JP2010540252A - インベストメント鋳造装置及びインベストメント鋳造法 - Google Patents

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Abstract

インベストメント鋳型を作製する方法であって、スリーブを準備することと、透水性材料を、スリーブを覆うように固定することによってスリーブの開放端を塞ぐことと、透水性材料の、スリーブとは反対側に吸水性材料を設けることとを含み、吸水性材料は、一緒に保持され、吸水性材料とスリーブの内部との流体連通を確実にするように構成されると共に配置される方法が記載されている。スリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーから水を除去する際に使用する物体であって、物体の外表面の少なくとも一部が透水性であることで、物体の外部から物体の吸水性材料との流体連通をもたらし、物体は、物体をスリーブの端部に対しシールするシール特徴部を含む物体も記載されている。

Description

本発明は、インベストメント鋳造に関する。特に、本発明は、スリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーから水を除去するのに使用する物体と、インベストメント鋳型を作製する方法とに関する。
何世紀にもわたり、ロストワックスインベストメント鋳造が用いられている。製造すべき製品(例えばジュエリーアイテム)の原型は、蝋又は同様の材料で製作される。この原型は、ワックスツリー(wax tree)に取り付けられ、スリーブ、例えば容器又は型枠(flask)内に配置される。次に容器の残りの部分にセラミックスラリーが充填され、その後、このセラミックスラリーは固化する。熱を用いて蝋を溶融した後、残った鋳型に材料を鋳込むことができる。鋳造材料自体が固化すれば、鋳型を壊すことができる。
本発明は、スリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーから水を除去する際に使用する物体であって、該物体の外表面の少なくとも一部が透水性であることで、該物体の外部から該物体の吸水性材料との流体連通をもたらし、該物体は、該物体をスリーブの端部に対しシールするシール特徴部を含む物体を提供する。
本発明は、インベストメントスラリーから水を除去する際に使用すると共に吸水性材料を収容する容器であって、該容器をスリーブの端部に対し取外し可能にシールするシール特徴部と、前記スリーブが前記容器に対しシールされるときに前記スリーブの底部内に突出する窪み部とを含む容器を提供する。
本発明は、スリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーから水を除去する際に使用する物体であって、該物体の外表面の少なくとも一部が透水性であることで、該物体の外部から該物体の吸水性材料との流体連通をもたらし、前記物体は、突出部の周りに位置することができるように貫通孔を含み、前記突出部が前記物体内を延びる際に前記突出部を前記吸水性材料が包囲する物体を提供する。
本発明はさらに、インベストメント鋳型を作製する方法であって、スリーブを準備することと、透水性材料を、前記スリーブを覆うように固定することによって該スリーブの開放端を塞ぐことと、前記透水性材料の、前記スリーブとは反対側に吸水性材料を設けることとを含み、前記吸水性材料は、一緒に保持され、該吸水性材料と前記スリーブの内部との流体連通を確実にするように構成されると共に配置される方法を提供する。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の特定の実施形態を例示としてのみ説明する。
本発明によるものではない現行のプロセスの一般的な実施方法であるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第1の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第2の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第3の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第4の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第5の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第6の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第7の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第8の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第9の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第10の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。 本発明の第11の実施形態によるインベストメント鋳造法の断面図である。
過去50年以上にわたり、金、銀及び真鍮のジュエリーロストワックスインベストメント鋳物は、名目的にはシリカ、クリストバライト及び石膏の混合物から成る鋳型材料に鋳込まれてきた。インベストメント粉末のスラリーをワックスツリーの周りに鋳込む際、このスラリーの硬化(固化)を達成するのに石膏含有物が用いられる。石膏含有物は、水を吸収することによってこの硬化を行い、結果として石膏結晶が成長するので、石膏含有物が膨張する。非常に微細なワックスディテールの周りに、すなわち、多くのジュエリー、医薬品及び工業用のロストワックスインベストメント鋳物上に流動し易いように、易流動性のスラリーインベストメント鋳型粉末を製造する必要がある。易流動性であるようにするには、粉末重量100部あたり25部〜45部の水含量が必要である。
金、銀及び真鍮の鋳物の場合、型枠からの蝋の焼却は通常、700℃±80℃で行われ、金属が型枠に500℃〜740℃の温度で注入される。しかしながら、ステンレス鋼、コバルト、白金及び高パラジウム白金のインベストメント鋳物の場合、焼却はかなりより高い温度で行われ、金属はスリーブに850℃〜1000℃で鋳込まれる。このより高いスリーブ温度は、融点がより高い金属(1063℃で溶融する金に比して白金は融点が1773℃である)の冷却を回避するのに必要とされる。
スリーブ温度をより高くする必要があることから、石膏は800℃を超える温度で破砕するため、インベストメント粉末配合物に石膏を利用することはもはや可能ではない。
