JP2011001081A - チップ型電子部品収納台紙及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表層、単層又は複数層からなる中層、及び裏層からなる多層紙基材にチップ型電子部品を収納する凹部又は穿孔部が設けられたチップ型電子部品収納台紙であって、
前記多層紙基材は、その表層以外の層が、該表層以外の層の全パルプの5〜70質量%の古紙パルプと、灰分として古紙由来の無機充填材を0.5〜15質量%含有し、かつ該表層以外の層をJIS P8220のパルプ離解方法により離解して、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法でのパルプ繊維長試験法により測定された繊維長の数平均算出時の繊維長分布において、0.2mm以下の微細繊維の割合が20%以上の層であることを特徴とする、チップ型電子部品収納台紙。
【選択図】 なし
Description
(1)台紙用紙基材を所定の幅にスリットする。
(2)所定大きさの角孔と丸孔を開ける(パンチ加工)。角孔はチップ型電子部品収納用で、丸孔(貫通孔)は電子部品の充填機内送り用である。
(3)台紙用紙基材の裏面(ボトム側)にカバーテープを接着して台紙とする。なお、角孔を開けないで、所定の大きさの角状エンボンス加工をすることもあり、この場合、カバーテープ接着工程は省かれる。台紙用紙基材とカバーテープを接着する方法は、台紙用紙基材とカバーテープを重ね、カバーテープ上から熱と圧力を加えて接着する、いわゆるヒートシール法で行われる。
(4)チップ型電子部品を台紙の角孔に充填する。
(5)台紙の表面(トップ側)にヒートシール法によってカバーテープを接着する。
(6)所定の大きさのカセットリールに巻き付け、チップ型電子部品を収納した状態で出荷する。
(7)最終ユーザー(実装メーカー)でトップ側カバーテープを剥がし、チップ型電子部品を取り出し、プリント基板に実装される。
古紙の配合量が多い場合には還元性硫黄が硫化水素として遊離発生し、チップ型電子部品の金属部分を腐食してしまい、その結果ユーザー先では主にハンダ付け工程でのトラブルが発生し、チップ型電子部品を使用する製品における不良率が増加して、ユーザーに甚大な被害を与えるおそれがある。
前記多層紙基材は、その表層以外の層が、該表層以外の層の全パルプの5〜70質量%の古紙パルプと、灰分として古紙由来の無機充填材を0.5〜15質量%含有し、かつ該表層以外の層をJIS P8220のパルプ離解方法により離解して、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法でのパルプ繊維長試験法により測定された繊維長の数平均算出時の繊維長分布において、0.2mm以下の微細繊維の割合が20%以上の層であることを特徴とする、チップ型電子部品収納台紙。
(3)前記多層紙基材は、銅の質量として10〜1000ppmの銅化合物を含有することを特徴とする、(1)項又は(2)項に記載のチップ型電子部品収納台紙。
(4)前記多層紙基材は、硫酸塩、塩酸塩、硝酸塩、酢酸塩からなる群から選ばれる水溶性の銅化合物を含有することを特徴とする、(1)項〜(3)項のいずれかに記載のチップ型電子部品収納台紙。
灰分としての無機充填材を5質量%以上含有する原料古紙をパルパー又は離解処理機能を有する機械で離解し、除塵処理を施した後に分散処理を施して灰分量が0.7〜25質量%の古紙パルプを調製する工程、
該古紙パルプをパルプ原料の少なくとも一部として使用して前記単層又は複数層からなる中層、及び裏層形成用のパルプスラリーを調製する工程と、別に、該古紙パルプを含まない前記表層形成用パルプスラリーを調製する工程、とを有する多層抄き用パルプスラリーを調製する工程、
前記表層形成用パルプスラリーと、前記中層及び裏層形成用のパルプスラリーとから多層抄きにより、表層、単層又は複数層からなる中層、及び裏層からなる多層紙基材を形成する工程、
形成された多層紙基材を所定幅に切断して帯状の多層紙基材を形成する工程、
該帯状の多層紙基材にチップ型電子部品を収納する凹部又は穿孔部を形成する工程、
を有しており、
前記単層又は複数層からなる中層形成用及び裏層形成用のパルプスラリーを調製する工程は、該パルプスラリーから形成される中層と裏層を合わせて、全パルプの5〜70質量%が古紙パルプよりなり、灰分として古紙由来の無機充填材を0.5〜15質量%含有し、かつ形成される中層及び裏層を合わせてJIS P8220のパルプ離解方法により離解し、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法でのパルプ繊維長試験法により測定した繊維長の数平均算出時の繊維長分布において、0.2mm以下の微細繊維の割合が20%以上の層を形成できる組成を有するパルプスラリーを調製する工程であることを特徴とする、チップ型電子部品収納台紙の製造方法。
