JP2011142640A - 画像処理装置、画像処理システム、および画像処理装置の制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、および画像処理装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に装置の設定を行なうことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ユーザが画像形成装置を使用するとき、画像形成装置は、ネットワークに接続されたそのユーザの個人PCにアクセスし、環境情報の取得を要求する(S305)。画像形成装置は、環境情報として当該個人PCにインストールされている所定機能のソフトのインストール状況を取得する(S313)。画像形成装置は取得した設定情報に基づき、所定機能に関する情報を画像処理装置が備える操作パネルの表示に反映させる(S315)。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像処理装置、画像処理システム、および画像処理装置の制御プログラムに関し、特に装置の設定を容易にすることができる画像処理装置、画像処理システム、および画像処理装置の制御プログラムに関する。
画像処理装置(スキャナ機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタとしての機能、データ通信機能、およびサーバ機能を備える複合機としてのMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンタ、スキャナなど)には、ユーザ(利用者)認証機能を持つものがある。ユーザ認証機能とは、画像処理装置が、その画像処理装置を利用するユーザが予め登録されているユーザであるか否かにより、そのユーザの正当性(使用権限)を判断する機能である。ユーザ認証の方法としては、(1)IDとパスワードを入力させることによる一般的なログインを行なう方法、(2)ユーザに付与された磁気カードなどを読取る方法、(3)指紋認証などの生体認証を行なう方法がある。ユーザ認証は、ユーザが画像処理装置を利用するごとに最初に行なわれる。
ユーザ認証により、画像処理装置を利用する個々のユーザを特定することができる。画像処理装置には、特定されたユーザ毎に操作画面(操作パネル)をカスタマイズし、そのユーザ専用のカスタマイズ画面を表示するものがある。カスタマイズ画面には、ユーザの好みの色設定や、ユーザの好みの表示項目を登録することができる。また、アクセシビリティの観点から、色覚障害者にとって識別しやすい色設定や、弱視者にとって読みやすい文字サイズを登録することができる。
しかしながら、アクセシビリティに関する設定を行なうユーザは、操作しづらい初期状態の操作画面から設定を行なう必要があり、不便であるという問題がある。すなわち、色覚障害者や弱視者にとって初期状態の操作画面は見にくいものであるが、色覚障害者や弱視者は、そのような画面を見ながら設定を行なわなければならない。
このような問題を解決するために、下記特許文献1に記載されるように、あらかじめ各ユーザの視覚、聴覚などの個人情報を画像処理装置に登録し、個人情報に基づいて表示内容を変えることが考えられる。
また、カスタマイズ画面以外にも、ユーザの個別設定を画像処理装置に保存することが考えられる。たとえば、電子メール送信時の暗号化・電子署名の使用といったセキュリティ関連の設定や、ジョブ操作のデフォルト設定を保存するなどである。
下記特許文献2には、ユーザ毎に印刷装置の種々の設定値を保存することによって、セキュリティを保ちつつ再設定の煩わしさを無くすことが開示されている。登録された認証ユーザによる印刷装置へのログインの際に、印刷装置は、使用条件を決める設定を記憶部に保存する。次回のログインの際に、印刷装置は、記憶部から設定を読み込み、読み込まれた設定によって動作を行なう。
設定とは、印刷装置に備えられた操作画面の色指定などである。設定により、操作画面の背景、文字、キーなどの色が個別に設定される。
特開2002−344681号公報 特開2006−231760号公報
上述のカスタマイズ画面を登録する場合、多くの設定可能な項目があり、ユーザの好みの色や表示項目にすることが煩わしいという問題があった。すなわち特許文献2のように、操作パネルの設定や、印刷設定をユーザ別に保存するには手間がかかるという問題がある。
また、特許文献1のように、障害者のアクセシビリティのような個人情報を登録する場合、視覚、聴覚などの、個人のプライバシーにかかわる項目を登録することになり、個人情報の漏洩リスクを考えると、好ましくない。
