JP2011005681A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄な電力消費を抑制し、省エネを実現することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】この画像形成装置は、親展印刷するためにユーザ識別情報と印刷データとを受信したことに応答して、ユーザ識別情報を前記印刷データと対応付けて記憶する印刷データ記憶部204を備える。また、ユーザ識別情報の入力を受け付け、印刷データ記憶部204に記憶されたユーザ識別情報と比較し、ユーザ認証を行う認証部と、ユーザ認証後に、印刷データに基づく印刷を実行するか否かを確定する入力を受け付け、その入力が印刷を実行する旨を示し、かつ画像形成装置が備える定着ユニットが省電力状態である場合に、定着ユニットへの電力供給を開始し、定着ユニットを省電力状態から復帰させる制御部として機能するCPU200を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、親展印刷機能を有する画像形成装置およびその画像形成装置において省エネ制御を実現するための装置可読なプログラムに関する。
PC等のホスト機器とプリンタやMFP等の画像形成装置が離れて設置されていて、そのホスト機器からその画像形成装置へ印刷データを送信する場合、すぐに印刷出力されると、ユーザが印刷物を取りに行く前に、他人に印刷結果を見られる場合がある。こういう状況では、機密文書や重要文書を印刷することはできない。
そこで、印刷データを送信する際、ユーザの識別情報をその印刷データに付加して送信し、画像形成装置が備える記憶装置に一旦蓄積しておき、ユーザが画像形成装置のところまで行き、操作パネルを用いてその識別情報を入力し、それが認証された後に印刷データの印刷処理を行う親展印刷機能が搭載された機種が提供されるようになってきている。この機能を用いることで、ユーザ以外の他人に印刷結果を見られるということはなくなり、安心して機密文書や重要文書を印刷することができる。
ところで、画像形成装置は、印刷データを受信すると、その印刷データの属性で定着ユニットの立ち上げを行うべきか否かを確認する。例えば、すぐに印刷してもよい印刷データの場合は定着ユニットを立ち上げ、親展印刷等のすぐに印刷しないデータの場合は定着ユニットの立ち上げを行わない。
画像形成装置によっては、印刷データの受信待ち状態において、定着ユニットで無駄な電力が消費されないように、すぐに印刷可能なready状態ではなく、消費電力を抑制した省エネスリープ状態で待機している装置がある(例えば、特許文献1参照)。この装置では、親展印刷等のデータの場合、すぐに印刷しないことから、定着ユニットを立ち上げることなく印刷データを一旦蓄積し、装置は省エネ状態へ移行する。
しかしながら、この装置では、ユーザが離れた場所で、親展印刷を行う場合、ready状態であるか、省エネスリープ状態であるかを判断することができず、省エネスリープ状態であった場合、親展印刷ではユーザを認識してから定着ユニットの立ち上げを行うので、印刷の待ち時間が長くなるという問題があった。
この問題に鑑み、電磁波や電波等を用いた近距離の無線通信によって情報をやりとりするRFID機能を利用し、ユーザを認識する際、別の認証手段で予め定着ユニットの立ち上げを行うようにすることで、印刷の待ち時間を短縮する技術が提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、定着ユニットの立ち上げ時期を予想して電力供給する上記技術では、印刷することが確定する前に定着ユニットへ電力を供給するため、例えば、画像形成装置のところへ行き、出力する画像形成装置を変更したくなったとき等、親展印刷を中止する場合において、無駄な電力を消費してしまうという問題があった。
したがって、こうした無駄な電力消費を抑制し、省エネを実現することができる画像形成装置の提供が望まれていた。また、こうした無駄な電力消費を抑制し、省エネを実現することができる制御方法やその方法を実現するための装置可読なプログラムの提供も望まれていた。
本発明は、上記課題に鑑み、親展印刷機能を有し、省電力状態にある画像形成装置が、親展印刷するようにユーザ識別情報が付加された印刷データを受信した場合、ユーザ認証を行った後、その画像形成装置により印刷データの処理を行うことが確定するまで、定着ヒータを備える定着ユニットへ電力を供給しないように構成する。
ユーザが印刷を実行する旨の入力を受け付けることにより確定し、それに応答して、定着ユニットへの電力供給を開始することができる。
定着ユニットの立ち上げ時期を予想して電力供給を行うものではないため、画像形成装置により印刷を中止した場合、定着ユニットへの電力供給を行わない状態で維持されるため、無駄な電力消費を防止することができる。
この画像形成装置は、他の画像形成装置と接続されていて、ユーザ認証を行った後、他の画像形成装置へ印刷データを転送することができるように構成される。例えば、画像形成装置において蓄積された印刷データをメモリデバイスへ転送して記憶させ、ユーザがメモリデバイスを他の画像形成装置へ接続することにより転送することができる。
印刷データの転送は、ケーブルもしくはネットワークを介して、または、メモリデバイスを利用して行うことができるが、いずれかを選択することができるように構成することができる。