(11)前記帯状の多層紙基材にチップ型電子部品を収納する穿孔部を形成する工程に引き続いて、多層紙基材のボトム側にヒートシール性カバーテープを熱圧着する工程を有する、(9)項又は(10)項に記載のチップ型電子部品収納台紙の製造方法。
(12)前記古紙パルプを調製する工程が、無機充填材の質量平均粒子径が50μm未満で、50μm以上の質量比率が40%未満であり、JIS P8251に準じて測定した場合の灰分量が0.7〜25質量%である古紙パルプを調製する工程であることを特徴とする、(8)項〜(11)項のいずれかに記載のチップ型電子部品収納台紙の製造方法。
(13)前記分散処理がディスパーザー又はホットディスパーザーを用いる分散処理であることを特徴とする、(9)項〜(12)項のいずれかに記載のチップ型電子部品収納台紙の製造方法。
また、本発明により、さらに保存時に錆が生じにくい特性をも備えたチップ型電子部品収納台紙に加工できる多層紙基材が提供される。
フレッシュなパルプ繊維は、繊維が比確的硬く、繊維長が長く、断面が真円に近いものが多い。それに対して、古紙パルプは、一度紙になり、それが再生される工程の中で、各種の器械による離解、叩解、乾燥、抄紙の各工程(履歴)を繰り返す間に、薬品及び器械によるダメージで繊維が短くなり、微細繊維と呼ばれる繊維長が0.2mm以下の繊維の割合が多くなる。これらの微細繊維はフレッシュパルプのような太い繊維のネットワークの繊維と繊維の交点を補強する役割を果たす。また、台紙用紙基材にパンチ加工用の雄型が降りてきた時に、太い繊維であるフレッシュパルプだけで構成された紙基材の場合には繊維と繊維が離れやすいのに対して、古紙パルプを含む紙基材は微細繊維が多く含まれていることにより、切り口の部分でも太い繊維が結合したままであるため、切り口がシャープになり精度が良くなるものと考えられる。
古紙パルプは、好ましくは、表層以外の層のパルプの10〜50質量%含有する。5質量%未満の含有量では所望の効果を得られにくいし、含有率が70質量%を超えると繊維間結合強度が弱くなり過ぎて、層間剥離が発生する可能性があるため好ましくない。
填料として1〜10μmのものを使用すると好ましいと記載されている先行文献もあるが、新たに添加するのは不経済であり、微細なため歩留まり性も悪い。また、パルプとの結合性が弱いため、紙粉の発生を起こす可能性がある。古紙パルプ由来のものはパルプ繊維との結合性が強いため好ましい。
微細繊維は20%〜70%の範囲が好ましく、より好ましくは30%〜70%である。微細繊維が20%未満では、所望の打ち抜き適性が得られないし、70%を越えると原料の濾水性が悪くなり、抄造に支障をきたすおそれがあるためである。
銅の含有量は質量として、台紙中に10〜1000ppm含有することが好ましく、更に好ましい範囲としては、10ppm〜300ppmである。10ppm未満では硫酸塩還元細菌の増殖にともなう硫化水素の発生分が吸収されず、錆の発生を抑えることができないため好ましくない。また1000ppmを超えると、効果が頭打ちになり、さらに多量に入れると、特に銅化合物では、水溶液が青色に着色していることが多いからパルプ自体の色目が変化してしまい好ましくない。
銅化合物を台紙表裏層用パルプスラリーに主に添加し、台紙中層用パルプスラリーには添加しない場合、添加量によっては、台紙中に均一に銅化合物が存在しなくなり、中層部分から硫化水素が発生してしまうおそれがある。
古紙パルプの多配合、原料古紙中の灰分の再利用は、原料のリサイクルの面からも好ましい。
これらのうち、特に、ディスパーザー、ホットディスパーザーは、固形分濃度25%以上の高濃度で、フリーネスを極端に下げることなく、効率良く無機充填材を細かくすることができるので、好ましく使用される。中でも、ディスパーザー、ホットディスパーザーの処理時に蒸気・加熱器により80〜120℃程度の温度をかけることにより処理を効率化することが可能であるためさらに好ましい。
基材の表層以外の部分の灰分を0.5〜15質量%にするには、上記パルプと各種フレッシュパルプ、例えば、化学パルプ・機械パルプ・非木材繊維パルプ等を組み合わせて使用することにより適正配合の達成が可能である。
各例中、配合、濃度等を示す数値は、固形分又は有効成分の質量基準の数値である。また、特に記載のない場合については、抄造した紙はJIS P 8111に準じて前処理を行った後、測定やテストに供した。
なお、電子部品収納台紙からの表層の取り除き方、表層以外の微細繊維比率の測定法、灰分の測定法、質量平均粒子径の計算方法、Z軸強度測定方法、金型打ち抜き適性評価方法、金型磨耗試験、台紙中に含まれる銅の含有量の測定方法、銀発錆試験方法の詳細は下記の通りである。
