JP2011006736A - 高強度フロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法および該製造方法により得られる管材 - Google Patents

高強度フロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法および該製造方法により得られる管材 Download PDF

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Abstract

【課題】スピニング加工性と強度特性に優れたAl−Mg−Si系合金押出管材からなるフロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法を提供する。
【解決手段】Mg:0.8〜1.2%、Si:0.4〜0.8%、Cu:0.15〜0.40%を含有し、さらにCr:0.35%以下、Mn:0.15%以下、Zr:0.15%以下のうちの1種以上を含有し、不純物としてのFeを0.70%以下に制限し、残部Alおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金の押出材を500〜550℃で溶体化処理および焼き入れ処理し、焼き入れ処理後、60分以内に40℃以上100℃以下で5〜100分の予備時効処理を行い、さらに120〜200℃で120〜360分の亜時効処理を行った後、断面減少率20〜70%のスピニング加工を行い、140〜200℃で120〜600分の人工時効処理を行う。
【選択図】なし

Description

本発明は、Al−Mg−Si合金押出管材からなる自動二輪車のフロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法および該製造方法により得られる管材に関する。
自動二輪車のフロントフォークには、正立型と倒立型の二種類があり、倒立型のアウターチューブにはアルミニウム合金展伸材が使用されている。また、その材質もモトクロス車のようなオフロード車の場合にはAl−Zn−Mg系合金が使用され、オンロード車の場合にはAl−Mg−Si系合金が使用されている。これらの合金には、軽量化の観点から高強度が要求され、例えばオンロードの場合には、JIS A 6061合金が使用されているが、T6調質のJIS規格強度よりも高い強度が要求されることが多い。
これらフロントフォークアウターチューブは、下側の端部においてインナーパイプとのシールのために、インナーパイプとの摺動部分よりも大きな内径を必要とする。そのため、予め肉厚の大きなパイプから切削加工によって必要な形状を付与することもあるが、切削歩留まり向上のため塑性加工を行うことが多い。例として、拡管加工やスピニング加工が実用化されているが、Al−Mg−Si系合金のスピニング加工において、T1、O、T4、T6調質の素管を用いた場合には、以下のような問題点がある。
O、T1調質の素管を用いた場合、材料強度が低いため、加工度の大きな部分では、表面近傍に導入されるせん断ひずみが大きくなるから、ウロコ状に部材が剥離する不良が生じ易い。また、スピニング加工後に溶体化処理を行う必要が有り、この場合には通常のT6強度しか得ることが出来ず、強度向上による薄肉軽量化を達成することができない。
T4調質の素管を用いた場合、O材やT1材と同様に材料強度が低いため、加工度の大きな部分ではせん断による表面剥離が生じ易く、安定したスピニング加工ができない。ただし、O材やT1材と異なり、溶体化処理後にスピニング加工を行うことから、スピニング加工によって導入された転位が後工程の人工時効処理で、MgSi化合物の微細析出を促し、通常のT6材よりも高強度を得ることができる。
T6調質の素管は、材料強度が高いため、スピニング加工で割れが発生し易くなるとともに、スピニング加工荷重が高くなりすぎて、剛性の高いスピニング加工機が必要になる。また、スピニング加工後に熱処理を行っても、延性は向上するが強度低下が起こるため、高強度を得ることが困難である。
高成形性と高強度を両立するための方法として、6000系アルミニウム合金材を溶体化処理後、直ちに予備時効処理を行う方法が提案されている。この方法によれば、加工性や時効硬化性を阻害するGPIクラスターの生成を抑制し、加工性や時効硬化性を阻害しないGPIIクラスターの生成に効果があるが、本提案のものにおける加工性は、ヘム加工(曲げ加工)しか検討されておらず、スピニング加工に対する効果は不明であり、また、2%ストレッチ付与後150 ℃×20分の人工時効処理を行った場合の低温時効硬化能に優れるものの、実施例で得られている強度(耐力)は最大でも211MPaで、フロントフォークアウターチューブ用管材で要求される強度(300MPaを超える耐力)に比べて著しく低いなどの問題がある。