また、定着ユニットへの電力供給を上記確定の前に行うことを可能にするモードを有し、そのモードを有効にするか、無効にするかを選択することができるように構成することもできる。
本発明では、こういった処理をプログラムにより実現することができ、ネットワークからダウンロードすることにより、または、このプログラムが記録された記録媒体として提供することができる。
画像形成装置とユーザが利用するPCとがネットワークに接続されたネットワークシステムを示した図。 画像形成装置のハードウェア構成を例示した図。 画像形成装置の制御系の構成を例示した図。 ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第1の処理の流れを示したフローチャート図。 ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第2の処理の流れを示したフローチャート図。 ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第3の処理の流れを示したフローチャート図。 ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第4の処理の流れを示したフローチャート図。 ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第5の処理の流れを示したフローチャート図。
図1は、画像形成装置とユーザが利用するPCとがネットワークに接続されたネットワークシステムを示した図である。ネットワーク10は、インターネットやLANであり、ユーザは、PC20、21、22を使用して文書等を作成し、それを画像形成装置30、31へネットワーク10を介して送信し、印刷出力することができる。
PC20、21、22は、文書等を作成するためのアプリケーションを記憶する記憶装置、そのアプリケーションを読み出し実行するCPU、文字等の入力を行うキーボード、カーソルの移動やアイコンの選択等を行うマウス、入力された文字等を表示するディスプレイ、ネットワーク10に接続するためのネットワークインタフェース等を備える。
PC20、21、22は、アプリケーションにより作成した文書や画像を含むファイルを、画像形成装置30、31により理解可能な制御言語に変換するドライバを実装する。ユーザが印刷指示する場合、アプリケーションにおいて印刷設定を行い、印刷開始ボタンを押下して印刷指示を行うが、その指示を受けて、ドライバが制御言語に変換し、その制御言語で記述されたデータを、ネットワークインタフェースを介して画像形成装置30、31へ送信する。
印刷設定では、書体、用紙サイズ、ページ数、印刷部数、印字方向、両面印刷の有無等の設定が行われ、これらのデータも付加されて画像形成装置30、31へ送信される。PC20、21、22から画像形成装置30、31へのデータ送信は、プロトコルを使用して行うことができ、例えば、TCP/IP、IPX/SPX、NetBEUI、DLC、EtherTalkを挙げることができる。
画像形成装置30、31は、プリンタやデジタル複合機(MFP)等とすることができ、PC20、21、22から制御言語で記述されたデータを受信し、それを解釈し、描画処理を行って印刷イメージを作成し、それを印刷出力する。
このため、画像形成装置30、31は、制御言語で記述されたデータを受信するためにネットワーク10に接続するためのネットワークインタフェース、そのデータを解釈し、描画処理を行うためのコントローラ、ハードウェアを制御して印刷出力させるためのエンジンを備える。
この画像形成装置30、31は、ユーザが利用するPC20、21、22が設置されている場所から離れており、ユーザは、PC20、21、22において印刷指示した後、画像形成装置30、31が設置されている場所まで、印刷結果である印刷物を取りに行く必要がある。
印刷しようとする文書が、機密文書や重要文書である場合、画像形成装置30、31においてすぐに印刷出力されると、ユーザが画像形成装置30、31のところへ移動するまでの間に、他人に見られてしまうことが起こりうる。これを防止するために、画像形成装置30、31は、セキュリティ機能強化を目的として、親展印刷機能を有するものとされている。
親展印刷機能は、PC20、21、22においてユーザの識別情報を印刷データに付加して、そのユーザ識別情報と印刷データとを画像形成装置30、31へ送信すると、画像形成装置30、31が備える記憶装置にその印刷データをユーザ識別情報と対応付けて一時蓄積し、ユーザが画像形成装置30、31のところまで移動し、操作パネルを利用して識別情報を入力し、それが認証されたところで、画像形成装置30、31がその印刷データの印刷処理を開始する機能である。
ユーザの識別情報としては、ユーザID、パスワード等のそのユーザを識別することができる情報を挙げることができる。ユーザIDやパスワードは、数字、記号、文字の組み合わせたものとすることができる。
図2を参照して、画像形成装置30のハードウェア構成を簡単に説明する。図2に示す画像形成装置30は、MFPとされ、原稿を読み取るためのスキャナ装置と、印刷処理を実行する印刷装置とから構成されている。
