JP2019028138A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費する電力の効率的な低減を図ることができる画像形成システムを提供する。【解決手段】画像形成システム25は、画像形成装置11と、画像形成装置11と接続可能なコンピューター31とを含む。画像形成装置11は、第一のユーザー情報取得部54と、第一の判断部55と、第二のユーザー情報取得部56と、第二の判断部57と、モード制御部58とを備える。第一のユーザー情報取得部54は、コンピューター情報保持部53により保持されたコンピューター情報からコンピューターに紐付けられたユーザーの情報を取得する。第二のユーザー情報取得部56は、第一の判断部55により近距離通信が確立したと判断されれば、近距離通信によりユーザーの情報を取得する。モード制御部58は、第二の判断部57によりユーザーの情報が一致すると判断されれば、第二のモードを維持するよう制御する。【選択図】図3

Description

この発明は、画像形成システムに関するものである。
複合機に代表される画像形成装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、用紙にトナーを転写して定着させ、装置外に出力する。
ここで、いわゆる省エネモードを備えた画像処理装置に関する技術が、特開2005−17938号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1に開示の画像処理装置は、表示操作部と、画像処理回路部と、画像形成回路部などの内部処理回路と、オペレータの指令操作、ジョブ指令の受信などが所定時間継続して途絶えたときには、上記内部処理回路部への電力供給を遮断して、所定の省電力モードを実行する電源制御手段とを備える。画像処理装置は、人体の接近を検知する人体検知センサを上記画像処理装置本体に設け、上記電源制御手段は、上記人体検知センサからの検知信号を受けず、かつオペレータの指令操作やジョブ指令の受信が所定時間継続して途絶えたときには、上記表示操作部への電力供給を保持したまま、上記内部処理回路部への電力供給を遮断する一方、上記人体検知センサから検知信号を受けた時には、上記内部処理回路部への電力供給を開始することを特徴としている。
特開2005−17938号公報
特許文献1に開示の技術では、省電力モード下において人体検知センサにより人を検知した際に、電力供給をして省電力モードから復帰することとしている。ここで、例えば、ネットワーク上で接続されたコンピューターから画像形成装置に対して、プリント出力を行う場合がある。プリント出力をしたユーザーは、画像形成装置が設置されている箇所に赴き、印刷物を取得する。このような状況下においては、ユーザーは画像形成装置を使用する訳ではないので、特に画像形成装置を復帰させる必要がない。しかし、特許文献1に開示の技術では省電力モードから復帰することになるため、電力が無駄となってしまうこととなる。
この発明の目的は、消費する電力の効率的な低減を図ることができる画像形成システムを提供することである。
この発明に係る画像形成システムは、第一の消費電力で待機する第一のモード、および第一のモードよりも低い消費電力で待機する第二のモードを有し、画像を形成する画像形成装置と、画像形成装置と接続可能なコンピューターとを含む。画像形成装置は、画像形成部と、人感センサーと、近距離通信部と、受け付け部と、画像形成制御部と、コンピューター情報保持部と、第一のユーザー情報取得部と、第一の判断部と、第二のユーザー情報取得部と、第二の判断部と、モード制御部とを備える。画像形成部は、用紙に画像を形成する。人感センサーは、人体の近接を検知する。近距離通信部は、近距離通信を可能とする。受け付け部は、コンピューターからの画像形成の要求を、コンピューターの情報と共に受け付ける。画像形成制御部は、第二のモード時に受け付け部により画像形成の要求を受け付ければ、第一のモードに移行させずに画像形成部により用紙に画像を形成するよう制御する。コンピューター情報保持部は、コンピューターから送信されるコンピューターの情報を保持する。第一のユーザー情報取得部は、コンピューター情報保持部により保持されたコンピューター情報からコンピューターに紐付けられたユーザーの情報を取得する。第一の判断部は、人感センサーにより画像形成装置の近傍に人が近づいたことを検知すれば、近距離通信部による通信が確立したか否かを判断する。第二のユーザー情報取得部は、第一の判断部により近距離通信が確立したと判断されれば、近距離通信によりユーザーの情報を取得する。第二の判断部は、第一のユーザー情報取得部により取得されたユーザーの情報と第二のユーザー情報取得部により取得されたユーザーの情報とが一致するか否かを判断する。モード制御部は、第二の判断部によりユーザーの情報が一致すると判断されれば、第二のモードを維持するよう制御する。
