JP2011005036A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】保留球乱数に対する判定結果も含めて連続大当たり遊技回数、あるいは、大当たり遊技残存回数の遊技履歴を表示することができるパチンコ機を提供する。
【解決手段】保留球乱数記憶部(115)に記憶されている保留球乱数が大当たりであるか否かの判定を、当該保留球乱数に基づく遊技が開始されるより前に行う先読み判定手段(150)と、通常モード下で大当たりとなったときから起算して、所定期間(100ゲーム)の有利モードが終了して通常モードに移行するまで大当たり遊技を提供した回数を記憶する大当たり遊技回数記憶部(270)とを備えたパチンコ機であって、有利モード下で先読み判定手段により大当たりの判定がなされた場合には、演出表示制御手段(220)は、大当たり遊技回数記憶部に記憶されている回数に1を加えた回数を連続大当たり遊技回数として演出表示装置(34)に表示するようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に関し、特に、遊技履歴の表示が可能なパチンコ機に関する。
一般に、パチンコ機には、遊技盤内の遊技領域に特別図柄を表示する特別図柄表示装置、所定の演出を表示する演出表示装置、特別図柄に係る電子抽選の契機となる特定入賞口(始動口)などが設けられており、遊技領域に向けて発射された遊技球が、この特定入賞口に入賞すると特別図柄に係る電子抽選が行われると共に、特別図柄表示装置において特別図柄を変動させた後に停止させるといった態様の表示を行って電子抽選の結果を報知している。そして、電子抽選の結果大当たりであった場合には、特別図柄表示装置に大当たりであることを示す特別図柄が停止表示されると共に、遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行する。この大当たり遊技状態では、アタッカー装置が所定回数だけ開閉して露呈された大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
また、特別図柄の変動中に遊技球が特定入賞口に入賞した場合には、所定個数(例えば4個)を上限として当該入賞を契機に取得した乱数を保留球乱数として保留球乱数記憶部(メモリ)に記憶する。現在行われている遊技に係る特別図柄の変動が停止して電子抽選の結果が確定すると、保留球乱数記憶部に記憶した保留球乱数を順次読み出して、当該保留球乱数の当たり判定を行い、その結果を特別図柄の変動および停止により表示して当該保留球乱数に基づく遊技が進められる。
この特別図柄を変動させた後に停止させるまでの間には、通常様々な演出態様の表示(ダミー図柄を用いた変動表示など)がなされており、これらの演出態様の表示に一喜一憂しながら遊技者は遊技を楽しむのであるが、同じ演出表示を何度も見ていると次第に面白みが失われてくるため、近年はさらに工夫を凝らした演出態様が考案されている。より具体的に言うと、特別図柄の変動中の演出というのは、現在行われている遊技そのものに関するものであったが、その遊技が行われている間に保留球乱数記憶部に記憶された保留球乱数が当たりとハズレの何れであるかを示唆する情報を先行して予告報知(所謂、先読み演出)するといった演出が行われるようになっている。
例えば、特許文献1および特許文献2に示すように、図柄変動に係る保留球以外の保留球に対しても大当たりの判定を行い、大当たりである場合の保留球の表示を他の保留球の表示と態様を異なるようにして、大当たりである旨の予告表示(予告報知)を行うといった技術が公知となっている。かかる公知技術によれば、どの保留球が大当たりになっているかを事前に知ることができるので、予告表示がなされたときは、保留記憶されている乱数に基づく遊技の順番が回ってくるまでの間、遊技者は期待しながら遊技を楽しむことができる。
特開平08−243224号公報(第14頁、図49等) 特開2003−275404号公報(段落0069等)
しかしながら、上記従来の技術では、どの保留球が大当たりであるかを予測することができる利点はあるものの、保留球による予告報知がなされるだけであって、保留球に係る大当たりを含めた大当たりの連続回数に関する遊技履歴(連続大当たり遊技回数)が表示されるものではなかった。また、上記従来の技術は、大当たりが連続して当たることが可能な回数(上限回数)が予め定められているような場合(いわゆるリミッター付きパチンコ機の場合)に、保留球に係る大当たりを考慮した形で、あと何回まで連続して大当たりが可能であるかに関する遊技履歴(大当たり遊技残存回数)も表示されてはいなかった。そのため、かかる遊技履歴を知りたい遊技者は、島設備に設置してある遊技履歴表示装置を見たり、保留球による予告報知を見たりして、遊技履歴を自分自身で計算するしか方法がなかった。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、保留球乱数に対する判定結果も含めて連続大当たり遊技回数、あるいは、大当たり遊技残存回数の遊技履歴を表示することができるパチンコ機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う電子抽選手段と、この電子抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記電子抽選手段の抽選結果に基づいた所定の演出態様を表示する演出表示装置と、この演出表示装置の表示を制御する演出表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、を備え、前記電子抽選手段は、特別図柄用の乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した特別図柄用乱数の中から1つの乱数を前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した特別図柄用乱数が大当たりであるか否かを(当該特別図柄用乱数に基づく遊技が開始される時点で)判定する特別図柄当否判定手段と、前記特別図柄の変動中に前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数を、所定個数の上限まで保留球乱数として順次記憶する保留球乱数記憶部と、を有し、遊技モードとして、通常の遊技状態である通常モードと、この通常モードより遊技者に有利な有利モードとを有し、前記大当たり遊技が終了すると所定期間に亘って前記有利モードに移行するパチンコ機において、前記保留球乱数記憶部に記憶されている保留球乱数が大当たりであるか否かの判定を、当該保留球乱数に基づく遊技が開始されるより前に行う先読み判定手段と、前記通常モードにおいて前記特別図柄当否判定手段による判定で大当たりとなって、前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供するときから起算して、前記所定期間が終了して遊技モードが前記有利モードから前記通常モードに移行するまで前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供した回数を記憶する大当たり遊技回数記憶部と、を備え、前記有利モード下で前記先読み判定手段により大当たりの判定がなされた場合には、前記演出表示制御手段は、前記大当たり遊技回数記憶部に記憶されている回数に1を加えた回数を連続大当たり遊技回数として前記演出表示装置に表示する構成とした。
