JP2014002522A - 情報端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のユーザーが使用する情報端末装置についての使い勝手に係る設定を各ユーザーが予め設定しなくても、各ユーザーの特徴に応じた設定がなされる情報端末装置を提供する。
【解決手段】手書きによる文字の入力を受付ける文字入力部と、入力された文字の筆跡を予め登録された一以上のユーザーの筆跡と照合してユーザー認証を行う筆跡認証部と、筆跡の特徴に応じた設定であって内部または外部の記憶部に予め格納された筆跡別設定を取得する筆跡別設定取得部と、抽出された筆跡の特徴に応じた筆跡別設定に基づいて使い勝手に係る設定を行う制御部とを備える情報端末装置。
【選択図】図3
【解決手段】手書きによる文字の入力を受付ける文字入力部と、入力された文字の筆跡を予め登録された一以上のユーザーの筆跡と照合してユーザー認証を行う筆跡認証部と、筆跡の特徴に応じた設定であって内部または外部の記憶部に予め格納された筆跡別設定を取得する筆跡別設定取得部と、抽出された筆跡の特徴に応じた筆跡別設定に基づいて使い勝手に係る設定を行う制御部とを備える情報端末装置。
【選択図】図3
Description
この発明は、手書きによる文字の入力を受付けて筆跡認証を行う情報端末装置に関する。
いわゆるスマートフォンやタブレット端末など、タッチパネルを用いて多彩な操作を受付ける情報端末装置が普及しつつある。
このような情報端末装置は一般に、文字等入力についても多彩な入力方式を受付けるようになっている。その一例は、QWER配列のソフトキーや携帯電話のようなテンキー配列のソフトキーを用いたキー入力方式であるが、その他に手書き文字入力を受付ける。
ところで、タッチパネルを用いた入力では個人によって押圧や操作の速さ等、入力に特徴があるため、情報端末装置を使用するユーザーに応じて入力の判定に係るパラメータ等を調整して設定する必要性が高い。また、調整のやり方については統一性が無い状況である。
このような情報端末装置は一般に、文字等入力についても多彩な入力方式を受付けるようになっている。その一例は、QWER配列のソフトキーや携帯電話のようなテンキー配列のソフトキーを用いたキー入力方式であるが、その他に手書き文字入力を受付ける。
ところで、タッチパネルを用いた入力では個人によって押圧や操作の速さ等、入力に特徴があるため、情報端末装置を使用するユーザーに応じて入力の判定に係るパラメータ等を調整して設定する必要性が高い。また、調整のやり方については統一性が無い状況である。
また、情報端末装置の普及に伴って、その装置が扱う情報のセキュリティーを確保する必要性が高まり、手軽に、正確にかつ安全にユーザー認証を行う手法として生体認証が注目されている。生体認証は、生物個体が持つ特性により人物を認識する技術であって、用いられる特性としては、例えば指紋、顔、声紋、網膜、筆跡などがある。
このうち筆跡認証は、従来から署名によって本人を特定してきた文化の延長にあるもので、既に社会的に認知されている署名という手段を利用し得る点で一つの有力な生体認証の手段といえる。
このうち筆跡認証は、従来から署名によって本人を特定してきた文化の延長にあるもので、既に社会的に認知されている署名という手段を利用し得る点で一つの有力な生体認証の手段といえる。
これに関連するものとして、口座取引を管理する勘定ホストとの交信で取引を処理するATMと、顧客の個人認証を行う筆跡認証ユーザーとがネットワークを介して接続されている。筆跡認証ユーザーは、顧客によりATMのタッチパネル部から入力された暗証情報から暗証番号と筆跡特徴情報とを抽出して暗証番号認証と筆跡認証とを行い、その2つの認証結果に基づいて個人認証を行なうシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ユーザーに応じた利用者識別情報に関連付けられた設定情報(パラメータ)として、利用できる画像形成装置が予め上位装置に格納されており、入力された利用者識別情報に基づいて利用できる画像形成装置を得、さらに印刷すべき文書データに関連付けられた設定情報(パラメータ)に含まれる利用可能な画像形成装置とあわせて利用できる画像形成装置を決定する画像形成システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、ユーザーに応じた利用者識別情報に関連付けられた設定情報(パラメータ)として、利用できる画像形成装置が予め上位装置に格納されており、入力された利用者識別情報に基づいて利用できる画像形成装置を得、さらに印刷すべき文書データに関連付けられた設定情報(パラメータ)に含まれる利用可能な画像形成装置とあわせて利用できる画像形成装置を決定する画像形成システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