8mm幅のテープ状にスリットしたチップ型電子部品収納台紙を市販のα−アミラーゼ(ファンガミル、ノボザイムズ社製)を水で10倍に希釈したものの中に一昼夜浸漬し、十分に紙が湿潤して台紙が層状に分かれやすくなる状態になった後、表層1層分を剥がして分離し、残された表層以外の部分を測定に供した。
台紙から表層を取り除いた電子部品収納台紙を使用して、ラボディスインテグレーターを用いたJIS P 8220のパルプの離解方法を用いて離解を行い、Kajaani社製の繊維長分布測定機「Fiber Lab」を用いて測定を行った(JAPAN TAPPI No.52)。測定繊維本数は10000本以上とし、数基準で求めた繊維長分布において0.2mm以下の微細繊維の割合(%)を求めた。
JIS P 8251に準じて、525℃にて焼成して測定した。
電子部品収納台紙の断面写真を電子顕微鏡にて写真撮影し、まず、無機充填材のうち5μm以上の粒子の粒子径(最大箇所の大きさで)を100以上測定する。
そのデータを表1に示すとおり、(A)の区間毎に個数分類したものを数比率に変換した値(C)を求める。区間がkまであった時の質量比率、質量平均粒子径、50μm以上の粒子の質量比率は以下の式にて計算される。表1に実際の計算例を2例示す。
TAPPI実用試験法UM584に準じて測定した。
電子部品収納台紙を8mm幅のテープ状にスリットして、JIS C 806−3に準拠し、日本オートマチックマシン社製ACP505S型穿孔機を用いて2mm間隔で、幅方向1.12mm、流れ方向0.62mmの金型(1005電子部品用)を用いて角孔をあける。20個分の角孔部分を表面から実体顕微鏡で撮影し、拡大写真により角孔寸法を測定する。評価のグレードは次の通りである。
評価◎:角孔の流れ方向の最狭部の平均値(n=20)が0.58mm以上。
評価○:角孔の流れ方向の最狭部の平均値(n=20)が0.56mm以上。
評価△:角孔の流れ方向の最狭部の平均値(n−20)が0.54mm以上。
評価×:角孔の流れ方向の最狭部の平均値(n=20)が0.54mm未満。
試料を8mm幅のテープ状にスリットして、JIS C 0806−3に準拠し、日本オートマチックマシン社製ACP505S型穿孔機を用いて、2mm間隔で幅方向1.12mm、流れ方向0.62mmの金型を用いて角穴を300万ショット開ける。300万ショット目の角穴断面部分をルーペで観察し、ケバ発生の良否で金型摩耗レベルを評価する。目視評価のグレードは次の通りであり、グレード2までが実用上使用できるレベルである。
グレード1:ケバが全く見られない。
(金型摩耗がほとんどない。)
グレード2:ケバが1.12mm辺の幅に1〜3本見られる。
(金型摩耗がわずかにある。)
グレード3:ケバが1.12mm辺の幅に4〜10本見られる。
(金型摩耗がややある。)
グレード4:ケバが1.12mm辺の幅に11〜20本見られる。
(金型摩耗がかなりある。)
グレード5:ケバが1.12mm辺の幅に20本以上見られる。
(金型摩耗がひどく、研磨又は取替段階である。)
以下の通り、前処理として台紙を密閉式湿式分解した後、高周波誘導プラズマ発光法(ICP)により、台紙中に含有される銅を定量した。
1)前処理(台紙の密閉式湿式分解)
まず、台紙サンプルをセラミック製はさみを用いて、2〜5mm角のサイズに裁断した。裁断した試料から0.2g正確に測り採り、これを密閉式弗素樹脂加工容器に移し、硫酸を2ml、硝酸を5ml添加し、この試料を湿式分解装置(アステック社製、型式:MARS5)にて分解させた。その後、弗素樹脂加工容器内の分解溶液を遠沈管に洗い移し、これを0.45μのメンブランフィルターでろ過したのち、全量を蒸留水で洗いながらフラスコで50mlに定容とした。
2)高周波誘導プラズマ発光法(ICP)による測定
上記の前処理した試料中の銅濃度を、ICP−OES(リガク製、型式:CIROS−120)を用いて測定した。尚、定量に際しては予め、含有量既知の金属塩標準液を用いて検量線を作製しておき、含有量(ppm)を算出した。また、検出限界は0.01ppmであった。
イ)金型磨耗評価にて使用された8mm幅にスリットされ、穿孔機によりパンチされた長さ250mmのサンプル(8mm×250mm)、枚数(8枚)を用意し、サンプル瓶に入れる。
ロ)電極部分に銀が使用されているチップコンデンサー2種類(1.25mm×2.05mm 厚さ大1.27mm 小0.59mm)を各々10ヶずつ試料(チップ)の入った瓶に入れ、堅くキャップをしめる。
ハ)この瓶を150℃に加熱してある乾燥機に1時間入れておく。
ニ)1時間処理した瓶からチップコンデンサーを乾いた濾紙の上に出し、速やかにポリ袋に入れ拡大鏡で表裏の錆の発生状況を観察する。
A:試験前と同様変化の無いこと。
B:若干茶色に変色したチップ3ヶ以内。
C:若干茶色に変色したチップ4〜6ヶ、又は茶色に変色したチップ1ヶと若干変色したチップ3ヶ以内。