このような画像形成システムによると、画像形成の要求を行ったユーザーが画像形成装置用いて出力した用紙を取りに来ただけの場合には、第二のモードを維持するよう制御する。そうすると、画像形成装置が使用されない場合に、無駄に第一のモードへ移行することはなくなる。したがって、消費する電力の効率的な低減を図ることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成システムの外観を示す概略図である。 図1に示す画像形成システムの構成を示すブロック図である。 複合機制御部の構成を示すブロック図である。 画像形成システムにおいて、コンピューターから複合機に対して画像形成の要求がなされた場合の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成システム25の外観を示す概略図である。図2は、図1に示す画像形成システム25の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、画像形成システム25は、画像形成装置としての複合機11と、複合機11とネットワーク24を介して接続可能なサーバー26と、同じく複合機11とネットワーク24を介して接続可能なコンピューター31とを含む。サーバー26は、いわゆる認証サーバーとして機能するものである。サーバー26とコンピューター31とも、ネットワーク24を介して接続されている。なお、このような画像形成システム25は、例えば、複数のユーザーで一つのネットワーク24に接続された複合機11を利用するいわゆるオフィス空間で使用されるものである。
ここでまず、複合機11の構成について説明する。複合機11は、画像処理に関し、コピー機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。具体体には例えば、ユーザーは、複合機11のプリンター機能を利用して、ネットワーク24に接続されたコンピューター31からの画像形成の要求、すなわち、印刷の要求に応じてプリンターとして用紙に画像を形成することができる。また、ユーザーは、複合機11のコピー機能を利用して、複合機11が設置されている箇所に赴き、持参したオリジナルの原稿を用いてコピーを行うこともできる。
複合機11は、複合機制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、二つの給紙カセット16a、16bと、複合機ハードディスク17と、ネットワーク24と接続するための複合機ネットワークインターフェース部18と、人感センサー22と、近距離通信部としての複合機NFC(Near Field Communication)通信部23とを備える。
複合機制御部12は、複合機11全体の制御を行う。なお、複合機制御部12は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、一時的にデータを記憶する主記憶メモリ19を含む。また、複合機制御部12は、時間を計測するためのタイマー30を含む。操作部13は、複合機11側から発信される情報やユーザーの入力内容を表示するタッチパネル型式の表示部としての表示画面21を含む。操作部13は、印刷部数や階調等の画像形成の条件といった画像形成に関するユーザーからの入力を受け付ける。画像読み取り部14は、ADF(Auto Document Feeder)または載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。二つの給紙カセット16a、16bは、それぞれ複数枚の用紙をその内部に収納することができる。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データやネットワーク24を介して送信された画像データを基に、給紙カセット16a〜16bのいずれかから搬送されてきた用紙に画像を形成する。複合機ハードディスク17は、受信した画像データや入力された画像形成条件等、画像形成に関するデータを記憶する。人感センサー22は、人体、すなわち、ユーザーが複合機11の近傍に近づいたことを検知する。複合機NFC通信部23は、複合機11の近傍の他のデバイス、例えば、ユーザーの所有するネームプレート41とNFC通信を確立して、NFC通信により、後述するネームプレート41に記憶された情報を取得することができる。
複合機11は、待機時に所定の電力を消費する第一のモード、および待機時に所定の電力よりも少ない電力を消費する第二のモードを有する。第一のモードは、いわゆるスタンバイモードと呼ばれるものであり、画像形成の要求があれば、即時に画像形成を行うことができるモードである。この第一のモードは、電力を供給して表示画面21を点灯させた状態を維持し、表示画面21における情報の入力等を即時に受け付ける状態としておく必要がある。その他の構成部材にも即時に画像形成が可能な状態にしておく必要があるため、比較的多い電力を消費するモードである。