さらに、ユーザが通常使用する個人のPC(パーソナルコンピュータ)のセキュリティレベルと比較して、画像処理装置に設定されたセキュリティレベルが低い状態であった場合に、ユーザがそのことに気付かないことがある。この場合、システムの中にユーザの意図しないセキュリティの脆弱性が存在することになり、好ましくない。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、簡単に装置の設定を行なうことができる画像処理装置、画像処理システム、および画像処理装置の制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、画像処理装置は、画像処理装置を使用するユーザを識別する識別部と、識別部で識別されたユーザに関連付けられて記憶されている外部装置と通信を行なうための情報を読出す読出部と、ユーザが画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、読出部で読出された情報を利用して、外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで、設定情報として外部装置にインストールされている所定機能のソフトのインストール状況を取得する取得部と、取得された情報に基づいて、所定機能に関する情報を画像処理装置が備える操作画面の表示に反映させる設定部とを備える。
好ましくは取得部は、外部装置の環境設定に関する情報、外部装置にインストールされたデバイスドライバの設定に関する情報、および外部装置にインストールされたアプリケーションの設定に関する情報のうち、少なくとも1つを取得する。
好ましくは取得部は、ユーザが画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、そのユーザに関連付けられている外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで取得を行ない、設定部は、取得された情報に基づいて、画像処理装置が備える操作画面の設定、および画像処理装置のアプリケーションの設定のうち少なくとも一方を行なう。
好ましくは取得部は、アイコンの文字サイズ、モニタサイズ、およびモニタ解像度の少なくとも1つを取得し、設定部は、取得された情報に基づいて、画像処理装置が備える操作画面の文字サイズを設定する。
好ましくは取得部は、デスクトップの背景色、および文字色の少なくとも一方を取得し、設定部は、取得された情報に基づいて、画像処理装置が備える操作画面の背景色、および文字色の少なくとも一方の色を設定する。
好ましくは取得部は、外部装置にインストールされたデバイスドライバの設定に関する情報として、左利きユーザ向けの設定情報を取得する。
好ましくは取得部は、外部装置の音声認識ソフトのインストールに関する情報、および読み上げ機能が有効か否かの情報の少なくとも1つを取得する。
好ましくは取得部は、外部装置の電子メール送受信ソフトの文字サイズ、および電子メール送受信ソフトのセキュリティ設定の少なくとも1つを取得し、設定部は、取得された情報に基づいて、画像処理装置のメール送信機能の設定を行なう。
好ましくは取得部は、外部装置のWebブラウザの文字サイズ、およびWebブラウザのセキュリティ設定の少なくとも1つを取得し、設定部は、取得された情報に基づいて、画像処理装置のWebブラウザの設定を行なう。
この発明の他の局面に従うと、ネットワークにより接続される、画像処理装置と外部装置とからなる画像処理システムにおいて、画像処理装置は、画像処理装置を使用するユーザを識別する識別部と、識別部で識別されたユーザに関連付けられて記憶されている外部装置と通信を行なうための情報を読出す読出部と、ユーザが画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、読出部で読出された情報を利用して、外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで、設定情報として外部装置にインストールされている所定機能のソフトのインストール状況を取得する取得部と、取得された情報に基づいて、所定機能に関する情報を画像処理装置が備える操作画面の表示に反映させる設定部とを備え、外部装置は、外部装置の環境設定に関する情報、外部装置にインストールされたデバイスドライバの設定に関する情報、および外部装置にインストールされたアプリケーションの設定に関する情報のうち、少なくとも1つを収集する収集部と、収集された情報を、画像処理装置に送信する送信部とを備え、画像処理装置の取得部は、外部装置の送信部により送信された情報を取得する。
この発明のさらに他の局面に従うと画像処理装置の制御プログラムは、画像処理装置を使用するユーザを識別する識別ステップと、識別ステップで識別されたユーザに関連付けられて記憶されている外部装置と通信を行なうための情報を読出す読出ステップと、ユーザが画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、読出ステップで読出された情報を利用して、外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで、設定情報として外部装置にインストールされている所定機能のソフトのインストール状況を取得する取得ステップと、取得された情報に基づいて、所定機能に関する情報を画像処理装置が備える操作画面の表示に反映させる設定ステップとをコンピュータに実行させる。