D:茶色に変色したチップ4〜6ヶ、又は黒色に変色したチップ1ヶと茶色に変色したチップ3ヶ以内。
E:黒色に変色したチップ2ヶ以上。
パルパーにて雑誌古紙(灰分20.3%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、固形分濃度1%まで水で希釈し、脱墨剤を加えて、フローテーターにて脱墨処理を施し、傾斜エキストラクター及びスクリュープレス脱水機で固形分濃度30%程度まで濃縮し、ホットディスパージョン設備(KRIMA製)を用いて、ギャップ0.2mm、温度110℃にて分散処理を行い、さらに水で希釈しながらパルプ洗浄機(DNTウォッシャー:相川鉄工製)に通すことにより、古紙パルプAを得た。このパルプの灰分を測定したところ7.3%であった。
パルパーにてケント古紙(灰分33.2%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、傾斜エキストラクター及びスクリユープレス脱水機で固形分濃度30%程度まで濃縮し、ホットディスパージョン設備(KRIMA製)を用いて、ギャップ0.2mm、温度110℃にて分散処理を行い、さらに水で希釈しながらパルプ洗浄機(DNTウォッシャー:相川鉄工製)に通すことにより、古紙パルプBを得た。このパルプの灰分を測定したところ23.5%であった。
パルパーにて雑誌古紙(灰分20.3%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、固形分濃度1%まで水で希釈し脱墨剤を加えて、フローテーターにて脱墨処理を施し、傾斜エキストラクターで固形分濃度5%程度まで濃縮し、ダブルディスクレファイナーを2段処理し、フリーネス358ml→187m1まで落すことにより、古紙パルプCを得た。このパルプの灰分を測定したところ16.8%であった。
パルパーにてケント古紙(灰分33.2%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、ダブルディスクリファイナーに1回に通してフリーネスを358ml→330mlにすることにより、古紙パルプDを得た。このパルプの灰分を測定したところ29.1%であった。
パルパーにて雑誌古紙(灰分20.3%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、固形分濃度1%まで水で希釈し脱墨剤を加えて、フローテーターにて脱墨処理を施し、傾斜エキストラクター及びスクリュープレス脱水機で固形分濃度15%程度まで濃縮し、ホットディスパージョン設備(KRIMA製)を用いて、ギャップ1.0mm、温度70℃にて分散処理を行い、さらに水で希釈しながらパルプ洗浄機(DNTウォッシャー:相川鉄工製)に通すことにより、古紙パルプEを得た。このパルプの灰分を測定したところ7.5%であった。
パルパーにて雑誌古紙(灰分20.3%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、固形分濃度1%まで水で希釈し脱墨剤を加えて、フローテーターにて脱墨処理を施し、傾斜エキストラクター及びスクリュープレス脱水機で固形分濃度30%程度まで濃縮し、ディスパーザー(相川鉄工製、TLI型)を用いて、蒸気を加えながら90℃の温度にて分散処理を行い、さらに水で希釈しながらパルプ洗浄機(DNTウォッシャー:相川鉄工製)に通すことにより、古紙パルプFを得た。このパルプの灰分を測定したところ7.3%であった。
パルパーにて新聞古紙(灰分12.7%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、固形分濃度1%まで水で希釈し脱墨剤を加えて、フローテーターにて脱墨処理を施し、傾斜エキストラクター及びスクリュープレス脱水機で固形分濃度30%程度まで濃縮し、ディスパーザー(相川鉄工製、TLI型)を用いて、蒸気を加えながら90℃の温度にて分散処理を行い、古紙パルプGを得た。このパルプの灰分を測定したところ5.2%であった。
パルパーにて色上古紙(灰分31.3%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、固形分濃度1%まで水で希釈し脱墨剤を加えて、フローテーターにて脱墨処理を施し、傾斜エキストラクター及びスクリュープレス脱水機で固形分濃度30%程度まで濃縮し、ディスパーザー(相川鉄工製、TLI)を用い、蒸気を加えながら90℃の温度にて分散処理を行い、さらに水で希釈しながらパルプ洗浄機(DNTウォッシャー:相川鉄工製)に通すことにより、古紙パルプHを得た。このパルプの灰分を測定したところ18.8%であった。
パルパーにて印刷されていない模造古紙(灰分1.3%)を離解し、除塵処理を施した後、古紙パルプIを得た。このパルプの灰分を測定したところ1.2%であった。