一方、第二のモードは、いわゆるスリープモードと呼ばれるものであり、画像形成の要求があれば、即時には画像形成を行うことができず、ある程度の時間を経過した後にスタンバイモードに移行し、画像形成が可能となるモードである。この第二のモードは、画像形成部15に含まれる定着ローラーを比較的低い温度に維持しており、表示画面21も非表示にしている状態であるため、第一のモードよりも少ない消費電力で済むモードである。
後述するモード制御部58は、画像形成を行った後、ある程度の期間維持されるスタンバイモード時において、例えば、一定期間画像形成の要求がなされず、操作部13における操作等の信号の入力がない場合、消費電力の少ない第二のモードであるスリープモードへ移行させる。また、例えば、操作部13によるユーザーの操作等、信号の入力を検知した場合、スリープモードから第一のモードであるスタンバイモードへ移行する。スリープモードからスタンバイモードへの移行は、スリープモードからの復帰ともいう。
次に、サーバー26の構成について説明する。サーバー26は、サーバー26自身を制御するサーバー制御部27と、ネットワーク24と接続するためのサーバーネットワークインターフェース部28と、データを記憶するサーバーハードディスク29を備える。サーバーハードディスク29は、複合機11を利用するユーザーの情報、各ユーザーに紐付いて登録されているコンピューターの情報等、種々のデータを記憶する。
次に、コンピューター31の構成について説明する。コンピューター31には、ディスプレイ32と、キーボード33と、マウス34とが接続されている。ディスプレイ32により、コンピューター31からの情報やデータが表示される。また、キーボード33およびマウス34を用いて、ユーザーは、ディスプレイ32に表示される画面を確認しながら、コンピューター31へのデータの入力を行う。
コンピューター31は、コンピューター31自身を制御するコンピューター制御部36と、ネットワーク24と接続するためのコンピューターネットワークインターフェース部37と、データを記憶するコンピューターハードディスク38とを含む。コンピューターハードディスク38についても、ファイルの画像データ等、種々のデータを記憶する。ユーザーは、コンピューター31から、ネットワーク24を介して、複合機11のプリンター機能を利用し、複合機11に対して画像形成の要求、および画像データの送信を行うことにより、複合機11から画像を形成した用紙を出力させることができる。
次に、ネームプレート41の構成について説明する。ネームプレート41は、各ユーザーが所有するものであり、各ユーザーに対して一つずつネームプレート41が割り振られている。また、ユーザーは、それぞれのネームプレート41を携帯している。ネームプレート41は、いわゆる磁気カードであるICカードの一種であり、近距離通信であるNFC通信が可能である。ネームプレート41は、近距離通信を行うためのネームプレートNFC通信部42と、ネームプレート41の情報、例えば、ネームプレート41を所有するユーザーの個人情報等を記憶するネームプレートメモリ43とを備える構成である。
次に、複合機制御部12の構成について説明する。図3は、複合機制御部12の構成を示すブロック図である。図3を参照して、複合機制御部12は、受け付け部51と、画像形成制御部52と、コンピューター情報保持部53と、第一のユーザー情報取得部54と、第一の判断部55と、第二のユーザー情報取得部56と、第二の判断部57と、モード制御部58と、時間計測部59と、第三の判断部60とを備える。受け付け部51は、コンピューター31からの画像形成の要求を、コンピューター31の情報と共に受け付ける。画像形成制御部52は、第二のモード時に受け付け部51により画像形成の要求を受け付ければ、第一のモードに移行させずに、画像形成部15により用紙に画像を形成するよう制御する。コンピューター情報保持部53は、コンピューター31から送信されるコンピューター31の情報を保持する。第一のユーザー情報取得部54は、コンピューター情報保持部53により保持されたコンピューター情報からコンピューター31に紐付けられたユーザーの情報を取得する。第一の判断部55は、人感センサー22により複合機11の近傍に人が近づいたことを検知すれば、近距離NFC通信部23による通信が確立したか否かを判断する。第二のユーザー情報取得部56は、第一の判断部55により近距離NFC通信が確立したと判断されれば、近距離NFC通信によりユーザーの情報を取得する。第二の判断部57は、第一のユーザー情報取得部54により取得されたユーザーの情報と第二のユーザー情報取得部56により取得されたユーザーの情報とが一致するか否かを判断する。モード制御部58は、第二の判断部57によりユーザーの情報が一致すると判断されれば、第二のモードを維持するよう制御する。時間計測部59は、受け付け部51により画像形成の要求を受け付けてからの時間を計測する。第三の判断部60は、時間計測部59により計測された時間が所定の時間を超えているか否かを判断する。これらの構成の詳細については、後に詳述する。