この構成によれば、有利モード下で先読み判定手段が大当たりであると判定した場合に、大当たり遊技回数記憶部に記憶されている遊技回数、即ち、通常モードにおいて特別図柄当否判定手段による判定で大当たりとなって、大当たり遊技制御手段が大当たり遊技を提供するときから起算して、所定期間が終了して遊技モードが有利モードから通常モードに移行するまで大当たり遊技制御手段が大当たり遊技を提供した回数(いわゆる、大当たりの連荘回数)に、「1」の数値を加えた回数を連続大当たり遊技回数として演出表示装置に表示するようにしたので、演出表示装置に連続大当たり遊技回数が表示されると、遊技者は、今度の大当たり(保留球に係る大当たり)が何連荘目であるかといった遊技履歴を確認することができる。つまり、本発明によれば、今から大当たりとなることで達成する予定の大当たり連荘数(未来の連荘数)を直ちに知ることができるのである。
なお、本発明において、「遊技が開始される時点」は、特別図柄の変動が開始する時点と同義である。また、「遊技が開始されるより前」とは、特別図柄の変動が開始されるより前と同義であるが、より詳細には、特別図柄が変動中に遊技球が始動口に入賞して特別図柄用乱数取得手段が特別図柄用乱数を取得した時点から、当該乱数が保留球乱数記憶部に保留球乱数として記憶され、この保留球乱数に係る遊技における特別図柄の変動が開始されるより前までの期間のことを言う。
また、本発明において、「有利モード」とは、遊技者に何らかの特典が付与されることにより、通常に比べて遊技者にとって有利となるモードのことをいう。例えば、特別図柄の変動時間が短縮されることや、電子抽選で大当たりとなる確率が高くなることや、始動口の入口を開閉する部材(電動チューリップ)が設けられている場合には、この電動チューリップが通常より多く、あるいは長く開くように制御されるといった特典が付与される遊技状態が所定期間に亘って実行される場合には、この期間の遊技状態は、本発明の「有利モード」に該当する。
また、別の発明では、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う電子抽選手段と、この電子抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記電子抽選手段の抽選結果に基づいた所定の演出態様を表示する演出表示装置と、この演出表示装置の表示を制御する演出表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、を備え、 前記電子抽選手段は、特別図柄用の乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した特別図柄用乱数の中から1つの乱数を前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した特別図柄用乱数が大当たりであるか否かを(当該特別図柄用乱数に基づく遊技が開始される時点で)判定する特別図柄当否判定手段と、前記特別図柄の変動中に前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数を、所定個数の上限まで保留球乱数として順次記憶する保留球乱数記憶部と、を有し、遊技モードとして、通常の遊技状態である通常モードと、この通常モードより遊技者に有利な有利モードとを有し、前記大当たり遊技が終了すると所定期間に亘って前記有利モードに移行すると共に、この有利モードに移行できる回数に上限回数が予め定められたパチンコ機において、前記保留球乱数記憶部に記憶されている保留球乱数が大当たりであるか否かの判定を、当該保留球乱数に基づく遊技が開始されるより前に行う先読み判定手段と、前記通常モードにおいて前記特別図柄当否判定手段による判定で大当たりとなって、前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供するときから起算して、前記所定期間が終了して遊技モードが前記有利モードから前記通常モードに移行するまで前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供した回数を記憶する大当たり遊技回数記憶部と、を備え、前記有利モード下で前記先読み判定手段により大当たりの判定がなされた場合には、前記演出表示制御手段は、前記大当たり遊技回数記憶部に記憶されている回数に1を加えた回数を連続大当たり遊技回数とし、この連続大当たり遊技回数を前記上限回数から減じた回数を大当たり遊技残存回数として前記演出表示装置に表示する構成とした。
この構成によれば、有利モード下で先読み判定手段が大当たりであると判定した場合に、大当たり遊技回数記憶部に記憶されている遊技回数、即ち、通常モードにおいて特別図柄当否判定手段による判定で大当たりとなって、大当たり遊技制御手段が大当たり遊技を提供するときから起算して、所定期間が終了して遊技モードが有利モードから通常モードに移行するまで大当たり遊技制御手段が大当たり遊技を提供した回数(いわゆる、大当たりの連荘回数)に、「1」の数値を加えた回数を連続大当たり遊技回数とし、この連続大当たり遊技回数を上限回数から減じた回数を大当たり遊技残存回数として演出表示装置に表示するようにしたので、演出表示装置に大当たり遊技残存回数が表示されると、遊技者は、今度の大当たり(保留球に係る大当たり)によって、あと何回まで有利モードに移行できる可能性があるのか、別言すれば、あと何回大当たりになると上限に達するのかといった遊技履歴を確認することができる。つまり、本発明によれば、今から大当たりとなることで、上限回数まで残り何回となるのかといった数値(未来の大当たり遊技残数回数)を直ちに知ることができるのである。
