JP5261682B1 - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)あるいは封入式遊技機に代表される遊技台に関し、遊技の興趣を向上可能な遊技台を提供することを目的とする。
【解決手段】パチンコ機100に備えられた演出手段は、第一の当り遊技中に所定の条件を達成した場合に所定の演出を少なくとも実行可能であり、第二の当り遊技中に当該所定の条件を達成した場合に当該所定の演出を実行しないように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)や回胴遊技機(スロットマシン)あるいは封入式遊技機に代表される遊技台に関する。
近年、さまざまな演出を備える遊技台が提案されている(特許文献1)。
特開2008−200302公報
さまざまな演出を備える遊技台において、興趣の向上が望まれている。
本発明の目的は、遊技の興趣を向上可能な遊技台を提供することにある。
上記目的は、
当否判定を少なくとも実行可能な当否判定手段と、
遊技領域に設けられた大入賞口と、
前記大入賞口の開閉制御を少なくとも実行可能な第一の制御手段と、
演出を少なくとも実行可能な演出手段と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の制御手段は、前記当否判定の結果が第一の結果であった場合に、第一の遊技状態から第二の遊技状態に遊技状態を変化させる制御を実行可能なものであり、
前記第一の制御手段は、前記当否判定の結果が第二の結果である場合に、第一の遊技状態から第三の遊技状態に遊技状態を変化させる制御を実行可能なものであり、
前記第一の制御手段は、前記大入賞口を第一の状態に少なくとも制御することが可能なものであり、
前記第一の制御手段は、前記大入賞口を第二の状態に少なくとも制御することが可能なものであり、
前記第二の遊技状態は、前記大入賞口が一回以上前記第二の状態とされる遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記大入賞口が一回以上前記第二の状態とされる遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記大入賞口が前記第二の状態とされる回数が前記第二の遊技状態よりも多いものであり、
前記第一の状態は、前記大入賞口に遊技球が進入不可能な状態であり、
前記第二の状態は、前記大入賞口に遊技球が進入可能な状態であり、
前記第一の制御手段は、第一の期間に、第一の制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の制御手段は、第二の期間に、第二の制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の制御手段は、第三の期間に、前記第一の制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の制御手段は、第四の期間に、前記第一の制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の制御手段とは別に、第二の制御手段を備え、
前記第一の制御手段は、前記第二の制御手段にコマンドを出力可能なものであり、
前記第二の制御手段は、入力したコマンドに応じた演出を前記演出手段に少なくとも行わせることが可能なものであり、
前記第一の制御は、前記大入賞口に進入した遊技球を入賞球として少なくとも取り扱う制御であり、
前記第二の制御は、前記大入賞口に進入した遊技球を入賞球として少なくとも取り扱わない制御であり、
前記第一の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第二の状態であり、
前記第二の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第一の状態であり、
前記第三の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第一の状態であり、
前記第四の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第一の状態であり、
前記第四の期間は、前記第三の期間よりも長い期間であり、
前記演出手段は、第五の期間に前記入賞球として取り扱われた球数が多い場合に、多球数演出を少なくとも実行可能なものであり、
前記多球数演出は、あらかじめ定められた球数よりも前記入賞球の数の方が多い場合に少なくとも実行可能なものであり、
前記第五の期間は、前記第一の制御の終了の際に、終了される期間であり、
前記演出手段は、前記第二の遊技状態中に、前記多球数演出を少なくとも実行しないものであり、
前記演出手段は、前記第三の遊技状態中に、前記多球数演出を少なくとも実行可能なものである、
ことを特徴とする遊技台によって達成される。
本発明によれば、遊技の興趣を向上することができる。
本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の制御部の回路ブロック図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での表示図柄の一例であって、(a)は特図の停止表示図柄の一例を示し、(b)は装飾図柄の一例を示し、(c)は普図の停止表示図柄の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第1副制御部メイン処理の流れを示し、(b)は第1副制御部コマンド受信割込処理の流れを示し、(c)は第1副制御部タイマ割込処理の流れを示し、(d)は第1副制御部画像処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第2副制御部での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第2副制御部メイン処理の流れを示し、(b)は第2副制御部コマンド受信割込処理の流れを示し、(c)は、第2副制御部タイマ割込処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の遊技盤201を正面から見た略示正面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の入賞無効期間設定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、可変入賞口の開閉および入賞検知のタイミング、有効期間の入賞に対するオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知等を説明する図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、オーバー入賞エラー報知およびオーバー入賞演出の実行条件等の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、オーバー入賞エラー報知実行条件を示すテーブルの他の例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、2つの大入賞口1、2の開放組合せパターンを示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の入賞無効期間での入賞検出処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、複数の入賞無効期間の長さと、複数の閉状態の閉鎖状態期間の長さとの組合せパターンを示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターン(第1〜第4の例)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターン(第5〜第8の例)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターン(第9〜第11の例)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターン(第12〜第14の例)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターン(第15の例)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターン(第16の例)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、大入賞口の扉部材の閉鎖タイミングを模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の入特別演出制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、特別演出の対象および非対象の当り種類を説明する図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100であって、特別演出制御処理のステップS1309において主に使用される特別演出実行可否決定テーブルを示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例1によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例2によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出を示す図(その1)である。 本発明の一実施の形態の実施例2によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出を示す図(その2)である。 本発明の一実施の形態の実施例2の変形例によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例3によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出を示す図(その1)である。 本発明の一実施の形態の実施例3によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出を示す図(その2)である。 本発明の一実施の形態の実施例3によるパチンコ機100における特別演出以外の表示や特別演出等の他の例を示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例1によるパチンコ機100における特別演出を示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例2および3によるパチンコ機100における特別演出を示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例4および5によるパチンコ機100における特別演出を示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例6によるパチンコ機100における特別演出を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100のシャッタ式入賞装置700の構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100のシャッタ式入賞装置700を組み立てた状態の斜視図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100のシャッタ式入賞装置700を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100のシャッタ式入賞装置700の凹凸部900、球整列第1部材910、および球整列第2部材920について詳細に説明する図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の回動扉式入賞装置1000を示す図である。 本発明の一の実施の形態の変形例による遊技台としてのスロットマシンを正面から見た略示正面図である。 本発明の一実施の形態の変形例による遊技台を示す図であり、(a)はカジノマシン2000を示し、(b)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000を示し、(c)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000を示し、(d)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000を示し、(e)は本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000を示している。
以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」、第1特別図柄を「特図1」、第2特別図柄を「特図2」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。特図1表示装置212および特図2表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、特図1始動口230と、特図2始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、遊技球には、入賞の対価として遊技者に払い出す球(以下、「賞球」と呼ぶ場合がある)と、遊技者に貸し出す球(以下、「貸球」と呼ぶ場合がある)とが含まれる。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
特図1始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。特図1始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図1表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、特図1始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
特図2始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では特図1始動口230の真下に1つだけ配設している。特図2始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。特図2始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図2表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、特図2始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカと呼ばれ、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
パチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(特図1始動口230、特図2始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉あるいはシャッタと称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が特図1始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図4を用いて、パチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400および第2副制御部500についても同様である。基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している乱数値生成回路318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば特図1表示装置212や特図2表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図2始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
なお、特図1始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、特図1始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、特図2始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図2始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。なお、パチンコ機100は、主制御部300から第1副制御部400への一方向通信に限られず、主制御部300と第1副制御部400との間で双方向にコマンド等の信号を送信できるように構成されていてもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506と、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の特図1表示装置212、特図2表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。図5(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、特図1表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、特図2表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本実施形態にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間(本実施形態にいう変動時間が相当)が経過すると、特図1表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間(これも本実施形態にいう変動時間が相当)が経過すると、特図2表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本実施形態にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)には、図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図J」までの10種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当り遊技終了後および15R大当り遊技終了後はいずれも電サポ状態(時短状態という場合もある)に移行する。電サポ状態については詳しくは後述するが、電サポ状態に移行する状態のことを普図高確率状態と称し、電サポ状態に移行しない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」は、特図高確率普図高確率状態であり、15R大当り図柄である「特図B」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に対する有利度が相対的に大きくなる図柄である。
「特図C」は突然確変と称される2R大当り図柄であり、特図高確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図A」と比べて、「特図C」は2Rである点が異なる。「特図D」は突然時短と称される2R大当り図柄であり、特図低確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図B」と比べて、「特図D」は2Rである点が異なる。「特図E」は隠れ確変と称される2R大当り図柄であり、特図高確率普図低確率状態である。「特図F」は突然通常と称される2R大当り図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。これら「特図E」および「特図F」はいずれも、2Rであるとともに、電サポ状態に移行しない状態である。
「特図G」は第1小当り図柄であり、「特図H」は第2小当り図柄であり、何れも特図低確率普図低確率状態である。ここにいう小当りは、2R電サポ無し大当りと同じものに相当する。すなわち、この「特図G」、「特図H」は「特図F」と同じ状態であるが、両者では装飾図柄表示装置208に表示される演出が異なり、あえて、同じ状態でも「特図G」、「特図H」と「特図F」を設けておくことで、遊技の興趣を高めている。
また、「特図I」は第1はずれ図柄であり、「特図J」は第2はずれ図柄であり、遊技者に対する有利度が相対的に小さくなる図柄である。なお、本実施形態のパチンコ機100には、15R特別大当り図柄として「特図A」以外の図柄も用意されており、15R大当り図柄等の他の図柄についても同様である。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、「特図A」の15R特別大当りまたは「特図B」の15R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当りを明示的に報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図E」の隠れ確変と称される2R大当り、「特図F」の突然通常と称される2R大当り、あるいは「特図G」の第1小当り、「特図H」の第2小当りを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。さらに、「特図C」の突然確変と称される2R大当り、あるいは「特図D」の突然時短と称される2R大当りを報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示する。
一方、「特図I」の第1はずれ、「特図J」の第2はずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに図5(b)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(c)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技のはずれを報知する場合には「普図B」を停止表示する。図5(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可および初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS101の次のステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。ステップS103の次のステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS107の次のステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。具体的には、最初に、電源基板に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図4に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113の次のステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、大当りか否かの当否判定で大当りと判定された場合に、特図変動遊技での停止図柄を決定する抽選に用いる当り時用特図決定用乱数値を生成する当り時用特図決定用乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタ(以下、「当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタ」と称する。)を更新する。また、普図変動遊技の当否判定に用いる普図当選乱数値を生成する普図当選乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタ(以下、「普図当選乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタ」という。)を更新する。例えば、当り時用特図決定用乱数値として取り得る数値範囲が0〜99とすると、RAM308に設けた当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。普図当選乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタも同様に更新する。なお、当り時用特図決定用乱数カウンタおよび普図当選乱数カウンタに対応するそれぞれの初期値生成用乱数カウンタは、後述するステップS207でも更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS115の処理を繰り返し実行する。
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップS201の次のステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS203の次のステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、ステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。ステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、特図1始動口230、および特図2始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS205の次のステップS207およびその次のステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。ステップS207の基本乱数初期値更新処理では、上記ステップS115で行った、当り時用特図決定用乱数カウンタおよび普図当選乱数カウンタにそれぞれ対応する初期値生成用乱数カウンタの更新を行い、次のステップS209の基本乱数更新処理では、主制御部300で使用する、当り時用特図決定用乱数カウンタおよび普図当選乱数カウンタが更新される。例えば、当り時用特図決定用乱数値として取り得る数値範囲が0〜99とすると、当り時用特図決定用乱数値を生成するためにRAM308に設けた当り時用特図決定用乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算してから元の当り時用特図決定用乱数カウンタに記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の当り時用特図決定用乱数カウンタに記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、当り時用特図決定用乱数カウンタが一周していると判定した場合には当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、当り時用特図決定用乱数カウンタにセットする。例えば、0〜99の数値範囲で変動する当り時用特図決定用乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、当り時用特図決定用乱数カウンタにセットすると共に、当り時用特図決定用乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、当り時用特図決定用乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、普図当選乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。当り時用特図決定用乱数カウンタは、特図1用の乱数値を取得するためのカウンタと特図2用の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けてもよいし、あるいは、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS209の次のステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。具体的には、特図変動遊技での図柄変動時間を決めるための特図タイマ番号決定用乱数値を生成する特図タイマ番号決定用乱数カウンタを更新する。また、普図変動遊技での図柄変動時間を決めるための普図タイマ番号決定用乱数値を生成する普図タイマ番号決定用乱数カウンタを更新する。
ステップS211の次のステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、特図1表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、特図2表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS213の次のステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS215の次のステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、特図1始動口230、特図2始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップS205における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。
特図1始動口230へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する特図1保留数記憶領域が満タン(本例では、保留数4で満タンとなる)でない場合、乱数値生成回路(ハード乱数回路)318の特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した当り判定用乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた当り時用特図決定用乱数カウンタから当り時用特図決定用乱数値を取得して特図1乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図1乱数値記憶領域内の当り判定用乱数値および当り時用特図決定用乱数値の組(以下、「特図1乱数値の組」または「特図1始動情報」と称する場合がある)は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数と同数分だけ格納される。特図1乱数値記憶領域内では、特図1保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位(最先であり最も過去に記憶されている)の特図1乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の特図1乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位(最後)の特図1乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな特図1乱数値の組のデータが書き込まれる。