この画像形成装置30は、原稿を給紙するために載せるための原稿給紙トレイ100と、原稿給紙トレイ100から原稿を1枚ずつ取り込む原稿給紙ローラ101と、原稿を載せるための透明な原稿台102と、原稿を搬送する原稿搬送ベルト103と、原稿を排出する原稿排紙ローラ104と、排出された原稿を載せるための原稿排紙トレイ105とを備えている。
スキャナ装置は、原稿台102を通して原稿に光を照射する光源110a、110bと、原稿に反射した光を受光するイメージセンサ111と、イメージセンサ111へ入力する光を集める集光レンズ112と、複数の反射ミラー113、114、115とを含んで構成されている。
スキャナ装置で原稿を読み取る場合、光源110a、110bから原稿台102に載せられた原稿に向けて光を照射し、その反射光を複数の反射ミラー113、114、115を介して集光レンズ112で集め、イメージセンサ111の撮像素子の受光平面に結像させ、その像の光による明暗を電荷量に光電変換し、それを順次読み出し、電気信号に変換する。このときの電気信号は、アナログ信号であるため、図示しないADコンバータによりデジタル信号へ変換した後、印刷処理が行われるまで一時的に記憶装置に記憶される。
プリンタ装置は、電子写真方式とされ、感光体ドラム120と、感光ドラム120を帯電させる図示しない帯電ユニットと、帯電した感光体ドラム120を露光して静電潜像を形成する露光装置121と、静電潜像を現像して可視化像を形成する図示しない現像ユニットと、様々なサイズの用紙を収容する複数の給紙トレイ122、123、124と、複数のローラから構成され、用紙を搬送する搬送ローラ125と、感光体ドラム120上に形成された可視化像を用紙に転写する転写ユニット126と、用紙に転写された可視化像を用紙に定着させる定着ユニット127と、用紙を排紙する排紙トレイ128とを備えている。
また、印刷装置は、可視化像が定着された用紙を裏返して給紙する用紙反転ユニット129と、転写後の感光体ドラム表面に残ったトナーを除去するクリーニングユニット130とをさらに備えている。
この画像形成装置30において、原稿を読み取り、印刷する処理について説明すると、まず、ユーザが原稿を原稿給紙トレイ100に載せ、印刷開始ボタンを押下すると、原稿は、原稿給紙ローラ101により取り込まれ、原稿搬送ベルト103によって原稿台102上に載せられる。スキャナ装置では、光源110a、110bから光を照射し、原稿に反射された光を複数の反射ミラー113、114、115および集光レンズ112を介してイメージセンサ111で受光し、電気信号に変換して、ADコンバータでデジタル信号に変換した後、記憶装置に一時記憶する。原稿は、原稿搬送ベルト103により一定方向へ移動するため、光源110a、110bによって走査され、その情報がイメージセンサ111で読み取られ、記憶装置に記憶される。
記憶装置に記憶されたデータは、露光装置121で感光体ドラム120上に書き込むレーザ光の位置等の情報として使用される。感光体ドラム120を帯電ユニットにより耐電し、露光装置121において充分に制御されたレーザ光を感光体ドラム120表面に露光する。これにより、感光体ドラム120上に静電潜像が形成される。その際、ユーザが選択した用紙サイズを基に、所望の給紙トレイ122、123、124から用紙を給紙し、搬送ローラ125で所定位置まで搬送したところで一時停止させる。
現像ユニットからトナーを供給し、感光体ドラム120表面にトナーを付着させ、可視化像を形成する。用紙の搬送を開始し、転写ユニット126にて用紙に可視化像を転写する。転写された可視化像は、用紙の上にトナーが載っただけの状態であるため、定着ユニット127により、熱と圧力が加えられ、用紙にそのトナーが定着される。その後、排紙トレイ128へと搬送され、排紙される。ここで、定着ユニット127は、熱を加えるために加熱される定着ローラと、圧力を加えるための加圧ローラとから構成される。定着ローラでは、用紙上のトナーを溶かし、用紙に固定させるため、150〜200℃の温度にまで加熱される。このため、定着ローラでは、多くの電力を消費する。
この画像形成装置30の制御系の構成を、図3を参照して詳細に説明する。制御部は、装置全体の制御を行うCPU200と、プログラムが格納されるROM201と、設定値等を格納するRAM202と、PC20等との間の通信を可能にするLANインタフェース203と、印刷データを一時的に記憶する印刷データ記憶部204と、ユーザの識別情報を格納する識別情報記憶部205と、描画処理において展開されたイメージを保持する画像メモリ206と、印刷するための各ユニットを制御するエンジンとしてのプリンタ部207と、USBデバイスの接続を可能にするUSBインタフェース208と、現在の状態等を表示する表示部209と、ユーザの入力を受け付ける操作部210と、音声を認識するための音声認識部211とを備えている。
操作部210は、識別情報としてのパスワードを入力するための入力キー212と、印刷開始させるための印刷キー213と、入力した数字や文字等を削除するための削除キー214とを備えている。音声認識部211は、マイクロフォンといった音声受信装置215と接続され、音声受信装置215で受信した音声を認識し、それを文字等に変換するためにCPU200へ送る。