特許第3819263号公報
発明者らは、フロントフォークアウターチューブ用Al−Mg−Si系合金管材における上記従来の問題を解決することを目的として試験、検討を行った結果、成分元素の含有量を最適に制御するとともに、スピニング加工前の押出材に最適な条件で溶体化処理、焼入れ、予備時効処理、亜時効処理を行い、最適な厚さ減少量でスピニング加工を行い、さらに人工時効処理を行うことにより、優れたスピニング加工性を付与し、且つ優れた強度特性が得られる製造方法を見出した。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものであり、その目的は、スピニング加工性と強度特性に優れたAl−Mg−Si系合金押出管材からなるフロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法および該製造方法により得られる管材を提供することにある。
上記の目的を達成するための請求項1による高強度フロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法は、Mg:0.8〜1.2%(質量%、以下同じ)、Si:0.4〜0.8%、Cu:0.15〜0.40%を含有し、さらにCr:0.35%以下、Mn:0.15%以下、Zr:0.15%以下のうちの1種以上を含有し、不純物としてのFeを0.70%以下に制限し、残部Alおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金の押出材を500〜550℃で溶体化処理および焼き入れ処理し、焼き入れ処理後、60分以内に40℃以上100℃以下で5〜100分の予備時効処理を行い、さらに120〜200℃で120〜360分の亜時効処理を行った後、断面減少率20〜70%のスピニング加工を行い、140〜200℃で120〜600分の人工時効処理を行うことを特徴とする。
請求項2による高強度フロントフォークアウターチューブ用管材は、請求項1記載の製造方法により得られる管材であって、引張強さ385MPa以上、伸び8%以上であることを特徴とする。
本発明によれば、スピニング加工性と強度特性に優れたAl−Mg−Si系合金押出管材からなるフロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法および該製造方法により得られる管材を提供される。当該管材は、自動二輪車のフロントフォークアウターチューブ用管材として好適に使用することができる。
以下、本発明の高強度フロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法について説明する。本発明の高強度フロントフォークアウターチューブ用管材を構成するAl−Mg−Si系合金押出管材の成分組成の意義およびその限定理由は以下のとおりである。
Mg:0.8〜1.2%
Mgは強度を高めるために有効な元素で、とくにSiと共存することにより強度向上に機能する。Mgの好ましい含有量は0.8〜1.2%の範囲であり、0.8%未満ではフロントフォークアウターチューブにおける強度が不十分となり、1.2%を超えて含有されると、熱間変形抵抗が高くなり過ぎて押出加工性が低下する。
Si:0.4〜0.8%
Siは強度を高めるために有効な元素で、とくにMgと共存することにより強度向上に機能する。Siの好ましい含有量は0.4〜0.8%の範囲であり、0.4%未満ではフロントフォークアウターチューブにおける強度が不十分となり、0.8%を超えて含有されると、熱間変形抵抗が高くなり過ぎて押出加工性が低下する。
Cu:0.15〜0.40%
Cuも強度を高めるために有効な元素で、好ましい含有量は0.15〜0.40%の範囲である。0.15%未満ではフロントフォークアウターチューブにおける強度が不十分となり、0.40%を超えて含有されると、耐食性の低下を招く。
Cr:0.35%以下、Mn:0.15%以下、Zr:0.15%以下
Mn、Cr、Zrはいずれも結晶粒を微細化する効果を有する。選択的に含有される元素であり、いずれか1種または2種以上を含有することにより、その効果を得ることができる。好ましい含有範囲は、それぞれCr:0.35%以下、Mn:0.15%以下、Zr:0.15%以下であり、いずれか1種でも上限を超えて含有されると、巨大晶出物を形成してスピニング加工で割れが発生し易くなる。
Fe:0.70%以下
Feは主として原料地金やリサイクル地金から混入してくる不純物元素であり、0.70%を超えて含有されると延性低下や靱性低下を招くため、0.70%以下に規制するのが望ましい。Feのさらに好ましい含有範囲は0.40%以下である。
