JP2011000916A - 昇降装置付き車両における転落防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラットホームが上昇位置にないときに車椅子等を誤ってプラットホーム上に移載しようとする動作を防止し、安全性の向上を図る。
【解決手段】車体の開口部に近接した床面上に立設固定された固定ポスト51と、この上部に枢支された転落防止バー52と、車体床面1aに昇降プラットホーム30が上昇位置乃至これに近接した位置にあることを検知する検知手段と、プラットホーム30が上昇位置乃至これに近接した位置にあることを検知手段が検知している場合は、転落防止バー52を下げ、それ以外の場合には、転落防止バー52を横向きに上げる駆動機構60とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車椅子等を積み降ろすための昇降プラットホームを具備する昇降装置付き車両において、昇降プラットホームの下降状態で車両開口部から車椅子や介添え人等が誤って転落する事故を未然に防止する昇降装置付き車両における転落防止装置に関する。
従来、車椅子等を積み降ろすための昇降装置としては、車椅子を載せる昇降プラットホームを車両内に引き込んで格納する構造のものと、昇降プラットホームを車両の後部扉又は側部扉と兼用する構造のものとがある。
後者の昇降プラットホームを扉兼用とする構造としては、以下の特許文献1が知られている。
実用新案登録第2581820号公報
昇降プラットホームを、車両開口部を開閉する扉と兼用する構造の場合、昇降プラットホームは車両内には引き込まれず、車両外部において着地位置と車両床面と一致した上昇位置との間で昇降動作を行って車椅子、台車等の積み降ろしを行う。
昇降プラットホームと車両床面との間の車椅子等の移動は、当然プラットホームが車両床面と一致した上昇位置で行うが、プラットホームが下降位置にある状態で、車両内の車椅子等を誤ってプラットホーム側に移行しようとすると、危険な転落事故となる。とくに、車椅子の場合、車内が狭いと方向転換が難しく、車内からプラットホーム上に後ろ向きで移動する場合があり、プラットホームが上昇位置にあることの確認が疎かになる可能性がある。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、プラットホームが上昇位置にないときに車椅子等を誤ってプラットホーム上に移載しようとする動作を防止し、安全性の向上を図った昇降装置付き車両における転落防止装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある態様の昇降装置付き車両における転落防止装置は、車体の開口部に近接した床面上に立設固定された固定ポストと、前記固定ポストの上部に枢支された転落防止バーと、前記車体の床面に一致した高さの上昇位置と下降位置との間で昇降自在なプラットホームが前記上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを検知する検知手段と、前記プラットホームが前記上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを前記検知手段が検知している場合は、前記転落防止バーを下げ、それ以外の場合には、前記転落防止バーを横向きに上げる駆動機構とを備えることを特徴としている。
前記態様に係る転落防止装置において、前記駆動機構は、前記固定ポスト側に一端が枢着された第1リンクと、前記転落防止バー側に一端が枢着され、他端が前記第1リンクに枢着された第2リンクと、前記第1リンクの前記固定ポスト側への枢着点と、前記第2リンクの前記転落防止バー側への枢着点とを結ぶ直線よりも上側に、前記第1リンクと第2リンクとの枢着点が位置する状態にて前記第1リンク又は前記第2リンクの上昇方向の回動を阻止するストッパと、前記第1リンクと第2リンクとの枢着点を持ち上げる向きに前記第1リンク又は前記第2リンクを付勢して前記第1リンク又は前記第2リンクを前記ストッパに当接させ、前記転落防止バーを横向きに上げるバネと、前記プラットホームが前記上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを前記検知手段が検知している場合に、前記第1リンク又は前記第2リンクを引き下げて前記転落防止バーを下げるワイヤとを有するとよい。
前記態様に係る転落防止装置において、前記検知手段は、前記プラットホーム又は前記プラットホームを昇降させるリンク機構により作動される検知レバーを有し、前記検知レバーの動きで前記ワイヤを引っ張るものであるとよい。
前記態様に係る転落防止装置において、前記駆動機構が前記検知手段によって作動するアクチュエータを含むものであってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る昇降装置付き車両における転落防止装置によれば、プラットホームが車両床面と一致した上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあるとき以外は、転落防止バーが横向きに上がっていて、車両開口からの出入りを妨げるため、車椅子等の車両外部への転落事故を未然に防止することが可能である。
