JP2007079830A - 文書処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザ毎に文書をユーザの所望するスタイルに変更して出力する技術を提供する。
【解決手段】 画像処理装置1の記憶部20には、ユーザ識別情報とUI設定情報とが対応付けて記憶されている。画像処理装置1の制御部10は、文書処理指示が入力されたことを検知すると、入力されたユーザ識別情報に対応するUI設定情報を読出し、入力された文書データのフォントサイズ、フォント色、言語等のスタイルを、UI設定情報の示すスタイルに変更して出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書のスタイルを変更して出力する技術に関する。
近年、紙文書を読み取ってその画像を表す画像データ(以下、文書画像データ)を生成するスキャナ機能を備えた画像形成装置においては、生成された文書画像データを構造化文書データに変換する技術が用いられている。構造化文書データとは、例えばXML等の所定の記述言語を用いてデータおよびデータ構造が記述された文書データである。構造化文書データでは、レイアウトやフォントサイズ、フォント色等の文書のスタイルを容易に変更することが可能になる。例えば、特許文献1には、構造化文書データを解析してフォントサイズを認識し、フォントサイズをユーザによって入力されたフォントサイズに変更して印刷出力する技術が公開されている。
また、UIの表示を高齢者の方、障害者の方などユーザ毎にカスタマイズし、文字のサイズや色を変更したり、音声メッセージを出力する技術がある。
特開2002−189582号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、印刷出力する際にその都度ユーザが操作パネル等を用いて文書のスタイルを指定する必要があり、ユーザにとって操作等の手間がかかるという問題があった。また、UIの表示をカスタマイズして利用するユーザにとっては、文書のスタイルも通常のスタイルを変更して出力したいということが多い。
本発明は上述した背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ毎に、文書をユーザの所望するスタイルに変更して出力する技術を提供することである。
上記課題を達成するために、本発明は、ユーザからの操作入力を受付けるユーザインターフェース装置を備える文書処理装置において、ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザインターフェース装置の表示スタイルを示す表示スタイル情報とが対応付けて記憶される記憶手段と、文書を表す文書データと、前記文書のスタイル情報と前記ユーザ識別情報とが入力される文書データ入力手段と、前記記憶手段から、前記ユーザ識別情報に対応する表示スタイル情報を読出し、読み出した表示スタイル情報に基づいて、前記文書データ入力手段に入力されたスタイル情報を変更するスタイル変更手段と、前記スタイル変更手段によってスタイルが変更された文書データを出力する出力手段とを備えることを特徴とする文書処理装置を提供する。
本発明の好ましい態様において、前記出力手段は、表示出力、音声出力、印刷出力、送信出力の少なくともいずれか一つの出力形式で文書データを出力するようにしてもよい。
本発明の好ましい態様において、前記文書データは、所定の構造化記述言語で記述されているようにしてもよい。
また、本発明の更に好ましい態様において、文書の画像を表す文書画像データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された文書画像データに含まれる文字を認識して文字の内容を表す文書データと前記スタイル情報とを生成し、生成した文書データとスタイル情報とを前記文書データ入力手段に入力する文書データ生成手段とを備えるようにしてもよい。
また、本発明の更に好ましい態様において、印刷された文書を光学的に読み取り、前記文書の画像を表す文書画像データを生成する画像読取手段を備え、前記取得手段は、前記画像読取手段によって生成された文書画像データを取得するようにしてもよい。
また、本発明の更に好ましい態様において、前記表示スタイル情報および、前記文書のスタイル情報は、フォントサイズ、フォント色、言語の少なくともいずれか一つを示す情報であるようにしてもよい。