パルパーにて色上古紙(31.3%)を離解し、除塵装置(クリーナー及びスクリーン)を通過させた後、固形分濃度1%まで水で希釈し脱墨剤を加えて、フローテーターにて脱墨処理を施し、傾斜エキストラクター及びスクリュープレス脱水機で固形分濃度30%程度まで濃縮し、ディスパーザー(相川鉄工製、TLI)を用いて、蒸気を加えながら90℃の温度にて分散処理を行い、さらに水で希釈しながらパルプ洗浄機(DNTウォッシャー:相川鉄工製)に通すことにより、古紙パルプJを得た。このパルプの灰分を測定したところ22.1%であった。
表層、中層、裏層でパルプを使い分け、表層用にはNBKP;30質量%、LBKP;70質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)460mlに調製し、中層用にはNBKP;10質量%、LBKP;60質量%、古紙パルプA;30質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)410mlに調製し、裏層用にはLBKPを単独でダブル・ディスク・リファイナーでCSF(カナダスタンダードフリーネス)470mlまで叩解した。また、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.1%になるように添加した。その後、表、中、裏用それぞれのパルプスラリーに硫酸バンドを対パルプ2.0質量%添加し、サイズ剤としてサイズパインN−111(荒川化学工業社製、ロジンエマルジョンサイズ剤)0.50質量%添加し、紙力剤として、ポリストロン1250(荒川化学工業社製、ポリアクリルアミド系紙力剤)を2.0質量%添加した。以上の条件のパルプスラリーを円網5層抄合わせ抄造機で、それぞれ表層(1層)100g/m2、中層(3層)600g/m2、裏層(1層)100g/m2で抄合わせ、さらにサイズプレス機でケン化度88モル%、重合度1000のポリビニルアルコールを乾燥塗布量として1.0g/m2塗布し、抄紙機に設置された平滑化処理機(マシンカレンダー)で平滑化処理し、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中層用パルプとして、NBKP;10質量%、LBKP;60質量%、古紙パルプA;30質量%とする代わりに、NBKP;10質量%、LBKP;20質量%、古紙パルプB;70質量%とすること以外は、実施例1と同様にして、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中層用パルブとして、NBKP;10質量%、LBKP;60質量%、古紙パルプA;30質量%とする代わりに、NBKP;10質量%、LBKP;40質量%、古紙パルプC;50質量%とすること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.1%になるように添加する代わりに、硝酸銅(3水和物)を対パルプ(全層合計)で0.05%になるように添加すること、以外は、実施例1と同様にして、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中層用パルプとして、NBKP;10質量%、LBKP;60質量:%、古紙パルプC;30質量%とする代わりに、NBKP;10質量%、LBKP;40質量%、古紙パルプE;50質量%とすること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.1%になるように添加する代わりに、硝酸銅(3水和物)を対パルプ(全層合計)で0.05%になるように添加すること、以外は、実施例1と同様にして、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
表層、中・裏層でパルプを使い分け、表層用にはNBKP;30質量%、LBKP;70質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)480mlに調製した。また、中・裏層用にはNBKP;10質量%、LBKP;40質量%、古紙パルプF;50質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)450mlに叩解した。また、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.02%になるように添加した。その後、表中裏用それぞれのパルプスラリーに硫酸バンドを対パルプ2.0質量%添加し、サイズ剤としてサイズパインN−111(荒川化学工業社製、ロジンエマルジョンサイズ剤)0.50質量%添加し、紙力剤として、ポリストロン1250(荒川化学工業社製、ポリアクリルアミド系紙力剤)を2.0質量%添加した。