親展印刷機能を利用して印刷を行う場合、ユーザは、例えば、PC20から印刷データに「親展印刷する」を設定し、自己の識別情報を設定することにより、その印刷データにその識別情報を付加して送信し、画像形成装置30のところへ移動し、親展印刷の本人認証動作を開始する。ユーザは、操作部210にある入力キー212を押下して、親展印刷する旨の設定をしたときに使用したパスワードを入力する。
画像形成装置30が備えるCPU200は、認証部として機能し、印刷データに付加された識別情報と、ユーザが入力したパスワードとを比較し、親展印刷するように指示したユーザであるかどうかの認証を行う。認証が成功するまで、親展印刷する印刷データへのアクセスはできないようになっている。パスワードがユーザのものではなく、認証が失敗した場合、定着ユニット127の起動は行わず、CPU200が作業するために最低限必要な電圧まで下げ、定着ユニット127等への給電量も減少させた省電力状態にするスリープモードに移行する。
一方、ユーザ認証が成功した場合は、そのユーザへの親展印刷する印刷データへのアクセスが可能となり、印刷の中止や他の画像形成装置31へのデータ転送等の印刷設定情報の変更が可能となる。
ここで、従来の画像形成装置では、ユーザ認証が成功した場合、定着ユニットを含む全ユニットへ電力供給し、起動していた。しかしながら、本発明の画像形成装置では、ユーザ認証が成功した場合であっても、CPU200は、制御部として機能し、定着ユニット127への電力供給を行わず、定着ユニット127は給電量が減少したままの省電力状態とされ、表示部209やその他の関連するユニットにのみ電力供給を行い、起動する。このため、定着ユニット127は、定着ヒータにおいて電力を消費しない。その後の処理では、制御部として機能するCPU200が、ユーザに対し、印刷するかどうかの意思を確認するため、表示部209にユーザが印刷動作を実行するかどうかの確認メッセージを表示させる。なお、その意思の確認のためには、印刷開始ボタンを点灯させてもよい。
ユーザがここで印刷する意思がある場合は、操作部210が有する印刷キー213を押下し、印刷する意思を入力する。印刷動作をキャンセルしたい場合は、削除キー214を押下することにより、キャンセルする意思を入力する。
制御部として機能するCPU200は、ユーザからの印刷の意思を確認した後に、定着ユニット127の定着ヒータに電力を供給開始し、定着ユニット127を省電力状態から復帰させることで、定着ユニット127の起動を開始する。その起動後、印刷を実行する。
ユーザからの印刷動作のキャンセルの意思を確認した場合は、定着ユニット127の起動は行わず、印刷ジョブを削除し、スリープモードへ移行する。この場合、定着ヒータで電力を消費することはない。こういった制御を行うことで、親展印刷する設定で、印刷実行を指示したが、印刷を中止したり、出力する画像形成装置を変更したりする場合でも、定着ユニット127への無駄な電力供給を防止することができる。
図4に示すフローチャート図を参照して、ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第1の処理の流れを詳細に説明する。ユーザが、PC20において、文書等を作成し、親展印刷を設定して印刷指示すると、ユーザの識別情報としてパスワードの入力を求められる。そこで、ユーザがパスワードを入力すると、PC20において印刷データにそのパスワードが付加されて画像形成装置30へ送信される。ステップ400において、この印刷データの送信により、スリープモードにある画像形成装置30が、表示部209やその他の関連するユニットにのみ電力供給を行い、これらを起動し、この処理を開始する。以下に説明する第2〜第5の処理についても、画像形成装置30がスリープモードにあり、このデータ送信に伴って表示部209等への電力供給を開始することは同様である。
ステップ405で、ユーザは、画像形成装置30が設置されている場所へ移動し、ユーザ認証動作を開始する。ユーザは、操作部210にある入力キー212を使用して、PC20において入力したパスワードと同じものを入力する。画像形成装置30が備えるCPU200は、認証部として機能し、ステップ410で、PC20から受信した印刷データに付加されたパスワードを印刷データ記憶部204から読み出し、そのパスワードと、入力キー212から受け付けたパスワードとが一致するか否かを判断し、一致する場合は親展印刷を要求したユーザ本人であることを示すことから、認証成功となる。
一方、一致しない場合は、ユーザ本人ではないので、認証失敗となり、それ以降の処理を行わない。すなわち、定着ユニット127を起動することなく、ステップ435へ進み、スリープモードへ移行する。
上記のように認証成功した場合は、印刷データへのアクセスが可能となり、印刷の中止や、ネットワーク10に接続されている他の画像形成装置31へ転送し、その画像形成装置31で印刷出力することが可能となる。
CPU200は、制御部としても機能し、印刷データに基づき画像を印刷するかどうかのユーザの意思を確認するために、ステップ415で、表示部209に確認メッセージを表示させる。ユーザは、この画像形成装置30で画像を印刷する意思がある場合は、印刷キー213を押下し、印刷を開始させる。
印刷動作をキャンセルしたい場合や、本機はスリープモードで立ち上げ時間がかかるため、待ち時間のない他の画像形成装置31で印刷したい場合は、入力キー212でキャンセルあるいは転送する意思を入力する。