これらの発明に従うと、画像処理装置を使用するユーザを識別した画像処理装置は、識別部で識別されたユーザに関連付けられている外部装置と通信を行なうことで、その外部装置に設定されている情報を取得する。取得された情報に基づいて、設定部は画像処理装置の設定を行なう。このようにして、ユーザ識別に応じて自動で画像処理装置の設定が行なわれるので、簡単に装置の設定を行なうことができる画像処理装置、画像処理システム、および画像処理装置の制御プログラムを提供することが可能となる。
本発明の実施の形態の1つにおける画像処理システムの構成を示す図である。 MFP100と、それと通信を行なう1台のPC200の構成を示すブロック図である。 MFPの実行するユーザ登録処理を示すフローチャートである。 個人PCのネットワークへの登録処理を示すフローチャートである。 個人PCとMFPとで実行される処理を示すフローチャートである。 プリンタドライバの設定画面を示す図である。 変更前(デフォルト)のMFPの操作パネルの表示例を示す図である。 操作パネル表示の変更例を示す図である。 操作パネル表示の変更例を示す図である。 操作パネル表示の変更例を示す図である。 操作パネル表示の変更例を示す図である。 MFPにおける変更前(デフォルト)の電子メール本文の表示例を示す図である。 電子メール設定の変更例を示す図である。 MFPにおける変更前(デフォルト)のWebブラウザの表示例を示す図である。 Webブラウザ設定の変更例を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける画像処理システムの構成を示す図である。
図に示されるように画像処理システムは、ネットワークに接続される画像処理装置の一例としてのMFP100と、複数の外部装置の一例としての複数のパーソナルコンピュータ(以下「PC」)200A,200Bとから構成される。なおPCに代えて、各個人が使用する携帯電話、携帯端末などをシステムに用いてもよい。
MFP100は、ユーザ認証機能を備える。ユーザ認証機能とは前述の通り、画像処理装置が、利用者の正当性(使用権限)を判断する機能である。ユーザ認証の方法としては、(1)IDとパスワードを入力させることによる一般的なログインを行なう方法、(2)ユーザに付与された磁気カードなどを読取る方法、(3)指紋認証などの生体認証を行なう方法があるが本実施の形態ではどれを採用してもよい。以下の説明では、IDとパスワードを入力させることによる一般的なログインを行なう方法について述べる。ユーザ認証は、ユーザが画像形成装置を利用するときごとに行なわれる。ユーザ認証により、画像形成装置を利用する個々のユーザを特定することができる。
MFP100は、液晶表示装置と、その上に積層される透明タッチパネルとから構成される操作/表示部(操作パネル)を備える。MFP100に登録されたユーザは、そのユーザが使用するPCと関連付けられている。すなわち、MFP利用者それぞれのIDと、ネットワークに接続された、その利用者が通常使用しているPC(その利用者の専用PCであり、「個人PC」ともいう)のIPアドレスとが対応付けられてMFP内に記憶されている。
PCにインストールされた制御プログラム(プリンタドライバなど)は、PCの環境設定情報、PCにインストールされたデバイスドライバの設定情報、およびPCにインストールされたアプリケーションの設定情報を参照して収集する機能を有する。デバイスドライバとは、グラフィックディスプレイやマウスなどのハードウェア(PCの周辺機器であるかPCに内蔵される機器であるかを問わない)を制御し、アプリケーションソフトに対してインタフェースを提供するためのソフトウェアである。
認証ユーザがMFPにログインする際に、または認証ユーザの指示により、MFPは、そのユーザに関連付けられたPCの制御プログラムにアクセスする。これにより、MFPは前述の設定情報を収集し、その情報に基づいて、MFPの操作画面の環境設定、またはMFP内のアプリケーションの設定を行なう。
すなわちMFP100は、ネットワーク上の外部装置(個人PC)に対しアクセスし、その外部装置に設定された情報を取得する。MFP100は、取得された設定情報に基づいて、操作/表示部における表示内容などを作成する。
取得する設定情報として、PCのデスクトップの環境設定、PCのアクセシビリティに関する設定、PCの電子メール送受信ソフトの環境設定(本文の文字サイズなど)、PCの電子メール送受信ソフトのセキュリティ設定(暗号化・電子署名を使用しているか否かなど)、PCのWebブラウザの環境設定(文字サイズなど)、PCのWebブラウザのセキュリティ設定(Cookieの許可レベル、アクティブスクリプトの実行許可)などが考えられる。
PCのデスクトップの環境設定とは、例えばアイコンの文字サイズ(及びモニタサイズと解像度)や、デスクトップの色設定(文字色、背景色など)などである。個人PCに設定されているアイコンの文字サイズが取得され、それがMFPの操作パネルの文字サイズ(及びモニタサイズと解像度)に反映される。また、デスクトップの色設定が取得され、それがMFPの操作パネルの色設定(文字色、背景色など)に反映される。