次に、このような画像形成システム25を用いてコンピューター31から複合機11に対して画像形成の要求がなされた場合について説明する。図4は、画像形成システム25において、コンピューター31から複合機11に対して画像形成の要求がなされた場合の処理の流れを示すフローチャートである。なお、画像形成の要求を受け付けた際に、複合機11は、第二のモードとしてのいわゆるスリープモードの状態であるとする。また、ユーザーXがコンピューター31を利用して複合機11に画像形成の要求を行ったとする。
図4を参照して、ユーザーXは、画像形成システム25に含まれるコンピューター31から複合機11に対して、ネットワーク24を介して画像形成の命令を行う。そうすると、複合機11に含まれる受け付け部51は、画像形成の要求を受け付ける(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。この場合、いわゆるプリンター機能として複合機11が利用されることとなる。ここで、コンピューター31側からは、画像形成の要求と共に、画像を形成する画像データ、およびコンピューター31の情報、具体的には、例えば、コンピューター31のMACアドレス、コンピューター31に割り振られたIPアドレス等が送信される。複合機11は、これらの情報をデータとして受信する。
その後、画像形成制御部52は、スリープモード時に受け付け部51により画像形成の要求を受け付けたと判断し、第一のモードに移行させずに画像形成部15により用紙に画像を形成するよう制御する(S12)。すなわち、表示画面21への電力を供給せずに、画像形成にのみ必要な電力を供給して、受信した画像データを基に画像を形成する。そして、画像形成が終了し、用紙を出力して印刷を終えて待機する。ここでは、用紙を出力し終えた後、タイマー30を起動し、時間計測部59による時間の計測を開始する(S13)。
また、画像形成制御部52による画像形成と並行して、コンピューター情報保持部53は、受信したコンピューター31の情報を一時的に保持する(S14)。すなわち、受信したデータを印刷ジョブ履歴として保持する。そして、第一のユーザー情報取得部54は、コンピューター情報保持部53により保持したコンピューター情報を基に、ユーザー情報を取得する(S15)。
ここで、ユーザー情報の取得としては、まず、ネットワーク24を介して、サーバー26にアクセスし、サーバーハードディスク29に記憶されたユーザー情報を照らし合わせて、コンピューター31に紐付いたユーザーの情報、例えば、ユーザーの所有するネームプレート41に登録されているユーザー名の情報を取得する。
その後、複合機11に含まれる人感センサー22は、人体を検知したか否かを判断する(S16)。コンピューター31を利用して複合機11に対して画像形成の要求を行ったユーザーXは、画像形成の要求を行ってからしばらく時間が経過した後、複合機11が設置されている箇所に赴き、画像形成の要求を行った印刷物を取得しようとする。そうすると、人感センサー22は、人体が複合機11に近づいたことを検知する(S16において、YES)。
人感センサー22により人体が複合機11に近づいたことを検知すれば、次に、第一の判断部55は、複合機NFC通信部23により、NFC通信が確立されたか否かを判断する(S17)。すなわち、複合機NFC通信部23と、ユーザーXが携帯しているネームプレート41に含まれるネームプレートNFC通信部42との通信が確立したか否かを判断する。
ユーザーXはネームプレート41を携帯しているため、第一の判断部55によりNFC通信が確立したと判断されれば(S17において、YES)、第二のユーザー情報取得部56は、NFC通信によりユーザーの情報を取得する(S18)。この場合、第二のユーザー情報取得部56は、ネームプレート41に含まれるネームプレートメモリ43から、ユーザーの情報を取得する。
そして、第二の判断部57は、第一のユーザー情報取得部54により取得されたユーザーの情報と第二のユーザー情報取得部56により取得されたユーザーの情報とが一致するか否かを判断する(S19)。そして、第二の判断部57により一致していると判断されれば(S19において、YES)、次に、第三の判断部60は、時間計測部59により計測された時間が所定の時間を超えているか否かを判断する(S20)。すなわち、タイムアウトしていないか否かを判断する。そして、モード制御部58は、第三の判断部60により計測された時間が所定の時間を超えていないと判断されれば(S20において、YES)、第二のモードである省エネモードを維持するよう制御する(S21)。すなわち、表示画面21に点灯用の電力を供給しない状態を維持する。