なお、本発明において、「遊技が開始される時点」は、特別図柄の変動が開始する時点と同義である。また、「遊技が開始されるより前」とは、特別図柄の変動が開始されるより前と同義であるが、より詳細には、特別図柄が変動中に遊技球が始動口に入賞して特別図柄用乱数取得手段が特別図柄用乱数を取得した時点から、当該乱数が保留球乱数記憶部に保留球乱数として記憶され、この保留球乱数に係る遊技における特別図柄の変動が開始されるより前までの期間のことを言う。
また、本発明において、「有利モード」とは、遊技者に何らかの特典が付与されることにより、通常に比べて遊技者にとって有利となるモードのことをいう。例えば、特別図柄の変動時間が短縮されることや、電子抽選で大当たりとなる確率が高くなることや、始動口の入口を開閉する部材(電動チューリップ)が設けられている場合には、この電動チューリップが通常より多く、あるいは長く開くように制御されるといった特典が付与される遊技状態が所定期間に亘って実行される場合には、この期間の遊技状態は、本発明の「有利モード」に該当する。
本発明によれば、保留球乱数に対する判定結果も含めて連続大当たり遊技回数、あるいは、大当たり遊技残存回数の遊技履歴を表示することができる。よって、遊技者は、余計な計算をしなくとも、簡単にこれらの遊技履歴を知ることができる。
本発明の第1の実施の形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機のガラス扉を開けた状態の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1に示すパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 図4に示す演出制御処理部の詳細を説明するためのブロック図である。 図1に示すパチンコ機の遊技処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態例に係るパチンコ機の遊技処理の手順を示したフローチャートである。
以下、発明の第1の実施の形態例を、図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施の形態例に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2の内側に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きく開口部8が形成されたガラス扉4と、このガラス扉4の開口部8に取り付けられた透明なガラス板10と、前面枠2の下側に開閉自在に配設され、遊技球を収容する受皿5を有する前面ボード6と、前面枠2の下部に設けられた発射装置9と、前面ボード6に取り付けられたハンドル7等を具備している。さらに、ガラス扉4の上部にはスピーカ20が左右に1個ずつ取り付けられており、遊技に関する様々な効果音を発している。
また、図3に示すように、このパチンコ機Pは、背面側に、主制御処理部11と、演出制御処理部12aと、特別図柄表示制御部12bと、ランプ制御処理部12cと、払出制御処理部12eと、普通図柄表示制御部12fと、発射制御処理部13と、賞球払出装置14等を備えている。続いて、図1〜図4を参照して、本発明のパチンコ機Pの構成を詳しく説明していくことにする。
遊技盤3は、その盤面に遊技領域31を有しており、前面枠2に装着した後、ガラス板10から遊技領域31を観察することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されており、発射装置9によって打ち出された遊技球はこの遊技領域31内を流下する。また、遊技領域31内には、特別図柄表示装置17と、演出表示装置34と、スルーチャッカ21と、普通図柄表示装置22と、電動チューリップ49と、ステージ36と、始動入賞口(始動口)37と、一般入賞口38と、アウト口39と、遊技釘(図示せず)と、風車(図示せず)と、アタッカー装置41等が設けられている。
演出表示装置34は、遊技盤3の略中央部に設けられ、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果に基づいて所定の演出態様を表示するものであって、本実施形態では液晶表示装置が用いられている。この演出表示装置34には、所定の演出態様の一部として、特別図柄表示装置17に変動表示される特別図柄と同期をとってダミー図柄が変動表示されるようになっている。なお、この演出表示装置34には、保留球乱数が保留球乱数記憶部(メモリ)115に記憶された場合に保留表示(保留球乱数が記憶された旨の表示)を行うための表示領域が区画形成されている。つまり、この表示領域の部分が保留球表示装置34aとなっているのである。
また、特別図柄表示装置17は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果を表示するためのものであって、より具体的には、抽選結果を、特別図柄(数字や絵柄)を変動させた後に停止させるといった態様で表示するものである。この特別図柄表示装置17は、本実施形態では7セグメント表示器が用いられており、演出表示装置34を見ている遊技者の視界に同時に入らないように遊技盤3の右下部分に離れて設けられている。
スルーチャッカ21は、遊技球が通過可能なゲート構造を成しており、その内部には遊技球が通過したことを検知する磁気センサタイプのスルーチャッカ検知センサ46が内蔵されている。また、このスルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に行われる普通図柄に係る電子抽選の結果を表示するための普通図柄表示装置22が、特別図柄表示装置17の隣に設けられている。この普通図柄表示装置22は、本実施形態では、二つのLEDランプで構成されており、普通図柄当たりのときに一方のLEDランプが点灯し、ハズレのときには他方のLEDランプが点灯するようになっている。
電動チューリップ49は、始動入賞口37の入口に設けられ、遊技盤3の面に直交する軸を中心に回動する一対の羽根部材を備えており、ソレノイドに通電がなされると一対の羽根部材が互いに離れる方向に回動して、始動入賞口37の入口を拡大するようになっている。
ステージ36は、演出表示装置34の下方に配置されており、遊技球が転動しながら一時的に滞在する構造物である。このステージ36の中央には溝が形成されており、この溝の真下の位置には始動入賞口37が配されている。そのため、溝から落下した遊技球は、高い確率で始動入賞口37へと導かれる。アタッカー装置41は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、大当たりとなって大当たり遊技に移行した場合に所定回数開放される装置である。このアタッカー装置41が開放すると、大入賞口42が露呈し、そこに遊技球が入賞することで多くの賞球が獲得できるようになっている。また、一般入賞口38に遊技球が入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として遊技者に払い出される。そして、始動入賞口37や一般入賞口38に入らなかった遊技球は、アウト口39から回収される。なお、始動入賞口37、一般入賞口38、大入賞口42の内部にはそれぞれ遊技球の通過を検知するためのセンサ43〜45(図4参照)が設けられている。
