JP2010533613A - 車両用多機能キャノピー - Google Patents

Abstract

プラットフォームトラックかトレーラは折畳み式フレームワークで支えられた少なくとも1片のキャンバスを含む折り畳み屋根を備える。折り畳み式フレームワークは、２本の縦チューブ、縦チューブの間で延設される横チューブ、横チューブに接続されたモーター、および伸縮ユニットを含む。それぞれの伸縮ユニットは縦チューブの関連する一つに接続された外部チューブ、外部チューブに挿入された内部のチューブ、外部チューブと内部チューブの中に位置していて、モーターに動作可能に接続されたねじボルト、および内部チューブの中に位置していて、ねじボルトと噛み合うねじ付きシースを含む。

Description

本発明は、プラットフォームトラックの折り畳み屋根に用いられる折畳み式フレームワークに関するものである。

プラットフォームトラックは、パッケージなどの貨物を輸送するためのプラットフォームであり、低価格かつアップロード・ダウンロードが容易であるため、よく受け入れられている。このようなプラットフォームトラックには、一つのキャンバスを取り付けている。これにより、貨物は太陽光、雨にさらされることを遮断してプラットフォーム上に保護されるようになる。

強烈な太陽光に貨物をかけることができないところでは、ドライバーが出発する前に、商品上にキャンバスを広げてその固定を行う。 一方、キャンバスは、よい天気のときに折り重ねられて雨または曇りの日に貨物に広げられるようになっている。しかしながら、雨は時々突然降る。このような場合には、ドライバーはキャンバスを貨物上に広げるために、プラットフォームトラックを止めなければならない。ただ、プラットフォームトラックが特に大きい場合は、キャンバスが重いため、ドライバーが自力でキャンバスを貨物上に広げるのは、難しくて、時々危険でもある。そのうえ、キャンバスで保護される前に、一部の貨物が必然的に濡れる場合は多い。

簡単なキャンバスの代わりに折り畳み式屋根を使用できる。 折り畳み式屋根はプラットフォームトラックのプラットホームに接続されたフレームワークで支えられた少なくとも１片のキャンバスを含んでいる。折り畳み式屋根の使用は特に問題ない。しかしながら、折り畳み式屋根は簡単なキャンバスより高価であり、しかも簡単なキャンバスより大きな空気抵抗を受ける。また、折り畳み式屋根は簡単なキャンバスよりドライバーの貨物の駆け引きを妨げる。
したがって、本発明は、従来技術で行きあたられる問題を取り除くか、または少なくとも、軽減することを意図する。

そこで、本発明の主な目的は、折畳み式フレームワークで支えられた少なくとも1片のキャンバスを含む折り畳み屋根を有するプラットフォームトラックを提供することにある。

以上の目的を達成するために、本発明の折畳み式フレームワークは二つの縦チューブと、縦チューブの間でわたって設けられる横チューブと、横チューブに接続されたモーターと、伸縮ユニットとを含んでいる。それぞれの伸縮ユニットは縦チューブの関連する1つに接続された外部チューブと、外部チューブに挿入された内部チューブと、外部チューブと内部チューブの中に位置していて、モーターに作動可能に接続されたねじボルトと、内部チューブに位置され、ねじボルトと螺合されるねじ付きシースと、を含んでいる。

図１は本発明の折畳み式フレームワークで支えられた少なくとも1片のキャンバスを含む折り畳み屋根を備えるプラットフォームトラックの斜視図である（実施例１）。 図２は図１に示されている展開状態以外の潰れている状態の折畳み式フレームワークの斜視図である。 図３は図１に示されている折畳み式フレームワークの一部分解組立図である。 図３Ａは図１に示されている折畳み式フレームワークの一部分解組立図である（実施例２）。 図３Ｂは図１に示されている折畳み式フレームワークの一部分解組立図である（実施例３）。 図３Ｃは図１に示されている折畳み式フレームワークの一部分解組立図である（実施例４）。 図３Ｄは図１に示されている折畳み式フレームワークの一部分解組立図である（実施例５）。 図４は本発明の折畳み式フレームワークを含む折り畳み屋根を備えるプラットフォームトラックの斜視図である（実施例６）。 図５は図４に示されている展開状態以外の潰れている状態の折畳み式フレームワークの斜視図である。 図６は図４に示されている折畳み式フレームワークの一部分解組立図である。 図７は本発明の折畳み式フレームワークを含む折り畳み屋根を備えるプラットフォームトラックの斜視図である（実施例７）。 図８は本発明の折畳み式フレームワークを含む折り畳み屋根を備えるプラットフォームトラックの斜視図である（実施例８）。