また、本発明の更に好ましい態様において、前記文書データから翻訳元言語を特定する翻訳元言語特定手段を備え、前記表示スタイル情報は翻訳先言語を示す情報であり、前記翻訳元言語特定手段によって特定された翻訳元言語から、前記翻訳先言語に前記文書データを翻訳する翻訳手段を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、文書をユーザ毎にそのユーザの所望するスタイルに変更して出力することが可能となる。
<A:構成>
図1は、この発明の実施形態である画像処理装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。この画像処理装置1は、例えばカラープリンタやカラー複写機、或いはこれらの複数の機能を兼ね備えた複合機等である。図において、10は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の演算装置を備えた制御部である。20は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、あるいはハードディスク等の記憶装置を備える記憶部であり、画像処理装置1の各部を動作させるための各種プログラムを記憶している。制御部10は、記憶部20に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、バスBUSを介して画像処理装置1の各部を制御する。
図において、30は、原稿(文書)を光学的に読み取って、文書の画像を表す文書画像データを生成する画像読取部である。画像読取部30は、CCD(Charge Coupled Device)等により構成される光学系部材(図示略)を備えており、載置された原稿の画像を光学系部材によって読み取り、読み取った画像を表す文書画像データを生成する。制御部10は、画像読取部30によって生成された文書画像データに対して、後述する画像解析処理や文字解析処理を行ってXMLで記述された文書データ(以下、XMLデータ)を生成する。40は、画像読取部30が読み取った文書画像データや、制御部10によって生成されたXMLデータ、または他の装置から通信ネットワークを介して受信する文書データや画像データ等を、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の形式の画像データ(以下、YMCKデータ)に変換する画像処理部である。50は、画像処理部40によって生成されたYMCKデータに基づいて用紙に画像を印刷して出力する印刷部である。印刷部50は、Y、M、C、Kの各色の感光体ドラム(図示略)上に像光を照射して感光体ドラムの表面に静電電位の差による潜像を形成し、この潜像をトナーの選択的な付着によって可視化してトナー像とし、このトナー像を用紙に転写することによって用紙に画像を形成する。なお、以下の説明においては、説明の便宜上、XMLデータや文書画像データ等の文書を表すデータを「文書データ」と称して説明する。
また、画像処理部40は、XMLデータを点字形式のデータ(以下、点字データ)に変換する機能も備えている。また、印刷部50は、画像処理部40から供給される点字データを、例えば発泡性の現象材を用いて印刷を行って用紙上に点字を形成して出力する機能も備えている。
60は、液晶ディスプレイ等の表示装置を備えた表示部である。表示部60は、制御部10の制御の下、ユーザに操作を促すメッセージや処理状況を示す情報、または文書データのプレビュー表示画面等を表示する。70は、ユーザが各種の操作を行うための操作部である。この操作部70は、タッチパネルとして機能する液晶ディスプレイを備えており、ユーザはこの液晶ディスプレイに触れることで各種操作を行うことができるようになっている。80は、各種通信装置等を備えるネットワークI/F部であり、制御部10の制御の下、ネットワーク2を介して他の装置とデータの授受を行う。90は、警告音や音声メッセージ等の音声を発音してユーザに報知を行う音声出力部である。
記憶部20には、図1に示すように、UI設定テーブルTBL1が記憶されている。UI設定テーブルTBL1は、画像処理装置1の制御部10が、表示部60に文書データを表示させる際に参照するテーブルである。このUI設定テーブルTBL1は、図2に示すように、「ユーザID」と「UI設定情報」と「設定優先フラグ」との各項目が互いに関連付けて記憶されている。これらの項目のうち、「ユーザID」の項目には、画像処理装置1のユーザに予め割り当てられているユーザを識別するユーザ識別情報が記憶されている。