前面ボード6には遊技球を収容するとともに、外部に排出可能な受皿5が取り付けられている。この受皿5は、遊技者が投入した遊技球を収容するだけでなく、賞球払出装置14から賞球として払い出された遊技球も収容可能となっている。また、遊技球を遊技領域31に向けて発射するための発射装置9が前面枠2の下部に取り付けられており、受皿5に収容されている遊技球がこの発射装置9に1個ずつ供給される。そして、前面ボード6の右下に取り付けられたハンドル7を回動させると、その回動量に応じた発射強度で発射装置9が遊技球を遊技領域31へと発射することができるようになっている。また、図1に示すように、受皿5の側部には、遊技者が押下操作するタッチボタン60が設けられている。
主制御処理部11は、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられている。この主制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶及び記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等とにより構成されている。このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。
具体的には、図4に示すように、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選部(電子抽選手段)110と、この特別図柄抽選部110が判定した抽選結果に応じて特別図柄を決定する特別図柄決定部120と、遊技モードを通常モードと有利モードとの間で移行させるよう制御する遊技モード移行制御部130と、変動パターンコマンドを決める際に用いられる変動パターン用乱数の抽選処理を行う変動パターン用乱数抽選部(図示せず)と、この変動パターン用乱数抽選部で取得した変動パターン用乱数に基づいて変動パターンコマンドを決定する変動パターンコマンド決定部140と、保留球乱数が大当たりであるか否かを先に判定する先読み判定部(先読み判定手段)150と、特別図柄抽選部110による抽選結果の判定が大当たりとなった場合にアタッカー装置41(のソレノイド)を作動させて大当たり遊技に移行する大当たり遊技制御部(大当たり遊技制御手段)160と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選部170と、電動チューリップ49の作動を制御する電動チューリップ作動制御部180とを備えて主制御処理部11は構成されている。
特別図柄抽選部110は、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲で1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)111と、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に(始動入賞口検知センサ43からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)112と、この特別図柄用乱数取得部112が取得した乱数が大当たりであるか否かを特別図柄判定テーブル114を参照して決定する特別図柄当否判定部(特別図柄当否判定手段)113と、特別図柄用乱数取得部112が乱数を取得したときに特別図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を保留球乱数として記憶する保留球乱数記憶部115と、を備えている。
遊技モード移行制御部130は、遊技状態を通常モードと有利モードとの間で移行するように制御するためのものであり、具体的には、大当たり遊技が終了した次の遊技から、遊技状態を所定期間(本実施形態では100ゲーム)だけ有利モードに移行するよう遊技状態を制御している。なお、本実施形態において、有利モードでは、後述する普通図柄抽選部170による抽選で普通図柄当たりとなる確率が高くなるように設定されている。そのため、この有利モード下では、電動チューリップ49が頻繁に作動して、遊技球が始動入賞口37に入賞し易くなることから、この有利モードは遊技者に有利な状態と言える。
また、変動パターン用乱数抽選部は、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲で1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する変動パターン用乱数発生部と、始動入賞口37に遊技球が入賞したことに基づいて(始動入賞口検知センサ43からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する変動パターン用乱数取得部と、この変動パターン用乱数取得部が取得した乱数を記憶する変動パターン用乱数記憶部と、を備えている。
変動パターンコマンド決定部140は、変動パターン用乱数抽選部が取得した変動パターン用乱数に基づいて演出表示装置34に表示する演出態様を決定するために用いる変動パターンコマンドを決定する。具体的には、演出表示装置34にて表示される演出態様を何秒とするかの指示や、リーチとするのか否かの指示が含まれたコマンドを決定する。
ここで、本実施形態では、始動入賞口37に遊技球が入賞したタイミングで変動パターンコマンドを決定しているが、保留球乱数として保留球乱数記憶部115に記憶される場合には、後述するように、実際の保留球乱数に基づく遊技の開始(特別図柄の変動開始)の時点で変動パターンコマンドを決定している。
次に、先読み判定部(先読み判定手段)150は、保留球乱数記憶部115に記憶されている保留球乱数が大当たりであるか否かの判定を、当該保留球乱数に基づく遊技が開始するより前、具体的には、保留球乱数記憶部115に保留球乱数として記憶された時点(始動入賞口37に遊技球が入賞した時点と言うこともできる)で行うものである。