特図2始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する特図2保留数記憶領域が満タン(本例では、保留数4で満タンとなる)でない場合、乱数値生成回路318の特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した当り判定用乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた当り時用特図決定用乱数カウンタから当り時用特図決定用乱数値を取得して特図2乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図2乱数値記憶領域内の当り判定用乱数値および当り時用特図決定用乱数値の組(以下、「特図2乱数値の組」または「特図2始動情報」と称する場合がある)は、特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数と同数分だけ格納される。特図2乱数値記憶領域内では、特図2保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位の特図2乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の特図2乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位の特図2乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな特図2乱数値の組のデータが書き込まれる。
普図始動口228へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する普図乱数値記憶領域に格納する。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。
ステップS217の次のステップS219では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS219の次のステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、普図当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、普図当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびはずれ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ミリ秒(ms)間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンにされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、特図2始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、普図当りフラグがオフにされる。この普図当りフラグがオフの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および特図2始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定を行い、当選とする場合にはRAM308に設けた普図当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、普図当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS223の次のステップS224では、特図先読み処理を行う。特図先読み処理は、特図1始動口230または特図2始動口232に入賞があると、入賞により増加した保留に係る始動情報を先読みして、特図変動遊技の停止図柄等を特図関連抽選処理での当否判定より前に事前判定する。
例えば、特図先読み処理ではまず、現在の制御状態が電サポ中か否かを判断し、電サポ中であると判断すると、特図2始動口232への入賞があったか否かを判断し、特図2始動口232への入賞があったと判断すると、入賞した特図2始動情報に係る当り判定用乱数値および当り時用特図決定用乱数値を先読みする。次いで、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定に先立って、特図確率変動フラグの値と先読みした当り判定用乱数値と当否判定用テーブル(不図示)とを用いて、当該当否判定が大当りとなるか否かの事前判定を行う。次いで、先読みした当り時用特図決定用乱数値と特図決定用テーブル(不図示)とを用いて、特図2変動遊技後に停止表示する図柄(停止図柄)を事前判定する。次いで、事前判定された停止図柄と、特図タイマ番号決定用乱数値と、特図2変動表示時間決定テーブル(不図示)とを用いて特図変動遊技の変動時間(特図タイマ番号)を事前判定する。次いで、事前判定して得られた事前判定結果(当否判定結果、停止図柄、特図タイマ番号)を主制御部300のRAM308内に設けられた特図2先読み結果記憶部(不図示)に記憶する。主制御部300は、事前判定した特図2変動遊技の停止図柄および特図タイマ番号を特図2先読み結果として、特図2先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶するようになっている。本実施の形態では、特図2先読み結果記憶部は、例えば4個まで特図2先読み結果を格納できるようになっている。
また、RAM308内には、特図2先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域が設けられている。主制御部300は、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図2先読み結果の情報の次の順位に新たな特図2先読み結果の情報を書き込む。なお、本実施の形態では保留の増加分だけ先読み処理をするようにしているが、毎回全保留に対して特図先読み処理を実施するようにしてもよい。
特図先読み処理において、例えば主制御部300は、電サポ状態でないと判断すると、特図2始動情報と同様の処理に基づいて、特図1始動情報について特図先読み処理を実行する。なお、特図先読み処理は、当否判定時に用いる当否判定用テーブル、特図決定用テーブルを参照することにより実行されるが、先読み処理用に特別の判定テーブルを用いてもよい。
特図先読み処理や当否判定結果の予告は、大当り乱数が引かれたことを必要条件とする予告条件が成立した場合に、少なくとも開始可能なものであり、予告は、大当り乱数以外の乱数が引かれたことを必要条件とする別の条件が成立した場合にも、少なくとも開始可能なものである。予告は、予告条件が成立した場合に少なくとも開始可能なものであり、予告条件は、大当り乱数が引かれたことを必要条件とする第一の条件が成立した場合に、少なくとも成立するものであり、予告条件は、大当り乱数以外の乱数が引かれたことを必要条件とする第二の条件が成立した場合に、少なくとも成立するものである。また、予告は、予告条件が成立した場合に少なくとも開始可能なものであり、予告条件は、大当り乱数が引かれた場合であり且つ第一の条件が充足された場合に、少なくとも成立するものであり、予告条件は、大当り乱数以外の乱数が引かれた場合であり且つ第二の条件が充足された場合に、少なくとも成立するものである(予告条件は、大当り乱数が引かれた場合に、少なくとも成立するものである)。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の複数(本例では9つ)の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動開始のタイミングにおける特図2状態更新処理では、RAM308に設けた特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数の値を1だけ減算した値を特図2保留数記憶領域に記憶し直す。それとともに、特図2保留ランプ220の点消灯を制御する。例えば、図3の特図2保留ランプ220の4つのLEDを図左から右に向かって順にLED番号1−4とすると、LED番号の若い方から順に特図2保留数分のLEDを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
また例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当りフラグ、第1小当りフラグ、第2小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグそれぞれのフラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図A、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図B、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には特図C、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図D、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオフの場合には特図E、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグもオフの場合には特図F、第1小当りフラグがオンの場合には特図G、第2小当りフラグがオンの場合には特図H、第1はずれフラグがオンの場合には特図I、第2はずれフラグがオンの場合には特図Jそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図A)、15R大当り図柄(特図B)、突然確変図柄(特図C)、突然時短図柄(特図D)、隠れ確変図柄(特図E)、突然通常図柄(特図F)、第1小当り図柄(特図G)、第2小当り図柄(特図H)、第1はずれ図柄(特図I)、および第2はずれ図柄(特図J)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた電サポ(詳細は後述)回数記憶部に記憶された電サポ回数が1以上であれば、その電サポ回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、後述するように、大当りフラグがオンにされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施形態では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた電サポ回数記憶部に電サポ回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、電サポ回数記憶部に電サポ回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。ここでの電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率(普図確変)状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延による制御状態をまとめて、電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態と呼ぶ。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が0より多い場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。
特図2関連抽選処理(ステップS229)の場合には、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2乱数値の組を取得し、取得した特図2乱数値の組のうちの当り判定用乱数値に対して不図示の当否判定用テーブルを参照して、大当りとするか、小当りとするか、はずれとするかの決定を行う。次いで主制御部300は、当否判定結果が大当りまたは小当りの場合は、取得した特図2乱数値記憶領域内の当り時用特図決定用乱数値に対して不図示の特図決定用テーブルを参照して特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。詳細は後述するが、当否判定結果がはずれの場合は、はずれ図柄決定用乱数値を別途取得し、当該乱数値に対して不図示の特図決定用テーブルを参照して停止図柄を決定する。
特図2乱数値記憶領域から最先の特図2乱数値の組を取り出した後、特図2乱数値記憶領域における当該特図2乱数値の組の記憶はクリアされるとともに、特図2保留数を1減算する。このとき特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2乱数値の組をRAM308に設けた一時領域(第2の始動情報記憶手段の一例)に当該特図2乱数値の組を記憶し、この一時領域に記憶している当該特図2乱数値の組に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
特図1関連抽選処理(ステップS231)の場合も、特図2関連抽選処理(ステップS229)と同様であるのでその説明は省略する。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、先読み結果情報コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、主制御部300のRAM308に格納されている15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択した特図タイマ番号を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。
また、先読み結果情報コマンドには、コマンドデータに先読み結果記憶部に記憶された先読み結果の情報(先読みされた停止図柄の情報)と、当該先読みされた停止図柄が何個目の保留に対応しているのかを示す保留個数情報とが含まれる。先読み結果情報コマンド内の先読み結果の情報および保留個数情報は増加分のみでもよいし、全保留に対する先読み結果の情報および保留個数情報を含んでいるようにしてもよい。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択した特図タイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)を設定する。第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報を出力ポート(I/O310)を介して第1副制御部400に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。
次に、図8を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理(ストローブ割込み処理)のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ変数更新割込処理のフローチャートである。同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップS301では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS301で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。この初期化処理は、例えば約30秒の時間を要する。
ステップS301の次のステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS305の処理に移行する。ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS305の次のステップS307では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS307の次のステップS309では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS309の次のステップS311では、チャンスボタンの押下を検出していた場合、ステップS309で更新した演出データをチャンスボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS311の次のステップS313では、ステップS309で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップS313の次のステップS315では、ステップS309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS315の次のステップS317では、ステップS309で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップS317の次のステップS319では、ステップS309で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS319の次のステップS321では、ステップS309で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップS303へ戻る。
次に、同図(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS401では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。第1副制御部400は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS501では、図8(a)に示す第1副制御部メイン処理におけるステップS303において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS501の次のステップS503では、第1副制御部400のメイン処理におけるステップS321で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信やその他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、同図(d)を用いて、第1副制御部400のメイン処理におけるステップS313の画像制御処理について説明する。同図は、画像制御処理の流れを示すフローチャートを示した図である。
ステップS601では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP434は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップS601の次のステップS603では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップS605に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。ステップS605では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップS601でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434はアトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS605の次のステップS607では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS607の次のステップS609では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップS611に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。ステップS611では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
図9を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。なお、同図(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップS701では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS701で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS701の次のステップS703では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS705の処理に移行する。ステップS705では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS705の次のステップS707では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400のCPU404からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS707の次のステップS709では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS707で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS709の次のステップS711では、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。
ステップS711の次のステップS713では、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力し、ステップS703に戻る。
次に、本実施形態によるパチンコ機100に適用可能な遊技盤200の他の構成について図10を用いて説明する。図10は、当該他の構成を備えた遊技盤201を正面から見た略示正面図である。なお、遊技盤200と同一の作用、機能を奏する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。以下、遊技盤201について遊技盤200と異なる点のみを簡述する。
遊技盤201に区画形成されて遊技球が転動可能な遊技領域124の略中央には、演出装置206が配設されている。外レール202は演出装置206の上方から右方にまで延びており、演出装置206上部と外レール202との空間を通って遊技盤201の右側の遊技領域124まで遊技球が飛翔できるようになっている。つまり、遊技領域124は、発射された遊技球が流下する経路として装飾部材としての演出装置206を挟んで左側となる第一流下経路と、発射された遊技球が流下する経路として装飾部材を挟んで右側となる第二流下経路とを有している。
図10に示すように、遊技盤201は、可変入賞口234に加えて、可変入賞口234の右上であって装飾図柄表示装置208の右側に可変入賞口235を有している。可変入賞口235は、遊技領域124の右側に流下した遊技球の入賞を許容するようになっている。可変入賞口235に入球した球は、可変入賞口234と同様に、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出される。
また、遊技盤201は、可変入賞口235上に設けられた特図2始動口232を有している。特図2始動口232は、遊技盤200に備えられた特図2始動口232と同様の構成を有し、同様に動作するようになっている。また、遊技盤201は、特図2始動口232上に設けられた普図始動口228を有している。普図始動口228は、遊技盤200に備えられた普図始動口228と同様の構成を有し、同様に動作するようになっている。
一方、普図始動口228、特図2始動口232および可変入賞口235は、第二流下経路内に配置され、可変入賞口235は第二流下経路内の下方に配置されている。このため、15R特別大当り時には右打ち(演出装置206上部と外レール202との空間を通って遊技盤201の右側の遊技領域124まで遊技球を飛翔させる打ち方)をして、第二流下経路に遊技球を飛翔させないと、可変入賞口235に遊技球が入賞しない構成となっている。
遊技盤201は、下段および上段にそれぞれ1つずつの可変入賞口234、235を有する構成の他、上段のみに複数の可変入賞口を備えた構成でもよいし、下段のみに複数の可変入賞口を備えた構成でもよいし、上段および下段のそれぞれに複数の可変入賞口を備えた構成であってもよい。
本実施形態によるパチンコ機100は、遊技球が流下可能な遊技領域124と、遊技領域124に設けられ、遊技球が入球可能な開状態(以下、「開放状態」と称する場合もある)と遊技球が入球不可能な閉状態(以下、「閉鎖状態」と称する場合もある)とのいずれか一方から他方へ移行可能な可変入賞口234、235(入賞手段の一例)とを備え、当該開状態から当該閉状態に移行開始してから当該閉状態となるまでの入賞を無効と判定する入賞無効期間を設定可能であり、可変入賞口234および可変入賞口235の少なくとも一方は、期間の異なる複数の当該入賞無効期間のそれぞれと同時期に、当該閉状態を実行可能であるように構成されている。当該開状態から当該閉状態に移行開始したタイミングは、例えば駆動回路334が扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332に閉鎖信号を送信したタイミング、当該閉鎖信号を各種ソレノイド332が受信したタイミング、各種ソレノイド332がオフ状態になったタイミングのいずれであってもよい。また、入賞手段が閉鎖する契機には、入賞手段への規定個数の入球や規定の開放時間の終了、あるいはエラー検知等が含まれる。
次に、可変入賞口234、235の閉鎖状態と同時期に実行可能とするための入賞無効期間の設定処理について図11を用いて説明する。図11は、入賞口閉鎖状態設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。入賞口閉鎖状態設定処理は、例えば主制御部タイマ割込み処理の特図2状態更新処理(ステップS227)または特図1状態更新処理(ステップS229)において実行される。
図11に示すように、入賞口閉鎖状態設定処理ではまず、所定条件が充足したか否かを判定する(ステップS1001)。例えば主制御部300は、特図2関連抽選処理(ステップS229)または特図1関連抽選処理(ステップS231)における当否判定の結果が当りであるか否かを判定し、当りであると判断するとステップS1003に移行し、はずれであると判断すると後述するステップS1003〜S1009を実行せずに入賞口閉鎖状態設定処理を終了する。
ステップS1001の次のステップS1003では、開放パターンを抽選で決定する。例えば主制御部300は、当りに係る図柄種別、特図1および特図2のいずれの当りかなどに基づいて、可変入賞口234、235のそれぞれについて、当り遊技における扉部材234aおよび扉部材235aのそれぞれの開放パターン(例えば、当り遊技で実行される各1ラウンドの扉部材234a、235aの開放状態の時間や開閉回数、ラウンド間の閉鎖状態期間等)を決定し、ステップS1005に移行する。
ステップS1003の次のステップS1005では、遊技球の入賞を有効と判定する有効期間を抽選で決定する。例えば主制御部300は、当り遊技ラウンド間の閉鎖状態での有効期間を決定したら、ステップS1007に移行する。
ステップS1005の次のステップS1007では、無効期間を抽選で決定する。例えば主制御部300は、当り遊技ラウンド間の閉鎖状態での無効期間を決定したら、ステップS1007に移行する。
ステップS1007の次のステップS1009では、閉鎖状態時間に有効期間と無効期間とを設定する。例えば主制御部300は、開放パターンの閉鎖状態期間のそれぞれに有効期間および無効期間を設定し、入賞口閉鎖状態設定処理を終了する。
パチンコ機100は、可変入賞口234、235を開閉する度に本処理を実行したり、当り時に本処理を実行し、例えば全ラウンドの入賞口閉鎖状態を一括して設定してもよい。また、パチンコ機100では、可変入賞口234、235の開閉パターン、閉鎖状態時間、有効期間および無効期間が予め定められていてもよい。
次に、可変入賞口の開閉および入賞検知のタイミング、有効期間の入賞に対するオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知等について図12を用いて説明する。本実施形態では、オーバー入賞演出は、当り遊技の1ラウンドにおける最大入球数を超える入球に対して実行されるようになっている。このため、1ラウンドにおける最大入球数を超えたことに基づいて可変入賞口が閉鎖する場合には、可変入賞口の扉部材が開状態から閉状態への移行を開始してから閉状態となるまでの間の入球がオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知の対象となる。また、当該最大入球数が入球する前に1ラウンドの開放時間が終了して可変入賞口が閉状態となる場合には、当該1ラウンドの開放期間での入球数に、可変入賞口の扉部材が開状態から閉状態への移行を開始してから閉状態となるまでの間の入球数を加えた合計の入球数が、当該最大入球数を超過した場合にその超過分の入球がオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知の対象となる。
図12(a)は、主制御部300のタイミングチャートの一例であって、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンのみを抜き出して示している。図中上段の「大入賞口開放」は、入賞口閉鎖状態設定処理(ステップS1003)において設定された可変入賞口開放パターン(可変入賞口の開放制御波形)を示し、「ON」は大入賞口の扉部材を開放状態にすることを表し、「OFF」は大入賞口の扉部材を閉鎖状態にすることを表している。図中下段の「検知有効」は、入賞口閉鎖状態設定処理で設定された入賞有効期間および入賞無効期間を含む入賞検知パターン(入賞検知制御波形)を示し、「ON」は入賞を有効と判定する状態を表し、「OFF」は入賞を無効と判定する状態を表している。また、図中左から右に向かって時の経過を示している。