本発明の他の目的、利点、および特徴は添付の図面を参照する以下の記述から明らかになるでしょう。

図 １と図２について言及すると、本発明の実施例１によれば、プラットフォームトラックは折畳み式フレームワークで支えられた少なくとも1片のキャンバスを含む折り畳み屋根を備える。折畳み式フレームワークは２個の縦チューブ１３と、縦チューブ１３の間にわたって設けられる横チューブ１４と、プラットフォームトラックのプラットフォーム１上の縦チューブ１３と横チューブ１４を支えるための複数の伸縮ユニット２と、を含む。伸縮ユニット２は、展開状態（位置）と折り畳み状態（位置）の間に動かすことができる。よって、折畳み式フレームワークは図１に示されている展開状態と図２に示されている折り畳み状態の間に動かすことができるようになる。そこで、数個のコロスバーは折畳み式フレームワークを高めるために縦チューブ１３の間で使用することができる。

図３を参照する。それぞれの伸縮ユニット２は外部チューブ１１と内部チューブ１２とを含んでいる。外部チューブ１１の下端は内部チューブ１２の上端を受ける。内部チューブ１２２の下端はプラットホームに固定されている。ねじボルト１１１は外部チューブ１１と内部チューブ１２の中に移動できず、回転可能に位置されている。 ねじ付きシース１２１は内部チューブ１１の中にしっかりと位置されている。ねじボルト１１１に形成されたねじは、ねじ付きシース１２１の内側面で形成されるねじと噛み合っている。ねじボルト111がねじ付きシース１２１に比例して回転して、動かされるとき、外部チューブ１１は内部チューブ１２の上に上下に動かされる。

ねじ付きシース１２１に対してねじボルト１１１を回転するために、モーター１５、横心棒１４１、および２個の縦心棒１３１を使用することができる。モーター１５は横チューブ１４の外側面の付近、又は外側面、或いは内側面に設けられる。横心棒１４１は横チューブ14中に回転可能に設置されている。チェーンはモーター１５のマンドレルに固定されたスプロケットの付近と横心棒１４１の周りでしっかりと設けられたスプロケットの周りで設けられる。したがって、モーター１５で横心棒１４１を回転させることができる。

それぞれの縦心棒１３１のフロントエンドに固定されたアングル・ギヤ１３２は、横心棒１４１の各端まで固定されたアングル・ギヤ１４２と噛み合っている。したがって、横心棒１４１で縦心棒１３１を回転させることができる。

関連するねじボルトの上端に固定されたアングル・ギヤ１１２は、それぞれの縦心棒１３１の別の一部の周りでしっかりと固定されたアングル・ギヤ１３２と噛み合っている。したがって、縦心棒１３１でねじボルト１１１を回転させることができる。したがって、伸縮ユニット２を展開したり、収縮したりすることができる。

図３Ａを参照すると、本発明の実施例２の折畳み式フレームワークは示されている。実施例２は二つの構成を除けば、実施例１に似ている。まず第一に、ワーム１３４はそれぞれの縦心棒１３１の代わりに使用される。第二に、かさ歯車１１４はそれぞれのアングル・ギヤ１１２の代わりに使用される。かさ歯車１１４はワーム１３４と噛み合っている。

図３Ｂを参照すると、本発明の実施例３の折畳み式フレームワークは示されている。数個のものを除いて、実施例３は実施例１と同じである。まず第一に、２個の滑車１５０(１つだけが見られる)がモーター１５のマンドレルに固定されている。第二に、２本のケーブル１４３が横心棒１４１の代わりに使用される。三番目に、１組の滑車１３６はそれぞれのアングル・ギヤ１４２と関連するアングル・ギヤ１３２の代わりに使用される。四番目に、一連のケーブル１３５がそれぞれの縦心棒１３１の代わりに使用される。五番目に、1組の滑車１３６はそれぞれのアングル・ギヤ１３２と関連するアングル・ギヤ１１２の代わりに使用される。それぞれのケーブル１４３は滑車１５０の関連する１つと１組の滑車１３６の関連する一つに巻き付けられる。それぞれのケーブル１３５は隣り合う１組の滑車１３６に巻き上げされる。

図３Ｃを参照すると、本発明の実施例４の折畳み式フレームワークは示されている。実施例４は４つのもの以外の実施例３に類似している。まず第一に、スプロケット１５２は滑車１５０の代わりに使用される。第二に、チェーン１４５はケーブル１４３の代わりに使用される。第三に、１組のスプロケット１３８はそれぞれの組の滑車１３６の代わりに使用される。第四に、チェーン１３７はそれぞれのケーブル１３５の代わりに使用される。