また、大当たり遊技制御部160は、大当たりの種類に応じて所定のラウンド数だけアタッカー装置41の開閉を行うように制御している。また、普通図柄抽選部170は、特別図柄用乱数発生手段111が発生させる乱数の数より少ないが同様の構成からなる普通図柄用乱数発生部と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に(スルーチャッカ検知センサ46からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する普通図柄用乱数取得部と、この普通図柄用乱数取得部が取得した乱数が普通図柄当たりであるか否かを普通図柄判定テーブルを参照して決定する普通図柄当否判定部と、普通図柄用乱数取得部が乱数を取得したときに普通図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を普通図柄用保留球乱数として記憶する普通図柄用保留球乱数記憶部と、を備えている。また、電動チューリップ作動制御部180は、普通図柄抽選部170による電子抽選で普通図柄当たりに当選したコマンドに基づいて、電動チューリップ49のソレノイドに通電して開閉するよう制御している。
続いて、主制御処理部11からの指令を受けて各種装置を制御する副制御部について説明する。演出制御処理部12aは、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられ、主制御処理部11が生成した処理情報に従って、演出表示装置34やスピーカ20、その他の演出装置(LED装置など)の制御を行う装置である。
演出制御処理部12aは、図5に示すように、処理部として、演出態様を決定するための演出態様決定部210と、この演出態様決定部が決定した演出態様を演出表示装置34に表示するよう制御する演出表示制御部(演出表示制御手段)220と、を備えて構成されている。なお、この演出表示制御部220は、後述するように、遊技履歴に関する情報を演出表示装置34に表示するための制御も行っている。また、演出制御処理部12aは、記憶部として、複数種類の演出態様が記憶された演出態様記憶部260と、大当たり遊技回数を記憶する遊技回数記憶部270とを備えている。
演出態様決定部210は、変動パターンコマンド決定部140で決定した変動パターンコマンドに基づいて演出態様記憶部260に記憶されている複数の演出態様の中から演出表示装置34に表示する演出態様を決定するものである。例えば、変動パターンコマンドにリーチを行う旨の指示が含まれている場合には、演出態様決定部210は、この変動パターンコマンドに基づいて、リーチのある演出態様を前記演出態様記憶部260の中から決定するようになっている。そして、決定した演出態様は、演出表示制御部220によって演出表示装置34への表示が制御されている。
また、演出表示制御部220は、大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている遊技回数に、「1」の数値を加えた回数を連続大当たり遊技回数として求め、この連続大当たり遊技回数を演出表示装置34に表示するよう制御を行っている。例えば、先読み判定部150による判定で大当たりとなったときの大当たり連荘数が5回目となる場合には、大当たり遊技回数記憶部270には、先読み判定部150で大当たりと判定されるまでの過去の大当たり連荘数として遊技回数4回が記憶されていることになる。よって、大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている「4回」に、「1」を加えた回数、即ち「4」+「1」=「5回」を連続大当たり遊技回数として演出表示制御部220は算出するようになっている。
次に、大当たり遊技回数記憶部270は、通常モードにおいて特別図柄当否判定部113による判定で大当たりとなって、大当たり遊技制御部160が大当たり遊技を提供するときから起算して、所定期間(100ゲーム)が終了して遊技モードが有利モードから通常モードに移行するまで大当たり遊技制御部160が大当たり遊技を提供した回数、即ち、大当たりの連荘回数を記憶するためのものである。つまり、大当たり遊技回数記憶部270は、通常モードでの大当たりから起算して、大当たり終了後の有利モードで大当たりとなる度に1ずつ加算していき、有利モード下(100ゲーム以内)で大当たりを引けなかった場合は、通常モードに移行するので、そうなるまで大当たり回数を加算して記憶しているのである。そして、通常モードに移行した時点で、それまで記憶していた大当たり遊技回数はゼロにリセットされるようになっている。
図4に説明を戻すと、特別図柄表示制御部12bは、主制御処理部11の特別図柄決定部120が決定した特別図柄のコマンドと、変動パターンコマンド決定部140が決定した変動パターンコマンドに基づき、特別図柄表示装置17に特別図柄を所定の時間だけ変動させた後に停止させる態様で特別図柄決定部120が決定した特別図柄を表示する。
一方、普通図柄表示制御部12fは、普通図柄抽選部160による普通図柄に係る抽選結果のコマンドを受け、そのコマンドに基づいて普通図柄表示装置22に普通図柄を変動させた後に停止させる態様で表示するよう制御している。なお、普通図柄表示制御部12fは、上記した特別図柄表示制御部12bによる表示制御と比べて表示する図柄の対象が相違するものの、表示制御の基本構成はほぼ同じである。また、ランプ制御処理部12cは、主制御処理部11からコマンドを受けて各種ランプや電飾の点灯制御を行うものである。
払出制御処理部12eは、CRユニットからの信号を受けて遊技球を遊技者に貸し出すように賞球払出装置14を制御する他、主制御処理部11からの払出指令を受けて、所定個数の賞球を遊技者に対して払い出すように賞球払出装置14を制御する。この賞球払出装置14は、遊技球を1個ずつ保持する切欠きが形成されたスプロケット(図示せず)と、このスプロケットを回転させるモータ(図示せず)とを備えて構成されている。そして、モータの回転を制御することにより、必要な数だけ賞球を払い出すことができるようになっている。具体的には、始動入賞口検知センサ43、一般入賞口検知センサ44、大入賞口検知センサ45等が遊技球の通過を検知したら、賞球払出装置14は主制御処理部11を経由して受けたコマンドに基づき遊技球を払い出す。
発射制御処理部13は、ハンドル7の回動量に応じて、発射装置9に対する作動の制御を行う装置である。より具体的に言うと、発射装置9に対して通電させたり、通電を停止したり、あるいは、通電電流を変化させるといった制御処理を行う。なお、この発射制御処理部13は、払出制御処理部12eと接続されており、CRユニットが接続されていない場合に発射停止信号が受信されるようになっている。