図12(a)に示すように、可変入賞口の開放パターンは、期間T1において開放状態となり、その後の期間Rにおいて閉鎖状態となり、その後の期間T2において開放状態となる。一方、入賞検知パターンは、期間T1および期間R1の前半1/2の期間Aにおいて入賞有効状態となり、その後の期間R1の後半1/2の期間Bにおいて入賞無効状態となり、その後の期間T2において入賞有効状態となる。このように、パチンコ機100は、入賞無効期間と同時期(本例では、期間B)に閉状態となるように可変入賞口234、235を制御することができる場合がある。詳細は後述するが、可変入賞口の扉部材が開状態から閉状態に移行開始してから閉状態となるまでには所定の時間がかかる。このため、期間Aの開始後所定の期間は、扉部材の開状態から閉状態への移行期間となる。したがって、オーバー入賞演出やオーバー入賞エラー報知の対象とする遊技球の検出期間には、当該移行期間と、見た目上可変入賞口の扉部材が完全に閉状態となってからの所定期間も含まれる。すなわち、本実施形態では、期間Aがオーバー入賞演出やオーバー入賞エラー報知の対象とする遊技球の検出期間となる。なお、パチンコ機100は、扉部材が完全な閉状態となって以降の期間に検出された遊技球をオーバー入賞演出やオーバー入賞エラー報知の対象外としてもよい。
図12(b)は、オーバー入賞演出および/またはオーバー入賞エラー報知を実行する組合せを示す一覧表である。図中上欄の数値1〜16は組合せの番号を示し、中欄の「オーバー入賞演出」は、可変入賞口閉鎖期間R(図12(a)に示す期間R)において検出された入球に対して賞球されたことを報知する演出を示し、下欄の「オーバー入賞エラー」は可変入賞口閉鎖期間において検出された入球を入賞対象外とすることを報知するエラー報知を示している。図中に示す「−」はオーバー入賞演出やオーバー入賞エラー報知が実行されないことを表し、「A」は、入賞有効期間A(図12(a)に示す期間A)における入球を当該入賞演出や当該エラー報知の対象とすることを表し、「B」は、入賞無効期間B(図12(a)に示す期間B)における入球を当該入賞演出や当該エラー報知の対象とすることを表し、「R」は、可変入賞口閉鎖期間における入球を当該入賞演出や当該エラー報知の対象とすることを表している。
図12(b)に示すように、オーバー入賞演出および/またはオーバー入賞エラー報知の実行組合せとしては、組合せ番号「1」の可変入賞口閉鎖期間Rの入球に対してはオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知のいずれも実行しないという組合せと、組合せ番号「2」〜「4」の可変入賞口閉鎖期間Rの入球に対してオーバー入賞演出を実行しないのに対し、入賞有効期間A、入賞無効期間B、可変入賞口閉鎖期間Rのそれぞれに対してオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「5」〜「7」の入賞有効期間A、入賞無効期間B、可変入賞口閉鎖期間Rのそれぞれの入球に対してオーバー入賞演出を実行するのに対し、各期間A、期間B、期間Rのそれぞれに対してオーバー入賞エラー報知を実行しないという組合せと、組合せ番号「8」の入賞有効期間Aの入球に対してオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「9」の入賞無効期間Bの入球に対してオーバー入賞演出を実行し、入賞有効期間Aの入球に対してオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「10」の可変入賞口閉鎖期間Rの入球に対してオーバー入賞演出を実行し、入賞有効期間Aの入球に対してオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「11」の入賞有効期間Aの入球に対してオーバー入賞演出を実行し、入賞無効期間Bの入球に対してオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「12」の入賞無効期間Bの入球に対してオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「13」の可変入賞口閉鎖期間Rの入球に対してオーバー入賞演出を実行し、入賞無効期間Bの入球に対してオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「14」の入賞有効期間Aの入球に対してオーバー入賞演出を実行し、可変入賞口閉鎖期間Rの入球に対してオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「15」の入賞無効期間Bの入球に対してオーバー入賞演出を実行し、可変入賞口閉鎖期間Rの入球に対してオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せと、組合せ番号「16」の可変入賞口閉鎖期間Rの入球に対してオーバー入賞演出およびオーバー入賞エラー報知を実行するという組合せとが考えられる。
例えば、組合せ番号「6」のように、入賞無効期間Bの入球をオーバー入賞とすることは想定し難い。また、入賞有効期間Aの入球であっても入球数が多い場合には、例えば不正行為による入球の可能性があり、当該入球をエラーとして取り扱うことが想定される。このため、オーバー入賞エラー報知および/またはオーバー入賞演出の実行対象としてパチンコ機100において採用される可能性のある組合せは、組合せ番号「5」、「8」、「11」および「14」であるが、他の組合せ番号も含めたいずれを採用してもよい。
図13は、オーバー入賞エラー報知およびオーバー入賞演出の実行条件等の一例を示すテーブルである。図13(a)は、オーバー入賞エラー報知実行条件を示すテーブルである。当該テーブルは、左列の「当り種類」、中列の「基準カウント数」および右列の「エラー半定数」の3項目で構成されている。「当り種類」は、特図変動遊技に当選した当りの種類を示し、可変入賞口の開放パターンで4種類に分類されている。「大当りA」は、大当り遊技における各ラウンドで扉部材が長期間開放する大当りを示している。「大当りB」は大当り遊技における一部のラウンドで扉部材が長期間開放し、残余のラウンドで扉部材が短期間開放する大当り(本例では、5ラウンド(5R)目まで長期間開放、6ラウンド(6R)目以降が短期間開放)を示している。「大当りB」はいわゆる実質nラウンド大当りである。ここで、nは長期間開放のラウンド数である。したがって、本例では、nは5ラウンドとなり、実質5ラウンド大当りとなる。「大当りC」は、大当り遊技における各ラウンドで扉部材が短期間開放する大当りを示している。「小当り」は、小当りを示している。「基準カウント数」は、可変入賞口の扉部材の1回の開放での入球数の基準値を示している。当該基準値は、可変入賞口の閉鎖条件の入球数とは異なる概念である。「エラー判定数」は、エラーと判定する入球数の下限値を示し、基準カウント数を合算した値である。したがって、「エラー判定数」の設定値から「基準カウント数」の設定値を減算した値がエラーと判定される、報知対象の各期間A、B、Rでの入球数となる。
図13(a)に示すように、「大当りA」では、「基準カウント数」として「10」、「エラー判定数」として「14」が設定されており、「大当りB」では、「基準カウント数」として5Rまで「10」、6R以降に「5」、「エラー判定数」として5Rまで「14」、6R以降に「9」が設定され、「大当りC」および「小当り」では、「基準カウント数」として「5」、「エラー判定数」として「9」が設定されている。つまり、本実施形態によるパチンコ機100は、エラーと判定される、報知対象の各期間A、B、Rでの入球数の下限値が「4」に設定されている。
図13(b)は、オーバー入賞演出実行条件を示すテーブルである。当該テーブルは、左列の「当り種類」、中列の「基準カウント数」および右列の「演出可否」の3項目で構成されている。「当り種類」および「基準カウント数」は、図13(a)に示す「当り種類」および「基準カウント数」と同様であるため説明は省略する。「演出可否」は、オーバー入賞演出を実行するか否かを示し、当該欄に示す「○」は当該演出を実行することを表し、「×」は当該演出を実行しないことを表している。
図13(b)に示すように、「大当りA」では、入賞有効期間Aにおいて11個目以降の入球が検知されたらオーバー入賞演出を実行するように設定され、「大当りB」では、5R目までは入賞有効期間Aにおいて11個目以降の入球が検知されたらオーバー入賞演出を実行し、6R目以降はオーバー入賞演出を実行しないように設定され、「大当りC」および「小当り」では、入賞有効期間Aにおいて6個目以降の入球が検知されたらオーバー入賞演出を実行するように設定されている。パチンコ機100は、入賞有効期間Aにおける4個目以降の入球をエラーと判定するので、入賞有効期間Aにおける1〜3個目のそれぞれの入球をオーバー入賞演出の対象とするように構成されている。本例では、「大当りB」における6R目以降、「大当りC」および「小当り」ではオーバー入賞演出を実行しないように設定されているが、これらの当りにおいてもオーバー入賞演出が実行されてももちろんよい。
図13(c)は、オーバー入賞演出の演出内容を示すテーブルである。当該テーブルは、左列の「入賞数」と右列の「演出」の2項目で構成されている。「入賞数」は入賞有効期間Aにおいて検出された入球数を示し、「演出」はオーバー入賞演出の演出内容を示している。上記の通り、オーバー入賞演出の対象は入賞有効期間Aにおける1〜3個目までの入球であるため、「入賞数」は1個目の入球を表す「+1」と、2個目の入球を表す「+2」と、3個目の入球を表す「+3」とに区分されている。「+1」に対する演出内容は、「音声1」であり、「+2」に対する演出内容は、「音声2」であり、「+3」に対する演出内容は「音声3+ランプ」(音声およびランプを用いた演出)である。パチンコ機100では例えば、「音声1」と「音声2」と「音声3」とは、例えば全く異なる音声であったり、音声が発呼される数が異なっていたり、音量が異なっていたりして、オーバー入賞の個数を遊技者が認識できるようになっている。また、パチンコ機100は、入賞毎に演出をせずに、オーバー入賞をまとめて報知する場合には、例えば「+3」と同様に演出内容は「音声3+ランプ」であってもよい。
図14は、オーバー入賞エラー報知実行条件を示すテーブルの他の例である。本例によるテーブルは、1回の当り遊技中にオーバー入賞個数が所定数を超えた場合にオーバー入賞エラー報知実行するように構成されている。当該テーブルは、1列目の「当り種類」、2列目の「基準カウント数」、3列目の「1R当りの許容数」および4列目の「エラー半定数」の4項目で構成されている。「当り種類」および「基準カウント数」は、図13(a)に示すテーブルの「当り種類」および「基準カウント数」と同様であるため説明は省略する。「1R当りの許容数」は、一のラウンドが開始して次のラウンドが開始するまでの期間で許容される可変入賞口への入球数を示している。「エラー判定数」は、1回の当り遊技中においてエラーと判定する可変入賞口への入球数の下限値を示している。
図14に示すように、「大当りA」(本例では、15R大当りを想定している)では、「基準カウント数」として「10」、「1R当りの許容数」として「13」が設定されており、1回の大当りでの許容数は195(=1R当りの許容数(13個)×ラウンド数(15R))であるので、「エラー判定数」として「196」が設定されている。「大当りB」(本例では、15R大当りを想定している)では、「基準カウント数」として5Rまで「10」、6R以降に「5」、「1R当りの許容数」として5Rまで「13」、6R以降に「8」が設定されており、1回の大当りでの許容数は155(=(1R当りの許容数(13個)×ラウンド数(5R)(1〜5Rまで)+(1R当りの許容数(8個)×ラウンド数(10R)(6〜15Rまで))であるので、「エラー判定数」として「156」が設定されている。「大当りC」(本例では、2R大当りを想定している)では、「基準カウント数」として「5」、「1R当りの許容数」として「8」が設定されており、1回の大当りでの許容数は16(=1R当りの許容数(8個)×ラウンド数(2R))であるので、「エラー判定数」として「17」が設定されている。「小当り」では、「基準カウント数」として「5」、「1R当りの許容数」として「8」が設定されており、1回の小当りでの許容数は8(=1R当りの許容数(8個)×ラウンド数(1R))であるので、「エラー判定数」として「9」が設定されている。
本例によるテーブルを備えたパチンコ機100は、1回の当り遊技全体でオーバー入賞の個数を累計し、オーバー入賞の累計値がエラー判定数を超えた時点でエラー報知を実行するので、各ラウンドにおけるオーバー入賞演出を楽しませつつ、たまたま一のラウンドだけオーバー入賞してしまった遊技者を救済できる場合がある。エラー判定数は、基準カウント数や1R当りの許容数とは無関係に適宜設定されてもよい。
図15は、2つの大入賞口1、2(本実施形態では、可変入賞口234、235)の開放組合せパターンを示す一覧表である。当該一覧表の上欄の「期間1」、「期間2」および「期間3」は1回の当り遊技を3分割したそれぞれの期間を示している。本例では、1回の当り遊技を3つの期間に分割しているが、2または4以上に分割してももちろんよい。また、当該期間はラウンドを抽象的に表しているだけであって、各期間に含まれるラウンドは、1ラウンドであったり1〜5ラウンドであったりすることを意味している。
図15に示すように、開放組合せパターンの「パターン1」では、「期間1」乃至「期間3」の全ての期間において大入賞口1が開放し、「パターン2」では、「期間1」では大入賞口1が開放し、「期間2」および「期間3」では大入賞口2が開放し、「パターン3」では、「期間1」乃至「期間3」の全ての期間において大入賞口2が開放し、「パターン4」では、「期間1」では大入賞口2が開放し、「期間2」および「期間3」では大入賞口1が開放し、「パターン5」では、「期間1」では大入賞口2が開放し、「期間2」および「期間3」ではいずれの大入賞口も開放しない(図15では、開放しないことを「−」として表されている)ようになっている。このように、本実施形態によるパチンコ機100では、同一の期間であっても開放する大入賞口が異なる場合がある。また、パチンコ機100は、当り遊技中に開放する大入賞口を変更できる場合がある(例えば、「パターン2」や「パターン4」)。
次に、入賞無効期間での入賞検出処理について図16を用いて説明する。図16(a)は、入賞無効期間での入賞検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。当該入賞検出処理は、例えば主制御部300の入力ポート状態更新処理(ステップS205)の前に実行される。図16(a)に示すように、入賞無効期間での入賞検出処理ではまず、入賞無効期間か否かを判定する(ステップS1101)。例えば主制御部300は、RAM308の所定の記憶領域から入賞無効期間フラグの値を読み出して、当該値が例えば「1」であると入賞無効期間であると判定してステップS1103に移行し、当該値が例えば「0」であって入賞無効期間でないと判定すると、後述のステップS1103を実行せずに当該入賞検出処理を終了して、入力ポート状態更新処理(ステップS205)を開始する。主制御部300は、入賞口閉鎖状態設定処理において設定した無効期間に基づいて、入賞無効期間フラグの値「1」または「0」を所定のタイミングでRAM308の所定の記憶領域に記憶するようになっている。
ステップS1101の次のステップS1103では、大入賞口ポートを入賞なしに設定する。例えば主制御部300は、大入賞口ポートをクリアして当該入賞検出処理を終了する。ステップS1103を実行した後に開始される入力ポート状態更新処理(ステップS205)では、主制御部300のCPU304は大入賞口ポートがクリアされており大入賞口に入賞がないと判定するので、入賞無効期間での可変入賞口への入球を無効にすることができる場合がある。
図16(b)は、入賞無効期間での入賞検出処理の流れの他の例を示すフローチャートである。当該入賞検出処理は、例えば主制御部300の入力ポート状態更新処理(ステップS205)の中でまたは当該処理の後に実行される。図16(b)に示すように、本例における入賞無効期間での入賞検出処理ではまず、可変入賞口への入賞があったか否かを判定する(ステップS1201)。例えば主制御部300は、入力ポート状態更新処理において入賞ありと判定していた場合には、可変入賞口への入球があったと判定してステップS1203に移行し、当該入賞なしと判定していた場合には、可変入賞口への入球がなかったと判定して後述するステップS1203およびS1205を実行せずに当該入賞検出処理を終了して、入力ポート状態更新処理を継続するか、基本乱数初期値更新処理(ステップS207)を開始する。
ステップS1201の次のステップS1203では、入賞無効期間か否かを判定する。例えば主制御部300は、RAM308の所定の記憶領域から入賞無効期間フラグの値を読み出して、当該値が例えば「1」であると入賞無効期間であると判定してステップS1205に移行し、当該値が例えば「0」であって入賞無効期間でないと判定すると、後述のステップS1205を実行せずに当該入賞検出処理を終了して、入力ポート状態更新処理を継続するか、基本乱数初期値更新処理(ステップS207)を開始する。
ステップS1203の次のステップS1205では、入賞なしのコマンドを設定する。例えば、主制御部300は、入賞なしを示すデバイス情報を設定して、入力ポート状態更新処理を継続するか、基本乱数初期値更新処理(ステップS207)を開始する。主制御部300は、入賞なしを示すデバイス情報を設定することにより、入賞無効期間での可変入賞口への入球を無効にすることができる場合がある。また、ステップS1205で設定された入賞なしを示すデバイス情報は、その後に実行されるコマンド設定送信処理(ステップS233)において、第1副制御部400に送信され、第1副制御部400は当該コマンドに基づいて種々の演出を実行するようになっている。
パチンコ機100が入賞無効期間での入賞検出処理を図16(a)に示すフローチャートに基づいて実行すると、主制御部300は、入賞無効期間での遊技球の通過自体を検出せずに一律に遊技球の検出なし(入賞無効)として処理するようになっている。一方、パチンコ機100が入賞無効期間での入賞検出処理を図16(b)に示すフローチャートに基づいて実行すると、主制御部300は、入賞無効期間での遊技球の通過が検知されたか否かを判定し、その判定結果を一旦記憶した上で、検出時が入賞無効期間であれば、その判定結果をクリアして遊技球の検出なし(入賞無効)として処理するようになっている。パチンコ機100が図16(a)および図16(b)のいずれの処理も実行できるように構成されることにより、入賞無効期間は、遊技球の検出の有無を判定しない期間となるとともに、遊技球の検出の有無を判定する期間ともなる場合がある。また、パチンコ機100が図16(a)の処理のみを実行できるように構成されることにより、入賞無効期間は遊技球の検出の有無を判定しない期間となる場合がある。一方、パチンコ機100が図16(b)の処理のみを実行できるように構成されることにより、入賞無効期間は遊技球の検出の有無を判定する期間となる場合がある。これに対し、入賞有効期間は、常に遊技球の検出の有無を判定する期間となる。
本実施形態によるパチンコ機100では、入賞手段は、期間の異なる複数の入賞無効期間のそれぞれと同時期に、閉状態を実行可能になっている。ここで、複数の入賞無効期間の長さと、複数の閉状態の閉鎖状態期間の長さとの組合せパターンについて図17を用いて説明する。図17では、図中上方に示すように、複数の閉鎖状態として2つの閉鎖状態(第一閉鎖状態および第二閉鎖状態)を想定している。第一閉鎖状態において、閉鎖状態期間を第一閉鎖期間R1とし、入賞有効期間を第一有効期間A1とし、入賞無効期間を第一無効期間B1としている。また、第二閉鎖状態において、閉鎖状態期間を第二閉鎖期間R2とし、入賞有効期間を第二有効期間A2とし、入賞無効期間を第二無効期間B2としている。
図17において、第一および第二閉鎖状態の図示の下方に示すように、当該組合せパターンは5つに大別できる。大パターンP1は、第一閉鎖期間R1の長さと第二閉鎖期間R2の長さとが等しく(R1=R2)、第一有効期間A1の長さと第二有効期間A2の長さとが等しく(A1=A2)、第一無効期間B1の長さと第二無効期間B2の長さとが等しい(B1=B2)組合せパターンである。大パターンP1は、後述の大パターンP3等のように中パターンおよび小パターンに細分化されない。
大パターンP2は、第一閉鎖期間R1の長さと第二閉鎖期間R2の長さとが等しく(R1=R2)、第一有効期間A1の長さと第二有効期間A2の長さとが等しくなく(A1≠A2)、第一無効期間B1の長さと第二無効期間B2の長さとが等しくない(B1≠B2)組合せパターンである。大パターンP2は2つの中パターンP2−1、P2−2に細分化される。中パターンP2−1は、第一閉鎖期間R1の長さと第二閉鎖期間R2の長さが等しく(R1=R2)、第一有効期間A1の長さが第二有効期間A2の長さよりも長く(A1>A2)、第一無効期間B1の長さが第二無効期間B2の長さよりも短い(B1<B2)組合せパターンである。中パターンP2−2は、第一閉鎖期間R1の長さと第二閉鎖期間R2の長さとが等しく(R1=R2)、第一有効期間A1の長さが第二有効期間A2の長さよりも短く(A1<A2)、第一無効期間B1の長さが第二無効期間B2の長さよりも長い(B1>B2)組合せパターンである。中パターンP2−1、P2−2は、後述の大パターンP3等のように小パターンに細分化されない。
大パターンP3は、第一閉鎖期間R1の長さと第二閉鎖期間R2の長さとが等しくなく(R1≠R2)、第一有効期間A1の長さと第二有効期間A2の長さとが等しく(A1=A2)、第一無効期間B1の長さと第二無効期間B2の長さとが等しくない(B1≠B2)組合せパターンである。大パターンP3は2つの中パターンP3−1、P3−2に細分化される。中パターンP3−1は、第一閉鎖期間R1の長さが第二閉鎖期間R2の長さよりも長く(R1>R2)、第一有効期間A1の長さと第二有効期間A2の長さとが等しく(A1=A2)、第一無効期間B1の長さが第二無効期間B2の長さよりも長い(B1>B2)組合せパターンである。中パターンP3−2は、第一閉鎖期間R1の長さが第二閉鎖期間R2の長さよりも短く(R1<R2)、第一有効期間A1の長さと第二有効期間A2の長さとが等しく(A1=A2)、第一無効期間B1の長さが第二無効期間B2の長さよりも短い(B1<B2)組合せパターンである。
中パターンP3−1、P3−2は6つの小パターンP3−1−1、P3−1−2、P3−1−3、P3−1−4、P3−1−5、P3−1−6に細分化される。小パターンP3−1−1は、R1>R2およびR1<R2のそれぞれにおいて、第一有効期間A1の長さと第一無効期間B1の長さとが等しく(A1=B1)、第一無効期間B1の長さが第一無効期間B1の長さと等しくない(A1≠B2)組合せパターンである。小パターンP3−1−2は、R1>R2およびR1<R2のそれぞれにおいて、第一有効期間A1の長さと第二無効期間B2の長さとが等しく(A1=B2)、第一有効期間A1の長さが第二無効期間B2の長さと等しくない(A1≠B2)組合せパターンである。小パターンP3−1−3は、R1>R2およびR1<R2のそれぞれにおいて、第二有効期間A2の長さと第一無効期間B1の長さとが等しく(A2=B2)、第二有効期間A2の長さが第一無効期間B1の長さと等しくない(A2≠B1)組合せパターンである。小パターンP3−1−4は、R1>R2およびR1<R2のそれぞれにおいて、第二有効期間A2の長さと第二無効期間B2の長さとが等しく(A2=B2)、第二有効期間A2の長さが第二無効期間B2の長さと等しくない(A2≠B2)組合せパターンである。小パターンP3−1−5は、第一無効期間B1の長さと第二閉鎖期間R2の長さとが等しい(B1=R2)、または、第一無効期間B1の長さが第二閉鎖期間R2の長さとが等しくない(B1≠R2)組合せパターンである。小パターンP3−1−6は、第二無効期間B2の長さと第一閉鎖期間R1の長さとが等しい(B2=R1)、または、第二無効期間B2の長さが第一無効期間R1の長さとが等しくない(B2≠R1)組合せパターンである。
大パターンP4は、第一閉鎖期間R1の長さと第二閉鎖期間R2の長さとが等しくなく(R1≠R2)、第一有効期間A1の長さと第二有効期間A2の長さとが等しくなく(A1≠A2)、第一無効期間B1の長さと第二無効期間B2の長さとが等しい(B1=B2)組合せパターンである。大パターンP4は、中パターンP4−1、P4−2に細分化され、さらに小パターンP4−1−1〜P4−1−6に細分化される。中パターンP4−1、P4−2および小パターンP4−1−1〜P4−1−6への細分化の方法は、大パターンP3での中パターンおよび小パターンへの細分化の方法と同様であるため説明は省略する。
大パターンP5は、第一閉鎖期間R1の長さと第二閉鎖期間R2の長さとが等しくなく(R1≠R2)、第一有効期間A1の長さと第二有効期間A2の長さとが等しくなく(A1≠A2)、第一無効期間B1の長さと第二無効期間B2の長さとが等しくない(B1≠B2)組合せパターンである。大パターンP5は、中パターンP5−1〜P5−6に細分化され、さらに小パターンP5−1−1〜P5−1−8に細分化される。中パターンP5−1〜P5−6および小パターンP5−1−1〜P5−1−8への細分化の方法は、大パターンP3での中パターンおよび小パターンへの細分化の方法と同様であるため説明は省略する。
次に、本実施形態によるパチンコ機100における可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの種々の例を図18乃至図24を用いて説明する。図18乃至図24(図20(c)および図22(b)を除く)において、図中上段の「大入賞口開放」は、入賞口閉鎖状態設定処理(ステップS1003)において設定された可変入賞口開放パターン(可変入賞口の開放制御波形)を示し、「ON」は大入賞口の扉部材を開放状態にすることを表し、「OFF」は大入賞口の扉部材を閉鎖状態にすることを表している。図中下段の「検知有効」は、入賞口閉鎖状態設定処理で設定された入賞有効期間および入賞無効期間を含む入賞検知パターン(入賞検知制御波形)を示し、「ON」は入賞を有効と判定する状態を表し、「OFF」は入賞を無効と判定する状態を表している。また、図中左から右に向かって時の経過を示している。パチンコ機100に備えられた主制御部300のCPU304は、図18乃至図24(図20(c)および図22(b)を除く)において例示する可変入賞口の開放パターンに基づいて可変入賞口234および/または可変入賞口235の開閉制御を少なくとも実行可能になっている。
図18(a)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第1の例を示している。図18(a)に示すように、可変入賞口の開放パターンは、期間T1において開放状態となり、その後の期間R1(以下、「第一閉鎖状態期間R1」と称する場合がある)において閉鎖状態(第一の閉状態の一例)となり、その後の期間T2において開放状態となり、その後の期間R2(以下、「第二閉鎖状態期間R2」と称する場合がある)において閉鎖状態(第二の閉状態の一例)となり、その後の期間T3において開放状態となる。期間T1から期間R2までの期間が1回の大当り遊技中の第nラウンド(nR)であり、期間T3以降が当該大当り遊技中の第n+1ラウンド((n+1)R)である。一方、入賞検知パターンは、期間T1、期間R1、期間T2および期間R2の前半1/2の期間A2(以下、期間A2を「第二入賞有効期間A2」と称する場合がある)において入賞有効状態となり、その後の期間R2の後半1/2の期間B2(以下、期間B2を「第二入賞無効期間B2」と称する場合がある)において入賞無効状態となり、その後の期間T3において入賞有効状態となる。第一の閉状態および第二の閉状態はそれぞれ、大入賞口が開状態から閉状態に移行を開始する状態から閉状態から開状態に移行を開始する状態までである。また、第一の閉状態および第二の閉状態は、開放パターンに基づく、大入賞口の開状態に挟まれて一時的に扉部材が閉じる大入賞口の停止状態である。
本例の可変入賞口開放パターンでは、可変入賞口が閉鎖状態となる第一および第二閉鎖状態期間R1、R2が設けられている。本例の入賞検知パターンでは、第一閉鎖状態期間R1の開始に同期して開始され、期間R1の終了に同期して終了する入賞有効期間A1が設けられている。このため、本例の入賞検知パターンでは第nラウンドにおいて、第一閉鎖状態期間R1と同時期に実行される入賞無効期間は設けられておらず、第二閉鎖状態期間R2と同時期に実行される入賞無効期間B2のみが設けられている。このように、パチンコ機100は、入賞無効期間B2を設定可能であり、入賞手段(例えば、可変入賞口234、235)は、期間の異なる複数の入賞無効期間(本例では、第一閉鎖状態期間R1での期間の長さ0の入賞無効期間と、第二閉鎖状態期間R2での第二入賞無効期間B2の2つの入賞無効期間)のそれぞれと同時期に、期間R1での第一閉鎖状態および期間R2での第二閉鎖状態を実行可能に構成されている。また、パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では入賞無効期間が異なっている場合がある。入賞無効期間は、所定期間の残余期間であり、例えばラウンドとラウンドとの間の期間から入賞有効期間を除いた期間である。また、入賞無効期間は、大入賞口の扉部材を閉鎖するための閉鎖信号が出力されるとともに閉鎖時間が設定され、当該信号の検知タイマが発動し、閉鎖時間がタイムアップし、大入賞口の扉部材を開放する開放信号が出力される期間におけるタイムアップから開放信号が出力されるまでの期間である。また、第一閉鎖状態期間R1では、入賞無効期間の長さは0であるため、パチンコ機100は、入賞手段が入賞無効期間の設定されていない期間に閉鎖状態を実行可能に構成されている。
可変入賞口234、235の扉部材234a、235aは、開状態から閉状態への移行開始から閉状態になるまでに所定の時間を要する。また、遊技球が可変入賞口234、235に入球してから所定のセンサで当該入球を検知されるまでに所定の時間を要する。パチンコ機100は、閉鎖状態期間と同時期に、入賞有効期間と入賞無効期間とが設けられている。このため、例えば扉部材234a、235aの閉状態への移行開始直後に可変入賞口234、235に入球した遊技球は、入賞有効期間で検知されて賞球対象となり、扉部材234a、235aの閉状態となる直前に入球した遊技球は、入賞無効期間に検知された賞球非対象となる場合がある。