したがって、白金、パラジウム/白金、白金/レニウムのような白金合金、並びにコバルト及びステンレス鋼のような鋼の場合のインベストメント粉末配合物は主として、インベストメント粉末スラリーがスリーブ内のワックスツリーの周りに注入されたときに固化するようにシリカ又はシリカとクリストバライトとの混合物に0.5%〜2.5%の範囲で添加剤を加えたものから成る。
本発明は、石膏を含有しないか又は約10%未満若しくは約6.0%未満若しくは約4.0%の石膏を少なくとも含有するインベストメント粉末から水を除去する機構に関する。インベストメント粉末のスラリー中に有意な量の石膏(5%〜28%)を有さずとも、化学添加剤によりシリカスラリーを固化しつつ安定した制御方法でスラリー混合物から水分を吸収除去する必要がある。
高温鋳造用粉末について世界的に広く一般に用いられている一つの技術を図1に示す。この方法では、スリーブすなわち型枠10(型枠10は(通常は円形であるが)任意の断面形状を有してもよく、任意の高さを有し得る)を、透水性材料20、すなわち通水性のある材料(パルプ/又は他の吸水マットのようなもの)上に載置する。この材料は、1mm〜4mmの厚さとすることができる。透水性材料20を、例えば液体の蝋40を用いて型枠10に対しシールする。透水性材料20の目的は、スラリーをスリーブ内に収容することである。ワックスツリー30を、蝋により透水性材料20の中央に固着する。この固着は、型枠10を透水性材料20に取り付ける前に又は取り付けた後で、行うことができる。次に、この組立体を、シリカ若しくは石膏又は他の吸水性粉末のような吸水性材料60の固まっていない堆積(10mm〜30mmの厚さ)の上に着座させる。この吸水性材料60は、添加剤が加わった実際の鋳型材料であってもよい。
次に、液体スラリー50を型枠50に注入する。スラリーは、45分〜120分で固化する。欠点は、型枠とマットとの接合部を蝋によりシールする必要があることと、組立体が着座していた粉末を一掃且つ除去する必要があることとから、非常に面倒であると共に冗長である点である。シリカの微粒子を吸い込むことが原因となる珪肺症による、シリカ粉末の使用に関連した健康被害もある。この問題は、工場内を涼しくするのにファンを使用する熱帯地方の国で悪化している。
本発明は、インベストメント鋳型を作製する方法を提供することによってこれらの欠点の少なくともいくつかを回避又は軽減する。本方法は、型枠10を設けることを含む。次に、型枠10の開放端を覆うように透水性材料を固定することによって該開放端を塞ぐ。好ましくは、この固定はシールすることを含む。吸水性材料を含む物体を、透水性材料の、スリーブとは反対側に設ける。吸水性材料は一緒に保持される。吸水性材料は例えば、袋に入っていてもよく、又は、圧縮された固まっていない材料(例えば木材パルプ若しくは紙パルプ又は鋳造可能な吸水性材料、特にスリーブの底部にフィットするようにサイズが決まっている(例えば9cm〜7cmの直径(スリーブの標準直径は10.16cm(4インチ)〜15.24cm(6インチ)である)を有する円形断面を有する)固まっていない材料を有してもよい。かかる吸水性材料の物体は、(再使用可能な)容器内に配置してもよい。そのため、吸水性材料は例えば、一緒に圧縮されることによって且つ/又は容器内にあることによって一緒に保持される。容器は、吸水性材料を完全に包囲することが好ましい。容器は好ましくは、吸水性材料を通さないように設計される、且つ/又は吸水性材料を通さない材料から作製される。吸水性材料を含む物体の表面の少なくとも一部又は容器の壁が透水性であることで、吸水性材料とスリーブの内部との間に流体連通がもたらされる。そのため、吸水性材料は、漏出する可能性が減るように収容される。さらに、吸水性材料は全て一緒に保持されるため、プロセスの清浄度が高くなる。
吸水性材料が粉末形態であり容器内に収容される場合、好ましくは、容器の壁の透水性部分の孔すなわち貫通孔は、粉末粒子の平均直径又は最小直径よりも小さい最大直径を有する。
吸水性材料には、使用前の浸水に対して、例えば非透水性パッケージ内でシールがなされる。シールを使用直前に破ることができることで、吸水性材料をその製造位置から使用位置に移動させる際に、吸水性材料が新しいままであることが確実となる。
好ましくは、物体の透水性部分は、スリーブの一端を覆うように固定される透水性材料である。これにより、部品数が減り、システムの組立てを容易にすることができる。本発明は例えば、スリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーから水を除去する際に使用する物体を提供することができる。物体の外表面の少なくとも一部が透水性であることで、該物体の外部から該物体の吸水性材料との流体連通をもたらすことができる。物体はさらに、透水性部分がスリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーと接触する方法において、容器をスリーブに対しシールするシール特徴部を含み得る。したがって、鋳型を製造する際の工程数が大幅に減る。かかる容器を使用するには、取付品35を有するワックスツリー30を、単に容器の透水性部分に配置する。一実施形態では、物体は、スリーブへ突出すると共に、挿入すべきワックスツリーの胴部のための土台を提供する、窪み部を含む。次に、型枠10がワックスツリー30を覆うように配置され、物体のシール特徴部を用いて物体に対しシールされる。物体のシール特徴部は好ましくは、スラリー50が型枠10に注入される際に存在する静水力に耐えるように設計される。これにより、スラリーが硬化しないうちに水及び/又はスラリーがスリーブと物体との間で漏出することを防止することができる。好ましくは、シール特徴部は、少なくとも6cm、好ましくは10cm、より好ましくは15cm、さらには最大約30cm又は40cmの水深の静水圧で耐水性であるように構成されると共に及び配置される。かかる配置はさらに、鋳型の製造に関連する面倒な点を減らし、縁の周りからの水及び/又はスラリーの漏出に関連する鋳型の不備をなくすことができる。
幾つかの実施形態では、シール特徴部は弾性材料を含む。これは、型枠10の種々のサイズに対する公差も高い安価で単純なシール特徴部である。
シール特徴部は、半径方向の圧縮力を用い得る。容器を型枠10に固定するのに存在すべきいかなる特徴部も型枠10に必要としないので、かかるシール特徴部は好ましい。
1つ又は複数の実施形態では、容器の側壁は、シール特徴部による圧縮に抗するのに十分に堅い(stiff)。これにより、特に弾性及び/又は半径方向に圧縮するシール特徴部を用いる場合に、物体の設計及び製造が容易となる。