すなわち、ある個人PCを通常使用しているユーザがMFPで認証を行ない、MFPの使用が許可された状態になったときを想定する。このとき、そのユーザの個人PCに設定されているアイコンの文字サイズが通常より大きい場合には、それに合わせてMFPの操作パネルの文字サイズが通常よりは大きくされる。また、そのユーザの個人PCのデスクトップの色設定(背景色や文字の色などの少なくとも1つ)に合わせてそれと同系統の色がMFPの操作パネルの表示に用いられる。
PCのアクセシビリティに関する設定とは、例えばマウスを左利き用(マウス左右のボタンの機能を入れ替えるなど)に設定しているか否か、音声認識ソフトをインストールしているか否か、読み上げ機能の使用実績があるかないかである(これらPCのアクセシビリティに関する設定は、個人PCにインストールされた各デバイスドライバの設定情報などから取得される)。個人PCのマウスが左利き用に設定されていれば、MFPの操作パネルが左利き用(操作画面のボタン配置が左右反転)になる。また、PCに音声認識ソフトがインストールされていれば、MFPの音声認識モードが有効とされる。また、PCに読み上げ機能の使用実績があれば、MFPの文字読み上げモードが有効とされる。
PCの電子メール送受信ソフトの環境設定(本文の文字サイズなど)が取得されると、それがMFPの電子メール送受信機能の環境設定に適用される。
PCの電子メール送受信ソフトのセキュリティ設定(暗号化・電子署名を使用しているか否かなど)が取得されると、それがMFPの電子メール送受信機能のセキュリティ設定に適用される。
PCのWebブラウザの環境設定(文字サイズなど)が取得されると、それがMFPのWebブラウザの環境設定に適用される。
PCのWebブラウザのセキュリティ設定(Cookieの許可レベル、アクティブスクリプトの実行許可など)が取得されると、それがMFPのWebブラウザのセキュリティ設定に適用される。
図2は、MFP100と、それと通信を行なう1台のPC200の構成を示すブロック図である。
図を参照してMFP100は、装置全体を制御するシステムコントローラ103と、CCDや光学系を備え、原稿から画像を読取る画像読取部101と、画像の各種処理を行なう画像処理部107と、公知の電子写真方式やインクジェット方式などにより用紙に画像を形成するプリントエンジンを含む画像形成部109と、液晶表示装置を備えたタッチパネルを含み、ユーザに対する情報の表示や、ユーザからの操作入力を受付ける操作/表示部(操作パネル)105と、音声を入力するマイク111と、音声を出力するスピーカ113と、画像データや各種プログラムを記憶するメモリ115と、ネットワークを介した通信を行なう通信部117と、画像データ、ユーザ情報、および各種プログラムなどを格納する記憶部119(ハードディスクなど)とから構成される。
メモリ115に記憶されたプログラム115aは、MFPの制御プログラムとして機能し、以下に述べる処理を実行するようにMFPを動作させる。
記憶部119には、複数のユーザ領域119A,119B,119C,…が設けられ、各領域には、個人PCのIPアドレス、その個人に対するMFPの操作パネル設定、およびその個人に対するMFP内のアプリケーションの設定が格納される。
複数のユーザ領域119A,119B,119C,…のそれぞれはユーザIDと対応付けられている。これにより、ログインを行なったユーザに対応する個人PCのIPアドレス、そのユーザに対するMFPの操作パネル設定、およびそのユーザに対するMFP内のアプリケーションの設定を読出すことができる。
なお、MFPの操作パネルの設定、およびMFP内のアプリケーションの設定を記憶部119に記憶させなくてもよい。この場合、ユーザのログイン時に、そのユーザIDに対応する個人PCのIPアドレスを得ることで、MFPはその個人PCにアクセスを行なう。アクセスに基づき、MFPはその個人PCの設定を取得し、それに基づいてMFPの操作パネルを設定したり、MFP内のアプリケーションの設定を行なう。
PC200は、装置全体を制御するCPU207と、モニタ、キーボード、およびマウスなどから構成される操作/表示部201と、画像データや各種プログラムを記憶するメモリ203と、ネットワークを介した通信を行なう通信部205と、USBメモリカード、デジタルカメラ、外付けHDDなど外部の画像蓄積デバイスと通信を行なうための外部I/F209と、記憶部211(ハードディスクなど)とから構成される。
記憶部211には、プリンタドライバ215、ならびにPC200のデスクトップの設定217、PC200にインストールされたアプリケーションの設定219、およびPC200にインストールされたデバイスドライバの設定221が記憶される。
プリンタドライバ215は、PC内にインストールされたアプリケーションソフトの印刷指示に基づいてMFP100を制御し、プリントアウトを行なうためのMFP100の制御用のソフトウェアである。MFP100以外の他のプリンタを動作させるためのプリンタドライバであってもよい。プリンタドライバ215は、MFP100の制御を行なう機能以外に、PC内からPCの各種設定を収集し、それをMFP100に送信する機能を有する(詳細は後述する)。