図18(b)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第2の例を示している。図18(b)に示すように、本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、第二閉鎖状態期間R2での入賞無効期間B2の長さが入賞有効期間A2の長さよりも長い点を除いて、上記第1の例の両パターンと同様である。本例における第二閉鎖状態期間R2は、入賞無効期間B2が相対的に長いので、相対的にオーバー入賞し難い設定となっている。
図18(c)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第3の例を示している。図18(c)に示すように、本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、入賞無効期間B2の長さが同じであって第二閉鎖状態期間R2の長さが短く設定されている点を除いて、上記第2の例の両パターンと同様である。本例における第二閉鎖状態期間R2は、上記第2の例と比較して、入賞有効期間A2の長さが相対的に短くなっているので、さらにオーバー入賞し難い設定となっている。
図18(d)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第4の例を示している。図18(d)に示すように、本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、入賞有効期間A2の長さが同じであって第二閉鎖状態期間R2の長さが短く設定されている点を除いて、上記第3の例の両パターンと同様である。本例における第二閉鎖状態期間R2は、上記第3の例と比較して、第二閉鎖状態期間R2の長さが短いものの入賞有効期間A2の長さがほぼ等しいので、上記第3の例とほぼ同じ程度にオーバー入賞し易い設定となっている。しかしながら、本例における両パターンでは、上記第1乃至3の例と比較して、第二閉鎖状態期間R2が短い時間で終了し、次の第n+1ラウンドが早期に開始される。このため、例えば上記第3の例の両パターンの場合と本例の両パターンの場合に、仮に同じタイミングで遊技球が可変入賞口に入球した場合には、上記第3の例の両パターンでは無効と判定される入球が本例では次のラウンドでの正規の入球と判定される場合がある。本実施形態によるパチンコ機100は、1回の当り遊技におけるラウンド中やラウンド間において閉鎖状態期間と入賞無効期間との長さを変更することにより、例えばあるラウンド間ではオーバー入賞演出が実行され易く、他のラウンド間ではオーバー入賞として判定されないものの次のラウンドでの正規の入賞と判定されるといった遊技のバリエーションを増やすことができ、遊技の興趣の向上を図れる場合がある。
図19(a)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第5の例を示している。図19(a)に示すように、可変入賞口の開放パターンは、期間T1において短期間開放と短期間の閉鎖とが繰り返される状態(以下、「短開放状態」と称する)となり、その後の第一閉鎖状態期間R1において閉鎖状態(第一の閉状態の一例)となり、その後の期間T2において開放状態となり、その後の第二閉鎖状態期間R2において閉鎖状態(第二の閉状態の一例)となり、その後の期間T3において開放状態となる。期間T1から期間R2までの期間が1回の大当り遊技中の第nラウンドであり、期間T3以降が当該大当り遊技中の第n+1ラウンドである。一方、入賞検知パターンは、期間T1、期間R1の所定期間である期間A1(以下、A1を「第一入賞有効期間A1」と称する場合がある)において入賞有効状態となり、その後の期間R1が終了するまでの期間B1(以下、B1を「第一入賞無効期間B1」と称する場合がある)において入賞無効状態となり、その後の期間T2、期間R2の所定期間である第二入賞有効期間A2において入賞有効状態となり、その後の期間R2が終了するまでの第二入賞無効期間B2において入賞無効状態となり、その後の期間T3において入賞有効状態となる。
本例の入賞検知パターンでは、第一閉鎖状態期間R1の長さと第二閉鎖状態期間R2の長さとが等しくなり、第一入賞有効期間A1の長さが第二入賞有効期間A2の長さよりも短くなり、第一入賞無効期間B1の長さが第二入賞無効期間B2の長さよりも長くなるように設定されている。このように、パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では入賞無効期間が異なっている場合がある。また、本例の入賞検知パターンでは、第一入賞無効期間B1の長さが第一入賞有効期間A1の長さよりも長くなり、第二入賞無効期間B2の長さが第二入賞有効期間A2の長さと等しくなるように設定されている。
図19(b)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第6の例を示している。図19(b)に示すように、本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、第一閉鎖状態期間R1において入賞無効期間B1が0、すなわち期間R1の全期間に入賞有効期間A1が設定されている点を除いて、上記第5の例の両パターンと同様である。本例の両パターンは、短期間解放後の第一閉鎖状態期間では入賞無効期間の長さが相対的に短くなり(本例では0)、その後の長期間解放後の第二閉鎖状態期間では入賞無効期間が第一閉鎖状態期間での入賞無効期間よりも長くなるようになっている。このように、パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では入賞無効期間が異なっている場合がある。
図19(a)および図19(b)に示す第5および第6の例のように、パチンコ機100は、少なくとも2つの閉鎖状態期間を備え、当該2つの閉鎖状態期間と同時期にそれぞれ設定される入賞無効期間の長さが異なるように構成された可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンを有している。
図19(c)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第7の例を示している。図19(c)に示すように、本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、短開放状態の期間T1の途中(本例では、2回目の短開放の終了時点)から入賞無効期間が開始され、その後の第一閉鎖状態期間R1の全期間で第一入賞無効期間B1となるように設定されている点を除いて、上記第5の例の両パターンと同様である。なお、第一入賞無効期間B1は期間T1の終了時点から開始されるように設定されていてもよい。本例の両パターンは、少なくとも2つの閉鎖状態期間を備え、当該2つの閉鎖状態期間と同時期にそれぞれ設定される入賞無効期間の長さが異なるように構成されている。すなわち、パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では入賞無効期間が異なっている場合がある。
図19(d)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第8の例を示している。図19(d)に示すように、本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、第一閉鎖状態期間R1の長さが第二閉鎖状態期間R2の長さよりも長く、期間T1、期間R1、期間T2および期間R2において入賞無効期間が設定されている点を除いて、上記第5の例の両パターンと同様である。本例の両パターンは、第一閉鎖状態期間R1の長さと第二閉鎖状態期間R2の長さとが異なっているので、少なくとも2つの閉鎖状態期間を備え、当該2つの閉鎖状態期間と同時期にそれぞれ設定される入賞無効期間の長さが異なるように構成されている。すなわち、パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では入賞無効期間が異なっている場合がある。
図20(a)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第9の例を示している。図20(a)の図中上段は、一の当り(図20(a)並びに後述の図20(b)、図21(a)および図21(b)では、「第一当り」と称する)における両パターンを示し、図中下段は、他の当り(図20(a)並びに後述の図20(b)、図21(a)および図21(b)では、「第二当り」と称する)における両パターンを示している。
図20(a)上段および下段に示すように、第一当りおよび第二当りにおけるそれぞれの可変入賞口の開放パターンは、期間T1において開放状態となり、その後の第一閉鎖状態期間R1において閉鎖状態となり、その後の期間T2において開放状態となり、その後の第二閉鎖状態期間R2において閉鎖状態となり、その後の期間T3において開放状態となる。期間T1から期間R2までの期間が1回の大当り遊技中の第nラウンドであり、期間T3以降が当該大当り遊技中の第n+1ラウンドである。一方、第一当りおよび第二当りにおけるそれぞれの入賞検知パターンは、期間T1、期間R1の所定期間である第一入賞有効期間A1において入賞有効状態となり、その後の期間R1が終了するまでの第一入賞無効期間B1において入賞無効状態となり、その後の期間T2、期間R2の所定期間である第二入賞有効期間A2において入賞有効状態となり、その後の期間R2が終了するまでの第二入賞無効期間B2において入賞無効状態となり、その後の期間T3において入賞有効状態となる。
本例の両パターンは、第一当りおよび第二当りのそれぞれにおける、第一閉鎖状態期間R1の長さと第二閉鎖状態期間R2の長さとが等しくなり、第一入賞有効期間A1の長さと第二入賞有効期間A2の長さとが等しくなり、第二入賞無効期間B1の長さと第二入賞無効期間B2の長さとが等しくなるように設定されている。
また、本例の両パターンは、第一当りと第二当りとを比較した場合、第一当りおよび第二当りのそれぞれの第一閉鎖状態期間R1の長さが等しくなり、第一当りおよび第二当りのそれぞれの第二閉鎖状態期間R2の長さが等しくなり、第一当りでの第一入賞有効期間A1の長さと第二当りでの第一入賞有効期間A1の長さとが異なっており(本例では、第一当りでの第一入賞有効期間A1の長さが第二当りでの第一入賞有効期間A1の長さよりも長い)、第一当りでの第一入賞無効期間B1の長さと第二当りでの第一入賞無効期間B1の長さとが異なっており(本例では、第一当りでの第一入賞無効期間B1の長さが第二当りでの第一入賞無効期間B1の長さよりも短い)、第一当りでの第二入賞有効期間A2の長さと第二当りでの第二入賞有効期間A2の長さとが異なっており(本例では、第一当りでの第二入賞有効期間A2の長さが第二当りでの第二入賞有効期間A2の長さよりも長い)、第一当りでの第二入賞無効期間B2の長さと第二当りでの第二入賞無効期間B2の長さとが異なる(本例では、第一当りでの第二入賞無効期間B2の長さが第二当りでの第二入賞無効期間B2の長さよりも短い)ように設定されている。このように、本例の両パターンは、異なる当りの場合、同一のタイミング(例えば、第一閉鎖状態期間R1の実行タイミング)でのそれぞれの入賞有効期間(例えば、第一当りの第一入賞有効期間と第二当りの第一入賞有効期間)が異なり、それぞれの入賞無効期間(例えば、第一当りの第一入賞無効期間と第二当りの第一入賞無効期間)が異なるように設定されている。パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では異なる当りに対して入賞無効期間が異なっている場合がある。
本実施形態によるパチンコ機100は、一の大入賞口(例えば、可変入賞口234)に対して、一の当りには図20(a)上段に示すパターンを設定し、他の当りには図20(a)上段に示すパターンを設定することができる場合がある。このため、パチンコ機100は、図3に示す遊技盤200を備え、大入賞口を1つ有している場合であっても、遊技状態や大当り図柄によって種々の入賞無効期間を設けることができる場合がある。
図20(b)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第10の例を示している。図20(b)に示すように、第二当りでの可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、第一閉鎖状態期間R1での第一入賞有効期間A1の長さと第一入賞無効期間B1の長さが上記第9の例におけるそれぞれの期間と異なる点を除いて、上記第9の例の両パターンと同様である。
本例の第二当りでの第一入賞有効期間A1の長さは第二入賞有効期間A2の長さよりも長くなり、第二入賞無効期間B1の長さは第二入賞無効期間B2の長さよりも短くなるように設定されている。本例の両パターンは、異なる当りに対して、入賞有効期間および入賞無効期間が同一になるタイミングと、入賞有効期間および入賞無効期間が異なるタイミングとが混在するようになっている。例えば、異なる当りに対して同一タイミングである第一閉鎖状態期間R1では、第一当りでの第一入賞有効期間A1の長さと第二当りでの第一入賞有効期間A1の長さとが同一となり、第一当りでの第一入賞無効期間B1の長さと第二当りでの第一入賞無効期間B1の長さとが同一となるのに対し、異なる当りに対して同一タイミングである第二閉鎖状態期間R2では、第一当りでの第二入賞有効期間A2の長さと第二当りでの第二入賞有効期間A2の長さとが異なり、第一当りでの第二入賞無効期間B2の長さと第二当りでの第二入賞無効期間B2の長さとが異なっている。パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では異なる当りに対して入賞無効期間を同じにしたり異ならせたりすることができる場合がある。
図20(c)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第11の例を示している。図20(c)の図中上段の「大入賞口1開放」は大入賞口1(例えば、可変入賞口234)における可変入賞口の開放パターンを示し、図中下段の「大入賞口2開放」は大入賞口1とは異なる大入賞口2(例えば、可変入賞口235)における可変入賞口の開放パターンを示している。パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態では異なる大入賞口に対して入賞無効期間が異なっている場合がある。
図20(c)に示すように、大入賞口1の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、上記第9の例における第一当りの可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンのそれぞれと同一であり、大入賞口2の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、上記第9の例における第二当りの可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンのそれぞれと同一であるため、説明は省略する。本例では、大入賞口1の入賞検知パターンにおける第一入賞有効期間A1の長さは、大入賞口2の入賞検知パターンにおける第一入賞有効期間A1の長さと異なっているが、同じ長さであってもよい。また、大入賞口1の入賞検知パターンにおける第二入賞有効期間A2の長さは、大入賞口2の入賞検知パターンにおける第二入賞有効期間A2の長さと異なっているが、同じ長さであってもよい。
パチンコ機100は例えば、大当り遊技を開始してから途中までは大入賞口1(または大入賞口2)を開放し、当該途中から大当り遊技終了までは大入賞口2(または大入賞口1)を開放するようにすることで、一の大当り遊技中に入賞有効期間および入賞無効期間を異ならせることができる場合がある。
図21(a)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第12の例を示している。図21(a)上段に示すように、第一当りにおける可変入賞口の開放パターンは、期間T1において途中から短開放状態となり、その後の期間R(以下、「閉鎖状態期間R」と称する場合がある)において閉鎖状態となり、その後の期間T2において期間T2の開始から所定期間で短開放状態、その後の期間で閉鎖状態となる。第一当りの入賞検知パターンは例えば小当りの入賞検知パターンである。一方、第一当りにおける入賞検知パターンは、期間T1において短開放が開始するまでは入賞無効状態であり、短開放状態開始後の期間T1、期間R1および期間T2における短開放状態終了後所定期間において入賞有効状態となり、その後の期間T2において入賞無効状態となる。
図21(a)下段に示すように、第二当りにおける可変入賞口の開放パターンは、期間T1において短開放状態となり、その後の期間Rにおいて閉鎖状態となり、その後の期間T2の開始から所定期間まで短開放状態となり、その後の期間T2において閉鎖状態となる。第二当りの入賞検知パターンは例えば図13(a)等に示す「大当りB」の入賞検知パターン(図21(a)では、長開放するラウンドから短開放するラウンドに切り替わるタイミングが図示されている)である。一方、第一当りにおける入賞検知パターンは、期間T1および期間R1開始後の期間A(以下、「入賞有効期間A」と称する場合がある)において入賞有効状態となり、その後期間Rが終了するまでの期間B(以下、「入賞無効期間B」と称する場合がある)において入賞無効状態となり、その後の期間T2開始後短開放期間が終了してから所定期間経過後まで入賞有効状態となり、その後の期間T2において入賞無効状態となる。
図21(b)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第13の例を示している。図21(b)に示すように、第二当りでの可変入賞口の開放パターンにおいて期間T1で短開放状態となる点を除いて、上記第12の例の両パターンと同様である。本例における第二当りの入賞検知パターンは、例えば図13(a)等に示す「大当りB」の入賞検知パターン(図21(b)では、短開放するラウンドから短開放するラウンドに切り替わるタイミングが図示されている)である。
図21(c)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第14の例を示している。図21(c)の図中上段は、一の当り(以下、「第一当り」と称する)における両パターンを示し、図中中段は、他の当り(以下「第二当り」と称する)における両パターンを示し、図中下段は、さらに他の当り(以下「第三当り」と称する)における両パターンを示している。
図21(c)上段に示すように、第一当りにおける可変入賞口の開放パターンは、期間T1において途中から短開放状態となり、その後の期間R1において閉鎖状態となり、その後の期間T2において短開放状態となり、その後の期間R2、期間T3および期間R3(以下、「第三閉鎖状態期間R3」と称する場合がる)において閉鎖状態となる。第一当りの入賞検知パターンは例えば小当りの入賞検知パターンである。一方、第一当りにおける入賞検知パターンは、期間T1において短開放が開始するまでは入賞無効状態となり、短開放状態開始後の期間T1、期間R1、期間T2および期間R2における短開放状態終了後所定期間において入賞有効状態となり、その後の期間R2、期間T3および期間R3において入賞無効状態となる。
図21(c)中段に示すように、第二当りにおける可変入賞口の開放パターンは、期間T1において長開放状態となり、その後の期間R1において閉鎖状態となり、その後の期間T2において短開放状態となり、その後の期間R2において閉鎖状態となり、その後の期間T3において長開放状態となり、その後の期間R3において閉鎖状態となる。第二当りの入賞検知パターンは例えば大当り遊技中の1ラウンドだけ短開放状態となる入賞検知パターンである。当該入賞検知パターンは、例えば15ラウンド大当りにおいて6ラウンドだけ短開放状態となる、いわゆる実質15ラウンド大当りと称される当りの入賞検知パターンに相当する。第二当りにおける入賞検知パターンは、期間T1および期間R1開始後の入賞有効期間A1において入賞有効状態となり、その後期間R1が終了するまでの期間B1において入賞無効状態となり、その後の期間T2、期間R2、期間T3および期間R3開始後の期間A3(第三入賞有効期間A3)において入賞有効状態となり、その後の期間R3が終了するまでの期間B3(第三入賞無効期間B3)において入賞無効状態となる。
図21(c)下段に示すように、第三当りにおける可変入賞口の開放パターンは、期間T1において長開放状態となり、その後の期間R1において閉鎖状態となり、その後の期間T2において短開放状態となり、その後の期間R2において閉鎖状態となり、その後の期間T3’において短開放状態となり、その後の期間R3’(第三閉鎖状態期間R3’)において閉鎖状態となる。第三当りの入賞検知パターンは例えばいわゆる実質nラウンド大当りであって、所定の短開放ラウンド間(本例での期間R2)のみ他の短開放ラウンド間の間隔よりも長く設定された入賞検知パターンである。第三当りにおける入賞検知パターンは、期間T1および期間R1開始後の入賞有効期間A1において入賞有効状態となり、その後期間R1が終了するまでの期間B1において入賞無効状態となり、その後の期間T1、期間R2、期間T3’および期間R3’開始後の期間A3’(第三入賞有効期間A3’)において入賞有効状態となり、その後の期間R3’が終了するまでの期間B3’(第三入賞無効期間B3’)において入賞無効状態となる。
このように、パチンコ機100では、閉状態は期間R1における第一の閉状態と期間R2における第二の閉状態と期間R3における第三の閉状態とを少なくとも含み、第一の閉状態と第二の閉状態と第三の閉状態とでは同一の両パターンにおいて入賞無効期間が異なっている場合があり(例えば、図中中段に示すパターンでの第一および第二の閉状態に対して第二の閉状態)、異なる両パターンに対して入賞無効期間が異なっている場合がある(例えば、図中上段に示すパターンでの第一の閉状態に対して中段および下段に示すパターンでの第一の閉状態)。
図22(a)は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第15の例を示している。図22(b)は、可変入賞口234の扉部材234aに遊技球BLが詰まった状態を模式的に示している。図22(a)に示すように、本例における可変入賞口の開放パターンは、期間T1において短開放状態となり、その後の期間R1において閉鎖状態となり、その後の期間T2において長開放状態となり、その後の期間R2において閉鎖状態となる。一方、本例における入賞検知パターンは、期間T1、期間R1、期間T2および期間R2開始後の期間A2において入賞有効状態となり、その後の期間R2が終了するまでの期間B2において入賞無効状態となる。
本例では、短開放状態後の第一閉鎖期間R1における入賞無効期間の長さは、長開放状態後の第二閉鎖期間R2における入賞無効期間B2の長さよりも短く設定されている。本例では、第一閉鎖期間R1における入賞無効期間を0とすることにより、当該入賞無効期間の長さは第二閉鎖期間R2における入賞無効期間B2の長さよりも短くなっている。短開放状態では、可変入賞口234の扉部材234aは相対的に短い周期で開閉を繰り返すため、図22(b)に示すように、遊技球BLは可変入賞口234に詰まり易くなる。短開放状態は、長開放状態と比較すると、可変入賞口234への入球し難い状態となる。遊技球BLが可変入賞口234に詰まらなければ入賞有効期間に検知され得るところ、遊技球BLが可変入賞口234に詰まってしまったために入賞有効期間が終了して遊技球BLが入球して検知されたときにはすでに入賞無効期間となってしまう場合がある。そこで、本例では、短開放状態後の入賞無効期間を相対的に短くするとともに入賞有効期間を長くして遊技球BLが可変入賞口234に詰まった後の入球を有効なものと判定できるようにしている。また、長開放状態の場合では、扉部材が開ききった状態が長く続くため、扉部材の上に複数の遊技球が乗ってしまい球詰まりする場合がある。このため、パチンコ機100は、長開放状態後にも入賞有効期間および入賞無効期間を設けることにより遊技者を救済できる場合がある。
1回の大当り遊技における累計の入賞数は、ラウンドを重ねるごとに多くなる。本例の入賞検知パターンは、長さの短い入賞無効期間の方が長さの長い入賞無効期間よりも時間的に先行するように設定されている。このため、累計数に基づいて入賞エラー報知を実行する場合には、先行の閉鎖状態期間の方が後続の閉鎖状態期間よりも入球エラー報知が生じ難くなる。また、入賞無効期間の長さが長いと当該期間に遊技球が検出され易くなる。このため、各ラウンドのオーバー入賞数に基づいて入賞エラー報知を実行する場合には、長さの長い入賞無効期間が長さの短い入賞無効期間よりも時間的に先行するように設定されて入賞検知パターンでは、先行の閉鎖状態期間の方が後続の閉鎖状態期間よりも入球エラー報知が生じ易くなる。
図23は、可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンの第16の例を示している。図23の図中上段は、第一当りにおける可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンを示し、図中中段は、第二当りにおける可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンを示し、図中下段は、第三当りにおける可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンを示している。
図23の図中上段および中段に示すように、第一当りおよび第二当りにおけるそれぞれの入賞検知パターンは、入賞無効期間R開始後の期間Aにおいて入賞有効状態となり、その後期間Rが終了するまでの期間Bにおいて入賞無効状態となる。本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンは、第一当りにおける閉鎖期間Rの長さは、第二当りにおける閉鎖期間Rの長さよりも短くなり、第一当りにおける入賞有効期間Aの長さは第二当りにおける入賞有効期間Aの長さと等しくなり、第一当りにおける入賞無効期間Bの長さは第二当りにおける入賞無効期間Bの長さよりも短くなるように設定されている。
図23の図中下段に示すように、第三当りにおける入賞検知パターンは、入賞無効期間R開始後の期間Aにおいて入賞有効状態となり、その後の期間Bにおいて入賞無効状態となり、その後の期間Rが終了するまでの期間A’において入賞有効状態となる。本例の可変入賞口の開放パターンおよび入賞検知パターンでは、第三当りにおける閉鎖期間Rの長さが第二当りにおける閉鎖期間Rの長さと等しくなり、第三当りにおける入賞有効期間Aの長さが第二当りにおける入賞有効期間Aの長さと等しくなり、第三当りにおける入賞無効期間Bの長さが入賞有効期間A’が設けられている分だけ第二当りにおける入賞無効期間Bの長さよりも短くなっている。
第一乃至第三当りでの入賞検知パターンを比較すると、閉鎖期間RのΔtの期間に大入賞口内のセンサを遊技球が通過した場合の取り扱いが異なる。第一当りの場合は、次のラウンドにおける入球扱いとして計上されるのに対し、第二当りの場合は、入賞無効として扱われ、第三当りの場合は、入賞有効として扱われる。第一および第三当りの場合のΔtは、いずれも有効期間であるが、第三当りではオーバー入賞演出が実行され第一当りではオーバー入賞演出は実行されない。第一当りの場合には、例えば大入賞口が開状態から閉状態への移行開始後閉状態になるまでに複数の遊技球が連続して入球すると、例えば1個目の遊技球は入賞有効期間に検出され、2個目の遊技球は入賞無効期間に検出され、3個目の遊技球はΔtの期間に検出される場合がある。この場合、1個目の入球に対してはオーバー入賞演出が実行され、2個目の入球に対しては無効として処理され、3個目の入球に対してはオーバー入賞演出が実行されないものの、次のラウンドでの入球として処理される。このように、パチンコ機100は、入球タイミングがわずかに違うだけでもそれぞれの遊技球に対して異なる処理を実行する場合がある。また、第一当りでの入賞検知パターンは最終ラウンドにおける閉鎖状態には適用できない。
第一当りでの入賞検知パターンと第二当りでの入賞検知パターンとを比較した場合、入賞有効期間Aは同一であるのに対し、入賞無効期間Bは第二当りでの当該パターンの方が第一当りでの当該パターンよりも長くなっている。このため、第一当りおよび第二当りでの各入賞検知パターンにおいて、可変入賞口の扉部材が開状態から閉状態への移行開始後閉状態となるまでの間に、遊技球が仮に同じタイミングで入球したとすると、入賞無効期間Bが長い分だけ、第二当りでの入賞検知パターンでは第一当りでの入賞検知パターンと比較して、当該遊技球が賞球非対象と判定される可能性が高くなる場合がある。
オーバー入賞狙いかつ無効球を恐れる遊技者は閉鎖期間Rの前半の期間(入賞有効期間)での入球を狙うのに対し、オーバー入賞狙いかつ無効球を恐れない遊技者は閉鎖期間Rの前半の期間(入賞有効期間)に加え、後半の期間(Δtの期間)も狙う。第一および第三当りでの入賞検知パターンは、後半の無効球を恐れない遊技者を救済するパターンとなる場合がある。
図24は、大入賞口の扉部材の閉鎖タイミングを模式的に示す図である。扉部材が開状態から閉状態に移行開始してから閉状態となるまでの時間は大入賞口の扉部材の開閉方法(例えば、スライド式か回転式)や扉部材の形状等により異なる場合がある。図24の図中上段は、所定形状を有する大入賞口の閉鎖タイミングを示し、図中下段は、当該所定形状とは異なる形状を有する大入賞口の閉鎖タイミングを示している。
図24の図中上段に示す例では、扉部材が開状態から閉状態に移行開始する時刻が時刻t1であり、閉状態となる時刻が時刻t3である。図24の図中下段に示す例では、扉部材が開状態から閉状態に移行開始する時刻が時刻t1であり、閉状態となる時刻が時刻t3よりも早い時刻t2である。図24の図中上段に示す例のように、扉部材が開状態から閉状態に移行開始してから閉状態となるまでの時間が長いと、遊技球が入球できる時間が長くなるので、当該例のように動作する大入賞口を備えたパチンコ機は、図中下段に示す例のように動作する大入賞口を備えたパチンコ機よりもオーバー入賞し易い場合がある。
次に、累計ラウンド数や累計賞球数に基づいて実行される特別演習について図25乃至図38を用いて説明する。図25は、特別演出制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。特別演出制御処理は例えば第1副制御部メイン処理の演出制御処理(ステップS309)において実行される。特別演出制御処理は、第1副制御部400のCPU404がRAM408等を制御して実行される。