情報端末装置が特定の個人のみに使用される場合は、その個人(ユーザー)が個々に設定した入力の判定等、使い勝手に係るパラメータの設定値メモリに保持しておき、使用の際にメモリされた設定を反映すれば問題ない。しかし、情報端末装置が特定あるいは不特定の複数のユーザーに使用される場合には、ユーザーに応じた設定を反映する必要があるところ、以前の設定を保持して反映するだけではユーザーが変わる度に調整をやりなおす必要がある。前記パラメータに対してユーザーに応じた設定を反映するのは使い勝手をよくするためであるところ、使用の都度調整をやり直さなければならないようではかえって使い勝手の悪いものになってしまう。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、複数のユーザーが使用する情報端末装置についての使い勝手に係る設定を各ユーザーが予め設定しなくても、各ユーザーの特徴に応じた設定がなされる情報端末装置を提供するものである。
この発明は、手書きによる文字の入力を受付ける文字入力部と、入力された文字の筆跡を予め登録された一以上のユーザーの筆跡と照合する筆跡認証によりユーザーを認証する筆跡認証部と、筆跡の特徴に応じた設定であって内部または外部の記憶部に予め格納された筆跡別設定を取得する筆跡別設定取得部と、抽出された筆跡の特徴に応じた筆跡別設定に基づいて使い勝手に係る設定を行う制御部とを備えることを特徴とする情報端末装置を提供する。
この発明の情報端末装置は、筆跡認証によりユーザーを認証し、筆跡の特徴に応じた筆跡別設定に基づいて使い勝手に係る設定を行うので、複数のユーザーが使用する情報端末装置についての使い勝手に係る設定を各ユーザーが予め設定しなくても、各ユーザーの筆跡の特徴に応じた設定がなされる。
この発明についてもう少し具体的に述べておく。
この発明において、文字入力部は、ユーザーが手書きする文字を受付けるものである。その具体的な態様は、例えば、タッチパネルと文字認識処理を行うCPUである。ただし、タッチパネル以外の入力方式、たとえば、ライトペンとそのライトペンからの光に基づいてライトペンの位置を検出するセンサを用いた方式などであってもよい。また、タッチパネルは動作原理を問わず適用可能である。例えば、静電容量方式や抵抗膜方式のものが適用できる。文字認識処理のアルゴリズムは特に限定されず、周知のアルゴリズムが適用できる。実施形態において、文字入力部を構成するハートウェアは、タッチパネル並びに文字認識処理を行うCPU、フラッシュメモリおよびRAMである。
また、筆跡認証部は、入力された文字の筆跡を予め登録された一以上のユーザーの筆跡と照合する。筆跡認証には、周知のアルゴリズムが適用可能である。後述する実施形態において、筆跡認証部を構成するハードウェアは、CPU、フラッシュメモリおよびRAMである。
この発明において、文字入力部は、ユーザーが手書きする文字を受付けるものである。その具体的な態様は、例えば、タッチパネルと文字認識処理を行うCPUである。ただし、タッチパネル以外の入力方式、たとえば、ライトペンとそのライトペンからの光に基づいてライトペンの位置を検出するセンサを用いた方式などであってもよい。また、タッチパネルは動作原理を問わず適用可能である。例えば、静電容量方式や抵抗膜方式のものが適用できる。文字認識処理のアルゴリズムは特に限定されず、周知のアルゴリズムが適用できる。実施形態において、文字入力部を構成するハートウェアは、タッチパネル並びに文字認識処理を行うCPU、フラッシュメモリおよびRAMである。
また、筆跡認証部は、入力された文字の筆跡を予め登録された一以上のユーザーの筆跡と照合する。筆跡認証には、周知のアルゴリズムが適用可能である。後述する実施形態において、筆跡認証部を構成するハードウェアは、CPU、フラッシュメモリおよびRAMである。
筆跡別設定は、筆跡の特徴に応じた使い勝手に係る設定である。後述する実施例では、筆跡認証のために文字が入力される際の筆圧に応じたタッチ検出の閾値の設定である。あるいは、筆速に応じた閾値の設定であってもよい。また、入力された文字の大きさに対応する文字およびユーザーインターフェイスの表示サイズである。筆跡別設定は、情報端末装置内のメモリに格納されてもよく、前記情報端末装置と通信可能なユーザー等、外部の機器に格納されてもよい。筆跡別設定取得部は、筆跡別設定が情報端末装置のメモリに格納されている場合はそのメモリにアクセスして筆跡別設定を読出すハードウェアであり、筆跡別設定が外部の機器に格納されている場合はその機器と通信してその機器に格納された筆跡別設定を受信する通信インターフェイス回路である。