なおここではプリンタドライバに、PCの各種設定を収集しそれをMFP100に送信する機能を持たせることとしたが、そのような機能を有する専用のソフトウェア(制御プログラム)を記憶部211に記憶させて動作させてもよいし、そのような機能を他のソフトウェアに実現させてもよい。
すなわち、PC200にインストールされた、本実施の形態におけるプリンタドライバ215は、(1)通常のプリンタドライバとしての機能、(2)当該PCをサーバにする機能、ならびに、(3)PC200のデスクトップテーマ(モニタの色設定・文字サイズ)、電子メール送受信ソフトやWebブラウザなどのアプリケーション設定、およびマウスなどの機器のデバイスドライバ設定を検索して収集する機能を有する。
図3は、MFPの実行するユーザ登録処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS101においてユーザ登録を開始する。これは、画像処理システムを用いるユーザのユーザ名およびパスワードなどの入力を受付けるものである。ユーザ登録と共に、ステップS103において、当該ユーザの個人PCのIPアドレスの入力を受付け、それを記憶部119に登録する。
図4は、個人PCのネットワークへの登録処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS201においてプリンタドライバをPCにインストールするための処理が行なわれる。ステップS203において、ネットワーク上のMFP100のIPアドレスがPCに登録される。
図5は、個人PCとMFPとで実行される処理を示すフローチャートである。
ステップS301において、個人PCのプリンタドライバの設定画面において、ユーザからMFPの「動的画面カスタマイズ機能」を有効にするための入力を受付ける。「動的画面カスタマイズ機能」とは、個人PCの設定をMFPの設定に反映させる機能を示す。これに伴い、プリンタドライバは個人PCをサーバにし、個人PCはサーバとしての動作を開始する。すなわち個人PCは、クライアントであるMFPからのアクセスに応じて、所定の情報をMFPに送信するサーバとして機能するようになる。
ステップS303で、個人PCのユーザはMFPの前に行き、IDとパスワードを入力することでMFPにログインする(これに代えて上述の他の認証を行なってもよい)。MFPは、このようなログイン入力を受付けることにより、使用するユーザを識別する。ステップS305で、MFPはログインユーザに関連付けて登録されている、個人PCのIPアドレスを読出す。MFPは、IPアドレスをもとに個人PCにアクセスする。MFPは、個人PCに環境情報の取得を要求する。ステップS307で、個人PCはその要求を検出する。
ステップS309で、個人PCのプリンタドライバは、当該個人PC内から各設定(デスクトップテーマ、アプリケーション設定、デバイスドライバ設定など)を収集する。ステップS311でそれらの設定がMFPに送信される。
ステップS313で、MFPは送信された設定を取得する。ステップS315で、MFPは取得した設定情報に基づき、MFPの操作パネルの設定や、MFPのアプリケーションの設定などを変更する。
このような処理により、ユーザのログイン毎(MFPを使用する毎)に、MFPは設定情報を個人PCから読み込み、操作パネルを動的に変更することができる。ユーザのログイン毎に読み込みを行なうことで、設定情報が変更されてもすぐに対応できるという効果がある。
また、個人PCがネットワークに接続されていない場合に対応するために、前回のログイン時に当該個人PCから受信した設定情報をMFP内に(またはネットワークのストレージ内に)保持してもよい。個人PCが見つからなければ、保持していた設定を適用するものである。もちろん、図2の記憶部119のように個人PCに対応付けて、その個人PCのユーザに対応するMFPのパネル設定情報やアプリケーションの設定情報を記憶させておいてもよい。個人PCがネットワークに接続されていない場合に、それら設定情報に基づいて設定を行なうものである。
図6は、プリンタドライバの設定画面を示す図である。
図に示されるように、「動的画面カスタマイズ機能を有効にする」の項目がチェックされると、「動的画面カスタマイズ機能」が有効になる。
また、「動的画面カスタマイズ機能」が有効とされたときに、PCのデスクトップテーマ(PCのカスタマイズ情報のセット)における文字サイズ、デスクトップテーマにおける色設定、電子メール送受信ソフトの文字サイズ、電子メール送受信ソフトのセキュリティ設定(暗号化、電子署名)、Webブラウザの文字サイズ、およびWebブラウザのセキュリティ設定(Cookie、アクティブスクリプト)のそれぞれを取得するか否かを個別に設定できる。
図7は、変更前(デフォルト)のMFPの操作パネルの表示例を示す図である。
操作パネルは、「基本」、「原稿」、「画質」、「応用」のそれぞれのタブから使用する機能をユーザが選択できるように構成されている。
「基本」のタブが選択されると、カラー、用紙、倍率、および仕上げの設定が可能となる。
[操作パネル表示の変更の例1]