本発明に係る昇降装置付き車両における転落防止装置の実施の形態の正面図である。 同平面図である。 昇降プラットホームを昇降駆動する機構部分及びプラットホームが上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを検知する検知手段を示す側面図である。 前記検知手段の1例である検知レバーであって、(A)は正面図、(B)は平面図である。 本発明の他の実施の形態を示す正面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1乃至図3において、1は昇降装置の取り付けられた車両(例えばワンボックスカー)の車体(荷台)であり、図3における2は車体1が搭載されたシャーシである。シャーシ2側に昇降装置10の昇降駆動部20が装着されている。また、車体1の開口部(図示の場合、後部開口部)に近接した床面1a上に転落防止装置50の固定ポスト51が立設固定されている。
まず、転落防止装置50を説明する前に、車両が具備する昇降装置10について説明する。この昇降装置10は平行リンクを用いて昇降プラットホーム30を昇降駆動するものであり、前記平行リンクを成す第1及び第2アーム11,12(但し、後述するように第1アーム11はリンクの一部を構成している)の一端は前記昇降駆動部20側に連結され、他端は略三角形状の昇降リンク13に枢着され(回転自在に取り付けられ)ている。
図3に図示の場合、昇降駆動部20のフレーム21(シャーシ2に固定)に第2アーム12が枢着され、前記平行リンクの一方のリンクを構成している。また、昇降駆動部20の回転駆動軸22に回転側板23が固着され、これに第1アーム11が枢着され、第1アーム11の途中位置と回転側板23間に、引っ張り方向の長さが所定長である連結具24が連結されている。この場合、連結具24に引っ張り方向の力が働くプラットホーム30の通常の昇降動作では、第1アーム11と回転側板23とは一定姿勢を保って回動することになり、回転駆動軸22を中心に回動する回転側板23と第1アーム11の両者で平行リンクの他方のリンクを構成することになる。
この結果、昇降リンク13への第1及び第2アーム11,12の枢着点P,Qは昇降駆動部20の駆動力を受けて第1及び第2アーム11,12が回動するのに伴って昇降する。その際、枢着点P,Qを結ぶ直線は垂直(鉛直)方向を向いている。
一方、車椅子80等を搭載して車両に対する積み降ろしを行うための昇降プラットホーム30の後端面31には、ブラケット32が固着され、ブラケット32は前記第2アーム12と共に枢着点Qにて昇降リンク13にピン33で枢着されている。また、プラットホーム30が開いた水平状態(図3(イ)〜(ロ)の状態)では、昇降リンク13の下側部位に固定のストッパ14が、プラットホーム30の後端面31に当接している。この結果、第1及び第2アーム11,12の回動に伴ってプラットホーム30は、地上に着地した下降位置から車体1の床面1aに一致した高さとなる上昇位置にまで水平状態を保ったまま昇降する。さらに、図3(ロ)のプラットホーム30の着地状態から回転駆動軸22を右回転させると、第1アーム11と回転側板23とからなるリンク(平行リンクをなしていた下側のリンク)が短くなり、図3(ニ)のようにプラットホーム30の先端を伏せた姿勢とすることが可能である。
そして、このようなプラットホーム30の昇降を利用して、地上から車体1内への車椅子80等の積み込み及び車体1内の車椅子80等の地上への降車を実行できる。なお、ここでは昇降プラットホーム30が車体1の後部扉と兼用である場合を例にとって説明する。この場合には、プラットホーム30が水平状態に開くと、車体1の後部開口が開き、プラットホーム30が垂直に閉じると車体1の後部開口はプラットホーム30で閉じられる。
プラットホーム30の不使用時に車体1後端面に沿ってプラットホーム30を図3(ハ)のように垂直に立てて閉じるために、開閉用油圧シリンダ40がプラットホーム30と昇降リンク13との間に設けられている。すなわち、プラットホーム30裏面の中間位置にシリンダ取付板41が固定され、それに開閉用油圧シリンダ40の本体側が、ある程度のがたつきを持たせて取り付けられている。また、開閉用油圧シリンダ40のピストンに一体化されたピストンロッドは昇降リンク13の枢着点Rに枢着されている。この開閉用油圧シリンダ40を含む機構がプラットホーム開閉機構をなしている。
前記開閉用油圧シリンダ40の縮動時には、プラットホーム30は図3(イ)のように水平に開いた状態にあり、伸動時にはプラットホーム30は図3(ハ)のように垂直に閉じた状態となる。
ところで、以上のような昇降装置付き車両において、車椅子80等を車体1の床面1aからプラットホーム30上に移動させることができるのは、プラットホーム30が水平でかつ床面1aと同じ高さであるとき(図3(イ)の状態)である。それ以外の図3(ロ)や(ニ)の状態では重大な転落事故を招きかねない。
そのような転落事故を防止するため、転落防止装置50が車体1の開口部近傍に設けられている。すなわち、図1及び図2のように、開口部に近接した床面1a上に立設固定された固定ポスト51の上部には、転落防止バー52が枢支(回転自在に支持)されており、図1実線のように、横向きの水平状態では車体1の開口を横断して、車椅子80等の転落を阻止できるようになっている。