制御部は、文字入力部、筆跡認証部、筆跡別設定取得部を構成するハートウェアを制御しおよび/または各部の処理を実行するためのプログラムを格納するメモリ、前記プログラムを実行するCPU、ワークエリアを提供するRAM、その他、CPUの周辺回路から構成される。
制御部は、文字入力部、筆跡認証部、筆跡別設定取得部を構成するハートウェアを制御しおよび/または各部の処理を実行するためのプログラムを格納するメモリ、前記プログラムを実行するCPU、ワークエリアを提供するRAM、その他、CPUの周辺回路から構成される。
以下、この発明の好ましい態様について説明する。
前記ユーザーに応じた設定であって内部または外部の記憶部に予め格納されたユーザー別設定を取得するユーザー別設定取得部をさらに備え、前記制御部は、認証されたユーザーに応じたユーザー別設定と前記筆跡別設定とに基づいて使い勝手に係る設定を行うようにしてもよい。このようにすれば、筆跡の特徴に基づく設定だけでなく、認証されたユーザーに応じた設定を行うことによってより使い勝手のよい設定が実現できる。また、例えば取引の処理等についてユーザーに応じた処理権限に基づく設定を行うことによって誤ってユーザーの権限を越えた処理がなされるのを防ぎ、安全な処理を実現することができる。
前記ユーザーに応じた設定であって内部または外部の記憶部に予め格納されたユーザー別設定を取得するユーザー別設定取得部をさらに備え、前記制御部は、認証されたユーザーに応じたユーザー別設定と前記筆跡別設定とに基づいて使い勝手に係る設定を行うようにしてもよい。このようにすれば、筆跡の特徴に基づく設定だけでなく、認証されたユーザーに応じた設定を行うことによってより使い勝手のよい設定が実現できる。また、例えば取引の処理等についてユーザーに応じた処理権限に基づく設定を行うことによって誤ってユーザーの権限を越えた処理がなされるのを防ぎ、安全な処理を実現することができる。
また、前記筆跡別設定は、筆跡認証用文字が入力される際の筆圧あるいは筆速に応じたタッチ検出の閾値の設定を含み、筆圧が小さい程または筆速が速い程前記文字入力部へのタッチの有無を判断する閾値を小さく設定してもよい。このようにすれば、筆圧あるいは筆速に応じてタッチの有無を適切に設定し、手書入力される文字を正確に認識することができる。なお、筆速が速いときは筆圧が小さい傾向にあるので、筆圧を直接検出できない方式のタッチパネルでは筆速に基づく閾値の設定が特に有効である。
さらにまた、前記筆跡別設定は、入力された筆跡認証用文字の大きさに応じた表示文字のサイズの設定を含み、入力された文字が大きい程表示文字のサイズを大きく設定してもよい。このようにすれば、視力の弱い人は大きな字を書く傾向があることを前提として、大きな文字が入力されたときは表示文字のサイズを大きくして表示された文字をユーザーが読みやすいようにできる。
前記筆跡別設定取得部は、外部の機器に格納された筆跡別設定を通信により取得するものであってもよい。このようにすれば、複数の情報端末装置に対して共通の筆跡別設定を前記機器に格納して提供することができるので、筆跡別設定の更新等の管理が容易になる。また、新たな情報端末装置を購入した場合、外部の機器から筆跡別設定を取得できるので出荷時に筆跡別設定を読み込ませておく必要がない。
この発明の好ましい態様は、ここで示した複数の態様のうち何れかを組み合わせたものも含む。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
この発明の好ましい態様は、ここで示した複数の態様のうち何れかを組み合わせたものも含む。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
≪情報端末装置の構成≫
図1は、この発明の情報端末装置の具体例であるタブレット端末の電気的な構成を示すブロック図である。また、図1には、タブレット端末とネットワークを介して通信可能なサーバー31を示している。タブレット端末は、板状の筐体にコンピュータとしての処理機能と、入力装置としてのタッチパネルおよび図示しない幾つかのボタン、表示装置としてのディスプレイや図示しないスピーカーなどを備えている。サーバー31は、コンピュータとしての処理機能、テータを格納する記憶装置および端末と通信する通信機能を備えている。