次に、上記したパチンコ機Pの遊技の流れについて、図6に図示する、始動入賞口に入賞した遊技球に係る遊技処理手順を示したフローチャートを用いて説明する。まず、遊技領域31を流下している遊技球が、始動入賞口37に入賞したかどうか(始動口検知センサ43から遊技球を検知した信号の入力があったか)を判断する(ステップS10)。始動入賞口37に遊技球が入賞したと判断された場合(ステップS10でYes)には、特別図柄用乱数取得部112が特別図柄用乱数発生部111で発生した乱数の中から1つを取得すると共に、変動パターン用乱数取得部が変動パターン用乱数発生部で発生した乱数の中から1つを取得する(ステップS11)。
次いで、特別図柄は変動中かどうかを特別図柄抽選部110が判断する(ステップS12)。特別図柄が変動中である場合(ステップS12でYes)には、保留球乱数記憶部115に取得した特別図柄用乱数を保留球乱数として記憶させると共に、演出制御処理部12aに保留球乱数を記憶した旨の保留球コマンドを送信する(ステップS13)。また、このステップS13において、変動パターン用乱数抽選部は、取得した変動パターン用乱数を変動パターン用乱数記憶部に記憶させる。なお、保留球コマンドを受け取った演出制御処理部12aは、保留球表示装置34aに保留球表示(白色の星型のマーク)を行い、記憶した保留球乱数に係る遊技が開始される旨のコマンドを主制御処理部11から演出表示制御部12aが受信すると、この保留球表示を消去する。
次いで、先読み判定部150が、この保留球乱数が大当たりであるか否かを判定する(ステップS14)。このステップS14における先読み判定処理では、遊技モードが有利モードであるか否と、保留球乱数が大当たりであるか否かを判定する。有利モード下で保留球乱数が大当たりである場合(ステップS15でYes)には、演出表示制御部220は、連続大当たり遊技回数を算出する(ステップS16)。具体的には、大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている大当たり遊技回数に1を加えた回数を連続大当たり遊技回数として求める。そして、変動中の特別図柄は停止したかを判断する(ステップS17)。変動中の特別図柄が停止した場合(ステップS17でYes)には、演出表示制御部220は、求めた連続大当たり遊技回数を演出表示装置34に表示する。例えば、連続大当たり遊技回数が5回だとすると、演出表示装置34には、「連荘:5回目!」の表示が特別図柄停止時に行われる。
次いで、ステップS10にて始動入賞口37に入賞したと判断された遊技球に係る保留球乱数に基づく遊技の順番がきたかどうかを主制御処理部11がチェックする(ステップS19)。順番が回ってきた場合(ステップS19でYes)には、当該保留球乱数に基づく遊技に関する処理が開始される。具体的には、ステップS20にて、主制御処理部11の特別図柄当否判定部112が、保留球乱数に係る遊技の開始に伴って、この保留球乱数に係る大当たり判定を行う。次に、当該保留球乱数に基づく遊技の開始に際して、ステップS21にて変動パターン用乱数記憶部に記憶されている変動パターン用乱数に基づいて、変動パターンコマンドを演出制御処理部12aに送信する。
この変動パターンコマンドが演出制御処理部12aに入力されると、演出態様決定部210が、演出態様記憶部260に記憶されている演出態様の中から、所定の演出態様を決定する(ステップS22)。
次いで、ステップS23にて、この決定した演出態様を演出表示制御部220が演出表示装置34に表示すると共に、特別図柄表示制御部12bが特別図柄を特別図柄表示装置17に変動表示させる。
次いで、特別図柄は確定したか(停止したか)を主制御処理部11が判断し(ステップS24)、特別図柄が確定している場合(ステップS24でYes)には、次のステップS25で大当たりであるか否かをチェックする。大当たりと判定された場合(ステップS25でYes)には、大当たり遊技制御部160が大当たり遊技に移行する(ステップS26)。大当たり遊技が終了すると、大当たり遊技回数記憶部270に大当たり遊技回数として1回を加算した回数を記憶し(ステップS27)、遊技処理が終了する。
なお、ステップS10でNoの場合には、ステップS10の前に戻る。また、ステップS15でNoの場合、即ち、先読み判定部150による判定で大当たりでないとの結果が出た場合と、大当たりと判定されたが遊技モードが通常モードであると判定された場合には、ステップS19まで進む。また、ステップS17でNoの場合には、ステップS17の前に戻る。また、ステップS19でNoの場合にはステップS19の前まで戻って、ステップS19でYesとなるまでこのステップを繰り返す。また、ステップS24でNoの場合はステップS24の前に戻り、ステップS25でNoの場合には、処理が終了する。また、ステップS12でNoの場合、つまり、保留球とならずに、始動口入賞を契機として直ちに遊技が開始された場合には、ステップS12からステップS20に飛んで、ステップS20以降の遊技処理が実行される。
以上、説明したように、本発明の第1の実施の形態例に係るパチンコ機Pでは、有利モード下で先読み判定部150が保留球乱数に対して大当たりであると判定した場合には、演出表示装置34に連続大当たり遊技回数が表示されるため、この表示を見た遊技者は、先読み判定部が大当たりであると判定した保留球乱数に基づく遊技後の大当たりで何連荘目となるのかを確認することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るパチンコ機Pについて説明するが、ハード構成は第1の実施の形態例に係るパチンコ機Pと同一であり、相違点と言えば、有利モードに移行できる回数(大当たりの連荘回数)の上限がソフト上で設けられている点と、演出表示装置34に表示する遊技履歴の内容の点だけであるため、ハード構成についての説明は省略し、第2の実施の形態例に係るパチンコ機Pで行われている遊技の流れについてのみ、図7を用いて説明を進めることとする。なお、図7は、始動入賞口に入賞した遊技球に係る遊技処理手順を示したフローチャートである。
まず、遊技領域31を流下している遊技球が、始動入賞口37に入賞したかどうか(始動口検知センサ43から遊技球を検知した信号の入力があったか)を判断する(ステップS210)。始動入賞口37に遊技球が入賞したと判断された場合(ステップS210でYes)には、特別図柄用乱数取得部112が特別図柄用乱数発生部111で発生した乱数の中から1つを取得すると共に、変動パターン用乱数取得部が変動パターン用乱数発生部で発生した乱数の中から1つを取得する(ステップS211)。