図1の拡大図示のように、前記転落防止バー52を横向きの水平状態から固定ポスト51に沿った垂直に下がった状態に駆動する駆動機構60は、固定ポスト51の上端寄り位置であって転落防止バー52の回転支点Jよりも下側位置に固着されたリンク取付ブラケット65と、転落防止バー52の回転支点Jから所定距離離れた位置に固着されたリンク取付ブラケット66と、ブラケット65に枢着された(回転自在に取り付けられた)第1リンク61と、リンク取付ブラケット66に一端が枢着され、他端が第1リンク61に枢着された第2リンク62と、固定ポスト51の上部に固定の取付部材53と第1リンク61の中間位置との間に設けられた引っ張りバネ(例えばコイルバネ)63とを有している。また、第1リンク61の固定ポスト51側への枢着点と、第2リンク62の転落防止バー52側への枢着点とを結ぶ直線Kよりも上側に、第1リンク61と第2リンク62との枢着点Sが位置する状態にて第1リンク61又は第2リンク62の上昇方向の回動を阻止するようにストッパ64が固定ポスト51に固着されている。図示の例では、ストッパ64は第1リンク61に当接してその上昇方向の回動を阻止している。
なお、前記引っ張りバネ63は、外力が働かない状態では、第1リンク61がストッパ64に当接するまで第1リンク61と第2リンク62との枢着点Sを持ち上げ、転落防止バー52を横向きの水平状態に上げることができる弾性力を有するものである。
一方、第1リンク61を引き下げるために、ワイヤ70の一端が第1リンク61の途中位置Tに連結、固定されている。このワイヤ70は第1リンク61に一体の扇形ワイヤガイド61aで円弧状にガイドされ、さらに固定ポスト51に固定のブラケット55に枢支された回転ガイド部材としてのガイドプーリー56にてガイドされ、下方に引き出されている。
図3のように、プラットホーム30が車体1の床面1aと一致した高さの上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを検知する検知手段として、検知レバー71が車両側に設けられている。つまり、シャーシ2に固定の取付具2aに対し検知レバー71の中間部が枢支されている。この検知レバー71は、図4(A),(B)のように、中間部が取付具2aに固定された軸体72に枢着され、一端にローラー73が枢着されている。また、検知レバー71の他端には前記ワイヤ70の他端が連結、固定されている。
ローラー73は、図3のように、プラットホーム30が床面1aと一致した高さの上昇位置乃至それに近接した位置にあるときに第2アーム12の上辺に当接して所定量押し上げられるようになっている。
この転落防止装置50の動作を説明すると、プラットホーム30が図3(イ)の上昇位置乃至その近傍位置にあるとき(及び図3(ハ)の閉じた状態)以外は、検知レバー71は作動されず、つまりローラー73に第2アーム12が当接せず、駆動機構60の第1リンク61にはワイヤ70による外力は加わらない。このため、引っ張りバネ63によって第1リンク61は引き上げられてストッパ63に当接している。このとき、第1リンク61及び第2リンク62は一直線に近い状態となり、転落防止バー52は横向きの水平状態に持ち上がった転落阻止状態となる。また、第1リンク61の固定ポスト側への枢着点と、第2リンク62の転落防止バー側への枢着点とを結ぶ直線Kよりも上側に、第1リンク61と第2リンク62との枢着点Sが位置しているため、転落防止バー52に押し下げる向きの力が働いてもストッパ63で第1及び第2リンク61,62の動きは阻止され、転落防止バー52は転落阻止姿勢を維持可能である。
プラットホーム30が上昇して図3(イ)の上昇位置乃至その近傍位置に到来している場合、検知レバー71が作動され、つまりローラー73に第2アーム12が当接してローラー73が所定量押し上げられる結果、図4(A)の検知レバー71は左回りに回転してワイヤ70を引き下げる。従って、図1の第1リンク61が下方に回動し、第1及び第2リンク61,62は屈曲し、転落防止バー52を図1の仮想線位置(固定ポスト51に沿った垂直位置)にまで下げて転落阻止解除状態とする。この転落阻止解除状態では転落防止バー52に妨げられることなく、車椅子80等のプラットホーム30上への移動が可能である。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 昇降プラットホーム30が車両1の床面1aと一致した上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあるとき(及び垂直に閉じた状態)以外は、転落防止バー52が横向き(水平)に上がっていて、車両開口からの出入りを妨げるため、車椅子80等の車両外部への転落事故を未然に防止することが可能である。
(2) 転落防止バー52を駆動する駆動機構60は、リンク機構と、プラットホーム30を昇降駆動する平行リンク機構の動きで作動される検知レバー71とをワイヤ70で連結した構成であり、油圧シリンダ、電動モータ等の高価な部品は不要で低価格である。
(3) 第1リンク61と第2リンク62とは引っ張りバネ63によって常時上方に付勢されており、第1リンク61の固定ポスト51側への枢着点と、第2リンク62の転落防止バー52側への枢着点とを結ぶ直線Kよりも上側に、第1リンク61と第2リンク62との枢着点Sが位置する状態にて、ストッパ64が第1リンク61の上昇方向の回動を阻止し、この状態が転落防止バー52の転落阻止状態となっている。このため、転落防止バー52の自重による下降方向の回動はストッパ64で受け止められて阻止され、転落防止バー52に、下げる向きの外力が加わっても転落防止バー52は転落阻止状態を維持できる。転落阻止動作の確実性を確保できる。