物体が容器を含む場合、物体は、透水性部分以外に一体形部品として容器の壁を提供することが好ましいであろう。これは、製造の際の補助となり得る。例えば、容器のうち透水性部分以外の部分は、(射出)成形プラスチックから形成されてもよい。一実施形態では、固定部品は、容器の側壁と一体形である。容器の側壁は通常、型枠10の側壁と同一面上にあるか又は平行である。この配置は、容器の製造及び組立ての際の補助となり得る。さらに、この配置により、型枠10に、特に高い強度及び/又は取付け易さをもたらすことができる。
透水性部分に用いられる材料の例として、木材パルプから形成された板紙、バーミキュライト、有孔板、織材、不織布等が挙げられる。0.5cmの水頭で少なくとも0.25cc/cm2/時の透水性が好ましい。
本明細書で説明する吸水性材料は例えば、上記のようなシリカ若しくは石膏又は他の吸水性粉末とすることができる。さらなる例は、木材パルプ若しくは紙パルプ又はバーミキュライトである。好ましくは、これらの材料は、少なくとも100重量%の吸水能力を有する。好ましくは、吸水能力(water capacity)は110%、120%、130%、150%及び200%又はそれ以上である。これにより、所与の直径の場合の型枠10の種々の高さに対する所与の容器の適応性に関して融通性が与えられる。
ここで、7つの特定の実施形態を図2〜図6を参照しながら詳細に説明する。一つの実施形態の特徴は、必要に応じて他の実施形態に適用できることが理解されよう。
第1の実施形態
第1の実施形態を図2に示す。
本発明の物体又は容器又はキャニスタは以下の付属物を有し得る:
1)多孔質上面85
2)吸水性材料70を収容する、基部及び頂部(蓋)並びに側壁
3)接合すべき吸水容器すなわちキャニスタ90の頂部と鋳造用スリーブすなわち型枠10との間の固定部品すなわちシール機構(これは、吸水容器又はキャニスタ90の一部であってもよく、又は別個のアイテムであってもよい)
4)吸水性フィラー/吸水性材料70、好ましくは、化学作用を起こさない危険性のない細粒度のバーミキュライト(ただし、粉砕したシリカ、石膏、シリカゲル又は他の吸水性材料とすることもできる)。或いは、パルプのような吸水性材料の固形ブロック。
キャニスタの基部及び側部は透水性であってもよく、且つ/又は頂部と同様に吸水性であってもよく、又は、プラスチック若しくはポリマー材料製の防水性であってもよく、又は、吸水性コアと同様若しくは吸水性コアであってもよい。
(キャニスタの蓋、側部及び基部の吸水能力と共に)キャニスタ内の吸水性材料の量は、少なくとも、型枠内のスラリーから不必要な水を吸収除去するのに十分に多量であるものとする。吸水性に関する能力が高いほど、一般に型枠内のスラリーの固化の速度が高くなる。所与の直径の場合の型枠の高さに対し融通性を与えるには、110重量%〜250重量%の吸水能力が好ましい。このようにしてスラリーから除去する必要があるのは水の約60%だけであり、残りは蝋焼却炉内で除去される。
スリーブ/型枠10内のスラリーの硬化プロセスでは、残りの水分(初期の水含量の約40%)を蝋焼却サイクル中にとばすことができることから、全ての水分を除去する必要はない。スリーブ/型枠10内のスラリーが固化するように十分な水分が吸収されればよく、また、ワックスツリー30の周りの固形粉末マトリックスが取扱いプロセス中に砕けることなく、スリーブ/型枠10を焼却炉に入れるのに十分な強度があればよい。
図2に示されるように、第1の実施形態では、ワックスツリー30は、(図1におけるのと同様にして)透水性材料20上に配置及び/又は固定されている。また、図1に示されるように、(再使用可能な)型枠10を、ワックスツリー30を覆うように透水性材料20上に配置し、蝋40を用いて透水性材料20に対しシールする。シールは、型枠10と型枠10の底部端の周りの透水性材料20との間、及び型枠10と透水性材料20との間をシールする蝋の円周シール若しくはビード又は他の同様のシーリング材によってなされる。次に、この組立体全体が、吸水性材料70を収容する容器90上に配置される。容器90は、少なくとも壁80のうち透水性部分85を有している。透水性部分85は、吸水性材料70が型枠10の内部と流体連通するように、透水性材料20と少なくとも部分的に整合して配置されている。
記載された実施形態の型枠10は、円形断面を有している。型枠10は、標準直径で製造されている。断面は円形である必要はなく、異なる何らかの形(例えば正方形)とすることができる。また、型枠10は、頂部開放端及び底部開放端を有するものとして示されている。実際に、スリーブは、透水性材料で閉鎖された底部端を有し得る。また、型枠10の断面は、スリーブの長さに沿って変わってもよい。頂部端は、テーパ状になっていてもよい。
図2に示される容器90の形状が理想的である。他の形状も適し得る。例えば、容器の製造プロセスにより継ぎ目を得てもよく、又は容器90から突き出る他の接合部を得てもよい。容器は例えば、一方が他方の上部に固定される2つのシートから形成されてもよい。その場合には、上部シートのみを透水性とすることができ、下部シートは防水性とすることができる。この場合、スラリー50が型枠に加えられ、吸水性材料70がスラリー50から水を吸収すると、乾燥プロセスが始まる。スラリーからの水が透水性材料20及び透水性部分85を通る。容器及び/又は吸収ブロックの外側の半径方向の形状は、円形、楕円形、三角形、正方形、五角形、六角形又は異なる多角形とすることができる。
この実施形態では、型枠10及びスラリー50の重量により、型枠10を容器90に対し保持する。
図2の実施形態では、透水性部分85を含まない容器90の壁80は、防水性であることが好ましい。このことは必ずしも当てはまることではない。例えば、容器90の壁80は全て、同一又は同様の材料から作製されてもよい。それにより、製造がより容易となるであろう。しかしながら、容器90の壁80(透水性部分85ではない)が防水性であることを確実にすることは利点を有する。例えば、水が容器90から漏出せず、いったん飽水した吸水性材料70が容器90から失われる可能性も減る。
図2の実施形態の容器90は可撓性であり、使用時に加圧されて図2に示される形状となる。これにより、容器90が任意の形状をとることができることで占める容積が小さくて済むため、輸送が容易となる。しかしながら、記載される他の実施形態の場合と同様に、容器90は堅くてもよい。
吸水性材料70を有する容器90は、個別のパッケージ内に配置されてもよい。かかるパッケージは、吸水性材料70が製造されてから使用されるまでの間に水を吸収しないように非透水性であることが好ましい。単一のパッケージが1つ又は複数の容器90を含み得る。代替的に又は付加的に、異なる形態の浸水に抗するシールを提供することができる。例えば、取外し可能な又は破断可能なシールを容器90の頂部の透水性部分85を覆うように接着することができる。その場合、シールは、使用前に取り外す(例えば破断又は剥離する)ことができる。
第2の実施形態
第2の実施形態を図3に示す。第2の実施形態は、下記を除けば第1の実施形態と同じである。