このようにして、ユーザの本機で印刷する意思を確認した後は、ステップ420で、CPU200が、定着ユニット127を起動し、ステップ425で、画像の印刷を実行する。
ユーザの印刷動作のキャンセルまたは印刷データの転送の意思を確認した後は、ステップ430で、定着ユニット127を起動することなく、キャンセルの場合は印刷ジョブを削除し、ステップ435へ進み、スリープモードへ移行し、転送の場合は、他の画像形成装置31へ転送し、画像の印刷を実行させる。スリープモードへ移行後、ステップ440においてこの処理を終了する。
このように制御することで、ユーザの印刷する意思を確認するまで定着ユニット127へ供給する電力を停止し、確認するまでは電力供給をしないことで、親展印刷命令を実行したが、事情によって印刷を中止する場合等においても、定着ユニット127に無駄な電力供給を防止することができる。
図5に示すフローチャート図を参照して、ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第2の処理の流れを詳細に説明する。図4に示した実施形態と同様、パスワードの入力が求められ、ユーザがパスワードを入力すると、PC20において印刷データにそのパスワードが付加されて画像形成装置30へ送信される。
ステップ500で、上記の印刷データを送信することにより親展印刷を開始し、ステップ505でユーザ認証を開始する。ユーザは、操作部210にある入力キー212を使用して、PC20において入力したパスワードを入力する。画像形成装置30が備えるCPU200は、認証部として機能し、ステップ510で、CPU200は、印刷データに付加されたパスワードを印刷データ記憶部204から読み出し、そのパスワードと入力されたパスワードとを比較し、一致した場合は、認証成功と判断して、ステップ515へ進み、失敗した場合、認証失敗と判断して、ステップ545へ進む。
ステップ515では、ユーザが印刷データへのアクセスが可能となり、本機で画像を印刷するかのユーザの意思を確認するため、CPU200は、表示部209に確認メッセージを表示させる。ユーザは、この画像形成装置30で印刷を実行する場合、その意思があることを示すべく、印刷キー213を押下する。この印刷キー213が押下されると、ステップ520へ進み、定着ユニット127を起動し、ステップ525で、画像の印刷を実行する。
一方、ステップ515で、印刷をキャンセルする場合や、他の画像形成装置31へ印刷データを転送する場合、ステップ530で、その意思を示すべく、入力キー212を使用して、キャンセルまたは転送する旨を入力する。
ステップ530で、ユーザが他の画像形成装置31へデータ転送を行う意思を入力した場合、ステップ535へ進み、他の画像形成装置31へデータ転送を行う。一方、ステップ530で、印刷をキャンセルする意思を入力した場合、ステップ540へ進み、印刷ジョブを削除し、その後、ステップ545へ進み、スリープモードへ移行し、ステップ550で終了する。
他の画像形成装置31で印刷を行う場合も同様、それらへのデータの転送後、ステップ540へ進み、印刷ジョブを削除し、その後、ステップ545でスリープモードへ移行し、ステップ550で終了する。
他の画像形成装置31へ転送されたデータは、他の画像形成装置31により読み出され、印刷が実行される。他の画像形成装置31では、データを受け取り上記と同様に意思の確認を行った後、印刷を実行するが、即座に印刷を実行することも可能である。
図6に示すフローチャート図を参照して、ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第3の処理の流れを詳細に説明する。図5に示した実施形態では、パスワードをユーザの識別情報として使用したが、ここではユーザIDを利用し、このユーザIDを付加して印刷データを送信する。
ステップ600で、上記の印刷データを送信することにより親展印刷を開始し、ステップ605でユーザ認証を開始する。認証用のユーザIDは、メモリデバイスに格納されており、画像形成装置30が備えるUSBインタフェース208等にメモリデバイスを挿入し、装着することにより読み出すことができる。ステップ610で、CPU200は、読み出したユーザIDを、印刷データに付加されたユーザIDを印刷データ記憶部204から読み出し、そのユーザIDと比較し、一致した場合は、認証成功と判断して、ステップ615へ進み、失敗した場合、認証失敗と判断して、ステップ645へ進む。
ステップ615では、ユーザが印刷データへのアクセスが可能となり、本機で画像を印刷するかのユーザの意思を確認するため、CPU200は、表示部209に確認メッセージを表示させる。ユーザは、この画像形成装置30で印刷を実行する場合、その意思があることを示すべく、印刷キー213を押下する。この印刷キー213が押下されると、ステップ620へ進み、定着ユニット127を起動し、ステップ625で、画像の印刷を実行する。
一方、ステップ615で、印刷をキャンセルする場合や、他の画像形成装置31で印刷を行うべく、メモリデバイスへ転送する場合、ステップ630で、その意思を示すべく、入力キー212を使用して、キャンセルまたは転送する旨を入力する。