図25に示すように、特別演出制御処理ではまず、主制御部300から大入賞口入賞コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS1301)。例えば第1副制御部400は、当該コマンドを受信したと判定したらステップS1303に移行し、当該コマンドを受信していないと判定したら後述するステップS1303〜S1311を実行せずに特別演出制御処理を終了する。
ステップS1301の次のステップS1303では、所定条件1を充足したか否かを判定する。例えば第1副制御部400は、所定条件1を充足したと判定したらステップS1305に移行し、所定条件1を充足していないと判定したら後述するステップS1305〜S1311を実行せずに特別演出制御処理を終了する。所定条件1は例えば、大当り連荘中であること、特図2の大当り連荘中であること、あるいは、大当りAや大当りB(詳細は後述する)に基づく大当り遊技であること等の入球数を累計する状態にあることである。
本実施形態では、出球が減らない状態の間に、繰り返し特図の大当りに当選することを連荘と称する。したがって、連荘には、少なくとも電サポ状態の間に特図の大当りに繰り返し当選することが含まれる。例えば、電サポ状態の間に、特図のはずれを一または複数回挟んで特図の電サポ付きの大当りに当選した場合には連荘が成立する。また、連荘には、非電サポ状態であっても特図確変状態である間に特図の大当りに繰り返し当選することも含まれる。
ステップS1303の次のステップS1305では、カウンタに所定値を加算する。例えば第1副制御部400は、ラウンド数を示す情報を含むコマンドを受信し、前回受信したコマンドに含まれていたラウンド数よりも増加していると判定したらRAM408の所定の記憶領域に設けられた累計ラウンド数カウンタの値を読み出して、増加した分を当該値に加算して、RAM408の所定の記憶領域に記憶し直す。また、例えば第1副制御部400は、賞球数を示す情報を含むコマンドを受信し、前回受信したコマンドに含まれていた賞球数よりも増加していると判定したらRAM408の所定の記憶領域に設けられた累計賞球数カウンタの値を読み出して、増加した分を当該値に加算して、RAM408の所定の記憶領域に記憶し直す。第1副制御部400はこれらの処理を終了したらステップS1307に移行する。
ステップS1305の次のステップS1307では、カウンタの値に基づいてラウンド数や賞球数等の表示設定を実行する。例えば第1副制御部400は、ステップS1305において累計ラウンド数カウンタの値や累計賞球数カウンタの値を増加したら、増加した値を装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dに表示するために、増加した値を含むコマンドを装飾図柄表示装置208に出力して、ステップS1309に移行する。
ステップS1307の次のステップS1309では、所定条件2を充足しているか否かを判定する。例えば第1副制御部400は、累計ラウンド数や累計賞球数が所定値を超えていると判定したら所定条件2を充足したと判断してステップS1311に移行し、ラウンドの累計数や累計賞球数が所定値を超えていないと判定したら所定条件2を充足していないと判断して後述するステップS1311を実行せずに特別演出制御処理を終了する。第1副制御部400は、所定条件2を充足していないと判断したらステップS1307において装飾図柄表示装置208に送信したコマンドをクリアするようにしてもよい。これにより、パチンコ機100は、後述する特別演出実行時のみに累計ラウンド数や累計賞球数を演出表示領域208dに表示できる場合がある。
ステップS1309の次のステップS1311では、特別演出実行の設定処理を実行する。例えば第1副制御部400は、充足した所定条件2に基づく特別演出を実行するためのコマンドを装飾図柄表示装置208に送信して特別演出制御処理を終了する。
パチンコ機100が電断復電した場合、オーバー入賞やオーバー入賞エラーに関連する累計値はRAM308に記憶されるのに対し、オーバー入賞演出やオーバー入賞エラー報知に関連する情報はRAM408から消えてしまう。このため、パチンコ機100は、復電後の所定期間において、オーバー入賞等に関連する累計値と例えば装飾図柄表示装置208で実行される演出とが不一致の状態で遊技が進行する場合がある。また、パチンコ機100は、第1副制御部400がバックアップ機能を有しており、電断前の情報を記憶するようにして、復電後にオーバー入賞等に関連する累計値と装飾図柄表示装置208で実行される演出とに齟齬が生じないように構成されていてもよい。
次に、特別演出の対象および非対象の当りの種類について図26を用いて説明する。図26(a)は、当りの種類を示す一覧表である。当該一覧表は、左列の「当りの種類」および右列の「ラウンド数」の2項目で構成されている。図26(a)に示すように、当りの種類は例えば、大当りA(ラウンド数は15)、大当りB(ラウンド数は15(実質5)、大当りC(ラウンド数は2)および小当り(ラウンド数は1)の4種類である。すなわち、大当りAは15ラウンド大当りであり、大当りBは15ラウンド(実質5ラウンド)大当りであり、大当りCは2ラウンド大当りである。大当りAおよび大当りBが特別演出の対象となる当りであり、大当りCおよび小当りは特別演出の対象とはならない(非対象)当りである。
図26(b)は、図26(a)に示す当りの種類の発生頻度(選択率)を示す一覧表である。図中左側の一覧表は状態1における各当りの発生頻度を示し、右側の一覧表は状態2における各当りの発生頻度を示している。パチンコ機100は複数の遊技状態を有している。状態1(複数の遊技状態のうちの第一の遊技状態の一例)は、例えば特図低確率状態かつ普図低確率状態(以下、「通常遊技状態」と称する場合がある)の遊技状態である。状態2(複数の遊技状態のうちの第二の遊技状態の一例)は、例えば特図高確率状態かつ普図高確率状態(以下、「確変遊技状態」と称する場合がある)の遊技状態である。当該一覧表は、左列の「当りの種類」および右列の「頻度」の2項目で構成されている。左列の「当りの種類」は、図26(a)に示す当りの種類に対応している。右列の「頻度」の欄に示された「高」は発生頻度が最も高いことを表し、「中」は「高」の次に発生頻度が高いことを表し、「低」は発生頻度が最も低いことを表し、「−」は発生しないことを表している。
図26(b)の図中左側の一覧表に示すように、状態1では、「大当りA」の発生頻度が最も高く、「大当りB」の発生頻度がその次に高く、「大当りC」および「小当り」の発生頻度が最も低くなっている。また、図26(b)の図中右側の一覧表に示すように、状態2では、「大当りA」の発生頻度が最も高く、「大当りB」の発生頻度がその次に高く、「大当りC」の発生頻度がその次に高く、「小当り」は選択されない(発生頻度は0)ようになっている。
状態2は例えば確変遊技状態であり、状態1は通常遊技状態であるため、状態2は状態1と比較して有利な状態である。また、状態2では低利益の小当りが選択されない分、例えば大当りAや大当りBの発生頻度を状態1での当該発生頻度よりも高くすることができる場合がある。この点において、状態2は状態1と比較して有利な状態となる場合がある。また、状態2の大当りの種類は状態1の大当りの種類と同じであるものの、状態2の大当りの方が状態1の大当りよりも開放時間を長くすることにより、状態2は状態1と比較して有利な状態とすることができる場合がある。低利益の当りには、遊技状態(確変遊技状態や通常遊技状態等)に関わらず、ラウンド数の少ない当り(本例では、大当りCや小当り)が含まれる。
図26(c)は、図26(a)に示す当りの種類の発生頻度(選択率)を示す一覧表である。図中左側の一覧表は特図1変動遊技における各当りの発生頻度を示し、右側の一覧表は特図2変動遊技における各当りの発生頻度を示している。当該一覧表は、左列の「当りの種類」および右列の「頻度」の2項目で構成されている。左列の「当りの種類」は、図26(a)に示す「当りの種類」に対応している。右列の「頻度」の欄に示された「高」は発生頻度が最も高いことを表し、「中」は「高」の次に発生頻度が高いことを表し、「低」は発生頻度が最も低いことを表し、「−」は発生しないことを表している。
図26(c)の図中左側の一覧表に示すように、特図1では、「大当りB」の発生頻度が最も高く、「大当りA」の発生頻度がその次に高く、「大当りC」および「小当り」の発生頻度が最も低くなっている。また、図26(c)の図中右側の一覧表に示すように、特図2では、「大当りA」の発生頻度が最も高く、「大当りB」の発生頻度がその次に高く、「大当りC」および「小当り」は選択されない(発生頻度は0)ようになっている。特図2変動遊技では、特別演出の対象となる大当りのみが発生するので、パチンコ機100は、特図2変動遊技において大当りに当選すると必ず特別演出を実行するように構成されている。
特図2変動遊技は確変遊技状態において実行される可能性が高く、特図1変動遊技は通常遊技状態で実行される可能性が高いため、特図2変動遊技は特図1変動遊技と比較して有利な変動である。また、特図2変動遊技では低利益の大当りCや小当りが選択されない分、例えば大当りAや大当りBの発生頻度を特図1変動遊技での当該発生頻度よりも高くすることができる場合がある。この点において、特図2変動遊技は特図1変動遊技と比較して有利な変動となる場合がある。また、特図2変動遊技の大当りAおよびBの開放時間を特図1変動遊技の大当りAおよびBの開放時間よりも長くすることにより、特図2変動遊技は特図1変動遊技と比較して有利な状態とすることができる場合がある。
パチンコ機100は、特図1変動遊技では大当りCや小当りが選択され、特図2変動遊技では大当りCおよび小当りが選択されないように構成されている。このため、特図1変動遊技の方が大当り遊技で短開放状態となる割合が多くなってフルオープンが多くなる場合がある。大当りCや小当りの選択率や可変入賞口の開放態様などにより、特図1変動遊技の大当りCや小当りでは、後述の所定条件の達成は困難な場合がある。
また、特図1変動遊技、特図2変動遊技、通常遊技状態および確変遊技状態などを適宜組み合わせて、大当りA、大当りB、大当りCおよび小当りの発生頻度を変更してもよい。また、特別演出の対象となる大当りは大当りAや大当りBに限られず、16ラウンド大当りや5ラウンド大当りが含まれていてもよい。この場合、各大当りの発生頻度は、例えば15ラウンド大当りが最も高く、その次に5ラウンドが高く、その次に16ラウンド大当りが高いというようになっていてもよい。
次に、特別演出制御処理のステップS1309において主に使用される特別演出実行可否決定テーブルについて図27を用いて説明する。図27(a)は、累計賞球数に基づいて所定条件2の充足を判定する際に参照する特別演出実行可否決定テーブルを示している。図27(b)は、累計ラウンド数に基づいて所定条件2の充足を判定する際に参照する特別演出実行可否決定テーブルである。これらのテーブルは、「条件1」から「条件4」および「条件5」から「条件8」のそれぞれ4つに区分して所定条件2が段階的に用意されている。
図27(a)に示すように、所定条件2が累計賞球数に基づく場合、「条件1」では、「達成条件」(所定条件2)が「累計賞球数が2000個」であり、「内容」(特別演出の内容)が「特別演出1」である。「条件2」では、「達成条件」が「累計賞球数が4000個」であり、「内容」が「特別演出2」である。「条件3」では、「達成条件」が「累計賞球数が6000個」であり、「内容」が「特別演出3」である。「条件4」では、「達成条件」が「累計賞球数が8000個」であり、「内容」が「特別演出4」である。
図27(b)に示すように、所定条件2が累計ラウンド数に基づく場合、「条件5」では、「達成条件」(所定条件2)が「累計R(ラウンド)数が20R」であり、「内容」(特別演出の内容)が「特別演出5」である。「条件6」では、「達成条件」が「累計R数が40R」であり、「内容」が「特別演出6」である。「条件7」では、「達成条件」が「累計R数が60R」であり、「内容」が「特別演出7」である。「条件8」では、「達成条件」が「累計R数が80R」であり、「内容」が「特別演出8」である。
本実施形態では、「特別演出1」から「特別演出8」のそれぞれを特別演出と称する場合があり、また、「特別演出1」から「特別演出4」を一まとめにした特別演出群、特別演出5」から「特別演出8」を一まとめにした特別演出群、あるいは「特別演出1」から「特別演出8」を一まとめにした特別演出群をそれぞれ特別演出と称する場合がある。
次に、本実施形態によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出の実施例および変形例について図28乃至図38を用いて説明する。図28は、本実施形態の実施例1によるパチンコ機100での大当り遊技演出を示している。図28(a)乃至図28(g)はこの順に、本実施例によるパチンコ機100での大当り遊技演出を時系列で示している。本実施例によるパチンコ機100では、特別演出はこの大当り遊技演出中に実行されるようになっている。
パチンコ機100では、主制御部300は当り遊技開始時やラウンド開始時等を把握可能に構成されており、主制御部300から第1副制御部400にこれらの情報やその他の情報を送信可能に構成されている。第1副制御部400は、これらの情報に基づいて、当り遊技時の演出内容(例えば図28乃至図38(図34(e)を除く)に示す大当り遊技演出)や演出時間等を決定し、決定した演出内容等の情報を装飾図柄表示装置208等に送信するといった種々の処理を行うようになっている。
パチンコ機100は、図柄変動表示後に特図1表示装置212または特図2表示装置214に当否判定結果に基づく図柄を停止表示し、その後に(ほぼ同時期に)、装飾図柄表示装置208に当該図柄に対応する装飾図柄態様を停止表示して特図変動遊技に当選したか否かを報知する。例えば特図変動遊技に当選すると、当該図柄が停止表示してから所定期間経過後に、当り遊技が開始されて可変入賞口234または可変入賞口235が開放される。
図28(a)は、大当り遊技が開始するとともに大当り遊技演出開始直後の装飾図柄表示装置208の表示画面例を示している。

第1副制御部400は、主制御部300から送信された入賞演出開始コマンドを受信したら、第1副制御部400のCPU404がROM406、RAM408、VDP434、VRAM436等を制御して大当り遊技演出において使用する画像等を決定・生成し、当該大当り遊技演出の内容を含むコマンドを装飾図柄表示装置208に送信する。装飾図柄表示装置208が当該コマンドを受信すると、図28(a)に示すように、装飾図柄表示装置208の演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り遊技が開始されたことが報知されている。また、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には、「装飾7」が表示され、開始された大当り遊技が例えば確変遊技状態における特図1変動遊技において特図Aに係る大当り(例えば、図26に示す「大当りA」)に当選したことに基づいていることが報知されている。さらに、演出表示領域208d内の中央下方には、累計賞球数を示すために、四角枠内に「0両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行されている。
パチンコ機100は、当該大当り遊技中に所定のタイミングで第1副制御部メイン処理を実行する。この第1副制御部メイン処理が実行される毎に特別演出制御処理が実行される。第1副制御部400は、主制御部300から大入賞口入賞コマンドを受信すると(ステップS1301のYes)、実行中の大当り遊技が「大当りA」に基づいているため所定条件1を充足していると判定し(ステップS1303)、累計賞球数カウンタの値を増加し(ステップS1305)、増加した値を含むコマンドを装飾図柄表示装置208に出力し(ステップS1307)、累計賞球数カウンタの値および累計ラウンド数カウンタの値が所定条件2の条件1〜8(図27参照)を達成していないと判定し(ステップS1309のNo)、特別演出制御処理を終了する。
当該特別演出制御処理が実行され、累計賞球数が例えば14個であることを報知するために、図28(b)に示すように、演出表示領域208d内の中央下方には、四角枠内に「14両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。累計賞球数は大入賞口の入賞毎にカウントアップされる。なお、賞球数報知演出に表示される値は、賞球の累計値でもよいし、実際の差球であってもよい。差球は、例えば賞球数から入球数を差し引いた球数(例えば、1球の入球当り14球の賞球の場合は、差球は13(=14−1)となる)であったり、アウト口に入球した球数も考慮した球数であってもよい。
その後、大当り遊技が進行して15ラウンド終了すると、図28(c)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り終了」という文字表示がなされて大当り遊技が終了したことが報知される。また、演出表示領域208d内の中央下方には、累計賞球数が1890個であることを示すために、四角枠内に「1890両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。大当り遊技において、例えば大入賞口への1個の入球に対して10個の賞球が得られ、1ラウンドの入球数の上限が10個である場合、1ラウンドで得られる正規の賞球数は1500個となる。本例において、賞球数報知演出で報知された賞球数1890個から当該1500個を差し引いた390個がオーバー入賞により得られた賞球数となる。このように、本実施例によるパチンコ機100では、賞球数報知演出はオーバー入賞演出も兼ねている。当該大当り遊技終了時点において、累計ラウンド数は15Rであって20Rより少なく、累計賞球数が1890個であって2000個より少ないので所定条件2が充足せず(特別演出制御処理のステップS1309のNo)、特別演出は実行されずに大当り遊技演出は終了する。
当該大当り遊技終了後に開始した例えば特図1変動遊技において、停止図柄が「特図A」(装飾図柄態様が「装飾3−装飾3−装飾3」)に係る15R特別大当り(例えば、図26に示す「大当りA」)に当選したことに基づいて大当り遊技が開始される。このため、図28(d)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り遊技が開始されたことが報知され、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には「装飾3」が表示され、特図Aに係る大当りに基づく大当り遊技であることが報知される。さらに、大当り連荘中であるため、演出表示領域208d内の中央下方には、前回の大当り遊技で獲得された累計賞球数を示すために、四角枠内に「1890両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。
パチンコ機100は、当該大当り遊技中に所定のタイミングで第1副制御部メイン処理を実行する。この第1副制御部メイン処理が実行される毎に特別演出制御処理が実行される。第1副制御部400は、主制御部300から大入賞口入賞コマンドを受信すると(ステップS1301のYes)、実行中の大当り遊技が「大当りA」に基づいているため所定条件1を充足していると判定し(ステップS1303)、累計賞球数カウンタの値を増加し(ステップS1305)、増加した値を含むコマンドを装飾図柄表示装置208に出力し(ステップS1307)、累計賞球数カウンタの値が所定条件2の条件1(図27参照)を達成したと判定し(ステップS1309のNo)、特別演出1を実行するためのコマンドを装飾図柄表示装置208に送信し(ステップS1311)、特別演出制御処理を終了する。
当該特別演出制御処理が実行されることにより、図28(e)に示すように、演出表示領域208d内のほぼ中央に、四角形枠内に「特別演出1GET2000」と表示された画像による特別演出が実行される。さらに、累計賞球数が2002個であることを示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「2002両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。累計賞球数1890個からの続きであるため、遊技者は当該大当り遊技を開始してから早い段階(例えば、1ラウンド目)で2000個の賞球を獲得できる。
特別演出が開始されてから所定時間の経過後に特別演出が終了したことを報知するために、図28(f)に示すように、演出表示領域208dから四角形枠内に「特別演出1GET2000」と表示された画像が消去されるとともに、演出表示領域208dの左下角部であって賞球数報知演出の左隣に、四角枠内にバツ印の付された1を表示した画像が表示される。当該画像により、特別演出1の実行が終了したことが報知される。当該画像の表示時期は、本例に限られず、例えば特別演出1の開始と同時でもよく、特別演出1実行後であればいつでもよい。また、特別演出中に獲得された賞球数を加算した累計賞球数が2016個であることを示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「2002両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。
その後、大当り遊技が進行して15ラウンド終了すると、図28(g)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り終了」という文字表示がなされて大当り遊技が終了したことが報知される。また、累計賞球数が3780個であることを示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「3780両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。また、パチンコ機100は、大当り遊技が終了すると、特別演出1に用いた四角形枠内に「特別演出1GET2000」と表示された画像を演出表示領域208dに再表示してもよい。
以上説明したように、本実施例によるパチンコ機100は、所定条件を充足した場合に通常の遊技中には見ることのできない特別演出を実行するように構成されている。当該構成を備えたパチンコ機100によれば、当該特別演出を実行することにより、遊技の興趣の向上を図ることができる場合がある。また、本実施例によるパチンコ機100は、所定の大当りの連荘中に獲得した累計賞球数を逐次報知することができる場合がある。このため、当該構成を備えたパチンコ機100によれば、遊技者は累計賞球数が報知されていることにより大当り連荘中であることを認識できるので、遊技の興趣の向上を図ることができる場合がある。さらに、本実施例によるパチンコ機100は、累計賞球数にオーバー入賞に基づく賞球数も含めて報知できる場合がある。当該構成を備えたパチンコ機100によれば、遊技者にお得感を与えることができる場合がある。
パチンコ機100は所定条件として、本実施例のように一の大当りでは達成できないような条件の他、特定の大当りのみで達成できるように設定したり、いわゆる出玉あり大当りであれば達成できるように設定したりしてもよい。所定条件を達成困難な条件に設定されると遊技者は、特別演出が実行されたときに極めて高い達成感を覚えることができるので、当該構成を備えたパチンコ機100は遊技の興趣の向上を図ることができる場合がある。
次に、本実施形態の実施例2によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出について図29および図30を用いて説明する。本例では、所定条件1が充足せずに特別演出が実行されない例を説明する。図29および図30は、本実施例によるパチンコ機100での大当り遊技演出を示している。図29(a)乃至図29(f)および図30(a)乃至図30(c)はこの順に、本実施例によるパチンコ機100での大当り遊技演出を時系列で示している。本実施例によるパチンコ機100では、特別演出はこの大当り遊技演出中に実行されるようになっている。
図29(a)乃至図29(c)に示す大当り遊技演出は、上記実施例1における図28(a)乃至図28(c)に示す大当り遊技演出と同様であるため、説明は省略する。図29(c)において終了した大当り遊技後に開始した例えば特図1変動遊技において、例えば図26に示す「大当りC」(装飾図柄態様が「装飾2−装飾2−装飾2」)に係る2R大当りに当選したことに基づいて大当り遊技が開始される。これにより、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り遊技が開始したことが報知され、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には「装飾2」が表示される。当該大当りは、本来右打ちする状態であるにもかかわらず、遊技者が左打ちをすることにより引いた低利益の大当り(本例では、2R大当り)である。このため、特別演出制御処理において第1副制御部400は、当該大当りが大当りAや大当りBに基づく大当りでなく所定条件1を充足しないと判定し(ステップS1303のNo)、ステップS1305およびステップS1307を実行せずに当該処理を終了する。
これにより、図29(d)に示すように、四角枠内に「1890両」と表示された画像が演出表示領域208dから消去されて賞球数報知演出が中断される。また、演出表示領域208dには、特図2変動遊技の大当りではなく低利益の大当り(本例では、特図1の2R大当り)であることを想起させるような演出または低利益の大当りであることを認識できる演出が実行される(図29(d)では不図示)。
大当り遊技演出が開始してから所定時間の経過後に、図29(e)に示すように、演出表示領域208d内のほぼ中央には、累計賞球数や累計ラウンド数とは無関係な特別演出1以外の表示が実行される(詳細は後述する)。特1側(左打ち側)の大当り(低利益大当り)は、大入賞口に遊技球が入球し難いようにホール(遊技店)が調整している場合、累計賞球数に関連する表示をしてしまうと、釘調整が甘かったと遊技店員が判断して、釘調整が厳しくなってしまい遊技者に不利になる場合がある。また、出球を得られる当りではないのに特別演出を行うと遊技者を過度に煽りすぎてしまう場合がある。さらに、遊技状態に対応しない打ち方での大当りなので、ここで特別演出を行うと、例え演出表示領域208d内の端で打ち方を示唆したとしても、遊技者が勘違いしてしまう場合がある。これに対し、本実施例によるパチンコ機100は、累計賞球数や累計ラウンド数とは無関係な特別演出1以外の表示を行うので、これらの問題が発生するのを防止できる場合がある。
特別演出1以外の表示が実行されてから所定時間の経過後に、図29(g)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り終了」という文字表示がなされて大当り遊技が終了したことが報知される。また、演出表示領域208dには、賞球数報知演出は再実行されない。
当該大当り遊技終了後に開始した例えば特図1変動遊技において、停止図柄が「特図A」(装飾図柄態様が「装飾3−装飾3−装飾3」)に係る15R特別大当り(例えば、図26に示す「大当りA」)に当選したことに基づいて大当り遊技が開始される。このため、図30(a)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り遊技が開始したことが報知され、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には「装飾3」が表示され、特図Aに係る大当りに基づく大当り遊技であることが報知される。さらに、低利益の大当りを挟んではいるものの大当り連荘中であるため、演出表示領域208d内の中央下方において、1回目の大当り遊技(図29(a)から図29(c)に示す大当り遊技)において獲得された累計賞球数を示すために、四角枠内に「1890両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。本例では、2回目の大当り遊技では所定条件1を充足しないために賞球数はカウントアップされないので、当該大当り遊技開始時累計賞球報知演出で報知される累計賞球数は、1回目の大当り遊技で獲得された累計賞球数となる。
大当り遊技開始後の図30(a)乃至図30(c)に示す大当り遊技演出は、図28(d)乃至図29(f)に示す大当り遊技演出と同様であるため、説明は省略する。
以上説明したように、本実施例によるパチンコ機100は、演出手段の一例である装飾図柄表示装置208は、第一の当りの一例である高利益の大当りAや大当りBに当選後の大当り遊技中に所定条件1および2を達成した場合に所定演出の一例である特別演出1〜8を少なくとも実行可能であり、当該第一の当り遊技とは異なる第二の当りの一例である低利益の大当りCに当選後の大当り遊技中に当該所定条件1および2を充足せず特別演出1〜8を実行しないように構成されている。当該構成を備えたパチンコ機100によれば、遊技者を過度に煽りすぎたり遊技者に打ち方を勘違いさせたりするのを防止できる場合がある。また、本実施例によるパチンコ機100は、誤った打ち方をして大当りに当選した場合に、特別演出や賞球数報知演出を実行しないことにより、遊技者に誤った打ち方をしたことを示唆することができる場合がある。
次に、本実施例の変形例によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出について図31を用いて説明する。図31は、本変形例によるパチンコ機100における大当り遊技演出を示している。図31(a)乃至図31(c)はこの順に、図29(g)に示す大当り遊技終了後に開始された特図1変動遊技に係る大当り遊技演出を時系列で示している。本変形例によるパチンコ機100における大当り遊技演出は、上記実施例2によるパチンコ機100における大当り遊技演出とほぼ同様であるため、異なる点のみを簡述する。
本変形例によるパチンコ機100は、大当り連荘中における特図2変動遊技に係る大当りあるいはラウンド数の多い大当り(例えば、図26に示す「大当りA」や「大当りB」)、すなわち高利益大当りの当選回数をカウントし、大当り遊技開始時に演出表示領域208dに当該当選回数を表示するようになっている。図31(a)に示すように、3回目の大当り遊技が開始されると、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り遊技が開始したことが報知され、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には「装飾3」が表示され、特図Aに係る大当りに基づく大当り遊技であることが報知される。また、低利益の大当りを挟んではいるものの大当り連荘中であるため、演出表示領域208d内の中央下方には、1回目の大当り遊技(図29(a)から図29(c)に示す大当り遊技)において獲得された累計賞球数を示すために、四角枠内に「1890両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。さらに、演出表示領域208d内であって当該画像の右隣に「2回目」という文字表示がなされて、当該大当り遊技が2回目の高利益大当りに係る大当り遊技であることが報知される。図31(b)および図31(c)に示すように、3回目の大当り遊技演出中に当該文字表示は継続して報知される。