第2の実施形態では、透水性材料20及び容器90の使用はいずれも排除されている。これは、吸水性材料を実質的に固形及び/又は剛性(rigid)の形態で(例えばブロックで)設けることでまかなわれる。すなわち、吸水性材料70は、粉末形態ではなく成形されている。すなわち、吸水性材料は、インベストメント鋳造用スラリースリーブから水を除去する際に使用する物体として形成され得る。物体は、例えば木材パルプ若しくは紙パルプ(又は同様の材料のパルプ)製である。代替的に、物体は、圧粉又は吸水性繊維材料から作製されてもよい。物体は、1つの材料だけで作製される必要はなく、例えば複数の層から作製してもよい。この形態の吸水性材料は、任意の他の実施形態と共に用いることができる。特に、第4の実施形態から第7の実施形態と共に用いることができる。このことは、物体(すなわち容器)の他の部分を再使用することができるという利点を有する。他の実施形態の場合でのように、吸水性材料が再使用可能であってもよい。すなわち、スラリーの乾燥後、水を吸収した吸水性材料を、(例えば加熱によって)乾燥させてから再使用することができる。好ましくは、物体は、半径方向に弾性圧縮可能であることで、下記に記載のように、本体自体が物体を型枠10の端部に対してシールするシール特徴部としての役割を果たす。
第2の実施形態では、物体は、型枠10の端部にフィットするようにサイズ及び形状が決められている。好ましくは、物体は、型枠10にしっかりフィットすることで物体の外表面と型枠10の内表面との間をシールする。したがって、物体のサイズ及び形状は、吸水性材料が型枠10内のスラリー50と流体連通した状態で物体を型枠10に対してシールすることを可能にするシール特徴部と見なすことができる。
物体とスリーブとの間に、周方向に接着剤すなわち蝋のビード41を用いて、スリーブと物体との間にシールを達成することが可能である。代替的に、第6の実施形態のシール特徴部のような別部品を用いてもよい。このことは、以下に説明する図4にも示す。
しかしながら、そのような別部品は用いないことが好ましい。密封シールを形成するのは、物体自体の弾性である。すなわち、物体は、解放状態でスリーブの内径よりも大きい直径を有している。物体は、スリーブに挿入されると圧縮力を受け、次に、その圧縮によって生じる外向きの力が物体とスリーブとの間に作用してシールを行う。物体の形状は、スリーブに挿入される際の補助となるようなものであり得る。このため、物体は、テーパ状とすることができる。使用の際、物体は、可能な限り奥にスリーブに押し込まれてシールを形成する。このようなテーパ状の実施形態では、物体は、弾性であることが、好ましいがそうである必要はない。弾性は、物体を包囲すると共に使用の際にスリーブの内表面と接触する、さらなる弾性材料によって与えられてもよい。
代替的な配置では、スリーブの外表面と物体との間を追加的に又はその間だけを単独に接触させるリップを物体上に形成してもよい。これらの2つの表面間の単独接触の場合、物体の形状は、図6の容器90の形状と同様とすることができる。
物体の頂部面の少なくとも一部(この部分にワックスツリー30が取り付けられる)は透水性である。これにより、吸水性材料をスラリーと流体連通せしめる。一実施形態では、別個の透水性材料(例えば層の形態であり、吸水性とすることもできる)を吸水性材料の頂部に形成又は配置してもよい。このことは、そうでなければ物体がスラリーの浸透を受け易い場合に望ましいであろう。
第3の実施形態
第3の実施形態を図4に示す。第3の実施形態は、下記を除けば第2の実施形態と同じである。
図4の実施形態では、吸水性材料を含む物体の頂部の外表面は、型枠10の内部にフィットするように形状が決められている。すなわち、段差が物体内に形成されている。小さい方の直径は、およそ型枠10の内径の直径であり、大きい方の直径は、およそ型枠10の外径の直径である。まさに頂部は、第2の実施形態の物体のシール特徴部の特性(例えば弾性、テーパ状等)を有し得る。例えば、Oリング若しくはワッシャ又は接着剤若しくは蝋の形態のシール330をさらに設けてもよい。シール330は、最小直径から最大直径への変化により形成されるリップ上に着座している。
上述のように、図4には、第6の実施形態で詳細に記載するような半径方向内向きの力を生じるバンド210(破線で示す)である任意の特徴部を示している。このようなバンド210は、シール特徴部の一部であり、所望の耐水レベルに達するのに十分に密着したシールを型枠10と物体との間に作製するのに役立つことができる。
図4には、他の任意の特徴部も示している。それは、物体の頂部面の残りの部分よりも型枠10へさらに延びる窪み部72である。窪み部は、ワックスツリー30の土台を形成している(そのため、鋳型は漏斗状である)。ワックスツリーの残りの部分が窪み部72の頂部(円錐台の形状である)に取り付けられている。窪み部72は、ワックスツリー30の端部を受ける穴を頂部面に有し得る。これにより、ワックスツリーを透水性部分に取り付けるのに接着剤又は他の粘着剤の必要性が回避される。窪み部は、一体形とすることができるが、そうである必要はない。さらに、透水性又は吸水性である必要はない。
窪み部は、任意の実施形態の一部を形成し得る。例えば、窪み部は、頂部100又は透水性材料20上に形成してもよい。
第4の実施形態
第4の実施形態を図5に示す。第4の実施形態は、下記を除けば第1の実施形態と同じである。
図5の実施形態では、物体は容器90を含んでいる。容器90は、側壁120と、底部110と、頂部100とから成る。頂部及び底部は、板の形態であるか又は異なる形態(例えばシート)を有していてもよい。頂部100は、少なくとも一部が透水性部分として形成されている。図1及び図2の透水性材料20の均等物は存在しない。底部110は、非透水性であっても又は透水性であってもよい。頂部100及び底部110は好ましくは、側壁120で保持されるが、例えば接着剤によって異なる様式で何らかの方法で固定されてもよい。
側壁120は、実質的に管形状である。側壁120は、好ましくは型枠10と同じ(外)断面を有する。側壁120はまた、底面リップ122を含み得る。底面リップ122は、底板110を適所に保持する。頂部100と底部110との間に吸水性材料70がある。他の全ての実施形態の場合のように、吸水性材料70は、任意の形態であってもよい。吸水性材料70は、粉末形態とすることができるか、又は第2の実施形態及び第3の実施形態でのように、固形物とすることができる。その場合、物体の頂部が必要な特性を有し得るため、別個の頂部100は必要とされないであろう。物体は必ずしも容器に固定される必要はない。容器は、吸水性材料を含む新しい物体を用いて再使用することができるか、又は物体自体も再使用することができる。再使用可能な物体は、容器90の内外で乾燥することができる。容器90は、複数の物体と共に使用することができる。頂部100は、例えば側壁120の内表面の適所に接着され得るか、又は該内表面の凹部内に着座し得る。かかる配置を第5の実施形態に関して説明すると共に示す。