プリンタドライバは、MFPからの環境情報取得要求に応じて、PC内から、デスクトップテーマ(アイコンの文字サイズ、背景色、文字色)、モニタサイズ、および解像度を検索して取得し、それをMFPに送信する。MFPは、取得情報に基づき、MFPの操作パネルの文字サイズ、背景色、および文字色を変更する。
例えば視覚障害により、PCの文字サイズを自身が見やすい大きさに設定しているユーザは、MFPの操作パネルの文字サイズを自己のPCの文字サイズと同じサイズにすることができる。またそのような表示を行なうために、ユーザは特別な設定をしなくてもよい。
また、色覚障害により、PCの色設定を、自身が見やすい色に設定しているユーザは、MFPの操作パネルに同じ色設定を反映させることができる。また、特別な設定をしなくても見やすい色使いの表示にすることができる。
図8は、操作パネル表示の変更例を示す図である。
ここでは、図7の表示に代えて、個人PCの設定に合わせて、文字サイズを大きくし、表示色を変更した例を示している。例えば、変更前(デフォルト)の操作パネルにおいては、文字が白地に黒(背景が白で文字が黒)で表示されているものとする。個人PCの画面では、文字が黒地に白で表示される設定となっている場合には、図8のようにMFPの画面でも、文字が黒地に白で表示される。
[操作パネル表示の変更の例2]
プリンタドライバは、MFPからの環境情報取得要求に応じて、PC内から、デバイスドライバの設定として、ポインティングデバイスの設定(マウスのボタンの左右を反転するか否か)を検索して取得し、それをMFPに送信する。MFPは、取得情報に基づき、MFPの操作パネルの配置を変更する。
より具体的には、個人PCにおいて、マウスのボタンの左右を反転する設定にしている場合は、操作パネルの構成要素の配置を左右反転して表示する。
マウスのボタンの左右を反転しているユーザは左利きである。操作パネルはデフォルト(図7)では右利き用に配置してあるので、左右を反転することで、左利きユーザにとって使いやすくなるという効果がある。
図9は、操作パネル表示の変更例を示す図である。
ここでは、図7の表示に代えて、個人PCの設定に合わせて、操作パネルの構成を左右で反転させた例を示している。
[環境の変更の例1]
プリンタドライバは、MFPからの環境情報取得要求に応じて、PC内から、PCのアプリケーションの設定情報としての音声認識ソフトのインストール状況を検索して取得し、それをMFPに送信する。MFPは、音声認識機能を有する場合には、取得情報に基づき、音声認識モードをデフォルト設定にする(またはオンとする)。
これにより、自己のPCで音声認識ソフトにより音声でのPC操作を行なっているユーザは、特に設定を行なわなくてもMFPで音声による操作をすることができるという効果がある。また、肢体障害者に向けられる音声認識などの設定を、PCからMFPに反映させることができる。
図10は、操作パネル表示の変更例を示す図である。
ここでは、図7の表示に代えて、個人PCの設定に合わせて、音声認識機能がデフォルトでオンとなっている。
[環境の変更の例2]
プリンタドライバは、MFPからの環境情報取得要求に応じて、PC内から、各アプリケーションの読み上げモードの設定を検索して取得し、それをMFPに送信する。MFPは、読み上げ機能を有する場合は、取得情報に基づき、読み上げモードをデフォルト設定にする(またはオンとする)。
例えば視覚障害などにより、自己のPCで読み上げモードを設定しているユーザは、MFPでもデフォルトでその機能を用いることができる。
図11は、操作パネル表示の変更例を示す図である。
ここでは、図7の表示に代えて、個人PCの設定に合わせて、読み上げモードがデフォルトでオンとなっている。太枠“A”で囲まれる、選択された場所の文字が読み上げられる。
[電子メール設定の変更の例]
プリンタドライバは、MFPからの環境情報取得要求に応じて、PC内から、電子メール送受信ソフトの設定(文字サイズ、暗号化、電子署名の有効/無効)を検索して取得し、それをMFPに送信する。MFPは、取得情報に基づき、MFPの電子メール送信機能における文字サイズ、暗号化、電子署名の有効/無効を設定する。
図12は、MFPにおける変更前(デフォルト)の電子メール本文の表示例を示す図である。
ここでは、文字のサイズは標準であり、暗号化は未設定であるものとする。
図13は、電子メール設定の変更例を示す図である。
ここでは、図12の表示に代えて、個人PCの設定に合わせて、文字サイズが大きくなっている。また、「このメッセージは暗号化されて送信されています。」、「このメッセージはデジタル署名されて送信されています。」のメッセージに示されるように、暗号化および電子署名が有効になっている。
このようにして、MFPの電子メール送信機能における電子メール文字サイズを、PCに合わせることができる。また、PCの電子メール送受信ソフトにおける、暗号化や電子署名を使用するなどのセキュリティ設定をMFPに反映させることができる。
[Webブラウザ設定の変更の例]
プリンタドライバは、MFPからの環境情報取得要求に応じて、PC内から、Webブラウザの設定(文字サイズ、Cookieやアクティブスクリプトの有効/無効)を検索して取得し、それをMFPに送信する。MFPは、Webブラウジング機能を有する場合には、取得情報に基づき、MFPのWebブラウザの文字サイズ、Cookieやアクティブスクリプトの有効/無効を設定する。