図1は、この発明の情報端末装置の具体例であるタブレット端末の電気的な構成を示すブロック図である。また、図1には、タブレット端末とネットワークを介して通信可能なサーバー31を示している。タブレット端末は、板状の筐体にコンピュータとしての処理機能と、入力装置としてのタッチパネルおよび図示しない幾つかのボタン、表示装置としてのディスプレイや図示しないスピーカーなどを備えている。サーバー31は、コンピュータとしての処理機能、テータを格納する記憶装置および端末と通信する通信機能を備えている。
図1に示すように、タブレット端末11は、CPU21、フラッシュメモリ22、RAM23、リアルタイムクロック24、通信モジュール26、ディスプレイ28およびタッチパネル29を備える。CPU21は、フラッシュメモリ22に予め格納された処理プログラムを実行し、タブレット端末11が備えるハードウェア資源を用いて、手書き文字入力を受付け、筆跡認証を行い、外部のユーザーと通信し、使い勝手に係る設定を行う。
この発明に係る筆跡別設定は、フラッシュメモリ22に予め格納されていてもよく、あるいは、サーバー31に格納されおり通信モジュール26を介してサーバー31に格納されたデータを取得してもよい。
この発明に係る筆跡別設定は、フラッシュメモリ22に予め格納されていてもよく、あるいは、サーバー31に格納されおり通信モジュール26を介してサーバー31に格納されたデータを取得してもよい。
サーバー31は、CPU41、ROM42、RAM43、ハードディスク44、通信部46、ディスプレイ48およびキーボード49を備える。
タブレット端末11のCPU21は、フラッシュメモリ22に予め格納されているシステムプログラムを実行し、さらにフラッシュメモリ22に格納された処理プログラムやデータを読みだして実行して処理を行う。また、通信モジュール26を介してネットワーク33に接続されたサーバー31と通信する。そして、サーバー31からデータや処理プログラムをダウンロードしてRAM23に転送して格納し、そのプログラムを実行したりデータ処理したりする。
タブレット端末11のCPU21は、フラッシュメモリ22に予め格納されているシステムプログラムを実行し、さらにフラッシュメモリ22に格納された処理プログラムやデータを読みだして実行して処理を行う。また、通信モジュール26を介してネットワーク33に接続されたサーバー31と通信する。そして、サーバー31からデータや処理プログラムをダウンロードしてRAM23に転送して格納し、そのプログラムを実行したりデータ処理したりする。
フラッシュメモリ22は、システムプログラム、アプリケーションプログラムあるいはデータを予め格納する不揮発性の記憶装置である。
RAM23は、プログラムを実行するための作業領域を提供し、タッチパネルや各種センサからの入力情報を格納し、また通信モジュールを介してダウンロードしたプログラムやデータを一時的に格納する。
リアルタイムクロック24は、現在時刻を提供する。
本発明に係るプログラムおよびデータは、フラッシュメモリ22に格納されており、あるいはサーバー31からダウンロードされてRAM23に格納され、CPU21がそのプログラムを実行し処理を行う。
RAM23は、プログラムを実行するための作業領域を提供し、タッチパネルや各種センサからの入力情報を格納し、また通信モジュールを介してダウンロードしたプログラムやデータを一時的に格納する。
リアルタイムクロック24は、現在時刻を提供する。
本発明に係るプログラムおよびデータは、フラッシュメモリ22に格納されており、あるいはサーバー31からダウンロードされてRAM23に格納され、CPU21がそのプログラムを実行し処理を行う。
通信モジュール26は、ネットワーク33を介して通信するためのインターフェイス回路であり、この実施形態では無線LANネットワークを介してインターネット上のサーバー31と通信することを想定している。その他の態様として、有線ネットワークを介して接続されてもよく、サーバー31は例えば社内のイントラネット上にあってもよい。
ディスプレイ28としては、液晶表示装置や有機EL表示装置などが適用可能である。
タッチパネル29は、ディスプレイ28の画面上に配置され、画面上でユーザーが行った操作とその操作の位置情報を検出する。CPU21は、ディスプレイ28に表示させる内容を生成し、タッチパネル29の検出に基づいて、ユーザーが意図する操作を判定し、その操作に応じた処理を行う。
ディスプレイ28としては、液晶表示装置や有機EL表示装置などが適用可能である。
タッチパネル29は、ディスプレイ28の画面上に配置され、画面上でユーザーが行った操作とその操作の位置情報を検出する。CPU21は、ディスプレイ28に表示させる内容を生成し、タッチパネル29の検出に基づいて、ユーザーが意図する操作を判定し、その操作に応じた処理を行う。