見られるように、側壁120は、シール特徴部125(これは固定部品とみなすこともできる)を形成するように、頂部100よりも上に延びている。シール特徴部125は、型枠10の底部端の外表面と接触することができるようにサイズが決められている。好ましくは、固定部品の材料は弾性である。このようにして、半径方向の圧縮力を生じさせるように配置することが可能である。このようにして、容器と型枠10との間に良好なシールを生じさせることができる。そのため、シール特徴部125は、容器90の頂部から突出している。シール特徴部125は、容器90の頂部100を越えて容器90の縁から突出している。容器の頂部100は、容器の透水性部分である。解放状態では、シール特徴部125の内断面形状は、型枠10の底部の外断面形状と同じであり、好ましくはそれよりも小さい。シール特徴部125は好ましくは、半径方向外向きの変形に対して弾性的な復元性がある。好ましくは、シール特徴部は弾性である。好ましくは、シール特徴部は、容器90が型枠10に取り付けられると、型枠10に半径方向の圧縮力をかける。
側壁120の材料は、好ましくはポリマーである。他の材料も適し得る。金属の側壁が適し得るが、その場合、容器は例えば吸水性材料の乾燥中に加熱することができる。側壁120は例えば、射出成形部品とすることができる。型枠10にシール特徴部125が生じさせる圧縮力は、スラリー50中の水によって生じる静水圧により型枠10が容器から持ち上がることがないようにして容器が型枠10に取り付けられることを確実にするのに十分であることが好ましい。好ましくは、シール特徴部が生じさせるシールは、上述の特性を有する。しかしながら、容器と型枠10との間の固定及び/又はシールの強度を高めるためにさらなるアイテムを設けることが可能である。例えば、粘着剤を用いることができる。代替的に又は付加的に、さらなるクランプ手段を用いることができる。例えば、クランプ手段は、型枠10にかける圧縮力を増大させるために、シール特徴部125の周りに位置決めされる弾性バンドを含むことができる。代替的に、クランプは、型枠10及び容器90の周りに長手方向に延びてそれらを一緒に保持することができる。
見られるように、シール特徴部125は、テーパ状の縁を有している。このようにして、容器の内径は、縁から底板110へ向かう距離が増すにつれて減る。これにより、容器への型枠10の挿入し易さが増す。
第2の実施形態の容器は、比較的堅い。しかしながら、頂部100及び底部110は、可撓性であってもよい(例えばシート材料製)。代替的に、頂部100及び底部110は、製造の際の補助となるように、より厚く作製してもよい。
第5の実施形態
ここで、図6を参照しながら第5の実施形態を説明する。第5の実施形態は、下記を除けば第4の実施形態と同じである。
第4の実施形態の場合と同様に、第5の実施形態は、容器が剛性であることを意図する材料から成ることが好ましい容器を含んでいる。第5の実施形態では、底部110は、側部160と一体的に設けられている。
図6に見られるように、凹部167(環状である)が側壁160の内表面に設けられている。頂部100の縁は、凹部167内に着座している。側壁160がプラスチックのような弾性材料から形成されている場合、吸水性材料70を容器に配置した後、頂部(板)100を容器に押し込んで凹部167にスナップ嵌めすることができる。図6の実施形態のシール特徴部165の詳細は、図5の実施形態のシール特徴部と同様である。
第6の実施形態
第6の実施形態を図7に示す。第6の実施形態は、下記を除けば第3の実施形態と同じである。
第6の実施形態では、シール特徴部210は、容器90とは別個とすることができる。容器90は、側壁200が頂部100を越えないことを除けば、第6の実施形態の容器と同様にして形成される。容器は、他の実施形態の場合と同様に、他の方法で形成することができ、例えば、図5の実施形態の容器の構成と同様とすることができることが理解されるであろう。すなわち、側壁200と一体形成されない底部110を設けることができる。
図7の実施形態では、頂部100は、側壁200に固定されている。この固定は、接着剤又は他の手段によってなされ得る。代替的に又は付加的に、容器90全体を、同じ材料から作製することができる。
シール特徴部210は、弾性スリーブとして設けられている。すなわち、シール特徴部210は、弾性材料のバンドから形成され、いかなる力を加えずとも容器及び型枠10の外径よりも小さい内径を有する環状である。シール特徴部は、合成ゴム若しくは天然ゴム又は任意の他の弾性材料から作製され得る。
なお、容器90は、型枠10の外径と実質的に同じ外径を有している。したがって、型枠10と容器が整列すると、シール特徴部210は、型枠10と容器との接合部を覆うように位置することで、容器を型枠10に固定することができる。
図7の実施形態の容器には、シール特徴部が別個に設けられてもよく、又はシール特徴部が容器の頂部に予め取り付けられていてもよい。
さらなる変形形態では、シール特徴部210は、粘着テープ等として設けることができる。その場合、テープは環状ではなく、型枠10及び容器90の外周を通るのに十分に長い縦帯状である。代替的に、外周全体に粘着テープを有する必要はなく、静水圧に抗するのに十分な力は、単に型枠10及び容器90の外周の目立たない箇所に粘着テープの形態でシール特徴部210を有するだけで達成され得る。これは特に、シール330が用いられるか、又はシール特徴部が第2の実施形態及び第3の実施形態におけるように他の部分を含む場合に当てはまる。
さらなる代替形態は、第2の実施形態に関して説明した、型枠10の頂部の縦縁と容器90の底部との間に延びるクランプを有することである。このクランプは、次の鋳型の準備の際に、型枠10と新しい容器90と共に再使用することができる。
第7の実施形態
第7の実施形態を図8に示す。図8の実施形態は、下記を除けば第5の実施形態と同じである。
第5の実施形態では、シール特徴部は、容器を型枠10に固定するのに半径方向の圧縮力を用いる代わりに、機械的インターロックを含んでいる。これを達成することができる一つの方法は、型枠10の底部縁に形成されているねじ山320に容器90が螺合することを可能にする容器90のねじ山310によるものである。ワッシャ330又はOリングを頂部100と型枠10の端部との間に設けてもよい。ワッシャ330は環状である。ワッシャ330により、ねじ山310とねじ山320との接合の耐水性の一体性を確実にすることができる。