図３Ｄを参照すると、本発明の実施例５の折畳み式フレームワークは示されている。実施例５は２つのもの以外の実施例３に類似している。まず第一に、ベルト１４３はそれぞれのケーブル１４３の代わりに使用される。第二に、ベルト１３５はそれぞれのケーブル１３５の代わりに使用される。

図４と図５を参照すると、本発明の実施例６の折畳み式フレームワークは示されている。実施例６は折り畳みのカーテンフレームと折り畳みの張り出し屋根を含むのを除いた実施例１に類似している。折りたたみの張り出し屋根は位置とサイズを除けば、カーテンフレームに類似している。そこで、以下はカーテンフレームのみについて説明する。それぞれのカーテンフレームは二つのレール２１と、数個のバー２３と、数個の４リンクユニット２４と、組のスライド２５と、を含む。それぞれのレール２１は外部チューブ１１の関連する一つに固定されている。それぞれのバー２３はレール２１の上にスライド２５で支えられている。隣り合う二つのバー２３の間には、少なくとも一つの４リンクユニット２４を取り付ける。カーテンフレームは図４に示されている展開状態（位置）と図５に示されている折り畳んだ状態（位置）の間に動かすことができる。

それぞれのカーテンフレームの動きを滑らかにするために、仕切り１６はバー２３の最下部に枢動可能に接続されている。したがって、仕切り１６はカーテンフレームで可動である。仕切りパ１６はカーテンフレームから貨物を保持する。仕切り１６は、貨物のアップロードとダウンロードを容易にするためにリフトできる。

図６を参照する。それぞれのバー２３の各端はスライド２５の関連する一つから広がる管状の部分に挿入される。少なくとも1個の滑車２６はそれぞれのスライド２５に接続される。モーター３１と心棒３２は縦チューブ１３の関連する一つに位置している。モーター３１は２個のスプロケットとチェーンを通して動作可能に心棒３２に接続される。最下部のバー２３を支えるそれぞれのスライド２５は、２個のタブ２７とねじでケーブルかベルト３３に固定されている。

使用中に、モーター３１は、心棒３２を回転させるように通電される。心棒３２はケーブル３３を動かす。ケーブル３３は、スライド２５の最下部に支えられている最下部のバー２３を移動する。最下部のバー２３は４リンクユニット２４を介して他のバー２３を移動する。したがって、カーテンフレームは展開している位置と潰れている位置の間で可動である。

図７を参照すると、本発明の実施例７の折畳み式フレームワークは示されている。実施例７は折り畳み式キャノピーフレームの代わりに固定式キャノピーフレームを含むのを除いた実施例６に類似している。固定式キャノピーフレームは多くのビーム１７を含む。

図８を参照する。本発明の実施例８は砂を輸送するのに特に使用されるトレーラのために適合できる折畳み式フレームワークである。実施例８は伸縮ユニット２とカーテンフレームを省略するのを除いた実施例６に近似している。実施例８はレール２１と同様なレール４１と４２、バー２３と同様な数個のバー４３と、スライド２５のような数個のスライド４４と、４リンクユニット２４と同様な４リンクユニット４５とを含む。

本発明は実施例の詳細なイラストで説明される。 当業者は本発明の範囲から逸脱せずに、実施例の変化を行うことができる。 したがって、実施例はクレームで定義された本発明の範囲を制限しないものとする。

Claims (12)