UI設定テーブルTBL1の「UI設定情報」の項目には、表示部60にユーザが操作する操作項目やメッセージなどを含む操作画面を表示させる際の、フォントサイズやフォント色、表示言語等の表示形式(表示スタイル)を指定するための設定情報が記憶されている。例えば、高齢者の方に合わせて、タイトルとなるような文字はデフォルトの設定より3ポイント大きく、それ以外の文字は2ポイント大きくするように設定されている場合は、画像処理装置1は、通常のユーザが操作する画面よりも文字を大きく表示する。この設定情報は、ユーザが操作部70を用いて変更できるようになっており、ユーザは、自身の所望する表示形式で操作画面を表示することができる。
また、UI設定テーブルTBL1の「UI設定情報」の項目には、表示形式として「音声読み上げ」を設定できるようになっている。「UI設定情報」に「音声読み上げ」が設定されている場合には、画像処理装置1の制御部10は、表示部60へ操作画面を表示させると共に、操作項目名やメッセージなどを音声読み上げするように音声出力部90を制御する。
「設定優先フラグ」の項目には、印刷出力や送信出力を行う際に、UI設定情報の設定内容を優先するか否かを示す情報(フラグ)が記憶されている。印刷出力や送信出力を行う際に、このフラグが「ON」になっている場合は、画像処理装置1の制御部10は、対応する「UI設定情報」の設定内容を用いて文書データのスタイルを変更する。逆に、このフラグに「OFF」が設定されている場合は、制御部10はスタイルの変更処理を行わない。このフラグは、ユーザが操作部70を用いて設定できるようになっている。
<B:動作>
続いて、この実施形態の動作について、図3および図4を参照しつつ説明する。
図3は、本実施形態である画像処理装置1の機能構成を概略的に示すブロック図である。図3において、画像解析部11、文字解析部12、構造化文書生成部13、スタイル変更部14および画面生成部15、音声データ生成部16、翻訳部17は、画像処理装置1の制御部10が記憶部20に記憶されているプログラムを読み出して実行することによって実現される。なお、図中の矢印は処理の流れを概略的に示すものである。
まず、画像処理装置1のユーザは、操作部70を操作して文書処理指示を入力する。具体的には、ユーザは、原稿を画像読取部30の原稿載置部に載置し、操作部70を操作することにより、画像処理装置1に文書処理指示を入力する。この文書処理指示には、そのユーザのユーザIDと、出力形式(例えば、印刷出力、サーバ格納等)を示す出力形式情報が含まれる。また、入力した文書をサーバ装置やパーソナルコンピュータ等の他の装置に送信する場合には、送信先の装置を示す送信先情報もこの文書処理指示に含まれる。
画像処理装置1の画像読取部30は、原稿が載置されたことを検知すると、載置された原稿を光学的に読み取って原稿の画像を表す文書画像データを生成し、生成した文書画像データを画像解析部11に供給する。画像解析部11は、画像読取部30によって生成された文書画像データにレイアウト解析を施して、イメージ(画像)領域やテキスト(文字列)領域の配置を特定する。文字解析部12は、画像解析部11から供給される文書画像データのテキスト領域に対して文字解析を施して、テキスト形式の文書データを生成する。構造化文書生成部13は、文字解析部12によって生成されたテキスト形式の文書データを解析して文書データからXMLデータとスタイルシートとを生成し、記憶部20の所定の領域に格納する。
図5は、XMLデータの一例を示す図であり、図6の(a)は、スタイルシートの一例を示す図である。図6に示すように、スタイルシートでは、フォントサイズやフォント色などの文書のスタイルが設定されている。
スタイル変更部14は、操作部70を介して入力された出力形式情報を判定し、出力形式が印刷出力である場合には、UI設定テーブルTBL1に記憶されたUI設定情報に基づいた表示形式にXMLデータのスタイルを変更し、変更したXMLデータとスタイルシートとを画面生成部15に供給する。画面生成部15は、スタイル変更部14からXMLデータとスタイルシートとを受け取ると、そのXMLデータとスタイルシートとを解析して画面データを生成し、表示部60に供給する。表示部60は、画面生成部15から供給された画面データに基づいて液晶表示パネルに画面を表示する。ここで、表示される画面の一例を図8に示す。図8は、図5に示したXMLデータと、図6の(a)に示したスタイルシートとが画面生成部15に供給された場合に表示部60に表示される画面の一例を示したものである。