ステップ630で、ユーザがメモリデバイスへデータ転送を行う意思を入力した場合、ステップ635へ進み、メモリデバイスへデータ転送を行う。一方、ステップ630で、印刷をキャンセルする意思を入力した場合、ステップ640へ進み、印刷ジョブを削除し、その後、ステップ645へ進み、スリープモードへ移行し、ステップ650で終了する。
メモリデバイスへ転送する場合も同様、それらへのデータの転送後、ステップ640へ進み、印刷ジョブを削除し、ステップ645でスリープモードへ移行し、ステップ650で終了する。
メモリデバイスへ転送されたデータは、ユーザが、他の画像形成装置31が備えるUSBインタフェース208等に挿入し、装着することで、読み出し、印刷を実行することができる。メモリデバイスは、USB接続するものに限られるものではなく、接触型あるいは非接触型のメモリを用いることもできる。
図7に示すフローチャート図を参照して、ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第4の処理の流れを詳細に説明する。図6に示した実施形態と同様に、ユーザの識別情報としてユーザIDを使用し、このユーザIDを付加して印刷データを送信する。
ステップ700で、上記の印刷データを送信することにより親展印刷を開始し、ステップ705でユーザ認証を開始する。認証用のユーザIDは、メモリデバイスに格納されており、画像形成装置30が備えるメモリインタフェースにそのメモリデバイスを挿入し、装着することにより読み出すことができる。ステップ710で、CPU200は、読み出したユーザIDと、印刷データに付加されたユーザIDを印刷データ記憶部204から読み出し、そのユーザIDと比較し、一致した場合は、認証成功と判断して、ステップ715へ進み、失敗した場合、認証失敗と判断して、ステップ755へ進む。
ステップ715では、ユーザが印刷データへのアクセスが可能となり、CPU200は、本機で画像を印刷するかのユーザの意思を確認するため、表示部209に確認メッセージを表示させる。ユーザは、この画像形成装置30で印刷を実行する場合、その意思があることを示すべく、印刷キー213を押下する。この印刷キー213が押下されると、ステップ720へ進み、定着ユニット127を起動し、ステップ725で、画像の印刷を実行する。
一方、ステップ715で、印刷をキャンセルする場合や、他の画像形成装置へ印刷データを転送する場合や、メモリデバイスへ転送する場合は、その意思を示すべく、入力キー212を使用して、キャンセルまたは転送する旨を入力する。
ステップ730で、ユーザがメモリデバイスへデータ転送を行う意思があるかどうかの確認を行うため、表示部209に確認メッセージを表示させる。ユーザは、メモリデバイスへデータ転送する意思がある場合、その意思があることを示すべく、入力キー212により入力を行う。この入力が行われると、ステップ735へ進み、メモリデバイスへデータ転送を行う。
一方、その意思がない場合、ステップ740へ進み、他の画像形成装置31により印刷するかの確認を行うため、表示部209に確認メッセージを表示させる。ユーザは、他の画像形成装置31で印刷を行う意思がある場合、その意思があることを示すべく、入力キー212により入力を行う。この入力が行われると、ステップ745へ進み、他の画像形成装置31へ印刷データを転送し、他の画像形成装置31でも同様の意思の確認が行われ、その意思が確認できたところで印刷を実行する。
他の画像形成装置31で印刷を行う意思がない場合、印刷をキャンセルする意思があることを示すので、ユーザは削除キー214を押下し、CPU200は、ステップ750で、それに応答して印刷ジョブを削除し、ステップ755へ進み、スリープモードへ移行し、ステップ760で終了する。
メモリデバイスへの転送や他の画像形成装置31で印刷を行う場合も同様、それらへのデータの転送後、ステップ750へ進み、印刷ジョブを削除し、ステップ755でスリープモードへ移行し、ステップ760で終了する。
メモリデバイスへ転送されたデータは、上記と同様、ユーザが、他の画像形成装置31が備えるUSBインタフェース208に挿入し、装着することで、読み出し、印刷を実行することができる。メモリデバイスは、USB接続するものに限られるものではなく、接触型あるいは非接触型のメモリを用いることもできる。
この場合も、ユーザの印刷する意思を確認するまで定着ユニット127の定着ヒータへの電力供給を停止するので、印刷データとともに親展印刷する旨の指示を送信したが、事情により印刷を中止する等においても、この定着ユニット127への無駄な電力供給を防止することができる。
図8に示すフローチャート図を参照して、ユーザが親展印刷を指示し、実際に印刷処理が終了するまでの第5の処理の流れを詳細に説明する。この実施形態における画像形成装置30は、親展印刷機能において、省エネ優先親展印刷モードと待ち時間短縮親展印刷モードの2つを有し、ユーザがいずれかを選択することができるものとされている。
ここで、省エネ優先親展印刷モードは、これまでに説明してきたように、ユーザが本機で印刷する意思が確認できた段階で定着ユニット127を起動し、印刷を実行するか、近隣にReady状態、すなわち、すぐに印刷可能な画像形成装置がある場合にその装置へデータ転送して印刷を実行させるモードである。一方、待ち時間短縮親展印刷モードは、ユーザの意思を確認する前の、ユーザ認証が成功した段階で定着ユニット127を起動させ、待ち時間を短縮するモードである。