以上の条件のパルプスラリーを円網8層抄合わせ抄造機で、それぞれ表層(1層)80g/m2、中層(6層)620g/m2、裏層(1層)100g/m2で抄合わせ、さらにサイズプレス機でケン化度88モル%、重合度1000のポリビニルアルコールを乾燥塗布量として1.0g/m2塗布し、抄紙機に設置された平滑化処理機(マシンカレンダー)で平滑化処理し、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中裏層用のパルプ調製を、配合割合として、NBKP;10質量%、LBKP;80質量%、古紙パルプG;10質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)450m1に調製すること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を添加しないこと、以外は、実施例5と同様にしてチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中裏層用のパルプ調製を、配合割合として、NBKP;10質量%、LBKP;20質量%、古紙パルプH;70質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)450mlに調製すること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.10%になるように添加すること、以外は、実施例5と同様にしてチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中裏層用のパルプ調製を、配合割合として、NBKP;10質量%、LBKP;75質量%、古紙パルプI;15質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)450mlに調製すること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.50%になるように添加すること、以外は、実施例5と同様にしてチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中層用パルプとして、NBKP;10質量%、LBKP;60質量%、古紙パルプA;30質量%とする代わりに、NBKP;10質量%、LBKP;90質量%とすること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を添加しないこと、以外は、実施例1と同様にして、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中層用パルプとして、NBKP;10質量%、LBKP;60質量%、古紙パルプA;30質量%とする代わりに、古紙パルプA;100質量%とすること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を添加しないこと、以外は、実施例1と同様にして、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中層用パルプとして、NBKP;10質量%、LBKP;60質量%、古紙パルプA;30質量%とする代わりに、古紙パルプD;100質量%とすること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を添加しないこと、以外は、実施例1と同様にして、坪量800g/m2、厚さ0.95mmのチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中裏層用のパルプ調製を、配合割合として、NBKP;10質量%、LBKP;10質量%、古紙パルプJ;80質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)450mlに調製すること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.10%になるように添加すること、以外は、実施例5と同様にしてチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中裏層用のパルプ調製を、配合割合として、NBKP;10質量%、LBKP;90質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)350mlに調製すること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.02%になるように添加すること、以外は、実施例5と同様にしてチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中裏層用のパルプ調製を、配合割合として、NBKP;10質量%、LBKP;90質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)550mlに調製すること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で0.50%になるように添加すること、以外は、実施例5と同様にしてチップ型電子部品収納台紙を製造した。