次いで、特別図柄は変動中かどうかを特別図柄抽選部110が判断する(ステップS212)。特別図柄が変動中である場合(ステップS212でYes)には、保留球乱数記憶部115に取得した特別図柄用乱数を保留球乱数として記憶させると共に、演出制御処理部12aに保留球乱数を記憶した旨の保留球コマンドを送信する(ステップS213)。また、このステップS213において、変動パターン用乱数抽選部は、取得した変動パターン用乱数を変動パターン用乱数記憶部に記憶させる。なお、保留球コマンドを受け取った演出制御処理部12aは、保留球表示装置34aに保留球表示(白色の星型のマーク)を行い、記憶した保留球乱数に係る遊技が開始される旨のコマンドを主制御処理部11から演出表示制御部12aが受信すると、この保留球表示を消去する。
次いで、先読み判定部150が、この保留球乱数が大当たりであるか否かを判定する(ステップS214)。このステップS214における先読み判定処理では、遊技モードが有利モードであるか否と、保留球乱数が大当たりであるか否かを判定する。有利モード下で保留球乱数が大当たりである場合(ステップS215でYes)には、演出表示制御部220は、大当たり遊技残存回数を算出する(ステップS216)。具体的には、大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている大当たり遊技回数に1を加えた回数を連続大当たり遊技回数として求める。さらに、この連続大当たり遊技回数を上限回数から減算して大当たり遊技残存回数を求める。次いで、変動中の特別図柄は停止したかを判断する(ステップS217)。変動中の特別図柄が停止した場合(ステップS217でYes)には、演出表示制御部220は、求めた大当たり遊技残存回数を演出表示装置34に表示する。
例えば、上限回数が20回と定められており、大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている遊技回数が4回であり、有利モード下で保留球乱数が大当たりと判定された場合には、4回+1回=5回を連続大当たり遊技回数として求め、さらに、上限回数20回−連続大当たり遊技回数5回=15回を大当たり遊技残存回数として求める。そして、この15回を演出表示装置34に、「残り:15回!」の表示が特別図柄停止時に行われる。
次いで、ステップS210にて始動入賞口37に入賞したと判断された遊技球に係る保留球乱数に基づく遊技の順番がきたかどうかを主制御処理部11がチェックする(ステップS219)。順番が回ってきた場合(ステップS219でYes)には、当該保留球乱数に基づく遊技に関する処理が開始される。具体的には、ステップS220にて、主制御処理部11の特別図柄当否判定部112が、保留球乱数に係る遊技の開始に伴って、この保留球乱数に係る大当たり判定を行う。次に、当該保留球乱数に基づく遊技の開始に際して、ステップS221にて変動パターン用乱数記憶部に記憶されている変動パターン用乱数に基づいて、変動パターンコマンドを演出制御処理部12aに送信する。
この変動パターンコマンドが演出制御処理部12aに入力されると、演出態様決定部210が、演出態様記憶部260に記憶されている演出態様の中から、所定の演出態様を決定する(ステップS222)。
次いで、ステップS223にて、この決定した演出態様を演出表示制御部220が演出表示装置34に表示すると共に、特別図柄表示制御部12bが特別図柄を特別図柄表示装置17に変動表示させる。
次いで、特別図柄は確定したか(停止したか)を主制御処理部11が判断し(ステップS224)、特別図柄が確定している場合(ステップS224でYes)には、次のステップS225で大当たりであるか否かをチェックする。大当たりと判定された場合(ステップS225でYes)には、大当たり遊技制御部160が大当たり遊技に移行する(ステップS226)。大当たり遊技が終了すると、大当たり遊技回数記憶部270に大当たり遊技回数として1回を加算した回数を記憶し(ステップS227)、遊技処理が終了する。
なお、ステップS210でNoの場合には、ステップS210の前に戻る。また、ステップS215でNoの場合、即ち、先読み判定部150による判定で大当たりでないとの結果が出た場合と、大当たりと判定されたが遊技モードが通常モードであると判定された場合には、ステップS219まで進む。また、ステップS217でNoの場合には、ステップS217の前に戻る。また、ステップS219でNoの場合にはステップS219の前まで戻って、ステップS219でYesとなるまでこのステップを繰り返す。また、ステップS224でNoの場合はステップS224の前に戻り、ステップS225でNoの場合には、処理が終了する。また、ステップS212でNoの場合、つまり、保留球とならずに、始動口入賞を契機として直ちに遊技が開始された場合には、ステップS212からステップS220に飛んで、ステップS220以降の遊技処理が実行される。
以上、説明したように、本発明の第2の実施の形態例に係るパチンコ機Pでは、有利モード下で先読み判定部150が保留球乱数に対して大当たりであると判定した場合には、演出表示装置34に大当たり遊技残存回数が表示されるため、この表示を見た遊技者は、大当たりの上限回数の残りがどのくらいであるかを確認することができる。
なお、上記した実施の形態例では、ステップS17またはステップS217で演出制御処理部12aは特別図柄の変動が停止したか否かをチェックするようにしたが、特別図柄の変動表示と演出表示装置34に表示されるダミー図柄の変動表示との表示の同期が取れている場合には、この構成に代えてステップS17またはステップS217において、演出制御処理部12aは演出表示装置34に対する演出態様の表示(ダミー図柄の変動表示)が停止したか否かをチェックするようにしても良い。かかる構成によれば、主制御処理部11からの特別図柄の変動停止信号を受信しなくても、演出制御処理部12aの中だけでステップS17またはステップS217の処理を実行することができ、制御が簡単になるといった利点がある。また、上記した実施の形態例では、連続大当たり遊技回数や、大当たり遊技残存回数を遊技履歴として表示したが、その他の遊技履歴情報も適宜、演出表示装置に表示することができることは勿論である。
なお、保留球乱数の中に大当たりがある場合には、この保留球乱数に基づく遊技が開始されるまで大当たりフラグを立てておくようにするのが好ましい。保留球が上限個数まで保留球乱数記憶部115に記憶されていない場合(保留球に空きがある場合)であって、先に記憶されている保留球乱数に大当たりと判定されたものが存在し、さらに、後から記憶された保留球乱数も大当たりと判定される場合が考えられる。このような場合に、上記した例では、後から記憶された保留球乱数が大当たりであると判定されたことに基づいても「連続大当たり遊技回数」や「大当たり遊技残存回数」が表示されるが、これらの表示に用いられる回数は、大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている回数+1がベースとなる。しかし、実際には先に記憶されている保留球乱数でも大当たりとなっているため、正確には大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている回数+2をベースとしなければならない。