ユーザは、PC20からユーザの識別情報を付加し、いずれのモードにするかを設定して印刷データを送信する。
ステップ800で、上記の印刷データを送信することにより親展印刷を開始し、ステップ805で省エネ優先親展印刷モードかを確認する。省エネ優先親展印刷モードである場合、ステップ810へ進み、待ち時間短縮親展印刷モードである場合、ステップ845へ進み、いずれの場合もユーザ認証を行う。ユーザ認証は、印刷データに付加されたユーザの識別情報を印刷データ記憶部204から読み出し、そのユーザ識別情報と、画像形成装置30に予め登録されている識別情報あるいはメモリデバイスに格納されている識別情報を比較し、一致している場合は認証成功となり、一致しない場合は認証失敗となる。
ステップ810で認証成功した場合、ステップ815へ進み、ユーザが印刷データへのアクセスが可能となるが、まず初めに、画像を印刷するかの意思を確認する。印刷する意思が確認できたところで、ステップ820で、本機で画像を印刷するかのユーザの意思を確認するため、表示部209に確認メッセージを表示させる。ユーザは、この画像形成装置30で印刷を実行する場合、その意思があることを示すべく、印刷キー213を押下する。この印刷キー213が押下されると、ステップ825へ進み、定着ユニット127を起動し、ステップ830で、画像の印刷を実行する。
一方、ステップ815で、印刷をキャンセルする場合、ステップ835へ進み、印刷ジョブを削除する。ステップ820で、他の画像形成装置31で印刷する意思を示した場合、すなわち、入力キー212を使用して、他の画像形成装置31で印刷する旨を入力した場合、ステップ840で、他の画像形成装置31へデータを転送し、他の画像形成装置31で印刷を実行させる。
ステップ810でユーザ認証が失敗した場合、ステップ830で画像の印刷を実行し、終了した場合、ステップ835で印刷ジョブを削除した後、ステップ840で、他の画像形成装置31へデータを転送した後、ステップ850へ進み、スリープモードへ移行し、ステップ855で処理を終了する。
ステップ805で待ち時間短縮親展印刷モードが設定されている場合は、ステップ845へ進み、ユーザ認証が行われるが、認証失敗の場合は、ステップ850へ進み、スリープモードへ移行し、認証成功の場合は、ステップ825へ進み、待ち時間を短縮するためにすぐに定着ユニット127を起動する。起動後、ステップ830へ進み、画像を印刷し、その後、ステップ850へ進み、スリープモードへ移行する。
このように、親展印刷機能を有する画像形成装置において、実際に印刷を実行する前に、ユーザの意思確認を行うまで定着ユニット127の定着ヒータへの電力供給を行わないようにすることで、無駄な電力消費をなくすことができる。
また、ユーザの意思を確認した場合においても、近隣にReady状態の画像形成装置がある場合には、印刷ジョブをその画像形成装置へ転送することで、定着ユニット127への電力供給をなくし、待ち時間も短縮することができる。
印刷ジョブの転送を、ネットワークやケーブルを介して行うか、メモリデバイスにより行うかを選択可能にすることで、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、画像形成装置30が省電力状態になっていない場合は、定着ユニット127へも電力供給されているため、CPU200は、定着ユニット127への電力供給を開始し、定着ユニット127を省電力状態から復帰させる制御は不要であり、即座に画像を印刷することができる。
これまで本発明を上述した実施の形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施の形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。したがって、上述した処理を実現するための装置可読なプログラムとして提供することも可能である。
10…ネットワーク、20、21、22…PC、30、31…画像形成装置、100…原稿給紙トレイ、101…原稿給紙ローラ、102…原稿台、103…原稿搬送ベルト、104…原稿排紙ローラ、105…原稿排紙トレイ、110a、110b…光源、111…イメージセンサ、112…集光レンズ、113、114、115…反射ミラー、120…感光体ドラム、121…露光装置、122、123、124…給紙トレイ、125…搬送ローラ、126…転写ユニット、127…定着ユニット、128…排紙トレイ、129…用紙反転ユニット、130…クリーニングユニット、200…CPU、201…ROM、202…RAM、203…LANインタフェース、204…印刷データ記憶部、205…識別情報記憶部、206…画像メモリ、207…プリンタ部、208…USBインタフェース、209…表示部、210…操作部、211…音声認識部、212…入力キー、213…印刷キー、214…削除キー、215…音声受信装置
特開2001−103203号公報 特開2006−338307号公報

Claims (10)

  1. 親展印刷機能を有する画像形成装置であって、
    親展印刷するためにユーザ識別情報と印刷データとを受信したことに応答して、前記ユーザ識別情報を前記印刷データと対応付けて記憶するデータ記憶部と、