このような画像形成システム25によると、画像形成の要求を行ったユーザーが複合機11を用いて出力した用紙を取りに来ただけの場合には、第二のモードを維持するよう制御する。そうすると、複合機11が使用されない場合に、無駄に第一のモードへ移行することはなくなる。したがって、消費する電力の効率的な低減を図ることができる。
また、この場合、サーバー26は、コンピューター31の情報とコンピューター31に紐付けられたユーザーの情報を関連付けるデータベースを記憶するサーバー記憶部としてのサーバーハードディスク29を備える構成であり、第一のユーザー情報取得部54は、サーバーハードディスク29に記憶されたデータベースからユーザーの情報を取得するため、サーバー26によりユーザーの情報の管理を適切にしながら、消費電力の低減を効率的に図ることができる。
また、この場合、第一の判断部55は、ユーザーに所有され、磁気的にユーザーの情報が記憶されたネームプレート41と近距離通信が確立したか否かを判断することとしているため、より確実に画像形成の要求を行ったユーザーを識別することができる。
なお、第三の判断部60により計測された時間が所定の時間を超えていると判断されれば(S20において、NO)、全てのユーザーが複合機11のコピー機能等を利用しようとして複合機11に近づいたと想定して、第一のモードであるスタンバイモードを移行するよう制御する(S22)。こうすることにより、ある程度の時間以上が経過しているのであれば、ユーザーが誰であるにも関わらず、第一のモードへ移行して、ユーザーの利便性を向上させることができる。
また、S19において、第二の判断部57により一致していると判断されない場合も(S19において、NO)、ユーザーX以外のユーザーが複合機11のコピー機能を利用しようとして複合機11に近づいたと想定して、第一のモードであるスタンバイモードを移行するよう制御する(S22)。こうすることにより、ユーザーX以外のユーザーによる複合機11の利用を効率的に行うことができる。
なお、S17において、第一の判断部55によりNFC通信が確立したと判断されなければ(S17において、NO)、ネームプレート41を所有しない警備員等が単に複合機11の近傍を通り過ぎただけであると想定して、この場合も第二のモードである省エネモードを維持する(S21)。こうすることにより、より効率的に消費電力の低減を図ることができる。
なお、上記の実施の形態において、第一のユーザー情報取得部54は、サーバーハードディスク29からユーザーの情報を取得することとしたが、これに限らず、例えば、画像形成システム25はサーバー26を備えない構成とし、複合機11に含まれている複合機ハードディスク17にユーザー情報を記憶させ、この複合機ハードディスク17からユーザー情報を取得することとしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、タイマー30を用いて時間計測部59により時間を計測していわゆるタイムアウトしていれば第一のモードであるスタンバイモードへ移行することとしたが、これに限らず、タイムアウトを設けない構成としてもよい。すなわち、時間計測部59および第三の判断部60を設けず、第一のユーザー情報取得部54により取得したユーザー情報と第二のユーザー情報取得部56により取得したユーザー情報とが一致するか否かに基づいて、モード制御部58は、第一のモードを維持するか否かを判断することとしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、ユーザーの所有するネームプレート41と近距離通信を行うこととしたが、これに限らず、ユーザーの所有する他のICカード等と近距離通信を行うようにしてもよい。また、近距離通信としてのNFC通信に限らず、例えば、Wi−Fi通信による通信が確立したか否かを判断することとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成システムは、消費する電力の効率的な低減が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 複合機、12 複合機制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16a,16b 給紙カセット、17 複合機ハードディスク、18 複合機ネットワークインターフェース部、19 主記憶メモリ、21 表示画面、22 人感センサー、23 複合機NFC通信部、24 ネットワーク、25 画像形成システム、26 サーバー、27 サーバー制御部、28 サーバーネットワークインターフェース部、29 サーバーハードディスク、30 タイマー、31 コンピューター、32 ディスプレイ、33 キーボード、34 マウス、36 コンピューター制御部、37 コンピューターネットワークインターフェース部、38 コンピューターハードディスク、41 ネームプレート、42 ネームプレートNFC通信部、43 ネームプレートメモリ、51 受け付け部、52 画像形成制御部、53 コンピューター情報保持部、54 第一のユーザー情報取得部、55 第一の判断部、56 第二のユーザー情報取得部、57 第二の判断部、58 モード制御部、59 時間計測部、60 第三の判断部。