ねじ山310、320を有する代替形態は、差し込み式(bayonet type)の取付具を設けることである。差し込み式の取付具では、少なくとも1つの突起が型枠10の外表面に設けられている。頂板100を越えて延びる容器の側壁に、スロットが設けられている。組立ての際に、突起がスロットに摺動する。その場合、型枠10に対する容器90の相対回転が突起をスロットの所定位置に動かすのに効果的であり、これにより、型枠10が容器90から実質的に離れることができないようにする。これを達成する一つの方法は、L字状を有するスロットを設けることであり、それにより、このL字の頂部から基部へ下方に、次に基部に沿って突起が動く。1つ、2つ又はそれ以上の突起及び対応するスロットを設けてもよい。この実施形態では、偏向力を与えることが有利であろう。かかる偏向力は、型枠10を適所に保持して回転を防止するように型枠10を容器90から押し離すためのものである。かかる偏向力は、例えばワッシャ330によって与えることができる。理解されるように、一実施形態による特徴部を他の実施形態に用いることができる。
第8の実施形態
第8の実施形態を図9に示す。第8の実施形態は、下記を除けば第3の実施形態と同じである。
第8の実施形態では、容器90(第4の実施形態の容器のようなもの)が用いられている。底部110からの突出部は、容器の一部である窪み部72を形成する。吸水性材料が窪み部72の基部を包囲している。すなわち、吸水性材料70は、環状であることで、窪み部72を包囲する。窪み部72は、容器90の底部110から吸水性材料70を通って延びることで、窪み部72を形成する。窪み部72は、容器90の残りの部分とは別個のものとすることができる。窪み部72は、例えば容器に接着することができる。窪み部は、ポリマーから作製することができる。頂部100があれば、頂部100は、窪み部が中を通って突出する中央貫通孔を有し得る。代替的に、頂部100は、成形される(又は成形可能である)ものとすることができる。吸水性材料70は、再使用可能とすることができるか、又は一回使用後に廃棄可能とすることができる。
容器の口は、この実施形態では特別に広い。すなわち、容器の内径が頂部では下方よりも大きい。実際に、頂部の内径は下方の外径よりも大きい。縁は、挿入をより容易にするように、外向きにカールしている。この特徴は、他の実施形態においても用いることができる。容器の側壁は、容器の口を広くするために上端が広がっている。
第9の実施形態
第9の実施形態を図10に示す。第9の実施形態は、下記を除けば第8の実施形態と同じである。
窪み部72と、底部110と、側部120と、シール特徴部125とが一体形部品から作製されることも可能であることは上記から明らかであるが、明確のためにこのことを図10に示す。図10では、これらの部品は、単品材料、例えばプラスチック材料又はゴム様材料若しくはゴムから作製される。この部品は、特に、シール特徴部及び側壁に関して図6の実施形態と同様である。単品材料は再使用可能である。吸水性材料70は、別個の挿入物である。吸水性材料70は環状である。換言すれば、吸水性材料70は、貫通孔を有する。貫通孔は円錐台形状である。透水性の頂部100は、吸水性材料70に固定することができるか、又は別個のものとすることができる。頂部100は、吸水性材料70と同じ材料を有するものともすることができる。吸水性材料70は、再使用可能であってもよく、又はそうでなくともよい。吸水性材料70は、単一物であってもよく、例えば木材パルプ又は紙パルプ製である。
同様の効果を、図4に示す挿入物のような挿入物を図5〜図8のいずれか1つの容器のような容器に配置することによって達成することができる。
好ましくは、吸水性材料70のフィットは、使用の際に、窪み部72と吸水性材料70の内表面との間に水の漏出があるとしてもほとんどないようにするためのものである。すなわち、吸水性材料70と窪み部72との間にシールが形成される。同様に、容器の側壁120と吸水性材料70との間に水の漏出がないことが好ましい。
窪み部70と吸水性材料との間の液体の漏出の可能性を減らす一つの方法は、吸水性材料の内表面のスロープが窪み部72のスロープよりも浅いことを確実にすることである。このようにして、吸水性材料が、容器の底部110に近い吸水性材料70の底部ではなく、吸水性材料70の頂部で、窪み部72と接触することを確実にすることができる。当然のことながら、吸水性材料70の貫通孔の内表面のスロープと窪み部72のスロープとは同じであるものとすることができる。
第10の実施形態
第10の実施形態を図11に示す。第10の実施形態は、下記を除けば第9の実施形態と同じである。
第10の実施形態は、吸水性材料を粉末形態で用いることを可能にしている。これは、粉末の使用に関連する面倒な点及び健康被害を回避しつつもなすことができる。図11から分るように、吸水性材料70を含む物体が設けられている。吸水性材料70は、皿部600に収容されている。平面図では、皿部は円形である。皿部600には、窪み部72が着座する貫通孔が画定されている。貫通孔が画定されている皿部600の表面は、第10の実施形態におけるのと同じようにしてサイズ及び形状が決められる。皿部の材料は、プラスチック又は金属材料とすることができる。皿部600の頂部は、透水性材料の頂部100によってシールされている。皿部600の内部には、好ましくは粉末形態の吸水性材料がある。吸水性材料の一形態はバーミキュライトである。透水性材料の頂部100は、皿部600に接着するか又は圧入することができる。この後者の実施形態が再使用し易い(下記を参照)。
(図11の場合のように)皿部600の中心軸に沿った縦断面では、皿部は2つの台形の断面形状を有している。台形の2つの平行な辺のうち、最上部の辺が最も長い。台形の非平行な辺のうちの一方は、2つの平行な辺に対し実質的に又はほぼ垂直である。この幾何学形状により、円錐台の形状を有する貫通孔を形成する表面が得られる。しかしながら、他の形状も適し得ることが理解されるであろう。例えば、窪み部72は、角錐状若しくは半球状、又はワックスツリーに向かって湾曲した段階的な形状(progressional shape)であってもよい。窪み部72は、容器の底部110に対して任意の鋭角の側面を有し得る。窪み部72の基部は、平面視で、三角形、正方形、円形、六角形等が挙げられるがこれらに限定されない任意の形状を有することができる。平面視及び縦断面視で、非対称形状も可能である。実際、窪み部72の形状は、縦断面視で規則的でなくてもよい。窪み部72の基部は、例えば頂部に円錐形を有する半球とすることができる。
図11の実施形態では、側壁と、底部と、窪み部とを含む容器90を複数回再使用することができる。容器を使用するごとに、皿部600と、吸水性材料70と、頂部100とを含む新しい物体が容器に挿入される。皿部600と、吸水性材料70と、頂部100との組合体の使用後、それらを廃棄することができる。代替的に、それらを乾燥及び再使用することができる。
第11の実施形態
第11の実施形態を図12に示す。第11の実施形態は、下記を除けば第10の実施形態と同じである。
