JP2011000103A - アイスクリーム - Google Patents

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Yoshiaki Takahoshi
淑明 高星
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SATOMI SUISAN KK
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Abstract

【課題】 極めて簡単に製造でき、揚げてもアイスクリーム本来の性状や味も損なわず、美味しいアイスクリーム、更には同様のフライドアイスを提供すること。
【解決手段】 直ちに食することができるアイスクリームあるいは冷凍したアイスクリームを二枚のスポンジケージーキで上下に包み込み、これら両スポンジケーキの外周縁同士をスポンジケーキの生地、あるいは溶いた卵黄によって接着して形成したアイスクリーム、又はこの外周にパン粉あるいはころもを付け、高温の油で揚げて構成したアイスクリーム。
【選択図】図3

Description

本発明は、アイスクリームに関し、特にアイスクリームとスポンジケーキとを一緒に食することができるアイスクリームであり、更には、フライドアイスとしても好適なアイスクリームに関するものである。
アイスクリームを揚げて食しようとすることは、後述する特許文献に記載されているように従来から試みられている。しかしながら、何れの特許文献で提案されているものも、製造が面倒で、食感や味において充分に満足できるものでないことから、未だ市場に受け入れられていない。
特許文献1記載の「天ぷらアイス」は、七部焼き程度に焼成されたパンの中身を取り去って空洞を形成し、この空洞にアイスクリームを詰めて構成するものである。
一方、特許文献2記載の「アイスクリーム類入り食品」は、アイスクリームが溶けないように揚げるために、アイスクリームの外周を多重の断熱食材層や練り食材層などで包むように構成している。
特開2000−125773号公報 特開2007−174983号公報
前述のように、従来はアイスクリームを天ぷらのように揚げて食したいという思想は存在するものの、製造が面倒で、充分満足できる品質でないことから市場に受け入れられていない。
一方、揚げアイスクリームは風味が豊かで、アイスクリーム本来の味を楽しむことができることは勿論、他の食材との味のハーモニーも楽しむことができるので、新食感フライドアイスの提供が期待されている。
本発明は前記課題に着目し、極めて簡単に製造でき、揚げてもアイスクリーム本来の性状や味も損なわず、美味しいアイスクリーム、更には同様のフライドアイスを提供することを目的としてなされたものである。
前記目的は、直ちに食することができるアイスクリームあるいは冷凍したアイスクリームを二枚のスポンジケージーキで上下に包み込み、これら両スポンジケーキの外周縁同士をスポンジケーキの生地、あるいは溶いた卵黄によって接着してアイスクリームを製造すること、あるいは、冷凍したアイスクリームを二枚のスポンジケージーキで上下に包み、これら両スポンジケーキの何れか一方、あるいは両者にスポンジケーキの生地の材料、あるいは溶いた卵黄を所望の幅や厚さに塗布し、両スポンジケーキ同士の外周を密着させて接着し、次いでスポンジケーキの外周にパン粉あるいはころもを付け高温の油で揚げることによって達成される。
前述のように本発明によれば、極めて簡単に製造でき、揚げてもアイスクリーム本来の性状や味を損なうことなく、美味しいフライドアイスを提供することができるものである。
本発明のアイスクリームを製造する過程を示す正面図。 下スポンジケーキの平面図。 完成したアイスクリームの断面図。
以下、本発明の一実施例形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
本発明の概略構成は、二枚のスポンジケーキでアイスクリームを上下に包み込んで製造することである。
図1において、1は、直径が約10cm、厚さが約2cmの円盤状の下スポンジケーキである。このスポンジケーキは、一般に市販されている通常のものであり、本発明者は、鶏卵、砂糖、バニラオイル、薄力粉、サラダ油、溶かしバターなどを材料として使用した。
温度を加減しながらハンドミキサーでかき混ぜ、程よい泡立ちが確認された生地を型に入れ、170℃程度の庫内温度のオーブンで20分から25分程度焼成し、焼成後、型をオーブンから取り出し、型から焼成された生地を外して熱を飛ばせばスポンジケーキが出来上がる。
2は、前述の下スポンジケーキと同様の上スポンジケーキで、下スポンジケーキ上面に配された半球体状のアイスクリーム3の上に載せ、アイスクリーム3の上面を覆うものである。
アイスクリーム3は、バニラ、ミルク、チョコレート、ストロベリー、抹茶など、通常のアイスクリームであれば、好みに応じて何でも使用可能である。
尚、上スポンジケーキ3は、半球体形状のアイスクリーム3の形状に合わせて、下スポンジケーキ1よりも僅かに大径としてある。
上、下スポンジケーキ1,2の形状や寸法は、包み込むアイスクリーム3の形状や大きさに応じて任意に変更できる。
次に、上下スポンジケーキの周縁同士を接着してアイスクリームを包み込むのであるが、スポンジケーキ1、2同志だけで接着することは困難であることが分かった。
そこで本発明者は、粘着力が強く、食しても全く問題のないペーストの開発に着手した。
種々の材料を使用しての試行錯誤の結果、溶いた卵黄とスポンジケーキの生地がスポンジケーキ同士を接着するペーストとして、最も好適なことが分かった。
図2は、外周縁に接着用のペースト4を塗布した下スポンジケーキ1の平面図である。下スポンジケーキ1の外周縁に塗布された卵黄ペーストの幅は1cm程度であるが、この幅や厚さ、量はスポンジケーキの出来具合や、アイスルームの製造環境等によって経験的に変更されてもよい。