次に、本発明の高強度フロントフォークアウターチューブ用管材の製造工程について説明する。本発明においては、上記の組成を有するアルミニウム合金を溶解、鋳造し、得られたビレットを常法に従って熱間押出加工し、得られた押出材を溶体化処理、焼き入れ処理、予備時効処理し、さらに亜時効処理を行った後、スピニング加工を行い、人工時効処理する。
溶体化処理:
溶体化処理は、500〜550℃で加熱することが望ましい。500℃未満では、添加元素の溶入化が不十分となり強度が低下する。550℃を超える場合は、Al−Mg−Siの3元共晶点が555℃付近のため、延性低下や靱性低下を招く。
予備時効処理:
本発明においては、予備時効を行うことにより高い製品強度を得ることができる。溶体化処理、焼き入れ後、予備時効処理までの時間は60分以内とするのが望ましい。溶体化処理、焼き入れ後60分を超える時間を経過してから予備時効を行うと、製品強度の低下を招く。溶体化処理、焼き入れ後、予備時効処理までのさらに好ましい時間10分以内である。
予備時効処理条件としては、40℃以上100℃以下の温度で5〜100分の時間処理するのが好ましい。40℃未満では予備時効処理の硬化が不十分となり、製品強度が低下する。100℃を超える場合には、予備時効処理で化合物が粗大に析出してしまい、製品強度の低下を招く。また、予備時効処理後に自然時効を行ってもよい。
亜時効処理:
亜時効処理は、120〜200℃の温度で120〜360分の時間行うのが好ましい。120℃未満では時効硬化が不十分で、スピニング加工時に剥離などの加工不良が発生する。200℃を超える場合には、化合物が粗大に析出してしまい、製品強度の低下を招く。120分未満では、時効硬化が不十分で、スピニング加工時に表面剥離などの加工不良が発生する。360分を超える場合は、時効硬化により材料強度が高くなり、スピニング加工で加工割れが発生し易くなる。なお、亜時効処理とは、人工時効処理において、材料の本来有する最高強度に達する前の状態で熱処理を止める処理をいう。
スピニング加工:
スピニング加工における断面減少率は20〜70%が好ましい。20%未満では、十分な転位が導入されずに、引張強度が向上しない。また70%を超えると材料に割れが発生し易くなる。
人工時効処理:
人工時効処理は、140〜200℃の温度で120〜600分の時間行うのが望ましい。140℃未満では、十分に引張強度が向上しない。また、200℃を超える温度では、スピニング加工によって導入された転位が安定化せず、引張強度が低下する。120分未満では、時効硬化が不十分で、製品強度が低下する。600分を超える場合には、過時効となり、製品強度が低下する。
以下、本発明の実施例を比較例と対比して説明する。なお、これらの実施例は、本発明の一実施形態を示すものであり、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1、比較例1
表1に示す化学成分を有するアルミニウム合金を溶解し、常法に従って半連続鋳造法により直径286mmの鋳塊を作製し、長さ1000mmに切断した後、外径を279mmに切削するとともに、内径47mmの貫通孔を切削加工により穿設し、管状のビレットを作製した。なお、表1において、本発明の条件を外れたものには下線を付した。
得られたビレットを大気炉に装入して、520℃に昇温し、この温度で10時間保持することにより均質化処理を行い、室温まで自然冷却した。その後、誘導加熱炉に装入して400℃に昇温し、マンドレルを使用する間接押出法により、押出速度15m/minで、外径62mm、内径47mmの管材に押出加工した。
押出加工により得た管材について、長さ300mmに切断後、大気炉を用いて、540℃で1時間の溶体化処理を行った後、常温の水道水中に焼き入れを行うことによりT4調質材とした。つぎに、得られたT4調質材を表2に示す各種条件で処理して試験材とし、試験材について、以下の方法により、機械的性質、スピニング加工性を評価した。結果を表3に示す。
Figure 2011006736
Figure 2011006736
機械的性質の評価:JIS Z 2241に準拠して、12A号試験片により機械的性質(引張強さ、伸び)を測定した。
スピニング加工性の評価:亜時効処理後の管材をスピニング加工し、試験材の外観観察を実施して、割れを生じなかったものを良好(○)、表面の剥離を生じたものをやや不良(△)、割れを生じたものを不良(×)と評価した。
Figure 2011006736
表3に示すように、本発明に従う試験材1〜4はいずれも、引張強さ385MPa以上、伸び8%以上の特性を満たし、スピニング加工性も良好であった。