図12では、スリーブが省略されており、吸水性材料70を含む物体及び容器90のみが示されている。
容器90の底部110は、少なくとも1つの貫通孔700を有している。例えば、容器90の底部110には、貫通孔700が4つほどある。これらの4つの貫通孔を容器90の外周に均一に位置決めすることができる。貫通孔700は、2つの目的を有している。第1の目的は、貫通孔700を通じて工具又は操作者の指を容器90の下側から皿部600に押し入れることで容器90から皿部600を取り外すのを助けるようにすることができることである。貫通孔700の第2の目的は、吸水性材料70を含む物体から、したがって型枠10からガスを引き出すことができるようにすることである。ガスは、型枠10と容器90とから成る組立体全体を真空チャンバに配置することによって、インベストメント鋳造用スラリーから除去される。貫通孔700が容器90の底部110にあることによって、ガス及び/又は液体を組立体の内部から引き出すことができ、容器90内のガスが型枠10内のスラリーにより吸い出されることが回避される。真空にする目的はまさに、スラリーからガスを除去することである。
複数のさらなる貫通孔710を、皿部600の底部に設けることができる。皿部600の底部の貫通孔710は、容器90の底部110の貫通孔700よりも小さいものとすることができる。これは、工具又は操作者の指をそれらの貫通孔に通すことができるようにサイズが決められる必要がないためである。皿部600の底部の貫通孔710は単に、皿部600の内部が容器90の外部と流体接触することで、型枠10内のスラリーによるのではなく真空によって型枠10及び容器90からガス及び/又は液体を引き出すことができるようにすることを確実にするためのものである。
皿部600の底部の貫通孔710の全てが容器90の底部110の少なくとも1つの貫通孔700と流体接触することを確実にするために、溝720が容器90の底部110の内表面に存在してもよい。このようにして、皿部600は、容器90の底部110によって支持され、容器90の底部110の貫通孔700と皿部600の底部の貫通孔710との間にも流体接触が存在する。
皿部600の吸水性材料70が貫通孔710から落ちないことを確実にするために、多孔質バリア730(例えば紙)を皿部600の底部に配置することができる。バリア730もまた、皿部600の底面の外形に合うように環状である。
型枠10及び容器90を真空チャンバに配置し易くすることと、型枠10及ぶ容器90の内部が真空に晒されていることとを確実にするために、容器90の底部に足部740が存在することができる。容器90は、真空チャンバに配置されると、足部740を土台に直立することができ、これにより、容器90の底部110と容器90が配置されている表面との間に間隙が存在することが可能となる。これにより、容器90の底部110の貫通孔700を通じて、ガス及び/又は液体を引き出すことが可能となる。
組立体が真空状態にされたときに、貫通孔及び/又は足部740及び/又は溝720及び/又は多孔質バリア730を設けなければガスが吸水性材料70を通じてスラリーから出ないであろう場合には、他の実施形態のいずれかにおいて必要に応じて、貫通孔及び/又は足部740及び/又は溝720及び/又は多孔質バリア730を設けることができる。特に図2及び図5〜図11の実施形態が、これらの特徴から利点を受けるであろう。一つの代替形態は、足部740を必要としないように、容器90及び皿600の側壁に貫通孔700、710を設けることである。

Claims (49)

  1. スリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーから水を除去する際に使用する物体であって、
    該物体の外表面の少なくとも一部が透水性であることで、該物体の外部から該物体の吸水性材料との流体連通をもたらし、該物体は、該物体をスリーブの端部に対しシールするシール特徴部を含む物体。
  2. 前記吸水性材料を収容する容器をさらに含む、請求項1に記載の物体。
  3. インベストメントスラリーから水を除去する際に使用すると共に吸水性材料を収容する容器であって、
    該容器をスリーブの端部に対し取外し可能にシールするシール特徴部と、
    前記スリーブが前記容器に対しシールされるときに前記スリーブの底部内に突出する窪み部と
    を含む容器。
  4. 前記シール特徴部は、前記容器の側壁の端部から突出する部分を含む、請求項2に記載の物体又は請求項3に記載の容器。
  5. 前記シール特徴部は、前記容器の縁から延びる、請求項2に記載の物体又は請求項3に記載の容器。
  6. 前記透水性である部分以外の容器の壁は一体形であり、好ましくは射出成形される、請求項2、4若しくは5のいずれか一項に記載の物体又は請求項3〜5のいずれか一項に記載の容器。
  7. 前記シール特徴部は、前記容器の側壁と一体形である、請求項2、4、5若しくは6のいずれか一項に記載の物体又は請求項3〜6のいずれか一項に記載の容器。
  8. 前記容器の壁の前記少なくとも一部は、前記透水性である部分を形成する、請求項2、4、5、6若しくは7のいずれか一項に記載の物体又は請求項3〜7のいずれか一項に記載の容器。
  9. 前記吸水性材料は、環状であると共に前記窪み部の基部を包囲する、請求項3〜8のいずれか一項に記載の容器。
  10. 前記吸水性材料から透水性である前記外表面を越えて突出する窪み部をさらに含む、請求項1、2、及び4〜8のいずれか一項に記載のオブジェクト。
  11. 前記窪み部は、前記吸水性材料の一部である、請求項10に記載の物体。
  12. 前記窪み部は、ワックスツリーの基部を挿入する凹部を含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載の物体又は請求項3〜8のいずれか一項に記載の容器。
  13. 前記シール特徴部は、半径方向の圧縮下で前記スリーブ内に挿入するようにサイズ及び形状が決められた、前記物体の側壁を含む、請求項1又は10〜12のいずれか一項に記載の物体。
  14. 前記シール特徴部は、前記物体の弾性圧縮性により生じる偏向力によって、前記スリーブの内部側壁に対してシールする、請求項1又は10〜13のいずれか一項に記載の物体。
  15. 前記シール特徴部は、半径方向の圧縮力を用いる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  16. 前記物体が側壁を有するか、又は前記容器が側壁を有し、該側壁は、前記シール特徴部による圧縮に抗するのに十分に堅い、請求項17に記載の物体又は容器。