また、UI設定情報が「音声読み上げ」である場合には、スタイル変更部14は、XMLデータを音声データ生成部16に供給する。音声データ生成部16は、スタイル変更部14から供給されるXMLデータから例えば、文書のタイトル、サブタイトル、図タイトル等の所定の情報を抽出し、抽出した情報から音声データを生成して音声出力部90に供給する。音声出力部90は、供給された音声データに基づいて音声を発音する。
入力された出力形式情報が印刷出力や送信出力を示す旨の情報である場合は、スタイル変更部14は、図4のフローチャートに示す処理を行って文書データのスタイルを変更する。
図4において、まず、スタイル変更部14は、操作部70を介して入力されたユーザIDを記憶部20のUI設定テーブルTBL1から検索し、検索されたものと対応して記憶された設定優先フラグを読出し、UI設定を優先する否かを判定する。UI設定を優先すると判定された場合、すなわち設定優先フラグが「ON」である場合は(ステップS1;YES)、対応するUI設定情報を読出し(ステップS2)、読み出したUI設定情報とデフォルト設定情報とに差分があるか否かを判定する(ステップS3)。差分があると判定された場合は(ステップS3;あり)、XMLデータのスタイルを取得し(ステップS4)、読み出したUI設定情報に基づいてスタイルシートを変更することによって、XMLデータのスタイルを変更する(ステップS5)。具体的には、例えば、構造化文書生成部13において、図6の(a)に示すスタイルシートが生成された場合であって、タイトルとなる文字を3ポイント大きく、それ以外の文字は2ポイント大きくするようにUI設定情報が設定されていた場合は、スタイル変更部14は、スタイルシートを図6の(b)に示すようにその記述内容を変更する。
続けて、スタイル変更部14は、ステップS6に示す翻訳処理を行う。図7は、スタイル変更部14が行う翻訳処理の詳細を示すフローチャートである。スタイル変更部14は、まず、UI設定テーブルTBL1からUI表示言語を読み出す(ステップS61)。続けて、XMLデータから文書の言語を取得し(ステップS62)、言語に違いがあるかを判定する(ステップS63)。言語に違いがあると判定された場合は(ステップS63;あり)、図2に示す翻訳部17に、翻訳先言語情報(UI表示言語情報)、翻訳元言語情報(文書の言語情報)およびXMLデータを供給し、翻訳を指示する(ステップS64)。翻訳部17は、スタイル変更部14から翻訳指示を受けると、指示された翻訳元言語から翻訳先言語にXMLデータを翻訳する。
図4の説明に戻る。ステップS3において、デフォルト設定と差分がないと判定された場合は(ステップS3;なし)、スタイルの変更処理を実行せず、ステップS7以降の出力処理に進む。また、ステップS1において、UI設定を優先しないと判定された場合、すなわち設定優先フラグが「OFF」である場合も(ステップS1;YES)、スタイル変更処理を行わず、ステップS7以降の出力処理に進む。
次に、スタイル変更部14は、操作部70を介して入力された出力形式情報を判定し(ステップS7)、その判定結果に応じて、画像処理部40またはネットワークI/F80に、スタイルが変更されたXMLデータとスタイルシートを供給する。操作部70から入力された出力形式情報が「送信出力」である場合は(ステップS7;送信)、ネットワークI/F80に、XMLデータとスタイルシートを供給することによって送信を指示する(ステップS8)。出力形式情報が「印刷出力」である場合は(ステップS7;印刷出力)、UI設定情報が音声読み上げになっているか否かを判定し(ステップS9)、音声読み上げでない場合には(ステップS9;NO)、画像処理部40にXMLデータとスタイルシートとを供給して印刷出力を指示し(ステップS10)、音声読み上げである場合には(ステップS9;YES)、画像処理部40にXMLデータを供給して点字出力を指示する(ステップS11)。
図3の説明に戻る。上述したように、スタイル変更部14によってXMLデータのスタイルが変更されると、変更されたXMLデータとそのスタイルシートとが、画面生成部15、画像処理部40またはネットワークI/F80に供給される。ネットワークI/F80は、制御部10の制御の下、XMLデータとスタイルシートとを、操作部を介して入力された送信先装置(例えば、サーバ装置、パーソナルコンピュータ装置等)に送信する。