これに対して、試験材5はMg量が少ないため、試験材6はSi量が少ないため、また試験材7はCuを含まないため、いずれも引張強さが低下した。試験材8はCr量が多いため、試験材9はMn量が多いため、また試験材10はZr量が多いため、いずれもスピニング加工時に割れが生じた。試験材11はFe量が多いため、伸びが低下した。試験材12はMg量が多いため、また試験材13はSi量が多いため、いずれも押出加工時に割れが生じ、試験材を作製することができなかった。
実施例2、比較例2
表1に示す合金A1の鋳塊を、実施例1と同様に加工して管状のビレットを作製し、このビレットを用いて、実施例1と同様にして、外径62mm、内径47mm、長さ300mmの押出管を作製し、T4調質材とした。
得られたT4調質材について、表4に示す条件で熱処理およびスピニング加工を行い、試験材14〜23を作製した。試験材14〜23について、実施例1と同じ条件で機械的性質およびスピニング加工性を評価した。試験結果を表5に示す。
Figure 2011006736
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表5に示すように、本発明に従う試験材14〜18は、引張強さ385MPa以上、伸び8%以上の特性を満たし、スピニング加工性も良好であった。
これに対し、試験材19は焼き入れから予備時効までの時間が長いため、また試験材20は予備時効温度が低いため、いずれも引張強さが低下した。試験材21は亜時効処理温度が低いため、スピニング加工時に表層の剥離が生じた。試験材22は、予備時効処理温度が高いため、また試験材23は亜時効処理時間が長いため、いずれもスピニング加工時に割れが生じた。
実施例3、比較例3
表1に示す合金A1の鋳塊を、実施例1と同様に加工して管状のビレットを作製し、このビレットを用いて、実施例1と同様にして、外径62mm、内径47mm、長さ300mmの押出管を作製し、T4調質材とした。
得られたT4調質材について、表6に示す条件で熱処理およびスピニング加工を行い、試験材24〜28を作製した。試験材24〜28について、実施例1と同じ条件でスピニング加工性および機械的性質を評価した。試験結果を表7に示す。なお、表6において、本発明の条件を外れたものには下線を付した。
Figure 2011006736
Figure 2011006736
表7に示すように、本発明に従う試験材24〜26は、引張強さ385MPa以上、伸び8%以上の特性を満たし、スピニング加工性も良好であった。
これに対し、試験材27は、断面減少率が低く、引張強さが低かった。試験材28は、断面減少率が高く、スピニング加工時に割れが生じた。
実施例4、比較例4
表1に示す合金A1の鋳塊を、実施例1と同様に加工して管状のビレットを作製し、このビレットを用いて、実施例1と同様にして、外径62mm、内径47mm、長さ300mmの押出管を作製し、T4調質材とした。
得られたT4調質材について、表8に示す条件で熱処理およびスピニング加工を行い、試験材29〜34を作製した。試験材29〜34について、実施例1と同じ条件でスピニング加工性評価および引張試験を行い評価した。試験結果を表9に示す。なお、表8において、本発明の条件を外れたものには下線を付した。
Figure 2011006736
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表9に示すように、本発明に従う試験材29〜31は、引張強さ385MPa以上、伸び8%以上の特性を満たし、スピニング加工性も良好であった。
これに対し、試験材32は人工時効処理温度が低いため、試験材33は人工時効処理温度が高いため、また試験材34は人工時効処理時間が短いため、いずれも引張強さが低かった。試験材35は人工時効時間が長いため、過時効となり、引張強さが低かった。

Claims (2)

  1. Mg:0.8〜1.2%、Si:0.4〜0.8%、Cu:0.15〜0.40%を含有し、さらにCr:0.35%以下、Mn:0.15%以下、Zr:0.15%以下のうちの1種以上を含有し、不純物としてのFeを0.70%以下に制限し、残部Alおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金の押出材を500〜550℃で溶体化処理および焼き入れ処理し、焼き入れ処理後、60分以内に40℃以上100℃以下で5〜100分の予備時効処理を行い、さらに120〜200℃で120〜360分の亜時効処理を行った後、断面減少率20〜70%のスピニング加工を行い、140〜200℃で120〜600分の人工時効処理を行うことを特徴とする高強度フロントフォークアウターチューブ用管材の製造方法。
  2. 請求項1記載の製造方法により得られる管材であって、引張強さ385MPa以上、伸び8%以上であることを特徴とする高強度フロントフォークアウターチューブ用管材。
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