CPU21は、ユーザーがタブレット端末11の使用を開始するときに、ユーザー認証用の画面をディスプレイ28に表示させる。ユーザー認証は、タッチパネル29上の所定の位置に文字を書かせて、その筆跡によりユーザーを特定するものである。この発明のタブレット端末11は、筆跡認証によりユーザーを認証すると共に、筆跡の特徴に応じて使い勝手に係る設定を行う。
≪操作手順と使い勝手に係る設定の実行≫
続いて、タブレット端末11をユーザーが操作するときの手順のうち、ユーザー認証と使い勝手に係る設定について説明する。
図5および図6は、この発明の実施形態に係るタブレット端末のCPUおよびサーバーのCPUが実行する処理の手順を示すフローチャートである。フローチャートを参照しながら処理を説明する。
続いて、タブレット端末11をユーザーが操作するときの手順のうち、ユーザー認証と使い勝手に係る設定について説明する。
図5および図6は、この発明の実施形態に係るタブレット端末のCPUおよびサーバーのCPUが実行する処理の手順を示すフローチャートである。フローチャートを参照しながら処理を説明する。
まず、使用開始時にユーザーは、タブレット端末11の図示しない電源ボタンを押してタブレット端末11を起動する。起動後、CPU21はまずフラッシュメモリ22に予め格納されたシステムプログラムを実行してタブレット端末11の起動後の初期化処理を行う。初期化が終了するとCPU21は、ディスプレイ28にユーザー認証用のパスワードを入力するパスワード入力欄51を表示させる(図5のステップS11)。タブレット端末11を使い始める際には、ユーザーを特定するための文字入力が要求される。なお、CPU21は、ユーザー認証が成功するまでは、タブレット端末11を通常使用できないように他の操作を無視(ロック)する。以下、この状態をロック状態と呼ぶ。
図2は、この発明に係るタブレット端末11にユーザー認証用の画面が表示された状態を示す説明図である。ユーザーは、各ユーザーに予め割り当てられた、あるいは自らが予め登録したパスワードの文字をパスワード入力欄51に手書きする。パスワード入力欄51は、所定の大きさの枠に文字を入力する態様が好ましい。この発明で、パスワードは、ユーザーごとに異なる文字列であってもよいし、共通の文字列であってもよい。共通の文字列であっても筆跡の特徴の相違からユーザーを特定して認証する。また、異なる文字列であっても、文字に依存しない筆跡の特徴を抽出したうえで対応する筆跡別設定がないかを参照する。
タッチパネル29は、入力された文字の形状(筆跡、軌跡)、筆圧を検出する。筆速は直接検出しないが、CPU21が入力された文字の軌跡の位置を時刻と紐付けてRAM23に記録する(ステップS13)。これによって、後から筆速を算出することが可能になる。パスワードの入力が完了すると、CPU21は筆速を算出し、記録された筆跡、筆圧および筆速のデータを暗号化する処理を行う。
ここで、タッチパネル29による筆圧および筆速の検出について補足しておく。まず、筆圧について述べると、タブレット端末では、一般的に静電容量方式のタッチパネルが採用されている。通常の静電容量方式のタッチパネルは、筆圧を検出することができない。しかし、以下の構成あるいは処理によって筆圧もしくは疑似的な筆圧および指圧(指の密接度)を検出することが可能になる。
第1は、感圧スタイラスを備える静電容量方式、もしくは抵抗膜方式のタッチパネルを用いる構成である。この方式のタッチパネルは筆圧および指圧を直接検出することができる。
第2は、通常の静電容量方式のタッチパネルであっても、タッチパネルに対して狭く接触しているか、もしくは広く接触しているか接触面積を検出する処理を行い、狭い接触面積の場合は筆圧および指圧が小さいものとし、広い接触面積の場合は筆圧および指圧が大きいきいものとする手法である。
第1は、感圧スタイラスを備える静電容量方式、もしくは抵抗膜方式のタッチパネルを用いる構成である。この方式のタッチパネルは筆圧および指圧を直接検出することができる。
第2は、通常の静電容量方式のタッチパネルであっても、タッチパネルに対して狭く接触しているか、もしくは広く接触しているか接触面積を検出する処理を行い、狭い接触面積の場合は筆圧および指圧が小さいものとし、広い接触面積の場合は筆圧および指圧が大きいきいものとする手法である。
次に筆速について述べる。筆速の検出は、タッチパネル29への接触位置の座標情報とその位置に接触のあった時刻とをセットで収拾し、その変化量を計算することによって得られる。即ち、タッチパネル29からのデータとリアルタイムクロック24が提供する現在時刻とをCPU21が関連付けることによって得られる。