本変形例によるパチンコ機100によれば、大当り連荘回数と、演出表示領域208dに表示される大当り遊技実行回数とが一致しないので、当該大当り連荘中に低利益当りを挟んだことを遊技者に気付かせることができる場合がある。
次に、本実施形態の実施例3によるパチンコ機100での大当り遊技時に実行される大当り遊技演出について図32および図33を用いて説明する。本例では、所定条件1は充足するものの所定条件2が充足せずに特別演出が実行されない例を説明する。図32および図33は、本実施例によるパチンコ機100での大当り遊技演出を示している。図32(a)乃至図32(g)および図33(a)乃至図33(c)はこの順に、本実施例によるパチンコ機100での大当り遊技演出を時系列で示している。本実施例によるパチンコ機100では、特別演出はこの大当り遊技演出中に実行されるようになっている。
図32(a)乃至図32(c)に示す大当り遊技演出は、上記実施例1における図28(a)乃至図28(c)に示す大当り遊技演出と同様であるため、説明は省略する。図32(c)において終了した大当り遊技後に開始した例えば特図1変動遊技において、例えば図26に示す「大当りC」(装飾図柄態様が「装飾2−装飾2−装飾2」)に係る2R大当りに当選したことに基づいて大当り遊技が開始される。これにより、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り遊技が開始したことが報知され、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には「装飾2」が表示される。
本実施例によるパチンコ機100は、上記実施例2によるパチンコ機100と異なり、大当り連荘中であれば所定条件1を充足するように構成されている。このため、当該大当りは、本来右打ちする状態であるにもかかわらず、遊技者が左打ちをすることにより引いた低利益の大当り(本例では、2R大当り)であるものの、特別演出制御処理において第1副制御部400は、所定条件1を充足したと判定し(ステップS1303のYes)、累計賞球数カウンタの値を増加し(ステップS1305)、増加した値を含むコマンドを装飾図柄表示装置208に出力し(ステップS1307)、累計賞球数カウンタの値および累計ラウンド数カウンタの値が所定条件2の条件1〜8(図27参照)を達成していないと判定し(ステップS1309のNo)、特別演出1を実行するためのコマンドを装飾図柄表示装置208に送信せずに、特別演出制御処理を終了する。また、本実施例によるパチンコ機100は、所定条件2を充足しないと判定したら累計賞球数カウンタの値を含むコマンドをクリアするように構成されている。これにより、図32(d)に示すように、四角枠内に「1890両」と表示された画像が演出表示領域208dから消去されて賞球数報知演出が中断される。
大当り遊技演出が開始してから所定時間の経過後に、図32(e)に示すように、演出表示領域208d内のほぼ中央には、累計賞球数や累計ラウンド数とは無関係な特別演出1以外の表示が実行される(詳細は後述する)。これにより、パチンコ機100は、上記実施例2によるパチンコ機100と同様に、釘調整が厳しくなってしまったり、遊技者を過度に煽りすぎてしまったり、遊技者が打ち方を勘違いしてしまったりするのを防止できる場合がある。
本実施例によるパチンコ機100は、一旦賞球数報知演出を中断すると、同一の大当り遊技中には賞球数報知演出や特別演出を実行しないように構成されている。このため、特別演出1以外の表示が実行されてから所定時間の経過後に、所定条件2を充足するだけの累計賞球数が獲得されても、図32(f)に示すように、演出表示領域208dには、特別演出や賞球数報知演出が実行されない。
その後、大当り遊技が終了すると、図32(g)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り終了」という文字表示がなされて大当り遊技が終了したことが報知される。
当該大当り遊技終了後に開始した例えば特図2変動遊技において、停止図柄が「特図A」(装飾図柄態様が「装飾3−装飾3−装飾3」)に係る15R特別大当り(例えば、図26に示す「大当りA」)に当選したことに基づいて大当り遊技が開始される。このため、図33(a)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り遊技が開始したことが報知され、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には「装飾3」が表示され、特図Aに係る大当りに基づく大当り遊技であることが報知される。さらに、低利益の大当りを挟んではいるものの大当り連荘中であるため、1回目の大当り遊技(図32(a)から図32(c)に示す大当り遊技)において獲得された累計賞球数と、2回目の大当り遊技(図32(d)から図32(g)に示す大当り遊技)において獲得された累計賞球数とを合算した賞球数を示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「2142両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。本実施例によるパチンコ機100は、2回目の大当り遊技時も大入賞口への入球数をカウントしているため、1回目の大当り遊技で獲得した賞球数と2回目の大当り遊技で獲得した賞球数とを合算した累計賞球数を報知できるようになっている。また、2回目の大当り遊技で条件1を達成しているため、演出表示領域208dの左下角部であって賞球数報知演出の左隣に、四角枠内にバツ印の付された1を表示した画像が表示され、特別演出1を実行する条件が既に達成されていることが報知される。
パチンコ機100は、当該大当り遊技中に所定のタイミングで第1副制御部メイン処理を実行する。この第1副制御部メイン処理が実行される毎に特別演出制御処理が実行される。第1副制御部400は、主制御部300から大入賞口入賞コマンドを受信したと判定し(ステップS1301のYes)、実行中の大当り遊技が「大当りA」に基づいているため所定条件1を充足していると判定し(ステップS1303)、累計賞球数カウンタの値および累計ラウンド数カウンタの値を増加し(ステップS1305)、増加した値を含むコマンドを装飾図柄表示装置208に出力し(ステップS1307)、累計賞球数カウンタの値が所定条件2の条件2(図27参照)を達成したと判定し(ステップS1309のYes)、特別演出1を実行するためのコマンドを装飾図柄表示装置208に送信し(ステップS1311)、特別演出制御処理を終了する。
当該特別演出制御処理が実行されることにより、図33(b)に示すように、演出表示領域208d内のほぼ中央に、四角形枠内に「特別演出2GET4000」と表示された画像による特別演出2が実行される。さらに、累計賞球数が4004個であることを示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「4004両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。本実施例によるパチンコ機100は、特図2変動遊技に係る大当り遊技での特別演出達成条件の充足は初めてであるが、特別演出1を実行せずに特別演出2を実行するようになっている。このため、現在実行中の大当り連荘中において遊技者は特別演出1を見ることはできない。また、本例では、高利益大当りの間に低利益大当りを挟んでいるので、条件2を達成するだけの累計賞球数の獲得に時間を要しており、条件2の達成が困難になっている。本例では、3回目の大当り遊技で条件2を達成しているが、2回目の賞球獲得数が少ないと、3回目の大当り遊技で条件2を達成できない場合もある。
特別演出2が開始されてから所定時間の経過後に特別演出2が終了したことを報知するために、図33(c)に示すように、演出表示領域208dから四角形枠内に「特別演出2GET4000」と表示された画像が消去されるとともに、演出表示領域208dの左下角部であって賞球数報知演出の左隣に、四角枠内にバツ印の付された1を表示した画像の上に四角枠内にバツ印の付された2を表示した画像が表示される。当該画像により、特別演出1および2の実行が終了したことが報知される。当該画像の表示時期は、本例に限られず、例えば特別演出2の開始と同時でもよく、特別演出2実行後であればいつでもよい。また、特別演出中に獲得された賞球数を加算した累計賞球数が4018個であることを示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「4018両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。
図示は省略するが、その後、大当り遊技が進行して15ラウンド終了すると、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り終了」という文字表示がなされて大当り遊技が終了したことが報知される。また、演出表示領域208d内の中央下方には、四角枠内に累計賞球数を示唆する賞球数報知演出が実行される。
以上説明したように、本実施例によるパチンコ機100は、演出手段の一例である装飾図柄表示装置208が、第一の当りの一例である高利益の大当りAや大当りBに当選後の大当り遊技中に所定条件1および2を達成した場合に所定演出の一例である特別演出1〜8を少なくとも実行可能であり、当該第一の当り遊技とは異なる第二の当りの一例である低利益の大当りCに当選後の大当り遊技中に当該所定条件2を達成した場合に前記所定演出を実行しないように構成されている。当該構成を備えたパチンコ機100によれば、上記実施例2によるパチンコ機100と同様に、釘調整が厳しくなってしまったり、遊技者を過度に煽りすぎてしまったり、遊技者が打ち方を勘違いしてしまったりするのを防止できる場合がある。
次に、特別演出以外の表示や特別演出等の他の例について図34を用いて説明する。図34(a)は、特別演出以外の表示の一例を示している。図34(a)に示すように、大当り遊技演出中であって演出表示領域208d内のほぼ中央に、「大当り前の遊技状態は右打ちすべき状態でした 次回は気をつけて下さい」という文字表示により、特別演出以外の表示が実行される。このように、パチンコ機100では、累計賞球数や累計ラウンド数とは無関係な特別演出以外の表示が実行されるようになっている。
図34(b)は、特別演出1の他の例を示している。図34(b)に示すように、特別演出1の特典として、「特別演出1」という文字表示に代えてQRコード(登録商標)1を表示してもよい。当該QRコード1は条件1を達成した場合にのみ表示されるので、パチンコ機100は、当該QRコード1を表示することにより遊技者に特別演出1を達成したという、より高い満足感を与えることができる場合がある。
図34(c)は、大当り遊技演出の他の例を示している。図34(c)に示すように、演出表示領域208d内の右寄りにオーバー入賞(オーバー入賞およびオーバー入賞エラー)を報知する目盛画像が表示されてもよい。当該目盛画像は、大当りAや大当りBのように高利益当り時のみ表示され、大当りCや小当りのように低利益時には表示されないようになっている。当該目盛画像は、オーバー入賞がある毎に下方から色が変わっていくようになっている。これにより、パチンコ機100は、オーバー入賞のあったことを遊技者に逐次報知できる場合がある。また、オーバー入賞の報知は、図34(c)に示すように装飾図柄表示装置208の表示のみを利用したものに限られず、音声のみ、LED等の発光のみ、あるいはこれらの組合わせにより実行してもよい。例えば、パチンコ機100は、低利益時には目盛画像を用いた演出は実行しないが音声や発光によるオーバー入賞演出を実行してもよい。また、パチンコ機100は、例えば表示、音声および発光を用いて特別演出を実行するように構成されている場合、低利益大当りに係る大当り遊技中に少なくともいずれか1つが一瞬行われるように構成されていてもよい。また、パチンコ機100は、オーバー入賞エラー報知のみ実行するように構成されていてもよい。
図34(d)は、右打ち報知の一例を示している。図34(d)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面のほぼ全域において、左中右図柄表示領域208a、208b、208cのそれぞれに図中下向きの矢印で示すように装飾図柄が上から下に移動(回転)する図柄変動表示が実行されているのに対し、右打ち報知は、当該表示画面内の相対的に小さい右上領域に「右を狙え→→」という文字表示で実行される。右打ち報知は、図柄の変動開始や演出表示領域208d内に表示される保留表示(不図示)の減少アニメーションよりも遅れて実行される。このため、遊技者は、右打ち報知を見逃してしまい、左打ちをしてしまう場合がある。本実施形態によるパチンコ機100は、大当り遊技演出において右打ち報知を実行できる場合があるので、右打ち報知を見逃した遊技者が再び左打ちしてしまうのを防止することができる場合がある。
図34(e)は、パチンコ機100に備えられたラウンド表示ランプ850と、右打ちすべきことを報知する右打ちランプ860とを示している。ラウンド表示ランプ850は、実行中の大当り遊技のラウンド数に対応する領域が点灯するようになっている。例えば15R大当り遊技が実行されている倍には、「15R」と表示された領域が点灯する。本実施形態によるパチンコ機100は、ラウンド表示ランプ850の点灯中に特別演出を実行する場合と実行しない場合とがある。例えばパチンコ機100は、ラウンド表示ランプ850の点灯中かつ確変遊技状態中に特別演出を実行し、ラウンド表示ランプ850の点灯中かつ通常遊技状態中には特別演出を実行しないようになっていたり、2R大当りに対応するラウンド表示ランプ850が表示されている場合には遊技状態によらず特別演出を必ず実行しないようになっていたりしてもよい。また、右打ちランプ860はラウンド表示ランプ850や他のランプと比較して小さい。このため、遊技者は、右打ちランプ860の点灯に気付き難い場合がある。本実施形態によるパチンコ機100は、大当り遊技演出において右打ち報知を実行できる場合があるので、右打ちランプ860の点灯に気付いていない遊技者が再び左打ちしてしまうのを防止することができる場合がある。
次に、本実施形態によるパチンコ機100において実行される特別演出の変形例について図35乃至図38を用いて説明する。図35は、本実施形態の変形例1によるパチンコ機100において実行される特別演出を例示している。本変形例によるパチンコ機100は、特別演出の内容を遊技者が選択できるように構成されている。本例では、高利益大当り連荘中における特別演出の実行態様について説明する。図35は、太矢印で示すように、1回目から3回目の大当り遊技演出を図中上から下に向かって順に時系列で示している。図中上段には、1回目の大当り遊技における大当り遊技演出実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示し、図中中段には、2回目の大当り遊技における大当り遊技演出実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示し、図中下段には、3回目の大当り遊技における大当り遊技演出を実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示している。
本変形例によるパチンコ機100は、大当り遊技が開始すると演出表示領域208d内に縦方向に並ぶ複数(本例では、4つ)の「?」を表示し、例えば1回目の大当り遊技中に所定条件の「条件1」(図27参照)を達成したと判定すると最上部の「?」表示を「第1話New」という文字表示に変更するという特別演出1を実行する。また、図中中段に示すように、本変形例によるパチンコ機100は、例えば2回目の大当り遊技中に所定条件の「条件2」(図27参照)を達成したと判定すると上から2番目の「?」表示を「第2話New」という文字表示に変更するという特別演出2を実行する。さらに、図中下段に示すように、本変形例によるパチンコ機100は、例えば3回目の大当り遊技中に所定条件の「条件3」(図27参照)を達成したと判定すると上から3番目の「?」表示を「第3話New」という文字表示に変更するという特別演出3を実行する。また、パチンコ機100は、「?」表示を「第1話New」の文字表示に変更する際に、その左隣に右向き太矢印で表したカーソル画像を演出表示領域208dに表示するようになっている。このカーソル画像は不図示の操作ボタンを遊技者が操作することにより、上下方向に動かくようになっており、遊技者はカーソル画像を合わせた物語を見ることができるようになっている。このように、本変形例によるパチンコ機100は、所定条件を達成するたびに閲覧できる物語を増やすという特別演出を実行できるようになっている。なお、所定条件の達成毎に増加するアイテムは物語の他に、所定の音楽等であってもよい。
次に、本実施形態の変形例2および3によるパチンコ機100において実行される特別演出について図36を用いて説明する。図36(a)は、本実施形態の変形例2によるパチンコ機100において実行される特別演出を例示し、図36(b)は、本実施形態の変形例3によるパチンコ機100において実行される特別演出を例示している。本変形例2および3によるパチンコ機100は、上記変形例1と同様に、特別演出の内容を遊技者が選択できるように構成されている。本例では、高利益大当り連荘中に低利益大当りを挟んだ場合の特別演出の実行態様について説明する。図36(a)および図36(b)はそれぞれ、太矢印で示すように、1回目から3回目の大当り遊技演出を図中上から下に向かって順に時系列で示している。図中上段には、1回目の大当り遊技(高利益大当り)における大当り遊技演出実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示し、図中中段には、2回目の大当り遊技(低利益大当り)における大当り遊技演出実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示し、図中下段には、3回目の大当り遊技(高利益大当り)における大当り遊技演出を実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示している。
図36(a)および図36(b)の図中上段に示すように、変形例2および3によるパチンコ機100において1回目の高利益大当り時に所定条件を達成した場合に実行される特別演出は、上記変形例1によるパチンコ機100における特別演出と同様である。図中中段にそれぞれ示すように、変形例2および3によるパチンコ機100は、低利益大当りに係る大当り遊技演出では、「第1話」や「?」の文字表示はされず、四角形枠を表した画像内に「特別大当り」という文字表示と、「特別演出」という文字表示とを演出表示領域208dに表示するようになっている。本変形例2および3によるパチンコ機100は、低利益当り時の演出をあえて特別演出と表示するようになっている。また、この2回目の大当り遊技中に「条件2」(図27参照)を達成しても演出表示領域208dの表示態様は変わらないようになっている。
本変形例2によるパチンコ機100は、2回目の大当り遊技中に「条件2」をすでに達成しており、3回目の大当り(高利益大当り)遊技中に条件3(図27参照)を達成すると、図36(a)の図中下段に示すように、上から2番目および3番目の「?」表示をそれぞれ「第2話New」および「第3話New」という文字表示に変更するという特別演出3を実行する。また、パチンコ機100は、演出表示領域208d内の左下角部に、「2回目」という文字表示をして低利益大当りを除く大当り連荘回数を報知するようになっている。なお、パチンコ機100は、最新の物語のみに「New」の文字表示を付すようにして、本例では「第2話」の右隣に「New」の文字表示を付さないようにしてもよい。
一方、本変形例3によるパチンコ機100は、低利益大当りに係る大当り遊技中には所定条件が充足したか否かを判定しないようになっている。このため、本変形例3によるパチンコ機100は、3回目の大当り遊技中に「条件2」を達成したと判定すると、図36(b)の図中下段に示すように、上から2番目の「?」表示を「第2話New」という文字表示に変更するという特別演出2を実行する。また、パチンコ機100は、演出表示領域208d内の左下角部に、「2回目」という文字表示をして低利益大当りを除く大当り連荘回数を報知するようになっている。
次に、本実施形態の変形例4および5によるパチンコ機100において実行される特別演出について図37を用いて説明する。図37(a)は、本実施形態の変形例4によるパチンコ機100において実行される特別演出を例示し、図37(b)は、本実施形態の変形例5によるパチンコ機100において実行される特別演出を例示している。本変形例4および5によるパチンコ機100は、上記変形例2および3と同様に、特別演出の内容を遊技者が選択できるように構成されている。本例では、高利益大当り連荘中に低利益大当りを挟んだ場合の特別演出の実行態様について説明する。図37(a)および図37(b)はそれぞれ、太矢印で示すように、1回目から3回目の大当り遊技演出を図中上から下に向かって順に時系列で示している。図中上段には、1回目の大当り遊技(高利益大当り)における大当り遊技演出実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示し、図中中段には、2回目の大当り遊技(低利益大当り)における大当り遊技演出実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示し、図中下段には、3回目の大当り遊技(高利益大当り)における大当り遊技演出を実行中の装飾図柄表示装置208の表示画面を例示している。本変形例4によるパチンコ機100は、上記変形例2によるパチンコ機100とほぼ同様の特別演出を実行し、本変形例5によるパチンコ機100は、上記変形例3によるパチンコ機100とほぼ同様の特別演出を実行するため、異なる点のみを簡述する。
図37(a)の図中下段に示すように、本変形例4によるパチンコ機100は、演出表示領域208d内の左下角部に、低利益当りの回数も含めた大当り遊技の連荘回数を表示する(本例では、「3回目」の文字表示)ようになっている。図37(b)の図中中段に示すように、本変形例5によるパチンコ機100は、低利益当りに係る当り遊技演出中であっても演出表示領域208d内の左下角部に大当り遊技の連荘回数を表示する(本例では、「2回目」の文字表示)ようになっている。さらに、図37(b)の図中下段に示すように、本変形例5によるパチンコ機100は、演出表示領域208d内の左下角部に、低利益当りの回数も含めた大当り遊技の連荘回数を表示する(本例では、「3回目」の文字表示)ようになっている。
次に、本実施形態の変形例6によるパチンコ機100において実行される特別演出について図38を用いて説明する。本変形例によるパチンコ機100は、特図1先読み結果記憶部または特図2先読み結果記憶部に大当り乱数が記憶されている場合に将来達成すると見込まれる特別演出に関連する所定の演出を実行するようになっている。図38(a)乃至図38(c)は、一の大当り遊技中に実行されている大当り遊技演出を示している。図38(a)乃至図38(c)はこの順に、当該大当り遊技演出を時系列で示している。
図38(a)に示すように、演出表示領域208d内の中央上方には、「大当り開始」という文字表示がなされて大当り連荘中の例えば3回目の大当り遊技が開始したことが報知され、当該文字表示の右隣であって演出表示領域208d内の右上角部には「装飾3」が表示され、特図Aに係る大当りに基づく大当り遊技であることが報知される。さらに、大当り連荘中であるため、前回の大当り遊技で獲得された累計賞球数1890個を示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「1890両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。
パチンコ機100は、当該大当り遊技中に所定のタイミングで第1副制御部メイン処理を実行する。この第1副制御部メイン処理が実行される毎に特別演出制御処理が実行される。第1副制御部400は、主制御部300から大入賞口入賞コマンドを受信したと判定し(ステップS1301のYes)、実行中の大当り遊技が「大当りA」に基づいているため所定条件1を充足していると判定し(ステップS1303)、累計賞球数カウンタの値および累計ラウンド数カウンタの値を増加し(ステップS1305)、増加した値を含むコマンドを装飾図柄表示装置208に出力し(ステップS1307)、累計賞球数カウンタの値が所定条件2の条件1(図27参照)が達成したと判定し(ステップS1309のYes)、特別演出1を実行するためのコマンドを装飾図柄表示装置208に送信し(ステップS1311)、特別演出制御処理を終了する。
当該特別演出制御処理が実行されることにより、図38(b)に示すように、演出表示領域208d内のほぼ中央に、四角形枠内に「特別演出1GET2000」と表示された画像による特別演出1が実行される。さらに、累計賞球数が2002個であることを示すために、演出表示領域208d内の中央下方において、四角枠内に「2002両」と表示された画像による賞球数報知演出が実行される。
本変形例によるパチンコ機100は、例えば当該大当り遊技の開始前または開始中に取得された始動情報を先読みしており大当りAまたは大当りBの事前判定結果が得られ、特図1先読み結果記憶部または特図2先読み結果記憶部に大当り乱数が記憶されたことに基づいて、特別演出1の実行後に将来達成すると見込まれる特別演出(本例では、特別演出2)に関連する所定の演出を実行する。このため、図38(c)に示すように、パチンコ機100は、演出表示領域208dのほぼ中央に、「特別演出1GET2000」の文字表示に代えて、「4000確定!!」という文字画像を表示する。当該文字画像を表示するタイミングは、特別演出1と完全に同一のタイミングでもよい。また、報知する内容は、将来達成すると見込まれる特別演出に関連していなくてもよい。
次に、可変入賞口235を備えたシャッタ式入賞装置700について図39乃至図42を用いて説明する。なお、シャッタ式入賞装置700は、可変入賞口235に代えて、可変入賞口234を備えることももちろん可能である。なお、図39乃至図42を用いたシャッタ式入賞装置700の構成要素間の位置関係は、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、当該パチンコ機100に対面する遊技者に相対的に近い位置を「前」と表記し、当該「前」より遊技者に遠い位置を「後」と表記する。従って、例えば、遊技者により近い方を「前方」と表記し、当該「前方」より遊技者に遠い方を「後方」と表記する。また、遊技者により近い側を「前側」と表記し、当該「前側」より遊技者に遠い側を「後側」と表記する。また、遊技者により近い面を「前面」と表記し、当該「前面」より遊技者に遠い面を「後面」と表記する。
同様に、パチンコ機100を例えば島設備に設置して遊技盤200の盤面に向かって見て相対的に上の位置を「上」と表記し、当該「上」より下の位置を「下」と表記する。従って、例えば、相対的に上の方を「上方」と表記し、当該「上方」より下の方を「下方」と表記する。また、相対的に上の側を「上側」と表記し、当該「上側」より下の側を「下側」と表記する。また、相対的に上の面を「上面」と表記し、当該「上面」より下の面を「下面」と表記する。
また、同様に、パチンコ機100を例えば島設備に設置して遊技盤200の盤面に向かって見て相対的に左の位置を「左」と表記し、当該「左」より右の位置を「右」と表記する。従って、例えば、相対的に左の方を「左方」と表記し、当該「左方」より右の方を「右方」と表記する。また、相対的に左の側を「左側」と表記し、当該「左側」より右の側を「右側」と表記する。また、相対的に左の面を「左面」と表記し、当該「左面」より右の面を「右面」と表記する。
また、同様に、構成要素の面の表裏関係は、パチンコ機100を例えば島設備に設置して当該パチンコ機100に対面する遊技者が比較的容易に視認可能な面あるいは遊技者側に向いている面を原則として「表面」と表記し、当該「表面」の裏側を「裏面」と表記する。当該「表面」の前方に配置された遮蔽物等で当該「表面」が視認できなくても「表面」と表記する。
図39は、本実施形態に係るシャッタ式入賞装置700の分解斜視図である。図39は、シャッタ式入賞装置700の前方から後方を図左下から右上に向かって示している。
シャッタ式入賞装置700は、大別すると、可変入賞口画成部710、入賞装置基台720、照明部730、基台カバー740、シャッタ駆動用部材750、シャッタ駆動用ソレノイド760、シャッタ駆動系収容部770、およびシャッタ800で構成されている。
可変入賞口画成部710は、例えば透明樹脂材料により一体的に成型されて、前面部(前面部表面)710a、前面部裏面710b、左側面部710c、右側面部710d、底面部第1傾斜平面710e、底面部第2傾斜平面710f、非入賞球通路710g、後方傾斜面710h、および上端辺710iを有している。なお、図39では、底面部第2傾斜平面710f、および後方傾斜面710hは隠れているので引出線および符号は付していない。また、左側面部710c、右側面部710d、底面部第1傾斜平面710e、底面部第2傾斜平面710f等は、遊技盤200表面に当接された基台平面部(ベース板)720aから前方に向かって突出するので突出部と称する場合がある。
可変入賞口画成部710は、前方に向かって形成される一対の左側面部710cおよび右側面部710dを有している。左側面部710cの上部は、右から左に下る傾斜平面の非入賞球通路710gが設けられている。右側面部710dの上部にも、右から左に下る傾斜平面が設けられている。非入賞球通路710gの傾斜平面と右側面部710d上部の傾斜平面とはほぼ同一面(以下、第1基準平面という)内に含まれている。つまり、左側面部710cの高さは右側面部710dの高さより低く形成されている。
また、可変入賞口画成部710は、左側面部710cおよび右側面部710dに連なって前面側に形成された前面部710aを有している。前面部710aの平面状の表面には、低い凹凸による飾り模様が施され、凸部は例えば金色に鍍金されている。このため、前面部710aは飾り部710aとも称する。
前面部710aの上部は、第1基準平面から所定距離をおいて第1基準平面に平行に直線状に傾斜する上端辺710iが設けられている。
前面部裏面710bは第1基準平面にほぼ直交する平面状に形成されている。前面部裏面710bの上端辺710i近傍には上端辺710iに沿って第1基準平面に平行に凹凸部900(不図示)が配置されている。凹凸部900については後述する。