1. プラットフォームトラックの折り畳み屋根に用いられる折畳み式フレームワークであって、
   前記折り畳み式フレームワークは、二つの縦チューブと、前記二つの縦チューブの間に延設される横チューブと、前記横チューブと接続されるモーターと、伸縮ユニットとからなり、
   前記伸縮ユニットは、前記二つの縦チューブのうち、関連する一つの縦チューブと接続される外部チューブと、前記外部チューブに挿設される内部チューブと、前記外部チューブと前記内部チューブに設置されるとともに、前記モーターと動作可能に接続されるねじボルトと、前記内部チューブに設置されるとともに、前記ねじボルトと螺合されるねじ付きシースとからなることを特徴とする、折畳み式フレームワーク。
2. 前記横チューブに設置されるとともに、前記モーターと動作可能に接続される横心棒と、
   前記二つの縦チューブにそれぞれ対応して設置されるとともに、一方が前記横心棒と動作可能に接続され、他方が前記ねじボルトと動作可能に接続される二つの縦心棒と、
   をさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の折畳み式フレームワーク。
3. 前記横心棒に設置される二つの駆動アングル・ギアと、
   前記二つの縦心棒にそれぞれ設置される受動アングル・ギアと、
   前記一つのねじボルトに設置されとともに、前記一つの受動アングル・ギアに対応して噛み合う従動アングル・ギアと、を含み、
   前記一つの縦心棒に設置される前記一つの受動アングル・ギアは、対応する前記一つの駆動アングル・ギアと噛み合うことを特徴とする、請求項２に記載の折畳み式フレームワーク。
4. 前記横チューブに設置されるとともに、前記モーターと動作可能に接続される心棒と、
   前記二つの縦チューブにそれぞれ設置されるとともに、一方が前記心棒と動作可能に接続され、他方が前記ねじボルトと動作可能に接続される二つのワームと、を含むことを特徴とする、請求項１に記載の折畳み式フレームワーク。
5. 前記横心棒に設置される二つの駆動アングル・ギアと、
   前記一つのワームに設置されるとともに、対応する前記一つの駆動アングル・ギアと噛み合う受動アングル・ギアと、
   前記一つのねじボルトに設置されるとともに、対応する前記一つのワームと噛み合うかさ歯車と、を含むことを特徴とする、請求項４に記載の折畳み式フレームワーク。
6. 前記モーターと接続される二つの駆動滑車と、
   前記一つの縦チューブの一端付近に接続される従動および駆動滑車と、
   前記一つの縦チューブに関連する一つの前記ねじボルトと接続される従動および駆動滑車と、
   前記モーターと接続される一つの対応する前記駆動滑車と、一つの対応する前記縦チューブの端部付近に設置される前記従動滑車とに巻き付けられる二つの横ケーブルと、
   一つの対応する前記縦チューブに設置される一つの対応する前記駆動滑車と、対応する前記縦チューブに設置される別の一つの従動滑車とにそれぞれ巻き付けられる縦ケーブルと、を含むことを特徴とする、請求項１に記載の折畳み式フレームワーク。
7. 前記モーターと接続される駆動スプロケットと、
   前記縦チューブの端部付近に設置される従動および駆動スプロケットと、
   前記縦チューブに関連する前記ねじボルトと接続される従動および駆動スプロケットと、
   前記モーターと接続される前記駆動スプロケットと、前記縦チューブの端部付近に設置される従動スプロケットとに巻き付けられる横チェーンと、
   一つの対応する前記縦チューブに設置される一つの対応する前記駆動スプロケットと、対応する前記縦チューブに設置される別の一つの従動スプロケットとにそれぞれ巻き付けられる縦チェーンと、を含むことを特徴とする、請求項１に記載の折畳み式フレームワーク。
8. 少なくとも一つのカーテンフレームを含み、
   前記カーテンフレームは、前記外部チューブと接続される二つのレールと、二つの前記レールと移動可能にそれぞれ接続されるスライドと、両端が前記スライドとそれぞれ接続されるバーと、隣り合う前記バー間に取り付けられる少なくとも一つの４リンクユニットと、前記縦チューブと接続されるモーターと、前記縦チューブに設置されるとともに、前記モーターと動作可能に接続される心棒と、前記スライドの底部とそれぞれ接続されるとともに、前記レールと動作可能に接続される二つのケーブルと、を含むことを特徴とする、請求項１に記載の折畳み式フレームワーク。
9. 前記カーテンフレームは、前記ケーブルを案内するための前記スライドと接続される少なくとも一つの滑車を含むことを特徴とする、請求項８に記載の折畳み式フレームワーク。
10. 前記カーテンフレームは、前記バーの底部に枢動可能に接続される仕切りを含むことを特徴とする、請求項８に記載の折畳み式フレームワーク。
11. 少なくとも一つのキャノピーフレームを含み、
    前記キャノピーフレームは、二つのレールと、二つの前記レールと移動可能にそれぞれ接続されるスライドと、両端が前記スライドとそれぞれ接続されるバーと、隣り合う前記バー間に取り付けられる少なくとも一つの４リンクユニットと、前記縦チューブと接続されるモーターと、前記横チューブに設置されるとともに、前記モーターと動作可能に接続されるギアと、前記横チューブから最も離れる前記スライドとそれぞれ接続される二つのケーブルと、含むことを特徴とする、請求項１に記載の折畳み式フレームワーク。
12. 前記キャノピーフレームは、前記ケーブルを案内するための前記スライドと接続される少なくとも一つの滑車を含むことを特徴とする、請求項１１に記載の折畳み式フレームワーク。