文字の形状は後に残りやすく、故意にまねることもある程度可能であるところ、文字の形状と筆速を組み合わせた条件で筆跡認証を行うことにより、個人認証としての堅牢性を向上させることができる。
文字の形状は後に残りやすく、故意にまねることもある程度可能であるところ、文字の形状と筆速を組み合わせた条件で筆跡認証を行うことにより、個人認証としての堅牢性を向上させることができる。
操作手順の説明に戻る。文字が入力されている間、CPU21は、前述のように筆跡および筆圧を時間を紐付けて記録すると同時に、入力が完了したか否かを監視する(ステップS15)。入力の完了は次のようにして判定できる。タッチパネル29の検出をサンプリングする毎にタッチされている間は、入力が継続していると判定できる。一方、所定の期間タッチがなくなったときは、入力が完了したと判定できる。また、別の判定方法として、ユーザー認証用の画面に入力終了ボタンまたはログインボタン等のソフトウェアキーを表示させ、そのソフトウェアキーが押されたら入力が完了したと判定することができる。
入力が完了したら(ステップS51のYes)、CPU21は、RAM23に記録された軌跡の位置と時刻の組み合わせから筆速を算出する(ステップS17)。そして、記録された文字の形状、筆圧および算出された筆速に係るデータをRAM23上に生成する(ステップS19)。
入力が完了したら(ステップS51のYes)、CPU21は、RAM23に記録された軌跡の位置と時刻の組み合わせから筆速を算出する(ステップS17)。そして、記録された文字の形状、筆圧および算出された筆速に係るデータをRAM23上に生成する(ステップS19)。
以下の説明では、サーバー31のハードディスク44に認証すべきユーザーについて登録されたデータが格納されているものとする。さらに、筆跡別設定もハードディスク44に格納されているものとする。ただし、これらのデータはタブレット端末11のフラッシュメモリ22に予め格納されていてもよい。その場合、サーバー31との通信は不要であり、以下にサーバー31のCPU41が実行する処理は、タブレット端末11のCPU21の処理に置き換えられる。
CPU21は、前記ステップS19で生成したデータを暗号化し、通信モジュール26を介してネットワーク33に接続されたサーバー31に送信する(ステップS21)。
CPU21は、前記ステップS19で生成したデータを暗号化し、通信モジュール26を介してネットワーク33に接続されたサーバー31に送信する(ステップS21)。
サーバー31のCPU41は、タブレット端末11からデータを受信したかを監視している(ステップS61)。タブレット端末11からサーバー31に前記データが届くと(ステップS61のYes、CPU41はそのデータが届いたことに応答して、タブレット端末11に応答の通知を送る(ステップS63)。タブレット端末11のCPU21はその応答の通知を待っており(ステップS23)、応答の通知を受信するまでの間は、ロック状態を維持している。
応答の通知を所定時間内に受信しない場合(ステップS23のNo)、規定の再送回数に達するまでの間は再送信を行うが(ステップS25のNoのループ)、規定の再総回数に達したら(ステップS25のYes)、その旨のメッセージをディスプレイ28に表示させる(ステップS27)。そして、タブレット端末11が使用できないように一定の期間ロック状態を継続する(図5のステップS45)。その間に図示しない電源ボタンが押されて電源オフの操作が検出されたら(ステップS47のYes)、電源オフの処理をする(ステップS48)。
電源オフの処理がされなければ(ステップS47のNo)、ユーザー認証画面で文字の再入力があったか、あるいは前記ステップS45に述べた期間(ロック状態継続期間)が終了したかを監視する(ステップS49)。文字の再入力があった場合、または期間が終了した場合(ステップS49のYes)、ルーチンはステップS11へ戻り、文字の入力を受付けあるいは文字の再入力を待つ。そうでなければ(ステップS49のNo)、ルーチンはステップS47へ戻り期間終了までループする。
一方、タブレット端末11から前記データを受信したサーバー31のCPU41は、受信した暗号データを復元し、復元されたデータから入力された文字の形状、筆圧・筆速の情報を得、それを筆跡照合用のデータに変換する(ステップS65)。そして、ハードディスク44にあらかじめ登録されているユーザーのデータと照合する(ステップS67)。