左側面部710cおよび右側面部710dと前面部710aで囲む領域の下部には底面部が形成されている。底面部は、前面部裏面710bにほぼ直交し、左から右に向かって下に傾斜する底面部傾斜平面を有している。さらに底面部は、底面部傾斜平面に続く後方傾斜面710h(図39では不図示)を備えている。底面部傾斜平面は第1の傾斜角度を有する底面部第1傾斜平面710eと、底面部第1傾斜平面710eの下流に連続するとともに底面部第1傾斜平面710eよりも傾斜角度の小さい底面部第2傾斜平面710f(図39では不図示)とで構成されている。以下、底面部第2傾斜平面710fを含む平面を第2基準平面という。パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合、第2基準平面は水平面を挟んで第1基準平面のほぼ反対側にあり、第2基準平面と水平面とでなす角は、第1基準平面と水平面とでなす角にほぼ等しくなっている。底面部第2傾斜平面710fの下流には、前方から後方に向かって下に傾斜する後方傾斜面710hが設けられている。なお、傾斜平面は、一部が曲面状であってもよい。
可変入賞口画成部710の左側面部710c、右側面部710d、底面部第1傾斜平面710e、第2底面傾斜面710f、および非入賞球通路710gの各後端辺は、前面部裏面710bから一定の所定幅だけ後側で前面部裏面710bに平行な平面内に含まれている。
入賞装置基台720は図3に示す遊技盤200の右下所定位置にシャッタ式入賞装置700を位置決め固定する際に遊技盤200に唯一ねじ留めされる部材である。入賞装置基台720は、例えば透明樹脂材料により成型されて、下から右上に向かう端辺が遊技領域124の右下端辺の円弧形状に合わせた円弧形状を有している。入賞装置基台720は、基台平面部(ベース板)720a、シャッタ出没用開口部720b、入賞球通過用開口部720c、発光窓720d、720e、シャッタ収容屋根前部720f、および一般入賞球通路720gを有している。
入賞装置基台720の前面はほぼ全面が平面状に形成されている。前面上方の所定位置には可変入賞口235の一内面となる基台平面部720aが設けられている。基台平面部720aの右端の所定位置には遊技球が通過可能な大きさの開口が形成された入賞球通過用開口部720cが設けられている。可変入賞口画成部710の左側面部710c、右側面部710d、底面部第1傾斜平面710e、底面部第2傾斜平面710f、および非入賞球通路710gの各後端辺を基台平面部720aの表面の所定位置に位置合わせして、2本の取付ねじ714で基台平面部720a裏面側から可変入賞口画成部710を基台平面部720aの前側に固定して可変入賞口235が構成される。可変入賞口235は、前面部裏面710bと基台平面部720a表面とで所定幅でほぼ平行に配置された対向内壁が構成され、底面部第1傾斜平面710e、底面部第2傾斜平面710f、および後方傾斜面710h、さらに前面部裏面710bに垂直で上下方向に延びる右側面部710dの左壁面で、対向内壁を結ぶ底面部および側面部が構成される。また、前面部裏面710bを含む平面、基台平面部720aの表面を含む平面、底面部第1傾斜平面710eを含む平面、および右側面部710dの左壁面を含む平面が第1基準平面と交差して画定される第1基準平面内の閉領域で可変入賞口235の開口面(開口領域)が構成される。後方傾斜面710hは後方端辺が入賞球通過用開口部720cの下辺上にまで延びて固定される。
可変入賞口235の開口面と基台平面部720aの表面との交線の下方の基台平面部720aには、当該交線に平行に当該交線の左右方向の幅内で細長長方形の開口が3つ形成された発光窓720dが配置されている。また、当該交線の上方には、当該交線に平行に当該交線の左右方向の幅をわずかに超える幅で細長長方形の開口が形成されたシャッタ出没用開口部720bが配置されている。
基台平面部720aの表面下方であって、入賞装置基台720の円弧状端辺の上側には平滑性が比較的高い透明樹脂平面板が取付られた円形外形の発光窓720eが配置されている。入賞装置基台720の所定表面には、低い凹凸による飾り模様が施され、凸部は一部が例えば金色に鍍金され、他部は透過性を備え、凹部は例えば半透過性を有するように加工されている。
基台平面部720aの裏面であってシャッタ出没用開口部720bの上方には、シャッタ収容屋根前部720fが設けられている。シャッタ収容屋根前部720fの右側には一般入賞球通路720gが配置されている。一般入賞球通路720gの前側には一般入賞口226が配置されて入賞装置基台720裏面から2本の取付ねじ716で固定されている。入賞装置基台720の円弧状端辺の上端表面には、遊技領域124の右上方から流下してくる遊技球の進路を左下方に変更する球通路712が配置されて入賞装置基台720裏面から1本の取付ねじ718で固定されている。
照明部730は、例えば透明樹脂材料により一体成型されて、入賞装置基台720の裏面に形成された不図示の凹凸部に嵌め込まれて配置される形状を有している。照明部730は、光射出部730a、730b、入賞球通過用通路730c、および上側平面部730dを有している。
光射出部730aは、照明部730が入賞装置基台720の裏面に嵌め込まれると、基台平面部720aに開口された3つの発光窓720dに嵌め込まれるように3つの発光窓720dの開口輪郭に倣う突出部を有している。突出部の前部は、光射出部730aが発光窓720dに嵌め込まれると基台平面部720a表面にほぼ一致する平面形状に形成されている。突出部の前部平面の裏面には入射光を散乱させる微小プリズムが複数整列して配置されている。突出部内方には、例えばLED等の発光素子(不図示)が配置され、光射出部730aは、当該発光素子からの光を突出部前部平面から発光窓720dを介して可変入賞口235内に射出する。
光射出部730bは、照明部730が入賞装置基台720の裏面に嵌め込まれると、基台平面部720aの表面下方の円形外形の発光窓720eに嵌め込まれるように発光窓720eの開口輪郭に倣う突出部を有している。突出部の前部は、光射出部730bが発光窓720eに嵌め込まれると発光窓720e裏面にほぼ一致する平面形状に形成されている。突出部の前部裏面には入射光を散乱させる微小プリズムがランダムに複数配置されている。突出部後方には、例えばLED等の発光素子(不図示)が配置され、光射出部730bは、当該発光素子からの光を突出部前部平面から発光窓720eを介して前方に射出する。
入賞球通過用通路730cは、照明部730が入賞装置基台720の裏面に嵌め込まれると、基台平面部720aの右端の所定位置に開口された入賞球通過用開口部720cと前後方向に定距離を隔てて対向する。
照明部730が入賞装置基台720の裏面に嵌め込まれると、入賞球通過用通路730cと入賞球通過用開口部720cとの間の隙間を含む所定空間が形成され、当該所定空間に球検出センサ732が挟持されるようになっている。球検出センサ732は、球が通過可能な内径を有する開口部と、開口部を球が通過すると球検出信号を生成する電気回路部とを備えている。球検出センサ732の開口部は、入賞球通過用開口部720cと入賞球通過用通路730cとの間に配置されて、可変入賞口235から入球して入賞球通過用開口部720cに到達した遊技球を通過させて入賞球通過用通路730cに流下させる。
光射出部730aの上部の上側平面部730dは、照明部730が入賞装置基台720の裏面に嵌め込まれると、シャッタ出没用開口部720bの左右方向の下辺より所定距離低い位置に配置される。
基台カバー740は、例えば透明樹脂材料により一体成型されて、入賞装置基台720の裏面と組合わせて配置される。基台カバー740は、前面がほぼ平面形状のカバー面とカバー面の周囲のカバー面前側に所定高さで屹立する縁部を有している。カバー面の前面と縁部とで薄い凹部が形成される。カバー面の所定位置に入賞球通過用開口部740aと上側平面部740bとが形成されている。照明部730と球検出センサ732を入賞装置基台720の裏面に嵌め込んで、不図示の発光素子とそれらの配線類を凹部に収容して基台カバー740を入賞装置基台720の裏面に位置決めして3本の取付ねじ746で入賞装置基台720の裏面に固定する。
入賞球通過用開口部740aは照明部730の入賞球通過用通路730cの後方開口を露出させる位置に配置され、上側平面部740bは、シャッタ出没用開口部720bの左右方向の下辺にほぼ一致する位置に配置される。
シャッタ駆動用部材750、シャッタ駆動用ソレノイド760、およびシャッタ800は、シャッタ駆動系収容部770に収容される。シャッタ駆動系収容部770は、例えば透明樹脂材料により一体成型されて、前面が開口された箱形状をしている。前方から開口を見て左から右に順に、ソレノイド収容部770a、シャッタ駆動板収容部770b、球通路770c、およびセンサ収容部770dが区画されている。ソレノイド収容部770a、シャッタ駆動板収容部770b、および球通路770cの上方には、シャッタ収容部770eが区画され、シャッタ収容部770e上部はシャッタ収容屋根後部770fになっている。シャッタ収容屋根後部770fには放熱用のスリットが複数開口されている。
ソレノイド収容部770aには、シャッタ駆動用ソレノイド760が収容されている。シャッタ駆動用ソレノイド760は、ヨーク760a、コイル760b、可動鉄心760cを有している。コイル670bは例えばフェライト製のボビンに銅線が巻き回されている。ボビン内方の一端側に固定鉄心を配し、固定鉄心と例えば鉄製のヨーク760aとが磁気的に接続されている。ヨーク760aは中空の箱形状から対向2面を除去した構造を有している。ヨーク760aの上下対向2面の一面にコイル670bの固定鉄心が固定され、他面にはボビン内方の他端側が位置するようにコイル670bはヨーク760a内に設置されている。ヨーク760aの当該他面にはボビン内方の他端側が露出する開口が設けられている。開口を介しボビン内方に可動鉄心760cが挿通されている。可動鉄心670cの先端にはシャッタ駆動用部材750の揺動冶具750aの上端の把持部に差し込む把持用円板が固定されている。可動鉄心670cはコイル760bの内方で上下方向に移動可能に保持されている。コイル760bに電流を流さない状態で可動鉄心670cは不図示のばねにより下方に付勢されており、コイル760bに電流を流すことにより上方に移動する。これにより、可動鉄心670cの先端に取り付けられた揺動冶具750aが上下動するようになっている。
ソレノイド収容部770aの後壁面には、シャッタ駆動用ソレノイド760をソレノイド収容部770aに固定するための取付金具772が、2つの取付ねじ776で固定されている。シャッタ駆動用ソレノイド760のヨーク760aのソレノイド収容部770aの後壁と対面する側には2つのねじ穴が設けられている。ソレノイド収容部770aの後壁および取付金具772には当該2つのねじ穴に対応する位置に貫通孔がそれぞれ設けられている。この貫通孔を介して取付金具772の後側から2つの取付ねじ774をヨーク760aの2つのねじ穴にねじ込んでシャッタ駆動用ソレノイド760がソレノイド収容部770aに固定されている。
シャッタ駆動用部材750は、揺動冶具750aとシャッタ駆動板とを有している。揺動冶具750aは例えば黒色樹脂等で成型されている。シャッタ駆動板は例えば黒色樹脂等で一体成型され、軸部750bと、それぞれ板状の第1板部750c、第2板部750d、および第3板部750eを有している。
第1板部750cの下端左側面には、ソレノイド収容部770aに収容された揺動冶具750aの右側面に形成された案内溝内に突出して、当該案内溝で方向を規制されて移動可能な案内軸が形成されている。
第1板部750cの上端辺には左右側面からほぼ垂直に突出する軸を有する軸部750bが形成されている。第2板部750dの下端辺は第1板部750cの上端辺と一体となり軸部750bを共有している。第1板部750cに対し、第2板部750dは軸部750bで前側に所定角度で曲げられている。第3板部750eは第2板部750dの上端辺から第2板部750dの板面に平行に延びて形成されている。第3板部750eの板厚は第2板部750dの板厚より薄く形成されている。第3板部750eの上端辺は断面が円弧状に形成されている。
軸部750bから第3板部750e上端までの距離は、軸部750bから第1板部750cの案内軸までの距離より長く形成されている。
シャッタ駆動用部材750のシャッタ駆動板はシャッタ駆動板収容部770bに収容される。シャッタ駆動板収容部770bにはシャッタ駆動板の軸部750bの両軸を受ける軸受部が設けられている。シャッタ駆動板をシャッタ駆動板収容部770bに収容して軸部750bの両軸を軸受部に載置すると、シャッタ駆動板の第1乃至第3板部750c〜750eは軸部750bを回転中心として前後に回動(揺動)可能となる。
また、シャッタ駆動板をシャッタ駆動板収容部770bに収容して、第1板部750cの下端左側面に突出する案内軸はソレノイド収容部770aに収容された揺動冶具750aの右側面に形成された案内溝に差し込まれる。
シャッタ駆動用ソレノイド760の非駆動時には、可動鉄心670cの先端の揺動冶具750aはその底面がソレノイド収容部770aの底面に当接して停止している。この非駆動時の揺動冶具750aの案内溝内の案内軸の停止位置における第3板部750eの上端辺の位置を初期位置とする。
揺動冶具750aの案内溝は、揺動冶具750aが上昇すると、軸部750bを回転中心として第1板部750cの案内軸を前方向に回転移動させるように溝通路が形成されている。このため、シャッタ駆動用ソレノイド760に通電して可動鉄心670cを駆動して揺動冶具750aを所定距離上昇させると、揺動冶具750aの案内溝の上昇に伴い案内溝内の溝通路に倣って案内軸が移動して軸部750bを回転中心として第1板部750cを前方向に回転移動させる。これにより、軸部750bを挟んで第1板部750cの反対側に位置する第3板部750eの上端辺を初期位置から所定距離後方に移動させることができる。
シャッタ収容部770eには、収容したシャッタ800を前後に出没可能に保持するための一組の左右レール部材752、754が取り付けられている。左右レール部材752、754はそれぞれ例えば黒色樹脂等で成型されている。左レール部材752は、逆コ字状の凹型レール部と、凹型レール部の基端に設けられた取付端部とを有している。右レール部材754は、コ字状の凹型レール部と、凹型レール部の基端に設けられた取付端部とを有している。左右レール部材752、754は、シャッタ800の左右端辺をそれぞれ摺動可能に保持する余裕を持たせてシャッタ収容部770eの後壁面に2つの取付ねじ756、758でそれぞれ固定されている。また、左右レール部材752、754は、シャッタ式入賞装置700を組み立てたときに、シャッタ800がシャッタ出没用開口部720bから出没可能なように、左レール部材752より右レール部材754の方が上方に取り付けられている。
シャッタ800は、例えば透明樹脂部材で一体成型されて全体視において、薄板直方体形状をしている。シャッタ800は、シャッタ平面部800a、シャッタ先端部800b、および駆動用部材連結部800cを有している。シャッタ平面部800aはほぼ長方形平面を有しており、左右幅は可変入賞口235の開口面の左右幅よりわずかに広い幅を有している。シャッタ平面部800aの前側端辺から所定幅でシャッタ先端部800bが形成されている。シャッタ先端部800bは、シャッタ平面部800aの上平面の前側端辺から所定角度で前方に下降する傾斜上平面と、シャッタ平面部800aの下平面に一致して前方に延びる下平面を有している。傾斜上平面と下平面が交差する先端辺は所定の丸め加工が施されている。傾斜上平面と下平面とで挟む角は、例えば25度〜30度である。シャッタ800のシャッタ先端部800bを細く形成したので、シャッタ800と遊技球とが接触した時点の接点となる面積を減らして球噛みの可能性を低減させることができる。シャッタ先端部800bの上面側が傾斜しているので、凹凸部900の角部との間で遊技球が挟まりかけたときの力を逃がすことができる。
シャッタ平面部800aの後側端辺ほぼ中央部に駆動用部材連結部800cが設けられている。駆動用部材連結部800cは下側が開口してシャッタ駆動用部材750の第3板部750eの上端辺が差し込まれる凹部を有している。
シャッタ800の駆動用部材連結部800c側を後方にして左右レール部材752、754にシャッタ800の左右側面部を差し込みながら、駆動用部材連結部800cの凹部にシャッタ駆動用部材750の第3板部750eの上端辺を差し込んで、シャッタ800およびその駆動系が構成される。
シャッタ駆動系収容部770は、シャッタ駆動板収容部770bの右側に球通路770cが形成されている。また、球通路770cの右側にセンサ収容部770dが形成されている。センサ収容部770dには所定のセンサ762が配置されている。
シャッタ駆動用部材750、シャッタ駆動用ソレノイド760、およびシャッタ800等を収容したシャッタ駆動系収容部770は、入賞装置基台720の裏面にねじ留めされた基台カバー740の裏面に3本の取付ねじ748で基台カバー740に固定される。なお、基台カバー740の裏面の所定位置には、シャッタ駆動板の軸部750bの軸がシャッタ駆動板収容部770bの軸受部から脱落しないように軸受部の開口を塞ぐ閉鎖部が設けられている。また、シャッタ駆動系収容部770のシャッタ収容屋根後部770fの上面はシャッタ収容屋根前部720fの上面にほぼ一致している。
図40は組み立てられたシャッタ式入賞装置700の斜視図である。図40(a)、(b)共に、シャッタ式入賞装置700の前方から後方を図左下から右上に向かって示している。図40(a)は、シャッタ800が現出して可変入賞口235の開口面を塞いでいる状態を示している。図40(a)に示す状態は、シャッタ駆動用ソレノイド760が非駆動状態で可動鉄心670cがばねにより下方に押されて第3板部750eが初期位置で駆動用部材連結部800cを介してシャッタ800を前方に押している状態である。これにより、シャッタ出没用開口部720bからシャッタ800が現出して、シャッタ先端部800bが前面部裏面710bに接触し、可変入賞口235の開口面を塞いで可変入賞口235を閉鎖状態にしている。
また、シャッタ先端部800bの左端は非入賞球通路710gの上方に、右端は右側面部710dの上方に一部がかぶるように現出して可変入賞口235の開口面の閉鎖を行っている。シャッタ平面部800aは、右から左に向かって下降するように傾斜しており、球通路として機能する。可変入賞口235の開口面上方のスペースを極力広く取っているので、シャッタ800の閉鎖時にシャッタ800の上部に乗った遊技球を速やかに流下させることが可能となっている。例えば、球通路712に達した球はバウンドしたり転がったりしながら可変入賞口235上のシャッタ平面部800aを通過して、非入賞球通路710gを転がったり跳び越したりして左下方に流下する。
図40(b)は、シャッタ800が退出して可変入賞口235の開口面が現れている状態を示している。図40(b)に示す状態は、シャッタ駆動用ソレノイド760が駆動状態でばねの力より電磁石の磁力が勝り可動鉄心670cが上昇して、第3板部750eの上端辺が初期位置から後方に移動して駆動用部材連結部800cを介してシャッタ800を後方に引っ張っている状態である。この状態で、シャッタ出没用開口部720bの後方にシャッタ800が退出して、可変入賞口235の開口面が現れて可変入賞口235が開放されている。このように、シャッタ800は、可変入賞口画成部710の左側面部710cの左上端辺と右側面部710dの右上端辺、および前面部710aの上端辺710iを含む空間S内に出没可能になっている。図40(b)に示すように可変入賞口235の開口面が現れている場合は、例えば球通路712に達した球はバウンドしたり転がったりしながら高確率で空間Sおよび開口面を通過して可変入賞口235に入球する。
特図1または特図2始動口230、232に入球があり特図1または特図2の関連抽選処理(図7のステップS229、S231)により当否判定結果が15R特別大当りとなると、主制御部300は当該特図変動遊技の終了後の大当り遊技において特図1または特図2の状態更新処理(図7のステップS225、S227)によりシャッタ800の出没動作の制御を行う。この際に、第1副制御部400の制御(図8のステップS315等)に基づき、大当り遊技中に、可変入賞口235の開口面の後下側に臨んでいる光射出部730aからの発光および光射出部730bからの発光によりシャッタ式入賞装置700が光る演出が行われる。
図41は組み立てられたシャッタ式入賞装置700を示している。図41(a)は、シャッタ式入賞装置700を上方から右後方にずれた位置から見た斜視図であって、シャッタ式入賞装置700の前側を図左方に示し、左側を図上方に示している。図41(b)は、シャッタ式入賞装置700を直上から見た状態であって、シャッタ式入賞装置700の前側を図左方に示し、左側を図上方に示している。図41(a)、(b)は共にシャッタ800がシャッタ出没用開口部720b内に没して可変入賞口235の開口面が露出した図40(b)の状態を示している。
図41(a)、(b)に示すように、前面部裏面710bの上端辺710i近傍に上端辺710iにほぼ平行に延びる凹凸部900が形成されている。凹凸部900は空間S内でシャッタ800の現出位置よりも上部に形成されている。凹凸部900は、例えば可変入賞口画成部710と一体的に成型され、上端辺710iに沿って延びる凸状の梁部の上面に略同一形状の斜面部が一列に離散的に複数配置された構造を有している。斜面部は前面部裏面710bの上端辺710i寄りから後下方に向かって延びる傾斜平面を有しており、当該傾斜平面を一側面とする三角柱の概略形状をしている。この形状は凹凸部900で左右方向に形成される。この形状により、上方から流下してきた遊技球が当該傾斜平面に当たると遊技球を可変入賞口235の後側に落下させることができる。また、前面部裏面710bと凸状梁部下面の角部が凹凸部900の凹部となっている。凹凸部900の詳細については図42を用いて後程説明する。
図41(a)、(b)に示すように、前面部裏面710bと右側面部710dの左壁面との交差角部には前面部裏面710bにほぼ垂直に平面状の板状部の球整列第1部材910が形成されている。球整列第1部材910は凹凸部900の下方で例えば前面部裏面710bおよび右側面部710dの左壁面と一体的に成型されている。球整列第1部材910は、右側面部710dの左壁面から前面部裏面710bに対し所定距離隔てて左方に平行に延びる後端辺と、後端辺から左前方に延びて前面部裏面710bと接する直線状の斜端辺とを有している。
前面部裏面710bと基台平面部720aの表面との間の幅は、例えば、遊技球の直径(11mm)の1.3倍〜1.6倍程度であり好適には1.5倍程度になっている。同様に、球整列第1部材910の前面部裏面710bから後端辺までの幅は、例えば、遊技球の直径の0.3倍〜0.5倍程度であり好適には0.4倍程度に設定されている。このため、球整列第1部材910の板状部が前面部裏面710b側から遊技球1/2個分よりも小さく突出形成されているので、球整列第1部材910上に遊技球が乗り上げてしまわないようになっている。また、遊技球の転動による側面側の摩擦を軽減可能となる。
図41(b)に示すように、直上から見た球整列第1部材910の後端辺の長さは、例えば、遊技球の直径の1.3倍〜1.6倍程度であり好適には1.5倍程度である。同様に、球整列第1部材910の斜端辺の長さは、例えば、遊技球の直径の0.6倍〜1.0倍程度であり好適には1.0倍程度である。図41(b)に示すように直上から見ると、後方傾斜面710hは球整列第1部材910の後端辺で一部が隠されて遊技球1個分が載置可能な略正方形に観察される。
球整列第1部材910の後端辺や斜端辺に遊技球が接触することにより、底面部第1傾斜平面710e、底面部第2傾斜平面710f、および後方傾斜面710hの底面傾斜部で構成される球通路の下流側における遊技球の転動可能な幅(または領域)を徐々に狭くして流下する球を整列させることができる。これにより、球検出センサ732に向かって、球検出センサ732に近づくにつれて遊技球を整列させることが可能になる。また、可変入賞口235内の球通路の球詰まりを解消することができる。
図41(a)、(b)に示すように、球整列第1部材910と交差して平面状の薄板状の球整列第2部材920が形成されている。球整列第2部材920は、後方傾斜面710hから立上がって右側面部710dの左壁面にほぼ平行で前面部裏面710bにほぼ垂直に形成されている。球整列第2部材920は、例えば、前面部裏面710b、球整列第1部材910、および後方傾斜面710hと一体的に成型されている。球整列第2部材920は、後方傾斜面710hから前面部裏面710bに対し所定距離隔てて上方に平行に延びる後端辺と、後端辺上端部から前方に延びて前面部裏面710bと接する直線状の上端辺とを有している。
球整列第2部材920の前面部裏面710bから後端辺までの幅は、球整列第1部材910のそれとほぼ同一である。球整列第2部材920の右側面部710dの左壁面からの距離は、例えば遊技球の直径の0.3倍〜0.5倍程度であり好適には0.4倍程度である。このため、球整列第2部材920上に遊技球が乗り上げてしまわないようになっている。
球整列第1部材910は底面部第1傾斜平面710eの上方から下流側の右側面部710dの左壁面に連なって形成されるとともに、球整列第2部材920は下流側の右側面部710dの左壁面から遊技球1/2個分よりも短い距離となる位置に突出形成している。これにより、右側面部710dの左壁面と球整列第2部材920の間に遊技球が乗ってしまうことを防止可能な場合がある。
球整列第2部材920の上端辺や後端辺に遊技球が接触することにより、後方傾斜面710h上方に遊技球が滞留したり、球整列第1部材910上側からの遊技球の入賞により、球整列第1部材910の上方に遊技球が載ってしまうことを解消することが可能となる。
図42は、シャッタ式入賞装置700の凹凸部900、球整列第1部材910、および球整列第2部材920等についてより詳細に説明する図である。図42(a)は、図41(a)から凹凸部900、球整列第1部材910、および球整列第2部材920を含む領域を中心に抜き出して示している。図42(b)は、図42(a)のA−A線で上下方向に切断した可変入賞口235を前面部裏面710bに向かって見た断面を示している。
図42(a)、(b)に示すように、凹凸部900は、凸状梁部900a、斜面部900b、平面部900cを有している。凸状梁部900aは、前面部裏面710bから突出して上端辺710iと可変入賞口235の開口面との間でそれらにほぼ平行に形成されて概略において細長い直方体形状をしている。凸状梁部900aの前面部裏面710bに対し上下に直交する断面の形状は上下方向の辺の長さが例えば遊技球の直径の約0.14倍程度で前後方向の辺の長さが例えば遊技球の直径の0.2倍程度の長方形形状である。凸状梁部900aの前面部裏面710b側下端辺から上端辺710iまでの距離は例えば遊技球の直径の約0.6倍程度の長さに形成されている。
斜面部900bは、上端辺710iからわずかに下方に前面部裏面710bと交差する上端辺と、凸状梁部900aの突出端の上端辺に接する下短辺とを備えた傾斜平面を有している。傾斜平面の上端辺および下短辺間の距離は例えば遊技球の直径の約0.4倍程度の長さに形成されている。傾斜平面の上端辺および下短辺の幅は共に例えば遊技球の直径の約0.14倍程度に形成されている。
凹凸部900は、下方に向かうにつれて後方へと傾斜する斜面部900bを含んで構成されているので、可変入賞口235に飛翔する遊技球の流れを円滑にできる場合がある。また、凹凸部900の頂上は遊技球が乗らないように面積を狭くすることができる。また、斜面部900bでは遊技球との接点を1つにすることができる。
平面部900cは、隣接する2つの斜面部900bの一方の斜面部900bの左側面と他方の斜面部900bの右側面との間に設けられ、凸状梁部900aの上平面で形成されている。平面部900cの左右方向の幅、つまり、隣接する2つの斜面部900bの一方の斜面部900bの左側面と他方の斜面部900bの右側面との距離は例えば遊技球の直径の約0.14倍程度に形成されている。凸状梁部900aの下面と前面部裏面710bの角部が凹凸部900の凹部となる。
なお、図42(b)で、凸状梁部900aの下面と可変入賞口235の開口面との間はシャッタ800の出没領域となっている。当該出没領域の凹凸部900とシャッタ800の現出位置との間隔は遊技球1個分の幅より狭く(短く)設定されているので、シャッタ800の閉鎖状態時に当該出没領域に遊技球が入り込むことはない。当該間隔は遊技球1/2個弱の距離が最適である。凹凸部900はシャッタ800の左右方向に亘って形成されている。これにより、可変入賞口235全体に亘って球噛みを防止可能となる。
また、図42(b)に示すように、球整列第1部材910は、底面部第2傾斜平面710fを含む平面である第2基準平面にほぼ平行な平面部を有している。球整列第1部材910の平面部は第2基準平面から例えば例えば遊技球の直径の約0.5倍程度の高さに設けられている。なお、球整列第1部材910は、前面部裏面710bに対し垂直ではなく後下方に若干傾斜していてもよい。また、図42(b)に示すように、球整列第2部材920は、後方傾斜面710hの前方中央辺りから上方に屹立している。
図3に示すように可変入賞口235上方の遊技釘238は、可変入賞口235の開口面のほぼ中央直上には設けられていない。遊技領域124の右方から流下する遊技球は可変入賞口235直上の遊技釘238が設けられていない領域から可変入賞口235の開口面に向かって大方が左下方向に飛び込んでくる。つまり、図42(b)での図示において、開口面の右半分の下方に位置する底面部第1傾斜平面710eおよび底面部第2傾斜平面710fに入賞球の大半が落下してくる。
底面部第1傾斜平面710eおよび底面部第2傾斜平面710fの下方には水平面にほぼ平行な底面部裏平面710jが設けられている。底面部第2傾斜平面710fと底面部裏平面710jとの間には遊技球の直径より短い所定間隔dでリブ710kが設けられている。これにより例えば前面部裏面710b等と比較して底面部第2傾斜平面710fの剛性が高められており、底面部第2傾斜平面710fでの遊技球の過大な跳ねを防止して、一度入賞した遊技球が再び可変入賞口235外に飛び出してしまうのを防止している。
上述の通り、シャッタ800のシャッタ平面部800aの傾斜と前面部裏面710b側の凹凸部900の傾斜は共に第1基準平面と平行であり、底面部第2傾斜平面710fの傾斜は第1基準平面と水平面を挟んで逆側の第2基準平面と平行になっている。これにより右打ち(遊技領域124の右側に遊技球を寄せる打ち方)で無駄球を減らしつつ、シャッタ式入賞装置700に入賞した遊技球は、底面部第1傾斜平面710eおよび底面部第2傾斜平面710fにより方向転換してから後方傾斜面710hに至り、その先にある球検出センサ732に導かれる。このため、所定入球数が球検出センサ732により検出された時点で既に可変入賞口235の開口面を過ぎた遊技球も入賞に計数できるオーバー入賞が見込める。これにより、興趣を向上させることができる。