Claims (6)

  1. 第一の消費電力で待機する第一のモード、および前記第一のモードよりも低い消費電力で待機する第二のモードを有し、画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置と接続可能なコンピューターとを含む画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    用紙に画像を形成する画像形成部と、
    人体の近接を検知する人感センサーと、
    近距離通信を可能とする近距離通信部と、
    前記コンピューターからの画像形成の要求を、前記コンピューターの情報と共に受け付ける受け付け部と、
    前記第二のモード時に前記受け付け部により前記画像形成の要求を受け付ければ、前記第一のモードに移行させずに前記画像形成部により用紙に画像を形成するよう制御する画像形成制御部と、
    前記コンピューターから送信される前記コンピューターの情報を保持するコンピューター情報保持部と、
    前記コンピューター情報保持部により保持された前記コンピューター情報から前記コンピューターに紐付けられたユーザーの情報を取得する第一のユーザー情報取得部と、
    前記人感センサーにより前記画像形成装置の近傍に人が近づいたことを検知すれば、前記近距離通信部による通信が確立したか否かを判断する第一の判断部と、
    前記第一の判断部により前記近距離通信が確立したと判断されれば、前記近距離通信によりユーザーの情報を取得する第二のユーザー情報取得部と、
    前記第一のユーザー情報取得部により取得された前記ユーザーの情報と前記第二のユーザー情報取得部により取得された前記ユーザーの情報とが一致するか否かを判断する第二の判断部と、
    前記第二の判断部により前記ユーザーの情報が一致すると判断されれば、前記第二のモードを維持するよう制御するモード制御部とを備える、画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、
    前記受け付け部により前記画像形成の要求を受け付けてからの時間を計測する時間計測部と、
    前記時間計測部により計測された前記時間が所定の時間を超えているか否かを判断する第三の判断部とをさらに備え、
    前記モード制御部は、前記第三の判断部により計測された時間が所定の時間を超えていると判断されれば、前記ユーザーの情報の一致に関わらず、前記第一のモードに移行するよう制御する、請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第二の判断部により前記ユーザーの情報が一致しないと判断され、前記第三の判断部により前記所定の時間を超えていると判断されれば、前記モード制御部は、前記第一のモードへ移行するよう制御する、請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置に接続可能なサーバーをさらに備え、
    前記サーバーは、前記コンピューターの情報と前記コンピューターに紐付けられた前記ユーザーの情報を関連付けるデータベースを記憶するサーバー記憶部を備え、
    前記第一のユーザー情報取得部は、前記サーバー記憶部に記憶された前記データベースから前記ユーザーの情報を取得する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記第一の判断部は、前記ユーザーに所有され、磁気的に前記ユーザーの情報が記憶されたネームプレートと前記近距離通信が確立したか否かを判断する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記モード制御部は、前記第一の判断部により所定の時間内に前記近距離通信が確立したと判断されなければ、前記所定の時間経過後に前記第一のモードへ移行するよう制御する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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