画像処理部40は、スタイル変更部14から供給されたXMLデータとスタイルシートとからYMCKデータを生成して印刷部50に供給する。印刷部50は、供給されたYMCKデータに基づいて用紙に画像を形成することによって画像を印刷出力する。また、画像処理部40は、印刷出力のスタイルとして「点字出力」が指定されていた場合は、XMLデータから点字データを生成して印刷部50に供給する。印刷部50は、供給された点字データに基づいて用紙に点字を形成して出力する。
上述したように本実施形態においては、ユーザIDに対応付けてUI設定情報をUI設定テーブルTBL1に記憶しておき、ユーザIDを含む文書処理指示が入力されると、制御部10は、UI設定テーブルTBL1に記憶されたUI設定情報に基づいてXMLデータのスタイルを変更して出力する。このようにすることによって、例えばユーザが高齢者の場合にはフォントサイズを大きくしたり、色弱のユーザに対しては文字の色を変更したりする等、個々のユーザUI設定情報に合わせて文書のスタイルを変更して出力することが可能となる。また、UI設定情報に設定されたUI表示言語に基づいて、ユーザの所望する言語に翻訳して出力することが可能となる。
また、UI設定を優先するか否かを出力形式ごとに「設定優先フラグ」で設定できるようにすることによって、同一のユーザであっても、例えばプレビュー表示は大きなフォントで表示し、印刷出力する場合はスタイルを変更せずにデフォルトのスタイルで出力する、といったように、印刷出力や送信出力の際にUI設定を優先せずに出力することが可能となる。
また、例えば本実施形態においてユーザが視覚障害者である場合は、UI設定を音声読み上げの設定にしておけば、印刷出力の際に点字による出力を行うことができる。
<C:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した実施形態においては、UI設定情報に予め設定された翻訳先言語に言語を自動的に翻訳するようにしたが、UI設定情報に設定された翻訳先言語がXMLデータの言語(翻訳元言語)と異なる場合にプレビュー表示画面においてその旨を表示し、翻訳を行うか否かをユーザが操作部から入力して選択するようにしてもよい。この具体例について、図9を参照しつつ以下に説明する。図9は、画像処理装置が表示するプレビュー画面の一例を示す図である。画像処理装置の制御部は、図示のように、翻訳するか否かをユーザが選択するためのチェックボックスCBを設けた画面を表示部に表示させる。画像処理装置のユーザは、表示部に表示されるプレビュー画面を確認し、翻訳を行いたい場合は、操作部のタッチパネル等を操作してチェックボックスにチェックを入れ、再表示または印刷を行う旨の操作を行う。画像処理装置の制御部は、その操作内容を検知して操作内容に応じて翻訳処理を実行し、再表示や印刷等を行う。
(2)上述した実施形態では、予め記憶部に記憶されたUI設定情報によって印刷出力形式(印刷出力、点字出力等)等を設定するようにしたが、印刷出力形式等を設定情報として予め記憶させておくようにせず、例えば、特定ボタンや液晶パネルの所定の箇所が押下する等、ユーザが操作部から入力することによって印刷出力形式を指定するようにしてもよい。または、画像処理装置に音声認識手段を設け、音声認識によって印刷出力形式等を判定するようにしてもよい。
(3)また、上述した実施形態において、複数部数を印刷出力する場合には、1部のみをUI設定テーブルに記憶されたUI設定情報に基づいてスタイルを変更して印刷出力し、それ以外のものはデフォルトのスタイルで印刷出力するようにしてもよい。
また、文書をスキャンして格納する場合、そのユーザの個人利用のフォルダに格納する場合はUI設定情報に基づいてスタイルを変更して格納し、共有のフォルダに格納する場合はそのままのスタイルで格納するようにしてもよい。
(4)なお、上述した実施形態では、構造化文書データとしてXMLデータを用い、スタイルシートの内容を変更することによって文書のスタイルを変更するようにしたが、構造化文書データはXMLデータに限定されるものではなく、文書のスタイルを指定できる文書データであればどのようなものであってもよい。