よって、正確性を重要視したい場合には、大当たりフラグを立てておけば、連続大当たり遊技回数や大当たり遊技残存回数を算出する際に、上記した実施の形態に加えて大当たりフラグを参照するという処理を追加するだけで良いため、有効である。例えば、後から記憶された保留球乱数で大当たりとなった場合には、大当たり遊技回数記憶部270に記憶されている回数+「1」+大当たりフラグ「1」をした回数を連続大当たり遊技回数として表示すれば、正確な数値が表示されることになる。
3 遊技盤
17 特別図柄表示装置
31 遊技領域
37 始動入賞口(始動口)
34 演出表示装置
110 特別図柄抽選部(電子抽選手段)
111 特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)
112 特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)
113 特別図柄当否判定部(特別図柄当否判定手段)
115 保留球乱数記憶部
150 先読み判定部(先読み判定手段)
160 大当たり遊技制御部(大当たり遊技制御手段)
220 演出表示制御部(演出表示制御手段)
270 大当たり遊技回数記憶部

Claims (2)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う電子抽選手段と、この電子抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記電子抽選手段の抽選結果に基づいた所定の演出態様を表示する演出表示装置と、この演出表示装置の表示を制御する演出表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、を備え、
    前記電子抽選手段は、特別図柄用の乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した特別図柄用乱数の中から1つの乱数を前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した特別図柄用乱数が大当たりであるか否かを判定する特別図柄当否判定手段と、前記特別図柄の変動中に前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数を、所定個数の上限まで保留球乱数として順次記憶する保留球乱数記憶部と、を有し、
    遊技モードとして、通常の遊技状態である通常モードと、この通常モードより遊技者に有利な有利モードとを有し、
    前記大当たり遊技が終了すると所定期間に亘って前記有利モードに移行するパチンコ機において、
    前記保留球乱数記憶部に記憶されている保留球乱数が大当たりであるか否かの判定を、当該保留球乱数に基づく遊技が開始されるより前に行う先読み判定手段と、
    前記通常モードにおいて前記特別図柄当否判定手段による判定で大当たりとなって、前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供するときから起算して、前記所定期間が終了して遊技モードが前記有利モードから前記通常モードに移行するまで前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供した回数を記憶する大当たり遊技回数記憶部と、
    を備え、
    前記有利モード下で前記先読み判定手段により大当たりの判定がなされた場合には、前記演出表示制御手段は、前記大当たり遊技回数記憶部に記憶されている回数に1を加えた回数を連続大当たり遊技回数として前記演出表示装置に表示する
    ことを特徴とするパチンコ機。
  2. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う電子抽選手段と、この電子抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記電子抽選手段の抽選結果に基づいた所定の演出態様を表示する演出表示装置と、この演出表示装置の表示を制御する演出表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、を備え、
    前記電子抽選手段は、特別図柄用の乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した特別図柄用乱数の中から1つの乱数を前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した特別図柄用乱数が大当たりであるか否かを判定する特別図柄当否判定手段と、前記特別図柄の変動中に前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数を、所定個数の上限まで保留球乱数として順次記憶する保留球乱数記憶部と、を有し、
    遊技モードとして、通常の遊技状態である通常モードと、この通常モードより遊技者に有利な有利モードとを有し、
    前記大当たり遊技が終了すると所定期間に亘って前記有利モードに移行すると共に、この有利モードに移行できる回数に上限回数が予め定められたパチンコ機において、
    前記保留球乱数記憶部に記憶されている保留球乱数が大当たりであるか否かの判定を、当該保留球乱数に基づく遊技が開始されるより前に行う先読み判定手段と、
    前記通常モードにおいて前記特別図柄当否判定手段による判定で大当たりとなって、前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供するときから起算して、前記所定期間が終了して遊技モードが前記有利モードから前記通常モードに移行するまで前記大当たり遊技制御手段が前記大当たり遊技を提供した回数を記憶する大当たり遊技回数記憶部と、
    を備え、
    前記有利モード下で前記先読み判定手段により大当たりの判定がなされた場合には、前記演出表示制御手段は、前記大当たり遊技回数記憶部に記憶されている回数に1を加えた回数を連続大当たり遊技回数とし、この連続大当たり遊技回数を前記上限回数から減じた回数を大当たり遊技残存回数として前記演出表示装置に表示する
    ことを特徴とするパチンコ機。
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