図14は、MFPにおける変更前(デフォルト)のWebブラウザの表示例を示す図である。
ここでは、文字のサイズは標準であり、Cookie、Javaスクリプトが許可されているものとする。
図15は、Webブラウザ設定の変更例を示す図である。
ここでは、図14の表示に代えて、個人PCの設定に合わせて、文字サイズが大きくなっている。また、図中“B”の「!現在の設定はCookieが禁止になっています。」、「!現在の設定はJavaスクリプトの実行が禁止になっています。」のメッセージで示されるように、Cookieやアクティブスクリプトが無効になっている。
このようにして、PCのWebブラウザの文字サイズなどをMFPのWebブラウザの文字サイズに反映させることができる。また、PCのWebブラウザにおけるCookieの許可レベル、アクティブスクリプトの実行許可などのセキュリティ設定を、MFPのWebブラウザにおけるCookieの許可レベル、アクティブスクリプトの実行許可などのセキュリティ設定に反映させることができる。
[実施の形態における効果]
個人PCの環境設定は、通常、その個人がMFPにユーザ登録する前から完了している。上述の実施の形態のように、MFPが個人PCから環境設定を取得することにより、MFPの操作パネルなどの設定を行なう手間を省くことができるという効果がある。
MFPの表示パネルは、PCのモニタに比べて小さい場合が多いため(また、MFP等の画像処理装置ではキーボードを備えていない場合が多いため)、MFPの表示パネルにより設定を行なう場合、設定に時間がかかるという問題がある。本実施の形態では、PCでの設定がMFPにそのまま反映されるため、そのような問題を解決することができる。
また、個人情報などのプライバシーに関わるものをMFPに登録することを防ぐことができる。
さらに、MFPのセキュリティレベルをPCに合わせることで、システムとしての脆弱性を防ぐことができる。
[その他]
なお、図2ではユーザIDと個人PCのIPアドレスとの対応関係を、MFP100内の記憶部119に記憶させることとしたが、この対応関係は外部サーバに記憶させて、MFPから取得することとしてもよい。
また、上記実施の形態ではユーザがMFPにログインした時に、MFPが個人PCから情報を取得することとしたが、この取得のタイミングは任意でよい。例えば、ユーザからの指示を受けてMFPが取得を行なうこととしてもよいし、定期的にMFPが各個人PCと通信を行なって取得を行なうこととしてもよい。
また、上述の各例として記載した事項を組み合わせて実施することもできる。例えば、図8〜15で説明した設定の変更をすべて行なう画像処理装置を提供することもできるし、少なくとも1つを実施する画像処理装置を提供することもできる。
本発明はMFP、ファクシミリ装置、複写機、スキャナ、プリンタなどの画像処理装置に対して実施することができる。
また、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアによって行なっても、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。上記のフローチャートや文章で説明された処理は、当該プログラムに従ってCPUにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
なお、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 MFP
101 画像読取部
103 システムコントローラ
105 操作/表示部
107 画像処理部
109 画像形成部
115 メモリ
115a プログラム
117 通信部
119 記憶部
200 個人PC
201 操作/表示部
203 メモリ
205 通信部
207 CPU
209 外部I/F
211 記憶部
215 プリンタドライバ

Claims (11)

  1. 画像処理装置を使用するユーザを識別する識別部と、
    前記識別部で識別されたユーザに関連付けられて記憶されている外部装置と通信を行なうための情報を読出す読出部と、
    ユーザが前記画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、前記読出部で読出された情報を利用して、前記外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで、前記設定情報として前記外部装置にインストールされている所定機能のソフトのインストール状況を取得する取得部と、
    前記取得された情報に基づいて、前記所定機能に関する情報を前記画像処理装置が備える操作画面の表示に反映させる設定部と
    を備えた、画像処理装置。