中裏層用のパルプ調製を、配合割合として、NBKP;10質量%、LBKP;86質量%、古紙パルプG;4質量%をダブル・ディスク・リファイナーで混合叩解し、CSF(カナダスタンダードフリーネス)450mlに調製すること、及び、中層用に使用するパルプスラリーに硫酸銅(5水和物)を対パルプ(全層合計)で2.00%になるように添加すること、以外は、実施例5と同様にしてチップ型電子部品収納台紙を製造した。台紙は青みがついており、外観不良気味であった。
Claims (6)
- 表層、単層又は複数層からなる中層、及び裏層からなる多層紙基材にチップ型電子部品を収納する凹部又は穿孔部が設けられたチップ型電子部品収納台紙であって、
前記多層紙基材は、その表層以外の層が、該表層以外の層の全パルプの5〜70質量%の古紙パルプと、灰分として古紙由来の無機充填材を0.5〜15質量%含有し、かつ該表層以外の層をJIS P8220のパルプ離解方法により離解して、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法でのパルプ繊維長試験法により測定された繊維長の数平均算出時の繊維長分布において、0.2mm以下の微細繊維の割合が20%以上の層であることを特徴とする、チップ型電子部品収納台紙。 - 前記多層紙基材は、銅化合物を含有していることを特徴とする、請求項1記載のチップ型電子部品収納台紙。
- 前記多層紙基材は、硫酸塩、塩酸塩、硝酸塩、酢酸塩からなる群から選ばれる水溶性の銅化合物を含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のチップ型電子部品収納台紙。
- 前記古紙パルプは、古紙を離解処理後に分散処理して、JIS P8251に準じて測定した場合の灰分量が0.7〜25質量%の古紙パルプであり、前記無機充填材は、質量平均粒子径が50μm未満で、かつ、50μm以上の質量比率が40%未満であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のチップ型電子部品収納台紙。
- 前記請求項1〜4に記載の表層、単層又は複数層からなる中層、及び裏層からなる多層紙基材にチップ型電子部品を収納する凹部又は穿孔部が設けられたチップ型電子部品収納台紙のいずれかを製造する方法であって、
灰分としての無機充填材を5質量%以上含有する原料古紙をパルパー又は離解処理機能を有する機械で離解し、除塵処理を施した後に分散処理を施して、無機充填材の質量平均粒子径が50μm未満で、50μm以上の質量比率が40%未満であり、JIS P8251に準じて測定した場合の灰分量が0.7〜25質量%である古紙パルプを調製する工程、
該古紙パルプをパルプ原料の少なくとも一部として使用して前記単層又は複数層からなる中層、及び裏層形成用のパルプスラリーを調製する工程と、別に、該古紙パルプを含まない前記表層形成用パルプスラリーを調製する工程、とを有する多層抄き用パルプスラリーを調製する工程、
前記表層形成用パルプスラリーと、前記中層及び裏層形成用のパルプスラリーとから多層抄きにより、表層、単層又は複数層からなる中層、及び裏層からなる多層紙基材を形成する工程、
を有しており、
前記単層又は複数層からなる中層形成用及び裏層形成用のパルプスラリーを調製する工程は、該パルプスラリーから形成される中層と裏層を合わせて、全パルプの5〜70質量%が古紙パルプよりなり、灰分として古紙由来の無機充填材を0.5〜15質量%含有し、かつ形成される中層及び裏層を合わせてJIS P8220のパルプ離解方法により離解し、JAPAN TAPPI No.52で規定された光学的自動計測法でのパルプ繊維長試験法により測定した繊維長の数平均算出時の繊維長分布において、0.2mm以下の微細繊維の割合が20%以上の層を形成できる組成を有するパルプスラリーを調製する工程であることを特徴とする、チップ型電子部品収納台紙の製造方法。 - 前記古紙パルプをパルプ原料の少なくとも一部として使用して単層又は複数層からなる中層、及び裏層形成用のパルプスラリーを調製する工程が、さらに、銅化合物が添加されているパルプスラリーを形成する工程であることを特徴とする、請求項5記載のチップ型電子部品収納台紙の製造方法。
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