予め定められた閾値を超えて類似するユーザーが登録されていない場合(ステップS69のNo)、CPU41は、認証が失敗したと判断して、その旨の通知をタブレット端末11に送信する(ステップS71)。そしてルーチンは前記ステップS61へ戻り、新たなデータの受信を待つ。
予め定められた閾値を超えて類似するユーザーが登録されていない場合(ステップS69のNo)、CPU41は、認証が失敗したと判断して、その旨の通知をタブレット端末11に送信する(ステップS71)。そしてルーチンは前記ステップS61へ戻り、新たなデータの受信を待つ。
一方、前記ステップS69で、予め定められた閾値を超えて類似するユーザーが登録されている場合(ステップS69のYes)、ユーザー認証は成功し、ユーザーが特定されたものと判断する。ユーザー認証が成功した場合、CPU41は、そのユーザーに関連付けられてハードディスク44に格納されている設定データ(ユーザー別設定)を読み出す(ステップS73)。ユーザー別設定は、そのユーザーに最適化された設定データである。ユーザーに最適化された設定データの具体例として、仮名漢字変換に係るユーザー辞書、画面のメニューやデザインのカスタマイズに係る設定、ユーザーが処理可能な決済の範囲、機能制限の有無、各種機能の使用可否の設定が挙げられる。
さらにCPU41は、受信した文字の形状、筆圧・筆速のデータから筆跡の特徴を抽出し、ハードディスク44にあらかじめ登録されている筆跡別のデータと照合する(ステップS75)。そして、そのうち最も類似する筆跡の特徴を特定し、その筆跡の特徴に関連付けられてハードディスク44に格納されている設定データ(筆跡別設定)を読み出す(ステップS77)。筆跡別設定は、その筆跡の特徴に対して最適化された設定データである。筆跡別設定の具体例として、タッチパネル29のタッチ検出の閾値、文字およびユーザーインターフェイスの表示サイズが挙げられる。
CPU41は、認証が成功した場合はタブレット端末のロック状態を解除するためのキーデータ、ユーザー別設定および筆跡別設定をタブレット端末11に送信すべく、暗号処理を行う。そして、暗号化されたデータを、タブレット端末11へ送信する(ステップS79)。さらに、どのユーザーがどのタブレット端末を使用中かあるいは使用していないかを管理するデータベースを更新する(ステップS81)。前記データベースは、タブレット端末を使用するユーザーを管理するもので、ユーザー認証が成功したときおよび認証されたユーザーがログオフしたときに更新される。サーバー31は、一以上のタブレット端末を管理しており、タブレット端末11は、代表例である。
タブレット端末側の処理の説明を続ける。タブレット端末11のCPU21は、前記ステップS23で、一定時間内にサーバー31からの応答を受信すると、続いてユーザー認証の結果が送信されてくるのを待つ(ステップS31)。サーバー31からユーザー認証の結果を受信すると(ステップS31のYes)、ユーザー認証が成功したか否かを調べる(ステップS33)。認証が成功した場合(ステップS33のYes)、CPU21は、暗号化されたデータから元のデータを復元してRAM23に格納する(ステップS35)。そして、ログインに伴う処理を行い、ロック状態を解除してタブレット端末11をユーザーが使用できるようにする(ステップS37)。
さらに、CPU21は、復元されたデータの内容に沿った処理を行う。即ち、認証結果と共に受信した筆跡別設定に応じてタッチ検出の閾値、文字およびユーザーインターフェイスの表示サイズを設定する(ステップS39)。さらに、認証結果と共に受信したユーザー別設定に応じてユーザー辞書を更新し、画面のメニューやデザインを設定し、ユーザーが処理可能な決済の範囲、機能制限の有無、各種機能の使用可否の設定を行う(ステップS41)。その後、CPU21は、ログイン後の処理を行うが、本願発明の特徴との関連が薄いことから図6ではこの処理の記載を省略している。
図3は、この発明に係る筆跡別設定取得部が取得した筆跡別設定の一例として、入力文字の大きさに応じた文字およびユーザーインターフェイスの表示サイズを示す説明図である。図3(a)のようにユーザー認証時に大きな文字が入力されたときは、図3(b)に示すようにCPU21は、表示する文字のサイズを大きく設定する。それに併せてボタン等画面に表示するユーザーインターフェイスの部品も大きく設定する。
これに対して図3(c)のようにユーザー認証時に小さな文字が入力されたときは、図3(d)に示すようにCPU21は、表示する文字のサイズを小さく設定する。それに併せてボタン等画面に表示するユーザーインターフェイスの部品も小さく設定し、画面にはより多くの情報を表示させる。