  2. 前記取得部は、前記外部装置の環境設定に関する情報、前記外部装置にインストールされたデバイスドライバの設定に関する情報、および前記外部装置にインストールされたアプリケーションの設定に関する情報のうち、少なくとも1つを取得する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記取得部は、ユーザが前記画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、そのユーザに関連付けられている外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで取得を行ない、
    前記設定部は、前記取得された情報に基づいて、前記画像処理装置が備える操作画面の設定、および前記画像処理装置のアプリケーションの設定のうち少なくとも一方を行なう、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得部は、アイコンの文字サイズ、モニタサイズ、およびモニタ解像度の少なくとも1つを取得し、
    前記設定部は、前記取得された情報に基づいて、前記画像処理装置が備える操作画面の文字サイズを設定する、請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記取得部は、デスクトップの背景色、および文字色の少なくとも一方を取得し、
    前記設定部は、前記取得された情報に基づいて、前記画像処理装置が備える操作画面の背景色、および文字色の少なくとも一方の色を設定する、請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記取得部は、前記外部装置にインストールされたデバイスドライバの設定に関する情報として、左利きユーザ向けの設定情報を取得する、請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記取得部は、前記外部装置の音声認識ソフトのインストールに関する情報、および読み上げ機能が有効か否かの情報の少なくとも1つを取得する、請求項1から6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記取得部は、前記外部装置の電子メール送受信ソフトの文字サイズ、および電子メール送受信ソフトのセキュリティ設定の少なくとも1つを取得し、
    前記設定部は、前記取得された情報に基づいて、前記画像処理装置のメール送信機能の設定を行なう、請求項1から7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記取得部は、前記外部装置のWebブラウザの文字サイズ、およびWebブラウザのセキュリティ設定の少なくとも1つを取得し、
    前記設定部は、前記取得された情報に基づいて、前記画像処理装置のWebブラウザの設定を行なう、請求項1から8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. ネットワークにより接続される、画像処理装置と外部装置とからなる画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置を使用するユーザを識別する識別部と、
    前記識別部で識別されたユーザに関連付けられて記憶されている外部装置と通信を行なうための情報を読出す読出部と、
    ユーザが前記画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、前記読出部で読出された情報を利用して、前記外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで、前記設定情報として前記外部装置にインストールされている所定機能のソフトのインストール状況を取得する取得部と、
    前記取得された情報に基づいて、前記所定機能に関する情報を前記画像処理装置が備える操作画面の表示に反映させる設定部とを備え、
    前記外部装置は、
    前記外部装置の環境設定に関する情報、前記外部装置にインストールされたデバイスドライバの設定に関する情報、および前記外部装置にインストールされたアプリケーションの設定に関する情報のうち、少なくとも1つを収集する収集部と、
    前記収集された情報を、前記画像処理装置に送信する送信部とを備え、
    前記画像処理装置の取得部は、前記外部装置の送信部により送信された情報を取得する、画像処理システム。
  11. 画像処理装置を使用するユーザを識別する識別ステップと、
    前記識別ステップで識別されたユーザに関連付けられて記憶されている外部装置と通信を行なうための情報を読出す読出ステップと、
    ユーザが前記画像処理装置にログインする際に、またはユーザの指示により、前記読出ステップで読出された情報を利用して、前記外部装置の制御プログラムに設定情報を要求することで、前記設定情報として前記外部装置にインストールされている所定機能のソフトのインストール状況を取得する取得ステップと、
    前記取得された情報に基づいて、前記所定機能に関する情報を前記画像処理装置が備える操作画面の表示に反映させる設定ステップとをコンピュータに実行させる、画像処理装置の制御プログラム。
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