図5は本発明の他の実施の形態を示す。この場合、駆動機構60の第1リンク61をワイヤ70で引き下げる代わりに油圧シリンダ、電動式シリンダ等のアクチュエータ90で引き下げるようにしている。つまり、第1リンク61の途中位置と固定ポスト51側との間にアクチュエータ90が連結されている。通常、アクチュエータ90は伸長しており、転落防止バー52は横向きの水平状態に持ち上がった転落阻止状態となっている。検知レバーに代わる検知手段としての検知スイッチ(近接スイッチやリミットスイッチ等)で昇降プラットホーム30が車両1の床面1aと一致した上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを検知したときのみアクチュエータ90は縮動して、図5の仮想線位置(固定ポスト51に沿った垂直位置)にまで転落防止バー52を下げて、転落阻止解除状態とする。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
図1の例では、ストッパ64は第1リンク61に当接してその上昇方向の回動を阻止しているが、第2リンク62にストッパ64が当接するように変更可能である。また、引っ張りバネ63は、第1リンク61を引っ張り上げる構成を示したが、第2リンク62を引っ張り上げる構成であってもよい。さらに、ワイヤ70は第1リンク61を引き下げる構成としたが、第2リンク62に接続されて、これを引き下げる構成としてもよい。
検知手段として、第1アーム11で作動されるレバーを示したが、第2アーム12やプラットホーム30自体で作動される検知レバー又は検知スイッチ等であってもよい。
1 車体
1a 床面
2 シャーシ
10 昇降装置
11 第1アーム
12 第2アーム
13 昇降リンク
20 昇降駆動部
30 昇降プラットホーム
40 開閉用油圧シリンダ
50 転落防止装置
51 固定ポスト
52 転落防止バー
60 駆動機構
61 第1リンク
62 第2リンク
63 引っ張りバネ
64 ストッパ
70 ワイヤ
71 検知レバー
80 車椅子

Claims (4)

  1. 車体の開口部に近接した床面上に立設固定された固定ポストと、
    前記固定ポストの上部に枢支された転落防止バーと、
    前記車体の床面に一致した高さの上昇位置と下降位置との間で昇降自在なプラットホームが前記上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを検知する検知手段と、
    前記プラットホームが前記上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを前記検知手段が検知している場合は、前記転落防止バーを下げ、それ以外の場合には、前記転落防止バーを横向きに上げる駆動機構とを備える、昇降装置付き車両における転落防止装置。
  2. 請求項1に記載の昇降装置付き車両における転落防止装置において、前記駆動機構は、前記固定ポスト側に一端が枢着された第1リンクと、
    前記転落防止バー側に一端が枢着され、他端が前記第1リンクに枢着された第2リンクと、
    前記第1リンクの前記固定ポスト側への枢着点と、前記第2リンクの前記転落防止バー側への枢着点とを結ぶ直線よりも上側に、前記第1リンクと第2リンクとの枢着点が位置する状態にて前記第1リンク又は前記第2リンクの上昇方向の回動を阻止するストッパと、
    前記第1リンクと第2リンクとの枢着点を持ち上げる向きに前記第1リンク又は前記第2リンクを付勢して前記第1リンク又は前記第2リンクを前記ストッパに当接させ、前記転落防止バーを横向きに上げるバネと、
    前記プラットホームが前記上昇位置乃至上昇位置に近接した位置にあることを前記検知手段が検知している場合に、前記第1リンク又は前記第2リンクを引き下げて前記転落防止バーを下げるワイヤとを有する、昇降装置付き車両における転落防止装置。
  3. 請求項2に記載の昇降装置付き車両における転落防止装置において、前記検知手段は、前記プラットホーム又は前記プラットホームを昇降させるリンク機構により作動される検知レバーを有し、前記検知レバーの動きで前記ワイヤを引っ張るものである、昇降装置付き車両における転落防止装置。
  4. 請求項1に記載の昇降装置付き車両における転落防止装置において、前記駆動機構が前記検知手段によって作動するアクチュエータを含むものである、昇降装置付き車両における転落防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104228658A (zh) * 2014-08-29 2014-12-24 江苏捷诚车载电子信息工程有限公司 纵向或横向摆放方舱均可锁固的旋锁固定装置
JP2016007974A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 日本フルハーフ株式会社 テールゲートにおける落下防止ストッパの安全装置

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