  17. 前記シール特徴部は、ねじ固定を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  18. 前記シール特徴部は、少なくとも6cmの水深の静水圧に対し耐水性であるように構成されると共に配置される、請求項1〜17のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  19. 前記シール特徴部は、弾性材料を含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  20. ワッシャをさらに含み、
    前記容器がスリーブに対してシールされると、前記ワッシャは、前記物体と前記スリーブとを接触させることでシール性を改善する、請求項1〜19のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  21. 前記吸水性材料は、単一成分から成る、請求項1〜20のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  22. 前記シール特徴部は、前記透水性である部分の周りに延びる、請求項1〜21のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  23. 前記シール特徴部は、前記物体から取外し可能である、請求項1〜22のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  24. 前記シール特徴部は、前記物体をスリーブに対してシールすると、前記吸水性材料が前記スリーブの内部と流体連通するように構成されると共に配置される、請求項1〜23のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  25. スリーブ内のインベストメント鋳造用スラリーから水を除去する際に使用する物体であって、
    該物体の外表面の少なくとも一部が透水性であることで、該物体の外部から該物体の吸水性材料との流体連通をもたらし、前記物体は、突出部の周りに位置することができるように貫通孔を含み、前記突出部が前記物体内を延びる際に前記突出部を前記吸水性材料が包囲する物体。
  26. 前記貫通孔を画定する前記物体の表面は、実質的に円錐台形状である、請求項25に記載の物体。
  27. 前記貫通孔は、前記物体の中心軸と同軸である、請求項25又は26に記載の物体。
  28. 前記物体は平面視で実質的に円形である、請求項25〜27のいずれか一項に記載の物体。
  29. 前記吸水性材料は、前記貫通孔を画定する皿部に収容される、請求項25〜28のいずれか一項の記載の物体。
  30. 前記皿部の開口は、前記透水性である部分を形成する透水性材料によって閉鎖される、請求項29に記載の物体。
  31. 前記吸水性材料は粉末である、請求項25〜30のいずれか一項に記載の物体。
  32. 前記吸水性材料は、前記物体を再使用することができるように乾燥可能である、請求項1〜31のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  33. 前記吸水性材料は、石膏、シリカ、木材パルプ、紙パルプ、バーミキュライトのうちの少なくとも1つである、請求項1〜32のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  34. 前記透水性である部分は、0.5cmの水頭で少なくとも0.25cc/cm2/時の透水性を有する、請求項1〜33のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  35. 前記透水性である部分は、木材パルプから形成された板紙、バーミキュライトから形成された形材、有孔板、織材、不織布、鋳造可能な吸水性材料、石膏又はポリマー材料の群から選択される材料から成る、請求項1〜34のいずれか一項に記載の物体又は容器。
  36. 前記物体は単一部品から成る、請求項1、10〜12又は25〜28のいずれか一項に記載の物体。
  37. 請求項3又は請求項3に従属する請求項のいずれか一項に記載の容器と、
    請求項25又は請求項25に従属する請求項のいずれか一項に記載の物体と
    の組合せ。
  38. 前記物体は、前記吸水性材料を浸水に対してシールするように取外し可能又は分解可能なシールをさらに含み、
    例えば、前記物体は、非透水性のパッケージ内に入っている、請求項1〜37のいずれか一項に記載の物体又は容器又は組合せ。
  39. 請求項1〜38のいずれか一項に記載のインベストメント鋳造用スリーブ及び物体又は容器又は組合せ。
  40. 前記スリーブは、前記物体を前記スリーブに機械的インターロックによって固定するために、前記シール特徴部によって用いられる特徴部を有する、請求項39に記載のインベストメント鋳造用スリーブ及び物体又は容器又は組合せ。
  41. インベストメント鋳型を作製する方法であって、
    スリーブを準備することと、
    透水性材料を、前記スリーブを覆うように固定することによって該スリーブの開放端を塞ぐことと、
    前記透水性材料の、前記スリーブとは反対側に吸水性材料を設けることと
    を含み、
    前記吸水性材料は、一緒に保持され、該吸水性材料と前記スリーブの内部との流体連通を確実にするように構成されると共に配置される方法。
  42. 前記透水性材料は、前記吸水性材料の表面である、請求項41に記載の方法。
  43. 前記吸水性材料は単一成分から成る、請求項41又は42に記載の方法。
  44. 前記吸水性材料は、容器によって一緒に保持され、該容器は、壁の少なくとも一部が透水性である、請求項41又は42に記載の方法。
  45. 前記容器の前記透水性部分は、前記スリーブの開放端を覆うように固定される透水性材料である、請求項44に記載の方法。
  46. 請求項25又は請求項25に従属する請求項のいずれか一項に記載の物体を、請求項3又は請求項3に従属する請求項のいずれか一項に記載の容器内に配置することと、
    前記シール特徴部を用いて前記容器を前記スリーブに対してシールすることと
    をさらに含む、請求項41に記載の方法。
  47. 前記吸水性材料は、請求項1〜38のいずれか一項に記載の物体又は容器又は組合せの吸水性材料であり、
    又は前記物体又は前記容器又は前記組合せ及び前記スリーブは、請求項39又は40に記載の物体又は容器又は組合せ及びスリーブである、請求項41に記載の方法。
  48. 実質的に添付の図面を参照して上述されると共にそれに図示される容器。
  49. 実質的に添付の図面を参照して上述されると共にそれに図示される方法。
JP2010526353A 2007-09-24 2008-09-19 インベストメント鋳造装置及びインベストメント鋳造法 Pending JP2010540252A (ja)

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