又、このペースト4は、下スポンジケーキ1のみならず上スポンジケーキ2の下面外周縁にも塗布することができ、製造過程で何れが選択されても問題はない。
前述のように、スポンジケーキの外周縁にペーストを塗布した後、上下のスポンジケーキ1、2外周を指で摘まむか、手のひらで上から押しつける等で両者を接着すれば、図3に示すように、スポンジケーキで包まれたアイスクリームが完成する。
このように、スポンジケーキを用い、周囲をペーストで接着するだけでアイスクリームを製造することができ、最小限の工数でスポンジケーキアイスクリームを製造することができたものである。
試行錯誤の中で、前記卵黄の代わりにスポンジケーキの生地や、強力粉や薄力粉を溶いたものもペーストとして使用できることが確認されている。
前記卵黄等のペーストは時間の経過と共に乾燥硬化してその接着力が増すので確実にアイスクリームはスポンジケーキで包まれた状態を維持することができる。尚、卵黄に多少の卵白が混合したものも充分にペーストの機能を果たしており、これも当然にして使用できるものである。
尚、鶏卵を割り、卵白と卵黄の全てを含む状態の卵液を溶いただけのもの、卵白のみのものでは、接着力が不足し、スポンジケーキ同士の接着には不向きであった。
このことからも、スポンジケーキ同士を接着するペーストとしては、卵黄が最も適していることが確認された。
前記のように製造されたスポンジケーキアイスクリームは、製造後直ぐに食することができる。このアイスクリームでは、スポンジケーキの味、アイスクリームの味、それに両者の味がミックスした味と多様な味を楽しむことができる。
スポンジケーキについて見ると、ワインなどを用いると更に深みが増し、大人の味としても歓迎される。
製造後直ちに食するとき、あるいは冷蔵し揚げないで食するときは、前記ペーストとして卵黄を使用すべきである。生地そのものや薄力粉等を溶いたものでは、粉の生の味と食感が残り、好ましくないものとなってしまった。
次に、前記アイスクリームを冷凍し、揚げて食する場合について説明する。
先ずは、図3のように製造されたアイスクリームを、直ちに冷凍庫に入れ、庫内温度が−18℃程度、あるいはそれより低い温度で24時間程度以上冷凍する。
冷凍されたアイスクリームを取り出し、スポンジケーキの外周に、天ぷら粉あるいはころも(図示省略)を付け、180℃〜200℃の油で30秒程度揚げる。
このときに使用した天ぷら粉は、牛乳180CCに卵黄2個とコンスターチ大さじ1杯、更に小麦粉をいれてかき混ぜたものである。
揚げ工程では、図3のアイスクリームの略下半分が油中に没しており、略上半分が油面から上方に出ている状態にする。そして、5秒程度の間隔で上下を入れ変えて30秒程度揚げると品質の良いフライドアイスを得ることができる。尚、このときのペースト4は、揚げる工程を経ることから、接着が充分であればどんなものでも問題ないことが分かった。
揚げなべは、揚げるときアイスが底に接しない最小限の高さが必要であるが、揚げかすが沈殿することなどを考慮すると油の高さが15cm程度か、それ以上とするのが好ましいものであった。
このように、本発明はアイスクリームをスポンジケーキで包んだアイスクリームを油で揚げてフライドアイスを得ることに初めて成功したものである。
この成功は、多数の気泡を持つスポンジケーキを冷凍し、気泡を冷凍状態で閉じ込めているため、独立した空気室による断熱効果が非常に大きいことに起因している。
この断熱効果により、数十秒程度の揚げ時間では、中のアイスクリームが溶けて形が消失することなく、アイスクリーム本来の性質や食感を損なうことがない新規な食物を得ることができた。
従来から提案されている天ぷらアイスは、多層の断熱層を設けたり、製造に多くの工数を要していたので、結局庶民にとって手頃なフライドアイスは出現していなかったものである。又、食感的にも充分なものが提供されていない。
前記冷凍アイスを揚げないで食する場合は、電子レンジで加熱するか、解凍して食すればよい。
電子レンジによるときは、出力600Wで約20秒程度の過熱、常温では、25分程度の放置で解凍すれば、いずれも風味や食感を損なわずに食することができた。
以上述べたように、本発明によれば、極めて簡単に製造でき、揚げてもアイスクリーム本来の性状や味を損なうことなく、美味しいスポンジケーキアイスクリームやフライドアイスを提供することができるものである。
1 上スポンジケーキ、2 下スポンジケーキ、3 アイスクリーム、4 ペースト。

Claims (2)

  1. 直ちに食することができるアイスクリームあるいは冷凍したアイスクリームを二枚のスポンジケージーキで上下に包み込み、これら両スポンジケーキの外周縁同士をスポンジケーキの生地、あるいは溶いた卵黄によって接着して形成したものであるアイスクリーム。
  2. 冷凍したアイスクリームを二枚のスポンジケージーキで上下に包み、これら両スポンジケーキの何れか一方、あるいは両者にスポンジケーキの生地の材料、あるいは溶いた卵黄を所望の幅や厚さに塗布し、両スポンジケーキ同士の外周を密着させて接着し、次いでスポンジケーキの外周にパン粉あるいはころもを付け高温の油で揚げて構成したアイスクリーム。
JP2009161197A 2009-06-16 2009-06-16 アイスクリーム Pending JP2011000103A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015119585A1 (en) * 2014-02-07 2015-08-13 Karakaya Zafer Fried ice-cream

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