これは、視力の弱い人は大きな字を書く傾向があることを前提とした処理である。筆跡別設定は、大きな文字が入力されたときは表示文字のサイズを大きくして表示された文字をユーザーが読みやすいように予め入力された文字のサイズと表示する文字等のサイズの関係を定めている。この関係は、タブレット端末11の設計者が実験あるいは経験に基づいて定めればよい。
図4は、この発明に係るユーザー別設定取得部が取得したユーザー別設定の一例として、ユーザーが処理可能な決済に応じた画面表示の例を示す説明図である。図4(a)は、認証されたユーザーのユーザー別設定に商品購入の決済ができると登録されている場合の例である。これに対して図4(b)は、認証されたユーザーに係るユーザー別設定に商品購入の決済ができないと登録されている場合の例である。
例えば一般家庭では、両親にはインターネット通信販売で商品を購入する権限が設定されており、子供には購入権限がない場合である。会社等の業務に関しては、役職の差異によって決済できるか否かが分かれる場合である。このように決済の権限があるユーザーと決済の権限がないユーザーが同じように商品取引のサイトを閲覧して購入したい商品を商品閲覧用メニュー53を用いて選択した場合、CPU21は、決済の権限があるユーザーに対して図4(a)のように、選択商品決済用メニュー55を表示してユーザーが選択した商品を決済できるようにする。しかし、決済権限のないユーザーには図4(b)のように単なる選択商品のリストのみの選択商品閲覧用メニュー57を表示し、そのユーザーによる決済を許可しない。
フローチャートの説明に戻る。前記ステップS33で、認証に失敗した場合、即ち、閾値を超えて筆跡が類似するユーザーが登録されていない場合、(ステップS33のNo)、CPU21は、ユーザー認証が失敗した旨の通知をディスプレイ28に表示する(ステップS43)。その後、ルーチンは前述のステップS45へ進み、ロック状態を一定時間継続する。
以上がこの発明の特徴的な処理の手順の具体例である。
以上がこの発明の特徴的な処理の手順の具体例である。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
11:タブレット端末
21:CPU
22:フラッシュメモリ
23:RAM
24:リアルタイムクロック
26:通信モジュール
28:ディスプレイ
29:タッチパネル
31:サーバー
33:ネットワーク
41:CPU
42:ROM
43:RAM
44:ハードディスク
46:通信部
48:ディスプレイ
49:キーボード
51:パスワード入力欄
53:商品閲覧用メニュー
55:選択商品決済用メニュー
57:選択商品閲覧用メニュー
21:CPU
22:フラッシュメモリ
23:RAM
24:リアルタイムクロック
26:通信モジュール
28:ディスプレイ
29:タッチパネル
31:サーバー
33:ネットワーク
41:CPU
42:ROM
43:RAM
44:ハードディスク
46:通信部
48:ディスプレイ
49:キーボード
51:パスワード入力欄
53:商品閲覧用メニュー
55:選択商品決済用メニュー
57:選択商品閲覧用メニュー
Claims (5)
- 手書きによる文字の入力を受付ける文字入力部と、
入力された文字の筆跡を予め登録された一以上のユーザーの筆跡と照合する筆跡認証によりユーザーを認証する筆跡認証部と、
筆跡の特徴に応じた設定であって内部または外部の記憶部に予め格納された筆跡別設定を取得する筆跡別設定取得部と、
抽出された筆跡の特徴に応じた筆跡別設定に基づいて使い勝手に係る設定を行う制御部とを備えることを特徴とする情報端末装置。 - 前記ユーザーに応じた設定であって内部または外部の記憶部に予め格納されたユーザー別設定を取得するユーザー別設定取得部をさらに備え、
前記制御部は、認証されたユーザーに応じたユーザー別設定と前記筆跡別設定とに基づいて使い勝手に係る設定を行う請求項1に記載の情報端末装置。 - 前記筆跡別設定は、筆跡認証用文字が入力される際の筆圧あるいは筆速に応じたタッチ検出の閾値の設定を含み、筆圧が小さい程または筆速が速い程前記文字入力部へのタッチの有無を判断する閾値を小さく設定する請求項1または2に記載の情報端末装置。
- 前記筆跡別設定は、入力された筆跡認証用文字の大きさに応じた表示文字のサイズの設定を含み、入力された文字が大きい程表示文字のサイズを大きく設定する請求項1〜3の何れか一つに記載の情報端末装置。
- 前記筆跡別設定取得部は、外部の機器に格納された筆跡別設定を通信により取得する請求項1〜4の何れか一つに記載の情報端末装置。
Priority Applications (1)
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