    ユーザ識別情報の入力を受け付け、前記データ記憶部に記憶された前記ユーザ識別情報と比較し、ユーザ認証を行う認証部と、
    前記ユーザ認証後に、前記印刷データに基づく印刷を実行するか否かを確定する入力を受け付け、前記入力が前記印刷を実行する旨を示し、かつ前記画像形成装置が備える定着ユニットが省電力状態である場合に、前記定着ユニットへの電力供給を開始し、前記定着ユニットを前記省電力状態から復帰させる制御部とを含む、画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、他の画像形成装置と接続されていて、
    前記制御部は、前記画像形成装置では前記印刷を実行せず、前記他の画像形成装置へ前記印刷データを転送する旨の入力を受け付けたことに応答して、前記データ記憶部に記憶された印刷データを前記他の画像形成装置へ転送する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、メモリデバイスを着脱可能とされていて、
    前記制御部は、前記画像形成装置では前記印刷を実行せず、前記メモリデバイスへ前記印刷データを転送する旨の入力を受け付けたことに応答して、前記データ記憶部に記憶された印刷データを前記メモリデバイスへ転送し、記憶させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、他の画像形成装置と接続され、メモリデバイスを着脱可能とされていて、
    前記制御部は、前記画像形成装置では前記印刷を実行せず、前記他の画像形成装置または前記メモリデバイスへ前記印刷データを転送する旨の入力を受け付けたことに応答して、前記他の画像形成装置または前記メモリデバイスへ前記データ記憶部に記憶された印刷データを転送する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、前記ユーザ認証後、前記入力を受け付けたことに応答して、前記定着ユニットへの電力供給を開始させる省エネ優先モードと、前記ユーザ認証後、前記入力を受け付ける前に前記定着ユニットへの電力供給を開始させる待ち時間短縮モードとを有し、
    前記制御部は、選択された前記モードに従って、前記ユーザ認証後の処理を実行させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 親展印刷機能を有する画像形成装置において、親展印刷するための前記画像形成装置により読み取り可能なプログラムであって、
    親展印刷するためにユーザ識別情報と印刷データとを受信したことに応答して、前記ユーザ識別情報を前記印刷データと対応付けてデータ記憶部に記憶させるステップと、
    ユーザ識別情報の入力を受け付け、前記データ記憶部に記憶された前記ユーザ識別情報と比較し、ユーザ認証を行うステップと、
    前記ユーザ認証後に、前記印刷データに基づく印刷を実行するか否かを確定する入力を受け付け、前記入力が前記印刷を実行する旨を示し、かつ前記画像形成装置が備える定着ユニットが省電力状態である場合に、前記定着ユニットへの電力供給を開始し、前記定着ユニットを前記省電力状態から復帰させるステップとを実行させる、プログラム。
  7. 前記画像形成装置は、他の画像形成装置と接続されていて、
    前記画像形成装置では前記印刷を実行せず、前記他の画像形成装置へ前記印刷データを転送する旨の入力を受け付けたことに応答して、前記データ記憶部に記憶された印刷データを前記他の画像形成装置へ転送するステップを実行させる、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記画像形成装置は、メモリデバイスを着脱可能とされていて、
    前記画像形成装置では前記印刷を実行せず、前記メモリデバイスへ前記印刷データを転送する旨の入力を受け付けたことに応答して、前記データ記憶部に記憶された印刷データを前記メモリデバイスへ転送し、記憶させるステップを実行させる、請求項6に記載のプログラム。
  9. 前記画像形成装置は、他の画像形成装置と接続され、メモリデバイスを着脱可能とされていて、
    前記画像形成装置では前記印刷を実行せず、前記他の画像形成装置または前記メモリデバイスへ前記印刷データを転送する旨の入力を受け付けたことに応答して、前記他の画像形成装置または前記メモリデバイスへ前記データ記憶部に記憶された印刷データを転送するステップを実行させる、請求項6に記載のプログラム。
  10. 前記画像形成装置は、前記ユーザ認証後、前記入力を受け付けたことに応答して、前記定着ユニットへの電力供給を開始させる省エネ優先モードと、前記ユーザ認証後、前記入力を受け付ける前に前記定着ユニットへの電力供給を開始させる待ち時間短縮モードとを有し、
    選択された前記モードに従って、前記ユーザ認証後、前記入力を受け付けたことに応答して、前記定着ユニットへの電力供給を開始させるステップ、または前記ユーザ認証後、前記入力を受け付ける前に前記定着ユニットへの電力供給を開始させるステップを実行させる、請求項6に記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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