次に、図43を用いて可変入賞口234を備えた回動扉式入賞装置1000について説明する。回動扉式入賞装置1000は、可変入賞口234に代え、可変入賞口235を備えることももちろん可能である。なお、図43を用いた回動扉式入賞装置1000の構成要素間の位置関係は、図39乃至図41を用いて説明したシャッタ式入賞装置700の場合と同様である。図43(a)は、本実施形態に係る回動扉式入賞装置1000の斜視図であり、回動扉式入賞装置1000の前方から後方を図左下から右上に向かって示している。図43(b)は、回動扉式入賞装置1000を上方から見た平面図であり、図43(c)は、回動扉式入賞装置1000を前方から見た正面図であり、図43(d)は、図43(c)のA−A線で切断した断面図である。図43(a)〜(d)では、扉部材234aが回動して可変入賞口234の開口面を開放している状態を示している。
回動扉式入賞装置1000は、大別すると、前方部材1010、入賞装置基台1020、可変入賞口234、および扉部材234aで構成されている。可変入賞口234は、入賞装置基台1020の前面の所定位置に開口されている。扉部材234aは可変入賞口234を開放したり閉鎖したりできるように、入賞装置基台1020の可変入賞口234の前面に回動可能に配置されている。前方部材1010は、扉部材234aが回動しても干渉し合わないように入賞装置基台1020の前面に取り付けられている。
入賞装置基台1020は図3に示す遊技盤200の下方所定位置に回動扉式入賞装置1000を位置決め固定する際に遊技盤200に唯一ねじ留めされる部材である。遊技盤200にねじ留めされた入賞装置基台1020は、例えば透明樹脂材料により成型されて左右に長い長方形形状をしている。入賞装置基台1020は、基台平面部(ベース板)1020aと賞球用通路収容部1020bを有している。基台平面部1020aは遊技盤200表面に当接して取り付けられ、賞球用通路収容部1020bは遊技盤200に設けられた開口を貫通してパチンコ機100の裏面側に突出している。
入賞装置基台1020の前面の基台平面部1020aはほぼ全面が平面状に形成されており、前面中央の所定位置に遊技球が通過可能な大きさで左右に長い長方形形状の可変入賞口234が開口されている。
扉部材234aは、可変入賞口234を塞ぐことができる大きさの長方形形状の板状部材である。図43(d)に示すように、扉部材234aは、可変入賞口234の下側長辺の両端近傍に設けられた回動軸234bにより、可変入賞口234の開口前面に回動可能に取り付けられている。扉部材234aは、不図示の扉部材回動手段により駆動されると、扉部材234aの下側端辺部を回転軸とし、扉部材234aの上側端辺部を回転端部として、回転端部が円弧状に移動して、扉部材234aの板材が例えば鉛直方向に対し約80度から90度の間の角度になるまで回動すると所定時間(例えば、15R大当り遊技の場合は29秒)だけ当該角度を維持して停止する。
前方部材1010は、例えば樹脂材料により一体的に成型されて、前面部(前面部表面)1010a、前面部裏面1010b、左側面部1010c、および右側面部1010dを有している。左側面部1010c、および右側面部1010dは前方から見て遊技盤200に左右一対に配置される。左側面部1010c、右側面部1010dは、遊技盤200表面に当接された基台平面部1020aに接続されている。左側面部1010c、右側面部1010dは、遊技盤200表面に当接された基台平面部1020a前方に向かって突出しているので突出部と称する場合がある。また、前面部1010aは、左側面部1010cおよび右側面部1010dに連なって前面側に形成されている。前面部1010aの平面状の表面には飾り模様が施されている。このため、前面部は飾り部とも称する。
左側面部1010cと右側面部1010dは、前面部裏面1010bと基台平面部1020aとで挟まれた空間S内で扉部材234aが十分回動できると共に、遊技盤200から突出した前面部表面1010aが透明板部材118に近接配置されるだけの長さ(高さ)を有している。より具体的には、前面部裏面1010bと基台平面部1020aの表面との間の幅は、例えば、遊技球の直径(11mm)の1.3倍〜1.6倍程度であり好適には1.5倍程度になっている。透明板部材118と前面部1010aの近接配置の程度は、遊技球の半径よりも短い距離に設定する。すなわち、透明板部材118と前面部1010aとの距離を遊技球1/2個よりも短い距離で近接配置する。透明板部材118と前面部1010aを近接配置したので透明板部材118と前面部1010aとで遊技球が支持されて前面部1010aの上に遊技球が乗ってしまうことを防止可能になる。これにより、飾り部となる前面部1010aの構成により入賞手段の意匠性を確保しつつ透明板部材118と前面部1010aの間に遊技球が乗っかってしまうことを防止し得る。また、可変入賞口234へスムーズに遊技球を入賞させることができる。また、前面部1010aの上端を細く(薄く)形成してもよい。こうすれば、透明板部材118と前面部1010aの間に遊技球が乗っかってしまうことをより確実に防止し得る。
空間Sの下方は底面部が形成されておらず筒抜け状になっている。このため、扉部材234aが可変入賞口234を閉鎖している状態では、上方から空間S内に進入した遊技球はそのまま空間S領域を通過してアウト口240に向かう。一方、扉部材234aが可変入賞口234を開放している状態では、扉部材234aが空間S内に突出するため空間S内に進入した遊技球は扉部材234a上を転がって可変入賞口234に入球する。
図43(a)〜(d)に示すように、前面部1010aの上端辺は直線状に形成されている。前面部裏面1010bは前面部1010a平面にほぼ平行な平面状に形成されている。前面部1010aの上端辺の裏側、つまり、前面部裏面1010bの上端辺近傍には上端辺に沿って凹凸部1100が直線状に配置されている。
凹凸部1100は、例えば前面部裏面1010bと一体的に成型され、上端辺に沿って延びる凸状梁部1100aの上面に略同一形状の斜面部1100bが一列に離散的に複数配置された構造を有している。斜面部1100bは前面部裏面1010bの上端辺寄りから後下方に向かって延びる傾斜平面を有しており、当該傾斜平面を一側面とする三角柱の概略形状をしている。この形状は凹凸部1100で左右方向に形成される。この形状により、上方から流下してきた遊技球が当該傾斜平面に当たると遊技球を扉部材234aの後側に落下させることができる。また、前面部裏面1010bと凸状梁部1100a下面の角部が凹凸部1100の凹部となっている。凹凸部1100は、下方に向かうにつれて後方へと傾斜する斜面部1100bを含んで構成されているので、可変入賞口234に飛翔する遊技球の流れを円滑にできる場合がある。また、凹凸部1100の頂上は遊技球が乗らないように面積を狭くすることができる。また、斜面部では遊技球との接点を1つにすることができる。
図43(d)に示すように、扉部材234aが可変入賞口234を開放している状態では、空間S内に進入した遊技球Bは凸状梁部1100aの傾斜平面に衝突すると円滑に方向転換して扉部材234a上に落下し、扉部材234a上を転がりながら可変入賞口234に入球する。このように、本実施例の回動扉式入賞装置1000によれば、凹凸部1100により可変入賞口234へスムーズに遊技球を入賞させることができる。
また、本実施例の構成は、遊技球Bが扉部材234a及び凸状梁部1100aに接触した場合に、扉部材234aと遊技球Bの接点TP1よりも上部となる位置に遊技球Bと凸状梁部1100aの接点TP2を備えるように構成している。この構成によれば、回動扉式入賞装置1000の前面部(飾り部)1010aであって、扉部材234aの上側端辺部(回転端部)の回動位置よりも上部に球噛み防止手段としての凸状梁部1100aを備えたので、回動扉式入賞装置1000の可変入賞口234に飛翔する遊技球Bの流れを円滑にできる場合がある。
また、板状部材である扉部材234aの一先端である上側端辺部(回転端部)を細く形成してもよい。扉部材234aの先端を細く形成すると扉部材234a側の接点となり得る面積を減らすことができるので球噛みの可能性自体を低減し得る場合がある。
また、本実施形態によるパチンコ機100の回動扉式入賞装置1000は、遊技盤200表面から前方に向かって突出する突出部としての左側面部1010cや右側面部1010dと、突出部に連なって前面側に形成される飾り部となる前面部1010aを備えるとともに扉部材234aが突出部と飾り部で画成される空間S内に回動可能となっており、飾り部の裏側に凸状梁部1100aを形成したことを特徴とする。このパチンコ機100によれば、回動扉式入賞装置1000の可変入賞口234に飛翔する遊技球の流れを円滑にできる場合がある。
特図1または特図2始動口230、232に入球があり特図1または特図2の関連抽選処理(図7のステップS229、S231)により当否判定結果が15R通常大当りとなると、主制御部300は当該特図変動遊技の終了後の大当り遊技において特図1または特図2の状態更新処理(図7のステップS225、S227)により扉部材234aの回動動作の制御を行う。
図43(e)、(f)は、回動扉式入賞装置1000の変形例を示している。図43(a)〜(d)に示す回動扉式入賞装置1000は、突出部が左側面部1010cと右側面部1010dであるのに対し、図43(e)、(f)に示す回動扉式入賞装置1000は、突出部が左側面部1010cだけで、右側面部1010dがない構造となっている点が特徴である。このように、突出部は1つだけでもよく、この例のように右側に突出部がない回動扉式入賞装置1000を遊技領域124の右側に配置すれば突出部に邪魔されずに遊技球の入賞をスムーズにすることができる。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図43を参照しつつ説明する。
(1−1)本実施形態によるパチンコ機100は、
遊技領域(例えば、遊技領域124)に設けられ、遊技球が入球可能な開状態と遊技球が入球不可能な閉状態とのいずれか一方から他方へ少なくとも移行可能な入賞手段(例えば、可変入賞口234、235、特図2始動口232)と、
開閉パターンに基づいて前記入賞手段の開閉制御を少なくとも実行可能な入賞制御手段(例えば、基本回路302、駆動回路334、各種ソレノイド332、特図状態更新処理(ステップS225、S227))と、
を備えた遊技台であって、
前記閉状態は、第一の閉状態(例えば、図19(a)に示す閉鎖期間R1、図20(a)に示す閉鎖期間R1)と第二の閉状態(例えば、図19(a)に示す閉鎖期間R1に対して図19(a)に示す閉鎖期間R2、図20(a)上段に示す閉鎖期間R1に対して図20(a)下段に示す閉鎖期間R1)を少なくとも含み、
前記第一の閉状態と前記第二の閉状態では入賞無効期間(例えば、図19(a)に示す閉鎖期間R1における入賞無効期間B1に対して図19(a)に示す閉鎖期間R2における入賞無効期間B2、図20(a)に示す閉鎖期間R1における入賞無効期間B1に対して図20(b)に示す閉鎖期間R1における入賞無効期間B1)が異なる、
ことを特徴とする。
当該構成を備えたパチンコ機100によれば、オーバー入賞演出やオーバー入賞エラー報知を種々のバリエーションで実行できるので、遊技の興趣の向上を図ることができる場合がある。
(1−2)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
前記入賞手段は大入賞口(例えば、可変入賞口234、235)である、
ことを特徴とする。
(1−3)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
複数の遊技状態(例えば、通常遊技状態、確変遊技状態)を有する、
ことを特徴とする。
(1−4)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
前記複数の遊技状態は、第一の遊技状態(例えば、通常遊技状態)と第二の遊技状態(例えば、確変遊技状態)を少なくとも含む、
ことを特徴とする。
(1−5)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
遊技状態移行条件が成立した場合(例えば、大当りに当選)に、前記第一の遊技状態から前記第二の遊技状態に遊技状態を少なくとも移行させることが可能な遊技状態制御手段(例えば、CPU304、特図状態更新処理(ステップS225、S227))とを有する
を特徴とする。
(2−1)本実施形態によるパチンコ機100は、
複数の当り遊技(例えば、大当り遊技、小当り遊技)と、
演出を少なくとも実行可能な演出手段(例えば、装飾図柄表示装置208、各種ランプ418、スピーカ120)と、
を備えた遊技台であって、
前記複数の当り遊技は、第一の当り遊技(例えば、大当りAや大当りBに当選後の大当り遊技)と第二の当り遊技(例えば、大当りCに当選後の大当り遊技)を少なくとも含み、
前記演出手段は、前記第一の当り遊技中に所定の条件(例えば、特別演出制御処理のステップS1303のYesおよび/またはステップS1309のYes)を達成した場合に所定の演出(例えば、特別演出1〜8)を少なくとも実行可能なものであり(例えば、特別演出制御処理のステップS1303)、
前記演出手段は、前記第二の当り遊技中に前記所定の条件を達成した場合に前記所定の演出を実行しない(例えば、特別演出制御処理のステップS1303のYes、S1309のNo)ものである、
ことを特徴とする。
当該構成を備えたパチンコ機100によれば、釘調整が厳しくなってしまったり、遊技者を過度に煽りすぎてしまったり、遊技者が打ち方を勘違いしてしまったりするのを防止できる場合がある。また、当該構成を備えたパチンコ機100によれば、低利益当り時に周囲の遊技者も注目するような目立つ特別演出を非実行にできる。これにより、パチンコ機100は、確変遊技状態時に低利益当りを引いたことを周囲の遊技者に気付かれ難くして、遊技者が恥ずかしい思いをするのを防止できる場合がある。
確変中や電サポ中に小当りになっても、遊技状態が通常遊技状態に移行しない。また、パチンコ機100では、小当りは特図1変動遊技のみで当選するか、あるいは特図1変動遊技の方が特図2変動遊技よりも小当りに当選し易いようになっている。特図1変動遊技において確変大当りに当選し、その後、右打ちを忘れて、特図1変動遊技で小当りに当選すると遊技者は、アタッカが開放しているのに特別演出が行われないので、おかしいことに気付く場合がある。仮に2R通常の大当りであると確変状態が終了するのに対し、小当りであれば確変状態は終了せずに継続される。このため、パチンコ機100は、遊技者にとって不利な遊技状態に移行せずに打ち方の間違いを遊技者に気付かせることができる場合がある。さらに、小当りで賞球が増えると、遊技者によい思いをさせた上に打ち方の間違いを気付かせることができるので、パチンコ機100は、遊技者にとって有利な設計となっているため遊技者の遊技意欲が向上し、さらに興趣の向上も図ることができる場合がある。
(2−2)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
前記第一の当り遊技中に実行されるラウンド数(例えば、15ラウンド)は、前記第二の当り遊技中に実行されるラウンド数(例えば2ラウンド)よりも多い、
ことを特徴とする。
当該構成を備えたパチンコ機100によれば、賞球獲得数の少ないことが予測される大当り遊技中には当該所定演出を実行不可とすることができる場合がある。
(2−3)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
前記所定の条件は、所定の累計値が所定値になると達成される(例えば、特別演出制御処理のステップS1309のYes、図27に示す特別演出実行可否決定テーブル)ものである
ことを特徴とする。
(2−4)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
前記所定条件は、所定の累計値が所定値になると達成される(例えば、特別演出制御処理のステップS1309のYes、図27に示す特別演出実行可否決定テーブル)こと
を特徴とする。
当該構成を備えたパチンコ機100によれば、当該所定演出を段階的に実行できる場合がある。
(2−5)上記構成を備えたパチンコ機100であって、
遊技制御を少なくとも行う主制御手段(例えば、主制御部300)と、
前記主制御手段からのコマンドに基づいて演出制御を少なくとも行う副制御手段(例えば、第1副制御部400)と、
を備え、
前記副制御手段は、前記演出手段を少なくとも有し、
前記演出手段は、前記コマンド(例えば、入賞演出開始コマンド)に基づいて演出を少なくとも実行可能なものである、
ことを特徴とする。
本発明は、上記実施の形態限られず、種々の変更が可能である。
上記実施の形態では、入賞手段として可変入賞口234、235を例にとって説明したが、これに限られない。本発明は、入賞手段としての特図2始動口232に対しても適用可能である。
上記実施形態において例示した入賞検知パターンは、特図1変動遊技に係る大当りおよび特図2変動遊技に係る大当りに共通して適用可能であるが、本発明はこれに限られない。例えば、入賞検知パターンは、特図1変動遊技に係る大当りと、特図2変動遊技に係る大当りとで異なるようにしてもよい。
上記実施形態では、短開放後の閉状態におけるオーバー入賞発生率と、長開放後の閉状態におけるオーバー入賞発生率とは、ほぼ同様であるが、異なるように設定されていてもよい。
パチンコ機100は、上記の第一および第二閉鎖状態期間R1、R2等を一の大当り遊技におけるラウンド間のみに適用されるように、検知パターンを決定してもよい。
パチンコ機100は、1000球毎の区切りに、例えば保留内連荘示唆等の特別演出とは別の演出を実行可能に構成されていてもよい。
上記実施形態によるパチンコ機100は、当否判定において大当りとするか、小当りとするか、はずれとするかの決定を行い、その後、当該当否判定の結果に基づいて、図柄変動表示後に「特図A」〜「特図J」のいずれを特図1または特図2表示装置212、214に停止表示するのかを決定するように構成されている。このため、上記実施形態によるパチンコ機100は、図柄変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)を決定することにより、大当り遊技のラウンド数や大当り遊技後の利益状態(例えば、特図確変状態の有無や電サポ状態の有無)が自動的に決定されるようになっている。しかしながら、パチンコ機100は、これに限られず、例えば、停止図柄の決定とは別に、大当り遊技のラウンド数や大当り遊技後の利益状態を抽選により決定するように構成されていてもよい。また、パチンコ機100は、例えば停止図柄を決定すると大当り遊技のラウンド数が自動的に決定するのに対し、大当り遊技後の利益状態を抽選により決定するといったように、停止図柄、当該ラウンド数および当該利益状態を適宜関連付けて構成されていてもよい。
また、パチンコ機100は、所定の入球口に遊技球が入球すると確変に移行することが決定するように構成されていてもよい。例えば、パチンコ機100は、確変移行決定用の入球口が設けられたアタッカと、確変に移行しない普通のアタッカとを有し、特定の大当り遊技における所定ラウンドで前者のアタッカが開放するように構成されていてもよい。
また、パチンコ機100は、複数の入球口を有し、当該複数の入球口のうちの一の入球口に入球すると16R大当りとなり、他の入球口に入球すると10ラウンド大当りとなる、あるいは、一の入球口に入球すると一律に10R大当りとなり、他の入球口に入球するとnR大当りまたはmR大当り(nおよびmは互いに異なる自然数)に当選する(いずれの大当りになるかは例えば抽選で決定する)というように構成されていてもよい。
また、上記実施形態によるパチンコ機100は、島設備に設置される遊技台であるが、本発明はこれに限られない。例えば、パチンコ機100は、封入式遊技台であっても、上記実施の形態によるパチンコ機100と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態、実施例および変形例は抵触しない範囲で組合わせることが可能である。
上記実施の形態では、遊技台の例としてパチンコ機を用いたが本発明はこれに限られない。本発明は、図37に示すようなスロットマシン7000にも適用可能である。
本発明に係る遊技台は、図37に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール7002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー7004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン7006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理7008)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段7010を備え、この演出手段が、所定の遊技領域7012に球を発射する発射装置7014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口7016と、入賞口7016に入球した球を検知する検知手段7018と、検知手段7018が球を検知した場合に球を払出す払出手段7020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置7022と、可変表示装置7022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ7024と、所定動作態様で動作する可動体7026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置7022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置7010、であるスロットマシン7000」にも好適である。
本発明に係る遊技台は図38(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインタネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
上記実施の形態の遊技台は、例えば以下のように表現される。
(付記1)
遊技領域に設けられ、遊技球が入球可能な開状態と遊技球が入球不可能な閉状態とのいずれか一方から他方へ少なくとも移行可能な入賞手段と、
開閉パターンに基づいて前記入賞手段の開閉制御を少なくとも実行可能な入賞制御手段と、
を備えた遊技台であって、
前記閉状態は、第一の閉状態と第二の閉状態を少なくとも含み、
前記第一の閉状態と前記第二の閉状態では入賞無効期間が異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記2)
付記1記載の遊技台であって、
前記入賞手段は大入賞口である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記3)
付記1または2に記載の遊技台であって、
複数の遊技状態を有する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記4)
付記3記載の遊技台であって、
前記複数の遊技状態は、第一の遊技状態と第二の遊技状態を少なくとも含む、
ことを特徴とする遊技台。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技状態移行条件が成立した場合に、前記第一の遊技状態から前記第二の遊技状態に遊技状態を少なくとも移行させることが可能な遊技状態制御手段とを有する
を特徴とする遊技台。
(付記6)
複数の当り遊技と、
演出を少なくとも実行可能な演出手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数の当り遊技は、第一の当り遊技と第二の当り遊技を少なくとも含み、
前記演出手段は、前記第一の当り遊技中に所定の条件を達成した場合に所定の演出を少なくとも実行可能なものであり、
前記演出手段は、前記第二の当り遊技中に前記所定の条件を達成した場合に前記所定の演出を実行しないものである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記7)
付記6記載の遊技台であって、
前記第一の当り遊技中に実行されるラウンド数は、前記第二の当り遊技中に実行されるラウンド数よりも多い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記8)
付記6または7に記載の遊技台であって、
前記所定の条件は、所定の累計値が所定値になると達成されるものである
ことを特徴とする遊技台。
(付記9)
付記6乃至8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
複数の遊技状態を有する、
ことを特徴とする遊技台。
(付記10)
付記6乃至9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技制御を少なくとも行う主制御手段と、
前記主制御手段からのコマンドに基づいて演出制御を少なくとも行う副制御手段と、
を備え、
前記副制御手段は、前記演出手段を少なくとも有し、
前記演出手段は、前記コマンドに基づいて演出を少なくとも実行可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。
100 パチンコ機
136 チャンスボタン
208 装飾図柄表示装置
208a 左図柄表示領域
208b 中図柄表示領域
208c 右図柄表示領域
208d 演出表示領域
208d1 特図1保留表示領域
208d2 特図2保留表示領域
226 一般入賞口
228 普図始動口
230 特図1始動口
232 特図2始動口
234、235 可変入賞口
300 主制御部
400 第1副制御部
500 第2副制御部

Claims (5)

  1. 当否判定を少なくとも実行可能な当否判定手段と、
    遊技領域に設けられた大入賞口と、
    前記大入賞口の開閉制御を少なくとも実行可能な第一の制御手段と、
    演出を少なくとも実行可能な演出手段と、
    を備えた遊技台であって、
    前記第一の制御手段は、前記当否判定の結果が第一の結果であった場合に、第一の遊技状態から第二の遊技状態に遊技状態を変化させる制御を実行可能なものであり、
    前記第一の制御手段は、前記当否判定の結果が第二の結果である場合に、第一の遊技状態から第三の遊技状態に遊技状態を変化させる制御を実行可能なものであり、
    前記第一の制御手段は、前記大入賞口を第一の状態に少なくとも制御することが可能なものであり、
    前記第一の制御手段は、前記大入賞口を第二の状態に少なくとも制御することが可能なものであり、
    前記第二の遊技状態は、前記大入賞口が一回以上前記第二の状態とされる遊技状態であり、
    前記第三の遊技状態は、前記大入賞口が一回以上前記第二の状態とされる遊技状態であり、
    前記第三の遊技状態は、前記大入賞口が前記第二の状態とされる回数が前記第二の遊技状態よりも多いものであり、
    前記第一の状態は、前記大入賞口に遊技球が進入不可能な状態であり、
    前記第二の状態は、前記大入賞口に遊技球が進入可能な状態であり、
    前記第一の制御手段は、第一の期間に、第一の制御を少なくとも実行可能なものであり、
    前記第一の制御手段は、第二の期間に、第二の制御を少なくとも実行可能なものであり、
    前記第一の制御手段は、第三の期間に、前記第一の制御を少なくとも実行可能なものであり、
    前記第一の制御手段は、第四の期間に、前記第一の制御を少なくとも実行可能なものであり、
    前記第一の制御手段とは別に、第二の制御手段を備え、
    前記第一の制御手段は、前記第二の制御手段にコマンドを出力可能なものであり、
    前記第二の制御手段は、入力したコマンドに応じた演出を前記演出手段に少なくとも行わせることが可能なものであり、
    前記第一の制御は、前記大入賞口に進入した遊技球を入賞球として少なくとも取り扱う制御であり、
    前記第二の制御は、前記大入賞口に進入した遊技球を入賞球として少なくとも取り扱わない制御であり、
    前記第一の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第二の状態であり、
    前記第二の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第一の状態であり、
    前記第三の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第一の状態であり、
    前記第四の期間における前記大入賞口は、少なくとも前記第一の状態であり、
    前記第四の期間は、前記第三の期間よりも長い期間であり、
    前記演出手段は、第五の期間に前記入賞球として取り扱われた球数が多い場合に、多球数演出を少なくとも実行可能なものであり、
    前記多球数演出は、あらかじめ定められた球数よりも前記入賞球の数の方が多い場合に少なくとも実行可能なものであり、
    前記第五の期間は、前記第一の制御の終了の際に、終了される期間であり、
    前記演出手段は、前記第二の遊技状態中に、前記多球数演出を少なくとも実行しないものであり、
    前記演出手段は、前記第三の遊技状態中に、前記多球数演出を少なくとも実行可能なものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記第五の期間は、前記第一の制御の開始の際に、開始される期間である、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項に記載の遊技台であって、
    前記第五の期間は、前記第三の期間および前記第四の期間のうちの一方の期間が開始される際に、開始される期間である、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一の制御手段は、前記当否判定の結果が第三の結果であった場合に、前記第一の遊技状態を継続させる制御を実行可能なものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一の制御手段は、前記第五の期間の終了後に前記大入賞口を前記第二の状態にすることなく、前記第二の遊技状態を前記第一の制御状態に遊技状態を変化させる制御を実行可能なものである、
    ことを特徴とする遊技台。
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