって吸着保持して基板に実装する部品実装装置において実装ヘッドによる部品吸着エラーが発生したならば、相前後して送られる2つのキャリアテープのいずれかの有無をテープ走行路上の所定位置に配置されたテープ検出センサによって検出し、実装ヘッドによる部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を、キャリアテープのテープ検出結果に応じて選択して報知するようにしている。これにより、部品吸着エラー発生時のエラー対処作業を作業性よく行うことができる。
本発明の部品実装装置および部品実装方法は、部品吸着エラー発生時のエラー対処作業を作業性よく行うことができるという効果を有し、テープフィーダから電子部品を取り出して基板に実装する部品実装分野において有用である。
1 部品実装装置
3 基板
4 部品供給部
5 テープフィーダ
5c テープ走行路
5d テープ導入口
9 実装ヘッド
14 キャリアテープ
14(1) 先行テープ
14(2) 後続テープ
20A 第1のテープ送り機構
20B 第2のテープ送り機構
21A,21B,21C スプロケット
S1 第1のセンサ
S2 第2のセンサ
S3 第3のセンサ

Claims (4)

  1. 部品が収納されたキャリアテープをテープフィーダによりピッチ送りして前記部品を部品吸着位置に供給し、前記供給された部品を実装ヘッドによって吸着保持して基板に実装する部品実装装置であって、
    前記テープフィーダは、前記ピッチ送りにおけるテープ送り方向の上流端部に開口したテープ導入口から前記部品吸着位置まで連通して設けられ、前記キャリアテープを案内するテープ走行路と、
    前記テープ走行路における下流側に設けられ、前記キャリアテープを前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り機構と、
    前記テープ走行路における上流側に設けられ、前記テープ導入口から導入された前記キャリアテープを前記テープ導入口側から前記第1のテープ送り機構側に送る第2のテープ送り機構と、
    前記テープ走行路上において前記第1のテープ送り機構と前記第2のテープ送り機構との間に配置され、前記キャリアテープの有無を検出するテープ検出センサとを有し、
    前記実装ヘッドによる部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を、前記テープ検出センサの検出結果に応じて選択する選択手段と、
    前記選択された指示内容を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記部品吸着エラーの発生に際して前記選択手段は、前記キャリアテープが検出された場合には前記部品吸着位置における異常の有無を確認すべき旨の指示を選択し、
    前記キャリアテープが検出されない場合には新たなキャリアテープを挿入すべき旨の指示を選択することを特徴とする請求項1記載の部品実装装置。
  3. 部品が収納されたキャリアテープをテープフィーダによりピッチ送りして部品吸着位置に供給し、実装ヘッドによって前記供給された部品を吸着して基板に実装する部品実装方法であって、
    前記キャリアテープを第1のテープ送り機構により前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り工程と
    ープ導入口から導入された前記キャリアテープを第2のテープ送り機構により前記テープ導入口側から前記第1のテープ送り機構側へ送る第2のテープ送り工程と、
    前記テープフィーダにおける所定位置にて前記キャリアテープの有無を検出するテープ検出工程と、
    前記実装ヘッドによる部品吸着エラーの発生に際して作業者に対して報知すべき指示内容を、前記テープ検出工程における検出結果に応じて選択して報知する報知工程を含むことを特徴とする部品実装方法。
  4. 前記報知工程において、前記部品吸着エラーの発生に際し、前記キャリアテープが検出された場合には前記部品吸着位置における異常の有無を確認すべき旨の指示を選択して報知し、
    前記キャリアテープが検出されない場合には新たなキャリアテープを挿入すべき旨の指示を選択して報知することを特徴とする請求項3記載の部品実装方法。
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