(5)上述した実施形態では、原稿を読み込んでその文書画像データを生成した画像処理装置1が、文字解析や構造化文書生成処理等を行い、文書データのスタイル変更処理を行うようになっていた。これに対し、通信ネットワークで接続された2以上の複数の装置が上記実施形態に係る機能を分担するようにし、それら複数の装置を備えるシステムが同実施形態の画像処理装置1を実現させるようにしてもよい。具体的には、例えば、上記実施形態における画像処理装置1の画像読取部30と印刷部50に相当する機能を備えた画像形成装置と、本実施形態に係る他の機能(構造化文書生成機能、スタイル変更機能等)を備えた文書処理装置との2台の装置が通信ネットワークで接続されたシステムによって実現されるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態である画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るUI設定テーブルの構造を示す図である。 同実施形態の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るスタイル変更部が行う処理を示すフローチャートである。 同実施形態に係るXMLデータの一例を示す図である。 同実施形態に係るスタイルシートの一例を示す図である。 同実施形態に係るスタイル変更部が行う処理を示すフローチャートである。 同実施形態の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 変形例に係る表示部に表示される画面の一例を示す図である。
符号の説明
1…画像処理装置、10…制御部、20…記憶部、30…画像読取部、40…画像処理部、50…印刷部、60…表示部、70…操作部、80…ネットワークI/F、90…音声出力部、11…画像解析部、12…文字解析部、13…構造化文書生成部、14…スタイル変更部、15…画面生成部、16…音声データ生成部、17…翻訳部。

Claims (7)

  1. ユーザからの操作入力を受付けるユーザインターフェース装置を備える文書処理装置において、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザインターフェース装置の表示スタイルを示す表示スタイル情報とが対応付けて記憶される記憶手段と、
    文書を表す文書データと、前記文書のスタイル情報と前記ユーザ識別情報とが入力される文書データ入力手段と、
    前記記憶手段から、前記ユーザ識別情報に対応する表示スタイル情報を読出し、読み出した表示スタイル情報に基づいて、前記文書データ入力手段に入力されたスタイル情報を変更するスタイル変更手段と、
    前記スタイル変更手段によってスタイルが変更された文書データを出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 前記出力手段は、表示出力、音声出力、印刷出力、送信出力の少なくともいずれか一つの出力形式で文書データを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 前記文書データは、所定の構造化記述言語で記述されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の文書処理装置。
  4. 文書の画像を表す文書画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された文書画像データに含まれる文字を認識して文字の内容を表す文書データと前記スタイル情報とを生成し、生成した文書データとスタイル情報とを前記文書データ入力手段に入力する文書データ生成手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の文書処理装置。
  5. 印刷された文書を光学的に読み取り、前記文書の画像を表す文書画像データを生成する画像読取手段を備え、
    前記取得手段は、前記画像読取手段によって生成された文書画像データを取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載の文書処理装置。
  6. 前記表示スタイル情報および、前記文書のスタイル情報は、フォントサイズ、フォント色、言語の少なくともいずれか一つを示す情報である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の文書処理装置。
  7. 前記文書データから翻訳元言語を特定する翻訳元言語特定手段を備え、
    前記表示スタイル情報は翻訳先言語を示す情報であり、
    前記翻訳元言語特定手段によって特定された翻訳元言語から、前記翻訳先言語に前記文書データを翻訳する翻訳手段
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の文書処理装置。
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